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Tohazugatali Medical Review

1773名無しさん:2012/08/26(日) 13:07:05
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-196025-storytopic-11.html
先島の県立病院 即座に危機的状況解消を2012年8月24日

 先島の県立八重山、宮古両病院が運営面で危機に瀕している。

 八重山病院では施設の老朽化が激しく、7月に生理検査室の給湯管が破裂、室内に熱湯があふれ検査室が一時使用不能となった。3月には病室天井のコンクリートが劣化して金具が脱落、照明器具が傾いたため患者1人を避難させていた。宮古病院では、派遣元の病院の人員不足や体調不良によって内科医が不足、23日から内科外来への新規患者の診療を休止する。

 いずれも人の命に関わる由々しき問題だ。県は患者の命を守る視点で、即刻対応すべきだ。

 八重山病院は築32年。老朽化はこれまでも指摘されており、八重山の医療を守る郡民の会などが早期の新築などを求めてきた。同会は既に、石垣市や県八重山事務所には同病院の新築を、八重山市町会には病院新築検討委員会の早期設置を要請している。

 郡民の会は要請の中で、給排水や電源供給設備などのインフラがいつ破綻してもおかしくない状況であること、夏場でも冷房機器が十分に稼働できず患者が早期退院を求めるなど厳しい療養環境にあること、などを訴えた。にもかかわらず、機能不全に陥ってしまったことで、県の病院事業は危機感の欠如、マネジメントの甘さを批判されても仕方がない。

 県の川上好久総務部長は、6月に両病院を視察し「病院は安心・安全のインフラだ」と語り、整備の必要性は感じているようだが、対応が鈍すぎないか。

 けがや病状の悪化などの被害は報告されていないが、以前から老朽化が指摘され影響が出ていたことは確かだ。県は予算を捻出して速やかに改善に着手すべきだ。

 一方、宮古病院では外来患者の多い内科で新患外来が休止となった。住民は大きな不安を覚えているだろう。安谷屋正明院長は「内科医個々の業務量が増え、入院患者の診療で精いっぱい。新規の外来患者は開業医などを受診してほしい」と訴える。ここでも、現場と県の病院事業局が連携を密にして外来に穴が開く事態をなんとか回避できなかったのか、素朴な疑問が湧く。

 両県立病院は先島住民の「安心・安全」を支える拠点だ。地域によって住民が受けられる医療に差があってはならない。県は他の懸案に優先して、両病院の危機的状況の解消に取り組んでもらいたい。


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