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地方選挙・地方政治

1片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/11(月) 22:47:01
首長選挙、議会選挙、地方政治全般

2299片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/27(火) 13:51:23
知事選で二井氏推薦自民県連、党本部に申請せず
 自民党県連は26日、山口市内で選挙対策委員会と常任総務会を開き、知事選(7月17日告示、8月3日投開票)に関し、無所属で4選を目指す現職・二井関成氏(65)の推薦を決めた。6月1日に選挙対策本部を設置する。

 同党は、知事選などで4選以上を目指す候補を推薦しないことにしており、県連は党本部には申請しない。県選出国会議員には、了解を得ているという。

 終了後、記者会見した県連の長谷川忠男幹事長は「(二井氏は)清潔な形で県政に携わっており、(多選の)弊害はない。県民の目線にたった県政運営を大いに評価している」と述べた。

 二井氏については、公明党県本部が推薦を決定。民主党県連は6月1日の幹事会で対応を協議する。

 知事選には元県労連議長の新人・福江俊喜氏(67)も無所属=共産推薦=で立候補を表明している。

(2008年5月27日 読売新聞)山口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080527-OYT8T00021.htm

2300片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/28(水) 09:55:43
知事選告示まで1か月 「動かぬ」現職 共産は候補擁立へ

 7月13日に投開票される知事選は、6月26日の告示まであと1か月となった。今のところ立候補を表明しているのは現職の伊藤祐一郎氏(60)だけだが、共産党県委員会や労働団体でつくる「新しい鹿児島をつくる県民の会」が26日に立候補者を発表する予定にしており、無投票は回避できそうだ。ただし、4人が乱立して保守分裂となった前回選挙と比べると、自民、民主を軸とした政党も動きは鈍く、盛り上がりを欠く前哨戦となっている。各党の動きを中心に情勢を報告する。(渡辺直樹)

 「きょうは、共産党以外のほぼ全員が出席させていただいております」

 政財界の約1300人を前に、県議会の金子万寿夫議長(自民)が、あいさつで、こう切り出した。さらに金子議長は、会場にいた伊藤氏の妻・七苗さんの方に目をやると、「今度はそんなに苦労しませんのでご安心を」と語りかけ、満面の笑みを浮かべた。

 4月25日夜、鹿児島市の城山観光ホテル「エメラルドホール」で開かれた伊藤氏の政治資金パーティー「励ます会」での一幕だ。

 続いて、地元選出の自民党の国会議員が次々に弁士として壇上に立つ中、民主党県連代表の川内博史・衆院議員(比例)が遅れて到着。あいさつを求められると、「(伊藤さんを)しっかりお支えします」と、こちらも笑顔でこう答えた。

 国会ではガソリン税の暫定税率などを巡って対立している両党が、ここでは“大連立”の様相を見せた。

    ◇

 前回選挙で伊藤氏は県市長会などの後押しを受けて立候補。自民党県連に推薦を求めたが、結局、同県連は元県議会議長の溝口宏二氏を推薦した。国会議員や県議の多くが溝口氏の支援に回る中、伊藤氏は政党色を出さず、「県民党」を掲げて広く支持を集める選挙運動を展開し、溝口氏に約6万5000票差をつけて初当選した。

 こうした経緯を踏まえ、伊藤氏は今回の選挙でも、あえて政党に触手を伸ばさずに告示を待つ。自民から推薦を得られなかったことを逆手に取り、複数の政党から支援を受けることに成功した前回選挙を踏襲する形だ。

 4年前は溝口、伊藤の両氏のどちらを推すかで分裂した自民党県連は、「今回は伊藤氏以外の選択肢はない」(本坊輝雄幹事長)と言い切る。

 一方の民主党県連。党本部の方針で、与党が推す候補を応援する「相乗り」は禁止されているが、青木寛副代表は「前回は自民党の多くが伊藤さんの敵に回った中、我々が応援したことで今の伊藤知事がある」と強調する。党本部にこの経緯を伝えたうえで、伊藤氏が今回も「県民党」の立場を変えないことを前提に支援に回る意向だ。

    ◇

 この4年間、伊藤氏には大きな失政はなく、共産党以外の各党は一定の評価を示している。だが、知事選への対応には戸惑いものぞかせる。

 「伊藤陣営から推薦願も何も来ないのに、こちらから動くわけにはいかない」。社民党県連合の南徹郎代表はこう話す。対応は告示後の6月28日に予定している定期大会で発表することになっているが、現段階では「白紙」のままだ。

 前回は溝口氏を支持した公明党県本部は、財政再建を進めてきた4年間の伊藤県政に好意的だ。成尾信春代表は「支援要請があれば動きやすいのに」と気をもんでいる。

 当の伊藤氏本人は「6月に入ると議会が始まるので、当面は動けない」とし、選挙に向けた本格的な活動は告示後になる見通しを定例記者会見で示している。総決起集会などの予定も立っていないという。

    ◇

 鹿児島市沖の人工島「マリンポートかごしま」の建設を「税金の無駄遣い」と批判する共産党県委は「候補者を出さないことは伊藤県政を認めることになる」とし、早い段階から対立候補の擁立を表明。県労連などと構成する「新しい鹿児島をつくる県民の会」で候補者選定を進め、ようやく26日に正式発表する運びとなった。

 野元徳英委員長は「官僚出身の伊藤知事は国が進める構造改革路線をそのまま県政に押しつけ、弱者を切り捨ててきた。県民の暮らしを守るためのトップが必要」と対決姿勢をあらわにしている。

(2008年5月26日 読売新聞)鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080525-OYT8T00493.htm

2301片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/28(水) 10:05:22
Newsクリック:やまぐち 知事、4選へ推薦願 注目される民主の動向 /山口
 県知事選(7月17日告示、8月3日投開票)の告示まで2カ月を切った。今のところ出馬表明しているのは現職、二井関成氏(65)と、元県労連議長、福江俊喜氏(67)の2人で前回と同じ顔触れだが、注目されるのが4月の衆院2区補選で勝利した民主の動向だ。余勢を買って自公との対決姿勢を打ち出すのか、過去2回に続き推薦するのか。はたまた自主投票か。二井氏は21日、自民、民主、公明各党と連合山口に推薦願を出すなど4選に向け動き始めた。【長谷川隆】

 「よろしくお願いします」。この日午前、二井後援会の福田毅事務局長は推薦願を手にめまぐるしく各党、労働団体を回った。

 自民、民主、公明の3党は「多選(4選以上)の知事候補は推薦しない」と決めている。しかし、自民県連、公明県本部は二井県政について「人事は平等に行われ、党の政策にも理解を示してくれている」と評価。自民県連は26日の選対委員会と常任総務会で推薦を決める方針で、山口3区選出の衆院議員、河村建夫・党広報本部長も「地方には事情がある」とお墨付きを与えた。

 公明県本部の先城憲尚幹事長も「多選の弊害は見当たらず、党本部の意思確認もできている」と言い、24日の幹事会で推薦を機関決定する構えだ。

 これに対し、民主県連。西嶋裕作幹事長は独自候補の擁立について「岩国市長選と衆院補選と続き、手が回らなかった」と言い、「知事選より空白の衆院4区」ときっぱり。6月1日の幹事会で対応を協議するが、西嶋幹事長は「2、3期目と推薦しており、断るのはよほどのこと。候補がいれば別だが」と県連レベルでの推薦や自主投票の可能性に含みを持たせた。連合山口は23日の執行委員会で推薦を決める見通し。

 一方、一連の動きに、福江氏を擁立した「みんなの県政をつくる会」の吉田達彦事務局長は「二井さんは自民党員でありながら党の方針に従わないのはいかがなものか」と憤った。

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 ■今日のことば

 ◇多選禁止
 知事や市長の権限は大きく、長期化すると腐敗や停滞を招きやすい。このため神奈川県議会は昨年10月、知事の4選禁止条例案を可決。国にも立法化に向けた動きがあるが、職業選択の自由や思想・信条の自由に抵触するとして反対の声もある。

〔山口版〕

毎日新聞 2008年5月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080522ddlk35010431000c.html

2302片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/28(水) 10:07:48
自民県連:幹事長に南波氏 一部若手、選挙断念−−22日決定 /群馬
 自民党県連の次期幹事長に、幹事長代行兼総務会長の南波和憲県議(60)=吾妻郡区、4期=が無投票で選出されることが9日、確実になった。早い時期から意欲を示した南波氏に対し、当選2、3期の若手の一部には対立候補を擁立し選挙に持ち込もうとする動きもあったが、支持が広がらず断念した。22日の県議団総会で正式に決定する。

 県連の慣例では幹事長は県議が務め、立候補者が複数いれば選挙で決める。南波氏は06年の幹事長選に出馬し、金子泰造・前幹事長(64)=前橋市・勢多郡区、当時3期=に敗れた。07年は知事選、参院選などが相次いだことから選挙を実施せず、例外的に金子氏が続投。金子氏の前橋市長選出馬に伴い同年11月、残り任期の今年5月まで幹事長ポストは空席のまま、南波氏が幹事長代行に就任した。

 南波氏は4期のため、2期の一部を中心に、3期を擁立し世代交代の促進を目指す動きもあった。06年の申し合わせでは、幹事長の要件は(1)3期以上(2)総務会長、政調会長、県議団長のいずれかの経験者−−となっており、3期の有資格者は2人。2期(7人)と3期(10人)を合わせると17人になり、県議団(32人)の過半数を占めるため、動きが注目された。

 しかし、福田康夫首相の地元として県連の結束を乱さず支えていきたいとの声が強かったほか、県議の任期が切れる11年4月までには、3期からの幹事長就任は確実とみられることなどから、いずれも立候補に消極的で、今回は南波氏の就任で落ち着いた。

 南波氏は旧吾妻町議を経て95年に県議初当選。幹事長の任期は来年5月までの1年間。

 一方、議長には5期5人のうち、中沢丈一議長(59)=前橋市・勢多郡区=を除く4人からの選出が有力。副議長は3期も含めて人選が進むとみられる。【塩崎崇】

毎日新聞 2008年5月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080510ddlk10010117000c.html

2303片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/28(水) 15:40:33
自民県連:知事選の候補者検討委を設置へ 商工農関係者らも参加 /秋田
 自民党県連は27日、常任総務会を開き09年春の知事選候補者を選定する「検討委員会(仮称)」を30日までに設置することを決めた。衆院3選挙区支部長や県連4役、有識者など10人程度をメンバーとする。

 党県連の鈴木洋一幹事長によると、有識者には商工業関係、農業関係から各1人、学識経験者2人を想定している。農業や商工業関係は団体の代表ではなく、基本的に個人を対象とする。

 これに二田孝治衆院議員、金田勝年・前参院議員、御法川信英衆院議員の各衆院選挙区支部長▽県連の会長、幹事長など4役▽当選1、2期の県議−−が加わる。初会合は6月上旬に開かれる見通し。

 知事選の候補者選定はこれまで、県連幹部や国会議員が中心になってきた。鈴木幹事長は「地域政治につからず、枠に縛られない考えがほしい」と有識者を委員とした。

 候補者擁立は「8〜10月をめどとするが、非自民サイドの対応もあり現時点で明言は難しい」と話した。【馬場直子】

毎日新聞 2008年5月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080528ddlk05010096000c.html

2304片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/31(土) 12:27:48
【埼玉】
日下部市議が出馬表明 さいたま市長選 現市政を批判、無所属で
2008年5月31日

 さいたま市議で医師の日下部伸三氏(49)が三十日、来年五月の任期満了に伴う同市長選に立候補すると表明した。同市長選への出馬表明は日下部氏が初めて。

 日下部氏は「さいたま新都心にサッカーミュージアム(仮称)を建てるのか、合併協定書を守って市庁舎を建てるのかを市民に問いたい」と出馬理由を述べた。

 市のサッカーミュージアム建設計画について「政令市の中でも道路整備、下水道普及率、産科・小児科の医師数などが下位で、基盤整備が遅れているのに、マニア向けの箱物が必要なのか。優先順位が違う」と現市政を批判した。

 日下部氏は現在市議二期目。三十日に自民党さいたま市議団からの離脱届を提出し、無所属となった。 (高橋恒夫)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20080531/CK2008053102013896.html

2305片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/31(土) 16:47:11
08知事選:知事、3会派に推薦要請 /鹿児島
 伊藤祐一郎知事は30日、再選を目指し出馬する知事選(6月26日告示、7月13日投開票)に向け、県議会の自民党、県民連合(民主、社民両党と無所属)、公明党の3会派に推薦を要請した。各会派は6月議会の質疑などを経て、推薦を決める見通し。

 政党推薦は要請しない意向だが、3会派推薦で、実質的に共産党を除く超党派の支援体制を得る形となる。また、県内全域で選挙運動の受け入れ体制が整う。

 知事は記者団に対し、医師連盟や連合鹿児島など各種団体にも推薦要請する意向を示した。

 知事選を巡っては、元共産党県議、祝迫かつ子氏が同党推薦無所属で出馬表明。今のところ、一騎打ちとなる見通し。【神崎真一】

毎日新聞 2008年5月31日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080531ddlk46010515000c.html

2306片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/31(土) 16:48:10
政治家・伊藤の検証:’08知事選を前に/1 政治資金 /鹿児島
 ◇激戦の04年は2億円超に
 「大同団結して、愛する郷土を伊藤祐一郎に委ねようじゃないですか」

 4月25日、鹿児島市の城山観光ホテル。伊藤の後援会長、米盛学県医師連盟委員長が呼びかけると、会場は拍手で応じた。

 集まったのは、衆参国会議員や、自民、民主、公明などの県議。市町村の首長や議長に、各種団体や企業関係者ら約1300人(後援会発表)。知事の政治資金パーティーが県内で開催されるのは「初」という。

 パーティーは5月27日、東京でも。京セラの名誉会長、稲盛和夫をトップに、昨年末発足した東京後援会が主催した。

 二つのパーティー。他県の知事らの動向も参考にしたという。会費は2万円。収入は、主に、知事選での活動資金となる。

  ◇   ◇

 前回04年知事選。伊藤は、資金管理団体「祐祥(ゆうしょう)会」と、選挙の収支報告書を“詳細”に県選挙管理委員会に報告。公開された。

 伊藤は「少額の寄付の明記や、支出も領収書を添付した。公明正大に、と。全国の知事で、初めてだろう」。

 「祐祥会」の04年の収支報告書によると、寄付(個人献金など)の総額は4323万円。他県の知事や首長、事務次官OBら伊藤の出身官庁、総務省(旧自治省)の関係者が目立つ。数千円単位も多く、「役所の先輩、同期らで選挙時に助け合う慣行」(関係者)という。次いで目立つのは、医師。県医師連盟が推薦したうえ、「知事の同窓であるラ・サール高の県内在住OBには、医師が多い」(同)ためらしい。

  ◇   ◇

 だが、04年の総収入は、約2億2475万円。寄付をはるかに上回る。その大半を支えたのは、1億8150万円もの「借入金」だ。貸したのは、有力な後援者とされる弁護士の和田久だった。

 保守分裂の激戦。後援会事務所を県内十数カ所に構え、宣伝活動も多くなるなど、活動を活発化させるうちに必要な資金も増えていったらしい。和田からの当初の借入金は6000万円だったが、知事選前後に3度追加された。

 伊藤は「問題はない。資金管理団体から、きちんと返済していく」と強調する。

 1期目の資金集めは、活発とまではいえない。05年に集めた寄付は、本人の205万円の他は、わずか20万7650円だ。06年は、やや活発化し、3095万円。その中から「借入金」を少しずつ、返済してはいる。

 「保守分裂となり、伊藤陣営は資金集めには苦労したようだ」と、知事周辺は言う。「だが、献金が多くない分、この4年間の行政運営は比較的、自由にできたのではないか」と擁護する。

  ◇   ◇

 知事選(7月13日投開票)の告示(6月26日)まで1カ月を切った。伊藤と、「新しい鹿児島をつくる県民の会」が擁立し共産党が推薦する元県議の無所属新人、祝迫かつ子の一騎打ちとなる公算が大きい。まずは再選を目指す伊藤の政治家としての姿、信条、背景などを探った。(敬称略)

毎日新聞 2008年5月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/archive/news/2008/05/29/20080529ddlk46010658000c.html

2307片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/31(土) 16:48:35
政治家・伊藤の検証:’08知事選を前に/2 出水 /鹿児島
 ◇歴史が支える強固な地盤
 大河ドラマ「篤姫」のロケをきっかけに活気づく出水麓(ふもと)武家屋敷群。地元ボランティアらは、地図を片手に観光客の案内に忙しい。「ここがロケ地の宮路邸。こっちは、知事さんの実家です」

 「伊藤家屋敷」(非公開)は、柱に西南戦争時の刀傷が残るとされる。宝暦11(1761)年、建てられたという門には、向かって右に父祐輔、左に祐一郎の表札がある。

 伊藤家は戦国時代の名君、島津忠良(日新公)に仕え、諸国を旅した山伏、伊尻宗憲(神力坊)が始祖とされ、加世田がルーツだ。「関ヶ原」後、国境の守りを固めるため、子孫が出水麓に集められた。歴代、外城(とじょう)の行政で最高職だった〓(あつかい)役などを務めた上級郷士。幕末の祐徳は戊辰戦争で活躍した。

 鹿児島市の県歴史資料センター「黎明館」。伊藤家の古文書など約640点が寄託され、屋敷の復元模型は常設展示されている。03年3月の企画展「伊藤家資料の世界」。出馬表明の約1年前、総務省自治大学校長だった伊藤も訪れ、興味深そうに見学した、という。

   ◇   ◇

 出水は、元知事、金丸三郎、元北海道・沖縄開発庁長官、井上吉夫の両参院議員(いずれも故人)らを輩出した地だ。そんな保守政界を支えた一人が、「地元」の弁護士、和田久。伊藤の「生みの親」とも評される。

 伊藤は「三代続けての付き合い」という。特に関係が深かったのは、知事の祖父信夫(故人)。古武道「日置(へき)流腰矢」の伝承者で、柔道、剣道など合わせると「十数段」とも。武道界では「雲の上の存在」で、高校校長、県議などを歴任した出水市の名誉市民だ。

 信夫の教え子だった和田。03年末、前知事、須賀龍郎が勇退を表明すると、関係者を介して祐一郎に知事選出馬を促したという。米盛学・県医師連盟会長に後援会長就任要請も。物心両面で支える動きに、陣営でも「今度は、意気込みが違うぞ」とささやかれたという。

 「伊藤家との関係のためか。自分が育てた出水の後輩との思いが強かったのか。あんなに意気込む姿は見たことがなかった」

 和田をよく知る関係者は振り返る。

   ◇   ◇

 12日、同市文化会館であった県民との対話集会「知事と語ろ会」。県内を一巡した締めくくりとして郷土入りし、「私のふるさと出水」と持ち上げた。

 実は出水暮らしは幼少期だけという。銀行員だった父の転勤で、小学校は、鹿児島、阿久根市で過ごした。

 明治以降も、伊藤家は出水の行政、政治の中心にいた。祐徳は出水郡長(当時)。その後、次男祐祥が県議や、出水町長(同)、信夫が県議−−と。

 保守分裂の激戦だった04年、旧出水市では、82%もの得票を誇った。伊藤家の歴史が支える強固な地盤は、初当選の原動力だった。(敬称略)

毎日新聞 2008年5月31日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/archive/news/2008/05/31/20080531ddlk46010507000c.html

2308片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/01(日) 21:03:18
政治家・伊藤の検証:’08知事選を前に/3 ラ・サール /鹿児島
 ◇県内政界、目立つOB
 「ぜひ、郷土の教えに触れ、自分の心の『座標軸』を持っていただきたい」

 4月1日恒例の、新規採用職員辞令交付式。若者を前に、伊藤は毎年、公務員としての「心構え」を説く。引用するセリフは「西郷南洲翁遺訓」など「郷土」にこだわる。

 自らの「座標軸」とするのは「出水兵児(へこ)修養掟(おきて)」。江戸時代、出水麓の兵児(青少年)に心構えを説いたもので、郷中(ごじゅう)教育で使われた。新職員に渡すレジュメに盛り込み、知事公舎の壁にも全文を掲げる。

 「身に私を構へず」

 「掟」の最も著名な部分。「信条」という。

  ◇    ◇

 「『私』のためではなく、素直に人のため。伊藤は古風で新しいタイプ」

 出水在住の詩人、岡田哲也は言う。ラ・サール高校、東京大学の同窓で、気心が知れた仲だ。04年の前回選挙。政治とは距離を置きたかったが、総務省を退官し「退路を断って郷里に戻った」友を支えた。

 旧友の性格を「こびない」とも。「掟」の文句を引用し、「『上に諂(へつ)らハず 下を侮どらず』だ」。

 初めての選挙でも、笑顔は少なく、ややもすると無愛想だった。昔からパフォーマンスが苦手という。「こびない」性格の裏返し、と岡田はかばう。

 当時の選対幹部は振り返る。支持者らから寄せられる苦情は決まって「『態度が大きい』だった」。選挙には大きなマイナス。だが、選対会議の話題にせず、本人にも伝えなかった。「性格は、急には変わらないからね」と苦笑する。

  ◇    ◇

 中高で同級の税理士、木山茂樹は、中学生の伊藤少年の決意を覚えている。「知事になりたい、と。覚えていないというけれどね」

 それでも、高校時代には、同級生の間では「政治家志望」として知られていた。宮崎県議(民社党)から宮崎市長になった津村重光らとともに。だが、生徒会長などリーダーシップを発揮するタイプではなく、「どちらかといえば、無口だった」という。

 前知事の勇退表明後の04年2月、東京で、背中を押した。「今がチャンス」と。帰郷した旧友を、後援団体の会長として支えた。

  ◇    ◇

 県内政界で、ラ・サールOBは増えつつある。

 05年、郵政解散。衆院の県内5選挙区のうち、実に4選挙区にOB候補がいた。

 当時、定例記者会見で所感を聞かれた伊藤は、そっけなかった。「今まで考えたこともないし、そういうこともあるんでしょうね。その程度の認識です」

 前回知事選。伊藤の対抗馬の一人も同窓生だった。

 岡田、木山も、OBに結束を呼びかけることは避けたという。後援会関係者も「同窓生の動きは別。勝手連的に複数のグループで動いていた」。陣営と距離を置いたのは「エリート臭」を消す狙いもあったようだ。

 外からは、「学閥」とも見られがちの同窓生ら。選挙の度、なかなか大変らしい。(敬称略)

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 ◇ラ・サール高OBの主な政治家
 【県内】

宮路和明(自民、衆院鹿児島3区)

野村哲郎(自民、参院鹿児島)

川内博史(民主、衆院九州比例)

森博幸 (鹿児島市長)

【県外】

古川康 (佐賀県知事)

吉田宏 (福岡市長)

津村重光(宮崎市長)

毎日新聞 2008年6月1日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080601ddlk46010216000c.html

2309片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/02(月) 13:30:33
民主県連 二井氏推薦めぐり迷走 夏の知事選 結論先送り 幹事会で賛否両論
2008年6月2日 10:43 カテゴリー:九州・山口 > 山口

 夏の知事選(7月17日告示、8月3日投開票)で、4選を目指す現職の二井関成氏(65)が提出した推薦願の取り扱いをめぐり、民主党県連が迷走している。1日の幹事会では、実質的な推薦を求める意見と、候補擁立や自主投票を求める声が対立し、結論を先送りした。

 同県連によると、幹事会(19人)には、代理を含む14人が出席。知事選候補者の推薦は党本部が決定するという党の制度上、4選知事の推薦や他党との相乗りを原則禁止する党本部の方針に逆行し、県連が独自に二井氏を推薦できないことを確認した。

 その上で、正式な推薦にこだわらず、何らかの形で二井氏への支援を示し、県政与党として県政に政策を反映させる現実的な対応を求める意見や、衆院山口2区補選での勝利を追い風に独自候補の擁立や自主投票を望む意見が相次いだ。結局、県連としての意見をまとめることができず、次回の幹事会に結論を先送りした。

 会議後、西嶋裕作幹事長は、記者団に対し「賛否両論でまとまらなかったが、早く結論を出したい」と述べるにとどめた。

 二井氏は5月21日、「できるだけ幅広い層の支持をいただきたい」として、自民、公明、民主の3党と連合山口に推薦願を提出した。自民、公明の両党は、県レベルで推薦を決定。民主党県連の最大支持母体である連合山口も推薦を決めている。

 知事選には、二井氏のほか、共産党推薦で市民団体代表の福江俊喜氏(67)が前回に続き立候補を表明している。

=2008/06/02付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/26210

2310片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/02(月) 13:39:15
2008年6月1日(日) 朝刊 1面
「安定」「刷新」訴え/8政党座談会
 県議会議員選挙が告示されたことを受け、沖縄タイムス社は三十一日、県内の八政党の代表を招き、座談会を開いた。訴えている政策、争点に浮上した後期高齢者医療制度(長寿医療制度)への対応、米軍基地問題の基本的な姿勢などで見解を聞いた。与党は過半数維持の県政安定を訴え、野党は与野党逆転による県政刷新を強調した。
 最も訴えている政策で、自民党県連、公明党県本は自立に向けた経済振興、雇用の拡大、県民所得向上に向けた施策推進などを挙げ、仲井真県政と一体となった県政発展をアピールした。

 一方、社民党県連、社大党、共産党県委、政党「そうぞう」、国民新党県連の各野党は後期高齢者医療制度の廃止を前面に打ち出し、「与野党逆転で制度廃止の民意を示す」と強調した。

 後期高齢者医療制度について、自公は「医療制度の維持に必要」とし、低所得者への軽減措置や徴収制度などでの見直しを主張。野党各党は「現代版のうば捨て山」と批判し、「小手先の見直しではなく、廃止し、一から制度をつくり直すべきだ」とした。

 基地問題は自公が普天間飛行場の危険性除去を優先される課題と指摘。同飛行場の名護市辺野古沖への移設を容認する仲井真県政の対応を支持した。野党各党は辺野古への新基地建設反対を表明。「米軍再編による基地の機能強化の反対」を訴える党もあった。

