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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

1814チバQ:2010/11/24(水) 22:23:35
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011170001
【検証 山出市政20年】2:観光
2010年11月17日

◆老舗旅館は減少の一途◆


〜*大手ホテル進出で荒波*〜


 「これほど長期間、厳しい状態が続いたことは記憶にない」。創業80年の老舗(しにせ)料理旅館「まつ本」(金沢市尾張町1丁目)の3代目、松本初夫さん(60)はため息をついた。観光スポットで知られるひがし茶屋街のそばで、長年営業を続けてきた。松本さんが先代から経営を引き継いだのは40年ほど前。過去にも好不況の波はあったが、ここ数年は全くよくなる兆しが見えない。バブル以降、客足は年々減るばかりだという。


◇    ◇


 JR金沢駅前にはここ数年、北陸新幹線の開業を見込んで全国チェーンのホテルが相次いで進出した。市によると、年間宿泊客数は新型インフルエンザの影響で2009年に一時的に落ち込んだが、近年は増加傾向だ。市内の宿泊施設客室数は09年で8722室。02年の7291室と比較しても1千室以上も増えた。


 一方、老舗旅館や小規模ホテルは減少の一途をたどる。02年に52軒あった旅館は、09年には38軒にまで落ち込んだ。宿泊客数も旅館では06年の約13万7千人から08年は1万人以上減少した。


 対照的なのは大手の都市ホテルだ。宿泊客は06年の51万から08年は53万に増加している。松本さんは「増加分が大手ホテルへ移ってしまったのではないか」と話す。


◇    ◇


 「宿泊施設は供給過剰の状態だ」と市旅館ホテル協同組合の石田憲二常務理事(63)は語る。石田さんはJR金沢駅前で「ガーデンホテル金沢」を経営しているが、稼働率は最盛期から約3〜4割減った。02年には大手ホテルの進出に対抗するため、別組織だった「協同組合県ビジネスホテル協会」と「市旅館協同組合」が合併し、「市旅館ホテル協同組合」が設立された。組合は、従業員の語学研修や外国語のホームページの充実化など地道な努力を続けている。


 旅館やホテルの経営には、建物の改修費や高額の維持管理費が必要だ。改修の時期に高額な費用が負担出来ず、廃業に至るケースも多い。期待は増加する外国人観光客。市は07年度から、外国人観光客の誘客を目指す旅館に、壁やふすまなどの内装工事やトイレの洋式化の改修費を補助する支援事業を始めた。また今年9月の補正予算では、文化的景観としての価値が高い料亭や和風旅館に、建物の保存活用を奨励するための2千万円を計上している。


 だが、ある旅館経営者は「小手先だけの対応では何も変わらない。行政が主導となって抜本的な対策を進めない限り、廃業する動きは止まらないだろう」と冷ややかだ。


(井潟克弘)

1815チバQ:2010/11/24(水) 22:24:05
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011180001
【検証 山出市政20年】3:公共交通
2010年11月18日

◆脱マイカー見えぬ道筋◆


〜*高齢化で「交通難民」増加*〜


 JR金沢駅から北東へ車で20〜30分離れた三谷地区。先月末にあった地域の文化祭では、児童の演技や住民の写真展などを見ようと、1台の自動車に数人の高齢者らが乗り合って集まる姿が目立った。


 「年を取って運転できなくなった人が増えた。バスの本数も減り、高齢者だけの世帯では、気軽に買い物や病院に行けなくなっている」。地元の町会連合会の山本建夫会長(67)はそう嘆く。


 町会は2008年に市に掛け合い、近くの小学校のスクールバスに高齢者らも無料で乗せてもらう試みを始めた。だが時間が早く、市街地への乗り継ぎの便も悪い。市に午前9時ごろにも走らせてほしいと求めたが、財政負担などを理由に認められず、1年ほどで利用者はいなくなった。


 山本さんは「週1回でも市街地との循環バスを走らせてもらえると、高齢者が外出しやすくなり、ありがたいのだが」と話す。市は中心部の住宅地では15分間隔、運賃100円の「ふらっとバス」を巡回させるが、「郊外での対応は不十分だ」(高山純一・金沢大教授)という声が強い。


◇    ◇


 市はもともと交通渋滞の緩和を目的に、中心部での公共交通の利用促進策を進めてきた。70〜80年代に朝夕の「バス専用レーン」を導入。96年には郊外からの車での通勤者に、バス停近くの駐車場でバスに乗り換えてもらう「パークアンドライド」を始めた。


 06年に山側幹線が全面開通した効果も大きく、中心部の渋滞は大幅に緩和された。だが、「郊外での車の利便性が増して、車の総量の増加に拍車がかかった」との指摘もある。結局、この20年で市内のバス利用者数は3分の2に減り、逆に車の保有台数は1・5倍に増えた=グラフ。


◇    ◇


 「脱マイカー」の切り札として多くの地方都市が期待するのがLRT(次世代型路面電車)だ。バスより環境に優しく、スピードや快適性、運行時刻の正確性に優れる。


 金沢でも市民団体「金沢・LRTと暮らしを考える会」が、北陸鉄道石川線をLRT化して香林坊まで延伸し、拠点駅から郊外へのバスを増やすことを提案している。「公共交通を守る石川の会」の前田達男・金沢大名誉教授は、「LRTが通れば、街中のにぎわいも戻る」と話す。


 山出保市長も当初はLRTなどの導入に積極的で、95年には全国の都市に呼びかけて「新・交通システム研究会」を設立。だが、680億円と試算された事業費や、4車線中2車線を軌道にした場合の交通への影響を懸念し、02年に当面の導入を断念した。


 国内でLRTを導入したのは富山市だけで、実現は簡単でないのは確かだ。だが「LRTと暮らしを考える会」の谷内昭慶代表は「観光や環境面の波及効果も大きく、近隣の市町と連携すれば負担も減る。持続可能なまちづくりに向け、導入を議論していくべきだ」と話す。


(生田大介)

1816チバQ:2010/11/24(水) 22:24:47
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011190001
【検証 山出市政20年】4:生活保護
2010年11月19日


「生きがいセンター」で談笑しながら昼食をとる人たち。生活支援を受ける人だけでなく、近所の人も集まる=金沢市京町




◆世帯・保護費20年で倍増◆


〜*後手に回る自立支援*〜


 「これからは別々に生きていこう」。今年4月、金沢市内のマンションに住む男性(70)が職業安定所から帰宅すると、長女が書き残したメモが置かれていた。妻と長男の姿もなかった。


 解体業の男性は、自分と派遣社員の長男の収入で家族4人を支えていた。だが2008年秋のリーマン・ショックを境に2人の収入は激減。家族が家を出た数日後、男性はJR金沢駅の地下広場に向かった。「夜はブルーシートにくるまっていた。でも空腹と寒さで全然寝られなかった」


 駅の地下で暮らし始めて20日目。生活困窮者を支援する団体から声をかけられ、生活保護の申請や住居探しの支援を受けた。その生活保護費も介護保険や光熱費などを支払えば、残るのは6万円ほど。「ずっと働いて、10年前には一軒家も持った。なんで自分がこんな目にあうんやろ」


◇    ◇


 市生活支援課によると、昨年度の金沢市の生活保護世帯数は2677世帯で、保護費は66億1443万円。20年前のほぼ2倍だ。同課の安村義昭・課長補佐は「年金で生活をカバーしきれない高齢者が増えている」と話す。


 金沢市では生活保護のほか、受給基準に満たない生活困窮者にも「市援護規則」に基づいて教育費や医療費を援助している。こちらも昨年度の教育費は292万円、医療費が1105万円で、いずれも10年前の約2倍に伸びた。


 市は受給者の生活や就職の支援にあたる「ケースワーカー」の増員も続けている。01年度の17人から徐々に増員し、昨年度には27人になった。だが保護世帯の増加には追いついていない。昨年度のケースワーカー1人あたりの担当世帯数は約99世帯で、社会福祉法で標準とされる80世帯を上回っている。


◇    ◇


 行政の保護世帯への自立支援が後手に回る中で、民間団体の取り組みが活発になっている。市内で福祉活動を行っている金沢北健康友の会は今年5月、「生きがいセンター」を開設した。


 週に1度、市内の平屋建ての家に60代を中心とした男女20人前後が集まり、一緒に昼食を食べる。仕事がなく、家にこもりがちな人たちに、他者と交流する機会を提供し、自立を促すのがねらいだ。


 「経済的に最低限の生活を保障されても、人とのコミュニケーションがなければ人間らしい生活にはならない」と、センターの世話役を務める藤牧渡さん(66)はいう。開設から半年、近所の人らも集まるようになり、生活保護を受けているのは参加者の約半数になっている。


 ただ、民間の取り組みには限界もある。藤牧さんは「私たちに雇用は作れない。不況の中では難しいが、多くの人が働ける環境や機会を作るのが行政の仕事のはずだ」と注文をつけた。


(山岸玲)

1817チバQ:2010/11/24(水) 22:25:21
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011200001
【検証 山出市政20年】5:文化施設
2010年11月20日

◆公共事業、姿変えただけ◆


〜*入館減り、かさむ維持費*〜


 先月下旬、金沢市本多町3丁目の静かな住宅街で、市出身の仏教学者鈴木大拙(だいせつ)の業績を伝える「鈴木大拙館」(仮称)の起工式が開かれた。市が建設を進めている同館は、2011年秋にオープンの予定だ。


 敷地内には「展示棟」「思索空間棟」のほか「水鏡の庭」などが設置され、大拙の思想を学ぶことができるという。式典で山出保市長は「金沢市が大拙館を通じて世界に開かれる」と述べ、新施設の誕生に期待をにじませた。


 事業費は用地取得費を含めると約5億6千万円。市民からは「財政難の時代に、本当に必要な施設なのか」と建設に批判的な声もある。


◇    ◇


 ふるさと偉人館(93年)、泉鏡花記念館(99年)、金沢湯涌夢二館(00年)、金沢蓄音器館(01年)、前田土佐守家資料館(02年)、室生犀星記念館(同)、金沢21世紀美術館(04年)、徳田秋聲記念館(05年)、金沢能楽美術館(06年)――。山出市長が在任中に開館した文化施設の数々だ。今年9月には「金沢湯涌江戸村」が開園した。


 街の活性化を図るためとして、施設は市内各地に点在している。博物館の数は中核市の平均2カ所に対し、金沢市は8カ所。山出市長は文化行政に力を入れる理由について「金沢ほど市民の暮らしに文化が息づいている街はない。市長になって芸術文化の大切さが体にしみた」と語る。


 だが、施設の維持管理に使われているのは公費だ。市文化政策課によると、同課が所管する美術館や資料館など15施設について、09年度に市が管理運営費として負担した額は13億円。今後も施設が増え続ければ、将来は市の財政を圧迫することも懸念される。


◇    ◇


 竹久夢二が滞在したゆかりの地、湯涌温泉に00年4月、「金沢湯涌夢二館」が開館した。初年度こそ入館者は7万人を超えたが、翌年度は3万7千人に半減。近年は1万人台で推移している。徳田秋聲記念館も、開館した05年度の1万7千人から08年度は8千人にまで減少した。この2館に限らず、市内にあるほとんどの文化施設では入館者数の横ばいや減少傾向が続いているのが現状だ。


 金沢大学の碇山(いかりやま)洋教授(財政学)は「道路や橋などを建設する公共工事と違い、文化施設や公園の建設には市民から反対の声が起きにくい。だが、内容を文化施設に変えても、公共事業優先に変わりはない」とみる。


 さらに入館者数が減少傾向にある文学者の記念館についても、必ずしも「1人に1館」を作る必要はなく、まとめた施設を建設する方法もあったと指摘。「財政難の中でも『まずは器ありき』の発想で、長期的な計画をきちんと立てずに文化施設をつくり続けてきたことは問題では」と批判した。


(井潟克弘)


=おわり

1818チバQ:2010/11/25(木) 22:18:51
衆院比例区に準じて三重は東海だと思う自分

1167 名前:名無しさん 投稿日: 2010/11/25(木) 02:51:44
>>1012>>1117

三重知事選:野呂知事、3選不出馬へ 長男事件考慮か
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101125k0000m010174000c.html

 三重県の野呂昭彦知事(64)は任期満了(来年4月20日)に伴う来春の知事選に立候補しない意向を固め、関係者に伝えた。25日の県議会本会議で「3選不出馬」を正式表明するとみられる。

 野呂知事の長男(36)が今年8月末、覚せい剤取締法違反容疑で愛知県警に逮捕、起訴された。知事は「事件は私と一切関係なく、知事の職務が左右されることがあってはならない」と述べていたが、事件の影響などを考慮し、不出馬を決断した模様だ。

 過去2回の選挙で野呂氏を支援した民主、自民両党は独自候補擁立に向けた動きを加速させるとみられる。野呂知事は衆院議員4期を経て同県松阪市長を約3年務めた。03年の知事選で初当選した。【田中功一、福泉亮】

毎日新聞 2010年11月25日 2時36分

http://www.isenp.co.jp/news/20101125/news01.htm
次期知事選 野呂知事、出馬せず きょう議会で表明

【中部圏知事会議後の記者会見に臨んだ野呂知事=鈴鹿サーキットで】
 野呂昭彦知事(64)は二十五日、県議会第二回定例会十二月会議の開会で、来春知事選には出馬せず、今期(任期満了日は来年四月二十日)限りの辞任を表明する。平成十五年四月の初当選以来、二期八年を担ったが、三重県政は大きな転換期を迎えることになる。

 野呂知事は二十四日、鈴鹿市での中部圏知事会議前、県議会の三谷哲央議長(新政みえ、四期、桑名市・桑名郡選出)や民主党の中井洽衆院議員らに、二十五日の三選不出馬表明を伝えた。三谷議長には、同表明の追加議事を懸案してもらう必要があるからで、中井議員には県選出の民主党国会議員らに伝えてもらうためだった。中井議員は同日午後、県選出の民主党国会議員らに、野呂知事の意向を伝えた。

 野呂知事は十五年二月、一期半ばの松阪市長から同年四月の知事選への出馬を表明。自民系県議や中央官僚、共産党候補者らと戦い、初当選した。前北川県政の改革路線で疲弊していた県政を立て直し、「市町村はパートナー」として、北川県政下で対立していた県内市町村長との協調路線を打ち出した。

 十九年四月までの一期四年間は、ごみ固形燃料(RDF)爆発事故処理や県のIT(情報技術)戦略基地の閉鎖など、北川県政時の後始末に追われた。二選をにらんだ十七年ごろからは「文化力」や「新しい時代の公」など、時代を先取りした県政方針を示した。

 「文化力」は従来の芸術文化ではなく、人間力や創造力、地域力による総合力だとし、従来は古民家があっても道路拡張で取り壊したが、この古民家が地域の憩いの場になる場合もあるとし、活用してはとの発想がこれまでの行政は欠けていたとの反省から、政策立案の根幹にするとして、「文化力指針」として打ち出した。「文化力」の考えは、この後国も評価した。

 地域住民やNPO(非営利法人)らによる地域づくりを目指した「新しい時代の公」は、鳩山内閣も取り入れ、「新しい公」と銘打った。田川県政時から、「県政のブレーン」と言われたゆえんだ。

 今年に入って、わが国最大の不法投棄量である、民主党の岡田克也幹事長の選挙区の四日市大矢知の住民らに処理に時間のかかっている点を出向いてわびたり、岡田幹事長の多年にわたる提案の四日市港と名古屋港の一元化などの課題に積極的に取り組む姿勢を示すなど、新博物館の建設と併せ、野呂知事の三選へ向けての下準備は着々と整っていた。

 だが、八月二十六日、長男の覚せい剤取締法違反での逮捕で、三選へ向けての野呂知事の思いは、無残にも散った。

1819チバQ:2010/11/25(木) 22:21:29
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001011250005
リコール 思い交錯
2010年11月25日


【有効署名数「35万3791人」】


 河村たかし名古屋市長が主導した市議会解散のリコール署名をめぐり、市選管が発表した審査結果。当事者たちは24日、「35万3791人」の有効署名数についてそれぞれ語った。

●「民主主義の危機」河村市長


 河村市長は名古屋市内で取材に応じ、「恐るべき民主主義の危機だ」と憤った。
 結果を聞かれると、「悔しいですよね。泣けてきますけど、泣きません」と振り返った後、選挙管理委員会へ怒りをぶちまけた。「選管の審査方法が極めて不透明。審査基準が変わるなら、署名活動を始める前に明らかにするのが当然だ。このような民主活動のルールを破る『後出しじゃんけん』をされると、市民生活が成り立たない」とまくし立てた。
 今後どう対応するかについては「選管の行為が本当に適法なのか、考えたい。選管の使命は一票を無駄にしないこと。今回、相当数の署名をつぶしている。どんな理由で無効としたのか、理由を求めたい」と語った。



●「まだあきらめぬ」支援団体


 署名を実施した団体「ネットワーク河村市長」は結果を受けて会見を開いた。
 代表の鈴木望・前静岡県磐田市長は「市民の民意が踏みにじられていいのか」と市選挙管理委員会の審査方法に憤った。署名集めの10人の代表者の一人の三宅功さんも「これがまかり通るなら、名古屋市で署名活動はなくなる。我々の手で政治が動く唯一のチャンスだったのに、選管委員の暴走で踏みにじられようとしている。異議申し立てをして、有効な署名を掘り起こす」とまくしたてた。
 一方、公明党市議団が条件付きで議員報酬の半減を容認するなどリコール署名の影響も出始めていることから、三宅さんは「署名が大きなうねりになりつつある。まだあきらめていないが、署名の効果はあった」と振り返った。



●「改革進め信頼を」議長


 名古屋市議会の横井利明議長は報道陣に「必要数に達しなかったとは言え、35万人を超える方々が、議会のリコールに対する意思表示したということを極めて重く受け止めている」と述べた。
 河村市長が先導する形で行われた異例の署名活動について「市長の責任を問うかについては、現時点では考えていない。今やることは、改革を進め信頼される議会をつくること」。市長に対する不信任案の提出については「議会としては議論すら行われていない」とした。
 法定の審査期間が延長されたことについては「第三者機関である市や区の選挙管理委員会に対して意見は厳に慎むべきだと考えているが、いろいろな方の意見を聞くと、延長はやむを得なかったのではないか」と理解を示した。



●「間違いはなかった」選管委員長


 名古屋市選挙管理委員会の伊藤年一委員長は「法の上で真剣に取り組んできたので、間違いはなかったと思っている」。その上で「請求代表者と受任者が集めた用紙を色分けなどで区別しておけば、もっと短い時間で審査できた」として、総務省に対して進言を行うとした。
 収集方法に問題があるとされた署名が2万2990人分あったことは「集める側がきちんと説明していればよかった」。また、「署名していない」という回答992人分についても「市民の直接請求(の権利)を汚したという責任を理解してほしい」と請求代表者らを批判した。
 審査基準については「(途中で)変わっていない」と従来の説明を繰り返し、「異議のある方は縦覧で申し出て頂きたい」とした。

1820チバQ:2010/11/26(金) 12:32:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101126-OYT1T00257.htm

河村・名古屋市長、来月にも辞職…再出馬へ
 名古屋市の河村たかし市長は26日、来年2月の愛知県知事選で自らが出馬要請している自民党の大村秀章衆院議員を支援するため、来月にも市長を辞職し、出直し市長選との同日選挙を目指す意向を表明した。

 河村市長は記者団に対し、「大村さんは自ら離党までして、固い決意で出馬される。私の一丁目一番地の減税を、名古屋、愛知から日本へ伝える千載一遇のチャンスだ」と語った。

 さらに、河村市長は辞職の理由について、自ら主導した市議会の解散請求(リコール)で、有効署名数が法定数を割り込み、解散の是非を問う住民投票の実施が困難となった「けじめ」もあげている。河村市長は「現在、異議申し立ての期間中で、支援者に厳しくやってもらい、ひっくり返す気持ちに変わりはない。ただ、以前から集まらなかった時には責任を取ることを考えていた」と述べた。

(2010年11月26日10時24分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101126-OYT1T00197.htm?from=nwla.
「これがなぜ無効」異議5百件…名古屋リコール

 名古屋市議会の解散請求(リコール)に向けて集められた署名簿を一般に公開する「縦覧」が25日、市内全16の区選挙管理委員会で始まった。

 市選管によると、初日は、署名を集めた「受任者」や実際に署名した市民ら計約2480人が訪れ、約500件の異議申し立てがあった。

 千種区選管では、受任者だった主婦(62)が「集めた署名がなぜ無効なのか」と、職員に説明を求めた。しかし、「中学生が含まれている」などと指摘されると、「この時は一生懸命だったから……」と肩を落としていた。中区選管を訪れた男性(70)は、「再審査の調査票は質問項目が分かりにくかった。後からルールを変えるようなやり方はフェアではない」と話した。

 また、昭和区選管では、河村たかし市長の支援団体のメンバーら数人〜20人前後が入れ替わり訪れ、受任者欄が空白で再審査対象となった署名簿のうち、無効とされた署名をすべてノートに書き写していた。

 メンバーの一人は、同一人物による筆跡と判断されて無効になった署名を見て、「まったく似てない。異議申し立てをする」と語気を強め、別のメンバーは「再審査で『受任者から署名を求められた』と回答し、無効になった人の家をすべて訪れ、『分からない』という回答に替えてもらって有効署名を増やす」と話した。

 支援団体はこうした活動を組織的に行い、一括して異議申し立てする方針で、市選管に対しても縦覧・異議申し立て期間を1週間延長するように要望した。

 署名簿の縦覧と異議申し立ては12月1日までで、選管は申し立てから2週間以内に審査し、12月中旬に最終的な有効署名数が確定する。市選管が24日に発表した有効署名数は計35万3791人分で、法定数を1万2004人下回った。

(2010年11月26日09時26分 読売新聞)

1821名無しさ:2010/11/27(土) 04:06:14
もうすぐきそ?な
http://doujinlinkcapture.blog3.fc2.com/

1822チバQ:2010/11/27(土) 17:50:45
http://mainichi.jp/area/mie/news/20101127ddlk24010184000c.html
選挙:知事選 野呂知事「妻と2期8年約束」 不出馬、改めて予定通り強調 /三重
 来春の知事選への不出馬を表明した野呂昭彦知事は26日の定例会見で「(03年の)知事選に出る時に妻と2期8年という約束をしていた」と述べ、長男(36)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された事件とは関係なく、予定通りの退任であることを改めて強調した。【田中功一】

 ◇特定の候補者支援しない
 野呂知事は「長男の事件があり、関連付けて言われるが、私自身は体力、知力、気力を考えながら2期8年で消化してしまうことが大事だと思ってやってきた」と述べた。

 また、25日の県議会本会議で不出馬表明したことについて「当初から11月末から12月初めというのが周りに迷惑をかけない時期かなと思っていた。期待する声も段々強くなってきたので、このまま放っておいてもいけないなと思うところもあった」と述べ、全国知事会議出席のため22日に上京した際、民主党の中井洽衆院議員に会って不出馬を伝え、同党の他の県選出国会議員にも話してもらうよう依頼していたことを明らかにした。

 後継者については「三重は素晴らしい資源を持っている。本当に自信、誇りを持てる所だ。伊勢神宮という京都や奈良よりもっと古い時代からの素晴らしい歴史、文化も持っている。一般的には、そういうことを大事にしてくれる方が望ましい。あとは県民が判断されることだ」と述べたうえで「選挙に私自身が絡むということはしてはいけないと思っている」として、次期知事選では特定の候補者を支援しない考えを示した。

〔三重版〕

1823チバQ:2010/11/27(土) 17:59:23
http://www.asahi.com/politics/update/1127/NGY201011270001.html
名古屋から全国へ、影響力の拡大狙う 河村市長辞職表明(1/2ページ)
2010年11月27日9時30分

 河村たかし名古屋市長が市長辞職・再立候補表明に踏み切った。愛知県知事選と市長選のダブル選で、持論の「減税」実現について県民・市民の信を問う。行き詰まった市議会解散リコール署名の責任をとるとしているが、その本音は――。

 市民税10%減税や議員報酬の半減。「保身議会VS.庶民革命」などと訴え、市議会と激しい対立を続けてきた河村市長の視線は、すでに年明けの政治闘争に向かっている。

 「減税をはじめ一丁目一番地の政策が名古屋から愛知、日本へと飛躍する時。名古屋の皆さんにとっても千載一遇のチャンスじゃないですか」

 河村市長は26日、取り囲む報道陣に対し、愛知県知事選との同日選挙の狙いをこう説明した。「減税」を旗印にした河村氏は、名古屋から愛知県、そして日本全体に影響力を広げようとしている。

 自らが代表を務める地域政党「減税日本」は、来春の名古屋市議選に定数75の半数を超す約40人の候補を擁立予定だ。愛知県知事選は来年2月6日投開票。もし支援する大村秀章衆院議員が当選すれば、愛知県議選を含む4月の統一地方選に大きな影響が及ぶことになる。

 知名度の高い「河村・大村連合」の参戦で、愛知県の民主、自民両党は大きく揺さぶられた。すでに両党は独自候補擁立を決めている。特に県連会長も務めた大村氏を河村氏に引き抜かれた自民党の動揺は大きい。

 民主党の岡田克也幹事長は26日の党代議士会で河村氏の辞職表明について「全く大義のない選挙で、究極の税金の無駄遣い。怒りを禁じ得ない」と批判。「(大村氏を)有利にするためだ」と怒りをあらわにした。

 民主党出身の河村氏と自民党の大村氏。両氏の利害はなぜ一致したのか。大村氏をよく知る議員の一人は「狙いは愛知で(民主党でも自民党でもない)第三勢力をつくること。河村氏と大村氏が組んだら、破壊力は絶大だ」と話す。河村氏は大阪府の橋下徹知事とも連携を強め、より広い範囲で旋風を吹かせようとする。

 25日夜、市議会リコールで行き詰まった河村市長を、橋下知事が電話で励ました。

 河村氏「がんばるでよ」

 橋下氏「お互いがんばらないとだめですね」

 「大阪都」構想を打ち出した橋下氏とは、お互いに応援し合う間柄。10月には、河村氏は電話で「名古屋のエリアでは狭すぎるので、県と市のあり方を考えなきゃいけない」と、愛知県でも県と市の連携を検討する考えを橋下氏に伝えている。

 「減税」の旗を掲げるかどうかなど、橋下氏との政策的な違いは小さくはない。それでも違いを超えて連携する。橋下氏も自ら代表を務める地域政党「大阪維新の会」から来春の統一地方選に多くの候補を擁立する。橋下氏は26日夕、「減税日本」との関係について朝日新聞に「地域政党なので(地域によって)主張は違うが、連携してやっていきたい」と述べた。

 河村氏も26日の会見で「大阪なんかもチャレンジしているが、重複行政をどうするかなど、(県・市一体で)一緒にあり方を問うのがいい」。橋下氏も「(河村氏と)連携してやっていきたい」と明言した。「河村・大村連合」「橋下・河村連合」が、来春の統一地方選の台風の目になりそうだ。(本田修一)

