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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

1758チバQ:2010/11/09(火) 21:06:34
>>1748>>1753
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011090003
白山市長選 候補者選びが難航
2010年11月09日

◆自民党松任支部 2県議調整つかず◆


 今月28日に告示される白山市長選で、自民党松任支部は8日、支部所属の市議と支援者の会合を開き、支部として候補者を一本化する方針を確認したが、具体的な候補者名はまとまらなかった。白山市内で最大の自民党支部での候補者選びは難航している。


 同支部はこの日までに支部が推す候補者を絞る予定だったが、いずれも同支部所属の県議で、出馬への意欲を持つ吉崎吉規(よしのり)氏(61)と作野広昭氏(53)の間で調整がつかなかった。両県議が7日夜、数時間にわたり協議したが、結論は出なかった。今後もどちらが出馬するか話し合いを続け、同支部は一本化した候補を支持する方針。


 吉崎氏と作野氏はいずれも松任市・石川郡西部選出で吉崎氏は4期目、作野氏は3期目。吉崎氏は「まだ(角光雄市長の)市葬が終わったばかり。統一することは確認した」、作野氏は「2人で合意できるよう一生懸命話し合う」と語った。


 白山市長選をめぐっては、元美川町長の竹内信孝氏(67)がすでに立候補の意向を表明。石川郡東南部選出の自民党県議、山田憲昭氏(59)も出馬の意向を持っているとされる。


 候補者の一本化調整を目指す白山市議の有志の会も、各政党と地域の代表者10人による協議を続けており、今週中には支持する候補者を絞り込む予定。


(山岸玲)

松任市・石川郡西部 定数3−候補4 (選管確定)

10,383(32.9%) 米光 正次 56 新進石 現 3 県漁協支所長
8,273(26.2%) 吉崎 吉規 58 自 民 現 4 市農協理事
7,814(24.8%) 作野 広昭 50 自 民 現 3 県会産業委員長
□ 5,082(16.1%) 大口 英夫 41 無所属 新 (元)松任市議

1759チバQ:2010/11/09(火) 21:13:30
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001011060002
佐久市文化会館賛否問う住民投票あす告示
2010年11月06日





 佐久市の総合文化会館建設の賛否を問う住民投票が7日告示され、14日に投開票される。「民意が割れている」と、柳田清二市長が着工直前に90億円にのぼる事業を止め、「市民に賛否を仰ぎたい」と提案、実現した。政策を問う住民投票は県内初。市民の関心を高めようと、5日早朝から市職員が登り旗を持って辻立ちを始めた。


 9月2日現在の有権者数(20歳以上)は8万548人。議会の修正議決により、投票率50%(約4万票)以上で成立する。市では、今回の試みを「市民参加型の市政運営の第一歩」と位置づけており、市議会と協力して投票率アップに取り組む。


 告示前のこの1カ月余で、市は計23回の市民説明会を開催。「建設ありきではない」として、市民が必要な情報は積極的に公開するとの方針で臨んだ。各会場で出た質問と回答は、翌日には市のHPに掲載すると同時に、次の会場では参加者に追加資料として配布した。6日の市民討論会でこれまでのQ&A集が配布されるが、A4判18ページに及ぶ内容になっている。


 この日朝からの辻立ちには市教育長も参加、各職員は市民らに投票を呼び掛けた。(伊東大治)

1760チバQ:2010/11/09(火) 21:58:22
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101109-OYT1T00392.htm?from=area5
反多選の神奈川・松沢知事、金沢市長選で応援
 神奈川県の松沢成文知事が8日、21日告示の金沢市長選に立候補を表明した市議の山野之義氏(48)の応援のため石川県入りした。

 全国で初めて多選禁止条例を施行した松沢知事は、現職の山出保氏(78)が6選を目指す今回の市長選について、「(多選で)しがらみのある市政を続けるのか、市民が議論しながら新しい市政を作るかの選択の機会だ」とし、山野氏への支持を訴えた。

 松沢知事は、神奈川県議時代から山野氏と親交が深いという。

 同市香林坊で街頭演説した松沢知事は多選の弊害として、人事の硬直化や議会、団体との癒着を挙げ、「多選が続けば民主政治が崩れる」と主張。多選禁止条例や公共施設を原則禁煙・完全分煙化する受動喫煙防止条例を神奈川県が全国に先駆けて作った実績を掲げ、「地方の力で政治改革は実現できる。金沢でも山野氏とともに開かれた市政を目指してほしい」と訴えた。

(2010年11月9日13時44分 読売新聞)

1761チバQ:2010/11/09(火) 22:03:30
>>1518
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001011080005
小千谷市長選は現新2氏の対決
2010年11月08日

 小千谷市長選は7日告示され、再選を目指す現職の谷井靖夫氏(72)と、前県議で新顔の佐藤信幸氏(61)の無所属2氏が届け出た。投票は14日、市内40カ所で行われ、同日午後9時から同市桜町の市総合体育館で開票される。6日現在の選挙人名簿登録者数は3万2444人。


 同市長選が選挙戦になるのは1998年以来12年ぶり。2004年の中越地震を挟み、過去2回は無投票だった。


 谷井氏は中心商店街で第一声。「1期目でまいた施策の種を放り出したくない。市が発展するかどうかの選挙だ」と強調。小千谷総合病院と魚沼病院の統合問題について「一番大事な仕事。慎重に進めており、手の届くところまで来た」と実現を訴えた。さらに「リーマンショックでは、倒産や大量解雇を一つも生まなかった」と、経済対策での実績を強調した。


 佐藤氏は、実家近くの選挙事務所前で第一声。「行政のスピード感、首長の政治力、決断力、行動力があるかが争点だ」と述べ、長岡市議2期、県議4期など30年近い政治経験をアピールした。「合併せず、自立を選んだ故郷に帰ってきた。2病院の統合問題を早急に進め、市民サービスの向上と、職員がプロ意識に目覚める行政改革を進める」と訴えた。


 谷井氏には、自民党の長島忠美衆院議員や同党系の市議14人が支援。民主党県連幹事長を長く務めた佐藤氏には、同党の森裕子参院議員や黒岩宇洋衆院議員らが応援に駆けつけ、両党間の「代理戦争」の様相を見せている。

1762チバQ:2010/11/09(火) 22:06:51
>>67>>74>>1308
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001011090003
魚沼の本庁舎、暗礁に
2010年11月09日




 2004年の合併以来、旧6町村役場に分散した形で行政が運営されている魚沼市で、本庁舎を決める議論が暗礁に乗り上げている。湯之谷庁舎(同市大沢)に集約しようとする市の条例案が、市議会で否決されて1カ月が経過した。合併特例債の期限などをにらみ、早期決着を図りたい市と、意見の一本化に苦渋する議会。両者を結ぶ糸はもつれたまま、分庁舎方式を続けるための経費がふくらんでいく。(服部誠一)


   ◇


否決はしたが、では本庁舎はどこにするべきか――。市議会は10月下旬から、庁舎再編整備調査特別委員会(森山英敏委員長)が意見集約を図り始めた。9月議会で「市中心部の庁舎整備を働きかけてほしい」との小出商工会の請願を採択し、市側への「提案」が必要になったためだが、一本化は困難を極めている。


 「庁舎問題が過熱し、議員たちの地元びいきに火がついた。まるで合併以前に逆戻りしたようだ」。市議会関係者はため息をつく。


 湯之谷・広神両庁舎に本庁舎機能を分割してはどうか、との案が浮上しているが、どちらを本庁舎とするかで綱引きがある。新庁舎建設論も依然根強い。


 市議23人の地元を旧6町村の内訳でみると、小出町8人、堀之内町5人、湯之谷村4人、守門村3人、広神村2人、入広瀬村1人。湯之谷本庁舎案に賛成した3人は、いずれも旧湯之谷村が地盤だった。ある市議は「議会内が分裂したら、さらに収拾がつかなくなる」と懸念する。


 2012年末に予定される市長選で、再び争点化するとの見方もある。だが、大平悦子市長は4日の記者会見で、「2年後に本庁舎の方向性を決め直すとしたら、時間が足りない」と強調した。


 市は財源として、借金返済の7割を国が負担する合併特例債を利用する考えだ。そのためには、合併10年後の14年度中に工事が完了していなければならない。小出庁舎跡地に図書館を整備する計画もあり、市は「仮庁舎への引っ越しや条例整備が同時進行で迫ってくる」という。


   ◇


 「決裁が下りるのに2週間かかることはざら」。堀之内庁舎1階の土木課分室。室長は淡々と話した。決裁印が必要な書類は、他5庁舎にあて先を分けたカゴに入れられ、平日の午前と午後の2回集配される。「庁舎便」の車が6カ所の間を行き来する。


 8月の公営住宅に関する決裁の場合、書類はまず6キロ離れた広神庁舎の土木課長のもとへ届けられ、さらに4キロ離れた小出庁舎内で財務課、行政改革班、用地管財班などを経て、最後の市長まで計12個の印鑑が押され、2週間かけて堀之内庁舎に戻ってきた。


 「待たされることには慣れた。早め早めに起案し、待っている間は、いつでも動き出せるよう準備している」(同室長)という。


 分庁舎方式によってかかる経費も多額だ。市の試算によると、ガソリン代や庁舎便担当職員の人件費など、庁舎間を行き来する一連の経費だけで年3千万円。光熱費やエレベーターのメンテナンスなど、6庁舎の維持管理費は年約1億3千万円かかる。


 6庁舎には、それぞれ市民向けの窓口があり、住民登録や子ども手当などの手続きは1カ所でできるようになっている。市は「年金についての専門的な相談が最寄りの庁舎でできなかったといった苦情がたまに入る」という。


 県などによると、県内では現在、魚沼市以外に4市が分庁舎方式を取っている。このうち、燕市は来年度に新庁舎を着工する予定で、三条、胎内、南魚沼の3市は一般行政部門を一つの庁舎にほぼ集約している。


   ◇


<キーワード> 魚沼市の分庁舎問題


 魚沼市の庁舎問題 「新庁舎はつくらない」を公約に掲げた大平悦子市長が08年に初当選。市の財政難を背景に、堀之内、小出、湯之谷、広神、守門、入広瀬の既存の旧6町村役場から本庁舎を選ぶ検討が重ねられた。その結果、市は中心市街地にあるJR小出駅から約4キロ東にある湯之谷庁舎を本庁舎とする条例案を9月議会に初めて提案した。建てられたのが1998年で、6庁舎の中で最も新しく、整備費約4億1千万円は最も少ないと主張したが、市議会は10月7日、19対3の大差で否決した。

1763チバQ:2010/11/10(水) 22:04:23
http://mytown.asahi.com/areanews/ishikawa/OSK201011090109.html
白山市長選、自民が山岸副知事で一本化へ
2010年11月10日

 今月28日に告示される白山市長選で、同市内の自民党各支部は9日、副知事の山岸勇氏(69)を同党が推す候補者として一本化する方針を固めた。同日夜に開かれた市内の選挙区選出の県議と同党所属の市議の会合で確認された。ただ、山岸氏本人の意向は不明だという。

 出席者によると、この日の会合では、出馬に意欲を持っていた自民党所属の吉崎吉規(61)、作野広昭(53)、山田憲昭(59)の3県議から、山岸氏を党として推すならば出馬しないとの意向が市議らに伝えられたという。市議らも大半がこの方針に賛同したとみられる。

 同党松任支部は、支部所属の吉崎氏と作野氏のどちらかを支部として推す方針だったが、8日までに調整がつかず、今後も県議2人が協議を続ける方針を確認していた。

 山岸氏は同市在住。1960年に県庁に入庁。2000年から県教育長を務め、06年7月に副知事に就任した。(山岸玲)

1764チバQ:2010/11/11(木) 12:16:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20101110-OYT8T01116.htm
白山市長選 自民候補選び難航
 角光雄市長の急死に伴う28日告示、12月5日投開票の白山市長選に向けた、自民党の候補者選びが難航している。同党の白山市選出の県議と市議は9日の会合で、同市在住の山岸勇副知事に出馬を要請することを決めたが、山岸副知事は10日、読売新聞の取材に対し、「受けるつもりはない」と固辞する姿勢で、同党が目指す候補者一本化は難しくなった。

 「選挙戦による混乱を回避するため」として、市内選出の作野広昭県議(自民、3期)、山田憲昭県議(同、4期)、中川石雄県議(同、10期)と米光正次県議(新進石川、3期)の4氏は7日の段階で、山岸副知事に出馬を打診したものの断られていた。

 9日の自民の会合では、立候補に意欲を示している、市内選出の作野、山田両県議、吉崎吉規県議(4期)の3氏がいずれも、自身以外の候補者で一本化する案を拒否。しかし、話し合いの末、「山岸副知事が出馬するなら、立候補を取りやめる」ことで合意したため、改めて自民党として、近く山岸副知事に出馬を要請する方針を決めた。

 これに対し、山岸副知事は10日、読売新聞の取材に、「谷本知事が3月に5選を果たしたばかりで、知事を補佐することが使命」と述べ、再度、出馬要請があっても「全く受けるつもりはない」と明言した。

 作野、山田、吉崎の3氏は、山岸副知事が固辞すれば、自ら立候補することを示唆しており、市議の間では「このままでは時間切れでまとまらない」として、自民からの複数候補の出馬は必至との見方も出始めている。

 また、「政党色のない白山市になじみのある身近な人」として、北田慎一、魚直樹両副市長の立候補を望む意見も出ているが、両氏とも固辞する姿勢を示しているという。

 同市長選には、すでに旧美川町長の竹内信孝氏(67)が無所属で立候補を表明している。同市長選の立候補予定者説明会は15日に行われる予定。

(2010年11月11日 読売新聞)

1765名無しさん:2010/11/12(金) 09:52:49
自民党大阪二区の公募、わずか十日で消えた。裏がありそうと思ったら、あった、あった、
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
左藤章って、汚いね。

1766名無しさん:2010/11/12(金) 20:50:04
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011120003
魚・副市長に出馬要請 市議有志の会
2010年11月12日


◆白山市長選 副知事固辞◆

 今月28日に告示される白山市長選で、候補者の一本化調整を目指す「白山市議有志の会」は11日、副知事の山岸勇氏(69)に出馬を要請したが、山岸氏は固辞。これを受けて同会はこの日の午後、副市長の魚(うお)直樹氏(53)に出馬を要請した。魚氏は「私に市長職が務まるとは思わないが、市議会の声も無視はできない」と態度を保留した。

 同日午前10時、市議有志の会の代表2人が県庁を訪れて山岸氏に出馬を要請。山岸氏は「私の能力からしてお引き受けできない」と断った。

 山岸氏の固辞を受けた同日午後、市議有志の会は会議で対応策を検討。出席者によると、魚氏に出馬を求めることを全会一致で決定した。午後4時半ごろ、市議会の竹田伸弘議長ら市議4人が副市長室を訪れて出馬を要請。魚氏は「まったくの白紙だが、意欲を持つ県議の方が複数いる中では難しい」と話した。

 魚氏は旧美川町の出身で、金沢大付属高、東大法学部を卒業後、1985年に県庁に入庁。昨年4月から現職。

(山岸玲)

1767名無しさん:2010/11/13(土) 09:16:45
http://mainichi.jp/select/today/news/20101113k0000m010147000c.html?inb=tw
愛知知事選:大村衆院議員が出馬へ 河村市長と会談

2010年11月13日 2時30分

 来年2月の愛知県知事選で、河村たかし名古屋市長が出馬を要請した自民党の大村秀章衆院議員(50)=比例東海ブロック=は12日、出馬の方向で最終調整に入った。両氏は同日夜、名古屋市の居酒屋で会談、詰めの協議をした模様だ。関係者によると、大村氏は出馬に意欲を示しており、同市議会解散請求(リコール)署名の動向や開会中の臨時国会の審議をにらみながら、出馬表明の時期を模索している。

 両氏は別々に入店。2時間余りの会談後も時間を約10分ずらして出てきた。毎日新聞の取材に河村市長は「(会談のことは)わからない。お酒を楽しく飲みました」、大村氏は「(知事選のことは)知らない」と語った。

 大村氏は自ら委員長を務める衆院決算行政監視委員会の審議を最優先する考えを周囲に伝えており、委員会審議のめどが付いてから正式な態度を明らかにする見通しだ。

 河村市長と大村氏は減税などの政策面でも考えが近いという。

 知事選には、自民党県連が元総務省課長補佐の重徳和彦氏(39)、民主党が元総務省審議官、御園慎一郎氏(57)、みんなの党が薬師寺道代氏(46)の擁立を決めているが、圧倒的な知名度を誇る「河村・大村連合」の参戦で構図が一変する。【高橋恵子、宮島寛、加藤潔】

1768チバQ:2010/11/13(土) 12:08:48
見事に決まらないっすね
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011130003
魚・副市長 出馬を固辞 白山市長選
2010年11月13日

 28日告示の白山市長選で、魚直樹・副市長(53)が12日、候補者の一本化調整を目指す「白山市議有志の会」の出馬要請を断った。同日午前に副市長室に訪れた市議らに「お話は大変ありがたいがお断りしたい」と伝えた。山岸勇副知事に続いての要請固辞で、同会による一本化調整は困難な状況となった。


 魚副市長は朝日新聞の取材に「谷本知事をはじめ県庁の人間や家族との相談の結果だが、一番の理由は家族の反対」と語った。市長選には市内の選挙区選出の県議らが出馬に意欲を示しているが、「県議の方々を差し置いての出馬は難しい」とも話した。


(山岸玲)

1769チバQ:2010/11/13(土) 16:08:57
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010111290125730.html
名古屋市選管に市議OB「やめるべきだ」と河村市長 
2010年11月12日 12時57分

 名古屋市の河村たかし市長は12日、市選挙管理委員会が市議OBの「指定席」化している実態について「市議の関係者が就くのはやめるべきだ」と話した。

 同市の選管委員は現在、4人のうち3人が市議OB。議会が委員を選んでおり、20年以上、常に2〜4人をOBが占めている。

 河村市長は、自らが呼びかけた市議会の解散請求(リコール)の署名を選管が審査していることを念頭に「OBとはいえ議会の利害関係者。疑われることになる」と指摘。選管委員を引退市議から選ぶ慣例をあらためるよう議会側に促した。

 これに対し、横井利明議長は「選管委員は専門性が要求される。よく知っている人がなるべきだ」と議員経験のある委員が必要という認識を示した。

 報酬は「大阪などの大都市で比べて名古屋が突出しているわけじゃない。訴えられるリスクもあり、安ければいいというのは問題。適正な経費だと思う」と述べた。

 一方、議員報酬半減条例案に公明党市議団が賛成する姿勢を示したことを、河村市長は「民意を受け止めたのはええこと」と歓迎。同市議団が求めた政策立案に必要な経費について「政務調査費の使い勝手が良くならないか検討している」と話し、11月議会中に何らかの提案をする考えを示した。

(中日新聞)

1770チバQ:2010/11/13(土) 16:10:26
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010111290090756.html
名古屋市選管の厚遇突出 報酬は他市平均の10倍
2010年11月12日 09時09分


 中日新聞社は、中部6県の県・市・区の計135選挙管理委員会を対象にアンケートし、全委員会の委員構成と報酬を調べた。議会の解散請求(リコール)問題に揺れる名古屋市は委員4人中3人を市議OBが占め、構成を疑問視する声も出ているが、議員OBは名古屋市と市内3区のほか、愛知、岐阜、長野、滋賀の4県と11市にいた。名古屋市は報酬額も他市平均の10倍を超え、突出ぶりが浮き彫りになった。

 内訳は、6県と113市、名古屋市内の16区。各選管に郵送し、11日までに文書で回答を得た。

 選管は監査委員や教育委員会などと同じ行政委員会。公平を期するため、首長からも独立した存在で、選挙を取り仕切る。地方自治法は、都道府県と市区町村に設置を義務づけている。委員は自治体の規模に関係なく非常勤の4人で、任期は4年。議会の選挙で決定する。

 議員OBが3人を占めたのは、名古屋市と滋賀県。岐阜県と愛知県尾張旭市、みよし市、三重県いなべ市は2人が議員OB。長野県は県議と市長、町長、助役と全員が公職経験者だった。

 委員長の報酬の最高は、名古屋市の月額約37万円。最低は、月額換算で7300円になる愛知県日進市。名古屋市を除けば、各市の平均は3万1千円だった。県は総じて市よりも高かったが、愛知県は約35万円で、他5県の平均額(19万円)の倍近かった。

 「非常勤職員の報酬は勤務日数に応じるべきだ」として、月額制を違法と断じた昨年1月の大津地裁判決以降、日額制に移行する自治体が全国で増えているが、6県では、23市が日額制。額は1日6千円(岐阜県郡上市)〜2万2400円(三重県四日市市)。

(中日新聞)

1771チバQ:2010/11/13(土) 16:11:15
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010111302000171.html
「署名していない」40件 再審査で2万6千人が返送
2010年11月13日

 名古屋市議会の解散請求(リコール)に向けた署名の再審査で、署名時の状況を確認する調査票の発送を始めて1週間が過ぎ、4分の1を超える2万6000人が返送した。再審査への苦情が相次ぐ一方で、「署名していないのに、調査票が届いた」との申し出も。署名は本人の直筆が原則で、「身に覚えのない署名」が多ければ、署名全体の信頼性を揺るがす事態に発展する可能性もある。

 取材に応じた5つの区選管によると、「署名をしていない」との回答や、「署名をしていないのに調査票が送られてきた」という申し出は、少なくとも40件に上った。件数を明らかにしなかった区選管にも、こうしたケースは「一定数ある」(担当者)といい、さらに増えるとみられる。

 南区の会社役員(82)には10日、調査票が郵送された。妻にも11日に届き、2人とも「署名していない」と記して返送したという。男性は「2人の生年月日を知っているのは、町内会役員か民生委員ぐらいしかいない」といぶかしんだ。

 瑞穂区の男性(65)は「妻と息子の3人分が一緒に届いた。確認したが、誰も署名していない」という。男性は「市議に『しっかりしろ』と思うことはあるが、解散には反対。自分や家族の名前を勝手に使われて腹立たしい」と話した。

 地方自治法は、署名を偽造した場合、3年以下の懲役か禁固、または50万円以下の罰金と罰則を定めている。調査票は5〜9日、各区選管が9万9000人に発送。問い合わせや苦情は12日までに約3000件に上った。

1772チバQ:2010/11/13(土) 16:11:54
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010110902100003.html
公明、報酬半減案容認へ リコール大量署名で転換
2010年11月9日

 名古屋市議会の議員報酬削減問題をめぐり、公明党市議団は8日、河村たかし市長が掲げる半減案の容認を含めて削減に柔軟に対応する方針を決めた。報酬削減がテーマの1つとなった市議会解散請求(リコール)で、大量の署名が集まった「民意」を重く受け止めた。民主、自民とともに河村市政に疑問符を突き付けてきた公明の大胆な方針転換は、報酬削減議論の行方に大きく影響しそうだ。

 市議団幹部によると、リコールを通じて有権者の4人に1人となる46万5000人分の署名が集まったことから、“高額報酬”に厳しい市民の目が注がれていることを実感し、決断した。さらに経済対策なども直面する課題。市議選を控え、報酬議論に一日も早く決着をつけて市民生活に直結した課題に取り組まなければ「広範な支持を得ることはできない」との判断もあったとみられる。

 市議団内には、報酬半減を容認する声があるほか、第三者機関に結論を委ねる意見も出ている。

 定数75の市議会で14人を占める第3会派の公明の方針転換は、民主(27人)や自民(23人)の姿勢に影響を与える可能性もある。

 河村市長は昨年11月以来、制度上で年1600万円の議員報酬を800万円に半減する案を定例会ごとに提案、議会は4度にわたり否決した。河村市長は3日、施行期日を定めず、段階的な削減を可能とする新しい半減案を11月定例市議会に提出する方針を明らかにしている。

 市議会は超党派による議論を重ね、9月定例会で報酬を11月から1400万円に削減する条例案を可決している。

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010111102000165.html
公明、市長に容認方針伝える 市議報酬の半減案
2010年11月11日

 名古屋市議会の議員報酬削減問題で、公明党市議団は10日、市役所内で河村たかし市長と懇談し、市長が掲げる年800万円の半減案を容認する方針を伝えた。懇談後、記者会見した加藤武夫団長が明らかにした。市議会の解散請求(リコール)で46万人分の署名が集まった「民意」を重視し「市民のためという大義で判断した」という。

 市議団は懇談で、800万円を生活給と位置付け、事務所やスタッフなど政策立案に必要な経費は別に措置するとの市長の考えに基本的に同調。政策経費に関する具体的な提案を市長に要望した。段階的な削減が可能として市長が11月定例会で提案する半減案への賛否は「正式な説明を受けていない」と態度を保留した。

 懇談内容は減税にも及び、市議団は現行の市民税減税が高額所得者に有利な点を是正した「庶民減税」を11月定例会で提案する方針を示した。

 今回の方針転換について市議団は、他会派に事前説明をしておらず、これまで結束して市長に対抗してきた民主、自民の両会派は強く反発。自民市議団幹部は「承服できる話ではない」。民主市議は「現実味があるのか疑問。選挙対策にすぎないのでは」との見方を示した。

1773チバQ:2010/11/13(土) 20:34:58
松任市・石川郡西部 定数3−候補4 (選管確定)
10,383(32.9%) 米光正次 56 新進石 現 3 県漁協支所長
8,273(26.2%) 吉崎吉規 58 自民 現 4 市農協理事
7,814(24.8%) 作野広昭 50 自民 現 3 県会産業委員長
□ 5,082(16.1%) 大口英夫 41 無所属 新 (元)松任市議

石川郡東南部 定数3−無投票 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
山田憲昭 55 自民 現 4 県会副議長   
中川石雄 76 自民 現 10 党県最高顧問
吉田修 44 無所属 新 1 (元)野々市町議  →新進石川会派へ


>>623
>市町村合併に伴う区割りの変更で、白山市4、石川郡(野々市町)2となる。
吉田修は野々市町が地盤
それ以外の5現職で白山市の4議席を争うことになっていただろうね


>>1741の旧美川町長の竹内信孝は完全に無視されてるし

>>1758
「選挙戦による混乱を回避するため」として、市内選出の作野広昭県議(自民、3期)、山田憲昭県議(同、4期)、中川石雄県議(同、10期)と米光正次県議(新進石川、3期)の4氏は7日の段階で、山岸副知事に出馬を打診したものの断られていた
市内選出の作野、山田両県議、吉崎吉規県議(4期)の3氏がいずれも、自身以外の候補者で一本化する案を拒否。

