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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

1とはずがたり:2009/02/01(日) 02:45:26
此迄鉄道スレを基本にやってたけど,独立させましょうか。

108とはずがたり:2009/12/16(水) 03:50:45

地元への対応不十分 県部長がフェリー運航会社非難
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20091205/CK2009120502000021.html?ref=related
2009年12月5日

真伏部長(左)に漁業被害の対応や船体の撤去方法を説明する有村社長(右)=県庁で

 御浜町沖でフェリー「ありあけ」(7、910トン)が横転、座礁した事故で、真伏秀樹・県農水商工部長は4日、県庁を訪れた運航会社「マルエーフェリー」(鹿児島市)の有村和晃社長に対し、「地元への対応が不十分で、誠に遺憾だ」と非難した。

 真伏部長は、現場海域では船体から流出した重油などの影響で漁業者が操業できず、収入を失っている現状を指摘。会社側の対応窓口を一本化して漁業被害に迅速、的確に対応し、漁業者に必要な資金を手当てするよう求めた。

 さらなる漁場の破壊や二次災害を防ぐため、船体を現場では解体はしないとの前提で、撤去の工程や日程を漁業者に十分説明した上で作業を進めるよう要請した。船主責任保険など保険金の上限にかかわらず、損害賠償の責務を果たすことも訴えた。

 有村社長は「要請に真摯(しんし)に対応する」と述べ、船体の撤去方法は6業者から処理計画を募って検討していると説明した。「技術的、物理的に可能なら(船体を別の場所に)えい航したいが、船が大きいため簡単に結論は出せない」と話した。

 (平井一敏)


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/978
フェリー事故後、シラス不漁に 和歌山・新宮漁協が補償請求
2009年12月7日 朝刊

 漁は10〜12月が最盛期で、年間水揚げ量の半分以上を占めるという。ところが事故があった11月13日以降に、魚群探知機に一切シラスの魚影が映らなくなった。

 ある組合員は「事故の翌日に三重県側から油の帯が流れてきた。シラスは海面付近を泳ぐので影響が出たのではないか」と話す。

 同組合の中村誠二郎組合長は「31年間、シラス漁をやっているが、こんなことは初めて。あの日以来まったく捕れないのは、事故の影響という証拠」と話し、今月に入りマルエーフェリーと契約する損害保険会社と交渉を始めたという。

 保険会社の担当者は「因果関係の証明は難しい。訴えがあったことは上層部に伝えてある」と話している。

109とはずがたり:2009/12/22(火) 16:29:52
海に重油、イセエビ激減…三重フェリー事故1か月
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091211-OYT1T00078.htm?from=nwlb

休漁を余儀なくされ、停泊する漁船(三重県紀宝町で)=木村雅文撮影

 三重県御浜町沖のフェリー「ありあけ」横転事故から13日で1か月を迎える。船体は現在も海岸から約200メートル沖合に座礁し、横倒しになったままで、付近の海上には流出した燃料の重油が浮かぶ。

 例年なら、年末年始に需要の高いイセエビ漁が盛んな時期だが、休漁を余儀なくされている地元漁師からは、「これでは生活が成り立たない」と悲鳴が上がっている。

 漁に出ても、油まみれのイセエビでは市場へ出せないと、事故直後から休漁が続いており、第4管区海上保安本部によると、油は10日現在も、船体から南西約2キロの海域に広がっているという。

 現場に最も近い紀南漁協(三重県紀宝町)では例年、10月〜翌年3月のイセエビの水揚げ量は約17トンに上るが、今年は1トン弱にとどまる。同漁協所属の漁師・南久司さん(60)は「1年の稼ぎのほとんどをイセエビ漁に頼っているので、今後の生活が不安だ」と肩を落とす。

 周辺の3か所で行っている大型の定置網も、油のために海中へ設置できず、定置網漁をしている御浜町の水産会社は「従業員が16人いるので、一刻も早く操業できる状態にしてもらわないと、死活問題だ」と頭を抱えた。すし店などに魚を卸す小売業・東秀和さん(74)も、「漁がなくなり、アジなどの近海の鮮魚の競り値が3倍以上に跳ね上がっていて、赤字続き」とため息をつく。こうした漁業被害については、被害額が確定しないため、補償に関する話し合いが進んでいない。

 一方、運航会社「マルエーフェリー」(鹿児島県奄美市)は船体の早期撤去を目指しているが、船内の重油の抜き取りが終わらず、撤去作業開始のメドも立っていない。

 ありあけに積載されていた重油は約500キロ・リットル。委託を受けた業者が10日までに計418キロ・リットルを回収し、燃料タンク内は空になったものの、今後は、タンクの破損個所から船内に漏れ出た油を手作業で集めるという。

 ただ、現場での解体作業については、地元漁師らが強く反対。紀南漁協・佐田美知夫組合長(64)も「船は漁場となっている磯の上に乗った状態。そこで解体すれば、騒音や振動で魚はいなくなる」と心配している。

 4管や三重県尾鷲市の尾鷲海上保安部は、客を乗せて航行中のフェリーが横転するという事故の重大性から、業務上過失往来危険容疑などで捜査している。

 立件には、巨大な波が確認されていない状況でなぜ船体が急傾斜したのかという原因の解明が必要で、押収した船体構造の書類や運航データを海上保安大学校(広島県呉市)の造船工学の専門家に送り、分析を進めている。
(2009年12月11日10時09分 読売新聞)

110とはずがたり:2009/12/26(土) 20:32:25

ほぼ町営船ですな。その内原発マネーでうはうはに成る予定の大間町なんでばひーんとカネ出してやって欲しい。

大間-函館フェリー 運航は財政支援が前提(2009/12/26)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/12/26/new0912261102.htm

 大間―函館間のフェリー航路存続問題で、大間町の金澤満春町長は25日の町議会全員協議会で、2010年2月以降の運航継続が財政支援を前提にしたものであることを明らかにした。町として6千万円を上限に支援する考えをあらためて示したのに対し、議会側は「事業者の説明が必要だ」として結論を持ち越した。
 町と青森県、事業者の津軽海峡フェリーは24日、青森市で事務レベルの3者協議を開催。▽代替船の建造は10年6月までに結論を出す▽同2月以降も運航を継続する―と申し合わせていた。
 全員協では、町側が3者協議の結果を報告。この中で、金澤町長は「私から会社に(町の支援として)6千万円を提示した。議会の理解がなければ先に進まない」と理解を求めた。代替船については「事業者は2000〜2500トン級の船を希望している」と報告した。
 議員からは「6千万円を出していいと議会で決めていないのに、話が先に進み過ぎている」「新造船だけでなく、赤字も支援しなければならないのか」など、財政支援に対し疑問の声が上がった。
 議会側は、事業者に対し財務状況などを説明するよう求める方針。一方、町は住民懇談会の開催を予定している。

113荷主研究者:2010/01/20(水) 23:17:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100117t23005.htm
2010年01月17日日曜日 河北新報
青森・大間―函館フェリー存続策難航 新船建造案に異論

国の定める耐用年数11年を超える船齢21年の現行船「ばあゆ」。2年ほどで使用できなくなる恐れがある

 青森県大間町―北海道函館市間のフェリー航路存続策をめぐって大間町が揺れている。フェリーを恒久的に存続させる方策として、町が打ち出してきたのは、老朽化した現行船に代わる新船の建造。最大30億円ともいわれる建造費に、町議会や町民からは異論が噴き出し、町によるかじ取りは難航している。(むつ支局・菅谷仁)

<20億〜30億円必要>
 「なぜ、船の建造に、多額の経費を町が負担しなければならないのか」。昨年12月25日に開かれた大間町議会全員協議会で、町と事業者の津軽海峡フェリー(函館市)、県の事務レベル三者協議で決まった方針を聞かされた町議から反論が相次いだ。

 航路存続の恒久的対策として浮上した新船建造案。金沢満春大間町長は「現行船は約2年後に使えなくなる。恒久運航を考えれば、新船の建造しかない」との考えを示していた。船がなくなれば元も子もないが、問題はその建造費が巨額なことだ。

 事業者側は、現行船「ばあゆ」(1529トン)より大きい2000〜2500トン級フェリーを構想。大型化することで、年間欠航便数を現在の約80から約50まで引き下げ、貨物需要で収支の向上を図るのが目的だという。建造費は約20億〜30億円を見込む。

 これを町単独で負担するとなると、仮に起債で購入する場合、毎年約2億円を18年間償還し続けなければならない。関係する県、事業者と3者で分担したとしても、町には約10億円の出費が必要だ。加えて町には、大型化に伴う港湾整備などの支出も避けられない。

 町の財政的な頼みの綱、電源開発の大間原発立地に伴う電源立地地域対策交付金は2014年度で終了し、残高は約20億円まで減少。財源は決して潤沢とはいえない。

<業者の言いなり?>
 金沢町長は「国や電源開発に新たな支援を要請する」としているが、町議会は「原発を誘致したのは、フェリーを買うためではない」と反発。同意は得られていない。

 町民の多くは、海峡を隔てた函館市に通院先や仕事の取引先があり、生活圏にしてきた。金沢町長は航路を「町にとっての生命線。万が一にも、止められてしまうことだけは避けなければならない」と強調し、理解を求める。

 フェリーの存続問題は08年9月、事業者が燃油の高騰による赤字を理由に撤退を決めたことがきっかけ。町は、存続を要請するとともに財政支援などを約束し、何とか昨年末まで運航期間を延長し、今度は新船建造に協力することで、フェリー側をつなぎ留めようとしている。

 住民も、フェリーが必要との認識は共有しているが、建造に町費をつぎ込むとなると話は別だ。町内の主婦(47)は「事業者主導ですべて決め、負担だけ負うのは納得できない」と語る。

 この主婦だけでなく、町が業者の言いなりになっていると見る住民は多い。町が新船に関与しなくてはならない理由が明確でなく、町に対し説明の場を求める声も多い。

<6月末までに結論>
 新船建造については、今月からの町、事業者、県による3者協議で話し合われる。期限は6月末。結論が出なければ9月以降、航路は廃止の見通しだ。

 町の未来がかかった重要な決断になる。ある町議は「利用客の多数を占める住民の合意形成は必須。町は独り善がりにならず、住民に説明して納得してもらい、町の総意として新船建造をまとめるべきだ」と力を込めた。

[大間―函館フェリー航路] 1964年に就航。片道約1時間40分で、1日に2往復の運航をしている。年間延べ旅客数は約10万〜12万人で、近年は伸び悩んでいる。前事業者の東日本フェリーでは2002年から厳しい経営が続き、08年には燃油高騰の影響で過去最悪の1億6900万円の損失を出した。

114荷主研究者:2010/01/24(日) 18:00:41

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201001180041.html
'10/1/18 中国新聞
高速無料化は航路存続に影響

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/transit/Tn20100118004101.jpg
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 本州四国連絡橋が無料化された場合、引き続きフェリーを利用する意向である物流業者は、中国運輸局の調査に応じた14社のうち、現時点で1社にとどまることが17日、分かった。鳩山政権が掲げる高速道無料化が、瀬戸内海のフェリー運航に大きな打撃を与える可能性が高いことを裏付けた形。運輸局は、政務三役の判断材料にすることを目的に、3月までに最終報告書を国土交通省に提出する。

 昨秋から進めてきた調査は、(1)広島港(広島市南区)―呉港(呉市)―松山観光港(松山市)(2)柳井港(柳井市)―三津浜港(松山市)(3)柳井港―伊保田港(山口県周防大島町)―三津浜港の3航路を対象にした。

 トラック輸送でよくフェリーを使う物流業者14社に、運輸局の担当者が聞き取りをした。本四架橋が無料化になった場合の対応について、7割以上の10業者が「フェリー利用をやめる」と回答。3業者は明確な方針を示さず「双方の定時性やコストを比較してから決める」などとした。1業者だけが「無料になってもフェリーを利用したい」と答えた。

 運輸局は、調査結果を踏まえ、交通事故防止など安全面におけるフェリーの役割を重視。本四架橋が無料化になった場合でも、交通経路の選択制の確保▽観光振興などでの地域活性化▽二酸化炭素(CO2)削減効果―の視点などから、「フェリー航路の社会的な意義は大きい」と指摘している。

 今回の調査では、主にフェリーを使う理由を乗客2516人にもアンケート。「高速道路の運転を避けたい」(12%)「自動車を運転できない」(8%)など「交通弱者」がフェリーを望んでいることも明確になった。

115荷主研究者:2010/02/01(月) 01:24:27

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/212982_all.html
2010年01/30 14:19 北海道新聞
昨年の小樽発着フェリー 新潟、舞鶴とも客減少 不況、ETC割引が直撃

 新日本海フェリーがまとめた昨年の小樽発着の本州航路の利用客数は、新潟便が前年比4%減の11万4900人、舞鶴便が同16%減の7万6500人だった。長引く不況に加え、高速道路の自動料金収受システム(ETC)の割引などが客足に響いたとみている。

 内訳は、新潟行きが5万900人(前年比3%減)、舞鶴行きが3万8200人(同14%減)、新潟発が6万4千人(同5%減)、舞鶴発が3万8300人(同18%減)だった。

 同社は昨年9〜11月、ETCや9月の大型連休対策として、小樽市の財政支援を受け、乗用車を利用する小樽着便の乗客を対象に、船内で利用できる買い物券のほか、菓子や珍味などの小樽名産品と引き換えられる券などをプレゼント。その結果、この期間中の乗客数は、新潟便で前年比11%、舞鶴便で同8%それぞれ増加。

 しかし、集客が見込まれた夏休み期間中が前年比13%減少で、結果として、全体ではマイナスとなった。同社営業課は「2年前は北海道洞爺湖サミットで警備関係者が多く乗ったことも、今回の統計に響いている。ただ、昨秋に実施したサービスが成果を挙げており、今後の営業の参考にしたい」としている。(郡義之)

116荷主研究者:2010/02/01(月) 01:24:49

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/211362_all.html
2010年01/21 14:36 北海道新聞
苫小牧港 フェリー客5年連続減 09年 近距離便は好調

 【苫小牧】北海道運輸局苫小牧海事事務所がまとめた2009年の苫小牧港発着のフェリー輸送実績で、旅客数は前年比1・7%減の84万5072人と5年連続で減少した。不況で人の流れが鈍化する一方、近距離便の旅客数は伸びており、高速道路の自動料金収受システム(ETC)割引の影響で、航路ごとに明暗が分かれたと見られる。(桑折しのぶ)

 苫小牧港発着のフェリーは7航路ある。旅客数は名古屋便が前年比25・6%減の約2万1600人、仙台便が同15・7%減の約15万6300人と、中長距離便を中心に4航路で前年割れした。同事務所は「不景気で外出控えがあった」と見る。

 一方、秋田便は同11・6%増の約5万4200人、八戸便は同10%増の約31万4700人と、比較的近距離の便で旅客が増加した。日本海側の敦賀便は、同0・8%増と前年並みを維持した。

 航路ごとに旅客数の傾向が異なる現象について同事務所は、休日などの高速料金を上限千円にするETC割引が昨年導入されたことで、高速道路を利用した後、近距離のフェリーに乗る旅客が増えたと分析。「中長距離から近距離の便に人が流れたのでは」と見ている。

 このほか、7航路のトラック台数は同5%減の50万9997台で、2年連続減少。不況による物流量の落ち込みが続いている。

 また、7航路の乗用車台数は同0・8%増の23万3253台で前年並みとなり、同事務所は「ガソリン高騰の影響が出た08年に比べ、09年は価格が値下がりしたが、まだ利用者が戻りきっていない」と分析している。

117とはずがたり:2010/02/07(日) 04:35:44

【社会部オンデマンド】「海の新幹線」テクノスーパーライナーは今? かさむ燃料費…決まらぬ就航先
2010.2.6 18:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100206/dst1002061802021-n1.htm

東京−小笠原の就航が頓挫したテクノスーパーライナー。大海原を走る雄姿が見られるのはいつの日になるか(三井造船提供)

 「東京と小笠原諸島・父島を結ぶ航路に導入予定だった高速旅客船『テクノスーパーライナー』(TSL)は原油高で就航が頓挫後、どうなったのですか。原油価格が下がっても、就航しないのでしょうか。また、博物館などで展示されていれば教えてください」=匿名

国費に頼った開発

 「海の新幹線」と呼ばれたTSLは、大量の貨物や人員を高速で運ぶ海上交通システムとして、平成元年から旧運輸省(現国土交通省)が推進した国家プロジェクトだった。しかし、現在は運用されているTSLは1隻もなく、事実上、失敗した形になっている。

 速度50ノット(時速約90キロ)、貨物積載重量1千トン、航続距離500カイリ(約930キロ)などを目標に、国から39億円の補助を受けた大手造船7社が開発に取り組んで2隻の実験船が完成したほか、16年には実用向けの第1号船が進水した。

 この第1号船が17年11月から東京−小笠原に就航することになっていたが、直前になって原油高による燃料費高騰などから中止に。現在まで4年以上、新たな就航先も決まらず、建造した三井造船玉野事業所(岡山県玉野市)に係留されたままになっている。

 「現役の高速船として活躍できる航路がないか、売却先などを探している」

 三井造船の担当者は、新しい就航先に期待するが、今のところ目途はたっていない。無論、2号船以降の建造もない。

 「国費に頼った開発をしたので甘えがあった。TSLは技術の歴史の中で退場していくモデルだったと思う。新たな活路を見いだすのは難しいだろう」

 TSLに詳しい東大大学院の宮田秀明教授は、厳しくTSL構想を批判する。

 従来の船舶の2倍近いスピード、航空機より格段に大きい輸送量と低いコスト。新時代の旅客船、アジア諸国から生鮮品を運ぶ輸送手段などとしても期待されたTSLは、なぜ普及しなかったのか。

燃費の悪さがネック

 「最大の難点は燃費の悪さ」
 TSLにかかわった関係者は、こう口をそろえる。多くの船舶は燃料に重油を使うが、TSLは比較的高い軽油を使う。しかも、その量は重油の3〜4倍。小笠原航路も現在の定期船なら1往復で重油約80キロリットルだが、TSLでは重油より高い軽油を3倍以上の約280キロリットルを必要とする。

 この点は、原油高の現状では大きい。当初、運賃値上げなどでTSL導入が可能と考えていた海運会社「小笠原海運」(東京都港区)も結局、燃料費高騰や都・国の支援取りやめを受けて手を引いている。

 一昨年秋のリーマン・ショック以降、原油高は沈静化してきているが、それでも軽油の価格は就航が頓挫した17年当時とほぼ同じ水準。小笠原海運は「仮に今、TSLを運航したとしてもやはり赤字になる」と話す。

 小笠原航路だけではない。2隻の実験船のうち1隻は静岡県でカーフェリーとして実用された時期があったが、やはり原油高で運航停止になり、最終的に廃船となっている。ちなみにもう1隻の実験船は現在、神戸市の神戸海洋博物館に展示されている。

 TSLの小笠原航路も推進したはずの国交省の担当者は「国としては、造船会社を補助したということ。なんとか就航先が見つかってほしい」と人ごとのような話しぶりだが、その一方で「高速船の技術開発という観点ではうまくいったと思う」とも強調する。

 確かにTSLは速い。係留中の実用1号船は、最高39ノットで航行するように設定されており、東京−小笠原の航行時間を現行の25時間半から17時間にまで縮めることができた。

 ただ、世界的な景気の悪化で、最近の造船業界にはスピードよりコストの低さが求められがち。他産業と同様に「環境志向」も強まっており、「燃費がいい」「CO2削減」などが、もてはやされる傾向にある。せっかくの「海の新幹線」も宝の持ち腐れだ。

 係留中のTSLは一般に公開されていないが、三井造船関係者によると「隠しているわけではないから、造船所の近くを運航する船に乗れば、見られると思う」と話す。「海の新幹線」が求められる時代は、再び来るのだろうか。(菅原慎太郎)

 「社会部オンデマンド」の窓口は、MSN相談箱(http://questionbox.jp.msn.com/)内に設けられた「産経新聞『社会部オンデマンド』」▽社会部Eメール news@sankei.co.jp▽社会部FAX 03・3275・8750。

118とはずがたり:2010/02/08(月) 02:47:36
>>117

>この第1号船が17年11月から東京−小笠原に就航することになっていたが、直前になって原油高による燃料費高騰などから中止に
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1048http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1100http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/47)。現在まで4年以上、新たな就航先も決まらず、建造した三井造船玉野事業所(岡山県玉野市)に係留されたままになっている。

> 従来の船舶の2倍近いスピード、航空機より格段に大きい輸送量と低いコスト。新時代の旅客船、アジア諸国から生鮮品を運ぶ輸送手段などとしても期待されたTSLは、なぜ普及しなかったのか。
生鮮品輸送は宮崎県からもhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039862260/507

>小笠原航路だけではない。2隻の実験船のうち1隻は静岡県でカーフェリーとして実用された時期があったが、やはり原油高で運航停止になり、最終的に廃船となっている
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/894

119ももだぬき:2010/02/13(土) 09:27:23
読売新聞によると、宇高連絡船が3月26日で廃止。

121とはずがたり:2010/02/13(土) 10:41:12
>>119-121
寂しいけど時代の趨勢ですなぁ。

住民の「足」 宇高航路2社が撤退
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001002130002
2010年02月13日

 採算のめどが立たない――。高松市の四国フェリーと国道フェリーが12日、高松と岡山・宇野を結ぶ「宇高航路」からの撤退を表明した。高速道路の割引、不況……。度重なる悪条件を打ち破れなかった。瀬戸大橋開通後も地元住民らの貴重な「足」だった同航路。開設100年の記念すべき年の撤退に、衝撃と困惑が広がった。