1824チバQ:2010/11/27(土) 18:08:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101126/lcl1011262114010-n1.htm
【河村市長辞職】ダブル選なら費用2億円上積みで7億円に
2010.11.26 21:14

名古屋市議会の議場に入る河村たかし市長=26日午前 名古屋市の河村たかし市長が決断した任期半ばでの辞職と出直し市長選には、親交の深い大村秀章衆院議員(自民)が出馬を予定している来年2月の愛知県知事選とのダブル選挙を狙う思惑もある。だが市選挙管理委員会によると、知事選単独の場合にかかる費用は約5億円だが、ダブル選になると約2億円膨らみ、約7億円が必要という。

 一方、議会解散の直接請求(リコール)に関連してこれまでにかかった費用も、すでに8千万円を超えている。

 市選管職員は「僕らもびっくり仰天という状態。まだ正式に決まったわけではないので…」と困惑しつつ、ダブル選を想定して、さっそく補正予算の準備に取りかかっている。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00188621.html

民主・岡田幹事長、河村名古屋市長の辞職・再出馬表明について「究極の税金の無駄遣い」

愛知・名古屋市の河村市長が、市議会のリコールに必要な有効署名が必要数に達しなかったため、辞職したうえで再出馬することを表明したことについて、民主党の岡田幹事長は「究極の税金の無駄遣い」と厳しく批判した。
岡田幹事長は、「究極の税金の無駄遣いと言ってもいいかと思います。このことに対して、わたしは怒りを禁じ得ません」と述べた。
河村市長をめぐっては、名古屋市議会のリコールに必要な署名が集まらなかったことから、12月下旬に辞職し、出直し市長選挙を2011年2月の愛知県知事選とあわせて行う考えを示している。
岡田幹事長はこうした河村氏の動きに対し、「まったく大義のない選挙」と批判し、河村氏を民主党が推薦したことについて、「不明を恥じている」と述べた。

1825チバQ:2010/11/27(土) 18:11:15
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101126-OYT1T00584.htm
反対県議に「刺客」擁立へ…愛知知事選・大村氏
 来年2月の愛知県知事選に、名古屋市の河村たかし市長と連携して出馬を目指す自民党衆院議員・大村秀章氏(50)(比例東海ブロック)が、自分を応援しない自民党県議に、同4月の県議選で対立候補を擁立する意向であることがわかった。

 一方、同党県連は25日、倫理党紀委員会を開き、大村氏の除名を党本部に上申することを正式に決めたが、大村氏は「処分は納得できない」と語り、徹底抗戦する構えだ。

 対立候補の擁立は、知事選での支持拡大を図る一方、選挙後の県議会でも主導権を握る狙いがあるとみられ、関係者によると、大村氏は地元・愛知13区(碧南など5市)の会合などで、「自分についてこない県議には対抗馬を立てる」と“刺客”を放つ意向を示しているという。すでに地元市議らに県議選への出馬を打診。自身に同調する自民党県議らによる新会派の設立も持ちかけているという。

 河村市長も次の名古屋市議選で、自ら率いる地域政党から多数の候補者擁立を目指しており、2人は今後、県議選の候補者調整も進める考えだ。

 こうした戦略に自民党県議からは、公約に反対する市議を全員クビにしようとリコール運動を始めた河村市長と大村氏を重ね合わせ、「自分に従わない者はみんな敵なのか」と戸惑う声も上がっている。

 元総務省課長補佐・重徳和彦氏(39)を知事選に擁立した同党県連は大村氏の処分上申について、「県連として態度を明確にすることが重要」(青山秋男・倫理党紀委員長)としている。

(2010年11月26日15時49分 読売新聞)

1826チバQ:2010/11/27(土) 23:51:38
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001011270001
西川知事3選出馬表明
2010年11月27日




12月定例県議会で26日、来春の知事選に立候補の意向を表明した西川一誠知事(65)は「県政課題は道半ば。より大きなスケールで次の段階へ前進させる」と、3選への決意を述べた。2期8年間、産業や教育、福祉での実績を強調する一方、北陸新幹線などの重要課題で見通しが立っていないことを課題とした。(足立耕作、笹川翔平)


西川知事は午後1時に開会した県議会本会議で立候補を表明した後、記者会見した。
 過去2回の選挙で掲げたマニフェスト「福井元気宣言」(1期目)と「福井新元気宣言」(2期目)を振り返り、「産業、雇用、教育、文化など、お約束したことはほぼ達成した」と評価した。
 一方、「学力、健康長寿、女性の共働き率など県のデータは全国的に優れているが、県民の自信や将来の安心感に十分につながっていない」と話し、県の知名度不足を深刻な課題と位置づけている。
 3期目の課題に北陸新幹線の県内延伸や、中部縦貫道や舞鶴若狭道の整備、県が進めるエネルギー研究開発拠点化計画を挙げ、「具体的に動き出すまでに今度はするつもりだ」と意欲を見せた。
 新幹線について西川知事は「(着工認可に向けて)県内には障害はない」とたびたび言及し、この日の本会議でも繰り返している。しかし、記者会見で「新幹線についていろいろ意見がある。目先の便利さとなると自分は使わないということもあるが、長期的な問題としてご理解を求めたい」と、推進に懐疑的な人が県内にいることを意識するような発言があった。
 県選挙管理委員会によると、知事選は来年3月24日告示、4月10日投開票の予定。


西川知事は過去2回の選挙で民主、自民、公明などの政党から推薦を受けた。会見で西川知事は、3回目の知事選も政党や業界団体、労働組合に推薦を求める考えを示したが、主要政党は様子見ムードだ。
 民主党県連の野田富久幹事長は「推薦願いが来れば組織で検討するが、現段階では白紙」と話す。一部に別候補を模索する動きもある。一方、支援団体の連合福井の馬場修一会長は10月の定期大会で、「知事の労働政策と地域政策を高く評価している」とあいさつし、西川氏推薦に前向きの姿勢を見せている。
 福井2区選出の山本拓衆院議員(58)が出馬に意欲を見せている自民党県連。仲倉典克幹事長は「現状では、(西川、山本の両氏から)推薦願いは出ていない。それぞれの意思を確認し、慎重に対応していきたい」と話した。
 公明党県本部の石橋壮一郎代表は「知事から推薦要請があるかどうかも分からないし、対応は今後検討していく」と述べるにとどまった。
 一方、共産党は独自候補の擁立を目指す。南秀一県委員長は「8年間は新幹線や足羽川ダムなど大型公共事業にばかり目が行き、国の言いなりになっていたのではないかと感じる。福祉や暮らし、医療を大切にし、県民本位の政治に変えていく」と話した。


会見の主なやりとり。
 ――3期目の政策で実現したいことは。
 新幹線、中部縦貫道、港など様々ある。それに、福井県の知名度や認知度をもっと幅広く、知ってもらわないといけない。全国的、国際的に。次回はそういう活動を思い切り、せにゃならんと思う。
 ――出馬を決めた瞬間は。
 ごく最近。県政を担っていて日々、課題や問題点も見えてくる。政権交代など最近の状況を考え、今の時期に判断し、次の状況を考えた。
 ――2期でやめる知事もいる。権力の長期化をどう考えるか。
 いろんな候補者、様々だ。県民の期待というか支持が基本で、何回が多すぎるとかそういう議論を個別に論じることではない。
 ――政党や団体の推薦は。
 県民党、広く政党や団体の支持をいただきたい。それがデモクラシーというか、民主主義の基本であるし、地方政治の基本かと思う。具体的には後援団体と相談しながら進めていく。
 ――知事は政策を幅広く進めるなかで、失点はないがインパクトに欠けると言われているが。
 なかなか難しいご要請だが、次回に十分、今のご意見を参考にしたいと思う。はい。

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1827チバQ:2010/11/27(土) 23:52:42
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=25007&storytopic=99
知事選、政党や団体対応焦点 山本氏の動向が鍵

(2010年11月27日午前7時30分)
. 来春の福井県知事選に向け現職の西川一誠氏が26日、3選出馬を表明し、今後は前回、前々回とも「相乗り」で推薦した自民、民主両党をはじめとする各政党や各種団体の対応が大きな焦点となりそうだ。出馬の意欲を持つ自民党の山本拓衆院議員(福井2区)の動向が絡んで同党関係者は「悩ましい」と漏らす一方、民主党県連も状況を慎重に見極める構えだ。

 「県民党というか、各政党やグループの支持を広くいただきたい」。3選出馬を明らかにした県会本会議後の記者会見で西川氏は、過去2回と同様に無所属の立場で幅広い支持を集めるため、後援会と相談しながら政党などに推薦の要請をしていく考えを示した。

 2003年、07年の知事選では自民、民主など多くの政党が西川氏を推薦した。しかし、昨年秋の政権交代や国政と地方議会のねじれなどで、支持構造に変動が起きている面もある。

 注目されるのは山本氏の動き。この日も本紙の取材に対し「出馬に向けて粛々と準備を進めるだけ。自民党県連にしかるべきタイミングで推薦依頼を出したい」と強調。業界団体との接触も重ね、支持動向の見極めも図っているという。

 西川、山本両氏から推薦依頼が出されれば、同党県連は「現職」と「党公認国会議員」をてんびんに掛けた難しい対応を迫られるのは必至だ。福井2区で衆院補選が行われることになるため、それを含めた議論が必要との指摘も多い。

 現時点で県連幹部は「推薦依頼が出そろうのを待ってから執行部会などで議論する」と説明。稲田朋美会長も「国政が混迷を深めている中で県政をいかにしていくのか。こうした観点から知事選に向けて関係者と真摯(しんし)な議論を積み重ねていきたい」と慎重にコメントした。

 県会最大会派・自民党県政会には西川氏の県政運営に厳しい姿勢を示す議員も多く、一部に独自候補擁立論があるが、一方で「大きな失政があるわけでなく、慎重な対応が必要」との声もあり、「身動きが取れない」(議長経験者)状況だという。また、関係者には「(山本氏が)国会議員である以上、まずは国会議員の承諾が必要」との指摘もある。

 一方、民主党県連は静観を続けている。党本部は相乗りを原則禁止。水面下で対抗馬を探る動きはあるものの独自候補擁立は難しい情勢だ。松宮勲代表は「知事選の議論はしていないので何とも言えない。アプローチがあれば、政策や県連との関係を勘案する」とあくまで「慎重」を崩していない。

 ただ、党県連の最大支持団体、連合福井の馬場修一会長は「失業率などの課題を含め西川氏を評価している。推薦依頼があれば執行委員会などで議論し、これまでの経過を踏まえ、政策も聞いた上で答えを出す」と前向き。別の幹部も、民主党とは連絡を取り合いつつも「連合は連合として主体的な判断をする」と語った。

 公明党県本部の石橋壮一郎代表は「知事から正式に推薦依頼があれば手続きに入るが、現段階では白紙」とする。社民党県連合は現時点で、今回の知事選に関して推薦などを機関決定する考えはなく、党員や支持者らの自主判断に委ねる方針。

 一方、対抗馬の擁立を模索する共産党県委員会の南秀一委員長は「できるだけ早く候補者を決め、県政を変えるために戦いたい」と話している。

1828チバQ:2010/11/28(日) 10:35:36
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201011270236.html
民主、進まぬ県議選候補擁立 「国政野党」に戸惑う自民
2010年11月28日


統一地方選に向けた民主党県連の「必勝のつどい」にそろった県議選の立候補予定者ら=新潟市中央区


 来春の県議選まで半年を切ったが、「政権与党」となった民主党の候補者擁立が進んでいない。同党は地方での勢力拡大が課題で、県連は27選挙区(定数53)すべてに公認・推薦候補を擁立し「不戦敗をなくす」方針だが、これまでに擁立が決まったのは10選挙区の11人にすぎない。一方、県政では多数を占める自民党だが、「国政野党」として臨む県議選に「求心力がなく、やりにくい」と戸惑いをみせている。

 「国政レベルで政権交代は行われたが、政策を地方で連携して進めていく状況が整っていない。民主党の理念を共有した、民主党の議員を増やしていく」。民主党県連代表の西村智奈美衆院議員(新潟1区)は27日、新潟市内で開いた県連の定期大会で、現在9議席の県議の議席倍増など、統一地方選での「国と地方のねじれ解消」に力を入れる姿勢を示した。

 しかしその後の党活動の報告や、今後の活動方針の中では「候補者擁立の遅れ」が相次いで指摘された。

 擁立の遅れについて西村代表は「政権交代を、地方レベルでも起こすのはなかなか容易ではない」と話す。民主党の支持率低下も遅れの要因のようで、菊田真紀子衆院議員(新潟4区)は大会で、「逆風の中で候補者を擁立することは予想以上に大変なこと」と話した。

 大会では「年内をめどに候補者決定に努める」との方針を決めたが、県連内では「年内に全選挙区を決めるのは難しい」とみられている。

 一方、県議会で現在32議席を持つ自民党。公認や無所属でも自民系の候補を全選挙区に擁立する考えで、同党県連は、6月に19選挙区で現職25人の1次公認を発表し、来月に2次公認を発表する予定。同党県連幹事長の長津光三郎県議は「何人公認するかは未定。民主党側の動きを見極めて公認を決めていく」と「様子見」の模様だ。

 さらに「『政権与党』という求心力がないのはやりにくい」という。民主党の候補者擁立が遅れていることで「まだ相手の姿が見えない」と、「野党」としての選挙戦略も明確に立てられていない状況。民主党政権の支持率低下も「地方選挙は国政とイコールではない。候補個人が頑張ることが大事だ」と引き締めを図る。(藤井裕介、大内奏)
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1829チバQ:2010/11/28(日) 20:23:43
張り間違えた
2769 名前:チバQ 投稿日: 2010/11/27(土) 23:41:13
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010112702000211.html
対抗馬探し悩ましく 市議会側
2010年11月27日

 名古屋市の河村たかし市長が来年2月6日の愛知県知事選をにらんで辞職表明し、出直し選への出馬を決めたことで、市議会側の対抗馬探しはのっぴきならない状況になった。知事選とのダブル選の場合、市長選の告示までは2カ月弱。知事選で民主と自民がそれぞれ候補者を立てている中、市長選で公明も含めた3会派が結束して擁立できるかが焦点だが、今のところ、有力な候補者は浮かんでいない。

 最大会派の民主市議団は週明けに、本会議の合間を縫って選対会議を開く予定だ。幹部は「減税や議会改革で市議団と連携できる市長を立てる」と意気込む。

 河村市長が市議会の解散請求(リコール)に向けた署名集めに着手し、市議会との対立が極まった8月下旬、民主は石田芳弘衆院議員に出馬を要請したが、固辞された。以来、市幹部や弁護士の名前が浮かんだが、リコールの行方をにらんだまま、絞り込みは暗礁に乗り上げていた。

 ダブル選となれば、知事選で対決する民主と自民が市長選で結束することに「無理がある。大義のない市長選に付き合う必要もない。無投票が得策」(民主市議)との声も出る。

 一方、自民幹部からは「民主が推す人に相乗りできるかどうかだ。知事選で対立するだけに悩ましい」と本音も。議員報酬半減案を容認した公明は「人物本位で対応する」(加藤武夫団長)と静観しつつ、河村市長との連携も視野に入れる。

 共産は「統一候補には乗れない。今後、独自候補の擁立を目指す」(江上博之幹事長)という。

1830神奈川一区民:2010/11/28(日) 23:56:07
金沢市長選は新人の山野之義氏が当選。
ソース@NHK

1831名無しさん:2010/11/29(月) 00:00:06

金沢市長選 山野氏初当選 現職破る
2010.11.28 23:45
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/101128/elc1011282346008-n1.htm

 任期満了に伴う金沢市長選は28日投開票され、元市議会副議長の山野之義氏(48)=無新=が、民主、社民、国民新推薦で6選を目指していた山出保氏(79)=無現=ら4人を破り、初当選を果たした。投票率は35・93%だった。

1832チバQ:2010/11/29(月) 23:59:58
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011290002
金沢市長選 山野氏が初当選
2010年11月29日

◆新市政へ、かじ切る◆


 28日に投開票された金沢市長選は、新顔で前市議の山野之義氏(48)=自民金沢支部推薦=が、現職の山出保氏(79)=民主・社民・国民新・自民金沢支部推薦、公明金沢総支部支持=、いずれも新顔で市民団体代表の黒崎清則氏(62)=共産推薦=、元東芝社員の米村照夫氏(71)、元鮮魚小売業の沖野正憲氏(63)を破り、初当選を果たした。山出氏は県庁所在地の現職市長として最多となる6選を目指したが、阻まれた。当日有権者数は35万7773人、投票率は35・93%(前回27・39%)だった。


〜*投票率アップ35.93%*〜


 山野氏は午後9時すぎから同市増泉2丁目の事務所で支援者らと開票結果を待っていた。午後11時ごろに当選確実の一報が入ると、集まった支持者らから大きな拍手と歓声がわき起こった。


 山野氏は「応援してくれたみなさまへの感謝の気持ちでいっぱい。未来の金沢へ向けて、市民が誇りと希望を持てるまちづくりをしたい」と涙を見せながら語った。


 79歳で6期目を目指す山出氏との対決姿勢を鮮明にした山野氏は、今回の選挙を「今までの市政の継続か、未来の金沢づくりへの挑戦か」と訴えた。また、山出氏の個人的な批判は避けながらも「多選」への批判を強め、48歳という若さや民間企業に勤めた経験をアピールした。


 多くの政党や会派、団体が次々と山出氏への支援を決める中、山野氏の陣営は街頭演説を中心に支持を訴えた。山出氏には組織力と知名度では劣っていたが、無党派層を中心に支持を広げた。


〜*私の責任です 山出保氏*〜


 落選が確実になると同市内のホテルに集まった支持者からはため息が漏れた。山出氏は「本当に申し訳ない。すべては私の責任です」と肩を落とした。


 山出氏は「基本に忠実な市政」を掲げ、5期20年の実績を強調。町会連合会や経済界などから支援を受け、「北陸新幹線開業までの4年間で街を近代化して元気にしたい」と訴えたが、高齢・多選に対する批判を受け、支持が広がらなかった。


〜*支持広がらず 黒崎清則氏*〜


 金沢市京町の黒崎氏の事務所では、支持者約20人が午後9時ごろから集まり、テレビの開票速報に見入った。午後11時前、「山野氏当確」の速報が流れると、驚きの声が上がった。黒崎氏は、山出市政を「大型開発優先の20年だった」と批判し、「市民目線の市政に変える」と主張。国民健康保険料の世帯あたり年1万円引き下げや、中学生以下の医療費無料化など、暮らしの負担軽減を訴えたが、支持を広げられなかった。


◆「刷新」へ問われる手腕◆


《解説》市民は山出市政5期20年の「実績」よりも「市政刷新」を選んだ。


 今回の選挙は79歳となる山出氏の「高齢多選」の是非が大きな焦点となった。9月議会で若手市議グループが市長の任期を原則3期12年とする「市長の在任期間に関する条例案」を提出。否決されたが、最終的には若手市議の支援を受ける形で山野氏が出馬する流れをつくった。


 山野氏は告示後「ストップ多選」を全面的に掲げた。神奈川県の松沢成文知事、前横浜市長の中田宏氏らが相次いで金沢入りして多選批判を訴え、争点化に成功した。


 山出氏は批判に対し「市民が判断すること」などと述べ、市政の継続を強調した。だが、選挙直前に山出氏と同世代の白山市の角光雄市長が急死。市民の間で急速に高齢多選に対する不安や批判が広がった。山出陣営とは対照的に山野陣営には1期目市議や学生らが入り「若さ」をアピール。市民の関心も高まり、投票率は35・93%。前回の27・39%を上回った。


 当選したが山野氏には難題が待ち受ける。山出氏支援に回った市議は多く、今後の議会運営は厳しいものが予想される。障害をはねのけて「市政刷新」を実行できるのか。これから手腕が問われることになる。


(井潟克弘)

1833チバQ:2010/11/30(火) 00:01:09
この見出しはどうなんだ?
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101129-OYT1T00215.htm
自民推薦前市議、現職6選阻む…金沢市長選

 金沢市長選は28日、投開票され、新人で前市議の山野之義氏(48)(無所属=自民党金沢支部推薦)が、6選を目指した現職の山出保氏(79)(無所属=民主党県連、自民党金沢支部、社民党県連、国民新党推薦、公明党金沢総支部支持)と新人3氏を破り、初当選を果たした。

 投票率は35・93%だった。

 多選の是非が最大の争点となった選挙は、山出氏の6選に反対する市議らが山野氏を支援。自民党金沢支部が山出、山野両氏を推薦する異例の対応をとり、山出氏の2期目以降続いていた共産を除くオール与党体制が崩れた。市政の継続・刷新の対立軸ができたこともあり、投票率は前回(27・39%)、前々回(26・38%)を大きく上回った。当日有権者数は35万7773人だった。

 山野氏は、市議会9月定例会で議員提出された市長多選自粛条例案(否決)をきっかけに、山出氏の対抗馬擁立の動きが起こり、「市民に選択肢を示す」と立候補した。中心市街地のインターネット環境整備などの施策を掲げ、神奈川県の松沢成文知事らの応援も得て、多選阻止と世代交代を訴えた結果、現職の組織力の壁を打ち破った。

 山出氏は9月議会で立候補を表明。1期目から山出氏を支えてきた県議会会派「新進石川」が真っ先に推薦を決定。各党は、多選に反対する党の方針にもかかわらず、県連や支部レベルで山出氏の推薦・支持を決めた。校下町会連合会や経済、建設の各種団体も集会などで動員力を発揮したが、市民の多選・高齢批判の大きさの前に票が伸び悩んだ。

 黒崎清則氏(62)(共産党県委員会推薦)は「大型開発」から「市民の暮らし・福祉重視の市政」を掲げたが、共産党支持層以外に支持を広げられなかった。組織に頼らない戦いを展開した米村照夫氏(71)、沖野正憲氏(63)は知名度不足から終始苦戦を強いられた。

 同市増泉の山野氏の事務所に当選確実の一報が入ると、支持者から「やった」と大歓声が上がった。大きな拍手に迎えられた山野氏は「ここにいらっしゃる多くの市民のお陰。金沢市を変えようという思いが強かった。『市民ブレイン』と新しい金沢市を作るスタートを切った。これからが本当の仕事。新しい金沢市作りに挑戦する」と興奮気味に話した。

 山出氏の支持者らが集まった金沢市内のホテルでは、思いがけない落選の知らせに涙ぐむ支援者もいて、重苦しい雰囲気に包まれた。山出氏は「こういう結果になり、心からおわび申し上げる。すべては私の責任。弁解は一切しない」と消え入りそうな声で語った。

 黒崎氏は、同市京町の事務所で記者会見し、「大型開発批判と税金の無駄遣いの訴えは、間違ってはいなかったが、十分に訴えきれなかった。山野氏の当選は山出市政に対する批判の表れだ」と語った。

 ◇開票結果◇
当 58,204 山野之義 48 無所属新

  56,840 山出保 79 無所属現

   7,370 黒崎清則 62 無所属新

   2,244 米村照夫 71 無所属新

   2,170 沖野正憲 63 無所属新

     (選管確定)

(2010年11月29日10時25分 読売新聞)

1834チバQ:2010/11/30(火) 00:04:24
> 竹内氏は午前10時から、白山市若宮1丁目の若宮八幡宮で必勝祈願祭。続けて開いた出陣式には支持者約300人が駆けつけ、大リーグの松井秀喜選手の父で、後援会組織であるサポーター連合会長の松井昌雄さんが「市の将来、教育、産業、観光、スポーツの活性化を熱く語る竹内さんの人柄にひかれた」と支持を呼びかけ
泡沫かと思ったらそうでもない?
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011290001
白山市長選、3氏立つ
2010年11月29日

◆合併から5年、初の選挙◆


 白山市長選が28日告示され、来月5日の投開票日に向けて選挙戦が始まった。いずれも無所属で新顔の竹内信孝(67)、作野広昭(53)=民主・自民・公明白山支部推薦、社民松任美川総支部・同鶴来白山麓(ろく)総支部支持=、山本大道=本名・保彦=(57)の3氏が立候補を届け出た。05年に合併で誕生した同市で投票による市長選は初めて。旧市町村間の対立の解消や格差の是正、深刻な財政問題などが争点となりそうだ。


(写真は上から届け出順)


〜*次世代へ橋渡し 竹内信孝氏*〜


 竹内氏は午前10時から、白山市若宮1丁目の若宮八幡宮で必勝祈願祭。続けて開いた出陣式には支持者約300人が駆けつけ、大リーグの松井秀喜選手の父で、後援会組織であるサポーター連合会長の松井昌雄さんが「市の将来、教育、産業、観光、スポーツの活性化を熱く語る竹内さんの人柄にひかれた」と支持を呼びかけた。


 竹内氏は、旧美川町議、同町長を務めた経験を生かし、「角光雄市長がホップなら、竹内がステップ、そして次の世代がジャンプになるよう橋渡しをさせていただきたい。白山市は大変広いが、合併してよかったと市民に思ってもらえるよう真剣に取り組んでいきたい」と訴えた。


 午後からは旧美川町内の神社でも必勝祈願祭を開き、選挙カーで市内を遊説した。


〜*県で一番の市に 作野広昭氏*〜


 作野氏は午前10時から、白山市西新町の松任金剣宮で出陣式を行った。一川保夫参院議員や北村茂男、田中美絵子両衆院議員に加え、多くの県議、白山市議らが集まった。支援者約300人を前に作野氏は「県で一番の市にすること、地域の融和に力を入れることをみなさまに誓います」とあいさつした。


 また、作野氏は「多くの市民の声を聞き、それぞれの地域の実情に合った政策を考えていきたい」とも語った。選対本部長で白山市議会議長の竹田伸弘氏は「角市長はやりたいことを全うできなかった。それを遂行できるのは作野さんしかいないと確信している」と力を込めた。


 作野氏はこのほか、福祉や教育問題、商店街再生などのまちづくりにも力を入れる考えを示している。


〜*第一に林業振興 山本大道氏*〜


 立候補届け出の手続きを済ませた山本氏は、市役所前でマイクを握り、最初の街頭演説をした。


 山本氏は「世の中を変えるのは我々一人ひとりの意識。子どもも大人も生きがいのある、心豊かな白山市をつくるために立候補を決意した」と強調。具体的な政策については「まず第一に林業の振興。地元産の木材を使った新築住宅の固定資産税を減免するなど、行政ができる林業支援をしたい。遊休スキー場を学校教育に活用して、子どもたちの体験の場にしたい」などと語った。


 その後、地元の神社で必勝を祈願、自宅の敷地内に設置した事務所開きも行った。さらに市南部の松任、美川地区の市街地などを遊説し、JA支所やスーパー前などで支持を訴えた。

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1835チバQ:2010/12/01(水) 00:29:48
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101129-OYT1T01109.htm
公団をURはダメ…署名審査を河村市長派が批判
 名古屋市議会の解散請求(リコール)に向けて集められた署名の審査結果について、河村たかし市長の支援団体は29日、記者会見を開き、無効になった具体例を挙げて、「審査基準が厳しすぎる」などと選管の対応を批判した。


