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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

1688tobbyBubmow:2011/12/24(土) 11:52:55
Download Zhivoy http://www.vod.com.ua/skachat-film-zhivoy-2172.html HD 捺碆� 2006

1689Liaicaoriexia:2011/12/29(木) 21:58:16
楳縺琺 逑粱袪 驟袱�? � 轢� 繿鴾 牖� 鞐艪繿繼蓿� 矗睍 粤碵盔�!!! 落珙 譫痰� 癈粤� 黻萵蓿繼鄖�. 悌黹 闔關鉐蓚 闔鞳裨瑕蓿�, 鞳皪辷� 關釶諷踵 - http://rutabletki.ru/!

1690荷主研究者:2012/01/02(月) 01:40:39

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720111206eaai.html
2011年12月06日 日刊工業新聞
うまい・まずいは顔に出る?−九大、皮膚血流の変化特定

 味の違いは顔に出る―。九州大学健康科学センターの林直亨准教授らのグループは、おいしいと感じた場合とまずいと感じた場合で顔の皮膚血流が変化することを特定した。

 おいしいと感じた時はまぶたの血流が増え、まずい場合は鼻の血流が減った。食品開発のほか、意思疎通が困難な重症筋萎縮硬化症患者などの味覚判断に応用できる可能性があるという。

 研究はレーザー光線を顔に当てて血流の変化を判断する「レーザースペックル法」を採用。大学院生など16人で実験した。その結果、甘味やうま味はまぶた、苦みには鼻の血流が変化した。今後、味覚センサーとしての実用化を目指し、複雑な味に対する同様の手法の判定精度について検討する。今回の成果は米国の科学誌プロスワンに掲載された。(福岡)

1691荷主研究者:2012/01/08(日) 00:26:58

http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2011/12/15/news01.htm
2011年12月15日(木)AM 07:11 上毛新聞
●「重粒子線」けん引 専門医、研究者を養成・群大大学院

 がんの重粒子線医療の産業化に向けて群馬大は14日、研究開発や治療をけん引する人材を育てるコースを大学院医学系研究科(博士課程)に設置すると発表した。重粒子線に関連した医学や物理工学、生物学を横断的に学べる国内初のプログラムで、治療の改良や機器の開発など幅広い分野で活躍する人材を育てる。施設整備コストが高額で採算ベースに乗っていない重粒子線治療だが、将来的には世界に輸出できる産業を目指して基盤づくりを進める。

 プログラムでは、群馬大大学院の医学系研究科や工学研究科の教員のほか、日本原子力研究開発機構や東芝の研究者、米国マサチューセッツ総合病院の教授ら国内外の一流の専門家が講師を務める。物理学に精通した医師や、医学に造詣の深い生物学者など学際的な人材を育てる。国際原子力機関(IAEA)や米国ハーバード大などへの短期研修実習、三菱電機など高度医療機器開発企業へのインターンシップ(就業体験)ができる仕組みもつくり、国際性や実践力を養う。

 世界に通用する人材を育てるための文部科学省の「博士課程教育リーディングプログラム」に選ばれ、本年度に約1億7千万円の補助金交付が内定した。来年度以降も3億円を上限に補助金が支給され、原則7年間継続される。

 学生は本年度募集し、来年度からコースが始まる。学士入学者のための先行指導の課程も設ける。優秀な人材を確保するため、学生の一部に生活費として年間300万円の奨励金を支給。留学生も受け入れる。

 群馬大大学院医学系研究科の和泉孝志研究科長は「このプログラムを進めることで、群馬大の教育研究の存在感を国際的に高めていきたい」と意気込む。

 重粒子線治療は日本で開発された治療法で、治療装置は群馬大を含めて国内に3カ所にしかない。がんを殺す能力が高く、体を切らないため、日常生活を送りながら治療を受けられる。

 「普及型」と言われる群馬大の装置でも体育館程度の広さが必要で、約125億円が投入された。施設費を回収でき、多くの人が治療を受けられる医療として産業化するには、機器の小型化や低価格化が課題になっている。加速器など最先端機器を使うため、医学や生物学、物理学、工学など多分野にまたがる研究も必要で、幅広い知識と応用力を持ったリーダーの養成が不可欠になっている。

1692advidgigh:2012/01/29(日) 03:21:52
熕褌!!!!!

http://www.tips2sports.com - 挹轣纈 癈裲繩辮驫�* 褌迺鉋� 鞳苴譛鰰鴿

1693荷主研究者:2012/01/29(日) 13:11:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120108t11011.htm
2012年01月08日日曜日 河北新報
民間医療復旧に支障 補助金が建物に限定、機器対象外

震災直後の森田医院。高価な医療機器が津波に漬かり使えなくなった=2011年3月14日、気仙沼市

 東日本大震災で被災した民間医療機関に対する国と宮城県の復旧支援をめぐり、「現場の実情に合っていない」との強い批判の声が上がっている。認定される被害額が大きく絞り込まれるケースが続出、休日当番医などを務めてきた診療所は医療機器が補助の対象外となるなど、適用制度の違いで支援に格差も生じている。被害の査定作業がほぼ終了する中、地域医療の復興が遅れかねない事態に医療関係者は不安を募らせている。(藤田和彦)

 大津波で1階が水没し、大規模半壊の被害を受けた宮城県気仙沼市の有床診療所、森田医院。12月に県庁で受けた国の査定は、森田潔院長(52)にとって失望の連続だった。

<憤り隠せず>
 森田院長によると、被害総額は約8000万円に上る。補助が見込める建物部分(約2000万円)を申請したが、火災報知機やナースコール設備などが次々と「不可」とされ、認定された被害額は約1200万円分だけだった。補助率は2分の1で、交付額は約600万円にとどまる見通しだ。

 電子内視鏡やエックス線装置など約6000万円に上る医療機器の被害は、国の基準でもともと対象外。森田院長は「津波被害の深刻さが全く考慮されていない。これでは地域医療はもたない」と憤りを隠さない。

 森田医院が申請したのは、公的医療機関と、休日当番医などの政策医療を担う民間医療機関を対象に、国が設ける「医療施設等災害復旧費補助金」。補助額に一律の上限はないが、支援対象が被災した建物だけに限定される制約がある。

 宮城県医師会の佐藤和宏常任理事は「医療機器は診療再開に不可欠である上、1台1000万円を超えるケースもある。被災した診療所には重荷だ」と指摘し、補助対象の拡大を訴える。

<逆転現象も>
 医療現場をさらに困惑させているのが、国の「地域医療再生基金」を原資とした別の補助制度とのバランスだ。

 再生基金の補助対象は、政策医療を行わず、復旧費補助金の枠外となった民間医療機関。制度を運用する宮城県は「全壊した医科診療所の補助上限額1000万円」などと決めた以外は使途に制約を加えず、医療機器への充当も可能となる。

 使い勝手はいいが予算枠に限りがある。森田医院のような政策医療を行う医療機関は原則対象外とされる見込みだ。

 宮城県沿岸部の医療機関関係者は「当番医を務める診療所は検査機器を多めに備えて協力してきた。そうした所が割を食う状況になりかねない」と憂慮する。

 宮城県医療整備課は「政策医療に協力しながら損をするという逆転現象が起きないように、きめ細かく調整していきたい」と話している。

1694とはずがたり:2012/01/29(日) 13:32:39
>>1693
建物だけどか,相変わらずの箱物偏重行政ひでえなぁ。。
糞マスコミは一方的な報道しかしないから国の言い分がわからんけど,どういう制度設計に名ってんのかね?

1695とはずがたり:2012/01/31(火) 00:22:21
インフル患者3倍増、11県でレベル警報超す
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20120130-567-OYT1T00729.html
2012年1月30日(月)21:37

 インフルエンザの患者が急増している。

 国立感染症研究所の全国約5000の医療機関を対象にした定点調査では、16〜22日の患者数が前週から約3倍になった。特に福井県は1機関当たり59・88人、高知県59・31人と全国1、2番目で、警報レベル(30人)の2倍。専門家は「5シーズンぶりにA香港型が流行しており、免疫が弱い人も多く、一気に広がった」と見ている。

 この週の1機関当たり受診者の全国平均は22・73人。三重県52・17人、和歌山県41・48人、大阪府29・6人、滋賀27・4人、京都府26・47人、兵庫県26・41人、奈良県24・91人で、11県で警報レベルを超えていた。

1696とはずがたり:2012/01/31(火) 10:09:33

なんでカネ無いのに酒のめんねん。。こんな迷惑野郎凍死させといでもええんちゃうかヽ(`Д´)ノ

目立つ119番“常習患者” 救急病院は悲鳴(2012/01/30 11:01)
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/01/30/new1201301101.htm

救急車を頻繁に利用する患者に悲鳴を上げる医療現場。地域医療を守るための対策が不可欠となっている(写真はコラージュ)
 八戸消防本部管内で自らの119番通報で救急車を頻繁に利用する患者が目立っている。救急隊は通報があれば、症状にかかわらず搬送せざるを得ず、その受け皿となる救急医療機関への負担は、医師の少ない郡部ほど大きい。高齢化で急増している救急出動への影響が懸念されており、三戸町の三戸中央病院は「地域医療の崩壊につながる」と悲鳴を上げる。(三浦典子)
 
 ■1日に3度
 男性116回、男性110回、男性102回―。15日、青森県が八戸市内で開いた救急医療フォーラムで、「救急車の頻回利用者」として三戸中央病院に搬送された患者の回数を同病院の佐々木洸太医師が報告。「地域医療の崩壊をみんなで防ぎたい。協力をお願いしたい」と訴えた。
 おいらせ町を含む三八地域の8市町村をカバーする八戸消防本部によると、同じ患者が1日に3度救急車を呼ぶ日が1カ月足らずで4日あったほか、通算100回以上呼んだケースも複数あるという。
 ■離職の恐れも
 同病院では夜間や休日の救急を医師1人、看護師2人で担当している。患者の中には診療後、異常がなくても病院から帰らず、医師やスタッフらに暴言を吐き、暴れるなど迷惑行為を働く例もあるという。
 同病院の東山明弘院長は「医師が減り、1人の医師の当直回数が増える中、何度も同じ迷惑行為があるのは精神的にこたえる」と語る。スタッフの士気低下や離職など医療環境の悪化に危機感を募らせる。
 八戸消防本部の救急指導課は「救急業務の規定があり、搬送の必要性について救急隊は判断できず、病院に搬送するしかない。適正利用を呼び掛けるしかない」と頭を抱える。
 同課によると、救急車の2011年の出動件数は1万1431件(速報値)で、10年前の1・4倍と激増。中でも入院の必要がない軽症が最も多く4割を占める。
 また、急患が重なるなど同病院で受け入れできない場合、八戸市内に搬送となり、往復で約2時間、三戸地域から救急車が不在となる。救急要請が増加する中、「周囲の救急車がカバーしているが、今後影響が出る可能性もある」(同課)と見ている。
 ■対応待ったなし
 100回超もの〝常習患者〟はアルコール依存症で、生活保護を受給するなど複雑な背景を抱える。東山院長は「仕事をしたくてもできず、生活保護をもらい気分が落ち込み酒を飲む。しっかりした生活を保てれば、救急車に頼ることもないのではないか」という。
 昨年12月末には、同病院の声を受けた八戸保健所の呼び掛けで、三戸消防署、三戸警察署、弁護士などの関係者による話し合いをスタートさせた。関係機関の情報共有や対応について今後、検討を進めていく考えだ。
 消防庁消防・救急課救急企画室によると、頻繁に救急車を利用する患者については「定義がなく、取りまとめていない」といい、全国的な実態は分かっていない。
 救急車の適正利用をめぐっては救急出動の増加に伴い、真に必要とする人に救急医療を提供し、救命率の向上を図ることが求められている。家庭内で救急要請や医療機関の受診が必要かどうか、客観的に判断できるよう緊急度判定の検討を進めており、12年度中の策定を目指している。

1697名無しさん:2012/02/07(火) 21:31:12
今年は、日本医師会会長選挙があるんで、選挙情報あれば頼みます

1698チバQ:2012/02/15(水) 22:48:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120215-00000118-mai-soci
<日医会長選>現職出馬表明で三つどもえの公算に
毎日新聞 2月15日(水)22時12分配信

 日本医師会(日医)の原中勝征(かつゆき)会長(71)は15日、4月1日の会長選に再選を目指して立候補する考えを表明した。同会長選には既に京都府医師会の森洋一会長(64)が立候補を表明しているほか、福岡県医師会出身の横倉義武日医副会長(67)も出馬し、三つどもえの争いとなりそうだ。

 前回10年の選挙は政権交代後初、しかも参院選直前とあって、政党との距離が争点となった。結果は「親民主」を掲げた原中氏が、自民党支持だった当時の会長、唐沢祥人氏や「政治的中立」を主張した森氏らを破って初当選した。

 しかし、その後民主、自民両党とも人気低迷にあえいでいる。政界再編含みで次の与党の姿が見えない中、候補は政党との関係に苦心している。

 「彼自身が私と対抗したいわけではないと思う」。原中氏は15日の記者会見で、現職副会長である横倉氏の「造反」に戸惑いを隠せなかった。

 「『会長のイエスマン』と言われるほど」(日医関係者)の横倉氏だが、九州8県でつくる九州医師会連合会に推され17日に出馬表明する。「民主党に偏った原中氏には任せておけないということ」。九州の動きをある地方医師会長はそう解説する。

 それでも「自民寄り」との見方には迷惑顔だ。会長選の裏の争点は常に「政府の診療報酬改定方針への影響力」だが、政権交代が常態化すれば片方に肩入れするリスクは大きくなる。政治的中立を掲げる森氏の前回の善戦も影を落とす。民主党の小沢一郎元代表とのパイプを誇った原中氏とて「一党に偏っているわけではない」と釈明に追われている。

 原中氏が態度を鮮明にできないのは、前回得票数が3分の1にとどまったことも影響している。今回は当選に必要な得票数が前回の「3分の1超」から「過半数」に変わる。原中氏が1回目に過半数を取れなければ、決選投票では横倉、森両陣営がまとまるとみられ、原中氏には厳しい状況となる。【鈴木直】

1699とはずがたり:2012/02/19(日) 18:06:01
しらんかったけど凄い価値ある論文じゃあないかね!?

鳥インフル:論文全文を科学2誌掲載へ WHO勧告受け
http://mainichi.jp/select/science/news/20120219k0000m040061000c.html

 米政府が生物テロへの懸念を理由に日欧の科学者による鳥インフルエンザ研究論文の一部削除を求めた問題で、世界保健機関(WHO)は17日、ジュネーブで開かれた国際会議で、論文を全文掲載すべきだとの勧告を全会一致で決めた。ただしウイルスの管理への懸念の払拭(ふっしょく)などができるまでは当面公表を見合わせるよう求めている。

 米代表も同調した勧告が研究推進を重視したことで、論文削除問題は収束に向かいそうだ。

 論文の掲載を見合わせていた米科学誌サイエンスと英科学誌ネイチャーは同日、勧告に従う考えを示した。(共同)

毎日新聞 2012年2月18日 22時23分(最終更新 2月18日 22時45分)

鳥インフル:全文公開を…悪用防止徹底が前提 WHO勧告
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120218k0000e040147000c.html

 【ジュネーブ伊藤智永】日欧の科学者による強毒性鳥インフルエンザ「H5N1」研究論文に対し、米政府・科学諮問委員会が生物テロへの悪用防止を理由に一部削除を求めた問題で、世界保健機関(WHO)は17日、ジュネーブで開いた専門家会合で、論文を全文公開すべきだとの勧告を全会一致で決めた。

 「米国が求める一部非公開の基準はあいまいで、ワクチン開発などにより世界的流行の予防に役立てる方が公益性が高い」と指摘。ただし、ウイルスが研究機関の外に流出しないよう安全管理に一層配慮することや、論文公表前に専門家同士が十分に吟味する必要があるため、公表や研究の自粛は当面延長すべきだとした。WHOはウイルスの管理強化などを話し合うため、加盟国代表も含めた国際会議を6月にも開く。

 この問題を巡っては、東京大医科学研究所の河岡義裕教授らとオランダの研究チームが、H5N1ウイルスの遺伝子を改変し、哺乳類同士で空気感染しやすくなることを動物実験で突き止め、米英の科学誌に論文を投稿した。これに対して、米科学諮問委員会が、生物テロに悪用されかねないとして、ウイルスの作り方を削除することなどを科学誌に勧告し、掲載は見送られた。世界の研究者は、1月からウイルス研究を自粛している。

毎日新聞 2012年2月18日 11時49分(最終更新 2月18日 15時10分)

1700荷主研究者:2012/02/26(日) 18:36:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120202t15012.htm
2012年02月02日木曜日 河北新報
白髪防ぐ分子複合体メカニズムを解明 東北大研究グループ

 東北大大学院生命科学研究科の福田光則教授(細胞生物学)の研究グループは、人間の肌や髪の毛の色のもとになるメラニン色素の生成過程で、特定の分子複合体が、色を作る動きとは逆に働くメカニズムを解明した。この分子複合体の機能を抑えることで、色が作られない働きが抑えられ、白髪防止・予防への応用が期待されている。

 メラニン色素はメラノサイトと呼ばれる特殊な細胞で合成され、細胞内の袋(メラノソーム)に入っている。メラノソームは太陽光で成熟し、細胞内の微小管など通って皮膚や髪の毛を作る細胞や毛母細胞に届き、肌や髪の毛が黒や茶などに色づく。

 研究グループは、特定の遺伝子の欠損が原因で毛髪の白色化などの症状を示す「グリセリ症候群」のマウスのメラノサイトに注目。微小管内で通常とは逆方向にメラノソームを運ぶ分子複合体を特定し、詳しく解析した。

 分子複合体の機能を阻止した場合には、メラノソームの動きが、正常な方向に回復することを突き止めた。過剰に機能を発現させた場合は、逆方向への動きが促進されることも分かった。

 分子複合体は逆方向への「荷札」の役を果たし、この荷札を特定のタンパク質が認識して、輸送役の分子が微小管を使って運んでいた。

 これまで微小管を通じてメラノソームが逆方向に送り返されている現象は確認されていたが、メカニズムは分からなかった。

 福田教授は「分子複合体の機能を阻害する薬の開発が進めば、将来的に白髪防止・予防への応用も期待できる」と話している。

1701チバQ:2012/02/29(水) 21:47:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120229-00000171-mailo-l42
県議会:加藤発言に紛糾 連立会派が批判に反発、懲罰特別委を設置 /長崎
毎日新聞 2月29日(水)12時55分配信

