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第24回参議員議員選挙(2016年)

1とはずがたり:2013/12/30(月) 23:04:05

2004年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/l50
2007年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
2010年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50
2013年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l50

1283チバQ:2016/05/16(月) 23:18:38
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1605150018.html
【参院選・新潟】野党統一候補の森裕子氏は「反原発」を封印 自民は衆院若手の醜聞が足を引っ張り…
05月15日 22:54産経新聞

【参院選・新潟】野党統一候補の森裕子氏は「反原発」を封印 自民は衆院若手の醜聞が足を引っ張り…
自民党支部の集会で参院選の必勝に向け拳を突き上げる参加者ら=14日、新潟市中央区
(産経新聞)
 東京電力柏崎刈羽原子力発電所の城下町として知られる新潟県柏崎市。夏の参院選で新潟選挙区から野党統一候補として出馬する森裕子元文部科学副大臣は15日、安全保障関連法に反対する学生グループ「SEALDs(シールズ)」メンバーとの対談集会に臨んだ。

 「安倍さんは自分が一番偉いと思っている。今度の選挙に勝てば法律も自分が王様になれるように変えようとするのではないか」

 シールズの主張にあわせ、安倍晋三政権を激しく攻撃する森氏。しかし、この日の森氏の訴えには、どこかキレがなかった。柏崎の有権者の一番の関心事は、やはり原発政策の是非。森氏も落選した3年前の参院選では「反原発」を声高に叫んでいたが、この日はその主張をいっさい封印していたからだ。

 新潟選挙区は、今回の参院選から改選数が2から1に減員。無所属で出馬する森氏と自民党現職の中原八一氏との事実上の一騎打ちの構図だ。

 野党側は、旧民主党が菊田真紀子衆院議員のくら替え出馬を発表するなど、一時は4候補が乱立。結局、菊田氏と共産党、旧維新の党の各候補が出馬を辞退し、4月下旬になって森氏への一本化が決まった。

 原発への言及を避ける森氏の姿は、曲折を経て成立した野党共闘の内情を如実に物語っている。

 野党4党は「安保法の廃止」を柱に政策合意したが、当初は原発問題も協議を継続する方向だった。しかし、民進党が原発の是非に触れることを避けるよう求め、政策合意に盛り込まなかった。

 連合新潟の斎藤敏明会長は「ただちに原子炉を止めて廃炉にしろといわれてもちょっと待てとなる」と、森氏にくぎを刺す。逆に反原発を掲げる共産党には、森氏の訴えは「歯切れが悪い」(樋渡士自夫党新潟県委員長)と映る。

 民進党内には、民主党を離党し、小沢一郎氏の新党に参加した森氏への拒否感が強く残り、合同選挙対策本部にも人員を常駐させない方針だ。民進党関係者は「あくまで森氏が自前の組織でやることが基本」と突き放す。

 ガラス細工の野党共闘だが、対する自民党陣営にも焦りがにじむ。

 改選1人区となった今回の選挙戦。改選2だった3年前の平成25年参院選では自民党候補が約45万票を得たが、当時出馬した野党5候補の合計得票数は約58万票にのぼる。

 「1票でも負ければ当選できない」

 14日、新潟市で開かれた自民党新潟支部の定期大会で、中原氏は改選1人区となった困難を説き、厳しい表情で支援を呼びかけた。

 22年参院選で約41万票を得た中原氏は「今回当選するには相当な伸びしろが必要」と強調する。ただ定期大会でみせた悲壮感とは裏腹に、中原氏の動きの鈍さを指摘する声は多い。

 4月下旬、参院選の情勢報告のため新潟県選出の国会議員が党本部に集められたが、中原氏は会合を欠席。茂木敏充選対委員長は中原氏の選挙運動の様子を尋ねたが、出席者はほとんど答えられず、茂木氏は激怒したという。

 中原氏にとってさらに頭が痛いのは、多くの県選出の自民党衆院議員が問題を抱えていることだろう。

 中原氏と同じ地盤の石崎徹衆院議員(新潟1区)は週刊誌に女性問題を報じられた。高鳥修一内閣府副大臣(新潟6区)は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への対応が物議を醸した。金子恵美衆院議員(新潟4区)は、不倫で議員辞職した宮崎謙介元衆院議員の妻だ。

 こうした内情に、党新潟県連は県内の衆院6選挙区ごとに設置した選対本部に、地元の有力県議を貼り付けさせる措置をとった。県議出身で当選1回の中原氏は、県内を網羅するような後援会組織が「ないに等しい」(県連関係者)状態で、実相は県議に頼らなければ選挙を戦えない。

 党県選出国会議員団長の長島忠美復興副大臣(新潟5区)は「野党候補の一本化で、運動も加速するだろう」と森氏を警戒。「県議も国会議員も後援会をフル稼働させ、相当ネジを巻いていかないと厳しい」と危機感を募らせる。(小沢慶太、写真も)

1284チバQ:2016/05/16(月) 23:37:52
http://www.nikkansports.com/general/news/1646290.html
自民、元ビーチバレー選手の朝日氏擁立案が浮上
[2016年5月13日1時22分]
TL


 自民党内で夏の参院選東京選挙区(改選数6)を巡り、北京、ロンドン五輪に出場した元ビーチバレー選手の朝日健太郎氏(40)を擁立する案が浮上していることが12日、分かった。党関係者が明らかにした。

 自民党は東京選挙区で既に現職中川雅治氏を公認しており、2人目の擁立を模索している。

 朝日氏は熊本県出身。6人制バレーボールの日本代表で活躍し、2002年にビーチバレーに転向。北京五輪で9位に入った。ロンドン五輪後の12年9月に現役を引退。現在はNPO法人「日本ビーチ文化振興協会」の理事長を務めている。(共同)

1285名無しさん:2016/05/17(火) 07:44:36
>>1281
民・社が岡野で動いてるからもう遅いかなぁ

1286チバQ:2016/05/17(火) 21:24:13
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160517ddlk19010101000c.html
<2016参院選・やまなし>各党に聞く/1 自民党県連会長・森屋宏氏 /山梨
13:07毎日新聞

 ◇山梨の勝敗、政局に波及

 今夏の参院選が迫り、各政党などが着々と選挙戦に向けた準備を進めている。自民党は高野剛氏(67)、民進党は宮沢由佳氏(53)、幸福実現党は西脇愛氏(31)の各新人を山梨選挙区でそれぞれ擁立する方針。元職の米長晴信氏(50)も無所属での出馬を近く正式に表明する見通しだ。争点や選挙戦略などについて、主要政党の県トップに聞いた。

 --今回の参院選の争点は何か。

 ◆アベノミクスは完全に成し遂げられておらず、道半ばだ。デフレを脱却し、日本全体の経済を回復させていくという大きな道筋の中で、地方の声を国政に反映させていく重要な選挙だと思う。

 --山梨選挙区の位置付けは。

 ◆全国的にも1人区は注目され、山梨は重点区の一つと言われている。勝敗が今後の政局にも関わってくる。野党共闘は(各党の票の)足し算とはいかないと思う。こちらも、保守層を必ずしも固めきれない可能性もある。今回の選挙はまだまだ確定要素が少ない。やるべきことを最後までしっかりやることに尽きる。

 高野氏は20年間、県議を務めてきた。県内経済の成り立ちや現況について最も詳しいうちの一人だ。国政の場で即戦力として地域の声を反映させるという意味では、非常に力強い応援団になる。

 --県議会では自民党会派同士のゴタゴタが続く。参院選へ悪影響はないのか。

 ◆非常にある。県議会の議長ポスト(を巡るさや当て)とかは内輪の話であり、本当はやってはいけない。

 一方で政権与党としての責任感は共有してもらっていると思う。選挙が近いので、皆さんの総意をまとめられるように努力したい。

 --参院選は衆院選との同日選の可能性も残る。山梨2区では、自民党は公認の堀内詔子氏が過去2回、元自民で無所属の長崎幸太郎氏に小選挙区で連敗している。自民系の分裂の背景にあるこの問題をどうみるか。

 ◆堀内氏については、(党勢拡大を含む)日々の活動に対する党本部の評価は高い。

 --長崎氏が復党して山梨2区で公認される可能性は。

 ◆ありえない。また、(山梨1区のような)コスタリカ方式をもう一つというのは、1000%あり得ない。(2区問題は)時間が解決していくしかないと思う。

 --米長氏が無所属で出馬する意向だが、選挙戦への影響は。

 ◆参院選は政策選択、つまりは政党を選ぶ選挙だと思う。(ただ、高野氏に有利になるかどうかは)まだ言えない。米長氏の主張や態勢を見極めないと判断できない。相手がどうこうではなく、自民党と公明党の連立与党として地域の中で負っている責任をいかに果たしていくかだ。

 --選挙権年齢が18歳以上に引き下げられるが若年層への浸透や取り込みはどう図るか。

 ◆(県連)青年局を中心に、6月から街頭活動などを始めていきたい。初めての選挙なので重要な項目だと認識している。【聞き手・後藤豪】=つづく

1287チバQ:2016/05/17(火) 21:25:45
http://news.goo.ne.jp/article/miyanichi/region/miyanichi-1463406458.html
おおさか維新、擁立断念 参院選
06:02宮崎日日新聞

 「おおさか維新の会」宮崎県総支部の外山斎代表代行は16日、夏の参院選宮崎選挙区(改選数1)について、独自候補の擁立を断念したことを明らかにした。同選挙区は、自民党現職に新人2人が挑む構図が確定的となった。

1288沖縄無党派:2016/05/17(火) 21:30:26
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051700533&g=pol
参院比例に荒井代表ら4人=新党改革

 新党改革は17日、夏の参院選比例代表に、同党代表で現職の荒井広幸氏(58)、元職の平山誠氏(64)、作家で新人の朝倉秀雄氏(64)、会社員で新人の大坂佳巨氏(45)の4人を擁立すると発表した。 (2016/05/17-14:49)

1289沖縄無党派:2016/05/18(水) 20:48:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051800521&g=pol
参院大阪で2人目公募=おおさか

 おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は18日の記者会見で、夏の参院選大阪選挙区(改選数4)で候補者を公募すると発表した。おおさかは同選挙区で党政調会長を務める浅田均府議を公認しており、擁立は2人目となる。馬場氏は「各種調査で2人当選が見込めると松井一郎代表が判断した」と説明した。 (2016/05/18-14:41)

1290沖縄無党派:2016/05/18(水) 20:51:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051800733&g=pol
元衆院議員の横粂氏が無所属出馬へ=参院東京

 元衆院議員の横粂勝仁氏(34)が夏の参院選東京選挙区に無所属で立候補する意向を固めたことが18日、分かった。23日に東京都庁で記者会見し、正式に出馬表明する。
 横粂氏は2009年衆院選に旧民主党から立候補し、初当選。11年6月の菅内閣不信任決議案の採決に賛成し、同党を除籍された。12年衆院選では、菅直人元首相と同じ東京18区から無所属で出馬し、落選している。
(2016/05/18-17:38)

1291沖縄無党派:2016/05/18(水) 20:53:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051800796&g=pol
参院岩手、木戸口氏に一本化=4野党

 民進、共産、社民、生活4党の岩手県組織は18日、夏の参院選岩手選挙区(改選数1)で、元県議の木戸口英司氏(52)を統一候補とすることで合意した。木戸口氏は、生活代表の小沢一郎氏の元秘書で、達増拓也岩手県知事の政務秘書も務めた。 
 岩手選挙区では、統一候補となる予定だった現職の主浜了氏が引退を表明したため、4野党が人選を進めていた。共産党は新人の吉田恭子氏(35)の擁立を取り下げて比例代表に回す方針だ。
 4党の県組織は、衆院岩手2区に元職の畑浩治氏(52)を民進党から野党統一候補として擁立することでも一致。畑氏は小沢氏に近く、生活の政審会長などを務めた。
 自民党は参院岩手選挙区で、新人の田中真一氏(49)を公認している。(2016/05/18-18:28)

