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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

195チバQ:2011/03/22(火) 23:50:53
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/earthquake/27046.html
大震災で敦賀港フェリー脚光 輸送拠点的役割担う

(2011年3月22日午前7時51分)
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被災地での支援活動を終え、フェリーで敦賀市に到着した四国、九州方面の消防車両=21日、敦賀港フェリーターミナル


 東日本大震災の被災者の移動や支援活動要員・車両の輸送などで、福井県の敦賀港発着のフェリーに注目が集まっている。道路事情が悪化しガソリンの給油制限がある中で、車で長距離走るのに比べると燃料の節約が可能。運転者らも船上で休息を取ることができるためだ。

 21日午前5時過ぎ、新日本海フェリー「あざれあ」が敦賀市鞠山の敦賀港ターミナルに到着し、ゆっくり船体を接岸した。北海道苫小牧東港を19日夜出航した「あざれあ」は秋田、新潟に寄港。秋田からは一般客約170人と乗用車81台が乗船した。

 ある乗客は、震災で大きな打撃を受けた宮城県石巻市から避難してきた年配の女性と40代ぐらいの息子と乗り合わせた。2人は「津波で家が流され、大変だった」と疲れ切った様子だったが、三重県鈴鹿市の別の息子宅へ向かうと話していたという。

 「あざれあ」には被災者のほか、支援活動を終えた徳島、高知、愛媛、大分の消防隊員200人余りが乗船していた。

 宮城県塩釜市で不明者捜索に当たった徳島の隊員は「現地の状況はひどく作業は難航した。船上でつかの間の休息が取れ、ガソリンも節約できたのは良かった」。激務の後だけに、フェリー利用の効果をほっとした表情で語った。敦賀港では緊急車両65台も降り、各県の隊員が陸路で戻って行った。

 被災者や消防隊員が降りた後、苫小牧東港へ折り返す「あざれあ」にはNTT西日本グループの社員49人が乗り込んだ。被災地で通信ケーブルなどの復旧支援に当たるためで、工事車両23台も積み込まれた。ガソリンの節約も海路を選択した理由の一つという。社員は寄港地の秋田で降りて、岩手県の被災地へ向かう。

 11日の震災発生後、新日本海フェリーは政府などの要請を受け、北海道から秋田経由で被災地に向かう自衛隊搬送の便を確保するため運航ダイヤを変更。秋田、新潟を経由する便を週3往復から1往復に減らした。

 ただ、19日に韓国・釜山市から敦賀港に届いた支援物資を福島県喜多方市に届けるため、この日の「あざれあ」を利用。同港は支援輸送の新たな拠点となりつつある。

 同社はグループ全体で政府や警察、消防などから緊急車両や緊急物資運搬の要請を受けており、敦賀支店の寺田光徳支店長は「道路事情が悪い中、復興支援に必要な輸送量を確保するため、精いっぱい協力したい」と話している。


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