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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1839チバQ:2010/12/01(水) 22:52:26
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001012010001
【市長交代 激震金沢市】(下)
2010年12月01日


市議会臨時会の本会議で最後のあいさつをする山出市長=市議会議場

◆議会運営、壁厚く◆


〜*各会派、対応に慎重姿勢*〜


 30日に開かれた臨時金沢市議会本会議は、2日前の市長選で落選した山出保氏(79)が議場で発言する最後の機会となった。山出氏は議員に「愛してやまない金沢の発展と市民の幸せを願い、微力ながら努めてきた。本当にありがとうございました」と述べ、深々と頭を下げた。閉会後は「お世話になりました」と各会派の控室を訪問。その姿を見て涙ぐむ市議もいた。


 市議会では5期20年にわたり、共産以外の各会派が「オール与党」として山出市政を支えてきた。今回市長選では市議39人のうち、過半数を超える議員が山出氏を支援。山野之義氏(48)についたのはわずか8人だった。「市政刷新」を掲げる山野氏が施策を実行するためには議会との調和が欠かせないが、大多数が「山出支持」の現状では困難な議会運営が予想される。


◇    ◇


 山野氏は選挙で「市内公衆無線LAN化の実現」「市役所庁舎前広場の改装」「民間からの副市長登用」「固定資産税の見直し」などを公約。自身の任期も「3期12年」と公言し、「市長多選自粛条例」の成立を目指す方針だ。


 山野氏は「先日まで市議を務めていたので人間関係はできている。議会の大切さは理解しており、円滑な議会運営に努めていきたい」と語る。この日も早速、市役所で各会派にあいさつ回りをした。


 だが、山出氏を支援していた金沢民主は「冷却期間を置きたい」として訪問を断った。ある市議は「山出時代のように議会はまとまらないだろう。4年後には別の候補者を擁立する動きが出るかも知れない」とみる。


◇    ◇


 各会派とも新市長への対応については慎重な姿勢だ。今回、山出・山野両氏に推薦を出した最大会派の自民。宮保喜一会長は「新市長に賛成できる施策もあれば駄目なものもあるだろう。まずは話をきいて判断したい」とした。分裂選挙の影響については「これまで通り。選挙が終われば会派は一つにまとまるので問題はない」と話す。


 山野氏の支援に回った高岩勝人市議も「我々は『市政を刷新したい』という思いで選挙を戦っただけ。自民が分裂したわけではない」としており、新会派をつくる予定はないことを強調した。


 一方、山出氏を支援した金沢民主、公明、社民の各会派は「まず(山野氏の)話を聴いて対応を検討したい」と「様子見」の姿勢だ。


 金沢市議会には過半数を占める会派はなく、どこかと連携しない限り過半数は握れない。「山野市政」に対して各議員や会派がどんな動きを見せるのかは未知数。市長選で山野氏を支援した市議の1人も「必ずしも山野氏べったりでいくわけでない。会派間の対立が深まる恐れがある」と、新市長には是々非々で臨む考えだ。


(この連載は井潟克弘、生田大介、山岸玲、菊地直己が担当しました)

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