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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1862チバQ:2010/12/05(日) 18:25:01
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001012030002
合併論議は低調
2010年12月03日


立候補予定者たちは駅前での朝立ちなど、精力的に街頭に立っている=JR三島駅前

 三島市長選が5日告示される。3期12年務めた小池政臣市長の引退を受け、これまでに新顔3氏が立候補を表明し、事実上の選挙戦にしのぎを削っている。ただ、前回選挙で最大の争点となった合併論議は低調なまま。各陣営とも総論では合併の必要性を認めるものの、「市民は現状維持を望んでいて、合併論議は票を逃す」と見ているためだ。(土肥修一)


 ■三島市長選


 「東部全体の一気の合併は前々から主張していた。今は市の力を蓄える時期だが、明確な目標時期を決めて指定市を作ることができれば、それに越したことはない」。11月26日にあった三島市長の定例会見。任期中、沼津市などとの早期合併に慎重な姿勢をとってきた小池市長は、こう述べて、県東部の広域合併の今後を次の市長に託した。


 平成の大合併で、県中部に静岡市、県西部に浜松市と、二つの政令指定市が誕生した。一方、県東部では1999年、地元3市5町(当時)が「東部広域都市づくり研究会」を発足させたが、まず中核市を目指す「段階的合併」か、「一気に指定市」かをめぐり、沼津、三島両市の意見が対立。結論が出ないまま、08年に同研究会は解散し、合併論議は停滞している。


 県東部の自治体では、合併なしに道州制を迎えてしまうことへ危機感が強い。「このままでは、県東部は中部圏に入ることになる。歴史的にも経済圏でもつながりが濃い南関東圏に入るためには、合併して発言権を強めることが必要だ」(首長の一人)というわけだ。


 新幹線の駅を抱え、県東部の合併構想で中核となる三島市だが、今回の市長選で合併論議は深まっていない。


 11月24日に開かれた公開討論会には、建設会社長の前田磨氏(49)、フリーアナウンサーの遠藤行洋氏(48)、前県議の豊岡武士氏(67)の立候補予定者3氏が登場。合併については、「三島にどうやって体力をつけるかが大事」(前田氏)「合併には反対」(遠藤氏)、「市町の判断を尊重」(豊岡氏)とそれぞれの主張を述べたが、議論を交わす場面はなかった。


 議論が低調に終わっている背景には、合併を最大の争点にした前回市長選の結果と、市が実施した市民アンケートの結果がある。


 前回市長選は、早期合併に慎重な小池市長と、人口30万〜50万人の中核市を目指す合併を訴えた豊岡氏が激突し、小池氏がわずか1661票差で逃げ切った。


 さらに、今年8月に公表された市民意識調査では、将来の都市規模について現状の11万〜20万人程度を望む人の割合が74%。人口の多い沼津に吸収されるのではないかとの警戒感から、市民の間で合併への拒否反応が強いことが浮かんだ。こうした結果から、各陣営は「合併推進は票を逃がす」と計算している。


 行政改革や経済振興、教育環境といった基本政策で3氏の主張に違いは見えにくく、駅前の商店街で小売店を営む50代男性は「3人の主張が同じに見える。それぞれのカラーを出してほしい」。三島市のNPO法人「グラウンドワーク三島」の渡辺豊博事務局長は「市長選は合併のメリットやデメリットを市民に説明し、議論を促す良い機会なのに、3氏とも具体的な方向性を示せていない」と指摘する。

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