1774チバQ:2010/11/13(土) 23:59:11
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20101113/CK2010111302000111.html
【三重】
「公務雑費」年間1200万円 県議会の費用弁償制度
2010年11月13日

 議員報酬とは別に県議に支払われる「費用弁償」のうち、1日あたり3000円を支払う「公務雑費」の昨年度の総額が年間で約1200万円に上ることが、議会事務局の試算で明らかになった。全国の地方議会で費用弁償制度の見直しが進む中、三重県議会も公務雑費の検討に着手しており、年内にも廃止か減額の結論を出す方針だ。

 県議会の費用弁償制度は、支出根拠を条例で「旅費」と規定。対象は本会議、常任・特別委員会、全員協議会、代表者会議、議案聴取会、委員長会議、県内外の調査活動、議員派遣などで、交通費実費と3000円の公務雑費が支払われている。議会事務局によると、昨年度、県議49人に支払われた旅費の総額は約4280万円(視察などに同行した議会事務局職員の分も含む)。

 このうち公務雑費の支払総額は、本会議や委員会などで登庁した場合に約1100万円、県内外の調査に約80万円、研修会などへの議員派遣に約20万円だった。県議1人当たりでは年間約24万円になる。議会事務局によると、公務雑費は「目的地の地域内での交通費やタクシー代、駐車場代、通信費など」。議事堂に行った際に別途、津市内で交通費が必要になったり、電話を使ったりすることを想定しているという。

 有識者による県議会改革諮問会議は今年5月、日当的な公務雑費を「全国の議会で廃止が相次いでいる事項についても検討していくことが求められる」と答申。県議会も先月末、4会派で費用弁償のあり方を検討するワーキンググループ(WG)を立ち上げた。

 三谷哲央議長は今月1日の記者会見で「WGでは公務雑費が議論の中心になる」との見方を示し、今後の見直しを示唆した。

 議会事務局が全国の都道府県議会を調べたところ、登庁時の費用弁償をしない自治体は大阪府だけだった。三重など22議会が定額の雑費と交通費実費を支払っている。

 (渡辺泰之)

1775チバQ:2010/11/14(日) 00:22:17
http://www.asahi.com/politics/update/1113/NGY201011130004.html
愛知知事選、自民・大村議員が立候補へ 河村市長が支援2010年11月13日11時9分

 来年2月の愛知県知事選に、自民党の大村秀章衆院議員(50)=比例東海ブロック=が立候補する意向を固めた。河村たかし名古屋市長の要請に応じたもので、河村市長が代表を務める地域政党「減税日本」の支援候補として、無所属で立候補する方針だ。12月3日に会期末を迎える臨時国会の閉会を待って正式に表明する。

 大村氏は県民税減税を含む経済振興策を公約に盛り込む意向だ。同知事選には、民主党、自民党、みんなの党がそれぞれ独自候補の擁立を決定。テレビ出演などで知名度の高い大村氏が河村市長と連携して参戦することで、情勢は一層混沌(こんとん)としてきた。

 大村氏は13日午前、同県安城市で記者団に対し、「河村氏から要請があったので、『前向きに検討する』と伝えた」と表明。河村氏も13日午前、記者団に「国会議員を辞めて出てくれることはありがたい」と語った。大村氏は12日夜、名古屋市内の飲食店で河村市長と会談し、立候補要請を受けていた。

 大村氏は愛知県碧南市出身で当選5回。自民党政権では厚生労働副大臣を務めたが、昨年の衆院選では地元の愛知13区で落選。比例区で復活当選し、愛知県内で唯一の自民党衆院議員となった。

 一方、自民党県連は総務省出身で元内閣府行政刷新会議事務局参事官補佐の重徳(しげとく)和彦氏(39)を擁立する方針を決めたが、県議団の一部に反発がある。執行部の方針に反して大村氏の支援に回る県議が出るのは避けられない情勢で、自民党にとっては分裂含みの選挙戦となりそうだ。

 大村氏は現在、衆院の決算行政監視委員長。臨時国会の間は委員長職に専念する考えを示している。このため、臨時国会閉会前後に記者会見をして正式な立候補表明を行う見通しだ。

 同県知事選にはほかに、民主党が元総務省官房審議官で愛知東邦大学教授の御園慎一郎氏(57)の推薦を決め、みんなの党県支部長の医師薬師寺道代氏(46)が立候補を表明。共産党も支援候補の選定を進めている。

1776チバQ:2010/11/14(日) 00:29:49
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20101110ddlk15010051000c.html
課題をさぐる:’10新潟市長選/上 自殺対策 /新潟
 ◇関係機関の連携不可欠 行政がリーダーシップを
 03年3月、父親は新潟市内の自宅の物置小屋で自ら命を絶った。66歳だった。毎朝、近所の自動販売機で缶コーヒーを買って飲むのが日課で、足元には空き缶が置かれていた。その下に「頼む」と記されたメモ紙が挟まっていた。

 次女の石橋秋美さん(51)は「命を絶つほど悩んでいたなんて気付かなかった」と自らを責めた。何が原因か、家族も分からなかった。「生きたくても生きられない人がいるのに、自殺する人の気が知れない」。友人の何気ない一言が突き刺さり、ふさぎ込んだ。

 変化が訪れたのは、夫を自殺で失った女性との出会いだった。話していると心が安らいだ。07年、2人が世話人となり、自殺者の遺族でつくる「虹の会」を結成した。

 年6回の集まりに、これまで足を運んだのは120人以上。「もっと早く異変に気付けたら」と悔やむ声を何度も聞いた。悲劇を繰り返さないため、石橋さんは「社会全体の問題として認知されるよう、行政が自殺対策専門の窓口をつくって取り組んでもらいたい」と要望する。

    ◇

 厚生労働省のまとめによると、09年の新潟市の自殺者数は233人。人口10万人あたりの自殺者数を示す自殺率は28・7人で、全国18の政令指定都市(10年4月、政令市に移行した相模原市を除く)でワースト1位だった。

 新潟市はこの結果を受け、7月に自殺総合対策庁内推進会議を発足させた。各課が市民と接する場面で何ができるかを出し合い、11年度の行動計画を練っている段階という。市精神保健福祉室の治雅史室長は「特効薬がないからこそ、できることは何でもやるしかない」と話す。

    ◇

 県内で唯一、24時間態勢で電話による悩み相談を受け付けている社会福祉法人「新潟いのちの電話」。年間2万件の相談内容は借金、仕事、家族関係などさまざまだ。

 常時1、2人のボランティア相談員が応じているが、受話器を置くとすぐに次の電話が鳴る状態。事務局長の渋谷志保子さん(70)は「事務所には『電話がつながらない』という苦情も少なくない」と話す。平日の日中は、市も複数の窓口が同様の相談業務を行っているが、認知度はまだまだ低い。

 ある深夜、いのちの電話にこんな電話がかかってきた。「今度は間違いなく死にます」。相談者は自ら手首を切り、睡眠薬を大量に飲んで救急病院に運ばれたが、治療を終えた医師から「もうこんなことしたら駄目だよ」と諭され、そのまま帰宅させられたという。

 相談者がその後、どうなったかはわからない。渋谷さんは「1泊でも入院してもらってカウンセリングをしたり、家族に働きかけることもできたはず」と指摘する。「関係機関がどう連携すればいいのか、行政がリーダーシップをとって具体化していかなければならない。やるべきことはたくさんある」【黒田阿紗子】

   × × ×

 政令指定都市に移行して初の新潟市長選は投開票日が14日に迫った。次の市長が直面する市政の重要課題をさぐった。

1777チバQ:2010/11/14(日) 00:30:56
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20101111ddlk15010046000c.html
課題をさぐる:’10新潟市長選/中 市街地再生 /新潟
 ◇地元の自助努力が大事 官は民の思いくみ取って
 新潟市中央区の中心市街地・古町にあった百貨店・大和新潟店が6月下旬に撤退して4カ月半。同店の正面入り口に面した商店街には「テナント募集」と張り紙した空き店舗が目立つ。古町全体での集客数は大和閉店以前より2〜3割減ったという。「今は最悪の状況。大和の跡地利用が決まれば(地区全体の)再生策も前に進めるのだが」。地元商店街を束ねる新潟中心商店街協議会の古舘邦彦会長は嘆く。

 09年10月に大和が撤退を表明した後、市はまちなか再生本部を発足させて対策を議論し、JR新潟駅−古町間の100円バス運行を試行し、新潟商工会議所などと共同で大和跡1階フロアに交流スペースを設けるなど、手厚い支援を注いできた。しかし、効果は限定的で、街には沈滞ムードが漂う。

    ◇

 中心市街地再生の切り札として、商業関係者らが期待を寄せるのが、新交通システムの導入だ。市は既に導入を前提に検討を本格化させており、二酸化炭素の排出を抑えた次世代型バス、路面電車、小型モノレールのいずれかを運行させる構想を練る。新潟駅−古町−市役所を中心に、新潟駅−鳥屋野潟南部、新潟駅−県庁などのルートも検討。市は10年度中に検討結果をまとめる。

 初期投資の規模、既存の路線バスとの連携、事業主体など課題は多く、いつ実現するかは未定だ。古舘会長は「高齢化がさらに進み、車を運転できない市民が増える。市は新交通を生かし、中心街への機能集中とコンパクト化を進めてほしい」と求める。これに対し、市都市交通政策課の担当者は「交通はあくまでも手段。大事なのは、まち自体が魅力を高め、両立を図ること」と地元の自助努力が欠かせないと説く。

    ◇

 行政の支援に頼らず、独自ににぎわいづくりに取り組み始めた商店街が西蒲区にある。JR巻駅周辺の11商店街約130店が加盟する「まき鯛車(たいぐるま)商店街」。巻地区に江戸時代から伝わる郷土玩具・鯛車をシンボルキャラクターにし、5月から商店街の愛称にも採用した。インターネットを通じて情報を発信し、集客アップに努める。各店が資金を出し合い、共通ののぼりやステッカーを掲げ、自慢の逸品を買い物客にアピールする「一店一宝」などにも取り組む。

 「このままでは、まちが老衰してしまう」という危機感が、商店主らを立ち上がらせたという。商店街の企画運営を統括する橋本貴之さん(40)は「まちの再生は人に頼んでしてもらうものではない。住んでいる者が真剣に動いてこそできる」と話す。来店客が目に見えて増えるという成果がただちに望めるものではないが、世代を超えて商店主同士が議論を重ねてきたことで、結束感が生まれたという。

 市は08年に定めた都市計画マスタープランで、8区それぞれに地域拠点を設け、核となる市街地に活性化策を促し、取り組みに補助金を出す仕組みを設けた。巻地区は西蒲区の地域拠点に位置づけられている。補助金が得られるのはありがたいとした上で、橋本さんは「本当に地元が望むところに補助が行き届くよう、官が民の思いをくみ取り、工夫することが大切ではないか」と話す。【小川直樹】

1778チバQ:2010/11/14(日) 00:31:46
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20101112ddlk15010164000c.html
課題をさぐる:’10新潟市長選/下 子育て支援 /新潟
 ◇2歳以下増、私立と連携必要 保育園「待機ゼロ」続くが…
 新潟市西区の団体職員の男性(40)は毎朝、車で片道約15分かけて無認可保育所まで2歳の長女を送り届ける。中央区にある職場へは遠回りになるが、やむを得ない。妻(34)が8月からパートで働き始め、自宅近くの私立保育園への入園を希望したが、年度途中で空きがなかったためだ。

 来年4月には転入できるよう申請中という。男性は「預ける場所があるだけありがたいが、利便性を考えると、本当は自宅の近くに預けたい」と気をもむ。

 今年4月現在、全国19の政令指定都市の中で保育園の待機児童がゼロなのは新潟と岡山の2市のみ。中でも新潟は、政令市に移行した07年4月以降、一度も待機児童を出していない「優等生」だ。だが実際には、男性のように希望の保育園とは違う施設で一定期間、「待機」せざるを得ない乳幼児がいるのも実情だ。

    ◇

 背景にはここ10年来、2歳以下の子どもの入園希望が急増していることがある。市保育課によると、少子化にもかかわらず、保育園の0〜2歳の児童数は増加傾向にある。0歳児は97年度に343人だったのが10年度は745人に、1歳児は938人から2429人に、2歳児は1824人から3071人に、いずれも2倍近く増えている。市保育課の木村勇一課長は「核家族化が進み、働く女性は育児休暇を終えたら、すぐに職場に復帰するために子どもを保育園に預けるケースが増えている」と分析する。

 この新たなニーズに応えようと、市は施設の増改築を進めてきた。だが、3〜4年前からはそれでも追いつかないため、中央、東、西の3区を中心に毎年、新たな保育園の整備を進め、今年度は7園を認可した。

 この7園はすべてが私立だ。木村課長は「すべて市立では対応できない。むしろ民間の活力を積極的に取り入れることで、ニーズの高い地区への適正配置を進めたい」と話す。

    ◇

 西区にある私立新通保育園。0〜5歳まで定員を14人超える計134人を受け入れている。それでも乳児の入園希望には対応しきれず、来年度からは乳児室を1室(3人分)増やすため、事務室の3分の2のスペースを割いて改装工事する予定だ。

 私立保育園には、園児の年齢や数によって毎月、市から委託料が支払われることになっている。だが、細川玲子副園長(54)は「公立に比べて人件費が限られるため、簡単には職員を増員できず、現場の負担が重い」と頭を悩ます。市立が休みになる年末は、他の園に通う子どもを預かることもあるといい、ある保育士は「まるで市立の下請けのよう。休みなく稼働している施設には委託料を上乗せするなど、支援内容の見直しがあってもいいのでは」と話す。

 細川副園長は「待機児童が出ないよう、希望者を受け入れられるよう、私立保育園はそれぞれ努力している。経営安定のため、さらなる市の支援策が必要だ」と訴える。【川畑さおり】

1779チバQ:2010/11/14(日) 01:07:05
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111301000574.html
愛知知事選に大村氏参戦で苦慮 各党が戦略練り直し
 来年2月の愛知県知事選に、自民党の大村秀章衆院議員(50)が13日、出馬する意向を表明した。支援を受ける河村たかし名古屋市長と共に「減税」を掲げる。既に独自候補を決めている民主、自民両党は戦略の練り直しを迫られ、対応に苦慮している。

 「県連会長までやった人がなぜ…」。自民党ベテラン県議は大村氏の行動に反感を隠さない。同党県連は元総務省課長補佐の重徳和彦氏(39)を「党を挙げ支持する」と決めたばかり。ただ、選挙経験のない重徳氏の擁立には内部で反発もあり、支持者の分裂は避けられそうにない。

 元総務省官房審議官の御園慎一郎氏(57)の擁立を決めた民主党県連。幹部は「テレビ番組などで知名度のある河村、大村両氏のコンビは脅威」と認めつつも「税収減の著しい愛知県で減税は無理」と指摘。御園氏の行政経験をアピールし、正面から政策論争を挑む方針だが、名古屋市などで民主票の一部が大村氏に流れるのを懸念する。

 みんなの党から出馬予定の愛知みずほ大特任教授の薬師寺道代氏(46)。減税など河村市長に近い政策を公約に盛り込んで、市長支持者を取り込もうとしていただけに当てが外れた格好。無党派層取り込みを図る。

2010/11/13 18:06 【共同通信

1780チバQ:2010/11/14(日) 01:40:28
http://www.asahi.com/politics/update/1113/NGY201011130015.html
「河村・大村連合」が新戦略 愛知の地方選ドミノ狙う(1/2ページ)2010年11月13日21時58分
 河村たかし名古屋市長が来年2月6日投開票の愛知県知事選に、自民党の大村秀章衆院議員を担ぎ出した。視線の先にあるのは、来春まで続く知事、名古屋市議、県議の各選挙戦だ。各党が警戒する「河村・大村連合」が、崩れた「トリプル選」構想に次ぐ新たな戦略を描き始めた。

 「一緒に名古屋と愛知をつくっていく。国中が増税だ、という流れを減税に変える。目指すはシンガポールとか上海とか(経済的に繁栄した都市だ)」

 河村市長は13日、大村氏との共闘について記者団にこう語り、不敵な笑みを見せた。2人が掲げる旗は、やはり「減税」だ。大村氏は同日、朝日新聞の取材に「県民税減税を絡めた経済振興策を打ち出す。『楽市楽座』だ」と語り、調子を合わせた。

 テレビ番組出演で培った「河村・大村連合」の知名度と発信力を武器に、来年4月までにある各地方選を次々と制し、ドミノ倒しのように愛知県の政界地図を塗り替えていく――。これが、河村氏らの狙いだ。

 名古屋市議会解散のリコールを成立させて自ら辞職しての市長選、出直し市議選を知事選にぶつける「トリプル選」構想は崩れた。しかし、来年2月に知事選、遅くとも4月には市議選、同月に愛知県議選がそれぞれ行われる日程は変わらない。

 河村市長は自ら代表を務める「減税日本」から、市議選に独自候補約40人を擁立する方針。もし、2月に「大村知事」を誕生させれば、その後の名古屋市議選、県議選にも「大村効果」が波及し、民主、自民といった既成政党を大きく揺るがす可能性がある。

 そんなシナリオが現実味を帯び、自民党は激しく動揺した。同党は総務省出身で元内閣府行政刷新会議参事官補佐の重徳和彦氏(39)の擁立を県連が決めている。重徳氏は13日、「自民党の党本部、県連から応援してもらうことになっているとしかいいようがない。大村氏本人が正式な会見を開くなりしないと回答できない」と語るだけだった。


  
 自民党県議団はまとまっておらず、党本部の推薦が得られるめどは立っていない。あるベテラン県議は「重徳氏でまとまろうという動きにならない」。議長経験者も「大村氏は県連会長まで務めた。こちらからは何もできない」とお手上げの状態だ。

 河村市長は民主党出身でもある。元総務省官房審議官の御園慎一郎氏(57)を推薦する同党も対岸の火事ではいられない。塚本久県議団長は「知名度のある相手で厳しくなる。『自民対民主』の構図ではなくなり、よけいに難しい」と戸惑いを隠さない。

 みんなの党が擁立する医師の薬師寺道代氏(46)は「準備を淡々と進める」と語るが、第三極を志向する無党派層の争奪戦が強いられることになる。

 不透明感が増すなか、静かに事態を見守るのが公明党だ。鬼頭英一・党県本部幹事長は「大村氏は知らない関係じゃない。話す機会もある」と大村氏との協議にも含みを残す。ある県本部幹部は、こんな胸の内を明かした。

 「河村・大村はかなり強力だ。自民党、民主党どちらにもつかないのが吉だ」(石井潤一郎、豊岡亮、小林恵士)

1781チバQ:2010/11/14(日) 17:22:46
!?
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20101114ddlk18010400000c.html
選挙:知事選 自民衆院議員・山本氏が出馬準備 後援会要請「前向きに検討」 /福井
 自民党の山本拓衆院議員(58)=福井2区=が、来春の知事選に向けて出馬を準備していることが分かった。すでに現職の西川一誠氏が出馬の意志を明らかにしており、選挙戦となる可能性が強まった。【安藤大介】

 山本氏の地元、鯖江市神明地区の後援会若手グループが12日、知事選への出馬を要請したのに対し、山本氏は「重く受け止め、前向きに検討する」と答えた。同日、同地区区長会も支援を申し合わせた。

 毎日新聞の取材に対し山本氏は、「これまで支援してくれた人たちの言葉は重い。出馬に向け、準備を進めている」と認めた。一方で「(出馬か、不出馬か)どっちに転ぶにせよ、年明けに表明する」とした。

 また大久保清市・同地区区長会長は「山本氏から知事選という直接的な言葉はなかったが、『支援をよろしく』との発言があった。衆院選からまだ1年余りで、議員を続けてほしい気持ちはあるが、知事選に出馬した場合には地元として応援する」と語った。

 山本氏は県議から90年衆院選で初当選し、現在5期目。自民党副幹事長、農林水産副大臣などを務めた。知事選では99年に立候補した経験があり、当時現職の栗田幸雄氏に敗れた。

1782チバQ:2010/11/14(日) 19:18:03
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101114k0000m010098000c.html?link_id=RSH02
愛知県知事選:「減税連合」で構図一変 大村氏出馬へ
 11年2月の愛知県知事選に、河村たかし名古屋市長と連携して自民党の大村秀章衆院議員(50)=比例東海ブロック=が立候補する意向を固めたことで、選挙戦の構図は一変した。減税を掲げる「河村・大村連合」は知名度を生かし、党の枠を超えて支持拡大を図る方針だ。既に独自候補の擁立を決めている各党は、戦略の練り直しを迫られている。【加藤潔、宮島寛】

 ■困難な二者択一

 大村氏は13日午後、地元の愛知県安城市の事務所に衆院愛知13区内の県議、市議を集めた。出席者によると、大村氏は臨時国会会期末の12月3日にも正式に出馬表明する考えを表明。立候補の動機として「候補者選定で相談がなかった」と自民党県連執行部を批判する一方、「民主に勝たせるわけにはいかない」と述べた。その上で、県連が擁立した元総務省課長補佐、重徳和彦氏(39)を支援しないよう強い口調で求めた。

 選挙戦での自民分裂が必至となり、出席した市議は「大村氏か重徳氏かすぐに結論は出せない」と困惑する。

 大村氏は09年8月の衆院選で大敗した責任をとって辞任した前県連会長だ。ベテラン県議は今回の事態を「大村氏が知事選に意欲を持っていたのに、執行部は配慮しなかったため一層こじれた」と説明する。別の県連幹部は「党をけん引すべき立場なのだから、自重してほしかった」と批判した。

 県連は近く重徳氏の推薦を党本部に要請する方針で、党所属の地方議員にも全面的に支援するよう求めている。しかし中堅県議は「来年4月に県議選が控えているため、知事選で勝ち馬に乗りたいのが議員心理だ。情勢次第で大村氏支援に流れる議員もいるだろう」と本音を明かす。

 県連内には引き締めを図るため、大村氏に除名など厳しい処分を求める意見も出ている。執行部は13日夜、県連で急きょ会合を開いて対応を協議した。会議室に入る鈴木政二県連会長は「きょうは何も話せない」と険しい表情で話した。

 ■知名度に脅威も

 「選挙戦の構図が大きく変わるのは否定できない事実」。民主党県連の牧義夫会長は13日に名古屋市で開かれた県連幹事会後の会見でこう述べた。

 民主党は他党に先駆けて元総務省審議官の御園慎一郎氏(57)を擁立。政権交代を追い風に、これまで自民支持だった各種団体を切り崩しつつあり、知事選の勝利を前提に4月の県議選で第1党に躍り出る目標を掲げている。しかし選挙戦の主力となる連合愛知の組合員やその家族には、名古屋市議会解散請求(リコール)の署名に応じた人が相当程度いる。御園氏の知名度不足もあり、今後の風の吹き具合では民主王国を支えてきた40万〜50万票の連合愛知票すら揺らぎかねない。

 幹事会に姿を見せた御園氏は「これまで通り自分の思いを愚直に訴えていく」と記者団に語ると、支持者回りのため早々に会場を後にした。

 今回の事態を受け、医師の薬師寺道代氏(46)を擁立したみんなの党の動向も注目されている。渡辺喜美代表は当初、河村市長の「減税日本」と連携し、民主・自民の2大政党と対抗する考えを示していたが、河村・大村連合の誕生で構想は崩れた。薬師寺氏は組織づくりなどで出遅れ気味で「知事選から降り、大村氏支援に回るのでは」(他党幹部)との観測が絶えない。

 薬師寺氏は13日も名古屋市内で街頭演説を行い、地道な活動を続けているが、大村氏の出馬について問われると「すぐに連携して何か新しい動きをしようとは、今は考えていません」と、歯切れの悪い言い方に終始した。

1783チバQ:2010/11/14(日) 19:23:02
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2010111402000026.html
分裂含み自民困惑 出馬の大村氏、民主阻止強調
2010年11月14日 朝刊


 来年2月6日投開票の愛知県知事選で、自民党の大村秀章衆院議員(50)=比例東海ブロック=は13日、地元の支持者や党関係者らを集めた同県安城市の会合で「河村氏と連携して知事選に出馬する」と、出馬する意向を初めて公の場で明言した。自民党県連は元総務省課長補佐の重徳和彦氏(39)の擁立を決めており、出席者は「非常に悩ましい」と頭を抱えた。

 会合には大村氏の後援会関係者や安城、碧南市など選出の県議、市議ら50人が集まった。

 大村氏は「知名度がない上、出遅れた重徳氏では絶対に勝てない。民主党知事の誕生は阻止しなければならない」と述べ、自身の立候補が自民党のためになると説明。臨時国会が閉会する来月3日以降に正式な出馬会見を行うとした上で、「できる範囲で協力を」と支援を求めた。

 出席した碧南市議の1人は「全国的に注目を集める知事選になる。知名度を生かし飛躍してほしい」と応援する構え。党県連から重徳氏を応援するよう指示された県議も「大村氏の決断を必ずしも全否定できない。最終的には私自身の判断」と前向きにとらえたが、多くの出席者は「地元後援会とよく相談したい」(安城市議)と戸惑いが広がった。

 別の県議は「県連は相当混乱するし、ひょっとすると割れるのでは」と、“大村派”と“重徳派”に分裂する可能性を否定しなかった。

 大村氏が元民主党衆院議員の河村たかし名古屋市長の支援を受け、民主党候補の元総務省官房審議官の御園慎一郎氏(57)に挑む複雑な構図になるだけに、民主県連にも動揺が広がった。

 この日の県連幹事会では、出席者から「大村−河村連合」を意識して、「こちらは他県の民主党知事との連携を訴えてはどうか」という発言も。河村市長を師と仰ぐ佐藤夕子衆院議員(愛知1区)の動向にくぎを刺す声も上がり、県連幹部がその場を取りなす場面もあった。

1784チバQ:2010/11/14(日) 19:24:53
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20101114/CK2010111402000111.html
最大会派攻防に注目 来春、阿部県政初の県議選
2010年11月14日

阿部県政初の定例会。議会での主導権確保をめぐる動きが加速しそうだ=10月、県庁で


 来春の県議選(投票4月10日)まで5カ月を切り、県内主要政党の動きが慌ただしさを増している。阿部守一知事が初当選した8月の知事選は、阿部知事を推薦した民主と、対立候補を支援した自民がし烈な戦いを展開。県議選でも最大会派をめぐる攻防を繰り広げる見通しだ。公明、共産、社民の各党も勢力拡大を目指す。阿部県政の下では初の県議選で、現県政に対する姿勢も大きな争点になりそうだ。各党の動きと狙いをまとめた。