1292チバQ:2016/05/18(水) 21:24:36
>>1288
https://www.minpo.jp/news/detail/2016051831010
荒井、大坂氏ら4人発表 新党改革参院選2次公認候補
 新党改革は17日、夏の参院選の第2次公認候補として比例代表に、党代表で現職荒井広幸氏(58)=田村市在住=、会社員で新人大坂佳巨(よしきよ)氏(45)=郡山市在住=ら4人を擁立すると発表した。
 荒井氏は田村市出身。安積高、早稲田大社会科学部卒。衆院議員を3期務めた後、平成16年の参院選で自民党の比例代表候補として初当選。22年の前回参院選は新党改革から比例代表に立候補し再選した。
 大坂氏は東京都出身。都立鷺宮高中退。衆院議員秘書などを務めた。
 このほか、ノンフィクションライターで新人朝倉秀雄氏(64)、日本薬用植物研究推進協会理事で元職平山誠氏(64)を擁立する。
   ◇  ◇ 
 新党改革は同日までに参院選本県選挙区への候補者擁立を見送ることを正式決定した。

( 2016/05/18 10:00 カテゴリー:主要 )

1293チバQ:2016/05/18(水) 21:25:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201605/20160518_11039.html
<参院選宮城>桜井氏を県歯科医師連盟単独推薦

 宮城県歯科医師連盟(細谷仁憲会長)は17日、仙台市青葉区の県歯科医師会館で臨時の評議員会を開き、参院選宮城選挙区(改選数1)で、民進党現職の桜井充氏(60)の推薦を決めた。参院選で野党の公認候補を単独推薦するのは初めて。
 桜井氏と、自民党現職の熊谷大氏(41)の2人が推薦依頼を提出。出席した評議員55人が無記名投票した結果、桜井氏が41票を集めた。熊谷氏は4票で、両候補推薦が9票、推薦見送りは1票だった。
 歯科医師連盟は、2010年参院選で旧民主現職だった桜井氏と自民新人だった熊谷氏を推薦。改選数が2から1に減った今回、3月の評議員会で推薦候補を絞り込む方針だったが、結論が出ず先送りしていた。
 細谷会長は「本来は政権与党の候補者を推薦するのが基本だが、桜井氏の医療に精通した実績を評価した」と話した。
 宮城選挙区の業界団体の対応では、県医師連盟が桜井氏の単独推薦を決めている。同選挙区には幸福実現党新人の油井哲史氏(36)も立候補を表明している。


関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年05月18日水曜日

1294チバQ:2016/05/18(水) 21:27:56
http://www.sankei.com/region/news/160518/rgn1605180037-n1.html
2016.5.18 07:04

参院選 自民・中川氏、事務所開き 2人目候補は難航か 東京

反応

反応



 7月に予定される参院選東京選挙区(改選数6)の自民公認候補で、現職の中川雅治氏の事務所開きが17日、港区新橋で行われた。

 自民都連が、組織票を結集させて、3選をめざす中川氏の事務所開きとあって、都連所属の国会議員や都議ら約450人が出席。あいさつに立った中川氏は、子供の貧困対策などの社会保障問題に取り組む意向を示し、「1億総活躍社会とは、誰もが温かく包まれる社会、誰もが温かく包まれる東京と、とらえている。これを実現するための道を進む決意だ」と意気込んだ。そのうえで「大変厳しい戦いになる。最後までご支援ください」などと支持者に呼びかけた。

 自民は中川氏に加え、知名度を生かした空中戦で当選できる2人目の候補を選考中。選定結果は当初、5月上旬に判明する見込みだったが、17日時点で、候補者は正式発表されておらず、選考は難航しているもようだ。

1295チバQ:2016/05/18(水) 21:52:43
http://www.sankei.com/politics/news/160517/plt1605170045-n1.html
2016.5.17 22:57
【自公vs民共】
「悪魔とでも手を握る」 宮城の民共連携に勢い 自民は運動量不足で押され気味

 新緑に包まれた仙台市。夏の参院選で宮城選挙区から野党統一候補として出馬する民進党の桜井充元参院東日本大震災復興・原子力問題特別委員長は15日、青葉城跡近くにある国際交流施設で開かれた共産党の演説会にさっそうと登場した。

 「共産党と組んでいるから応援しにくくなったともいわれるが、こういう人たちはもともと応援する気がない。共産党との協力はとことんやる」

 桜井氏が言い切ると、会場から大きな拍手がわきおこった。同席した同党の笠井亮衆院議員は「このような日が来るとは夢にも思わなかった。力を合わせて桜井氏を必ず勝たせよう」と檄(げき)を飛ばした。

 旧民主党宮城県連は3月2日、桜井氏を野党統一候補とするため、共産党と政策協定を全国に先駆けて締結。「原発に依存しない社会の早期実現」などの6つの合意項目には民進党本部の対応があまりはっきりしない課題も並ぶ。

 共産党は昨年10月の県議選で、改選前から倍増の8議席を獲得。旧民主党は2減の5議席という結果に終わり、共産党は一時、自民党に次ぐ県議会第二党となった。宮城選挙区は今回の参院選から改選数が2から1となる。民進党は勢いのある共産党の力を借りて「1人区」の戦いを制しようとしているのだ。

 民進党県連幹部は、共産党と連携することについて「桜井氏が強く望んだ」とし、「悪魔とでも手を握る気迫がないと、厳しい選挙は勝てない」と断言する。宮城が「2人区」だった平成25年の参院選で、旧民主党候補が議席を失った焦りもある。

 民進党県連代表の安住淳国対委員長は3月29日、国会内で共産党幹部と会談した際、宮城での連携を踏まえ、共産党を「他人とは思えない」と持ち上げた。だが、民進党本部には気がかりもある。共産党との連携が深まれば「保守票離れ」を招きかねないからだ。県内には東北電力女川原発(女川町など)があり、東北電力労組の動きも気になっている。それでも「自民1強」に対する危機感で共産党と握った手を離せない。

1296チバQ:2016/05/18(水) 21:53:09
 一方、自民党公認の熊谷大(ゆたか)参院消費者問題特別委員長は野党共闘を批判するが、桜井氏陣営の攻勢に押され気味だ。

 「民進党が『皇室を廃止し、自衛隊は解散しろ』と言っている人たちと一緒に戦うのは疑問。この1議席を失うことで日本を失う」

 14日夜、仙台市のホテルで開かれた自衛隊OBの会合で、熊谷氏はこう訴えた。熊谷氏は公明党の推薦を得たほか、25年参院選で宮城で当選した日本のこころを大切にする党の和田政宗政調会長の支援も受ける。自民党県連は支持団体を引き締め、徹底した組織戦で民共に対抗する構えだ。

 ただ、宮城県医師連盟は医師の桜井氏との関係が深く、与党を支援する前例を覆して桜井氏の単独推薦を決定。JAの政治団体である宮城県農協政治連盟(農政連)は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)合意への反発が残り、自主投票を決めた。

 さらに自民党内には、熊谷氏自身の準備不足を指摘する声もある。

 熊谷氏は改選数2だった22年参院選で、桜井氏に約2万4千票差をつけて当選した。危機感に駆られた桜井氏や野党側がなりふりかまわず選挙協力を進めているにもかかわらず、「熊谷氏には、自民と旧民主が1議席ずつ分け合い、楽な戦いだった『ゴールデンシート』という感覚が残っている」と話すのは自民党県連幹部。別の幹部も「この6年間の地元での運動量がすべてだが、正直いって桜井氏より少ない」と足腰の弱さも打ち明ける。

 伊達政宗をしのぶ「青葉まつり」でにぎわう15日、杜の都を勇壮な武者行列が練り歩いた。戦国時代を生き抜いた政宗にならい、夏の決戦で勝ち残るのは自公か、民共か…。(内藤慎二)

1297とはずがたり:2016/05/19(木) 20:47:00
統一名簿の失敗を云うなら左の社民,右の生活と合併して選挙戦術的に巧くやれよなぁ。。社民と生活を潰しに来てる位なのか?
>「野党統一名簿を追求したが、時間切れになった。『反自民、嫌民進、共産未満』という人が3〜4割いるが、このままでは棄権してしまう」と指摘し、

2016.5.19 13:44
「国民怒りの声」小林氏、社民 生活からの対等合併拒否 
http://www.sankei.com/politics/news/160519/plt1605190015-n1.html

 政治団体「国民怒りの声」の代表を務める憲法学者の小林節慶応大名誉教授は19日、団体立ち上げに合わせて東京都内で記者会見し、社民党と生活の党と山本太郎となかまたちからそれぞれ対等合併の打診を受けて断ったことを明らかにした。

 小林氏は、社民の吉田忠智党首、生活の小沢一郎代表とそれぞれ面会したことを明らかにした上で、「2つの党の党首から政策が同じだから合流したいという話があった。対等合併という話だったが断った」と述べた。拒否した理由については「われわれは既存政党の浮輪ではない」と説明した。

 同団体は夏の参院選比例代表に候補者10人の擁立を目指している。小林氏は候補者について男女それぞれ5人ずつとする考えを示した。今月末まで候補者を公募する。

2016.5.14 19:08
小林節代表の「国民怒りの声」報告会に代表自身が欠席… 支援者から「怒りの声」
http://www.sankei.com/politics/news/160514/plt1605140027-n1.html

 憲法学者の小林節慶応大名誉教授が代表を務める政治団体「国民怒りの声」が14日、都内で支援者向けの設立報告会を開いた。「反安倍晋三政権」を掲げて夏の参院選に挑むが、先に出馬表明した主役の小林氏は先約の講演会への参加を理由に欠席した。代表不在の事態に、集まった支援者は「なぜ来ないんだ」と“怒りの声”を浴びせた。

 欠席した小林氏はビデオメッセージで団体設立の狙いなどを説明した。「野党統一名簿を追求したが、時間切れになった。『反自民、嫌民進、共産未満』という人が3〜4割いるが、このままでは棄権してしまう」と指摘し、無党派層を中心とした受け皿として「安倍政権の暴走を止めないといけない」と訴えた。

 小林氏は最後に「大事な最初の集会に代表がいないというぶざまな状態」と釈明したが、支援者はその後の質疑で「最初から小林氏が来ないと分かっていれば、怒りは起きなかったのに…」との意見が出た。事務局も「今日は申し訳なかった」と陳謝した。

 「怒りの声」は参院選比例代表に小林氏を含め候補者10人の擁立を目指す。うち5人は著名人とし、残り5人を週明けからインターネットで公募する予定だ。だが、民進党など野党にとっては「新たな野党がもう一つ増えるだけ」(社民党幹部)で、政権批判票を奪い合うことになりかねず、小林氏の動きに不快感を示している。

1298チバQ:2016/05/19(木) 22:39:36
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160519_71028.html
<参院選東北>社民党勢低迷 打開策なく苦悩
11:37河北新報

<参院選東北>社民党勢低迷 打開策なく苦悩
<参院選東北>社民党勢低迷 打開策なく苦悩
(河北新報)
 夏の参院選を前に、東北の社民党関係者が党勢低迷を打開できない現状に苦悩している。吉田忠智党首は改選2議席の死守が厳しい情勢から民進党との合流に言及したが、党内の反発で断念。東北の野党共闘の枠組みでも存在感は薄く、妙手は見いだせない。
 「地方との討議がなく、合流はあり得ない。唐突感しかない」。党山形県連の広谷五郎左エ門代表代行は、立ち消えになった合流構想に不快感をあらわにし、拙速な議論を批判した。
 吉田党首は12日の常任幹事会で「民進党との合流も選択肢として考えなければならない」と述べたが、党内の反発を浴び、18日に撤回に追い込まれた。
 広谷氏は「厳しい現実は今に始まったことではない。現在の枠組みで戦い抜くことが重要」と強調する。
 社民はともに比例代表の吉田氏、福島瑞穂副党首が改選を迎えるが、前回参院選(2013年)で確保した議席は1。今回、二枚看板の片方でも失えば、衆参計5人の「護憲の党」存続が危うくなる。
 東北でも党勢は下降傾向が続く。直近の国政選挙の比例獲得票は12年衆院選16万367、13年参院選13万4592、14年衆院選13万1857だった。
 党を支援する宮城県平和労組会議の佐々木俊彦事務局長は「組織力は間違いなく落ちている。社会に向かってインパクトを与えられる力が劣り、埋没している」と嘆く。
 参院選では安全保障関連法や原発再稼働、消費税増税への反対を掲げて臨む。各種世論調査で表れる民意の多くは党の方針と沿うが、全国の1人区で共闘する民進、共産両党の陰に隠れ気味だ。
 地方組織は有権者へのアピール強化策を模索する。社民岩手県連の細川光正幹事長は「街頭演説などもっと見える活動を増やさなければならない」と力を込め、比例票拡大に全力を挙げる構えだ。