 仲井真県政への評価は、自公が「経済、雇用で実績を上げている」と評価。社民、社大、共産は「評価に値しない。雇用は改善されず、基地問題は国のいいなり」と批判した。一方、そうぞう、民主党県連、国民新党は「仲井真県政を評価するにはまだ時間がかかる」とした上で、政策によって対応する是々非々の姿勢を明らかにした。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806011300_01.html

2311片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/02(月) 13:42:29
仲井真県政55%「評価」 県議選、有権者アンケート2008年6月1日

 琉球新報社は、任期満了に伴う第10回県議会議員選挙(8日投開票)の告示を受け、5月30、31の両日、電話による有権者アンケートを実施した。
それによると、県議選で争点となっている仲井真県政の評価について、評価できるとの回答が半数以上の55%を占め、評価できないとした26%を上回った。「評価できる」が12・7%、「どちらかと言えば評価できる」が42・3%。一方で、「どちらかと言えば評価できない」は18・3%、「評価できない」は7・7%にとどまった。「分からない」は19・0%。

 普天間飛行場の名護市辺野古への移設については、「県外・国外に移設」が59・3%と最も多く、「政府移設案で進める」は8・7%。知事が政府に求めている政府案の「沖合移動で進める」は13・7%。県外への移設を求める声が大勢を占める現状が浮き彫りになった。後期高齢者医療制度に関しては「見直すべきだ」45・7%、「廃止すべきだ」46・0%と約9割が制度の見直し、または廃止を求めている。「現行通り推進」は5・3%だった。
 選挙への関心度は「とても関心がある」41・3%、「どちらかと言えば関心がある」32・3%と、合わせて73・6%と前回選挙(2004年)の調査時より上回った。一方、投票については「必ず行く」74・3%、「多分行く」16・0%と合わせて90・3%で、前回調査を下回った。うち46・5%は投票する人を決めていない。
 支持政党は自民が23・7%、次いで民主13・7%、社大5・3%、社民5・0%。公明4・3%、共産3・0%、国民新党0・7%、そうぞう0・3%と続く。「支持政党なし」は35・3%、その他は8・7%だった。

 【調査方法】調査は5月30日、31日の2日間、県内15市町の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイアリング=コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける方式)で実施。300人から回答を得た。性別、年代別、地域別人口比などが全県の有権者の縮図となるよう配慮した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-132688-storytopic-116.html

2312片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/04(水) 12:06:07
八郎潟町長選に前町議出馬表明
 任期満了(9月23日)に伴う八郎潟町長選に向け、前同町議八柳祐孝(ゆうこう)氏(43)(無所属)が2日、出馬表明した。

 県庁で記者会見した八柳氏は、2000年7月に現職町長が公職選挙法違反容疑で逮捕されたことなどに触れ、「政治は人に夢を与えるものだが、今はそれが希薄。松下政経塾などで政治を勉強してきたという自負があり、一番ふさわしい。八郎潟を全世界に売り込んでいきたい」と抱負を述べた。

 八柳氏は同町生まれで、同志社大学を卒業後、松下政経塾に入塾。衆院議員秘書を経て00年7月の町議補選で初当選し、2期を務めた。

 2期目の土橋多喜夫町長(79)は、町長選への出馬について、「6月に意思表示する」としている。

(2008年6月3日 読売新聞)秋田
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20080603-OYT8T00014.htm

2313片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/04(水) 12:07:47
堂本県政への賛否併記 民主県議総会で総括
 民主党県議会議員会は2日、千葉市内で議員総会を開き、来春の知事選に向け、堂本知事の県政運営を総括した。この中で堂本知事の政策や手法について検討したが、評価できる点とできない点を併記するにとどめ、堂本知事も今後の知事選候補として“温存”する中立的な内容となった。

 総括では、三番瀬埋め立て計画の白紙撤回、タウンミーティングの実施、障害者差別をなくす条例の制定を評価する一方、財政再建、道路特定財源問題などには及第点を与えなかった。その上で、次の知事に必要な資質として「リーダーシップ」「経営感覚」「スピード感」の3点を挙げた。

 この日の県連総支部長会議で総括の報告が行われ、今後、県連内で知事選に向けた作業が本格化する。同党は2月定例県議会で予算案に反対するなど、堂本県政に批判的なトーンを強めていたが、長浜博行・県連代表は同会議終了後、「この総括がチェックポイントになる。堂本さんも(候補者の対象に)含めて選考過程に入る」と記者団に話した。

(2008年6月3日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080602-OYT8T00871.htm

2314片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/05(木) 21:52:40
2008年6月5日(木) 朝刊 1・23面
保険負担増 沖縄が最高/高齢医療厚労省調査
新案でも全国2位/低所得者ほど重く
 【東京】厚生労働省は四日、後期高齢者医療制度の導入に伴い、市町村運営の国民健康保険(国保)から移行した一千万人強の保険料の変化について、全国調査の結果(速報値)を公表した。都道府県別で保険料が増える世帯数の割合は、沖縄は64%と全国平均31%を大幅に上回り全国最高。自民、公明両党がまとめた負担軽減案を実施した場合でも39%(同平均25%)に達し全国二位だった。
 沖縄の割合が高い要因について厚労省は「県内四十一市町村の国保保険料が赤字覚悟で低く設定し、不足分を一般予算から繰り延べていた。(同制度導入で)全県単位で運営すると保険料が全国並みに上昇したため」と説明した。

 負担増となった全国の世帯割合を所得別に比べると、年金収入が年百七十七万円未満の「低所得」で39%、百七十七万円―二百九十二万円未満の「中所得」で25%、二百九十二万円以上の「高所得」で22%と、所得が低い世帯ほど保険料負担が増えたと推計。

 同省は「所得の低い層は負担減、高い層は負担増の傾向にある」としてきたが実態は異なり、説明が覆った形だ。同省は「三種類ある国保保険料の算定方式のうち、約八割の自治体が採用する一種類の方式で説明してきた」と釈明した。

 実態調査は五月中旬、全国の千八百三十市区町村で実施。四形態の世帯類型と三形態の収入区分を組み合わせた十二のモデル世帯の保険料変化に関し自治体の報告を基に推計した。

 国保保険料の算定方式の違いで比べると、東京二十三区など大都市部に多い「均等割」と「所得割」を合算した方式の自治体で、負担増となった世帯が49%と顕著に多い。うち世帯の所得別では低所得の78%、中所得の50%で負担増となったのに対し、高所得の負担増は15%にとどまった。


[ことば]


 国民健康保険料の算定方式 市区町村が運営する国民健康保険(国保)の保険料(税)算定には、加入者全員に掛かる「均等割」と所得額による「所得割」を合算する方式と、これに世帯に対する「世帯割」を加えた方式、さらに持ち家などに掛かる「資産割」を加える方式の3種類がある。資産割も含めて合算する方式は、小規模な自治体を中心に全市区町村の4分の3超が採用している。


     ◇     ◇     ◇     
弱者直撃 ひずみ露呈/県、軽減措置要望へ


 「弱者切り捨ての構図が裏付けられた」。後期高齢者医療制度について、厚生労働省が四日に公表した保険料の調査結果は、「低所得者ほど負担が軽くなる」としてきた国の説明を自ら否定する結果となった。特に県内は、制度導入で負担が増えた世帯の割合が全国でも断トツに高い。県内の関係者は「制度のひずみが強く現れた」と指摘した。

 県医務国保課は「県内は国保保険料が低い一方、後期高齢者医療保険料が高く設定されているのが原因では」と分析する。

 二〇〇五年度、県内の国保保険料は年間一人当たり五万四千七百円で全国最低(全国平均同八万三百五十円)。理由は、七十四歳以下の一人当たり医療費が年間十八万二千七百円(全国四十五位)と低く、加えて国保会計の赤字を市町村の一般会計からの繰り入れで補ってきたからだ。

 しかし、七十五歳以上の医療費は同年度、年間一人当たり九十一万八千八百円(同七位)と跳ね上がる。後期高齢者医療保険料は年間一人当たり六万千八百五円と、他都道府県で同じ所得の保険料と比較すると全国七番目。県内は「両者の保険料の差が最も現れた形」(同課)となり、医療の必要性が特に高い被保険者だけで構成する後期高齢者医療制度の問題が浮き出た。

 同課は「九州知事会などを通して、国の責任において保険料軽減の財源措置などを要望していきたい」と述べた。

 後期高齢者医療制度に反対してきた県社会保障推進協議会の新垣安男会長は「保険料は二年後さらに上がる可能性があり、与党がいくら負担軽減案を示しても、ごまかしにしかならない」と憤る。

 県医師会の宮城信雄会長は「バランスの面では当初から不安だったが、それが的中した。低所得者の負担を窓口負担も含めて一割以内に抑えるなど、思い切った改善が必要だろう」と語った。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806051300_01.html

2315片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/05(木) 21:53:09
後期高齢者医療 負担増と変化なし世帯全国一2008年6月5日

 【東京】後期高齢者医療制度(長寿医療制度)導入に伴い、制度導入前に比べ、負担増か変化なし世帯の割合が沖縄県が64%で全国一高いことが4日分かった。厚生労働省が国民健康保険(国保)から移行した1000万人強の保険料の変化を全国で実態調査したところ、明らかになった。全国平均の負担増か変化なしは31%で、69%は負担減。県福祉保健部は移行前の国保の保険料が県内市町村はもともと低く設定されていたことや、新制度の保険料算定の基準となる1人当たり老人医療費が全国に比べ高いことが要因と分析する。1人当たりの保険料(当初)を比べると、県は全国平均より約1万円低いが制度導入で受ける恩恵はもっとも少ないことが明らかになった。
 厚労省は負担減の数値は示したが、負担増と変化なしの内訳は示さなかった。
 一方、与党がまとめた負担軽減案を適用すれば県内の負担減世帯は61%に拡大するとの試算も示した。ただ全国的に向上するため、順位では全国最下位の香川58%に次いで、順位が1つ上がるだけとなる。
 県福祉保健部によると、後期高齢者医療の県内保険料(当初)は年額1人平均6万1805円で全国平均7万2000円に比べ約1万円低い。さらに2005年度の国保の1人当たりの年間保険料は全国平均約8万円に対し、県は約5万5000円で全国一低額だった。それに対し、後期高齢者制度の当初の保険料の算定の基になった05年度の老人医療費は91万9000円で全国7番目に高かった。
 また、全国的にみると、負担増となった世帯の割合が所得が低い層ほど多くなったと推計されることも分かった。年金収入が年177万円未満の「低所得」が39%だったのに対し、177万円以上292万円未満の「中所得」は25%、292万円以上の「高所得」は22%だった。全体では31%が負担増。
 厚労省は「低所得層負担減、高所得層は負担増の傾向」としてきたが実態調査の結果は異なり、これまでの説明が覆った形だ。実態調査は5月、全国の1830市区町村で実施。推計はこれを基に算出した。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-132803-storytopic-1.html

2316片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/07(土) 22:13:08
早川市長に不出馬要請 豊橋市長選 民主が新人擁立伝える
2008年6月6日 夕刊

 11月の愛知県豊橋市長選で、民主党は5日、これまで連合から推薦を受けてきた早川勝市長(67)=3期目=に、新人を擁立する考えを伝えた。同党は早川市長の選挙にかかわってきており、事実上の不出馬要請となる。早川市長は進退の明言を避けた。

 民主党は早川市長の多選への懸念から、東海テレビ放送(名古屋市)スポーツ事業部長の河合誠氏(48)に出馬を要請している。だが、支持団体の連合内には早川市長を推す声もあり調整を進めている。

 森本和義・党県第15総支部長らが5日、市役所で早川市長と会談。民主側が「多選批判もあり推薦できない。新人を擁立したい」との考えを示した。早川市長は「政党としての考えは理解するが、私自身は熟慮中」と述べるにとどまった。

 市長選には、地元選出の山本明彦衆院議員(61)=自民=らが擁立した元国土交通省中部地方整備局副局長の佐原光一氏(54)と、自民党の小久保三夫県議(67)が出馬を表明している。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008060602000258.html

2317片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 10:05:46
沖縄県議選 与党が過半数割れ

8日に投票が行われた沖縄県議会議員選挙は、自民・公明両党などの与党が議席を減らし、県議会の過半数の勢力を維持できませんでした。

任期満了に伴う沖縄県議会議員選挙は8日、投票が行われ、即日開票されました。その結果、定員48の議席のうち、▽自民・公明両党などの与党は5議席減らし、22議席にとどまり、過半数を維持できませんでした。これに対し、▽社民、共産、民主などの野党は6議席増やし、25議席を獲得しました。また、▽中立は1議席でした。今回の選挙では、おととし就任した仲井真知事の県政への評価に加え、75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度の是非などが争点となりました。沖縄県議会議員選挙で、自民党を中心とした勢力が過半数を割るのは12年ぶりのことです。選挙結果について、仲井真知事は8日夜、記者団に対し、「ガソリン税や後期高齢者医療制度などの国政による影響はあったと思う。しかし、結果はみずからの政策に対する批判であり、県民の選択を受け止める必要がある。ただアメリカ軍普天間基地の移設計画は、長年の懸案であることから政策は変更せずに、野党側と調整をしていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015115721000.html

2318片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:27:37
福田首相襲う沖縄ショック…県議選、過半数を割り込む
後期高齢者医療制度などへの批判が炸裂

 任期満了に伴う沖縄県議選は8日投票、即日開票され、仲井真弘多知事を支える自民、公明両党など与党側が過半数を割り込んだ。後期高齢者医療制度などへの批判が炸裂したとみられる。与党にとっては、4月の衆院山口2区補選に続く敗北だけに、福田康夫首相の政権運営にも大きな痛手となるのは必至。民主党は11日にも予定している福田首相に対する問責決議案提出に弾みを付け、次期衆院選をにらみ終盤国会で攻勢を強める構えだ。

 選挙結果は、定数48に対し、中立を含む野党側が26議席、与党側は22議席にとどまった。議席の内訳は民主党4、共産党5、社民党5、沖縄社会大衆党2、中立と野党系無所属などが10。与党側は自民党16、公明党3、与党系無所属3だった。

 これを受け民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日深夜、「今回の審判を国民の声と受け止める。政府・与党に対し、後期高齢者医療制度廃止法案の今国会成立に全面的に協力するよう迫っていく」との談話を発表した。

 今回の選挙戦で野党陣営は国政選挙並みの態勢をとり、民主党の菅直人代表代行や共産党の志位和夫委員長ら党首クラスがそろって現地入りし、「平成の姥捨て山」と呼ばれる新医療制度への批判を展開した。

 沖縄県では1つ屋根の下で何世代も一緒に暮らす家庭が多く、新医療制度の評判は当初から悪かったが、「7割以上が保険料値上げになる」との試算も発表され不満が爆発した。

 在沖縄米軍の問題も影を落とした。米兵による相次ぐ不祥事を踏まえ、野党側は日米地位協定の抜本的見直しを強調、政府与党との違いをアピールしたのだ。

 一方、与党側も新医療制度への逆風に危機感を強め、自民党の古賀誠選対委員長や公明党の太田昭宏代表らが沖縄入り。「ハマコー」こと自民党OBの浜田幸一元衆院議員(79)を登場させた異例のテレビCMまで制作した。

 ところが、「浜田氏がCMで『自民党はおじいちゃん、おばあちゃんを大切にする政党なんだろ?』と訴えかけていたが、『老人いじめ』と呼ばれる新医療制度を前にしては冗談にもならず、有権者の怒りの火に油を注いだだけだった」(沖縄県政関係者)

 選挙戦終盤には官僚による「居酒屋タクシー」問題まで発覚、与党側は最後まで守勢の戦いを余儀なくされた。

 自公与党は表向き「あくまで地方の選挙」(自民党幹部)と政権への影響を否定しているが、福田政権のさらなる求心力低下は避けられず、「(新医療制度の)凍結も考える必要がある」(閣僚経験者)との声も出始めている。

 福田首相は参院で問責決議案が可決されても無視する意向だが、7月の北海道洞爺湖サミット後には自民党内から「福田降ろし」の動きが出かねない情勢となってきた。

ZAKZAK 2008/06/09
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_06/t2008060905_all.html

2319片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:33:44
08知事選:民主党県連、伊藤知事の「応援」決める /鹿児島
 知事選(26日告示、7月13日投開票)で民主党県連は7日、再選を目指す伊藤祐一郎知事を前回と同様「応援」することを決めた。推薦、支持など正式な対応ではないが、政党としてのスタンスを明確にする狙いで、党員やサポーターらに伊藤氏支持を呼びかける。

 川内博史代表ら県連三役らで対応を協議。6日の県議会代表質問で「県民党」の立場を堅持する旨の答弁があったことや、4年間の財政再建などを「評価」し、決めたという。

毎日新聞 2008年6月8日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080608ddlk46010254000c.html

2320片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:36:52
愛媛のニュース2008年06月09日(月)
政権交代で活性化訴え 民主・岡田副代表来県
 次期衆院選に向け民主党の岡田克也副代表が8日、公認候補予定者応援のため来県。大洲市での会見で解散・総選挙について「早ければ9月、遅くとも福田内閣が退陣した上で来年1月半ばまでにはあるだろう」と予測し、政権交代による地域活性化などを訴えた。
 岡田氏は公認候補が決まっていない愛媛1区(旧松山市)に関し「県都であり(空白は)失礼に当たる」と述べ、県連と連携し擁立に全力を挙げる考えを表明。土居一豊県連代表が擁立の可能性を示したこともある中村時広松山市長を「衆院議員当時を知っている。しっかり市政運営をしている出色の若い首長」と評価したが、擁立への言及は避けた。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20080609/news20080609557.html

2321片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:37:59
高齢者、怒りの一票/後期医療、与党直撃
 八日投開票の県議選は、四月から始まった後期高齢者医療制度の評価をめぐって明暗が分かれた。県民の反発を背景に躍進した野党、批判をまともに受け、議席を減らした与党。有権者は、お年寄りに新たな負担を強いる医療制度に怒りを示した。一方、沖縄市区で仲村未央さん(36)が同区初の女性県議に、宜野湾市区では渡嘉敷喜代子さん(68)が最年長で当選を果たすなど女性が最多七議席を獲得。那覇市区で最年少三十五歳の新人上里直司さんがトップ当選を果たし、県議会に新しい風を吹かせた。

     ◇     ◇     ◇     
「予想より厳しい」/仲井真知事 落胆隠せず


 「120%与党が勝ってくれると確信していたが…」。与党の過半数割れが確実になった午後十一時半。那覇市の後援会事務所で、仲井真弘多知事はショックを隠しきれない表情で記者団に切り出した。

 「県政運営への中間テスト」という位置付けで臨んだ、知事就任後、初めての県議選。

 後援会は投開票に合わせて事務所に与党系候補全員のポスターを張り、当確が出た人にひまわりの花を付けるなど過半数確保に自信を見せていただけに、予想外の結果に雰囲気は一変した。

 仲井真知事は午後九時三十五分すぎに事務所入り。テレビの開票速報を食い入るように見つめた。民主、共産など野党の躍進に、「予想より厳しいですねえ」と傍らの仲里全輝副知事に漏らした。与党の過半数割れが報じられると「ウーン」とうなり、無言で何度も首をかしげた。

 記者団に敗因を問われ、「地域の判断が奈辺にあったか、まだ理解できない」と振り絞るように答えるのが精いっぱいだった。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806091300_02.html

2322片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:39:17
「改革」の痛みに反乱/野党、暮らし密着奏功
 県議選は野党・中立が過半数を獲得、十六年ぶりで県政の与野党が逆転した。従来、保守が強かった島尻郡区や国頭郡区でも野党候補が議席を獲得するなど、「姥捨て山」とも批判された後期高齢者医療制度などの改革の痛みに怒った高齢者や農村地域などの有権者が、自公与党体制に反乱を起こした格好。国政の争点が県議会の勢力図を大きく塗り替えたことで、後期高齢者医療制度などの改革路線の見直しを求める声が強まるのは必至だ。また、選挙の陣頭指揮に立った仲井真弘多知事の求心力低下も避けられない。
 多数を占めた野党は県内政局で主導権を握り、十一月の那覇市長選や次期衆院選、県知事選の政治決戦に向けて弾みをつけた。

 野党側は、国民・県民の批判が強かった後期高齢者医療制度の廃止を最大の争点に掲げた。従来の争点になっていた基地問題などの政治的問題ではなく、医療制度や年金問題といった生活密着の問題で自公批判を展開したことが奏功した。

 各党は、菅直人民主党代表代行をはじめ志位和夫共産党委員長、福島瑞穂社民党党首、綿貫民輔国民新党代表ら党首クラスが相次いで応援に駆け付けるなど、国政選挙並みの態勢で臨んだ。国会終盤戦をにらんだ動きが、選挙戦の争点として後期高齢者医療制度をさらに浮かび上がらせた。

 その結果、民主は新人三人を含む公認候補四人が当選する躍進。後期高齢者医療制度批判を前面に打ち出した共産も現有三議席から五議席に伸ばし、党勢を回復した。

 一方、自民は県連役員を含む六人の新人・現職の公認が落選するなど大きく退潮。序盤から与野党逆転の危機を訴え、経済界を中心にした支援態勢で選挙戦に取り組んだが、これまで選挙運動の主体を担っていた建設業界は、公共工事削減や談合問題、改正建築基準法問題など取り巻く環境の厳しさから動きが鈍った。

 公明が公認推薦の五人全員当選の中、自民の落ち込みが与党惨敗を招いた。経済界主体の選挙戦術の限界を見せたともいえ、自民は弱体化した支持基盤の立て直しが急務となる。(政経部・与那原良彦)


     ◇     ◇     ◇     
普天間移設の影響懸念/政府の反応


 【東京】県議選で野党が過半数の議席を獲得したことで、政府内には、仲井真弘多知事が厳しい県政運営を迫られることを想定し、米軍普天間飛行場移設問題への影響を懸念する声が広がっている。

 普天間飛行場移設を円滑に進めるためには、今後のアセス手続きの節目で提出する知事意見や、代替施設建設に伴う公有水面埋め立て許可などの手続きが欠かせないが、ある政府関係者は「厳しい県政運営を迫られる中、判断力が鈍らないか」と危惧する。

 特に、公有水面の埋め立て手続きが想定される二〇一〇年春には、秋に控える次期県知事選に向けた与野党の攻防が激しくなると予想され、一四年の代替施設完成に向けた作業が停滞することへの懸念が強まっている。

 仲井真知事は代替施設案(V字案)の沖合移動を求めているが、米国が強く難色を示しており、政府との調整も折り合いが付いていない。しかし、政府内には与野党が逆転したことで「県への配慮を強めざるを得ないのではないか」(同関係者)と、今後の協議が困難さを増すとの見方もある。

2323片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:39:38
「少数与党」の逆風下に/県政への影響


 与党が過半数を大きく下回ったことは、仲井真県政にとって大きな打撃だ。今選挙の争点について自ら「仲井真県政の動きや歩み、やり方に対する評価だと思っている」としていただけに、求心力の低下は避けられない。残り二年半の任期中は、「少数与党」の逆風下で厳しい県政運営を迫られる。

 米軍普天間飛行場の辺野古移設についても、野党側が決議採択などで県内移設見直しを迫る可能性もあり、政府との協議に向けて「大きな重し」となる。日米地位協定の改定についても、与野党一致した取り組みは難しくなりそうだ。

 また、民主躍進で、従来の保守対革新を軸にした対立構造とは異なる「第三勢力」が生まれる可能性もあり、議会運営での不安定要素を増す要因となる。

 今選挙では、県発注工事の談合に伴う県からの損害賠償金請求や改正建築基準法への県の対応などに対し、建設業界の一部が反発。保守選挙を支えてきた業界の動きの鈍さが指摘された。

 県内では建設業に限らず、景気の減速感が出始めている。今選挙で争点となった後期高齢者医療制度や経済格差などの問題も深刻だ。

 仲井真知事は「失業率の全国並み改善」など経済政策の実現を掲げて当選した。基地問題への対応だけでなく、失業率改善や企業誘致など具体的な成果を出すための態勢立て直しが喫緊の課題となる。(政経部・浜元克年)


「県政運営への批判」/知事コメント


 県議選で与党が過半数を大きく下回ったことを受け、仲井真弘多知事は八日夜、「基本的には私の政権運営への批判だと思う」と述べ、有権者からの仲井真県政への批判が最大の要因との認識を示した。

 今後の県政運営については「新しく議員になった各党と、議会の場などの議論を通じて意見交換していくことになると思う」と、野党各会派との話し合いや調整を重視する考えを示した。

 米軍普天間飛行場移設問題については「一年半の政策は貫きたいが、野党の議員と議論していく」と述べ、名護市キャンプ・シュワブ沿岸部移設の基本姿勢は堅持する方針を強調した。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806091300_03.html

2324片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:40:21
野党が逆転 26議席/自民惨敗、民・共躍進
仲井真県政に打撃/県議選
 任期満了に伴う第十回県議会議員選挙は八日投開票され、野党中立が二十六議席と過半数を獲得し、与野党逆転に成功した。自民、公明両党を中心にした与党は、後期高齢者医療制度に対する有権者の強い反発を受け、二十二議席にとどまる惨敗。稲嶺前県政から続いた与党の安定多数は崩れた。県議選で県政与党が過半数を割り込むのは一九九二年以来十六年ぶり。投票結果を「自らへの評価」としていた仲井真弘多知事は今後、厳しい県政運営を迫られる。普天間飛行場移設協議や経済振興など政策課題への影響も必至だ。野党圧勝で、争点となった後期高齢者医療制度の修正・廃止論議も加速されそうだ。投票率は57・82%で、前回を0・9ポイント下回り、過去最低となった。
 野党側は、後期高齢者医療制度廃止を最大の争点に掲げ、党首クラスが相次いで来県するなど、国政選挙並みの態勢で臨んだ。保守支持層が強い高齢者層などへも浸透し、国頭郡、うるま市、浦添市、那覇市などの激戦区を制した。

 与党側は与野党逆転の危機を訴え、経済界の支援を得ながら過半数維持を狙ったが、後期高齢者医療制度への反発は強く、仲井真知事の支援を受けた「与党効果」も上滑りに終わった。保守支持層が切り崩されて激戦区で現職が落選し、少数与党に転じた。

 当選者の内訳は、現職二十七人、元職三人、新人十八人。現職四人が落選した。最年少は三十五歳、最高齢は六十八歳。女性は過去最高の十人が立候補し、七人が当選した。

 党派別では、自民は十六人が当選。公明は五人の公認推薦候補が全員当選した。

 野党側は、社民が五議席を得て、野党系無所属候補を含めて野党第一会派を確保する見込み。共産は糸満市区で返り咲き、浦添市で初議席を得るなど五人が当選した。

 民主は新人三人を含む四人がトップ当選で躍進した。社大は二人が当選。政党「そうぞう」は公認一人が当選した。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806091300_01.html

2325片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:48:07
自・民新人相乗り論浮上 秋田知事選に異変?

