[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
旅客船・高速船・フェリー等のスレ
109
:
とはずがたり
:2009/12/22(火) 16:29:52
海に重油、イセエビ激減…三重フェリー事故1か月
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091211-OYT1T00078.htm?from=nwlb
休漁を余儀なくされ、停泊する漁船(三重県紀宝町で)=木村雅文撮影
三重県御浜町沖のフェリー「ありあけ」横転事故から13日で1か月を迎える。船体は現在も海岸から約200メートル沖合に座礁し、横倒しになったままで、付近の海上には流出した燃料の重油が浮かぶ。
例年なら、年末年始に需要の高いイセエビ漁が盛んな時期だが、休漁を余儀なくされている地元漁師からは、「これでは生活が成り立たない」と悲鳴が上がっている。
漁に出ても、油まみれのイセエビでは市場へ出せないと、事故直後から休漁が続いており、第4管区海上保安本部によると、油は10日現在も、船体から南西約2キロの海域に広がっているという。
現場に最も近い紀南漁協(三重県紀宝町)では例年、10月〜翌年3月のイセエビの水揚げ量は約17トンに上るが、今年は1トン弱にとどまる。同漁協所属の漁師・南久司さん(60)は「1年の稼ぎのほとんどをイセエビ漁に頼っているので、今後の生活が不安だ」と肩を落とす。
周辺の3か所で行っている大型の定置網も、油のために海中へ設置できず、定置網漁をしている御浜町の水産会社は「従業員が16人いるので、一刻も早く操業できる状態にしてもらわないと、死活問題だ」と頭を抱えた。すし店などに魚を卸す小売業・東秀和さん(74)も、「漁がなくなり、アジなどの近海の鮮魚の競り値が3倍以上に跳ね上がっていて、赤字続き」とため息をつく。こうした漁業被害については、被害額が確定しないため、補償に関する話し合いが進んでいない。
一方、運航会社「マルエーフェリー」(鹿児島県奄美市)は船体の早期撤去を目指しているが、船内の重油の抜き取りが終わらず、撤去作業開始のメドも立っていない。
ありあけに積載されていた重油は約500キロ・リットル。委託を受けた業者が10日までに計418キロ・リットルを回収し、燃料タンク内は空になったものの、今後は、タンクの破損個所から船内に漏れ出た油を手作業で集めるという。
ただ、現場での解体作業については、地元漁師らが強く反対。紀南漁協・佐田美知夫組合長(64)も「船は漁場となっている磯の上に乗った状態。そこで解体すれば、騒音や振動で魚はいなくなる」と心配している。
4管や三重県尾鷲市の尾鷲海上保安部は、客を乗せて航行中のフェリーが横転するという事故の重大性から、業務上過失往来危険容疑などで捜査している。
立件には、巨大な波が確認されていない状況でなぜ船体が急傾斜したのかという原因の解明が必要で、押収した船体構造の書類や運航データを海上保安大学校(広島県呉市)の造船工学の専門家に送り、分析を進めている。
(2009年12月11日10時09分 読売新聞)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板