 これに対し、市、区両選管は「判例や基準に沿って判断した」と正当性を強調している。

 支援団体によると、〈1〉町名とマンション名、部屋番号まで記入しているが、番地が抜けていた〈2〉選挙人名簿では「公団」だが、略称の「UR」と書いた〈3〉選挙人名簿の名前は平仮名だが、漢字で表記〈4〉指印が濃すぎる――などは、いずれも無効になっているが、「この程度なら、本人確認は十分可能なはずだ」と主張している。

 選管側は〈1〉〜〈3〉について、「本人確認をする手段が選挙人名簿しかない以上、違いがあれば無効とせざるを得ない。請求代表者にも当初から、そのように伝えている」と説明。〈4〉については、「識別できない状態だった」としている。

 ただ、「同居家族の住所を『〃』とした」「修正液や修正テープを使っている」などの理由で無効になったと支援団体側が主張しているケースについて、選管は、「本来はいずれも有効だ。ほかの理由があるのかもしれないので、異議申し出をしてほしい」と説明している。

 さらに、支援団体側が再審査の調査票を偽造され、勝手に回答されて無効になったケースがあると指摘している点についても、「事実確認をするので、異議申し出を」と呼びかけている。

(2010年11月30日16時50分 読売新聞)

1836チバQ:2010/12/01(水) 00:41:10
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/101130/trl1011301813016-n1.htm
名誉毀損に110万円支払い命令、飛騨市長選での県議発言 岐阜地裁
2010.11.30 18:11
 平成20年の岐阜県飛騨市長選で落選した船坂勝美前市長が、洞口博県議の「(贈収賄事件で捜査機関が)逮捕令状を出した」との発言に名誉を傷付けられたとして、1100万円の慰謝料などを求めた訴訟で、岐阜地裁高山支部は30日、110万円の支払いを命じた。

 升川智道裁判官は「名誉毀損に当たる」と認定したが、前市長が業者から現金を受け取ったとして県警が贈収賄の疑いで捜査、住民のうわさにもなっていたとして「そもそも原告の社会的評価は低下していた」とした。

 判決によると、洞口県議は19年12月、後援会の集会で、前市長に逮捕令状が出たが賄賂(わいろ)の額が少ないので検察が止めたとの趣旨の発言をした。

1837チバQ:2010/12/01(水) 22:41:15
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101201-OYT1T00084.htm
小嶋・静岡市長が不出馬…在任5期、多選に配慮


. 静岡市の小嶋善吉市長(63)は、来春の統一地方選で行われる市長選に立候補しない意向を固めた。

 すでに関係者に伝えている。

 開会中の市議会11月定例会で3日から始まる総括質問で正式に表明するとみられる。

 小嶋市長は市長選への不出馬を夏頃から周囲に示唆しており、今般、複数の関係者に「市長選には出馬しない」などと伝えた。小嶋市長は、旧静岡市長時代も含めると在任期間が5期にわたり、来春の選挙にも出馬した場合に「多選」批判が出ることを懸念しているという。

 小嶋市長は銀行勤務を経て1979年に県議に初当選。94年から旧静岡市長を3期務めた。03年に合併後の静岡市の初代市長に就任し、現在2期目。旧清水市との合併や、現・静岡市の政令市への昇格を実現した。

 来春の同市長選では、元県議の田辺信宏氏が立候補を表明しているほか、元民主党参院議員の海野徹氏も24日夜、「出馬しないことはあり得ないと思っている」と述べて立候補の意向を明らかにした。小嶋市長の不出馬を受け、これまで小嶋市長を支えてきた自民党内では今後、候補者擁立を目指す動きが活発化するとみられる。民主党も独自候補擁立を目指している。

(2010年12月1日08時23分 読売新聞)

1838チバQ:2010/12/01(水) 22:51:58
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011300005
【市長交代 激震金沢市】(上)
2010年11月30日


山野之義氏(右から2人目)の当選を拍手でたたえる支持者たち=28日午後11時半、金沢市増泉2丁目

◆組織選挙、限界に◆


〜*「多選高齢」ノー「刷新」呼ぶ*〜


 「すべて私の責任。弁解することはない」。落選が決まった28日午後11時すぎ、新顔の山野之義氏(48)に6選を阻まれた現職の山出保氏(79)は金沢市内のホテルで報道陣に淡々と語った。その様子を山出氏を支援した各党の県議、市議らが沈痛な表情で見守った。


 前回選挙より1万票以上を減らし、まさかの敗退。選対本部長の宇野邦夫県議は「予想もつかない結果。敗因は思い当たらない」と話した。


 自民金沢支部が山出、山野両氏に推薦を出し、「オール与党支持」は崩れたが、民主以下各政党、各種団体から支援を取り付け、盤石の態勢で臨んだはずだった。各党の県議、市議が地域で支持者を集める組織選を展開し、陣営幹部は「集会で逆風を感じることはなかった」という。


 だが、陣営の気の緩みに加えて、山出氏に対する「多選高齢批判」の強さは、予想をはるかに超えていた。


◇     ◇


 山野氏を支援してきたある有権者は「山出陣営があぐらをかいていたわけでない。『変わって欲しい』と感じた市民がたくさんいたということだ」と語る。


 山野氏が出馬表明をしたのは告示までわずか1カ月しかない10月中旬。市議8人の支持を得たが特定組織の支援は受けず、1日40〜50回の街頭演説を繰り返した。


 告示後は「ストップ多選」を前面に押し出し、街頭で「79歳の市長と古い政治を続けるか。48歳の私と一緒に新しい市をつくるか」などと訴えた。市内をこまめに回って無党派層に支持を訴える手法は「空中戦」とも言われた。


 支援した紐野(ひもの)義昭県議は「最初は『どうなるか』という思いはあったが、途中から確実に反応が良くなってきた。勝負の神様が味方した」と振り返った。


◇     ◇


 山出氏2期目の94年以降、20〜30%台が続いてきた金沢市長選の投票率。今回は新市長が誕生したにもかかわらず35・93%にとどまった。同市の国政選挙での投票率が今年7月の参院選選挙区で55・47%、09年8月の衆院選小選挙区で72・21%だったのと比べても低調だ。


 そうした盛り上がりに欠ける選挙で、なぜ山野氏が当選できたのか。金沢大学の岡田浩教授(投票行動論)は「金沢でも都市化が進み、山出陣営が取った地縁や血縁頼みの組織選挙は通用しなくなっているのではないか」とみる。さらに、最近の国政選挙の傾向と同様、生活の閉塞(へいそく)感や政治への不満から、有権者が現職や与党に批判的な対応をとる傾向があるという。


 「今回は山出氏の『高齢多選』に対して潜在的に不満を持っていた有権者の支持を、山野氏が『市政刷新』というわかりやすいフレーズで得たことが勝因」と分析する。


     ◆


 28日に投開票された金沢市長選。わずか1300票差の激戦の末、山野市政が誕生することになった。選挙戦を振り返り、市政の動きを追う。

1839チバQ:2010/12/01(水) 22:52:26
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001012010001
【市長交代 激震金沢市】(下)
2010年12月01日


市議会臨時会の本会議で最後のあいさつをする山出市長=市議会議場

◆議会運営、壁厚く◆


〜*各会派、対応に慎重姿勢*〜


 30日に開かれた臨時金沢市議会本会議は、2日前の市長選で落選した山出保氏(79)が議場で発言する最後の機会となった。山出氏は議員に「愛してやまない金沢の発展と市民の幸せを願い、微力ながら努めてきた。本当にありがとうございました」と述べ、深々と頭を下げた。閉会後は「お世話になりました」と各会派の控室を訪問。その姿を見て涙ぐむ市議もいた。


 市議会では5期20年にわたり、共産以外の各会派が「オール与党」として山出市政を支えてきた。今回市長選では市議39人のうち、過半数を超える議員が山出氏を支援。山野之義氏(48)についたのはわずか8人だった。「市政刷新」を掲げる山野氏が施策を実行するためには議会との調和が欠かせないが、大多数が「山出支持」の現状では困難な議会運営が予想される。


◇    ◇


 山野氏は選挙で「市内公衆無線LAN化の実現」「市役所庁舎前広場の改装」「民間からの副市長登用」「固定資産税の見直し」などを公約。自身の任期も「3期12年」と公言し、「市長多選自粛条例」の成立を目指す方針だ。


 山野氏は「先日まで市議を務めていたので人間関係はできている。議会の大切さは理解しており、円滑な議会運営に努めていきたい」と語る。この日も早速、市役所で各会派にあいさつ回りをした。


 だが、山出氏を支援していた金沢民主は「冷却期間を置きたい」として訪問を断った。ある市議は「山出時代のように議会はまとまらないだろう。4年後には別の候補者を擁立する動きが出るかも知れない」とみる。


◇    ◇


 各会派とも新市長への対応については慎重な姿勢だ。今回、山出・山野両氏に推薦を出した最大会派の自民。宮保喜一会長は「新市長に賛成できる施策もあれば駄目なものもあるだろう。まずは話をきいて判断したい」とした。分裂選挙の影響については「これまで通り。選挙が終われば会派は一つにまとまるので問題はない」と話す。


 山野氏の支援に回った高岩勝人市議も「我々は『市政を刷新したい』という思いで選挙を戦っただけ。自民が分裂したわけではない」としており、新会派をつくる予定はないことを強調した。


 一方、山出氏を支援した金沢民主、公明、社民の各会派は「まず(山野氏の)話を聴いて対応を検討したい」と「様子見」の姿勢だ。


 金沢市議会には過半数を占める会派はなく、どこかと連携しない限り過半数は握れない。「山野市政」に対して各議員や会派がどんな動きを見せるのかは未知数。市長選で山野氏を支援した市議の1人も「必ずしも山野氏べったりでいくわけでない。会派間の対立が深まる恐れがある」と、新市長には是々非々で臨む考えだ。


(この連載は井潟克弘、生田大介、山岸玲、菊地直己が担当しました)

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1840チバQ:2010/12/02(木) 22:23:28
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001012020005
白山市 かじ取り役誰に
2010年12月02日




◆合併5年 借金頼み◆


 8市町村が合併し、白山市が誕生して5年。学校の新築・増改築や区画整理が進み、道路もきれいになった。でも、市の懐具合は大丈夫? 合併後、初めて行われる市長選を前に市の財政指標を元に課題を探ってみると、借金なしではやりくり出来ない苦しい現状が垣間見えてきた。


(井手さゆり)


〜*大型事業で収支悪化*〜


 市財政を見る指標の一つが「経常収支比率」だ。市民の税金や、国から地方自治体への「仕送り」にあたる地方交付税交付金(交付税)など、市が自由に使えるお金のうち、市職員の給与や借金など必ず払わなければいけない経費がどれだけ占めているかを示す。家計に例えれば、この指標が100%を超えると、年収だけでは食費や光熱費などの生活費を工面できないことになる。


〜*市民1人64万円*〜


 市の経常収支比率(臨時財政対策債などは除く)を見てみると、合併時で102・1%。その後も改善せず、09年度には105・2%に。県内市町の平均(98・8%)より6・4ポイントも高く、借金で何とかやりくりしている状態だ。


 「白山市の経常収支比率を押し上げているのは公債費」と県地方課は指摘する。公債費とは、過去に借りた借金の、その年の返済額だ。つまり、公債費の増加は市の借金(地方債残高)が増えたことを示す。09年度の市の借金は726億8223万円。合併から5年間で37億7742万円も増えたことになる。市民1人あたりの借金は単純計算で64万1千円だ。


〜*国から「あめ玉」*〜


 なぜ借金は増えたのか。背景にあるのは「合併特例債(特例債)」と「臨時財政対策債(臨財債)」の存在だ。


 特例債は、国が市町村合併を進めるために用意した地方自治体に有利な借金だ。自治体はインフラ整備などの公共事業では資金を借りて費用に充てるが、特例債を使えば借りた資金の5〜7割を国が負担してくれる。白山市財政課は「特例債は市に有利な『あめ玉』。借りない手はない」といい、09年度末までにJR松任駅前など3地区の区画整理費(計34億円)や白嶺小中学校新築など小学校の耐震・改装費(計47億円)など、約176億円を借りた。今後の使い道は「新市長と相談する」(同課)。計画では借り入れ上限の495億円のうち9割は使う方針という。


 一方の臨財債は、財政難の国から十分な「仕送り(交付税)」が来ないため、地方が仕方なく借りている借金だ。これも、国が後で交付税で返す約束になっている。税収が上向かないこともあり、近年はどの自治体でも臨財債への依存度が上昇。市も毎年12〜20億円を借り入れている。


〜*「後で痛い思い」*〜


 同課は「交付税代わりの臨財債がある限り、借金は今後も増える。しかし臨財債も特例債も後で戻ってくる借金。実質的に市が将来負担する借金は減る」と説明する。だが、多摩住民自治研究所(東京都)の大野清主任研究員は「どちらも借金であることに変わりなく、交付税が今後も減らされない保障はない」と指摘。財政難で公共施設の耐震化など必要な事業にも手を回せない自治体が、有利な特例債を使うことに理解を示しつつ、「使いすぎは借金漬けにつながる。後で痛い思いをするのでは」と警告する。


 いずれにしても、新市長は「綱渡り」の財政運営を迫られる。誰にそのかじ取りを任せるのか。それが市民の一票に委ねられている。

1841チバQ:2010/12/04(土) 00:31:50
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20101130ddlk17010675000c.html
刷新:金沢・山野市政の挑戦/上 “空中戦”で接戦制す /石川
 ◇市民の不満、すくい取る
 28日午後10時50分。開票率90%以上。だが決着が付かない。金沢市長選の開票所では、チェック済みの5万6000ずつの票が均等に並び、現職の山出保氏(79)と新人の山野之義氏(48)の激戦を物語っていた。数分後に山野氏の勝ちが判明。その差はわずか1364票だった。

 市郊外のテナントビル1階の事務所で涙をこらえる山野氏が万歳を繰り返したころ、香林坊のホテルのホールに集まった山出氏の事務所関係者はこぼした。「理解できない。敗因が思い当たらない」

   ◇  ◇

 「実績も支持基盤も申し分ない山出氏が優勢」とは大方の予想だった。民主、自民金沢支部、公明金沢支部、社民、国民新の推薦支持を受け、ほぼオール与党。今月9日夜、金沢市石引4の本多の森ホールで開いた「金沢の未来を考える会」では、ステージ上を選対本部長の宇野邦夫県議、谷本正憲知事らが占めた。約1700ある客席はほぼ満員。それでも宇野氏は最前列の空席を指さして「8割の出来」と満足しなかった。組織票固めの徹底ぶりが分かる。

 一方の山野陣営。ひたすら街頭に立ち、金沢では通用しないとされてきた「空中戦」に打って出た。ただ、追いつめられた末の苦肉の策とも言える。実は、個人演説会を開催しようとしても、山出氏を支援する町会連合会の手前、窓口となる町会長は誰も手を差し伸べなかったという。

 多いときで1日40カ所でマイクを握り、「多選阻止」「世代交代」「市政刷新」−−と繰り返した。さらに松沢成文・神奈川県知事や中田宏・前横浜市長を応援に呼び「改革派」の印象を証拠付けた。

 「いい勝負になる」。山野氏は選挙戦終盤、街頭演説に立つ自分にクラクションで応じる人が増えた手応えを、肌で感じていた。

   ◇  ◇

 金沢大人間社会学域法学類の岡田浩教授(投票行動論)は、現状に対する閉塞(へいそく)感から新人候補に票が流れる傾向が全国的に高まっていると指摘する。「山野氏陣営は潜在的な市民の不満をすくい取った」と言う。ブログやツイッターでの発信も「浮動票に訴える手法が、都市化する金沢での投票行動と結びついた」と分析する。

 さらに、自民金沢支部の2人推薦が「一番の勝因だった」とも。「現状に不満のある自民支持者は自由な投票ができたはず。最初から山野氏に票は流れやすくなっていた」と話す。

  ×  ×

 継続か刷新かが問われた金沢市長選。大接戦の末、20年ぶりに新しい市政のかじ取り役が誕生した。山野市政誕生の背景と今後の課題を追った。【宮嶋梓帆】

1842チバQ:2010/12/04(土) 00:32:28
http://mainichi.jp/area/ishikawa/archive/news/2010/12/01/20101201ddlk17010574000c.html
刷新:金沢・山野市政の挑戦/中 消えぬ選挙のしこり /石川
 ◇前途多難の議会運営
 「市議だったから議会の大切さはわかっている。選挙は選挙。これからは円滑な議会運営に努めたい」。金沢市長選で初当選を決めた28日夜、歓喜に沸く事務所で山野之義氏(48)が強調した。

 一方、「まさか」の敗戦で沈痛な空気の漂う山出保氏(79)陣営。「これから市議会、市政はどうなるかなあ」と、ベテラン市議が悔しまぎれにうそぶいた。民主、自民金沢支部、公明金沢支部、社民、国民新の推薦・支持を受け、ほぼオール与党で臨んだ山出氏の敗戦は、そのまま山野氏の議会運営の難しさを語っているとの見方は根強い。

 単独で過半数を握る会派がない中、山野氏と山出氏との2人推薦でしこりを残す最大会派・自民の「分裂」はさらに広まる可能性もある。統一地方選を前に、山野氏を支援した若手市議らが「会派を割って出ていくのでは」とのうわさも飛び交う。

   ◇ ◇

 現状に対する閉塞(へいそく)感のまん延を背景に、ここ数年、県内で新人の首長誕生が目立っている。

 08年10月の羽咋市長選では自民、公明が推薦する現職を656票差で破り山辺芳宣氏(69)が当選。昨年3月の小松市長選では「小松維新」を掲げた民間出身の和田慎司氏(59)が3期の実績を強調した現職を破った。志賀町でも昨年9月、県内最年少首長となった小泉勝氏(44)が当選している。

 昨年10月、新人同士の争いとなった加賀市長選。現職の後継者とされる対抗馬を破った寺前秀一氏(61)もその一人だ。山野氏については「市長は行政マン。政治優位ではなく、議員や職員からよく話を聞いて中庸にやることが大切」とアドバイスを送る。

 寺前氏の選挙戦では、自民勢力が分裂。難しいかじ取りが予想されたが「選挙で支持してくれた以外の議員とも敵対はしていない」と語る。議会対策として、「市議側からの積極的な要請」を受け、会派や当選回数別など、こまめに意見交換を重ねているという。

   ◇ ◇

 30日、当選証書を受け取った山野氏は「市民の付託に応えられるよう頑張っていく」と語った。ただ、まちなかに響く「市政刷新」の裏側で、山野氏が具体的な政策を語る場面はほとんどなかったことも事実だ。ある男性(62)は「高齢、多選批判を繰り返して当選できたようなもの。政策の中身は全く見えてこなかった」と冷ややかだ。

 マニフェストを実行に移す際、市議会との関係は欠かせない。山野氏の「市民による、市民のための政治」のため、最初の腕の見せどころとなる定例議会が間もなく始まる。【宮嶋梓帆、宮本翔平】

1843チバQ:2010/12/04(土) 00:33:04
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20101203ddlk17010673000c.html
刷新:金沢・山野市政の挑戦/下 100人アンケ 閉塞感、出口求める有権者 /石川
 ◇「若さ」や「変化」に期待
 新人の山野之義氏(48)が現職の山出保氏(79)を1364票差という僅差で破り初当選した金沢市長選。「実績も支持基盤も申し分ない山出氏優勢」との大方の予想を覆した背景には何があったのか。

 毎日新聞北陸総局は11月30日と12月1日、街頭で、投票した100人にアンケートを実施。20〜80代までの男性54人、女性46人が回答した。結果は53票対38票で山野氏が山出氏を上回った。有権者は山野氏に「若さ」や「変化」を期待し、「何かやってくれそう」(20代男性)など漠然とした期待もあった。回答からは、まん延した閉塞(へいそく)感の出口を求める有権者の姿が浮かぶ。

 これまでの市政に20代女性は「外見に力を入れていた」と施策の偏りに不満を漏らした。山野氏に力を入れてほしい政策として、「医療」「福祉」への関心が高く、マニフェストに記した「子どもの医療費助成」は、川北、野々市町との「格差」を引き合いに早期の実現を求める声があった。

 一方で、5期20年の山出市政への評価も根強くあった。山野氏に投じた30代男性は「金沢というまちをつくってくれたのは山出さん。これまでの市政を一概に否定しないでほしい」と注文した。

 「投票の基準にしたこと」(複数回答可)では、山野氏は26人が「若さ」と回答。山出氏は18人が「実績」と答えた。共産党が支持した黒崎清則氏には6人中3人が「政策」を重視していた。

 山野氏には「高齢多選批判」票も集まった。30代の男性は「現職の高齢」を挙げ、50代女性も「多選が気になった」とした。「世代交代」や「新しい目線」など選挙戦で繰り返した訴えに共感する有権者も目立った。

 中には「奥さんが選挙カーに乗って頑張っていた」(40代男性)「市議時代、自分の議会質問をまとめて地域に配って回っていた」(70代男性)などという回答も。

 一方、山出氏には「金沢21世紀美術館などの新しさ」(60代男性)、「国際的な都市になれた」(40代女性)、「『金沢』をつくった人」(50代男性)と、まちづくりへの評価や、人柄を評価する意見が多かった。「まちづくりの仕上げをさせてあげたかった」(50代男性)、「本人がまだやると言うならもう1回頑張ってほしいと思った」(40代女性)との同情票もあった。

 また、自民金沢支部が分裂して2人を支援したが、自民支持層に聞いたところ、山野氏に10票、山出氏に5票と、山野氏に軍配が上がった。さらに「支持政党なし」の無党派層は山野氏40票、山出氏30票と差が出た。【宮嶋梓帆、宮本翔平】

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 ◇山野新市長に望むこと◇
・新幹線開業へ向けて金沢の魅力を伝えて(20代男性)

・議会と信頼関係をつくって(30代男性)

・暮らしにきめ細かな政策を(30代男性)

・このご時世、スポーツよりもやることはあるのでは?(30代男性)

・今までとは違う視点を見せて(30代女性)

・片町がさみしい(40代男性)

・高齢者に優しい政治を(40代女性)

・若い世代が意見を言える社会に(40代女性)

・若者の雇用問題に力を入れて(50代女性)

・山出市長が作った土台の上で新しいものを生み出して(50代男性)

・観光に力を入れて(70代男性)

1844チバQ:2010/12/04(土) 15:47:42
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/101204/szk1012040213000-n1.htm
来春の選挙候補者乱立で混戦? 小嶋静岡市長、今期限り退任
2010.12.4 02:13

このニュースのトピックス:選挙・静岡
 来年4月の静岡市長選をめぐり去就が注目されていた小嶋善吉市長(63)は3日、市議会11月定例会で、「今期をもって区切りを付けることにした」と市長選に出馬しないことを明らかにした。市長選にはすでに出馬の意向を表明した元県議と元参院議員のほか、複数の陣営で独自候補の擁立が模索されており、市長選は5、6人の候補者による混戦模様になりそうだ。

 「17年やってこられた。一つの区切りにちょうど良い時期。(市政運営に)達成感がある」。小嶋市長は自民党市議の質問に答える形で不出馬を表明した後、記者団にこう語り、その理由として、在任期間が通算5期になり、合併後の市政運営が軌道に乗ったことを挙げた。

 後任に関しては、県中部地域で推進中の消防行政の統合などを例に「広域に目を向けながらやっていける人にやってもらいたい」と語ったが、後継指名には「支援者と相談して決めたい」と明言を避けた。

 「緊張関係を持って県に対峙(たいじ)していく小嶋市政」。県営草薙総合運動場体育館の再整備をめぐり小嶋市長と対立を深めた川勝平太知事はこう語り、後任には「和気藹々(あいあい)とやっていきたいという気持ちが強い。日本全体で存在感のある人が新しいリーダーとして望ましい」と要望した。

 市長選には、雇用や環境、観光の分野を最優先施策に位置付ける保守系の元県議、田辺信宏氏(49)と、大票田の静岡市葵区に根強い支持基盤を持ち、先端企業の誘致政策などで雇用創出を掲げる元参院議員、海野徹氏(61)の2人が立候補の意向を表明している。

 市長を支えてきた市議会最大会派の自民党は、今まで態度表明を見合わせてきた市長にいらだちもあったが、ようやく独自候補擁立への議論が本格化しそうだ。民主党や共産党、一部の市議会派もそれぞれに独自候補の擁立を目指すとみられる。

1845チバQ:2010/12/04(土) 15:54:59
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20101204ddlk22010200000c.html
小嶋・静岡市長:来春の市長選、不出馬表明(その1) 民主、自民の動向焦点 /静岡
 静岡市の小嶋善吉市長(63)は3日、来年4月10日の次期市長選に出馬せず、今期限りで退任する意向を正式に表明した。市議会本会議で「市長選に出馬しないことを決めた」と述べた。次期市長選には新人2人が出馬の意向を示しているが、民主、自民の2大政党は、なお態度を明確にしていない。小嶋市長の「6選不出馬」を受け、両党の動向が今後の焦点になる。【平林由梨、小玉沙織】

 「来年4月の市長選に出馬しないことを決めました。今期をもって、市長としての私の務めに区切りをつけることを決意しました」

 小嶋市長は3日、市議会本会議で、与党である自民党市議団の鈴木和彦氏から去就を問われると、こう答えた。手書きの便箋2枚を手にしていた。淡々とした声と表情だった。

 その後の記者団との質疑で、今期限りでの退任を決めた時期について「役割はある程度果たしたかな、という実感が実は一昨年あたりからありました」と述べた。「多選批判」から再選出馬を見送ったとの観測も打ち消し、旧清水市などとの合併後の市政に道筋をつけたことが決断を後押ししたとの考えを強調してみせた。

 しかし6選出馬を秋まで模索しながらも、見送りに傾いたとの見方は根強い。

 元県議によると、小嶋市長は4月、「周りからもう1期やってほしいと言われている」と語った。この元県議は「6期目への意欲を感じた」と話した。県内のある市長によると、小嶋市長は今夏、「どうするか、迷っている」と漏らし、出馬の可能性を探っていることを明かしたという。

 ただ、取り巻く環境は厳しかった。これまで市議会与党として選挙を支えてきた自民党は昨夏の衆院選で野党に転落していた。これに先立つ知事選で民主党が押し立てた川勝平太知事が当選。自民党県議団は野党になり分裂劇まで招いていた。

 同党県連内には「静岡市長選でも敗れたらひどい打撃を受ける」(市議)との不安が広がり、次の市長選で「多選」批判を浴びかねない小嶋市長を担ぎ出そうとのムードは冷えた。前回の市長選で次点の海野氏に約1300票差に迫られたことも伏線にあった。

 昨夏初当選したばかりの川勝知事との関係も影を落とした。県営草薙総合運動場体育館の移設問題で激しく対立。市内の経済人や各種団体も巻き込んで鋭くぶつかったが、結局、川勝知事に押し切られる結果に終わった。

 先の市長が10月、小嶋市長に電話をかけた。市長選まで半年に近づいていた。再選を目指すのかどうか、尋ねた。「言わなくても分かるだろう」。この市長は「引退を決めたんだな」と受け止めた。