1299チバQ:2016/05/19(木) 22:42:07
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160519_31005.html
<参院選岩手>4野党共闘やっと再起動
10:31河北新報

<参院選岩手>4野党共闘やっと再起動
木戸口氏擁立で合意し記者会見する(右から)細川光正社民党県連幹事長、佐々木幹事長、階幹事長、斉藤信共産党県委員会副委員長
(河北新報)
 夏の参院選岩手選挙区(改選数1)は野党共闘の再起動がようやく決まり、自民党との激突構図が固まった。野党4党は18日、引退する生活の党現職主浜了氏(66)に代わる統一候補として、達増拓也知事の元政務秘書木戸口英司氏(52)の擁立を決めた。自民党公認の元慶大ラグビー部監督田中真一氏(49)は、党本部の支援も得て臨戦態勢の構築を図る。新人同士の夏の攻防が火ぶたを切る。
 「民進、共産、社民各党に感謝したい。4党で集中して力を発揮し、参院選と来る衆院選を勝ち抜く」。4党県組織の実務者がそろった18日の記者会見で、生活県連の佐々木順一幹事長は合意の成果を強調した。
 午前に始まった協議は約7時間に及んだ。民進党は「野党第1党から擁立すべきだ」として元衆院議員畑浩治氏(52)の擁立を主張。木戸口氏を推す生活との協議は平行線をたどった。
 ここで共産、社民両党が説得に回った。「野党共闘は衆参一体で捉えるべきだ」として、木戸口氏を生活公認の参院選候補、畑氏を民進党公認の次期衆院選岩手2区候補とする案を提示。打開につなげた。
 民進党県連の階猛幹事長(衆院岩手1区)は畑氏の取り下げを「苦渋の決断だった」としつつ「決まった以上、参院選に全力を尽くす。衆院選では畑氏の支持基盤強化に責任を持って取り組む」と述べた。
 4党は個別に木戸口氏の選対を設ける見通し。民進党を支持する連合岩手の一部には共産党との共闘に違和感が残る。「実戦」に向け、連携をどう進めるかが焦点となる。
 「政権与党の候補者として恥じることのない戦いにする。真の保守の力が問われる選挙だ」。盛岡市で15日にあった自民県連選対会議。公認候補の田中氏は2013年参院選に続く挑戦の意義を強調した。
 岩手の自民の参院議席は故椎名素夫氏が最後で、24年ぶりの獲得を狙う。主浜氏引退による野党候補擁立の遅れは「またとない好機」(県議)と映る。
 党本部もてこ入れに動きだす。茂木敏充選対委員長が21日に岩手入り。月末には石破茂地方創生担当相が入り、支持団体を引き締める。13年参院選で田中氏を退けた無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)も自民支援を鮮明にする。
 鈴木俊一県連代表(衆院岩手2区)は「新人同士なら知名度は五分五分。野党共闘は選挙目当ての窮余の策。自公で力を合わせて勝利を収める」と強調する。

1300チバQ:2016/05/19(木) 22:53:52
>>1297http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051900706&g=pol

社民・生活、「怒りの声」に合流打診?=小林氏が主張、両党は否定


 政治団体「国民怒りの声」代表を務める小林節慶大名誉教授は19日、東京都内で記者会見し、社民、生活両党から個別に「合流」の打診を受けたものの断ったと説明した。だが、社民、生活両党は打診を否定し、双方の主張が食い違っている。
 小林氏によると、社民党の吉田忠智党首は「対等合併」を持ち掛け、生活の党の小沢一郎代表は「組織を一体化しよう」と提案。小林氏は「われわれは既存政党の浮袋ではない」と応ぜず、各議員が離党して「怒りの声」に参加することは拒まないと伝えたという。
 これに対し、社民党幹部は取材に「対等合併という話はしていない。野党統一名簿の話と混同しているのではないか」と指摘。生活幹部は「小沢代表が会ったのは事実だが、合流の打診はあり得ない」と述べた。 (2016/05/19-17:53)

1301名無しさん:2016/05/20(金) 07:21:46
ついに共産党からも統一候補
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160520-00000018-asahi-pol

1302とはずがたり:2016/05/20(金) 09:56:21
すげー。民進も本気ですね〜。

共産系で野党統一候補へ 参院選・香川、民進が取り下げ
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/78/99225ad8e1851d5f8d269ceaa2b7acc0.html
(朝日新聞) 05:20

 民進党は19日、夏の参院選の香川選挙区(改選数1)で推薦を決めていた新顔の岡野朱里子氏(42)の擁立を取り下げ、共産党が公認している新顔の田辺健一氏(34)を野党統一候補とする方針を固めた。共産系を統一候補とするのは全国で初めて。20日にも発表する。

 民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党は、32の参院選1人区で野党共闘を進めてきた。これまで28の選挙区で正式合意。岩手では地元組織レベルでは実質合意しており、香川、三重、佐賀が決まっていなかった。

 これまでの野党統一候補は、無所属か民進の立候補予定者を各党が推薦する形がほとんどで、岩手と新潟が生活、富山が社民が擁立した無所属候補。共産擁立の候補者はこれまで1人もいなかった。共産は民進に対し、香川での候補者取り下げと共産候補への一本化を求めており、野党共闘を重視する民進が配慮した。民進幹部は「共産の候補も素晴らしい候補者だ」と話している。

1303名無しさん:2016/05/20(金) 11:40:07
これで次の選挙玉木も小川も落選でしょうね。

1304とはずがたり:2016/05/20(金) 13:39:53
玉木の旧大平系を糾合した後援会組織は地方で力を付ける民主の一つの形を示してたんでどうなるか注目ですよね。

香川は旧社民の力が強い事もあってそこで実現したってのは二重に衝撃です。

高知が共産強いし高知・徳島譲る方がまだ自然だった気もします。(現職の広田は不出馬を表明したし)

1305沖縄無党派:2016/05/20(金) 21:26:34
幸福実現党 候補者追加

http://info.hr-party.jp/press-release/2016/5561/
< 埼玉県 >    小島 一郎

http://info.hr-party.jp/press-release/2016/5578/
< 長野県 >    及川 幸久

1306チバQ:2016/05/20(金) 21:33:57
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/181798
参院選・香川で民進党が擁立取り下げ 共産初の統一候補へ
2016年5月20日


「有明反安倍4万人護憲派集会」での民進党の岡田代表(左)と日本共産党の志位委員長/(C)日刊ゲンダイ
「有明反安倍4万人護憲派集会」での民進党の岡田代表(左)と日本共産党の志位委員長/(C)日刊ゲンダイ
 民進党は20日、参院選香川選挙区で推薦を決めていた新人の岡野朱里子氏(42)の擁立を取り下げる。午後、地元で会見して発表する。

 香川選挙区については、共産党が新人の田辺健一氏(34)を公認しており、田辺氏が事実上の野党統一候補となる。全国の参院選1人区で共産党候補に一本化されるのは初めて。

 全国に32ある参院選1人区のうち、これまで28で野党候補の一本化が決まっているが、民進党系の候補が多く、共産党の小池晃書記局長は16日の記者会見で、「一つは共産党候補でやれば相互協力が明確になる」と、香川での共産党への一本化を求めていた。

 民進党からは「共産党候補を推薦することはない」という声も出ているが、田辺氏が事実上の野党統一候補となれば、共産党の運動力が高まるのは確実で、野党共闘全体にとってプラスとなりそうだ。

1307チバQ:2016/05/20(金) 21:36:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201605/20160520_31039.html
<参院選岩手>木戸口氏、無所属出馬検討

 夏の参院選岩手選挙区(改選数1)で野党統一候補として達増拓也知事の元政務秘書木戸口英司氏(52)を擁立する生活の党県連は19日、「各方面から支持を得やすい形を取りたい」として、木戸口氏の無所属立候補を検討していることを明らかにした。
 立候補を表明する予定の21日までに、野党4党の実務者で調整する。生活県連の佐々木順一幹事長は「木戸口氏は生活の党籍だが、統一候補として戦うので偏りが出ないようにしたい」と述べた。
 生活県連は19日、民進、共産、社民各党の県組織に推薦を改めて要請した。木戸口氏は「野党共闘という新しい態勢の中で岩手の政治は大きく変っていくことになる。肝に銘じて頑張りたい」と抱負を語った。
 共産党県委員会の菅原則勝委員長は「党を挙げて勝利のために全力を尽くす」と強調。社民党県連の細川光正幹事長は「県民の期待に応えられるように共に頑張る」と応じた。民進党は県連事務局が対応した。
 同選挙区には自民党新人の元慶大ラグビー部監督田中真一氏(49)が立候補する。幸福実現党県副代表石川幹子氏(51)も立つ。

1308チバQ:2016/05/21(土) 06:46:32
http://www.sankei.com/politics/news/160521/plt1605210004-n1.html
2016.5.21 00:32

香川で共産候補に一本化 参院選1人区で初 全1人区で「統一候補」のめど
民進党は20日、夏の参院選香川選挙区(改選数1)で推薦を決めていた県議の擁立を取り下げた。同選挙区では共産党の新人、田辺健一氏(34)が事実上の「野党統一候補」となる。32ある1人区で共産党候補への一本化は初。野党共闘を呼びかける共産党主導の構図が一段と明確になった。これを受け調整中の三重、佐賀両選挙区は民進党候補に一本化する方向となり、32全てで野党共闘が実現する見通しとなった。

 出馬を辞退した県議は民進党所属で、党香川県連が20日に発表した。田辺氏への一本化を強く求めていた共産党に民進党が譲歩した形だ。岡田克也代表は同日の記者会見で、田辺氏への推薦は「白紙だ」としながらも、県議の判断を「勇気ある撤退」と表現し、共産党への配慮をにじませた。

 これまで野党の統一候補が実現した1人区は29あったが、民進党公認13人、無所属16人で、共産党候補はゼロだった。同党の志位和夫委員長は20日、記者団に「相互に支援する野党共闘は最も力を発揮する。1人区の全国の戦いに大きなプラスの影響をもたらすことは間違いない」と語り、香川での一本化を歓迎した。

 参院選を目前に控え、民共連携は強まるばかりだ。19日には安全保障関連法を「戦争法」と呼んで廃止要求の署名を集める市民団体の会合に岡田、志位両氏が出席。1200万超とされる署名を手渡された岡田氏は「たくさんの署名を集めていただいて心から感謝を申し上げる」と述べ、共産党も頻繁に使う戦争法との表現を容認した形だ。

 同じ会合で志位氏は統一候補について「自分たちの候補と同じように勝つために必要なことは何でもやる」と訴え、“民共一体化”の姿勢を鮮明にした。

 ただ、両党に溝があるのも事実だ。民進党は来年4月の消費税率10%への引き上げを延期する法案の提出を準備しているが、あくまで平成31年4月に「延期」とする内容で「中止」を求める共産党とは異なる。志位氏は「『来年4月からの10%反対』では一致している」と強調したが、法案には賛同しない見通しだ。

