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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1832チバQ:2010/11/29(月) 23:59:58
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011290002
金沢市長選 山野氏が初当選
2010年11月29日

◆新市政へ、かじ切る◆


 28日に投開票された金沢市長選は、新顔で前市議の山野之義氏(48)=自民金沢支部推薦=が、現職の山出保氏(79)=民主・社民・国民新・自民金沢支部推薦、公明金沢総支部支持=、いずれも新顔で市民団体代表の黒崎清則氏(62)=共産推薦=、元東芝社員の米村照夫氏(71)、元鮮魚小売業の沖野正憲氏(63)を破り、初当選を果たした。山出氏は県庁所在地の現職市長として最多となる6選を目指したが、阻まれた。当日有権者数は35万7773人、投票率は35・93%(前回27・39%)だった。


〜*投票率アップ35.93%*〜


 山野氏は午後9時すぎから同市増泉2丁目の事務所で支援者らと開票結果を待っていた。午後11時ごろに当選確実の一報が入ると、集まった支持者らから大きな拍手と歓声がわき起こった。


 山野氏は「応援してくれたみなさまへの感謝の気持ちでいっぱい。未来の金沢へ向けて、市民が誇りと希望を持てるまちづくりをしたい」と涙を見せながら語った。


 79歳で6期目を目指す山出氏との対決姿勢を鮮明にした山野氏は、今回の選挙を「今までの市政の継続か、未来の金沢づくりへの挑戦か」と訴えた。また、山出氏の個人的な批判は避けながらも「多選」への批判を強め、48歳という若さや民間企業に勤めた経験をアピールした。


 多くの政党や会派、団体が次々と山出氏への支援を決める中、山野氏の陣営は街頭演説を中心に支持を訴えた。山出氏には組織力と知名度では劣っていたが、無党派層を中心に支持を広げた。


〜*私の責任です 山出保氏*〜


 落選が確実になると同市内のホテルに集まった支持者からはため息が漏れた。山出氏は「本当に申し訳ない。すべては私の責任です」と肩を落とした。


 山出氏は「基本に忠実な市政」を掲げ、5期20年の実績を強調。町会連合会や経済界などから支援を受け、「北陸新幹線開業までの4年間で街を近代化して元気にしたい」と訴えたが、高齢・多選に対する批判を受け、支持が広がらなかった。


〜*支持広がらず 黒崎清則氏*〜


 金沢市京町の黒崎氏の事務所では、支持者約20人が午後9時ごろから集まり、テレビの開票速報に見入った。午後11時前、「山野氏当確」の速報が流れると、驚きの声が上がった。黒崎氏は、山出市政を「大型開発優先の20年だった」と批判し、「市民目線の市政に変える」と主張。国民健康保険料の世帯あたり年1万円引き下げや、中学生以下の医療費無料化など、暮らしの負担軽減を訴えたが、支持を広げられなかった。


◆「刷新」へ問われる手腕◆


《解説》市民は山出市政5期20年の「実績」よりも「市政刷新」を選んだ。


 今回の選挙は79歳となる山出氏の「高齢多選」の是非が大きな焦点となった。9月議会で若手市議グループが市長の任期を原則3期12年とする「市長の在任期間に関する条例案」を提出。否決されたが、最終的には若手市議の支援を受ける形で山野氏が出馬する流れをつくった。


 山野氏は告示後「ストップ多選」を全面的に掲げた。神奈川県の松沢成文知事、前横浜市長の中田宏氏らが相次いで金沢入りして多選批判を訴え、争点化に成功した。


 山出氏は批判に対し「市民が判断すること」などと述べ、市政の継続を強調した。だが、選挙直前に山出氏と同世代の白山市の角光雄市長が急死。市民の間で急速に高齢多選に対する不安や批判が広がった。山出陣営とは対照的に山野陣営には1期目市議や学生らが入り「若さ」をアピール。市民の関心も高まり、投票率は35・93%。前回の27・39%を上回った。


 当選したが山野氏には難題が待ち受ける。山出氏支援に回った市議は多く、今後の議会運営は厳しいものが予想される。障害をはねのけて「市政刷新」を実行できるのか。これから手腕が問われることになる。


(井潟克弘)


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