1846チバQ:2010/12/04(土) 15:55:19
 ◇民主県連内に温度差 独自候補擁立で
 小嶋市長の「6選不出馬」は各党の市長選対応にも大きく影響する。小嶋市長の選挙を支えてきた自民党県連は新たな対応を迫られることになった。民主党県連は独自候補擁立を掲げるが、党の支持率低迷や県連内の温度差もあり、新たな選択肢を提示できるかどうか、情勢は流動的だ。

 これまで次期市長選には、元県議、田辺信宏氏(49)と元参院議員、海野徹氏(61)の新人2人が立候補する考えを示している。

 一方、民主党県連の牧野聖修会長(衆院静岡1区)は3日、毎日新聞の取材に「年内に誰がいいか、決めたい」と話した。そのうえで「これまでに名乗りを上げている人も重要な候補だ」と語り、必ずしも「第三の候補」にこだわる必要はないとの認識を示した。

 しかし同党の田村謙治氏(衆院静岡4区)は独自候補擁立論を掲げ、牧野氏とは隔たりがある。田村氏の周辺は「年内にこだわらず、ぎりぎりまで候補者を探す」と強調した。

 自民党も独自候補の擁立を探り始めた。静岡市静岡支部の伊東稔浩支部長は3日、「独自候補を立てたい」と話し、県連の植田徹幹事長は「独自候補を立てる話はまだないが、支部の意見を尊重したい」と述べた。共産党も候補擁立を目指す。

 ◇「余人をもって代え難い」 駅前開発では対立−−川勝知事
 川勝平太知事は3日、小嶋善吉・静岡市長について「旧清水市との合併や政令市への移行など、余人をもって代え難い役割を果たした」と述べた。ただ、JR東静岡駅前の再開発問題で激しく対立するなど「釈然としないことはあった」と語り、関係が必ずしも良好ではなかったとの認識をにじませた。

 県庁内で記者団の質問に答え、小嶋市政について「県と緊張感をもって対峙(たいじ)し、自立していた」と評価した。川勝知事は2日も小嶋市長と「こども医療費」などへの県の助成金打ち切りの是非をめぐり意見が対立していた。

 そのうえで「小嶋さんは県に言いたいことをすべて言い残してほしい。私も正面から受け止め、県政に生かしたい」と話し、今後の意見交換に期待を示した。

 次の静岡市のトップにふさわしい人物像を問われ、「存在感を示せるリーダーシップを持つ人だ」と述べた。

 ◇民・「任期は限界」−−自・市政運営評価
 小嶋善吉・静岡市長の今期限りでの退任表明を受け、各党の受け止めを聞いた。

 毎日新聞の取材に、民主党県連の岡本護幹事長は「17年弱という任期は市長として限界だ」と述べた。また「政令市の市長なのに知事と建設的な意見交換ができておらず、戸惑っていた」と語った。

 一方、過去の市長選で小嶋市長を支えてきた自民党県連の植田徹幹事長は「旧清水市との合併を果たし、県の顔である静岡市を長年支えた。お疲れ様でしたと言いたい」と、市政運営を評価した。

 共産党の山村糸子党県委員長は「地方自治の先行きが不透明な時期になぜ、辞めるのか。わかりにくい」と語った。

1847チバQ:2010/12/04(土) 15:55:33
小嶋・静岡市長:来春の市長選、不出馬表明(その2止) 発言の要旨 /静岡
 小嶋市長が3日、市議会で「6選不出馬」表明後、記者団の質問に答えた発言の要旨は次の通り。

 ◇「合併後の道筋つけた」 17年、ちょうどいい時期
 −−不出馬を決めた理由は。

 ◆17年間、市長をやってこられましたのでね。区切りをつけなくてはいけない、と思っていました。ちょうどいい時期かなと、自分で判断しました。

 −−いつ決断したのですか。

 ◆忘れました。

 −−今の気持ちは。

 ◆答えにくい話ですねえ。ほっとしているという気持ちかなあ。達成感があるので、悔いはありません。

 −−「政治家として次を目指す」という気持ちはありますか。

 ◆それは支援者のみなさんと相談して……。心配してくれる支援者、たくさんおりますので、今後の生き方について相談していくことになります。

 −−次の静岡市長選へのかかわり方は。

 ◆支援者のみなさんと相談します。

 −−市長選で、いずれかの候補者を自身の後継として指名することは。

 ◆それも支援者と相談します。

 −−今回の決断で市長在任期間の長さを考慮しましたか。

 ◆前回の市長選でも多選批判があって、それは百も承知です。首長選は3、4期目になるとそういう声が出てくる。でも僕の場合、合併があったでしょ。この4年間で、そこに道筋がついた。役割はある程度果たしたかな、という実感が実は一昨年あたりからありましたね。

 −−これまでの市政運営は「堅実」というイメージがある。

 ◆職員とコミュニケーションをとりながら僕がどうしたい、ああしたいと言うだけではなくて、内部で相談することを心がけてきました。どっかの人と、やり方は違う。僕は「着実」という言葉が好きですね。

1848チバQ:2010/12/04(土) 15:56:09
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101204k0000e010051000c.html?link_id=RAH03
白山市長選:「美川県一の町」巨大広告存廃が争点に 石川

撤去か存続かで石川県白山市長選の争点になっている「美川県一の町」の広告=白山市美川永代町で2008年12月、川畠準一さん提供 現職市長の死去に伴い、5日に投開票される石川県白山市長選で、合併前の旧美川町(みかわまち)にある「美川県一の町」と記された巨大広告(高さ約25メートル)の存廃が争点の一つになっている。歌手の美川憲一さんお墨付きの「隠れた名所」として旧町のPRに貢献したが老朽化。3人の候補のうち、2人が存続、1人が撤去を主張している。

 白山市は05年、美川町など1市2町5村が合併して誕生した。広告は、旧町が「県で1番の町を目指す」として考案。美川さんの了解を取り付けて98年に下水処理場の高架水槽にペンキで書かれた。北陸自動車道沿いの目立つ場所にあり、ドライバーが通りがかりに見つけて写真に撮ったり、口コミなどで知られるようになった。

 しかし、処理場は05年に閉鎖。老朽化が目立ち、倒壊の恐れがあるとして、同年に取り壊しが決定。現在、周囲にやぐらを組んで撤去作業に入り、解体寸前の状態となっている。取り壊し後は公園ができる予定。

 知名度も高いユニークな広告だけに、新人3候補の思いはさまざま。広告ができた当時の旧美川町長、竹内信孝氏(67)は「当選したら耐震工事をして維持する」と主張。前県議の作野広昭氏(53)は「危険な建造物だ」と撤去に賛成する。元北陸農政局職員の山本大道氏(57)は「美川町の遺産。有効に残すべきだ」と訴えている。【宮本翔平】

1849チバQ:2010/12/04(土) 15:58:29
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20101204000000000009.htm
三島市長選あす告示
12/04 07:58
 任期満了に伴う三島市長選が5日告示される。これまでに立候補を表明しているのは、いずれも無所属新人の前県議豊岡武士(67)氏=連合静岡推薦=、住宅建設会社社長前田磨氏(49)、フリーアナウンサー遠藤行洋氏(48)の3人。
 立候補の届け出は5日午前8時半〜午後5時に三島市役所で受け付ける。投票は12日午前7時〜午後8時に市内31会場で行われ、同日午後9時15分から同市民体育館で即日開票する。
 今月2日現在の市選挙人名簿登録者数は9万1526人(男4万4597人、女4万6929人)。

1850チバQ:2010/12/04(土) 15:58:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20101203-OYT8T01075.htm
動き出す静岡市長選
独自か連携か 民主内は温度差
 静岡市の小嶋善吉市長が不出馬を表明したことで、静岡市長選の焦点は各政党の候補者選びに移る。すでに出馬の意志を示している元県議の田辺信宏氏や、元参院議員の海野徹氏と合わせ、今後様々な動きが予想される。

 民主党県連は同市長選で独自候補を擁立する方針を決めたが、市選出の牧野聖修・県連会長(衆院静岡1区)と田村謙治・党副幹事長(同4区)との間で温度差が表面化している。

 牧野氏は3日、読売新聞の取材に対し、「関係議員や連合などとも相談し、早急に候補者の選定に入りたい」と述べるとともに、「出馬表明している人とも話をしてみたい」とも語り、表明済みの候補者との連携の可能性を示唆した。

 これに対し田村氏は1日夜、静岡市に縁のある中央官僚や学者など約10人を集めて東京都内で会合を開いた。終了後、田村氏は記者団に、市長選の候補者選びの会合だったことを認めたうえで、「市長にふさわしい人を擁立するのが与党の責任。ふさわしい人が出てくるまで頑張りたい」と述べ、独自候補擁立を目指す考えを強調した。

 ■自民 独自候補を模索

 小嶋市長を支えてきた自民党県連内でも、一部で市議の名前も挙がるなど独自候補擁立を模索する動きが出始めている。党市議団の鈴木和彦会長は3日午後、市長選について「全くの白紙だと思う」と述べるにとどめたが、同日夜には市議会議長経験者など約10人が静岡市内で会合を開き、今後の対応を協議した。

 ■公明「フリーハンド」

 前回選で小嶋市長を推薦した公明党県本部の蓮池章平幹事長は「情勢が固まっていないので、フリーハンドの状態。人物本位で決めていきたい」と述べた。

 共産党県委員会の山村糸子委員長は「できれば革新無所属の候補を推して、多くの団体、個人と一緒に戦うのが理想」と話した。社民党県連の桜井規順代表は「次は市民負担増でなく、暮らしを高める市長を応援する」とコメントした。

 河合純一・みんなの党参院県第1支部長は「市議・県議選に全力投球する」と述べ、静岡市長選に独自候補を擁立する考えのないことを明らかにした。

(2010年12月4日 読売新聞)

1851チバQ:2010/12/04(土) 16:03:38
06年市長選
2987 :とはずがたり:2006/11/21(火) 02:48:23
<東海>静岡県
>>2951
接戦だったの?惜しいなぁ。

三島市長 小池氏3選
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000611200006
2006年11月20日
◆豊岡氏に競り勝つ

 三島市長選は19日投票、即日開票の結果、現職の小池政臣氏(66)=自民党三島市支部、民主党三島市支部、公明推薦=が、新顔の前県議豊岡武士氏(63)を接戦の末に破り、3選を果たした。最大の争点だった合併問題で「近隣町との合併」を掲げた小池氏が、「中核市」を主張した豊岡氏を退けたことで、県東部の広域合併論議は再び足踏み状態が続きそうだ。当日有権者は8万9884人、投票率は54・35%で、前回の98年(60・85%)を下回った。

 両氏は8年前にも対決した。その時は、小池氏が豊岡氏らを破って初当選。4年前は小池氏が無投票で再選。8年ぶりの選挙になった。

 小池氏は2期8年の実績を基に「住みやすさ満足度日本一を目指す」をスローガンに掲げ、各政党をはじめ、商工や農業関係団体などから幅広い推薦を取りつけて組織選挙を展開。後援会を軸に、市議の大半の支援もあり、票を固めた。

 当選を決めた小池氏は本町の選挙事務所で「8年間の実績と合併問題など、選挙で訴えてきたことが評価されたのだと思う。合併では、20万人以下の都市を目指し隣町との合併を目指していく」と抱負を語った。

 豊岡氏は、若手経営者の有志や出身の韮山高校OBらの支援を受けて草の根選挙を繰り広げた。「三島を変えよう」と市政刷新を呼びかけた。一定の「反小池票」を掘り起こし、終盤追い上げたが、一歩及ばなかった。

 最大の争点となった合併問題で、小池氏は、豊岡氏が掲げる中核市を否定し「三島らしさを維持するには近隣町との合併が最適」と訴えた。豊岡氏は県の審議会が答申した3市3町を基本に「新幹線の駅がある三島を核にした中核市が必要だ」と主張。両氏とも今回の市長選を「三島の将来を左右する合併選挙」と位置づけたものの、有権者の関心は低かった。


2988 :とはずがたり:2006/11/21(火) 02:50:22
>>2987-2988
<東海>静岡県

うおっ接戦・・

三島市長に小池氏3選
http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20061120/lcl_____siz_____005.shtml
 任期満了(十二月十九日)に伴う三島市長選は十九日投票、即日開票の結果、無所属現職の小池政臣氏(66)=自民、民主、公明推薦=が、無所属新人で前県議の豊岡武士氏(63)を破って、三選を果たした。 

 小池氏は政党に加え、連合、農協、商工団体などの幅広い推薦を取り付け、後援会を軸とした組織戦を展開。食育の推進や福祉施策の充実などを訴えて支持を広げた。争点となった合併問題については「まず隣町との合併を」と主張した。

 豊岡氏は「三島を中心とした中核市づくり」を訴え、若手経営者らの支援を受けたが、及ばなかった。

 当日有権者数は八万九千八百八十四人。投票率は54・35%で、四人が立候補した一九九八年の前々回(60・85%)を下回った。

 ◇三島市長選当選者
小池政臣(こいけまさおみ) 66 無現 当選3
市長(元)県議・韮山高P会長・市社会教育委員長・市議▽慶大=自民、民主、公明推薦

 ◇三島市長選確定得票
当 25,041 小池政臣 無現 当選3
  23,380 豊岡武士 無新

1852チバQ:2010/12/04(土) 16:08:04
>>859
豊岡は
>県議会総務委員会(鈴木洋佑委員長)は1日、付託された空港部廃止条例案の採決を行い、賛成7、反対2の賛成多数で原案通り可決した。条例案に「反対」の党議拘束をかけた自民党県議団の委員5人(採決に加わらない鈴木委員長を除く)のうち、豊岡武士氏(三島市)と須藤秀忠氏(富士宮市・富士郡)が賛成し、浜井卓男議長(浜松市西区)が退席、計3人が造反した。

自民系ですね。でも、連合推薦ついてますね

1853名無しさん:2010/12/05(日) 00:22:04
豊岡武士
http://www.toyooka-takeshi.jp/
前田磨
http://www.maeda-osamu.com/
遠藤行洋
http://y-endo.jp/

自民党系(というか市長選に出るため建前上離党しただけです)の豊岡武士に連合静岡が付いた一方で、
前田磨も早くから出馬を表明し出馬会見に細野豪志が同席していました。
遠藤行洋は今年の夏頃には「どこからそのようなお金が」と思うほど市内には大量のポスターが貼られていました。

どうなんでしょうね。昨今の世間の雰囲気だと党派性が薄い(ように見えるだけで黒幕が居そうですが)
遠藤に追い風が吹いているのかも知れません。

1854チバQ:2010/12/05(日) 11:56:31
>自民党系(というか市長選に出るため建前上離党しただけです)の豊岡武士
空港問題で離団してますけどどうなんすか?

1855チバQ:2010/12/05(日) 11:57:23
http://www.asahi.com/politics/update/1204/NGY201012040021.html
大村氏公約に「中京都構想」 県と市を再編 愛知知事選2010年12月5日8時30分
. 来年2月6日投開票の愛知県知事選に立候補するため自民党に離党届を提出した大村秀章衆院議員(50)が、選挙戦で掲げるマニフェスト(公約)で、県と名古屋市を再編する「中京都構想」を打ち出す方針を固めた。河村たかし名古屋市長とも連携し、県民税・市民税の「10%減税」に並ぶ公約の目玉にすえる。

 大村氏は6日に名古屋市で記者会見して知事選への立候補を正式表明する。河村市長は、月内に辞職して出直し市長選を知事選との同日選にする方針。県・市で連携して、同時に再編構想をアピールしたい考えだ。

 構想は、河村市長と親交が深い大阪府の橋下徹知事の「大阪都構想」と同様に、名古屋市など都心を分割して公選の区長が住民に身近な予算を決める「特別区」のような形に再編し、愛知県を「中京都」とする方向で検討されている。愛知県と名古屋市で重複する行政機能を簡素化し、効率化するのが狙いだ。

 河村市長は大村氏と連携した再編構想について「名古屋市と愛知県をどうしていくかは大きい。重複行政を外して減税につなげていく。ものすごいエンジンになる」と積極姿勢を示している。また、「大阪都構想」に理解を示し、「愛知県ぐらいの規模でやった方が強烈なインパクトがある。名古屋だけだと企業誘致の場合でも土地がない」とも指摘している。

 大村氏と河村市長は県民税・市民税の10%減税をともに打ち出しており、企業や工場の誘致促進を主張。大村氏は減税や規制緩和で経済成長を図る「楽市楽座」構想を掲げている。「中京都構想」と減税を、経済振興策にも位置づけたい考えだ。

 ただ、愛知県議会や名古屋市議会の反発は必至。河村氏が代表を務める地域政党「減税日本」が候補を擁立する来春の名古屋市議選や愛知県議選でも、構想の推進を訴えるとみられる。
.

1856チバQ:2010/12/05(日) 12:18:57
http://mainichi.jp/area/mie/news/20101205ddlk24010105000c.html
選挙:鈴鹿市長選 末松県議出馬へ /三重
 来年4月の鈴鹿市長選に、鈴鹿市選出の県議で自民党県連総務会長の末松則子氏(40)が立候補の意向を固めたことが、4日分かった。

 末松氏は毎日新聞の取材に「自民党から県議選の第1次公認をいただいており、(市長選のことは)党にも後援会にもまだ相談していないが、団体などから(立候補の)お話をいただいており、前向きに検討している」と話した。

 末松氏は、県議だった故充生氏の長女。03年に県議に初当選し、現在2期目。同党県連の女性局長も務める。県議会の第2会派「自民みらい」に所属し、防災農水商工常任委員長を務めている。同党県連では、女性局長も兼務している。

 現職で現在2期目の川岸光男氏(68)は、同市長選へ出馬の有無について、これまでのところ態度を明らかにしていない。【大原隆】

1857チバQ:2010/12/05(日) 12:20:43
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20101205ddlk23010005000c.html
追跡2010:揺れる二元代表制 不毛の対立か生みの苦しみか /愛知
 地方議会が揺れている。名古屋市の河村たかし市長は市議会の解散請求(リコール)を主導。鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は議会に諮らずに専決処分を繰り返し、5日には市長解職を問う住民投票が予定されている。一方、三重県議会は06年12月に議会基本条例を全国の都道府県議会で初めて制定するなど先進的な取り組みを続ける。首長と議員の双方が住民から直接選ばれる二元代表制の在り方が問われる中、改革する議会と混乱する議会の実態を検証した。【田中功一、丸山進、加藤潔】

 ◆名古屋市議会−−混乱

 ◇リコール圧力で変化 河村市長への不信根強く
 ■35万人の重み

 「35万人を超える人が意思表示したことを極めて重く受け止めている。日本一改革の進んだ議会と言われるよう精いっぱい努力したい」。名古屋市議会リコール署名の審査結果が発表された11月24日、横井利明議長は記者団の問いかけに険しい顔で答えた。

 リコールの有効署名は、議会解散の賛否を問う住民投票の実施に必要な法定数36万5795人分を約1万2000人分下回った。しかし、市議の間に浮かれた様子はない。

 吉田伸五市議(民主)は「リコールが成立しなくても35万人分という数字は重い。来年4月の市議選に向け、市民の不信感をどう解消するかが課題だ」と話す。

 共産党を除くオール与党態勢が長く続いていた名古屋市議会。執行部に対するチェック機能を果たしていたとは言い難かった。

 ■議会自ら動く

 09年4月の河村市長就任で、執行部と議会の「なれ合い体質」は一変した。市長は選挙公約に掲げた市民税10%減税と地域委員会設置の関連条例案を議会に提出。「市長選で示された民意に従うべきだ」と実現を迫った。

 議会側も手をこまねいていたわけではない。今年3月、議会のあり方を定めた市議会基本条例を自主的に制定した。本会議や委員会に出席すると1日1万円支給され「実費より高い」と批判を浴びていた費用弁償は廃止。1万円以上に限って公開してきた政務調査費の領収書を10年度分から全面公開に切り替えた。河村市長の改革圧力に、議会は重い腰を上げた。前三重県知事の北川正恭・早稲田大学マニフェスト研究所長は「名古屋市議会は議会基本条例を基に議論も進み、地方議会をリードしていく存在」と評価した。

 しかし、議員報酬を800万円に半減する市長案への対応は簡単ではない。リコール運動開始後になって、任期満了の2011年4月まで月額20万円の減額を決めたが、河村市長は「小手先だけの改革だ」と批判した。

 こうした中で、公明党市議団は議員報酬半減に条件付きで賛成する方針を表明。民主党市議団が議員定数を10%程度削減する案の検討を始めるなどの動きが出ている。金庭宜雄市議(公明)は「リコール署名では議員報酬に市民の批判が集まった。議会は政調費を含めて報酬のあり方を真剣に考えなければいけない」と語る。

 ■対立再び激化

 だが河村市長の辞職・再出馬表明で、市長と議会の対立は再び激しさを増している。「河村市長は二元代表制をめぐる議論よりも、いかに選挙に勝ち、自身を支持する候補で市議会の過半数を取るかしか考えていない」(中川貴元・自民市議団幹事長)。市議の間に市長への不信感は根強い。

 河村市長の圧力で名古屋市の議会改革が進むのか、あるいは混乱が続くだけなのか。

1858チバQ:2010/12/05(日) 12:21:03
◆三重県議会−−改革

 ◇きっかけは「危機感」 北川前知事の手法に対抗
 ■エンドレス

 「議員報酬をもらっており、説明がつかない」。11月17日、三重県議会の各会派から選ばれた議員によるワーキンググループの会議。議員に支払われる費用弁償のうち、1日当たり3000円が支給される「公務雑費」が問題になった。議論の末、登庁時の公務雑費は廃止して交通費の実費のみの支給とすることで合意した。09年度分で試算すると、公務雑費約1200万円のうち約1100万円が削減されるという。「エンドレス」(三谷哲央議長)という議会改革がまた一歩進んだ。

 三重県議会は議員提案条例の多さも特徴だ。社団法人地方行財政調査会によると、00年以降、議員提案で制定された政策条例は三重県は18で、宮城県の19本に次ぐ。さらに、三重県議会は、議員提案条例の趣旨が生かされているかをチェックする検証検討会を設置している。全国でも他に例のない取り組みだ。

 加えて、外部評価を今後の改革に生かすため、議会の付属機関として有識者による議会諮問会議も設けている。定例会の年2回制導入で会期が年間約240日に大幅に増え、議員間討議の充実も図っている。

 1期目の中川康洋県議(公明党)は県議会で議会基本条例が制定された時は四日市市議だった。当時は「意味のある条例なのか」と疑問に思ったという。だが県議になって考えは変わった。

 福祉医療費の助成制度見直しを巡る問題で、県側から県民の一部自己負担案が示された時、議会は議会基本条例に基づき、各会派の代表による政策討論会議を設置した。会派間の意見集約を図って県側に提言し、一部自己負担案を撤回させた。「細部で考えが異なる議員の一致点が見いだされ、議会全体の大きな意思になる瞬間を見ました」。中川県議はそう語る。

 ■「黒船」襲来

 改革の契機は北川前知事の誕生だった。北川氏は95年4月に知事に初当選すると次々に県庁改革を進め、計画の進行管理に「戦略策定」「戦略展開」「評価」という民間的手法を導入した。執行部が政策の評価まで行うようになれば議会の存在意義は薄れる。「このままでは議会はただの追認機関に成り下がる。奮起しなければ」5期の重鎮、藤田正美県議は当時そう感じたという。

 95年10月に正副議長と会派代表による諸問題検討委員会を設置。96年9月には議会改革検討委員会、さらに03年10月には全議員で構成する議会改革推進会議を設け、二元代表制を充実すべく、改革を矢継ぎ早に進めた。

 三重県議会の本会議場は、質問する議員が執行部側と向かい合う配置になっている。大半の議会では、質問する議員が、相手の執行部側を背にして議員席を向いている。三重県議会は03年2月に対面演壇方式を導入した。あるべき二元代表制の姿を象徴している。

 ■痛烈に批判

 名古屋市議会のリコールを主導し、さらに辞職して出直し選に打って出ようとする河村市長の動きは、三重県議の目にはどう映るのか。最大会派「新政みえ」(民主・連合系)に所属する三谷議長は市長主導のリコール運動を「法が想定していない事態で、禁じ手を使って自分の政治的主張を通そうというやり方。絶対に容認してはいけない」と痛烈に批判する。第2会派「自民みらい」の森本繁史副議長も「議会が気に入らないからリコールというのは逸脱行為。パフォーマンスでしかない」と手厳しい。

 河村市長が辞職・再出馬の意向を表明したことについても三谷議長は「愛知県知事選(11年2月6日投票)で自身が推す候補を勝利させるための辞職で、選挙をもてあそんでいる。緊急の雇用・経済対策が必要な時であり、来年度予算編成にも大きな影響を与える。次の市長選に出ないのならともかく、出るというのだから選挙の私物化と言われても仕方がない」と語る。

 一方で、議会解散を求める有効署名が35万人分を超えた重みも、議会人として痛感している。三重県でも、県議会を身近に感じている県民が多いわけではない。新政みえの萩野虔一代表は「我々も反省材料にしたい。首長に言われてやるのではなく、議会自らが改革を続けることが必要だ」と強調した。

1859チバQ:2010/12/05(日) 12:45:00
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20101204ddlk23010198000c.html
みよし市議会:副市長再任案を否決 反対議員「強引で一方的」と批判 /愛知
 みよし市の市議会12月定例会が3日開会し、冨田義親副市長(60)の任期満了(12月31日)に伴い、冨田氏を継続して選任するとの久野知英市長が提出した議案が議長を除く18人のうち反対10、賛成8で否決された。

 冨田副市長は1969年4月、旧三好町に入庁。環境経済部長、企画部長などを経て07年から助役。今年1月の市制施行に伴い副市長となった。

 市議会(定数20)の現在の議員数は19人で、最大会派「新世紀の会」など6会派ある。反対した10人は、新世紀の1人を含め5会派にまたがる。

 反対市議には、間もなく建設が始まる市庁舎建設で、冨田副市長が議会と協議すると言いながら、一方的に進めているとの反発がある。また、景観を損ねるとの住民の反対で凍結状態になっている三好池周辺の散策路計画について、冨田副市長が強引に進めたことが原因との指摘があるなど、反対した市議の多くが「強引で一方的」と批判している。

 久野市長は「まったくの想定外で、何が原因かわからず驚いている。新年度予算の編成もあり、今後の対応を考えたい」と戸惑っていた。【中島幸男】

1860チバQ:2010/12/05(日) 17:12:05
>>1781>>1787>>1826-1827
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20101205ddlk18010347000c.html
選挙:知事選 自民・山本氏、党県連に推薦願 来月中旬にも /福井
 来春の知事選への出馬意欲を表明している山本拓衆院議員(自民)=福井2区=は4日、坂井市内で政治資金パーティーを開き、支持者約170人を前に、「県議、国会議員と務めてきたが、県人として、しっかりと福井県で皆さんのお役に立てる働きをしたいと決意を新たにしている」と意気込みを語った。来月中旬にも党県連に推薦願を提出し、推薦されれば正式に出馬表明するという。

 山本氏はパーティー席上、現職で3選出馬を表明した西川一誠氏や代々の副知事ら旧自治省出身者による県政支配を批判。党公認候補の擁立を探ったが動きがなかったなどと、経緯を語った。【安藤大介】