 ■民主

 現勢力は公認8人、推薦2人の計10人で、社民と「改革・緑新」(12人)を構成。自民党県議団に次ぐ第二会派だ。「知事与党」になったことを追い風に、公認、推薦合わせて20人以上の当選を目指しており、党県連の倉田竜彦幹事長は「阿部知事を支える第一会派をつくる」と鼻息が荒い。

 現職4人、新人2人を既に公認。候補者公募で人材の掘り起こしも進める。26選挙区すべてに擁立し、定数4以上の選挙区は複数を立てるのが当面の目標で、来年1月下旬には全候補者を決定する方針だ。

 ■自民

 党県議団は現在18人。最低でも2人増の20人以上を当選させ、最大会派を死守して県政への影響力を維持するのが目標だ。

 党県連の石田治一郎幹事長は「国会議員、各選挙区支部長、市町村議員らと一体となって目標実現に努力する」と力を込める。

 衆院小選挙区で現在空席になっている1区と3区の支部長は年内にも公募で決定する予定で、県議選を含めた統一地方選で党基盤の再構築を図る。

 阿部県政には、知事肝いりの信州型事業仕分けに慎重姿勢を示すなど「是々非々」を貫く構えだ。

 ■公明

 上田市・小県郡選挙区(定数4)に36年ぶりに新人を擁立する。党所属県議は現在2人で、1人増が目標だ。

 党県本部の太田昌孝代表は、同選挙区への擁立を「最も議席獲得に近い」と説明。現在は無所属議員と「県民クラブ・公明」を構成するが、継続するかどうかは「選挙後に協議する」と話す。

 ■共産

 党県議団は7人で、10人以上の当選を目指す。これまでに現職、新人合わせ8人が立候補の意思を明らかにしている。党県委員会の小池佳都彦書記長は「現職の実績を打ち出すとともに、県民の要望に沿った阿部知事の施策や公約を応援し、共感を広げたい」と話し、阿部知事との協調を模索する。

 ■社民

 党公認、推薦は現在5人。6人以上を擁立し、勢力拡大を目指す。党県連は9日、初の政治塾を開講し、市町村議選候補も含めた人材発掘を進めている。年内には全候補者を固める方針。

 知事選では阿部知事を推薦した知事与党。竹内久幸代表は「県政で党の施策を実現し、党勢の拡大につなげたい」と語る。

 (小柳津心介、大平樹、柚木まり)

1785チバQ:2010/11/14(日) 19:26:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20101114-OYT8T00075.htm
白山市長選 自民、作野県議で一本化
 28日告示の白山市長選で、出馬の意欲を見せる吉崎吉規県議(4期)、作野広昭県議(3期)の候補者一本化が難航していた自民党松任支部は13日夜、拡大役員会を開き、作野県議で一本化することで合意した。

 両県議による協議が同日まで平行線をたどったため、同支部所属の市議、15地区長が候補を選考し、作野県議支持の決定を2人に伝え、支部の結論とした。

 作野県議は、「松任代表の候補者として恥じないような姿を見せて、市民の共感を得ていきたい」と意気込みを語った。同党では、山田憲昭県議(4期)も出馬の意欲を見せていることから、作野県議は「調整はまだ残っている」と話し、14日に開かれる同市自民党所属の県・市議の会合で合意を目指す意欲を示した。

(2010年11月14日 読売新聞)

1786チバQ:2010/11/15(月) 18:55:41
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010111590125303.html
名古屋市長選、知事選とダブル選も 河村市長が示唆
2010年11月15日 15時40分

 名古屋市の河村たかし市長は15日、記者会見し、来年2月6日の愛知県知事選に合わせ、自ら辞職して信を問う市長選を実施する可能性を示唆した。河村市長は、知事選に出馬の方針を固めた大村秀章衆院議員と連携し「愛知・名古屋」の地域主権強化を目指しており、「市長選を同時に行って市と県のあり方について市民の信任を得ることはあり得る」と述べた。

 河村市長は、市長選を来年4月の統一地方選までの「どこかではやりたい」と表明。実施期日は、県知事選または、2月下旬以降遅くとも統一地方選で行う市議選を念頭に置いていることを明らかにしたうえで、具体的には「ちょっと時間をいただきたい」と述べた。

 市議選は、市議会の解散請求(リコール)が成立すれば2月下旬以降から実施の可能性があり、遅くとも任期満了の統一地方選には実施される。

 市長選を知事選と同時にした場合、次の市議選で40人の擁立を目指す自派「減税日本」の候補者支援が手薄になる恐れもあり、河村市長は「その辺はいろいろ考えとりますので」と言葉を濁した。

 一方、大村氏は本紙の取材に「河村市長が自身の市長選についてどう判断するかは別にして、愛知・名古屋のためにともに連携して戦っていくことに変わりはない」と話した。

(中日新聞)

1787チバQ:2010/11/16(火) 00:47:37
>>1781
99年福井知事選
267551 栗田幸雄 69 男 無所属(自・民・公・社推薦) 現
138575 山本拓 46 男 無所属 新
57386 高木文堂 44 男 無所属 新
18935 北出芳久 63 男 無所属(共推薦) 新

この時山本拓は浪人中

■1996年選挙得票
  1  牧野隆守     自由民主党  元       79222  当選
  2  山本拓      新進党    前       65024  
  3  宇野邦弘     日本共産党  新        7078

1788チバQ:2010/11/16(火) 00:56:51
関係ないけど96年福井1区:2010年から見るとすごいなあ
ここで勝ち上がる稲田ってすごいな(09年に小選挙区勝利したチルドレンってだけで十分すごいが)
■1996年選挙得票
  1  笹木竜三     新進党    前       48214  当選 →無所属落選→無所属落選→民主党比例→09年追い風でも比例復活
  2  松宮勲      無所属    新       40840     →自民党当選→自民党当選→無所属落選→民主3区鞍替え比例
  3  平泉渉      自由民主党  前       32263     →比例7位落選→2区自民鞍替え落選
  4  古川太三郎    民主党    新       12022     89-95参議院議員
  5  金元幸枝     日本共産党  新        8369

1789チバQ:2010/11/16(火) 01:13:00
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001011150002
進展ぼかす小嶋市長
2010年11月13日


再出馬の意向を問う質問を、笑顔でかわす小嶋善吉市長=12日、静岡市役所

 6選を目指すのか、不出馬か――。来年4月の静岡市長選をめぐり、現職の小嶋善吉市長(63)がなかなか意向を明らかにせず、関係者をやきもきさせている。現在のところ、出馬を明言しているのは元県議の田辺信宏氏(49)ひとり。小嶋市長の意向表明は、早くても12月上旬とみられる。(杉山圭子)


 ◆「多選批判で慎重」


 12日の定例会見。来年度に本格化する東名高速静岡―清水間のスマートインターチェンジの整備構想に絡み、引き続き市政を担う意向を聞かれると、小嶋市長は「人は変わろうとも行政は継続していくわけですから」。記者が「そろそろお立場を明確に……」と重ねて尋ねたが、「いずれ。いずれやります。楽しみにしといて下さい」とかわした。


 8日、民主党県連との意見交換会でも、牧野聖修・県連会長が「早く気持ちをお聞かせいただきたい」と投げかけたが、「ま、いずれ」とほほ笑むにとどまった。民主党県連は独自候補を擁立する方針を掲げているが、牧野氏は「現職の動向で状況は大きく変わり、小嶋市長の意向がはっきりしないうちにすべては決められない」と話す。


 小嶋氏は旧静岡市と通算して5期17年目で、在任期間は県内35市町の首長で3番目に長い。多選批判もあり、2007年の前回選挙では、5選を決めたものの、元民主党参院議員の海野徹氏(61)に約1300票差に迫られた。


 自民党市議団の近藤光男・静岡支部幹事長は「第2次総合計画が始まったばかりで成し遂げたい気持ちはあり、市民の期待も感じつつ、多選批判や前回選挙の結果も考え、前回以上に慎重になっているのは確か」と語る。自民党市議団は、小嶋市長が再選を目指す場合は前回同様に応援するとしており、今月25日に開会する市議会11月定例会で、12月3日の総括質問初日に出馬の意向を問う方針だ。


 いち早く名乗りを上げた田辺氏は各種の市民イベントに顔を出すなど着々と準備を進めている。このほか、海野氏が再挑戦する可能性もある。

1790チバQ:2010/11/16(火) 20:18:03
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011160002
白山市長選 自民が作野氏擁立へ
2010年11月16日

◆新進石川も支援見通し◆


 28日告示の白山市長選で、同市内の自民党各支部は、党所属の作野広昭県議(53)を候補者として擁立することを決めた。14日に開かれた党所属の地元県議と市議らの会議で確認した。作野氏は無所属で出馬する考えで、新進石川所属の県議、市議らも作野氏を支援する見通しだ。


 自民党内では、作野氏の他、いずれも市内の選挙区選出の県議、吉崎吉規(61)、山田憲昭(59)の両氏も出馬の意欲を持っていた。だが候補者一本化の方針を固めていた党内で協議した結果、13日には吉崎氏が、14日には山田氏が出馬を断念した。


 14日に会見した作野氏は「(当選したら)一つの政党や会派に偏らず、市民党の立場で市政に取り組みたい」と話した。また、先月急逝した角光雄市長の政策の継承や、合併前の旧市町村の関係強化に取り組む考えを示した。


 新進石川所属の米光正次県議(59)や系列の市議らも、無所属での出馬を条件に作野氏を支援する方針。米光氏は19日に支援者に作野氏を支持する理由などを説明する。また、候補者の一本化調整を目指していた白山市議会の「有志の会」は、14日までに候補者調整を断念した。


 15日に市役所で開かれた市長選の立候補予定者説明会には、作野氏と、すでに立候補の意向を表明している元美川町長の竹内信孝氏(67)など6陣営が参加した。共産党は説明会には参加しなかったが、候補者擁立を検討している。


(山岸玲)

1791チバQ:2010/11/16(火) 20:23:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20101115-OYT8T01095.htm
白山市長選 自民、作野県議で統一
県議選区割り変更 余波で難航
 28日告示の白山市長選で、自民党は14日、市選出の県議、市議で会合を開き、作野広昭県議(3期)を同党の統一候補として推薦することで合意した。立候補に意欲を見せていた山田憲昭県議(4期)は、作野県議と協議の末、党内の一本化を重視して支援に回ることになった。作野県議は「旧市町村間の交わりを深く、滑らかにしたい。市民党の立場で公平公正、一党一派に偏らない市政を目指す」と述べ、無所属で立候補する考えを示した。

 自民党内の候補者調整が難航したのは、来春の県議選が、前回と違う選挙区割りで実施されるためだ。前回県議選では、「松任市石川郡西部選挙区」(定数3)から、作野、吉崎吉規(自民、4期)、米光正次(新進石川、3期)の3県議が当選。「石川郡東南部選挙区」(定数3)の白山市内からは山田、中川石雄(自民、10期)両県議が当選していた。

 次期県議選は、二つの選挙区が白山市(定数4)と野々市町(同2)に再編され、白山市の定数が実質的に減るため、特に激戦となる旧松任市を地盤とする作野、吉崎両県議が、市長と県議で活動の場の住み分けを図ることで最終的には混乱を収拾したとみられる。

 市長選を巡っては、自民党内の候補一本化とは別に、山岸勇副知事に出馬要請をしたり、副市長を擁立しようとしたりした県議や市議会の動きも混乱に拍車をかけた。市民の間からは「一本化、一本化と言って、市民の意見が置いてけぼり。出たい人も出られない。こんな決め方はおかしい」という声も上がっている。

(2010年11月16日 読売新聞)

1792チバQ:2010/11/17(水) 21:02:13
>>1771
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111701000647.html
署名最低でも3万6千人分無効 名古屋市議会リコール
 名古屋市議会の解散を求める直接請求(リコール)の署名を審査している市選挙管理委員会は17日、河村たかし市長の支援団体が提出した約46万5千人分の署名のうち、15日現在で約3万6千人分を無効と判断したと発表した。最終結果は24日に判明する。

 今後さらに無効が増える可能性もある。リコール手続きに必要な法定署名数は約36万6千人分。

 今回発表した無効分は、署名集めを担った「受任者」の氏名が空欄だった名簿約11万4千人分に関し、選管が審査期間を1カ月延長して郵送で再調査した内訳。

 受任者名がないのに「受任者から署名を求められた」と回答した人が約1万8千人いたほか、有権者でない人や記入ミスなどによる無効が約1万5千人。「署名していない」と答えた人も約600人いた。提出した署名全体では、さらに無効が増える可能性がある。

2010/11/17 17:55 【共同通信】

1793チバQ:2010/11/18(木) 00:24:27
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/aichi/101117/aic1011171920005-n1.htm
愛知知事選前に早くもさや当て 河村市長と自民系重徳氏
2010.11.17 19:03
 来年2月の愛知県知事選を前に、自民党推薦で出馬予定の元総務省課長補佐、重徳和彦氏(39)が17日、名古屋市の河村たかし市長を表敬訪問した。重徳氏が丁重に協力を求めたのに対し、同党の大村秀章衆院議員(50)を推す河村市長は「大村氏を応援している」ときっぱり拒絶。逆に減税議論を吹っかけるなど、早くもさや当てを演じた。

 河村市長は「自民も民主も増税大魔王ではあかん」と持論を展開。重徳氏は「減税そのものはいい。浮いた金を弱者救済に…」と受け流そうとしたが、河村市長は「納税者に戻さなきゃ減税じゃない」と言葉を遮った。

 同席した自民党市議が「大村氏を引っ張らないで」と要請。河村市長は「市議会(の自民党)がいろいろ反対するから」と苦笑い。冗談を交えつつも火花を散らした。

1794チバQ:2010/11/18(木) 21:11:24
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001011180004
新発田市長選、終盤に
2010年11月18日


個人演説に集まった人たち=新発田市内

 21日投開票の新発田市長選は、前県議の佐藤浩雄氏(66)、旧紫雲寺町長の鬼嶋正之氏(63)、前市議会議長の二階堂馨氏(58)、元団体職員の三村誉一氏(64)が、互いに他の陣営を批判するなど激しい戦いを見せ、終盤を迎えた。


 佐藤氏は、JR新発田駅の橋上化事業で「継続」を明確にしたことで、片山吉忠市長の支援を得たが、他陣営の「中止」「凍結」攻勢に、事業の必要性や財政への影響を説明する「守り」の展開を強いられている。


 片山市長らは、事業関連費を盛り込んだ予算案に多くの市議が賛成したことを強調。「中止」を唱える二階堂氏、「凍結」を主張する鬼嶋氏の両陣営の市議らを「自分たちで決めたことに、なぜ反対するのか」と批判する。


 鬼嶋氏は「足の引っ張り合いのような政治風土ではいけない」とし、他陣営の動きをけんせいする。


 橋上化や市役所建て替えなどで片山市政を批判する一方、橋上化事業の予算をめぐり、「調査を認めただけで、事業に同意したわけではないというのは、行政に携わった人にとっては幼稚な考え」と二階堂氏にも厳しい。


 だが、橋上化の「凍結」については、佐藤、二階堂両陣営から「あいまいだ」と批判されている。


 二階堂陣営は街頭演説の際、「駅の橋上化中止」ののぼりを並べる。争点を絞り込み、有権者に対して、市長選のポイントは、橋上化を進めるか、やめるかの二者選択にあるとアピールする狙いだ。


 陣営のひとりは、2005年衆院選で「郵政民営化」を掲げて自民党を大勝に導いた小泉純一郎元首相の戦略にならった、と話す。選挙カーには「市職員総人件費10%削減!」とも大書されている。市職員労働組合の支援を受ける鬼嶋氏を意識したものだ。
 三村氏はポスターを作らず、選挙カーも使わずに手書きのプラカードを持って街頭に立ち、「財政再建、赤字解消、市政刷新」を訴えている。(戸松康雄)

1795チバQ:2010/11/18(木) 21:26:31
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010111890090652.html
半田に「議会内閣制」を 市議長が特区申請
2010年11月18日 09時06分

 愛知県半田市の新美保博議長は17日、議会にも予算の提案権を認め、副市長や部長を議員が兼ねる「議会内閣制」を、現行の地方自治法でも実現できるよう、規制緩和を求めて、内閣府に構造改革特区を提案申請した。

 議員の予算提案や兼職は地方自治法が禁じている。特区の提案は自治体だけでなく議員も可能で、3カ月程度の審査で認められれば、全国でも初めてとなる。大阪府や名古屋市などで首長と議会の対立が鮮明化する中、同法の改正論議にも拍車がかかりそうだ。

 首長と議会がともに選挙で選ばれる「二元代表制」は、両者が全面対立した末の根本的な解決策がないなど、限界も指摘される。首長か議会のどちらの権限を強化するか、議論は分かれている。大阪府の橋下徹知事らも、支援を受ける議員を幹部に任命する案を提唱しているが、今回は、議会側が首長に権限移譲を求める逆の形。

 構想では、市長とともに、議員が兼職する副市長や部長らで「内閣」を構成。予算案をはじめ議案の企画段階から関与し、内閣として議案を提出する。半田市は市長と議会の対立構図になっていない。まずは市幹部との兼職はせず、予算案の企画段階から議員が正式に加わるなど、段階的に取り入れる。

 新美議長は有識者らとの勉強会に参加。地方自治のあり方を模索する中で、議院内閣制のモデル的な実施を決めた。「予算の提案権も執行権も認められていない下では、議会が仕事をするにも限界がある」と強調。所属する同市議会(定数25)の保守系会派「至誠クラブ」4人で共同提案している。特区として実施するには市長の同意も不可欠だが榊原純夫市長は「地方自治の在り方を調査、研究することはやぶさかではない」と話している。

 【議会内閣制】 予算編成や行政の責任を議会側にも持たせるため、議員が副市長や局部長など自治体の幹部を務める。議員の兼職は地方自治法が禁じているが、総務省の地方行財政検討会議が今春、公表した地方自治法改正に向けた「基本的な考え方」の中でモデルとして示している。橋下徹大阪府知事や石田芳弘衆院議員(民主)らは首長側の視点から議員の幹部登用を提案している。

(中日新聞)

1796チバQ:2010/11/19(金) 23:46:55
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010111990231755.html
名古屋市議会、自民が減税恒久化容認へ 
2010年11月19日 23時17分

 名古屋市議会の解散請求(リコール)で焦点となった河村たかし市長が提案する市民税10%減税条例をめぐり、自民党市議団は19日、来年度以降の減税続行を容認する方針を決めた。一部に容認論のある民主の対応次第では、継続審議となっている減税条例が11月定例会で成立する可能性が出てきた。

 民主には議員報酬削減でも市長案を認める声が出始め、自民では市議会の自主解散論が再浮上するなど、11月議会は初日から波乱で始まった。

 減税条例は、河村市長が就任直後の昨年6月に提案。12月の臨時議会でいったん可決したが、今年の2月定例会で議会側が「2010年度だけ」に修正した。恒久減税にこだわる市長は、来年度以降も実施する条例を繰り返し提案していた。

 自民が19日開いた総会では、「有権者に説明できない」との声も出たが、「次の選挙で勝つには減税容認しかない」との意見で一致。中川貴元幹事長は「市税収入の確保と市民サービスの維持、借金の抑制が条件だ」と説明した。

 自民は「市議会解散を求める署名は重い」として、他会派に自主解散を働き掛ける方針も示した。ただ議員の4分の3以上が出席し、その5分の4以上の同意が必要。公明、共産は難色を示していることから、実現の可能性は低い。

 リコールのもう一つの焦点だった議員報酬でも、公明が市長の半減案を容認したのを契機に動きが活発化している。

 市長は19日の本会議で、報酬以外で議員の政治活動費を公費負担する方法に言及。「政務調査費を使いやすくするため、総務省に法改正を働き掛けることも考えている」と述べ、議会との議論を踏まえて成案をまとめる考えを示した。総務環境委員会は12月3日に市長の出席を求めることを決めた。

 民主市議団は、活動費を公費負担する具体案を示すよう市長に書面で要求。ある市議は「回答次第では800万円の容認もあり得る」と話しており、会派内で賛否が分かれる可能性も高まっている。

(中日新聞)

1797チバQ:2010/11/20(土) 15:44:05
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20101118ddlk17010645000c.html
くらしの姿:2010金沢市長選/上 住む 限界集落、県都にも /石川
 ◇市街地活性化に力点
 イチョウの葉で埋まった畑は、黄金色の湖が輝いているように見えた。すがすがしい空気が漂う金沢市の山あい、人口約1000人の内川地区。自然豊かな里山が広がる一帯だが、県都にあって信じがたい事実を聞いた。地区内の集落が、65歳以上が占める割合が50%超の「限界集落」になったというのだ。

 盆踊りや虫送り、報恩講など若者が主体となって行ってきた伝統行事は消えた。間もなく冠婚葬祭や農作業など地域の共同作業もできなくなり、集落機能の維持が困難になるのは目に見えている。

 中心部へのバスは1日3、4便。近くにスーパーやコンビニ店はない。若者の多くは通勤通学の厳しさを口にして集落を離れた。集落に住む60代の男性は「静かで住みやすい。車で40分あればまちなかにも出ていけるし。けど、若い人には物足りないのかもしれない」とこぼした。

   ×    ×

 今年の市の推計人口は約46万人と、20年前の約44万人に比べ増加している。だが、問題はその年齢構成。65歳以上は約5万人から約9万人に増えたのに対し、15〜64歳は約30万人から約29万人に。働く世代が減っているのだ。超高齢化社会は目の前。内川地区の集落のようなケースが広がっていくことは想像に難くない。

 里山からまちなかへの人口流出をどう食い止めるのか。市は今年4月から、里山地域での定住支援制度をスタート。農家の後継者、新規就農者、伝統工芸従事者を対象に住宅建築の金利2・5%を上限50万円で助成することにしている。農業総務課の担当者は「インフラ整備が進んだ今、まちなかは近くなったことを知ってほしい」と強調する。

 しかし、市が力点を置くのは「まちなか」だ。01年に「まちなか定住促進条例」を制定。住宅建築200万円、マンション購入100万円を上限に奨励金を支給し、景観に配慮するとの条件で支援制度の充実を図る。空洞化の目立ち始めた市街地の活性化や拠点性向上を目指す姿勢が見て取れる。

   ×    ×

 内川地区には「住」をあきらめても、畑は残して農作業に通い続ける人もいる。里山の美しさを再発見し、スローライフと結びつけたアートイベントを企画する芸術家も現れ始めた。男性は過疎化を止めるのは社会全体の価値観の変化かもしれないと感じている。「コンクリートがきれいで土は汚いか。そうではないでしょう」

    ◇

 任期満了に伴う金沢市長選は21日告示、28日に投開票される。住む、買う、育てる、働く……。選挙戦を前に、市民の暮らしから金沢の現状と未来を考える。

1798チバQ:2010/11/20(土) 15:44:32
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20101119ddlk17010597000c.html
くらしの姿:2010金沢市長選/中 買う 繁華街に歩行者減少 /石川
 ◇まち再生へ特効薬探る
 金沢の「ファッションストリート」と呼ばれる中心街の竪町商店街。休日は女子高生や親子連れの元気な声が響く。だが、ここ数年、平日の人通りの少なさが目立つようになった。市内に住む飲食店従業員の女性(21)は「閉まっている店が多い。店のジャンルも偏っている」と渋い顔だ。昨年4月に転勤してきた男性会社員(24)は「片町や竪町で買い物をしたのは数回しかない」。

 竪町を含め、北陸一の繁華街として知られる市香林坊・片町エリアの歩行者数は減少の一途=グラフ、市など調べ。「商都」の発展を支えてきた面影を失いつつある。

 打って変わってにぎわっているのが、北へ1キロ程度のJR金沢駅エリア。06年に駅東口にオープンした北陸最大級のファッションビル「金沢フォーラス」を拠点に、週末には福井、富山ナンバーの車が押し寄せ渋滞が発生する。車や公共交通機関の利便性などから、買い物客の駅前や郊外の大型店への流出に歯止めがかからない。

 香林坊・片町の商業エリアは企業の支店や大型店が集まり、駅前エリアは玄関口。車の両輪として両者を発展させたい市にとっても、好ましい構図ではない。市は両エリアを結ぶ「都心軸」を整備し、人の流れを作ろうと、店舗誘致や開発に力を入れる。さらに、駅前の県立音楽堂を拠点にしたクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ」のイベントの一部を中心街で開催するなど、まちなかへの呼び込みに躍起だ。

   ×   ×

 中心市街地に「まちの顔」を再生させる特効薬はあるのか。関係者が期待を寄せるのが、14年度の北陸新幹線開業だ。現在より243万人増と見積もる駅利用者の足を、中心商店街へ引き寄せようというものだ。

 竪町など5商店街などでつくる「金沢中心商店街まちづくり協議会」は今月、市と共催で「金沢中心商店街活性化フォーラム」を開いた。会場のホテルの1室は定員150人を大幅に超え、立ち見が出た。4年後に迫った開業に対する関係者の関心の高さが伺えた。ただ、地域振興に詳しい日本政策投資銀行の藻谷浩介氏の講演が始まると、淡い期待は吹き消された。

 藻谷氏が強調したのは、浜松市や兵庫県姫路市など新幹線が開通した多くの地方都市では人口流出が起こり、結果としてまちが衰退するケースが見受けられること。一方、京都だけは交流人口が拡大している。藻谷氏は「1度行けば済むまちになるか、何度行っても良いまちになるか。通いたくなる中身がまちにあることが重要だ」と話した。

   ×   ×

 「クリスマスにはサンタの帽子をかぶって歩く人たちがいて……。絵に描いたようなにぎわいがあった」。同協議会の戦略委員長、小間井隆幸さん(57)はつぶやく。新幹線開業を見据え「まちなかを安く、わかりやすく巡る公共交通の仕組みが必要だ」と考える。観光客が呼べる金沢21世紀美術館は「唯一の救い」とも。中心街をまちの財産としてとらえた早急な対策が求められている。

1799チバQ:2010/11/20(土) 20:29:15
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20101120ddlk17010654000c.html
くらしの姿:2010金沢市長選/下 育てる・働く 才能生かせる施策を /石川
 ◇個々に即した情報不足
 「子供がいても、やっぱり自分の好きなことをして働きたいと思ったんです」

 金沢市のマンションで暮らす主婦、大谷育子さん(50)は昨年、オーダー制で着物を洋服などにリメークする「kiuデザインハウス」を自室で始めた。長女(11)、次女(9)の子育てを機に主婦業に専念していたが、友人が中心の注文をさらに広げて「仕事」にしたいと考えている。