 真鍋武紀知事は同日、「国に対し、高速道路の料金引き下げについては、影響を受けるフェリーなどに対する支援などを講じるよう提言してきたが、対策が示されないまま撤退という事態が生じたことは遺憾」とするコメントを発表した。高松市の大西秀人市長も「国に対して総合的かつ早急な対策を講じるよう強く要望し、関係機関と連携して適切に対応していきたい」とした。記者会見した四国運輸局の貞広恵三海事振興部長は「大変残念だが、経営的な判断でいかんともしがたい。交通弱者への対応は、地元の自治体と協議したい」と述べた。

 両社や四国運輸局によると、宇高航路は1910年に宇高連絡船が就航。フェリーは61年に始まり、87年度は1日148往復で396万人、自動車187万台が利用した。だが景気低迷や「高速利用1千円」で、昨年4〜12月の利用旅客は前年同期比約3割減、車両は同4割減まで落ち込んだ。昨年6月ごろには「1社に統合したい」と同運輸局に申し出たが、今月「1社にしたところで将来展望がない」と撤退方針を伝えたという。

 高松市内で記者会見した四国フェリーの堀川智司専務は「『国策』に敗れた。高速割引がボディーブロー以上に効いている。海上で道路と同じ使命を果たしているという考えを国にもっていただきたい」と語り、国道フェリーの山下周市社長も同市内の本社で報道陣に対し「高速が無料化されてしまえば、勝てるわけがない。少ない従業員で細々とやってきたがもう限界だ」と述べた。四国フェリーの子会社が運航している高松―土庄、姫路―福田(小豆島)、共同運航している新岡山―土庄の各航路は今後も継続される。一方、国道フェリーは既存のコンビニエンスストアやレストラン事業などを継続するが、従業員は3月末にいったん解雇する方針という。

 フェリーの利用者には驚きと困惑が広がった。

 岡山県総社市から徳島に単身赴任している会社員の川鰭(かわ・ひれ)均さん(59)は「瀬戸大橋を渡るよりも安く移動できた。ここ数年減便が続き不安には思っていたが、まさか廃止になるなんて」と驚いた。高速道路料金の割引に必要なETC(自動料金収受システム)を取り付けていないため、総社市に戻るときはフェリーを利用しているという。

 岡山市にある運送会社のトラック運転手、西江真一さん(47)は高松に支店ができた10年前からほぼ毎日、宇高航路で建築部材を運んでいる。「移動の合間に休憩できる1時間がドライバーにとってはありがたかった。陸上交通になると燃料代が上がり、会社の経営が心配だ」ともらした。

 高松港でフェリーの到着を待っていた岡山県早島町、会社員の田辺淳一さん(34)は「休日の高速道路が安くなったとはいえ、平日はフェリーの方が安いのでフェリーを使っていた。とても残念」と惜しんだ。高松市の自動車教習所に通う同県玉野市、高校3年の檀上友理香さん(18)も「幼稚園の頃からフェリーを利用していたのに。瀬戸内海の島々を眺めながら、『あの島はなんという島だろう』と友だちとしゃべりながら、ゆっくりと移動する時間が楽しみだった」と残念がった。

122チバQ:2010/02/13(土) 14:18:42
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001002130001
「玉野のシンボル」衝撃/宇高航路廃止へ
2010年02月13日


国道フェリー乗り場=玉野市宇野1丁目

■地元衰退、さらに懸念


 玉野市宇野と高松市を結ぶ宇高航路のフェリーが3月で消えることになった。1988年の瀬戸大橋開通後も、橋より安い料金設定で生き延びてきた。だが、橋を含む高速道路の休日特別割引が響き、ついに廃止に追い込まれた。国土交通省によると、高速の割引が始まった昨年3月からの航路廃止は、これで6社7航路。すべて瀬戸内海の便だという。


「ここは宇野港ができて栄えてきた町。宇高航路は今年6月で100周年を迎えるので、イベントでも考えようとしていた矢先なのに」。玉野市の幹部は肩を落とした。


 同市商工観光課などによると、玉野市役所にはこの日午前10時ごろ、高松市役所の担当課から、フェリー運航2社が航路廃止届を提出すると連絡があった。午後1時半には2社の幹部が市役所を訪れ、廃止届を提出したと黒田晋市長らに報告したという。


 黒田市長は取材に「年度末で廃止とは思ってもいなかった。県や高松市などと連携して国にも働きかけ、一部の便だけでも存続できないか模索したい」と話した。市は高速道の休日特別割引に対抗して昨年9月から3カ月間、休日などのフェリー利用客に千円〜1500円分の地域共通商品券を配った。県もフェリー会社が払う年間数千万円の港湾施設利用料を減免している。


 玉野商工会議所などは昨年12月、航路存続のため、高速道路無料化の見直しを国に働きかけるよう石井正弘知事に要請したばかりだった。会議所の大塚良夫専務理事は「(廃止による)経済的な影響はまだ未知数だが、市のシンボルだったフェリーがなくなる打撃は大きい」と嘆いた。


 四国フェリー宇野営業所の井藤節夫所長は「一生懸命働いてきた人がこんなことになっていいのか。新旧の国土交通大臣にどう思うのか聞きたい」。高速の割引などを打ち出してきた国への不満が口をついた。


 同社の社員らは11日から12日にかけて、高松市の本社で撤退の説明を受けたという。今後は関連会社への移籍などの措置が取られる見込みというが「規模からして全員が仕事にありつけるとは思えない」。「長いこと支えてくれたお客さんに対しては、ありがとうございます、と」と声をつまらせた。


■「残念」「仕方ない」


 利用者や市民からは、廃止を惜しむ声が相次いだ。


 四国フェリー乗り場で乗船を待っていた高松市の会社役員男性(42)は「子どもの時から父親と一緒に乗っていた。船だと夜中でも顔見知りと話ができるし、休憩も取れるのに」。国道フェリーから降りてきた玉野市の派遣社員女性は「通勤に利用しているので困る。派遣の契約更新の時、仕事を変わることも考えるかも」と話した。


 宇野港に近い商店街で婦人服店を営む女性(70)は「フェリーがなくなると、商店街はますます厳しい。海を見ても、フェリーがなくなると寂しくなる」と話した。


 一方で、撤退は時代の流れとみる冷静な声もあった。兵庫県姫路市のトラック運転手の男性(33)は会社の指示でフェリーを使っているというが、「早く目的地に着くので、橋のほうがいい」。仕事で県内に来ていた男性も「今は高速のほうが安い。世の中の流れやね。仕方ない」と話した。


■大橋完成後に利用激減


玉野市の宇野港と高松港を結ぶ宇高航路は、1910年、国鉄宇野線の開通に伴う連絡船就航で開かれた。連絡船は2350人を乗せ、1日28往復していたこともあり、着岸すると宇野駅のホームには人があふれた。連絡船と並行して運航していたフェリーも、盆や正月には乗船を待つ乗用車が列を作った。


 しかし88年、本州―四国間の交通の主役が瀬戸大橋に移ると、街から人や車が激減した。国の商業統計調査によると、85年に1099店あった同市内の小売業商店は、07年には658店と約4割減った。88年2月末に7万6220人だった市の人口も、今年2月1日現在では約15%減の6万5929人になった。


 宇野港を管理する県は、連絡船廃止後、宇野港を「人の行き来が中心となる港」として、物流港に対して「人流港」と位置づけ、大型客船用バースの建設やフェリー発着場の整備などをしてきた。県港湾課は「廃止を今日知ったばかりで、宇野港を今後どう位置づけていくかは全く未定」と悩ましげに話した。

123とはずがたり:2010/02/14(日) 12:47:13

フェリー撤退が失策だとするなら橋を3本も欲しがった四国民の失策ではないか?
>国内のフェリー各社は苦境に立たされており、さらに高速道路の無料化が進めば、海上交通が寸断されるのは必至。「国の失策」との批判も強まりそうだ。

追い込まれたフェリー業界/国の失策との批判も
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20100213000084
2010/02/13 09:45

 長期にわたって不振にあえいだフェリーの高松―宇野(岡山県玉野市)航路は12日、高速道路料金割引という「最後の一押し」(四国フェリーの堀川智司専務)で、廃止の決断に追い込まれた。
【→参照記事】

 国内のフェリー各社は苦境に立たされており、さらに高速道路の無料化が進めば、海上交通が寸断されるのは必至。「国の失策」との批判も強まりそうだ。

 日本旅客船協会によると、宇高航路の廃止で、瀬戸内では昨年3月からわずか1年足らずの間に6社7航路が撤退に追い込まれたことになるという。

 宇高航路は、1988年の瀬戸大橋開通で減便を強いられ、その後も利用客の減少に苦しんできた。2008年夏ごろまで燃料費が高騰、その後、世界的に不況となり、高速割引がとどめを刺した格好だ。

 関西発着の旅客便を運航するフェリー会社の首脳も「これは公正な競争ではない。経営努力を尽くして競い、敗れるのならまだしも現状はあまりに一方的」と批判しており、国の交通政策の在り方が問われている。

125荷主研究者:2010/02/20(土) 18:41:14

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/8967.html
2010年2月16日 新潟日報
小樽発新潟行きトラック運賃割引へ

 小樽市は16日、小樽港発新潟港行きフェリーを利用する有人トラックの片道運賃を4月から2万円割り引く支援事業を始めると発表した。小樽港の貨物取扱量が減ったため、フェリーの利用促進を狙う。

 対象は車両の長さが7メートル以上で、積み荷がないケースは除く。片道運賃は長さ11〜12メートルが9万円超など、車両の大きさによって違うが、割引額は一律2万円。同市は割引事業費を運航事業者の新日本海フェリー(本社大阪府)と1500万円ずつ負担し、総額を1500台分3千万円とした。期間は9月末までと想定したが、事業費がなくなり次第、終了する。

126 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/26(金) 13:55:49
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20100226000131
国、県が存続可能性議論/宇高航路問題で連絡協
2010/02/26 09:45

 宇高航路のフェリー2社が3月26日での航路撤退を表明した問題で、四国運輸局は25日、国や関係
自治体が同航路のあり方を検討する「宇野高松間地域交通連絡協議会」を26日に高松市内で開くと発表
した。航路存続の可能性を議論し、3月中旬をめどに方向性を打ち出すという。

 同局によると、協議会は四国、中国の運輸局と地方整備局に、香川、岡山両県、高松市、岡山県玉野市
の関係自治体を加えた行政担当者で構成。26日は航路廃止届を出した四国フェリー(高松市)と国道
フェリー(同)の2社から経緯を聞いた後、公的支援を含めた航路存続の方策などについて話し合う。

 協議会は3月上旬と同中旬にも開く予定で、同局は「3月26日の期限に間に合うように方向性をまとめたい」
との方針。構成メンバーからフェリー2社を外した点については、「まずは行政側の議論を深めたい」としている。

 協議会は、前原誠司国土交通相が18日、香川、岡山両県知事の支援要望を受けて設置を提案、自治体
側も同意していた。

 一方、真鍋武紀香川県知事は、同日の2月定例県議会代表質問で航路存続について、「協議会で対策を
早急に検討したい」と強調。今後の地域公共交通のあり方については、「国全体で公共交通と道路の共存を
目指す21世紀型交通システムを構築する必要がある」と考えを述べた。また従業員の雇用への影響を懸念
し、「四国運輸局や香川労働局などと緊密な連携を図り、適切に対応したい」とした。

 平木享(自民・高松)、砂川保(社民連合・東かがわ)両氏の質問に答えた。


http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20100226000129
宇高航路存続策、省内で複数の案/前原国交相
2010/02/26 09:45

 前原誠司国土交通相は25日、宇高航路の存続策を協議する「宇野高松間地域交通連絡協議会」について、
「国交省でいくつかの案を作っており、自治体にどのレベルまで協力してもらえるか、しっかり対応していきたい」
と見解を述べた。

 衆院予算委員会の第8分科会で、民主党の玉木雄一郎氏の質問に答えた。

 前原国交相は、宇高航路を通勤、通学など日常の足として使用している住民や、フェリー会社従業員の
今後の雇用問題に対する認識を示した上で、「国交省の案をフェリー会社がどう判断するか。また地元も
何らかの負担をしたいと言っている。短い時間の中で、どううまく意見をまとめられるか。しっかり対応して
いきたい」と答えた。

127荷主研究者:2010/02/28(日) 15:56:08

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/217062_all.html
2010年02/23 09:15 北海道新聞
苫小牧−八戸 新造船投入へ 川崎近海汽船

 【苫小牧】川崎近海汽船(東京)は22日、1万トン級のカーフェリーを新造し、2012年4月をめどに苫小牧−八戸航路に就航させると発表した。1989年就航の「フェリーはちのへ」(5603トン)の代替船で、主にトラック輸送の増加を目指す。同航路で新造船の投入は14年ぶり。

 「はちのへ」と比べると、全長は約23メートル長い約150メートル。トラックの積載能力も8トントラック換算で32台増の122台にするなどで、繁忙期の秋口の需要増加に対応する。航海速力は時速で約10キロ増の38キロに高まる。旅客定員は20人少ない500人。総事業費は57億円。

128荷主研究者:2010/02/28(日) 16:37:39

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201002240287.html
'10/2/24 中国新聞
江田島航路再編計画まとまる

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/transit/Tn20100224028701.jpg
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 江田島市内の交通網再編を検討している市公共交通協議会は23日、西能美航路のフェリー便を広島―三高・大須港に集約し、10月から半年間の実証運航をするなどの地域公共交通総合連携計画をまとめた。中町・高田―広島港の市営高速船の運賃は値下げ予定で、住民や事業者などと調整し市議会に提案する。

 計画では江田島市営と芸備商船(広島市南区)のフェリー便を一本化。中町・高田―広島港のフェリー便廃止代案として、同航路の市営高速船を今の2隻から3隻体制にする。

 江田島市は能美町内での会合で、フェリーが利用できなくなる中町・高田―広島港は市営高速船の大人片道料金1030円を930円に値下げする案を提示。回数券の割引率引き上げも示したが、委員の反発もあり今後調整することにした。

 江田島市内と広島港とを結ぶ他の民間事業者への対応については、運賃補助などを検討するとした。

 陸上交通についても協議会は検討。江田島町北部と沖美町全域で乗り合い型タクシーを10月から半年間実証運行すると決めた。

129とはずがたり:2010/03/01(月) 12:39:07

宇高航路問題でトラック協会緊急アンケート
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001002270002
2010年02月27日

 宇高航路の廃止問題で、県トラック協会は県内の運送業者を対象に実施した緊急アンケートの結果を26日発表した。香川から本州へ渡る場合、すべて宇高航路を利用していると答えた業者は全体の7.4%、宇高航路と瀬戸大橋を併用している業者は54.0%だったことを明らかにした。同協会の楠木寿嗣会長は「60%が宇高航路を使っていることになり、何とか存続して欲しい」と訴えた。同協会は今後、国などにフェリーの存続要望を出すという。

 同協会によると、調査は今月18〜24日、同協会の会員558社を対象に実施し311社から回答があった。「本州方面(岡山方面)に宇高航路を利用しているか、瀬戸大橋を利用しているか」という質問に対し、「宇高航路と瀬戸大橋との併用」が54.0%(168社)で最も多く、次いで「すべて瀬戸大橋」が24・1%(75社)、「すべて宇高航路」が7.4%(23社)だった。「いずれも利用していない」は14.5%(45社)だった。

 何らかの形で宇高航路を利用している168社と23社の計191社に対し、航路廃止による具体的な影響を聞いたところ(複数回答可)、「災害などで橋が通行止めとなった場合、近くの代替ルートがなくなる」と147社が答えた。また「割高となる瀬戸大橋の利用を余儀なくされる」(119社)、「ドライバーの休憩時間が少なくなる」(104社)などの回答が多かった。

 航路廃止についての意見を求めたところ(複数回答可)、「直接的な影響はないが、ルート確保などのため公的資金を投入してでも存続させるべきだ」(129社)、といった存続を強く求める意見が多い一方、「影響は大であるが、橋の通行料の引き下げを進めるべきで航路廃止はやむを得ない」(48社)、「直接影響も少なく廃止はやむを得ない」(43社)との廃止方針を容認する回答もあった。

 県トラック協会は会員558社で約1万1千台の車両を保有している。

130とはずがたり:2010/03/01(月) 12:39:18

宇高航路問題で協議会が初会合
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001002270001
2010年02月27日

航路の存廃や課題について話し合う第1回の協議会=26日午後2時57分、高松市西の丸町

 打開策は見いだされるのか――。岡山・宇野―高松間のフェリー航路(宇高航路)の廃止問題を話し合う国と地元自治体などによる「宇野高松間地域交通連絡協議会」が26日、高松市内で始まった。地元側は航路の維持存続を改めて要望したが国は明確な回答をせず、次回協議会を3月6日にする日程を決めた。

 協議会は予定時間をオーバーして約2時間、非公開で行われた。岡山・香川両県、岡山県玉野市・高松市、中・四国の運輸局と地方整備局の8者と、廃止を決めた四国フェリー(高松市)、国道フェリー(同)の2社が参加した。

 四国運輸局は、現在の航路存続を探る方策▽現在の航路以外の直島(香川県)を経由する案▽瀬戸大橋を使った鉄道などでの移動を促す代替バス導入案などを提示した。
 協議会の参加者によると、冒頭、フェリー2社が廃止の届け出に至った経緯について、「異常な料金値下げが次々と導入され、競合する本四架橋ルートとの価格競争力が急激に失われた」「高速道路料金に関する度重なる国策の変更に振り回された」などと説明した。

 国道フェリーの山下周市社長は「存続に向けて、協議会に期待しているが、高速道路無料化など『国策』が見えない中、なんらかの施策をやっても、単なる延命になりかねないのでは」と漏らした。四国フェリーの堀川満弘営業部長は「やめたくてやめるわけじゃない。収支が合うような、何らかの支援策があれば、存続の方向でやっていきたい」と強調した。

 協議会の焦点は存続維持をするにしても、「赤字」をだれがどう埋めるのかだ。終了後、取材に対し、福田伸子・岡山県生活環境部長は「2社は『昨年の夏から国に支援措置を求め続けてきた』と言っていた。国が責任をもって、主体的に支援策を示してほしい」と国のより前向きな対応を求め、天雲俊夫・香川県政策部長も「(国の提案は)想像はしていたが十分でないと思う。『国策』でこういう事態になっており、もっと主体的にやってほしい」と注文をつけた。

 高松市の岸本泰三・市民政策部長は「どうやったら存続できるかというのを望んでいたが、(国の提案は)かけ離れていた」と失望感を示した。玉野市の垣内和政・産業振興部長は「航路存続に玉野市は熱い思いがある。廃止になったら3月27日からどうなるのか」と不安を訴えた。

 終了後、記者会見した四国運輸局の江国実次長は「宇野・高松間の交通の重要性はいささかも減少していない。いかに交通の多様性を確保するか、総合的に検討したい」と述べた。

132荷主研究者:2010/03/07(日) 14:54:55

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010030423475717/
2010年3/4 23:47 山陽新聞
宇高航路 国道フェリーが廃止撤回 運輸局が受理 6月ごろ再判断

 宇高航路(玉野市宇野―高松市)のフェリー2社が3月26日限りでの事業廃止を表明していた問題で、国道フェリー(高松市北浜町)は4日、廃止届の撤回願を四国運輸局に提出、受理された。同社は「存続を望む声が想像以上だった」と説明。高速道路の新料金制度導入が予想される6月ごろにも存廃を再判断する。100年の歴史を持つ航路は当面維持される。

 もう1社の四国フェリー(同市玉藻町)は、航路存続の可能性を探る国や関係自治体による宇野高松間地域交通連絡協議会の議論を踏まえ「3月中旬に何らかの結論を示したい」(同社幹部)との考え。運輸局によると「(運航を)可能ならば続けたい」との意向があるといい、同社も撤回する可能性がある。

 運輸局によると、国道フェリーの山下周市社長が撤回願を提出。その際、「自助努力で運航する」とし、国や関係自治体の財政支援は求めない考えを伝えた。「減便など合理化を図る」と、同社の1日22往復を最大で半減する考えも示唆した。

 宮村弘明局長は「地域の思いを受け止めていただいたが、持続可能な経営がどこまで続けられるかは不透明」とのコメントを発表。運輸局は宇高航路の在り方について、連絡協議会(次回6日)で引き続き検討する。

133 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/11(木) 23:25:38
なんだかなー

http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100305-OYO8T00932.htm
宇高航路、当面存続 国道フェリー 高速無料化見極め

 瀬戸内海の宇野港(岡山県玉野市)と高松港(高松市)を結ぶ「宇高航路」について今月26日での
航路廃止を決めたフェリー2社のうち、国道フェリー(同市)が4日、四国運輸局に出した同航路の
事業廃止届を取り下げ、当面の運航を継続することを決めた。同社は、6月から始まる高速道路無料化の
社会実験後の新料金設定を見極めたいとしており、航路を維持しながら改めて存廃を判断する。

 四国運輸局によると、事業廃止届の取り下げは極めて異例。国道フェリーの山下周市社長が4日、
同運輸局へ書類を提出した。

 山下社長は同日夜、同社で記者会見し、取り下げの理由について存続を望む声が多数寄せられたこと
などを挙げた。存続の期間については、高速道路の新料金の発表時か施行時を一つの目安に示しながらも
明言は避け、「継続できるかを見極めるまで」と述べた。

