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Tohazugatali Medical Review

1760名無しさん:2012/08/22(水) 14:27:00
自治体病院常勤医 241人不足…青森

 青森県内の市町村などが運営する全自治体病院の常勤勤務医数が各病院が必要とする医師数の合計よりも241人不足し、充足率が68・3%にとどまっていることが県国民健康保険団体連合会(県国保連)のまとめでわかった。

 県などは医師確保に努めているが、事態の改善に決め手を欠くのが現状だ。

 県国保連によると、県内には25の自治体病院があり、運営上必要とされる医師数は760人だが、常勤医師は519人だった(5月1日現在)。前年度の充足率は66・1%でこの5年間はほぼ横ばいの状態だという。

 病院別では、つがる西北五広域連合鰺ヶ沢病院が42・9%で充足率が最低。国保三戸中央病院(43・8%)、つがる西北五広域連合かなぎ病院(50%)が続いた。必要な医師数を確保しているのは国保外ヶ浜中央病院、六戸町国保病院だけだった。

 診療科別では、眼科(37・5%)、麻酔科(38・5%)、放射線科(42・9%)が特に少なかった。専門的でなり手が少ないためとみられる。激務とされる産婦人科(63・2%)や小児科(66・7%)も低水準で、100%以上の診療科は一つもなかった。

 そもそも本県の医師の絶対数が少ないことが充足率の低さの背景にある。厚生労働省が調査した人口10万人当たりの本県の医師数は182・4人(10年末現在)。全国平均219人を大きく下回り、全国42位だ。

 県などは弘前大医学部の入学金を免除するなど医師確保を目指しているが、思うような効果が出ていない。県国保連によると、〈1〉へき地での勤務が敬遠される〈2〉県内出身の医学部生が少ない〈3〉専門分野が細分化し都市部の病院に勤務する志向が強い――などが背景にあるという。

 医師不足の結果、救急医療の受け入れが困難になるほか、医師不足が原因で医師1人当たりの勤務が過酷になり、病院に定着しにくくなる「負の連鎖」が起きるなど事態は深刻だ。

 県国保連の寺田義秋・常務理事は「医師不足は本県が短命県であることにもつながる。地域でできることには限界があり、へき地に医師を誘導するなど国による対策が必要だ」と訴えている。

(2012年7月30日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=62480


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