 服飾系の専門学校を卒業後、市内のブティックなどで勤務。店舗を任されたこともあり、「お風呂でもトイレでも仕事のことを考えていた」という。37歳で結婚。2年後に長女が生まれると、保育園の送り迎え、熱を出せば病院、軌道に乗り始めた仕事……。時間のやりくりに追われるように。翌年には2人目を妊娠し、会社を辞めた。

 再就職を希望した時期もあったが、休日や勤務時間の条件が合わず、育児との両立は難しいと実感した。「それまでの人生で積み上げてきたものは、その人の才能なのに」

   ×   ×

 同市広坂2の県広坂庁舎内にある「マザーズハローワーク」。子育て中や子育てを終えた女性の就労支援に石川労働局が07年にオープンした。相談を受け、個別の希望に応じて紹介。子育て支援サービスなど、仕事と子育ての両立に役立つ情報も提供している。

 市はここで、県の女性再チャレンジ支援室などと連携。昨年度からは市が主催し、キャビンアテンダントなどを講師に「再就職準備セミナー」を開催。しかし現在、市が中心となって取り組む独自の政策はこれ以外ない。

 市労働政策課は「不況や若者の就職離れなど優先して力を入れなければならない課題が多い」と話す。さらに、県にも国の女性再チャレンジ支援室制度があり「二重行政」との指摘も受けるという。

   ×   ×

 大谷さんは「子育て中の主婦同士が集まって活動できる場所があれば」と考えてきた。結婚・出産を機に、それまで積み上げた技術を生かせないでいる人たちが多いとの思いからだ。

 だが、情報がどこにあるのかすら分からず、実際には行動に移せないでいる。「全体像でなく一人一人のケースに合った施策をしてほしい。行政にできることが限られるのなら、民間や外部の目も入れた新しい考え方が必要だと思う」。国や県にできないきめ細かい行政サービスが市に求められている。

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 この企画は宮嶋梓帆が担当しました。

1800チバQ:2010/11/21(日) 20:44:21
金沢関連記事

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/757
2009年11月29日 中日新聞
活気戻るか 竪町商店街 消費冷え込み テナント撤退相次ぐ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/875
2010年2月13日03時32分 北國新聞
SPC年内撤退へ、大型店跡埋まらず 金沢・タテマチ 女性向け減り、メンズ化進む
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/997
2010年4月11日03時11分 北國新聞
30代以上が都心を回遊 金沢、ボキューズ、ハンズ効果は?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/1051
2010年6月11日03時52分 北國新聞
金沢都心軸、目立つ空き路面店 ファッション通りで18、中心商店街で40以上

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225487931/2373
小松―静岡便撤退へ 来春
FDA、搭乗率改善見込めず
(2010年9月30日 読売新聞)

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1105074193/800-801
2010年3月19日04時03分 北國新聞
金沢都心、投資低調で苦戦 石川の公示地価 オフィス空室率は25%
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1105074193/884
2010年8月23日01時58分 北國新聞
8エリアで拠点性向上 金沢都心軸 香林坊に創造都市機構 市が概要固める

1801チバQ:2010/11/22(月) 12:20:18
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20101122/CK2010112202000093.html
大橋氏、現職破る 養老町長選
2010年11月22日

初当選を果たし、孫を抱いて笑顔を見せる大橋氏=養老町下笠の選挙事務所で


 養老町長選は21日投開票され、いずれも無所属で、新人の大橋孝氏(60)が、4選を目指した現職の稲葉貞二氏(75)と新人の高野智氏(70)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は2万6189人。投票率は53・07%で前回を7・12ポイント上回った。

 現職に494票差をつけ完勝した大橋氏。同町下笠の選挙事務所に当確の知らせが入ると、支持者の「やったぞ」という雄たけびが響いた。大橋氏は「町民の養老を変えようという強い気持ちの勝利だ」と勝ちどきを上げ、万歳を繰り返し喜びを分かち合った。

 大橋氏は「企業理念で行革を進める」と主張し、知名度不足の中、今春から町内を駆け巡り支持を伸ばした。

 稲葉氏は3期12年の実績を前面に「血の通った地域社会をつくる」と訴えたが、高齢多選の逆風に支持が広がらなかった。

 高野氏は「しがらみを断ち町を変える」と強調したが及ばなかった。

 (松瀬晴行、小椋由紀子)

◇養老町長選開票結果

当 6,628 大橋孝60 無新<1>

  6,134 稲葉貞二75 無現 

  1,034 高野智70 無新 

               全票終了

1802チバQ:2010/11/22(月) 12:22:32
>>1615>>1794
現職後継の民主県議が落選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20101122-OYT8T00097.htm
新発田市長に二階堂氏
JR駅の橋上化中止を訴えて初当選


当選確実となり万歳をする二階堂氏(21日午後10時59分、新発田市住吉町で)  新発田市長選は21日、投開票が行われ、無所属で新人の前市議会議長・二階堂馨氏(58)が、いずれも無所属で新人の前県議・佐藤浩雄氏(66)、元紫雲寺町長・鬼嶋正之氏(63)、元団体職員・三村誉一氏(64)を破って初当選を果たした。当日有権者は8万4448人で、投票率は65・47%(前回38・57%)。

 二階堂氏は、「議長時代に市町村合併の中心的役割を担った責任を果たしたい」と立候補。片山吉忠市長が主要政策として進めたJR新発田駅橋上化の是非を最大の争点と位置づけ、財政負担が過大だとして中止を訴えた。地元選出で自民党の岩村良一県議や、近寅彦・元新発田市長らの応援を得て、支持を広げた。

 佐藤氏は片山市政の継承を掲げ、駅橋上化推進を訴えたが届かなかった。鬼嶋氏は駅橋上化の凍結を公約としたが支持が広がらず、三村氏も財政再建を訴えたが浸透しなかった。

 二階堂氏は同日深夜、当選が確実になると、「皆さんと新発田の子供たちの未来のために頑張ろうと、この厳しい市長選を戦った。心からお礼申し上げる」などと喜びを語った。

◆解説◆

新人4人の争いとなった新発田市長選は、「新たな新発田の創生」を訴えた二階堂馨氏が制した。12年間続いた片山市政に市民が停滞感を感じ、変革を望んだ結果とも言える。

 選挙戦最大の争点は、現市政の主要政策の一つだったJR新発田駅橋上化事業の是非だった。二階堂氏は、市議会議長として片山市長を支える立場だったが、橋上化については財政負担が過大だとして、中止を掲げて戦った。

 駅橋上化にかかる費用は約38億円。しかし合併特例債などを活用すれば、実質負担額は約6億5000万円で済むと市は試算する。二階堂氏は選挙戦で、その予算を教育や福祉、産業育成に使うべきと主張、支持を広げた。だが、その具体的な未来像が有権者に示されたとは言い難い。

 また、旧県立病院跡地の活用や新市庁舎建設などの課題も山積している。新市長には明確な将来展望と、リーダーシップが求められる。(隅谷真)

(2010年11月22日 読売新聞)

1803チバQ:2010/11/22(月) 12:27:25
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20101121ddlk18040290000c.html
無免許運転:坂井市議、容疑で逮捕 「停止」処分中に /福井
 坂井署は19日、道交法違反(無免許運転)容疑で坂井市議の藤沢寛司容疑者(35)=同市丸岡町高田=を逮捕した。容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、19日午後2時20分ごろ、福井市大和田町の市道で乗用車を無免許運転したとしている。

 同署によると、藤沢容疑者が無免許運転しているとの情報に基づき、捜査中の同署員が職務質問しようとしたところ、振り切って逃走。約9時間後に同市開発町の駐車場にいるのを発見し、逮捕した。藤沢容疑者は交通違反を繰り返し、先月18日から120日間の免許停止処分を受けていた。

 藤沢容疑者は03年に旧丸岡町議選に初当選。06年の坂井市発足に伴う市議選でも当選し、現在2期目。

 逮捕を受け、同市議会は20日、臨時の議会運営委員会を開き対応を協議したが「事実関係が明らかでない」として、藤沢容疑者と面会後に対応を決めることにした。山田栄議長は「市民や関係機関に深くおわび申し上げる」とコメントした。【安藤大介、幸長由子】

1804チバQ:2010/11/22(月) 20:19:44
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001011220005
新発田市長に二階堂氏
2010年11月22日


当選が決まり、万歳をする二階堂氏(中央)=21日午後10時55分、新発田市住吉町

 新発田市長選は21日投開票され、無所属新顔で共産党市委員会が支持する前市議会議長の二階堂馨氏(58)が初当選を決めた。前県議の佐藤浩雄氏(66)、旧紫雲寺町長の鬼嶋正之氏(63)、元団体職員の三村誉一氏(64)の無所属新顔の3人を破った。当日有権者数は8万4448人。投票率は65・47%(前回38・57%)だった。


 二階堂氏はJR新発田駅の橋上化事業の中止と、市職員の総人件費10%削減の2点に争点を絞り込む戦術を取った。当初、「後継者の指名はしない」と言っていた片山吉忠市長は二階堂氏に反発し、事業の継続を唱える佐藤氏の陣営に加わったが、二階堂陣営はまんがで説明する後援会報を配布。「38億円をかけて橋上化を実施するか、福祉や教育などにお金をかけるべきかが問われる選挙」との主張が有権者に浸透した。


 橋上化に反対していた共産党市委員会が二階堂氏と「基本政策」を確認して支持を決めたほか、公明党は自主投票ながら、同党所属の2人の市議が二階堂氏を支援。現在28人の市議会のうち、半数にあたる14人が陣営に加わり、市議らは「市政の安定のためにも二階堂氏を勝利させる他にはない」と訴えた。


 市職員の人件費に関しても、民間より優遇されていると主張。「民間の物差しを当てはめるべきだ」と述べ、市職員労働組合が支援する鬼嶋氏との違いを鮮明にした。


 最も早く選挙態勢を敷いた佐藤氏は、二階堂氏が議長だった時に、橋上化事業の関連費を盛り込んだ予算案が、二階堂氏の所属会派を含む多数の賛成で可決されたことを指摘。「採決で賛成したのに、急に中止と言うのはおかしい」と批判したが、反対論の高まりに事業の必要性を説明する「守り」の選挙を強いられた。


 鬼嶋氏は6期約24年間の町長経験や人脈の広さを訴えたが、立候補表明が9月20日と遅れたことが響いた。

1805チバQ:2010/11/22(月) 20:20:30
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010112202000153.html
減税、報酬…民主揺れる 河村市長の提案、自・公“容認”
2010年11月22日

 名古屋市の河村たかし市長との対立構図に変化が生じた市議会。市長提案の議員報酬半減を認めた公明に続き、自民が市民税減税の容認に転換したのを受け、対応が注目される最大会派の民主党市議団に、足並みの乱れが目立ち始めた。11月定例会でも焦点となる議員報酬と減税の議論は民主の態度が鍵を握るが、次期市議選を見据え、各議員の思惑が交錯している。

 自民が突然の「減税容認」を発表した翌20日夜。民主市議団の27人中、労働組合出身の議員を中心に約10人が市内で会合を開いた。10月に発表した次期市議選のマニフェストに明記した「議員報酬は市民を入れた第三者機関で見直す。減税よりも財政再建」の路線を守り、市長案には賛成しない姿勢で臨むことを確認した。

 市議団は急きょ役員会の開催を決め、22日に今後の対応を話し合う。議員定数削減など議会改革を主導する政策などを検討する見込みだ。

 所属市議からは、市議選をにらんで大きくかじを切った公明と自民に「選挙目当てで節操がない」と批判が続出するが、「市長案に反対で押し切れるならいいが、最後に賛成に回るのは一番つらい」との本音も。後れを取ったことへの危機感は共通するが、会派の中は一枚岩ではない。

 民主は19日に開会した11月定例会に、議員報酬を第三者機関で決める条例を自民と共同提案。しかし数人の若手グループからは、議員活動費の公費負担を条件に報酬半減を容認する声も漏れる。

 ある市議は「報酬半減は大きな民意。ここまで来ると耐えきれないが、方針転換するには理由が必要」と話し、議会での議論を踏まえて容認に転じる可能性を示唆した。

1806チバQ:2010/11/23(火) 10:10:29
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20101123102.htm
山出氏先行、追う山野氏 金沢市長選で北國新聞社世論調査
 28日投開票の金沢市長選の動向を探るため、北國新聞社は21、22日の2日間、同市内の有権者を対象に電話による世論調査を実施した。その結果と選挙取材班の分析を基にした22日現在の情勢は、現職の山出保候補が先行し、新人の元同市議山野之義候補が追う展開となっている。ただし、まだ5割の有権者が態度を決めておらず、情勢は流動的な要素を残している。新しい市長に望む政策を聞いたところ、景気・雇用対策が最も多かった。
 黒崎清則候補は厳しい戦いで、米村照夫、沖野正憲両候補はともに苦戦している。

 山出候補は、自民支持層のほぼ半数を固めた。民主支持層のほぼ半数、公明支持層でも6割の支持をそれぞれ得ている。社民、国民新支持層にも浸透している。

 山野候補は自民支持層から3割の支持を得ており、みんな支持層に食い込む。黒崎候補は推薦を受ける共産の支持層の7割近くを固めた。

 「支持政党なし」のいわゆる無党派層の支持では、山出候補が山野候補を上回っている。年代別では、すべての年代で山出候補がリードしている。

 意中の候補を「決めている」と答えた人は30・2%、「だいたい決めている」は19・1%。50・4%が「まだ決めていない」と回答した。「まだ決めていない」は30代で69・7%に達し、20代で半数、40代でも55・0%となった。

 新しい市長に優先して取り組んでほしい政策では、景気・雇用対策の34・6%に続いて、福祉・医療の充実が27・0%となった。産業の振興9・6%、子育て支援7・6%、教育・文化政策7・3%、行財政改革6・9%、環境対策3・3%の順となっている。

 男性では、景気・雇用対策が38・8%で最多だった。福祉・医療の充実が18・1%、産業の振興が13・5%で続き、行財政改革も10・2%と10%台となった。女性では、福祉・医療の充実が35・1%でトップとなり、景気・雇用対策30・7%、子育て支援9・1%の順に多かった。

 20〜30代では、景気・雇用対策の32・3%、福祉・医療の充実の22・0%に続いて子育て支援が16・2%で3番目となった。40〜50代では景気・雇用対策が42・1%と4割を超え、60歳以上では福祉・医療の充実が34・5%で最も多かった。

1807チバQ:2010/11/23(火) 23:57:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20101120-OYT8T00083.htm?from=nwlb
市長選の争点に 事業費72億に反対の声も
「尾張一宮駅前ビル」着工

 一宮市のJR尾張一宮駅東側に同市が建設する「尾張一宮駅前ビル」の安全祈願祭が19日、建設用地で行われ、谷一夫市長ら市関係者や施工業者ら約100人が出席し、工事の安全を祈った。同市の新たな玄関となる注目の施設だが、12月の市長選では建設の是非が争点の一つになる見通しだ。(渡辺浩平)

 老朽化のため取り壊された旧駅前ビルの跡地に、7階建て約2万1400平方メートルの新ビルが建設される。5〜7階の中央図書館(仮称)をはじめ、市民活動支援センター、子育て支援センター、多目的ホール、商業施設、立体駐車場などが入り、JR・名鉄の駅コンコースとエスカレーターで結ばれる3階には広場「シビックセンター」が設けられる。2012年秋の完成予定で、総事業費は約72億円。

 駅前には当初、同市内の修文大学が駅前キャンパスを新設する計画だった。しかし、今年1月、大学側が進出計画を断念。このため、南側に隣接して造られる予定だった民間棟は白紙となり、全体の規模は縮小して公共施設中心のビル建設となった。

 谷市長は安全祈願祭後のあいさつで「ユニークなアイデアが盛り込まれた施設で、中心市街地の活性化にも役立つ」と新ビル建設の効果に期待を寄せた。一方、谷氏とともに市長選への立候補を表明している新人の高橋一氏は「事業費のほかに土地賃貸料もかかり、市の財政状況を考えると駅前ビルは中止すべきだ」としている。

(2010年11月20日 読売新聞)

1808チバQ:2010/11/24(水) 12:11:45
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101124-OYT1T00355.htm
無効10万前後?名古屋市議会リコール微妙
地方行政
 名古屋市の河村たかし市長が主導する市議会の解散請求(リコール)運動で、市選挙管理委員会は24日夕、再審査で1か月遅れになっていた署名審査の結果を取りまとめ、発表する。


 ただ、市長の支援団体が集めた署名約46万5000人分のうち、無効署名数は10万人分前後あるとみられ、解散の是非を問う住民投票の手続きに必要な法定数(36万5795人)に達しているかどうかは微妙な情勢だ。

 市内全16の区選管は午前9時半から午後4時にかけて順次、委員会を開いて有効署名数を決定。すべての集計結果が判明するのは午後4時すぎの見通し。

 午前9時半から委員会を開いている東区選管では、署名数1万7454人分のうち、有効署名は1万2656人分。無効署名は27・5%だった。

(2010年11月24日11時42分 読売新聞)

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010112490114816.html
各区選管で署名数発表始まる 無効率は2区で27%弱 名古屋リコール
2010年11月24日 11時55分

 名古屋市議会の解散請求(リコール)の署名審査で、市内16区の選管が24日午前から順次、委員会を開き、有効と無効の署名数の発表を始めた。午前11時半現在で発表を終えた2区の提出署名数4万5447人分のうち、無効は1万2252人分で、無効率は26・95%。リコールが次の段階の住民投票に進むには、36万5795人分以上の有効署名が必要。残り14区を含めた全市の無効率が21・4%(9万9799人分)以下になることが条件となる。

 全市の提出数は46万5594人分で、発表済みの2区の提出数は全市の9・76%に当たる。

 東区役所では午前9時半から区選管委員会が始まった。会場は25日から署名簿を一般に公開する「縦覧」を行う会議室。4人の委員たちは事務局職員の説明を受けながら有効、無効署名の数を確認した。

 発表した2区のデータは次の通り。(有効署名数、無効署名数、無効率の順)

 東区 12656、4798、27・48%

 港区 20539、7454、26・62%

(中日新聞)

1809チバQ:2010/11/24(水) 12:14:55
>>1804
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001011240002
駅橋上化、どう決着
2010年11月23日


当選から一夜明けて、今後の市政運営について語る二階堂馨氏=22日、新発田市住吉町5丁目の後援会事業所

21日に行われた新発田市長選は、JR新発田駅の橋上化事業の「中止」を唱えた前市議会議長の二階堂馨氏(58)が、「継続」を主張した前県議の佐藤浩雄氏(66)ら3人を破って初当選を果たした。この事業をめぐり、片山吉忠市長が8月末にJR東日本との間で覚書を締結。施設の概略設計の作業が始まっている。JRとの間でどう調整しながら、ブレーキをかけるか。新市長の手腕が問われることになりそうだ。(戸松康雄)


   ◇


 二階堂氏は22日朝、橋上化について「JRとの交渉過程や財政的な資料などをしっかり把握したうえで、スケジュールを組み立てたい」と述べ、市職員から説明を受けたうえで、JR側との折衝に入る考えを示した。


 線路の上約7メートルに東西両口を結ぶ自由通路(長さ約50メートル、幅5メートル)を新設し、駅舎も線路上に移す橋上化は、市の事業だが、工事の大半はJR東日本が担当する。両者は今年8月31日、費用負担など事業の基礎となる事項を定めた覚書を締結。JRは市の委託を受けて、自由通路や駅舎の設計を行い、事業費の積算を行う概略設計に着手した。


 二階堂氏は来年度予算案について、橋上化事業に関する費用は盛り込まない意向を示した。ただ、作業中の概略設計に関しては「決して無駄になるものではない。将来的な資料として残る」と述べ、直ちに中止するのではなく、作業の進展状況を踏まえて判断する考えを示した。


 二階堂氏にとって難しいのは、橋上化中止をJRに伝えながら、同社との協力関係をどのように維持していくか、という点だ。


 新発田駅では、新潟・新津方面行きの2・3番線ホームと、改札口を結ぶ地下道に階段しかなく、車いすの利用者は駅員に抱えられて上り下りする。このため、選挙期間中、二階堂氏は「橋上化は不要だが、駅のバリアフリー化は必要」と繰り返した。


 地下道にエレベーターを付けたり、高架橋を新設したりといった駅構内のバリアフリー化工事をJRが行った場合、費用はJRと国、市が3分の1ずつ負担することになっている。


 二階堂氏は「JRと交渉したい。これまで橋上化で市役所と話し合ってきたのだろうが、『バリアフリー化で考えませんか。費用負担などでお手伝いはしたい』と伝えたい」と話す。


 また、橋上化とともに、市とJRで協議されてきた東口駅前広場の整備に関して、二階堂氏はJR側からの土地取得を目指す考えを示した。「駐車場や駐輪場を整備したい」という。


 市幹部は「新発田市として、どのような考え方で臨むかをしっかり固めたうえで、JRと話し合わなければならない」と話す。


 今年度予算には概略設計をJRに委託する費用として約5700万円が計上されているが、このうち3300万円は国土交通省からの交付金が充てられている。このため、事業中止に関する国への説明も必要になると見られている。

1810チバQ:2010/11/24(水) 12:17:06
海野出馬へ!
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20101124000000000007.htm
次期静岡市長選、海野徹氏が出馬の意向
11/24 08:06
 元参院議員の海野徹氏(61)=静岡市葵区内牧=が、来年4月12日任期満了の同市長選に立候補する意思を固めたことが23日、分かった。24日の支援者ら対象のセミナーで出馬表明する見通し。
 海野氏は静岡新聞社の取材に対し、「静岡市は閉塞(へいそく)感がまん延している。都市経営者としての感覚で市政を担い、経済成長戦略を進める必要がある」と意欲を見せた。
 2007年4月の前回市長選は僅差(きんさ)で現職に敗れ、昨年の知事選にも出馬した。今回の出馬について「どんな立場であっても静岡のために貢献したいという思いを抱いて取り組んでいる」と語った。
 海野氏は旧静岡市議2期、県議3期を経て、1998年7月の参院選静岡選挙区で初当選。再選を目指した2004年の参院選で落選した。
 同市長選には元県議の田辺信宏氏(49)=葵区上足洗=が既に出馬の意思を示している。小嶋善吉市長は態度を明らかにしていない。民主党県連は独自候補の擁立を模索。共産党県委員会も候補擁立の作業を進めているという。

1811チバQ:2010/11/24(水) 12:21:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101124-00000005-mai-soci
<愛知知事選>大村氏を厳格な処分へ 自民県連が方針
毎日新聞 11月24日(水)2時30分配信

 11年2月の愛知県知事選を巡って、自民党県連は大村秀章衆院議員(50)=比例東海ブロック=に対し、除名を含む厳格な処分をするよう党本部に求める方針を決めた。大村氏が県連の独自候補擁立を無視し、河村たかし名古屋市長と連携して立候補を目指しているからだ。県連は25日に倫理党紀委員会を開いて対応を決定する。

 「このままでは示しが付かない」。23日午後、同県知立市のホテルで開かれた自民党県連会議。出席者から大村氏に厳しい処分を求める意見が相次いだ。

 知立市は大村氏の地盤。会場には西三河地区の県議、市議約100人が集まった。県連は大村氏の地元で会議を開き、大村氏に近い県議、市議に踏み絵を踏ませた形だ。県連が擁立した元総務省課長補佐、重徳和彦氏(39)も「今回の選挙は非常に厳しいが、相手が大きくなればなるほど燃えてくる。自民党のみなさんとともに戦いたい」と大村氏を意識したあいさつをした。

 鈴木政二県連会長は記者団に「礼を失しないよう丁寧な対応をしてきたが、本人がそのような意向なら(処分せざるを得ない)時期にきている」と強い姿勢で臨む考えを示した。

 自民県連は09年の衆院選で大敗し、県連会長の大村氏ら執行部が退陣。自民県議団57人の約半数は前執行部と近かったかつての主流派で、現在は非主流派として現執行部と距離を置く。今回の強硬姿勢の背景には、断固たる態度を示さないと「非主流派から執行部責任を追及されかねない」(執行部に近い県議)との事情がある。県議会最有力者、寺西学県議(74)が22日夜、名古屋市内で開いた在位40年記念パーティーには地元政財界の幹部約900人が勢ぞろいしたが、重徳氏は招待されなかった。

 大村氏は、県連内の不協和音を見透かすように河村市長との連携姿勢を強めている。23日は県連会議を欠席し、2人で名古屋市の藤前干潟を訪問。かつて党内の反発を受けながら2人で藤前干潟保全に取り組んだ思い出話を記者団に披露し「当時大変苦しい状況もあったが、信念を貫いて頑張って良かった」と思わせぶりに語った。【宮島寛、加藤潔】

1812チバQ:2010/11/24(水) 22:10:36
>>1808ほか
http://mainichi.jp/select/today/news/20101125k0000m010001000c.html
名古屋市議会:リコール有効署名、法定数下回る
2010年11月24日 17時5分 更新:11月24日 21時25分

 名古屋市選挙管理委員会は24日、河村たかし市長が主導する市議会解散請求(リコール)で、有効署名数を35万3791人分と発表した。議会解散の賛否を問う住民投票に必要な法定数36万5795人分には届かなかった。市長の支援団体「ネットワーク河村市長」は計46万5602人分(選管が24日訂正し8人増)の署名を集めたが、市内16区選管は計11万1811人分を無効と判定、無効率は24.0%だった。支援団体は異議申し立てをして有効署名の上積みを目指すが、法定数確保は困難な情勢だ。

 各区選管は25日から12月1日までの1週間、各区役所で署名簿を縦覧に付す。縦覧期間中に申し立てられた異議を審査後、同中旬までに有効署名数が確定する。

 市選管によると、無効理由は、選挙人名簿に登録されていない=4万3818人▽収集方法に問題がある=2万2990人▽自署でない=1万6787人−−など。署名集めを担当する受任者の欄が未記入で審査期間延長の対象となった署名11万4805人分の無効率は36.1%。残り35万797人分の無効率は20.0%だった。

 河村市長は審査結果を受け「恐るべき民主主義の虐殺だ。選管にはどういう理由で無効にしたのか聞きたい」と選管を批判した。

 支援団体は、リコールに伴う出直し市議選を11年2月の愛知県知事選と同日選にするため8月27日に署名集めを開始。選管は10月5日から署名を審査したが、受任者欄が未記入の署名簿について「請求代表者10人が集めたにしては多過ぎる」として審査期間を1カ月延長、重複署名を省いた約10万人に郵送で本人調査をした。支援団体は「審査延長は違法で本人調査の手法も問題」と反発、名古屋地裁に提訴した。