 当面、現在の1日22往復を減便し、船も3隻から2隻に減らす考えだが、通勤・通学時間帯の便は
確保したい意向。

 一方、四国フェリーは同日、航路存続への対応について明言しなかった。

(2010年3月5日 読売新聞)


http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031101000855.html
宇高航路「収支示すので支援を」 廃止撤回の四国フェリー

 岡山県玉野市と高松市を結ぶ宇高航路の廃止を撤回し、来年3月までの運航延長を決めた四国フェリー
(高松市)の堀川満弘部長は11日、記者会見し「航路の収支実績を示す代わりにできる限りのことを
してほしい」と述べ、引き続き国や関係自治体に支援を求める考えを示した。

 収支は、国や関係自治体でつくる連絡協議会で明らかにする方針。

 同社によると、同航路は年間数億円の赤字。ことし4月以降、賃金体系の安い関連の子会社に従業員の
9割を移し、運航免許も譲渡する。運航する複数の航路のうち、宇高航路のみ移すことで、収支を報告
しやすい仕組みにするという。

 また廃止表明から約1カ月で撤回に至ったことについて「利用者を振り回し、申し訳ない」と謝罪した。

 宇高航路をめぐっては、運航するフェリー会社2社が2月12日に廃止を表明。香川、岡山両県の知事が
前原誠司国土交通相に存続を要望し、国と関係自治体が連絡協議会を設置する中で、2社が相次いで
廃止を撤回した。

2010/03/11 19:38 【共同通信】

134チバQ:2010/03/20(土) 14:24:01
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=22837
マルエーフェリー、東京−沖縄航路を再開
(2010 03/20 06:30)

志布志港に接岸し、積み荷が下ろされる「飛龍21」=19日、志布志市 マルエーフェリー(奄美市)の東京−沖縄航路は18日、約4カ月ぶりに再開され沖縄発の「飛龍21」第1便が19日、志布志港に寄港した。
 志布志港寄港時に船内で、志布志市の歓迎セレモニーがあった。本田修一市長は「関東と結ぶ航路として、安心で安定的な運航をお願いします」とあいさつ。海老原勝也船長が「安全航海に努める」と語った。
 「待ち望んでいた」と喜ぶのは、奄美や沖縄への飼料輸送に利用する志布志貨物海運(志布志市)の吉村望平社長。運休中は鹿児島市からの航路に載せるためトレーラーで運んでおり、コストが2割ほど高かったという。5月からは大隅産ジャガイモを東京に運ぶのにも利用する。
 マルエーフェリーの東京−沖縄航路は昨年11月、三重県沖でフェリー「ありあけ」が座礁し休止していた。

鹿児島・南日本新聞ニュース・373ニュース

135荷主研究者:2010/03/20(土) 18:42:36

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/9903.html
2010年3月19日 新潟日報
実験フェリーが新潟港に入港
日本海横断航路の可能性探る

 新潟港、福井県敦賀港とロシア・ウラジオストク港を結ぶ日本海横断航路の可能性を探る実験フェリーが19日夕、最終寄港地の新潟港に入港した。実施した国土交通省北陸地方整備局は、全行程が予定通りだったことから航海を「順調だった」と評価。実験は新潟―北東アジア航路の将来性を示す形になった。

 実験は北陸と北東アジアとの往来活性化を探るのが目的。後背地にそれぞれ首都圏、関西をもつ新潟、敦賀を選び、定時の入出港が可能か、荷降ろしが円滑にできるかなどを試した。

136荷主研究者:2010/03/23(火) 23:33:12

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100317/CK2010031702000019.html
2010年3月17日 中日新聞
日本海横断に新航路 大型フェリーが敦賀出港

関敏之船長(中央左)に記念品を贈る敦賀市の河瀬一治市長(同右)=同市の敦賀港で

 国土交通省北陸地方整備局は16日、敦賀市の敦賀港とロシア・ウラジオストク港、新潟市の新潟港を結ぶ大型フェリーの試験運航を始め、フェリーが敦賀港を出港した。

 経済発展が見込まれる北東アジアと日本海側を結ぶ新しい日本海横断航路開設の検討材料を得るのが目的。日本海側と北東アジアには敦賀−韓国・釜山、新潟−ロシア・ボストチヌイなどの船便航路があるが、新航路開設によるエリアの経済成長促進効果を考えた。国が同航路の開設実験をするのは初めて。

 フェリーは、西日本汽船が国際便として運航している「ユートピア2」(26、933トン、旅客定員475人)を使用。敦賀を出港後、18日にウラジオストクに到着し19日に新潟港に入る。敦賀市の職員や同社の関係者ら約10人と工作機器、コンテナ2個を乗せ、運航中、輸送時間と貨物の積み降ろし、出入国手続きの状況などを確認する。事業費は約9000万円。

 この日は午後3時半にユートピア2が敦賀港川崎・松栄岸壁に入港。同港に貨物と旅客を同時に扱う国際フェリーが寄港したのは初めてで、河瀬一治市長は歓迎式典で、フェリーの関敏之船長に記念品などを贈呈。市も同航路の開設に取り組んでいることに触れながら「実験は非常にありがたい」とあいさつした。船は同7時に出港した。

 北陸地方整備局は実験の結果を希望する民間の船会社や自治体に提供し、航路開設を検討してもらう方針で、浅見尚史港湾計画課長は「航路開設の弾みになれば」と期待していた。 

(立石智保)

137とはずがたり:2010/04/04(日) 01:51:20

宮島船ターミナル一体化へ
'10/3/26
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201003260049.html

 廿日市市は25日、世界遺産の島・宮島の玄関である宮島口の整備計画を策定した。宮島航路の旅客ターミナルの一体化や、宮島の景観を眺望できる展望デッキ設置などを盛り込んだ。市は4月に整備計画を広島県へ提出。県の港湾指定を目指す。

 計画では、現在の護岸より約30メートル沖合まで埋め立てし、整備面積は1万1500平方メートルとなる。JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船がそれぞれ設けているターミナルを一体化。1470平方メートルの待合室を設ける。

 宮島以外の観光スポットの情報も発信する観光情報センターや地域物産館、ターミナル前広場も整備する。護岸には長さ120メートル、幅8メートルの展望デッキを設置。3千平方メートルの緑地・オープンスペースも設け、海辺で憩う空間とする。

 宮島口は年間300万人を超す観光客が乗降するにもかかわらず、国や県の港湾指定を受けていない。護岸も市有で老朽化が目立つ。一方、「乗船場所が分かりにくい」「宮島を眺望できる場所がない」などの声が上がっていた。

【写真説明】廿日市市が一帯の整備計画を策定した宮島口桟橋

138荷主研究者:2010/04/27(火) 21:55:44

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004130040.html
'10/4/13 中国新聞
柳井―松山を減便 防予汽船
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 高速道路の料金値下げの影響で経営が悪化し、民事再生手続き中の防予汽船(柳井市)は20日から、柳井市と松山市を結ぶフェリーを減便する。燃料代のカットによる経費節減が狙い。

 柳井港発、三津浜港(松山市)発とも1日各16便(土曜15便、日曜13便)のダイヤを改正。柳井発は月―土曜13便、日曜10便▽三津浜発は平日13便、土曜12便、日曜11便―とする。柳井港では最終便の出港時刻が早まり、平日と日曜が午後11時5分から同10時20分、土曜は午後9時40分から同8時30分になる。運賃の変更はない。

 同航路は船の定期点検のため1月末から両港発とも平日各12便などの臨時ダイヤで運航している。同社は再建策の一環として正規ダイヤを見直し、本格減便に踏み切る。概算で年約6千万円の燃料代カットになるという。

 ゴールデンウイーク(GW)の5月1〜5日は1日14便の臨時ダイヤで対応する。

 自動料金収受システム(ETC)搭載車の高速道路料金が休日上限千円になった昨春以降、航路の利用者は減少。同社は昨年10月、民事再生法適用を山口地裁に申請した。同社は「フェリーの利用台数を調査し、利便性は変わらないダイヤを目指した。理解を求めたい」としている。

139荷主研究者:2010/05/06(木) 23:29:34

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004230059.html
'10/4/23 中国新聞
秋月―呉航路の廃止検討
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 江田島市は22日、江田島町の秋月港と呉市の呉港を結ぶ旅客船航路について、運航する大昭汽船(江田島市)が6月末での廃止を検討していると明らかにした。市議会全員協議会で報告し、田中達美市長は「航路を維持できるか早急に関係機関と協議したい」とした。

 市は、同社の昨年度の赤字が約2600万円に上り、航路廃止の申し入れがあったと説明。昨年3月に始まった広島呉道路の土日祝日の自動料金収受システム(ETC)半額割引の影響などで利用者が減少。今年4月から減便を実施したが、経営の改善につながらなかったとした。

 秋月―呉港間は平日12往復で、平均利用客は約360人。通勤通学や通院の利用が多い生活航路のため、田中市長は「7月以降も継続できる運航体系を模索したい」と説明した。

 大昭汽船は5月中旬にも中国運輸局へ航路廃止の届け出をする方針。浜崎英専務は「6月からの広島呉道路の無料化実験や第2音戸大橋開通などを考えた場合、赤字額は膨らむばかりで苦渋の決断」としている。

140チバQ:2010/05/14(金) 00:29:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100513-OYT8T00037.htm
大間―函館航路見えぬ進路  
赤字補填、新船建造…負担巡り紛糾


現在、大間―函館間を運航する「ばあゆ」(2008年10月、大間町のふ頭で)  大間―函館間のフェリー航路の存続に向けた議論が足踏みを続けている。昨年末、大間町と県、フェリー会社の3者で新造船建造の合意に至ったものの、新造船が運航するまでの財政支援などを巡って会社と町側の折り合いがつかず、建造費の負担など具体的な議論に入れないためだ。建造費の支援にも町議会からは懐疑的な声もあがり、会社の示した交渉期限の6月末が迫っても、打開策は見えてこない。(木瀬武、永野慎一)

 ■不満相次ぐ 

 「フェリー会社の言いなりだ」「町直営で運航したらどうか」

 4月30日の大間町議会全員協議会。金沢満春町長が、新造船就航までの財政支援を会社側が求めて譲らない事情を説明すると、町議から厳しい意見が飛んだ。

 町にとって、大間―函館フェリーは「命の航路」(金沢町長)だ。航路を使って函館に買い物に出掛け、病院通いする高齢者も多い。このため町は、フェリー会社が2008年9月に撤退の方針を打ち出して以降、赤字補填(ほてん)で協力することで運航をつなぎ留めてきた。今年も8月末までの運航と引き換えに、今年度予算に12月末までの補填分、6000万円(県が半分負担)を計上した。

 3者が合意した新造船の建造は、こうした急場しのぎの状況を脱却し、恒久的な運航手段を確保するのが狙いだ。フェリー会社は、新造船の投入で欠航便数を減らし、収益の改善を見込む。3者は合意後、船の規模や建造費の負担などの議論に入る予定だった。

 しかし、会社側は建造費負担に加え、新造船就航までの赤字補填を要求。これらが6月末までに決まらないと、9月以降の運航も確約できないと条件を突きつけた。12月末までの補填を計上して当面の運航継続を確信していた町議会は一声に反発を強め、町は、年末までの運航を今月14日の協議で確約させる構えだ。

 ■建造費は30億円 

 12月末までの運航を取り付けたとしても、新造船建造の具体的な枠組みが決まるまでには曲折も予想される。最大の懸案が多額の建造費の負担方法だ。次回14日の3者協議では、「ばあゆ」と同クラスの1500トン級と2000トン級の船が比較検討されるが、フェリー会社は「2000トン超が望ましい。年間の欠航数も半分以下に減る」との立場。ただ、建造費は約30億円とも言われる。

 町単独で負担する財政力はなく、対岸の函館市は財政支援には否定的だ。大間町の周辺自治体にも目立った動きは見られない。このため、3者間で負担割合を巡り、激烈な綱引きが起きるのは必至の情勢だ。

 「命の航路」の昨年の利用者は11万人で、06年から3万人減少。昨年度に町民が北海道の医療機関を受診した件数(国保ベース)は2400件で全体の1割超にとどまる。県幹部の一人は、「全国規模の日航とは問題の大きさが違う」と突き放す。

 町議会からは「12月まで運航継続してもらって、じっくり協議をすればいい」との声が漏れ始めている。

(2010年5月13日 読売新聞)

141荷主研究者:2010/07/06(火) 23:08:32

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/235723_all.html
2010年06/08 14:29 北海道新聞
サハリン航路、運航開始 稚内 昨年より10往復減少

コルサコフに向け、稚内を出港するアインス宗谷=8日午前10時

 【稚内】稚内とロシア・サハリン州コルサコフを結ぶ国際定期フェリーの今年の運航が8日、始まった。道内とサハリンを結ぶ唯一の定期航路だが、運航するハートランドフェリー(札幌)が需要減から来年以降の撤退や運航形態の変更を検討している。今年は9月17日までの4カ月間に昨年より10往復少ない28往復56便を運航する。

 同航路は1999年に就航し、夏季のみ運航。厳しい収支状態が続き、昨年は旅客が前年比2割減の4236人、貨物はサハリンでの石油・天然ガス開発が一段落したため、同8割減の904トンにとどまっている。

142荷主研究者:2010/07/06(火) 23:09:18

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/236007_all.html
2010年06/10 09:18 北海道新聞
国内最大級船 就航へ 太平洋フェリー苫小牧航路

 太平洋フェリー(名古屋市)は9日、苫小牧−仙台−名古屋を定期運航する「いしかり」の後継に、国内最大級の新造カーフェリーを投入すると発表した。来年3月に就航予定。

 船名は「いしかり」を継承する。現行「いしかり」(全長約192メートル、幅27メートル、総トン数約1万4千トン)が就航から約20年経過したため、新造船でサービス向上を図る。建造費は約110億円。三菱重工業の下関造船所で建造しており、今年8月に現地で進水式を実施した後、内装の工事を進める。

 新造船は全長約200メートル、幅27メートル、総トン数は約1万6千トン。旅客定員は783人で、トラックが184台、乗用車は96台まで積載できる。防振対策などで乗り心地も改善する。

 個室は現行の約2倍の147室。ステージが付いたシアターラウンジのほか、レストラン、展望大浴場も備えている。

143荷主研究者:2010/07/06(火) 23:24:46

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/178675
2010年6月17日 00:18 西日本新聞
九州・山口−韓国の旅客船 4年ぶり100万人割れ 09年度輸送人員

 九州・山口と韓国を結ぶ旅客船航路の2009年度の輸送人員が、前年度比20・7%減の約86万8千人で、4年ぶりに100万人を下回ったことが16日、九州運輸局の調べで分かった。輸送人員の減少は2年連続で、減少幅は過去最大だった。

 釜山‐博多、下関、対馬の3区間で高速船やフェリーを運航する6社を対象に調査。輸送人員の内訳は、韓国人が前年度比24・9%減の約53万9千人で、調査を始めた1990年度以降、最大の減少幅だった。日本人も同12・9%減の約31万人にとどまった。

 同運輸局が各社に聞き取り調査したところ、円高ウォン安で韓国人旅行者が減少傾向だったほか、09年春以降の新型インフルエンザの影響が大きかったという。

 ただ、09年12月以降はウォン安が落ち着き、韓国経済が回復し始めたことから、韓国人旅行者が増加。10年1−3月の輸送人員は、約26万8千人で前年同期比23・3%増だった。

 博多‐釜山間で高速船を運航するJR九州高速船(福岡市)は、「利用者はピーク時の7−8割程度まで戻っており、10年度は再び100万人台に回復するのでは」としている。

=2010/06/17付 西日本新聞朝刊=

144チバQ:2010/07/11(日) 23:24:36
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100709ddlk23010192000c.html
選択の足もと:’10参院選/3 伊勢湾フェリー /愛知

三重県鳥羽市に向け、伊良湖港から出航する伊勢湾フェリー ◇高速無料化で打撃 「海の国道」に配慮求め
 三重県鳥羽市と田原市の伊良湖岬を結ぶ「伊勢湾フェリー」(本社・鳥羽市)の9月末での航路廃止が発表されて3カ月余り。伊良湖港の道の駅「伊良湖クリスタルポルト」のフェリー切符売り場に置かれた「航路存続を求める署名」用紙に、大勢の名が記されていた。

 静岡県湖西市の会社員、大橋郁夫さん(47)は「三重に親せきがあり、よくフェリーを使う。なくなれば高速で行くしかないが、(運転は)疲れますよね」と残念がる。三重県四日市市の会社員、生川末博さん(62)も「(廃止は)寂しい」と署名した。それでも、フェリーと高速道路と料金を比較した結果、高速道路の方が安く、「高速で帰ることにします」。

 渥美半島の田原市にはトヨタ自動車田原工場があり、市財政は豊かだった。しかし、2008年のトヨタショックで年間約70億円あった法人税が1割以下に減り、市政運営見直しを余儀なくされている。そこに航路廃止問題が浮上した。

 市内で旅館「角上楼」を営業する県ホテル旅館生活衛生同業組合田原支部の上村純士支部長は、「半島には主立った観光施設がなく、『フェリーで伊勢神宮や鳥羽水族館に行けます』とPRして宿泊してもらってきた」と話す。三重へ行けなくなれば、客が減るのは必至だ。伊良湖岬の土産物店店員、川崎和美さん(50)は「高速料金の割引で客がうんと減りました。フェリーがなくなれば、半島の先端で店を開く意味がなくなる」。

 フェリー利用客は、伊勢湾岸自動車道と東名高速道路の接続や、高速道路休日割引のあおりを受け、大きく減少した。09年度はピーク時の7割減の35万2921人。国の交通行政が打撃を与えた。

 昨夏、高速料金無料化を掲げた民主党が政権を奪取した。6月28日から伊勢自動車道(津−伊勢)が無料化され、フェリーを存続させるには、ますます厳しい情勢になってきた。

 伊勢湾フェリー航路は、「国道42号」と「国道249号」の海上区間。市商工観光課の伊藤康弘課長は「『海の国道』なのだから、国がきちんと面倒を見てほしい。高速道路だけ税金を使って安くするのはおかしい」と不満を漏らす。鈴木克幸市長は「何らかの公的支援は必要。交通体系の絡みも含め、国に要望したい」と訴える。フェリー存続には自治体による支援が避けられない。その自治体も不況下で疲弊し、国の交通行政の行方にかたずをのんで見守る。【丸林康樹】

145荷主研究者:2010/07/24(土) 14:46:39

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201007070015.html
'10/7/7 中国新聞
呉桟橋のフェリー乗り場更新
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 呉市が進めていた呉中央桟橋(宝町)のフェリー乗り場を更新する工事が終わり、運用を始めた。

 広島―呉―松山航路のフェリー乗り場で、1971年に使用を始めて老朽化が目立っていた、車両乗り込み用の可動橋と係留施設を更新した。

 中央桟橋ターミナル前のロータリーも改良し、フェリーを降りた車両が北側の宝橋西詰交差点まで直進で出られるようにした。昨年6月に呉市阿賀と松山市を結ぶ呉・松山フェリー航路が廃止され、トラックの利用が増えているため、安全面に配慮した。

【写真説明】工事が終了した呉中央桟橋のフェリー乗り場

146チバQ:2010/08/21(土) 11:11:56
>>144
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20100821/CK2010082102000140.html
田原市、安堵も「今後が大事」 伊勢湾フェリー存続決定
2010年8月21日

伊勢湾フェリーの存続について記者会見する(右から)鈴木克幸田原市長、福武章夫伊勢湾フェリー社長、小林清人三重県政策部長、山田周司愛知県地域振興部長、木下憲一鳥羽市副市長=三重県庁で


 伊勢湾フェリー(三重県鳥羽市)の鳥羽−伊良湖(田原市)航路の存続問題は20日、両県と2市が同社の経営再建へ財政支援をすることで10月以降の存続が決まった。地元田原市では歓迎ムードの一方で「フェリーが安定運航していくためには今後が大事」(鈴木克幸市長)と利用促進に気を引き締める声もあった。

 「とりあえずホッとした」と安堵(あんど)するのは田原市内で旅館を営む県ホテル旅館生活衛生同業組合田原支部の上村純士支部長。伊勢湾フェリーが経営難から航路の廃止を発表後、存続を求めて署名活動に携わってきた。「フェリーを取り巻く厳しさは変わらないと思う。今後はフェリー会社とも連携して観光のPRに努めたい」と話した。

 伊良湖港で魚介類の直売店を営む糟谷吉弘さん(55)は「航路廃止になれば伊良湖は島になっていた」と胸をなで下ろし「今後はフェリー会社も経営努力して利用客が増えるようにしてほしい」と要望した。

 2県2市による運航会社への財政支援は計2、3億円の助成になる見込み。神田真秋知事は「県としても掛け替えのない路線。行政による財政支援は県民の理解を得られると思う」と話した。

147チバQ:2010/08/24(火) 12:37:29
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20100819ddlk15020002000c.html
焦点’10:「おおさど丸」故障 観光への影響懸念 佐渡汽船の対応に批判 /新潟
 ◇知事、再発防止要請
 新潟−両津間を結ぶ佐渡汽船のカーフェリー「おおさど丸」がエンジン故障で欠航している問題は、お盆休みの帰省客や観光客を直撃し、大きな混乱を引き起こした。カーフェリーは残る「おけさ丸」だけでの運航が10月末まで続く見通しで、観光業界へのダメージや島民の暮らしへの影響を懸念する声が広がっている。佐渡汽船の危機管理態勢に批判が強まるなか、泉田裕彦知事は18日、同社の小川健社長を県庁に呼び、原因究明や再発防止を申し入れた。国土交通省も事態を重くみて、運輸安全委員会が原因調査に乗り出した。【小川直樹、磯野保】