 次期衆院選では野党4党が19日の党首会談で「できる限りの協力」に合意した。だが、岡田氏は20日の会見で「野党共闘」との表現を敬遠。共産党には「政権をともにすることはない」と重ねて強調し、「衆院選の野党共闘の態勢を一刻も早くつくる」と意気込む志位氏との違いが改めて浮き彫りになった。

1309チバQ:2016/05/21(土) 06:52:09
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-118043.html
最速!7月参院選の気になる「当落」大胆予想 北海道・東北編:焦点は北海道の「3人目」
05月14日 10:10東洋経済オンライン

最速!7月参院選の気になる「当落」大胆予想 北海道・東北編:焦点は北海道の「3人目」
最速!7月参院選の気になる「当落」大胆予想
(東洋経済オンライン)
7月10日に投開票が行われると見られる第24回参議院通常選挙。最大のポイントは今夏、自民党が単独で過半数を獲得するのか。それによって非改選議席を含めて憲法改正に必要な3分の2以上の議席を、与党で維持できるのか、である。

野党サイドの注目点としては、発足したばかりの民進党が支持を伸ばせるのかどうかが課題だ。また野党が採用する「統一候補」方式は、与党勢力への切り崩しとなりうるのかも問われることになる。

こうした点の他、各選挙区はさまざまな事情を抱え、それが勝敗に影響することがある。そこで今回、2013年の参院選(第23回参議院選)と2014年の衆院選のデータ(実績がない場合は***と表示)をもとに票の動向を探るとともに、各選挙区の事情に迫り、次期参院選で見るべきポイントについて指摘する。次期参院選の考察の一助になれば、幸いである。なお「評価」は◎が安泰、○は善戦、●は苦戦を示す。

5回に分けて掲載する。第1回は「北海道・東北ブロック」の行方を占う(第2回北関東・東京・南関東、第3回北信越・東海、第4回近畿・中国)、第5回四国・九州)。

3議席目を自民党と民進党が争う展開に


定数2から3に増員された北海道。自民党と民進党がそれぞれ、2名の候補を立てる。

北海道選挙区の特徴は、旧社会党の力が強く、また東西では土壌が異なる点だ。自民党は現職の長谷川岳参院議員を札幌市内、その他は北海道議の柿木克弘氏に充てる予定だ。柿木氏は伊達忠一道議(当時)、佐藤静雄衆院議員(当時)の秘書を経て、1995年に美唄市議に出馬して当選。1999年には道議に転じ、5期務めた。

民進党は現職の徳永エリ参院議員の他に、元衆院議員の鉢呂吉雄を擁立する。野田政権で経済産業大臣を務めた鉢呂氏は、2012年と2014年の衆院選で落選し、政界引退を表明した。

その鉢呂氏を再度政界に引っ張り出したのが、民進党の岡田克也代表だ。岡田氏と鉢呂氏はともに1990年の衆院選での初当選組。「2人は親しい関係で、今年1月に岡田氏が鉢呂氏に参院選への出馬を打診。4月の出馬会見にも同席している」と民進党関係者は語る。

しかし連合北海道と道農民連盟はすでに徳永氏の推薦を決めており、鉢呂氏の支援まで手がまわらない。鉢呂氏は党の支援で無党派票の掘り起こしを狙い、選挙が始まると岡田代表は鉢呂氏の応援のために北海道に入る予定だという。

当選可能圏に入るには40万票台後半以上を取得する必要があり、基礎票が20万票台の共産党は届かず。1992年から候補を擁立していない公明党の30万票と鈴木宗男氏が率いる新党大地の20万票は自民党に流れると見られる。

となれば、70万票の自前票に加え、50万票もの「上げ幅」のある自民党が優位か。選挙戦がもっとも激しく展開されると思われるだけに、注目すべき選挙区といえる。

1310チバQ:2016/05/21(土) 06:52:50
娘ではなく父親との戦いに
青森は現職の山崎力参院議員と田名部匡代氏の事実上の一騎打ち。山崎陣営は、「候補本人には脅威を感じていない、むしろ脅威は父親の匡省氏だ」と危機感を募らせる。

実は山崎氏と匡省氏には、「因縁」がある。ともに自民党系で、匡省氏は選挙による政権交代を目指し、宮沢内閣で農水大臣を務めたものの、1993年には自民党を離党。1994年に新生党を経て新進党に合流している。山崎氏は1995年の参院選で新進党から出馬して初当選。その後、同党を離れて改革クラブなどに参加した。

「改革クラブに参加した青森県の議員は、田名部匡省さん、木村太郎さんと山崎さん。匡省さんが会長を務めるなどして、一致団結していた。最初に自民党に行ったのが木村さんで、その次は山崎さん。匡省さんはとうとう自民党に戻らなかった」(青森県関係者)

一時は体調を崩した匡省氏だが、いまは健康を回復しており、次女の匡代氏のために電話をかけているとか。「匡省さんは参院選を2回やっており、全県選挙は経験済み。さらに元アイスホッケー日本代表監督で、日本体育協会には今も力があり、面倒見もいい」(同上)。実際に新進党時代、農水の部会で匡省氏は「従弟が農業をしたいというから、田んぼを2反とトラクターを買ってやった」と豪快に話していた記憶がある。

そんな父の後を継いで、2003年の衆院選で初当選した匡代氏。一方で山崎氏も、祖父の岩男氏は県知事と衆院議員を務め、父の竜男氏は参院議員として環境庁長官も務めたという3世でもある。

「3世対2世の戦い」は、父親の参戦によりどのように展開していくのかが見ものになる

1311チバQ:2016/05/21(土) 06:53:26
小沢門下同志の争い
当初は優勢と見られた主濱了参院議員(生活の党と山本太郎となかまたち。以下生活)の突然の出馬辞退で、岩手は大いに番狂わせになっている。民進党は畑浩治を擁立する一方で、生活は達増拓也岩手県知事の政務秘書の木戸口英司氏を擁立。なかなか折り合えない状態だ。

畑は民主党に所属していたが、社会保障と税の一体改革関連法に反対して2012年に党を除名。2012年の衆院選では生活の党から岩手2区に出馬して、復活当選している。

もともと岩手は「小沢王国」で、木戸口氏も畑氏も小沢門下。とりわけ生活は、「岩手の議席はわが議席」の意識がある。また木戸口氏には主濱氏が直接出馬を打診したことで、「後継者」としての意識が強い。

だがかつての小沢門下だった民進党の階猛衆院議員は、これには強い違和感を抱いているようだ。階氏は2012年に小沢氏らが民主党を離党した時、勝手に離党届を出されたことで、不快感を示したことがある。

小沢一郎氏は5月10日の会見で、「どちらがいいかという私の個人の問題ではない」「そう遅くなくみなさんの耳に統一候補の名前が届くと思う。岩手で野党統一候補として闘えば、絶対に負けないと信じている」と語っている。

次は秋田を見ていこう。

現職の石井浩郎参院議員に、元職の松浦大悟氏が挑む戦い。松浦氏は2013年の参院選で落選し、3年ぶりの政界復帰にかける。松浦氏には市民連合が、全国で3番目に推薦を出した。これは現職時代に松浦氏がいち早く、LGBTの自殺対策に取り組んだことなどが評価された結果といえる。

松浦氏は秋田放送のアナウンサーとして活躍し、2007年の参院選で政界入りした。石井氏は野球選手として活躍した後、2010年の参院選で初当選。いずれも有名人だ。この戦いに、秋田県内の有権者はどのような判断を下すのか。

1312チバQ:2016/05/21(土) 06:54:02
山形は因縁の選挙戦に
山形は因縁の選挙戦と言える。引退する自民党の岸宏一参院議員の後継として、自民党は全農出身の月野薫氏を擁立。無所属で元職の舟山康江氏と事実上の一騎打ちとなる。自民党県連会長を務める遠藤利明五輪相としては、昨年9月の山形市長選に続いて是非とも勝たなければばらない選挙。その証拠に、遠藤大臣が直接選挙指揮にあたっている。

よって、県内の首長の多くも支援に回る。月野氏の選挙事務所も、縁起を担いで勝利した山形市長選と同じ場所に立ち上げた。

一方で、動静が注目されるのは引退する岸氏と吉村美栄子山形県知事だ。岸氏は2009年の知事選で民主党や社民党、共産党などと一緒に吉村美栄子氏を擁立し、加藤紘一氏らが担いだ現職の斉藤弘知事を落選させた。また2012年の衆院選では、加藤紘一氏の山形3区に阿部寿一酒井市長を擁立し、2014年の衆院選では加藤氏の政治生命を絶っている。

また吉村知事は、昨年の山形市長選で野党候補を応援した。2013年の参院選では、当時みどりの党の現職だった舟山氏のマイクを握った。2014年の衆院選では、山形2区の民主党候補の事務所を訪問した。吉村知事は来年に改選を迎えるが、女性組織である「オレンジの会」を県内各地で立ち上げて3期目に備えている。全ての選挙が連動する中、各自の思惑により、新しい状況が作られる。

定数が2から1へと減った宮城を制するのは与党か、野党か――。

民進党の公認候補の中で、もっとも早く野党共闘が整ったのが櫻井充陣営である。今年2月22日に都内のホテルで行われた「櫻井みつる飛躍の集い」で、挨拶に立った輿石東参院副議長はにこやかにこう述べた。

「仙台発の永田町行き切符は1枚しかない」。自信を覗かせる言葉だが、実際には楽勝ムードに甘んじる余裕はない。たとえば昨年10月25日に行われた宮城県議選だ。共産党が4議席から8議席に倍増されたのに対し、民主党は2議席減らしてわずか5議席しか獲得できなかった。さらに2013年の参院選でも、民主党(当時)の岡崎トミ子参院議員がみんなの党(当時)の新人である和田政宗氏に大激戦の末に約5000票差で敗退しているのだ。

要するに、野党共闘によるリードは数字の上の話で、実際にはさまざまな要因が動く。共産党の助力がなければ当選ラインに到達しないが、共産党の助力を全面に出せば、保守層が逃げていくという次第だ。

近々の選挙でどう学習するか。それが民進党が勝利を手にするための秘訣といえるだろう。

民進王国の福島で増子氏は議席を死守できるか
福島は自民党現職で法務大臣を務める岩城光英氏と民進党の増子輝彦参院議員の事実上の一騎打ち。98年から3回当選している岩城氏は、定数2の福島選挙区で常に2位に甘んじてきた。

そもそも福島は、「民進党王国」だ。かつてはその中心に渡部恒三元衆院議員が君臨し、知事を務めていたのが玄葉光一郎衆院議員の義父である佐藤栄佐久氏だった。その佐藤氏が不祥事で知事を辞職すると、後任に就任したのが参院議員だった佐藤雄平氏。佐藤氏は渡部氏の甥であり、長年の秘書経験を認められて秘書会長も務めた。

佐藤雄平氏が知事選出馬のために参院議員を辞職すると、その後継になったのが衆院議員だった増子氏。増子氏は2005年の郵政民営化選挙で落選した。同時期、岩城氏にも知事選出馬が噂された。だが背後に渡部恒三氏が控える佐藤雄平氏に勝てる見込みが少なかったため、出馬を諦めたとも伝えられている。 

このように常に民主党(民進党)に先を越されてきた岩城氏だが、次期参院選ではこれに「野党共闘」がのしかかることになる。

1313チバQ:2016/05/21(土) 06:55:17
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-118092.html
参院選当落予想!首都圏は番狂わせも多発か 北関東・東京・南関東の8選挙区を占う
05月16日 06:00東洋経済オンライン

参院選当落予想!首都圏は番狂わせも多発か 北関東・東京・南関東の8選挙区を占う
参院選当落予想!首都圏は番狂わせも多発か
(東洋経済オンライン)
7月10日に投開票されると見られる第24回参議院通常選挙。今回、2013年の参院選(第23回参議院選)と2014年の衆院選のデータをもとに票の動向を探るとともに、各選挙区の事情に迫り、当落を予想。次期参院選で見るべきポイントについても指摘していく。