 来春の秋田県知事選で、寺田典城知事(67)の4選不出馬が確実視される中、自民、民主両党県連内で新人候補への相乗り論が浮上している。非自民が支えた寺田県政の11年間は、県議会最大会派の自民党との衝突が絶えず、県政を停滞させたとの指摘があるからだ。総選挙の時期次第では、現実味を帯びる可能性もあるが、「知事と議会の対立はむしろ健全」と相乗りへの批判も根強い。(秋田総局・長谷美龍蔵)

<争う余裕はない>
 相乗り論を最初に浮上させたのは、意外にも寺田知事の身内だった。
 今年1月、秋田市で開かれた秋田商工会議所の新年祝賀会。寺田知事の次男で、民主党県連代表の寺田学衆院議員(秋田1区)は、知事選での大連立構想をぶち上げた。

 「経済界、労働界、農業界などすべてが手をつなぎ、リーダーシップのある候補を擁立したい。自民党さえ良ければ、自民党とも組みたい」と語り、会場を驚かせた。

 最近行われた都道府県知事選は、表向きは無所属でも実質は政党ががっちり支援し、国政の代理戦争といえる構図がほとんどだが、寺田代表は地域経済の低迷など深刻な県内の実態を指摘、「与野党が争う余裕など秋田にはない」と強調する。

 自民党は過去3回の知事選で、いずれも支援した候補が寺田知事に敗れ、苦杯をなめ続けてきた。「今度こそは」と党県議は知事奪還に燃える。

 寺田知事とは国際教養大(秋田市)の開学など、多くの問題で対立してきた同党。議席の過半数を獲得した昨年4月の県議選以降は、議案の否決や予算案修正で対抗するようになり、衝突ぶりは激しさを増している。

 このため、県連内には「対立ばかりだと、抵抗勢力と思われかねない」との懸念も出始め、相乗り論がくすぶる。津谷永光会長も「自民側が擁立した候補に、民主側が乗るならあり得る話だ」と可能性を否定しない。

<候補選び活発化>
 寺田知事は初当選直後、「知事は3期まで」と誓約書を書いており、4選不出馬は“周知の事実”となっている。

 自民党県連は候補者の検討組織を設置し、民主党県連も常任幹事会で話し合いを始めるなど、ポスト寺田をめぐる動きは活発化しているが、両党関係者は「相乗りが実現するかは、今後の状況次第」と口をそろえる。

<「選択肢狭まる」>
 寺田知事の任期満了は来年4月19日。知事選は直前の4月上旬に行われるとみられる。衆院解散・総選挙が知事選後なら相乗りも可能だが、知事選前だと政権選択ムードが高まり、相乗りは難しくなりそうだ。

 また、政策や主張の異なる与野党が同じ候補を支援することには、「有権者の選択肢が狭まる」と批判的な見方が少なくない。

 秋田大の池村好道教授(行政法)は「有権者に支持政党の違いによる意見対立、利害対立があるにもかかわらず、それを覆い隠すような候補者選びは疑問。知事と議会が対立しながら、利害関係を調整していくのが政治のはずだ」と指摘する。

 知事選にはこれまでに、前回落選した前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)が立候補を表明している。
2008年06月07日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080607t41011.htm

2326片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/10(火) 12:07:12
選挙:沖縄県議選 与党過半数割れ 民主、「基地移転」対応が試金石に
 後期高齢者医療制度の是非などが争点となった8日の沖縄県議選で与野党勢力が逆転したことは、首相問責決議案の提出に向け民主党に勢いをつける結果となった。

 与党は、衆院山口2区補選(4月)に続いて同制度に批判を受ける形での敗北にショックを隠し切れず、公明党からは自民党の戦術への批判が出ている。一方の民主党は、方針を明確にしてこなかった米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題について、今後の対応が問われることになる。

 ●民主党

 ◇「基地移転」対応が試金石に
 民主党は衆参ともに沖縄選挙区では議席がない。このため、次期衆院選に向けた足場作りとする思惑からこの県議選を重要視し、党幹部を再三、沖縄に投入してきた。

 結果は改選前の1人から4人への大躍進。赤松広隆選対委員長は「政権交代への国民の期待を裏付けるものだ」と述べ、選対関係者は「大きな結果だ」と歓迎した。

 県議会は今後、政府への対決姿勢を強めるとみられる。

 普天間飛行場を同県名護市に移設する問題について、民主党の鳩山由紀夫幹事長は9日、「民主党も他の野党も、名護市ではなく県外に移転すべきだとの主張が中心で、その方向で県議会は動く」と述べた。鳩山氏の発言は「まず県外移転を模索し、その後、国外移転を目指す」とした民主党の「沖縄ビジョン」(05年8月策定)を念頭に置いたものだ。

 しかし同党は現在、米軍再編の日米合意(06年5月)を踏まえてビジョンの改訂を行っている。党内には「アメとムチ」の手法への批判はあるものの、普天間の名護市移設を含む再編自体は「日米同盟重視」の立場から評価する見方が大勢だ。

 普天間の名護市移設に反対する社民党の福島瑞穂党首は9日、「(県議会)野党第1党として、民主党に働き掛けていく。説得は十分可能だ」との見方を示したが、沖縄県内での「野党共闘」の行方は不透明だ。【上野央絵】

 ●与党

 ◇「後期高齢者」巡り不協和音
 自民党は、後期高齢者医療制度の是非を争点化しないよう党幹部はほとんど応援に入らず、結果として、与党は過半数割れに陥った。

 「私に聞くより自民党に聞いた方が正確だ」。公明党の太田昭宏代表は9日、記者団に敗因を聞かれ不満を隠さなかった。同党幹部も同日、「自民党幹部がもっと現地入りして制度を説明すべきだった」と批判した。

 公明党は告示前に太田氏が3日間、告示後は北側一雄幹事長らが2日間沖縄入りし、県本部は党候補がいない選挙区で自民党候補を支援した。自民党は制度の見直し姿勢を強調するテレビCMを県内で放映。選挙期間中に与党で低所得者の保険料負担軽減策をまとめた。しかし批判はかわせなかった。

 自民党の古賀誠選対委員長は9日、「野党のペースに乗って(高齢者が)怒っている。政策ではなく、感情論なので難しい」と制度への批判で敗北が続くことに危機感を示した。【西田進一郎】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080610ddm005010008000c.html

2327片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/10(火) 14:57:13
小沢氏、知事選相乗りに否定的

 民主党の小沢一郎代表(66)が9日、農業現場視察や支持団体との会合のために来県し、新潟日報社のインタビューにこたえた。現職の泉田裕彦知事が出馬表明し、自民、公明両党が推薦予定の10月の知事選について「自公との相乗りは好ましくないという方針は変わらない。最終的に県連に任せるが、独自候補を立てられればそれに越したことはない」と述べ、与党との相乗りに否定的な見解を示した。

 小沢代表は「地域それぞれ事情があるので、押し付けることはない」とした上で、「自公政権は中央集権、官僚統制の社会を前提としているが、私たちは国の仕組みを地方分権へ変えると主張している。知事は地方自治で最も権力を持つポジション。考え方が根本的に違うのに、相乗りはおかしい」と指摘した。

 また次期衆院選について「9月以降、年内に解散があると思う」と語り、「新潟は(無所属で民主会派の)田中真紀子さんを含めて6小選挙区すべてで勝たせてほしい」と訴えた。

 小沢代表は同日、五泉市で稲作現場の視察や農業者との懇談をした後、新潟市で連合新潟の幹部と意見交換。衆院選への支援を要請した。

 その後の記者会見で小沢代表は「地方は疲弊し、東京などとの格差が大きくなっている。官僚のコントロール、国の仕組みを根本的に変えるのが、地方再生の最大の課題だ」と訴えた。


新潟日報2008年6月10日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&amp;newsNo=111040

2328片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/13(金) 03:15:26
選挙:太田市長選 清水市長が出馬宣言 衆院選転向やめ /群馬
 太田市の清水聖義市長は11日、市議会の一般質問で「大泉町との合併は自分の手で成し遂げたい」と答弁し、来年4月16日に任期満了を迎える同市長選に、事実上の出馬を宣言した。上村信行氏(新太田クラブ)の質問に答えた。同市長選には、元自民党県議の秋山一男氏や前民主党県連事務局長の長沼広氏が出馬を表明しているが、一時は衆院選出馬を表明した清水市長の「戦線復帰」で、一気に先行き不透明となった。

 清水市長は「衆院と大泉町との合併を比べると、私にとっては合併の方が大きい。衆院出馬宣言では大勢の市民にご迷惑をかけ、申し訳ない」と陳謝。「これからは合併一本に絞り、市議会や市民の協力を得て新市づくりに努めたい」と答弁した。

 清水市長は昨年末、「次期市長選には出馬せず衆議院を目指す」と宣言。市議会保守系議員団もバックアップしてきた。

 しかし、3月の市内経済界との会談で大泉町との合併が急浮上、同町議会が合併特別委員会を設立、市議会も委員会を設けるなど合併が現実味を帯びてきた。両市町は7月上旬に任意合併協議会を太田市役所内に設け来年度中の合併を目指す。

 また、太田市を含む衆院群馬3区の現職、谷津義男氏(自民)との調整が進まなかったことも、今回の発言の背景にあるとみられる。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年6月12日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080612ddlk10010237000c.html

2329片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/13(金) 12:39:40
溝口南砺市長、今期で退任 あす市議会で正式表明
2008年06月12日

 南砺市長の溝口進氏(77)=無所属、一期、院林(福野)=は十一月の任期満了に伴う市長選に再選出馬しない意向を十一日までに固めた。市総合計画(十九−二十八年度)が実施段階に移り、市政運営に道筋を付けたことや健康状態、年齢などを考慮、総合的に判断した。一月に体調を崩して入院したが、順調に回復したことから任期満了まで務めるとみられる。十三日の市議会本会議で正式表明する。

 溝口氏は北日本新聞社の取材に対し「南砺市の合併を成功させなければならないとの思いで務めてきた。やるべきことはまだあるが、大体の道筋は付いた」と語り、後進に託す考えを示した。

 溝口氏は一月に胸部解離性大動脈瘤(りゅう)を発症して入院し、三月末に公務復帰。高血圧を防ぐ薬を服用しているが、大動脈瘤は完治した。九月に友好提携二十五周年を迎える中国・紹興市を訪れるほか、十一月の全日本菊花連盟全国大会南砺大会の大会長に就いていることから、現段階では任期満了まで務める見通しだ。

 市議会最大会派の南砺自民クラブは十三日に進退について代表質問する。前回市長選で溝口氏を推薦した自民党南砺市連合支部は、溝口氏の正式表明後、公認または推薦候補の選考を本格化させる。副市長で旧井波町長の清都邦夫氏(65)=井波(八日町)、同市連支部長の山辺美嗣県議(56)=自民四期、やかた(福野)=の名前が取りざたされているほか、出馬意欲を持つ現職市議もいるとされる。

 溝口氏は県商工労働部次長、理事などを経て昭和五十七年、旧福野町長に初当選し、六期務めた。平成十六年の南砺市発足に伴う市長選で初当選した。旧福野病院の南砺家庭・地域医療センターへの改組、平・上平両地域の小中学校の統合決定などを実現した。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080612/12518.html

2330片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/15(日) 16:12:45
民主県連、今秋の知事選に独自候補擁立目指す
 民主党県連は14日、岡山市内で常任幹事会を開いた。今秋予定されている知事選の対応について協議し、独自候補の擁立を目指す方針を決めた。

 非公開の会議後、会見した津村啓介代表は「県連として独自の候補擁立を目指していくことを確認した」と述べ、現職の石井正弘氏から推薦依頼があっても応じない意向を示唆した。

 同県連は5月の常任幹事会で知事選について6月中に結論を出すことを申し合わせていた。津村代表は「候補者となりうる方々と接触はしている」としながらも、「国会が6日間延長し、国会に足が縛られる。閉会後の22日以降から調整を本格化していくスケジュールになる」と述べ、7月中にずれ込むとの見通しを示した。

 知事選をめぐっては現職の石井氏が立候補を表明している。


【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】

(2008年6月14日)
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/06/14/2008061423030366029.html

2331片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/15(日) 16:13:23
民主県連 事実上の自主投票に 独自候補擁立は断念 幹事会で一致 「党員ら拘束しない」
2008年6月15日 01:44 カテゴリー:九州・山口 > 山口
 夏の知事選(7月17日告示、8月3日投開票)への対応をめぐり、民主党県連は14日、山口市内で幹事会を開催。独自候補の擁立や特定候補への支援などを断念し、事実上の自主投票を決めた。民主党が国会論戦で政権交代を訴えて自民・公明政権と対決する中、知事選で新たな選択肢を県民に示せなかった。

 同県連によると、幹事会では、4選を目指す現職の二井関成氏(65)の県政運営について、財政再建や教育行政で評価する声と、米軍再編や道路特定財源問題への対応を批判する意見が対立。党本部が4選知事の推薦を禁止し、独自候補の擁立も難しいことから、県連としての方針を決定できず「個々の地方議員や党員を拘束しない」ことで一致。事実上の自主投票とした。

 平岡秀夫代表(衆院山口2区選出)は「候補擁立や推薦決定など(県連の意思を)統一した状況をつくれず、県民のみなさんに深くおわび申し上げたい」と頭を下げた。

 今回の知事選では、二井氏が、自民、民主、公明の3党に推薦願を提出し、自民党県連、公明党県本部は県レベルで推薦を決定。一方、民主党県連は今月1日の幹事会で、実質的な推薦を求める意見と、候補擁立や自主投票を求める声が対立し、結論を先送りしていた。

 知事選には、二井氏のほか、共産党推薦で市民団体代表の福江俊喜氏(67)が前回に続き立候補を表明している。

=2008/06/15付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/28705

2332片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 13:23:44
谷垣自民政調会長の地元で相乗り現職敗北 福知山市長選
2008年6月15日
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 15日投開票された京都府福知山市長選で、無所属新顔で元府教育次長の松山正治氏(70)が、地元選出の谷垣禎一・自民党政調会長らの応援を受けて再選を目指した無所属現職の高日(たかひ)音彦氏(68)=自民、公明推薦、民主支持=ら2人を破り、初当選を決めた。

 現職を小差で抑えた松山氏は「(市役所の)汚職事件の解明を進めたい」と抱負を語った。1月に市民病院改築などに絡む市幹部職員の汚職事件が発覚。福知山市では助役から市長に就くという形が長年続き、現職の高日氏も前回選挙で助役から初当選した。松山氏はこうした点を突き、市政を「変えよう、変わろう」を合言葉に、教員時代の教え子らと支持を広げた。

 敗れた高日氏は「汚職事件の逆風が予想もしないほど強かった」と肩を落とした。自民、公明、民主の3党相乗りで、告示日の出陣式には谷垣政調会長をはじめ、自民、民主の国会議員や山田啓二・京都府知事らが応援に顔をそろえた。しかし、汚職事件をめぐる批判をかわせなかった。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200806150041.html

2333片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 18:37:35
現・新4人の争い
野田市長選スタート 市補選も
2008年06月16日10時55分[県西エリア]

 任期満了に伴う野田市長選は十五日、告示され、共産党公認新人で党市副委員長の渡辺勝男(62)、無所属新人で前同市議の染谷司(61)=民主党推薦=、同じく無所属新人で市民団体会長の立川邦夫(45)、無所属現職で四期の根本崇(62)=自民党・公明党推薦=の四氏が立候補を届け出た。四氏はそれぞれの選挙事務所前で出陣式・第一声などを行い、七日間の舌戦をスタートさせた。また、同市議補欠選挙も告示され、欠員一に対して二人が立候補した。投票日はいずれも二十二日。

 渡辺候補は、後期高齢者医療制度を批判し「国の悪政から住民を守るのが地方自治体だが、市は放棄している」と指摘。税金の使い道を市民の暮らしのために使うとし、「安心の医療を支援し、安全安心の街をつくる。経済も振興し、雇用を増やす」と訴えた。

 染谷候補は、高騰するガソリンや食料品価格に触れながら、「暮らし最優先の野田市に変えていかなければならない」と第一声。さらに、「一人の考えで決まっていく市政はだめ。しがらみのない政治を」などと述べ、五選を目指す現職候補を批判した。

 立川候補は、「ほかの三候補は六十歳代。市政での世代交代を進めるため立候補した」と若さを強調。その上で、「後期高齢者医療制度への補助制度や、医師確保など福祉施策を充実する。若い人が集まるような魅力ある駅前開発も進める」などと述べた。

 根本候補は、「この十六年、地域の平和と人権を尊重する社会実現を基本理念に市政運営してきた」と前置き。「市長選は政策が重要。四年で新市建設計画の事業を仕上げ、中心市街地活性化事業を進める。持続可能な農政にも力を入れる」と重点施策を示した。

 一方、市議補選には、元職で民主党公認の池田利秋(60)、新人で無所属の平井正一(47)の二氏が立候補を届け出た。

 市選管によると、十四日現在の有権者数は十二万六千六百五十五人(男六万三千四百二十三人、女六万三千二百三十二人)。

◇◇◇野田市長選立候補者◇◇◇
(上から届け順)

◆渡辺 勝男 62 共新

 党東葛地区委員、党市副委員長、党市生活相談室長、元東武鉄道社員、東武労組分会役員。茨城県立古河第一高校卒。

 ◇公約 (1)後期高齢者医療制度廃止を国に働き掛けるなど安心できる医療の実現(2)国保税の一人一万円引き下げ(3)小学六年生までの医療費無料化(4)公立学校・公共施設を三年以内に耐震化(5)通学路の安全確保(6)地域経済振興条例を制定し雇用創出。

◆染谷  司 61 無新

 損保代理業、元野田市議、市監査委員、県市議会議長会長、関東市議会議長会副会長、法定合併協委員。県立清水高校卒。

 ◇公約 (1)地域の力を生かした安心・安全なまちづくり(2)医療と福祉に強いまちづくり(3)情操教育などに重点を置く学校教育のサポート“子育て支援の充実”「野田ブランド」確立など産業力の強化(4)観光PRなど情報発信の強化。

◆立川 邦夫 45 無新

 市民団体むらさき・えだまめ連合会長、元物流会社員。県立野田北高校卒。

 ◇公約 (1)市政の世代交代と若返り(2)後期高齢者医療制度への市独自の補助制度確立(3)「おしゃれ」を視点に愛宕駅前開発(4)高速バス、つくばエクスプレスを活用した都心アクセス強化(5)医師や介護ヘルパー確保など医療・介護体制の充実。

◆根本  崇 62 無現(4)

 県市長会理事、県国保団体連合会監事、元県水政課長、静岡県島田市助役、建設省政策企画官、野田市助役。東京大学卒。

 ◇公約 (1)中心市街地の再活性とコンパクトシティの実現(2)持続可能な農業施策の確立と食の安全確保(3)新市建設計画の確実な実現(4)安全安心なまちづくりの推進(5)都市基盤・生活関連施設整備(6)福祉・医療充実(7)教育充実と青少年健全育成強化。

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1213581346

2334片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 21:47:35
狛江市長選3氏の争い
22日投開票 市議補選も三つどもえ
 任期満了に伴う狛江市長選が15日告示され、新人で前市議会議長の高橋清治氏(57)(自民、公明推薦)と現職の矢野裕氏(61)(共産推薦)、新人で映画プロデューサーの伊藤正昭氏(41)(民主、国民新党、新党日本、狛江・生活者ネットワーク推薦)の3人が立候補した。いずれも無所属。投票日は22日で、即日開票される。

 高橋候補は小田急線狛江駅前で第一声。「現市政はずさんで綱渡り的な財政運営をしてきた。行財政改革を進めたい」と訴え、民間保育園の誘致や校舎のバリアフリー化などの政策を訴えた。鴨下一郎環境相ら11人が次々とマイクを握り、国政与党をアピールした。

 矢野候補は市役所前で第一声を上げた。4期目を目指す矢野候補は「選挙は市民が主役」として、国会議員らの応援を集めた他陣営を批判。情報公開やホームヘルパー利用率などを改善したと強調し、「市民との協働でより住みよい狛江の街を作りたい」と語った。

 伊藤候補は、市役所近くの住宅街で出陣式に臨み、「狛江は市民派市政だと思っていたが、全然違う。一部の政党だけが財政の情報を握っている現状はおかしい」と訴えた。午後には、民主党の菅直人・代表代行や新党日本代表の田中康夫参院議員も駆け付けた。

 また、15日告示された市議補選には、共産党市青年部長の岡村伸氏(30)、経営コンサルタントの浅野和男氏(53)、元市議の池座俊子氏(56)の3人が立候補した。

 14日現在の有権者数は6万4922人(男性3万1939人、女性3万2983人)。

(2008年6月16日 読売新聞)東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20080616-OYT8T00131.htm

2335片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 21:48:47
溝口南砺市長、引退表明
 南砺市の溝口進市長(77)は13日の市議会6月定例会で、「残る任期中を力いっぱいがんばり、その後は一市民として南砺市の発展を見守りたい」と述べ、11月27日の任期満了に伴い引退する考えを示した。市議会会派「自民クラブ」の嶋信一会長の代表質問に答えた。

 溝口市長は「南砺市は創生期から第2期に入りかけ、ギアを入れ替えスピードアップする必要がある」とした上で、「しかし、今年に入り大病を患い入院を余儀なくされた。『少々休め』と言われたのではないか」と語った。

 溝口市長は旧福野町長6期目の途中で、町村合併により2004年11月、初代南砺市長に当選した。1月に胸部解離性大動脈瘤(りゅう)で入院し、3月に復帰した。

 次期市長選では、市幹部ら数人の出馬が取りざたされている。

(2008年6月14日 読売新聞)富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080613-OYT8T00951.htm

2336片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 22:01:26
鳩山・民主幹事長:政権交代の実現訴え−−山口入り /山口
 民主党の鳩山由紀夫幹事長が15日、山口入りし、講演や街頭演説をした。次期衆院選の山口1、3区の立候補予定者への支援が目的で、早期の衆院解散、総選挙による政権交代の実現を訴えた。

 宇部市のホテルでは支持者ら約300人を前に、首相問責決議案を参院で可決後、国会審議を拒否をしていることに言及。「問責の重みを発揮するため強い態度で臨む必要がある」と理解を求めた。山口市でも街頭演説後、県立図書館で約350人を集め講演した。

 鳩山幹事長は会見で知事選に候補を擁立しないことについて「財政的に切りつめなければならず、衆院選に集中することにした」と話した。【諌山耕】

〔山口版〕

毎日新聞 2008年6月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080616ddlk35010240000c.html

2337片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 22:03:22
選挙:野田市長選 多選の是非が争点 現職と新人3人の戦い−−告示 /千葉
 任期満了に伴う野田市長選は15日告示され、共産公認の党野田市委員会副委員長、渡辺勝男氏(62)▽民主推薦の元市議、染谷司氏(61)▽市民団体会長の立川邦夫氏(45)▽自民、公明推薦で現職の根本崇氏(62)の4人が届け出た。

 4人の出馬は1950年の市制施行直後の市長選以来。根本氏の5選出馬に新人3人が異を唱えた格好で、多選の是非が最大の争点だ。自民推薦の根本氏が連合千葉の推薦を受ける一方、自民離党の染谷氏が民主推薦となるなど、自民、民主の分裂選挙となっている。

 また、染谷氏の議員辞職に伴う市議補選(改選数1)も同日告示され、元職で民主公認の池田利秋氏(60)▽新人で無所属の平井正一氏(47)の2人が届け出た。

 投票はいずれも22日に市内45カ所で行われ、同市清水の市総合公園体育館で即日開票される。14日現在の選挙人名簿登録者数は12万6655人(男6万3423人、女6万3232人)。【橋本利昭】

 ◇開発優先から暮らし優先に−−渡辺氏
 渡辺氏は午前10時、同市清水の選挙事務所前で第一声。「国の悪政から住民の暮らしを守り、防波堤の役割を果たすのが地方自治体。市はその役割を放棄している」と現職を批判。「開発優先から暮らし優先の市政に変えたい」と訴えた。

 ◇活性化事業を進めていきたい−−染谷氏
 同市中根の選挙事務所前で正午から第一声を発した染谷氏は「市をどうするというイメージがなく(市長)1人の考えで決まっていくのが多い」と指摘。「暮らし優先の市政に改め、人が集まる本当の活性化事業を進めていきたい」と強調した。

 ◇世代交代し市を再構築−−立川氏
 立川氏は同市柳沢の事務所前の第一声で、唯一40代の若さを強調。「自らプレーイングマネジャーとして動いていきたい。長期政権は粉飾を生み出し、いい結果は数少ない。世代交代を実現し、新しい考えの下で市を再構築したい」と訴えた。

 ◇中心部の再活性化など強調−−根本氏
 同市清水の事務所近くで行われた第一声には周辺首長、国会議員らが出席。根本氏は5期目を「仕上げの1期」と位置づけ、中心部の再活性化、無農薬農業の取り組みなどを強調、「政策を訴えない人に市政を任すことはできない」と訴えた。

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 ◇野田市長選立候補者(届け出順)
渡辺勝男(わたなべ・かつお) 62 共新

 党地区委員・市委員会副委員長[歴]会社員▽労組役員▽茨城県立古河第一高

染谷司(そめや・つかさ) 61 無新

 [元]市議▽損保代理業[歴]市議長・副議長▽県市議長会会長▽市監査委員▽清水高=[民]