 ◆船の老朽化

 「おおさど丸」の故障が判明したのは11日午後の航行中で、エンジンの出力を調整する減速機が破損した。詳細は調査中だが、減速機の中にあるスクリューの軸受けが焼けており、うまく回転させるために流し込む潤滑油が不足していたとみられる。

 1月に行った検査では異常はなかったという。ただ、「おおさど丸」は88年建造で老朽化が進んでおり、これが故障の遠因になった可能性もある。

 今後、減速機を取り外し、埼玉県のエンジンメーカーで修理する。しかし、部品も古く、汎用品でないため、新たに作る必要があり、修理を終えるまで時間がかかるという。

 佐渡市は別のフェリー会社の代替船を使うよう求めたが、岸壁や船橋に合う船を探すのは難しく、船員が安全に使いこなすには1カ月程度かかるという。

 ◆状況判断の甘さ

 同社は悪天候時の欠航は想定しても、1隻が長期間使えない場合のマニュアルは作っておらず、今回の対応は後手に回った。

 お盆休み中、「おおさど丸」は予約で満席だったが、「おけさ丸」も満席で、客を振り分けることができなかった。ターミナルはキャンセル待ちの客であふれ、冷房がないロビーで長時間待たされた。

 同社は12日午前から予約客に欠航を知らせる電話をかけ始めたが、遠方の客はすでに自宅を出ていた人が多く、欠航を知らないまま、乗り場に着くケースも。11日に連絡を入れ始めていれば混乱を軽減できた可能性もあるが、「故障のひどさが分からず、12日以降も運航できるかもしれないと考えていた」(同社幹部)と、状況判断の甘さが混乱を大きくした。

 また、小川社長は欠航後、12、14日に出社したが、13日は休暇をとり、15日もわずかな時間、社に顔を出しただけだった。トップの姿勢にも批判が集まっている。

 ◆「顧客第一を」

 県庁を訪れた小川社長に、泉田知事は「二度と起こしてはいけないこと。皆が痛みを受け、不満だけが残る対応は交通事業者としていかがなものか」と顧客重視を求めた。欠航後の社長不在についても「率先して社内を管理運営してほしい」と苦言を呈した。

 小川社長は報道陣に「利用客、関係者に多大なご迷惑をかけ、心からおわびします」と陳謝。佐渡観光への影響を抑える対策をとるほか、危機管理態勢を見直すと述べた。

 また、国交省は運輸安全委員会の原因調査とは別に、北陸信越運輸局が18日、同社の運航管理に問題はなかったか特別監査を行った。

 ◆キャンセル続出

 佐渡観光協会によると、旅館やホテルの予約のキャンセルは、13〜16日分だけで1000人を超えた。相川地区のホテル経営者は「お盆休み中、夜遅くに佐渡に着いたお客さんもおり、可哀そうだった。佐渡観光が下り坂をたどる一方なのに、どうしようもない」と佐渡汽船への怒りを隠さない。島内のスーパーによると、本土から輸送される食料品の到着遅れは、今も続いているという。

 今回の混乱が佐渡全体のイメージダウンにつながるとの不安が広がっているのを受け、佐渡市は19日、緊急対策本部を発足させ、観光や商工業への影響を協議するという。

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 ■ことば

 ◇佐渡汽船
 1913年設立。本社は佐渡市だが、実質的な本社機能は新潟市にある。航路は新潟−両津、寺泊−赤泊、直江津−小木の三つ。佐渡への観光客数減で業績は低迷しており、06年6月中間期に約15億5000万円の債務超過に陥り、現在も経営再建の途上にある。県が約4割の株式を保有する筆頭株主。09年の輸送人員は180万9500人。

148チバQ:2010/08/24(火) 12:38:24
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001008190001
フェリー故障社内管理に苦言
2010年08月19日

 新潟―両津間を結ぶ佐渡汽船のカーフェリー「おおさど丸」が、エンジン故障で1カ月半以上の欠航を余儀なくされている問題で、泉田裕彦知事は18日、佐渡汽船の小川健社長に対し、エンジン故障の原因究明や社内の危機管理態勢の見直し、懸念される佐渡観光への影響を最小限にする対策などを申し入れた。


 この日、佐渡汽船から小川社長ら3人が県庁を訪れた。


 泉田知事は小川社長に再発防止を強く求め、「一番の混乱期に社長が不在だったと聞いている。率先して社内を管理運営していただきたい」と苦言を呈した。また、航空業界ではトラブルの際に乗客に補償する会社も多いことを引き合いに出し、「みんなが不便を被り、痛みも生じた上で不満だけが残る対応は、交通事業者としていかがなものか」と、問題提起した。


 小川社長は知事との面会後、利用者へ改めて陳謝を表明。記者団に「当面、秋の観光への懸念に、対策をしっかりやる」と述べ、長期欠航時の対応マニュアル導入などで再発防止を図るとした。


 エンジンの出力を調整する減速機の部品が焼けて破損したとされる故障時の現象について、本間悦郎副社長は「潤滑油が行くべき所に届いていなかった。あるいは不足していた」と述べた。詳しい原因の解明はこれからという。


 泉田知事は同日、国土交通省に対しても、おおさど丸の早期復旧に向けた迅速な対応と原因究明を要請。国土交通省北陸信越運輸局は同日、佐渡汽船に職員3人を派遣し、海上運送法に基づき、重大事故が発生した際の運航管理態勢をチェックする特別監査を行った。

149チバQ:2010/08/24(火) 12:39:47
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201008170346.html
フェリー故障 佐渡汽船の対応後手、客うんざり
2010年8月18日


「おおさど丸」の欠航で両津港ターミナル内は他の船を待つ客であふれかえった=15日、佐渡市両津湊

 新潟―両津間を結ぶ佐渡汽船のカーフェリー「おおさど丸」のエンジン故障による欠航は、お盆期間中の帰省客や観光客に大混乱をもたらした。同社は「予期せぬ故障だった」と偶発的な事故を強調するが、同社の対応が後手に回り、利用客の不興を買ったことは否めない。観光政策を推し進める佐渡市や業界からも「佐渡に観光客が来なくなるのでは」とイメージダウンを心配する声が出ている。

 「一番きれいなシーズンだと思ってわざわざ佐渡に来たのに、とんだ夏休みになった。もう二度と佐渡には来ない」。15日、群馬県内から訪れた男性(76)は、両津港ターミナルで丸一日、足止めを余儀なくされ、うんざりとした表情で話した。

 「おおさど丸」の故障が見つかったのは、11日の午後。航海中にエンジンの出力を調整する減速機の調子が突然悪くなった。1時間半遅れで到着した両津港で調べたところ、スクリューを回転させる軸に取り付けられた部品が焼けて破損していたという。

 同社は「これまでに例がない故障。1月に定期検査したときにも問題はなく、予期していなかった」。予備の部品は用意しておらず、新たに部品を発注する必要があった。この時点で、復旧のめどは立たず、船を長期間運休させなければならないことはわかっていた。

 しかし、翌日以降の対応は後手に回った。欠航で便数が半減したにもかかわらず、予約客を別の便に振り替える手段がなく、長い間キャンセル待ちさせた。予約客に欠航の連絡を入れなかったケースもあったという。一部を除き冷房がないターミナルで待つ客に飲み物などを配って回ったのは、同社ではなく佐渡市だった。

 さらにこのトラブルのさなか、小川健社長が夏休みを取っていたことも明らかになった。小川社長は、故障が起こった11日以降、13日は出社せず、混乱がピークとなった15日もわずかな時間、顔を出しただけだった。外部から招かれ、財務が専門の小川社長は「現場のことは副社長に任せており、電話で連絡を取り合っていた」と釈明したが、緊急時のトップの不在は同社の危機管理能力に疑問符をつけることになった。(川崎友水)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20100817-OYT8T01210.htm
宿泊キャンセル1000人超 佐渡
 佐渡汽船のカーフェリー「おおさど丸」の欠航問題で、佐渡島内の宿泊施設への予約をキャンセルした観光客数が1000人を超えたことが17日、分かった。佐渡観光協会が13日〜8月末の予約状況を、約100か所のホテルや民宿から聞いた。17日には混雑はほぼ解消されたが、混乱を嫌った観光客が相次いで佐渡観光を取りやめたとみられ、キャンセル数は今後さらに増える見通し。

 また20〜22日に音楽イベント「アース・セレブレーション」を島内で開く和太鼓集団「鼓童」は、入場券を買ったものの来島できない観客を来年の同イベントに無料招待するなどの対応を決定。入場券の日付の振り替えも行う。

 一方、佐渡汽船は17日、未定だった23日以降の新潟―両津間フェリーのダイヤを発表。10月末までは1日4往復で新潟発が午前零時35分、同6時40分、午後零時40分、午後6時40分。両津発が午前3時30分、同9時40分、午後3時40分、同9時40分。また10月末までジェットフォイルの片道運賃を、通常の4割引きとなる3980円とする。

(2010年8月18日 読売新聞)

150チバQ:2010/08/24(火) 12:44:59
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201008230411.html
佐渡市長、代替フェリー要請行脚 汽船側「確保困難」
2010年8月24日

 佐渡汽船のカーフェリー「おおさど丸」がエンジン故障で欠航し、新潟―両津間のフェリー運航が1隻体制となっている問題で、佐渡市の高野宏一郎市長は23日、新潟市中央区の同社新潟事務所を訪れ、おおさど丸の修理が終わる10月下旬までの代替フェリーの確保などを要請した。だが同社の小川健社長は、報道陣を前に「すぐに使えるものの確保は難しい」と述べた。

 佐渡島の秋の観光シーズンは9、10月で、11月になると客足が落ちる。高野市長は、小川社長に「速やかに代替船を用意して頂きたい」と求めたが、小川社長はこの点には触れず「故障の原因を明確にして、再び起きないためのチェック体制を作りたい」と答えた。

 同社によると、おおさど丸の修理には約2カ月かかる。故障の程度が小さく、復旧が10月下旬より早まる可能性もあるとしているが、市の調査では、観光業のほか流通業、農林水産業、医療にかかわる幅広い関係者が代替船運航を望んでいるという。

 高野市長はこの日、県と国土交通省北陸信越運輸局も訪れ、支援を要請した。同局の勝海務次長は「全国の運輸局を通じて代替フェリーを探しているが、今はどこもかき入れ時で、確保は厳しい」と話している。(大内奏)

151チバQ:2010/08/24(火) 12:48:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100823-OYT8T01267.htm
大間フェリー 知事、財政支援の意向
新造船建造で地元要望
 大間―函館間のフェリー航路の存続問題で、下北地域の5市町村の首長らでつくる下北総合開発期成同盟会は23日、県庁で三村知事と会談し、県や大間町、フェリー会社の3者が合意した新造船の建造費について、県の財政支援を求めた。三村知事は「どのような支援ができるか検討していく」と支援に応じる意向を示した。

 3者は航路の恒久化には新造船が必要との認識で一致し、老朽化した現行船(1529トン)に代わり、輸送能力が同等以上の船を建造することで合意している。ただ、フェリー会社が求める現行より大きい規模にするかや、20億円以上とされる建造費を町以外がどの程度負担するかは決まっていない。

 町は過疎地域に割り当てられる過疎債を活用する方針だが、建造費は町の年間予算の半分以上の規模。会談に臨んだ大間町の竹内弘町議会議長は「県に腰を上げてもらわないときつい」と訴え、金沢満春町長も「町の持ち出しをできるだけ抑えたい」と県の支援を求めた。

 また期成同盟会として、「下北全体に必要な航路。県には特段の支援を」とする要望書も提出した。

 これに対し三村知事は「航路存続の願いは県としても重く受け止めている」とし、支援を検討することを伝えた。近く町とフェリー会社とのトップ会談を開くなどして、具体的な支援策を詰める考えだ。

 金沢町長は会談後、報道陣に対し、「前向きな回答が得られた。早い時期に結論が出ると思う」と県の支援に期待した。

(2010年8月24日 読売新聞)

http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100824ddlk02020002000c.html
フェリー:大間−函館間存続問題 「新船建造へ支援を」 5市町村首長ら要望 /青森
 ◇知事「努力する」
 大間−北海道・函館間のフェリー存続問題で、「下北総合開発期成同盟会」(会長・宮下順一郎むつ市長)を構成する大間町など5市町村の首長らが23日、県庁を訪れて三村申吾知事に新船建造への財政支援を要望した。県、大間町、事業者の津軽海峡フェリー(本社・函館市)の3者は近くトップ会談を開き、恒久運航へ向けた枠組みを決める見通し。【高橋真志】

 県庁では、宮下市長が「地域経済に根ざし大きな役割を果たしてきた航路。新船建造に特段の支援を」とする要望書を三村知事に手渡した。また、フェリーが発着する大間町の金沢満春町長は独自に同様の要望書を提出した。

 これに対し、三村知事は「重く受け止める。どのような支援ができるか検討し伝えられるよう努力したい」と応じた。

 要望書を手渡した金沢町長は記者団に対して「前向きな発言だったので大変力強く思う。できるだけ早い時期に会談を行いたい」と話した。

 県など3者は7月の事務レベル協議で、町が新船を建造して事業者が運航を行う公設民営方式で存続を目指す方針を確認した。新船は現行の「ばあゆ」(1529トン)の輸送能力を下回らない規模にする方針だが、20億円以上とみられる建造費の負担割合が焦点となっている。

 同航路を巡っては、08年9月に燃料高騰などを理由に事業者が撤退を表明。地元自治体や住民から存続を求める声が上がった。町が赤字補填(ほてん)することを条件に今年12月末までの暫定運航が決まっている。

152荷主研究者:2010/08/29(日) 13:23:51

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201008170033.html
'10/8/17 中国新聞
新フェリーで車の利用増加
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 尾道市の飛び地の浦崎町と、同市向東町を結ぶ市出資の第三セクター「歌戸運航」の利用客が増えている。4月に就航した新フェリーが、乗用車の乗降がしやすくなり、高齢者たちの利用を促進。2007年度以来の黒字となるペースだ。

 市が建造費約1億円を全額補助した新フェリーは船首、船尾のどちらからも乗降できるのが特徴。料金(普通車300円)は変わらず、運べる車は4台から6台に増えた。

 現金や回数券などで4〜7月の間、乗船した自転車や車などは2万786件。昨年同期比の1万8799件を上回る。中でも、軽乗用車を含む車の利用件数が大幅に増加した。昨年度は月平均2520台だったが、この4カ月は同2844台となっている。

 これまでのフェリーは船首部から乗降するしかなく、後進する必要があった。歌戸運航によると「運転に不安がある高齢者は乗船を敬遠していた」という。1998年発足の三セクで、2度目の黒字化も視野に入る。

 フェリーを利用すれば浦崎町から市街地まで約20分。浦崎地区社会福祉協議会の檀上和之会長(68)は「高齢者は陸路で市中心部へ行く人が目立っていたが、安心して利用できるようになった点が大きい」と話している。

【写真説明】新フェリーが好評で、利用客が増えている尾道市の歌戸運航

153とはずがたり:2010/08/29(日) 14:00:18
黒字は凄いな。
しかも陸路有るのに。

場所は此処
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=34.399029708507406&lon=133.24291673766115&z=16&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=on&hlat=34.41475046698&hlon=133.27793565856&layout=&ei=utf-8&p=

154荷主研究者:2010/09/04(土) 14:40:08

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201008270035.html
'10/8/27 中国新聞
国内最大級カーフェリー進水
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 全長199・9メートルの国内最大級のカーフェリー「いしかり」の命名・進水式が26日、下関市彦島江の浦町の三菱重工業下関造船所であった。巨大な船体が水しぶきを上げて進水する様子を、親子連れなど約1400人が見守った。

 フェリーは約1万6千総トン、最大速力約26ノット(時速約48キロ)。旅客定員は783人で、トラック184台、乗用車100台を積むことができる。

 太平洋フェリー(名古屋市)が1991年に名古屋―仙台―苫小牧港間の定期航路に就航した同社のカーフェリー「いしかり」の代替船として発注した。総工費約115億円。航海に必要な装備工事を経て来年3月に引き渡される。

【写真説明】関係者や見学者が見守る中、進水するカーフェリー「いしかり」

155荷主研究者:2010/09/23(木) 14:05:13

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003391399.shtml
2010/09/03 08:01 神戸新聞
たこフェリー、親会社が撤退へ 会社清算申し出る 

親会社が撤退の方針を固め、航路存続の岐路に立っている明石淡路フェリー=明石市中崎2

 明石‐淡路・岩屋間を運航する明石淡路フェリー(明石市中崎2、愛称・たこフェリー)の親会社のツネイシホールディングス(広島県福山市)が、出資する明石や淡路市など地元自治体に対し、航路の廃止と会社清算の意向を伝えていることが分かった。明石市は撤回を求め、同社が撤退した場合でも新たな出資者を探して航路を存続させたい考えだが、予断を許さない情勢だ。

 昨年3月から、明石海峡大橋を通る本四道路でも高速料金値下げが実施された影響などで、同フェリーの2009年度料金収入は07年度に比べて55%減、搬送台数も同60%減となり、10年度も1億円を超える赤字を見込む。

 ツネイシ社は「改善の兆しは見えず、資金面から事業継続は困難で、必要な資機材の購入や給与が支払えない事態も予想される」と判断。8月末、明石、淡路、南あわじ、洲本市に伝えた。

 申し出に対して明石市の北口寛人市長は「フェリーは地域の公共交通や観光資源として不可欠」として、市会議長との連名で撤回を要請する文書を提出。淡路市の門康彦市長も神戸新聞社の取材に「航路を存続させる手だてを考える必要がある」と述べた。

 同フェリーの大麻一秀社長は「撤退が決まったわけではなく、調整を続けている」としている。

 航路廃止や会社清算の決議は株主の3分の2の賛成が必要とされ、計34%の株を保有する4市が反対すれば決議は成立しない。近く、ツネイシ社と4市の関係者が今後の対応を協議する見込み。

 だが、4市のうち半数の株を持つ明石市は、同社が撤退方針を変えない場合、出資金(5600万円)の放棄を要請するとともに、新たな出資者を探し航路の維持を図りたいとしている。

 【明石淡路フェリー】2000年7月、明石海峡大橋の開通で廃業した明石フェリーの跡を継いで、明石市と淡路1市10町(当時)、甲子園高速フェリー(現ツネイシホールディングス)が出資して誕生した。現在、フェリー2隻を所有し、明石港‐岩屋港間に1日58便を運航している。

(森本尚樹)

156荷主研究者:2010/10/23(土) 14:17:25

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201010110015.html
'10/10/11 中国新聞
下関―韓国・光陽に新航路
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ttp://tohazugatali.web.fc2.com/transit/Tn20101011001501.jpg

 韓国・光陽市の光陽フェリーが同市と下関市を結ぶ国際フェリーの運航を決めた。早期就航を目指し、税関、検疫など下関港側の受け入れ体制の整備を待っている。就航すれば下関港の国際航路は4航路目。

 同社は既に定員790人のフェリー(1万5900トン)を確保しており、片道約10時間で週3往復の運航を計画。12月就航を希望している。下関港は現在、韓国の釜山港、中国の青島港、蘇州港との間でそれぞれフェリーが就航。新たな国際航路の開設には、国が税関、入管、検疫の体制を整える必要があるという。

 光陽市は韓国南部の人口約14万人の港湾都市。韓国政府は釜山港に次ぐ国際港として積極投資しているという。

157チバQ:2010/10/24(日) 17:01:44
岡山(在来線)倉敷(在来線)福山(バス)鞆の浦(船)尾道(新幹線)広島って
旅行を何年か前にしたけど、鞆の浦→尾道が1日3便くらいしか出てなくて
スケジュールに悩んだ記憶あり

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20101018-OYT8T01208.htm
瀬戸内クルーズ観光を
名所結び一度に楽しむ
 瀬戸内海の観光スポットを船で周遊するクルーズプランの開発に、四国4県などでつくる観光推進組織「四国ツーリズム創造機構」(高松市)などが乗り出している。瀬戸内と同様に名所が多く点在しているカリブ海やエーゲ海での船旅を参考にしながら、ツアーの提案を目指す。観光地を結んで一度に楽しめるようにすることで、観光活性化を図りたい考えだ。

 瀬戸内海は、小豆島や直島、歴史的景観が残る広島県福山市の「鞆の浦」など、人気の観光地に恵まれている。しかし、それぞれが離れており、現在運航している定期航路だと一度に多くの場所を見て回ることは難しい。また、国内のクルーズでは、夜間に瀬戸内海を通過してしまう船も多いという。

 そこで同機構は、瀬戸内海の複数の観光スポットに寄港する「クルーズ観光」を観光商品として開発できないかと検討。四国運輸局と連携し、県内外の有識者や旅行会社役員などが加わる委員会を発足させた。

 参考にするのは、海外でのクルーズ。カリブ海では、船内で宿泊しながら移動し、寄港先を観光するツアーの人気が根強いという。同機構は、地元へのより大きな経済効果を目指し、離島や瀬戸内沿岸地域で、観光だけでなく宿泊もしてもらうことを考えている。

 9月17日に開いた初会合では、11月をめどにモデルツアーを策定する方針を決めた。来年3月には、小型クルーズ船を使って、寄港先で観光、宿泊する2泊3日のツアーを試験的に実施するという。