1861チバQ:2010/12/05(日) 18:24:03
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001011290002
浜松市長選 対立候補の動き鈍く
2010年11月27日


来春の浜松市長選に立候補表明する鈴木康友市長=浜松市中区元城町

 浜松市の鈴木康友市長は26日の市議会11月定例会で、来春の市長選に立候補することを正式表明した。同時に実施される静岡市長選には今年5月以来2人が名乗りを上げ、なおも擁立の動きがやまないのとは対照的に、浜松市長選の立候補表明は鈴木市長が初めて。対立候補擁立の動きは具体化しておらず、無風の様相が強まっている。政党関係者の間では、「政令指定都市初の無投票になるのでは」との声さえ漏れ始めた。(馬場由美子)


 ■指定市初の無投票も


 浜松市出身の鈴木市長は松下政経塾を経て、2000年衆院選で静岡8区に民主党から立候補し、自民の塩谷立氏を下して初当選した。05年の衆院選では塩谷氏に敗れたが、07年の市長選にスズキなどの全面支援を受けて立候補し、当時の現職、北脇保之氏に1万票を超える差をつけて初当選した。


 市議会定数54のうち16を占める最大会派の自由民主党浜松は、07年市長選で北脇氏支援に回り、現在は「市長野党」の立場だ。一方で、議長ポストをめぐって、鈴木市長を支持する民主系の第2会派の創造浜松(12人)と協力。議場では厳しい質問を発しているが、「自分の地域の要望が通るなら敵対しない」「是々非々」との姿勢で数々の議案を通してきている。


 市幹部は「鈴木市長は大きな失策もない。ならば現状維持でいいのではとみんな思う」。この日の代表質問でも、来期への意欲を語る鈴木市長に対し、自民党浜松の渥美誠市議は「市民のため、浜松の発展のため、引き続き大いに頑張っていただきたい」とエールを送った。「政党人として悔しい」ともらす同党市議も、市長選には「打つ手がない」と無念さをにじませた。


 対立候補が出ない背景には、スズキの鈴木修・会長兼社長の存在もある。15日にあった鈴木市長の政治資金パーティーでは乾杯の音頭を取り、現職への支持を訴えた。


 自民党市議は「ただでさえこの不況。地元経済界の重鎮に刃向かえば仕事を失う。たとえ勇者が立候補しても、票集めは難しい」。今月中旬に開かれた衆院静岡8区を地盤とする自民党市議、県議、国会議員の定例会議でも、浜松市長選は議題にならなかったという。


 07年市長選で推薦候補を立てた共産党も、いまだ具体的な候補者名を挙げられないでいる。同党市議は「指定市の市長選で無投票というわけにはいかないが、難しい」と述べるにとどまっている。


 全国19の指定市の市長選で、無投票になったケースはない。浜松市長選では、旧市時代の1963年が最後という。

1862チバQ:2010/12/05(日) 18:25:01
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001012030002
合併論議は低調
2010年12月03日


立候補予定者たちは駅前での朝立ちなど、精力的に街頭に立っている=JR三島駅前

 三島市長選が5日告示される。3期12年務めた小池政臣市長の引退を受け、これまでに新顔3氏が立候補を表明し、事実上の選挙戦にしのぎを削っている。ただ、前回選挙で最大の争点となった合併論議は低調なまま。各陣営とも総論では合併の必要性を認めるものの、「市民は現状維持を望んでいて、合併論議は票を逃す」と見ているためだ。(土肥修一)


 ■三島市長選


 「東部全体の一気の合併は前々から主張していた。今は市の力を蓄える時期だが、明確な目標時期を決めて指定市を作ることができれば、それに越したことはない」。11月26日にあった三島市長の定例会見。任期中、沼津市などとの早期合併に慎重な姿勢をとってきた小池市長は、こう述べて、県東部の広域合併の今後を次の市長に託した。


 平成の大合併で、県中部に静岡市、県西部に浜松市と、二つの政令指定市が誕生した。一方、県東部では1999年、地元3市5町(当時)が「東部広域都市づくり研究会」を発足させたが、まず中核市を目指す「段階的合併」か、「一気に指定市」かをめぐり、沼津、三島両市の意見が対立。結論が出ないまま、08年に同研究会は解散し、合併論議は停滞している。


 県東部の自治体では、合併なしに道州制を迎えてしまうことへ危機感が強い。「このままでは、県東部は中部圏に入ることになる。歴史的にも経済圏でもつながりが濃い南関東圏に入るためには、合併して発言権を強めることが必要だ」(首長の一人)というわけだ。


 新幹線の駅を抱え、県東部の合併構想で中核となる三島市だが、今回の市長選で合併論議は深まっていない。


 11月24日に開かれた公開討論会には、建設会社長の前田磨氏(49)、フリーアナウンサーの遠藤行洋氏(48)、前県議の豊岡武士氏(67)の立候補予定者3氏が登場。合併については、「三島にどうやって体力をつけるかが大事」(前田氏)「合併には反対」(遠藤氏)、「市町の判断を尊重」(豊岡氏)とそれぞれの主張を述べたが、議論を交わす場面はなかった。


 議論が低調に終わっている背景には、合併を最大の争点にした前回市長選の結果と、市が実施した市民アンケートの結果がある。


 前回市長選は、早期合併に慎重な小池市長と、人口30万〜50万人の中核市を目指す合併を訴えた豊岡氏が激突し、小池氏がわずか1661票差で逃げ切った。


 さらに、今年8月に公表された市民意識調査では、将来の都市規模について現状の11万〜20万人程度を望む人の割合が74%。人口の多い沼津に吸収されるのではないかとの警戒感から、市民の間で合併への拒否反応が強いことが浮かんだ。こうした結果から、各陣営は「合併推進は票を逃がす」と計算している。


 行政改革や経済振興、教育環境といった基本政策で3氏の主張に違いは見えにくく、駅前の商店街で小売店を営む50代男性は「3人の主張が同じに見える。それぞれのカラーを出してほしい」。三島市のNPO法人「グラウンドワーク三島」の渡辺豊博事務局長は「市長選は合併のメリットやデメリットを市民に説明し、議論を促す良い機会なのに、3氏とも具体的な方向性を示せていない」と指摘する。

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1863チバQ:2010/12/06(月) 22:25:17
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101206-OYT1T00690.htm
「河村氏に勝てる候補いない」市議各会派翻弄
 自ら担ぎ出した愛知県知事選候補の支援のため、名古屋市の河村たかし市長が突然、辞意と出直し市長選への再出馬を表明してから、1週間余が過ぎた。

 市議会各会派では対抗馬擁立を模索する動きも始まったが、過去最多の得票で初当選した市長に対し、「『勝てる候補』が見つかるかどうか」との本音も聞かれる。「独自候補」「相乗り」「やっぱり無投票で……」。“河村流”の戦略に各会派が翻弄されている。

 「河村市長を推薦した責任が、わが会派にはある。当然、候補者を擁立し戦う」。先月30日の民主党市議団の会議で、諸隈修身団長は対決姿勢を鮮明にし、力を込めた。すでに団内には出馬への意欲を見せる中堅市議もおり、主戦論が広がる。

 これを後押しするのは党本部の岡田克也幹事長だ。市長が辞意表明した先月26日、「究極の税金の無駄遣いだ」と批判。河村市長は小沢一郎・元代表と関係が近いだけに、その対抗馬には党本部からの推薦が出ないのではとの懸念を払拭した。

 だが、具体的な人選はこれからで、同党市議団幹部は「勝てる候補でなければダメだが、なかなかいない。遅くとも今月中に決めないと、党推薦が間に合わない」と気をもむ。

 さらに、若手市議の間では「中途半端に候補を立てて河村市長に大勝を許せば、直後の市議選が苦しくなる。もともと大義のない選挙だ。対抗馬を立てずに無投票にしてやり過ごせばいい」といった消極的な意見もある。

(2010年12月6日15時00分 読売新聞)

1864チバQ:2010/12/06(月) 22:25:49
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20101206ddlk17010317000c.html
選挙:白山市長選 市長に作野さん 幅広い組織力で初当選 /石川
 角光雄前市長の死去に伴う白山市長選は5日、投開票があった。急きょ実施された市長選は新人3人の争いとなり、前自民党県議の作野広昭氏(53)が、旧美川町長の竹内信孝氏(67)、元北陸農政局職員の山本大道氏(57)を破り、初当選した。投票率は49・56%。当日有権者数は、8万9998人(男4万3339人、女4万6659人)。【松井豊、近藤希実】

 05年に1市2町5村が合併して誕生した白山市。過去2回の市長選はいずれも無投票で角前市長が当選し、今回が初の選挙戦となった。

 大票田の旧松任市出身の作野氏は「これからの白山市を私たちの手で」をスローガンに、民主、自民、公明、社民の県連や支部から幅広い推薦・支持を受け盤石の選挙戦を展開。「山ろくと平野部の不公平感を是正し、合併から6年たった市の更なる土台固めを進める」と合併前旧市町村の一体感の醸成を訴えた。

 白山市幸明町の事務所に当選確実の一報が入ると、支持者と共に万歳を繰り返した作野氏。「多くの支援で当選を勝ち取ることができた。4年間市政に力を尽くしたい」と決意表明した。

 竹内氏は旧美川町で町議、町長を30年以上務めた豊富な政治経験を強調し「福祉、教育で一番の市をつくる」と声を上げたが及ばなかった。山本氏は、白山や手取川など市内の自然環境の保護を訴えたが、支持拡大には至らなかった。

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作野広昭(さくの・ひろあき) 53 無新(1)

 [元]県議[歴]旧松任市議・副議長▽県副議長▽金沢工大=[民][自]

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 ◆開票結果

 ◇白山市=選管最終発表
当 26350 作野広昭 53 無新

  14495 竹内信孝 67 無新

   2738 山本大道 57 無新

1865チバQ:2010/12/06(月) 22:29:17
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20101206ddlk22010093000c.html
選挙:静岡市長選 民主県連会長、自民との相乗りに言及 党内で反発も /静岡
 民主党県連の牧野聖修会長(衆院静岡1区)は5日、来年4月10日の静岡市長選への対応について「民主党と自民党は国政で激突しているが、その構図を地方自治に持ち込むのがいいのかどうか、考える必要がある」と話し、いずれかの候補者を自民党と相乗りで支援する可能性に初めて言及した。また、独自候補の擁立にこだわる必要はないとの認識を重ねて示した。

 静岡市内で記者団の質問に答えた。民主党県連は独自候補の擁立方針を掲げており牧野氏の発言は今後、県連内で反発を招く可能性があるほか、自民党にも波紋を呼びそうだ。

 牧野氏は記者団に、擁立作業が進んでいない現状を強調し「党派を超えて、いい市長を選びたい」と述べた。出馬の意思を示している元県議、田辺信宏氏(49)と元参院議員、海野徹氏(61)と近く会い、意見交換したい考えも示した。

 牧野氏と同じ静岡市内が選挙区の民主党の田村謙治氏(衆院静岡4区)は独自候補の擁立を探っており、田村氏周辺は牧野氏の発言について「県連の総意ではない」と語った。【平林由梨】

1866チバQ:2010/12/06(月) 22:31:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20101206-OYT8T00122.htm
「不在」際立つ一本化調整劇
 選挙期間中、二つの「不在」をあちこちで耳にした。

 一つは「政策の不在」。初当選した作野氏だが、地域間格差の解消、財政問題など山積する課題に対し、明快で具体的な解決策が語られることはなかった。選挙戦で白山市の進むべき方向性がはっきりと示されなかったことで、作野氏への投票を迷った有権者も少なくなかったはずだ。

 もう一つは「市民不在」だ。作野氏が立候補に至るまでの自民党県議、市議の候補者一本化調整は、市民の一部から、来春の統一地方選を見据えたものと批判されるほど透明さを欠き、市民の不信を招いた。

 立候補に意欲を見せていた県議が「党のため」と辞退し、作野氏支援に回ったことで、「市民のため」の選択肢は減り、政策論争も影を潜めた。組織力を背景に、告示前から作野氏有利の状況を作って、選挙戦自体への関心を有権者から奪った関係者の責任は大きい。

 一方で、政党の支援を受けなかった竹内氏が獲得した票数の重さを、作野氏は謙虚に受け止めるべきだ。

 県下一の面積に2番目の人口規模を持つ同市は、大きな可能性を秘める一方で、過疎高齢化などの課題は待ったなしだ。市政の停滞は許されない。(小峰翔)

(2010年12月6日 読売新聞)

1867チバQ:2010/12/06(月) 22:32:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20101206-OYT8T00121.htm
白山市長に作野氏、2新人破り初当選


当選が決まり、万歳する作野氏(前列右、5日午後10時11分、白山市の事務所で)  角光雄・前市長の死去に伴う白山市長選は5日、投開票され、新人で前自民党県議の作野広昭氏(53)(無所属=民主、自民、公明白山支部推薦、社民松任・美川総支部、同鶴来・白山麓総支部支持)が、元美川町長の竹内信孝氏(67)(無所属)、元北陸農政局職員の山本大道氏(57)(無所属)の2新人を破り、初当選した。投票率は49・56%、当日有権者数は8万9998人。

 2005年の1市2町5村の合併以来、初の選挙戦となった市長選は、共産を除く各政党の支援を受けた作野氏が、合併後の地域間格差解消策として、地域ごとの政策の必要性や福祉の充実などを掲げ、町会連合会や経済団体など幅広い支援も得て、組織力で他候補を上回った。

 竹内氏は、市内の産物をブランド化する産業振興策や福祉政策を訴えたが、旧市町村の壁を乗り越えて浸透できず、山本氏は知名度不足で苦戦した。

 同市幸明町の作野氏の事務所では、当選確実の一報が入ると、支持者から「おめでとう」と喜びの声が上がった。大きな拍手で迎えられた作野氏は「かじ取り役として非常に重いものを担いだ気がする。皆さんとともに白山市を作っていきたい」と決意を語った。

 落選が決まると、同市蓮池町の竹内氏の事務所は、重苦しい雰囲気に包まれた。竹内氏は「残念な結果になりました。全て私の不徳の致すところです」と声を詰まらせ、深々と頭を下げた。

(2010年12月6日 読売新聞)

1868チバQ:2010/12/06(月) 22:36:20
下が見つからない
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20101202-OYT8T01120.htm
三島市の課題(上)
続く人口減 歯止め必要


三島市が不動産業者に配ったチラシ。「三島市の子育て支援策は地域No.1」などとPRしている  今月5日に告示される三島市長選。小池政臣市長が引退し、新人3人が立候補を表明している。12日の投開票に向け、市の抱える課題を検証する。

 JR三島駅を挟んで南北に位置する三島市と長泉町。JR東京駅まで新幹線で最短45分の好立地は首都圏への通勤圏内で、両市町とも住民の流入に期待を寄せる。ところが、三島市の人口は2005年12月の11万2829人をピークに、今年10月は11万1899人に減少。人口増を続ける長泉町と明暗を分けた。

 三島駅前の不動産業者「レオパレスパートナーズ三島駅前店」。ここに家探しに訪れる客の多くは、まず長泉町の物件情報を尋ねる。商店の多い三島市の方が生活に便利なようにも思えるが、40歳代の男性従業員は「子連れの若い夫婦で、東京など遠方の人ほど長泉を希望する傾向が強い」と話す。長泉町が看板政策に掲げる「子育てに優しい町」が、全国に浸透していることを伺わせる。

 三島市の子育て支援策が、長泉町に見劣りするわけではない。市は07年度から医療費助成を行っており、中学3年生以下は最大1日500円で入通院できる。月額保育料が国の基準よりどれだけ安いかを示す「軽減率」は09年度が37・3%と、長泉町の23・3%に勝る。市幹部は「総合的には、長泉町より子育て施策が進んでいる」と胸を張る。

 一方、長泉町の施策は、スピードと展開力を感じさせる。02年度に6歳以下の医療費を無料化したのを手始めに、07年度は小学3年生以下、09年度は中学3年生以下に対象を広げた。時代を先取りした取り組みを、女性向け雑誌などが相次いで「日本一子育てしやすい町」などと特集し、全国の若い夫婦たちの目を引いた。

 長泉町で、女性1人が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率は、1994年の1・43から2009年は1・71に急上昇。09年1月の県の統計でも1・70で、37市町で最高だった。三島市幹部も「長泉はイメージ戦略がうまい。効果的な施策を先取りしてやるため、メディアでも取りあげられやすい」と舌を巻く。人口流入は地価にも影響し、今年3月の公示地価で、全国でわずか6か所しかない住宅地の上昇地点の2か所が長泉町だった。固定資産税も増加を続けている。

 地方分権が進み、自治体は大競争時代を迎えつつある。大企業や工場の少ない三島市にとって、人口減は歳入減に直結する。財政面の制約を踏まえつつ、近隣市町に負けない魅力的な施策をどう打ち出すか――市の総合力が問われている。

(2010年12月3日 読売新聞)

1869名無しさん:2010/12/07(火) 00:39:39
>>1854
確かに豊岡武士はそれで県連から役職停止処分を受けたんですが、
早期から市長選再挑戦を示唆していましたしね。
地元では市長選に向けたアリバイだろうと見透かされておりまして拍手喝采、
というわけでも無かったりするわけです。

あと、遠藤行洋の後ろ盾は引退する小池政臣現市長のようです。
小池の長男はみんなの党公認で静岡1区(静岡市葵区、駿河区)に立候補する
ことが決まっていますから、みんなの党ブームも取り込む目論見でしょう。

1870チバQ:2010/12/07(火) 00:52:04
>>1851-1854>>1869
・現職後継
・民主党代議士(03年から連勝中)支援
・自民系県議(連合推薦付)

なかなか複雑な構図ですね


遠藤氏は3期12年の現職小池政臣市長の後援会が支援し、市政の継承と若さをアピールして票を取り込む。前田氏は細野豪志衆院議員の「個人的応援」を取り付け、民間の経営感覚を前面に出して選挙戦に挑む。3度目の市長選となる豊岡氏は、県職員としての行政経験と県議3期の実績を示し、支持拡大を図る。
http://www.shizushin.com/shizushin/templates/F03PrintPage.aspx?Path=/Channels/www.shizushin.com/news/feature/local_election/20101206000000000010&TitleTag=%E9%A6%96%E9%95%B7%E9%81%B8%E3%83%BB%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%81%B8%EF%BC%9A%E9%81%A0%E8%97%A4%E6%B0%8F%E3%80%81%E5%89%8D%E7%94%B0%E6%B0%8F%E3%80%81%E8%B1%8A%E5%B2%A1%E6%B0%8F%E3%80%80%E4%B8%89%E5%B3%B6%E5%B8%82%E9%95%B7%E9%81%B8%E3%80%81%EF%BC%93%E6%96%B0%E4%BA%BA%E5%AF%BE%E6%B1%BA
藤氏、前田氏、豊岡氏 三島市長選、3新人対決
2010/12/06
 任期満了に伴う三島市長選が5日、告示された。フリーアナウンサー遠藤行洋氏(48)、住宅建設会社社長前田磨氏(49)、前県議豊岡武士氏(67)=連合静岡推薦=のいずれも無所属の新人3人が立候補した。
 遠藤氏は3期12年の現職小池政臣市長の後援会が支援し、市政の継承と若さをアピールして票を取り込む。前田氏は細野豪志衆院議員の「個人的応援」を取り付け、民間の経営感覚を前面に出して選挙戦に挑む。3度目の市長選となる豊岡氏は、県職員としての行政経験と県議3期の実績を示し、支持拡大を図る。
 投票は12日午前7時〜午後8時に市内31会場で行われ、同日午後9時15分から同市民体育館で即日開票する。期日前投票は6〜11日の午前8時半〜午後8時、市役所大社町別館で行われる。
 4日現在の選挙人名簿登録者数は9万1554人(男4万4612人、女4万6942人)。

三島市長選立候補者略歴
遠藤行洋[えんどうゆきひろ] 48 無新
▽現=フリーアナウンサー▽元=三島市社会教育委員、静岡朝日テレビ社員。青山学院大経済学部卒。広小路町。

前田磨[まえだおさむ] 49 無新
▽現=住宅建設会社社長、三島商工会議所青年部副会長、NPO法人副理事長▽元=三島青年会議所理事長。沼津工高卒。梅名。

豊岡武士[とよおかたけし] 67 無新
▽現=県公立高PTA連絡協議会長、県立韮山高後援会理事長▽元=県議、県職員。日本獣医畜産大卒。文教町。

「健康先進都市目指す」遠藤候補
 遠藤行洋候補は三島市大宮町の選挙事務所前で第一声を放った。小池政臣市長の政策を継承し、健康先進都市を目指すことを強調。医療、福祉、スポーツ、食育の四つの柱を示し、「命を懸けて全力で取り組む」と訴えた。「三島らしさを未来に残すため沼津市と合併はしない」「徹底した行財政改革で健全財政を引き継ぐ」と支援者に訴え掛け、遊説に向かった。

「民間感覚で市政運営」前田候補
 前田磨候補は三島市本町で出陣式を開き、「市民の金は市民のために使う」と行財政改革の断行を第一に、産業活性化や地域コミュニティーの充実を重要政策に掲げた。「“株主”である市民の声をまちづくりに反映させる」と会社経営者の視点を強調し、「納税者の立場を意識して税収の重みを感じ、民間感覚でスピーディーな市政運営に当たる」と力を込めた。

「行財政改革を断行」豊岡候補
 豊岡武士候補は三島市中央町の選挙事務所前で出陣式を行った。支援者を前に、「三島の発展と市民の暮らし向上を目指す思いは、昨日今日つくり上げたものではない。全力で戦い抜く」と声を張り上げた。子育てしやすい環境の整備など五つの政策を掲げ、「まずは行財政改革に取り組む。元気、安心、希望あふれる三島を市民とともにつくる」と決意表明した。

1871チバQ:2010/12/07(火) 00:55:10
前田氏は〜河村たかし名古屋市長が駆け付けた
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20101205-OYT8T00642.htm
三島市長選 3氏出馬
ともに行財政改革訴え
 三島市長選が5日、告示され、フリーアナウンサーの遠藤行洋(48)、住宅会社社長の前田磨(49)、元県議の豊岡武士(67)の新人3氏がいずれも無所属で立候補を届け出た。

 遠藤氏は大宮町の三嶋大社前で出陣式を行った。引退する小池政臣市長も応援に駆け付けた。遠藤氏は「小池市長が水と緑の美しい環境先進都市をつくり上げた。次のステージは健康先進都市。医療、福祉、スポーツ、食育の4分野に全力で取り組んでいく。健康第一、生活第一のまちにしていきたい」と強調。「三島らしさを未来に残すため、沼津市との合併はしない。市の財政は健全。今後も徹底した行財政改革で健全財政を引き継ぐ」と語り、支持を訴えた。

 前田氏は本町のマックスバリュEX三島本町店前で第一声。「政治経験はないが、固定観念も一切ない。市民の常識と行政の常識にはずれがある。民間の経営感覚を生かして行財政改革に取り組み、柔軟でスピーディーな行政に改める。中小企業や多くの産業が元気なまちにする。民間の声を生かして柔軟に対応すれば、この地域は発展する要素が多数ある」と民間での経験を強調した。この日は細野豪志・民主党衆院議員(静岡5区)や河村たかし名古屋市長が駆け付けた。

 豊岡氏は中央町の選挙事務所前で第一声。「子育て支援や防災など、市民の命を守る施策に力を入れる。陸上競技場や野球場を整備し、市民が健康で長生きできる市にしたい」と述べたほか、「緑や水を生かして市を緑園都市にし、観光客を大勢呼び込みたい。商業も工業も落ち込んでいる。雇用確保のため企業誘致に全力を挙げる」と訴えた。さらに「市債残高は600億円近くある。行財政改革を進め、これ以上市債を増やさないようにしたい」と訴えた。

 投票は12日午前7時〜午後8時に市内31か所で行われ、午後9時15分から市民体育館で開票される。4日現在の選挙人名簿登録者数は9万1554人。

(2010年12月6日 読売新聞)

1872チバQ:2010/12/07(火) 00:58:06
>>1869

↓ですね

863 :名無しさん:2010/11/12(金) 21:26:23

衆院選候補10人追加=みんなの党
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010111200951

 みんなの党は12日、次期衆院選の公認候補となる小選挙区支部長10人を追加発表した。これにより、小選挙の候補者は30人(このほか比例代表1人)となった。新たに決まった支部長は次の通り(敬称略)。
 ▽栃木2区 柏倉祐司▽埼玉12区 永沼宏之▽千葉2区 中田敏博▽同6区 鴈野聡▽東京5区 三谷英弘▽同6区 落合貴之▽同10区 武藤華子▽神奈川14区 太田祐介▽静岡1区 小池政就▽熊本2区 本田顕子(2010/11/12-21:01)

1873名無しさん:2010/12/07(火) 01:11:14
細野の連勝は00年からですね。最初の1回は旧静岡7区ですが、
三島市民にとっては細野の4連勝です。
首長選挙レベルではまだまだ敗北してばかりですが、この10年で
細野は圧倒的な知名度を築き上げ、隣選挙区の渡辺周とともに
県東部の自民地盤を席巻しまいました。

小池政就が実父が市長を勤める自治体を含む選挙区からのを
断念したのもそのためです。

1874チバQ:2010/12/07(火) 21:40:48
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20101207ddlk23010287000c.html
選挙:知事選 大村衆院議員出馬へ 「ど真ん中から改革」自民離党に戸惑う声 /愛知
 大村秀章衆院議員(50)=比例東海ブロック=は6日の知事選出馬表明で、「日本のど真ん中から日本を変える」と訴えた。大村氏の地元では「新しい愛知に」と出馬を歓迎する声がある一方で、自民党を離党しての出馬に戸惑う声も聞かれた。

 大村氏の一問一答は次の通り。

 −−中京都構想の意図や中身は。

 ◆愛知と名古屋を一体化して、日本のどこにも負けない地域をつくる。一体化で行政コストを省いていけば、相当経費を減らせ、県民税減税の財源も十分出てくるのではないか。大阪府の場合、ど真ん中に大阪市があるが名古屋は西に寄っている。いろんなバリエーションがあるだろう。具体的には第三者機関を設けて検討したい。

 −−楽市楽座とは。

 ◆第1弾が県民税の10%減税だ。これを呼び水に、あらゆる経済主体を誘致する。建築の高さ制限など、都市計画関係の規制緩和にも取り組みたい。

 −−名古屋市議会リコール署名の結果をどう受け止めるか。

 ◆46万5000もの署名を集めたのは画期的。まさに草の根民主主義で、感動した。河村(たかし)市長やサポーターの思いが結実するよう願っている。

 −−自民党県連は別の候補を知事選に立てる。

 ◆今日ここに至るまでの経過に、いろんな思いがあるのは事実。一言でも(候補選定で相談が)あったら違ったかなとも思うが、仕方がない。私が自民党県連を引っ張ってきた。その思いは引き続き変わらない。健全な保守の旗を愛知、名古屋で立てたい。