立川邦夫(たちかわ・くにお) 45 無新

 市民団体会長[歴]会社員▽野田北高

根本崇(ねもと・たかし) 62 無現(4)

 市長▽県市長会理事[歴]建設省職員▽県水政課長▽市助役▽東大=[自][公]

==============

 ◇野田市議補選立候補者(改選数1−2、届け出順)
池田利秋 60 会社社長 (1)民元

平井正一 47 会社社長  無新

毎日新聞 2008年6月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20080616ddlk12010163000c.html

2338片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/17(火) 13:55:47
「自民へ軸足」際立つ 石井知事出馬表明
2008年06月17日

 石井知事が再選出馬を表明した十六日の県議会代表質問は、知事と自民党との距離感と他党との違いがあらためて浮き彫りとなった。質問した自民党の鹿熊正一幹事長はこれまでの知事の実績を評価した上で、先週末の記者会見で示していたスタンスより大きく踏み出し、知事に出馬を強く要請する形をとった。知事は県民党的な立場としながらも最大会派からのラブコールに謝辞を述べ、相思相愛の関係を強調。自民は、公明とともにいち早く推薦の意向を示した。前回知事選で知事を推薦した社民、民主からは自民への立ち位置を鮮明にする知事の政治姿勢に不満がくすぶっている。

 自民党県議会議員会は代表質問の表現内容をめぐって、十三日の議会開会前に協議。党として石井県政を一定評価するものの、出馬の意向をただす表現については党として出馬を強く要請する意見のほか、「推薦するかどうかまだ議論していない段階で強く要請するのはどうか」といった意見なども浮上。質問者の鹿熊氏が預かる形となった。

 鹿熊氏は十三日の同議員会での協議後に開いた会見で「総合的に一定の評価をして再選の決意や抱負を問う。『出馬を求める』というニュアンスではない」と説明。十四日に開かれた富山市連・富山第一選挙区支部合同大会では平村国光県議も「石井知事は党籍がないことから、評価しながらも再出馬するというならばどのような考えで出るのかを質問する」と述べていた。

 鹿熊氏は、十六日の代表質問では知事が自民党との政策協定や予算要望を政策に反映させたことを評価するとともに、各種選挙で支援してくれたことへの感謝の気持ちを示し「県政を引き続き担当することを強く要請する。二期目の決意と抱負を百十万人県民に表明してほしい」と求めた。自民党の強い姿勢がより強調された内容について鹿熊氏は質問後「考え方の方向はこれまでと同じ」と説明。推薦要請への対応は「近く政策協定を結ぶことになる。党としても秋の選挙に向けて強く支援していくことになるだろう」と述べた。

 これに対し、「県民党的な立場」を掲げる知事は知事就任以降を振り返る中で「最大会派の自民党、県議会各位、県民のおかげ。自民党からの意見はもとより、幅広い県民の意見をできるだけ県政に反映させる努力をし、相応の成果が得られた」と応じるなど自民党を強く意識した発言となった。

2339片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/17(火) 13:56:07
■社民・民主は慎重姿勢
 石井知事の再選出馬表明を受け、県内各党は秋の知事選に向けて本格的に動き出した。平成十六年の知事選と同様、知事は「できるだけ幅広い政党や団体に支援をお願いしたい」とし、今回も各党、各団体に推薦を求める考えを示した。前回石井知事を支援した四党のうち、自民に軸足を移しつつある知事の政治姿勢などを理由に社民、民主両党県連は慎重な構えを示しており、支援態勢が固まるにはしばらく時間がかかりそうだ。

 前回知事選は、県民党を掲げる無所属新人の石井氏を、自民、社民、民主、公明の四党と県民社協会、連合富山、県JAグループの四党三団体が推薦する「相乗り」で選挙を戦い、対立候補に十八万四千三百七十四票差を付けて圧勝した。

 社民党県連は、前回知事選で旧社会党時代も含め、四十年ぶりに自民党との相乗り支援となったが、今回の推薦について菅沢裕明幹事長は「暮らしに冷たい県政が目立つ。二期目は白紙」と話す。

 今後、知事と結んだ政策協定の実現度を検証し、九月定例県議会前までに対応を決める。昨年七月の参院選で自民党公認候補を応援したことを代表質問でも「約束に反する」とした。本年度の県予算案は県単独医療費助成制度の見直しや県職員の給与カット継続などを理由に反対した。

 党本部が相乗り禁止を掲げている民主党県連の坂野裕一幹事長は「石井知事を政策面で評価している」と述べ、県連レベルでの推薦を検討する意向を示したが、「特定政党に偏った行動が見受けられる」と指摘。社民と同様、参院選で自民党公認候補を激励するなど、知事の政治姿勢に注文を付ける。両党の支援母体、連合富山も自民党候補を応援した知事の政治姿勢を疑問視し、安東誠事務局長は「ゼロベースで対応を検討する」と話す。国民新党の綿貫民輔代表は「党として推薦や支援は考えていない」と話す。

 公明党県本部の島田一代表は「推薦の方向で党内手続きを進める」と説明。県民社協会の針山常喜会長、県JAグループの江西甚昇県農協中央会長も前回同様に推薦する方向で協議を進める考えだ。共産党県委員会は、県労連や民医連などでつくる「明るい富山県政をみんなでつくる会」(米谷寛治代表委員)と候補者選考を急ぐ。反保直樹県委員長は「県民の暮らしを第一に考える候補を応援する」と話す。

■10月19日か26日投票有力
 任期満了を十一月八日に迎える今秋の知事選日程は、これまで第三、第四日曜に行ってきた過去の例などを踏まえ、十月十九日か二十六日が有力となっている。県選挙管理委員会(荻野幸和委員長)は、七月九日に開く同委員会で日程を話し合う。

 知事選は、任期満了日までの三十日以内に行わなければならず、十一月八日が任期満了日となる富山県知事選の投票日は十月九日以降となる。選挙運動期間は十七日間で、十月十九日が投票日なら、告示日は十七日前の二日、二十六日投票ならば、九日告示となる。

 ただ、同時期に国政選などの選挙日程が想定されれば、日程が再検討される可能性もある。平成八年は当初十月二十七日投票としていたが、衆院解散に伴って二十日に変更し、衆院選と同日選にした。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080617/12622.html

2340片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/17(火) 15:02:30
選挙:箕面市長選 小林市議が立候補表明 /大阪
 任期満了に伴う箕面市長選(8月17日告示、24日投開票)に、箕面市議、共産党市委員長を務める新人の小林ひとみ氏(60)が16日、無所属で立候補することを表明した。共産党が推薦する。

 小林氏は「国の構造改革や府の大阪維新プログラム案の影響で、生活は年々厳しくなっている。市民を守る政治が必要」と述べた。医療費無料化の未就学児までの拡大や、小学校低学年の30人学級などを公約に掲げた。

 小林氏は兵庫県尼崎市出身。80年に箕面市議に初当選し、現在5期目。96年に衆院選大阪9区、99年に府議選(箕面市・豊能郡)に立候補したが、落選した。

 同市長選には、新人で元総務省課長の倉田哲郎氏(34)が立候補を表明。1期目で現職の藤沢純一氏(60)は、今のところ態度を明らかにしていない。【川端智子】

毎日新聞 2008年6月17日 地方版
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080617ddlk27010434000c.html

2341片言丸:2008/06/19(木) 00:46:07
菅谷氏と星氏の入会認める 福田知事を支援する会が42人に 両氏「国政と知事選は別」
(6月17日 05:00)
 十一月にも行われる知事選に向け、自民党議員会を中心に県議が超党派で組織した「福田富一知事を支援する会」(会長・石坂真一県議会議長)が十六日、宇都宮市内で全体会議を開き、入会届が提出されていた菅谷文利氏(県民ネット21)と星一男氏(無所属県民クラブ)について、入会を認めた。民主党系会派の県民ネット21からの入会は初めて。現県議四十九人中、県民ネット21の六人と共産党一人を除く四十二人が会員となった。

 同会は、民主党が再選を目指す福田知事の対立候補擁立を目指していることや、星氏が前回知事選で福田知事と事実上の一騎打ちを展開した福田昭夫衆院議員の直系とされるだけに、これまで入会届を「預かり」の形にしていた。しかし福田知事の後援会総連合会の総会が七月上旬に予定されているのを受け、組織を固めた。

 菅谷氏は同会への入会について「昨年十二月に入会届を出した。四年前も福田知事を支援し、失政はなく、今回も応援したいと。国政と地方の首長選の問題は別であり、首長選に政党間の争いを持ち込むべきではない」としている。一方で県民ネット21代表の佐藤栄・民主党県連幹事長は「会派内で話をしており、(対立候補擁立の場合)同一歩調を取ってくれると思っている」と話している。

 星氏は「会派の存在は議会活動の中で重視しなければいけない」と無所属県民クラブのほかの二人が入会していることを挙げた上で、「福田衆院議員もその点はよく分かっている。衆院選と知事選は別。福田知事に失政はない」と話した。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20080616/13713
栃木

2342片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 11:47:56
上峰町議会、中山議員を除名「議会の品位落とした」
 上峰町議会(定数10)の岡光広・副議長(61)の不信任決議案提出をめぐり、議会の品位を落としたとして、町議会は23日、地方自治法の懲罰の規定に基づき、中山五雄町議(61)を除名処分にした。中山議員は失職した。県市町村課によると、県内の議会での除名処分は初めてとみられる。中山氏は近く古川知事あてに、処分の取り消しを求める審決を申請する。

 中山氏は16日、「町は財政改革に取り組んでいるが、副議長の家族が嘱託職員として残っており、町民の不信を招く」などとして不信任決議案を提出したが、賛成少数で否決された。

 その後、この家族は昨年10月に嘱託を辞めていたことがわかった。岡副議長は「無礼な発言で、家族の人権も傷つけられた」として、懲罰特別委員会に中山氏の処分を求める要望書を提出。特別委は23日の本会議で、「人権侵害は明らかで議員失格に相当する」などとして除名を求め、採決の結果、賛成7、反対2で可決された。

 地方自治法によると、懲罰には戒告、陳謝、一定期間の出席停止などがあり、除名が最も重い。

 中山氏の代理人らは24日、県市町村課を訪れ、審決の手続きや申請書類の書き方を確認、近日中に手続きをする。同課は書類を受理した後、町議会の処分が妥当かどうか判断する。

 中山氏は「不信任決議案の内容に間違いがないか、提出する前に町や議会にも見てもらったが、『いいでしょう』という回答だった。人権を傷つける意図はなく、処分は反町長派の私に対する多数派による横暴だ」と話している。

(2008年6月25日 読売新聞)佐賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20080624-OYT8T00752.htm

2343片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 12:16:23
小沢・民主代表:来県、知事選相乗りを容認 「県連、支持者の結論を尊重」 /岐阜
 民主党の小沢一郎代表は30日、全国行脚で訪れた岐阜市内で会見し、来年の知事選について「相乗りを避けるのが原則だが、県連や支持者の結論を尊重する」と述べ、現職の古田肇氏が出馬表明した場合、自民党や公明党と相乗りで推薦することを容認する考えを示した。

 古田氏は開会中の県議会定例会で出馬表明するとみられる。自民党は既に古田氏の推薦を決定。民主党県連も古田氏を推薦する方向で調整している。

 小沢代表は「民主党は地方分権を目指しており、中央集権的な自民党とは思想や哲学が根本から違い、同じ候補者を推薦するのでは筋が通らない」と説明。その一方で「現実的には地域の実情もあり、県連や支持者の結論を最終的には尊重すると思う」と述べた。

 また、次期衆院選の候補者が未選定の岐阜4区について「数だけそろえるのではなく、本当に(良い)候補者を選んでほしい。選挙区によっては、他党の候補者を推薦することもある」と述べ、安易な選定をしないようけん制した。

 また小沢代表はこの日、岐阜市の柳ケ瀬通にある商店街を歩いた。小沢代表を一目見ようと店から出てきた市民らが握手を求め、商店街は混雑した。その後、小沢代表は岐阜市日ノ出町のシネックスホールで、主婦30人との車座集会に臨んだ。【稲垣衆史、鈴木敬子】

毎日新聞 2008年7月1日 地方版
http://mainichi.jp/select/seiji/ozawa/news/20080701ddlk21010008000c.html

2344片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 12:57:25
藤沢氏が再選
日野町長選

 任期満了に伴う滋賀県日野町長選は29日、投開票され、無所属現職の藤沢直広氏(52)が、無所属新人で元東京都三鷹市議の高井章博氏(42)=自民推薦、公明支持=を退け、再選を果たした。

 4年前の前回町長選では「合併反対」を訴えた藤沢氏が当選しており、今回は単独で町を運営していくための活性化策が主な争点になった。

 藤沢氏は、懸案だった日野中改築に着手した実績などを強調。中学校給食の実施などを公約に掲げ、「自律のまちづくりをさらに発展させる」と訴えた。2月に共産党を離党、民主系町議1人の支援も取り付け、党派を超えて支持を広げた。

 高井氏は、積極的な産業振興策を訴え、嘉田由紀子知事を支援する「対話の会」の推薦も得たが、知名度の低さが響いた。

 投票率は69・98%で、合併の是非が争われた前回を4・21ポイント下回った。

 ▽開票結果(選管最終)

 藤沢 直広 無現当7、592

 高井 章博 無新 5、060

 ▽藤沢 直広氏(ふじさわ・なおひろ)滋賀大卒。県職員、県職員組合副委員長を経て2004年の日野町長選で初当選。52歳。日野町清田。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008062900150&amp;genre=A2&amp;area=S00

2345片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 13:00:16
選挙:四日市市長選 井上氏4選不出馬、「課題に道筋つけた」 /三重
 「市政の課題に道筋がつけられた」−−。四日市市の井上哲夫市長(69)は26日、今冬に予定される次期市長選に不出馬を表明した。市議会本会議で表明後、井上市長は「晴れ晴れとした気持ちだ。残り半年、病気にならないように気を付け、責任を全うしたい」と語った。

 不出馬は「6月定例会に入ってから(決断)した」と話した。6月議会で土地開発公社の健全化策や、東芝四日市工場の新製造棟誘致関連予算などが認められ「順風満帆とは言わないまでも、幸せな終わり方ができるのではと思った」とした。

 年末年始には4期目に意欲を見せたと受け取れる発言もしていた。「経済が厳しい時期に市政を引き継ぎ、課題解決に道筋が付けられればと思っていた。3期でできるのかとも思っていた」と述べた。今年度施行を目指しながら断念した中核市昇格については、心残りな様子をみせた。

 現在、四日市市長選に正式に出馬表明をした立候補予定者はないが、民主系前県議のほか、自民現職県議らの名が挙がっている。【清藤天】

〔三重版〕

毎日新聞 2008年6月27日 地方版
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080627ddlk24010149000c.html

2346片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 13:04:24
財政再建で実績 航路問題不透明なまま
2008年06月27日 三重

◇◆四日市・井上市長引退表明◆◇


 引退を表明した四日市市の井上哲夫市長は26日、市議会定例会で「市の重要課題に道筋がつけられ、晴れ晴れとした気持ちだ」と心境を語った。次期市長選をめぐっては、田中俊行前県議が出馬を見据え、07年4月の県議選への立候補を見送っている。


 井上市長は96年12月の市長就任以降、一貫して財政立て直しに取り組んだ。01年度には1114億円にまで増大した市債残高を06年度には965億円にまで圧縮。04〜06年度平均の実質公債費比率は22・2%と県内最多だった。だが、08年に約188億円の借入金を抱える土地開発公社の健全化計画をまとめ、09〜11年度平均の実質公債費比率では市債発行に許可が必要な18%を下回る17・8%にまで下げられる見通しとなった。


 また、05年2月には旧楠町と合併し、中核市の要件である人口30万人を超えた。しかし、同市大矢知地区で全国最大規模の産業廃棄物の不法投棄が見つかり、中核市への移行を見送り、産業廃棄物を所管しない保健所政令市への移行にとどまった。


 06年4月には中部国際空港―四日市航路を実現したが、運航事業者の破綻(はたん)や、原油価格高騰による経営難で燃料費補助を余儀なくされるなど、今後の航路維持については不透明な状況が続いている。


 井上市長は「3期12年が一つの節目だと考えていた。失われた10年、日本経済が厳しい時から、ここまでたどり着けたのは幸運だった」と振り返った。後継者の指名については「考えはない」と述べた。
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000806270002

2347片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 13:11:38
選挙:箕面市長選 現職の藤沢氏が再選出馬を表明 /大阪
 任期満了に伴う箕面市長選(8月17日告示、24日投開票)に、現職の藤沢純一氏(60)が24日、再選を目指して無所属で立候補することを、定例市議会の本会議で表明した。

 記者会見した藤沢氏は「小学校1、2年生の30人学級化などで箕面っ子の学力を上げたい」と抱負を述べた。

 藤沢氏は富山県高岡市出身。箕面市議を2期務め、2度目の挑戦で前回初当選した。

 同市長選には、無所属の新人で、元総務省課長補佐の倉田哲郎氏(34)と箕面市議の小林ひとみ氏(60)=共産党推薦=が立候補を表明している。【川端智子】

毎日新聞 2008年6月25日 地方版
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080625ddlk27010368000c.html

2348片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/04(金) 19:55:44
選挙:知事選 10月9日告示、26日投開票 4選目指す現職 /岡山
 ◇他に出馬表明なし
 任期満了(11月11日)に伴う知事選の日程が、10月9日告示、26日投開票と決まった。これまでに、4選を目指す現職の石井正弘氏(62)以外の出馬表明はない。しかし、多選批判に加えて県財政危機や倉敷チボリ公園問題などの“逆風”を背景に、各党の候補者擁立に向けた動きも大詰めを迎えている。【佐藤慶】

 「私自身も秋に向けて出馬表明した。変わらぬ温かい理解と協力を」。先月22日、岡山市内であった自民党県連の合同会議で石井氏は支援を呼びかけた。しかし、県議会では石井氏の行財政改革に一定の評価がある一方、倉敷チボリ公園問題や財政危機などへの対応を巡る不満もくすぶり、前回知事選で自民、民主、公明、社民各党が“相乗り”だった状況からは程遠い。中でも自民、民主、公明の各党本部は4選以上の“多選”知事候補を推薦しない方針を示している。党県連、県本部レベルの対応は確定していないが、現時点で石井氏支持を表明するのは社民のみにとどまっている。

 6月5日、次期衆院選に向けた全国行脚の一環で来県した民主党の小沢一郎代表は「4期目の知事への推薦は原則ない」と明言。党県連は独自候補擁立を目指し、「候補となりうる方々との接触は行っている」(津村啓介県連代表)としているが、関係者からは「次期衆院選に向けて、人的、金銭的な余裕はない。(擁立は)難しい」との本音も漏れる。

 公明は他党の対抗馬擁立を含めた動向を注視。共産などでつくる「民主県政をつくるみんなの会」は候補者を擁立する方針だ。

 最大会派の自民の一部では、他候補擁立へ向けた動きも水面下で進んでいる。ある県議は「知事への不信感がこれだけ高まっているなかで、知事への支持でまとまることはない」と話す。自民関係者によると、これまでにも地元国会議員やNGO代表者らの名前が「浮かんでは消える状態」という。選挙戦が3カ月後に迫るが、「候補者はあきらめずに見つけていく。(民主が擁立した場合には)相乗りも十分ある」(自民県議)と“共闘”に含みを持たせる。

 石井氏の後援会は3月下旬から各団体に推薦を依頼。これまでに約100団体から推薦状が寄せられた。さらに今月20日には事務所開きを行い、選挙戦に向けた動きを本格化させる。もっとも、推薦依頼のあった県町村会では推薦を決める一方で、県市長会では賛否両論のほか、「様子を見るべき」との意見も出るなど、まとまっていない。加えて政党からの推薦が難しい現状に、後援会幹部は「直接、県民からの支持を得て乗り切るしかない」と表情は厳しい。

毎日新聞 2008年7月4日 地方版
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080704ddlk33010421000c.html

2349片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/16(水) 12:57:46
【栃木】
小山市長選 無風一転、選挙戦へ
2008年7月16日

 二十日告示、二十七日投開票の小山市長選をめぐり、新人で東京家政学院大教授の小野塚久枝氏(64)が十五日、無所属で立候補する意向を表明した。現職大久保寿夫氏(59)=無所属、自民・公明推薦=の無投票三選とみられていた同市長選は一転、選挙戦へ突入する。 (小倉貞俊)

■保守の一本化
 十二月議会から出馬の意欲をにじませていた大久保氏に対し、四月には市議会の最大会派「自民党議員会」が支持を決定。三つどもえで保守層の支持が割れた前回選とは打って変わり、自民党県連、公明党県本部も初の推薦を決めた。

 これに対し、反大久保氏陣営は候補者擁立に難航した。市議会の民主系会派「市民派21」は四月上旬に候補者擁立を断念。関係者は「民主の山岡賢次衆院議員と大久保氏の支持者が重複しており、擁立が困難だった」と明かす。同会派や共産、保守の一部など超党派の市議でつくる「有志の会」も民主県議や団体職員の擁立に動いたが、ともに直前で流れていた。

■超党派の支援
 こうした状況から、小野塚氏は「無投票になるなら市民に選択肢を提示したい」と出馬を決めたといい、「有志の会」ら超党派の市議が支援に動く模様だ。

 小野塚氏は小山市出身で、青山学院大卒業後、日本電信電話公社(現・NTT)を経て現職。同市に二〇〇四年、全財産を寄贈した故・小野塚イツ子さんの親族に当たり、出馬動機を「寄贈された遺産の活用をめぐり、市が不透明な情報開示をしたことに不信感を持った」と説明。大久保氏が二期八年の実績を「人件費削減などの行財政改革」とPRしているのに対し、小野塚氏は「行財政の情報が正しく公開されているとは思えない。市民と双方向の対話ができる開かれた行政を目指す」と主張。十七日にも正式に出馬会見する。

 一方、市内の保険会社勤務の女性(29)も立候補に向け準備を進めている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20080716/CK2008071602000183.html

2350片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/18(金) 17:51:14
07/15-13:10--片山氏「国政が基本」 県知事選出馬に否定的 県市長会は現職を推薦
 片山虎之助前参院議員(72)は14日、自身が会長を務める県農業会議と県市長会、県町村会の懇談会に出席した。終了後、片山氏は「いろいろ話があるが、今までと同じ。国政が基本だということを何度も言っている」と強調し、10月9日告示、同26日投票の岡山県知事選への出馬に否定的な姿勢を示した。 同懇談会は非公開で開催。出席者によると、あいさつの中で片山氏は、今後の方向性について「選択肢を幅広くしないといけない」などと述べたが、知事選への具体的な言及はなかったという。 同会での印象について、県市長会の井手紘一郎会長(真庭市長)は「私の印象なら(知事選には)出ない」と指摘。 高谷茂男岡山市長は「岡山県のためでなく、日本のため、国のために働いてもらう人。もう一度、日本の大改革をやってほしい。冷静に考えてほしいと思っている」と力を込めていた。 一方、同懇談会に先立って開かれた県市長会の定例会では、知事選で現職の石井正弘氏(62)を推薦することが全会一致で決まった。 意見交換では、片岡聡一総社市長が「将来の岡山を考え、願いを沿えて推薦すべき」と強調。高谷岡山市長も「市長会としての政策協定か何かを提示し、(石井氏の)了解を得てから推薦したい」と訴えた。 こうした意見があったことから、井手会長は「早急に文書を作り、私から各市長に直接示して理解をもらったものを持っていきたい」と述べ、推薦に際し要望を申し入れることも了承された。 石井氏の推薦について、市長会は5月初めの会合で協議したが「総体的に状況を踏まえ、決定できる状況にない」(井手会長)として結論を先送りした。一方、町村会(会長・重森計己吉備中央町長)は既に石井氏の推薦を決定している。
http://www.okanichi.co.jp/20080715131026.html

2351片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/29(火) 13:07:58
安念氏後援会、後継調整 砺波市長選、11月16日に投開票
2008年07月17日 07:10

 砺波市選挙管理委員会(南正次委員長)は十六日、市役所で開き、任期満了に伴う市長選の日程について、十一月九日告示、同十六日投開票と決めた。現職の安念鉄夫氏(75)=旧市二期、新市一期、太田=の任期は十一月二十七日まで。

 同市長選への対応について、安念氏はこれまで明言していない。今月一日の定例記者会見では「後援会で各界各層の皆さんと意見交換しており、もう少し時間をいただいて意思表示したい」と述べ、後援会での調整結果を受けて進退を表明する意向を示した。次の衆院選で国民新党の綿貫民輔代表を支援する意向をにじませており、衆院選の実施時期も踏まえ、最終判断するとみられる。

 後援会は九月定例市議会で安念氏が表明できる環境を整えるため、後援会として推せる後継者の擁立作業を進めており、市内の会社経営者を候補としてほぼ絞り込み、打診を続けている。後援会幹部は「出るか出ないかの返答はまだもらえていない。お盆までは時間が掛かるかもしれない」としている。

 自民党砺波市連は、無投票となった直近二回の市長選は安念氏を推薦してきたが、綿貫氏支援など反党的な姿勢が目立つとして、五月の総会での役員人事で顧問から外し、安念氏以外の候補擁立を模索している。

■南砺市長選・市議選も11月16日に投開票
 南砺市選挙管理委員会(岸一雄委員長)は十六日開き、任期満了に伴う市長選と市議選の日程を十一月九日告示、同十六日投開票と決めた。市長、市議とも任期満了は十一月二十七日。

 市長選は溝口進市長(77)=一期、院林(福野)=が引退を表明しており、前回選挙で溝口氏を推薦した自民党南砺市連合支部(支部長・山辺美嗣県議)が後継候補選考を進めている。旧八町村の支部ごとに住民の声を聴き、総務会で意見集約する方針で、今月末か来月初めに開く総務会で各支部が意見交換する。

 今のところ具体的な候補者名は浮上していないが、副市長で元井波町長の清都邦夫氏(65)=井波(八日町)=が有力視されている。しかし、前回市長選でも候補に挙がったものの、旧四町の国会議員や県議、首長の集中を避ける〝バランス論〟で実現せず、今回も曲折が予想される。自民以外では表立った動きがみられないが、水面下で若手擁立を探る動きもある。

