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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1798チバQ:2010/11/20(土) 15:44:32
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20101119ddlk17010597000c.html
くらしの姿:2010金沢市長選/中 買う 繁華街に歩行者減少 /石川
 ◇まち再生へ特効薬探る
 金沢の「ファッションストリート」と呼ばれる中心街の竪町商店街。休日は女子高生や親子連れの元気な声が響く。だが、ここ数年、平日の人通りの少なさが目立つようになった。市内に住む飲食店従業員の女性(21)は「閉まっている店が多い。店のジャンルも偏っている」と渋い顔だ。昨年4月に転勤してきた男性会社員(24)は「片町や竪町で買い物をしたのは数回しかない」。

 竪町を含め、北陸一の繁華街として知られる市香林坊・片町エリアの歩行者数は減少の一途=グラフ、市など調べ。「商都」の発展を支えてきた面影を失いつつある。

 打って変わってにぎわっているのが、北へ1キロ程度のJR金沢駅エリア。06年に駅東口にオープンした北陸最大級のファッションビル「金沢フォーラス」を拠点に、週末には福井、富山ナンバーの車が押し寄せ渋滞が発生する。車や公共交通機関の利便性などから、買い物客の駅前や郊外の大型店への流出に歯止めがかからない。

 香林坊・片町の商業エリアは企業の支店や大型店が集まり、駅前エリアは玄関口。車の両輪として両者を発展させたい市にとっても、好ましい構図ではない。市は両エリアを結ぶ「都心軸」を整備し、人の流れを作ろうと、店舗誘致や開発に力を入れる。さらに、駅前の県立音楽堂を拠点にしたクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ」のイベントの一部を中心街で開催するなど、まちなかへの呼び込みに躍起だ。

   ×   ×

 中心市街地に「まちの顔」を再生させる特効薬はあるのか。関係者が期待を寄せるのが、14年度の北陸新幹線開業だ。現在より243万人増と見積もる駅利用者の足を、中心商店街へ引き寄せようというものだ。

 竪町など5商店街などでつくる「金沢中心商店街まちづくり協議会」は今月、市と共催で「金沢中心商店街活性化フォーラム」を開いた。会場のホテルの1室は定員150人を大幅に超え、立ち見が出た。4年後に迫った開業に対する関係者の関心の高さが伺えた。ただ、地域振興に詳しい日本政策投資銀行の藻谷浩介氏の講演が始まると、淡い期待は吹き消された。

 藻谷氏が強調したのは、浜松市や兵庫県姫路市など新幹線が開通した多くの地方都市では人口流出が起こり、結果としてまちが衰退するケースが見受けられること。一方、京都だけは交流人口が拡大している。藻谷氏は「1度行けば済むまちになるか、何度行っても良いまちになるか。通いたくなる中身がまちにあることが重要だ」と話した。

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 「クリスマスにはサンタの帽子をかぶって歩く人たちがいて……。絵に描いたようなにぎわいがあった」。同協議会の戦略委員長、小間井隆幸さん(57)はつぶやく。新幹線開業を見据え「まちなかを安く、わかりやすく巡る公共交通の仕組みが必要だ」と考える。観光客が呼べる金沢21世紀美術館は「唯一の救い」とも。中心街をまちの財産としてとらえた早急な対策が求められている。


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