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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1908チバQ:2010/12/16(木) 21:48:44
http://www.gifu-np.co.jp/kikaku/focus/fo20101216.shtml
市長VS市議 政策置き去り
岐阜市議会、立命館問題のしこり残る

市長らの出張費問題をめぐる補正予算の修正案が賛否同数となり、投票用紙の確認作業を見守る細江茂光市長ら市執行部=13日午後、岐阜市議会議場
議員報酬、二元議論の状態に
 市岐商廃止・立命館誘致問題で表面化した、岐阜市の細江茂光市長と市議会の対立が解消されないままだ。市長は15日、特別職の報酬額について審議会に諮問していた内容から議員報酬に関する項目を除き、議会独自の協議に一定の配慮をみせるなど、議会改革についての水面下の摩擦は一応決着した。しかし、相次いで発覚している市職員の不適正事務処理問題など新たな火種もくすぶる。議会内が二分されている影響も大きく、対立は政策論争の枠を外れ、政争となりつつある状況だ。

 「こんなこと初めてやからなあ」。11月定例会最終日の今月13日、本会議が急きょ休憩となった間、ある市議がぼやいた。市長らの出張費問題をめぐり市議側が提出していた一般会計補正予算の修正案が、異例の無記名投票に変更されたためだ。結局、賛否同数の末に議長裁決となり、修正案は可決された。市側と市議会、そして議会内の溝があらためて浮き彫りになった。

 対立構造は、市側提出の議案に対する反発だけではなく、議会内の協議でも摩擦を生んでいる。

 議会はことし9月、任意の協議会を立ち上げ、議員定数や議員報酬など4項目を一体的に見直す議論を開始。協議会代表の大野邦博市議は、10月中旬の段階で「合意に近づいている」などとしていたが、ここでも火種が再燃した。

 細江市長は、議会による協議開始の後、学識経験者らを交えた審議会に議員報酬の適正額を諮問。議会と市側による“二元議論”状態となった。一時は、全会派の幹事長が市に対し「配慮」を求める要望書を提出したが、細江市長を支持する一部会派が、市側の意向に沿う形で審議会の答申を待つ考えに態度を変更。議案の提出間際になって大野市議が「協議の前提が崩れ、議論にならない」と切り捨てる事態まで紛糾した。

 最終的に報酬額は、市長支持の一部会派が反発姿勢を見せたものの協議会の決定通りに議決した。議員定数は、いわゆる“反市長派”の一部が当初主張していた2減の「42」と、“親市長派”の一部などが示した4減の「40」の間を取った調整案「41」に落ち着いたが、親市長派の市議が「また一つしこりを残してしまった」と言う後味の悪い結末となった。

 さらに、9月議会から相次いで明るみになった不適正事務処理問題が、市長と市議会の軋轢(あつれき)に追い打ちをかけている。

 原因究明や再発防止策に関する議論に加え、議会は11月定例会で市長らの出張費問題をめぐる処分に関する条例改正案などを「真相究明が先だ」などと否決した。市側には、調査途中の岐阜競輪場の不正経理問題という「弱み」も残っており、対立は泥沼化の様相を呈している。

 市幹部職員の一人は「政策論争ではなく、単なる『市長たたき』という、市と市議の緊張関係としては本質からずれた状況」と議会の姿勢を疑問視。ある市議は「是々非々の姿勢で臨みたいが、細かい摩擦が多く、溝は深い」と指摘する。市と議会双方が市民目線に立ち、早急に硬直した関係の融解を目指す動きが求められる。

(舌間隆博)

【細江茂光市長と市議会の対立】 市岐商・立命館問題で表面化し議会を二分した対立で、ことし2月の市長選も分裂選挙367件になった。現在、最大会派の市政自民党議員団(12人)と、民主・未来(2人)に加え、市議数人は細江市長を推す。一方、市政自民党(11人)、市民ネットクラブ(4人)などは反発姿勢が色濃い。


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