 市議選は旧八町村の中選挙区で行われ、定数は現行の三四(欠員一)から四減の三〇とし、旧四村が各一減の一となる。

 旧町村別の定数は福光九、福野七、井波と城端が五、井口、平、上平、利賀は各一。各選挙区で定数を若干上回る立候補者が見込まれ、少数激戦になるとみられる。

http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080717/13355.html
富山北日本

2352片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/29(火) 14:17:29
自民党県議団 知事選、石井氏推薦せず
多選制限方針 独自候補擁立論議も
 県議会の自民党県議団は27日、岡山市内で臨時総会を開き、10月9日告示の知事選で4選を目指し立候補表明している現職の石井正弘氏(62)について、多選を制限する同党本部の方針に基づき、県連としても推薦できないことを確認した。独自候補擁立の論議も出たが、具体的な候補者名は上がらなかったという。

 会議は非公開で行われ、総会後、県連幹事長の天野学県議が報道陣に概要を説明。県議団内でも、従来から独自候補擁立の論議はあったが、天野県議は「志を持っている人が、積極的に手を挙げてほしい」と述べるにとどまった。

 総会終了後、県議団と同党国会議員が同席し懇談会(一部公開)も開いた。県の財政危機に関し、県議団が逢沢一郎衆院議員らに財政危機宣言に至る経緯を説明。地方財政の現状を国にも理解してもらえるよう訴えた。

(2008年7月28日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080727-OYT8T00678.htm

2353片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/08/04(月) 13:22:08
知事選 真紀子氏長男に打診
2008年07月30日 新潟

 10月の知事選をめぐり、民主党県連の幹部が、田中真紀子元外相と田中直紀参院議員の長男の公認会計士に立候補を打診していたことが29日、分かった。長男側からは「出る気はない」との意向が示されたという。同党は現職で再選をめざす泉田裕彦知事に厳しい見方を示しているが、党内の独自候補擁立の動きが表面化したのは初めて。


                ◆


 知事選にはこれまでに、泉田知事と共産党推薦の山崎栄三氏が立候補を表明。自民、公明両党は泉田知事の推薦を決めている。


 民主党県連は6月、党本部の小沢一郎代表から、自民、公明両党と相乗りで泉田知事を推薦することについて「原則禁止」を言い渡された。また、県議団「民主にいがた」も同月、泉田知事の県政を検証し、災害対応以外の分野では「結果が出ていない」などと厳しく批判した。


 このため党県連幹部は独自候補の可能性を探る中で7月、仲介者を通じて田中真紀子氏の長男に打診したという。8月末の幹事会までに、独自候補を擁立できるかどうかを含め、党としての知事選への態度を正式に決める考えだ。


 同党のある県議は「もうこの駒しかない。ダメなら他の候補者はないと思う。選挙までのわずかな期間では、知名度の低い候補者ではまず無理」などと話している。


 一方、同党県連の菊田真紀子副代表は「何も聞いていない。前回の知事選で現職を応援したから、情報が入らなかったのかもしれない。そう簡単に泉田知事から馬を乗り換えるわけにもいかない」と難色を示した。


 同党県連は前回の知事選で、社民党や連合新潟とともに早稲田大教授を推そうとしたが、泉田知事を推す渡辺秀央参院議員ら旧自由党グループとの間で調整がつかず、自主投票となった。今回の知事選では分裂を避けたいとしている。

http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000807300006

2354名無しでチュウ:2008/08/08(金) 18:45:25
宇都宮市長選11月16日投票知事選とダブル選か
 宇都宮市選挙管理委員会は5日、任期満了(11月27日)に伴う市長選の日程を11月9日告示、16日投票と決定した。有権者の利便性などから知事選も同日選となる公算が大きく、3か月後の2大選挙に向け、徐々にムードが高まっている。

◇宇都宮市長選

 佐藤栄一市長(46)は再選に向けて3月に出馬表明し、公約作りなどを進めている。これに対し、佐藤市長が導入に積極的な次世代型路面電車(LRT)を巡り、導入反対の立場から出馬表明や候補擁立の動きが続いている。

 市民団体「LRTに反対する会」の浅野薫子代表(53)は7月に出馬を表明。市議会自民党議員会に所属しながらLRT導入に反対してきた山本直由市議(60)も、会派を離れ、無所属で出馬の意向だ。民主党県連も独自候補擁立を目指している。

◇知事選

 任期満了は12月8日。9月2日の県選挙管理委員会で日程を決めるが、再選を目指す福田富一知事(55)に対し、現時点ではっきりとした有力な対抗馬は見えていない。

 福田知事は、合併前の旧49市町村での後援会作りを進め、7月には後援会総連合会(会長=福田宏一・福田屋百貨店社長)が発足。県議49人中42人が「知事を支援する議員の会」に参加している。

 過去2回の知事選で独自候補を擁立できなかった民主党は、候補擁立を目指しているが、党県連幹事長の佐藤栄県議は「人選を進めている」と話すにとどまっている。共産党県委員会も独自候補の擁立を目指している。

(2008年8月6日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080806-OYT8T00084.htm

2355片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/08/19(火) 21:56:59
砺波、南砺市長選・・・情勢混沌 正式出馬表明なし
 砺波、南砺両市長選は告示まで3か月を切ったが、これまでに正式に出馬を表明した立候補予定者はなく、情勢は混沌(こんとん)としている。6月市議会で現職が引退を表明した南砺市では、13日の自民党南砺市連総務会で、副市長の清都邦夫氏(65)と市議の田中幹夫氏(46)の推薦願いが出され、市連は2人から政策などを聞き、候補者を絞り込む方針だ。一方、砺波市では、自民党砺波市連と距離を置く現職の安念鉄夫市長(75)が9月に進退を表明する見通しだ。

 両市長選はいずれも11月9日告示、16日に投票される。うち、南砺市長選では13日夜に開かれた自民党南砺市連総務会後、山辺美嗣支部長らが記者会見した。

 それによると、井波支部が8町村合併から地域行政に精通する清都副市長を、利賀支部が利賀村を超えた南砺市の範囲で行政を行う意欲があるとして、田中市議の推薦をそれぞれ求めた。他の6支部のうち一部でも、立候補者の推薦をする動きがあるという。

 さらに、福光地区では市議の大島孝氏(69)(無所属)も出馬に向け準備を進めており、9月には立候補に向けた動きが具体化し、選挙戦になるとみられる。

 砺波市では、安念市長が9月1日に開会する定例市議会で進退を表明する考えだが、自民党砺波市連は独自候補を今月中にも絞り込むとみられる。

 当初、安念鉄夫後援会と自民党砺波市連は会社経営者に出馬要請してきたが、出馬の決断に至らず、擁立を断念。その後、同後援会は安念氏の続投も視野に候補者を模索する。

 一方の自民党砺波市連は11日の総務会で、会社経営者の出馬断念を報告。新たな候補者擁立のため、各支部が今月末までに推薦できる候補者を集約し、9月初旬にも市連としての対応を決定する方針だ。

 市連は前回市長選で安念氏を推薦したが、昨年7月の参院選以降、安念氏が国民新党と綿貫民輔氏を支持し、党の政策を批判したことから反発。5月には市連顧問からはずし、独自候補の擁立に動いた。

 上田信雅支部長は「安念氏以外の候補擁立の方針は変わらない」としている。

(2008年8月14日 読売新聞)富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080814-OYT8T00074.htm

2356片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/08/19(火) 22:17:36
五島市長選 現新の一騎打ち……地域振興策など第一声
 五島市長選は17日告示され、再選を目指す現職・中尾郁子氏(73)(無所属)、社会福祉法人理事長の新人・神之浦文三氏(49)(無所属=民主推薦)が立候補を届け出た。両氏とも出陣式で地域振興策などについて第一声を上げ、選挙戦に突入した。

 中尾候補は午前9時から、同市三尾野の選挙事務所前で出陣式を行い、中尾剛一市議会議長、馬込彰県議らが出席した。

 中尾候補は「財政が厳しく、合併当初は予算も満足に組めない状況だったが、4年間で財政破たんを回避した」と、職員給与の削減や指定管理者制度の導入などにより財政再建を行ってきた実績を強調。クロマグロ養殖の振興、海上航路の確保などの政策を挙げ、「市民が安心して住める島をつくりたい」と訴えた。「がんばろう三唱」で気勢を上げ、遊説に出発した。

 神之浦候補は午前10時から同市吉久木町の選挙事務所前で出陣式。民主党の山田正彦衆院議員、山田博司県議らが出席した。

 神之浦候補は「市長退職金の返上、副市長の一人体制などを実現して無駄をそぎ落とす」と強調。「市民のためになる仕事をつくる」と公共事業による経済振興を訴え、「農業、漁業、観光の育成に、命を賭(と)して立ち向かいたい。市民の苦しみ、悲しみを私に投げかけて下さい」と支持を呼びかけた。「どがんかせんば」と三唱し、遊説に繰り出した。

 投票は23日に繰り上げ投票が行われる一部を除き、24日午前7時〜午後6時に行われ、同8時半から、五島市中央公園市民体育館で開票される。有権者数は3万6490人(16日現在)。

(2008年8月18日 読売新聞)長崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20080818-OYT8T00084.htm

2357名無しでチュウ:2008/08/24(日) 09:11:23
選挙:京都市議南区補選 民主、擁立せず /京都
 椋田知雄・京都市議(自民)の死去に伴う同市議南区補選(29日告示、9月7日投開票)について、民主党府連は19日、候補者を擁立しないことを決めた。この日開かれた京都1区総支部の臨時幹事会で擁立見送りを決め、同府連選対委員会も幹事会の意見を尊重するとした。

 同補選には共産党公認で元病院医療相談員の佐野春枝氏(61)と、自民党府連が擁立した椋田市議の長男で真宗大谷派光徳寺住職の椋田隆知氏(44)が出馬を表明。民主党府連も次の衆院選を念頭に、12日に開かれた立候補予定者説明会に関係者を出席させるなど、候補者擁立の動きを見せていた。【小川信】

毎日新聞 2008年8月20日 地方版
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080820ddlk26010464000c.html

2358名無しでチュウ:2008/08/24(日) 22:53:28
住宅氏「県政に新風」
知事選出馬表明
 10月9日告示の知事選に、元岡山市職員で民間施設・桃太郎のからくり博物館の館長、住宅(すみたく)正人氏(44)=写真=が22日、無所属での立候補を表明したことで、これまで“無風選挙”かと見られていた情勢が一変した。2月末の現職石井正弘氏(62)の4選出馬表明以来、対立候補擁立の動きも暗礁に乗り上げ、有権者の関心低下が心配されていただけに、政策論争の活性化に期待する声も出ている。

 県庁で記者会見した住宅氏はイベントなどで「ちくわ笛」を吹く時とは違い、やや緊張した表情。冒頭、立候補を決意した理由に多選問題を挙げ、「在職期間が長くなるにつれて弊害が出てくる。新しい風に入れ替え、新しい感性で県政を行いたい」と語った。

 危機宣言が行われた県財政については「再建はしないといけないが、手法はいろいろある」と述べ、「職員は知恵とアイデアを、議会は県民の声を持っている。情報を共有して調整し、議論の過程を含めて公開したい」と強調。ほかに、県北などでの雇用確保を課題に挙げ、「若い人が地域に残れるように、企業誘致や観光誘致で『外貨』を獲得し、経済を活性化したい」と抱負を述べた。政党への推薦依頼は未定だという。

 <県内各政党が談話>

 県内の各党はこの日、住宅氏の立候補表明を受け、それぞれ談話を発表した。

 自民は「姿勢、活動実績、資質等何も分からない状態。今しばらく様子を見たい」とした。民主は「若いエネルギーは魅力。28日の県連常任幹事会を一つのメドとして、早急に対応を決めたい」、公明は「県政に対する関心が高まる」とするなど、新人登場に注目。独自候補擁立を目指している共産は「政策をしっかり聞き、評価と態度を明らかにしたい」、社民は「政策を十分研究し対応したい」とした。

(2008年8月23日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080822-OYT8T00685.htm

2359片言丸:2008/08/29(金) 09:21:13
甲斐市長選 対抗馬「立ち消え」
保坂氏で無投票の公算

 9月21日告示の甲斐市長選には、自民党前県連会長の保坂武衆院議員(63)ただ1人が出馬する見通しで、無投票の公算が大きくなっている。同党の衆院3区公認問題に絡んで転出した“大物”を前に、女性県議擁立の動きは急速にしぼんだ。同市は県内第2の人口規模を誇る都市ながら、2004年の初代市長選も無風で、政党関係者からは「市民不在の政治」と自戒を込めた声が聞こえてくる。(田中重人、小谷毅彦、矢牧久明)

 藤巻義麿市長(72)は旧竜王町長時代を含めると首長4期目。選挙戦になったのは初当選した1992年の旧竜王町長選だけで、竜王、敷島、双葉の旧3町の合併に伴う2004年の初代市長選も無投票だった。保坂氏が無投票当選すれば、旧竜王町地区では92年以来、次期市長選まで20年間、首長選が行われない事態となる。

 28日に甲斐市竜王庁舎で行われた立候補者説明会には保坂氏陣営だけが出席した。藤巻市長は「市は合併して間もない。今は二手に分かれて争うのは好ましくない。選挙は10年後ぐらいに落ち着いた時期にやればいい。無投票は望むところ」と現状を歓迎している。

 初めから無風だったわけではない。藤巻市長の出馬を前提に対抗馬模索の動きはあった。昨年暮れ、女性票が見込める県議の木村富貴子氏(66)(フォーラム政新)や市議会議長の今村正城氏(65)の名があがり、1月には今村氏が木村氏を支援する意向を表明。擁立の動きが加速するかに見えた。

 ところが、藤巻市長が衆院3区の保坂氏と小野次郎氏(55)との自民党公認問題の解消を図ろうと、3月に引退表明。後継指名された保坂氏も了承した。この「禅譲」により状況は一変。木村氏サイドにとって保坂氏は脅威な上に、現職に挑むという構図が崩れ、出馬話は立ち消えになった。その後、浮上する候補者はいなくなった。木村派の市議は「現職が相手なら勝てたのだが……」と悔やむ。木村氏は「応援してくれた人たちに申し訳ない。責任を感じている」と話す。

 今回の市長選の日程は、保坂氏の市長選転出に伴う衆院山梨3区補選の回避を図った「不自然な日程」と指摘されている。新市長の任期は、投開票日の9月28日からわずか5日後の10月3日に始まる。

 保坂氏は市長選出馬表明後も議員辞職をせず、自動失職する見通しで「支持者に負担がかかるので選挙はないにこしたことはないが、選挙をするつもりで支持者回りを続ける」と話す。

 有権者の反応は様々だ。「税金のかからない無投票は歓迎」(67歳農業男性)、「街の活性化のためには選挙が必要だが、人材がいないのだから仕方ない」(60歳自営業男性)などの声が多いが、「政治家の都合で国政がだめだから市長にでもという印象。有権者として情けない」(63歳男性会社社長)との声も。

 選挙日程を「極めて異例」と批判していた民主党県連の樋口雄一幹事長は「我が党の候補として名乗りをあげてくれる人がいない以上、難しい。有権者不在の選挙は残念だが、衆院選に集中したい」としている。共産党県委員会の千葉信男委員長も「候補を立てられないのは力不足。自民党国会議員が出るわけだから何とかしなければならないのは分かっているが……」と言葉少なだった。

(2008年8月29日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080828-OYT8T00910.htm

2360片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/01(月) 09:05:13
南砺市長選、清都氏が出馬へ 田中氏と一騎打ちの公算
2008年09月01日 07:00

 十一月の南砺市長選で出馬が有力視されてきた元井波町長の清都邦夫副市長(65)=井波(八日町)=が三十一日、同市井波社会福祉センターで開かれた集会で「市政を担っていかなければならないとの責任を感じており、皆さんの熱い支援をお願いしたい」と述べ、事実上の出馬表明を行った。同市長選では自民党の田中幹夫市議(46)=一期、利賀村上畠=が一日夜に同市荒木(福光)の福光中央会館で「励ます会」を開き、正式に出馬表明する予定で、両氏の一騎打ちとなる可能性が高まっている。

 三十一日は、清都氏が井波地域後援会長を務める河合常則参院議員の国政報告会があり、約三百人が出席。閉会後、清都氏の支持者からの動議で「清都邦夫君を市長に推薦し励ます会」が行われ、横川正希井波地域自治振興会連絡協議会長、松田稔井波商工会長らが「市政を担ってもらいたい」と激励した。

 あいさつに立った清都氏は「合併から四年たったが、重い課題が山積している。南砺市の歩みをどなたよりも理解し、市を愛する気持ちはどなたよりも強い。叱咤(しった)激励を受けながら期待に応えたい」と答えた。

 河合氏の国政報告会で、来賓の溝口市長は「三顧の礼を尽くして副市長をお願いし、二人三脚でやってきた」と清都氏の行政手腕を評価。河合氏は「合併はメリット、デメリットがあり、厳しい選挙になる」と強調。両氏とも清都氏への期待感をにじませたが、「励ます会」は退席した。

 清都氏は旧井波町議(一期)を経て、平成二年から町長を四期務めた。南砺市発足に伴い同市助役に就任。昨年四月の地方自治法一部改正で副市長となった。慶応大卒。



 南砺市長選は十一月九日告示、十六日投開票。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080901/14731.html

2361片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/04(木) 12:21:16
四日市市長選 岩名氏 公約発表
出馬表明 田中氏 3本柱説明
 11月の四日市市長選への出馬意向を表明した県議の岩名秀樹氏(68)は3日、県議会の萩野虔一議長に辞職願を提出、辞職した後、同市で出馬に向けて会見した。すでに立候補の意向を明らかした元県議の田中俊行氏(56)もマニフェスト(公約)を発表する予定で、両氏のつばぜり合いが始まった。

 岩名氏は、マニフェストを発表し、スポーツ広場の整備といった子ども向けの施策の充実、四日市公害を踏まえた環境対策、公立病院の一元化など15の政策を説明した。

 市長の任期を「2期8年」とし、権限や財源を地区市民センターに移したり、遊休地の利用で財政負担をかけなかったりする考えを強調。「無色。丸腰で挑む。推薦状を張り巡らすような選挙戦はしない」と述べ、自民党県連に離党届を出したことを明らかにした。

 一方、田中氏は同市内で、近く発表するマニフェストを説明。基本政策には、〈1〉まちを元気にする〈2〉市のイメージを高める〈3〉安心安全なまちづくり――を掲げることを明らかにした。

 市長の任期について「3期12年が望ましい」とし、「政策実現には10年はかかる」という考えを示した。

   ◇

 岩名氏は、7月に県議会の自民系3会派で結成した「県政みらい」の代表を務めていたが、同会派は森本繁史県議(熊野市・南牟婁郡)を新代表に選出した。

 これにより、県議会の勢力は、新政みえ24人、自民・無所属議員団16人、県政みらい5人、共産党県議団2人、公明党2人、想造(そうぞう)1人となった。

(2008年9月4日 読売新聞)三重
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20080903-OYT8T00809.htm

2362片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/04(木) 13:41:55
自民系と民主系が一騎打ちの公算大
2008年08月27日

◇◆四日市市長選 岩名氏も出馬意向◆◇


 四日市市長選(11月23日告示、同30日投開票)に、同市選出で、自民系会派県政みらい代表の岩名秀樹県議(68)が26日、立候補の意向を固めた。すでに立候補を表明している前県議の田中俊行氏(56)は民主党や連合三重の推薦を求めていて、自民系対民主系候補の一騎打ちとなる公算が大きい。


 岩名氏が同市長選への立候補を固めたことについて、山本勝・自民県連幹事長は「まだ具体的に立候補の話は聞いていない」とした上で、「岩名県議は自民党員。本人の考え方を聞き、支援の要請があれば、前向きに検討したい」と話した。


 しかし、岩名氏自身は「地方政治に政党を持ち込むべきではない」と政党からの推薦などは一切受けず、正式表明とともに議員を辞職し、離党する考えだ。


 一方、田中氏は、組織と連携した選挙活動を展開する考えだ。今月中に発表するとしていたマニフェストは「最終的なところを詰めている段階。9月中にはまとめて発表する」と語った。


 ただ、両氏の一騎打ちの公算が大きくなったことについて、関係者の受け止め方は複雑だ。


 民主党は27日、県議会の最大会派で、民主系の新政みえと対応を協議する。県連代表の高橋千秋参院議員は「田中さんを支援する方向になるとは思うが、どういう形になるかはわからない。党内には岩名さんと関係が近い県議もいて、調整が必要なのも事実」と話す。


 田中氏はかつて新政みえに所属していた。新政みえ内には「支援すべきだ」との声もあるが、昨年5月に初当選した9人は田中氏を直接知らないなど会派内でも温度差がある。ある県議は「田中氏はパンチ力がなく明確なメッセージが伝わってこない」と手厳しい。


 連合三重は民主党と新政みえの協議の結果をふまえ、支援のありかたを考えるとしている。土森弘和事務局長は「現時点では白紙だが、田中さんは県議時代から一緒にやってきた。支援する方向で考えたい」としている。


 共産党は市民団体や労働団体と連携して候補者を擁立できないか模索している。


(小泉浩樹、月舘彩子、姫野直行)

http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000808270003
三重

2363片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/08(月) 13:20:56
共産・佐野氏が当選
京都市議南区補選
 京都市議南区補選(欠員1)が7日投開票され、共産党新人の党南地区委員佐野春枝氏(61)が1万441票を獲得し、自民党新人の保育園理事長椋田隆知氏(44)、無所属新人で簡易旅館経営の蜷川澄村氏(57)を破り、初当選した。投票率は過去2番目に低い27・02%。

 椋田知雄市議(自民党)の急逝に伴う選挙で、佐野氏は後期高齢者医療制度などへの批判を強めて党支持層をまとめ、昨年の市議選で失った議席を奪還した。椋田氏は父の地盤継承を目指したが、保守支持層を固め切れなかった。

 この結果、市議会(定数69)の勢力は、自民22、共産20、民主・都みらい14、公明12、欠員1となった。

 ▽開票結果(選管最終)

 当10,441 佐野 春枝 共新

   8,195 椋田 隆知 自新

   1,157 蜷川 澄村 無新

 ・佐野 春枝(さの・はるえ) 61 共新党南地区委員(病院ケースワーカー)境高卒(1)
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008090700141&amp;genre=A2&amp;area=K00

2364片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/08(月) 13:22:19
11月9日? 那覇市長選と総選挙ダブル選の可能性
翁長・平良両陣営解散風にやきもき/追い風それとも逆風・・・

 「十月衆院解散―十一月総選挙」が自民、公明両党の与党内調整で有力視され、十一月十六日に予定される那覇市長選挙との「ダブル選挙」になる可能性が出てきた。三選出馬が確実な現職の翁長雄志氏(57)と野党四党が擁立した平良長政氏(65)の両陣営は「国政の逆風に影響を受けるのでは」「運動が分散し、選挙態勢の見直しが必要になる」と、福田康夫首相の突然の辞任でわき上がった「解散風」の影響にやきもきしている。

 与党内部には、自民党総裁選で新内閣支持率が大幅に改善された勢いで衆院選に突入するのが得策との認識があるという。新首相の所信表明演説を受けた衆参の代表質問終了後の「十月上旬解散―十一月九日衆院選」が濃厚とされている。

 那覇市長選は十一月九日告示、十六日投開票。衆院の投開票日が九日に決まれば、選挙作業の効率化や費用、人員の問題で同日選に変更される可能性もある。

 与党幹部は「与党はぶれないが、野党の気持ちは一つじゃなくなる。衆院選とのセット戦術でわれわれにとっては追い風になる」とみる。

 ただ、別の幹部は「県議選のように国政の逆風が市民の投票行動に影響を与える恐れがある」と懸念を示す。那覇市を中心にした衆院沖縄1区について、「実動部隊の市議が那覇市長選に集中しかねない。選挙態勢の見直しが必要になる」と指摘する。

 野党幹部は「四党共闘とはいえ、政治姿勢の違いなど、取りまとめるのは今でも一苦労。衆院選で各党の候補者支援が活発化すれば、市長選に向けた結束が揺らぐのではないか」と不安視。だが、別の幹部は「総選挙では政治の刷新を求める声が強まる。翁長氏は自公態勢を象徴する政治家。市民、国民を苦しめる自公政治からの変革を訴えやすくなる」と強調している。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-07-M_1-002-1_002.html

2365片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/08(月) 13:32:13
上田氏、出馬表明 砺波市長選
2008年09月08日 07:00

 十一月九日告示、同十六日投開票の砺波市長選で、自民党の上田信雅県議(67)=六期、鷹栖=は七日、同市三島町の砺波平安閣で後援会拡大役員会を開き、出馬する意向を表明した。同党砺波市連は一日の役員会で支部長の上田氏擁立の方針を決めており、九日の総務会で正式決定する見通し。

 拡大役員会には約二百人が出席し、神田嘉雄後援会長が「上田さんが市長として活躍するために支援してほしい」とあいさつした。市連の池田守正支部長代行が「各支部の意見を受け、役員会で上田さんを推す方向に決めた」と経過報告した後、満場一致で推薦することを決めた。来賓の石沢義文元福岡町長が激励。上田氏は「責任ある立場としてこれ以上混乱を招くわけにはいかないと、腹を決めた。砺波市の発展に微力ながら努めていく」と述べ、出馬する意向を明らかにした。

 進退が注目されている現職の安念鉄夫市長(75)=旧市二期、新市一期、太田=は「(自身の)後援会の調整を見守り、議会を通じて市民に明らかにしたい」とし、十八日まで開かれる九月定例市議会で進退を明確にする方針を示している。三日の定例会見では上田氏に関し「市全体のことを考えた市民党の立場で対応してほしい」と発言した。

 上田氏が拡大役員会終了後に「市長は全市的立場が求められる。自分としては無所属での出馬がいいと考えている」との方針を示したことについて、安念氏は「その通りでいいのではないか」とし、上田氏の考えに理解を示した。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080908/14934.html