 河村市長は09年4月の市長選で公約に掲げた市民税10%減税と地域委員会実現に加え、議員報酬半減などを巡って議会と対立を深め、支援団体がリコール運動を進めた。【丸山進】

1813チバQ:2010/11/24(水) 22:23:03
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011160004
【検証 山出市政20年】1:中心市街地
2010年11月16日


金沢駅から近江町市場への大通り沿いに建つ「みやび・る金沢」。1階はすべて空き店舗だ=金沢市本町1丁目




◆過剰開発のツケあらわ◆


〜*人口増えず、空室ばかり*〜


 「金沢はバブル期以降、東京でもやらないほど売り場を増やした。過剰に開発を進めて、いわば自滅したんです」


 今月4日に金沢市内で開かれた「金沢中心商店街活性化フォーラム」。地域振興研究の第一人者、藻谷浩介氏(日本政策投資銀行)は、金沢圏の小売業の売り場面積が郊外中心にこの16年間で1・5倍に急増し、人口あたりでは全国でトップクラスになったと指摘した。「面積あたりの売り上げは4割も減り、商業者は疲弊している」


◇          ◇


 過剰開発のツケは、市中心部で顕著だ。JR金沢駅〜武蔵間の再開発地区では、1986年〜07年に複合ビル4棟が順次建った。だが、最も新しい「みやび・る金沢」1階の4店舗ほどのスペースは、すべて空室。他のビルも空き店舗が目立つ。


 この地で40年前から商売を続け、今は再開発ビルで店を開く男性(65)は嘆く。「テナントが入っては出ていく。私のようなもともとの地権者はいいが、家賃を払いながら商売を続けるのは厳しい」


 一帯で最大のビル「リファーレ」の1、2階の商業部分には、96年の開業時に百貨店の子会社が入居したが、業績不振で04年に撤退。続いて出店した大型書店も昨年7月に退去した。その後、2階部分はテナント探しが難航。ようやく今年9月に、年金記録確認のためのコールセンターが入ることが発表された。市の担当者は「本来は商業店舗が望ましいが、やむを得ない」と苦しい事情を明かす。


 最大の繁華街、片町地区も、この20年で人通りが約半分に減るなど衰退は著しい。象徴的なのが7階建ての複合施設「ラブロ」。2階以上は半分以上が空き店舗だ。


 過剰開発となった一因は、市が大幅な人口増を見込んでいたことだ。市は70年代から「60万都市構想」を掲げ、山出保市長も98年に策定した「都市計画マスタープラン」で51万人を目標とした。だが実際には90年代半ば以降、約45万人で横ばいが続く。


 こうした見込み違いの都市構想にあわせて郊外の開発区域を広げ過ぎ、駅前など中心市街地の開発も過剰になった、と専門家は指摘する。


 中心部の空洞化が進むと市も危機感を抱き、02年に商業環境形成指針を施行。郊外では3千平方メートルを超える大型店の出店を原則禁じた。だが、規制のない近隣の市町に大型店が次々と建ち、金沢市中心部から客を奪った。


 厳しい状況のなか、関係者は14年度の北陸新幹線の開通に一心に期待を寄せる。だが、佐無田光・金沢大准教授(地域経済論)は「今後は行きすぎた開発をどうコントロールするかの議論が必要だ。新幹線に過大に期待して開発を続ければ、事態はむしろ悪化する」と警鐘を鳴らしている。


(生田大介)


◇          ◇


 1990年に山出保市長が初当選してから5期20年。市民の暮らしはどう変わったのか。市長選を前に「山出市政」の課題を検証した。

1814チバQ:2010/11/24(水) 22:23:35
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011170001
【検証 山出市政20年】2:観光
2010年11月17日

◆老舗旅館は減少の一途◆


〜*大手ホテル進出で荒波*〜


 「これほど長期間、厳しい状態が続いたことは記憶にない」。創業80年の老舗(しにせ)料理旅館「まつ本」(金沢市尾張町1丁目)の3代目、松本初夫さん(60)はため息をついた。観光スポットで知られるひがし茶屋街のそばで、長年営業を続けてきた。松本さんが先代から経営を引き継いだのは40年ほど前。過去にも好不況の波はあったが、ここ数年は全くよくなる兆しが見えない。バブル以降、客足は年々減るばかりだという。


◇    ◇


 JR金沢駅前にはここ数年、北陸新幹線の開業を見込んで全国チェーンのホテルが相次いで進出した。市によると、年間宿泊客数は新型インフルエンザの影響で2009年に一時的に落ち込んだが、近年は増加傾向だ。市内の宿泊施設客室数は09年で8722室。02年の7291室と比較しても1千室以上も増えた。


 一方、老舗旅館や小規模ホテルは減少の一途をたどる。02年に52軒あった旅館は、09年には38軒にまで落ち込んだ。宿泊客数も旅館では06年の約13万7千人から08年は1万人以上減少した。


 対照的なのは大手の都市ホテルだ。宿泊客は06年の51万から08年は53万に増加している。松本さんは「増加分が大手ホテルへ移ってしまったのではないか」と話す。


◇    ◇


 「宿泊施設は供給過剰の状態だ」と市旅館ホテル協同組合の石田憲二常務理事(63)は語る。石田さんはJR金沢駅前で「ガーデンホテル金沢」を経営しているが、稼働率は最盛期から約3〜4割減った。02年には大手ホテルの進出に対抗するため、別組織だった「協同組合県ビジネスホテル協会」と「市旅館協同組合」が合併し、「市旅館ホテル協同組合」が設立された。組合は、従業員の語学研修や外国語のホームページの充実化など地道な努力を続けている。


 旅館やホテルの経営には、建物の改修費や高額の維持管理費が必要だ。改修の時期に高額な費用が負担出来ず、廃業に至るケースも多い。期待は増加する外国人観光客。市は07年度から、外国人観光客の誘客を目指す旅館に、壁やふすまなどの内装工事やトイレの洋式化の改修費を補助する支援事業を始めた。また今年9月の補正予算では、文化的景観としての価値が高い料亭や和風旅館に、建物の保存活用を奨励するための2千万円を計上している。


 だが、ある旅館経営者は「小手先だけの対応では何も変わらない。行政が主導となって抜本的な対策を進めない限り、廃業する動きは止まらないだろう」と冷ややかだ。


(井潟克弘)

1815チバQ:2010/11/24(水) 22:24:05
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011180001
【検証 山出市政20年】3:公共交通
2010年11月18日

◆脱マイカー見えぬ道筋◆


〜*高齢化で「交通難民」増加*〜


 JR金沢駅から北東へ車で20〜30分離れた三谷地区。先月末にあった地域の文化祭では、児童の演技や住民の写真展などを見ようと、1台の自動車に数人の高齢者らが乗り合って集まる姿が目立った。


 「年を取って運転できなくなった人が増えた。バスの本数も減り、高齢者だけの世帯では、気軽に買い物や病院に行けなくなっている」。地元の町会連合会の山本建夫会長(67)はそう嘆く。


 町会は2008年に市に掛け合い、近くの小学校のスクールバスに高齢者らも無料で乗せてもらう試みを始めた。だが時間が早く、市街地への乗り継ぎの便も悪い。市に午前9時ごろにも走らせてほしいと求めたが、財政負担などを理由に認められず、1年ほどで利用者はいなくなった。


 山本さんは「週1回でも市街地との循環バスを走らせてもらえると、高齢者が外出しやすくなり、ありがたいのだが」と話す。市は中心部の住宅地では15分間隔、運賃100円の「ふらっとバス」を巡回させるが、「郊外での対応は不十分だ」(高山純一・金沢大教授)という声が強い。


◇    ◇


 市はもともと交通渋滞の緩和を目的に、中心部での公共交通の利用促進策を進めてきた。70〜80年代に朝夕の「バス専用レーン」を導入。96年には郊外からの車での通勤者に、バス停近くの駐車場でバスに乗り換えてもらう「パークアンドライド」を始めた。


 06年に山側幹線が全面開通した効果も大きく、中心部の渋滞は大幅に緩和された。だが、「郊外での車の利便性が増して、車の総量の増加に拍車がかかった」との指摘もある。結局、この20年で市内のバス利用者数は3分の2に減り、逆に車の保有台数は1・5倍に増えた=グラフ。


◇    ◇


 「脱マイカー」の切り札として多くの地方都市が期待するのがLRT(次世代型路面電車)だ。バスより環境に優しく、スピードや快適性、運行時刻の正確性に優れる。


 金沢でも市民団体「金沢・LRTと暮らしを考える会」が、北陸鉄道石川線をLRT化して香林坊まで延伸し、拠点駅から郊外へのバスを増やすことを提案している。「公共交通を守る石川の会」の前田達男・金沢大名誉教授は、「LRTが通れば、街中のにぎわいも戻る」と話す。


 山出保市長も当初はLRTなどの導入に積極的で、95年には全国の都市に呼びかけて「新・交通システム研究会」を設立。だが、680億円と試算された事業費や、4車線中2車線を軌道にした場合の交通への影響を懸念し、02年に当面の導入を断念した。


 国内でLRTを導入したのは富山市だけで、実現は簡単でないのは確かだ。だが「LRTと暮らしを考える会」の谷内昭慶代表は「観光や環境面の波及効果も大きく、近隣の市町と連携すれば負担も減る。持続可能なまちづくりに向け、導入を議論していくべきだ」と話す。


(生田大介)

1816チバQ:2010/11/24(水) 22:24:47
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011190001
【検証 山出市政20年】4:生活保護
2010年11月19日


「生きがいセンター」で談笑しながら昼食をとる人たち。生活支援を受ける人だけでなく、近所の人も集まる=金沢市京町




◆世帯・保護費20年で倍増◆


〜*後手に回る自立支援*〜


 「これからは別々に生きていこう」。今年4月、金沢市内のマンションに住む男性(70)が職業安定所から帰宅すると、長女が書き残したメモが置かれていた。妻と長男の姿もなかった。


 解体業の男性は、自分と派遣社員の長男の収入で家族4人を支えていた。だが2008年秋のリーマン・ショックを境に2人の収入は激減。家族が家を出た数日後、男性はJR金沢駅の地下広場に向かった。「夜はブルーシートにくるまっていた。でも空腹と寒さで全然寝られなかった」


 駅の地下で暮らし始めて20日目。生活困窮者を支援する団体から声をかけられ、生活保護の申請や住居探しの支援を受けた。その生活保護費も介護保険や光熱費などを支払えば、残るのは6万円ほど。「ずっと働いて、10年前には一軒家も持った。なんで自分がこんな目にあうんやろ」


◇    ◇


 市生活支援課によると、昨年度の金沢市の生活保護世帯数は2677世帯で、保護費は66億1443万円。20年前のほぼ2倍だ。同課の安村義昭・課長補佐は「年金で生活をカバーしきれない高齢者が増えている」と話す。


 金沢市では生活保護のほか、受給基準に満たない生活困窮者にも「市援護規則」に基づいて教育費や医療費を援助している。こちらも昨年度の教育費は292万円、医療費が1105万円で、いずれも10年前の約2倍に伸びた。


 市は受給者の生活や就職の支援にあたる「ケースワーカー」の増員も続けている。01年度の17人から徐々に増員し、昨年度には27人になった。だが保護世帯の増加には追いついていない。昨年度のケースワーカー1人あたりの担当世帯数は約99世帯で、社会福祉法で標準とされる80世帯を上回っている。


◇    ◇


 行政の保護世帯への自立支援が後手に回る中で、民間団体の取り組みが活発になっている。市内で福祉活動を行っている金沢北健康友の会は今年5月、「生きがいセンター」を開設した。


 週に1度、市内の平屋建ての家に60代を中心とした男女20人前後が集まり、一緒に昼食を食べる。仕事がなく、家にこもりがちな人たちに、他者と交流する機会を提供し、自立を促すのがねらいだ。


 「経済的に最低限の生活を保障されても、人とのコミュニケーションがなければ人間らしい生活にはならない」と、センターの世話役を務める藤牧渡さん(66)はいう。開設から半年、近所の人らも集まるようになり、生活保護を受けているのは参加者の約半数になっている。


 ただ、民間の取り組みには限界もある。藤牧さんは「私たちに雇用は作れない。不況の中では難しいが、多くの人が働ける環境や機会を作るのが行政の仕事のはずだ」と注文をつけた。


(山岸玲)

1817チバQ:2010/11/24(水) 22:25:21
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011200001
【検証 山出市政20年】5:文化施設
2010年11月20日

◆公共事業、姿変えただけ◆


〜*入館減り、かさむ維持費*〜


 先月下旬、金沢市本多町3丁目の静かな住宅街で、市出身の仏教学者鈴木大拙(だいせつ)の業績を伝える「鈴木大拙館」(仮称)の起工式が開かれた。市が建設を進めている同館は、2011年秋にオープンの予定だ。


 敷地内には「展示棟」「思索空間棟」のほか「水鏡の庭」などが設置され、大拙の思想を学ぶことができるという。式典で山出保市長は「金沢市が大拙館を通じて世界に開かれる」と述べ、新施設の誕生に期待をにじませた。


 事業費は用地取得費を含めると約5億6千万円。市民からは「財政難の時代に、本当に必要な施設なのか」と建設に批判的な声もある。


◇    ◇


 ふるさと偉人館(93年)、泉鏡花記念館(99年)、金沢湯涌夢二館(00年)、金沢蓄音器館(01年)、前田土佐守家資料館(02年)、室生犀星記念館(同)、金沢21世紀美術館(04年)、徳田秋聲記念館(05年)、金沢能楽美術館(06年)――。山出市長が在任中に開館した文化施設の数々だ。今年9月には「金沢湯涌江戸村」が開園した。


 街の活性化を図るためとして、施設は市内各地に点在している。博物館の数は中核市の平均2カ所に対し、金沢市は8カ所。山出市長は文化行政に力を入れる理由について「金沢ほど市民の暮らしに文化が息づいている街はない。市長になって芸術文化の大切さが体にしみた」と語る。


 だが、施設の維持管理に使われているのは公費だ。市文化政策課によると、同課が所管する美術館や資料館など15施設について、09年度に市が管理運営費として負担した額は13億円。今後も施設が増え続ければ、将来は市の財政を圧迫することも懸念される。


◇    ◇


 竹久夢二が滞在したゆかりの地、湯涌温泉に00年4月、「金沢湯涌夢二館」が開館した。初年度こそ入館者は7万人を超えたが、翌年度は3万7千人に半減。近年は1万人台で推移している。徳田秋聲記念館も、開館した05年度の1万7千人から08年度は8千人にまで減少した。この2館に限らず、市内にあるほとんどの文化施設では入館者数の横ばいや減少傾向が続いているのが現状だ。


 金沢大学の碇山(いかりやま)洋教授(財政学)は「道路や橋などを建設する公共工事と違い、文化施設や公園の建設には市民から反対の声が起きにくい。だが、内容を文化施設に変えても、公共事業優先に変わりはない」とみる。


 さらに入館者数が減少傾向にある文学者の記念館についても、必ずしも「1人に1館」を作る必要はなく、まとめた施設を建設する方法もあったと指摘。「財政難の中でも『まずは器ありき』の発想で、長期的な計画をきちんと立てずに文化施設をつくり続けてきたことは問題では」と批判した。


(井潟克弘)


=おわり

1818チバQ:2010/11/25(木) 22:18:51
衆院比例区に準じて三重は東海だと思う自分

1167 名前:名無しさん 投稿日: 2010/11/25(木) 02:51:44
>>1012>>1117

三重知事選:野呂知事、3選不出馬へ 長男事件考慮か
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101125k0000m010174000c.html

 三重県の野呂昭彦知事(64)は任期満了(来年4月20日)に伴う来春の知事選に立候補しない意向を固め、関係者に伝えた。25日の県議会本会議で「3選不出馬」を正式表明するとみられる。

 野呂知事の長男(36)が今年8月末、覚せい剤取締法違反容疑で愛知県警に逮捕、起訴された。知事は「事件は私と一切関係なく、知事の職務が左右されることがあってはならない」と述べていたが、事件の影響などを考慮し、不出馬を決断した模様だ。

 過去2回の選挙で野呂氏を支援した民主、自民両党は独自候補擁立に向けた動きを加速させるとみられる。野呂知事は衆院議員4期を経て同県松阪市長を約3年務めた。03年の知事選で初当選した。【田中功一、福泉亮】

毎日新聞 2010年11月25日 2時36分

http://www.isenp.co.jp/news/20101125/news01.htm
次期知事選 野呂知事、出馬せず きょう議会で表明

【中部圏知事会議後の記者会見に臨んだ野呂知事=鈴鹿サーキットで】
 野呂昭彦知事(64)は二十五日、県議会第二回定例会十二月会議の開会で、来春知事選には出馬せず、今期(任期満了日は来年四月二十日)限りの辞任を表明する。平成十五年四月の初当選以来、二期八年を担ったが、三重県政は大きな転換期を迎えることになる。

 野呂知事は二十四日、鈴鹿市での中部圏知事会議前、県議会の三谷哲央議長(新政みえ、四期、桑名市・桑名郡選出)や民主党の中井洽衆院議員らに、二十五日の三選不出馬表明を伝えた。三谷議長には、同表明の追加議事を懸案してもらう必要があるからで、中井議員には県選出の民主党国会議員らに伝えてもらうためだった。中井議員は同日午後、県選出の民主党国会議員らに、野呂知事の意向を伝えた。

 野呂知事は十五年二月、一期半ばの松阪市長から同年四月の知事選への出馬を表明。自民系県議や中央官僚、共産党候補者らと戦い、初当選した。前北川県政の改革路線で疲弊していた県政を立て直し、「市町村はパートナー」として、北川県政下で対立していた県内市町村長との協調路線を打ち出した。

 十九年四月までの一期四年間は、ごみ固形燃料(RDF)爆発事故処理や県のIT(情報技術)戦略基地の閉鎖など、北川県政時の後始末に追われた。二選をにらんだ十七年ごろからは「文化力」や「新しい時代の公」など、時代を先取りした県政方針を示した。

 「文化力」は従来の芸術文化ではなく、人間力や創造力、地域力による総合力だとし、従来は古民家があっても道路拡張で取り壊したが、この古民家が地域の憩いの場になる場合もあるとし、活用してはとの発想がこれまでの行政は欠けていたとの反省から、政策立案の根幹にするとして、「文化力指針」として打ち出した。「文化力」の考えは、この後国も評価した。

 地域住民やNPO(非営利法人)らによる地域づくりを目指した「新しい時代の公」は、鳩山内閣も取り入れ、「新しい公」と銘打った。田川県政時から、「県政のブレーン」と言われたゆえんだ。

 今年に入って、わが国最大の不法投棄量である、民主党の岡田克也幹事長の選挙区の四日市大矢知の住民らに処理に時間のかかっている点を出向いてわびたり、岡田幹事長の多年にわたる提案の四日市港と名古屋港の一元化などの課題に積極的に取り組む姿勢を示すなど、新博物館の建設と併せ、野呂知事の三選へ向けての下準備は着々と整っていた。

 だが、八月二十六日、長男の覚せい剤取締法違反での逮捕で、三選へ向けての野呂知事の思いは、無残にも散った。

1819チバQ:2010/11/25(木) 22:21:29
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001011250005
リコール 思い交錯
2010年11月25日


【有効署名数「35万3791人」】


 河村たかし名古屋市長が主導した市議会解散のリコール署名をめぐり、市選管が発表した審査結果。当事者たちは24日、「35万3791人」の有効署名数についてそれぞれ語った。

●「民主主義の危機」河村市長


 河村市長は名古屋市内で取材に応じ、「恐るべき民主主義の危機だ」と憤った。
 結果を聞かれると、「悔しいですよね。泣けてきますけど、泣きません」と振り返った後、選挙管理委員会へ怒りをぶちまけた。「選管の審査方法が極めて不透明。審査基準が変わるなら、署名活動を始める前に明らかにするのが当然だ。このような民主活動のルールを破る『後出しじゃんけん』をされると、市民生活が成り立たない」とまくし立てた。
 今後どう対応するかについては「選管の行為が本当に適法なのか、考えたい。選管の使命は一票を無駄にしないこと。今回、相当数の署名をつぶしている。どんな理由で無効としたのか、理由を求めたい」と語った。



●「まだあきらめぬ」支援団体


 署名を実施した団体「ネットワーク河村市長」は結果を受けて会見を開いた。
 代表の鈴木望・前静岡県磐田市長は「市民の民意が踏みにじられていいのか」と市選挙管理委員会の審査方法に憤った。署名集めの10人の代表者の一人の三宅功さんも「これがまかり通るなら、名古屋市で署名活動はなくなる。我々の手で政治が動く唯一のチャンスだったのに、選管委員の暴走で踏みにじられようとしている。異議申し立てをして、有効な署名を掘り起こす」とまくしたてた。
 一方、公明党市議団が条件付きで議員報酬の半減を容認するなどリコール署名の影響も出始めていることから、三宅さんは「署名が大きなうねりになりつつある。まだあきらめていないが、署名の効果はあった」と振り返った。



●「改革進め信頼を」議長


 名古屋市議会の横井利明議長は報道陣に「必要数に達しなかったとは言え、35万人を超える方々が、議会のリコールに対する意思表示したということを極めて重く受け止めている」と述べた。
 河村市長が先導する形で行われた異例の署名活動について「市長の責任を問うかについては、現時点では考えていない。今やることは、改革を進め信頼される議会をつくること」。市長に対する不信任案の提出については「議会としては議論すら行われていない」とした。
 法定の審査期間が延長されたことについては「第三者機関である市や区の選挙管理委員会に対して意見は厳に慎むべきだと考えているが、いろいろな方の意見を聞くと、延長はやむを得なかったのではないか」と理解を示した。



●「間違いはなかった」選管委員長


 名古屋市選挙管理委員会の伊藤年一委員長は「法の上で真剣に取り組んできたので、間違いはなかったと思っている」。その上で「請求代表者と受任者が集めた用紙を色分けなどで区別しておけば、もっと短い時間で審査できた」として、総務省に対して進言を行うとした。
 収集方法に問題があるとされた署名が2万2990人分あったことは「集める側がきちんと説明していればよかった」。また、「署名していない」という回答992人分についても「市民の直接請求(の権利)を汚したという責任を理解してほしい」と請求代表者らを批判した。
 審査基準については「(途中で)変わっていない」と従来の説明を繰り返し、「異議のある方は縦覧で申し出て頂きたい」とした。

1820チバQ:2010/11/26(金) 12:32:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101126-OYT1T00257.htm

河村・名古屋市長、来月にも辞職…再出馬へ
 名古屋市の河村たかし市長は26日、来年2月の愛知県知事選で自らが出馬要請している自民党の大村秀章衆院議員を支援するため、来月にも市長を辞職し、出直し市長選との同日選挙を目指す意向を表明した。

 河村市長は記者団に対し、「大村さんは自ら離党までして、固い決意で出馬される。私の一丁目一番地の減税を、名古屋、愛知から日本へ伝える千載一遇のチャンスだ」と語った。

 さらに、河村市長は辞職の理由について、自ら主導した市議会の解散請求(リコール)で、有効署名数が法定数を割り込み、解散の是非を問う住民投票の実施が困難となった「けじめ」もあげている。河村市長は「現在、異議申し立ての期間中で、支援者に厳しくやってもらい、ひっくり返す気持ちに変わりはない。ただ、以前から集まらなかった時には責任を取ることを考えていた」と述べた。

(2010年11月26日10時24分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101126-OYT1T00197.htm?from=nwla.
「これがなぜ無効」異議5百件…名古屋リコール

 名古屋市議会の解散請求(リコール)に向けて集められた署名簿を一般に公開する「縦覧」が25日、市内全16の区選挙管理委員会で始まった。

 市選管によると、初日は、署名を集めた「受任者」や実際に署名した市民ら計約2480人が訪れ、約500件の異議申し立てがあった。

 千種区選管では、受任者だった主婦(62)が「集めた署名がなぜ無効なのか」と、職員に説明を求めた。しかし、「中学生が含まれている」などと指摘されると、「この時は一生懸命だったから……」と肩を落としていた。中区選管を訪れた男性(70)は、「再審査の調査票は質問項目が分かりにくかった。後からルールを変えるようなやり方はフェアではない」と話した。

 また、昭和区選管では、河村たかし市長の支援団体のメンバーら数人〜20人前後が入れ替わり訪れ、受任者欄が空白で再審査対象となった署名簿のうち、無効とされた署名をすべてノートに書き写していた。

 メンバーの一人は、同一人物による筆跡と判断されて無効になった署名を見て、「まったく似てない。異議申し立てをする」と語気を強め、別のメンバーは「再審査で『受任者から署名を求められた』と回答し、無効になった人の家をすべて訪れ、『分からない』という回答に替えてもらって有効署名を増やす」と話した。

 支援団体はこうした活動を組織的に行い、一括して異議申し立てする方針で、市選管に対しても縦覧・異議申し立て期間を1週間延長するように要望した。

 署名簿の縦覧と異議申し立ては12月1日までで、選管は申し立てから2週間以内に審査し、12月中旬に最終的な有効署名数が確定する。市選管が24日に発表した有効署名数は計35万3791人分で、法定数を1万2004人下回った。

(2010年11月26日09時26分 読売新聞)

1821名無しさ:2010/11/27(土) 04:06:14
もうすぐきそ?な
http://doujinlinkcapture.blog3.fc2.com/

1822チバQ:2010/11/27(土) 17:50:45
http://mainichi.jp/area/mie/news/20101127ddlk24010184000c.html
選挙:知事選 野呂知事「妻と2期8年約束」 不出馬、改めて予定通り強調 /三重
 来春の知事選への不出馬を表明した野呂昭彦知事は26日の定例会見で「(03年の)知事選に出る時に妻と2期8年という約束をしていた」と述べ、長男(36)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された事件とは関係なく、予定通りの退任であることを改めて強調した。【田中功一】

 ◇特定の候補者支援しない
 野呂知事は「長男の事件があり、関連付けて言われるが、私自身は体力、知力、気力を考えながら2期8年で消化してしまうことが大事だと思ってやってきた」と述べた。

 また、25日の県議会本会議で不出馬表明したことについて「当初から11月末から12月初めというのが周りに迷惑をかけない時期かなと思っていた。期待する声も段々強くなってきたので、このまま放っておいてもいけないなと思うところもあった」と述べ、全国知事会議出席のため22日に上京した際、民主党の中井洽衆院議員に会って不出馬を伝え、同党の他の県選出国会議員にも話してもらうよう依頼していたことを明らかにした。