5回連載の2回目は「北関東ブロック、東京ブロック、南関東ブロック」の各選挙区である(第1回北海道・東北、第3回北信越・東海、第4回近畿・中国、第5回四国・九州)。次期参院選の考察の一助になれば、幸いである。なお「評価」は◎が安泰、○は善戦、●は苦戦を示す。

無風区の茨城県

茨城は人口に占める自民党員の割合が最多の「自民王国」だ。茨城県連は今年で結成60周年を迎え、党員獲得5万人を目指している。

その「自民王国」を長年率いてきたのが、県連最高顧問の山口武平氏だ。大正10年生まれの山口氏はとりわけ麻生太郎副総理と懇意で、麻生氏が総理大臣に就任した時、麻生氏が直々に挨拶に出向いたことが話題になった。

その山口氏も顔を見せた2月の定期大会で圧勝を誓ったのが、4選を目指す岡田広参院議員。水戸市長をも務めた岡田氏は、国政へ転じた2003年の補選以来、トップを譲ったことはない。

その一方で、民進党の力も衰えてはいない。出馬するのは、岡田氏と同じく4度目の当選を目指す郡司彰民進参院議員会長だ。郡司氏は2013年に輿石東氏が副議長に転じた後、民主党会長に選出され、今日まで参院民進党を率いている。

その郡司氏は実は、岡田克也代表と近い。2009年5月に行われた代表選では、出馬した岡田氏の参院側の応援演説を行い、いまは参院をまとめて代表をサポートしている。

1998年に民主党が結成されて以来、6回の参院選で自民党と民主党が2議席を分け合う状態が続いている。「議席が固定的になってはならない」と危惧する声もあるが、いまの構造を打ち破るような有力候補が別の政党から出る様子もなく、棲み分けは当分続くと思われる。

栃木・旧みんなの党の票20万はどこへ行くか
栃木は現職で元文科政務官の上野通子参院議員と野党統一候補で元NHK宇都宮支局長の田野辺隆男氏の事実上の一騎打ち。民主党(当時)は当初、2013年の参院選で旧みんなの党から出馬し、20万1895票を獲得した沖直美氏を推薦候補として擁立した。しかし沖氏は途中で辞退し、代わりに白羽の矢が当たったのが、昨年末にNHKを退職して無所属で出馬準備をしていた田野辺氏だ。ちなみに田野辺氏の父親の光男は、芳賀町長や県議会議長を歴任している。

注目は、20万票とも言われる「旧みんなの党の票」の行方だ。長らく栃木3区で当選を続けてきた渡辺喜美みんなの党元代表は2014年の衆院選で落選。渡辺氏は次期参院選ではおおさか維新の会から比例区で出馬すると発表されたが、解散総選挙があれば、再度衆院栃木3区から復活を狙うとされている。

渡辺氏の甥の渡辺美知太郎参院議員は自民党会派入り。上野氏を応援することを表明している。

1314チバQ:2016/05/21(土) 06:55:44
群馬は福田赳夫・康夫、中曽根康弘、小渕恵三など首相を輩出した有数の保守王国。中曽根元首相の長男である中曽根弘文参院議員の6回目の当選も、確実の模様だ。

ただ唯一の懸念は3代目の康隆氏のこと。康隆氏は「家業」の政治家になるべく、父・弘文氏の秘書を務めているが、そのきっかけがなかなかつかめない。

女性スキャンダルで地元県議団から総スカンを喰った佐田玄一郎氏の衆院群馬1区も、北関東ブロック選出の尾身朝子衆院議員に奪われた。康隆氏の群馬1区擁立に強硬に反対したひとりである山本一太参院議員は、その理由について「7つしかない群馬県の国会議員の選挙区の議席を同時期に親子で占めるという状況は極力避けるべき」とブログで述べている。

確かに福田家にしても小渕家にしても、親子が同時に国会議員であったことはない。2世である山本氏にしても参院議員になったのは、父の富雄氏が亡くなった後だった。

ただ中曽根家だけは、康弘氏が首相であった1986年の参院選で弘文氏が当選して以来、小泉純一郎首相(当時)が2003年に定年制を導入して康弘氏に引導を渡すまでの17年間、親子で国会議員を務めていた。

では康隆氏が弘文氏の後を継ぐとすれば、それはいつになるのか。「北関東ブロック終身1位」を自民党から約束されていた祖父の康弘氏は85歳で引退を余儀なくされた時もなお十分にやる気を見せていたが、弘文氏は6年後には76歳、12年後には82歳で、父親が政界を引退した年齢にはまだ足りない。

埼玉選挙区は公明党にとって、常に「最重点選挙区」になっている。2007年の参院選では、現職の高野博師参院議員がまさかの落選。その「痛手」を忘れることはできず、自民党に公明党公認候補を推薦するように求めてきた。

しかし次期参院選に出馬する自民党の関口昌一参院議員も前回当選した古川利治参院議員も、自民党が公明党候補を推薦することに大反対。3年前の参院選で古川氏は「創価学会は嫌いだ」とまで公言したが、公明党の矢倉克夫氏が初出馬ということで自民党本部が推薦を押し切っている。

「我々は別に自民党の票をほしいわけではない。いちおう自民党が推薦してくれているということで、他の票を掘り起こすきっかけにしたいだけだ」。公明党関係者はこう述べる。しかしながら自民党側も、「結局は保守票を狙っている。我々の票を喰い込んでくることに間違いはない」と厳しい。

地元活動に力を入れる民進党・大野議員
一方で民進党の大野元裕参院議員も安穏としてはいられない。6年前の参院選では、民主党が2人の公認候補を立てたとはいえ、大野氏は3位に甘んじている。しかも今回は野党として闘わなければならず、政党支持率も高くない。危機感が相当高いと思われる。

その証拠に、最近の大野氏は地元活動に熱心な余り、委員会を欠席するという事態が起こっている。たとえば4月19日の外交防衛委員会だ。この日は午前に衆院でTPP特別委員会が開かれたため、開催は12時10分にずれ込んだ。そのことが判明したのは18日の夕方で、参院委員部から各委員の事務所に伝えられた。

大野氏はこの日、北足立郡の伊奈町町長選に出馬した大島清候補の出陣式に参加したため、委員会には間に合わなかったというのだが、これを聞いた埼玉県の関係者は首をかしげる。

「伊奈町から永田町まで車で約1時間。出陣式は午前10時に始まったから、挨拶して国会に向かえば、12時すぎからの外交防衛委員会に十分に間に合ったはず。この出陣式には自民党の関口氏は欠席で、大島氏の推薦を出していない公明党の西田氏も参加していなかったので、特に張り切って時間を忘れて名刺を配っていたのではないか」

もっとも大野事務所は「連絡を受けたのがちゃんとした秘書ではなくアルバイトのようなお手伝いだったので、外交防衛委員会の開始時間を『13時』と間違って議員に伝えてしまった」と弁明しているが、委員部によると「電話で『遅れるかもしれない』と連絡はもらった」と大野氏側に同委員会が12時過ぎ開始の認識があった事実を証言している。

1315チバQ:2016/05/21(土) 06:56:58
定数が5から6に増員された東京選挙区。注目は、自民党の「2人目」の候補だ。現在のところ、擁立されているのは現職の中川雅治参院議員だけで、「2番目」としては審議会メンバーになっている女性タレントの他、サッカー選手などの名前が挙がっている。日本を元気にする会の松田公太参院議員に対して、菅義偉官房長官が秋波を送っているという話も出ている。

ただ自民党が思いがけずに苦戦するケースも考えられる。実際に2013年の参院選で組織票をあてがわれたはずの武見敬三参院議員が丸川珠代参院議員に喰われ、最後の1議席を巡って民主党(当時)の鈴木寛氏とデッドヒートを演じたという悪夢もある。

民進党は、蓮舫参院議員が元タレントの知名度を生かし、大量に得票すると思われる。ただ低迷する政党支持率を煽りをくって、小川敏夫参院議員の当選は微妙だ。公明党の竹谷とし子参院議員は安定の戦いで、共産党の山添拓氏は勢いに乗って票を伸ばすだろう。組織政党の強みを生かし、すでに昨年から都内のあちこちで、ポスターが貼られている。

異色候補は社民党公認の増山麗奈氏だ。反戦映画を作り、イラクにも行った戦場ジャーナリストで、「ピンクゲリラ」を自称してきた。奨学金無償化と安保法制反対を叫び、制服向上委員会と歌をコラボレートするなど、これまでの社民党候補にないイメージがある。ゆえに旧態の社民党支持者からは候補のすげ替えを求められたこともあり、しばらくは自粛していたが、選挙まで2か月になった今では麗奈色を全面に押し出し、苦しい選挙を楽しんでいる風でもある。

千葉・小西議員は炎上を避けるため自粛気味
定数3議席のうち、2議席を獲得するのは自民党か民進党か。千葉は、「千葉都民」と言われる千葉市周辺の都市部とその他に分かれる。人口が集中する前者はその嗜好がリベラル傾向が強いが、その他は保守的だ。

よって番狂わせも起こりうる。6年前の参院選も、衆院から鞍替えした猪口邦子氏が当選し、現職の椎名一保氏が落選した。

発言がネットでよく炎上する民進党の小西洋之参院議員は、選挙を控えて自粛気味。6年前は53万票以上も獲得できたが、今回は水野賢一参院議員も民進党の公認を得ているので、油断はできない。

水野氏は建設大臣をも務めた中尾栄一氏の息子だが、水野清元総務庁長官の養子になり、その地盤を継いで千葉に来た。2009年の衆院選で落選した後は、みんなの党に入り、参院議員として政界に復帰。そしてみんなの党が解党した後、政治生命をかけて民進党に参加した。この2人がいかに票を喰いあうかが見どころのひとつ。

1316チバQ:2016/05/21(土) 06:57:11
5月14日、三原じゅん子参院議員の事務所開きが行われた。三原氏は2010年には比例区から出馬して当選。2期目は引退する小泉昭男氏の後継として神奈川県選挙区に鞍替えした。しかし神奈川で2名擁立を目指す党本部は、三原氏にすぐに公認せず、「公認候補を2人かかえるのは無理」と抵抗する県連と対立した。結果的に公認候補は三原氏、元みんなの党の中西健治参院議員が推薦候補となっている。

見どころが多い神奈川選挙区

神奈川選挙区の見どころは多い。まずは自民党内の戦いだ。三原氏には菅義偉官房長官が付き、中西氏には麻生太郎副総理が付いた。甘利明前内閣特命担当相が千葉県の建設会社の総務担当者から金銭を授受した問題で力をなくしたため、神奈川県連を牛耳るのは菅氏になったが、松本純衆院議員や河野太郎防災担当相など為公会(麻生派)のメンバーは中西氏を応援。いわば神奈川県は、菅氏と麻生氏の官邸での戦いがそのまま持ち込まれることになった。

さらに民進党から金子洋一参院議員に続いて真山勇一参院議員が出馬することになり、70万と言われる旧みんなの党の票が中西氏と真山氏でどう分けられるのかが気になるところだ。ちなみにこの票を巡り、中西氏を麻生氏に紹介した浅尾慶一郎参院議員と真山氏を擁立した江田憲司民進党代表代行の戦いという構図もある。

これに参戦するのが、公明党の三浦信祐氏と共産党の浅賀由香氏、おおさか維新の丹羽大氏らだ。三浦氏は元防衛大学准教授で、ソフトな外見が創価学会婦人部に人気だ。公明党は2013年の参院選で、「美しすぎる候補」と言われた佐々木さやか参院議員を擁立したが、今回もそのイメージ戦略を採用している。浅賀氏は2児の母で、待機児童問題などへの取り組みをアピールする。おおさか維新の会から出馬予定の丹羽氏は、弟がミュージカルスターの城田優。スペイン人の母親から譲り受けたその甘い風貌で、おおさか維新の会が弱い神奈川県でどれだけ斬り込んでいけるのかが注目される。