2366片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/08(月) 16:46:43
西原町長に上間氏
現職に40票差 4年ぶり革新町政
 【西原】任期満了に伴う西原町長選挙は七日、投開票が行われ、新人で元町税務課長の上間明氏(61)=無所属、社民、社大、共産、民主推薦=が、現職で二期目を目指す新垣正祐氏(65)=無所属=を四十票差で破り、初当選した。革新町長の誕生は翁長正貞町政以来、四年ぶり。

 上間氏は「町民の良識の勝利だ。これまでの悪い流れを変え、新しい風を文教のまちに吹かせていきたい。町民目線で町民本位の町政をつくる」と述べ、中でも(1)町立図書館前の大砲展示物の撤去(2)町長専用車の廃止(タクシー利用)―の公約に就任後すぐに取り組む考えを示した。

 投票率は64・75%で前回を1・97ポイント上回った。有権者数は二万五千二百十七人で、投票者数は一万六千三百二十八人だった。

 上間氏は、豊富な行政手腕による町政改革を打ち出し、四政党や労組を中心とした組織力を背景に選挙を展開。後期高齢者医療制度の廃止や反戦平和を基調とする町政運営、町民本位の行財政改革―などの政策を訴えてきた。

 上間明氏(うえま・あきら) 1946年生まれ。立教大学法学部卒。73年に西原村役場採用。企画課長、総務課長などを経て、税務課長で2007年3月に定年退職。同町内間出身。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-08-E_1-001-2_003.html

2367片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/11(木) 03:59:13
自民県連:知事選の官僚擁立を断念 いずれも出馬に難色を示す /秋田
 自民党県連は9日、次期知事選の候補者を検討する「秋田のニューリーダーを考える会」(会長=津谷永光・県連会長)の4回目の会合を秋田市で開催。中央官僚の擁立は断念することを決めた。

 県連によると、8月21日にあった前回会合で候補者にふさわしい人物として名前の挙がった十数人には複数の中央官僚が含まれており、県連関係者が接触した。だがいずれも固辞したり、感触として立候補は難しそうだったという。

 鈴木洋一県連幹事長は「中央官僚は行政手腕は手堅いが、発想が固いため思い切った政策ができないとの意見も会の中にあった」と漏らした。

 次回の会合は25日を予定しているが、総裁選の準備があるため他の候補者への打診は一時休止する。

 ただ総裁選後には衆院選も控えている。津谷会長は「知事選の準備期間が短くては困る。今後もできるだけ準備を進めたい」と話した。【馬場直子】

毎日新聞 2008年9月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080910ddlk05010138000c.html

2368片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/11(木) 04:01:28
08知事選:自民と民主、自主投票か 総選挙モード、片山氏は不出馬 /岡山
 ◇告示まで1カ月
 任期満了に伴う知事選(10月9日告示、26日投開票)の告示まで1カ月と迫った。これまでに、4選を目指す現職の石井正弘氏(62)と、新人の住宅正人氏(44)が出馬表明。多選批判などを背景に“現職相乗り”の前回から一転、態度を保留していた各党だが、衆院の早期解散・総選挙ムードが高まるにつれ、“知事選離れ”が加速しつつある。【佐藤慶、椋田佳代】

 「何がどうなっているのか分からない。こちらの方が慌てている」。8月末から今月にかけて自民党前参院幹事長、片山虎之助氏(73)の事務所には支持者や報道機関から、知事選出馬の意向を尋ねる電話が相次いだ。昨夏の参院選落選以降、高い知名度を誇る片山氏には現職対抗馬として複数回にわたって打診があったようだ。片山氏は7月の県市長会で「国政が基本」と、出馬を否定したが、告示までの“時間切れ”が迫る中、財界などから出馬話が再浮上した。

 自民県連周辺からは「片山氏は(自民県連が)どのくらいの支援態勢がとれるのか心配している」との憶測も流れ、さらに財界有力者が自民県連幹部の支援方針を伝えるなど片山氏出馬が一気に現実味を帯びるはずだった。

 しかし、1日の福田首相辞任表明が波紋を広げた。ある自民県議は「(首相辞任によって)総選挙が近くなり、地元の衆院議員も自分のことで精いっぱい。県連も衆院選への態勢を整えるのが急務で、たとえ片山氏を擁立できても、支援態勢はとれない状況になった」と語る。結果、出馬話は急速にしぼみ、5日の立候補予定者説明会に片山氏陣営の姿はなかった。既に現職支持を表明する県議が複数いることも、一枚岩態勢への障壁になった。自民は10日の総会で最終方針を決める予定だが、自主投票の公算が大きい。

 衆院選に照準を合わせているのは民主も同様。津村啓介県連代表は首相の辞任表明前の先月28日、「単独候補擁立は困難」との見解を示した。「衆院選が近いという認識。知事選をすべての第一順位に考えていた状況から、方針変更したということだ」と理由を語る。民主も自主投票に進む可能性が高い。

 公明は自民の動向を見極めつつ対応を決めるほか、共産などでつくる「民主県政をつくるみんなの会」は擁立に向けて検討を進めている。

毎日新聞 2008年9月9日 地方版
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080909ddlk33010674000c.html

2369片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/11(木) 10:38:12
西宮市長選、慶応大教授・跡田氏が立候補表明 
 任期満了に伴い十一月十六日に投開票される西宮市長選で、慶応大学商学部教授の跡田直澄氏(54)が一日、西宮市役所で記者会見し、「長年研究してきた地方分権を、首長として実現したい」と立候補を表明した。

 跡田氏は名古屋市出身。大阪大大学院経済学研究科博士前期課程修了。同大学院教授などを経て二〇〇二年から現職。慶応大には同日、辞表を出したという。専門は財政学、NPO研究で、西宮市に本部がある特定非営利活動法人(NPO法人)「ヘルスピア夢ひょうご」の理事長も務める。

 会見では「歴史や文化の面で可能性のある西宮を世界一のまちにしたい」と強調。政党や団体には支援を要請せず、近く発表するマニフェストで支持を広げたいという。

 同市長選では、三選を目指す山田知市長が二日開会の市議会で立候補を表明するほか、山田市長と後援会組織が重なる市議が立候補を模索。共産党も市民グループと協力して候補の擁立に動いている。(木村信行)

(9/1 22:02)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001401257.shtml

2370片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/17(水) 10:45:58
迫る知事選 民主県連の候補擁立は難航
2008年09月17日 栃木

 知事選は16日で投開票日まで残り2カ月と迫ったが、民主党の候補者擁立が難航したままだ。これまで数人に打診したもののいずれも不調。衆院解散の時期によっては総選挙にも影響を及ぼしかねない情勢だ。党県連は「最後まで努力する」と擁立の姿勢を崩さないが、タイムリミットは刻々と近づいている。


 16日も同じ結論だった。


 東京・永田町の参院議員会館。民主党県連代表の簗瀬進参院議員ら、山岡賢次衆院議員を除く県関係の国会議員3人が顔をそろえた。


 1時間に及ぶ会合の議題の一つが11月16日投開票の知事選への対応。代表代行の谷博之参院議員は「そろそろ、結論を出すべきでは」と促したが、簗瀬代表の判断はこれまで数カ月の話し合いと同様だった。「引き続き、候補者擁立を検討していく」


 知事選の候補者擁立に向けて、県連が本格的に動き出したのは3月。国会議員4人が中心になって人選を始めた。背景にあるのは、小沢代表ら党執行部が06年5月に打ち出した「与党との相乗り禁止」の原則だ。今年8月、県内を訪れた鳩山由紀夫党幹事長も「相乗りはしない」と明言した。


 だが県連関係者によると、実際に4人が会って話し合ったのは数回程度。これまでに学者や議員ら数人に出馬を打診したものの、いずれも断られたという。


 県連は04年知事選で独自候補を立てられず、当時の福田昭夫知事(現・民主党衆院議員)の支援を決定。今回も擁立候補が決まらないまま時間だけが過ぎ、県連幹事会では市議や県議から「国会議員はだらしないぞ」など厳しい声が飛んだ。


 地方議員の突き上げに、簗瀬代表は「国政から地方を変える」と訴えた。民主党政権が誕生すれば、自民党などに支援を受ける現職の福田富一知事といえども、民主党に配慮せざるをえない。そんな思惑があった。


 だが、誤算があった。今月1日の福田首相の突然の辞任表明だ。22日の自民党新総裁誕生後、ほどなく解散・総選挙になだれ込む。そんな流れが強まった。知事選に候補を立てられないままだと、選挙日程が近い総選挙に影響が及ぶ可能性が出てきた。


 再選をめざす福田知事は、知事選と投開票日が同じ宇都宮市長選に再選出馬を表明している佐藤栄一市長を「一卵性双生児」と公言。宇都宮市を抱える栃木1区の自民現職、船田元衆院議員を含めた3人でそろって当選を狙う構えだ。


 昨年9月の立候補表明以来、有権者への浸透を図ってきた1区の民主新顔、石森久嗣氏の周辺からは「知事選と連携する形で総選挙が行われれば、票が船田氏に流れてしまうのではないか」と危機感が漂う。


 8月末にようやく今井恭男市議の擁立が決まった宇都宮市長選への影響を不安視して、「知事選にも候補を擁立すべきだ」(民主系県議)との声も上がる。


 知事選をめぐっては、共産党が「候補者を出すのが党の責任。無投票で知事を決めることは阻止しなければならない」と擁立の方針を示しているが、具体的な名前はまだ上がっていない。


 県議会の民主系会派、県民ネット21が県グリーンスタジアムの改修や新たなスタジアムの建設に対して、福田知事の施策に異論を唱えるなど争点がないわけではないだけに、県連内には「なぜ、民主は候補を出さないんだとバッシングがあるかもしれない」と心配する声もある。

http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000809170001

2371片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/30(火) 09:03:26
民主、擁立断念の公算 共産も難航 知事選告示まで1カ月
(9月30日 05:00) 栃木
 十月三十日告示、十一月十六日投開票の知事選は告示まで一カ月と迫った。これまでに立候補を表明したのは現職で再選を目指す福田富一知事だけ。国政で自民党としのぎを削る民主党は同党県連で候補者擁立を検討しているが、「知事選よりも間近に迫った衆院選と宇都宮市長選に集中すべきだ」との意見も強まり、擁立断念の公算が大きくなってきた。共産党県委員会も候補者選考を進めているが、難航しているのが実情だ。

 麻生太郎首相が所信表明演説を行った二十九日、民主党県連代表の簗瀬進参院議員、谷博之参院議員らが都内で知事選について話し合った。

 関係者によると、結論は「引き続き議論を進める」。現時点で具体的な候補者名が上がっておらず、関係者は「次期衆院選を見据え、しかるべき時期に判断しなければ」と、擁立断念も選択肢にあることを示唆した。

 同県連の候補者擁立が難航している背景には、知事選と同日選の宇都宮市長選を優先したこともある。今春から夏にかけ、東京都内の大学関係者や県内の民主系議員に知事選への立候補を要請したが、了解は得られなかった。そうした中、まず同市長選の立候補者擁立に全力を注いだ。

 同県連は九月中にも知事選の方向性を示すと表明しており、簗瀬氏は「擁立すべく検討を進めている」と強気の姿勢を崩さない。だが同県連内からは「最低でも(選挙の)二カ月前には候補者が決まっていないと厳しい。勝てる候補を擁立するのは容易ではない」とあきらめの声が出ているのも現実だ。

 同県連関係者は「勝てる候補」として簗瀬氏と谷氏を想定するが、「二人にその気はない」と言う。「候補者を出すと言っておけば自民への圧力になる」と、衆院解散まで決定先送りを主張する関係者もいる。

 一方、共産党県委員会は「現職に代わる選択肢を示そうと、擁立を目指して模索している。近々結論を出したい」としている。

 今年二月に立候補を表明した福田知事の陣営は既に、県内旧四十九市町村単位で後援会組織を立ち上げた。宇都宮市中心部の選挙事務所は十月七日に開所予定で、準備は着々と進んでいる。マニフェスト(選挙公約)の作成も詰めの段階に入っており、まとまり次第、公表する段取りだ。

 県議会自民党議員会を中心とする超党派組織「知事を支援する会」(四十二人)の会長を務める石坂真一議長は「決戦に向け万全の態勢で臨むだけ」と自信を示している。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/morning/news/20080929/58088

2372片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/13(月) 14:32:46
釧路市長選 蝦名道議も出馬へ(10/13 08:16)
 【釧路】自民党の蝦名大也道議(49)=釧路市=が十二日、伊東良孝前市長の衆院選出馬に伴う釧路市長選(十月二十六日告示、十一月二日投開票)に無所属で立候補する意向を固めたことが分かった。

 後援会関係者によると、蝦名氏は周囲に出馬の意志を伝えるとともに、支持者などと最終的な調整に入っているという。蝦名氏は北海道新聞の取材に対し「現時点でコメントできる段階にはない」としている。

 蝦名氏は釧路市出身で青山学院大を中退。故中川一郎衆院議員と鈴木宗男衆院議員の秘書、釧路市議を経て一九九九年に道議に初当選し、現在三期目。自民党7区支部副支部長を務めている。

 同市長選では、地元経済界や自民党釧路市支部が支持する上原丈和副市長(61)と、同党の上田徳郎市議(59)がすでに出馬の意向を固めているほか、共産党が候補擁立へ向け準備を急いでいる。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/123064.html

2373片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/13(月) 14:35:11
選挙:入間市長選 告示、三つどもえの戦い 争点なく、政党前面に /埼玉
 任期満了に伴う入間市長選が12日告示され、いずれも無所属で、5選を目指す木下博(76)=自民、公明推薦▽新人の元市議、石田芳夫(62)=共産推薦▽同、塩屋和雄(61)=民主推薦=の3氏が立候補を届け出た。木下氏の高齢・多選の是非のほか、大きな争点はなく、次期衆院選を意識した各政党が前面に出た選挙戦が始まった。

 木下氏は同市扇台3の選挙事務所前で出陣式を行い、「加治丘陵さとやま自然公園整備や少子高齢社会への対策を推進したい」などと主張。大塚拓衆院議員らが応援演説した。

 石田氏は同市上藤沢の選挙事務所前で出陣式。「85歳以上と中学3年生以下の医療費無料化を実現したい。そのため、市長給与と退職金4割カットが必要だ」などと訴えた。

 塩屋氏は同市豊岡1の丸広百貨店前で第一声。「食の安全や商店街の活気を取り戻すことにも力を注ぎたい」などと演説。五十嵐文彦前衆院議員らが支持を訴えた。

 投票は19日、市内31カ所で行われ、市民体育館で即日開票される。11日現在の有権者数は12万590人(男5万9986人、女6万604人)。【内田達也、岸本悠】

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 ◇入間市長選立候補者(届け出順)
木下博(きのした・ひろし) 76 無現(4)

 市長▽県市長会副会長▽県都市競艇組合管理者▽県国保団体連合会理事長[歴]市助役▽豊岡実高=[自][公]

石田芳夫(いしだ・よしお) 62 無新

 [元]市議▽共産党埼玉西南地区委員[歴]建築設計事務所勤務▽建築設計事務所代表▽東海大=[共]

塩屋和雄(しおや・かずお) 61 無新

 [元]市議長▽建築設計事務所代表[歴]市職員▽建築設計事務所勤務▽横浜国大中退=[民]

毎日新聞 2008年10月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081013ddlk11010133000c.html

2374片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/15(水) 18:21:23
桜井県議、亀山市長選へ きょう出馬会見 三重伊勢

 桜井義之県議(45)=新政みえ、四期、亀山市選出=が、任期満了(平成二十一年二月二十五日)に伴う亀山市長選(同年一月二十五日告示、二月一日投開票)へ向け、出馬の意向を固めたことが十四日までに分かった。十五日に出馬会見する。

 桜井氏は昭和六十一年三月、関西大学社会学部を卒業。コンサル会社設立後、平成三年に旧亀山市議に初当選。七年に県議となり、九年の総合交通対策特別委員長、十二年の県土整備企業常任委員長などを経て、十九年五月から一年間副議長を務めた。

 昨年の副議長就任時、亀山市長選へ打って出るための布石として、先輩県議をさしおいての登用との見方が強かったが、田中亮太市長(74)=四期=の五選への続投意欲が強く、様子眺めに終始してきた。

 だが、今年の夏ごろから田中市長が高齢を理由に今期限りの引退意向に傾き、桜井氏は県議から市長選へのくら替えを図るようになった。ちなみに、田中市長はこの二十日の市議会全員協議会で引退を表明する見込み。併せて、桜井氏も同日、県議を辞職の意向で、県議選選挙区の一人区のため、五十日以内に県議補選が実施される。十二月九日までに衆院選が実施されれば、ダブル選挙となる公算も大きい。

 同市長選には、旧関町長だった清水孝哉氏(65)が先月、すでに出馬表明している。
http://www.isenp.co.jp/news/20081015/news03.htm

2375片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/16(木) 23:44:20
選挙:釧路市長選 市議の上田氏、立候補を表明 /北海道
 次期衆院選の道7区出馬を表明した伊東良孝前市長の辞職に伴う釧路市長選(26日告示、11月2日投票)で、自民党の上田徳郎市議(59)が15日、無所属での立候補を表明した。市長選での出馬表明は蝦名大也道議(49)に続き2人目。

 上田氏は釧路市出身で、00年の市議補選で初当選し現在3期目。会見で「伊東氏に一番近い立場で彼の仕事を見てきた者として、市政を継承し、よりよい方向にもっていきたい」と語った。

 自民党釧路市支部が上原丈和副市長(61)に出馬を要請していることについては「把握していないのでわからない」と述べ、同党に支援を求める考えを示した。【山田泰雄】

毎日新聞 2008年10月16日 地方版
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20081016ddlk01010294000c.html

2376片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/20(月) 09:14:29
まず衆院選、擁立作業中断 秋田知事選まで半年

 寺田典城秋田県知事の3期目の任期が19日で残り半年を切った。4選不出馬は確実な情勢だが、「ポスト寺田」に名乗りを上げたのは、今のところ前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)だけ。独自候補の擁立を目指す自民、民主両党県連などは次期衆院選の準備に忙しく、人選が中断している。本格化するのは12月以降とみられ、来春の知事選が短期決戦となる可能性も出ている。

<物足りぬ前哨戦>
 前回(2005年)知事選で落選した佐藤氏は8月29日、一番乗りで再挑戦を表明。早々と秋田市で事務所開きを行い、ポスター用の写真撮影を済ませた。マニフェスト(公約集)づくりも既に最終段階という。
 対抗馬不在の前哨戦に、佐藤氏は「これからの秋田をどうするか、(立候補予定者の)活発な論戦を期待している有権者も多いと思うのだが」と少し物足りない様子だ。

 県議の間では、かつて知事選に出馬した佐竹敬久秋田市長、県出身の作家、大学客員教授、県内在住の俳優などの名前が飛び交うが、「具体的な動きは何もなく、ただのうわさ話」(ベテラン議員)とみられている。

 過去の知事選は、政党が候補者探しを担ってきた。今回も自民党県連は「ニューリーダーを考える会」を発足させ、民主党県連も常任幹事会で人選に着手し、現時点では政党主導の色合いが濃い。

 だが、福田康夫前首相の突然の辞任で、解散・総選挙の流れがにわかに強まり、各党とも知事選どころではない状況だ。「10月には候補者を決める」(自民党県連)とした当初のもくろみは、大幅に狂ってしまった。
 解散時期はいまだ不透明だが、候補者選びが再び本格化するのは早くても、寺田知事が不出馬を表明するとみられる県議会12月定例会以降。知事選の告示は来年3月下旬か4月上旬で、擁立したとしても活動期間は実質3カ月しかない。

<知名度を最優先>
 自民党県連の津谷永光会長は「それでも勝てる候補者を探すしかない」と意気込むが、民主党県連の高松和夫幹事長は「政策通、即戦力の人材が今の秋田県には必要だが、短期決戦の場合は、知名度を優先せざるを得なくなる」と渋い顔だ。

 両党とも手に入れたいのは知事与党の座。特に寺田県政で野党に甘んじた自民党は、勝利へ執念を燃やす。「勝ち馬」を見極めようとの思惑も見え隠れし、擁立がさらに遅れ、超短期決戦となる事態も想定される。

 有権者にとっては、短期決戦はデメリットが少なくない。政策重視の選挙を目指し、全国で公開討論会を支援する非政府組織(NGO)「リンカーン・フォーラム」の内田豊事務局長は、「知事選は選挙区が広い。短期決戦の場合、投票日までに、候補者の主張が有権者に十分浸透しない可能性がある」と指摘する。
2008年10月20日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081020t41015.htm

2377片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/11/01(土) 09:44:05
知事民主本部あいさつ 自民関係者疑問の声
2008年10月30日 朝日新潟


民主党の鳩山幹事長(右)と握手する泉田知事=東京都千代田区の民主党本部

 泉田裕彦知事は29日、先の知事選で推薦を受けなかった民主党本部(東京都千代田区)へあいさつに出向き、鳩山幹事長に再選を報告した。泉田知事を推薦し、全面支援した自民党関係者からは、疑問の声が上がっている。(奈良部健)


   ◇


 鳩山幹事長は、泉田知事と会うなり、「自主投票になってしまい申し訳ない」と声をかけた。


 「なぜ民主党へ?」。面会後、報道陣からこう質問された泉田知事は「でも応援してもらってますから。4区総支部からは推薦もいただいております」と口をとがらせた。


 この日のあいさつに同席したのは、民主の菊田真紀子衆院議員。知事選では、党の新潟4区総支部長として泉田知事を推薦した。


 菊田氏は「解散総選挙があれば、私たちが政権党になる可能性が高いわけですから、意見交換するのはいいこと。(政権交代後の)準備というのがあるのでは」と言ってみせた。


 だが泉田知事は、こうした見方に対しては、「4年前と同じ(ようにあいさつに来た)」と、かかわらずにいる。


 知事選では、自民、公明両党が泉田知事を推薦。民主は、県議団が「災害の非常時にリーダーシップは発揮されたが、山積する課題についてはほとんど将来ビジョンがない」などと厳しく評価。県連が独自候補を擁立する可能性を探ったが、結局まとまらず自主投票で臨んだ。


 だが菊田氏は、泉田知事と同じ加茂市出身。自民党議員らと共に選挙カーに上がり、泉田知事の「産みの母」と自らを紹介して支援に回った。


 民主県連の佐藤信幸幹事長は「県連として党本部に知事を招くということはない。知事の巧みなバランス感覚だろう」とみる。


 一方、驚いたのは自民関係者だ。知事選では国会議員や県議が後援会を動員して支援した。泉田知事は自民党本部にもあいさつしているが、自民県連の渡辺惇夫幹事長は「ちょっとおかしい。我々が一生懸命汗を流して当選させた。推薦もしないところへ行くのは理解できない。何も聞かされていないし、気分が悪い」と話した。

http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000810300005

2378片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/12/03(水) 06:59:19
選挙:知立市長選 予想外の大差に激震 次期衆院選にも影響か /愛知
 ◇「市政閉塞感、不平や不満」
 知立市長選(11月30日投開票)は、新人の林郁夫氏(48)=民主推薦=が、現職の本多正幸氏(58)=自民、公明推薦=を4856票差と大差で破り、初当選を果たした。両氏や選対関係者は、予想外の大差と口をそろえる。「知立ショック」とも呼ぶべき市長選の結果を検証し、次期衆院選への影響を探った。【安間教雄、佐野裕、中村宰和】

 30日午後10時半ごろ、初当選を決めた林氏は選挙事務所で支持者の祝福を受け、満面の笑みでピースサインをして応えた。それから1時間半後、取材に応じた林氏は「(新市長としての)責任を感じている」と、厳しい表情に変わっていた。大差の結果について、「封建的な古い政治体質を変えたいという市民の強い欲求の表れ。それに財政事情を無視した大型事業への拒絶反応。まさに、地殻変動的な『知立一新』だ」と受け止める。選対本部長代行を務めた地元選出の柴田高伸県議は「同じ勢力が長く牛耳る市政の閉塞(へいそく)性に対する不平や不満、将来への不安が予想以上に大きかった」と分析した。

 70年の市制施行以来、自民推薦などの自民系市長が続いた。市長選は2回連続で無投票、県議選も昨春まで6期連続で無投票だった。もともと保守地盤が強かったが無投票で選択の機会を与えられなかったことに有権者は徐々に不満を募らせていた。昨春の県議選では民主新人の柴田氏が自民現職を破った。

 一方、本多氏の事務所では30日夜、落選が決まると、女性運動員が大声で泣き崩れた。本多氏は「私への批判もあったと思う。私自身の不徳だ」と、支持者に深々と頭を下げた。本多氏は1日、「これだけの大差なので、かえってサバサバした。政党が前面に出た選挙戦で、実力の差が出た。定額給付金や年金などの国政の混迷、金融危機などの時代の流れが不利に働いた。もう保守票の掘り起こしは限界。自動車関連企業で働く市民が急増し、(林氏を推薦した)連合愛知の力は計り知れない」と述べた。

 次期衆院選にも影響を与えそうだ。同市などを選挙区にする愛知13区では、自民党県連会長の大村秀章衆院議員と、民主新人の大西健介氏が激突する。林氏の初当選を受け、大西氏は「衆院選の代理戦争のような市長選で勝利し、大きなプラスになる」と意気込む。これに対し、大村氏は「影響は分からない。今まで通りのことをやっていくだけだ」と、険しい表情で語った。

 ◇軽視できない結果−−リンカーンフォーラム中部代表の児玉克哉・三重大人文学部教授の話
 トヨタ自動車をもピンチにさせた金融危機の影響は、トヨタの地元だけに想像以上に大きいだろう。好景気の昨年だったら大差ではなかったかもしれない。無投票の連続で募っていた閉塞感や不満が加わったのでは。チェンジを求めた米国大統領選のオバマ氏の劇的勝利も影響したはず。小さな市の結果でも全国に広がる要素をもち、軽視できない。

毎日新聞 2008年12月2日 地方版
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20081202ddlk23010240000c.html