 県議会は28日、前日の一般質問での加藤寛治議員(自民・県民会議)の「不適切」発言を巡り紛糾した。加藤議員が、議会多数派を占める連立会派について「主張の違う政党、会派同士が選挙戦終了と同時に連立会派を組むことは、県民、選挙民を裏切る背信行為」などと述べたことに対し、連立会派は「議会制民主主義を中傷するもの」と懲罰動議を提出。動議は可決され、40年ぶりに懲罰特別委員会(13人)が設置された。
 加藤氏は27日の一般質問で「私見」とした上で、改革21と自民、新生ながさきの3会派による連立会派批判を展開。新生ながさきについても「いつまでも信念の定まらない同士寄り集まって、私利、私略、私情に向かって暴走するのは邪道としか言いようがない」と批判。県議会・県政特別委員会を「異常な形で進められており、将来の県議会、県政に大きな禍根を残す」と危惧の念を表明した。
 これに対し、連立会派は激しく反発。議会運営委員会を断続的に開き、加藤氏に発言の撤回と陳謝を求めたが、拒否されたため懲罰動議提出に踏み切った。
 加藤氏は「議員の発言を封じるようなことがあってはならない。自分の発言に釈明も謝罪もする必要があると思っていない。多数の横暴だ」と話した。
 この問題で、県議会は終日空転し、予定された一般質問は順延された。【阿部義正】
〔長崎版〕

2月29日朝刊

1702とはずがたり:2012/03/10(土) 16:42:00

2012年03月08日(木)
「峡南病院廃止」を提示 統合協素案
反発受け再協議へ
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/03/08/4.html

峡南3病院の経営統合協議で、新病院の診療体制などの素案が提示された医療機能部会=富士川町役場

 社会保険鰍沢、市川三郷町立、峡南の3病院の経営統合に向けた「新病院設置協議会」(会長・久保真一市川三郷町長)の医療機能部会が7日、富士川町役場で開かれた。事務局側が峡南病院の廃止や残る2病院の病床数などを盛り込んだ診療体制の素案を示した。これに対し、峡南病院や市川三郷町の委員が反発するなどしたため、修正案を作成して同部会の次回会合で協議し直すこととなった。

 素案は、協議会オブザーバーを務める山梨大付属病院の佐藤弥副病院長がまとめ、市川三郷、富士川両町が設立する一部事務組合が、鰍沢と市川三郷町立の両病院を購入する案を示した。2病院を基本病院として存続し、峡南は廃止するとした。また、「3病院の職員は公務員として継続、新規に雇用する」(事務局)と説明した。

 素案では、鰍沢は現在の一般病床154床を維持し、救急、手術機能を充実させる。一方、一般病床100床を備えている市川三郷町立は、一般病床を40床に縮小、長期入院などの療養病床に20床を切り替え、外来診療を拡充する。医師の多くは鰍沢に集約し、輪番制で市川三郷町立に派遣する形態を取るとした。

 素案に対し、峡南病院の小川伸一郎院長は「峡南は一番地域に密着した病院。廃止という考え方はおかしい」と反発。市川三郷町側の委員は「病床数は最低でも合わせて70床はほしい」と要望した。

 このため、同部会は3病院の院長と県、山梨大付属病院に対し、意見を踏まえて修正案を取りまとめるよう要請。同部会は次回会合で修正案を提示し、協議する。

1703とはずがたり:2012/03/13(火) 01:08:25

医薬ベンチャーに105億円を協調融資 三井住友銀など
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120306/bse1203061239002-n1.htm
2012.3.6 12:38

 三井住友銀行など10金融機関は6日、バイオ医薬品ベンチャーのUNIGENに対し、原薬量産工場の建設費用などとして、合計105億円を協調融資すると発表した。新工場は岐阜県池田町に建設し、インフルエンザワクチンをはじめ、バイオ医薬品原薬を生産する計画。原薬は別の製剤工場を経て、アステラス製薬から市場供給される予定だ。

 融資は担保に多くを依存せず、工場の建設状況や市場動向などに応じて、金利を含め返済条件を柔軟に変えられるストラクチャードファイナンスの手法を活用した。協調融資に参加するのは、秋田銀行やNECキャピタルソリューション、大垣共立銀行、十六銀行、八十二銀行、三菱UFJ信託銀行、横浜銀行などで、三井住友銀行が主幹事となった。

 UNIGENは医薬ベンチャーのUMNファーマとIHIが共同で設立した事業会社。UMNファーマが得意とする組み替えタンパク質製造技術を活用し、インフルエンザワクチンなどを製造する。

 ベンチャー企業の多くは担保になる資産が少なく、金融機関からの借入が難しいのが現状で、新規株式公開(IPO)などで資金を得るのが一般的だ。三井住友銀行などはバイオ医薬品の国内供給体制を早期に確立すべきとの観点から、今回の融資を決断したという。

1705とはずがたり:2012/03/27(火) 15:36:36

「赤ワイン健康説」の著名研究者、論文の多数に捏造発覚
http://www.cnn.co.jp/fringe/30005262.html
2012.01.13 Fri posted at: 12:37 JST

(CNN) 米コネティカット大学は、赤ワインの健康効果を説いた同大教授の研究にデータの捏造(ねつぞう)があったとする学内の調査結果を発表した。

捏造を指摘されたのは、同大医学校で心臓血管研究所長を務めるディパク・K・ダス教授。大学の調査委員会が3年がかりで調べた結果、少なくとも145回にわたって研究データが捏造されていたと判断した。捏造は7年の間に科学誌などに発表された26本の記事に及ぶという。

ダス教授は赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロールと心臓の健康との関連を調べた研究で有名。この分野で多数の論文を執筆し、その多くは米国立衛生研究所の助成を受けていた。

しかし2008年、米当局に匿名情報が寄せられたことをきっかけに、大学側が調査を開始。ダス教授が実験結果を不正に操作し、一貫したデータが出たように見せかけていたケースがあることが判明したという。ただし、この操作によって論文の結論が変わったかどうかまでは確認できなかったとした。

ダス教授は委員会の調べに対し、データ操作の事実は知らなかったと弁明したが、委員会は証拠をもとに、同教授の証言は信頼性を欠くと判断。免職に向けた手続きを開始した。

レスベラトロールをめぐっては、がんや肥満、糖尿病、加齢などさまざまな分野の健康効果について世界各国で研究が進められている。別の大学の研究者は、ダス教授の研究が心臓病の分野のみを対象にしていることから、今回の捏造問題がレスベラトロールの研究全般に影響を及ぼすことはないとの見方を示し、「この分野全体では依然として堅固な根拠に基づいている」と話している。

1706とはずがたり:2012/03/27(火) 23:21:14

2012年03月15日(木)
放射線技師遺体で発見 過剰投与問題
聴取当日自殺か、車内に遺書
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/03/15/1.html

 市立甲府病院が検査用の放射線医薬品を子どもに過剰投与していた問題で、医師法違反(非医師の医業禁止)容疑で県警の捜査対象になっていた同病院放射線部の男性技師長補佐(54)が14日、笛吹市内の駐車場に止めた車の中で死亡して…

1707名無しさん:2012/03/28(水) 12:29:44
日本医師会会長選挙の、横倉義武氏は自民党の古賀誠氏の後援会長で、自民党が医師会長のポストを奪還画策と週刊ポストにありました。

1708チバQ:2012/03/28(水) 22:51:46
http://www.news-postseven.com/archives/20120328_97485.html
医師会の自民支持派 野田政権への不満利用し会長職奪還画策
2012.03.28 07:00
 消費税増税を打ち出した野田政権だが、発足当時に比べ支持率も下がり、いよいよ先行きが大きく陰り始めた。

 2年半前、総選挙の指揮をとった小沢一郎・民主党代表代行(当時)は、経済界をはじめ、自民党の集票マシンといわれた日本医師会、農協、特定郵便局長会、地域の商工団体など保守地盤を切り崩し、政権交代の原動力にした。自民党政治の下で既得権の恩恵を受けてきた業界まで、官僚主導政治による経済の行き詰まりで展望を失って政権交代による改革に期待した。

 その民主党の新たな支持基盤が、野田政権の官僚回帰で音を立てて崩れている。民主党議員を多く手がける選挙プランナーが語る。

「政権交代直後は、民主党議員の新年会には地元の経済団体の幹部や医師会などのお歴々が来ていたが、今年はどこも寂しいかぎり。来賓の連合幹部の挨拶でさえ民主党に厳しく注文をつけた。パーティー券も買ってもらえなくなっている。

 経営者は民主党政権で官の力がますます強まって商売がやりづらいと肌身で感じているし、ましてや中小企業は消費税を上げられたら価格転嫁できないから死活問題です。これでは選挙態勢の組みようがありません」

 野田政権の自壊現象を象徴するのが4月1日に行なわれる日本医師会(日医)の会長選挙だ。

 医師会といえば「往診カバン1つに200票入っている」といわれる大票田で、自民党最大のスポンサーだったが、前回総選挙では茨城県医師会の1000人以上が自民党を集団離党したのを皮切りに各地の医師会が造反し、「医療の再生」を掲げた民主党支持に回った。その結果、政権交代後の2010年4月の日医会長選挙では小沢氏に近い茨城県医師会会長の原中勝征氏が当選した。

 本誌が入手した日医の政治団体「日本医師連盟」の内部資料によると、政権交代で自民党への政治資金の流れも大きく変わったことがわかる。政権交代前の2008年度は同連盟から自民党(党本部と議員)に5億8170万円献金され、日医の政治資金はほぼ丸ごと自民党に注がれていた。

 それが政権交代後の2010年度3000万円、2011年度はわずか1300万円まで激減し、自民党は有力な資金源を失った。一方の民主党向け献金は政権交代前(2008年度)の500万円から、2011年度は4650万円と民自逆転している。

 野田政権は国民に増税してまで「社会保障にカネを回す」と説明しているのだから、その通りなら医療関係団体は歓迎するはずだが、状況はまるで違う。

 日本医師会の代議員の言い方は露骨だ。

「民主党は2期連続で診療報酬を引き上げたものの、中身は開業医ではなく、勤務医に手厚くした。消費税増税でも、医療機関が医薬品や機材を購入する際には消費税がかかるのに、医療費は非課税になっているから患者からは消費税を徴収できない。そのため医療機関は損税が生じている。一体改革で税制の不備の抜本的解決を求めたが、野田政権は財務省のいいなりだからやろうとしない。この政権に改革など期待できない」

 医師会からも野田政権の一体改革はしょせん社会保障制度の安定にはつながらず、増税の口実だと見透かされていて支持をつなぎ止めることができない。

 そうした医師会内部の野田政権への不満の高まりを好機とみた自民党支持派が原中会長の対抗馬として古賀誠・自民党元幹事長の後援会長を務める横倉義武・日医副会長を擁立し、巨額の政治資金の配分権を握る会長ポストを何が何でも奪い返しに動いている。

 日医の会長選挙は三師会と呼ばれる日本歯科医師会、日本看護協会の政治姿勢にも大きな影響を与え、民主党派が敗れれば他の団体の雪崩現象につながるのは確実だ。

※週刊ポスト2012年4月6日号


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1709荷主研究者:2012/03/31(土) 18:59:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120214t15011.htm
2012年02月14日火曜日 河北新報
iPS細胞から歯再生へ 東北大グループが細胞発現に成功

 東北大大学院歯学研究科の福本敏教授(小児発達歯科学)の研究グループは、マウス由来の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、歯のエナメル質を作る細胞(エナメル芽細胞)を発現させることに成功した。エナメル芽細胞は歯が生えると失われるため、これまで働きが分からなかった。同細胞の機能を解明することで、歯の再生への応用が期待される。

 歯はエナメル質、象牙質、セメント質の3層の硬い組織で構成される。エナメル質は生体内で最も硬い組織だが、いったん虫歯などで破壊されると再生が不可能で、詰め物など人工物で修復するしかなかった。

 歯の基になる歯胚は、口の中の上皮細胞(歯原性上皮細胞)と間葉細胞との相互作用で作られる。研究グループは歯原性上皮細胞に着目した。ラット由来の歯原性上皮細胞を敷石状に並べ、マウス由来のiPS細胞とともに培養。歯原性上皮細胞上で、エナメル芽細胞が発現したことを確認した。

 研究グループは岩手医大の原田英光教授との共同研究で、マウス由来のiPS細胞から、象牙質を形成する象牙質芽細胞の誘導にも成功している。

 福本教授は「今回得られた細胞との組み合わせにより、全身どの細胞からも歯を作り出せる可能性が生まれた。エナメル芽細胞の発現メカニズムの解明や、エナメル質再生への研究に発展させたい」と話している。

 研究で用いたマウス由来のiPS細胞は、京都大の山中伸弥教授らが作製したものを、理研バイオリソースセンターから分与された。

1710名無しさん:2012/04/01(日) 14:44:10
http://mainichi.jp/select/science/news/20120401k0000e040172000c.html
日医会長選:横倉義武副会長が初当選
 日本医師会(日医、会員約16万5000人)の会長選が1日、東京都文京区の日本医師会館での代議員会で行われ、決選投票の結果、横倉義武副会長(67)が、現職で再選を目指す原中勝征会長(71)を破り初当選した。

 年内の衆院解散・総選挙も取りざたされる中、選挙戦は政治との距離を争点に展開された。「親民主党」路線の原中氏が敗れたことは、今後の政局にも影響を与えそうだ。

 票数は、横倉氏192票、原中氏164票、無効1票だった。

 1回目の投票では、いずれも有効投票総数の過半数を獲得できず、横倉氏と原中氏の決選投票に持ち込まれた。(共同)

毎日新聞 2012年4月1日 12時43分(最終更新 4月1日 13時02分)

1711チバQ:2012/04/01(日) 22:42:41
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120402k0000m040070000c.html
日本医師会:会長に横倉氏…「親民主」への反発が追い風
 任期満了に伴う日本医師会(日医)の会長選挙が1日、東京都文京区の日本医師会館であった。1回目で過半数に達する候補がなく、決選投票の末、副会長だった横倉義武氏(67)が現職の原中勝征(かつゆき)氏(71)を破り初当選した。任期は2年間。京都府医師会長の森洋一氏(64)は落選した。

 都道府県医師会ごとに選ばれた代議員(357人)が投票した。1回目は横倉氏154票、原中氏137票、森氏65票。決選投票では横倉氏が192票を獲得し、28票差で原中氏を降した。2回とも無効が1票あった。

 争点は「政党との距離」。政権交代翌年の前回選は「親民主党」を掲げた原中氏が初当選した。だが、低迷する民主党政権への地方医師会の反発は強く、横倉氏は福岡など九州8県に加え、東京、大阪、愛知各都府県の支持を受けて143票の「基礎票」を固めた。原中氏は民主色の払拭(ふっしょく)に努めたものの、かなわなかった。ただ、横倉氏は反旗を翻し、都市部を固めて流れを作ったことへの批判も強く、九州のある代議員は想定外の「苦戦」だったことを認めた。

 横倉氏は久留米大医学部卒。福岡県医師会長などを経て10年4月から2年間、日医副会長を務めた。「温厚で敵が少ない」と評される半面、「人の意見を聞きすぎるところがある」(地方医師会長)と指導力を不安視されている。横倉氏は自民党の古賀誠元幹事長の地元後援会長を務めているが、当選後の記者会見では「政権与党は大事。衆参のねじれを考えると野党ともしっかり対応したい」と述べるにとどめた。【鈴木直、中島和哉】

毎日新聞 2012年4月1日 20時44分

1712チバQ:2012/04/03(火) 19:53:08
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120403-OYT1T00122.htm
自民とパイプ、日医新会長に民主困惑


民主党
 日本医師会(日医)の新会長に、自民党とのパイプを持つ福岡県医師会の横倉義武氏(67)が就任したことで、政府・民主党内に困惑が広がっている。


 民主党の輿石幹事長は2日の記者会見で「新会長とどういうスタンスで対応できるか、今後の課題としてやっていけばいい」と述べるにとどめた。

 原中勝征・前会長が「民主党寄り」とされ、2010年7月の参院選では、原中氏の地元の茨城選挙区で民主党候補を推薦するなど、民主党への選挙支援を推し進めた。これに対し、横倉氏は自民党の古賀誠元幹事長の地元後援会長を務め、「民主党だけでなく、野党の自民党とも良好な関係を築くべきだ」と主張している。

 12年度の診療報酬改定で、日医が求めた開業医の再診料の引き上げは実現されなかった。開業医が多い日医内では民主党政権への不満がくすぶっており、民主党内からは「横倉氏の就任で、選挙での、日医の『民主離れ』が進むのではないか」との見方が出ている。

(2012年4月3日08時26分 読売新聞)

1713チバQ:2012/04/07(土) 00:19:17
http://www.cyzo.com/2012/04/post_10300.html
「やっぱりハンパじゃない!」樹木希林の認知症CMに業界内外から絶賛の声
 お騒がせロックンローラー・内田裕也の妻であり、オセロ・中島知子の家賃滞納騒動でも自ら“広報役”を買って出た大物女優・樹木希林に、業界から「ケタが違う!」と感嘆の声が上がっている。

 ワイドショー関係者は「中島さんの騒動の時も、しゃべる時だけわざわざマスコミの前でタクシーから降り、すっとぼけたフリをしながら取材に答えていた。逆にしゃべらないほうがいい時は、自宅にいるのに何度インターホンを押しても完全無視。マスコミの特性を熟知している。本当に感心させられますよ」と話す。

 昨年、夫の内田が一般女性と不倫の末に逮捕された際には集まったマスコミを自宅に招き入れ、会見を行った。

「不倫されたのにいつもの調子で話していましたからね。さすがにビビリましたよ」(スポーツ紙記者)

 一方で、直後の「週刊文春」(文藝春秋)で事件の詳細が報じられた際には「樹木さんが不倫相手のことや別の女性の影など、情報提供したとウワサされていた」(同)という。

 そんな、“夫よりもロックンローラー”の樹木が製薬メーカー「第一三共株式会社」の認知症治療のCMに出演。これは同様に認知症老人の役を演じた映画『わが母の記』(4月28日公開)との“コラボ企画”であると推察されるが、それでも一線級の女優が自ら認知症の役を演じたことに、業界は騒然となっている。

 芸能プロ関係者は「CMは何度もハッピーバースデーの曲を歌うよう催促する認知症の樹木さんに、家族は困惑しながらも笑顔で応じるというもの。樹木さんの迫真の演技に思わず見入ってしまいました」と絶賛する。普通なら、この手のCMに出ることは周囲から好奇の目にさらされ、女優生命を縮めることにもなりかねない。だが、樹木は「CMオファーに『いいですよ』のひと言。注文も一切つけなかったそうです」(代理店関係者)。芸能プロ関係者も「おそらく、この役をやって女優としてすごみを増すのは樹木さんだけ」と舌を巻く。

