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Tohazugatali Medical Review

1739チバQ:2012/06/17(日) 12:10:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120616-00000303-yomidr-soci
両親の決断揺るがず 医師ら涙…6歳未満脳死
読売新聞(ヨミドクター) 6月16日(土)11時37分配信


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摘出手術を終え、記者会見する井上博・富山大学付属病院長(左)(15日午後5時35分)=細野登撮影

 富山大学付属病院(富山市)は男児の臓器摘出手術が終了した後の15日午後5時半から約45分間、記者会見を開いた。

 井上博院長が、会見場に詰めかけた報道陣約70人を前に緊張した面持ちで経過を説明。国内初となった6歳未満の幼児からの臓器提供に当たって慎重な判断を重ねたことや、重い決断をした家族の様子などを話した。

 「移植でないと助からない患者と、善意で臓器を提供してよいという方がいる。そういう状況の中で、大学病院として移植に協力するのは当たり前のことだと考えている」。井上院長は記者会見で、慎重論もある中での6歳未満からの臓器提供の意義を強調した。

 同病院は、脳死での臓器提供自体が初めて。「各種委員会で慎重に検討し、移植を手がけている外部の医師の応援もいただいて問題のないように進めた」と井上院長は話す。院内の「児童安全保護委員会」が児童相談所や警察に照会して、虐待がないことも確認した。

 井上院長によると、男児は事故で心肺停止状態になり、蘇生後に低酸素性脳症になった。脳障害が重篤で回復が難しいと医師が説明した7日の時点で、両親から臓器提供の申し出があった。医師や移植コーディネーターが繰り返し意思を確認し、子供の場合は長期脳死になることもあると説明したが、「揺らぐことはなかった」という。

 両親は、手術前から集中治療室(ICU)に長時間滞在して男児に付き添った。摘出手術が終わって病院を後にする際は、医師やスタッフに頭を下げて「いろいろお世話になりました」と感謝の言葉を述べた。父親も母親も涙ぐんでいたが、「半分は自分の子供に向かって笑顔をつくっていた」。病院関係者の話では、両親の毅然(きぜん)とした姿に、見送ったスタッフは「皆泣いていた」という。「言葉にならない状態だったと思う」と井上院長は両親の胸中を推し量った。

 「本当に頭が下がる思いでいる。恐らく今後、お子さんを亡くした悲しみが増してくると思うので、周りが十分ケアをしないといけない」と井上院長は話した。


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