2379片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/12/17(水) 01:42:25
山形知事選 構図固まる 現新対決、前哨戦は過熱
 任期満了に伴う山形県知事選(1月8日告示、25日投票)は、共産党が12日に独自候補の擁立を断念したことで、再選を目指す現職の斎藤弘氏(51)と、新人の行政書士、吉村美栄子氏(57)の一騎打ちが濃厚となった。13日には両陣営が決起集会や支援組織の会合を開くなど、前哨戦が一気に過熱した。

 両氏とも政党推薦は求めないが、斎藤氏は、自民党の県選出衆院議員3人をはじめ、自民党を中心とした現職県議30人の支援を受ける。11日には、自主投票の方針の公明党県本部にも支援を要請した。

 吉村氏は、民主・社民両党の支持母体、連合山形の推薦を受けた。社民党は11日、吉村氏の支援を決定。民主党も14日に支援方針を決める見込み。共産党は勝手連的に推す。

 斎藤氏陣営は、前回知事選で落選した高橋和雄前知事が吉村氏擁立にかかわった経緯から「昔の県政に戻すか、前進するか」という対立軸を掲げた。

 吉村氏陣営は、歳出削減を進めた斎藤氏を「冷たい県政だ」と厳しく批判。一部自民党国会議員、県議らの支援を得て、保守層への浸透を図り、現職批判の受け皿を狙う。

◎次代も担う覚悟/斎藤氏支援の会

 現職の斎藤弘氏を支援する「元気な山形サポーターの会」が13日、発足した。山形市内であった設立会には、自民党を中心とした30人の県議の会や市町村議員連盟、経済団体など、斎藤氏を支援する組織の代表ら約100人が出席した。

 実質的な選対本部となるサポーターの会代表には、個人後援会女性の会の代表を務める田中英子氏が就いた。事務局長は自民党県連の今井栄喜幹事長が務める。今後、県内を9ブロックに分けて選挙活動を展開する。

 あいさつした斎藤氏は「財政再建と透明な県政づくりに取り組んできた。山形県の次のステージを担う覚悟を持っている」と決意を語った。
 22日、山形市内で決起大会を開く。

◎冷たい県政転換/吉村氏決起集会

 吉村美栄子氏は13日、山形市の山形ビッグウイングで決起集会を開き、次期知事選へのムード盛り上げを図った。

 陣営の予想を上回る約2000人が参加。吉村氏が「(県民不在の)冷たい県政から温かい県政に転換し、元気な山形を私と一緒につくりましょう」と呼び掛けた。

 選対本部の最高顧問に就任した自民党・岸宏一、民主党・舟山康江両参院議員があいさつ。岸氏は「積み上げてきた県民の暮らしや教育はこの4年間で大きく崩れた」、舟山氏は「予算削減ありきの冷たい機械的行政だ」とそれぞれ斎藤県政を批判した。

 支援する県議の会代表の阿部賢一副議長(自民)、吉村氏擁立の中心となった連合山形の安達忠一会長も登壇し、山形改革の必要性を訴えた。
 集会前には山形市内で選対本部の事務所開きがあり、高橋和雄前知事、金森義弘前副知事(現県体協会長)が姿を見せた。
2008年12月14日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081215t51003.htm

2380片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/12/22(月) 19:54:46
北見市長に小谷氏 神田氏の再選阻む 民主・大地の協力成功(12/22 07:42)

初当選を果たし万歳する小谷毎彦氏(右)と登美子夫人=21日午後10時35分、北見市内の選挙事務所(茂忠信撮影)

 【北見】神田孝次前市長(57)の辞職に伴う北見市長選は二十一日投票、即日開票の結果、無所属新人で前民主党道議の小谷毎彦(つねひこ)氏(62)=民主党、社民党、新党大地推薦=が、再出馬した無所属で前市長の神田氏に三千七百六十五票の差をつけて勝利、初当選した。今回市長選を次期衆院選道12区(網走、宗谷管内)の前哨戦と位置づけ、小谷氏を全面支援した民主党と新党大地は、十一月の釧路市長選に続いて選挙協力を成功させ、衆院選に弾みをつけた。

 一方、道12区で民主党の松木謙公衆院議員(比例代表道ブロック)と議席を争う自民党の武部勤元幹事長は、神田氏の選対総本部長を務め、陣頭指揮したものの、12区の有権者約三十二万人のうち、約九万人を占める大票田で系列の市長を失う形となった。

 当日の有権者は十万三千五百三人、投票者数は六万七千五百三十三人。投票率は65・25%で、前回を4・19ポイント下回り、合併前の旧北見市を通じて戦後最低。無効票は六四二。

 小谷氏は旧北見市長時代から約九年半にわたる神田市政の是非を争点に掲げ、昨年の大規模断水やガス漏れ事故などに対する神田氏への批判票を取り込み、基盤となる民主党や新党大地などの支持層もまとめた。

 一方、市役所庁舎の移転や、北見赤十字病院改築を柱とする都市再生計画の実現を目指す神田氏は、公約を同計画の遂行に絞って支持を訴えたが、市政批判の声にのみ込まれた。

 今回の市長選は、市議会での庁舎移転条例案否決を受け、神田氏が「民意を得る」として、辞職したことが発端。市庁舎移転をめぐり、新市長となる小谷氏は、移転させずに「現在地周辺でのコンパクトな建て替え」を主張している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/136626.html

2381片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/12/22(月) 20:00:52
北見市長選:小谷氏が初当選 「民主・大地」衆院選の前哨戦2連勝

北見市長選に初当選し万歳する小谷毎彦氏(左)=北見市内の選挙事務所で21日午後10時33分 前市長の辞職に伴う北見市長選は21日投開票され、前道議の小谷毎彦氏(62)=無所属、民主・社民推薦=が自民党の支援する前市長の神田孝次氏(57)=無所属=を破り初当選した。小谷氏は新党大地(鈴木宗男代表)の推薦も受けており、次期衆院選へ向け選挙協力を進める「民主・大地」陣営は11月の釧路市長選に続き「前哨戦」で2連勝。自民党は道東での選挙戦略見直しを迫られそうだ。

 当日有権者数は10万3503人(男4万8578人、女5万4925人)。投票率は65・25%(前回06年69・44%)だった。

 市議会で市庁舎移転案が否決され、神田氏が市長を辞職したのに伴う出直し選挙。北見市は衆院道12区(網走、宗谷管内)の有権者の4分の1以上を占める大票田であり、民主党は12区選出の武部勤・自民党元幹事長の足元を揺さぶる好機とみて小谷氏を擁立。武部氏の対立候補となる民主党の松木謙公衆院議員(比例道ブロック)が前面に出て支持を訴え、同党や連合の道幹部が繰り返し北見入りする「地方選では異例の態勢」を組んだ。

 鈴木代表も合併前の旧町村部でてこ入れを図るなど全面支援。共産党からも応援を受けた小谷氏はガス漏れ死亡事故や大規模断水の対応など神田市政の「失政」批判を展開して支持を広げ、民主系候補として9年ぶりに市政を奪還した。

 小谷氏は当選確定後、「市民主体の市政にしていきたい。市庁舎は現在地を軸にコンパクトに(改築を)進めたい」と抱負を語った。駆けつけた鈴木代表は「北見市もチェンジしたので、勢いを持って国政もチェンジしていきたい」と強調した。

 神田氏は旧北見市時代を含む過去3回の市長選では自民推薦で当選したが、今回は推薦を受けず、市庁舎と北見赤十字病院の移転・改築に照準を絞って支持を訴えた。しかし、実質的には選対総本部長として武部氏が支援する「自民候補」。頼みの保守層も切り崩されての敗北は、武部氏の選挙にも影を落とす結果となった。【渡部宏人、横田愛】

毎日新聞 2008年12月22日 1時38分
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20081222hog00m010006000c.html

2382片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/12/22(月) 20:02:50
選挙:焼津市長選 民主県連推薦、清水氏が初当選 市民本位、支持される /静岡
 任期満了に伴い、元県議の無所属新人2人の争いとなった焼津市長選は21日投開票され、清水泰氏(64)=民主県連推薦=が、八木健次氏(74)=自民県連推薦=を破り、初当選を果たした。投票率は51・65%(前回は無投票、前々回は49・18%)。当日有権者数は11万5374人(男5万6100人、女5万9274人)だった。

 清水氏は連合静岡から推薦を得たうえで、県議時代の後援会を基盤として、無党派層の獲得に力を入れた。「焼津を変えよう」を合言葉に、市民本位のまちづくりを主張したことが支持された。

 八木氏は、JA大井川、焼津漁協などの支援を受け、組織選挙を展開したが、出馬表明が告示日の約1カ月前と出遅れたことなどから及ばなかった。

 今回の選挙は、事実上「自民対民主」の一騎打ちとなり、今後の国政選挙を占う意味でも重要な選挙と位置づけ、両陣営は戦った。特に焼津市は、強固な保守地盤を誇ってきただけに、今回の清水氏の勝利で、自民陣営は対策の練り直しを迫られることになる。【浜中慎哉、山田毅】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 30119 清水泰  64 無新

  28732 八木健次 74 無新

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 ◇焼津市長略歴
清水泰(しみず・ひろし) 64 無新(1)

 会社役員[歴]焼津信用金庫職員▽清和不動産社長▽市議▽県議・産業委員長▽島田商高=[民]

毎日新聞 2008年12月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081222ddlk22010080000c.html

2383片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/17(土) 10:41:09
執行部 力量不足 亀裂拡大の恐れ
 自民党県連が、知事選で「不戦敗」を余儀なくされたことは、県民に対して県議会第1党の責任を放棄したに等しい。

 執行部の力量不足は目を覆うばかりだ。結論を一任された実川幸夫会長は、15日の国会議員団会議終了後の記者会見で、有力な推薦候補だった白石真澄氏について、「党が一枚岩になれない」と退けた。だが、自主投票によって県連が一枚岩になれるかと言えば、むしろ亀裂が拡大する恐れすらある。

 過去の知事選を振り返っても、「一本化して臨んだことは、ほとんどない」(県連幹部)と言うほど、県議のグループ間の対立が激しかった。前回参院選千葉選挙区(改選定数3)で、自民党は2人の候補者を立てて臨んだが、石井準一参院議員だけが当選した。「しこりは当分消えない」との見方が大勢だ。

 自主投票が決まった国会議員団会議で、本清秀雄幹事長が「これは不利になる」と発言したのは、白石氏を強く推す公明党の存在を念頭に置いたものだ。9月までに実施される衆院選は、低迷する麻生内閣の下で政権交代がかかった戦いになる。「知事選を自公で戦えば、衆院選にもプラスになる」との思惑も隠さない。

 自民党は前回県議選で議席を大きく減らし、県政での存在感も低下させている。石井参院議員は「県議会で過半数を占めるが、単独では知事選に勝てない」と言い切る。このため、公明党県本部代表の富田茂之衆院議員と関係を強化。出馬が確実視される俳優で元衆院議員の森田健作氏に対抗するため、民主党県連幹部にも連携を呼びかけた。

 民主党県連が白石氏推薦で先行したのも、自公との相乗りを禁止する民主党本部の方針に配慮し、「自公の推薦は後から出す」(自民党県連幹部)という戦略の一環だった。しかし、当初は昨年10月ともみられた衆院選が先送りされ、知事選に近い時期に実施される見通しが強まったため、「相乗りでは衆院選で戦えない」との異論が自民、民主双方から噴出し、シナリオに狂いが生じた。

 民主党県連は16日、白石氏の推薦取り消しを正式に決定する方針だが、こうした動きも実川会長の判断に影響することはなかった。国会議員団からも強い異論はない。有力県議の一人は「不満はあるかもしれないが、衆院選のことも考えれば、白石氏推薦がベターな選択だ。国会議員は今の政治状況を分かっているのか」と嘆く。

 自民党の衰退が確実に始まっている。(赤津良太)

(2009年1月16日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090116-OYT8T00041.htm

2384片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/17(土) 10:42:31
県議補選告示 5人立候補
衆院選見据え激突
 県議補選(前橋市・勢多郡区、欠員2)は16日、告示され、5人が立候補を届け出た。自民、民主両党が激突する衆院選の「前哨戦」ともなるほか、来月8日告示される前橋市議選の直前に行われることもあって、激しい選挙戦が9日間にわたって展開される。投開票は25日。

 立候補を届け出たのは、無所属で障害者福祉事業所長の亀田好子(53)、無所属で元県出納長の後藤新(48)、共産党公認で党職員の店橋世津子(47)、無所属で元県議の桑原功(63)、自民党公認で元県議の山本龍(49)の5氏。

 亀田氏は高花台地区で第一声。「歩いて通えるスーパーを取り戻そう」と団地住民に地域再生に向けた熱意を強調。民主党1区総支部長の宮崎岳志氏が応援に駆けつけ、「亀田さんは20歳の頃から福祉のプロフェッショナルとして活躍して来た」と福祉分野の手腕に太鼓判を押した。

 後藤氏は中心市街地の選挙事務所でタスキをかけると、「政党の利害得失に左右されている」と大沢県政を厳しく批判。小寺弘之前知事や高木政夫前橋市長とも固い握手を交わし、親密さをアピール。午後には市内で1000人規模の出陣式を開催し、ボルテージを上げた。

 店橋氏は選挙事務所での出陣式で「共産党議席を県議会に復活させてほしい」と訴え、遊説に出発。昼には県庁前で通行人ら約90人に向かって雇用や医療の問題、消費税などへの考えを語り、「市議、保育士、母親の経験を生かして皆さんの命を守るために全力で頑張る」と支持を訴えた。

 桑原氏は市役所前で「市町村にどんどん権限を委譲し、住民が参加できる地方自治を作りたい」と演説。選対幹部の角田義一・元参院副議長もマイクを握り、「自民党対民主党の対決だ。自民党を勝たせることは消費税増税を容認することになる」と次期衆院選に絡めて支援を呼びかけた。

 山本氏は佐田玄一郎衆院議員のほか、南波和憲県連幹事長ら約15人の自民党県議団が見守る中、県庁前で第一声。「正しい政治の上にきちんとした未来を積み上げよう」とあいさつ、急ぎ足で選挙カーに乗り込んだ。夜には自民党県連で団体関係者らと出陣式を開いた。

 15日現在の有権者数は27万8145人。期日前投票は17日から前橋市役所と富士見村役場で始まる。19日以降は前橋市内の3支所と公民館11か所でも受け付ける。

(2009年1月17日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090117-OYT8T00082.htm

2385片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/17(土) 10:49:38
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 山本氏、出馬の意向 自民党公認を前提に /群馬
 昨年の知事選に出馬し落選した元県議、山本龍氏(49)が22日、県議補選前橋市・勢多郡区(改選数2、来年1月25日投開票)に、自民党公認を前提に出馬する意向を同党県連に伝えた。複数の県連幹部が明らかにした。

 同県連の南波和憲幹事長によると、山本氏から同日、「自民党の公認として立候補したい」と伝えられたという。県連側が出馬を打診した経緯があり、今後、山本氏が県連前橋支部(中村紀雄支部長)に公認申請し、年内に開かれる県連総務会で公認が認められる見通し。山本氏は「暮らしを守る闘いへためらわず飛び出し志を県政に届ける」などとコメントを発表した。

 山本氏は故小渕恵三元首相の秘書を経て95年に県議選吾妻郡区で初当選。3期目途中の06年3月に自民党会派を離脱し同年7月、県議を辞職、07年7月の知事選に出馬した。自民党公認の大澤正明氏(現知事)に敗れたが、19万票余りを獲得した。自民党とたもとを分かっていたが、今年2月の前橋市長選では同党推薦の金子泰造氏(故人)を支援した。県選管によると、県議が選挙区を替えて出馬する例は「聞いたことがない」という。

 同補選には、小寺弘之前知事時代に県出納長を務めた後藤新(あらた)氏(48)が無所属で出馬する見通しのほか、元前橋市議の店橋世津子(たなはしせつこ)氏(47)が共産党公認で出馬を表明、複数の民主党関係者も出馬に意欲を示している。また、自民党は「今の段階では2人目も立てる」(南波氏)という。【塩崎崇】

毎日新聞 2008年12月23日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/archive/news/2008/12/23/20081223ddlk10010260000c.html

2386片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/17(土) 10:50:14
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 自民県連が元県議・山本氏を公認 /群馬
 ◇2人目の擁立は断念
 自民党県連は27日、総務会を開き、県議補選前橋市・勢多郡区(改選数2、1月16日告示、同25日投開票)で元県議の山本龍氏(49)から出ていた公認申請を認めた。党として2人目の候補擁立を断念することも決めた。

 山本氏は記者会見で、「今の暮らしを放っておけない。前橋ではそれを救うべき政治も機能停止している」と高木政夫市長を批判。高木氏に近いとされ、既に出馬表明した元県出納長の後藤新氏(48)をけん制した。

 同席した南波和憲・県連幹事長は2人目の候補選定について、欠員となった元県議2人の後援会の他にも3人に出馬を打診したが不調に終わったことを説明。「物理的、時間的に困難だった。最後は(山本氏)1人の完全な勝利を狙おうという結論になった」と話した。

 同補選には、後藤氏が無所属で、元前橋市議の店橋世津子(たなはしせつこ)氏(47)が共産党公認で出馬するほか、民主党元県議の桑原功氏(63)と社会福祉施設長の亀田好子(たかこ)氏(53)も出馬に意欲を示している。【塩崎崇】

毎日新聞 2008年12月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20081228ddlk10010101000c.html

2387片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/17(土) 10:50:52
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 あす告示 元職・新人5人出馬か /群馬
1月15日12時1分配信 毎日新聞


 現職県議の辞職や死去に伴う県議補選の前橋市・勢多郡区(前橋市と富士見村、改選数2)が16日、告示される。投開票は25日。これまでに5人(元職2人、新人3人)が立候補を表明しており、2月の前橋市議選や今年秋までに必ず行われる総選挙もにらんで激戦が繰り広げられる。
 立候補を表明しているのは、元県議で07年の知事選で落選した山本龍氏(49)=自民党公認▽元前橋市議の店橋世津子(たなはしせつこ)氏(47)=共産党公認▽元民主党県議の桑原功氏(63)=民主党推薦▽社会福祉施設長で07年の県議選に民主党公認で出馬し落選した亀田好子(たかこ)氏(53)=同▽元県出納長の後藤新(あらた)氏(48)の5人。
 自民党は2人の擁立を断念し山本氏に一本化した。共産党は1人しかいなかった同党県議を昨年除籍しており、議席復活を狙う。民主党は桑原、亀田両氏の調整がつかず双方を推薦。同党支持者の一部は後藤氏を支援している。
 立候補の届け出は、16日午前8時半〜午後5時、前橋市役所で行われる。昨年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は27万8010人(男13万4596人、女14万3414人)。【塩崎崇】

1月15日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000028-mailo-l10

2388片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/17(土) 10:52:14
新旧5氏争いか 県議補選あす告示
2009年01月15日

 金子泰造、金子一郎両氏(いずれも自民)の辞職・死去に伴う県議補選(前橋市・勢多郡区)=被選挙数2=が16日、告示される。14日までに5人が立候補の意思を表明しており、秋までには必ず執行される総選挙もにらんだ激しい選挙戦になる見通しだ。投開票は25日。


 立候補の意向を明らかにしているのは、50音順に、新顔で障害者福祉事業所長の亀田好子氏(53)、前職の桑原功氏(63)=いずれも無所属、民主推薦=、新顔で元県出納長の後藤新氏(48)=無所属=、新顔で前・前橋市議の店橋世津子氏(47)=共産=、元職の山本龍氏(49)=自民。


 旧自治省出身で、小寺弘之前知事時代に県幹部を歴任した後藤氏、自民を離党して07年に知事選に立候補した山本氏の両候補が名乗りを上げたことで、構図は一気に入り組んだ。自民と民主が政権をかけて激突する総選挙や、来月8日に告示される前橋市議選の「前哨戦」と位置づける向きもあり、熱を帯びつつある。


 自民は当初2人の擁立を目指したが、吾妻郡出身で離党経験もある山本氏1人の擁立にとどまり、人材不足を露呈した。県連幹部は異口同音に「衆院選の前哨戦」と強調。笹川尭県連会長は10日の出陣式で、「1位で当選しない限り自民党の未来はない」と断言した。


 対する民主は、候補者を絞ろうと調整したものの、07年県議選で落選した亀田、桑原両氏がいずれもおりず、結局、2人とも「推薦」することで決着した。党内の一部には「政党の公認・推薦は受けない」と公言した後藤氏を推す動きもある。同党支持層の票が割れるのは必至の情勢だが、3人の得票の合計は県都での民主への評価を示す指標となるだけに注目される。


 一方、知事選、前橋市長選以来続く「保守分裂」の構図も今回の補選に影響する。これまで国政では自民を支持してきた層の一部も、小寺前知事や高木政夫前橋市長と近い後藤氏の支援に回るとみられる。


 昨年、早川昌枝県議(前橋市・勢多郡区選出)を除籍した共産は、不況で存在感を増したことを追い風に、議席の獲得を目指す。


 08年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は27万8010人。05年に旧前橋市区で執行された県議補選の投票率は26・21%だった。

http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000901150006
群馬

2389片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/23(金) 21:41:51
民主、自民両県連会長 立場微妙 山形知事選

吉村氏の個人演説会で応援弁士を務める近藤氏=寒河江市内


斎藤氏の街頭演説会で手を挙げて支持を訴える遠藤氏=天童市内


 激戦模様の山形県知事選で自民、民主両党の県連会長の動きが注目されている。新人の吉村美栄子氏(57)を支援する民主党県連の近藤洋介会長(衆院比例東北)と、現職の斎藤弘氏(51)を支援する自民党県連の遠藤利明会長(衆院山形1区)の2人。近藤氏は複雑な選挙区事情もあって「応援演説で出遅れた」と批判を浴び、遠藤氏は麻生政権の不人気ぶりを懸念して「政権とのパイプ」を封印する。ともに不安材料を抱えたまま、25日の投票日になだれ込みそうだ。(山形県知事選取材班)

<微妙な距離感>
 「政府の言いなりになっている知事を当選させたら、(首相の)麻生(太郎)さんは消費税を上げてもいいと勘違いしてしまう」。寒河江市で19日にあった吉村氏の個人演説会。応援弁士を務めた近藤氏は挑発的な言葉を使い、自民党への対決姿勢を鮮明にした。

 近藤氏は選挙戦9日目の16日、長井市の吉村氏の個人演説会でやっと壇上に立ち、この日を境に積極的にマイクを握り始めた。吉村陣営の複数の幹部が粘り強く要請した結果だった。

 告示日の8日に山形市であった吉村氏の出陣式では、あいさつする近藤氏に「もっとしっかりやれ」とやじが飛んだ。11日には、米沢市で1000人を集めて近藤氏の新年会があったが、開演30分前に近くの市役所前で街頭演説した吉村氏が新年会会場に近づくことはなく、微妙な距離感が浮き彫りになった。

<大物議員来ず>
 近藤氏は当初、「マイクで訴えるより、一人一人の支持者に直接訴える時間の方が大切だ」と、応援演説をしない方針を示していた。この方針は転換したはずだが、米沢市で20日に開かれた吉村氏の個人演説会は、東京での会合出席を理由に欠席するなど、いまだに憶測を一掃しきれていない。

 近藤氏の腰が据わらない背景には、有力支持者が斎藤氏の支援に回るなど、選挙区の複雑な事情がある、とみる関係者が多い。「米沢市などの地盤はせめて五分まで盛り返してほしい」と吉村氏陣営の幹部は期待する。

 一方、自民党の遠藤氏。自分の政経パーティーで斎藤氏夫妻が入り口に並んで出迎え役をする間柄で、告示前から斎藤氏との一体感をアピール。選挙戦では斎藤氏の選挙カーに同乗し、個人演説会では山形1区内のほとんどの会場で応援弁士を務めている。

 ただ、遠藤氏の応援演説は県庁改革など斎藤氏が取り組んだ4年間の実績を紹介する内容が多く、麻生政権とのパイプを強調することは少ない。内閣支持率の低迷が続いており、「自民党が前面に出る状況ではない」(斎藤氏陣営の幹部)と大物国会議員の応援も影を潜めている。

<最終盤の焦点>
 遠藤氏が斎藤氏との二人三脚に徹すると、有権者には自民党との一体感を印象付ける。吉村氏の陣営はこの点を突き、「斎藤県政は小泉構造改革と同じ路線を進めた」(舟山康江参院議員)と自民批判票の取り込みを狙う。

 近藤氏はどう追い込みをかけ、遠藤氏はどう自民批判をかわそうとするのか。政党推薦を求めなかった両候補の思惑とは裏腹に徐々に政党対決の図式が強まる中、勝敗を左右する最終盤の焦点になりそうだ。

 ◇山形県知事選立候補者
吉村美栄子 57 行政書士 無新
斎藤弘 51 知事 無現
2009年01月23日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090123t51026.htm

2390片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/23(金) 21:46:31
09知事選:情勢 勝敗、山形市の動向に 先行の斎藤氏、吉村氏追い上げ /山形
 25日投開票の知事選まで残り2日となった。毎日新聞の情勢取材の結果、先行する現職の斎藤弘氏(51)を、新人で元県教育委員の吉村美栄子氏(57)が激しく追い上げる展開となっている模様。無党派層の多い大票田の山形市での票の動向が、勝敗のポイントになりそうだ。【大久保渉、林奈緒美】

 ◆山形と周辺市町

 ◇県都でほぼ互角 無党派層取り込み勝負
 有権者全体の2割を占める山形市は両陣営の主戦場。ほぼ互角の戦いを展開し、無党派層をどれだけ取り込めるかが勝負の分かれ目になる。

 斎藤氏は自民の遠藤利明衆院議員と県議6人から支援を受ける。県職労など労働団体との対決姿勢を鮮明にし、前回選挙で支持を得た都市部の無党派層の支持拡大を図る。天童市では、遠藤衆院議員の支援で勝利した市長選の勢いが追い風。

 吉村氏は民主の鹿野道彦前衆院議員と県議5人から支援を受ける。山形市内で組織力を保つ社民党、連合山形や県職労なども全面に出て運動を展開。斎藤氏に批判的な団体票を固めるとともに、「チェンジ」を旗印に無党派層への広がりを目指す。