 やはり樹木希林はハンパじゃない。

1714荷主研究者:2012/04/08(日) 16:08:18

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120214/CK2012021402000165.html
2012年2月14日 中日新聞
世界最小10キロのミニブタを開発 県と富士宮の企業が生産へ

 体重約10キロと世界最小の医療用ミニブタの開発に、静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター(菊川市)と実験動物繁殖会社「富士マイクラ」(富士宮市)が成功し、商業生産に向けて準備を進めている。医師の手術訓練や新薬開発、再生医療研究などへの利用が期待される。

 県によると、一般的に体重100キロ未満がミニブタとされているが、研究センターなどが開発した極小ミニブタは、成長しても体長は大きなウサギほど。性質がおとなしく、比較的小さな施設でも飼育できる。実験用ミニブタはこれまで、体重が30〜40キロあり、規模の大きな飼育施設が必要だった。

 2003年ごろ、富士宮市の養豚業者がペット用のミニブタを開発する過程で、突然変異により極小ミニブタが誕生。センターと富士マ社は、クローン技術を駆使しながら極小ミニブタとヨーロッパ系の既存ミニブタを交配し、10年11月に極小ミニブタのオス、メスの原種の安定的な生産に成功した。

 雑食性のブタは、臓器や生理的特徴が人間と似ており、食用として改良されてきた経緯もあることなどから、医療分野での利用に抵抗感が薄く、欧米ではラットやマウス、小型犬に代わる実験用動物として使われつつあるという。

 極小ミニブタは既に鹿児島大のグループが人間の動脈硬化の研究などに利用している。

 商業生産を見据え、富士マ社の金子直樹社長(39)は「疾病の研究が前進し、1人でも多くの患者に希望が生まれることを期待したい」と話している。

1715荷主研究者:2012/04/15(日) 22:41:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120228t15006.htm
2012年02月28日火曜日 河北新報
脳に「行動戦術」の領域 サルで実験、東北大グループが発見

 東北大大学院医学系研究科の虫明元教授(神経科学)らの研究グループは、脳の前頭前野の内側に、高度な行動制御機能「行動戦術」をつかさどる新しい領域を発見した。行動戦術の使い分けに活動を示す脳の領域が、細胞レベルで確認されたのは世界初。行動の仕方を決めることに関与しているとみられ、意思決定にかかわる脳の仕組みの解明や、認知症などの治療に期待されている。

 行動戦術は、制約がない状態で複数の行動パターンのバランスを保ち、必要に応じて切り替えることのできる高度な機能。例えば、人間が買い物をする場合、弁当やリンゴなどの商品と、価格、品質、産地などの情報を状況に応じて組み合わせて、選択している。

 研究グループは、おでこの上にあり、機能が未解明だった「背内側前頭前野」に着目した。

 実験には、左右のランプがいずれも、緑と赤に点灯する信号機に似た装置を使った。ニホンザルに、緑色のランプが点灯したら左のボタン、赤色なら右のボタンを押すように訓練した上で、脳に電極を取り付け、脳内の活動を調べた。

 緑のランプがボタンと同じ左側で点灯する場合と、右側で点灯する場合という二つの条件をつくった。前者は点灯したランプと同じ側のボタンを押し、後者では点灯しない側のボタンを押す。赤も同様で、サルは異なる行動戦術でボタンを押さなければならない。

 左右どちらを押すかを判断するタイミングでサルの脳内活動を調べると、点灯しない側のボタンを押す場合は「背内側前頭前野」の細胞活動が活発になった。単純に緑なら左、赤なら右というように、行動戦術が一つだけの場合は細胞活動はほとんど見られなかった。

 虫明教授は「人間にとっても非常に重要な発見。認知症の解明アプローチや治療法につなげたい」と話している。

 研究グループの成果は、米国科学誌「PNAS」のオンライン版に28日以降に掲載される。

1716とはずがたり:2012/04/17(火) 10:59:37
2012年4月16日21時53分
流産・中絶「震災後増加」根拠なし 福島県立医大
http://www.asahi.com/national/update/0416/TKY201204160467.html

福島県内の人工妊娠中絶と自然流産件数
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/medical/t_TKY201204160475.jpg

 東日本大震災後、福島県での自然流産と人工妊娠中絶件数の割合は、震災前に比べてほぼ変わりないことが、福島県立医大の調査でわかった。東京電力福島第一原発の事故後、ストレスによる流産や放射線被曝(ひばく)を心配した中絶が県内で増えた、などとする一部の情報やうわさに根拠がないことを示す結果だ。

 藤森敬也教授らのチームは、これらの情報から県民に不安が広がっているのを受けて県内の医療施設を対象にアンケートを行った。

 専門誌「周産期医学」3月号に発表した論文によると、妊娠を取り扱う81施設のうち74施設から寄せられた回答を分析した結果、妊娠100件あたりの人工妊娠中絶と自然流産の数はそれぞれ、18前後、10前後でほぼ横ばい。いずれも震災後にわずかな増加があったが、統計的に意味がある増え方ではなかった。

1717荷主研究者:2012/04/18(水) 01:10:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120307t15017.htm
2012年03月07日水曜日 河北新報
マウスの寿命3割伸ばす 東北大グループが成功

 血管内皮細胞での炎症反応を抑えることで、マウスの老化を遅らせ、平均寿命を3割伸ばすことに、東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授(代謝学)らの研究グループが成功した。マウスが正常な体重の場合は長寿になり、肥満の場合は病気の進行を防ぐ効果があった。健康を保ちながら寿命を伸ばすアンチエイジング療法の開発につながると期待されている。

 研究グループは血管の内側表面を薄く覆い、血液と接する血管内皮細胞に着目。遺伝子操作で血管内皮細胞の炎症反応を起こりにくくしたマウスを作った。

 血管内皮細胞は、肥満になると慢性的な炎症が続くことが知られている。これがインスリンの効きを悪くし、糖尿病やメタボリック症候群を引き起こすと考えられている。

 このマウスを肥満の状態にしたところ、慢性的な炎症反応が抑えられ、インスリンの効きも悪くならなかった。このことから、肥満の慢性炎症に、血管内皮細胞が重要な役割を果たしていることを突き止めた。

 このマウスが正常な体重の場合は、老化のスピードが抑制され、活動が活発になった。筋肉の血の巡りもよくなり、体に害を及ぼす活性酸素も減少した。平均寿命を現代の日本人の平均年齢に当てはめると、83歳から108歳に伸びた。

 グループは昨年、血管部位での炎症が、動脈硬化の発生を誘発することを解明している。片桐教授は「この研究では血管内皮細胞が、全身の老化を制御することが分かった。血管内皮細胞だけに選択的に働く薬を開発できれば、老化を防ぎ、アンチエイジング療法につながる」と話している。

 研究成果は米国時間の6日、米専門誌「Circulation」に掲載された。

1718荷主研究者:2012/04/18(水) 01:18:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120309t13019.htm
2012年03月09日金曜日 河北新報
皮膚で光を感知、東北大グループがマウス使い発見 応用期待

 東北大大学院生命科学研究科の八尾寛教授(神経・筋肉生理学)らの研究グループは、光を感知するタンパク質を遺伝子に組み込んだマウスが、光を皮膚で触覚として感じる「スーパー感覚」を持つことを発見した。光を使って動物と会話をしたり、人が指先で簡単な漢字を識別したりできる技術への応用が期待される。

 研究グループは、マウスに、単細胞の緑藻「クラミドモナス」の光を感知するタンパク質「チャネルドロプシン2」の遺伝子を組み込んだ。

 このタンパク質は、感覚にかかわる神経細胞が集まる脊髄の後根神経節のうち、皮膚の感覚や筋肉の曲がり具合を感知する大型の神経細胞で作られることを確認した。

 研究グループが、このマウスの足の裏に青色発光ダイオード(LED)の光を当てたところ、まるで何かに触れたように足を動かす反応が見られた。マウスの皮膚では、光が後根神経節細胞の神経の末端で受け取られ、脊髄、脳を経て触覚として感じ取ったと見られている。

 生物の感覚は、物理的なエネルギーを感覚器が受け取り、脳に伝えることで生まれるが、形、動き、大きさ、手触りなどの感覚が識別されるメカニズムはほとんど解明されていない。

 研究グループは今後、光を使って、さまざまな感覚のパターンを作り、マウスの反応を分析する。八尾教授は「研究が進むと、光を用いて動物に情報や命令を送ることができる。指先で文字や画像を読み取る技術開発のファーストステップにもなる」と期待している。

 研究成果は6日付、米学術誌「Public Library of Science ONE」に掲載された。

1719チバQ:2012/04/18(水) 22:37:23
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001204180005
医学部新設へ知事始動
2012年04月18日

 黒岩祐治知事は17日、大学医学部新設の検討を始めると表明した。実現すれば、全国で1981年以来の新設になる。詳細は不透明な部分も多く、県医師会との調整も課題だ。


 県の「医療のグランドデザイン案」に盛り込んだ。キャンパスを国から指定を受けた横浜、川崎市臨海部の「ライフイノベーション国際戦略総合特区」(下記参照)の中につくる予定。「国際的な医療人材の育成」の拠点として現存する医学部と差別化をはかる。


 黒岩知事は「医療・科学分野での経済のエンジンを回す、という特区の趣旨にも沿っている」と話した。


 県医療課などによると、米国の大学医学部の分校を誘致する案も上がっている。外国人医師が英語で講義をしたり、留学生を多く受け入れたりすることを検討。付属病院では、外国人の医師による診療や、外国の患者の受け入れも考えているという。


 もともとは医師不足の打開策として検討された。人口あたりの医師数は全国39位、看護師数は全国で最も少ない。


 医学部の新設に対して、県医師会は「新設には時間も費用もかかる。地域差、診療科ごとの偏在を解消する方が先決だ」(幹部)と反対してきた。黒岩知事が昨年末、国に医学部新設の要望をすると反発。このグランドデザインの内容を議論してきた県のプロジェクトチームから一時、脱退した。


 医師会メンバーが復帰後、チームが3月にまとめた最終報告書では、医学部の新設を提示しつつ「教員の確保によって、地域の医師不足を助長するおそれがある」などの課題も併記していた。


 知事の発表に対し、県医師会は「現段階では、見解は言えない」としている。
 県は、このデザインについての県民の意見を18日から5月17日まで、県のホームページなどで募集する。


 「ライフイノベーション国際戦略総合特区」 医療分野の国際競争力を高めるため横浜市、川崎市の臨海部が昨年末、指定された。新たな抗がん剤の開発、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を活用した再生医療などの6事業について、法人税の軽減や財政支援などの優遇が認められている。


(佐藤陽、山口博敬)

1720チバQ:2012/04/20(金) 21:27:38
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120419/kng12041923220009-n1.htm
医学部新設に反対 黒岩知事の検討表明で県医師会 神奈川
2012.4.19 23:19
 神奈川県の黒岩祐治知事が特区制度を活用した医学部新設を検討する方針を表明したことに対し、県医師会(大久保吉修会長)は19日の理事会で、会として新設に反対する方向性を確認した。ただ、「具体的な中身が分からず、雲をつかむような話だ」として、検討内容の判明後に反対の意思表示の方法を含めた対応を決める。

 大久保会長は理事会後、「医師不足には定員増で対応すべきだ。新設すると将来的に医師過剰になったときに減らすのが難しい」と述べた。

 国が検討している医学部新設については、県の有識者会議の報告書には新設と定員増の両論が併記されていたが、県の案として公表の際に、黒岩知事が医学部新設の検討を書き加えた。

1721荷主研究者:2012/04/22(日) 00:55:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120314t13008.htm
2012年03月14日水曜日 河北新報
嗅覚調査で認知症を早期診断 有効な治療薬も発見 東北大

 東北大大学院医学系研究科の武田篤准教授(神経内科学)の研究グループは、嗅覚調査でパーキンソン病患者の認知症の発症を早期診断できることを突き止めた。パーキンソン病は認知症を合併しやすい。特定のタイプの認知症の治療薬が、パーキンソン病患者の早期治療に有効なことも分かったという。

 パーキンソン病は脳の神経伝達物質「ドーパミン」が減るため起きる。運動の情報が筋肉に伝わらないために、手足の震えや筋肉のこわばりが起きる。また10〜20年の間に、約8割の患者が認知症を発症することも知られている。

 将来の認知症発症を予測できるか否かを調べるため、研究グループは記憶に関わる海馬やへんとう体に直結している嗅覚に着目。2009年から、認知症を発症していないパーキンソン病患者を対象に、におい識別検査を行った。

 44人の患者のうち10人が3年間の通院中に新たに認知症になった。発症した全員が重度の嗅覚障害があり、パーキンソン病特有の運動障害の程度に関係なく、脳に萎縮や代謝異常が目立った。嗅覚障害の無い患者は認知症を発症しなかった。

 武田准教授は、運動障害を伴うタイプの認知症がパーキンソン病と共通点が多い点にも注目。同タイプの認知症の治療薬を、嗅覚障害があるパーキンソン病患者に投与したところ、症状が抑えられたという。

 武田准教授は「嗅覚調査はパーキンソン病患者の認知症の予測に有効で、今後は認知症の早期診断、早期治療や予防が可能になる。認知症の治療薬を嗅覚障害のあるパーキンソン病患者に投与することを提案したい」と話している。

 研究成果は国際科学雑誌「Brain」に掲載された。

1723チバQ:2012/04/26(木) 21:02:53
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120426/cpb1204261859002-n1.htm
医薬品のネット販売認める 東京高裁「禁止の省令は違法」 1審判決取り消す2012.4.26 18:58
 平成21年施行の改正薬事法に伴い一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売を大幅に規制した厚生労働省令は違法だとして、健康関連商品ネット販売大手「ケンコーコム」(東京都港区)と「ウェルネット」(横浜市)が、国にネット販売継続の権利確認などを求めた訴訟の控訴審判決が26日、東京高裁であった。三輪和雄裁判長は1審判決を取り消し、ネット販売を認める判決を言い渡した。

 改正法は大衆薬を副作用リスクに応じ3分類しており、特にリスクが高い「第1類」と、比較的リスクが高い「第2類」は、省令で離島居住者や継続使用者を除きネット販売などが禁止された。

 三輪裁判長は、改正薬事法が大衆薬のネット販売を一律に禁じておらず、法律の委任なしにネット販売を禁じた省令は「国民の権利を制限する規定であり、違法」との判断を示した。

 判決を受け、ケンコーコムの後藤玄利(げんり)社長は「当然の結果。厚労省は真摯(しんし)に受け止め、上告しないでほしい」と話した。厚労省は「国の主張が一部認められず、厳しい判決。今後の対応は判決内容を検討し、関係省庁と協議の上、決定したい」とコメントした。

1724荷主研究者:2012/04/28(土) 14:09:54

http://kumanichi.com/news/local/main/20120327008.shtml
2012年03月27日 熊本日日新聞
脂肪細胞に肥満促す酵素発見 熊大の中尾教授ら

中尾光善教授

 脂肪細胞にある酵素の一種が体内のエネルギー消費を抑え、肥満を促していることを、熊本大発生医学研究所の中尾光善教授(所長)、日野信次朗助教らの研究グループが発見、27日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。

 メタボリック(内臓脂肪)症候群や認知症、筋力が落ちる疾患などはエネルギーの代謝機能が低下するため「エネルギー代謝病」とも呼ばれる。

 中尾教授は「高齢化が進む中で、エネルギー代謝病のメカニズム解明や治療は重要な課題。研究成果が新たな治療・診断に役立つ可能性がある」という。

 理化学研究所や鹿児島大研究者との共同研究。研究グループは、脂肪を多く含む高脂肪食を食べさせたマウスで、脂肪組織内の酵素の一つ「LSD1」の働きに着目。同酵素は、エネルギー源をつくり、消費するために重要な「エネルギー遺伝子」やミトコンドリア(細胞内小器官)の働きを抑え、脂肪がそのまま体内に蓄積することが分かった。

 このマウスにLSD1の働きを阻む薬剤を投入したところ、エネルギー消費遺伝子やミトコンドリアが活性化してエネルギー代謝機能が向上。高脂肪食を与え続けても肥満化を防げたという。

 中尾教授は「肝臓や筋肉、神経など別の組織でも、エネルギー代謝機能が重要な役割を持つ。これらの組織の代謝の仕組みも調べていきたい」と話している。(田中祥三)

1725荷主研究者:2012/04/28(土) 15:58:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120402t75009.htm
2012年04月02日月曜日 河北新報
しみ、そばかす招く遺伝子を発見 東北大チームなど

 日光などの紫外線で皮膚が赤くなり、しみやそばかすが多発する日光過敏症の一つ「紫外線高感受性症候群」の原因となる遺伝子を大阪大や東北大、広島大のチームが突き止め、1日付の米科学誌ネイチャージェネティクス電子版に発表した。長崎大や熊本大、福島県立医科大のグループも同じ遺伝子を発見し、同誌に発表した。

 皮膚の細胞には、紫外線でDNAが傷ついても自分で修復する仕組みがあり、細胞死や突然変異、老化やがん化を防いでいる。原因遺伝子は「UVSSA」で、異常があると、DNAを修復するタンパク質の一つが分解され、細胞死が起きていた。

 田中亀代次大阪大教授は「しみやそばかすに悩む人は、この遺伝子の異常が原因かもしれない。遺伝子を解析し、日に当たる機会をできるだけ避けるように指導できる」としている。

1726荷主研究者:2012/04/28(土) 16:04:25

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120405t13011.htm
2012年04月05日木曜日 河北新報
東北大にメディカル・メガバンク発足、先端医療で被災地支援

東北メディカル・メガバンク機構を説明する山本機構長(中央)ら

 東北大は4日、東日本大震災で被災した住民らの全遺伝情報(ゲノム)や診療情報をデータベース化し、新薬開発などに役立てる「東北メディカル・メガバンク機構」を発足させたと発表した。岩手、宮城両県の計15万人を対象に遺伝情報を調査解析し、血液など生体材料を保存するバイオバンクも設ける。被災地で増える病気や遺伝子変異などを調べ、次世代医療に生かす。

 機構は震災を受け、最先端の研究を復興につなげようと2月1日付で設立された。ゲノム解析、情報通信技術(ICT)を使った医療情報ネットワーク構築などに取り組む。10万人を超えるゲノム情報を集めるバイオバンクは国内2例目。

 10年間の事業期間中は岩手医科大と連携。7万人分の3世代追跡調査と、8万人分の住民調査を実施し、血液や情報を集める。生体材料は提供者の承諾を得るほか、個人情報は厳重に管理する。

 機構のスタッフは研究者ら約40人で、医学部内に仮事務所を設けた。若手医師を地域病院に派遣し、医師不足を下支えする仕組みもつくる。

 総事業費は約500億円。2011年度を含む2年間で国から計214億円の補助を受ける予定。

 記者会見した機構長の山本雅之大学院医学系研究科教授は「バイオバンクという世界最先端の研究の一翼を担う。拠点開設を通じて東北に医療人を集め、医師不足の解消にも努める」と話した。