 ◇期待と不安交錯−−地元
 大村氏の正式出馬表明に、地元の衆院13選挙区(安城・刈谷・碧南・知立・高浜市)では、さまざまな意見が聞かれた。

 出身地の碧南市の農事組合法人代表理事、永井是充さん(51)は「次は大臣の声もかかる立場だったので惜しいが、決断した以上、とことんやり抜き、知事を目指して」とエールを送る。知立市の物産会社経営者(61)も「河村・大村コンビは既製政党の枠組みとは異なる新しいモデル。政策も斬新で面白い。実行すれば新しい愛知に変わるかも」と期待する。

 一方で、女性運動に取り組む刈谷市の主婦、森真知子さんは「大村さんはパフォーマンスがうまいが、衆院議員としての確かな実績が少ない。減税などの政策には賛同できるが、言葉だけで途中で変節しないか心配」と不安を表した。

 自民党関係者からは党県連が擁立を決めた出馬予定者との「板挟み」に悩む声も。党員で大村氏の後援会員の高浜市議は「大村さんを支援していくが、すんなりはいかない。来春の統一選には市議選もあり、今後、党員市議らと対応を考えたい」と話す。

 多様な支持者を抱える市長や市議には「旗幟(きし)鮮明にすることは難しい」との意見が少なくない。安城市では来年2月6日の知事選と同日に任期満了に伴う市長選がある。3選を目指す現職の神谷学氏の事務所開きには大村氏も駆けつけたが、連合愛知の推薦を受けた神谷氏の選挙対策本部員は「地元出身だから推したい気持ちは山々だが、大村さん支持で一本化はできない」。同じく出馬を表明している市議の永田敦史氏の側近は「減税や中京都など政策的には大村さんと同じ方向だが、今後の対応は考えたい」と話した。【安間教雄】

1875チバQ:2010/12/07(火) 21:58:13
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20101207/CK2010120702000141.html
県議選視野『会派統一の呼び水に』 自民県連の植田幹事長が会派異動へ
2010年12月7日

会派を異動する考えを語る自民党県連の植田徹幹事長=6日、富士市で


 自民党静岡県連の植田徹幹事長は6日、富士市内で開かれた後援会のパーティーで、所属する県議会第三会派「自民党県議団」(14人)から、第二会派「自民改革会議」(18人)に異動する考えを明らかにした。両会派は昨年11月に分裂したが、来年4月の統一地方選で実施される県議選に向け、「会派統一の呼び水になりたい」と話している。

 植田氏はパーティーで、集まった支援者らに「数日内に会派を動く」と表明。終了後、中日新聞の取材に「会派統一できれば理想だが、実現は難しいかもしれない。それなら(多数派の)自民改革会議の勢力を伸ばすため、賛同者が後に続いてくれることに賭けたい」と話した。

 植田氏によると、13日には両会派の中堅県議らが集まり、会派統一に向けて話し合う予定という。

 自民党県議団は40人が所属する最大会派だったが、昨年11月に川勝平太知事とのスタンスをめぐって18人が離脱し、自民改革会議を旗揚げした。

 現職幹事長の今回の行動に対する反応は、今のところ鈍い。植田氏から会派替えの誘いを受けた自民党県議団の県議は「向こうが出て行ったのに、こちらが動く大義がない」、自民改革会議のある幹部も「来るなら拒まないが、こちらから歩み寄る考えはない」と語る。

 党県連は4月の役員選考委員会で、県連三役を両会派で分け合う形で選出した。植田氏が異動すれば、自民改革会議が三役を独占することになる。自民党県議団のあるベテラン県議は「幹事長職を返上するよう、当然求める」と憤っている。

1876チバQ:2010/12/07(火) 21:58:44
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20101207104.htm
議長選、異例の無効半数 小松市議会、本会議が一時空転
議長選で投票する議員=小松市議会
 小松市議会12月定例会は6日開会し、杉林憲治議長の辞職を受けて行われた議長選で、市議24人のうち半数の12氏が無効票を投じる異例の事態となった。自民党籍を持つ表靖二氏(52)=無会派、5期=が11票を獲得して第46代議長に就任したが、議長辞職をめぐって、本会議は一時空転した。
 3月定例会で第2会派「みどりの風」(6人)から議長に就いた杉林氏は、第1会派「自民党こまつ」(15人)との間で9月定例会での交代が決まっていたとされる。しかし、9月は自民党こまつの幹部が無会派の表氏擁立に動いたが会派がまとまらず、12月定例会に先送りされていた。

 12月定例会開会前に、自民党こまつが表氏の議長就任へ調整を始めた際も、一部議員から「会派に入っていない表氏には投票できない」と反対があり、会派内候補として3期の市議の擁立を目指す動きがあった。6日午前9時から開いた会派の会合でも数人が表氏に投票できないことを明言したが、会派内の候補予定者は今回は議長就任を目指さない意向を示した。

 このため表氏を支持する市議と、「表氏のこれまでの言動に反発を持つ」(議会関係者)とされる支持しない市議で会派が割れた。

 みどりの風でも「自民がまとまっていない表氏は推せない」との意見が大勢を占めたという。水面下では白票を投じるよう呼び掛ける動きもあった。

 本会議は自民党こまつの会合がずれ込んだため開会が約20分遅れた。開会後も午前11時半ごろ、杉林議長が「一身上の都合」を理由に提出した辞職願の簡易採決をめぐって川崎順次市議(自民党こまつ、4期)が異議を唱えて暫時休憩した。休憩中、杉林議長の辞職を川崎氏が受け入れたため、午後1時40分に本会議を再開した。

 午後2時ごろに行われた議長選の投票結果では、表氏11票、橋本米子氏(共産)1票、無効12票だった。議会事務局は「無効票が投票の半数を占めたのは聞いたことがない」としている。議会関係者によると、自民党こまつと、みどりの風の市議が無効票を投じたとみられる。

 表氏は「無効票は謙虚に受け止め、公平で適切な議会運営に努めたい」と話した。自民党こまつの灰田昌典代表は「白票が多かったことは重く受け止める。表議長を支えていきたい」、みどりの風の長田良一代表は「公正な運営や議会の活性化になる取り組みには協力する」としているが、一部市議からは、早くも議長の不信任案提出を目指す動きが出ている。

1877チバQ:2010/12/07(火) 22:05:32
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/mie/101207/mie1012070155002-n1.htm
来春の鈴鹿市長選 川岸氏が3選不出馬表明 三重
2010.12.7 01:55
 ■自民・末松県議、立候補の意向

 来春の統一地方選で任期満了を迎える鈴鹿市長選で6日、川岸光男同市長(68)が同市議会で「今期で引退させていただきたい」と3選不出馬を表明した。一方、自民党県連総務会長の末松則子県議(40)=鈴鹿市選出、2期=がこの日までに、同市長選への立候補の意向を固めた。

 川岸市長は定例12月市議会の答弁で「2期8年で一定の成果を挙げることができた。そろそろ次代へバトンを渡し、新しい鈴鹿市のまちづくりに期待したいと考え、今期で引退させていただきたい」と表明した。

 議会後の会見では「9月時点では続投も考えていたが、その後、支持者らと話し合い、引退を決めた」と話した。その上で「現在のところ後継指名はないが、候補者の公約などを聴いて態度を決める」と述べた。

 一方、末松県議はこの日、「11月後半から、いろいろな人に出馬要請を受けており、若い世代として元気な鈴鹿市にできるよう、前向きに検討している。しかし、後援会や家族、親類にはまだ相談しておらず、所属の県連など、しかるべき人に相談して正式に決めたい」と述べた。

 川岸市長はホンダ労組の支持で昭和54年から県議を5期20年歴任。平成15年4月に同市長選に転進し、加藤栄前市長の後継候補として初当選。2期務めている。

 末松県議は平成15年4月に父で県議だった故・末松充生氏の地盤を引き継ぎ県議に初当選し、現在2期目。

1878チバQ:2010/12/08(水) 22:29:20
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120801000511.html
名古屋市長の減税案を否決 出直し選へ、知事とダブル
 名古屋市議会は8日の本会議で、河村たかし市長が提出した市民税10%減税を恒久化する条例案を賛成少数で否決、閉会した。全国初だった市民税減税の実施は、本年度にとどまる見通し。

 河村市長は公約の柱の「恒久減税」を議会側にあらためて否定された。市長は今月中に辞職し、来年2月の愛知県知事選に合わせて行われる出直し市長選に出馬。減税を争点に知事、市長のダブル選に臨む考えで、選挙ムードが一気に高まりそう。

 本会議後、河村市長は記者団に「公約の一丁目一番地が否決されたら民意に問うしかない。減税(条例案)を出し続ける」と述べ、市長再選に強い意欲を示した。

1879チバQ:2010/12/08(水) 22:34:31
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20101208ddlk22010153000c.html
選挙:静岡市長選 自民、独自候補擁立へ 民主との連携「考えていない」 /静岡
 来年4月10日の静岡市長選に向け、自民党市議らは7日、会合を開き、年内に独自候補の擁立を目指す方針で一致した。出席した市議は、市長選での民主党との連携について「考えていない」と突き放した。党支持率の低迷に苦しむ民主党の牧野聖修県連会長(衆院静岡1区)は、いずれかの候補を自民党と相乗りで支援する可能性に言及していた。

 会合は静岡市議会内で非公開で開かれた。同党市議7人と、市内選出の県議4人の計11人が出席した。

 同党の伊東稔浩市議は会合後、記者団に「年内をめどに候補者を探す」と話した。具体的な候補者については「個人名は出なかった」と述べるにとどめた。しかし同党県連幹部によると、現職市議や中央省庁の官僚らを軸に水面下で調整を始めているという。

 次期市長選をめぐっては元県議の田辺信宏氏(49)と元参院議員の海野徹氏(61)の2人が立候補する意向を表明している。自民党の市議の一部は、同党にかつて所属していた田辺氏を支援する動きをみせている。

 伊東市議はこうした党内情勢を念頭に「個人の思いはあるだろうが、組織の決定に従ってもらう」と語り、足並みをそろえるよう求めた。

 同党は過去の市長選で小嶋善吉市長(63)を支えてきた。しかし小嶋市長が3日の市議会で、今期限りで退任する意向を表明したため同党は新たな対応を迫られている。【小玉沙織】

1880チバQ:2010/12/09(木) 21:40:13
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2010120902000192.html
大村氏除名に抗議 自民中堅ら15人、支援グループ
2010年12月9日 夕刊

 来年2月の愛知県知事選に出馬する大村秀章衆院議員(50)に対し自民党本部が除名を求めた問題で、菅義偉元総務相ら中堅、若手の党国会議員が9日、谷垣禎一総裁に「大村氏は党に長年貢献した。乱暴な処分で不当だ」などと抗議した。

 これに先立ち、菅氏や河野太郎氏ら15人は大村氏を支援する国会議員グループ「愛知県知事選挙を考える有志議員の会」を設立。知事選への対応をめぐり、自民の執行部と中堅、若手が分裂する展開となった。

 この日、訪れたのは菅氏のほか、平沢勝栄氏ら有志議員の会のメンバー9人。この中で、自民愛知県連が擁立した元総務省課長補佐の重徳和彦氏(39)について「勝算がない。推薦して敗北すれば統一地方選での党への影響が大きい」と、県連が求めている党本部の推薦見送りを求めた。

 同会は今後、除名処分の決定への異議申し立てを大村氏に働き掛ける一方、知事選で大村氏を応援するため県内入りするという。

 県連は11月末、大村氏の除名と重徳氏への推薦を要請。大村氏は今月3日に離党届を提出したが、党紀委員会は8日、「重徳氏擁立後に大村氏が出馬表明したのは反党行為」(山東昭子委員長)として除名を決めた。

 大村氏は本紙の取材に、「同志の応援は大変ありがたい。除名への異議申し立てを行いたい」と話している。

1881チバQ:2010/12/09(木) 22:05:28

http://mainichi.jp/area/nagano/news/20101209ddlk20010004000c.html
信州型事業仕分け:暗雲 自民県議団、委託料削除案提出へ /長野
 ◇知事公約、来年1月実施困難に
 自民党県議団は8日、11月定例県議会で審議されている「信州型事業仕分け」関連の補正予算案について、政策シンクタンク「構想日本」(東京都)への委託料155万円を削除する修正案を提出することを決めた。創志会、共産党の2会派も賛成する方向で、9日の委員会と10日の本会議で賛成多数で可決される見通しだ。修正が行われた場合、阿部守一知事が公約の柱に掲げる事業仕分けは枠組みの大幅見直しを余儀なくされ、来年1月の実施も危ぶまれる事態となる。【光田宗義、渡辺諒】

 構想日本は事業仕分けを提唱した団体で、政府や県内外の多くの自治体の仕分けに関わっている。県は「ノウハウの蓄積があり、仕分けには外部の視点も欠かせない」と説明。1月15、16両日に実施する予定の仕分けでは、コーディネーターや仕分け人などを構想日本メンバーに依頼するとして、運営支援の委託料を補正予算案に盛り込んでいた。

 しかし、事業仕分けを審議する総務企画委員会などで、反対派の県議から「信州型と言うなら、県内の人が仕分けるべきだ」「全国一律の視点での仕分けは、地方分権につながらない」などと異論が続出。修正案提出を決めた自民県議団の平野成基団長は8日、「中央の意見で地方に痛みが走るのは避けるべきだ」と語った。また、共産県議団の石坂千穂団長は「仕分けを担当する8人のうち、公募の県民は2人で構想日本よりも少ない」などと批判した。

 ◇野党との溝埋まらず
 阿部守一知事は、野党が多数を占める県議会の「ねじれ」に配慮して、これまで政策面で独自色を抑制した県政運営を行ってきた。しかし、事業仕分けの中核を担うはずだった「構想日本」を排除する今回の修正案は、知事が一貫して訴えてきた数少ない目玉政策に黄色信号がともったことを意味する。このため、議会との再調整や1月の仕分けの延期など、県の今後の対応が注目される。

 構想日本について、県は他県の仕分け現場を視察した結果、実務を仕切る面で「入れた方がいい」と判断していた。今後、同団体抜きで実施が可能かどうかも検討するが、作業の進め方は大幅な練り直しが必要だ。一方、県が再修正案を提出するにしても、時間は限られている。ある県幹部は「委託料が削られれば、当初描いていた1月の仕分けは厳しい」と認める。

 事業仕分け自体に対しても「知事のパフォーマンス」(自民県議)などと異議が出ており、知事公約をめぐる野党との溝が埋まっていない現状も浮かんだ。後ろ盾の民主党政権が中央で苦境にあるのと同様、阿部知事は難しいかじ取りが続きそうだ。

1882チバQ:2010/12/10(金) 22:25:52
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20101210ddlk22010197000c.html
地域政党:柏木元県議が結成 磐田中心に活動 /静岡
 磐田市選挙区選出の元県議、柏木健氏(42)は9日、同市役所で記者会見し、柏木氏が代表を務める政治団体「地域主権・静岡」の結成を発表した。磐田市を中心とした「地域政党」として活動する。柏木氏自身の出馬の可能性を含め、来年1月末にも来春の県議選磐田市選挙区で候補者を擁立する方針を示した。

 県選挙管理委員会に8日に政治団体として届け出た。川崎和子・磐田市議を含む約100人が賛同者になっているという。地域主権型の道州制実現のほか、2大政党制に影響されない地域本意の政治を目指すことなどを目標としている。

 みんなの党も地域主権型の道州制を政策に掲げているが、同党参院県第1支部の河合純一支部長との間で、政策実現などについて協力関係を結ぶことで合意している。【仲田力行】

磐田市 定数3−候補5 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 17,229(23.6%) 三ッ谷金秋 61 民主 現 4 市体協副会長・料理飲食業
当 15,115(20.7%) 安間英雄 59 自民 現 4 党県副会長・団体役員=旧市部
当 15,094(20.7%) 大橋正己 67 自民 現 6 党県常任顧問・サービス業=旧郡部
□ 13,119(18.0%) 高橋一良 55 無所属=自民 新 (元)旧磐田市議・団体役員・元衆院議員秘書
□ 12,299(16.9%) 柏木健 38 無所属 現 (元)旧磐田市議・進学塾経営=組織に頼らない都市型選挙を目指す:KEN−MIN所属

1883チバQ:2010/12/10(金) 22:32:57
もともとの選挙区は四日市のはずだが・・・

http://mainichi.jp/area/mie/news/20101210ddlk24010224000c.html
選挙:東員町長選 元県議の水谷氏、無所属で出馬へ /三重
 任期満了(来年4月26日)に伴う東員町長選で、元県議の水谷俊郎氏(59)=東員町中上=が無所属で出馬する意向を表明した。

 水谷氏は、立候補について「現町長と町を二分するような選挙はやりたくなかった。引退を聞いて決意した」と強調。町の課題として「5〜10年後には町の高齢化率がさらに高くなり、少子化も心配される。将来に向けてこの二つへの対策が必要だ」などと述べた。水谷氏は91年に県議に初当選、3期目の途中の03年に知事選、翌年に四日市市長選に立候補し、落選している。

 東員町長選を巡っては、既に新人の元桑名市職員で住職の水野顕明(あきら)氏(64)と町議の三宅耕三氏(58)が立候補を表明している。【沢木繁夫】

〔三重版〕



http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1415
03年春の知事選。今度の市長選で井上氏と対(たい)峙(じ)する水谷氏も出馬し、次点に泣いた。民主党は当選した野呂昭彦知事を推薦したが、同党の顔の一人で元党代表の鳩山由紀夫氏(57)が水谷氏の応援に四日市市へ入り、当時、党幹事長だった岡田氏は地元で面目をつぶされた。鳩山、水谷両氏は旧知の仲で、親交が深い。
当 473,246 野呂昭彦 無所属(民主党・自由党・社民党推薦) 松阪市長、元衆議院議員
  173,433 水谷俊郎 無所属 三重県議会議員
  171,200 村尾信尚 無所属
  48,616 鈴木茂 無所属(共産党推薦)




http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1485
04年四日市市長選
当 48734 井上哲夫 66 無現
  39676 水谷俊郎 53 無新
   6778 佐野光信 61 共新
 (無効150)

1884チバQ:2010/12/10(金) 22:37:39
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/101210/ibr1012100245002-n1.htm
県議選 地元候補不在 「よその選挙」 なぜ常総市と…区割り不満の八千代町 茨城
2010.12.10 02:45
 選挙区が大幅に再編された今回の県議選。一部には隣接する自治体を組み込んだ選挙区があるが、生活圏が違う常総市と同一の選挙区となった八千代町では区割りに対する不満も根強い。候補者も同町になじみが薄く、有権者は選挙への遠さを感じている。

 「八千代では県議選なんかやってないぞ」

 日本一の白菜の産地、八千代町郊外で収穫作業に追われていた農家の男性(65)はちょっと怒った表情でつぶやいた。

 八千代町は常総市(旧水海道市、旧石下町)とともに常総市区(定数2)に区割りが変更された。同区では自民現職、神達岳志氏(41)、無所属新人、飯田智男氏(51)、同、遠藤章江氏(47)=民主推薦=の3人が立候補しているが、いずれも旧水海道市出身だ。

 男性は、「石下なら結城郡時代からの関わりがあるが、水海道は全く関係ない土地。よその選挙には行かない」と言い切る。

 旧結城郡区では6期務めた飯野重男氏(67)が出身の旧石下町と八千代町などを地盤としていたが、今期限りで勇退。今回、八千代町を地盤とする候補者がいないため、町民の県議選への関心は低いとされる。

 これまで飯野氏を支援してきた50代の男性商店主は、「農協や職場などの組織に縛られていない限り、(これまでの県議選では)まず八千代町出身者、いなければ隣町(旧石下町)の人間と、地元志向が強い地域」と指摘。「どうせなら地元の議員の方が何かしてくれるとの期待感はある」と話す。

 地元出身の候補者がいないことを嘆く町民は多い。町役場を訪れた無職の女性(74)は「八千代は平成の大合併からも取り残された。高齢者への福祉や医療など心配なことはたくさんある。県議が水海道出身者だけだと、ますます取り残されてしまう」。別の無職女性(73)も「今まで保守系候補を支持してきたが、今は共産党でも無所属でもいい。とにかく八千代から候補者が出てほしかった」と話す。

 区割りそのものにも不満が漏れる。「買い物は下妻。町西部の人は古河へ行くし、北部の人は結城へ行く。水海道はほとんど行ったことがないのになぜ一緒の選挙区なの」=主婦(45)、「合併しなかったとはいえ、ゴミ処理や火葬場などは下妻と一緒にやっている。区割りを決めるとき、議員らが住民でなく、自分たちの都合を優先させたツケが町民に回ってきた」=地方公務員の男性(47)=など、生活圏の違いを強調する声は大きい。

1885チバQ:2010/12/10(金) 22:41:41
>>1881
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20101210-OYT8T00064.htm
仕分け一転、原案可決
県議会委 修正案足並みそろわず
 県議会11月定例会総務企画警察委員会で9日、阿部知事の目玉公約「信州型事業仕分け」関連予算を盛り込んだ、2010年度一般会計補正予算案付託分の採決が行われ、知事提出の原案が賛成多数で可決された。民間政策研究機関「構想日本」への委託費を巡り、自民党県議団の全額を削除する修正案にいったんは同調する方針だった創志会が、委託費の一部を減額する修正案を提出したため、全額削除案、一部削減案とも賛成少数で否決された。

 これにより、事業仕分けは予定通り、来年1月に実施されることがほぼ確実になった。来春の県議選を控え、知事と議会の全面対決はひとまず回避された。

 委員会の採決は委員長を除く9人で行われた。まず、自民党県議団の委託費(約155万円)の全額削除案が採決されたが、同団の3人の賛成にとどまり否決。続いて、創志会の一部減額案も、賛成は同会の2人にとどまり否決された。委託に反対していた共産党県議団はいずれも反対。結局、知事提出の原案には仕分け以外の予算も含まれていることから、修正案を主張した委員も賛成に回り、7人の賛成多数で可決された。

 創志会と共産党県議団は8日、自民県議団の全額削除案に同調する方針を明らかにしていた。しかし、同日の委員会終了後、委託が認められなければ、知事は実施を見送る考えであることが議会側に広まった。事業仕分けは県民の期待が大きく、見送られれば、議会への反発も予想される。事態を打開しようと、創志会は同日夜から、委託費のうち指導料(50万円)などを削除する一方、仕分け人への報償費などは認める減額案で改革・緑新や自民党県議団と協議したが、9日朝までに合意できなかったという。

 委員会終了後、創志会の高見沢敏光幹事長は「(全額削除案は)仕分けをやらないことになり、県民の期待に応えられない」と原案可決を前提として、独自の修正案を出した理由を話した。自民党県議団の石田治一郎県議は「仕分け人に県民を多くする構成が望ましい」と不満を漏らした。共産党県議団の石坂千穂団長は「(修正案が)二つに分かれ、賛成しても実る可能性はなかった」と説明した。

 一方、改革・緑新の倉田竜彦代表は「各会派の思いはあるだろうが、最終的には議会の知恵で原案でまとまった」と歓迎。県民クラブ・公明の宮沢敏文県議も「実施されなければ知事の不信任にあたっていた」と、原案に賛成した理由を語った。

(2010年12月10日 読売新聞)

1886チバQ:2010/12/10(金) 22:42:05
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/nagano/101210/ngn1012100250000-n1.htm
信州型事業仕分け、原案通り可決 議会、泥仕合こりごり 長野
2010.12.10 02:50
 県議会総務企画委員会は9日、阿部守一知事が公約に掲げた「信州型事業仕分け」の実施関連経費を原案通り可決した。性急とも指摘される仕分けには反対の声が強く一時は経費の一部削減へ傾きかけたが、可決で知事と議会の対立は回避され、来年1月実施の見通しとなった。背景には来春に統一地方選を控えて「知事対県議会」という、かつて田中康夫元知事のもとでみられた泥仕合を避けたい議員心理が働いた。

 ◆2つの修正案を否決

 9日の県内の新聞各紙には「県事業仕分け暗礁」「委託費削減案可決へ」「阿部知事、仕分け見送りも」などの見出しが躍った。自民党県議団、創志会、共産党県議団が民間シンクタンク「構想日本」が仕切る仕分け事業に疑問を示し、関連経費削減の方向に動いたからだ。

 しかし、構想日本への委託料全額155万円を削除する修正案提出を決めた自民に対し、創志会は直前になって構想日本への指導料など84万円分のみの削除を提案することを決定。両者の予算修正案は一本化されないまま採決にかけられ、委託料削減を主張する共産も結局どちらの案にも賛成できずに結果は両修正案ともに否決。知事提案の予算が原案通りに可決された。

 ◆田中県政のトラウマ

 3会派ともに「構想日本は信州型仕分けには必要ない」とする点では一致する。かつて田中県政にも深くかかわり、国をはじめ各地でコスト重視の地方切り捨てともとれる仕分けを仕切ってきたとされる構想日本に対する反発や拒否反応が根強い。

 その一方で、試験的に実施するとした仕分けを門前払いする形で知事と議会との対立を浮き立たせることへのためらいや警戒感も根強い。田中県政下で「既得権を守ろうとする」「知事をいじめてばかりいる」といったレッテルを張られた県議会。知事公約の否定が再び県民の議会批判につながるのを避けたい思いが、今回の自滅劇につながった。

1887チバQ:2010/12/10(金) 23:53:05
大村秀章衆院議員(50)と公明党県議らが10日午後、名古屋市内で会談することが分かった
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ele_aichi/list/201012/CK2010121002000201.html?ref=rank
公明、大村氏と会談へ 県議団長ら県政課題など協議
2010年12月10日

 来年2月の愛知県知事選に出馬する大村秀章衆院議員(50)と公明党県議らが10日午後、名古屋市内で会談することが分かった。前回知事選で、自民党の推す現職の神田真秋知事(59)を支援した公明が自民から離れた大村氏と接触することは、さまざまな臆測を呼びそうだ。

 会談は市内の公明党県本部で開かれ、党県議団の渡会克明団長らが出席する。大村氏が出馬の経緯や公約などを説明。公明側は県政の現状や課題を報告し、双方で突っ込んだ意見交換をする見通しだ。

 知事選では、これまでに大村氏を含め5人が出馬を表明。国政選挙で40万票近い集票力を持つ公明は独自候補を擁立しない。

 過去の知事選での協力関係から自民県連は擁立した重徳和彦氏(39)への支援を期待するが、公明側は「重徳氏を頼むと正式に言われたことはない」(同党県議)などと距離を置く。

 一方、大村氏は自公政権時代に県連会長を務め、公明内に「太い人的パイプがある」(関係者)とされる。

 大村氏は知事選出馬が反党的行為にあたるとして、自民党本部から除名処分を受けたばかり。

 公明は知事選後の統一地方選を見据え、知事選では政策などが一致する候補を支援する方針で、今回の会談を機に大村氏との関係が深まれば、自民県連には痛手となる。

1888チバQ:2010/12/10(金) 23:55:08
>>1880
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101210/stt1012102327009-n1.htm
自民も混乱 大村氏、除名処分で再審査要求 菅元総務相ら同調 署名活動へ 
2010.12.10 23:23
 来年2月の愛知県知事選に出馬表明した大村秀章衆院議員は10日、自民党党紀委員会が決定した除名処分を不服として党本部に再審査を要求した。大村氏の処分をめぐり、菅義偉元総務相らも処分撤回を求めて谷垣禎一総裁を突き上げており、混乱はさらに広がる公算が大きい。