山梨では旧民主党で「参議院のドン」と言われた輿石東副議長が勇退し、宮沢由佳氏が後継となる。自民党は2014年の衆院選で長崎幸太郎衆院議員を応援したために除名処分となった高野剛県議を復党させて擁立。県内での人材不足を露呈した。

さらに2013年の参院選で落選した米長晴信前参院議員が参戦を表明している。米長氏は2007年には旧民主党から出馬して当選。前回は旧みんなの党から出馬して、5万8750票を獲得した。米長氏の出馬で、宮沢氏の票が喰われる可能性がある。

1317チバQ:2016/05/21(土) 06:58:27
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-118309.html
参院選当落分析、愛知「民進王国」は守れるか 北信越・東海ブロックの見どころは?
05月17日 10:00東洋経済オンライン

参院選当落分析、愛知「民進王国」は守れるか 北信越・東海ブロックの見どころは?
参院選当落分析、愛知「民進王国」は守れるか
(東洋経済オンライン)
7月に行われる第24回参議院通常選挙。5回連続の当記事では2013年参院選(第23回参議院選)と2014年衆院選のデータをもとに票の動向を探るとともに、各選挙区の事情に迫り、当落を予想していく。次期参院選の考察の一助になれば、幸いである。

北海道・東北、北関東・東京・南関東に続く3回目は「北信越・東海ブロック」。なお「評価」は◎が安泰、○は善戦、●は苦戦を示す(第4回は近畿・中国、第5回は四国・九州)。

「TBSの顔」が長野に
長野は今期で北澤俊美元防衛相が引退するが、その後継となったのが「TBSの顔」と言われた杉尾秀哉氏だ。全国放送の「ニュースの森」でコメンテーターやキャスターを務め、知名度は抜群。杉尾氏は長野出身ではないが、それがマイナスになっていない。

そもそも神戸市出身の杉尾氏が長野選挙区から出馬するきっかけになったのは、政治部記者時代に羽田孜元首相の番記者を務めたことだ。市田柿ふるさとPR大使も務めるなど、長野県との縁を深めていった。さらに北澤氏が全面的に応援し、その地盤を完全に譲るため、安定の強さがある。

その煽りを喰っているのが、自民党の若林健太参院議員だ。長野選挙区は次期参院選から定数が2から1に減少する。自民党と旧民主党が1議席ずつ分け合ってきたが、これからはそうはいかない。熾烈な戦いが始まろうとしている。

長野と同様、次期参院選から定数2から定数1に削減される新潟選挙区。現職の田中直紀参院議員は比例区に鞍替えした。空白となった民進党の枠にいち早く手を挙げたのが2013年の参院選で落選した生活の党の森裕子前参院議員で、昨年から民主党(当時)側に推薦を求めていた。

「早くきちんとした候補を決めてほしい」――。森氏の強い推薦要請に、地元は旧民主党本部に泣きついた。新潟県は世界最大の発電量を持つ東京電力柏崎刈羽原発を抱えている。反原発を掲げる森氏を擁立することは、電力総連などを抱える連合としては到底できなかった。

そこで枝野幸男幹事長が白羽の矢を立てたのが菊田真紀子衆院議員だ。菊田氏は2012年と2014年の衆院選で新潟4区に立つも、自民党の金子恵美氏に敗北。いずれも比例で復活している。

よって菊田氏が参院に鞍替えしても、獲得議席数が変わるわけではない。しかし2月に入って事情が変わった。金子氏の夫である宮崎謙介前衆院議員の不倫スキャンダルが勃発したのだ。このスキャンダルは予想以上に大きくなったため、もし衆参同日選があるなら菊田氏を新潟4区に留めておいた方が勝算があると執行部が判断し、菊田氏の擁立を断念。とうとう森氏が統一候補の座を射止めたのである。

1318チバQ:2016/05/21(土) 06:59:06
石川は現職の岡田直樹参院議員が安定している。父は北國新聞社会長の岡田尚壮氏で、妻は森喜朗元首相の姪という名門。知名度もあり、かつては森元首相の後継とも目された。雅子妃殿下とは東大の同期でもある。

野党統一候補の柴田未来氏は北海道紋別市出身で、父は紋別市議会議長の柴田央氏。紋別市議を11期も務めるベテランだ。神戸大学法学部出身で、2000年に弁護士登録した。今年になって新興宗教の入信歴が話題になったが、問題視されなかった模様。自民党側は「女性弁護士なら優秀だ。油断できない」と警戒心を怠っていない。

富山で炸裂した女性パワー
富山で1918年に起こった米騒動は、最初は25、6人の女性から始まった。米価の高騰に、台所を預かる女性たちが立ちあがったのだ。それから98年を経て、同じような女性パワーが前例のない「出馬会見後の公認すげ替え」を実現した。

民主党富山県連(当時)は当初、新人の今井基之氏を擁立することを決定し、今年1月には出馬会見を行った。ところが反対論が湧きあがる。理由は今井氏が自民党議員の公設秘書を務めていた点だ。

「今井氏はかつての敵。自民党の柘植芳史参院議員や宮本周司参院議員の秘書だった人物を立てるわけにはいかない」――。このように叫んで立ちあがったのは、市民グループの女性たちだ。主婦を中心に800人集会を開くなど勢いづき、これに社民党が乗っかった。

社民党が乗った意味は大きい。

富山県は社民党の力が相対的に強い。同党の又市征治幹事長の地元であることに加え、民進党が弱体化しているからだ。民主党政権時には3000人いた党員サポーターの数は、いまや10分の1の300人。地方議会の議席もわずか9議席で、社民党を下回る。

民進党県連は「かつて自民党だった今井氏だからこそ、保守層の票を取り込める」としたが、女性たちを納得させることはできなかった。結局、民進党本部が仲介し、今井氏は次期衆院選で富山1区から出馬することで折り合うこととなる。まさに前代未聞の出馬会見後の公認候補すげ替え事件。米騒動を起こした女性パワーのDNAが、1世紀を経て蘇ったといえるだろう。

これに対して自民党陣営は余裕だ。現職の野上浩太郎参院議員の選対本部長を務める中川忠昭県連幹事長は「共通政策はないにもかかわらず、とにかく戦争法案反対ということで攻めてくるならば、こちらとしても対応しやすい」と述べている。

福井は1992年以降、議席を独占している自民党からは、山崎正昭参院議長が5期目を狙う。野党統一候補の横山龍寛氏は連合福井出身で、知名度アップが課題といえるだろう。

「ライザップ事件」の影響は?
岐阜選挙区はこれまで2議席を自民党と旧民主党で分け合ってきたが、次期参院選からは定数が2議席から1議席に減少する。民進党の小見山幸治参院議員にとっては、非常に苦しい闘いになるだろう。参院選は衆院議員の力が大きく影響するが、衆院では小選挙区の当選者は全て自民党議員。さらに復活当選は、4区の今井雅人幹事長代理のみという状態だ。

また小見山氏には、資金管理団体である「未来改革幸山会」が2014年3月にライザップの費用として75万円を支出していた問題がある。発覚後、小見山氏は「調査研究のためなので、問題ない」と弁明したため、ネットなどでかなり批判された。こうした"失点"が選挙でどう影響するだろうか。

1319チバQ:2016/05/21(土) 06:59:26
静岡は定数2なので、自民党と民進党が候補を1名ずつ立てれば、それぞれ安定の勝利となる。まったくの無風区と言っていい。

愛知は定数が3から4に増員され、それに伴って公明党が15年ぶりに候補を擁立する。埼玉選挙区などでは自民党から公明党候補についての推薦問題が深刻だが、愛知選挙区では両党の間に摩擦は少ない。むしろ2名の公認候補を擁立する民進党との争いが中心になるだろう。もともと愛知は旧民社系の勢力が強く、「民主王国」と呼ばれていた。だが下野した後の2013年の参院選では、民主党(当時)は離党した谷岡郁子氏の後継を選任せず、大塚耕平氏のみを擁立。それでも自民党の後塵を拝している。

2010年の参院選で3位で当選した安井美沙子参院議員は、衆院10区に鞍替え。その代わりに公募候補の伊藤孝恵氏を擁立した。当初は推薦に留めていたが、公認に変えている。2014年の衆院選では15小選挙区のうち10選挙区を獲得した、その自信がかいま見える。

民進党の岡田克也代表の心境はいかに?
岡田克也民進党代表のおひざ元の三重。岡田代表にとって今回の選挙は悩ましいに違いない。代表として、おひざ元では絶対に負けられないが、芝博一参院議員は安泰ではないからだ。

2010年の参院選はさほど難しくなかった。芝氏は全国でもいち早く当確が打たれている。だが次回は大苦戦するだろう。「民主王国」とも言われた三重県だが、それは過去の話だ。5つある衆院の小選挙区のうち、1区、4区、5区の3つは自民党議員が占めている。

3年前の参院選では、現職の高橋千秋氏が落選した。現在の鈴木英敬知事は自民党系だ。2011年の知事選では民主党が応援した松田直久元津市長が及ばず、2015年の知事選では旧民主党は候補を立てることができなかった。

さらに次期参院選は、岡田氏にとって悩ましい要因がある。その理由は自民党が立てた山本佐知子氏の祖父が故・山本幸雄氏だからだ。第一次中曽根内閣で自治相を務めた山本幸雄氏は1990年、旧通産省官僚だった岡田氏を後継とした。岡田氏にとっていわば政界進出の足掛かりを与えてくれた人ともいえる。2007年2月の山本氏の死去に際し、岡田氏は「政治の世界で父親とも言うべき存在」とブログに綴っている。もちろん、迷いなく民進党候補の芝氏をバックアップするだろうが心中は複雑に違いない。

1320チバQ:2016/05/21(土) 07:02:26
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-118547.html
参院選「当落」予想!激戦区多い「近畿・中国」 大阪と兵庫の民進党は存亡の危機
05月19日 06:00東洋経済オンライン

参院選「当落」予想!激戦区多い「近畿・中国」 大阪と兵庫の民進党は存亡の危機
参院選「当落」予想!激戦区多い「近畿・中国」
(東洋経済オンライン)
7月に行われる第24回参議院通常選挙。5回連続の当記事では2013年参院選(第23回参議院選)と2014年衆院選のデータをもとに票の動向を探るとともに、各選挙区の事情に迫り、当落を予想していく。

第1回北海道・東北、第2回北関東・東京・南関東、第3回北信越・東海に続く第4回は近畿ブロックと中国ブロックの勝敗を予想する。なお表における「評価」は◎が安泰、○は善戦、●は苦戦を示す(第5回は四国・九州)。

滋賀は激戦区に

滋賀は1議席を巡って、民進党の現職と自民党の新人が激しく戦う。

自民党の公認候補は、2014年7月の滋賀県知事選に出馬した小鑓隆史氏。小鑓氏のもとには、石破茂幹事長(当時)や菅義偉幹事長代行らが次々と応援に駆け付け、大阪市長だった橋下徹氏も支援を表明した。さらに安倍晋三首相が直々に電話をかけるなど優勢だったものの、結果は民主党の衆院議員だった三日月大造氏に1万3000票の差を付けて敗北している。その理由のひとつが自民党の「パワハラ問題」だ。

小鑓氏を応援する女性市議に男性県議が公衆の面前でパワハラを行ったため、応援演説の降板を余儀なくされたという事件だ。今年3月には、甲子園でベスト8まで勝ち進んだ滋賀学園のバスの停車場所を巡り、自民党の吉田清一県議が「1回戦負けしろ」と暴言を吐いた件も響いている。

こうした「後遺症」のために、過去の数字が示すほど小鑓氏は優勢ではない。また「知事選で落選した後、挨拶にも来なかった」と、小鑓氏を快く思わない自民党の地方議員もいる。

その一方で、3選を目指す現職の林久美子参院議員はマイペースで戦う。1児の母である林氏は、12年前に初出馬した時には「乳飲み子を抱いてどうするのよ」と女性から批判されたというが、いまでは幅広い支持を持つ。もともと、びわ湖放送のキャスターとして記者業もこなし、民進党の自治体議員ばかりではなく、自民党の議員にも知り合いが多い。