 後継者については「三重は素晴らしい資源を持っている。本当に自信、誇りを持てる所だ。伊勢神宮という京都や奈良よりもっと古い時代からの素晴らしい歴史、文化も持っている。一般的には、そういうことを大事にしてくれる方が望ましい。あとは県民が判断されることだ」と述べたうえで「選挙に私自身が絡むということはしてはいけないと思っている」として、次期知事選では特定の候補者を支援しない考えを示した。

〔三重版〕

1823チバQ:2010/11/27(土) 17:59:23
http://www.asahi.com/politics/update/1127/NGY201011270001.html
名古屋から全国へ、影響力の拡大狙う 河村市長辞職表明(1/2ページ)
2010年11月27日9時30分

 河村たかし名古屋市長が市長辞職・再立候補表明に踏み切った。愛知県知事選と市長選のダブル選で、持論の「減税」実現について県民・市民の信を問う。行き詰まった市議会解散リコール署名の責任をとるとしているが、その本音は――。

 市民税10%減税や議員報酬の半減。「保身議会VS.庶民革命」などと訴え、市議会と激しい対立を続けてきた河村市長の視線は、すでに年明けの政治闘争に向かっている。

 「減税をはじめ一丁目一番地の政策が名古屋から愛知、日本へと飛躍する時。名古屋の皆さんにとっても千載一遇のチャンスじゃないですか」

 河村市長は26日、取り囲む報道陣に対し、愛知県知事選との同日選挙の狙いをこう説明した。「減税」を旗印にした河村氏は、名古屋から愛知県、そして日本全体に影響力を広げようとしている。

 自らが代表を務める地域政党「減税日本」は、来春の名古屋市議選に定数75の半数を超す約40人の候補を擁立予定だ。愛知県知事選は来年2月6日投開票。もし支援する大村秀章衆院議員が当選すれば、愛知県議選を含む4月の統一地方選に大きな影響が及ぶことになる。

 知名度の高い「河村・大村連合」の参戦で、愛知県の民主、自民両党は大きく揺さぶられた。すでに両党は独自候補擁立を決めている。特に県連会長も務めた大村氏を河村氏に引き抜かれた自民党の動揺は大きい。

 民主党の岡田克也幹事長は26日の党代議士会で河村氏の辞職表明について「全く大義のない選挙で、究極の税金の無駄遣い。怒りを禁じ得ない」と批判。「(大村氏を)有利にするためだ」と怒りをあらわにした。

 民主党出身の河村氏と自民党の大村氏。両氏の利害はなぜ一致したのか。大村氏をよく知る議員の一人は「狙いは愛知で(民主党でも自民党でもない)第三勢力をつくること。河村氏と大村氏が組んだら、破壊力は絶大だ」と話す。河村氏は大阪府の橋下徹知事とも連携を強め、より広い範囲で旋風を吹かせようとする。

 25日夜、市議会リコールで行き詰まった河村市長を、橋下知事が電話で励ました。

 河村氏「がんばるでよ」

 橋下氏「お互いがんばらないとだめですね」

 「大阪都」構想を打ち出した橋下氏とは、お互いに応援し合う間柄。10月には、河村氏は電話で「名古屋のエリアでは狭すぎるので、県と市のあり方を考えなきゃいけない」と、愛知県でも県と市の連携を検討する考えを橋下氏に伝えている。

 「減税」の旗を掲げるかどうかなど、橋下氏との政策的な違いは小さくはない。それでも違いを超えて連携する。橋下氏も自ら代表を務める地域政党「大阪維新の会」から来春の統一地方選に多くの候補を擁立する。橋下氏は26日夕、「減税日本」との関係について朝日新聞に「地域政党なので(地域によって)主張は違うが、連携してやっていきたい」と述べた。

 河村氏も26日の会見で「大阪なんかもチャレンジしているが、重複行政をどうするかなど、(県・市一体で)一緒にあり方を問うのがいい」。橋下氏も「(河村氏と)連携してやっていきたい」と明言した。「河村・大村連合」「橋下・河村連合」が、来春の統一地方選の台風の目になりそうだ。(本田修一)

1824チバQ:2010/11/27(土) 18:08:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101126/lcl1011262114010-n1.htm
【河村市長辞職】ダブル選なら費用2億円上積みで7億円に
2010.11.26 21:14

名古屋市議会の議場に入る河村たかし市長=26日午前 名古屋市の河村たかし市長が決断した任期半ばでの辞職と出直し市長選には、親交の深い大村秀章衆院議員(自民)が出馬を予定している来年2月の愛知県知事選とのダブル選挙を狙う思惑もある。だが市選挙管理委員会によると、知事選単独の場合にかかる費用は約5億円だが、ダブル選になると約2億円膨らみ、約7億円が必要という。

 一方、議会解散の直接請求(リコール)に関連してこれまでにかかった費用も、すでに8千万円を超えている。

 市選管職員は「僕らもびっくり仰天という状態。まだ正式に決まったわけではないので…」と困惑しつつ、ダブル選を想定して、さっそく補正予算の準備に取りかかっている。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00188621.html

民主・岡田幹事長、河村名古屋市長の辞職・再出馬表明について「究極の税金の無駄遣い」

愛知・名古屋市の河村市長が、市議会のリコールに必要な有効署名が必要数に達しなかったため、辞職したうえで再出馬することを表明したことについて、民主党の岡田幹事長は「究極の税金の無駄遣い」と厳しく批判した。
岡田幹事長は、「究極の税金の無駄遣いと言ってもいいかと思います。このことに対して、わたしは怒りを禁じ得ません」と述べた。
河村市長をめぐっては、名古屋市議会のリコールに必要な署名が集まらなかったことから、12月下旬に辞職し、出直し市長選挙を2011年2月の愛知県知事選とあわせて行う考えを示している。
岡田幹事長はこうした河村氏の動きに対し、「まったく大義のない選挙」と批判し、河村氏を民主党が推薦したことについて、「不明を恥じている」と述べた。

1825チバQ:2010/11/27(土) 18:11:15
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101126-OYT1T00584.htm
反対県議に「刺客」擁立へ…愛知知事選・大村氏
 来年2月の愛知県知事選に、名古屋市の河村たかし市長と連携して出馬を目指す自民党衆院議員・大村秀章氏(50)(比例東海ブロック)が、自分を応援しない自民党県議に、同4月の県議選で対立候補を擁立する意向であることがわかった。

 一方、同党県連は25日、倫理党紀委員会を開き、大村氏の除名を党本部に上申することを正式に決めたが、大村氏は「処分は納得できない」と語り、徹底抗戦する構えだ。

 対立候補の擁立は、知事選での支持拡大を図る一方、選挙後の県議会でも主導権を握る狙いがあるとみられ、関係者によると、大村氏は地元・愛知13区(碧南など5市)の会合などで、「自分についてこない県議には対抗馬を立てる」と“刺客”を放つ意向を示しているという。すでに地元市議らに県議選への出馬を打診。自身に同調する自民党県議らによる新会派の設立も持ちかけているという。

 河村市長も次の名古屋市議選で、自ら率いる地域政党から多数の候補者擁立を目指しており、2人は今後、県議選の候補者調整も進める考えだ。

 こうした戦略に自民党県議からは、公約に反対する市議を全員クビにしようとリコール運動を始めた河村市長と大村氏を重ね合わせ、「自分に従わない者はみんな敵なのか」と戸惑う声も上がっている。

 元総務省課長補佐・重徳和彦氏(39)を知事選に擁立した同党県連は大村氏の処分上申について、「県連として態度を明確にすることが重要」(青山秋男・倫理党紀委員長)としている。

(2010年11月26日15時49分 読売新聞)

1826チバQ:2010/11/27(土) 23:51:38
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001011270001
西川知事3選出馬表明
2010年11月27日




12月定例県議会で26日、来春の知事選に立候補の意向を表明した西川一誠知事(65)は「県政課題は道半ば。より大きなスケールで次の段階へ前進させる」と、3選への決意を述べた。2期8年間、産業や教育、福祉での実績を強調する一方、北陸新幹線などの重要課題で見通しが立っていないことを課題とした。(足立耕作、笹川翔平)


西川知事は午後1時に開会した県議会本会議で立候補を表明した後、記者会見した。
 過去2回の選挙で掲げたマニフェスト「福井元気宣言」(1期目)と「福井新元気宣言」(2期目)を振り返り、「産業、雇用、教育、文化など、お約束したことはほぼ達成した」と評価した。
 一方、「学力、健康長寿、女性の共働き率など県のデータは全国的に優れているが、県民の自信や将来の安心感に十分につながっていない」と話し、県の知名度不足を深刻な課題と位置づけている。
 3期目の課題に北陸新幹線の県内延伸や、中部縦貫道や舞鶴若狭道の整備、県が進めるエネルギー研究開発拠点化計画を挙げ、「具体的に動き出すまでに今度はするつもりだ」と意欲を見せた。
 新幹線について西川知事は「(着工認可に向けて)県内には障害はない」とたびたび言及し、この日の本会議でも繰り返している。しかし、記者会見で「新幹線についていろいろ意見がある。目先の便利さとなると自分は使わないということもあるが、長期的な問題としてご理解を求めたい」と、推進に懐疑的な人が県内にいることを意識するような発言があった。
 県選挙管理委員会によると、知事選は来年3月24日告示、4月10日投開票の予定。


西川知事は過去2回の選挙で民主、自民、公明などの政党から推薦を受けた。会見で西川知事は、3回目の知事選も政党や業界団体、労働組合に推薦を求める考えを示したが、主要政党は様子見ムードだ。
 民主党県連の野田富久幹事長は「推薦願いが来れば組織で検討するが、現段階では白紙」と話す。一部に別候補を模索する動きもある。一方、支援団体の連合福井の馬場修一会長は10月の定期大会で、「知事の労働政策と地域政策を高く評価している」とあいさつし、西川氏推薦に前向きの姿勢を見せている。
 福井2区選出の山本拓衆院議員(58)が出馬に意欲を見せている自民党県連。仲倉典克幹事長は「現状では、(西川、山本の両氏から)推薦願いは出ていない。それぞれの意思を確認し、慎重に対応していきたい」と話した。
 公明党県本部の石橋壮一郎代表は「知事から推薦要請があるかどうかも分からないし、対応は今後検討していく」と述べるにとどまった。
 一方、共産党は独自候補の擁立を目指す。南秀一県委員長は「8年間は新幹線や足羽川ダムなど大型公共事業にばかり目が行き、国の言いなりになっていたのではないかと感じる。福祉や暮らし、医療を大切にし、県民本位の政治に変えていく」と話した。


会見の主なやりとり。
 ――3期目の政策で実現したいことは。
 新幹線、中部縦貫道、港など様々ある。それに、福井県の知名度や認知度をもっと幅広く、知ってもらわないといけない。全国的、国際的に。次回はそういう活動を思い切り、せにゃならんと思う。
 ――出馬を決めた瞬間は。
 ごく最近。県政を担っていて日々、課題や問題点も見えてくる。政権交代など最近の状況を考え、今の時期に判断し、次の状況を考えた。
 ――2期でやめる知事もいる。権力の長期化をどう考えるか。
 いろんな候補者、様々だ。県民の期待というか支持が基本で、何回が多すぎるとかそういう議論を個別に論じることではない。
 ――政党や団体の推薦は。
 県民党、広く政党や団体の支持をいただきたい。それがデモクラシーというか、民主主義の基本であるし、地方政治の基本かと思う。具体的には後援団体と相談しながら進めていく。
 ――知事は政策を幅広く進めるなかで、失点はないがインパクトに欠けると言われているが。
 なかなか難しいご要請だが、次回に十分、今のご意見を参考にしたいと思う。はい。

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1827チバQ:2010/11/27(土) 23:52:42
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=25007&storytopic=99
知事選、政党や団体対応焦点 山本氏の動向が鍵

(2010年11月27日午前7時30分)
. 来春の福井県知事選に向け現職の西川一誠氏が26日、3選出馬を表明し、今後は前回、前々回とも「相乗り」で推薦した自民、民主両党をはじめとする各政党や各種団体の対応が大きな焦点となりそうだ。出馬の意欲を持つ自民党の山本拓衆院議員(福井2区)の動向が絡んで同党関係者は「悩ましい」と漏らす一方、民主党県連も状況を慎重に見極める構えだ。

 「県民党というか、各政党やグループの支持を広くいただきたい」。3選出馬を明らかにした県会本会議後の記者会見で西川氏は、過去2回と同様に無所属の立場で幅広い支持を集めるため、後援会と相談しながら政党などに推薦の要請をしていく考えを示した。

 2003年、07年の知事選では自民、民主など多くの政党が西川氏を推薦した。しかし、昨年秋の政権交代や国政と地方議会のねじれなどで、支持構造に変動が起きている面もある。

 注目されるのは山本氏の動き。この日も本紙の取材に対し「出馬に向けて粛々と準備を進めるだけ。自民党県連にしかるべきタイミングで推薦依頼を出したい」と強調。業界団体との接触も重ね、支持動向の見極めも図っているという。

 西川、山本両氏から推薦依頼が出されれば、同党県連は「現職」と「党公認国会議員」をてんびんに掛けた難しい対応を迫られるのは必至だ。福井2区で衆院補選が行われることになるため、それを含めた議論が必要との指摘も多い。

 現時点で県連幹部は「推薦依頼が出そろうのを待ってから執行部会などで議論する」と説明。稲田朋美会長も「国政が混迷を深めている中で県政をいかにしていくのか。こうした観点から知事選に向けて関係者と真摯(しんし)な議論を積み重ねていきたい」と慎重にコメントした。

 県会最大会派・自民党県政会には西川氏の県政運営に厳しい姿勢を示す議員も多く、一部に独自候補擁立論があるが、一方で「大きな失政があるわけでなく、慎重な対応が必要」との声もあり、「身動きが取れない」(議長経験者)状況だという。また、関係者には「(山本氏が)国会議員である以上、まずは国会議員の承諾が必要」との指摘もある。

 一方、民主党県連は静観を続けている。党本部は相乗りを原則禁止。水面下で対抗馬を探る動きはあるものの独自候補擁立は難しい情勢だ。松宮勲代表は「知事選の議論はしていないので何とも言えない。アプローチがあれば、政策や県連との関係を勘案する」とあくまで「慎重」を崩していない。

 ただ、党県連の最大支持団体、連合福井の馬場修一会長は「失業率などの課題を含め西川氏を評価している。推薦依頼があれば執行委員会などで議論し、これまでの経過を踏まえ、政策も聞いた上で答えを出す」と前向き。別の幹部も、民主党とは連絡を取り合いつつも「連合は連合として主体的な判断をする」と語った。

 公明党県本部の石橋壮一郎代表は「知事から正式に推薦依頼があれば手続きに入るが、現段階では白紙」とする。社民党県連合は現時点で、今回の知事選に関して推薦などを機関決定する考えはなく、党員や支持者らの自主判断に委ねる方針。

 一方、対抗馬の擁立を模索する共産党県委員会の南秀一委員長は「できるだけ早く候補者を決め、県政を変えるために戦いたい」と話している。

1828チバQ:2010/11/28(日) 10:35:36
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201011270236.html
民主、進まぬ県議選候補擁立 「国政野党」に戸惑う自民
2010年11月28日


統一地方選に向けた民主党県連の「必勝のつどい」にそろった県議選の立候補予定者ら=新潟市中央区


 来春の県議選まで半年を切ったが、「政権与党」となった民主党の候補者擁立が進んでいない。同党は地方での勢力拡大が課題で、県連は27選挙区(定数53)すべてに公認・推薦候補を擁立し「不戦敗をなくす」方針だが、これまでに擁立が決まったのは10選挙区の11人にすぎない。一方、県政では多数を占める自民党だが、「国政野党」として臨む県議選に「求心力がなく、やりにくい」と戸惑いをみせている。

 「国政レベルで政権交代は行われたが、政策を地方で連携して進めていく状況が整っていない。民主党の理念を共有した、民主党の議員を増やしていく」。民主党県連代表の西村智奈美衆院議員(新潟1区)は27日、新潟市内で開いた県連の定期大会で、現在9議席の県議の議席倍増など、統一地方選での「国と地方のねじれ解消」に力を入れる姿勢を示した。

 しかしその後の党活動の報告や、今後の活動方針の中では「候補者擁立の遅れ」が相次いで指摘された。

 擁立の遅れについて西村代表は「政権交代を、地方レベルでも起こすのはなかなか容易ではない」と話す。民主党の支持率低下も遅れの要因のようで、菊田真紀子衆院議員(新潟4区)は大会で、「逆風の中で候補者を擁立することは予想以上に大変なこと」と話した。

 大会では「年内をめどに候補者決定に努める」との方針を決めたが、県連内では「年内に全選挙区を決めるのは難しい」とみられている。

 一方、県議会で現在32議席を持つ自民党。公認や無所属でも自民系の候補を全選挙区に擁立する考えで、同党県連は、6月に19選挙区で現職25人の1次公認を発表し、来月に2次公認を発表する予定。同党県連幹事長の長津光三郎県議は「何人公認するかは未定。民主党側の動きを見極めて公認を決めていく」と「様子見」の模様だ。

 さらに「『政権与党』という求心力がないのはやりにくい」という。民主党の候補者擁立が遅れていることで「まだ相手の姿が見えない」と、「野党」としての選挙戦略も明確に立てられていない状況。民主党政権の支持率低下も「地方選挙は国政とイコールではない。候補個人が頑張ることが大事だ」と引き締めを図る。(藤井裕介、大内奏)
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1829チバQ:2010/11/28(日) 20:23:43
張り間違えた
2769 名前:チバQ 投稿日: 2010/11/27(土) 23:41:13
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201011/CK2010112702000211.html
対抗馬探し悩ましく 市議会側
2010年11月27日

 名古屋市の河村たかし市長が来年2月6日の愛知県知事選をにらんで辞職表明し、出直し選への出馬を決めたことで、市議会側の対抗馬探しはのっぴきならない状況になった。知事選とのダブル選の場合、市長選の告示までは2カ月弱。知事選で民主と自民がそれぞれ候補者を立てている中、市長選で公明も含めた3会派が結束して擁立できるかが焦点だが、今のところ、有力な候補者は浮かんでいない。

 最大会派の民主市議団は週明けに、本会議の合間を縫って選対会議を開く予定だ。幹部は「減税や議会改革で市議団と連携できる市長を立てる」と意気込む。

 河村市長が市議会の解散請求(リコール)に向けた署名集めに着手し、市議会との対立が極まった8月下旬、民主は石田芳弘衆院議員に出馬を要請したが、固辞された。以来、市幹部や弁護士の名前が浮かんだが、リコールの行方をにらんだまま、絞り込みは暗礁に乗り上げていた。

 ダブル選となれば、知事選で対決する民主と自民が市長選で結束することに「無理がある。大義のない市長選に付き合う必要もない。無投票が得策」(民主市議)との声も出る。

 一方、自民幹部からは「民主が推す人に相乗りできるかどうかだ。知事選で対立するだけに悩ましい」と本音も。議員報酬半減案を容認した公明は「人物本位で対応する」(加藤武夫団長)と静観しつつ、河村市長との連携も視野に入れる。

 共産は「統一候補には乗れない。今後、独自候補の擁立を目指す」(江上博之幹事長)という。

1830神奈川一区民:2010/11/28(日) 23:56:07
金沢市長選は新人の山野之義氏が当選。
ソース@NHK

1831名無しさん:2010/11/29(月) 00:00:06

金沢市長選 山野氏初当選 現職破る
2010.11.28 23:45
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/101128/elc1011282346008-n1.htm

 任期満了に伴う金沢市長選は28日投開票され、元市議会副議長の山野之義氏(48)=無新=が、民主、社民、国民新推薦で6選を目指していた山出保氏(79)=無現=ら4人を破り、初当選を果たした。投票率は35・93%だった。

1832チバQ:2010/11/29(月) 23:59:58
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011290002
金沢市長選 山野氏が初当選
2010年11月29日

◆新市政へ、かじ切る◆


 28日に投開票された金沢市長選は、新顔で前市議の山野之義氏(48)=自民金沢支部推薦=が、現職の山出保氏(79)=民主・社民・国民新・自民金沢支部推薦、公明金沢総支部支持=、いずれも新顔で市民団体代表の黒崎清則氏(62)=共産推薦=、元東芝社員の米村照夫氏(71)、元鮮魚小売業の沖野正憲氏(63)を破り、初当選を果たした。山出氏は県庁所在地の現職市長として最多となる6選を目指したが、阻まれた。当日有権者数は35万7773人、投票率は35・93%(前回27・39%)だった。


〜*投票率アップ35.93%*〜


 山野氏は午後9時すぎから同市増泉2丁目の事務所で支援者らと開票結果を待っていた。午後11時ごろに当選確実の一報が入ると、集まった支持者らから大きな拍手と歓声がわき起こった。


 山野氏は「応援してくれたみなさまへの感謝の気持ちでいっぱい。未来の金沢へ向けて、市民が誇りと希望を持てるまちづくりをしたい」と涙を見せながら語った。


 79歳で6期目を目指す山出氏との対決姿勢を鮮明にした山野氏は、今回の選挙を「今までの市政の継続か、未来の金沢づくりへの挑戦か」と訴えた。また、山出氏の個人的な批判は避けながらも「多選」への批判を強め、48歳という若さや民間企業に勤めた経験をアピールした。


 多くの政党や会派、団体が次々と山出氏への支援を決める中、山野氏の陣営は街頭演説を中心に支持を訴えた。山出氏には組織力と知名度では劣っていたが、無党派層を中心に支持を広げた。


〜*私の責任です 山出保氏*〜


 落選が確実になると同市内のホテルに集まった支持者からはため息が漏れた。山出氏は「本当に申し訳ない。すべては私の責任です」と肩を落とした。


 山出氏は「基本に忠実な市政」を掲げ、5期20年の実績を強調。町会連合会や経済界などから支援を受け、「北陸新幹線開業までの4年間で街を近代化して元気にしたい」と訴えたが、高齢・多選に対する批判を受け、支持が広がらなかった。


〜*支持広がらず 黒崎清則氏*〜


 金沢市京町の黒崎氏の事務所では、支持者約20人が午後9時ごろから集まり、テレビの開票速報に見入った。午後11時前、「山野氏当確」の速報が流れると、驚きの声が上がった。黒崎氏は、山出市政を「大型開発優先の20年だった」と批判し、「市民目線の市政に変える」と主張。国民健康保険料の世帯あたり年1万円引き下げや、中学生以下の医療費無料化など、暮らしの負担軽減を訴えたが、支持を広げられなかった。


◆「刷新」へ問われる手腕◆


《解説》市民は山出市政5期20年の「実績」よりも「市政刷新」を選んだ。


 今回の選挙は79歳となる山出氏の「高齢多選」の是非が大きな焦点となった。9月議会で若手市議グループが市長の任期を原則3期12年とする「市長の在任期間に関する条例案」を提出。否決されたが、最終的には若手市議の支援を受ける形で山野氏が出馬する流れをつくった。


 山野氏は告示後「ストップ多選」を全面的に掲げた。神奈川県の松沢成文知事、前横浜市長の中田宏氏らが相次いで金沢入りして多選批判を訴え、争点化に成功した。


 山出氏は批判に対し「市民が判断すること」などと述べ、市政の継続を強調した。だが、選挙直前に山出氏と同世代の白山市の角光雄市長が急死。市民の間で急速に高齢多選に対する不安や批判が広がった。山出陣営とは対照的に山野陣営には1期目市議や学生らが入り「若さ」をアピール。市民の関心も高まり、投票率は35・93%。前回の27・39%を上回った。


 当選したが山野氏には難題が待ち受ける。山出氏支援に回った市議は多く、今後の議会運営は厳しいものが予想される。障害をはねのけて「市政刷新」を実行できるのか。これから手腕が問われることになる。


(井潟克弘)

1833チバQ:2010/11/30(火) 00:01:09
この見出しはどうなんだ?
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101129-OYT1T00215.htm
自民推薦前市議、現職6選阻む…金沢市長選

 金沢市長選は28日、投開票され、新人で前市議の山野之義氏(48)(無所属=自民党金沢支部推薦)が、6選を目指した現職の山出保氏(79)(無所属=民主党県連、自民党金沢支部、社民党県連、国民新党推薦、公明党金沢総支部支持)と新人3氏を破り、初当選を果たした。

 投票率は35・93%だった。

 多選の是非が最大の争点となった選挙は、山出氏の6選に反対する市議らが山野氏を支援。自民党金沢支部が山出、山野両氏を推薦する異例の対応をとり、山出氏の2期目以降続いていた共産を除くオール与党体制が崩れた。市政の継続・刷新の対立軸ができたこともあり、投票率は前回(27・39%)、前々回(26・38%)を大きく上回った。当日有権者数は35万7773人だった。

 山野氏は、市議会9月定例会で議員提出された市長多選自粛条例案(否決)をきっかけに、山出氏の対抗馬擁立の動きが起こり、「市民に選択肢を示す」と立候補した。中心市街地のインターネット環境整備などの施策を掲げ、神奈川県の松沢成文知事らの応援も得て、多選阻止と世代交代を訴えた結果、現職の組織力の壁を打ち破った。

 山出氏は9月議会で立候補を表明。1期目から山出氏を支えてきた県議会会派「新進石川」が真っ先に推薦を決定。各党は、多選に反対する党の方針にもかかわらず、県連や支部レベルで山出氏の推薦・支持を決めた。校下町会連合会や経済、建設の各種団体も集会などで動員力を発揮したが、市民の多選・高齢批判の大きさの前に票が伸び悩んだ。

 黒崎清則氏(62)(共産党県委員会推薦)は「大型開発」から「市民の暮らし・福祉重視の市政」を掲げたが、共産党支持層以外に支持を広げられなかった。組織に頼らない戦いを展開した米村照夫氏(71)、沖野正憲氏(63)は知名度不足から終始苦戦を強いられた。

 同市増泉の山野氏の事務所に当選確実の一報が入ると、支持者から「やった」と大歓声が上がった。大きな拍手に迎えられた山野氏は「ここにいらっしゃる多くの市民のお陰。金沢市を変えようという思いが強かった。『市民ブレイン』と新しい金沢市を作るスタートを切った。これからが本当の仕事。新しい金沢市作りに挑戦する」と興奮気味に話した。