 大村氏は10日、愛知県庁で記者会見し、「現時点で党本部はいずれの候補者も推薦決定していない。処分される事由はない」と党側の対応を強く批判した。

 この問題は10日の自民党総務会でも議論となった。小池百合子総務会長は「大村氏から不服申し立てがあった場合、再審査することになる」と断じ、除名処分は党の最終決定ではないとの見方を示した。

 大村氏は3日に離党届を提出し、6日に県知事選に出馬表明した。これに対し、元総務省課長補佐の重徳和彦氏を擁立した党愛知県連が大村氏の除名処分を要求。党党紀委員会(山東昭子委員長)は8日、大村氏の除名処分を決めた。

 ところが、菅氏らは9日、党本部で谷垣氏に会い、「本人に弁明の機会も与えなかった手続きは不当だ」と処分撤回を求め、押し問答となった。さらに「自民党が弱い愛知県では勝てる候補が必要だ」として重徳氏を党本部推薦しないよう求めた。菅氏らは処分撤回などを求め、党所属国会議員の署名集めを始める考えを示している。

 背景には、県と名古屋市の二重行政を排除する「中京都構想」などを掲げ、最有力候補と目される大村氏を除名すれば「自民党はますます国民から見放される」(中堅)との危機感がある。執行部の一人も「処分はおかしい」と不満をもらしており、かじ取りを誤れば、批判は谷垣氏を直撃しかねない。

1889名無しさん:2010/12/12(日) 10:22:32
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101212k0000m040096000c.html
金沢市長選:当選陣営がツイッターで選挙戦 指導を無視し

 11月28日投開票の金沢市長選で初当選した山野之義氏(48)の陣営関係者が、公職選挙法で配布が禁じられている文書図画とされる簡易ブログのツイッターで、投票を呼びかけていたことが分かった。削除を求めた市選管の指導を聞かず、投票当日にも呼びかけていた。選挙結果は小差で、ネット運動が影響を与えた可能性が高く、公選法改正の動きや来春の統一地方選に向けて波紋を呼びそうだ。【宮嶋梓帆、宮本翔平】

 市長選には5人が立候補し、新人の前市議・山野氏が5万8204票で当選。現職市長として全国最多タイの6選を目指した山出保氏(79)は5万6840票と、差はわずか1364票だった。投票率は35.93%で前回(27.39%)から8.54ポイント跳ね上がった。

 市選管が問題視するツイッターを書き込んだのは、陣営のネット戦略を担当したIT関連会社社長(48)と山野氏の秘書。社長は告示(11月21日)後の23日、「金沢市長候補山野氏。今は金沢ベイで街頭演説中です」と山野氏の画像を添付して投稿。公選法への抵触を心配する声に「心配ご無用! メール、電話、ツイッターALL(オール)OK!『一票入れて!』とハッキリ言っていいです」と、投票呼びかけの拡散を求めるような書き込みをしていた。28日の投開票日までの書き込みは、選挙に関係ない個人的な内容も含め212回あった。

 秘書は市長選を中心に計44回書き込み、投票締め切り約2時間前の28日午後5時51分には「かなり、せってます。まだの方はその一票で変わる」と記載。午後6時36分には社長が「今、500名差です」「あなたの一票で! 新市長誕生を! 投票所へ! 一番ヤル気満々の男にお願いします」と書き、文末のURLをクリックすると山野氏の画像が表示されるようにした。

 市選管職員は「投票日の午後6時過ぎから若い人がどっと投票に来た所があった。初めて見る光景に驚いた」と話している。

 金沢市選管は選挙期間中に少なくとも4回、山野氏の事務所に「公選法に触れる」と関係者のツイッター更新をやめ、削除するよう電話で指導。改善されないため、選管は24日に石川県警に連絡した。県警は警察庁と相談したが、公選法違反の警告はしなかった。県警幹部は「判断は難しい。ネット選挙解禁の流れから、いま立件するのはどうかというところもある」としている。

 当選した山野氏は「陣営の中で、そういうことを積極的にやっているのは知っていた」と話し、秘書のツイッター更新に関しては「山野という名前は消すように伝えた」としている。自分や妻のブログ、ツイッターは選挙期間中の更新を停止していた。

 ネット担当の社長は「公選法は素人目には分からず、無視した。違反と言われれば違反かもしれないが、まあいいやと。逮捕されず当選が取り消されないなら、多少の犠牲は構わないと覚悟していた」と話し、「選管の指導は知らなかった」としている。
 ◇「地上VS空中戦」周知への武器に

 「ネットをうまく使って話題をつくらないといけない」「ばんばんやろう」

 告示まで1カ月を切った10月24日の山野陣営初の選対会議。ネット戦略は固まった。

 相手の山出氏は、民主、自民支部、公明支部、社民、国民新が相乗りして推薦・支持。6選を目指し、組織選挙を展開した。一方、山野氏側は知名度も資金力もない中で、ネットは重要な武器だった。「地上戦対空中戦だ」。これが選挙戦の合言葉になった。山野陣営は掲示板を作り、社長らがツイッターやブログで若さや「市政刷新」を強調する文章や画像を繰り返し投稿。

 動画サイトでは「6選目の79歳山出氏と新人48歳山野ゆきよし氏を比較。どちらが金沢市長にふさわしいか、よく考えて投票に行こう」のコメントと共に、2人の動画もアップされた。ネット上で山野氏の「刷新」イメージが広がっていった。一方で、応援演説に訪れた中田宏・前横浜市長も自身のツイッターで「山野さんを応援しているのは、自民と民主の1年生議員7人。これは、あっぱれ!」と援護の書き込みをした。
【関連記事】

* <市長選の結果>金沢市長選:山野氏初当選 6選目指した現職ら破る
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毎日新聞 2010年12月12日 3時00分(最終更新 12月12日 9時44分)

1890チバQ:2010/12/13(月) 00:01:18
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010121290223001.html?ref=rank
犬山市長に田中氏再選 
2010年12月12日 22時48分

 犬山市長選は12日投票、即日開票され、現職で無所属の田中志典氏(52)が、新人で無所属の元市助役渡辺昭美氏(66)を破り、再選を果たした。

 田中氏は、市役所新庁舎の完成など一期4年の実績を強調。健康市民づくり、企業誘致などを通じた財政基盤の強化、広域ごみ処理施設の2018年度供用開始を3大テーマとして訴えた。現職の強みを生かして各種団体の支援を幅広く取り付け、選挙戦を終始優位に進めた。

 渡辺氏は、福祉政策の充実、アウトレットモール進出の支援、広域ごみ処理施設の候補地の白紙撤回などを主張。元市長の石田芳弘衆院議員(民主)の後押しも受けたが、出馬表明の出遅れも響き、届かなかった。

 当日有権者数は5万9587人。投票率は50・82%で、過去最低だった前回の56・72%をさらに5・9ポイント下回った。

 ◆犬山市長選 確定得票

当17,194 田中 志典 無現

 12,804 渡辺 昭美 無新

(中日新聞)

1891チバQ:2010/12/13(月) 21:25:51
http://www.shizushin.com/shizushin/templates/F03PrintPage.aspx?Path=/Channels/www.shizushin.com/news/feature/local_election/20101213000000000023&TitleTag=%E9%A6%96%E9%95%B7%E9%81%B8%E3%83%BB%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%81%B8%EF%BC%9A%E4%B8%89%E5%B3%B6%E5%B8%82%E9%95%B7%E3%81%AB%E8%B1%8A%E5%B2%A1%E6%B0%8F%E3%80%80%E9%81%A0%E8%97%A4%E3%80%81%E5%89%8D%E7%94%B0%E6%B0%8F%E3%81%AB%E5%A4%A7%E5%B7%AE
三島市長に豊岡氏 遠藤、前田氏に大差
2010/12/13
 任期満了に伴う三島市長選は12日投票が行われ、即日開票の結果、前県議で無所属新人の豊岡武士氏(67)=連合静岡推薦=が、いずれも無所属新人のフリーアナウンサー遠藤行洋氏(48)と住宅建設会社社長前田磨氏(49)を抑え、初当選を果たした。
 豊岡氏は知名度を生かして優位に戦いを進め、ほぼ市内全域から票を集めた。従来からの支援者を確実に固めたほか、建設業、農業、スポーツ団体や連合静岡の傘下労組の票を上積み、現市政の批判票も取り込んで得票を伸ばした。
 遠藤氏は現職小池政臣氏(70)の後継指名を受けて「市政の継承と発展」を掲げ、前田氏は民間経営感覚による行財政改革の断行を訴えたが、及ばなかった。
 投票率は54・10%で前回を0・25ポイント下回った。
 三島市中央町の豊岡氏の事務所には午後10時20分ごろ、当選確実の一報が入った。市長選3度目での悲願達成に、支援者からは大きな拍手と歓声がわき起こった。豊岡氏は顔を紅潮させ、「市民とともに元気で安心、希望にあふれる三島をつくっていく。まずは行財政改革に取り組む」と抱負を語った。

三島市長選開票結果
当 23,252 豊岡 武士 67(無新)
   16,295 遠藤 行洋 48(無新)
    8,921 前田   磨 49(無新)
▽投票総数48,929▽有効48,468▽無効461

三島新市長の略歴
 豊岡武士氏(とよおか・たけし)三島市出身。日本獣医畜産大卒。県職員を経て、99年から県議連続当選。3期目途中で今回選出馬のため辞職。県公立高PTA連絡協議会長。文教町。

1892チバQ:2010/12/13(月) 21:30:12
http://www.asahi.com/politics/update/1211/NGY201012110035.html
愛知知事選の乱…河村・大村タッグ参戦、惑う自民と民主(1/2ページ)
2010年12月12日1時1分
 来年2月6日投開票の愛知県知事選に向け、民主・自民両党が総力戦を強いられている。「河村・大村連合」の参戦による自民党の混乱、小沢一郎元民主党代表の国会招致をめぐる菅政権の混迷――。中央政界の影響から逃れられない2大政党は、この乱戦をどう戦うのか。

 「離党届を出して知事選の活動をするのは、国会議員の責任放棄だ。大村氏は辞職してほしい」

 自民党の鈴木政二県連会長は11日、名古屋市で記者会見し、語気を強めた。元民主党衆院議員の河村たかし名古屋市長と組んで知事選立候補を表明し、自民党から除名処分=異議申し立て中=を通知された大村秀章衆院議員(50)への辞職勧告だ。

 自民党県連が推す元内閣府行政刷新会議事務局参事官補佐で元総務官僚の重徳(しげとく)和彦氏(39)は11日、支持者回りを続けた。演説では「自民党は若さと変革を取り戻し、今の政治への信頼を取り戻そうとしている」と訴え、「若さ」と「変革」を前面に出す。

 重徳氏擁立の狙いは、世代交代による「自民党再生」(県連幹部)のアピールだ。重徳氏は勝手連組織「夢・創造会議あいち」を結成。30〜40代の友人やNPO関係者が中心で、近く政治団体に格上げする。同党若手地方議員も合流させ、若い世代への働きかけを強めようとしている。

 県連は重徳氏の推薦を党本部に要請して党派色を強める方針。ただ、大村氏の除名処分の扱いとともに、党本部の判断は留保されたままだ。

 一方、民主、国民新両党が推薦する元総務省官房審議官の御園慎一郎氏(57)は民主党色を前面に出す。11日には菅政権の看板閣僚、蓮舫行政刷新担当相と演説に立った。12日の事務所開きには岡田克也幹事長が来援予定だ。

 そんな民主党内にも、河村氏側とのさやあてがある。11日昼に同党の佐藤夕子衆院議員(愛知1区)が開いた忘年会には、大村氏を擁立する河村市長だけが出席。御園氏は出席しなかった。

 さらに気がかりなのは、師走の政局で混迷を深める菅政権の行方だ。県連関係者は「御園氏のポスターは地元の国会議員と一緒。菅直人首相と写ったポスターはない」。別の党関係者は、こうささやいた。「小沢氏が新党をつくり地方の動きと連携する流れがある。解散総選挙の可能性もないわけではない」

 愛知県知事選が、新たな乱気流にのみ込まれるかもしれない――。そんな懸念も出始めている。(石井潤一郎、小林恵士、本田修一)

1893チバQ:2010/12/13(月) 21:43:35
http://www.asahi.com/politics/update/1213/OSK201012130053.html
ツイッターで「逆転させて」 金沢市長選で陣営呼びかけ
2010年12月13日12時8分



 11月28日に投開票された金沢市長選で初当選した山野之義氏(48)の複数の支持者が、告示後もインターネット上の簡易投稿サイト「ツイッター」で投票を呼びかけていたことがわかった。同市選挙管理委員会が「公職選挙法に触れる」と陣営に警告した後も更新が続いたという。ネットを利用した選挙運動の解禁に向け、法改正の動きが進む中、論議を呼びそうだ。

 山野氏の選挙事務所に出入りしていた支持者の男性は投開票日の28日、「本人ヤル気満々です。写真をみてください!」などと書き込み、山野氏の画像を見られるリンク先も載せたほか、投票締め切り約1時間半前の午後6時半ごろに「今、500名差です。逆転させてください! あなたの一票で!」などと書き込んだ。同法への抵触を懸念する声にも「心配ご無用!メール、電話、ツイッター、ALL OK!」と書いた。

 この男性以外にも、複数の山野氏の支持者がツイッターで投票を呼びかけていた。

 総務省によると、ネット利用の選挙運動は、公職選挙法で禁じられている不特定多数への「文書図画の頒布」にあたる。市選管は、ツイッターへの書き込みなどについて、告示日の21日に山野氏陣営に電話で警告。その後も陣営や関係者に数回警告したが、更新が止まらなかったため石川県警に相談した。

 県警は警察庁と協議したが、警告はしなかったという。県警幹部は「ネット利用が解禁の方向で協議されていたこともあり判断が難しい。(匿名性があり)書き込み者の特定も困難だ」と話す。

 山野氏は「ネットで選挙運動ができないことは知っていたが、関係者が投票を呼びかけていたことは知らなかった。市選管の警告も知らなかった」と話した。また、山野氏陣営の責任者は「指摘を受けたので、男性にはツイッターの書き込みを消すようお願いをしていた」としている。

 同市長選には5人が立候補。山野氏が5万8204票を獲得し、県庁所在地で現職最多の6選を目指した山出保氏(79)に1364票差で初当選した。投票率は35.93%で、前回を8.54ポイント上回った。

1894チバQ:2010/12/13(月) 21:45:45
http://mainichi.jp/select/today/news/20101213k0000e040056000c.html
金沢市長選:ツイッター駆使に賛否 前市長異議申し立てず
2010年12月13日 15時0分 更新:12月13日 16時51分


バンザイする山野之義さん(中央)=金沢市増泉の事務所で2010年11月28日、近藤希実撮影 11月28日投開票の金沢市長選で初当選した山野之義氏(48)の陣営が、公職選挙法違反の可能性がある簡易ブログのツイッターを駆使して展開した「ネット選挙」を巡り、インターネット上で賛否がぶつかる熱い論戦がわき起こっている。一方、同法に定められた選挙無効を求める異議申し立ては13日で締め切られ、申し立てはなかった。【宮嶋梓帆、宮本翔平】

 毎日新聞がこの問題を報じた12日早朝、ネット選挙を話題にしたツイッターのサイトが数本立ち上がり、13日未明までに1200件を超える書き込みが殺到した。

 賛成派は「立法議論大歓迎」など、法改正による選挙のネット解禁を巡る議論を望む。「公選法が時代遅れ」「『遠い』政治から『近い』政治へ」「国会がチンタラやってるからこんなことになる」など、現行制度への不満が見て取れる。

 また、「電話はよいけどツイート(ツイッターへの投稿)はだめって理由は?」「有権者が候補者の情報を素早く簡単に取得できるのは有益」「金のかからない選挙ができる」との指摘もある。

 脳科学者の茂木健一郎さんは「これくらいのことをしないと、立法府の重い腰は動かないだろう。私は支持」、経済評論家の勝間和代さんも「同感です。私も支持します」と、それぞれのツイッターに書いた。

 一方、反対派は「対立候補は沈黙を守っているのにフェアじゃない」と公平性を指摘するものや、「悪法といえど法」「目先のルールは守るべきでは?」など法改正を待つべきだとの意見が目立った。

 落選した山出保前市長(79)は12日、毎日新聞の取材に「既に決着はついた。思い残すことはない」と話した。

1895チバQ:2010/12/13(月) 23:42:01
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001012130007
小牧市長選 民主県連、佐々木氏推薦白紙に
2010年12月12日

 民主党県連は11日、名古屋市内で開いた幹事会で、小牧市長選(来年2月6日投開票)で新顔の佐々木賢治氏(61)を推薦する方針を白紙に戻すことを決めた。11月の選対会議で確認された推薦方針を覆した。同党関係者によると、同市長選への対応は事実上、自主投票になるとみられる。
 名古屋市で会社を経営する佐々木氏の擁立や推薦は石田芳弘・同党衆院議員(愛知6区)が中心になって進めたが、現職で5期目を目指す中野直輝氏(65)の推薦を決めた連合傘下の尾張中地域協議会との間でねじれが生じていた。県連幹部は「ねじれがあると同日に行われる知事選に影響が大きい」と方針転換の理由を話した。
 佐々木氏は「客観情勢が変わってきたので民主党がそう判断されたのだろう。市長選に立候補するかどうか断言することは控えたい」と述べた。
 市長選をめぐっては、中野氏のほか、新顔で自民党県議の山下史守朗(しずお)氏(35)、新顔で不動産仲介業の宮田勝三氏(67)が立候補を表明している。(前田基行)

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1896チバQ:2010/12/14(火) 22:46:03
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101215k0000m040091000c.html
名古屋リコール:住民投票の公算大 法定数まで1835人
 名古屋市選挙管理委員会は14日、市議会解散請求(リコール)の署名審査で、市内16区のうち9区の選管が異議申し立てのあった署名の再審査を終え、有効署名数が13日までと比べて5960人分増えたと発表した。7区を残して住民投票実施に必要な法定数まであと1835人分に迫り、法定数を確保する公算が大きくなった。

 河村たかし市長の支援団体が集めた署名は46万5000人分余りで、法定数36万5795人分を約10万人分上回った。だが市選管は11月24日、有効署名を35万3791人分とし、法定数には1万2004人分足りなかった。この結果に対する異議申し立てがされた署名は延べ約3万2000人分。再審査した結果、13日までに有効が4209人分増えた。【丸山進】

1897チバQ:2010/12/14(火) 22:47:50
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2010121402000144.html
金沢市長選 指導後もツイッター運動 山野氏支持者 県警『立件難しい』
2010年12月14日

 十一月二十八日投開票の金沢市長選の期間中に、初当選した山野之義市長(48)の支持者の会社社長が短文投稿サイト「ツイッター」で投票を呼び掛け、市選管が公選法に違反するとして、削除するよう指導していたことが分かった。市選管は石川県警に連絡したが、県警は「(インターネットでの選挙活動を解禁する)公選法改正の動きがある微妙な時期で立件は難しい」と、警告などの措置は見送った。

 山野市長は十三日、指導があったことを「知らなかった」と報道陣に釈明。「書き込みの事実を聞き残念に思う」と語った。

 会社社長は告示後「金沢市長候補山野氏。今は金沢ベイで街頭演説中です」と、演説の画像とともに投稿。投開票日も「本人ヤル気満々。是非やらしてやってください」と、投票締め切り間際まで呼び掛けた。山野氏の運転手も投開票日に「かなり、せってます。まだの方はその一票で変わる」と書き込んだ。

 市選管は、公選法が禁じる「文書図画の頒布」などに当たるとし、選挙期間中に山野氏の事務所の担当者に電話で少なくとも四回指導。ただ「違反の可能性が高い」が、明確に違反だと言い切れないとして口頭注意にとどめたという。しかし、その後も改善されないため、十一月二十四日に県警に連絡した。

 選管の指導について、山野市長、会社社長、運転手のいずれも「知らなかった」と話し、山野市長は「事務所は市民が多くバタバタの状態で、連絡が行き届かなかったのでは」と弁明。本人は告示後はブログ、ツイッターとも更新せず、運転手にも「告示後は山野と特定できないよう指示した」と強調した。

 会社社長は「公選法をいろいろ調べたが、明確なガイドラインも見あたらず、ある程度は許されると思った」と話している。

1898チバQ:2010/12/14(火) 23:22:02
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001012140002
三島市長に新顔豊岡氏
2010年12月14日

 三島市長選は12日投開票され、新顔で前県議の豊岡武士氏(67)=無所属=が、新顔でフリーアナウンサーの遠藤行洋氏(48)=同=、新顔で建設会社長の前田磨氏(49)=同=を破り、3度目の市長選挑戦で初当選を果たした。当日有権者数は9万445人。投票率は54・10%(前回は54・35%)と過去2番目の低さにとどまった。沼津市との合併に各候補者が慎重な姿勢をみせ、明確な争点を提示できなかったことが要因とみられる。


 豊岡氏は12日夜、当選が決まると、三島市中央町の選挙事務所に詰めかけた大勢の支持者らと万歳三唱して喜んだ。「これはゴールではなくスタート。みなさんと一緒に、元気で安心して暮らせ、希望あふれる三島をつくり始めていく」と抱負を語った。


 13日には、当選証書を受け取り「責任の重さを感じる。まず、市民に本当に必要な事業は何なのか見極め、行財政改革に取り組みたい」と話した。


 豊岡氏は、連合など各種団体の推薦を受け、安定した選挙戦を展開。県や市の職員や県議を務めた経験と実績を強調し、着実に支持を広げた。


 遠藤氏は小池政臣市長の後継として立候補。若さを前面に押し出したほか、高校3年生までの医療費助成や子育て支援を訴えた。12日夜、落選が決まると「政策の違いを打ち出せなかった」と話した。


 前田氏は「民間の経営感覚を行政に生かす」と訴え、市長の総収入の半減、議員定数の削減など、行財政改革を訴えたが浸透しきれなかった。選挙後「政策で市民の関心を高められなかった」と述べた。


 ■争点見えず関心低調 合併巡り道筋示す時


 《解説》有効投票数の半数近くを獲得した豊岡武士氏が、3度目の挑戦で念願の初当選を果たした。ただ、投票率は過去2番目の低さ。前回市長選で最大の争点となった沼津市との合併問題が争点化せず、各候補の政策にはっきりとした違いがなかったことが要因とみられる。告示後も市民の関心は高まらないままだった。


 さらに、民主、自民、公明など各党が、静観の姿勢を貫いたことも背景にあった。


 遠藤行洋氏の陣営は選挙戦が近づくと「今、合併は必要でしょうか」と書いたビラを配布。前回の市長選で合併を主張していた豊岡氏との違いを際だたせようとした。


 しかし、豊岡氏は「特例債がなくなり、合併のメリットが少なくなった」として、「沼津との合併はしない」と応酬。各陣営とも「当面は三島らしさを磨く時期」で一致し、合併論議は深まらなかった。


 ただ、沼津市以外の函南町や清水町との広域連携は、各候補者とも言及した。当選から一夜明けた13日、合併について豊岡氏は「(県東部の)自治体の方向性がでてくれば、その時点で、市民に諮りながら考えていくことになる」と述べた。


 だが、地方分権や地域主権が叫ばれるなか、今後、合併や広域連携に対する議論は避けられない。伊豆半島の玄関口として、合併問題へ三島市が示す方向性に対する周辺自治体からの注目も高い。新市長は、県東部の将来を見すえ、合併や広域連携について市が取るべき具体的な道筋を示していく必要がある。(土肥修一)

1899チバQ:2010/12/14(火) 23:22:57
>>1890
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001012140005
犬山市長に田中氏再選
2010年12月14日

●投票率、最低の50.82%


 犬山市長選は12日投票、即日開票され、現職の田中志典氏(52)=無所属=が、新顔の渡辺昭美氏(66)=同=を破り、再選を果たした。当日の有権者数は5万9587人。8人が立候補した前回とは一転、一騎打ちとなったものの、投票率は50・82%で過去最低だった前回の56・72%をさらに下回った。
 当選が決まると、同市五郎丸の事務所は歓声に包まれた。田中氏は「課題はたくさんあるが、犬山をもっと元気な町にしたい」と抱負を語った。
 田中氏は今年6月の市議会定例会で立候補を表明した。選挙戦では、新庁舎完成や子ども医療費の助成拡大など1期4年の実績を強調。2期目に向けて「健康市民づくり」「財源確保」「新ごみ処理施設建設問題の解決」を柱に訴えてきた。市議22人のうち、保守系議員や公明を中心に半数以上の支援を得るなどして、終始、優位に展開した。
 一方、渡辺氏は「市政刷新」を訴え、市民主体の「ひまわりの会」を中心に、民主や共産の市議らの支援も得て活動を進めたが、立候補表明が告示1カ月前と出遅れたことも響き、支持を広げられなかった。

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1900チバQ:2010/12/14(火) 23:26:22
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/20101214000000000051.htm
袋井市議3氏自民に離党届 県議選の対応で
2010/12/14
 袋井市議会会派「自由21」の広岡英一(62)=市議会副議長=、村松尚(63)、戸塚文彦(54)の3議員は13日までに、自民党袋井市袋井支部(永田勝美支部長)に離党届を提出した。届けは13日付で、同日夜の支部総務会までに受理された。
 来年4月に行われる県議選の袋井市・周智郡選挙区(定数2)をめぐり、3氏は同支部の動きとは別に無所属の立候補予定者の擁立、支援に回り、支部内は事実上の分裂状態が続いていた。
 3氏は「理解を得られず、離党はひとつのけじめ」などと説明している。

http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/20101114000000000009.htm
会社経営渡瀬氏、県議選に出馬へ 袋井市・周智郡選挙区
2010/11/14
 袋井市徳光の不動産会社経営渡瀬典幸氏(47)は13日までに、来年4月の県議選袋井市・周智郡選挙区(定数2)に出馬する意思を固めた。自民党袋井支部は同日夜の総務会で渡瀬氏の擁立を決めた。今月中に党公認を申請する。
 同支部は現職の奥之山隆氏(62)が県議選不出馬を表明後、立候補予定者を公募していた。渡瀬氏は消防団長や育児経験から「防災対策などを通し安心安全なまちと人づくりを進め、現場主義を貫く」と出馬理由を話している。
 渡瀬氏は東海大一高(現・東海大翔洋高)を卒業後、会社勤務などを経て1990年に不動産会社を設立した。同党袋井支部青年局副局長。
 同選挙区では袋井市議の山本貴史氏(40)が出馬表明している。

1901名無しさん:2010/12/14(火) 23:36:51
>>1897
ネットとか以前に、コレは「投票日当日の選挙運動」になるのでは…

1902チバQ:2010/12/14(火) 23:40:12
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001012140001
静岡市長選 独自候補擁立民主「厳しい」
2010年12月14日