民進党の林氏にとって与党寄りのおおさか維新の党の動向が気がかりだが、今年1月に滋賀維新の会を立ち上げた岩永裕貴前衆院議員は、10月に行われる甲賀市市長選に意欲を見せており、国政には関心が薄くなっているようだ。

なお林氏は、次期参院選から18歳選挙権が導入されるのを意識して、選対事務所は高校の前に設置している。

京都は2議席を巡り、自民党と民進党の現職を、共産党の新人が猛烈に追い上げる構図になる。

沖縄とともに、共産党にとってどうしてもはずせないのが京都選挙区だ。2013年の参院選では、倉林明子氏を当選させた。2014年12月の衆院選では、不破哲三前中央委員会議長が穀田恵二衆院議員の応援のため、9年ぶりに街頭演説した。次期参院選に出馬する大河原壽貴氏は38歳の弁護士で、若さと知性を売りにする。

3期目を目指す自民党二之湯智参院議員は、「裏」の西田昌司参院議員ほど目立たないために個人の人気はない。同じく3期目を目指す民進党の福山哲郎参院議員は、保守票もがっちりと捕まえる。

この2名に新人の大河原氏がどのくらい喰い込めるのかが注目される。

1321チバQ:2016/05/21(土) 07:03:30
大阪は、今でもおおさか維新の会の城下町か?
次に大阪を見ていこう。昨年11月22日に行われた大阪府知事選と大阪市長選のダブル選挙でともに勝つなど、おおさか維新の会の「城下町」といえるのが大阪選挙区だ。数字から見れば十分に2議席は狙えるが、橋下徹氏が政界を引退した影響はどうだろうか 。自前の擁立は困難と判断して17日夜に公募することに決定したが、選挙になれば得票をうまく分配しなければ ならない。

自民党が擁立する元外務官僚の松川るい氏は1人擁立なら安泰だ。「常勝関西」の公明党も堅実に票が取れれば大丈夫。共産党は「のびしろ」次第で、おおさか維新の会が2名擁立の場合、票がいびつに割れれば、当選に入りこめる。現職の尾立源幸参院議員はやや苦しい闘い。尾立氏の「裏」だった梅村聡前参院議員はおおさか維新の会に行ってしまい、民進党大阪府連の幹事長だった樽床伸二氏も離党した。大阪市内の府議も市議もゼロになった今、民進党大阪府連は存亡の危機にあるといえる。

兵庫は定数2から3への増員区。24年ぶりに公明党が独自候補を擁立する。まずは70万票を有する自民党と50万票を持つおおさか維新の会が2議席を獲得すると見られるため、残り1議席に注目だ。

公明党が92年に擁立したのは片上公人氏で、女性秘書とのセクハラトラブルが発覚し、1997年の最高裁で敗訴が確定した。独自候補を擁立しなかったのは、定数が減数されたことに加え、この事件のイメージが悪かったことも原因だろう。

ただし兵庫県は、公明党は2009年の衆院選で故・冬柴鉄三氏が落選した時以外は8区を確保。大阪とともに支持母体の勢力が強い地盤であるため、次期参院選では伊藤孝江氏を擁立した。

兵庫の民進党は存亡の危機
兵庫県の民進党は大阪府と同様、存亡の危機にある。2013年の参院選では、民主党は現職の辻泰弘参院議員が落選。2014年の衆院選でも、当選したのは11区の松本剛明衆院議員のみだったが、その松本氏も昨年11月に離党した。

よって民進党では、現職の国会議員は水岡俊一参院議員と維新の党から合流した井坂信彦衆院議員の2名のみ。これ以上減らすわけにはいかないので、なんとしても勝たなければならない。

そこで考えられた秘策は、共産党との共闘だ。衆院選になったら兵庫8区で共産党に協力する代わりに、参院選で強力を得るという方式。旧民主党は2014年の衆院選で候補を擁立しておらず、公明党と共産党の一騎打ちになっている。よって捨てても惜しくない選挙区だ。

だが共産党側はこれに難色を示している。1998年の参院選では大沢辰美氏を当選させたこともある。また同党の安武洋子氏は、1974年と1980年の2度当選を果たしている。

ただし衆参同日選挙の噂も出ており、そうなれば衆参にまたがる選挙区のバーターも双方にとってメリットが出てくるだろう。そしてもし実現して兵庫8区で共産党候補が勝つならば、大きく政治が変わるのではないか。

1322チバQ:2016/05/21(土) 07:04:26
5月16日に民進党と共産党が政策協定を締結し、民進党の前川清成参院議員を統一候補とすることで合意した。ただし大阪のベッドタウンである奈良は、おおさか維新の会の勢力が強いために、これに票が喰われる可能性もある。

和歌山は自民党が圧倒的に強い。自民党の鶴保庸介参院議員は、二階俊博総務会長の秘蔵っ子。もとは小沢一郎生活の党共同代表の秘書だったが、和歌山県出身のよしみで、二階氏の傘下に入った。二階氏の力もあり、圧倒的な強さを見せる。

なお鶴保氏は野田聖子衆院議員の元夫でもあり、2010年の参院選の時には事実婚解消後だったが、野田氏が鶴保氏の応援のために和歌山入りした。

岡山は公募候補が当選確実の情勢
岡山は「落下傘候補」が当選しそうだ。自民党は昨年、参院岡山選挙区に出馬する候補を公募した。これに応募したのが東京都北区で2期目の区議を務める小野田紀美氏。アメリカ人の父親を持ち、両親の離婚後に母親の実家のある瀬戸内市邑久町に移り住んだ。

実はこの公募で「本命」と見られたのが他にいる。稲田朋美政調会長の元秘書の小野隼人氏で、稲田氏が内閣府特命担当大臣を務めた時に秘書官として仕えた。

小野氏は30歳になるのをきっかけに国政を目指そうと故郷の岡山に帰省。公募コンテストを受けた。

経歴も十分な上、小野氏の父親は県会議長の小野泰弘氏。当選は確実と見られたのだが……。結果は逢沢一郎衆院議員が推薦した小野田氏が合格。逢沢氏は公募コンテストで30歳の小野氏に「君に実績はあるのか」と質問したという。これには「逢沢氏が30歳の時はどうだったんだ」という反感を抱く者も少なくなかった。しかしすでに周到な根回しが行われており、小野氏が挽回することはできなかった。

対する民進党は、引退する江田五月氏の後継として32歳の黒石健太郎氏を擁立。逢沢氏にすれば男性で年齢が近い小野氏を立てるよりも、エキゾチックな顔だちの女性候補を立てる方が当選の可能性が高いと判断したのかもしれない。

広島は自民党の宮沢洋一前経産相は安定だが、民進党の柳田稔参院議員はさほど安定とはいえず。ダークホースはおおさか維新の会から出馬する山口県の元和木町議の灰岡香奈氏だ。昭和58年生まれの32歳で、維新政治塾の1回生。あの上西小百合衆院議員と同じ年齢であり、維新政治塾の同期でもある。

「もう鳥取県は消えて、島取県になりそうだ!」

鳥取県の自民党関係者はこう叫んでいる。次期参院選では島根県と鳥取県は1つの選挙区になる。自民党の公認を得たのは、島根選挙区の青木一彦参院議員だ。

鳥取県選挙区で2010年参院選で当選したのは、自民党の公認を得ていた浜田和幸参院議員だ。浜田氏は2011年6月に菅政権の一本釣りにあい、総務大臣政務官に就任。自民党に離党届を出したが、自民党はこれに激怒し、除名処分にした。さらに自民党鳥取県連は「浜田氏は未払いの2000万円の借金がある」として、裁判にすることも検討。訴訟は断念されたが、感情のしこりは残っている。

なお島根選挙区で2007年の参院選で当選した亀井亜希子元参院議員が民進党に入党する意向が明らかになった。次期衆院選に出馬する意向だというが、衆参同日選があれば、話は進むだろう。

首相のお膝もとは安泰
山口は安倍晋三首相のおひざ元だが、自民党の公認候補は元下関市長でもある江島潔参院議員。2013年に安倍首相の弟である岸信夫氏が衆院2区に鞍替えした後を受けて、参院議員になった。亡父の淳氏も元参院議員で、江島氏自身も安倍首相に近く、国政への噂はもともとあった。

そもそも山口は自民党が圧倒的に強い地盤だ。4つある衆院の小選挙区はすべて自民党が独占する。2010年の参院選では、民主党(当時)は山口出身で知名度のある原田大二郎氏を擁立。だがタレント候補でも、たちうちできなかった。

次期参院選では、纐纈厚元山口大学副学長が野党統一候補となり、江島氏に挑む。纐纈氏は安保法制反対で反原発という、安倍首相とまったく対極の思想の持ち主だ。岩国基地と中国電力上関原発を抱える山口の有権者はどう判断するのか。

1323チバQ:2016/05/21(土) 07:06:56
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-118890.html
7月参院選、四国・九州の「当落」はどうなるか 香川では共産候補が野党統一候補に浮上
05月20日 11:00東洋経済オンライン

7月参院選、四国・九州の「当落」はどうなるか 香川では共産候補が野党統一候補に浮上
7月参院選、四国・九州の「当落」はどうなるか
(東洋経済オンライン)
7月10日に投開票されると見られる第24回参議院通常選挙。今回、2013年の参院選(第23回参議院選)と2014年の衆院選のデータをもとに票の動向を探るとともに、各選挙区の事情に迫り、当落を予想。次期参院選で見るべきポイントについても指摘していく。

5回連載の最終回は四国ブロックと九州ブロックについて分析する(第1回北海道・東北、第2回北関東ブロック、東京ブロック、南関東ブロック、第3回北信越・東海、第4回近畿・中国)。「評価」は◎が安泰、○は善戦、●は苦戦を示す。

合区となった徳島・高知
鳥取・島根区とともに、次期参院選では合区となったのが徳島・高知だ。地元では選挙区をくっつけられたことにつ いての反発は大きい。昨年12月12日と13日に徳島新聞、高知新聞や共同通信などが実施した世論調査によると、徳島県内では64.4%が合区に反対で、 46.4%が「1県1選挙区に戻すべき」と回答。「選挙制度を抜本的に見直す」が38.1%だった。

一方で高知県では合区に反対が69%で、「1県1選挙区に戻すべき」が50.5%。「選挙制度を抜本的に見直す」が34.9%で、徳島県より反対する割合が大きく、激しい抵抗感が伺える。

自民党は合区として第1回目の選挙に、旧徳島選挙区選出の中西祐介参院議員を充てた。中西氏は合区に対して最も反対したひとりで、自民党内で審議された時、廊下で待つ記者らに反対をアピールしていた。高知県連が推薦した元県議の中西哲氏は比例にまわる。

野党統一候補は、弁護士の大西聡氏。共産党は候補を降ろして大西氏に推薦を出したが、大西氏側は保守票を取り込むために共産党のカラ―を薄めたい思いがあり、推薦を申請していなかった。共産党が表に出ないように調整することが、民進党のこれからの課題となっている。

自民にとって油断できない愛媛県
愛媛はどうか。民主党(当時)は2013年の参院選では、県連レベルで衆院議員だった永江孝子氏の擁立を画策した。しかし党本部はみんなの党と候補者を調整することを主導し、その結果、民主党は候補を立てることができなかった。

そのせいで県内の比例票は激減し、幹事長として選挙を仕切った細野豪志氏が7月31日に謝罪に出向いたほどだった。この時の反省もあって、次期参院選では野党統一候補が永江氏でまとまっている。

永江氏は2014年の衆院選で落選した後、いったんは政界引退を表明していたが、連合愛媛や市民団体の要請を受けて参院選への出馬を決意。自民党にとっては南海放送の元アナウンサーで全県で顔と名前が知られている永江氏は手ごわい存在で、「油断はできない」とみている。