 山出氏の支持者らが集まった金沢市内のホテルでは、思いがけない落選の知らせに涙ぐむ支援者もいて、重苦しい雰囲気に包まれた。山出氏は「こういう結果になり、心からおわび申し上げる。すべては私の責任。弁解は一切しない」と消え入りそうな声で語った。

 黒崎氏は、同市京町の事務所で記者会見し、「大型開発批判と税金の無駄遣いの訴えは、間違ってはいなかったが、十分に訴えきれなかった。山野氏の当選は山出市政に対する批判の表れだ」と語った。

 ◇開票結果◇
当 58,204 山野之義 48 無所属新

  56,840 山出保 79 無所属現

   7,370 黒崎清則 62 無所属新

   2,244 米村照夫 71 無所属新

   2,170 沖野正憲 63 無所属新

     (選管確定)

(2010年11月29日10時25分 読売新聞)

1834チバQ:2010/11/30(火) 00:04:24
> 竹内氏は午前10時から、白山市若宮1丁目の若宮八幡宮で必勝祈願祭。続けて開いた出陣式には支持者約300人が駆けつけ、大リーグの松井秀喜選手の父で、後援会組織であるサポーター連合会長の松井昌雄さんが「市の将来、教育、産業、観光、スポーツの活性化を熱く語る竹内さんの人柄にひかれた」と支持を呼びかけ
泡沫かと思ったらそうでもない?
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011290001
白山市長選、3氏立つ
2010年11月29日

◆合併から5年、初の選挙◆


 白山市長選が28日告示され、来月5日の投開票日に向けて選挙戦が始まった。いずれも無所属で新顔の竹内信孝(67)、作野広昭(53)=民主・自民・公明白山支部推薦、社民松任美川総支部・同鶴来白山麓(ろく)総支部支持=、山本大道=本名・保彦=(57)の3氏が立候補を届け出た。05年に合併で誕生した同市で投票による市長選は初めて。旧市町村間の対立の解消や格差の是正、深刻な財政問題などが争点となりそうだ。


(写真は上から届け出順)


〜*次世代へ橋渡し 竹内信孝氏*〜


 竹内氏は午前10時から、白山市若宮1丁目の若宮八幡宮で必勝祈願祭。続けて開いた出陣式には支持者約300人が駆けつけ、大リーグの松井秀喜選手の父で、後援会組織であるサポーター連合会長の松井昌雄さんが「市の将来、教育、産業、観光、スポーツの活性化を熱く語る竹内さんの人柄にひかれた」と支持を呼びかけた。


 竹内氏は、旧美川町議、同町長を務めた経験を生かし、「角光雄市長がホップなら、竹内がステップ、そして次の世代がジャンプになるよう橋渡しをさせていただきたい。白山市は大変広いが、合併してよかったと市民に思ってもらえるよう真剣に取り組んでいきたい」と訴えた。


 午後からは旧美川町内の神社でも必勝祈願祭を開き、選挙カーで市内を遊説した。


〜*県で一番の市に 作野広昭氏*〜


 作野氏は午前10時から、白山市西新町の松任金剣宮で出陣式を行った。一川保夫参院議員や北村茂男、田中美絵子両衆院議員に加え、多くの県議、白山市議らが集まった。支援者約300人を前に作野氏は「県で一番の市にすること、地域の融和に力を入れることをみなさまに誓います」とあいさつした。


 また、作野氏は「多くの市民の声を聞き、それぞれの地域の実情に合った政策を考えていきたい」とも語った。選対本部長で白山市議会議長の竹田伸弘氏は「角市長はやりたいことを全うできなかった。それを遂行できるのは作野さんしかいないと確信している」と力を込めた。


 作野氏はこのほか、福祉や教育問題、商店街再生などのまちづくりにも力を入れる考えを示している。


〜*第一に林業振興 山本大道氏*〜


 立候補届け出の手続きを済ませた山本氏は、市役所前でマイクを握り、最初の街頭演説をした。


 山本氏は「世の中を変えるのは我々一人ひとりの意識。子どもも大人も生きがいのある、心豊かな白山市をつくるために立候補を決意した」と強調。具体的な政策については「まず第一に林業の振興。地元産の木材を使った新築住宅の固定資産税を減免するなど、行政ができる林業支援をしたい。遊休スキー場を学校教育に活用して、子どもたちの体験の場にしたい」などと語った。


 その後、地元の神社で必勝を祈願、自宅の敷地内に設置した事務所開きも行った。さらに市南部の松任、美川地区の市街地などを遊説し、JA支所やスーパー前などで支持を訴えた。

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1835チバQ:2010/12/01(水) 00:29:48
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101129-OYT1T01109.htm
公団をURはダメ…署名審査を河村市長派が批判
 名古屋市議会の解散請求(リコール)に向けて集められた署名の審査結果について、河村たかし市長の支援団体は29日、記者会見を開き、無効になった具体例を挙げて、「審査基準が厳しすぎる」などと選管の対応を批判した。


 これに対し、市、区両選管は「判例や基準に沿って判断した」と正当性を強調している。

 支援団体によると、〈1〉町名とマンション名、部屋番号まで記入しているが、番地が抜けていた〈2〉選挙人名簿では「公団」だが、略称の「UR」と書いた〈3〉選挙人名簿の名前は平仮名だが、漢字で表記〈4〉指印が濃すぎる――などは、いずれも無効になっているが、「この程度なら、本人確認は十分可能なはずだ」と主張している。

 選管側は〈1〉〜〈3〉について、「本人確認をする手段が選挙人名簿しかない以上、違いがあれば無効とせざるを得ない。請求代表者にも当初から、そのように伝えている」と説明。〈4〉については、「識別できない状態だった」としている。

 ただ、「同居家族の住所を『〃』とした」「修正液や修正テープを使っている」などの理由で無効になったと支援団体側が主張しているケースについて、選管は、「本来はいずれも有効だ。ほかの理由があるのかもしれないので、異議申し出をしてほしい」と説明している。

 さらに、支援団体側が再審査の調査票を偽造され、勝手に回答されて無効になったケースがあると指摘している点についても、「事実確認をするので、異議申し出を」と呼びかけている。

(2010年11月30日16時50分 読売新聞)

1836チバQ:2010/12/01(水) 00:41:10
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/101130/trl1011301813016-n1.htm
名誉毀損に110万円支払い命令、飛騨市長選での県議発言 岐阜地裁
2010.11.30 18:11
 平成20年の岐阜県飛騨市長選で落選した船坂勝美前市長が、洞口博県議の「(贈収賄事件で捜査機関が)逮捕令状を出した」との発言に名誉を傷付けられたとして、1100万円の慰謝料などを求めた訴訟で、岐阜地裁高山支部は30日、110万円の支払いを命じた。

 升川智道裁判官は「名誉毀損に当たる」と認定したが、前市長が業者から現金を受け取ったとして県警が贈収賄の疑いで捜査、住民のうわさにもなっていたとして「そもそも原告の社会的評価は低下していた」とした。

 判決によると、洞口県議は19年12月、後援会の集会で、前市長に逮捕令状が出たが賄賂(わいろ)の額が少ないので検察が止めたとの趣旨の発言をした。

1837チバQ:2010/12/01(水) 22:41:15
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101201-OYT1T00084.htm
小嶋・静岡市長が不出馬…在任5期、多選に配慮


. 静岡市の小嶋善吉市長(63)は、来春の統一地方選で行われる市長選に立候補しない意向を固めた。

 すでに関係者に伝えている。

 開会中の市議会11月定例会で3日から始まる総括質問で正式に表明するとみられる。

 小嶋市長は市長選への不出馬を夏頃から周囲に示唆しており、今般、複数の関係者に「市長選には出馬しない」などと伝えた。小嶋市長は、旧静岡市長時代も含めると在任期間が5期にわたり、来春の選挙にも出馬した場合に「多選」批判が出ることを懸念しているという。

 小嶋市長は銀行勤務を経て1979年に県議に初当選。94年から旧静岡市長を3期務めた。03年に合併後の静岡市の初代市長に就任し、現在2期目。旧清水市との合併や、現・静岡市の政令市への昇格を実現した。

 来春の同市長選では、元県議の田辺信宏氏が立候補を表明しているほか、元民主党参院議員の海野徹氏も24日夜、「出馬しないことはあり得ないと思っている」と述べて立候補の意向を明らかにした。小嶋市長の不出馬を受け、これまで小嶋市長を支えてきた自民党内では今後、候補者擁立を目指す動きが活発化するとみられる。民主党も独自候補擁立を目指している。

(2010年12月1日08時23分 読売新聞)

1838チバQ:2010/12/01(水) 22:51:58
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001011300005
【市長交代 激震金沢市】(上)
2010年11月30日


山野之義氏(右から2人目)の当選を拍手でたたえる支持者たち=28日午後11時半、金沢市増泉2丁目

◆組織選挙、限界に◆


〜*「多選高齢」ノー「刷新」呼ぶ*〜


 「すべて私の責任。弁解することはない」。落選が決まった28日午後11時すぎ、新顔の山野之義氏(48)に6選を阻まれた現職の山出保氏(79)は金沢市内のホテルで報道陣に淡々と語った。その様子を山出氏を支援した各党の県議、市議らが沈痛な表情で見守った。


 前回選挙より1万票以上を減らし、まさかの敗退。選対本部長の宇野邦夫県議は「予想もつかない結果。敗因は思い当たらない」と話した。


 自民金沢支部が山出、山野両氏に推薦を出し、「オール与党支持」は崩れたが、民主以下各政党、各種団体から支援を取り付け、盤石の態勢で臨んだはずだった。各党の県議、市議が地域で支持者を集める組織選を展開し、陣営幹部は「集会で逆風を感じることはなかった」という。


 だが、陣営の気の緩みに加えて、山出氏に対する「多選高齢批判」の強さは、予想をはるかに超えていた。


◇     ◇


 山野氏を支援してきたある有権者は「山出陣営があぐらをかいていたわけでない。『変わって欲しい』と感じた市民がたくさんいたということだ」と語る。


 山野氏が出馬表明をしたのは告示までわずか1カ月しかない10月中旬。市議8人の支持を得たが特定組織の支援は受けず、1日40〜50回の街頭演説を繰り返した。


 告示後は「ストップ多選」を前面に押し出し、街頭で「79歳の市長と古い政治を続けるか。48歳の私と一緒に新しい市をつくるか」などと訴えた。市内をこまめに回って無党派層に支持を訴える手法は「空中戦」とも言われた。


 支援した紐野(ひもの)義昭県議は「最初は『どうなるか』という思いはあったが、途中から確実に反応が良くなってきた。勝負の神様が味方した」と振り返った。


◇     ◇


 山出氏2期目の94年以降、20〜30%台が続いてきた金沢市長選の投票率。今回は新市長が誕生したにもかかわらず35・93%にとどまった。同市の国政選挙での投票率が今年7月の参院選選挙区で55・47%、09年8月の衆院選小選挙区で72・21%だったのと比べても低調だ。


 そうした盛り上がりに欠ける選挙で、なぜ山野氏が当選できたのか。金沢大学の岡田浩教授(投票行動論)は「金沢でも都市化が進み、山出陣営が取った地縁や血縁頼みの組織選挙は通用しなくなっているのではないか」とみる。さらに、最近の国政選挙の傾向と同様、生活の閉塞(へいそく)感や政治への不満から、有権者が現職や与党に批判的な対応をとる傾向があるという。


 「今回は山出氏の『高齢多選』に対して潜在的に不満を持っていた有権者の支持を、山野氏が『市政刷新』というわかりやすいフレーズで得たことが勝因」と分析する。


     ◆


 28日に投開票された金沢市長選。わずか1300票差の激戦の末、山野市政が誕生することになった。選挙戦を振り返り、市政の動きを追う。

1839チバQ:2010/12/01(水) 22:52:26
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001012010001
【市長交代 激震金沢市】(下)
2010年12月01日


市議会臨時会の本会議で最後のあいさつをする山出市長=市議会議場

◆議会運営、壁厚く◆


〜*各会派、対応に慎重姿勢*〜


 30日に開かれた臨時金沢市議会本会議は、2日前の市長選で落選した山出保氏(79)が議場で発言する最後の機会となった。山出氏は議員に「愛してやまない金沢の発展と市民の幸せを願い、微力ながら努めてきた。本当にありがとうございました」と述べ、深々と頭を下げた。閉会後は「お世話になりました」と各会派の控室を訪問。その姿を見て涙ぐむ市議もいた。


 市議会では5期20年にわたり、共産以外の各会派が「オール与党」として山出市政を支えてきた。今回市長選では市議39人のうち、過半数を超える議員が山出氏を支援。山野之義氏(48)についたのはわずか8人だった。「市政刷新」を掲げる山野氏が施策を実行するためには議会との調和が欠かせないが、大多数が「山出支持」の現状では困難な議会運営が予想される。


◇    ◇


 山野氏は選挙で「市内公衆無線LAN化の実現」「市役所庁舎前広場の改装」「民間からの副市長登用」「固定資産税の見直し」などを公約。自身の任期も「3期12年」と公言し、「市長多選自粛条例」の成立を目指す方針だ。


 山野氏は「先日まで市議を務めていたので人間関係はできている。議会の大切さは理解しており、円滑な議会運営に努めていきたい」と語る。この日も早速、市役所で各会派にあいさつ回りをした。


 だが、山出氏を支援していた金沢民主は「冷却期間を置きたい」として訪問を断った。ある市議は「山出時代のように議会はまとまらないだろう。4年後には別の候補者を擁立する動きが出るかも知れない」とみる。


◇    ◇


 各会派とも新市長への対応については慎重な姿勢だ。今回、山出・山野両氏に推薦を出した最大会派の自民。宮保喜一会長は「新市長に賛成できる施策もあれば駄目なものもあるだろう。まずは話をきいて判断したい」とした。分裂選挙の影響については「これまで通り。選挙が終われば会派は一つにまとまるので問題はない」と話す。


 山野氏の支援に回った高岩勝人市議も「我々は『市政を刷新したい』という思いで選挙を戦っただけ。自民が分裂したわけではない」としており、新会派をつくる予定はないことを強調した。


 一方、山出氏を支援した金沢民主、公明、社民の各会派は「まず(山野氏の)話を聴いて対応を検討したい」と「様子見」の姿勢だ。


 金沢市議会には過半数を占める会派はなく、どこかと連携しない限り過半数は握れない。「山野市政」に対して各議員や会派がどんな動きを見せるのかは未知数。市長選で山野氏を支援した市議の1人も「必ずしも山野氏べったりでいくわけでない。会派間の対立が深まる恐れがある」と、新市長には是々非々で臨む考えだ。


(この連載は井潟克弘、生田大介、山岸玲、菊地直己が担当しました)

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1840チバQ:2010/12/02(木) 22:23:28
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001012020005
白山市 かじ取り役誰に
2010年12月02日




◆合併5年 借金頼み◆


 8市町村が合併し、白山市が誕生して5年。学校の新築・増改築や区画整理が進み、道路もきれいになった。でも、市の懐具合は大丈夫? 合併後、初めて行われる市長選を前に市の財政指標を元に課題を探ってみると、借金なしではやりくり出来ない苦しい現状が垣間見えてきた。


(井手さゆり)


〜*大型事業で収支悪化*〜


 市財政を見る指標の一つが「経常収支比率」だ。市民の税金や、国から地方自治体への「仕送り」にあたる地方交付税交付金(交付税)など、市が自由に使えるお金のうち、市職員の給与や借金など必ず払わなければいけない経費がどれだけ占めているかを示す。家計に例えれば、この指標が100%を超えると、年収だけでは食費や光熱費などの生活費を工面できないことになる。


〜*市民1人64万円*〜


 市の経常収支比率(臨時財政対策債などは除く)を見てみると、合併時で102・1%。その後も改善せず、09年度には105・2%に。県内市町の平均(98・8%)より6・4ポイントも高く、借金で何とかやりくりしている状態だ。


 「白山市の経常収支比率を押し上げているのは公債費」と県地方課は指摘する。公債費とは、過去に借りた借金の、その年の返済額だ。つまり、公債費の増加は市の借金(地方債残高)が増えたことを示す。09年度の市の借金は726億8223万円。合併から5年間で37億7742万円も増えたことになる。市民1人あたりの借金は単純計算で64万1千円だ。


〜*国から「あめ玉」*〜


 なぜ借金は増えたのか。背景にあるのは「合併特例債(特例債)」と「臨時財政対策債(臨財債)」の存在だ。


 特例債は、国が市町村合併を進めるために用意した地方自治体に有利な借金だ。自治体はインフラ整備などの公共事業では資金を借りて費用に充てるが、特例債を使えば借りた資金の5〜7割を国が負担してくれる。白山市財政課は「特例債は市に有利な『あめ玉』。借りない手はない」といい、09年度末までにJR松任駅前など3地区の区画整理費(計34億円)や白嶺小中学校新築など小学校の耐震・改装費(計47億円)など、約176億円を借りた。今後の使い道は「新市長と相談する」(同課)。計画では借り入れ上限の495億円のうち9割は使う方針という。


 一方の臨財債は、財政難の国から十分な「仕送り(交付税)」が来ないため、地方が仕方なく借りている借金だ。これも、国が後で交付税で返す約束になっている。税収が上向かないこともあり、近年はどの自治体でも臨財債への依存度が上昇。市も毎年12〜20億円を借り入れている。


〜*「後で痛い思い」*〜


 同課は「交付税代わりの臨財債がある限り、借金は今後も増える。しかし臨財債も特例債も後で戻ってくる借金。実質的に市が将来負担する借金は減る」と説明する。だが、多摩住民自治研究所(東京都)の大野清主任研究員は「どちらも借金であることに変わりなく、交付税が今後も減らされない保障はない」と指摘。財政難で公共施設の耐震化など必要な事業にも手を回せない自治体が、有利な特例債を使うことに理解を示しつつ、「使いすぎは借金漬けにつながる。後で痛い思いをするのでは」と警告する。


 いずれにしても、新市長は「綱渡り」の財政運営を迫られる。誰にそのかじ取りを任せるのか。それが市民の一票に委ねられている。

1841チバQ:2010/12/04(土) 00:31:50
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20101130ddlk17010675000c.html
刷新:金沢・山野市政の挑戦/上 “空中戦”で接戦制す /石川
 ◇市民の不満、すくい取る
 28日午後10時50分。開票率90%以上。だが決着が付かない。金沢市長選の開票所では、チェック済みの5万6000ずつの票が均等に並び、現職の山出保氏(79)と新人の山野之義氏(48)の激戦を物語っていた。数分後に山野氏の勝ちが判明。その差はわずか1364票だった。

 市郊外のテナントビル1階の事務所で涙をこらえる山野氏が万歳を繰り返したころ、香林坊のホテルのホールに集まった山出氏の事務所関係者はこぼした。「理解できない。敗因が思い当たらない」

   ◇  ◇

 「実績も支持基盤も申し分ない山出氏が優勢」とは大方の予想だった。民主、自民金沢支部、公明金沢支部、社民、国民新の推薦支持を受け、ほぼオール与党。今月9日夜、金沢市石引4の本多の森ホールで開いた「金沢の未来を考える会」では、ステージ上を選対本部長の宇野邦夫県議、谷本正憲知事らが占めた。約1700ある客席はほぼ満員。それでも宇野氏は最前列の空席を指さして「8割の出来」と満足しなかった。組織票固めの徹底ぶりが分かる。

 一方の山野陣営。ひたすら街頭に立ち、金沢では通用しないとされてきた「空中戦」に打って出た。ただ、追いつめられた末の苦肉の策とも言える。実は、個人演説会を開催しようとしても、山出氏を支援する町会連合会の手前、窓口となる町会長は誰も手を差し伸べなかったという。

 多いときで1日40カ所でマイクを握り、「多選阻止」「世代交代」「市政刷新」−−と繰り返した。さらに松沢成文・神奈川県知事や中田宏・前横浜市長を応援に呼び「改革派」の印象を証拠付けた。

 「いい勝負になる」。山野氏は選挙戦終盤、街頭演説に立つ自分にクラクションで応じる人が増えた手応えを、肌で感じていた。

   ◇  ◇

 金沢大人間社会学域法学類の岡田浩教授(投票行動論)は、現状に対する閉塞(へいそく)感から新人候補に票が流れる傾向が全国的に高まっていると指摘する。「山野氏陣営は潜在的な市民の不満をすくい取った」と言う。ブログやツイッターでの発信も「浮動票に訴える手法が、都市化する金沢での投票行動と結びついた」と分析する。

 さらに、自民金沢支部の2人推薦が「一番の勝因だった」とも。「現状に不満のある自民支持者は自由な投票ができたはず。最初から山野氏に票は流れやすくなっていた」と話す。

  ×  ×

 継続か刷新かが問われた金沢市長選。大接戦の末、20年ぶりに新しい市政のかじ取り役が誕生した。山野市政誕生の背景と今後の課題を追った。【宮嶋梓帆】

1842チバQ:2010/12/04(土) 00:32:28
http://mainichi.jp/area/ishikawa/archive/news/2010/12/01/20101201ddlk17010574000c.html
刷新:金沢・山野市政の挑戦/中 消えぬ選挙のしこり /石川
 ◇前途多難の議会運営
 「市議だったから議会の大切さはわかっている。選挙は選挙。これからは円滑な議会運営に努めたい」。金沢市長選で初当選を決めた28日夜、歓喜に沸く事務所で山野之義氏(48)が強調した。

 一方、「まさか」の敗戦で沈痛な空気の漂う山出保氏(79)陣営。「これから市議会、市政はどうなるかなあ」と、ベテラン市議が悔しまぎれにうそぶいた。民主、自民金沢支部、公明金沢支部、社民、国民新の推薦・支持を受け、ほぼオール与党で臨んだ山出氏の敗戦は、そのまま山野氏の議会運営の難しさを語っているとの見方は根強い。

 単独で過半数を握る会派がない中、山野氏と山出氏との2人推薦でしこりを残す最大会派・自民の「分裂」はさらに広まる可能性もある。統一地方選を前に、山野氏を支援した若手市議らが「会派を割って出ていくのでは」とのうわさも飛び交う。

   ◇ ◇

 現状に対する閉塞(へいそく)感のまん延を背景に、ここ数年、県内で新人の首長誕生が目立っている。

 08年10月の羽咋市長選では自民、公明が推薦する現職を656票差で破り山辺芳宣氏(69)が当選。昨年3月の小松市長選では「小松維新」を掲げた民間出身の和田慎司氏(59)が3期の実績を強調した現職を破った。志賀町でも昨年9月、県内最年少首長となった小泉勝氏(44)が当選している。

 昨年10月、新人同士の争いとなった加賀市長選。現職の後継者とされる対抗馬を破った寺前秀一氏(61)もその一人だ。山野氏については「市長は行政マン。政治優位ではなく、議員や職員からよく話を聞いて中庸にやることが大切」とアドバイスを送る。

 寺前氏の選挙戦では、自民勢力が分裂。難しいかじ取りが予想されたが「選挙で支持してくれた以外の議員とも敵対はしていない」と語る。議会対策として、「市議側からの積極的な要請」を受け、会派や当選回数別など、こまめに意見交換を重ねているという。

   ◇ ◇

 30日、当選証書を受け取った山野氏は「市民の付託に応えられるよう頑張っていく」と語った。ただ、まちなかに響く「市政刷新」の裏側で、山野氏が具体的な政策を語る場面はほとんどなかったことも事実だ。ある男性(62)は「高齢、多選批判を繰り返して当選できたようなもの。政策の中身は全く見えてこなかった」と冷ややかだ。

 マニフェストを実行に移す際、市議会との関係は欠かせない。山野氏の「市民による、市民のための政治」のため、最初の腕の見せどころとなる定例議会が間もなく始まる。【宮嶋梓帆、宮本翔平】

1843チバQ:2010/12/04(土) 00:33:04
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20101203ddlk17010673000c.html
刷新:金沢・山野市政の挑戦/下 100人アンケ 閉塞感、出口求める有権者 /石川
 ◇「若さ」や「変化」に期待
 新人の山野之義氏(48)が現職の山出保氏(79)を1364票差という僅差で破り初当選した金沢市長選。「実績も支持基盤も申し分ない山出氏優勢」との大方の予想を覆した背景には何があったのか。

 毎日新聞北陸総局は11月30日と12月1日、街頭で、投票した100人にアンケートを実施。20〜80代までの男性54人、女性46人が回答した。結果は53票対38票で山野氏が山出氏を上回った。有権者は山野氏に「若さ」や「変化」を期待し、「何かやってくれそう」(20代男性)など漠然とした期待もあった。回答からは、まん延した閉塞(へいそく)感の出口を求める有権者の姿が浮かぶ。

 これまでの市政に20代女性は「外見に力を入れていた」と施策の偏りに不満を漏らした。山野氏に力を入れてほしい政策として、「医療」「福祉」への関心が高く、マニフェストに記した「子どもの医療費助成」は、川北、野々市町との「格差」を引き合いに早期の実現を求める声があった。

 一方で、5期20年の山出市政への評価も根強くあった。山野氏に投じた30代男性は「金沢というまちをつくってくれたのは山出さん。これまでの市政を一概に否定しないでほしい」と注文した。

 「投票の基準にしたこと」(複数回答可)では、山野氏は26人が「若さ」と回答。山出氏は18人が「実績」と答えた。共産党が支持した黒崎清則氏には6人中3人が「政策」を重視していた。

 山野氏には「高齢多選批判」票も集まった。30代の男性は「現職の高齢」を挙げ、50代女性も「多選が気になった」とした。「世代交代」や「新しい目線」など選挙戦で繰り返した訴えに共感する有権者も目立った。

 中には「奥さんが選挙カーに乗って頑張っていた」(40代男性)「市議時代、自分の議会質問をまとめて地域に配って回っていた」(70代男性)などという回答も。

 一方、山出氏には「金沢21世紀美術館などの新しさ」(60代男性)、「国際的な都市になれた」(40代女性)、「『金沢』をつくった人」(50代男性)と、まちづくりへの評価や、人柄を評価する意見が多かった。「まちづくりの仕上げをさせてあげたかった」(50代男性)、「本人がまだやると言うならもう1回頑張ってほしいと思った」(40代女性)との同情票もあった。

 また、自民金沢支部が分裂して2人を支援したが、自民支持層に聞いたところ、山野氏に10票、山出氏に5票と、山野氏に軍配が上がった。さらに「支持政党なし」の無党派層は山野氏40票、山出氏30票と差が出た。【宮嶋梓帆、宮本翔平】

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 ◇山野新市長に望むこと◇
・新幹線開業へ向けて金沢の魅力を伝えて(20代男性)

