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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1778チバQ:2010/11/14(日) 00:31:46
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20101112ddlk15010164000c.html
課題をさぐる:’10新潟市長選/下 子育て支援 /新潟
 ◇2歳以下増、私立と連携必要 保育園「待機ゼロ」続くが…
 新潟市西区の団体職員の男性(40)は毎朝、車で片道約15分かけて無認可保育所まで2歳の長女を送り届ける。中央区にある職場へは遠回りになるが、やむを得ない。妻(34)が8月からパートで働き始め、自宅近くの私立保育園への入園を希望したが、年度途中で空きがなかったためだ。

 来年4月には転入できるよう申請中という。男性は「預ける場所があるだけありがたいが、利便性を考えると、本当は自宅の近くに預けたい」と気をもむ。

 今年4月現在、全国19の政令指定都市の中で保育園の待機児童がゼロなのは新潟と岡山の2市のみ。中でも新潟は、政令市に移行した07年4月以降、一度も待機児童を出していない「優等生」だ。だが実際には、男性のように希望の保育園とは違う施設で一定期間、「待機」せざるを得ない乳幼児がいるのも実情だ。

    ◇

 背景にはここ10年来、2歳以下の子どもの入園希望が急増していることがある。市保育課によると、少子化にもかかわらず、保育園の0〜2歳の児童数は増加傾向にある。0歳児は97年度に343人だったのが10年度は745人に、1歳児は938人から2429人に、2歳児は1824人から3071人に、いずれも2倍近く増えている。市保育課の木村勇一課長は「核家族化が進み、働く女性は育児休暇を終えたら、すぐに職場に復帰するために子どもを保育園に預けるケースが増えている」と分析する。

 この新たなニーズに応えようと、市は施設の増改築を進めてきた。だが、3〜4年前からはそれでも追いつかないため、中央、東、西の3区を中心に毎年、新たな保育園の整備を進め、今年度は7園を認可した。

 この7園はすべてが私立だ。木村課長は「すべて市立では対応できない。むしろ民間の活力を積極的に取り入れることで、ニーズの高い地区への適正配置を進めたい」と話す。

    ◇

 西区にある私立新通保育園。0〜5歳まで定員を14人超える計134人を受け入れている。それでも乳児の入園希望には対応しきれず、来年度からは乳児室を1室(3人分)増やすため、事務室の3分の2のスペースを割いて改装工事する予定だ。

 私立保育園には、園児の年齢や数によって毎月、市から委託料が支払われることになっている。だが、細川玲子副園長(54)は「公立に比べて人件費が限られるため、簡単には職員を増員できず、現場の負担が重い」と頭を悩ます。市立が休みになる年末は、他の園に通う子どもを預かることもあるといい、ある保育士は「まるで市立の下請けのよう。休みなく稼働している施設には委託料を上乗せするなど、支援内容の見直しがあってもいいのでは」と話す。

 細川副園長は「待機児童が出ないよう、希望者を受け入れられるよう、私立保育園はそれぞれ努力している。経営安定のため、さらなる市の支援策が必要だ」と訴える。【川畑さおり】


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