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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1799チバQ:2010/11/20(土) 20:29:15
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20101120ddlk17010654000c.html
くらしの姿:2010金沢市長選/下 育てる・働く 才能生かせる施策を /石川
 ◇個々に即した情報不足
 「子供がいても、やっぱり自分の好きなことをして働きたいと思ったんです」

 金沢市のマンションで暮らす主婦、大谷育子さん(50)は昨年、オーダー制で着物を洋服などにリメークする「kiuデザインハウス」を自室で始めた。長女(11)、次女(9)の子育てを機に主婦業に専念していたが、友人が中心の注文をさらに広げて「仕事」にしたいと考えている。

 服飾系の専門学校を卒業後、市内のブティックなどで勤務。店舗を任されたこともあり、「お風呂でもトイレでも仕事のことを考えていた」という。37歳で結婚。2年後に長女が生まれると、保育園の送り迎え、熱を出せば病院、軌道に乗り始めた仕事……。時間のやりくりに追われるように。翌年には2人目を妊娠し、会社を辞めた。

 再就職を希望した時期もあったが、休日や勤務時間の条件が合わず、育児との両立は難しいと実感した。「それまでの人生で積み上げてきたものは、その人の才能なのに」

   ×   ×

 同市広坂2の県広坂庁舎内にある「マザーズハローワーク」。子育て中や子育てを終えた女性の就労支援に石川労働局が07年にオープンした。相談を受け、個別の希望に応じて紹介。子育て支援サービスなど、仕事と子育ての両立に役立つ情報も提供している。

 市はここで、県の女性再チャレンジ支援室などと連携。昨年度からは市が主催し、キャビンアテンダントなどを講師に「再就職準備セミナー」を開催。しかし現在、市が中心となって取り組む独自の政策はこれ以外ない。

 市労働政策課は「不況や若者の就職離れなど優先して力を入れなければならない課題が多い」と話す。さらに、県にも国の女性再チャレンジ支援室制度があり「二重行政」との指摘も受けるという。

   ×   ×

 大谷さんは「子育て中の主婦同士が集まって活動できる場所があれば」と考えてきた。結婚・出産を機に、それまで積み上げた技術を生かせないでいる人たちが多いとの思いからだ。

 だが、情報がどこにあるのかすら分からず、実際には行動に移せないでいる。「全体像でなく一人一人のケースに合った施策をしてほしい。行政にできることが限られるのなら、民間や外部の目も入れた新しい考え方が必要だと思う」。国や県にできないきめ細かい行政サービスが市に求められている。

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 この企画は宮嶋梓帆が担当しました。


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