 このモデルツアーでは、参加者の満足度や消費金額などを調査。分析結果を、旅行会社などに提供し、瀬戸内クルーズ観光の商品化や、新たな観光ビジネスの創出も目指す。同機構の平尾政彦事業推進本部長は「瀬戸内の多島美は世界に誇れる。ツアーが実現すれば、海外からの集客と、地元への経済効果が期待できるだけに、ぜひ実現してほしい」と期待している。

(2010年10月19日 読売新聞)

158チバQ:2010/10/27(水) 12:40:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20101026-OYT8T00196.htm
シークルーズが天草航路運休…新幹線に合わせ再開
 宇城市三角港と天草市本渡港を結ぶ定期航路・天草宝島ラインの運航会社「シークルーズ」(上天草市)は、12月1日〜来年2月末まで同航路を一時運休し、3月から再開すると発表した。

 同航路は、三角港に近いJR三角駅の列車発着時刻に合わせて運航。来春の九州新幹線鹿児島ルート全線開業でJRのダイヤ改正が見込まれるため、3か月間運休し、船便の編成作業や船体の整備、乗務員のガイド研修を行う。

 同社は「新幹線効果で、関西方面からの利用客が増えることが予想される。船旅をより満足してもらえる態勢を築き、天草の観光振興につなげたい」と話している。

(2010年10月26日 読売新聞)

159荷主研究者:2010/11/10(水) 23:53:15
>>139
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201010260049.html
'10/10/26 中国新聞
秋月―呉航路引き継ぎ決定
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 中国運輸局は25日、大昭汽船(江田島市)が運航する秋月港(江田島町)―呉港(呉市)間の旅客船事業について、バンカー・サプライ(広島市南区)への譲渡を認可した。10月末で航路廃止の危機にあったが、11月からの引き継ぎが正式に決まり、利用者や市民から喜びの声が上がった。

 運航はこれまでのダイヤを継続する形で、平日8往復。日曜祝日は運休し、運賃は大人片道500円に据え置く。同社によると、12月から11往復に増便を検討中という。横山恭治社長(55)は「利便性を高め、利用者増につなげたい」と話した。

 秋月港ではこの日、同社が利用者へ航路存続を伝え、回数券や定期券販売も開始。利用客が次々と買い求めた。通院などで月に10日は利用するという秋月地区の主婦石井ツヤ子さん(72)は「船がなくなったらと不安だったので、本当に安心した」と喜んでいた。

【写真説明】秋月港で利用者に航路継続を報告する横山社長(手前右)

160荷主研究者:2010/11/21(日) 13:49:35

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003601218.shtml
2010/11/12 06:30 神戸新聞
たこフェリー休止 日常利用者の4割「影響深刻」

 15日で運航を休止する明石淡路フェリー(明石市中崎1、愛称・たこフェリー)の利用者に神戸新聞社がアンケートを実施したところ、業務、通勤、通学、通院で同フェリーを日常的に利用している人の36%が、休止によって「深刻な影響がある」と答えた。こうした人の半数近くは休止後、代わりの移動手段として「淡路ジェノバラインを利用する」とした。

 アンケートは8日の午前5時から午後3時までの計19便の利用者(車両同乗者、同日復路利用者は除く)を対象に船上で実施し、462人から有効回答を得た。

 利用目的は、業務55人(12%)▽通勤50人(11%)▽通学24人(5%)▽通院21人(5%)▽観光・レジャー246人(53%)▽買い物・娯楽29人(7%)‐など。

 業務、通勤、通学、通院の日常利用者150人に運航休止について尋ねたところ、54人(36%)が「深刻な影響がある」、75人(50%)は「少なからず影響がある」と答え、20人(13%)は「ほとんど影響がない」と答えた。

 影響の内容(複数回答可)は、運賃負担が増える=62%▽移動時間が増える=40%▽転居を考えている=7%▽業務内容の変更・廃止を考えている=6%▽転校・転職を考えている=2%‐などだった。

 代わりの移動手段は、71人(47%)がジェノバライン、34人(23%)が自動車、16人(11%)が高速バスを利用するとし、25人(17%)は「未定」とした。航路の再開については、日常利用者の55%が「あらゆる手段で再開を」、31%が「できれば再開を」と求める一方、7%は「廃止もやむを得ない」と回答した。

(森本尚樹)

161荷主研究者:2010/12/05(日) 15:11:00

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201011230037.html
'10/11/23 中国新聞
秋月―呉航路、12月から増便
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 秋月(江田島市江田島町)―呉港(呉市)間で旅客船を運航しているバンカー・サプライ(広島市南区)は、12月1日から平日に増便し、休止していた祝日の運航も始める。中国運輸局が22日、同社の申請を受理した。

 現在の平日8往復を11往復に増便。祝日便を復活させて8往復を運航する。日曜は、これまで通り運休する。

 秋月―呉港間の航路は、10月末で前事業者が撤退を表明し、バンカー社が11月から引き継いでいた。同社によると、日曜便に関しても今後、小型船での運航を計画しているという。

162荷主研究者:2010/12/05(日) 15:11:27

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201011240018.html
'10/11/24 中国新聞
呉―今治の高速船航路変更へ
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 呉市の川尻港と愛媛県今治市の今治港間で高速船を運航している、せと観光ボート(呉市)は12月1日から、航路を呉中央桟橋―今治港へ変更する。平日1日3往復、土日祝日1日4往復の便数は、ともに1日2往復に減便する。

 新航路は呉中央桟橋―今治間を午前と午後に1往復ずつ運航。呉市の豊島、大長、御手洗を経由する。久比への寄港は利用客減少のため、とりやめる。四国運輸局へ船舶運航計画の変更を申請し、既に認可を受けた。

 せと観光ボートによると、2008年11月の豊島大橋開通後、航路の利用者が伸び悩む一方で、燃料費は高騰。減便で燃料費と人件費を削減し、広島市へのアクセスも便利な呉市中心部へ航路を変え、四国方面からの利用客増を見込む。

 2006年に大長―今治間で高速船の定期運航を始めた同社は、豊島大橋が開通した月から現在の航路に変えた。

163荷主研究者:2010/12/05(日) 15:14:01

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201011260013.html
'10/11/26 中国新聞
国内最大のエコフェリー進水
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 環境負荷を抑えた電気推進船「スーパーエコシップ」の進水式が25日、江田島市能美町の中谷造船であった。来年3月の九州新幹線鹿児島ルートの全線開通に合わせ、鹿児島市と対岸の桜島を結ぶフェリー。同社のエコシップのフェリーは廿日市市の宮島―宮島口を結ぶ、みやじま丸に続き2隻目となる。

 桜島丸(1200トン)でエコシップのフェリーとしては国内最大。鹿児島市と独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)が発注した。

 全長57・3メートルで速力は約11ノット。旅客定員は車両搭載時が657人で、大型車9台、乗用車32台を積むことができる。総工費は約25億円。来年3月上旬の就航を予定している。

 推進力は電気モーターで回すプロペラ。船の前と後ろに360度回転するポッド推進器を備え、横や斜め移動もできる。中谷造船は広島大と共同で船形やプロペラの位置などを研究。支援機構によると燃費、二酸化炭素排出量とも最大12%の削減になるという。

【写真説明】進水するスーパーエコシップのフェリー桜島丸。桜島航路に就航する

164荷主研究者:2010/12/13(月) 01:13:54

http://kumanichi.com/news/local/main/20101130005.shtml
2010年11月30日 熊本日日新聞
三角港〜本渡港の定期船が運休 来年3月に再開

来年2月末まで運休する「天草宝島ライン」。本渡港発の最終便には約20人が乗船した=宇城市の三角港

 三角港(宇城市)−本渡港(天草市)を結ぶ定期船「天草宝島ライン」が、1日から来年2月末までの予定で運休する。

 運航するシークルーズ社(上天草市)は、来年3月の九州新幹線全線開業でJR三角線と接続する同航路の利用が伸びると予測。運休はそれに向けての“充電”で、使用船の改装、英語や韓国語での案内表記、記念撮影用パネルの整備などでサービス向上を図る。

 再開に合わせてダイヤ改正するが、1日3往復は現行通り。

 10月の一時運休発表後、同社には利用者から困惑する声も寄せられているという。11月30日の本渡港発最終便には団体客ら約20人が乗船。「運休は寂しいが、再開を楽しみにしています」としばしの別れを惜しんでいた。

 同定期船は昨年4月就航。利用者の6〜7割が観光目的という。同社は「新幹線開業は絶好機で、再開後は収支黒字化と合わせ、地域振興につながるよう頑張りたい」としている。(岡本幸浩)

165チバQ:2010/12/13(月) 01:21:43
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101211ddlk40010381000c.html
北九州市:韓国フェリーの「休止」発表 イメージ低下懸念 /福岡
 韓国のフェリー運行会社「グランドフェリー」が10日、門司−韓国・釜山間の国際定期フェリーの「休止」を発表したことについて北九州市は「一時的な休止」との認識を示すとともに、イメージ低下を懸念した。

 市によると、同社は先月下旬「現行の船が大きすぎる。代替船が用意できるまで運休したい」と表明。市は「運休は社の信用問題になる」と再考を求め続けたが、方針を変えなかったという。

 同じ航路では08年就航の「MOJI LINE」(モジライン)が撤退している。市港湾空港局は「航路が何度も運休すると、イメージが悪くなる。今後は運休しないよう運行会社に働き掛けるしかない」とした。【平元英治】

〔北九州版〕

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/215198
下関−韓国・光陽にフェリー 来年1月下旬 就航目指す
2010年12月12日 06:01 カテゴリー:経済
 【ソウル神屋由紀子】山口県下関市の下関港と韓国南部の光陽(クァンヤン)港(全羅南道光陽市)間に初の旅客フェリーを就航させようと、韓国企業「光陽フェリー」(同市、金仲燮(キムジュンソプ)社長)と下関市が協議していることが11日分かった。来年1月下旬の就航を目指す。光陽港は釜山港に次ぐ韓国第2のコンテナ港。アクセスに時間がかかる九州・山口と韓国南西部が結ばれ、物流や観光客の増加が期待される。

 九州・山口を発着する日韓旅客船は現在、博多港など5ルートで、いずれも釜山港と結ぶ。全羅道(韓国南西部)から船舶を利用した日本旅行や貨物運搬の大半が釜山港を経由している。光陽市は、その需要を光陽港の利用促進につなげようと航路開設を目指して今年4月、参入企業を公募。下関−釜山間で定期的な水産物運搬の実績がある台林海運(釜山市)が名乗りを上げ、同社などが出資した「光陽フェリー」が5月に設立された。

 事業計画によると、使用する船は「光陽BEECH」(1万5971トン、定員740人)で、週2往復。下関港に月曜と金曜の朝に入港し、同日夜に出港する予定。同社は水曜の入港も要請していたが、下関市が現行の貨物取扱量から対応できないと回答したため、水曜のみ門司港(北九州市)など近隣港への寄港を検討している。

 光陽市周辺では麗水(ヨス)市が2012年の国際博覧会開催を控えており、九州などから観光客を呼び込む考え。貨物は韓国から農水産物や、韓国最大手の製鉄会社ポスコ光陽製鉄所が生産する鋼板などを日本へ輸送することを検討している。一方、日本から活魚運搬などの需要を見込んでいる。

 全羅道と結ぶ日韓航路は1990年4月から翌年8月まで博多−麗水間で旅客フェリーが運航したことがある。

=2010/12/12付 西日本新聞朝刊=

166チバQ:2011/01/04(火) 19:35:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/218817
高速貨物船 上海−博多便倍増へ 年内に週4便
2011年1月4日 06:18 カテゴリー:経済
 中国・上海と博多港を結ぶ高速貨物船「上海スーパーエクスプレス」(SSE)が、2011年中に週4便(往復)への倍増を計画していることが3日分かった。日中間の貨物量は増加傾向で、今後も堅調な伸びが見込まれることから新たに専用貨物船1隻を調達、2隻体制に増強する。運航スケジュールなどは3月までに具体化する方針。

 日本通運のグループ会社「上海スーパーエクスプレス」(東京)が現在週2便を運航するSSEは、陸上輸送で使うトレーラーの荷台をそのまま積み込む「RORO船」を使用し、上海−博多(約930キロ)を28時間で結ぶ。陸路はスピードの速いトラックなどで運ぶため、上海−東京の輸送時間は3日程度と、従来のコンテナ船の半分以下。運賃は航空貨物の3分の1以下に抑えている。

 現在の貨物は、日本への輸入はアパレルや生活雑貨、輸出は自動車部品や液晶関連などが中心。積載率は平均60%程度でまだ余裕はあるが、両国の経済関係強化を背景に今後もアパレルや自動車関連を中心に堅調な需要が期待されることから、利便性向上のために増便することになった。

 同社の試算では、博多−東京に鉄道を使って上海−東京を輸送する場合の二酸化炭素(CO2)排出量は、航空貨物で上海−東京を直送する際の約2%にまで削減可能。このため、地球温暖化対策を進める荷主のニーズもつかみたいとしている。

 2隻目には、20フィートコンテナで約220本を積載できる中古のRORO船(1万6千総トン級)を導入する予定。船舶取得後、改造作業などを終えて11年中に就航の予定。既に増便を見込んで、両国で営業活動を本格化している。

 同社の寺内昌弘社長は「SSEの利用拡大で、日本側のハブ(拠点)である博多港の活性化にも貢献したい」と強調している。

=2011/01/04付 西日本新聞朝刊=

167チバQ:2011/01/07(金) 22:59:51
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/219397
上海−長崎新航路 片道7000−8000円週3便 HTB計画
2011年1月7日 05:02 カテゴリー:社会 経済 九州 > 長崎

リニューアルオープンで活気を取り戻したハウステンボス。上海航路の就航で外国人旅行客の呼び込みを図る=昨年4月、長崎県佐世保市 経営再建中のリゾート施設ハウステンボス(HTB、長崎県佐世保市)が今夏就航を計画している中国・上海と長崎を結ぶ新航路の概要が6日、判明した。HTBは先月、パナマに船を所有する会社を既に設立。欧州の複数の船会社と交渉に入っており、中古船で1500−1700人乗り、2万−3万トン級のクルーズ船を今月中にも購入し、HTB内に20億円程度を投じ運営会社を設立する。

 関係者によると、船の所有会社は「テンボスクルーズ」。公海上でカジノを営業するため、船籍をパナマに置く。同社の会長にはHTBの沢田秀雄社長が就き、社長には船舶関係の経営経験者が就いた。

 運営会社はHTBが100%出資して設立。親会社の旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS、東京)も機関決定後に追加出資し、資本金は合わせて20億−25億円を予定しているという。

 計画によると、船は上海を昼ごろに出港し20−25時間かけて長崎港(長崎市)に入港。乗客はバスでHTBに移動する。料金は航空運賃の3分の1以下の片道7、8千円、荷重制限も旅客機の3倍近い50キロ程度になる見通しだ。

 船内では、カジノや中国人向けのショーを実施し、九州の観光についても詳しく説明する。現地でのPRはHISが担当し、主に九州ツアーを販売。ツアーの最終日には長崎市内のホテルに宿泊する。

 7月の就航時には週に3便を運航し、将来的には毎日運航、年間50万人の利用を目指す。このうち約30万人をHTBに呼び込みたい考えだ。

 HTBの沢田秀雄社長は「かつて長崎が海外への窓口だったように、アジアの大航海時代の幕開けにしたい。地域経済への波及効果も期待できる」と話している。

=2011/01/07付 西日本新聞朝刊=

168荷主研究者:2011/01/17(月) 23:13:50

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110107/bsd1101070502001-n1.htm
2011.1.7 05:00 Fuji Sankei Business i.
新船建造で航路存続決定 大間−函館間

 青森県、同県大間町、津軽海峡フェリー(北海道函館市)の3者は6日、大間町と函館市を結ぶ航路について、老朽化している現在のフェリー(1529トン)に代わる新船を建造することなどで合意し、航路の存続が決まった。

 同航路は1964年に開始されたが、2008年に当時の事業者の東日本フェリーが経営環境の悪化を理由に撤退。町は「町民の重要な生活航路」として存続を求め、暫定運航として航路を引き継いだフェリー業者側は「正常な運航には新船が必要」と主張していた。新船は県の財政支援を受けて大間町が建造し、津軽海峡フェリーが運航する。

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2011/01/07/new1101070801.htm
2011/01/07 デーリー東北
大間-函館フェリー航路存続を正式決定

 大間―函館間のフェリー航路の存続問題で、青森県の三村申吾知事と大間町の金澤満春町長、津軽海峡フェリー(函館市)の隅田耕次専務は6日、県庁で会談し、老朽化した現行船「ばあゆ」に代わる新船を建造して航路を存続させることで正式合意した。町が建造し、同社が運航する「公設民営」の方式となる。東日本フェリー(同、2009年11月解散)が撤退を表明してから2年余りを経て、航路の存続問題はようやく一定の決着をみた。

 3者は非公開の会談後に記者会見し、合意内容を明らかにした。公設民営に加え、▽新船建造に対する県の支援▽県による大間港の改修▽新船就航までの赤字に対する町の支援―などで合意した。

 ただ、三村知事は県の支援について「建造費、町の財政見通しを勘案の上で、来年度予算の編成で検討する」として具体額を明らかにしなかった。

 建造費は27億円程度が見込まれているが、負担割合の目安なども一切示さなかった。

 13年度の新船投入を目指す町は現在、専門委員会で新船の規模、設備などを検討中。最終的な建造費など詳細は今後確定する。町は財源に過疎債の活用などを検討している。

 航路の存続に関して金澤町長は「フェリーは町民の生活航路であると同時に、本州と北海道を結ぶ重要なルート。存続できることにほっとしている」と安堵(あんど)の表情。隅田専務は「身を引き締めて安全運航を心掛ける」と話した。

 同航路は経営不振に陥った東日本フェリーが08年11月に撤退後、グループ会社の津軽海峡フェリーが、町と県による赤字補填(ほてん)を前提に暫定運航してきた。

169チバQ:2011/01/27(木) 22:46:30
http://mytown.asahi.com/areanews/yamaguchi/SEB201101240032.html
韓国・光陽からの定期フェリー就航 県内観光誘客に課題
2011年1月25日


初就航で下関港第1突堤に着岸した、韓国・光陽港を往復するカーフェリー「クァンヤン・ビーチ」=下関市東大和町1丁目


ホテルの一室のようなVIPルームなど5種類の船室を備えている


 韓国南部の光陽(クァンヤン)港と下関港を結ぶ新たな日韓定期カーフェリー「クァンヤン・ビーチ」が24日朝、下関市の下関港に初めて入港した。午前8時半、全長約150メートル、約1万6千トンの白い船体がゆっくりと着岸。定員約600人に472人が乗船していたが、下船した客のほとんどは九州方面に向かった。

 韓国南西部の主要都市光州(クァンジュ)市の会社員金道英(キム・ドヨン)さん(41)は家族と会社の同僚と一緒に利用した。金さんは「関釜フェリーが出港する釜山市に車で行くと3時間かかるが、光陽には1時間で着く。すごく便利だと思う」と喜んだ。

 海運会社の光陽フェリー(光陽市)が運航。光陽港を毎週火、木、日曜のいずれも午後10時に出て、下関港に毎週月、金曜、北九州市の門司港に毎週水曜のいずれも朝に着く。水曜は下関港での貨物取り扱いが混雑するため、臨時に門司港を使う。日本側からは下関、門司ともに午後8時半に出港する。

 下関港での発着は第1突堤が使われ、国際ターミナルにはバスで移動して入国審査を受ける。船室はVIP、スイート、デラックス、ファミリー、スタンダードの5種類。レストランや売店、免税店や大浴場を備えている。

 初入港の後、下関市港湾局の関係者の歓迎を受けた光陽フェリーの李鎮学(イ・ジンハク)理事は「新航路が活性化すれば、釜山を中心とする南東部だけではなく、(光陽市がある)南西部からの旅客が増えるとみられ、特産の農水産物も日本に運んでくることができる」と話した。

 一方、第1便の客は下船すると、ほとんどが大型バスに乗り込んで九州方面に向かった。下関市の中尾友昭市長は「県内を観光してもらうのが課題。周辺で土産を買い求めてもらえるよう努力していきたい」と話した。

 予約の申し込みや問い合わせは、日本総代理店のサンシャインフェリー(083・228・6300)へ。(崔采寿)

170チバQ:2011/01/27(木) 22:47:06
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201101250065.html
下関港、国内最多の国際航路 '11/1/25

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 韓国・光陽市と下関市を結ぶ国際フェリー「光陽フェリー」が24日、下関港に初入港した。下関市港湾局によると、下関港の国際定期航路は韓国の釜山港、中国の青島港、蘇州港との間に続き4航路目で、国内港では最多となる。関係者がセレモニーをして就航を祝った。

 午前8時半、下関港国際ターミナル(東大和町)の向かいの第1突堤10岸壁に光陽ビーチ号(1万5971トン)が入った。13団体472人が下船し、入国審査を受けるため、バスでターミナルに移動した。車両やコンテナの積み荷はなかった。

 船内であったセレモニーでは、市港湾局の梅野修一局長が「日本と東アジアをつなぐ、下関港の顔(と言える航路)となるよう期待する」とあいさつ。金龍沢(キム・ヨンテク)船長に花束と記念の盾を手渡した。