1727チバQ:2012/05/11(金) 23:45:41
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2877236/8926429?ctm_campaign=txt_topics
初のHIV感染予防薬、認可を勧告 米FDA諮問委
2012年05月11日 16:02 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月11日 AFP】米食品医薬品局(Food and Drug Administration、FDA)の諮問委員会は10日、現在HIV/AIDS患者の治療に使用されている抗レトロウイルス薬「ツルバダ(Truvada)」について、史上初のHIV感染予防薬として認可するよう勧告した。

 米製薬会社ギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences)が開発したツルバダは、他の抗HIV薬と併用するHIV/AIDS治療薬として2004年に認可を受けている。しかし2010年に行われた臨床試験では、HIV感染リスクが高い男性同性愛者などに同薬を服用してもらったところ、定期的に服用した被験者で最大約73%感染が予防できるとの結果が出ていた。

 11時間に及んだFDAのエイズワクチン諮問委員会(AIDS Vaccine Advocacy Coalition、AVAC)の協議では、ツルバダを予防薬と認定することで感染リスクの高い性行為が増える可能性や、耐性ウイルスが生じる懸念が30人余りの有識者から指摘されたが、最終的にはツルバダをHIV感染予防薬として認可すべきとの結論に達した。

 FDAは諮問委の勧告に従う義務はないが、勧告どおり認可するのが通例となっている。FDAによる最終決定は6月中旬に出される予定。(c)AFP/Kerry Sheridan

1728とはずがたり:2012/05/22(火) 12:40:04

大阪市、日赤資金の募集協力中止 橋下市長「線引く」
http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012052201001557.html

 橋下徹大阪市長は22日、同市が日本赤十字社から委託された活動資金募集業務への協力を8月以降、取りやめることを明らかにした。市役所で記者団に「行政と特定の地域団体とは線を引かなくてはいけない」と述べ、関係見直しの必要性を強調した。大阪市は既に日赤側に通知した。

 災害救援など公共性の高い事業を実施する日赤の資金募集を自治体が拒否するのは異例。

 日赤大阪府支部によると、日赤は全国の市町村に事務を委託。大阪市にも1950年代から助役(副市長)に日赤の地区本部長、各区長に地区長の役職を委嘱していた。

2012/05/22 11:42 【共同通信】

1729とはずがたり:2012/05/23(水) 14:58:10

誰やねん。ひでえ教員飼っとるねぇ・・。

医学論文193本に不正の疑い 元東邦大准教授を調査
http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012052301001217.html

 日本麻酔科学会会員で東邦大医学部の元准教授の論文193本にデータの不正があった疑いがあるとして、学会が特別委員会を設置して調査していることが23日、分かった。

 学会によると、問題となっているのは元准教授が大学院入学以降の約20年間に発表した全ての論文。過去に元准教授が研究に関わった施設とも連携し、6月下旬まで調査する。

 海外の複数の学術専門誌が元准教授の論文のデータに捏造の疑いがあるとする記事を発表したことなどを受け、学会は3月に特別委員会を設置した。
2012/05/23 10:57 【共同通信】

1730とはずがたり:2012/05/23(水) 15:02:39
>>1729
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200901002142366160
http://www.med.toho-u.ac.jp/information/info2012_index/news20120312.html
http://kaken.nii.ac.jp/d/r/90292557
http://itainews.com/arc2/2012/05/post-338.html

1731チバQ:2012/05/24(木) 23:01:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120524-00001012-yom-sci
昨年のエイズ発症者473人、2年連続最多更新
読売新聞 5月24日(木)19時57分配信

 2011年に国内で確認された新たなエイズ発症者は473人(前年比4人増)で、2年連続で過去最多を更新し、今年3月25日までのエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ発症者の累計は、1984年の調査開始以来、初めて2万人を超えた。

 厚生労働省エイズ動向委員会が24日、発表した。

 11年の新たなHIV感染者は1056人で、10年(1075人)をわずかに下回った。感染の有無を調べるため、全国の保健所や自治体が無料で実施している抗体検査は13万1243件で、ピークだった08年(17万7156人)に比べ、少なめの傾向が続いている。保健所などへの相談件数も減少傾向にある。

 同委員会は「新規感染者が減ったのは、検査件数の減少が理由である可能性がある」として、厚労省に対し、検査や相談を受けやすい環境づくりを求めている。

1732荷主研究者:2012/05/27(日) 13:09:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120512t15019.htm
2012年05月12日土曜日 河北新報
人工心臓用小型ポンプ開発 実用化へ改良 東北大グループ

内蔵された磁石が回転し、水を吸い、送り出す人工心臓用ポンプ

外部装置から磁力を送り、ポンプを動かす石山教授=東北大電気通信研究所

 東北大電気通信研究所の石山和志教授(磁気工学)、同加齢医学研究所の山家智之教授(人工臓器工学)の研究グループは、磁力を活用し、ワイヤレスの補助人工心臓用小型ポンプを開発した。チューブやケーブルを不要とした一方、人間の心臓と同程度の能力を持つ。体内に完全に埋め込めるタイプで、患者の負担が少ない人工心臓の実用化につながる技術として期待されている。

 ポンプは、埼玉のプラスチック加工会社「アイ・アンド・ピー」と共同開発した。

 フィルムケースほどの樹脂製ケースの中に、ポンプの機能を果たす強力な筒状の磁石が入っている。外部装置から磁力を送ると磁石が羽根車のように回転し、吸入口から水を吸い上げ、吹き出し口から水を噴出する。

 ポンプが水を吸い上げる圧力は120(ミリHg)以上。毎分5リットル以上の水を送り出すことが可能で、人間の心臓に近い能力を持つ。

 患者は外部装置を胸ポケットに入れて使う。外部装置の電源となる充電式駆動用バッテリーは文庫本ほどの大きさで、ショルダーバッグなどで簡単に持ち運びできる。

 人工心臓としての実用化を目指し、現在は有用性と安全性を検証する動物実験を行っている。心臓疾患のある患者の左心室と大動脈、または右心室と肺静脈との間をポンプでつなぎ、血液を循環させる。

 既存の人工心臓は電源と結ぶために皮膚を貫通するチューブやケーブルが必要で、患者の生活の負担になっていた。

 山家教授は「人工臓器は小さいほど患者の負担が少なく、安全性が高い。ワイヤレスは画期的だ」と言う。石山教授は「材料や駆動装置の検討など、実用化に向けて改良を進めたい」と話している。

1733とはずがたり:2012/05/29(火) 10:27:24

赤血球介さずCO2排出=血流による内壁刺激で−信州大
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012052800968

 赤血球がなくても、血管の内壁を血流で刺激することで二酸化炭素(CO2)の大部分が排出される−。信州大医学部(長野県松本市)の大橋俊夫教授らのグループは28日、人間が呼吸する際、CO2は血液中の赤血球を介して肺胞内に排出されるという定説とは異なる働きを発見したと発表した。米科学誌ジャーナル・オブ・セルラー・フィジオロジー5月号に掲載された。
 同グループは、肺がん患者から提供された肺胞を包む毛細血管を培養。そこに赤血球を除いた血漿(けっしょう)液を流したところ、血管の内壁の表面にある特殊な酵素が刺激され、水素イオンを出した。これが血中の重炭酸イオンと結び付きCO2を合成、瞬時に肺胞内へ排出されることが分かったという。(2012/05/28-22:06)

1734とはずがたり:2012/05/31(木) 12:45:01

「異常な事態」学会で発表 胆管がん調査の准教授
http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012053101000950.html

 大阪市にあるオフセット校正印刷会社の元従業員が高頻度で胆管がんを発症し男性4人が死亡した問題で、実態を調査していた産業医科大(北九州市)の熊谷信二准教授が31日、名古屋市で開かれている日本産業衛生学会で症例の概要などを発表し「明らかに異常な事態だ」と指摘した。

 熊谷准教授によると、同社の校正印刷部門に勤めていた男性従業員33人のうち少なくとも5人が胆管がんを発症し、4人が死亡した。発症年齢が25〜45歳と若く、発症率は日本人平均の約600倍と高かった。

 同社は、大量に印刷する前などに少部数を印刷して誤植や発色などを確認する校正印刷を専門とする会社だった。
2012/05/31 11:14 【共同通信】

1735荷主研究者:2012/06/03(日) 13:53:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120523t15012.htm
2012年05月23日水曜日 河北新報
PTSD関与 脳の部位を特定 東北大グループ

 東北大加齢医学研究所の川島隆太教授(脳機能開発分野)と関口敦博士研究員(心療内科)の研究グループは、東日本大震災前後の健康な大学生の脳画像を解析し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状を示した学生だけが、特定の脳部位の体積が減少したことを突き止めた。これまでPTSDを発症した人は、脳のさまざまな部位が萎縮すると知られていたが、ストレスとの因果関係は不明だった。成果は、PTSDの予防や早期発見への応用が期待されるという。

 東日本大震災では、津波などで生命の危機にさらされなかった内陸部の市民にも、ライフラインの寸断や余震、福島第1原発事故に伴う放射性物質の拡散が、強いストレスを与えた。

 同研究所は、2008年から健康な東北大生を対象に脳研究を行い、磁気共鳴画像装置(MRI)画像をデータベース化している。

 グループは震災から3〜4カ月後、仙台市周辺に住み、被災程度が軽かった学生42人の脳画像の再計測とPTSD症状の診察を実施。PTSD患者と診断された学生はいなかったが、PTSDの初期症状を示した5人の脳画像を解析した。

 その結果、5人とも震災前に比べ、恐怖や不安の処理に関与する「右前帯状皮質」が萎縮していたほか、感情の制御、恐怖の消去に関与する「左眼窩(がんか)前頭皮質」が減少しており、これらの部位の機能不全が、PTSD症状と関連していることが分かった。

 川島教授は「PTSDになりやすい原因として前帯状皮質の萎縮、PTSDの結果として眼窩前頭皮質の減少が認められた。被災3県で同様の現象が起きた可能性が高い。復興の担い手となる都市部の青年のメンタルケアに生かしたい」と話している。

 [PTSD] 生命の危険を伴う強い恐怖体験の記憶がトラウマ(心的外傷)となり、時間がたってからも突然記憶がよみがえり、パニックになる、不眠や過剰な警戒心などの症状を示す精神的後遺症。一時的な変調ではなく、症状が1カ月以上続く場合が診断対象となる。

1736チバQ:2012/06/04(月) 21:47:52
>>1594
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120604/CK2012060402000123.html?ref=rank
練馬光が丘病院運営問題 「日大と同等」無理と言えず
2012年6月4日

 四月に日本大学から地域医療振興協会へ運営が変わった練馬区の練馬光が丘病院について三日、志村豊志郎区長は報道機関と懇談した。区長は、協会がオープン当初から日大と同等の医療を行うのは無理だと予想しながら、混乱を招くとして区民に言わなかったことを明らかにした。

 光が丘病院問題では、振興協会がどんな医療を提供できるかが住民の関心事だった。区は「日大と同等」と言い続けたが、四月のオープン時点で医師数は大幅に減り、出産の扱いも秋以降となった。

 志村区長は「日大も二十一年かけて成長した」と述べ、「協会もすぐに日大と同じ規模や数でできないことは分かっていたが、区民には言えなかった」と発言。「言えば区民が混乱する。新しい病院が信用されなくなる。医者だって、先行きどうなるか分からない病院には就きたくない」と説明した。

 振興協会は後継に選ばれた当初、日大から医師派遣があると見込み、区長も「少しぐらい残ってくれると思っていた」。しかし昨年十一月、派遣がないと分かった。十一月の住民説明会で、区は「(後継は)同等の医療」と繰り返しながら、実際は病院回りをして医師派遣を要請していたという。

 日大が運営の保証金として区に差し入れた五十億円の返還については、ことし四月に話し合いが始まったばかりという。

 区長が病院問題について公式に語ったのは、一月の新年度予算会見以来。本紙などは今年春に会見を要請したが、区長側が拒否した。今回は撮影のない懇談という形で応じた。 

  (柏崎智子)

1737チバQ:2012/06/17(日) 12:10:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120617-00000077-san-soci
6歳未満脳死「極めて厳格に」情報公開など残された課題も
産経新聞 6月17日(日)7時55分配信

 初めて行われた6歳未満からの臓器提供は、病に苦しむ3人の体に新たな命を吹き込んだ。平成22年7月の改正臓器移植法施行からまもなく2年。脳死判定などは慎重に行われた形跡が随所に見られた一方、残された課題も浮かんできた。

 ◆「疑問残してはならぬ」

 「極めて厳格にやっていたと思う」

 富山大病院で13日に行われた第1回脳死判定に、メディカルアドバイザーとして立ち会った静岡県立こども病院の植田育也医師は、その様子をこう振り返る。まず、植田医師らアドバイザーを交えて男児の状態を確認。判定が男児の容体に影響を与えないか十分検討した上で臨んだという。

 判定では、医師がマニュアルに記された手順を順番に読み上げ、結果もまた、医師が声に出して答えた。植田医師は「プレッシャーがあったと思うが、判定で行う手順自体は医療現場で普段行うものを組み合わせただけ。落ち着いて適切に行われた」と話す。

 富山大病院は「後に疑問を残すことがあってはならない。慎重の上にも慎重を重ね検討した」と強調。子供は脳死後も長期間心臓が動き続ける「長期脳死」があるとされる。家族には「(心停止まで)数日の場合もあるし数カ月に及ぶ可能性もある」などと説明し、脳死についても詳細に話したという。

 「全国心臓病の子どもを守る会」の斉藤幸枝代表理事は「富山大病院はしっかり提供の過程を説明してくれた。これで移植医療への理解が社会に広まったのではないか」と評価する。

 ◆「今も多数の子供が…」

 現状の問題が浮き彫りになったと指摘する声もある。「今回助かった可能性のある子供が、過去に多数いたことが胸をよぎった」と語るのは東京女子医大循環器小児科の中西敏雄教授。提供を知り心臓が適合しそうな患者を思い浮かべたが、一部は海外で渡航移植を選択、その他の多くはすでに命を落としていた。

 移植が必要なほど心臓の状態が悪化した場合、大人は補助人工心臓をつけて移植を待つが、体重20キロ以下の子供が安全に使える補助人工心臓はまだ治験の最中で承認されていない。「助けられない子供が今も多数いることを理解してほしい」と中西教授は訴える。

 ◆死因や提供基準明確に

 脳死移植は、一つの命が失われることで他の命を救う医療。それだけに公正に善意が届けられたことを示す情報は可能な限り明らかにされなければならない。

 東京財団の●島(ぬでしま)次郎研究員(生命倫理)は日本臓器移植ネットワークが、男児が「低酸素性脳症」だったとしか発表しなかったことに注目。「低酸素性脳症は外傷でも疾病でもなりうる。病院が『事故だった』と一歩踏み出した公表をしたことは評価できるが、死因究明の適正さは今後検証すべきだ」と指摘した。

 さらに「今回は10歳未満の子供の臓器が60代の女性に提供されたが、どう患者を選定したか、患者のためにも説明すべきではなかったか」と話している。(豊吉広英)

●=木へんに勝の旧字体

1738チバQ:2012/06/17(日) 12:10:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120617-00000077-san-soci
6歳未満脳死「極めて厳格に」情報公開など残された課題も
産経新聞 6月17日(日)7時55分配信

 初めて行われた6歳未満からの臓器提供は、病に苦しむ3人の体に新たな命を吹き込んだ。平成22年7月の改正臓器移植法施行からまもなく2年。脳死判定などは慎重に行われた形跡が随所に見られた一方、残された課題も浮かんできた。

 ◆「疑問残してはならぬ」

 「極めて厳格にやっていたと思う」

 富山大病院で13日に行われた第1回脳死判定に、メディカルアドバイザーとして立ち会った静岡県立こども病院の植田育也医師は、その様子をこう振り返る。まず、植田医師らアドバイザーを交えて男児の状態を確認。判定が男児の容体に影響を与えないか十分検討した上で臨んだという。

 判定では、医師がマニュアルに記された手順を順番に読み上げ、結果もまた、医師が声に出して答えた。植田医師は「プレッシャーがあったと思うが、判定で行う手順自体は医療現場で普段行うものを組み合わせただけ。落ち着いて適切に行われた」と話す。

 富山大病院は「後に疑問を残すことがあってはならない。慎重の上にも慎重を重ね検討した」と強調。子供は脳死後も長期間心臓が動き続ける「長期脳死」があるとされる。家族には「(心停止まで)数日の場合もあるし数カ月に及ぶ可能性もある」などと説明し、脳死についても詳細に話したという。

 「全国心臓病の子どもを守る会」の斉藤幸枝代表理事は「富山大病院はしっかり提供の過程を説明してくれた。これで移植医療への理解が社会に広まったのではないか」と評価する。

 ◆「今も多数の子供が…」

 現状の問題が浮き彫りになったと指摘する声もある。「今回助かった可能性のある子供が、過去に多数いたことが胸をよぎった」と語るのは東京女子医大循環器小児科の中西敏雄教授。提供を知り心臓が適合しそうな患者を思い浮かべたが、一部は海外で渡航移植を選択、その他の多くはすでに命を落としていた。

 移植が必要なほど心臓の状態が悪化した場合、大人は補助人工心臓をつけて移植を待つが、体重20キロ以下の子供が安全に使える補助人工心臓はまだ治験の最中で承認されていない。「助けられない子供が今も多数いることを理解してほしい」と中西教授は訴える。

 ◆死因や提供基準明確に

 脳死移植は、一つの命が失われることで他の命を救う医療。それだけに公正に善意が届けられたことを示す情報は可能な限り明らかにされなければならない。

 東京財団の●島(ぬでしま)次郎研究員(生命倫理)は日本臓器移植ネットワークが、男児が「低酸素性脳症」だったとしか発表しなかったことに注目。「低酸素性脳症は外傷でも疾病でもなりうる。病院が『事故だった』と一歩踏み出した公表をしたことは評価できるが、死因究明の適正さは今後検証すべきだ」と指摘した。

 さらに「今回は10歳未満の子供の臓器が60代の女性に提供されたが、どう患者を選定したか、患者のためにも説明すべきではなかったか」と話している。(豊吉広英)

●=木へんに勝の旧字体

1739チバQ:2012/06/17(日) 12:10:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120616-00000303-yomidr-soci
両親の決断揺るがず 医師ら涙…6歳未満脳死
読売新聞(ヨミドクター) 6月16日(土)11時37分配信


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摘出手術を終え、記者会見する井上博・富山大学付属病院長(左)(15日午後5時35分)=細野登撮影