・議会と信頼関係をつくって(30代男性)

・暮らしにきめ細かな政策を(30代男性)

・このご時世、スポーツよりもやることはあるのでは?(30代男性)

・今までとは違う視点を見せて(30代女性)

・片町がさみしい(40代男性)

・高齢者に優しい政治を(40代女性)

・若い世代が意見を言える社会に(40代女性)

・若者の雇用問題に力を入れて(50代女性)

・山出市長が作った土台の上で新しいものを生み出して(50代男性)

・観光に力を入れて(70代男性)

1844チバQ:2010/12/04(土) 15:47:42
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/101204/szk1012040213000-n1.htm
来春の選挙候補者乱立で混戦? 小嶋静岡市長、今期限り退任
2010.12.4 02:13

このニュースのトピックス:選挙・静岡
 来年4月の静岡市長選をめぐり去就が注目されていた小嶋善吉市長(63)は3日、市議会11月定例会で、「今期をもって区切りを付けることにした」と市長選に出馬しないことを明らかにした。市長選にはすでに出馬の意向を表明した元県議と元参院議員のほか、複数の陣営で独自候補の擁立が模索されており、市長選は5、6人の候補者による混戦模様になりそうだ。

 「17年やってこられた。一つの区切りにちょうど良い時期。(市政運営に)達成感がある」。小嶋市長は自民党市議の質問に答える形で不出馬を表明した後、記者団にこう語り、その理由として、在任期間が通算5期になり、合併後の市政運営が軌道に乗ったことを挙げた。

 後任に関しては、県中部地域で推進中の消防行政の統合などを例に「広域に目を向けながらやっていける人にやってもらいたい」と語ったが、後継指名には「支援者と相談して決めたい」と明言を避けた。

 「緊張関係を持って県に対峙(たいじ)していく小嶋市政」。県営草薙総合運動場体育館の再整備をめぐり小嶋市長と対立を深めた川勝平太知事はこう語り、後任には「和気藹々(あいあい)とやっていきたいという気持ちが強い。日本全体で存在感のある人が新しいリーダーとして望ましい」と要望した。

 市長選には、雇用や環境、観光の分野を最優先施策に位置付ける保守系の元県議、田辺信宏氏(49)と、大票田の静岡市葵区に根強い支持基盤を持ち、先端企業の誘致政策などで雇用創出を掲げる元参院議員、海野徹氏(61)の2人が立候補の意向を表明している。

 市長を支えてきた市議会最大会派の自民党は、今まで態度表明を見合わせてきた市長にいらだちもあったが、ようやく独自候補擁立への議論が本格化しそうだ。民主党や共産党、一部の市議会派もそれぞれに独自候補の擁立を目指すとみられる。

1845チバQ:2010/12/04(土) 15:54:59
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20101204ddlk22010200000c.html
小嶋・静岡市長:来春の市長選、不出馬表明(その1) 民主、自民の動向焦点 /静岡
 静岡市の小嶋善吉市長(63)は3日、来年4月10日の次期市長選に出馬せず、今期限りで退任する意向を正式に表明した。市議会本会議で「市長選に出馬しないことを決めた」と述べた。次期市長選には新人2人が出馬の意向を示しているが、民主、自民の2大政党は、なお態度を明確にしていない。小嶋市長の「6選不出馬」を受け、両党の動向が今後の焦点になる。【平林由梨、小玉沙織】

 「来年4月の市長選に出馬しないことを決めました。今期をもって、市長としての私の務めに区切りをつけることを決意しました」

 小嶋市長は3日、市議会本会議で、与党である自民党市議団の鈴木和彦氏から去就を問われると、こう答えた。手書きの便箋2枚を手にしていた。淡々とした声と表情だった。

 その後の記者団との質疑で、今期限りでの退任を決めた時期について「役割はある程度果たしたかな、という実感が実は一昨年あたりからありました」と述べた。「多選批判」から再選出馬を見送ったとの観測も打ち消し、旧清水市などとの合併後の市政に道筋をつけたことが決断を後押ししたとの考えを強調してみせた。

 しかし6選出馬を秋まで模索しながらも、見送りに傾いたとの見方は根強い。

 元県議によると、小嶋市長は4月、「周りからもう1期やってほしいと言われている」と語った。この元県議は「6期目への意欲を感じた」と話した。県内のある市長によると、小嶋市長は今夏、「どうするか、迷っている」と漏らし、出馬の可能性を探っていることを明かしたという。

 ただ、取り巻く環境は厳しかった。これまで市議会与党として選挙を支えてきた自民党は昨夏の衆院選で野党に転落していた。これに先立つ知事選で民主党が押し立てた川勝平太知事が当選。自民党県議団は野党になり分裂劇まで招いていた。

 同党県連内には「静岡市長選でも敗れたらひどい打撃を受ける」(市議)との不安が広がり、次の市長選で「多選」批判を浴びかねない小嶋市長を担ぎ出そうとのムードは冷えた。前回の市長選で次点の海野氏に約1300票差に迫られたことも伏線にあった。

 昨夏初当選したばかりの川勝知事との関係も影を落とした。県営草薙総合運動場体育館の移設問題で激しく対立。市内の経済人や各種団体も巻き込んで鋭くぶつかったが、結局、川勝知事に押し切られる結果に終わった。

 先の市長が10月、小嶋市長に電話をかけた。市長選まで半年に近づいていた。再選を目指すのかどうか、尋ねた。「言わなくても分かるだろう」。この市長は「引退を決めたんだな」と受け止めた。

1846チバQ:2010/12/04(土) 15:55:19
 ◇民主県連内に温度差 独自候補擁立で
 小嶋市長の「6選不出馬」は各党の市長選対応にも大きく影響する。小嶋市長の選挙を支えてきた自民党県連は新たな対応を迫られることになった。民主党県連は独自候補擁立を掲げるが、党の支持率低迷や県連内の温度差もあり、新たな選択肢を提示できるかどうか、情勢は流動的だ。

 これまで次期市長選には、元県議、田辺信宏氏(49)と元参院議員、海野徹氏(61)の新人2人が立候補する考えを示している。

 一方、民主党県連の牧野聖修会長(衆院静岡1区)は3日、毎日新聞の取材に「年内に誰がいいか、決めたい」と話した。そのうえで「これまでに名乗りを上げている人も重要な候補だ」と語り、必ずしも「第三の候補」にこだわる必要はないとの認識を示した。

 しかし同党の田村謙治氏(衆院静岡4区)は独自候補擁立論を掲げ、牧野氏とは隔たりがある。田村氏の周辺は「年内にこだわらず、ぎりぎりまで候補者を探す」と強調した。

 自民党も独自候補の擁立を探り始めた。静岡市静岡支部の伊東稔浩支部長は3日、「独自候補を立てたい」と話し、県連の植田徹幹事長は「独自候補を立てる話はまだないが、支部の意見を尊重したい」と述べた。共産党も候補擁立を目指す。

 ◇「余人をもって代え難い」 駅前開発では対立−−川勝知事
 川勝平太知事は3日、小嶋善吉・静岡市長について「旧清水市との合併や政令市への移行など、余人をもって代え難い役割を果たした」と述べた。ただ、JR東静岡駅前の再開発問題で激しく対立するなど「釈然としないことはあった」と語り、関係が必ずしも良好ではなかったとの認識をにじませた。

 県庁内で記者団の質問に答え、小嶋市政について「県と緊張感をもって対峙(たいじ)し、自立していた」と評価した。川勝知事は2日も小嶋市長と「こども医療費」などへの県の助成金打ち切りの是非をめぐり意見が対立していた。

 そのうえで「小嶋さんは県に言いたいことをすべて言い残してほしい。私も正面から受け止め、県政に生かしたい」と話し、今後の意見交換に期待を示した。

 次の静岡市のトップにふさわしい人物像を問われ、「存在感を示せるリーダーシップを持つ人だ」と述べた。

 ◇民・「任期は限界」−−自・市政運営評価
 小嶋善吉・静岡市長の今期限りでの退任表明を受け、各党の受け止めを聞いた。

 毎日新聞の取材に、民主党県連の岡本護幹事長は「17年弱という任期は市長として限界だ」と述べた。また「政令市の市長なのに知事と建設的な意見交換ができておらず、戸惑っていた」と語った。

 一方、過去の市長選で小嶋市長を支えてきた自民党県連の植田徹幹事長は「旧清水市との合併を果たし、県の顔である静岡市を長年支えた。お疲れ様でしたと言いたい」と、市政運営を評価した。

 共産党の山村糸子党県委員長は「地方自治の先行きが不透明な時期になぜ、辞めるのか。わかりにくい」と語った。

1847チバQ:2010/12/04(土) 15:55:33
小嶋・静岡市長:来春の市長選、不出馬表明(その2止) 発言の要旨 /静岡
 小嶋市長が3日、市議会で「6選不出馬」表明後、記者団の質問に答えた発言の要旨は次の通り。

 ◇「合併後の道筋つけた」 17年、ちょうどいい時期
 −−不出馬を決めた理由は。

 ◆17年間、市長をやってこられましたのでね。区切りをつけなくてはいけない、と思っていました。ちょうどいい時期かなと、自分で判断しました。

 −−いつ決断したのですか。

 ◆忘れました。

 −−今の気持ちは。

 ◆答えにくい話ですねえ。ほっとしているという気持ちかなあ。達成感があるので、悔いはありません。

 −−「政治家として次を目指す」という気持ちはありますか。

 ◆それは支援者のみなさんと相談して……。心配してくれる支援者、たくさんおりますので、今後の生き方について相談していくことになります。

 −−次の静岡市長選へのかかわり方は。

 ◆支援者のみなさんと相談します。

 −−市長選で、いずれかの候補者を自身の後継として指名することは。

 ◆それも支援者と相談します。

 −−今回の決断で市長在任期間の長さを考慮しましたか。

 ◆前回の市長選でも多選批判があって、それは百も承知です。首長選は3、4期目になるとそういう声が出てくる。でも僕の場合、合併があったでしょ。この4年間で、そこに道筋がついた。役割はある程度果たしたかな、という実感が実は一昨年あたりからありましたね。

 −−これまでの市政運営は「堅実」というイメージがある。

 ◆職員とコミュニケーションをとりながら僕がどうしたい、ああしたいと言うだけではなくて、内部で相談することを心がけてきました。どっかの人と、やり方は違う。僕は「着実」という言葉が好きですね。

1848チバQ:2010/12/04(土) 15:56:09
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101204k0000e010051000c.html?link_id=RAH03
白山市長選:「美川県一の町」巨大広告存廃が争点に 石川

撤去か存続かで石川県白山市長選の争点になっている「美川県一の町」の広告=白山市美川永代町で2008年12月、川畠準一さん提供 現職市長の死去に伴い、5日に投開票される石川県白山市長選で、合併前の旧美川町(みかわまち)にある「美川県一の町」と記された巨大広告(高さ約25メートル)の存廃が争点の一つになっている。歌手の美川憲一さんお墨付きの「隠れた名所」として旧町のPRに貢献したが老朽化。3人の候補のうち、2人が存続、1人が撤去を主張している。

 白山市は05年、美川町など1市2町5村が合併して誕生した。広告は、旧町が「県で1番の町を目指す」として考案。美川さんの了解を取り付けて98年に下水処理場の高架水槽にペンキで書かれた。北陸自動車道沿いの目立つ場所にあり、ドライバーが通りがかりに見つけて写真に撮ったり、口コミなどで知られるようになった。

 しかし、処理場は05年に閉鎖。老朽化が目立ち、倒壊の恐れがあるとして、同年に取り壊しが決定。現在、周囲にやぐらを組んで撤去作業に入り、解体寸前の状態となっている。取り壊し後は公園ができる予定。

 知名度も高いユニークな広告だけに、新人3候補の思いはさまざま。広告ができた当時の旧美川町長、竹内信孝氏(67)は「当選したら耐震工事をして維持する」と主張。前県議の作野広昭氏(53)は「危険な建造物だ」と撤去に賛成する。元北陸農政局職員の山本大道氏(57)は「美川町の遺産。有効に残すべきだ」と訴えている。【宮本翔平】

1849チバQ:2010/12/04(土) 15:58:29
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20101204000000000009.htm
三島市長選あす告示
12/04 07:58
 任期満了に伴う三島市長選が5日告示される。これまでに立候補を表明しているのは、いずれも無所属新人の前県議豊岡武士(67)氏=連合静岡推薦=、住宅建設会社社長前田磨氏(49)、フリーアナウンサー遠藤行洋氏(48)の3人。
 立候補の届け出は5日午前8時半〜午後5時に三島市役所で受け付ける。投票は12日午前7時〜午後8時に市内31会場で行われ、同日午後9時15分から同市民体育館で即日開票する。
 今月2日現在の市選挙人名簿登録者数は9万1526人(男4万4597人、女4万6929人)。

1850チバQ:2010/12/04(土) 15:58:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20101203-OYT8T01075.htm
動き出す静岡市長選
独自か連携か 民主内は温度差
 静岡市の小嶋善吉市長が不出馬を表明したことで、静岡市長選の焦点は各政党の候補者選びに移る。すでに出馬の意志を示している元県議の田辺信宏氏や、元参院議員の海野徹氏と合わせ、今後様々な動きが予想される。

 民主党県連は同市長選で独自候補を擁立する方針を決めたが、市選出の牧野聖修・県連会長(衆院静岡1区)と田村謙治・党副幹事長(同4区)との間で温度差が表面化している。

 牧野氏は3日、読売新聞の取材に対し、「関係議員や連合などとも相談し、早急に候補者の選定に入りたい」と述べるとともに、「出馬表明している人とも話をしてみたい」とも語り、表明済みの候補者との連携の可能性を示唆した。

 これに対し田村氏は1日夜、静岡市に縁のある中央官僚や学者など約10人を集めて東京都内で会合を開いた。終了後、田村氏は記者団に、市長選の候補者選びの会合だったことを認めたうえで、「市長にふさわしい人を擁立するのが与党の責任。ふさわしい人が出てくるまで頑張りたい」と述べ、独自候補擁立を目指す考えを強調した。

 ■自民 独自候補を模索

 小嶋市長を支えてきた自民党県連内でも、一部で市議の名前も挙がるなど独自候補擁立を模索する動きが出始めている。党市議団の鈴木和彦会長は3日午後、市長選について「全くの白紙だと思う」と述べるにとどめたが、同日夜には市議会議長経験者など約10人が静岡市内で会合を開き、今後の対応を協議した。

 ■公明「フリーハンド」

 前回選で小嶋市長を推薦した公明党県本部の蓮池章平幹事長は「情勢が固まっていないので、フリーハンドの状態。人物本位で決めていきたい」と述べた。

 共産党県委員会の山村糸子委員長は「できれば革新無所属の候補を推して、多くの団体、個人と一緒に戦うのが理想」と話した。社民党県連の桜井規順代表は「次は市民負担増でなく、暮らしを高める市長を応援する」とコメントした。

 河合純一・みんなの党参院県第1支部長は「市議・県議選に全力投球する」と述べ、静岡市長選に独自候補を擁立する考えのないことを明らかにした。

(2010年12月4日 読売新聞)

1851チバQ:2010/12/04(土) 16:03:38
06年市長選
2987 :とはずがたり:2006/11/21(火) 02:48:23
<東海>静岡県
>>2951
接戦だったの?惜しいなぁ。

三島市長 小池氏3選
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000611200006
2006年11月20日
◆豊岡氏に競り勝つ

 三島市長選は19日投票、即日開票の結果、現職の小池政臣氏(66)=自民党三島市支部、民主党三島市支部、公明推薦=が、新顔の前県議豊岡武士氏(63)を接戦の末に破り、3選を果たした。最大の争点だった合併問題で「近隣町との合併」を掲げた小池氏が、「中核市」を主張した豊岡氏を退けたことで、県東部の広域合併論議は再び足踏み状態が続きそうだ。当日有権者は8万9884人、投票率は54・35%で、前回の98年(60・85%)を下回った。

 両氏は8年前にも対決した。その時は、小池氏が豊岡氏らを破って初当選。4年前は小池氏が無投票で再選。8年ぶりの選挙になった。

 小池氏は2期8年の実績を基に「住みやすさ満足度日本一を目指す」をスローガンに掲げ、各政党をはじめ、商工や農業関係団体などから幅広い推薦を取りつけて組織選挙を展開。後援会を軸に、市議の大半の支援もあり、票を固めた。

 当選を決めた小池氏は本町の選挙事務所で「8年間の実績と合併問題など、選挙で訴えてきたことが評価されたのだと思う。合併では、20万人以下の都市を目指し隣町との合併を目指していく」と抱負を語った。

 豊岡氏は、若手経営者の有志や出身の韮山高校OBらの支援を受けて草の根選挙を繰り広げた。「三島を変えよう」と市政刷新を呼びかけた。一定の「反小池票」を掘り起こし、終盤追い上げたが、一歩及ばなかった。

 最大の争点となった合併問題で、小池氏は、豊岡氏が掲げる中核市を否定し「三島らしさを維持するには近隣町との合併が最適」と訴えた。豊岡氏は県の審議会が答申した3市3町を基本に「新幹線の駅がある三島を核にした中核市が必要だ」と主張。両氏とも今回の市長選を「三島の将来を左右する合併選挙」と位置づけたものの、有権者の関心は低かった。


2988 :とはずがたり:2006/11/21(火) 02:50:22
>>2987-2988
<東海>静岡県

うおっ接戦・・

三島市長に小池氏3選
http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20061120/lcl_____siz_____005.shtml
 任期満了(十二月十九日)に伴う三島市長選は十九日投票、即日開票の結果、無所属現職の小池政臣氏(66)=自民、民主、公明推薦=が、無所属新人で前県議の豊岡武士氏(63)を破って、三選を果たした。 

 小池氏は政党に加え、連合、農協、商工団体などの幅広い推薦を取り付け、後援会を軸とした組織戦を展開。食育の推進や福祉施策の充実などを訴えて支持を広げた。争点となった合併問題については「まず隣町との合併を」と主張した。

 豊岡氏は「三島を中心とした中核市づくり」を訴え、若手経営者らの支援を受けたが、及ばなかった。

 当日有権者数は八万九千八百八十四人。投票率は54・35%で、四人が立候補した一九九八年の前々回(60・85%)を下回った。

 ◇三島市長選当選者
小池政臣(こいけまさおみ) 66 無現 当選3
市長(元)県議・韮山高P会長・市社会教育委員長・市議▽慶大=自民、民主、公明推薦

 ◇三島市長選確定得票
当 25,041 小池政臣 無現 当選3
  23,380 豊岡武士 無新

1852チバQ:2010/12/04(土) 16:08:04
>>859
豊岡は
>県議会総務委員会(鈴木洋佑委員長)は1日、付託された空港部廃止条例案の採決を行い、賛成7、反対2の賛成多数で原案通り可決した。条例案に「反対」の党議拘束をかけた自民党県議団の委員5人(採決に加わらない鈴木委員長を除く)のうち、豊岡武士氏(三島市)と須藤秀忠氏(富士宮市・富士郡)が賛成し、浜井卓男議長(浜松市西区)が退席、計3人が造反した。

自民系ですね。でも、連合推薦ついてますね

1853名無しさん:2010/12/05(日) 00:22:04
豊岡武士
http://www.toyooka-takeshi.jp/
前田磨
http://www.maeda-osamu.com/
遠藤行洋
http://y-endo.jp/

自民党系(というか市長選に出るため建前上離党しただけです)の豊岡武士に連合静岡が付いた一方で、
前田磨も早くから出馬を表明し出馬会見に細野豪志が同席していました。
遠藤行洋は今年の夏頃には「どこからそのようなお金が」と思うほど市内には大量のポスターが貼られていました。

どうなんでしょうね。昨今の世間の雰囲気だと党派性が薄い(ように見えるだけで黒幕が居そうですが)
遠藤に追い風が吹いているのかも知れません。

1854チバQ:2010/12/05(日) 11:56:31
>自民党系(というか市長選に出るため建前上離党しただけです)の豊岡武士
空港問題で離団してますけどどうなんすか?

1855チバQ:2010/12/05(日) 11:57:23
http://www.asahi.com/politics/update/1204/NGY201012040021.html
大村氏公約に「中京都構想」 県と市を再編 愛知知事選2010年12月5日8時30分
. 来年2月6日投開票の愛知県知事選に立候補するため自民党に離党届を提出した大村秀章衆院議員(50)が、選挙戦で掲げるマニフェスト(公約)で、県と名古屋市を再編する「中京都構想」を打ち出す方針を固めた。河村たかし名古屋市長とも連携し、県民税・市民税の「10%減税」に並ぶ公約の目玉にすえる。

 大村氏は6日に名古屋市で記者会見して知事選への立候補を正式表明する。河村市長は、月内に辞職して出直し市長選を知事選との同日選にする方針。県・市で連携して、同時に再編構想をアピールしたい考えだ。

 構想は、河村市長と親交が深い大阪府の橋下徹知事の「大阪都構想」と同様に、名古屋市など都心を分割して公選の区長が住民に身近な予算を決める「特別区」のような形に再編し、愛知県を「中京都」とする方向で検討されている。愛知県と名古屋市で重複する行政機能を簡素化し、効率化するのが狙いだ。

 河村市長は大村氏と連携した再編構想について「名古屋市と愛知県をどうしていくかは大きい。重複行政を外して減税につなげていく。ものすごいエンジンになる」と積極姿勢を示している。また、「大阪都構想」に理解を示し、「愛知県ぐらいの規模でやった方が強烈なインパクトがある。名古屋だけだと企業誘致の場合でも土地がない」とも指摘している。

 大村氏と河村市長は県民税・市民税の10%減税をともに打ち出しており、企業や工場の誘致促進を主張。大村氏は減税や規制緩和で経済成長を図る「楽市楽座」構想を掲げている。「中京都構想」と減税を、経済振興策にも位置づけたい考えだ。

 ただ、愛知県議会や名古屋市議会の反発は必至。河村氏が代表を務める地域政党「減税日本」が候補を擁立する来春の名古屋市議選や愛知県議選でも、構想の推進を訴えるとみられる。
.

1856チバQ:2010/12/05(日) 12:18:57
http://mainichi.jp/area/mie/news/20101205ddlk24010105000c.html
選挙:鈴鹿市長選 末松県議出馬へ /三重
 来年4月の鈴鹿市長選に、鈴鹿市選出の県議で自民党県連総務会長の末松則子氏(40)が立候補の意向を固めたことが、4日分かった。

 末松氏は毎日新聞の取材に「自民党から県議選の第1次公認をいただいており、(市長選のことは)党にも後援会にもまだ相談していないが、団体などから(立候補の)お話をいただいており、前向きに検討している」と話した。

 末松氏は、県議だった故充生氏の長女。03年に県議に初当選し、現在2期目。同党県連の女性局長も務める。県議会の第2会派「自民みらい」に所属し、防災農水商工常任委員長を務めている。同党県連では、女性局長も兼務している。

 現職で現在2期目の川岸光男氏(68)は、同市長選へ出馬の有無について、これまでのところ態度を明らかにしていない。【大原隆】

1857チバQ:2010/12/05(日) 12:20:43
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20101205ddlk23010005000c.html
追跡2010:揺れる二元代表制 不毛の対立か生みの苦しみか /愛知
 地方議会が揺れている。名古屋市の河村たかし市長は市議会の解散請求(リコール)を主導。鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は議会に諮らずに専決処分を繰り返し、5日には市長解職を問う住民投票が予定されている。一方、三重県議会は06年12月に議会基本条例を全国の都道府県議会で初めて制定するなど先進的な取り組みを続ける。首長と議員の双方が住民から直接選ばれる二元代表制の在り方が問われる中、改革する議会と混乱する議会の実態を検証した。【田中功一、丸山進、加藤潔】

 ◆名古屋市議会−−混乱

 ◇リコール圧力で変化 河村市長への不信根強く
 ■35万人の重み

 「35万人を超える人が意思表示したことを極めて重く受け止めている。日本一改革の進んだ議会と言われるよう精いっぱい努力したい」。名古屋市議会リコール署名の審査結果が発表された11月24日、横井利明議長は記者団の問いかけに険しい顔で答えた。

 リコールの有効署名は、議会解散の賛否を問う住民投票の実施に必要な法定数36万5795人分を約1万2000人分下回った。しかし、市議の間に浮かれた様子はない。

 吉田伸五市議(民主)は「リコールが成立しなくても35万人分という数字は重い。来年4月の市議選に向け、市民の不信感をどう解消するかが課題だ」と話す。

 共産党を除くオール与党態勢が長く続いていた名古屋市議会。執行部に対するチェック機能を果たしていたとは言い難かった。

 ■議会自ら動く

 09年4月の河村市長就任で、執行部と議会の「なれ合い体質」は一変した。市長は選挙公約に掲げた市民税10%減税と地域委員会設置の関連条例案を議会に提出。「市長選で示された民意に従うべきだ」と実現を迫った。

 議会側も手をこまねいていたわけではない。今年3月、議会のあり方を定めた市議会基本条例を自主的に制定した。本会議や委員会に出席すると1日1万円支給され「実費より高い」と批判を浴びていた費用弁償は廃止。1万円以上に限って公開してきた政務調査費の領収書を10年度分から全面公開に切り替えた。河村市長の改革圧力に、議会は重い腰を上げた。前三重県知事の北川正恭・早稲田大学マニフェスト研究所長は「名古屋市議会は議会基本条例を基に議論も進み、地方議会をリードしていく存在」と評価した。

 しかし、議員報酬を800万円に半減する市長案への対応は簡単ではない。リコール運動開始後になって、任期満了の2011年4月まで月額20万円の減額を決めたが、河村市長は「小手先だけの改革だ」と批判した。

 こうした中で、公明党市議団は議員報酬半減に条件付きで賛成する方針を表明。民主党市議団が議員定数を10%程度削減する案の検討を始めるなどの動きが出ている。金庭宜雄市議(公明)は「リコール署名では議員報酬に市民の批判が集まった。議会は政調費を含めて報酬のあり方を真剣に考えなければいけない」と語る。

 ■対立再び激化

 だが河村市長の辞職・再出馬表明で、市長と議会の対立は再び激しさを増している。「河村市長は二元代表制をめぐる議論よりも、いかに選挙に勝ち、自身を支持する候補で市議会の過半数を取るかしか考えていない」(中川貴元・自民市議団幹事長)。市議の間に市長への不信感は根強い。

 河村市長の圧力で名古屋市の議会改革が進むのか、あるいは混乱が続くだけなのか。


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