 フェリーは月、金曜の午前に下関港へ入港。その日の夜に光陽港に向け出発する。他の国際フェリーが集中し、税関・入国管理・検疫(CIQ)が混雑するため見送られた水曜は、2月末まで、釜山港との定期航路が運休中の北九州市・門司港に寄港する。ただし、門司港では旅客の乗降だけになる。

【写真説明】下関港に初入港した光陽ビーチ号

171チバQ:2011/01/30(日) 11:32:04
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110129/04.shtml
1月29日のながさきニュース
長崎新聞



離島在住障害者、車の航送運賃半額 五島、壱岐、対馬のフェリー

 五島、壱岐、対馬と本土を結ぶフェリー(5航路)を運航する3事業者は、離島に住む身体障害者らが車に乗ってフェリーを利用する際、自動車航送運賃を半額にする割引制度を2月からスタートさせる。県の離島航路対策事業の一環。航路によっては、片道1万円を超える割引となるケースもある。

 対象は身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を所持する島民で、車長5メートル未満の車まで。一部障害者は介護者が運転する場合を含む。

 例えば九州商船の福江と長崎を結ぶフェリーで5メートル未満の乗用車を利用する場合、正規の運賃は片道2万4360円。これまでは1200円の割引だったが、2月からは1万2180円の割引となる。

 県は、2009年末から始めた同対策事業で、高齢者や学生を対象にした各種割引制度を実施しており、車を利用する身体障害者向けでは、自動車航送運賃に含まれる運転者1人分の運賃を半額としている。しかし県新幹線・総合交通対策課によると、依然、経済的負担が大きいことなどから、身体障害者を対象にした割引の利用件数は91件(10年11月末現在)にとどまっていた。

 同課は「本土で自家用車を利用できずに不便を感じていた人もいたはず。通院やレジャーに活用してほしい」と期待を寄せている。

172モンクレール:2011/01/30(日) 18:51:24
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173荷主研究者:2011/02/06(日) 13:59:13

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/223297
2011年1月27日 00:27 西日本新聞
昨年の博多港 乗降87万人日本一 外国航路18年連続

 福岡市は、博多港の2010年の外国航路乗降人数(概況速報値)が過去最多の約87万3千人だったと発表した。中国・上海などを発着点とする外航クルーズ船の寄港回数が日本一の63回に増えたことや、円高ウォン安の影響で減少していた韓国からの定期航路の観光客数が回復したため。外国航路の乗降人数は、これで18年連続で博多港が日本一となる見込み。

 航路別でみると、韓国・釜山を結ぶ高速船とフェリーの定期航路が69万3千人(前年比20・7%増)、クルーズ船などの不定期航路が18万人(同190・3%増)。国籍別では、韓国人が40万6千人(同67・3%増)、中国人を中心とした「その他」が19万3千人(同154%増)と増えた一方、日本人は27万3千人(同13・8%減)と落ち込んだ。

 11年も外航クルーズ船の寄港予定が61回(うち中国発着は55回)あり、市は「今後も多く寄ってもらえるよう、外国語で応対できる人材の育成など受け入れ態勢を整えたい」としている。

=2011/01/27付 西日本新聞朝刊=

174チバQ:2011/02/19(土) 22:48:06
http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201102180041.html
エコフェリー、桜島デビュー 3月から本格運航
2011年2月19日


鹿児島湾に到着した電気推進船「新桜島丸」=鹿児島市桜島横山町から


 桜島フェリーの新船「新桜島丸」(愛称サクラエンジェル)が18日、鹿児島市の桜島港に到着した。燃料の重油で発電機を回して電気の力で進む。九州新幹線全線開業を前に観光の目玉として同市が3月10日から本格運航する、「よりみちクルーズ」でデビューする。

 従来の船と大きさはほぼ変わらないが、かじを兼ねるプロペラが向きを360度変えられ、そのプロペラを船体の前後に各1基備える。かじもプロペラも前後に二つずつついていた従来の船に比べ水の抵抗が少なく、消費燃料や二酸化炭素の排出量を抑えられる。次世代船「スーパーエコシップ」に位置づけられる。

 1階から最上階の4階まで結ぶエレベーター、3階から4階に外に出ずにあがれる屋内階段、幼児や高齢者が横になれるスペースを備えるなど、観光客を意識した造りになっている。

 神瀬(かんぜ)灯標や大正溶岩原など鹿児島湾の眺望を楽しむ「よりみちクルーズ」は、昨年春と秋の2回、試験的に運航され好評だった。九州新幹線で訪れる観光客に楽しんでもらおうと、この新船も投入し、3月10日からは毎日午前11時5分発の1便が運航される。

 運賃は大人500円、子ども250円。車は3〜4メートルの場合で1420円(運転者1人の運賃を含む)。

175チバQ:2011/02/19(土) 22:58:44
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110218ddlk28020339000c.html
神戸−関空ベイ・シャトル:高速船値上げ 三セク、債務返済図る−−4月から /兵庫
 神戸市などが出資する第三セクター「海上アクセス」は、神戸空港と関西国際空港を結ぶ高速船「神戸−関空ベイ・シャトル」を4月から値上げすると発表した。利用客が増えていることから、値上げにより債務返済を図ることが目的。

 4月1日からの料金は、普通運賃1800円(現行1500円)▽障害者割引運賃900円(同750円)▽ポートライナーセット券1800円(同1500円)▽日帰り往復運賃2400円(同2000円)。小児は半額。シルバー割引運賃(同1200円)と往復割引運賃(同2700円)は廃止する。

 同社によると、利用客は07年度の31万人から今年度は39万人に伸びる見通し。同社は「昨年度は黒字決算だったが、航路の安定維持には債務の返済が不可欠。理解いただきたい」としている。値上げにより関空行きのリムジンバスとの価格差は縮まるが、乗客の約8割が利用する駐車場の無料サービスは継続するため、来年度の利用者数は約37万人と見込んでいる。【吉川雄策】

〔神戸版〕

176チバQ:2011/02/19(土) 22:59:48
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110217ddlk34040427000c.html
航路:広島港−切串に乗る 島を支えるフェリーに逆風 並走する道路の無料化 /広島
 南区と呉市を結ぶ広島呉道路(クレアライン、約16キロ)の無料化社会実験などの影響で、広島湾を並走する広島港−江田島・切串の航路は、旅客が前年より1割近く減った。同航路を運航する上村汽船(南区)のフェリーに乗船し、実情を取材した。【樋口岳大】

 平日の昼下がり。広島港発のフェリー1階「シルバー室」に女性(80)が座っていた。女性は江田島の北端、切串の近くに住み、週3回、フェリーで南区の病院に通う。足が悪く、長年通い慣れた病院で治療とリハビリに専念するためだ。「島には総合病院がなくバスも不便。船で広島市内に通院できるのはとても便利で、船がなくなったら困る」と語った。

 高齢化が進む江田島市。65歳以上の人口割合は32・8%で県平均(23・4%)を超える。現在約2万7000人の人口は04年の旧4町合併時から1割減った。

 人口減とともにフェリー利用者も「自然減」が続く。さらに昨年6月、広島呉道路の通行料(普通車全線で900円)が無料になり、車と人の流れが劇的に変わった。道路の交通量は1日約2万5000台に倍増した一方、フェリーは通勤や商用、自衛隊員らの利用が目に見えて減った。

 上村隆彦社長(55)は、高速道路にだけ極端に税金をつぎ込み、無料化する政策に異を唱える。「道路も船も同じ。使った人がお金を払う受益者負担が当然じゃないか」。このまま乗客が減れば、減便も考えざるを得ない。さらに数年後に第2音戸大橋が開通し、道の混雑が解消されれば、さらに乗客が奪われるのではないか。逆風が続く。

 海と島と空に抱かれながら30分。船は切串に着いた。ただ−−。上村社長の目にぐっと力が入った。「島の人の足はね、確保しなくちゃいけない。できるだけのことをやるしかない」。

 ◇島にあるものを生かそう−−上村汽船船長・奥本剛さん(38)
 「高速道路を安くすれば、どこにしわ寄せが行き、どれだけの人が困るかを考えないと」。高速道路割引・無料化政策を批判する静かな口調には、船員になって20年近く広島港−切串航路を守り、島の暮らしを支えてきたという自負がにじむ。

 江田島出身。幼いころから船が好きで船乗りを志した。船内で乗客の顔を見て手渡しで切符を売る。親しくなった乗客から「大変だろうけど頑張って」と声をかけられることもある。

 「日本陸海軍艦船研究家」という顔も持つ。江田島など広島湾周辺にあり、一般の人でも足を運びやすい44カ所の戦争遺跡を紹介した「呉・江田島・広島 戦争遺跡ガイドブック」(光人社)を09年に出版した。「今のままではいけない。島に今あるものを生かし、情報発信して人を呼び込まないと」。著書にはそんな思いも込められている。

177チバQ:2011/02/19(土) 23:00:53
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110219/trd11021914110010-n1.htm
たこフェリー、来月の運航再開断念
2011.2.19 14:08

 利用低迷で昨年11月から運航を休止している兵庫県明石市と淡路島を結ぶ第三セクター「明石淡路フェリー」(明石市、愛称・たこフェリー)が、当初予定していた3月中の運航再開を断念したことが19日分かった。同社は「(支援を要請している)株主の明石市との協議が十分に進んでいない」などとしている。

 たこフェリーは明石市の新たな支援を受けるため、昨年から同市と協議。しかし、北口寛人市長は昨年6月の同社との会談で、「赤字を補填(ほてん)する」と約束した議事録があるにもかかわらず、9月議会で発言を否定。12月の市議会で「虚偽答弁をした」と批判され、問責決議を受けた。北口市長は今年4月の市長選への不出馬を表明し、同社との協議も暗礁に乗り上げていた。

 たこフェリーの吉村静穂社長は産経新聞の取材に対して、「明石市との協議に十分な見通しが持てず、(3月の)運航再開は難しい。新市長と話し合い、運航再開の時期を改めて検討したい」と説明。運航再開の時期については「どんなに早くても今年の夏以降になる」と話した。

178チバQ:2011/02/19(土) 23:02:52
http://www.asahi.com/travel/news/OSK201102170052.html
今度はフェリー萌え? 苦境の2社、美少女キャラ採用2011年2月17日17時0分

 高速道路料金の値下げで客を奪われ、苦境にあえぐフェリー会社2社が、相次いで「萌(も)えキャラ」をPR役に抜擢(ばってき)した。萌えキャラをあしらったさまざまな商品がヒットを重ねているだけに、関係者の期待は大きい。果たして、集客の「救世主」となるか――。

 岡山県・宇野港と香川県・高松港を結ぶ「宇高(うたか)航路」を運航する「国道(こくどう)フェリー」(高松市)。宇野港にある宇野支店に入ると、直径約120センチの円形パネルが目に飛び込んできた。描かれているのは、水色のセーラー服を着た「うたかまりん」ちゃんだ。

 イラストがあしらわれたタオルを買った岡山市の男性会社員(31)は、「こんなキャラがあったとは知らなかった」。旅行で乗った松山市の主婦飯野郁子さん(57)は「萌えキャラはフェリー会社では珍しい」と話した。

 まりんは、地元出身者の思いから生まれた。

 1988年に岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶ瀬戸大橋が開通し、乗客数が下がっていた国道フェリーは、2009年3月から始まった「高速道路休日上限1千円」で追い打ちをかけられた。昨年2月には同じ宇高航路に就航している四国フェリー(高松市)とともに事業廃止届を出す事態に。住民らの声に押され、両社とも撤回したが、厳しい状況が続いていた。

 そんな折の昨年4月、漫画家の八的暁(やまと・あきら)さん(42)が宇野支店を訪れ、「何かに役立ててください」と、フェリーを背景にまりんが敬礼するステッカーを手渡した。

 八的さんは宇野港がある玉野市出身。レース用バイクに張るステッカーのデザイナーなどをしてきた。廃業届け出のニュースを聞き、「港にフェリーが停泊する見慣れた景色」を失いたくないとPRキャラクターを考案した。

 同社はすぐに起用を決定。直後からステッカーやTシャツを製造して乗り場や船内で販売すると、グッズ目的で訪れる客も出始めた。同社は今年で運航50周年を迎える。近く、2人の姉「かれん」と「いおん」を加えた3人を「うたか3姉妹」としてホームページにPRキャラとしてデビューさせる予定だ。

 高速道路では4月から新たに「平日上限2千円」も始まる。宮脇幸次取締役は「集客のために一時的に運賃の割引をしたが、効果は短期間しか持たなかった。人気の萌えキャラでPRし、フェリーに乗ったことのない若い世代を取り込みたい」と期待する。

    ◇

 和歌山港と徳島港を結ぶ南海フェリー(和歌山市)も1月から、PR役に萌えキャラを採用した。和歌山育ちの高校1年生の少女との設定で、名前はまだない。今月には徳島側の新キャラクターも登場した。きっかけは、近畿運輸局の投げかけだった。

 南海フェリーも高速道路の値下げで打撃を受けた。09年4〜6月にフェリーに積載した乗用車の台数は約2万2800台で、前年同期から約25%落ち込んだ。このため同運輸局は、利用実態を調べるアンケートを提案。「キャラクター」の利用も持ちかけた。

 南海フェリーや徳島、和歌山両県などで作る協議会で議論し、「少女キャラで行こう」と決定。和歌山市内のイラストレーターにデザインを依頼した。

 アンケートは1月下旬から一部の便で実施され、今月19、20日で終了。回答と引き換えにイラストがプリントされた下敷きや缶バッジがもらえる。少女2人の名前も募集中だ。南海フェリーの担当者は「ゆるキャラよりもインパクトがある。アニメ人気もあるので、若年層がフェリーを知って乗ってもらうきっかけにしたい」と話す。(滝沢卓)

    ◇

 〈萌えキャラ〉 心がときめくような漫画やアニメのキャラクターを指す。過去には秋田県の農協が袋に萌えキャラをあしらった米を発売して注文が殺到したことも。昨年のベストセラー「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の表紙にも描かれている。

179チバQ:2011/02/19(土) 23:03:57
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110215ddlk34040696000c.html
揺れる航路:/上 迫る「高速平日2000円」 /広島
 ◇事業者「国は共存策を」
 今月10日、東京・国土交通省。国が示した「平日上限2000円」の新たな高速道路料金案について、中国旅客船協会連合会の仁田(にった)一郎副会長(49)=瀬戸内海汽船社長=らが、池口修次・副国交相に訴えた。「フェリー、旅客船業界にとって余りにも厳しい。頑張ってきた航路も早晩、減船や減便、航路廃止をせざるを得ない状況に陥る」「橋(本州四国連絡道路)と船が共存できる抜本的支援を」。同連合会によると、副国交相は「フェリー利用者に迷惑がかからないようにする」などと答えただけで、政策面での具体的言及はなかったという。

 同連合会は新料金案が明らかになった昨年12月24日、四国、神戸両旅客船協会と連名で「抗議声明」を発表した。瀬戸内海の海上交通を担う事業者は「フェリー、旅客船の灯火が消える」とかつてない危機を募らせる。

 中国運輸局によると、本四道路を含む高速道路の「土日祝日上限1000円割引」が始まった09年3月以降、管内では、呉−松山、竹原−波方(愛媛県今治市)など8航路が廃止に。同連合会の森藤幹二事務局長は「燃料高騰で体力が弱っている時、とどめのような形で『1000円割引』が出た」。そこに4月から「平日上限2000円」が直撃する。国は1月末、他の高速から乗り継いだ場合、本四料金を500円とする方針も示した。

 人口減社会を迎え、島しょ部は過疎・高齢化が急速に進む。国は、高齢者らの移動手段確保のため、総合的な交通体系のあるべき姿を示した「交通基本法」案を今国会に提出予定で、来年度からは公共交通の支援方法も見直す。これまではバスや航路など交通手段ごとに国が支援していた。今後は県や市町の協議会が地域の実情を踏まえて、維持確保に向けた計画を策定。それに基づく支援となる。

 しかし、道路優先の国家政策が、航路事業者を追い詰める。仁田副会長は「新たな料金制度は、国として総合的な交通体系がどうあるべきかに全く触れられず、『切りがいいから』『受けがいいから』というだけで料金が決まっている」と批判。「県や市町が議論する前に、航路が消えてしまう」と警告する。

   ◇

 高速道路料金の値下げは、マイカーなどでの移動をしやすくする一方、競合する航路などは深刻な影響を受ける。4月から見込まれる更なる値下げを前に、海上交通の現場で何が起き、それに関わる人たちは何を思うのか。瀬戸内海航路の「いま」を報告する。【樋口岳大】

毎日新聞 2011年2月15日 地方版

180チバQ:2011/02/19(土) 23:04:39
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110216ddlk34040650000c.html
揺れる航路:/中 「ビジネス客、奪われる」 /広島
 ◇広島・呉−松山、高速道値下げで
 14日朝、雪の降る南区・宇品の広島港。松山行きフェリーの出発を乗用車の中で待つスーツ姿の男性は、南区の医療機器販売会社に勤務し、愛媛県などにある得意先回りに向かうところだった。高速道路料金が平日上限2000円になっても、出張にフェリーを使うか。男性は「会社からは経費節減を言われており、車で行く機会が増えるかもしれない」。一方、「疲れている時はフェリーがいい。フェリーは残してもらいたい」とも語った。

 平日上限2000円の新しい高速道路料金は、本州と四国、九州を直結する航路に大きな打撃を与える。宇品に本社を置く瀬戸内海汽船。広島・呉−松山でフェリーを1日10便(所要時間2時間40分)、高速船(同最短1時間8分)を14便、石崎汽船(松山市)と共同運航する。かつては年約70万人、車両約7万台を運んだが、09年3月に本州四国連絡道路と高速道路で「土日祝日上限1000円」の割引が始まった後、旅客は約1割減った。

 両社とも高速道路への対抗策として09年2月から、土日祝日のフェリー料金(車と運転手1人)を、広島−松山の普通車で1万1700円から8000円に値下げする「ホリデー割引」を実施。高速船も6900円から6500円に値下げした。しかし、1000円高速の影響は余りに大きく、同7月からは毎日割引料金にする「毎日ホリデー割引」に踏み切った。

 広島、愛媛両県は緊急措置として09年度から、年間計約3500万〜3700万円の港湾施設使用料を免除したが、今年度でいったん終了する。湯崎英彦知事は1月31日にあった本四道路料金の調整会議で「国の料金政策で航路が影響を受けている。国が責任を持って対応すべきだ」と発言したが、国土交通省から具体的な返答はなかったという。

 瀬戸内海汽船の油目剛総括課長は、本四道路が平日上限2000円になれば「ビジネス客がかなり取られる」と懸念する。平日に広島市から松山市へ高速道路で移動した場合、所要時間は3時間程度、料金は国の想定通りなら上限2500円。料金だけなら道路の「圧勝」だ。

 同航路は広島、松山両市を直結する利便性から、観光や商用、帰省のほか、四国から広島へコンサートを見に行く若者らも利用する。それゆえ、大量輸送を支える「海の国道」と呼ばれてきた。その「国道」が国策に揺さぶられ、窮地に立たされている。【樋口岳大】

毎日新聞 2011年2月16日 地方版

181チバQ:2011/02/19(土) 23:05:18
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110217ddlk34040388000c.html
揺れる航路:/下 「国策」で暮らし圧迫 /広島
 ◇船員に雇用不安
 「道路偏重政策に断固反対。公平・公正な交通体系の構築を」。瀬戸内海の航路で働く船員たちでつくる労働組合「全日本海員組合中・四国地方支部」の組合員ら約120人が今月4日、南区・宇品で「決起集会」を開き、拳を突き上げた。

 鴨頭明人(かもがしらあきと)支部長(51)があいさつに立った。「高速道路の料金割引や無料化社会実験で、航路が相次いで廃止に追い込まれている。国の主導で、国民の勤労を剥奪し、生活権をも侵害するものであり、断じて許されない」

 産別労働組合である同労組には全国で約3万3300人が加入。中・四国地方支部(南区)は竹原市−山口県周南市などをカバーし、1250人が加入する。同労組によると、本州四国連絡橋児島−坂出ルートが開通した88年以降、瀬戸内海の船員ら約3700人が職を失った。

 高速道路「土日祝日上限1000円」割引が始まった09年3月以降、同支部管内でも、呉−松山のフェリー航路などが相次いで廃止に。一つの航路がなくなれば、そこで働く人が数十人単位で職を失う。同労組は、貨物運搬の内航海運も含めて再就職を支援するが、景気低迷の中、仕事の確保は容易ではない。

 何とか維持している旅客船・フェリー航路も、多くの労働者が賃金カットに耐え、職場は安全運航ができるギリギリまで人員が削られている。そこに4月、高速道路「平日上限2000円」が直撃する。鴨頭支部長は「経営者の体力がどこまで持ちこたえられるか、船員さんとその家族を含めれば、相当数が路頭に迷うという厳しい結果が来るんじゃないか」。春闘に備えて船を回ると、組合員からは「雇用が第一」との叫びが聞こえる。

 鴨頭支部長自身、かつては三原−愛媛県今治を運航するフェリーの船員だった。99年のしまなみ海道開通で航路が廃止され、職を失った。架橋の料金収受業務に転職した仲間たちは、高速道路が無料化されれば、再び職を失うことになる。

 「職を奪うな」。切実な訴えをかき消すように、国は16日、大幅に値下げした新たな高速道路料金を正式発表した。国の道路政策の「負」の部分が船員たちの生活を押しつぶそうとしている。【樋口岳大、星大樹】

毎日新聞 2011年2月17日 地方版

182チバQ:2011/02/19(土) 23:05:58
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001102170005
伊勢湾フェリー利用促進策
2011年02月17日