 富山大学付属病院(富山市)は男児の臓器摘出手術が終了した後の15日午後5時半から約45分間、記者会見を開いた。

 井上博院長が、会見場に詰めかけた報道陣約70人を前に緊張した面持ちで経過を説明。国内初となった6歳未満の幼児からの臓器提供に当たって慎重な判断を重ねたことや、重い決断をした家族の様子などを話した。

 「移植でないと助からない患者と、善意で臓器を提供してよいという方がいる。そういう状況の中で、大学病院として移植に協力するのは当たり前のことだと考えている」。井上院長は記者会見で、慎重論もある中での6歳未満からの臓器提供の意義を強調した。

 同病院は、脳死での臓器提供自体が初めて。「各種委員会で慎重に検討し、移植を手がけている外部の医師の応援もいただいて問題のないように進めた」と井上院長は話す。院内の「児童安全保護委員会」が児童相談所や警察に照会して、虐待がないことも確認した。

 井上院長によると、男児は事故で心肺停止状態になり、蘇生後に低酸素性脳症になった。脳障害が重篤で回復が難しいと医師が説明した7日の時点で、両親から臓器提供の申し出があった。医師や移植コーディネーターが繰り返し意思を確認し、子供の場合は長期脳死になることもあると説明したが、「揺らぐことはなかった」という。

 両親は、手術前から集中治療室(ICU)に長時間滞在して男児に付き添った。摘出手術が終わって病院を後にする際は、医師やスタッフに頭を下げて「いろいろお世話になりました」と感謝の言葉を述べた。父親も母親も涙ぐんでいたが、「半分は自分の子供に向かって笑顔をつくっていた」。病院関係者の話では、両親の毅然(きぜん)とした姿に、見送ったスタッフは「皆泣いていた」という。「言葉にならない状態だったと思う」と井上院長は両親の胸中を推し量った。

 「本当に頭が下がる思いでいる。恐らく今後、お子さんを亡くした悲しみが増してくると思うので、周りが十分ケアをしないといけない」と井上院長は話した。

1740チバQ:2012/06/17(日) 12:11:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120616-00000095-san-soci
移植を受ける患者選び、臓器ごと基準
産経新聞 6月16日(土)7時55分配信


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腎臓移植希望者数(写真:産経新聞)

 ■心・肝/子供は子供優先 腎/大人にも可能

 国内で初となる6歳未満の子供の脳死下の臓器摘出が15日実施され、心臓と肝臓がそれぞれ10歳未満の女児に、腎臓が60代の女性に提供された。ただ、日本臓器移植ネットワークに移植希望登録している患者は1万3千人を超えており、1回の臓器提供で命をつなぐことができるのはほんの一握りだ。移植を受ける患者(レシピエント)の選定には、公平さはもちろん、多くの患者の理解が得られる基準が重要となっている。

 日本の脳死移植の歴史は昭和43年8月に札幌医大の和田寿郎(じゅろう)教授(当時)によって行われた世界30例目の心臓移植「和田移植」にさかのぼる。しかし、レシピエントの男性は術後83日目に死亡。本当に移植が必要だったかや、臓器提供者(ドナー)が脳死状態だったかなど、議論が起きた。

 脳死移植の再開は平成11年2月、高知赤十字病院で40代女性が脳死判定された臓器移植法施行後1例目の事例を待つことになる。以降は今回を含め計177例の脳死下の臓器提供が行われてきた。

 10歳未満への心臓移植は過去1例あり、12年3月に20代女性の心臓が、大阪大病院で8歳(当時)の男児に移植されている。今回、移植ネットは心臓移植を受ける女児は10歳未満と公表したが、大阪大病院によると、実際は8歳を下回り、過去最年少になるという。

 レシピエントは、どのように決定されるのか。

 心臓については、明確に「子供から子供へ」というルールが確立しており、18歳未満の心臓は、移植ネットに移植希望の登録をした時点で18歳未満の子供へ優先移植される。

 子供から子供へ移植した方が術後生存率が高いとする研究結果が根拠だが、背景には「親が子供の臓器を提供するのは、同じ年頃の子供を救いたいという思いからではないか」という専門家の指摘もある。

 体の大きさも重要だ。心臓はその人の握りこぶしと同じぐらいの大きさといわれる。東京女子医大心臓血管外科前主任教授の黒沢博身医師は「年齢が少し違えば体の大きさも違う幼い子供の場合、同じような年齢同士で心臓が移植されることになる」と話している。

 肝臓も、18歳未満からの提供は18歳未満への優先度が高くなるなど、「子供から子供」の流れになりやすい選択基準となっている。

 一方、腎臓は他の臓器とは事情が異なる。最も大きな要因は移植希望者数だ。5月1日現在の移植ネットの移植希望登録者者は心臓の212人、肝臓の402人に対し腎臓は1万2359人。待機期間も平成22年末時点で平均約14年と極めて長く、長期待機者が選定される傾向にあるという。

 子供の小さな腎臓は、2つとも同じ大人に移植することで対応も可能だ。腎臓は大人や子供に関係なく機能する。東邦大腎臓学講座の相川厚教授は「長期間移植を待った人はそれだけ苦しい時間を過ごしてきたことを理解してほしい」と説明している。

1741チバQ:2012/06/17(日) 12:12:19
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/569086/
転換点迎えた移植医療 6歳未満脳死判定
配信元:
2012/06/15 16:56更新
 医師から脳死を宣告されても、患者の体では心臓が鼓動を続け、触ればぬくもりを感じることができる。ましてや、脳に負ったダメージの回復力が強いとされる幼い子供の家族は、わが子の脳死を受け入れて臓器提供に踏み切るまで、さまざまな思いが去来する。

 平成22年7月に改正臓器移植法が全面施行され15歳未満も含めて家族の承諾で脳死での臓器提供が可能となってから約2年。この間の15歳以上の提供は89例だが15歳未満が今回を含め2例にとどまるのは家族らの複雑な思いの表れだろう。

 それでも今回、両親はわが子の臓器提供という重い決断を下した。これにより国内で臓器提供がなく、海外での渡航移植を選択せざるを得なかった幼い子供たちに、新たな希望の光が投げかけられ、国内の移植医療は転換点を迎えた。

 ただ、現状は脳死に至ったわが子を前に、両親が納得のいく判断を行える環境が整えられているとは言い難い。大事なのは、脳死の診断に至るまで、家族が「十分医療が尽くされた」と思える小児救急体制の充実を図ること。そして、脳死がどういうものであるかを医師が丁寧に説明し、家族が希望すれば、みとりの時間を設けるなど、子供の終末期医療のあり方を、しっかりと整備することだ。

 さらに、脳死の判断など提供に至る過程を可能な限り透明化し、今回の提供が公正に行われたことが明らかにされれば、社会の移植医療への理解も、より深まるはずだ。(豊吉広英

1742チバQ:2012/06/17(日) 12:13:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120616-00000584-san-soci
「東の新宿、西の堂山」ゲイタウンにみるHIV意識
産経新聞 6月16日(土)18時41分配信


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西日本屈指のゲイタウンとされるキタの堂山町=大阪市北区(写真:産経新聞)

【関西の議論】

 HIV感染者やエイズ患者が減らない。「HIV検査普及週間」の今月1〜7日には、各地でHIV検査を勧める芸能人のトークショーや啓発グッズ配布などのキャンペーンが行われた。だが、大阪府内の受検者数は減る一方だ。新規HIV感染者やエイズ患者を減らすためのアプローチとは何か。その糸口を西日本最大のゲイタウンから探った。

■男性同性愛者の街

 「無料案内所」と書かれた性風俗店の看板や雑居ビルがひしめく狭い通りには、男女の嬌声(きょうせい)がこだまする。大阪市北区の繁華街、堂山地区は「東の新宿、西の堂山」と呼ばれる西日本屈指のゲイタウンとしても知られている。

 男性と性交渉を行う男性「MSM(Men who have Sex with Men)」たちは夜な夜なパートナーを見つけると、目的を果たすために“ハッテン場”として使われているというサウナの個室や屋外へと連れだって消えていく。堂山には近畿一帯からMSMが集まってきているという。

 大阪府のエイズ発生動向調査によると、府内で平成23年に新たに確認されたエイズ感染者は169人。感染経路では男性同士の性的接触が137人で全体の約8割を占めている。全国的に見てもMSMの感染者が多いとされている。

■MSM、近畿10・8万人

 日本国内の成人男性のうちMSM人口は約2%といわれ、近畿地方には約10万8千人が住むと推計される。男性同士の性交渉ではコンドームの使用率が低いことや、性交渉時に出血を伴う場合が多く、HIVに感染しやすい。またゲイタウンなど限られたコミュニティーのなかで性交渉が繰り返されるため、感染がより密に進んでいく。

 感染予防にはコンドームの使用が必須だが、MSMのセクシュアルヘルス(性的健康)啓発とエイズ予防に取り組むNGO「MASH大阪」が22年に堂山や新世界、ミナミといった盛り場で調査したところ、コンドーム常用率は特定相手との交渉時で62%、不特定相手で72%だった。

 だが、HIV検査受検率は46%と半数に満たず、感染の有無を知らないまま、危険な性交渉を繰り返す人も多くいるとみられるという。感染者の増加を食い止めるためには、MSMへの啓発や対策の強化が必要とされている。

1743チバQ:2012/06/17(日) 12:13:43
■エイズは「死」の病じゃない

 HIV検査の必要性が叫ばれるのは、HIVに感染していた場合、放置すればエイズを発症するからだ。エイズを発症すれば免疫力が低下し、さまざまな病気に罹患(りかん)しやすくなる。HIVは慢性疾患で完治することはないが、治療薬の開発も進んでおり、感染を早期に発見して治療を続ければ、エイズの発症を抑えられるようになった。

 ところが、大阪府ではHIV検査受検者が減少している半面、エイズ患者報告数が増えているというのだ。府地域保健感染症課の担当者は「HIVへの関心が低下している。そのため感染に気付かなかったり、知っていても放置してエイズを発症してしまう人が多いのではないか」と危惧する。

 比較的中高年のMSMが多いといわれる大阪市浪速区の新世界。MASHのメンバーがHIVやエイズに関する啓発活動を行おうとすると、50代くらいの男性は「エイズになったらどうせ死ぬんや」と吐き捨て、去っていった。

 MASHの鬼塚哲郎代表(60)は「いまだにHIVとエイズの区別がつかず、エイズは死ぬ病気という古いイメージを持っている人が多い」と嘆く。

■「即日検査」に長蛇の列

 火曜日の午後6時。市営地下鉄なんば駅に直結したHIVの検査施設「chot CAST なんば」の扉の前には、検査を待つサラリーマン風の男性や、マスクで顔を隠した若い女性、中高生グループが列をつくっていた。

 HIV検査は全国の保健所などで匿名、無料で受けられるが、検査時間は平日昼間がほとんど。だが、感染者の大半を占めるMSMは学生や一般企業に勤める人も多く、日中に検査に行くことは難しい。そのため、火、木曜日の夜間と休日に検査を受けられる同施設には「自分はHIVに感染しているのでは」と不安を抱えた多くの人が足を運ぶという。

 また、通常検査結果がわかるには約1週間かかるが、1時間程度で簡易結果が出る「即日検査」を実施する日曜日は、毎回検査の約2時間前から、定員40人を上回る60人ほどが整理券を求めて並ぶ。

 他府県からの受検者も約15%を占め、同施設の熊本光代副理事長(65)は「交通の便がいいことや、近隣府県には夜間検査施設がないことなどから、検査希望者の受け皿になっているのだろう」と話す。

■検査態勢は不十分

 こうしてなんばの一施設に希望者が集中する現状について、鬼塚代表は「大阪の検査態勢は不十分。もっとMSMが行きやすい時間、場所に施設が必要」と苦言を呈する。

 東京ではMSMの多い新宿に毎晩開いている検査施設がある。直接の因果関係は不明だが、23年にエイズを発症した東京都の患者は前年から23件減少し、過去10年間で最も少ない報告数になったという。

 鬼塚代表は「感染予防には中高生といった早い段階での教育が必要だが、学校側はMSMの存在も含めたHIV、エイズの教育をタブー視している」とし、「感染予防の正しい方法を知らずにゲイタウンにくる若い人たちや、誤った知識を持ち続けている中高年のMSMに向けた啓発活動を継続的に行うことが大切だ」と訴えている。

1744チバQ:2012/06/28(木) 23:01:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00001056-yom-soci
胃ろうなど人工栄養中止可能に、医学会が指針
読売新聞 6月28日(木)10時13分配信

 日本老年医学会(理事長・大内尉義東大教授)は27日、高齢者の終末期における胃ろうなどの人工的水分・栄養補給について、導入や中止、差し控えなどを判断する際の指針を決定した。

 指針は医療・介護関係者向けに作成されたもので、人工栄養補給を導入する際は、「口からの摂取が可能かどうか十分検討する」などと指摘。さらに、胃ろうなどの処置で延命が期待できたとしても、本人の意向などにそぐわない場合、複数の医療関係者と本人・家族らが話し合った上で合意すれば差し控えが可能とした。

 人工栄養補給を開始した後でも、苦痛を長引かせるだけの状態になった場合などは、再度、話し合って合意すれば、栄養分の減量や中止もできるとした。

 医療側に対しては、患者側が適切な選択ができるよう、情報提供することを求めている。

 国内では近年、口から食べられなくなった高齢者に、おなかに小さな穴を開け、管を通して胃に直接、栄養分や水を送る胃ろうが急速に普及。認知症で、終末期の寝たきりの患者でも、何年も生きられる例が増えた。一方でそのような延命が必ずしも本人のためになっていない、との声が出ていた。


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/7689
「エイリアンのよう」=胃ろう患者で発言−自民・石原氏
2012/02/06-20:00

1745チバQ:2012/06/29(金) 00:33:13
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120628t15029.htm

「陣痛119」好評 仙台のタクシー会社、病院へ妊婦送迎

健診のため「陣痛119」サービスで呼んだタクシーに乗る千葉さん


 仙台市内で「日交タクシー」を運行するグリーンキャブ仙台支社(太白区)が、妊婦からの電話一本ですぐに迎えに行き、かかりつけの医院まで送迎する「陣痛119」サービスを導入した。宮城県内で初の試み。事前登録制で、陣痛が突然始まったときは夫ら家族への連絡も代行するなど、不安解消を支援する。

 昨年12月に利用者募集を始め、市内の妊婦約80人が登録した。同社営業推進課の阿部吉昭さんは「緊急を要しない出産の場合は原則、救急車は対応できない。近所に頼れる人がいない妊婦には、安心して病院に行けるシステムが必要だと思った」と導入の意図を語る。
 サービスは事前に名前や自宅、かかりつけの病院、緊急時の連絡先などを登録。電話で名前を伝えるだけで自宅、送り先の病院などを判別し、優先してタクシーが配車される。仙台市防災安全協会などの救命講習を受講したドライバーが乗務し、通常運賃で運行する。健診のための通院でもサービスを利用できる。
 太白区の主婦千葉恵さん(30)は出産予定日を30日に控え、今月初めに登録した。会社員の夫と2人暮らしだが、夫は土曜日も出勤で、平日も帰宅は夜遅くなることが多いという。
 「一人でいることが多く、初産なので不安だった。もし破水しても、病院へ送迎をしてくれるというので心強い」。千葉さんはおなかが苦しいときには、健診などでもサービスを使っている。
 口コミで評判が広がっており、阿部さんは「ニーズが高いと実感している。妊婦の方には安心して出産に臨んでほしい」と話す。
 登録は無料。登録、連絡先はフリーダイヤル(0120)279250。


2012年06月28日木曜日

1746チバQ:2012/07/24(火) 00:22:17
http://headlines.yahoo.coHIV対策「もう言い訳できない」、国際エイズ会議開幕
AFP=時事 7月23日(月)13時48分配信


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米ワシントンD.C.(Washington D.C.)でエイズ対策を訴える「Keep the Promise Alive 2012 AIDS」のデモ行進に参加する人々(2012年7月22日撮影)。

【AFP=時事】米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で22日、エイズ(HIV/AIDS)に関する会議としては世界最大の「国際エイズ会議(International AIDS Conference)」が開幕した。「Turning the Tide Together(共に潮流を変えよう)」というテーマを掲げて6日間の日程で開催される今年の会議には、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官をはじめ政治家、科学者、著名人、活動家など2万5000人が参加する見込み。

エイズ孤児をアートで支援する「ゆりかごプロジェクト」

 バラク・オバマ(Barack Obama)大統領は欠席するが、米高官によればビデオメッセージを用意しているほか、26日には一部参加者をホワイトハウス(White House)に招待して会談する予定だ。

 開幕にあたって、米国エイズ研究の権威である米国立アレルギー感染症研究所(National Institute of Allergy and Infectious Diseases、NIAID)のアンソニー・フォーシ(Anthony Fauci)所長は、エイズ発見から30年以上が経過した今や「言い訳はできない」と述べ、HIV感染拡大対策を一層早いペースで行う必要性を訴えた。

 フォーシ所長は、HIV/AIDS患者が最初に報告されてから今年で31年目を迎えると指摘。HIV感染拡大を食い止める大胆な手段を取る必要について、「科学的に不可能だという言い訳はできない。今われわれに必要なのは、科学の進歩を実行に移すための政治的、組織的、そして個人的意思だ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News
.jp/hl?a=20120723-00000019-jij_afp-int

1747名無しさん:2012/08/17(金) 11:13:46
>>1746
私が大学生だった頃、内科のどの本にもエイズは出ていなかった。
しかし、血液内科の授業でエイズについて講義があった。
主任教授(当時)は「このエーアイディーエスはですね云々」と。

「エーアイディーエス」とはカッコいい言い方だと学生たち、皆、思ったものでした。

17481747:2012/08/19(日) 21:40:59
以前は、ocn東京から投稿していた者です。

レスつけようにも専門家が私しかいないので、とうに放り出しました^^; とはさんすみません。

なにせ私が見ても理解不能な記事が多いですから。

記事を書いてるのは勿論記者たちですから、一般の人たちは勿論のこと専門家でも「その分野の門外漢」には理解しにくい記事だらけになるんですよね^^;

1749名無しさん:2012/08/19(日) 21:58:46
(続き)

このスレの昔の記事のどれだか忘れましたが・・・医学部医学科で医学生たちが
心電図について学ぶのは基礎(基礎医学)の生理学教室

・・・・といった点から説明を始めないと・・・一般の人たちが「“何も”理解できない」記事を見つけて、うんざりして、放り出してしまいました(弁明^^;)

