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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1842チバQ:2010/12/04(土) 00:32:28
http://mainichi.jp/area/ishikawa/archive/news/2010/12/01/20101201ddlk17010574000c.html
刷新:金沢・山野市政の挑戦/中 消えぬ選挙のしこり /石川
 ◇前途多難の議会運営
 「市議だったから議会の大切さはわかっている。選挙は選挙。これからは円滑な議会運営に努めたい」。金沢市長選で初当選を決めた28日夜、歓喜に沸く事務所で山野之義氏(48)が強調した。

 一方、「まさか」の敗戦で沈痛な空気の漂う山出保氏(79)陣営。「これから市議会、市政はどうなるかなあ」と、ベテラン市議が悔しまぎれにうそぶいた。民主、自民金沢支部、公明金沢支部、社民、国民新の推薦・支持を受け、ほぼオール与党で臨んだ山出氏の敗戦は、そのまま山野氏の議会運営の難しさを語っているとの見方は根強い。

 単独で過半数を握る会派がない中、山野氏と山出氏との2人推薦でしこりを残す最大会派・自民の「分裂」はさらに広まる可能性もある。統一地方選を前に、山野氏を支援した若手市議らが「会派を割って出ていくのでは」とのうわさも飛び交う。

   ◇ ◇

 現状に対する閉塞(へいそく)感のまん延を背景に、ここ数年、県内で新人の首長誕生が目立っている。

 08年10月の羽咋市長選では自民、公明が推薦する現職を656票差で破り山辺芳宣氏(69)が当選。昨年3月の小松市長選では「小松維新」を掲げた民間出身の和田慎司氏(59)が3期の実績を強調した現職を破った。志賀町でも昨年9月、県内最年少首長となった小泉勝氏(44)が当選している。

 昨年10月、新人同士の争いとなった加賀市長選。現職の後継者とされる対抗馬を破った寺前秀一氏(61)もその一人だ。山野氏については「市長は行政マン。政治優位ではなく、議員や職員からよく話を聞いて中庸にやることが大切」とアドバイスを送る。

 寺前氏の選挙戦では、自民勢力が分裂。難しいかじ取りが予想されたが「選挙で支持してくれた以外の議員とも敵対はしていない」と語る。議会対策として、「市議側からの積極的な要請」を受け、会派や当選回数別など、こまめに意見交換を重ねているという。

   ◇ ◇

 30日、当選証書を受け取った山野氏は「市民の付託に応えられるよう頑張っていく」と語った。ただ、まちなかに響く「市政刷新」の裏側で、山野氏が具体的な政策を語る場面はほとんどなかったことも事実だ。ある男性(62)は「高齢、多選批判を繰り返して当選できたようなもの。政策の中身は全く見えてこなかった」と冷ややかだ。

 マニフェストを実行に移す際、市議会との関係は欠かせない。山野氏の「市民による、市民のための政治」のため、最初の腕の見せどころとなる定例議会が間もなく始まる。【宮嶋梓帆、宮本翔平】


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