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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

74千葉9区:2008/12/03(水) 22:37:33
>>67
県内初の女性首長 大平・魚沼市長誕生
2008年12月02日


記者会見で抱負を語る大平氏=魚沼市井口新田の事務所

●変化求める意識が背景


 魚沼市長選で初当選した大平(おおだいら)悦子氏(52)は、県内初の女性首長として12日から、市政のかじ取りを担う。現職の星野芳昭氏(71)に
1689票差をつけて支持が広がった背景には、閉塞(へいそく)感の打破という市民の思いがあった。だが、議会対策を含め、市政運営は決して楽なものではないことも確かだ。(津田六平)


   ◇


 大平氏は1日、市役所で当選証書を受け取った。その後の会見で、「変わらきゃいけないという住民の思いが、私を押し上げてくれた」と笑顔を見せた。公約として掲げた新庁舎建設の反対に関しては「既存の庁舎を活用する。プレハブで増設したっていいんです」と力を込めた。


 旧6町村の合併による新市誕生から4年。県内初の女性首長を誕生させた大きな要因は、住民にうっ積した現市政への不満だろう。


 大平氏に投票したという旧湯之谷村の会社員男性(42)は「大平さんの顔も知らなかったが、変化が必要だと思った」。旧小出町の主婦(57)は「現職にはリーダーシップがない」と言い切った。


 星野氏はこの日、「こちらの訴えが言い訳にしか聞こえなかった結果だ」と振り返った。旧町村への配慮を重んじるあまり、決断力を発揮できる場面が少なかった。合併の利点は見えづらく、住民サービス低下などマイナス面に目が行きがちになった。


 市に「変革」の土壌があったことも挙げられる。合併直後には、在任特例で市議96人がいた市議会の定数を26にした住民運動があった。07年の県議選(魚沼市・北魚沼郡選挙区)では無所属の新顔候補が3選を目指した自民現職候補を破った。その流れは今回の市長選に確実に通じていた。


 だが、大平氏は今後、厳しい議会運営を強いられることになりそうだ。


 市長選では、市議26人のうち20人余りが現職支持に回った。市議の一人は「協力はするつもりだが、継続すべきものは続けてもらわなければ困る」と冷ややかだ。直近の12月定例会では、副市長人事や補正予算に関して紛糾も予想される。


 厳しい財政状況のなか、地域医療再編など課題は山積している。選挙戦で訴えてきた「変えよう、変わろう」の意志を貫き、実のある成果を残せるかが注目される。


   ◇


●「女性らしい視点生かして」


 都内初の女性首長だった前国立市長の上原公子さん(59)は、「女性らしい今までにない視点を持って市政運営に臨んでほしい」とエールを送る。


 99年に3選を目指していた現職を破り初当選。当時49歳。「市民自治」を自らの政治のモットーに掲げた。2期8年の在任中には、住民基本台帳ネットワークからの離脱や景観権などで独自の施策や意見を発信してきた。


 一番苦労したことは、議会運営だった。野党が多数派を占める中、提出した人事案はことごとく拒否され、審議されずに自然閉会になることもあった。助役や教育長が置けず、当初予算案も4度否決された。


 そんな中で心がけたことは住民との対話を続けることだった。「議員と取引をしようとすると、住民には裏切りに見えてしまう。市民の力を信じ、知恵をもらう。その信念が大事」という。応援してくれる住民が議会を傍聴するなど、市政への関心も高まったと感じている。


 職員との信頼関係の構築も重要だ。職員との議論や新卒職員の研修も市長自らが行った。「彼らをプロとして尊重し、お互い納得できるまで対話する。それも大事な市長の役割です」


 全国の市長会と町村会によると、1日現在、全国市区町村の女性首長は20人。


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