医者が読んでも理解できない記事があることに関しては、記者の書き方・記者の医学に関する知識不足が原因にあると思います。

研究成果を発表した研究者(医師&医者以外の研究者)が一から書けば、
少しは理解できそうな記事になりそうですが、彼らにそんな暇は全くありませんから、
仕方がないことなのかな、と。

その点、テレビで流れるニュースは基礎・基本からある程度は説明している感じがします。

1750名無しさん:2012/08/22(水) 14:03:35
秋田県、2025年めど医師400人増へ

 秋田県内の医師不足や、医師の偏在の改善計画を話し合う県地域医療対策協議会が20日、秋田市内のホテルで開かれ、事務局の県が計画の中間報告を行った。

 県は2025年頃をめどに医師を約400人増やす目標を掲げており、その実現に向けて、若手研修医のキャリア形成支援などを行う方針を示した。

 協議会は病院長や医師、県職員など20人で構成。昨年12月から計3回、改善計画の策定に向けて協議してきた。

 県は中間報告で、県内八つの二次医療圏ごとに算出した診療科別の必要医師数に基づき、25年頃までに医師を計399人増やし、地域や診療科による医師の偏在を解消するとした。二次医療圏は、入院を含めた一般的な医療サービスを提供する医療法の単位のこと。

 実現に向けた具体的な方策として、秋田大学出身の若手研修医らが、同大付属病院と各二次医療圏の中核病院等を行き来して研さんを積む「地域循環型キャリア形成システム」を構築し、研修医が専門的な技術の習得と地域医療の現場でのスキルアップが両立できるよう支援するとした。このほか、他県出身の研修医を県内に定着させるための取り組みや、増加している女性医師を支援するため、短時間勤務の促進、院内保育所の開設などを進める方針を示した。

 委員からは、「計画で示された必要医師数はあくまで最低限の数で、十分とはいえない」「女性医師の7割は男性医師と結婚する。男性医師も育児に協力できるよう周囲の配慮が必要」などの意見が出た。

 協議会は今後、中間報告の内容を検討し、11月に最終案をまとめる。

(2012年8月21日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=63556

1751名無しさん:2012/08/22(水) 14:05:44
県地域医療対策協:医師不足・偏在、改善計画案提示 /秋田
毎日新聞 2012年08月22日 地方版

 県地域医療対策協議会(会長=小山田雍・県医師会長)は20日、秋田市で会合を開き、不足している医師数を24〜25年ごろに充足させるとともに、地域間や診療科ごとの偏りの是正を目指す「医師不足・偏在改善計画案」を提示した。同会は11月に最終報告をまとめる予定。

 協議会は県内病院の医師ら計20人で構成。計画案では11年現在、県内では368人の医師が不足していると指摘。今後重点的に取り組む項目として、医学生の志望に応じた研修スケジュールを作り、大学と地域病院の間を行き来しながら学んでもらう仕組み作りや、女性医師への支援などが盛り込まれている。秋田大医学部の今年の女子学生の割合は約4割に上るという。【坂本太郎】

http://mainichi.jp/area/akita/news/20120822ddlk05040155000c.html

1752名無しさん:2012/08/22(水) 14:07:16
「高齢化が進み複雑に」
2012年08月21日

 県内の医師不足・偏在の改善計画を話し合う「地域医療対策協議会」(会長、小山田雍県医師会長)が20日、秋田市内であった。県がまとめた中間報告を委員の公立病院長らに公表。医師数の推計値から10年後に医師不足が解消されるという報告に対し、出席者から「秋田は高齢化が進んでおり、求められる医療も複雑になる。数が増えるだけでは医師不足の解決にならない」などの指摘が出た。

 報告では、県内の必要医師数の推計値は2015年から減り、22年に2249人になる。一方で「供給医師数」は増え、22年に2226人となるため、「ほぼ充足する」と予想される。

 しかし、医師が増えても地域や診療科で偏在する可能性が高いため、県は診療科ごとの「理想」の医師数を算出。大館・鹿角、秋田周辺、横手医療圏など八つの二次医療圏ごとの目標数も設定し、「これらの計画医師数を着実に達成したい」としている。出席した秋田大医学部教授らからは「高齢化で治療する病気も変わってくる。今と異なる診療科が必要になる」などの意見が出た。

http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001208210001

1753名無しさん:2012/08/22(水) 14:08:50
家庭医育成へ 学生らに研修
2012年08月20日

講師(左)からひざの触診方法の指導を受ける参加者たち=名張市百合が丘西一番町

 三重大学の家庭医育成研修「三重家庭医療・総合診療エクスターンシップ2012」が18日、名張市立病院で始まり、医学部生や初期研修医ら全国から19人が参加した。研修は県の総合医(家庭医)・専門医育成等事業としては初の試み。

 同大大学院家庭医療学の竹村洋典教授によると、家庭医療や総合診療に関心のある医学部生らを対象に、同大が同院など地域の4医療機関と協力して進める「家庭医療後期研修プログラム」などを紹介。これらの機関を研修先に選んでもらう目的という。

 人口10万人当たりの医師数(2010年末現在)で、県(190・1人)は全国37位。中でも伊賀地域(113・8人)は県内6地域で最も少なく、医師不足が深刻という。
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001208200006

1754名無しさん:2012/08/22(水) 14:11:24
複数病院で専門医研修29人参加、本格スタート…静岡

 静岡県内の複数病院が手を組み、小児科や皮膚科など専門医の資格を取得するための研修プログラムを本格的にスタートさせた。

 今年度は前年度比5倍超の29人が参加する。県地域医療課は「専門医研修の選択肢を増やし、医師確保につなげたい」としている。

 医師国家試験に合格すると、医師は2年間の臨床研修を経る必要があり、その後に専門医研修を受けることができる。

 医師は、一定規模以上の病院か、大学の系列病院など、一か所で専門医研修を受けることが一般的。今回の「専門医研修ネットワークプログラム」では、小児科、泌尿器科、麻酔科などの53プログラム(7月末現在)があり、プログラムごとに指定されている複数の病院で診察や治療の経験を積んでもらう。

 参加する医師にとっては、より多くの症例を学べ、県内の病院には一定期間、若手医師を確保できるというメリットがある。

 県地域医療課の壁下敏弘課長は「大学医局の壁を越えて研修プログラムを提供する試み。色々な地域や病院で研修できるメリットを伝えたい」と話している。

 県内の人口10万人あたりの医師数は、2010年時点で182・8人と全国平均(219人)を大きく下回っている。都道府県別の順位も全国で40番目と下位にある。県内の中でも賀茂(120・7人)や中東遠地区(123・4人)では、医師不足が深刻だ。

 また、県内から医学部に進学する高校・浪人生のうち、県内唯一の医学部を持つ浜松医科大(浜松市東区)に入学するのは半数以下の50〜70人。残りは県外に進学して医師を目指しているため、同課は「魅力的な研修プログラムを作り、県内にUターンやIターンする医師を増やしたい」としている。

(2012年8月20日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=63464

1755名無しさん:2012/08/22(水) 14:13:03
地域医療に目向けて 愛媛大生招きセミナー
2012年08月21日(火)

 愛媛大医学部医学科、看護学科の1〜4年生を招いたセミナーが20日、愛南町御荘平城の御荘文化センターであり、参加した学生51人が同町の事例を基に今後の地域医療の在り方を考えた。

 同町では、救急医療を担う県立南宇和病院(同町城辺甲)の常勤医が8人(定員22人)と医師不足が深刻化。セミナーで学生に現状を伝え、地域医療に目を向けるきっかけにしてもらおうと医学部と町が初めて開催した。

 南宇和病院の中村光士郎院長が、常勤医が2002年の23人をピークに減少し救急機能が低下していると報告。「自前で総合医を育てるため、地域医療の修練ができる教育体制を考えていく」と話した。また、愛媛大医学部付属病院医療福祉支援センターの櫃本真聿センター長は「一足早く高齢化が進む愛南町は最先端の地域医療を学べる地になり得る。20〜30代で愛南に来て、しっかり勉強すれば全国どこに行っても通用する医師になれる」と呼び掛けた。

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120821/news20120821490.html

1757名無しさん:2012/08/22(水) 14:16:55
さいたま日赤へ県立病院の小児科医派遣へ 県内初 小児科医不足問題、危機的状況に「特例措置」
2012.8.17 21:37

 さいたま赤十字病院(さいたま市中央区)の小児科で常勤医師全員が退職の意向を示していた問題で、埼玉県は17日、同院に県立小児医療センター(同市岩槻区)から医師を派遣する方針を明らかにした。県内の県立病院から民間病院に医師が派遣されるのは初めて。

 さいたま赤十字病院は、小児科の常勤医4人全員が8月末で退職。母子ともに重大な障害を負う恐れがある「ハイリスク妊婦」の受け入れが不可能となる見通しだった。これを受け、県は同病院と一体整備を計画中の県立小児医療センター未熟児・新生児科の医師を派遣。今月20日から今年度末までの平日午前11時〜午後5時15分、7人を輪番で診療にあたらせる考えだ。

 ただ、さいたま赤十字病院の人員不足は解消されず小児科の外来診察と入院を中止。重篤な救急患者に限って受け入れる。一方、医師を派遣する県立小児医療センター側も病床使用率が9割超の厳しい状況だ。

 県は派遣について「政策的に重要と判断した。あくまで特例措置」と説明。将来的な周産期医療の拠点として整備する両病院の連携強化を図る狙いもあるとしているが、常勤医確保のめどは立っていないのが現状だ。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120817/stm12081722370006-n1.htm

1758名無しさん:2012/08/22(水) 14:18:57
さいたま日赤に小児科医を派遣 県、きょうから
2012年8月20日

 県は、県立小児医療センター(さいたま市岩槻区)の常勤医を二十日から、さいたま赤十字病院(さいたま市中央区)に派遣することを決めた。さいたま赤十字病院の小児科常勤医の四人全員が今月末で退職することが決まり、母子の危険性が高い「ハイリスク妊婦」の受け入れを同病院で続けるためには、派遣が必要と判断した。

 派遣は平日の日中に限定。小児医療センター未熟児・新生児科の常勤医七人を交代で各日に一人派遣する。

 ハイリスク妊婦に対応できる「周産期母子医療センター」の県内指定病院は、さいたま赤十字病院を含めて十カ所ある。だが、同病院では常勤医全員が退職を表明したため受け入れが中止される可能性が高まっていた。 (杉本慶一)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120820/CK2012082002000142.html

1759名無しさん:2012/08/22(水) 14:22:23
未来の医師確保 高校生に「授業」 静岡・藤枝市

超音波検査の模擬体験をする高校生たち=藤枝市駿河台4丁目の藤枝市立総合病院

 医師や看護師の不足に悩む病院が多い中、将来の人材確保を目的に、医学部や看護学部への進学を目指す高校生を対象とした施設見学や受験相談などの「課外授業」を17日、静岡県藤枝市立総合病院(毛利博院長)が初めて開いた。青田買いならぬ、医大などへの入学もしていない高校生の「種籾(たねもみ)買い」ともいえる試みだ。

 「課外授業」には、同市内に住むか、市内の学校に通う高校生54人が参加した。同市出身で里帰りしていた医学生と看護学生による受験相談や、病院食の試食、検査器具を使っての模擬診察、若手研修医との座談会、元浜松医大准教授で面接官の経験もある白石義人・副院長による模擬面接など内容は盛りだくさん。超音波検査の模擬体験では検査技師の指導の下、画面に映し出された拍動する心臓や大腸内部の便の様子に見入っていた。

 「課外授業」を受けた藤枝明誠高3年の永井悠太君は「医者になりたいという思いが強くなった」、藤枝東高3年の山田久修君は「実際の手術などを見学して、医師不足の解決に自分が役立ちたいと思った」と話した。

http://www.asahi.com/edu/news/chiiki/TKY201208180147.html

1760名無しさん:2012/08/22(水) 14:27:00
自治体病院常勤医 241人不足…青森

 青森県内の市町村などが運営する全自治体病院の常勤勤務医数が各病院が必要とする医師数の合計よりも241人不足し、充足率が68・3%にとどまっていることが県国民健康保険団体連合会(県国保連)のまとめでわかった。

 県などは医師確保に努めているが、事態の改善に決め手を欠くのが現状だ。

 県国保連によると、県内には25の自治体病院があり、運営上必要とされる医師数は760人だが、常勤医師は519人だった(5月1日現在)。前年度の充足率は66・1%でこの5年間はほぼ横ばいの状態だという。

 病院別では、つがる西北五広域連合鰺ヶ沢病院が42・9%で充足率が最低。国保三戸中央病院(43・8%)、つがる西北五広域連合かなぎ病院(50%)が続いた。必要な医師数を確保しているのは国保外ヶ浜中央病院、六戸町国保病院だけだった。

 診療科別では、眼科(37・5%)、麻酔科(38・5%)、放射線科(42・9%)が特に少なかった。専門的でなり手が少ないためとみられる。激務とされる産婦人科(63・2%)や小児科(66・7%)も低水準で、100%以上の診療科は一つもなかった。

 そもそも本県の医師の絶対数が少ないことが充足率の低さの背景にある。厚生労働省が調査した人口10万人当たりの本県の医師数は182・4人(10年末現在)。全国平均219人を大きく下回り、全国42位だ。

 県などは弘前大医学部の入学金を免除するなど医師確保を目指しているが、思うような効果が出ていない。県国保連によると、〈1〉へき地での勤務が敬遠される〈2〉県内出身の医学部生が少ない〈3〉専門分野が細分化し都市部の病院に勤務する志向が強い――などが背景にあるという。

 医師不足の結果、救急医療の受け入れが困難になるほか、医師不足が原因で医師1人当たりの勤務が過酷になり、病院に定着しにくくなる「負の連鎖」が起きるなど事態は深刻だ。

 県国保連の寺田義秋・常務理事は「医師不足は本県が短命県であることにもつながる。地域でできることには限界があり、へき地に医師を誘導するなど国による対策が必要だ」と訴えている。

(2012年7月30日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=62480

1761名無しさん:2012/08/22(水) 15:30:36
【石川】研修医受け入れ広がる 大阪からも本年度6人 医師不足解消は遠く
2012年8月8日

能登北部地域医療研究所

 開所から二年を迎えた穴水町の公立穴水総合病院内の能登北部地域医療研究所へ研修に訪れる医師が増えている。これまで二つの大学病院から初期臨床研修医を受け入れていたが、六月には大阪市立総合医療センターから新たに医師を受け入れた。研究所が掲げる「地域医療を学ぶ若い医師が集う場を創(つく)る」という目標に近づきつつある。(宮畑譲)

 「都会の病院と違い、希望する医療行為をじっくり学べた」。七月の一カ月間、研究所が作成したお年寄りの訪問診療や救急外来などの研修プログラムをこなした大阪市立総合医療センターの札場恵医師(26)が振り返る。

 研究所はこれまで、金沢医科大(内灘町)と東大付属病院の研修医を受け入れてきた。センターからは本年度、六人の医師が訪れる予定で、穴水総合病院で学ぶ地域医療の研修に興味を示す大学病院、医療機関が広がったといえる。

 ただ、初期臨床研修医は医師としては半人前で、戦力となる後期研修医を受け入れ、同病院の医師不足を補うという最終目標には至っていない。二〇一四年まで県からの補助を受ける研究所は、残りの二年で後期研修医の受け入れを目指す。

 少子高齢化の波は、いずれ地方から都市部へも波及することが見込まれ、高齢者を中心に診療する地域医療の研修の必要性は今後、ますます大きくなる。所長の中橋毅医師は研究所の可能性について「地域医療や高齢者の医療に必要な知識が穴水で専門的に学べるというメリットが知られるようになれば、後期研修医が訪れるようになるはず」と話している。

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20120808/CK2012080802000200.html

1762名無しさん:2012/08/25(土) 09:18:52
麻酔科医師の確保は難しく、偏在化傾向も - メドピア調査
OFFICE-SANGA  [2012/08/20]

メドピアはこのほど、同社が運営する医師コミュニティサイト「MedPeer」において、全国のMedPeer会員医師を対象に実施した「麻酔科医師の確保状況」に関する調査結果を発表した。調査期間は6月8日〜14日で、有効サンプル数は2,637。

「勤務施設での麻酔科医の確保状況について、最も近い選択肢はどれですか?」と尋ねたところ、「常勤医がいるので、確保に苦労していない(35%)」という回答が最多。「大学病院なので」「東京近辺では麻酔科医は飽和状態で、フリー麻酔科医の居場所は減少。が、実態は偏在化が激しいよう」などのコメントが挙げられた。

「常勤医がいるが、足りないのでアルバイト医師がいる」は21%。「緊急は自家麻酔」「先行きの見えない状況」「なんとか調整している」「麻酔科医の少なさが手術数に影響している」といったコメントが見られた。

「常勤医がいないので、すべてアルバイト医師」は13%。「大学病院や他院の医師にその都度依頼している」という声が多く、常勤医の確保が難しくなっているようだ。

「その他」と回答した25%については、「常勤医がいるが、不足している」「本格的に麻酔医が必要な手術は、他の施設に依頼している」などのコメントを見られ、やはり厳しい状況がうかがえる。

http://news.mynavi.jp/news/2012/08/20/064/

1763名無しさん:2012/08/25(土) 09:51:44
>>1762
コメント

麻酔科(麻酔科学)は外科(外科学)から派生して出来た診療科(講座)。
古い外科医は麻酔も出来たというのに・・・
「専門家」、「専門家」、「専門家」・・・・で全く情けないことだ>外科医

1764名無しさん:2012/08/25(土) 10:27:40
>>651
>どの程度儲けているのか?

