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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1868チバQ:2010/12/06(月) 22:36:20
下が見つからない
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20101202-OYT8T01120.htm
三島市の課題(上)
続く人口減 歯止め必要


三島市が不動産業者に配ったチラシ。「三島市の子育て支援策は地域No.1」などとPRしている  今月5日に告示される三島市長選。小池政臣市長が引退し、新人3人が立候補を表明している。12日の投開票に向け、市の抱える課題を検証する。

 JR三島駅を挟んで南北に位置する三島市と長泉町。JR東京駅まで新幹線で最短45分の好立地は首都圏への通勤圏内で、両市町とも住民の流入に期待を寄せる。ところが、三島市の人口は2005年12月の11万2829人をピークに、今年10月は11万1899人に減少。人口増を続ける長泉町と明暗を分けた。

 三島駅前の不動産業者「レオパレスパートナーズ三島駅前店」。ここに家探しに訪れる客の多くは、まず長泉町の物件情報を尋ねる。商店の多い三島市の方が生活に便利なようにも思えるが、40歳代の男性従業員は「子連れの若い夫婦で、東京など遠方の人ほど長泉を希望する傾向が強い」と話す。長泉町が看板政策に掲げる「子育てに優しい町」が、全国に浸透していることを伺わせる。

 三島市の子育て支援策が、長泉町に見劣りするわけではない。市は07年度から医療費助成を行っており、中学3年生以下は最大1日500円で入通院できる。月額保育料が国の基準よりどれだけ安いかを示す「軽減率」は09年度が37・3%と、長泉町の23・3%に勝る。市幹部は「総合的には、長泉町より子育て施策が進んでいる」と胸を張る。

 一方、長泉町の施策は、スピードと展開力を感じさせる。02年度に6歳以下の医療費を無料化したのを手始めに、07年度は小学3年生以下、09年度は中学3年生以下に対象を広げた。時代を先取りした取り組みを、女性向け雑誌などが相次いで「日本一子育てしやすい町」などと特集し、全国の若い夫婦たちの目を引いた。

 長泉町で、女性1人が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率は、1994年の1・43から2009年は1・71に急上昇。09年1月の県の統計でも1・70で、37市町で最高だった。三島市幹部も「長泉はイメージ戦略がうまい。効果的な施策を先取りしてやるため、メディアでも取りあげられやすい」と舌を巻く。人口流入は地価にも影響し、今年3月の公示地価で、全国でわずか6か所しかない住宅地の上昇地点の2か所が長泉町だった。固定資産税も増加を続けている。

 地方分権が進み、自治体は大競争時代を迎えつつある。大企業や工場の少ない三島市にとって、人口減は歳入減に直結する。財政面の制約を踏まえつつ、近隣市町に負けない魅力的な施策をどう打ち出すか――市の総合力が問われている。

(2010年12月3日 読売新聞)


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