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Tohazugatali Medical Review

1718荷主研究者:2012/04/18(水) 01:18:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120309t13019.htm
2012年03月09日金曜日 河北新報
皮膚で光を感知、東北大グループがマウス使い発見 応用期待

 東北大大学院生命科学研究科の八尾寛教授(神経・筋肉生理学)らの研究グループは、光を感知するタンパク質を遺伝子に組み込んだマウスが、光を皮膚で触覚として感じる「スーパー感覚」を持つことを発見した。光を使って動物と会話をしたり、人が指先で簡単な漢字を識別したりできる技術への応用が期待される。

 研究グループは、マウスに、単細胞の緑藻「クラミドモナス」の光を感知するタンパク質「チャネルドロプシン2」の遺伝子を組み込んだ。

 このタンパク質は、感覚にかかわる神経細胞が集まる脊髄の後根神経節のうち、皮膚の感覚や筋肉の曲がり具合を感知する大型の神経細胞で作られることを確認した。

 研究グループが、このマウスの足の裏に青色発光ダイオード(LED)の光を当てたところ、まるで何かに触れたように足を動かす反応が見られた。マウスの皮膚では、光が後根神経節細胞の神経の末端で受け取られ、脊髄、脳を経て触覚として感じ取ったと見られている。

 生物の感覚は、物理的なエネルギーを感覚器が受け取り、脳に伝えることで生まれるが、形、動き、大きさ、手触りなどの感覚が識別されるメカニズムはほとんど解明されていない。

 研究グループは今後、光を使って、さまざまな感覚のパターンを作り、マウスの反応を分析する。八尾教授は「研究が進むと、光を用いて動物に情報や命令を送ることができる。指先で文字や画像を読み取る技術開発のファーストステップにもなる」と期待している。

 研究成果は6日付、米学術誌「Public Library of Science ONE」に掲載された。


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