衆院小選挙区にたとえると「農村部」の開業医は、まず儲からない。跡継ぎがいても後を継がないで都市部の公立病院の勤務医(=公務員)や私立病院の勤務医になるくらいですから。

儲けていたのは昔は産婦人科(と医師ではないけど開業歯科医師)。今は全く儲からない。

大都市部の精神科医(心療内科医、神経科医、精神神経科医、神経精神科医)は儲かっていそうです(完全予約制で急患も受け入れず)。某元代議士(ヒント:栃木)なんかは東京の、それも一等地で「ハートクリニック(要するに精神科)を開業しています。

「農村部」の医師不足は深刻。開業医の高齢化(<全国的な傾向)で地域医療が崩壊・・・しそうな地域ばかり。例えば眼科を例にとると、ひとつの眼科から次に近い眼科がクルマで2時間近くもかかります。そのひとつが引退で閉院となれば、より過疎化。

とはさんの好きなTPP参加で「農村部」の医療は確実に崩壊です。。。。

1765名無しさん:2012/08/25(土) 10:56:52
書いたついでに、よく勘違いされる「神経内科」と「神経科(精神科)」。
神経内科は神経の器質的疾患を取り扱うもので、神経科とは全く異なる。

脳神経外科の内科バージョンが神経内科と考えれば、神経内科と神経科との違いが分かりやすいと思います。(神経内科のほうが脳外よりも歴史は古いですが例えとして)

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正確に歴史を辿ると「精神科」と「心療内科」も、かつては別物。
「心の病が原因で内科の病気に罹患している患者さんを治そう」としたのが「心療内科」の始まりで「心療内科」は「『内科』の一分野」でした。
精神科医が100人いたら、心療内科医は一人いるか、いないか程度の比率。

歳月は流れ、街を歩いていたときに知り合いの精神科医のクリニックの看板に「心療内科」も加わっているのを見て「先生、看板に『心療内科』は、ズルいんじゃないですか?」と聞いたら、「それがね。精神科医でも心療内科を標榜できるようになったんだよ」と。今ではすっかり「精神科」≒「心療内科」。

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精神科のレベルで国内ベスト5には入る東京医科歯科大学付属病院(東医歯大、通称:医科歯科)。
ここでは、かつては「神経科」としていたのですが「神経科」と「神経内科」の外来を勘違いする外来患者が多かったためか、今では「精神科」となっているようです。
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医学の歴史を更に辿る。医学が未発展だった時代の診療科は僅か3つ(3科)。
「内科」、「外科」、「精神科」の3つのみ。

ここで凄いと感じることは、精神科は古くから内科とは別個に扱われていたということ。

1766名無しさん:2012/08/25(土) 14:03:01
内科VS精神科

変なタイトルですが意味を説明すると、

①風邪の患者が近所の精神科で処方箋を出してもらう
②不眠の患者が近所の内科で処方箋を出してもらう

ということがあり、「内科(開業医)VS精神科(開業医)」と商売敵になることがよくあります。

その点、総合病院はあまり問題なし。不眠の患者が内科を受診しようものなら「精神科へ」と患者にハッキリ言う。(その総合病院に精神科がない場合は、そのまま内科で治療しようとするかも?)

1767名無しさん:2012/08/25(土) 14:18:25
これは保守スレに投下すべき話だろうなー。


ある総合病院の医師は言う「小泉・竹中路線で、このままでは日本の医療は大変なことになると僕らは思ってね」⇒2009総選挙白衣の反乱へ

民主党政権誕生

日本医師会の会長選挙で自民寄りの医師が当選

新自由主義を推し進める野田内閣・・・・

票は大方自民へ(予想)

武見太郎を覚えている方々は医師会は政治力を持っていると思うかもしれませんが、それはもう昔の話。
政治力だけなら、看護師>>>>>医師(人数の圧倒的な違い&進む開業医の高齢化)

1768名無しさん:2012/08/25(土) 14:21:44
>>1767訂正

×これは保守スレに投下すべき話だろうなー。

○これは自公スレに投下すべき話だろうなー。

1769名無しさん:2012/08/25(土) 18:20:30
衆院小選挙区のように
「大都市部」、「都市部」、「中間部」、「農村部」と分類して
大都市部、例えば東京は病院が乱立しているから患者の側に病院を選ぶ権利が充分ある。対極の農村部では病院を選ぶ権利は皆無に等しい。

農村部の内科を見ると「おやっ」と思うことがある。

この患者さんは毎回、点滴のみで終わり、この患者さんは問診、BP(血圧)、触診、聴診で終わり、と患者さんが常連だらけのためか、診療がどんどん進む。
大都市部と違って患者さんと医師や看護師との雑談が多い。

公立病院(総合病院)の内科は外来が多く待合室は田舎らしく社交場と化している。小さな医院の内科は閑散としていることがよくあるが、これで、どうやって稼いでいるのか・・・・?と思ったりします。

1770名無しさん:2012/08/25(土) 19:48:39
スレチですが、ここに投稿

渡辺喜美は栃木の医療事情を知っていて、しかも兄妹は医師。
それでいてTPP賛成・・・=みんなの党は支持者の多い大都市部偏重なんだな。。。

1771名無しさん:2012/08/26(日) 12:49:45
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001208250004
医師流出止まらず
2012年08月25日

 ●県中地域で深刻化

 原発事故の影響による県内の医師数減少に歯止めがかかっていない。2024人いた病院の常勤医は8月現在で79人減少し、特に県中地域では医師の流出が深刻化している。救急医療への影響も懸念され、県外に流出した医師やその家族に対する安心確保策が急務となっている。

 県内の医療関係者が参加して23日に開かれた県地域医療対策協議会で、県が明らかにした。県の調査によると、8月1日時点で県内の病院に勤務する常勤医数は1945人で、原発事故前の2024人から79人減った。原発事故前と比較した減少数は、昨年8月時点が46人の減少、昨年12月時点が71人の減少と拡大。今年4月は64人減と改善の兆しが見えたが、8月にはさらに15人が減少した。

 地域別にみると、減少数が最も多いのは相双地区の46人だが、大半が避難区域で休止中の病院に勤務していた双葉郡の医師。相馬やいわきの医師数はほぼ震災前まで回復したという。一方、県中地域では31人の減少と医師不足が深刻化している。この日の協議会では「診療科によっては今にも崩壊しそうな病院がある」などの訴えが相次いだ。

 県は昨年度、被災した医療関係者を雇用する病院への人件費補助などに3億1千万円を支出。県内病院への就職に結びつけるドクターバンク事業で4人が就業するなど対策に懸命だが、震災前の水準に届いていない。県病院協会の前原和平会長は「医師の家族の安心につながる対策や、復興への意欲を持つ医学生の育成に取り組むことが重要」と話した。

1772名無しさん:2012/08/26(日) 12:54:35
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120824/860961
お産可能な医療機関、6年で2割減 県内
(8月25日 朝刊)

 お産ができる県内の病院と診療所は4月現在41カ所で、50カ所だった2006年4月から9カ所減ったことが県保健福祉部のまとめで分かった。6年間で約2割の減少。ベテラン産科医の退職や、大学病院から各病院への産科医派遣が困難になっているためだ。同部は「周産期医療を取り巻く環境は厳しい状況にある」として、産科医の確保に努める考え。

 県のまとめによると、集計を始めた06年から12年にかけて、お産ができる病院は14カ所から10カ所、診療所(19床以下)は36カ所から31カ所に減少した。

 県内では上都賀総合病院(鹿沼市)が今年4月から、小山市民病院が11年4月から産科を休止し、お産の扱いを取りやめた。下都賀医療圏(小山、栃木、下野市など)では、一般の産科では対応できないハイリスクの妊婦らを受け入れる「地域周産期医療機関」がない状態が続いている。

 佐山雅昭県産婦人科医会長は「危ういバランスの上で本県の周産期医療が支えられている」と指摘。産科医確保に向けて「診療科ごとの医師の偏在や、大都市圏に集中する医師の偏在を解消するための対策が必要だ」と訴える。

1773名無しさん:2012/08/26(日) 13:07:05
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-196025-storytopic-11.html
先島の県立病院 即座に危機的状況解消を2012年8月24日

 先島の県立八重山、宮古両病院が運営面で危機に瀕している。

 八重山病院では施設の老朽化が激しく、7月に生理検査室の給湯管が破裂、室内に熱湯があふれ検査室が一時使用不能となった。3月には病室天井のコンクリートが劣化して金具が脱落、照明器具が傾いたため患者1人を避難させていた。宮古病院では、派遣元の病院の人員不足や体調不良によって内科医が不足、23日から内科外来への新規患者の診療を休止する。

 いずれも人の命に関わる由々しき問題だ。県は患者の命を守る視点で、即刻対応すべきだ。

 八重山病院は築32年。老朽化はこれまでも指摘されており、八重山の医療を守る郡民の会などが早期の新築などを求めてきた。同会は既に、石垣市や県八重山事務所には同病院の新築を、八重山市町会には病院新築検討委員会の早期設置を要請している。

 郡民の会は要請の中で、給排水や電源供給設備などのインフラがいつ破綻してもおかしくない状況であること、夏場でも冷房機器が十分に稼働できず患者が早期退院を求めるなど厳しい療養環境にあること、などを訴えた。にもかかわらず、機能不全に陥ってしまったことで、県の病院事業は危機感の欠如、マネジメントの甘さを批判されても仕方がない。

 県の川上好久総務部長は、6月に両病院を視察し「病院は安心・安全のインフラだ」と語り、整備の必要性は感じているようだが、対応が鈍すぎないか。

 けがや病状の悪化などの被害は報告されていないが、以前から老朽化が指摘され影響が出ていたことは確かだ。県は予算を捻出して速やかに改善に着手すべきだ。

 一方、宮古病院では外来患者の多い内科で新患外来が休止となった。住民は大きな不安を覚えているだろう。安谷屋正明院長は「内科医個々の業務量が増え、入院患者の診療で精いっぱい。新規の外来患者は開業医などを受診してほしい」と訴える。ここでも、現場と県の病院事業局が連携を密にして外来に穴が開く事態をなんとか回避できなかったのか、素朴な疑問が湧く。

 両県立病院は先島住民の「安心・安全」を支える拠点だ。地域によって住民が受けられる医療に差があってはならない。県は他の懸案に優先して、両病院の危機的状況の解消に取り組んでもらいたい。

1774名無しさん:2012/08/26(日) 13:37:14
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005328946.shtml
「平穏死」に反響 尼崎の医師の著書ベストセラー 

 兵庫県尼崎市の医師、長尾和宏さん(54)が、在宅死を勧める「『平穏死』10の条件」を執筆し、話題を呼んでいる。28年の医師人生の中で、千人以上をみとってきた長尾さん。多くの高齢者が病院での延命治療の末、亡くなる現実に一石を投じ、阪神間の書店などでベストセラーとなっている。長尾さんは「自分の最期は自分で決める」ことの大切さを力説している。(霍見真一郎)

 長尾さんは、勤務医歴11年、開業医歴17年の内科医で、同市昭和通7で「長尾クリニック」を開業している。現在会員が12万5千人いるという「日本尊厳死協会」の副理事長も務めている。

 勤務医時代には、約500人の患者を見送った。病院では、食事を自分でできなくなった患者の腹に穴を開けて流動食を入れるなど、さまざまな延命治療を施す。「多くの医師は、どうしても死を“敗北”ととらえる傾向がある」。患者の意思と違っても延命治療を中止できない実態に、疑問を抱くようになった。

 同クリニックでは在宅医療を推奨しており、長尾さんは「すでに勤務医時代を上回る最期を患者の自宅でみとってきたが、すべてが平穏な死だった」とする。終末期は、治療による苦痛などが延命効果を上回ると感じ、「延命治療を受けない選択肢もある」と説く。

 本は5章立て。表題の「10の条件」に加え、具体的なみとり体験を記し、在宅みとりに関するよくある質問に答えている。長尾さんは「一般の人だけでなく、医師にも読んでほしい」と話している。

 四六判224ページ。1400円。ブックマン社TEL03・3237・7777

(2012/08/25 15:58)

1775名無しさん:2012/08/27(月) 12:35:03
過疎地の医師不足、深刻な問題 愛南町、愛媛大生ら招きセミナー
2012.8.27 02:03

 地方における医療の現状や生活環境について将来の医療を担う若者に目を向けてもらおうと、愛媛大医学部の学生らを招いたセミナーが愛媛県愛南町で開かれた。

 同町で唯一の救急医療施設である県立南宇和病院は、医師の定員を22人としているものの、常勤医は8人にまで減少。医師不足が地域にとって深刻な問題となっている。

 御荘文化センターで行われた「愛南町の医療を考える」と題したセミナーには、医学部の学生ら約70人が参加。清水雅文町長が地域医療の現状などを説明し、南宇和病院の中村光士郎院長は「過疎地は総合医を育てる修練の場だ」と強調した。

 福島第2原発の非常勤産業医を務める同大大学院の谷川武教授(公衆衛生学)は「まず愛南町を知ってもらい、過疎地の医師不足解消へつなげたい」と呼びかけた。

 同大では医学科の卒業生約90人の半数ほどが同大付属病院など県内の病院で研修している。セミナーに参加した医学部医学科の4年生、三島修治さん(22)は「医療技術を向上させて、地域の医療に貢献したい」と話していた。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120827/ehm12082702030000-n1.htm

1776名無しさん:2012/08/27(月) 19:40:48
内科医に聞く。人間ドックで何をする?  [2012/08/18]
http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2012/08/post_2102.html

1777名無しさん:2012/08/27(月) 22:14:55
TPP参加に反対と賛成の団体一覧表

 先週25日、政府はTPPについて、46の団体の意見を取りまとめて発表した。要約した表を下に示した。
 これによると、TPP参加に賛成する団体は、経団連や経済同友会や日本自動車工業会など14の団体にすぎない。全体の中での割合は、わずか30%である。残りの70%の団体は、絶対反対や強い懸念を表している。全中や日本医師会や連合や日生協などである。
 これをみれば分かるように、TPPの賛否は工業と農業とで分かれていて、両者の意見が対立している、とみるのは事実に反している。そうではない。経団連や自動車工業会は、企業経営者の団体である。つまり、経営者と経営者以外の大多数の国民との対立なのである。そのことは、経団連傘下の企業で働く労働者の組合や消費者の組合が、強い懸念を表していることからも分かる。
 いったい、首相は経営者の意見を採るのか、それとも大多数の国民の意見を採るのか。
http://www.jacom.or.jp/column/nouseiron/nouseiron120528-16986.php

1778名無しさん:2012/08/28(火) 12:08:18
福島から避難の内科医 宇都宮で開業
(8月28日 朝刊)

 東京電力福島第1原発事故の影響で、福島県浪江町から宇都宮市内に避難している医師玉井紀男さん(43)が今夏、同市末広2丁目に内科・消化器内科を専門にする「ファミリークリニックたまい」を開業した。内科医の父親康裕さん(69)が浪江町で営む診療所で地域医療に携わってきた玉井さん。福島に残してきた患者への思いに揺れつつ、「栃木でも地域に根ざした医療を」と新たな決意で再スタートを切った。

 東京都内や県内の病院に勤務していた玉井さんは2006年から、約30年前に康裕さんが開設した浪江町の「玉井医院」で働き始めた。医療過疎地で、診療科の内科以外や時間外も対応。「病気を診るというより、患者の家族背景や人生までみていた」と振り返る。

 東日本大震災翌日の11年3月12日早朝。着の身着のまま避難所に入り、報道で原発事故を知った。脳性まひで足が不自由な当時中学1年の双子の長男、次男は、それぞれ車いすを使っている。「ここに長くはいられない」と痛感した。

 避難所で患者の高齢女性から「先生がいるならここでも安心」と声をかけられた。患者を置いていくことになる−。葛藤し、悩んだ。が、「子どもは何より守りたい」。同3月中旬、やはり医師の妻三千子さん(44)の実家がある宇都宮市へ避難した。

 義父が経営する同市末広2丁目の診療所を手伝いながら、週に数回は福島県内の避難所や仮設住宅を訪ね患者の診察を続けた。義父から後を継ぐことを勧められたが、何とか福島で診察を続けられればと思っていた。

 ところが今年1月、義父が急死。義父の患者を思い診療所の継承を決断、6月下旬に改装し「ファミリークリニックたまい」を始めた。康裕さんも週に1回、新診療所の手伝いに来る。浪江町から本県に避難している患者らも、開業を知り訪れているという。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120827/862757

1779名無しさん:2012/08/28(火) 17:40:00
医師不足解消に、高校生向けセミナーを

 長野手術時のガウンや手袋を身に着け、オペ室の管理について教わる生徒たち=安曇野市の安曇野赤十字病院

 職場体験や大学のオープンキャンパスなど、進路を考える機会が増える夏休み。長野県内では「医療」にテーマを絞り、生徒が病院で様々な体験をするセミナーも実施されている。医師不足の解消につながれば、と医学部進学者のすそ野を広げる試みだ。(佐藤美千代)

■信州大と病院連携現場体験

 「呼吸ができなくなった時、こうして気管に管を入れます。入った?」「うーん、わかりません」「胃に入ってしまいましたね」

 生徒たちは模型の口の奥をのぞき込み、恐る恐る管を差し込んだり、空気を送って首尾を確かめたり。

 長野県安曇野市の安曇野赤十字病院で先月31日にあった、「高校生医療現場体験セミナー」。病院の役割を丸一日かけて学ぶプログラムに、医師やほかの医療職を志す高校生44人が参加した。

 医療の技術訓練に使われる「シミュレーター」で内視鏡の操作や採血に挑戦し、院内のリハビリ室、オペ室、放射線室など各部門を見学。それぞれの担当職員に説明を受けながら、その職種を選んだ理由や仕事への思いも聞いた。

 生徒たちの大半は、見るのも触れるのも、初めてのことばかり。想像を上回る内容だった、と松本県ケ丘高3年の高橋佳暉さん。「医療の中で、実際に就く職種は一つ。それぞれを知ったうえで将来を考えられるのはいいと思いました」

 医師志望の松本深志高2年、岡沢優志さんは、おなかの中の赤ちゃんの顔も鮮明に見える、医療機器の性能に驚いた。「学校の授業と違い、直接、医療に関わることが学べたのは貴重。医者の仕事が具体的にイメージできました」

 このセミナーは、信州大学医学部の「地域医療推進学講座」が、県医師確保対策室の委託をうけ、一昨年から開いている。6回目にあたる今回、安曇野赤十字をはじめ県内各地区の4病院が会場になった。

 同講座は県内の医師不足や、地域、診療科による偏りの解決策を探ろうと、3年前、県の寄付講座としてスタート。医学部生や研修医に対し、地域医療への理解を深めてもらう勉強会や実習を行っている。

 それと同様、「将来、県内で働く医師を増やすこと」を目的に、高校生向けのセミナーも企画した。進路を考える段階で現場を知ることで、医学部進学への興味や意欲を高めてもらおうとの発想だ。

 予備校の校舎長や医師が講演する「医学部進学セミナー」や、各高校を講座の医師が訪ね、医学部の教育内容などを紹介する説明会も開いている。

■医学部志望者増へ 地道な努力続ける

 県医師確保対策室の調査によると、県内の高校から大学の医学部医学科に進学した数は、2003年の59人から徐々に増え、今年は130人近く。10年間で倍増した。

 従来から医学部志望者が多い松本深志高校では今年、浪人生も含め44人。医療現場体験セミナーには毎回、生徒十数人が参加。「生徒の希望を実現する、よい手助けになっています」と、進路指導主事の小沢健二教諭はいう。

 信大地域医療推進学講座の中沢勇一准教授は、セミナーや説明会の効果は未知数、としながら、「信大に限らず医学を志す生徒が増えるよう、地道な努力を続けたい」と話す。

 医学部の入学定員そのものも増えている。国は一時期、全国の定員を約7600人まで抑制していたが、医師不足が深刻化した長野や東北地方の大学を皮切りに、2008年度から拡大。今年度は約9千人まで増員している。

