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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

273チバQ:2012/06/20(水) 22:31:12
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001206200003
ロシア航路 多難な「船出」
2012年06月20日
舞鶴西港でコンテナを下ろす試験運航船=舞鶴市下安久





                         ■舞鶴港拠点化へ府が試験運航■



 京都とロシアをつなぐ貨物船の定期直行便を復活させようと、府が舞鶴港の拠点化を進めている。19日、ロシア極東・ナホトカ港行きの貨物船が入港し、試験運航が始まった。しかし、出荷量が減る中で需要が見込めるのか、先行き不透明な船出となりそうだ。



                         積み荷不足/ひしめくライバル港




 舞鶴西港に2010年に完成した国際埠頭(ふとう)。この日、台風4号の接近で雨が降る中、ここを拠点とする地元の貨物船が接岸した。ロシアとの貿易を試験的に担う「第1号」の船だ。初回は雑貨などを積んで出港するという。「定期航路がまちのにぎわいにつながれば」。市民からも期待の声が上がる。


 ロシアは9月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)をウラジオストクで開催するなど、極東開発に本腰を入れる。中心地ウラジオストクは中古車の一大市場となり、日本の自動車メーカーも現地生産の準備を急ピッチで進めている。


 舞鶴港が中古車や日本メーカー向けの自動車部品の集積地となり、極東へ送り出すことができれば――。府はそう思い描き、「関西の日本海側の玄関港」として北部の振興にも弾みをつけたい、と期待している。


 ウラジオストクの東180キロに位置するナホトカ市と舞鶴市は姉妹都市。日ソ国交回復後の1958年、日ソの定期航路が両市の間で最初に開かれた縁がある。約860キロ、最短2日で運べる地の利もある。


 懸案だった港へのアクセスも、2014年には京都縦貫道が京都市までつながり全線開通する。府は「ここ数年が勝負」とみて、ひとまず試験運航を6往復続け、貨物需要の掘り起こしに乗り出す。今年度約600万円の予算をあてた。


 だが、課題は多い。


 迅速に運搬でき、国際物流の主流であるコンテナ船のナホトカ航路は89年に一度開かれたものの、積み荷の減少で97年に休止。今は神戸などに向かう途中に在来船が立ち寄る程度で、積み荷不足は相変わらずだ。


 競合する港も多い。関西で神戸港と大阪港は別格。日本海側も博多や下関、新潟など、舞鶴より規模が大きい港がある。地域再生をかけてロシア航路の獲得に動く秋田港や富山港もセールスに懸命だ。


 肝心の京都経済界の関心もいま一つ。「舞鶴港の発展は重要」との声は聞かれるものの、照準は中国や東南アジア、インドといった新興市場に合わせ、ロシアまで関心が及んでいないのが実情だ。


 府の目標は、1往復につき30個程度のコンテナ量を確保し、2015年までに定期直行便を復活させること。実現できるかは未知数だ。


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