 来春の静岡市長選に向けて独自候補の擁立を目指している民主党の候補者選定が難航している。13日にあった県連常任幹事会でも具体的な候補者名は挙がらず、目標としていた年内の独自候補決定に黄色信号がともり始めた。


 幹事会の後、記者会見に応じた岡本護幹事長は「独自候補(擁立)を目標に持ってきておりましたが、独自というのはかなり、難しい状況かなあと。そんな感じですね」と語った。牧野聖修・県連会長は海外出張中で欠席だった

 同党では3日に現職の小嶋善吉市長が不出馬を表明する以前から候補者選びを進めており、先月10日の常任幹事会後、牧野会長は「何としても独自候補を擁立する」と語っていた。だがその後、同会長の発言は、「必ずしも独自にはこだわらない」とトーンダウンし、すでに立候補の意向を示している2人も「重要な候補」だとして、支援する可能性を示唆している。


 一方で、独自候補以外の選択肢は考えていないとするのが田村謙治・党副幹事長ら。13日、報道陣に囲まれた田村氏は「独自候補を模索中です」と、独自の擁立にこだわる姿勢を改めて示した。


 同市長選へは元県議の田辺信宏氏がすでに立候補表明し、元参院議員の海野徹氏も14日に正式な表明を行う。岡本幹事長は他党との相乗りについては「安易にはしたくない」とし「厳しい状況だが、(独自候補を)あきらめているわけではない」と述べた。

1903チバQ:2010/12/16(木) 00:17:17
http://www.asahi.com/politics/update/1215/NGY201012150016.html
名古屋、住民投票へ 2月に市長・知事トリプル選か2010年12月15日21時37分

 河村たかし名古屋市長が主導した市議会解散の直接請求(リコール)で、市選挙管理委員会は15日、異議申し出に対する再審査をへた最終的な確定有効署名数が36万9008人分になったと発表した。解散の是非を問う住民投票の実施に必要な法定数36万5795人分を上回っており、来年2月上旬にも住民投票が実施されることになった。

 政令指定市で議会解散の是非を問う住民投票が実施されるのは初めて。11月24日の審査終了時には約11万人の署名が「無効」と判断され、必要数に1万2004人分届かなかったが、その後に約3万2千人分の異議申し出が殺到。再審査をへて1万5217人分の有効署名が積み上がり、逆転するという異例の展開となった。

 署名が必要数に達したため、市選管は住民投票を来年2月6日に投開票される愛知県知事選と同日に実施する方向で調整に入る。住民投票で有効投票数の過半数が賛成すれば市議会は解散し、出直し市議選は3月13日投開票となる可能性が高い。

 また、河村市長は20日にも市議会議長に市長辞職を申し出る意向で、2月6日は知事選・市長選・住民投票の「トリプル投票」になる可能性がある。

 河村市長の支援団体「ネットワーク河村市長」は、恒久的な市民税減税や議員報酬の半減などの市長公約に反対する議会の解散を目指し、8月27日からリコール署名集めを開始。法定の1カ月間で、必要数を10万近く上回る約46万5千人分の署名を集めて市選管に提出した。

 一方、市選管は「ルール違反の署名集めが行われているとの通報が多数あった」として、法定の審査期間(20日以内)を1カ月延長。署名集めを担う「受任者」欄が空白だった署名簿に書かれた署名約11万4千人分を対象に追加調査を行い、約11万人分の署名について「無効」と判断していた。(寺西哲生)

1904チバQ:2010/12/16(木) 00:18:21
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101216k0000m040087000c.html
名古屋市議会:「市民信じてよかった」河村市長

会見で選管の対応に怒りを表す河村たかし市長=名古屋市役所で2010年12月15日午後3時49分、兵藤公治撮影 「名古屋の市民を信じてよかった。市民自治の輝かしい歴史の一ページを開いた」。名古屋市議会解散請求(リコール)署名が法定数を上回り、住民投票の実施が確定した15日、河村たかし市長は記者会見で喜びをかみしめた。【高橋恵子】

 8月27日の署名集め開始から約3カ月半。河村市長はようやく実施が見えた住民投票の争点に市民税10%減税の恒久化や議員報酬半減などを挙げた。「減税の流れを作る。議会改革では、議員報酬は1630万円か800万円かを問いたい」と持論を繰り返した。

 河村市長は、選管による署名の1次審査で必要数に届かなかった責任を取るとして11月下旬に辞職・再出馬を表明したが、法定数を突破しても辞意に変わりがないことを強調。「市民税10%減税の継続が(11月定例市議会で)否決されたことは、自身が当選した09年4月の市長選の前に戻ったということ。信を問わなければならない」と述べ、辞職の理由を減税などを巡る議会との対立に変えた。

 署名活動をした市長の支援団体の鈴木望代表は記者会見で「署名を集めたころは暑かったが今は寒い。本当に長い時間がかかった。署名に応じてくれた市民にお礼をしたい」と感謝の意を表し「河村マニフェストの実現のために民意を問いたい」と議会解散への熱意を新たにした。

 一方の議会側。横井利明議長は「重く受け止めている。議会の必要性や議会が改革を進めていることを訴えたが、なかなか伝わらなかったことが残念」とした上で「多くの市民に励ましてもらった。署名しなかった人もたくさんおり、感謝している」と話した。

 住民投票の争点について横井議長は「河村市長が進める翼賛政治か、一般市民から選ばれた多種多様な議会を選ぶかだ」と語った。住民投票と同日実施となる可能性が高い愛知県知事選・名古屋市長選の選挙運動を展開する中で、市長の政治姿勢の問題点を訴える構えだ。

 ◇市選管 審査「粛々とやった」
 最初の署名審査と再審査では有効数が大きく変動した。当初の審査は市選管委員の主導で厳格に臨んだが、市選管委員に元市議が多いことを批判する声が高まり、再審査は事務局主導になったことが反映された。特に、再審査で選管が異議対象となる署名者のリストを市長の支援団体に提供し、団体が約2万1000人分もの異議申し立てをしたことが逆転の決め手になった。

 当初の審査では、受任者名がなく請求代表者が集めた体裁の署名簿が約11万4000人分に達したため各区選管から「代表者が集めたにしては多過ぎる。このまま有効にしていいか」との問い合わせが相次いだ。これを受け、市選管委員がリードする形で審査の1カ月延長が決まった。ある選管事務局職員は「前例を基にすべて有効にする予定だった。延長は寝耳に水だった」と言う。本人調査の結果、約2万6500人分が無効になった。

 しかし、市選管委員4人のうち元市議が3人を占めていることに、市民から「審査が中立でない」との批判の声が寄せられた。

 再審査では、市選管の調査票に「受任者に署名を求められた」と答えて無効になった人が約2万2000人に上ることを支援団体が疑問視。「受任者かどうかわからない人が多いのでは」として該当者リストの提供を求めた。市選管事務局は各区に協力するよう指示。事後報告でこれを知った伊藤年一・市選管委員長は「他の縦覧者と違う扱いをするのは問題では」と指摘したが、既にリストを提供した後だった。「委員が表に出ると市民のさらなる反発を招く」(区選管委員)などの意見もあり、実際の審査にあたる各区選管委員からほとんど反発は出ず、市選管委員側は矛を収めるしかなかった。

 伊藤委員長は15日の記者会見で「大量の異議が出されたのは想定外だった」と述べ、恣意(しい)的な審査がなかったかを問われると「法に基づいて粛々とやった」と答えた。【丸山進】

1905チバQ:2010/12/16(木) 00:24:24
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101215k0000e010070000c.html
名古屋市長選:石田衆院議員出馬へ 民主、河村氏に対抗
 民主党名古屋市議団は、河村たかし名古屋市長が辞職の意向を示したため実施の見通しが強い出直し市長選に、同党の石田芳弘衆院議員(65)=愛知6区=を擁立する方針を決めた。関係者によると、石田氏から既に内諾を得ており、15日にも党愛知県連として擁立を正式に決め、石田氏に出馬要請する。出直し選には、河村市長が既に、市民税10%減税の恒久化など市議会と対立する公約の是非を問うとして立候補の意向を示している。

 関係者によると党県連と名古屋市議団幹部が14日夜、最終調整し擁立の方針を決めた。

 河村市長が出直し選との同時実施を狙う愛知県知事選(来年2月6日投票)に、民主党は元総務省審議官の御園慎一郎氏(57)を擁立。一方、大村秀章衆院議員(50)=比例代表東海ブロック=も立候補を表明し、河村市長と連携する姿勢だ。この「河村・大村連合」に対抗するため、民主党としても両選挙の相乗効果を高める戦略を迫られており、実績や知名度を考慮して市長選候補を選定。同県犬山市長を務め、地方自治に詳しいとされる石田氏に白羽の矢を立てた。

 石田氏は愛知県議、犬山市長を経て07年2月の知事選に民主党などの推薦で立候補し、現職の神田真秋知事に惜敗。09年の衆院選で初当選した。民主党市議団は8月にも市長選出馬を打診したが、石田氏は知事選への立候補を目指していたため固辞した。県連と市議団は、河村市長の辞職・再出馬表明以降、対抗馬選びを加速させていた。【高橋恵子】

1906チバQ:2010/12/16(木) 00:25:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/101215/elc1012151349002-n1.htm
元市議の天下り選管「誤字1字で無効」 名古屋リコール騒動の背景 (1/2ページ)
2010.12.15 13:45

名古屋市議会解散を求める署名簿の縦覧が始まり、名簿を確認する市民ら=25日午前、名古屋市名東区役所 一転して住民投票の実施となった名古屋市議会解散の直接請求(リコール)。当初の審査で提出分の約24%に当たる約11万2千人分もの署名が無効とされた背景には、市選挙管理委員会で、強引に審査基準の厳格化を求めた元市議の委員の存在があった。市選管の会議録などから経緯を検証した。

 委員「住所や氏名などは百パーセント完璧でなければ無効」「署名の目的は市議会の解散。審査は厳格にする必要がある」

 事務局長「実例、判例から、そこまで明確にしてよいか疑問は残る」

 9月30日の市選管の会議。委員4人のうち、伊藤年一委員長ら3人の元市議の委員が審査の厳格化を主張し「署名に1字でも誤字があれば無効」という基準を決定した。

 事務局は、誤記があっても本人の署名と推測されれば有効とする「性善説」を取る方針だったが、会議録からは、委員側が強硬に変更を求めた様子が浮かび上がる。

 委員側は10月19日の会議で、署名者に文書を郵送して誰に署名を求められたか再確認するよう要請。事務局は「市民の反感を招く気がする」と懸念を示したが、伊藤委員長は「いかなる責任も私が取る」と押し切った。

 市選管は当初10月下旬までだった審査期間を1カ月延長し、郵送調査を実施。結果的に、この調査で「収集方法に疑義がある」として無効とされた署名の多くが、再審査で本人の署名と確認され、有効に転じた。

 市選管によると、他の自治体の直接請求の署名審査で、2割超の無効が出た例は少ないという。名古屋市では、選管委員は市議会の選挙で選ばれ、複数の元市議が就任するのが慣例化している。

 伊藤委員長は「疑義のある署名は通せない。厳正な審査が必要だ」と強調するが、河村たかし市長の支援者は「選管が恣意(しい)的に無効を増やした」と批判している。

1907チバQ:2010/12/16(木) 00:29:00
>>1497
まだ若いのに
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001012150004
宮地県議、引退へ
2010年12月15日

◆自民同士の激突避ける◆


 自民党の宮地治県議(58)が14日、来春の県議選輪島市選挙区に立候補せず、引退することを表明した。


 同選挙区は区割り変更で次回から、定数1のまま鳳珠郡選挙区の旧門前町地域が加わる。同地域が地盤の自民現職、宮下正博県議(60)との激突も懸念されていた。宮地氏は朝日新聞の取材に「支持者の意見は分かれたが、奥能登が疲弊するなか、自民同士で争う時ではないと決断した」と理由を説明した。


 宮地氏は2003年まで能登地域大手の建設会社「宮地組」代表取締役を務め、05年の県議補選で初当選。自民党輪島支部長も務めていたが、辞任して政界を引退する。


(矢代正晶)

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1908チバQ:2010/12/16(木) 21:48:44
http://www.gifu-np.co.jp/kikaku/focus/fo20101216.shtml
市長VS市議 政策置き去り
岐阜市議会、立命館問題のしこり残る

市長らの出張費問題をめぐる補正予算の修正案が賛否同数となり、投票用紙の確認作業を見守る細江茂光市長ら市執行部=13日午後、岐阜市議会議場
議員報酬、二元議論の状態に
 市岐商廃止・立命館誘致問題で表面化した、岐阜市の細江茂光市長と市議会の対立が解消されないままだ。市長は15日、特別職の報酬額について審議会に諮問していた内容から議員報酬に関する項目を除き、議会独自の協議に一定の配慮をみせるなど、議会改革についての水面下の摩擦は一応決着した。しかし、相次いで発覚している市職員の不適正事務処理問題など新たな火種もくすぶる。議会内が二分されている影響も大きく、対立は政策論争の枠を外れ、政争となりつつある状況だ。

 「こんなこと初めてやからなあ」。11月定例会最終日の今月13日、本会議が急きょ休憩となった間、ある市議がぼやいた。市長らの出張費問題をめぐり市議側が提出していた一般会計補正予算の修正案が、異例の無記名投票に変更されたためだ。結局、賛否同数の末に議長裁決となり、修正案は可決された。市側と市議会、そして議会内の溝があらためて浮き彫りになった。

 対立構造は、市側提出の議案に対する反発だけではなく、議会内の協議でも摩擦を生んでいる。

 議会はことし9月、任意の協議会を立ち上げ、議員定数や議員報酬など4項目を一体的に見直す議論を開始。協議会代表の大野邦博市議は、10月中旬の段階で「合意に近づいている」などとしていたが、ここでも火種が再燃した。

 細江市長は、議会による協議開始の後、学識経験者らを交えた審議会に議員報酬の適正額を諮問。議会と市側による“二元議論”状態となった。一時は、全会派の幹事長が市に対し「配慮」を求める要望書を提出したが、細江市長を支持する一部会派が、市側の意向に沿う形で審議会の答申を待つ考えに態度を変更。議案の提出間際になって大野市議が「協議の前提が崩れ、議論にならない」と切り捨てる事態まで紛糾した。

 最終的に報酬額は、市長支持の一部会派が反発姿勢を見せたものの協議会の決定通りに議決した。議員定数は、いわゆる“反市長派”の一部が当初主張していた2減の「42」と、“親市長派”の一部などが示した4減の「40」の間を取った調整案「41」に落ち着いたが、親市長派の市議が「また一つしこりを残してしまった」と言う後味の悪い結末となった。

 さらに、9月議会から相次いで明るみになった不適正事務処理問題が、市長と市議会の軋轢(あつれき)に追い打ちをかけている。

 原因究明や再発防止策に関する議論に加え、議会は11月定例会で市長らの出張費問題をめぐる処分に関する条例改正案などを「真相究明が先だ」などと否決した。市側には、調査途中の岐阜競輪場の不正経理問題という「弱み」も残っており、対立は泥沼化の様相を呈している。

 市幹部職員の一人は「政策論争ではなく、単なる『市長たたき』という、市と市議の緊張関係としては本質からずれた状況」と議会の姿勢を疑問視。ある市議は「是々非々の姿勢で臨みたいが、細かい摩擦が多く、溝は深い」と指摘する。市と議会双方が市民目線に立ち、早急に硬直した関係の融解を目指す動きが求められる。

(舌間隆博)

【細江茂光市長と市議会の対立】 市岐商・立命館問題で表面化し議会を二分した対立で、ことし2月の市長選も分裂選挙367件になった。現在、最大会派の市政自民党議員団(12人)と、民主・未来(2人)に加え、市議数人は細江市長を推す。一方、市政自民党(11人)、市民ネットクラブ(4人)などは反発姿勢が色濃い。

1909チバQ:2010/12/16(木) 21:51:14
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20101216ddlk22010272000c.html
県議会:自民2会派、統一へ 確執残るも選挙対応優先 /静岡
 県議会の自民党系の2会派は15日、再結集を目指すことで合意した。昨年まで「自民党県議団」として最大勢力を誇示してきたが、同党候補が昨夏の知事選や衆院選で敗北し内部対立が表面化。昨年11月、一部の議員が離脱し「自民改革会議」を旗揚げした。両派の確執はなお残るが、民主党への支持が急速にしぼむ世論の流れが合流を促した。

 自民党県議団に所属する植田徹・県連幹事長らを中心に、自民改革会議への合流に向けて調整していた。

 所属議員数は、自民党県議団14人、自民改革会議18人で、県議団側が改革会議に合流する方向となった。統一する時期は調整中だが、自民党は分裂後、民主党系の会派に明け渡した最大会派に返り咲く見通しとなった。

 県議団は15日、会派合流を訴える植田氏ら11人で会合を開いた。参加した議員によると、会合では「茨城県議選で民主党が惨敗した。来春には統一選があり、自民党は結束すべきだ」との意見でまとまったという。

 県議団の奥之山隆代表がその後、所属議員の総意として改革会議に合流する意思を伝え、改革会議もこの打診を受け入れることで一致した。改革会議の大石哲司代表はその後、記者会見を開き、「会派分裂で党の力が損なわれていた。政権奪取のため団結することになった」と説明した。【山田毅】

毎日新聞 2010年12月16日 地方版

1910チバQ:2010/12/16(木) 21:52:29
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ele_aichi/list/201012/CK2010121602100004.html
二大政党がっぷり 互いの“牙城”攻め合う
2010年12月16日

 来年2月の知事選に向け、二大政党が「仁義なき戦い」を演じている。自民党県連が推す重徳和彦氏(39)は15日、民主の牙城でもある地元豊田市に乗り込み、支援団体の集会に参加。一方、民主党などが推薦する御園慎一郎氏(57)は名古屋市で政治資金パーティーを開き、かつての自民ばりの組織固めに力を入れた。

 「退路を断って帰ってきた。古里豊田に、恩返しをさせてください」

 重徳氏が頭を下げると、会場を埋めた1500人の聴衆が大きな拍手を送った。主催した地域団体「夢つくり・とよた」の代表世話人熊田国道さん(71)は「西三河の知事はいない。豊田から知事を出そう」と呼び掛けた。

 豊田市は民主王国・愛知の中でも別格だ。衆院選小選挙区では民主候補が当選を譲ったことはない。7月の参院選でも、比例票は民主9万3000票に対し、自民4万6000票。ある自民県議は「トヨタ労組の票が工場単位でドカンと民主に行く。たまらんよ」と嘆く。

 集会では自民の「自」の字さえ出なかった。自民系の豊田市議は「動員はかけていない。今日はうちの会合には出にくい人が狙い。つまりトヨタ労組関係者らだ」と明かした。

 もともと重徳氏は、10月の出馬会見で「知事選は国政の代理戦争ではない。県民党で戦う」と宣言、党とは距離を保ってきた。ただ西三河の地元では地の利があっても、それ以外では党の組織に頼らざるを得ないのが実情。県連幹部は「本人の持ち味を生かしつつ、党の組織力も生かす。バランスが大事だ」と戦略を語る。

 「歯科医師会がなぜここにと思うかもしれないが、しっかり応援させていただきたい」

 15日夜の御園氏のパーティー。1000人以上が埋めた会場で、県歯科医師会の宮村一弘会長が壇上で声を上げた。自民支持から転換し、今回は御園氏の後援会副会長に就任。政権与党の組織戦を印象づける場となった。

 民主は今回、経済界や業界団体などの取り込みに躍起だ。経済界の関係者によると、御園氏陣営から「企業に割り当ててほしい」とパーティー券の大量購入を頼まれたという。ただ、自民との長年の関係や与党のふがいなさから、模様眺めを決め込む団体も。歯科医師会の幹部は「会員は御園氏支持で一枚岩ではない」と漏らす。

 パーティーに参加したある経済団体の幹部は「知事選は誰が勝つか分からず、購入はある意味の保険」と苦笑。来年1月には自民県連のパーティーもあり「不況で厳しいのに本当に迷惑」とこぼした。

 (知事選取材班)

1911チバQ:2010/12/16(木) 21:54:02
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001012160002
自民会派再統一へ
2010年12月16日


自民党県議団から合流の申し入れを受け、会見する自民改革会議の大石哲司代表(中央)ら=県庁

 県議会の自民党県議団(14人)は15日、昨年11月に分裂した自民改革会議(18人)に対し、会派の合流を申し入れた。改革会議はこれを受けて総会を開き、受け入れる方針を確認した。自民系会派が再結集すれば、民主党・ふじのくに県議団(26人)を抜いて最大会派に復帰する。民主党の政党支持率が低迷するなか、来春の統一地方選の県議選に向けて団結しようという狙いがある。


 この日、自民党県議団の奥之山隆代表が、自民改革会議の大石哲司代表と10分ほど会談。奥之山代表は県議団の総意として「新しい年になったら、新しい気持ちで一緒になりましょう」と呼びかけた。


 これを受け、改革会議は総会を開き、会派合流を受け入れることを決定。総会後、記者会見に応じた大石代表は、新会派設立ではなく、あくまでも「受け入れる」との姿勢を強調した。合流時期については、開会中の12月定例会の会期中にめどを付けたいとし、近く両会派で話し合うという。


 自民党会派は1955年の結党以来、県議会最大会派の座を守り続けてきたが、昨年11月、川勝平太知事が提出した空港部廃止条例案を巡って分裂した。しかし、来春の県議選が迫るにつれ、両会派から「分裂したままでは、当選する新人議員を混乱させる」などの声が浮上。県議団内では、段階的に改革会議に合流する案も検討されたが、一斉に合流するかたちでまとまった。


 背景には、昨年の知事選、衆院選とは一変し、民主党の党勢が振るわない状況がある。12日投開票された茨城県議選では、民主党が惨敗。「総選挙だってそう遠くない。いま、一本化することで力を結束させることが重要」と話す議員もいる。


 一方、会派分裂に至るまでには、川勝県政に対して批判的な立場をとり続ける県議らが、県議団を飛び出して改革会議を結成した経緯がある。15日の県議会委員会でも、川勝知事肝いりの「富士山の日」のイベントにまつわる補正予算案に対し、改革会議に所属する県議がゼロ円の修正案を出す場面があった。「考え方が違う。合流して果たしてうまくいくのか」と懸念する議員もいる。

1912チバQ:2010/12/16(木) 21:57:30
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001012160005
元小松市長・北氏 県議選立候補へ
2010年12月16日

◆小松市選挙区◆


 来春の県議選小松市選挙区(定数4)に、元小松市長で元職の北栄一郎氏(63)=同市白山町=が15日、無所属で立候補する意思を表明した。


 北氏は1992年、96年の同市長選で当選したが、97年に市議会での発言を巡って市長を辞職。出直し市長選や県議補選で落選後、99年の県議選小松市選挙区で当選。2003年、07年の県議選同選挙区では落選している。


 同選挙区は自民現職の福村章氏と藤井義弘氏、民主現職の北村繁盛氏が立候補の準備を進めているほか、引退の意思を示していた社民系現職の山根靖則氏の後継探しが難航している。


(長田豊)
07年
小松市 定数4−候補6 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 14,585(26.1%) 藤井義弘 63 自民 現 4 会社監査役
当 11,766(21.0%) 山根靖則 64 無所属=社民 現 5 勤労者協議会長→清風・連帯
当 11,171(20.0%) 福村章 68 自民 現 8 医薬品会社役員→市長選で新人和田氏支援(当選)
当 9,866(17.6%) 北村繁盛 65 新進=民主 現 4 地裁調停委員→市長選で新人和田氏支援(当選)→新進石川
□ 7,184(12.8%) 北栄一郎 59 無所属 元 (元)小松市長
1,340(2.4%) 市村健治 64 共産 新 鉄工会社社員

03年
◇小松市(定数4−候補者6) 全票終了

当 13,938 藤井 義弘 59 現③ 自民 会社監査役
当 13,373 福村 章 64 元⑦ 自民 団体役員
当 12,232 北村 繁盛 61 現③ 新進石川=自由 地裁調停員
当 12,182 山根 靖則 60 現④ 無所属=社民 市勤労協長 →スクラム喜望
7,724 北 栄一郎 55 現(1) 無所属 元小松市長
1,184 市村 健治 60 新 共産 党地区委員

1913チバQ:2010/12/16(木) 22:02:20
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=25344&storytopic=2
民主県連、県議選候補の擁立失速  菅政権へ逆風…新人難航 目標17人「届かぬ」

(2010年12月16日午前7時53分)
 来春行われる県議選をめぐり、民主党県連の候補者擁立が失速している。政権交代の余勢を駆って地方議員を増やし、基盤強化を図る戦略だったが、菅政権への逆風から当初の雰囲気は一変。県連幹部は「目標の17人に届かない」と危機感を募らせている。

 県会第2会派の民主党・一志会の現職10人(うち無所属2人)に加え、新人7人(無所属、連合系を含む)の擁立を目指してきた。政権交代後も自民党が強い基盤を保つ中で「現実的な数字」(野田富久県連幹事長)のはずだった。

 現職は、予算配分への影響力が増すという与党効果で、地盤固めに一定の効果を見込んでいる。ただ、新人で出馬のめどが立っているのは現時点で1〜3人。2度行った候補者公募も不発で「名前が浮かんでは消え、浮かんでは消える状態」(県連関係者)だ。11月中旬の党本部の2次公認・推薦に合わせ、県連は11人程度の申請を見込んでいたが、実際には現職7人だけが申請して公認を得た。新人の公認・推薦申請はまだない。

 県連幹部は「菅内閣の支持率が下がり、民主党からの出馬をためらう人もいる」と説明。ある議員は「中国漁船衝突事件や閣僚の失言もあるが、TPP(環太平洋連携協定)の問題が出て、農山漁村を抱えている地域の反発も大きい」と困惑する。

 加えて、県連幹部にショックを与えているのが、前哨戦といえる各地の地方議会選挙での惨敗ぶりだ。11月21日の千葉県松戸市議選は民主党公認候補11人のうち当選が新人2人のみ。12日の茨城県議選で民主党は推薦1人を含む24人を擁立したが、現有6議席にとどまった。県連幹部は「このままでは福井でも現有議席を維持するのも厳しいのでは」と危惧(きぐ)する。

 党本部は(1)空白区をつくらない(2)3人区以上には複数候補を擁立(3)女性候補の積極的発掘―の3原則を掲げているが、県連は「女性擁立」以外は守れそうにない。

 県内12選挙区のうち、定数1の吉田郡区は自民の地盤が強く候補者を擁立する考えがない。定数3の敦賀市区、小浜市・三方郡・三方上中郡区はいずれも現職1人に絞り、現有議席を維持したい考え。鯖江市区(定数3)に至ってはいまだ白紙で「複数どころか1人も出せない可能性もある」と県連幹部。越前市・今立郡・南条郡区(同5)も現職1人と新人女性のすみ分けを模索したが、不調に終わった。

 党本部への3次公認・推薦申請の締め切りは1月10日。県連は18日の常任幹事会と幹事会で、県議選の候補者擁立を議論する予定だが「候補者はとても出そろわない」との声が出ている。


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