 同時に、景気低迷を背景に、受験生の間では、医師をはじめ「資格」につながる学部・学科を選ぶ傾向が強まっているという。

 「医学部は枠が広がった分だけ志願者も増え、私立は以前より難易度が高くなっています」と、長野予備学校(長野市)。

 私大医学部も高額な学費を奨学金制度などで減免する例が増え、金銭面のハードルが低下。医師になった後の勤務を条件に、自治体や病院が貸し出す修学資金制度も、医学部志望を後押ししているという。

 医療がドラマの主題になったり、先端の研究がニュースで取り上げられたりと、若者の関心を呼ぶきっかけは多様、と長野予備学校の小林裕之・北信本部長。「過疎地の医師になろうという人を増やすには、小中学生ごろから地域医療の実態に触れさせるのも一案ではないでしょうか」

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201208150299.html

1780名無しさん:2012/08/28(火) 19:28:42
http://www.oita-press.co.jp/worldSociety/2012/08/2012082801001973.html
警視庁、重大事件に医師派遣へ
[2012年08月28日 16:35]

 警視庁と日本医科大病院(東京都文京区)は28日、人質を取った立てこもり事件などの現場に医師をあらかじめ派遣し、負傷者の応急処置に当たる「事件現場医療派遣チーム」(IMAT)の運用協定を結んだ。こうした取り組みは全国の警察で初めて。9月1日から運用を始める。

 警視庁によると、バス、船舶などの乗っ取りや凶器を使った人質立てこもり、突発的な重要事件で被害者や容疑者、警察官らが負傷する可能性のある場合、警視庁が日本医大病院高度救命救急センターに出動を要請する。

 センターは医師1人、看護師2人を1チームとして現場に派遣する。

1781チバQ:2012/08/29(水) 22:00:05
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001208290005
基幹病院 調整が難航
2012年08月29日

 三条、燕、加茂市など県央地域に救命救急センターを備え、がんなどの高度医療もできる「基幹病院」をつくる構想が難航している。重篤な患者や負傷者の命を救える態勢を、との声は強いが、場所をめぐる自治体間の綱引きが続き、他の病院のベッド数や診療科目など調整課題は多い。


     ◇


 県は、県内を七つの「医療圏」にわけて、急病を手当てする救急病院(2次救急)、重症患者に対応する基幹病院(3次救急)を整備する計画をまとめているが、3市に田上町と弥彦村を加えた県央と、魚沼の二つの医療圏には、まだ基幹病院がない。


 県医務薬事課によると、県央の人口10万人当たりの医師数は133・9人(2010年)で、県内では魚沼の次に少ない。08年の調べでは、救急搬送では19%が域外の病院に向かう。特に小児科では、この割合が34%に上っている。


 新潟市民病院や長岡赤十字病院といった基幹病院に行くには、救急車でも40〜50分かかることもある。このため、県央の市町村は08年ごろから基幹病院をつくる話し合いを始めた。だが、建設場所をめぐり、加茂市が「県立加茂病院の移転・新築に合わせて併設を」と主張。他の4市町村が「JR燕三条駅近く」を求め、合意できなかった。


 09年度から県が間に入り、建設場所を棚上げして調整した結果、今年2月、500床規模の基幹病院をつくり、他の病院との役割分担を再構築することで一致した。


 この地域の総合病院のうち、県は三条総合、燕労災、県立吉田、県立加茂の4病院を再編する考えだ。三条総合か、燕労災のいずれかを基幹病院とし、ベッド数を増やして、高度な医療機器を導入する一方、他の3病院のベッド数や診療科目は減らす方向で検討している。


 北島智子副知事らは6月、三条総合、燕労災の両病院側と面会し、基幹病院の運営を引き受けてくれるか、打診を行った。三条総合病院を経営する県厚生農業協同組合連合会(県厚生連)、燕労災病院の経営母体・労働者健康福祉機構(本部・川崎市)とも「どんな病院をつくりたいのかを聴いた。検討の前の段階」と慎重だが、この動きに対して、県立加茂病院の基幹病院化を求める加茂市は反発を見せている。


 基幹病院がいつできるか、時期ははっきりしない。栗山三衛・県医務薬事課長は「地元病院が縮小されても、基幹病院との連携で、今より良い医療が受けられることを納得してもらうことが大事。期限を切るべきではない」と話している。(三木一哉)

1782チバQ:2012/08/29(水) 22:04:04
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2897745/9424855?ctm_campaign=txt_topics
米FDA、抗HIV薬「Stribild」を認可 1日1回の服用で効果
2012年08月28日 12:03 発信地:ワシントンD.C./米国
【8月28日 AFP】米食品医薬品局(US Food and Drug Administration、FDA)は27日、1日1回の服用で効果がある抗HIV薬の新薬「Stribild」を承認したと発表した。

 Stribildはカリフォルニア(California)州に本社を置くギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences)が開発した薬剤で、すでに承認されている抗HIV薬2種と新薬2種を調合したもの。

 1400人以上が参加した治験で二重盲検試験を2度実施したところ、Stribildは既存のHIV治療薬2種を組み合わせた時と同等かそれ以上の効果があることが分かったという。また、48週の試験期間後10人中9人でウイルス値が検出不能なレベルまで低下した。

「継続した研究と医薬品開発の結果、HIV感染者の治療は複数の薬剤を使う方法から1種の薬剤を使うものに進化した」と、FDA医薬品評価研究センター(Center for Drug Evaluation and Research、CDER)のエドワード・コックス(Edward Cox)抗菌製品室長は語る。「数種の薬剤を組み合わせたStribildのような新薬は、HIV治療の簡略化に役立つ」

 ギリアド・サイエンシズは、オーストラリア、カナダ、EUでもStribildの承認を申請する計画だという。(c)AFP/Naomi Seck


http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2012/08/81023.php
訂正:JTの新規抗HIV薬、鳥居薬が日本で独占販売へ
2012年08月28日(火)17時06分
[東京 28日 ロイター] JT<2914.T>は28日、2012年度中に日本で製造販売承認申請を予定している抗HIV薬(インテグラーゼ阻害剤)「JTK―303」を含む配合錠について、承認取得後に、鳥居薬品<4551.T>が独占販売する契約を締結したと発表した。鳥居薬はJTに契約一時金として27億円を支払う。

鳥居薬はすでにJTの抗HIV薬として「ツルバダ配合錠」、「エムトリバカプセル」(訂正)、「ビリアード錠」などを販売している。

JTは同日、「JTK―303」の導出先である米国ギリアド・サイエンシズ社が同配合錠について米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したと発表している。

*抗HIV薬の名称を訂正します。

1783名無しさん:2012/08/30(木) 12:24:17
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=64078
医師不足診療分担も…鳥取市立病院

鳥取市立病院(鳥取市的場)の循環器内科の休止状態が1年以上続いている。

 市立病院はこれまで、岡山大学から医師の派遣を受けてきたが、同大学が医師の引き上げ方針を打ち出したため、昨年4月から休止を余儀なくされた。鳥取大学からの支援を求めるなどして再開にこぎ着けようとしてきたが、交渉は進まず、好転の兆しは見えていない。2000年から始まった新人医師の臨床研修制度の影響も受け、各地の医師不足が深刻化するなか、鳥取などの地方の地域医療をどう守るか、課題は大きい。

 医師引き上げ方針が明らかになったのは、昨年3月。それまで岡山大から2人の派遣があり、心疾患などを抱える約500人の入院・通院患者を診療してきたが、岡山県北部にある同大学関連病院の医師を充足させるとの方針変更で、市立病院への派遣が打ち切られた。市立病院では小児科が08年9月から2年間、鳥取大からの医師引き上げの影響で休止となり、粘り強い交渉の末、何とか派遣再開にこぎ着けたところだっただけに、循環器内科の休止の衝撃は大きかった。

 「何とか常勤の医師派遣をお願いできませんか」。今年2月、鳥取大との意見交換会で鳥取市立病院の坂本雄司事務局長は、能勢隆之学長に直訴した。しかし、能勢学長は「市立病院の循環器内科は岡山大から派遣を受けてきた経緯がある。すぐに鳥取大から派遣するのは難しい」と難色を示した。鳥取大の関連病院は県内だけでなく、島根県や兵庫県北部など88か所に上る。同大学広報は「自分たちの診療圏を守る必要があるため、派遣する医師の余裕はない」と説明する。

 循環器内科医は心疾患の患者だけを担当するのではなく、様々な病気の手術前に、心臓が手術に耐えられるかなどを診断するなど、重要な役割を担い、どの病院でも欠かすことができない専門医だ。

 昨年7月から鳥取大から週1回半日だけ、非常勤医師の派遣が実現し、何とか急場をしのいでいるというが、市立病院の担当者は「患者の容体の急変などを考えると、常勤医師がどうしてもほしい」と訴える。

 厚生労働省が10年に行ったアンケートによると、県内では合計で約170人の医師が不足しているという。県は06年度に、医学部卒業後に県内の病院に勤務すれば返済を免除する奨学金制度を創設。他の奨学金制度も活用して、20年までに約100人の医師を養成するとしている。

 一方で、診療科の休止なども相次いでいる。県済生会境港総合病院(境港市)は07年4月に産科診療を休止。4月には岡山大学病院三朝医療センター(三朝町)の入院患者の受け入れが打ち切られた。臨床研修制度で、大学の医局の医師が減り、地方病院への派遣人数が減少しており、県内で唯一、医学部を持つ鳥取大も02年に322人いた医師が今では308人になった。

 高齢社会を迎え、医療サービスを受ける人口が増えるなか、医師不足の解消は自治体にとって緊急性の高い課題でもある。

 筑波大学の前野哲博教授(地域医療教育学)は「少ない医師を取り合うこと自体の発想を変えなければ解決しない。医師の数は決まっており、全ての病院の診療科を維持することには無理がある。人材確保以外にも打つ手はあり、病院ごとに専門分野を分散させるなど、様々な角度から打開策を検討することが必要」と指摘する。(伊藤晋一郎)

 臨床研修制度 2004年度に、医師が将来専門とする分野にかかわらず、基本的な診療能力を身につけるため、大学卒業間もない医師は2年間以上、内科や小児科など7診療科で臨床経験をすることを必修化した。研修先を自由に選べるため、都市部の有力病院を選ぶ新人医師が増え、地方で医師不足が深刻になった。

(2012年8月30日 読売新聞)

1784名無しさん:2012/08/30(木) 12:52:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20120828-OYT8T01673.htm
埼玉病院への小児科医派遣、県が慶大に要請

 志木市立市民病院の小児入院患者の受け入れ休止を受け、県は、同病院と共に小児2次救急医療圏の朝霞地区(志木、新座、朝霞、和光市)の拠点を担う国立病院機構埼玉病院(和光市)への小児科医派遣について、慶大医学部に要請していることを28日明らかにした。

 志木市立市民病院は非常勤医師の退職に伴い、8月から小児入院患者の受け入れを休止。インフルエンザが流行する冬などに、埼玉病院に入院患者が集中し、小児科医の負担が増すことが懸念され、埼玉病院と県が、医師を派遣できる機関を探していた。

 派遣を受けるにあたっては、埼玉病院に特定のテーマを研究する寄付講座を設置する。講座に必要な費用、年3000万円のうち、県が半分、残り半分を4市が負担する。4市は近く議会に補正予算案を上程する。現在、埼玉病院の小児科医は常勤が8人、非常勤が9人の態勢だ。派遣する医師の数は調整中という。

 新座市の須田健治市長は28日、「小児救急医療の整備は、待ったなしだ。埼玉病院が新たな対応をしてくれることで、安心している」と話した。

(2012年8月29日 読売新聞)

1785名無しさん:2012/08/30(木) 19:28:21
TPP反対で決議 超党派国会議員約190人2012.8.30 19:18

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対する超党派の国会議員約190人が30日、東京・永田町の憲政記念館で集会を開き、野田佳彦首相に対し、来月上旬のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や中旬の国連総会で交渉参加表明を行わないよう求める決議を採択した。

 集会には、みんなの党を除く民主、自民、公明、国民の生活が第一、社民、共産などの主要政党が軒並み参加した。民主党の山田正彦元農林水産相はあいさつで、「政府がかなり着実に交渉参加に向けた準備をしている。どんなことがあっても交渉参加を断固阻止したい」と述べた。

 集会の後、山田氏ら国会議員有志約30人は首相官邸を訪れ、藤村修官房長官に交渉への参加表明反対を申し入れた。藤村氏は29日の記者会見でAPEC首脳会議での表明を見送る方針を明らかにしていた。

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120830/mca1208301919011-n1.htm

1786名無しさん:2012/08/31(金) 15:34:59
三木市民病院脳神経外科 入院・救急受け入れ再開 

 三木市民病院(兵庫県三木市加佐)の脳神経外科の入院や救急の患者受け入れが、10月から4年ぶりに再開されることになった。医師不足のため、現在は非常勤医による外来診療のみとなっており、神戸大脳神経外科助教の三宅茂医師(44)を脳神経外科部長として招く。9、10月には外科、耳鼻咽喉科の医師も増員となり、来年10月の三木、小野統合病院の開業を見据え、診療態勢がさらに充実する。(斉藤正志)

 脳神経外科は、かつて三木市民病院の“強み”とされていた分野で、2005年まで3人の常勤医が在籍した。しかし退職が相次ぎ、08年10月には常勤医がいなくなり、入院や救急の受け入れを休止。病院経営が悪化する要因の一つになった。

 三宅医師は、公立豊岡病院や神戸大医学部付属病院などで勤務経験がある。10月1日付で着任し、1人態勢となるため、入院診療や昼間の救急受け入れが中心になる。手術は当面、緊急性の高い患者のみとなるが、看護師教育や医療機器の整備をした後、来年1月から手術数を増やす。来年4月にはさらに専門医1人が就任予定という。

 また9月1日付で、神戸大食道胃腸外科准教授の黒田大介医師(54)が副院長兼外科部長に、神戸赤十字病院耳鼻咽喉科部長の山本一宏医師(45)が耳鼻咽喉科部長に就任。外科と耳鼻咽喉科にはさらに1人ずつ医師が着任し、10月には常勤医が計44人となる。

 薮本吉秀市長は「脳神経外科の入院・救急の再開は悲願だった。病院経営への影響も大きい。ようやく実現することになり、感無量だ」と話した。

(2012/08/31 09:15)
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0005342281.shtml

1787名無しさん:2012/09/01(土) 11:40:51
甲府病院・過剰被曝発覚から1年
2012年09月01日


被害者の会は街頭での署名活動も始めた=8月16日、富士河口湖町船津

   ■不安・不信残る被害者 信頼回復努める病院

 市立甲府病院での過剰被曝(ひばく)が発覚して1日で1年。診療放射線技師らが医師法違反容疑で書類送検されたが、甲府地検の刑事処分の判断はまだ出ていない。患者や家族の不安は消えず、甲府市や病院への不信も残る。一方、信頼が失墜した病院は安全管理態勢の立て直しに努めている。

   ◇真相究明、署名活動続く

 「できるだけ忘れるようにしているけど、ときどき思い出して、不安な気持ちになる」

 4歳の長女が過剰被曝した30代の女性は、1年経っても忘れることはできない。女性はこの間、子どもへの影響について病院外の医師4人に相談。どの医師からも「子どもの将来への影響はない」と言われた。だが、「専門的なことはわからないので、本当に大丈夫なのか。不安な気持ちは残る」と漏らす。今後も長女に過剰被曝の事実を伝えるつもりはないという。

 患者の有志とその家族でつくる被害者の会は真相究明ための第三者委員会の設置を求め、友人、知人からの署名に加え、8月からは街頭での署名活動を始めている。市が第三者委員会を設けたが、それとは別組織の設置を求める。

 0歳の長男が過剰被曝した女性は「1年経ち、市や病院と冷静に議論できるようにな
った。でも、真摯(しんし)に向き合ってくれているとは思えない。市の設置した第三者は、本当に第三者なのか疑問。まったく病院と関係のない人に、真相を究明してもらいたい」。

 これまでに9千人を超える署名が集まった。署名簿は9月、市長と市議会に提出する予定だ。

 一方、病院側は7月に2回目となる患者説明会を開き、医療安全態勢への取り組みについて報告。患者らへの無料の年2回の健康診断や心の相談も続ける。だが、被害者の会が求めている真相究明のための第三者委については「検察の捜査の行方を見守っている段階」として、設置のめどはたっていない。

   ◇検査 指さしチェック

 「111(メガベクレル)、74……」。8月28日朝、市立甲府病院のRI(核医学)検査室で、診療放射線技師がメーカーから届いたばかりの薬剤ラベルを「指さし」でチェックしていた。薬剤師が立ち会い、薬剤の種類や放射線量を帳簿に記入してゆく。

 病院は、過剰被曝の発覚後、検査に関わる手順やルールを「RI検査マニュアル」にまとめた。患者に薬剤を打つ前に、技師が改めて薬剤の放射線量を計測。正しい数値かどうか医師か看護師が確認し、投与量をカルテに記録、記録簿に投与した医師の名前を記入することなどを定めた。さらに診療放射線技師が薬剤の投与量を変えられる「ジェネレーター」をやめ、検査ごとに決まった量だけが届く「シリンジ製剤」に限定し、事故が起こりにくい態勢を整えた。

 「本来、どれも当たり前のことなんです」。今春、放射線部の立て直しのため山梨大医学部付属病院から移ってきた佐野芳知(よしとも)技師長(61)はそう指摘する。この5カ月、その「当たり前のこと」を技師に覚え直してもらうよう、「他の病院より厳格なルールを適用して指導してきた」という。

 病院は、問題の遠因になっていた人員不足の解消にも取り組んだ。本来、投与量をチェックする立場にあった放射線診断医は、問題発覚当時1人だけ。その医師も「時間が足りず、現場任せにしてしまった」と認めていたため、今春、放射線診断医を1人増員した。

 小沢克良院長は「問題があった検査以外にも、職員に心のゆるみがあった。1年間、職員の意識改革に努め、成果は出てきたように思う。失った信頼はひとつひとつの努力で回復していくしかない」と話す。(板垣麻衣子、真海喬生)

 市立甲府病院での過剰被曝 放射性物質を使って腎臓の機能を調べる検査で、1999〜2011年に少なくとも子ども84人が、日本核医学会の定める基準の2倍以上の放射性テクネチウムを投与されていた。県警は、医師が決めるべき放射性物質の投与量を診療放射線技師が独断で決めていたとして、医師法違反(無資格医業)の疑いで捜査。今年3月に自殺した診療放射線技師長補佐の男性(当時54)と、40代の診療放射線技師の男性を5月に同法違反容疑で甲府地検に書類送検し、地検が捜査をしている。
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001209010002


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