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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1777チバQ:2010/11/14(日) 00:30:56
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20101111ddlk15010046000c.html
課題をさぐる:’10新潟市長選/中 市街地再生 /新潟
 ◇地元の自助努力が大事 官は民の思いくみ取って
 新潟市中央区の中心市街地・古町にあった百貨店・大和新潟店が6月下旬に撤退して4カ月半。同店の正面入り口に面した商店街には「テナント募集」と張り紙した空き店舗が目立つ。古町全体での集客数は大和閉店以前より2〜3割減ったという。「今は最悪の状況。大和の跡地利用が決まれば(地区全体の)再生策も前に進めるのだが」。地元商店街を束ねる新潟中心商店街協議会の古舘邦彦会長は嘆く。

 09年10月に大和が撤退を表明した後、市はまちなか再生本部を発足させて対策を議論し、JR新潟駅−古町間の100円バス運行を試行し、新潟商工会議所などと共同で大和跡1階フロアに交流スペースを設けるなど、手厚い支援を注いできた。しかし、効果は限定的で、街には沈滞ムードが漂う。

    ◇

 中心市街地再生の切り札として、商業関係者らが期待を寄せるのが、新交通システムの導入だ。市は既に導入を前提に検討を本格化させており、二酸化炭素の排出を抑えた次世代型バス、路面電車、小型モノレールのいずれかを運行させる構想を練る。新潟駅−古町−市役所を中心に、新潟駅−鳥屋野潟南部、新潟駅−県庁などのルートも検討。市は10年度中に検討結果をまとめる。

 初期投資の規模、既存の路線バスとの連携、事業主体など課題は多く、いつ実現するかは未定だ。古舘会長は「高齢化がさらに進み、車を運転できない市民が増える。市は新交通を生かし、中心街への機能集中とコンパクト化を進めてほしい」と求める。これに対し、市都市交通政策課の担当者は「交通はあくまでも手段。大事なのは、まち自体が魅力を高め、両立を図ること」と地元の自助努力が欠かせないと説く。

    ◇

 行政の支援に頼らず、独自ににぎわいづくりに取り組み始めた商店街が西蒲区にある。JR巻駅周辺の11商店街約130店が加盟する「まき鯛車(たいぐるま)商店街」。巻地区に江戸時代から伝わる郷土玩具・鯛車をシンボルキャラクターにし、5月から商店街の愛称にも採用した。インターネットを通じて情報を発信し、集客アップに努める。各店が資金を出し合い、共通ののぼりやステッカーを掲げ、自慢の逸品を買い物客にアピールする「一店一宝」などにも取り組む。

 「このままでは、まちが老衰してしまう」という危機感が、商店主らを立ち上がらせたという。商店街の企画運営を統括する橋本貴之さん(40)は「まちの再生は人に頼んでしてもらうものではない。住んでいる者が真剣に動いてこそできる」と話す。来店客が目に見えて増えるという成果がただちに望めるものではないが、世代を超えて商店主同士が議論を重ねてきたことで、結束感が生まれたという。

 市は08年に定めた都市計画マスタープランで、8区それぞれに地域拠点を設け、核となる市街地に活性化策を促し、取り組みに補助金を出す仕組みを設けた。巻地区は西蒲区の地域拠点に位置づけられている。補助金が得られるのはありがたいとした上で、橋本さんは「本当に地元が望むところに補助が行き届くよう、官が民の思いをくみ取り、工夫することが大切ではないか」と話す。【小川直樹】


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