●旅行企画・パンフ作製盛る


 鳥羽港(三重県鳥羽市)と伊良湖港(愛知県田原市)を結ぶ伊勢湾フェリーの利用促進策などを検討する鳥羽伊良湖航路活性化協議会は16日、鳥羽市で会議を開き、2013年度までの地域公共交通総合連携計画案を承認した。
 協議会は昨年12月と今年1月に利用者へのアンケートや観光事業者への聞き取り調査を実施。利点として陸路に比べて「早く着く」「渋滞がない」という声が多かったが、船室や船内の売店、トイレなどの改善を求める意見や「料金が高い」「待ち時間が長い」という批判もあった。
 協議会は、年間35万人の利用目標を掲げていて、計画案には、旅行商品の企画や幹線道路沿いへの誘導看板の設置、操舵(そうだ)室の見学会、鳥羽ターミナルのバリアフリー化、伊勢志摩地方と東三河地方の情報を盛り込んだパンフレットの作製などの事業が盛り込まれた。具体的な数値目標は示されなかった。
 3年間の総事業費は約9千万円を見込み、2県2市で負担する。鳥羽、田原両市は21日〜3月6日、パブリックコメントを募る。3月22日の協議会で計画を確定させる予定。

183チバQ:2011/02/23(水) 01:11:43
>>162
http://mytown.asahi.com/areanews/ehime/OSK201102210135.html
今治―呉航路を廃止へ せと観光ボート「採算割れ」
2011年2月22日

 今治港(愛媛県今治市)と呉港(広島県呉市)の間を高速船で運航している「せと観光ボート有限会社」(本社・呉市、森忠幸社長)は、呉―大長(おおちょう)(呉市・大崎下島)間を3月23日で、大長―今治間を8月21日で廃止することとなった。21日、四国運輸局が事業廃止届を受理した。これで呉と今治を結ぶ定期航路はなくなる。

 同社は定員43人の高速船(18トン)で、大長を含む島しょ部3カ所に寄港し、今治―呉間を2往復している。2008年11月に豊島大橋(呉市)が開通したことなどから、乗客が減少。昨年12月には、呉側の発着港を川尻港から呉港に変更したり、減便したりしたばかりだった。

 同社は「1カ月当たりの平均乗船者数が、採算ラインの半分の約250人にしかならず、これ以上続けることができなかった」としている。これで、同社の定期便は全てなくなる。(寺門充)

184チバQ:2011/03/03(木) 00:11:35
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20110302ddlk46020540000c.html
山川根占航路撤退問題:1年ぶりに再開 夏に本格運航へ /鹿児島
 昨年2月末で運航休止していた山川根占航路が1日、再開した。定員12人の小型船を使った暫定運航。夏ごろには約90人乗りの新造船が完成し本格再開される見通し。

 第1便は午前8時、小型フェリー「なんきゅう2」(19トン)が山川港(指宿市)を出発。定員の倍の24人が集まったため補助船(18トン)に分乗した。約40分後、対岸の根占港(南大隅町)に入港。町民や関係者ら約100人が出迎え、桟橋でくす玉を割って再開を祝った。船を降りた客には同町からミニトマトのジャムやドレッシングの特産品が贈られた。

 午前9時の根占発第1便には次々と客が乗り込み、鹿屋市の上薗智子(さちこ)さん(73)は「再開を心待ちにしていた。友人と一緒に砂蒸し温泉に日帰りで行ってきます」と喜んでいた。

 1日4往復。運賃は中学生以上700円▽小学生400円▽未就学児無料。車両運賃は2100〜5300円。【新開良一、福岡静哉】

185チバQ:2011/03/03(木) 21:58:54
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201103030052.html
隠岐航路、新高速船が就航 '11/3/3

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 島根県と隠岐郡4町村でつくる隠岐広域連合は、隠岐航路に新高速船を就航させる。現行船の老朽化に伴い、2013年度に更新する。

 同航路では、1998年就航の現行船「レインボー2」が13年度中の引退を予定する。隠岐広域連合は中古の高速船「ジェットフォイル」(170総トン)を後継に充てる計画で、国内業者と交渉を進めている。

 12年度中に購入し、内外装を改修。ダイヤや便数などの運航計画を固め、収支見通しを策定する。隠岐汽船(隠岐の島町)に運航を委託する。

 同航路は、本州側の七類港、境港と隠岐諸島の各港を結ぶ。県地域振興部は「生活航路の維持に加え、観光促進にもつなげる」としている。

186チバQ:2011/03/03(木) 22:02:25
http://mytown.asahi.com/areanews/mie/NGY201103020013.html
旅客船来ないまま…6億円の宇治山田港ターミナル解体
2011年3月3日


解体工事が始まった宇治山田港旅客ターミナル施設=伊勢市下野町

 中部空港との海上アクセス事業の拠点として、伊勢市が約6億4500万円を投じて同市下野町に建設した宇治山田港旅客ターミナル施設で2日、本格的な解体工事が始まった。2013年の神宮式年遷宮に向け、観光客誘致の目玉だったはずが、完成からわずか3年で、旅客船の利用がないまま姿を消す。

 「ガシャ、ガシャ、ガシャーン」。2日朝、木造平屋建て約380平方メートルのターミナル施設の上屋部分の解体工事に着手し、大型の重機が屋根や壁などを次々と壊していった。

 2008年4月に待合室や駐車場、浮桟橋などを建設。しかし、その2カ月前に運航事業者が、燃料費の高騰などを理由に事業から撤退し、船舶の就航見通しがないまま、施設は放置されていた。

 その後、浮桟橋に使用した中古台船の安全性に問題があるのも発覚。海上アクセス事業の賛否が争われた09年11月の出直し市長選で、事業推進を訴えた前市長を破り、初当選した鈴木健一市長が公約通り事業中止を決定。施設の有効活用を断念し、取り壊すことにした。

 建設費約6億4500万円が無駄になったほか、解体費約6100万円の税金を使い、8月までにすべての解体工事を終了させる予定。

187チバQ:2011/03/06(日) 03:03:19
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110304/hrs11030402290001-n1.htm
尾道に「ビジター桟橋」 海から訪れる観光客に対応 広島
2011.3.4 02:29
 ■ヨット、ボート10隻係留

 ヨットやボートなどで海から尾道に訪れる観光客らに対応するため、尾道市土堂の岸壁で浮桟橋「尾道中央ビジター桟橋」の建設工事が進んでいる。3月末の完成で、「尾道みなと祭」初日の4月30日にオープンの予定。尾道水道では初の公営ビジター桟橋で、地元は7月の「海フェスタ」を機に海のにぎわい創出に期待している。

 ビジター桟橋が整備されるのは、尾道商工会議所東側(通称・住吉浜)で、旅客船が利用する中央桟橋に接するエリア。ヨットやボート、クルーザーが一度に計10隻、係留できる。県が昨年秋から本格工事に着手、3月末の完成を目指している。工費は1億2千万円。

 県東部建設事務所によると、尾道水道では平成21年度、ヨットやボート、クルーザーの利用が計250〜260隻あった。これらの小型船は現在の中央桟橋を利用しているが、同水道を通過するフェリーや貨物船などの波を避けるため、同桟橋の陸側に回って係留するなどしていた。

 このため、同商議所や市が、ヨットやボートなどが安全に係留できるビジター用の桟橋整備を要望していた。完成後は市に維持、管理が委託される。同事務所三原支所の北嶋敏之港湾建設官は「地元で十分にアピールして活用してもらえれば」と話した。

 同商議所では31日まで同桟橋の愛称を募集。最優秀賞は5万円相当の商品券。問い合わせは同商議所内の愛称募集係((電)0848・22・2165)。

188荷主研究者:2011/03/06(日) 13:27:28

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102170003.html
'11/2/17 中国新聞
橋開通後も生活航路の灯守る
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 愛媛県上島町の生名橋(515メートル)が6日に開通して10日余り。尾道市因島から上島町役場のある弓削島へのフェリー便が競合する家老渡フェリー汽船(因島三庄町、吉梅干夫社長)は「生活航路を守る」と減便はせず、運航を続ける。

 午前7時15分、弓削島の上弓削港から因島三庄町の家老渡港に着いたフェリー。バイクの通勤者がどっと下船する。乗り込むのは上島町の建設現場に向かう人たち。弓削商船高専へ自転車通学する学生もいる。上弓削地区にある温浴施設利用者の半数を占める因島の人もほとんどが、この航路を使う。

 生名橋の開通で因島から弓削島へは、最短の生名島へ公営渡船のフェリーで渡り、橋伝いに行けるようになった。「車は2割ぐらい減ったかもしれない。しかし、定期券利用者を中心にダイヤの維持を望む声が強かった」と家老渡フェリー汽船の吉梅栄二専務(41)。

 生名橋の開通に先行して運賃を2割下げたが、1日31往復は維持した。「減便して補償を―という選択肢がないわけではなかった。だが、島人の生活に不便をかけ、客離れが進む」と同専務。「2航路で競争することがサービス向上につながる」と強調した。

【写真説明】フェリーから下船するバイク通勤者たち(16日午前7時15分、因島三庄町の家老渡港)

189チバQ:2011/03/19(土) 10:13:22
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/278896.html
青函航路に貨物殺到 トラック数百台がフェリー乗船待ち(03/17 10:39)
青森へ向かう順番待ちのトラックが並ぶ津軽海峡フェリーのターミナル
 【函館】太平洋航路のフェリー欠航で、道内から東北地方への輸送経路として函館−青森間のフェリー航路にトラックが殺到している。函館港ではトラックのキャンセル待ちが数百台と、乗船まで丸1日はかかる状態だ。

 青函航路は津軽海峡フェリー(函館)と青函フェリー(同)が、1日8往復ずつ運航している。16日夕、キャンセル待ちのトラックは津軽海峡フェリーで300台、青函フェリーで100台を超え、さらに増えつつある。

 震災後、札幌まで荷物を運び、岩手県一関市に戻るという運送会社社員の山口大輔さん(31)は「キャンセル待ちが300台と聞いて驚いた。戻ったら救援物資を運びます」。

 乗船まで18時間待った青森県八戸市のトラック運転手水野久夫さん(48)は「八戸では家畜の豚用の餌が底をつき、函館に来た。早く運ばないと」と焦る。東北の餌の供給拠点は八戸市などにあり、壊滅状態だという。

 JR貨物は15日、青函トンネルの貨物列運行を再開したが、1日20往復のうち運行するのは日本海回りの関西方面への4往復だけで、物資運搬手段として青函航路の重要性が続きそうだ。

190荷主研究者:2011/03/20(日) 13:44:23

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102220032.html
'11/2/22 中国新聞
西能美航路市営フェリー撤退
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 江田島市公共交通協議会は21日、市西部の各港と広島港(広島市南区)を結ぶ西能美航路で、4月に市営フェリーを撤退させる方針を決めた。一方で市営高速船は昨年10月からの増便を継続し、車を利用しない高齢者たちへの利便性を一定に保った。広島呉道路の無料化などで利用者が減少し、合理化はやむを得ないと判断した。

 同協議会は昨年10月から、中町(能美町)―高田(同)―広島港の市営フェリーを休止。一方で同区間の市営高速船を1日20往復から27往復に増便する実証運航を進めている。

 同じく実証運航をしている芸備商船の三高(沖美町)―大須(江田島町)―広島港のフェリーは、4月以降も実証運航の1日16往復を変えずに継続することにした。市営を廃止し、フェリー航路を一本化することで存続を図る。

 同協議会は実証運航の状況を踏まえ、燃料の高騰に加え、利用者の減少は避けられないと判断。実証運航の前に戻せば、さらに収支の悪化が予想されるとした。また、昨年12月の利用者アンケートでは、サービスについては全般的に満足度が向上したとの結果が出ているという。

191チバQ:2011/03/21(月) 16:30:23
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/279697.html
日本海航路に物流集中 苫小牧東港 続く満車 目的地遠く(03/20 08:55)

フェリーに載せる車両で混み合う苫小牧東港。キャンセル待ちも多い=18日午後7時40分(中村祐子撮影)
 【厚真】東日本大震災の発生以降、北海道と本州太平洋側を結ぶフェリー航路が復旧していないことで、人や物の往来が滞っている。18日、輸送が集中している日本海航路フェリーが発着する胆振管内厚真町の苫小牧東港を訪れ、復興の仕事が待ち受ける東北へ戻る会社員、トラック運転手らの声を聞いた。(経済部 幸坂浩)

 夕暮れ時、港に面した同港駐車場には午後7時30分発の秋田・新潟行きを待つ約300台のトラック、シャシー、作業用車両などがずらりと並んでいた。

 ガス管工事の機材などを積んだワゴン車の運転席に、作業衣を着たJFEエンジニアリング東北支店勤務、成田孝則さん(56)=宮城県多賀城市=の姿があった。「14日に支店と電話が通じ、とにかく帰ってこいと指示が出た。まだ、これからの仕事は分かりませんが…」。ガスや水道などが止まった地元では、復旧に向け技術者が多く必要になる。

 成田さんが同僚3人と仙台発苫小牧行きフェリーで北海道入りしたのは2月中旬。札幌で請け負ったガス管工事を続けてきたが、帰還指示を受け、札幌の工事は18日午前までとし、あとは協力会社に任せることになった。震災で太平洋航路は既に運休。混雑する日本海航路の予約をとれたのが18日の便だった。

 4人はワゴン車とトラックに分乗し、車には救援物資も積んである。地元に持ち帰るため札幌で箱単位で買ったカップラーメンや、道内の協力企業からの差し入れのミネラルウオーターのペットボトルなどだ。幸い、成田さんの家族は無事だが、自宅は浸水し妻の知人宅に移った。「被害の様子を自分の目で確かめたい。きっと想像以上にひどいだろう」と静かに話した。

 秋田・新潟行きを運航する新日本海フェリーなどによると、太平洋航路の欠航に加え、JR貨物の盛岡以南が復旧していないこと、被災地支援に向かう自衛隊車両などを優先する事情も重なり、日本海航路は混雑で満車、キャンセル待ちが続いている。

 18日の便もシャシーを含めトラック170台、作業用車両や乗用車120台で満車に。積み込みに時間がかかり、出港は50分遅れた。キャンセル待ちはトラックと乗用車合わせて約70台を数えた。

 茨城県から来た運転手木村泰裕さん(27)は、道内への輸送は今回が初めて。震災後、新潟−小樽便で牛乳やジュースを入れる紙パックを運び込み、空荷で本州へ戻る。「紙の輸送に普段は貨物列車を使う。運休中だったのでトラックで運ぶことになった」と話す。

 仲間の30台と一緒に関東から札幌で開かれるコンサート用機材を運んできたトラック運転手(48)は、14日に新潟−苫小牧便で道内に入ったが、フェリー乗船中、公演中止の知らせを受けた。すぐに新潟へ戻る便を予約したが、18日の便がやっと5台分だけ取れたという。せっかくの北海道往復が無駄足になり「仕事にならないよね」と疲れた表情で話した。小樽港で日本海航路のフェリーのキャンセル待ちをしている仲間もいる。

 本州では、軽油不足に伴う給油制限が運転手を悩ませるという。水道用機材を釧路で降ろして長野へ戻るトラック運転手、大竹政則さん(52)=長野県松本市=は「1回に50〜100リットルしか入れられず、何度もこまめに給油せざるをえない」とこぼし、こう続けた。「状況は確かにつらい。でも、こんな時だからこそ、しっかりものを運ばなければ」

192チバQ:2011/03/21(月) 16:31:09
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110319ddlk01040319000c.html
東日本大震災:トラック、港に殺到 滞る支援物資運送 /北海道
 ◇フェリー航路、キャンセル待ち500台
 震災に伴う苫小牧−大洗(茨城)間など太平洋航路の再開見通しが立たない中、函館−青森間のフェリー航路に乗ろうとするトラックが港に殺到している。キャンセル待ちが500台近くに上り、被災地への支援物資運送は本州を目の前にして滞りがちだ。

 青函航路は津軽海峡フェリーと青函フェリーがそれぞれ1日8往復しているが、函館側からのキャンセル待ちの車両は18日、津軽海峡フェリーで約300台、青函フェリーでも約150台に達した。

 主要航路が失われたため、函館のターミナルには、日本海側経由で首都圏に生鮮食料品を運ぶトラックや宅配便など、さまざまな車が集まる。津軽海峡フェリーによると、船に乗る約半数は、あらかじめ予約していた被災地以外に向かう車。救援物資を運ぶトラックはキャンセル待ちの中では優先しているが、キャンセル待ちの約9割が救援のトラックのため実質的な先着順になっているという。

 被災地に仮設トイレ10台を運ぶため、フェリー待機場で丸1日以上待っている札幌市の運転手、村井和也さん(56)は「一刻も早く届けたいので、待っているのがつらい。夜中の便には何とか乗りたい」。カップめんや水などを積んでいる旭川市の運転手(36)は「船はここだけ。待つしかない」と、あきらめ顔だ。

 一方、川崎近海汽船は同日、運休中の苫小牧−八戸(青森県)間に代わって、苫小牧−青森間の臨時便を22〜24日に計11往復運航すると発表した。乗用車は事前予約制、トラックは到着・受け付け順で、25日以降の運航は協議中。問い合わせは同社苫小牧フェリー事務所(0144・34・1181)。【近藤卓資、斎藤誠】

 ◇苫小牧航路停止 函館、小樽に集中
 北海道と本州を結ぶフェリーは6社9航路あるが、このうち今も3航路が欠航している。大動脈の苫小牧からの太平洋航路が止まっているため、函館や小樽に運送車両が集中する結果になっている。

 欠航が続くのは▽商船三井フェリーの苫小牧−大洗間▽太平洋フェリーの苫小牧−仙台−名古屋間▽川崎近海汽船の苫小牧−八戸間。八戸港は25日ごろからの再開を目指した復旧作業が進んでいる。

 一方、函館からの2社3航路のほか、新日本海フェリーの▽小樽−新潟間▽小樽−舞鶴間▽苫小牧−敦賀(秋田・新潟経由含む)間−−の計6航路は平常通りに運航。いずれも物資輸送のトラックで混雑している状態だ。【木村光則、田中裕之】

193チバQ:2011/03/22(火) 21:15:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110322-OYT8T00575.htm
苫小牧―八戸フェリー 臨時便、青森港へ


臨時運航が始まったフェリー(22日午前4時28分、苫小牧西港で)=山本高裕撮影  東日本巨大地震で八戸港(青森県)が津波被害を受けて利用できないため、青森港(同)に行き先を変更した川崎近海汽船のフェリーの第一便が22日午前5時、北海道苫小牧西港を出港した。

 地震後、苫小牧港を発着する本州向け航路の早期充実を望む声が寄せられたことから、同社は青森港を使って、苫小牧発午前5時と午前0時の臨時便の運航を決めた。25日朝以降の運航は、未定としている。

 臨時便の第一便は、乗客52人を乗せて出発。定員約400人の1割程度にとどまった。地震後、初めて八戸市の実家へ帰るという、帯広市のパート従業員石田美花子さん(40)は「避難生活で体調を崩した父に会ってくる。早く元気な父の姿を見て安心したい」と話していた。

(2011年3月22日 読売新聞)

194荷主研究者:2011/03/22(火) 23:11:19

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/279409.html
2011年03/18 23:48 北海道新聞
フェリー 太平洋航路再開 苫小牧発着、週明けから

 東日本大震災の影響で運休している苫小牧発着のフェリー太平洋航路が、週明けから本州側の発着港を変えるなどして、相次ぎ再開する見通しとなった。まだ再開のめどが立たない航路もあるが、貨物輸送の態勢は改善されそうだ。

 川崎近海汽船(東京)は18日、苫小牧−八戸便について、発着を青森港に切り替えて22日に運航を再開することを決めた。24日までの便数は平常時の半分の1日2便だが、従来通り旅客、乗用車、トラックを輸送する。運賃も通常と同額。

 同社フェリー部は「25日からは1日4便まで回復させる方向で調整している。八戸港が復旧したら航路を元に戻したい」という。

 太平洋フェリー(名古屋)も運休中の苫小牧−仙台−名古屋便を、復旧していない仙台港に寄らない苫小牧−名古屋間の直行便として23日に再開する。福島第1原発事故の影響を考慮し、当面は旅客や人の乗ったトラックなどは乗せず、貨物のみを輸送する。

 道内向けの生活雑貨や新車、道外向けの農産物などを運ぶ予定で、同社苫小牧港営業所は「滞っていた物流機能を少しでも回復させたい」と話している。

 商船三井フェリー(東京)が運航する苫小牧−大洗(茨城)便は、大洗港が復旧せず再開の見通しが立っていないが、同社は「発着する港を大洗から近い東京など関東圏の港に切り替え、3月中のできる限り早い時期に再開したい」という。

 新日本海フェリー(大阪市)による小樽や苫小牧と新潟や敦賀(福井)などを結ぶ日本海航路は、ほぼ通常どおり運航している。

 道内のトラック運転手の中には「本州に着いても高速道路が通行止めのところが多いためく、給油もできないところが多いので、手放しでは喜べない」という声もあるが、そうした点を除けば物流網は着実に回復しつつある。

195チバQ:2011/03/22(火) 23:50:53
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/earthquake/27046.html
大震災で敦賀港フェリー脚光 輸送拠点的役割担う

(2011年3月22日午前7時51分)
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被災地での支援活動を終え、フェリーで敦賀市に到着した四国、九州方面の消防車両=21日、敦賀港フェリーターミナル


