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Tohazugatali Medical Review
1717
:
荷主研究者
:2012/04/18(水) 01:10:41
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120307t15017.htm
2012年03月07日水曜日 河北新報
マウスの寿命3割伸ばす 東北大グループが成功
血管内皮細胞での炎症反応を抑えることで、マウスの老化を遅らせ、平均寿命を3割伸ばすことに、東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授(代謝学)らの研究グループが成功した。マウスが正常な体重の場合は長寿になり、肥満の場合は病気の進行を防ぐ効果があった。健康を保ちながら寿命を伸ばすアンチエイジング療法の開発につながると期待されている。
研究グループは血管の内側表面を薄く覆い、血液と接する血管内皮細胞に着目。遺伝子操作で血管内皮細胞の炎症反応を起こりにくくしたマウスを作った。
血管内皮細胞は、肥満になると慢性的な炎症が続くことが知られている。これがインスリンの効きを悪くし、糖尿病やメタボリック症候群を引き起こすと考えられている。
このマウスを肥満の状態にしたところ、慢性的な炎症反応が抑えられ、インスリンの効きも悪くならなかった。このことから、肥満の慢性炎症に、血管内皮細胞が重要な役割を果たしていることを突き止めた。
このマウスが正常な体重の場合は、老化のスピードが抑制され、活動が活発になった。筋肉の血の巡りもよくなり、体に害を及ぼす活性酸素も減少した。平均寿命を現代の日本人の平均年齢に当てはめると、83歳から108歳に伸びた。
グループは昨年、血管部位での炎症が、動脈硬化の発生を誘発することを解明している。片桐教授は「この研究では血管内皮細胞が、全身の老化を制御することが分かった。血管内皮細胞だけに選択的に働く薬を開発できれば、老化を防ぎ、アンチエイジング療法につながる」と話している。
研究成果は米国時間の6日、米専門誌「Circulation」に掲載された。
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