 ◆庄内

 ◇票田2市が鍵 吉村氏・酒田、斎藤氏・鶴岡優勢
 吉村氏は有力企業や各種団体の支援を得て、酒田市で優勢。斎藤氏は支援を受ける自民・加藤紘一衆院議員のおひざ元の鶴岡市で、優位に立つ。

 吉村氏は県議4人の支援を受け、酒田では経済団体の後押しなどを背景に支持を拡大。劣勢の鶴岡でも旧町村部を中心に攻勢をかけ、追い上げる。斎藤氏には県議7人に加え、酒田・鶴岡市長も支援を表明。手堅い布陣を敷くが現県政への反発の強い酒田で運動が鈍く、鶴岡でも農業票をまとめ切れない。

 前回選挙で斎藤氏は、鶴岡で大勝の一方、酒田で大敗。票田の両市の票が今後、どう動くか。

 ◆置賜

 ◇米沢で斎藤氏優位 吉村氏懸命の追い上げ
 斎藤氏が米沢市を中心に優位に戦いを進めるが、終盤に入り民主の近藤洋介衆院議員の吉村氏支援の動きが活発化。吉村氏が懸命に追いかける。

 斎藤氏は米沢市長ら6市町長と自民県議7人から支援を受ける分厚い布陣。公明との連携も円滑で、遠藤武彦衆院議員が応援のマイクを握る。吉村氏支援を表明する首長はおらず、県議も無所属の木村忠三氏だけ。元県議らが陣営に入り運動を展開する。

 長井、南陽市や高畠、川西町などは中盤まで両陣営とも動きが鈍かった。近藤衆院議員の運動が出遅れた吉村氏の票に、どれだけ結びつくか。

 ◆最上

 ◇吉村氏優位に展開 斎藤氏、中盤で運動本格化
 吉村氏に対し地元の自民・岸宏一参院議員が支援を表明し、吉村氏が優位に展開。前回選挙で岸参院議員の支援した現職候補にダブルスコアで敗れた斎藤氏が追い上げる。

 吉村氏は市町村議が実動部隊となり、業界や農業団体の支持も受ける。金山町長、鮭川村長の支援もあり、北部地区を中心に票を固める。斎藤氏は新庄市長ら6市町村長に加え、自民の4県議が全員支援。新庄市では市議20人中12人が応援に回り、現職の強みを生かして攻勢をかける。

 支援者の間で温度差のあった斎藤氏陣営が中盤から運動を本格化。どこまで票を切り崩せるか。

 ◆北・西村山

 ◇東根で斎藤氏勢い 郡部は吉村氏
 斎藤氏は前回選挙で現職候補にダブルスコアで勝った東根市など北村山で優勢。吉村氏は出身の大江町など西村山の郡部で優位に進める。

 斎藤氏を支援する県議は6人。東根市長がフル稼働し周辺市町でも応援演説を重ねる。寒河江市、河北町でも現職の強みを生かし浸透を図る。吉村氏の支援県議は自民の阿部賢一氏1人。阿部氏の地盤の朝日、大江、西川町で票を固め寒河江市、河北町への広がりを目指す。北村山でも労組団体を軸に運動を活発化させている。

 市長選が昨年12月にあった影響で両陣営とも出足が遅かった寒河江市の票に注目が集まる。

 ◇前回と似た構図
 吉村氏陣営と斎藤氏陣営の顔ぶれは、現職の高橋和雄氏と新人の斎藤氏の2人を軸に争った前回知事選の時と、重なりが多い。大きく異なるのは、(1)高橋氏を支援した自民県議の大半が、今回は斎藤氏を支援(2)共産が独自候補を擁立せず、吉村氏を支援−−の2点のみ。構図が似ているため、前回選挙での市町村別の得票傾向は、大筋で今回の戦いにも反映されそうだ。

http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090123ddlk06010139000c.html

2391片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/28(水) 21:55:02
「改革」成果過信危機感薄く後手
2009年01月28日

∞斎藤氏陣営 路線転換も空振り


 まさかの落選から一夜明けた26日午前11時ごろ、斎藤弘氏(51)は山形市の自民党県連を訪れた。支援した県議らを前に「申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げ、「新知事の下、しっかりと県政運営をして欲しい」と淡々と話したという。自身に批判的な県議や首長に対し、厳しい態度で臨んだ斎藤氏の姿はなかった。
    ◇
 斎藤氏は「改革」の成果に絶対の自信を持っていた。県債残高は2年連続で減少、情報公開度は全国クラスに入った。今年度のマニフェストの達成度は92%と自己評価した。昨年9月30日、「変わらぬ情熱と信念を持って県づくりを実現することが、県民に対する私の責務だ」と県議会で高らかに再選立候補を表明した。2期目に臨む選挙でまだ50代初め。議会は3分の2以上を占める与党の自民党を中心に安定しており、再選に向けて死角なしと思われた。


 立候補表明から2カ月が過ぎた11月27日。山形市内の斎藤氏の後援会関係者の会社会議室。知事選に向けて10人ほどの支援者らが集まっていた。「ポスターや名刺は何枚いりますか」「事務所は12月1日から借ります」。会議はなごやかに進んだ。出席者の一人は「知事に危機感はなかった」と振り返る。


 斎藤氏は、支援組織回りもしていなかった。ポスターやリーフレット用の写真も撮っていない。この会議で斎藤氏は「マニフェスト作りが忙しくて」とこぼしていた。一方、支援母体を持たない斎藤氏が頼る自民党は9月末、引退を表明した衆院2区の遠藤武彦氏の後継選びに奔走していた。さらに麻生政権が発足し、早ければ10月末にも衆院解散、総選挙があるとみられていた。自民党県連幹部も「知事選の対応は衆院選後」と明言していた。


 だが「相手は用意周到に準備し、そして進めていた」(斎藤氏陣営幹部)。10月中旬の段階で、連合山形の幹部は「自民党を分断するために、衆院選とセットの戦いはしない」と話し、知事選に焦点を絞っていた。


 11月28日、吉村美栄子氏(57)が正式に立候補を表明した。すでに「副知事2人制の廃止」「知事退職金の廃止」といった公約を掲げたパンフレットや名刺を作っていた。「つったい(冷たい)県政から、温かい県政に」と斎藤氏を意識したキャッチフレーズまで用意していた。連合が仲立ちし、自民の一部と民主、社民から支援の内諾を取りつけ、共産とも水面下で協力関係を模索。県議OBらを案内役に団体へのあいさつ回りも始めていた。


 会見の様子を知った斎藤氏は驚いた様子だった。旧知の福祉関係者が吉村氏陣営の中心にいたからだ。12月初め、記者との昼食会で斎藤氏は「あの人とは会っているのに何で、といった感じです。何が不満だったんだろう」とぼやいた。この福祉関係者は「知事との懇談会では、事前に県幹部に言われるんだ。『お願いしますとか、陳情のようなことは言わないでくれ。知事はそういうのが大嫌いだから』と。数字で政治はできないですよ」と「寝返り」の理由を語った。

2392片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/28(水) 21:55:28
 10月末にも総選挙が、といわれていたが、11月末になっても衆院解散の動きはない。自民党は、ようやく総選挙より先に知事選の態勢を取り始めた。吉村氏が斎藤氏を称した「つったい県政」は一人歩きして、県民の間に広まり始めていた。県連幹部も支援者や団体から斎藤氏の「改革」への批判を聞いていた。危機感を募らせた幹部は、斎藤氏に「このままじゃ選挙にならない」と伝えた。


 以降、斎藤氏は改革路線を急旋回させていった。12月1日、経営主体の見直しを考えていた県立新庄病院の「県立維持」を表明。同3日、県債残高を増やさない方針の厳守にこだわらないと述べた。その12日後には総額500億円の景気・雇用対策に取り組むと打ち上げた。「東根に中高一貫校を」「米沢女子短大を4年制化」といった地域ごとの「目玉」も表明した。斎藤氏は「選挙目当てでも、票目当てでもない。財源はしっかり確保している」と述べた。


 「県民党」を掲げた斎藤氏は当初、政党だけでなく、団体の推薦にもこだわらない姿勢をみせていた。それが12月中旬、県内のある農業団体に斎藤氏が姿を現した。「政党から推薦はもらわないが、団体からは拒んでいない」。だが、この団体はすでに自主投票を決めていた。


 農業団体は通常、現職を推すが、斎藤氏からの推薦願いはなかった。吉村氏が立候補を表明しているのに推薦願いがない斎藤氏を推薦できない。その結果の自主投票だった。農業団体幹部は「対立候補が出てきたからだべ」と冷ややかに見ていた。斎藤氏側が「吉村氏が立つ前に推薦願いを出せば、断られなかったのに」と悔いても後の祭りだった。


 斎藤氏陣営の関係者は「斎藤氏には、政治家としての泥臭い人間味がなかったということだ。選挙というものが分かっていなかった」と話した。(土居新平)
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000901280001
朝日山形

2393片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/02(月) 08:13:57
’09名古屋市長選:28年ぶりの激突/上 民主・河村氏 「勝てる候補」前途多難

 ◇小沢裁定、揺れる地元

 緊張した面々が居並ぶ。23日、東京・永田町の民主党本部。同党の名古屋市議団幹部を前に、小沢一郎代表が口を開いた。

 「一致結束してやらないと(市長選は)厳しいぞ」。分裂してどうする、勝てる候補に一本化しろ、勝てるのは誰か。事実上の小沢裁定だった。

 愛知県連が推薦を決めた元愛知県弁護士会副会長の伊藤〓彦氏(55)と、同党の河村たかし衆院議員(60)=愛知1区=の一本化問題。翌24日、伊藤氏は出馬断念を表明した。

    □

 「去年総選挙があったら、今はなかったよ」。河村氏は26日、毎日新聞の取材にそう語った。元々、市長への意欲を持っていた同氏が出馬を意識し始めたのは昨年9月の党代表選後。「総理を狙う男」をうたい文句に、議員特権返上などを訴えてきたが、立候補に必要な20人の推薦人が集められず、「政策は名古屋で実現しよう」に傾いていった。

 そのころ政界は、福田康夫首相(当時)の辞任を受け、衆院解散・総選挙へと走り出す。「10月解散だったら、衆院選候補として出ていた。そしたら市長選には出られませんわな」と河村氏。結局、解散はなかった。

 だが、この段階で動けたわけではない。10月23日の松原武久市長の4選不出馬表明を合図に、市議団が名古屋市教委幹部の擁立に乗り出したからだ。

 チャンスが巡ってきたのは幹部が固辞した年明け。「時の流れ(が自分に来た)。あれで腹を決めた」という河村氏が最初に出馬を口にしたのは1月14日、国会内で開かれた県選出国会議員団会議だった。市議団もこの日、一気に伊藤氏擁立を決めたが、既に後に引く選択肢はなかった。

    □

 「2人を降ろし、第3の候補を立ててはどうでしょうか」。県選出の国会議員が先々週、小沢氏の元を訪れ、別の地元衆院議員の名前を出して進言すると、小沢氏はこう答えた。

 「それでも河村は出てくる。同じことだ」

 党本部の選考基準は「勝てる候補」(鳩山由紀夫幹事長)。イコール河村氏だが、本部主導で進めれば、総選挙を前に県連の分裂を誘いかねない。推薦決定の先送りを続けることで、伊藤氏に本部の意思を伝え、自発的な辞退へと導いていった。

    □

 しかし−−。25日、最大の支持団体・連合愛知が加盟労組の代表を集めて対応を協議した席で、河村氏を積極的に支持する意見はなかったという。「いったん市長になれば歯止めが利かなくなるような人は困る。そういう思いが組合員にはある」と連合幹部は話す。

 市議団内には離党をにおわせ、周囲に説得されて思いとどまった議員もいる。「河村さんは本当に勝てる候補なのか」。奥村文洋選対本部長の懸念は、多くの民主市議に共有されたままだ。【影山哲也、丸山進】

毎日新聞 2009年2月27日 中部朝刊
http://mainichi.jp/chubu/news/20090227ddq041010019000c.html

2394片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/02(月) 08:15:46
’09名古屋市長選:28年ぶりの激突/下 自民・細川氏 「後方支援」県連に戸惑い

 ◇市議団「どうすれば」

 「金曜の夜に、ワイングラスを片手に絵を鑑賞する。照明を落としてね。市美術館の閉館時間を夜10時にすればデートスポットになりますよ」

 14日、名古屋市千種区で行われた講演会で、中京大の細川昌彦教授(54)は約300人に優しく語りかけた。

 東大法学部卒。通産省(現経済産業省)に入り、中部経済産業局長、日本貿易振興機構ニューヨークセンター所長を歴任。ジャズを好み、オペラを愛す。特技はテニスにダイビング。毛並みの良さと洗練された身のこなしは、支援を決めた自民党愛知県連幹部に「浮上した候補者の中でピカイチ」と言わせた。

 「いい政策だ。ただよ、わしはワインより安い焼酎がいいわ」

 翌日、美術館を活用する細川氏のアイデアへの感想を求められた民主党の河村たかし衆院議員(60)はそう答え、笑いを誘った。ワインと焼酎。両氏の個性が一瞬、交錯した。

    □

 細川氏にたどり着くまで、自民党市議団は迷走を繰り返した。28年間、独自で候補者を探した経験のない相乗り体質。擁立可能な候補を見つけられず、一時は今期で引退する松原武久市長に4選出馬を求める秘策さえささやかれた。そこに現れたのが「市民党」を掲げる細川氏だった。

 ただし、細川氏が求めたのは後方支援。県連幹部の加藤南県議は「これまでは政党が中心に選挙をやり、その周辺で勝手連が応援した。今回はその逆ということか」と戸惑いを隠さない。全力で応援するという県連会長・大村秀章衆院議員。これに対し、市議団幹部は「全力で後方支援するって何をすればいいの」と真顔で話した。

 自民の戸惑いに、細川氏周辺からも「陣営の指示系統をどうするか。素人ではとても選挙はできない」と政党の全面支援を期待する声も出始めている。支援する側、される側がともに悩む、頼りなげなランデブーだ。

 そんな自民は、ともかく「反河村」の旗を掲げた。河村氏と対照的な細川氏の個性を際だたせることで、財界や民主の反河村勢力を取り込める−−。26日、細川氏と公明党県議団を訪ねた加藤県議は「河村市長で本当にいいのか」と訴えた。

    □

 一方、昨年11月に出馬表明した県商工団体連合会会長の太田義郎氏(65)は、推薦を受けた共産党系団体を母体にこれまで400回近く集会を重ね、支持固めを図ってきた。

 「他の候補が訴える『市民』や『庶民』は取ってつけたようなもの。町の米屋を営んできた私こそ本当の庶民です」と太田氏。ワイン(細川氏)と焼酎(河村氏)、そして米=日本酒(太田氏)に象徴される28年ぶりの決戦が間もなく始まる。【影山哲也、丸山進】

毎日新聞 2009年2月28日 中部朝刊
http://mainichi.jp/chubu/news/20090228ddq041010004000c.html

2395片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/02(月) 08:18:15
34歳、前自民県連幹事長破る 山口・柳井市長選
2009年3月2日0時0分

 山口県柳井市長選挙が1日投開票され、全国で2番目に若い34歳の市長が誕生した。民主党衆院議員の秘書を務めていた井原健太郎氏=無所属=が、前自民党県連幹事長で前県議の長谷川忠男氏(64)=同=を破って初当選した。投票率は73・71%に上り、関心の高さを裏づけた。同時に開票された県議柳井市区補選でも民主党候補が自民党候補を破り、自民に逆風が吹いた形だ。

 全国市長会によると、現在の最年少市長は三重県松阪市の山中光茂氏で33歳。井原氏は1歳差だ。

 柳井市では、今期で退く河内山哲朗市長(50)も合併前の旧市の市長選に初当選した93年当時は34歳で、全国一若い市長だった。井原氏は「柳井の市民には可能性に期待していただいた。市民参加型の政治をつくりたい」と喜びを語った。

 井原氏は独身。昨年12月まで地元選出の平岡秀夫衆院議員(民主)の秘書を務めていた。07年の県議選柳井市区に無所属で挑み、この時は自民公認の長谷川氏に敗れた。

 井原氏は当初、長谷川氏の県議辞職に伴う県議補選に立候補しようと準備を進めていたが、昨年末に市長選に出馬表明した河内山市長が今年1月、家庭の事情を理由に一転して立候補を断念。このため無投票を嫌った市民グループが井原氏に、市長選への立候補を要請した。

 政治経験の少ない井原氏は「しがらみがない」と清新さをアピール。長谷川氏が「県との連携」を訴えたのに対し、「補助金頼みではなく地方の自立が必要」と訴えた。河内山市長が井原氏支持を表明した追い風もあり、長谷川氏に競り勝った。

 県議補選では、民主新顔の河北洋子氏(51)が自民新顔の松野利夫氏(52)を破って初当選した。自民にとっては県連幹事長経験者が敗れた市長選と合わせて二重の痛手となった。
http://www.asahi.com/politics/update/0301/SEB200903010007.html

2396片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/02(月) 08:22:29
自民県連大会に知事選注目の2人
続投意欲にじむ橋本氏 県政チクリ批判小幡氏

 自民党県連大会が28日、水戸市民会館で開かれ、今秋の知事選に5選出馬するかどうか注目を集める橋本昌知事(63)と、党推薦を受けて立候補する元国土交通次官の小幡政人氏(63)が同席した。(知事選取材班)

 両氏は壇上で隣同士の席になった。橋本知事は「(小幡氏の)脇ではないでしょうから」と話していただけに、硬い表情だった。小幡氏が、「党推薦候補として立候補を予定している小幡政人候補」と紹介されると、知事は黙って拍手を送った。県連の長谷川大紋会長代行は「知事が4選目であり、新知事擁立への意見が多くあった」と小幡氏擁立の背景を説明した。

 静かな火花が散ったのは、お互いのあいさつだった。

 先にあいさつした知事は、日野自動車の古河市への進出、茨城空港へのアシアナ航空就航など、最近の「実績」を矢継ぎ早にアピールした。「様々な種をまき、茨城がいいと言ってもらえるよう頑張りたい」と続投への意欲をにじませる発言まで飛び出した。「1週間前にこの大会を言われたから……」と県連からの招待状が遅れたことを皮肉り、途中で退席した。

 小幡氏は知事不在の中であいさつし、選挙のあった1自治体を除く43市町村をすでに訪ね歩いたことを強調した。その上で、「残念ながら茨城の認知度は全国で最低レベル。ポテンシャル(潜在能力)を発揮していない」と橋本県政をチクリと批判した。「みなさん、ぜひ一緒に頑張ろうではありませんか」と拳を突き上げた。

 壇上で両氏が言葉を交わす場面はなかった。知事が大会出席を伝えてきたのは、前日。これに対し県連内では「あいさつさせるべきでない」との意見も出た。

 現状は一見、去就を明言しない知事に対し、県連が包囲網を形成している形となっている。しかし内情は複雑で、知事支援を周辺に漏らす中堅・若手県議もいる。「県連の包囲網が、本来、多選を批判されるはずの知事への判官びいきを生み、逆効果」(中堅県議)との見方もある。知事が退席する際には、「頑張れ」のかけ声もかかった。

 茨城県は「自民党王国」とはいえ、麻生政権は弱体化し、自民党の支持率も低下している。小幡氏は記者団に「広い層に支援をいただけるよう努力したい」と話したが、民主党は独自候補擁立を断念した場合でも、衆院選で自民党と対決する手前、小幡氏支援は難しいと見られる。公明党も自主投票になる公算が大きい。

 大会前日の27日には、水戸市内で知事を中傷する「怪文書」も出回った。「知事が出馬したら激しい泥仕合になり、だれが当選しても県政運営が混乱する」(県幹部)と懸念する向きもある。

 自民党県連は28日の県連大会で役員人事を行い、会長代行職を新設して長谷川大紋幹事長を選任した。山口武平会長と鶴岡正彦政調会長は再任、幹事長には海野透幹事長代行が昇格し、総務会長には桜井富夫・前県議会議長が選ばれた。

 会長代行職は、今年行われる衆院選、知事選を見据え、執行部の体制強化を図るために設けられた。長谷川氏は参院議員1期目で、山口会長の後継争いで一番手につけたとの見方がもっぱらだ。山口会長は同日の記者会見で、「後継者という形か」との質問に、「そういうことになる」と答えた。

(2009年3月1日 読売新聞)茨城
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090301-OYT8T00114.htm

2397片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/02(月) 08:26:29
出馬表明5氏活発な前哨戦
街頭演説、ミニ集会、組織と連携も


知事選への関心を高めてもらおうと、日曜日に行われた県選管の啓発イベント(勝浦市で) 知事選(12日告示、29日投開票)に立候補を予定する顔ぶれがほぼ固まった。関西大教授の白石真澄(50)、元衆院議員の森田健作(59)、いすみ鉄道前社長の吉田平(49)、社会福祉法人理事長の八田英之(ふさゆき)(64)、県議の西尾憲一(58)の5氏が、これまでに出馬を表明した。街頭演説やミニ集会を通じて、政策を訴えるなど前哨戦を繰り広げている。

■白石真澄氏

 自民党県議団の約半分と公明党県本部が支援する白石氏は、「千葉都民」が多い総武線などの駅頭で演説を連日こなす。県教育委員や国の審議会委員を務めた経験から「政策通」をアピール。「よみがえれ千葉」を合言葉に医療福祉、産業振興、教育の3本柱を訴える。

 県議団は二分されたが、「自民系市町村議でつくる地方議員連絡協議会の推薦は大きなプラス」(選対幹部)という。自民党の林幹雄幹事長代理や浜田防衛相らの支援を受け、内・外房地域への浸透に懸命だ。公明党も市町村議の取り組み強化を確認した。

■森田健作氏

 「無党派」を掲げる森田氏は、年明けから精力的にこなすミニ集会が、2月末で100回を超えた。半数を超える自民党県議の支援を受け、県医師連盟などの推薦も得るなど、基盤は自民支持層に置く。

 東京湾アクアラインの通行料値下げ、観光のトップセールスなど、活力を引き出すリーダーの必要性を訴える。政治生命をかける森田氏は「今度は大変な戦いになる」と気を引き締める。

 俳優として団塊世代に抜群の知名度を誇るが、今後は駅頭など繁華街での演説を増やし、50歳代以下への浸透にも力を入れる。

■吉田平氏

 民主党県連から支援を受ける吉田氏は、「堂本知事の後継者」を前面に出し、知事と二人三脚で知名度アップを図る。選対には堂本氏を支えた市民運動家らが結集。幹部は「障害者団体などが勝手連的に支持を広げている」と話す。

 自民党の森法相と政策協定を結ぶなど、民主党が戸惑う場面もあったが、「八ッ場ダム(群馬県)の建設に多額の県費を投入するのはおかしい」などと、同党の政策に沿った発言が目立ち始めるなど、関係修復に躍起だ。社民党、連合千葉などと連携した組織型選挙も本格化しそうだ。

■八田英之氏

 共産党が推薦する八田氏は、医療機関の経営に長年携わった経験から、「病院再生のスペシャリスト」を強調。地域医療を守るため、県立病院などの存続・充実や、中学3年までと75歳以上の医療費無料を訴える。

 非正規雇用者の「派遣切り」では、有力企業や経済団体を訪問、正規雇用への転換や脱法行為の是正などを要請した。支援団体の幹部は「我々の主張や世論の反応を無視できなくなっている」と手応えを口にする。

 首長との意見交換も積極的で、「現場の窮状を訴え、世論にしていきたい」(選対幹部)と意欲を見せる。

■西尾憲一氏

 西尾氏は昨年10月に出馬表明して以降、組織的な支援には頼らず、地元・船橋市以外で演説を行うなどしてきた。他の立候補予定者は千葉市に選挙事務所を置く予定だが、西尾氏は船橋市に拠点を構え、「東葛地域で票を掘り起こす」と独自路線を貫く。

(2009年3月2日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090301-OYT8T00837.htm

2398片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/10(火) 09:13:44
自民県連佐竹氏を支持 民主は川口氏 秋田県知事選
 自民党秋田県連は9日、常任総務会を開き、任期満了に伴う知事選(26日告示、4月12日投票)で、前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を支持することを決めた。民主党県連は、小坂町長の川口博氏(61)を支援することを決めており、次期衆院選を控えた二大政党が激突する構図が固まった。

 自民党県連は2月下旬から3月上旬にかけ、いずれも無所属で立候補する前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)、佐竹氏、川口氏と政策協議していた。

 この日、鈴木洋一幹事長が常任総務の党県議21人と個別に面談。数人は川口氏支援だったが、半数以上は佐竹氏支援を表明し、総務会は佐竹氏支持の方針でまとまった。ただ、党議拘束を掛けず、「決定に反しても処分しない」と川口氏支援の動きは黙認する。

 自民党は、12年前の知事選で佐竹氏を推薦し、今は現職の寺田典城氏に敗れた経緯がある。佐竹氏は落選後、同党県連顧問を務めたが、2005年の秋田市長選では同党と距離を置いた。

 鈴木幹事長は「県職員の経験、全国市長会長を務めた知名度などが支持の決め手。衆院選と連動した知事選になるので、必ず勝つ」と民主党への対抗心を燃やす。

 一方、民主党県連は2月18日の常任幹事会で、川口氏支援を決めた。党広報紙に川口氏の実績、同党が応援する理由などを掲載し、大票田の秋田市内に配布した。

 自民党との対決構図に、寺田学県連代表は「県庁出身の佐竹氏に対し、民間経験のある川口氏を支援することで、国政で官僚支配の打破を掲げる民主党の考えを有権者に浸透させたい」と意気込む。

 だが、衆院選で民主党と共闘する社民党は、今月4日の県連常任幹事会で佐竹氏支援を決定。非自民勢力が結集し、自民党支援の現職を破った1月の山形県知事選と同じ構図にはならなかった。

 共産党県委員会は、支持団体と独自候補の擁立を進めている。公明党県本部は近く幹事会で方針決定するが、「党内には佐竹氏支援、川口氏支援の両論ある」(田口聡代表)。国民新党県本部も近く対応を協議する。
2009年03月10日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090310t41011.htm


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