 東日本大震災の被災者の移動や支援活動要員・車両の輸送などで、福井県の敦賀港発着のフェリーに注目が集まっている。道路事情が悪化しガソリンの給油制限がある中で、車で長距離走るのに比べると燃料の節約が可能。運転者らも船上で休息を取ることができるためだ。

 21日午前5時過ぎ、新日本海フェリー「あざれあ」が敦賀市鞠山の敦賀港ターミナルに到着し、ゆっくり船体を接岸した。北海道苫小牧東港を19日夜出航した「あざれあ」は秋田、新潟に寄港。秋田からは一般客約170人と乗用車81台が乗船した。

 ある乗客は、震災で大きな打撃を受けた宮城県石巻市から避難してきた年配の女性と40代ぐらいの息子と乗り合わせた。2人は「津波で家が流され、大変だった」と疲れ切った様子だったが、三重県鈴鹿市の別の息子宅へ向かうと話していたという。

 「あざれあ」には被災者のほか、支援活動を終えた徳島、高知、愛媛、大分の消防隊員200人余りが乗船していた。

 宮城県塩釜市で不明者捜索に当たった徳島の隊員は「現地の状況はひどく作業は難航した。船上でつかの間の休息が取れ、ガソリンも節約できたのは良かった」。激務の後だけに、フェリー利用の効果をほっとした表情で語った。敦賀港では緊急車両65台も降り、各県の隊員が陸路で戻って行った。

 被災者や消防隊員が降りた後、苫小牧東港へ折り返す「あざれあ」にはNTT西日本グループの社員49人が乗り込んだ。被災地で通信ケーブルなどの復旧支援に当たるためで、工事車両23台も積み込まれた。ガソリンの節約も海路を選択した理由の一つという。社員は寄港地の秋田で降りて、岩手県の被災地へ向かう。

 11日の震災発生後、新日本海フェリーは政府などの要請を受け、北海道から秋田経由で被災地に向かう自衛隊搬送の便を確保するため運航ダイヤを変更。秋田、新潟を経由する便を週3往復から1往復に減らした。

 ただ、19日に韓国・釜山市から敦賀港に届いた支援物資を福島県喜多方市に届けるため、この日の「あざれあ」を利用。同港は支援輸送の新たな拠点となりつつある。

 同社はグループ全体で政府や警察、消防などから緊急車両や緊急物資運搬の要請を受けており、敦賀支店の寺田光徳支店長は「道路事情が悪い中、復興支援に必要な輸送量を確保するため、精いっぱい協力したい」と話している。

196チバQ:2011/03/27(日) 05:42:46
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110326000161
2社統合で存続目指す/宇野高松航路
2011/03/26 10:02

メールで記事を紹介印刷する一覧へ 宇高航路存続に向けた事業計画を策定する宇野高松航路活性化再生協議会の第5回会合が25日、香川県高松市内であり、運航する四国フェリーと国道フェリーの統合などの合理化や利用促進策を講じることで、両社合わせて約5億円の単年度赤字を2013年度までに解消し、航路存続を目指す計画を承認した。同日、同協議会が国に事業計画を提出、四国運輸局が認定した。

 計画では、2社の統合のほか、高松、宇野両港に2カ所ずつある両社の乗り場を1カ所に集約するなどの合理化策で3億5千万円の経費を削減。利用促進策として、平日夜間のトラックや若者を対象にした乗船割引などで1億5千万円の収益向上を目指す。

 懸案となっている費用負担については、計画策定に活用した国の補助事業が10年度で廃止となるため、11年度限定で事業費の2分の1の補助を受けられる同事業の経過措置を活用。若者の乗船割引や観光ボランティアによる船内での情報提供などの事業費6千万円の半額を国が補助する。

 ただ、残り半額をめぐっては、自治体側が「国の全額負担」を求めていることなどから未定。同協議会を今後も継続することとし、さらに協議を続ける。

 このほか、この日の協議会では、四国フェリーが「経営状態はすでに限界」と行政側に補助金などの支援を要望。6月末までは運航を続ける方針を示す一方、4、5月の収支状況によっては航路撤退や減便に踏み切る可能性を示唆した。

197チバQ:2011/03/27(日) 21:22:31
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001103260002
「ビートル」親しまれ20年 
2011年03月26日


ビートル首席船長の原田浩一さん=博多港


船長になったばかりの原田浩一さん(左端)=1998年、博多港、JR九州高速船提供

 福岡と韓国の釜山を結ぶJRの高速船「ビートル」が25日、就航20年を迎えた。この日、博多港を朝10時に出港したビートルに乗り込んだのは、首席船長の原田浩一さん(56)。旧国鉄マンから転職した初の船長だ。


 転機は35歳の春だった。


 運転士にあこがれて国鉄に入社。しかし、駅員での生活が長く続いた。「自分がやりたいことは何か。このまま駅員をしていていいのか」


 悩んだ末に、環境を変えようと日本航空へ出向。そこで整備士としての道を歩み始めたとき、船員募集の知らせを聞いた。


 もともと釣りが好きで、小型船舶免許を持っていた。しかし、年齢よりもキャリアが幅を利かせる海の世界。10歳も若い「先輩」から、厳しく指導される日が続いた。


 下っ端の「航海係」としてデビュー。初めて乗った国際航路は予想以上に波が高かった。当時はまだ日韓関係が緊張していた時代で、上空の韓国軍ヘリコプターと並走する際は恐怖を感じたという。


 船員になってから、趣味の釣りはやめた。家での時間は試験勉強に費やし、1993年に1等航海士に昇格。専門用語だらけの参考書に苦労しながら、96年には船長を務められる3級海技士に合格。翌年、国鉄から転職した中で初めて船長に選ばれた。


 127人を乗せて長崎・対馬沖を航行中、クジラとみられる物体と衝突したことがある。「見えない物に突然ぶつかるのは怖かった。でも船長が『怖い』と口にしたら、他の船員に影響する。他人の命を預かる責任の重さを改めて思い知った」


 定年まであと4年。一人でも多くの人に船旅の魅力を広めたいという。「360度どこを見ても水平線。あの開放感はたまらない」


 新人の航海係だったころ、「船の近くで口笛を吹いたら嵐が来る」と先輩から言われたことがある。だから今も、港で口笛は吹かない。(羽賀和紀)

.

198チバQ:2011/03/27(日) 21:58:38
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110327t13029.htm
塩釜―浦戸諸島 市営汽船が再開 島民支え合い一歩

避難所の全員に祝福され、卒業証書を受け取る土井さん(右)=26日、塩釜市浦戸の寒風沢島


 塩釜市のマリンゲート塩釜と浦戸諸島を結ぶ市営汽船が26日、運航を再開した。共助の精神で厳しい避難生活を乗り越えている島民は、運航の再開を「復興の第一歩」と喜んだ。

 桂島、野々島、寒風沢島の子どもが通う浦戸二小(野々島)の志小田美弘校長は、午前9時発の第一便に乗り、桂島に到着。島民の小型船にも乗せてもらい、避難生活を送る3島の児童を訪ねた。
 寒風沢島では、6年の土井瑚々(ここ)さん(12)に卒業証書を手渡し「困難な時期だがともに歩いていこう」と励ました。土井さんは、避難所で暮らす全員からの拍手に少し涙ぐみ、「島のみんなと頑張っていきたい」と誓った。
 浦戸諸島は、朴島も含めた4島が津波の被害に遭い、計120戸が流出、全壊した。住民が各島の避難所で生活する。
 桂島では、約200人が旧浦戸二小に避難する。民宿経営の内海春雄さん(57)は「すごい揺れで津波が来ると思い、消防団が年寄りも強制的に避難させた」という。島民はみな無事で、避難所で備蓄食材を持ち寄り、炊き出しを続ける。
 島民自ら汽船の再開に向け、航路の漂流物回収にも当たってきただけに、内海さんは「本土と行き来ができるのは本当にうれしい」と言う。
 浦戸諸島は昨年のチリ大地震津波でノリ養殖が壊滅。養殖施設を作り直して、再出発した直後の震災だった。一機4000万円する乾燥機械が幾つも被災した。
 宮城県漁協塩釜浦戸支所の千葉真澄運営委員長(69)は「無事な乾燥機械を共同で使い、ノリを復活させる。今こそ助け合いだ」と強調する。
 再開したとはいえ、汽船の運航は1日2往復と、震災前より5往復少ない。島民らは、便数の増加を望むとともに「港の復旧などは島民だけでは不可能。早急に公的支援を」と訴えた。
(阿部信男)


2011年03月27日日曜日

199チバQ:2011/04/04(月) 23:58:37
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110404/fnc11040412530006-n1.htm
韓国から船便客激減、キャンセル1万件・5割超 博多港
2011.4.4 12:51
 東日本大震災の影響で、韓国から福岡への船便の渡航客が大幅に減少している。釜山港と博多港を結ぶ航路で、震災発生以降1万件を超える予約キャンセルが発生しており、九州運輸局は「津波や原発事故の影響で観光客の渡航取りやめが相次いでいる」としている。

 運輸局が3月末に聞き取り調査をしたところ、大型フェリー「ニューかめりあ」で約3千件、高速船の「コビー」が約8800件、JR九州系の高速船「ビートル」で約600件のキャンセルが確認された。韓国人観光客の利用が多いコビーでは、キャンセル率が5割を超えているという。JR九州の唐池恒二社長はビートルの減便についても「状況を見ながら機動的にやっていく」と語った。

 九州の観光地のホテルでも予約取り消しが相次いでおり、運輸局は「大きな影響が出ている。外務省などと連携し、正確な情報発信をしていきたい」としている。

200荷主研究者:2011/04/09(土) 18:01:25

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13015735505963
2011年4月1日(金)茨城新聞
大洗港、中旬にも復旧しゅんせつ フェリー6月再開へ

 県は31日までに、被災した大洗町の茨城港大洗港区で6月のフェリー運航再開を目指して、航路確保のための緊急復旧しゅんせつ工事を行う方針を決めた。入札手続きに入っており、4月中旬にも着工したい考え。しゅんせつの規模は10万立方メートルで、工事期限は約2カ月の短さ。首都圏と北海道間の物流ルートの安定化を図るため、異例の迅速な大規模工事となる。

 県港湾課によると、今回のしゅんせつは、定期航路として大洗-北海道・苫小牧間に運航してきたカーフェリーの復活が目標。当面、運航ができる最小限の復旧工事とする方針で、入港時の安全確保に必要な幅120メートルの航路と、フェリーが回転するスペースを水深8メートルで確保する。

 大洗港区での航路維持のための従来のしゅんせつ工事は1年間で約2万立方メートル程度。しゅんせつ工事の性格が異なるため、単純に比較できないが、緊急復旧工事が異例の大規模工事となる。

 大洗港区で苫小牧港との間の定期フェリーを就航させてきた商船三井フェリー(本社東京)が暫定措置として東京-苫小牧間にフェリーを運航しているが、到着まで約10時間余計に費やすことになり、首都圏と北海道間の物流に大きなネックが生じていた。

 緊急しゅんせつ後は、精密な被害調査を行い、本格的な港湾内の復旧工事を行う予定。水深5メートル程度になってしまって大型船が接岸できない第4埠頭(ふとう)の整備などを行う。

 大洗町の小谷隆亮町長は「国、県に要望してきたところ。早速、対応していただきありがたい」と歓迎していた。

201アバクロ 激安:2011/04/11(月) 15:52:32
http://www.shopkonn.com/abercrombie-and-fitch-new-arrival.html
すみません、お邪魔します、
コメントさせていただきます、
よろしくお願いします^_^

202チバQ:2011/05/04(水) 19:04:43
>>178
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110502/dms1105021719013-n1.htm
“萌えキャラ”で苦境フェリー救えるか!2011.05.02


南海フェリーが生み出した美少女キャラクター高野きらら(右)と阿波野まい(同社提供)【拡大】
 和歌山、徳島両港を結ぶ南海フェリー(和歌山市)が、オリジナルの美少女キャラクターを生み出した。いずれも高校1年で和歌山生まれの「高野きらら」と「阿波野まい」。船旅になじみの薄い若年層へのPRを狙うが、高速道路料金の割引で苦境が続くフェリー会社を“萌えキャラ”がけん引できるか−。

 和歌山港そばの乗船券売り場に行くと、双眼鏡を手にしたセーラー服姿のきららのパネルと、両手を広げたまいの姿を描いたポスターが出迎えてくれる。2人は幼なじみだが、小学3年の時にまいが徳島に引っ越してしまい、高校に入ってフェリーで行き来するようになった−との設定だ。

 誕生の背景には、2009年3月から始まった高速料金の割引がある。旅客や積載する車が減り、南海フェリーは約25%の減収になった。

 逆風が吹く中、同社や和歌山、徳島両県などでつくる協議会で昨年「少女キャラでPRしたらどうか」との意見が出た。和歌山市のイラストレーター、もえぎ若菜さんにデザインを依頼し、公募していた名前は3月に決まった。2人の名字は和歌山の高野山と徳島の旧国名が由来となった。

203チバQ:2011/05/04(水) 19:05:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110429-00000279-mailo-l38
フェリーさんふらわあ:松山−大阪、あす廃止 1世紀の歴史に幕 /愛媛
毎日新聞 4月29日(金)15時42分配信

 ◇高速道割引で旅客激減
 松山と大阪を結んできた「フェリーさんふらわあ」(大阪市)の航路が30日、廃止される。「港の主役が消える」「寂れてしまわないか」。利用者や関係者からの惜しむ声や影響を懸念する声を受けながら、ほぼ1世紀にわたって親しまれてきた定期船が同日午後10時55分、松山から姿を消す。【中村敦茂】
 航路の歴史は、1912年にさかのぼる。前身の大阪商船が、松山寄港の大阪−別府間運航を始めた。しかし高速道路の大幅割引の影響で利用者が激減。昨年2月に下り便(別府行き)の松山観光港寄港がなくなり上り便(大阪行き)のみ1日1便となり、同年の利用者は約3万7000人だった。運航船は「さんふらわあ あいぼり」「さんふらわあ こばると」(ともに全長153メートル、約9300トン)で、同港の発着船では最も大きい。
 港近くの水産会社員、中村嘉之さん(59)は若いころから出張や遊びでよく利用。「仲間とワイワイ言った船旅はいい思い出。立派な港があっても肝心の船がなくなっては仕方がない」。松山市に単身赴任中で大阪府茨木市の自宅へ帰るため月2回利用する製薬会社員、新田雅志さん(35)は「安さとゆっくり寝られ、大浴場もあって楽だった。廃止は本当に困る」と嘆いた。
 「さんふらわあ」の船体建造にかかわった今治市高部の元造船会社員、越智修さん(71)は今月下旬、「客を乗せている姿を見ておきたい」と乗船。同港を拠点にする個人タクシー運転手、石田力敏さん(65)は「大型船は港の主役だった。じわじわタクシー営業にも響くだろう」。港近くの料理店を営む由良理香さん(48)も「5年ほど前は便数も多かったが急に活気がなくなった」と嘆いた。
 本四架橋開通後も持ちこたえていた航路に打撃を与えたのは、高速道路の上限1000円割引。松山市では堀江港と広島県呉市との航路も閉ざされた。市総合交通課は「経済や観光にも影響する。国が船便を残す施策を取らなければ、またこういう事態が起きる」と相次ぐ航路廃止に懸念。県交通対策課も「存続してほしかった。高速割引以降、県も利用促進補助金や港湾使用料減免で対応してきたが残念」としている。

4月29日朝刊

204チバQ:2011/05/17(火) 20:43:02
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110517-OYT1T00376.htm
たこフェリー、再開メドなし船もなし

 兵庫県明石市と淡路島を結ぶ第3セクター「明石淡路フェリー」(たこフェリー)が運航を休止してから、16日で半年を迎えた。


 当初は、今春に再開予定だったが、船舶購入のめども立っていない状況が続いている。今後、明石市、淡路市などの関係自治体と筆頭株主として事業を承継した淡路ジェノバライン(淡路市)が協議を進める方針だが、乗り越えるべきハードルは多く、再開には時間がかかりそうだ。

 明石港(明石市)近くの「魚の棚商店街」。新鮮な魚を目当てに観光客が集まり、たこフェリーとともに明石の街のにぎわい創出に一役買ってきたが、フェリーの休止後、客足は減少傾向にあるという。

 再開を要望する署名活動を展開した魚の棚西商店街の滝野幹也理事長(45)は「フェリーを利用する際に商店街で買い物という流れが途絶えた。一刻も早く再開してほしい」と訴える。

 対岸の岩屋港(淡路市)近くの温浴施設「美湯松帆の郷」では、入浴券とフェリー乗船券をセット販売していたが、来場者は休止前と比べて5%程度落ち込んでおり、担当者は「大打撃。淡路北部の観光施設は少なからず影響を受けたのではないか」と話す。

 4月の明石市長選で初当選した泉房穂市長は、就任時の記者会見で「フェリー再開にベストを尽くす」と語り、衆院議員時代の人脈や経験を頼りに、近く国土交通省に支援を要請する意向を示している。

 ただ、たこフェリーは従業員の退職金支払いなどに充てるため、船舶をすべて売却。現在の資産は1億円にも満たない。市関係者は「急流の明石海峡を運航出来る船舶ともなれば、最低2億〜3億円が必要だ」と説明するが、東日本大震災への対応で国家財政の見直しが進むなか、資金援助に、国が目を向けてくれるかは不透明な状況という。

 フェリー関係者も「まずは関係自治体が協力関係を構築し、知恵を絞ることが先決。国への交渉は最終手段だ」と指摘する。(東田陽介)

(2011年5月17日13時33分 読売新聞)

205チバQ:2011/05/17(火) 20:44:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20110511-OYT8T00050.htm
小豆島―神戸フェリー復活
7月6日から定期航路


坂手港に試験寄港するフェリー(小豆島町の坂手港で)=小豆島町提供  小豆島町は10日、同町坂手―神戸間のフェリーの定期航路が7月6日に開設されると発表した。ジャンボフェリー(神戸市中央区)が運航している高松―神戸便の1日4往復のうち2、3便が坂手に寄港する。小豆島と神戸を結ぶフェリーの定期航路は、1995年以来16年ぶりの再開となる。

 町によると、定期航路を復活させて観光振興につなげたいと、ジャンボフェリーに打診した。同社は、昨年開催された瀬戸内国際芸術祭で島を訪れる観光客が大幅に増えたことや、3月16、19両日に実施した坂手港への試験寄港の結果、乗客の増加が見込めると判断し、開設を決めた。

 坂手―神戸は約3時間。寄港しても高松から神戸までの所要時間はこれまでとほぼ同じ約4時間という。7月の開設に向け、同社は近く、事業計画の変更を国土交通省に届け出る。

 坂手―神戸間の定期航路は別の会社が運航していたが、利用客の減少などでフェリーは95年2月、高速船も2008年4月に廃止していた。

 高松市内で10日記者会見した塩田幸雄町長は「瀬戸内海の復権と小豆島の産業や文化の発展につながる」と述べた。

(2011年5月11日 読売新聞)

206チバQ:2011/05/22(日) 14:15:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110520-00000099-mailo-l28
ジャンボフェリー:神戸−小豆島復活へ 3年ぶり定期航路、7月6日就航 /兵庫
毎日新聞 5月20日(金)12時4分配信

 神戸−高松間を運航するジャンボフェリー(神戸市中央区)は19日、神戸運輸監理部に神戸−小豆島(香川県小豆島町)を結ぶ航路の許可申請を行った。定期便は08年に高速艇が廃止されて以来の復活となる。7月6日に就航する予定。
 小豆島と神戸は95年までフェリーの定期便が運航されていたが、利用者の減少により廃止。夏の観光シーズンなどに季節運航していた。昨年、瀬戸内海の島を舞台に開かれた瀬戸内国際芸術祭で観光客の利用が見込めることが分かり、小豆島町が定期航路の復活を要請していた。現在1日4便ある神戸−高松便のうち、3便が小豆島の坂手港に寄港する。
 ジャンボフェリーの加藤琢二会長は「神戸をターミナルとして交通のネットワークを充実させていきたい」、小豆島町の塩田幸雄町長は「京阪神と瀬戸内海の島々をつなぐ起点になると思う」と話した。【椋田佳代】
〔神戸版〕

5月20日朝刊

207チバQ:2011/05/22(日) 14:17:23
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004083664.shtml
神戸‐小豆島の定期航路復活へ 
 ジャンボフェリー(神戸市中央区)は19日、神戸港新港第三突堤と小豆島坂手港を結ぶ定期航路の開設を、神戸運輸監理部に申請した。認可されれば3年ぶりの航路復活。フェリー航路では16年ぶりという。


 同社によると、現在、神戸‐高松航路に就航している「こんぴら2」(3639トン、定員500人)と「りつりん2」(3664トン、同)を小豆島に寄港させる。1日3往復で、所要時間は3時間(夜行便を除く)。料金は大人片道1800円、往復2990円。乗用車は片道4490円(運転手1人の運賃を含む)などで、7月6日に運航を始める予定。これに伴い、現在の神戸‐高松航路もダイヤなどを一部変更する。

 香川県小豆島町の塩田幸雄町長は「フェリー航路復活は町民の悲願。神戸と小豆島を中心にした瀬戸内海の交流の起爆剤になれば」。小豆島には年間約100万人が観光に訪れており、約3万人の利用が見込めるという。神戸市の花木章・みなと振興部長も「神戸へもショッピングや観光に訪れてもらえたら」と話していた。

(広畑千春)


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