香川は、民進党と共産党のギクシャクを調整しきれなかった。

「香川で共産党の統一候補を立てるべきだ」――。5月16日の会見で、共産党の小池晃書記局長がこう主張した。理由は32ある1人区で、ひとつくらいは共産党候補を擁立すれば、野党の選挙協力姿勢が明らかになるからだ。共産党の田辺健一氏はすでに昨年8月に立候補を表明し、県内で活発な運動を展開。前代未聞の連合訪問まで実現させている。

1981年生まれという若さに加え、このような大胆な行動力を持つ田辺氏に対しては、民進党からの評価も高い。「共産党でなければ、すぐさま公認するのに」という声も聞かれた。

結局、民進党香川県連は5月10日、県議の岡野朱里子氏の推薦を発表した。苦言とも解することができる16日の小池氏の発言は、これについてのものだった。

実は4月末に、いったんは田辺氏を統一候補にすることで合意がなされていたという。しかし民進党の県連の中で「共産党の候補では戦えない」という声が強く、ぎりぎりまで候補を探していた。そしてようやく岡野氏の擁立となったのだ。

今回、共産党を立てないならば、悩ましい問題もある。次期衆院選だ。民進党の県連関係者は、「香川のせいで、共産党が次期衆院選で民進党に協力しないと言いだせば困る」と悩ましげだ。果たして、民進党はどのような判断をするだろうか。

1324チバQ:2016/05/21(土) 07:07:39
福岡は自民盤石、公明が独自候補

続いて九州。福岡から見ていこう。自民党の目標は70万票。過去の実績からいって、これは不可能な数字ではない。ましてや1人擁立では、容易に達成するだろう。

公明党は定数が2から3に増員されたことをうけ、元外務官僚の高瀬弘美氏を擁立した。もともと福岡選挙区が3人区時代には、独自候補を擁立していた公明党。24年ぶりの独自候補を擁立するため、九州全土から応援部隊が集められることになっている。

引退する大久保勉参院議員の後継として民主党が公募で選任したのは、元福岡放送アナウンサーの古賀之士氏だ。福岡選挙区は2010年に比例区で当選した西村正美氏も狙っていた。夫の山本剛正元衆院議員が福岡県を地盤としていたからだ。しかし所定数の推薦人を集められなかったため、選挙区からの出馬を断念。次期参院選も比例区からの出馬の予定だ。

おおさか維新の会は32歳の森上晋平氏を擁立したが、浸透度が課題だ。2014年の衆院選では橋下徹維新の党共同代表(当時)が福岡にやってきて演説したが、現場を取材した記者によると、「立ち止まって聞く人は少なかった」という。それでも過去2回の選挙で獲得した票数は、共産党を上回る。共産党は苦しい闘いになっている。

村山富市元首相を生みだした大分は、社民党の勢力が強い。よって民主党(当時)と社民党と連合が協議し、民主党(当時)と社民党が交互に候補を出しあう「大分方式」という非自民の共闘が行われてきた。次期参院選で出馬するのは、民進党の足立信也参院議員だ。

2013年の参院選では、第3極と言われるみんなや維新も参加できる候補の擁立を試みたが、選定過程のもつれから、社民党系の候補が擁立されたものの、連合と民主党(当時)は推薦未満の支持や自主協力だった。

次期参院選も共産党から協力をもらうことの抵抗感から、共産党と社民党は推薦を出さず、彼らは足立氏に対して実質的な支援にとどめる予定だ。

地震の影響で自民党有利に
熊本では昨年12月、市民グループと野党との最初の結集として、弁護士の阿部広美氏が立候補を表明。共産党は候補を降ろしている。

2010年の参院選ではこの度改選になる自民党の松村祥史参院議員、2013年は自民党の馬場成志参院議員が勝利している。しかし2010年の参院選で野党が獲得した票を合計すると、松村氏が獲得した票より多かった。こう考えると阿部氏は善戦しそうなものだ。

ところが、4月の大震災がこれを変える。いまだに1万人近くの人が避難所での生活を余儀なくされており、一刻も早い復旧が望まれている。そういう場合に頼りにできるのはやはり与党で、自民党にとって有利な展開になる可能性がある。

与野党の対決よりも、常に自民党内での対決が見ものなのが宮崎だ。古くから中山成彬氏・江藤拓氏・長峯基氏対上杉光弘氏・坂元裕一氏の争いがあった。とりわけ長峯氏と上杉氏は同じ参院平成研にいたにもかかわらず、その争いは激しかった。

長峯氏は2期目を目指した2001年の参院選では、現職であるにもかかわらず上杉氏によって公認を外される。その仕返しが3年後の参院選で、長峯氏は自民党公認の上杉氏ではなく、かつての秘書で無所属の松下新平氏を猛烈に応援した。そのせいで上杉氏は落選したが、長峯氏も県連から除名されたのだ。

このような人間関係のややこしさは、次期参院選も続いている。野党統一候補の読谷山洋司氏は総務省出身で元内閣府参事官。読谷山氏は2010年自民党県連の公募に応募したが、松下氏に敗退。2013年も応募したが、長峯誠参院議員に負けている。そこで3度目には野党を狙い、念願の出馬となったという次第だ。

1325チバQ:2016/05/21(土) 07:08:10
佐賀はどうか。民進党佐賀県連は奈良県で衆院議員と参院議員を務めた中村哲治氏の公認を決定した。奈良県選出の国会議員だった人物が別の県から出馬するのは異例のこと。ましてや中村氏は2012年に民主党を離党し、小沢一郎氏の日本未来の党、生活の党に合流したこともある。

そんな中村氏を佐賀県で擁立しようとしたのは、民進党の原口一博衆院議員と大串博史衆院議員だ。野党共闘ができる候補がなかなか見つからない中、奈良県では次の場が見つけにくい中村氏に白羽の矢を立てたのだ。

落下傘候補がすんなり勝てるほど甘くはないが、1874年に佐賀の乱が起こった土壌で、中村氏がどれだけ健闘できるのかが注目される。

長崎は強力な二世が立つ。統一候補の民進党の西岡秀子氏は文部大臣や参院議長などを務めた故・西岡武夫氏の長女。小柄なところが父親そっくりだ。西岡氏は学習院大学を卒業後、3年間私企業に勤務し、父の秘書を務めた。

そもそも長崎県は、衆参両院で自民党が議席を独占するいわば「自民王国」。自民党は県議会でも、議席の過半数を維持している。現職の金子原二郎参院議員は知事経験もあり、選挙に負けたことがない。98年の知事選には西岡氏の父・武夫氏と対戦し、勝利を得ている。

みどころは、西岡氏が自民党にどこまで迫れるかということと、亡父の雪辱を晴らせるかという点だろう。しかし選挙協力したとはいえ、内部には不協和音が聞こえており、4月13日の総合選対の初会合には、共産党と生活の党の関係者の姿はなかったという。

鹿児島は自民党の野村哲郎参院議員に無所属で連合出身の下町和三氏が挑む戦い。民主党(当時)鹿児島県連が、今年1月に擁立したのが皆吉稲生元衆院議員。他の野党からの調整要請に応じなかったので、社民党などが反発していた。民進党と社民党は下町氏の推薦を決めたが、共産党は表向きには推薦や支持を自粛。だが下町氏の当選に向けて、積極的に動く予定だ。

スキャンダルがどう響くか
沖縄は波乱含み。島尻安伊子沖縄北方領土等担当大臣が抱える問題は多い。まずは今年2月の会見で「歯舞」を読み間違った事件、夫の昇氏が理事長を務める文科省傘下の専門学校から寄付を受けた問題、そしてタレントの今井絵理子氏が自民党の比例区候補として擁立されたことだ。今井氏の婚約者に風営法及び児童福祉法違反で逮捕歴があったのだ。

これは今井氏個人の問題だが、島尻氏にも飛び火する可能性がある。というのも、沖縄県出身の今井氏は、選挙区と比例区で島尻氏とタグを組むことになるため、こうした犯罪を嫌う女性票が逃げてしまうことが想定される。とりわけ、自民党に強力にサポートしている創価学会婦人部は、これを許せるはずがない。その信頼をどうやって取り戻すのか。島尻氏にとって自分の問題ではないだけに、やっかいなことになる。

さらに沖縄県うるま市で女性会社員が殺害され、米軍属が逮捕された件では、1995年に起こった沖縄米兵少女暴行事件と同様に、在日米軍への批判が強まるだろう。そもそも自民党が好調だった2013年参院選と2014年衆院選ですら、与野党候補の票数が切迫しているのに、こうした事件が相次ぐと、ますますその傾向が強くなるに違いない。

1326チバQ:2016/05/21(土) 09:33:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160520-00000001-asahik-soci
(時時刻刻)怒る沖縄、辺野古へ波及 元米兵を逮捕 県議・参院選控え一斉批判
朝日新聞デジタル 5月20日(金)5時30分配信 (有料記事)

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(時時刻刻)怒る沖縄、辺野古へ波及 元米兵を逮捕 県議・参院選控え一斉批判
ケネディ駐日米大使と会談を終え、説明する岸田文雄外相=19日午後11時24分、外務省、長島一浩撮影
 米軍基地が集中する沖縄県で19日、米軍属の男(32)が女性の死体遺棄容疑で逮捕された。翁長雄志(おながたけし)知事は「基地があるがゆえの事件」と断じる一方、オバマ米大統領の訪日を控えた日本政府は、岸田文雄外相が米政府に抗議するなど対応に追われた。沖縄県議選や参院選を控え、米軍普天間飛行場の県内移設をめぐる沖縄と安倍政権の対立が激化する可能性もある。▼1面参照

 翁長知事は19日夜、米軍普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設計画に反対する姿勢を伝えるため出張していた米国から帰国したばかり。成田空港で記者団に「連邦議会議員、有識者らに沖縄の米軍基地がいかに理不尽な形で置かれているかと話してきた。……

1327チバQ:2016/05/21(土) 09:35:49
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0269988.html
<参院選2016>自民2氏 すみ分け遠く 柿木氏に道議「有志応援団」 長谷川氏陣営は「不公平だ」
05/15 07:00

 参院選では、自民党の2候補予定者も「すみ分け」に程遠い状況だ。党道連は新人で道議の柿木克弘氏(48)のてこ入れに腐心するが、現職の長谷川岳氏(45)陣営は「不公平だ」と反発。両者の溝が2議席獲得の壁となる可能性がある。

 「柿木克弘を支援する道議有志の会」。最近、道議会でこんな組織が立ち上がった。自民党会派の51人のうち、40人以上が名を連ねるという。道連幹部は「党は表立って柿木氏だけに肩入れできないので、有志の形でやる」と話す。

 背景には、柿木氏の知名度不足がある。党本部の茂木敏充選対委員長は9日、道連の主要メンバーを東京都内に集め、「道議は全面的に柿木をやるぐらいのつもりで」と指示した。

 道連は当初、おおまかに「札幌圏は長谷川、地方は柿木」との分担を想定していたが、党の調査でも支持が伸び悩む柿木氏に、道議の地盤を寄せざるを得なくなった形だ。

 だが全道組織の弱さは、長谷川氏もあまり変わらない。YOSAKOIソーラン祭りの創始者で知名度はあるものの、初当選を果たした6年前の選挙は党丸抱えだった。道議とは「長谷川氏は原発再稼働に慎重で応援できない」(議長経験者)などとして距離がある。新党大地が柿木氏を単独で推薦したこともあり、基礎票に不安を抱える。

 それでも長谷川氏は党水産部会長の立場を生かし、地方回りに力を入れ、票の取り込みに懸命だ。10日、記者団にすみ分けについて問われると「全くない。自由に互いが行き来している」と語った。

 改選数が3に増え、2人擁立に踏み切った自民党にとって、2人とも当選ラインを上回るように票割りするのは「経験がなく、苦手」(道連関係者)。両陣営が視線を注ぐのは、ともに推薦を受ける公明党だ。14日には自公両党の合同集会が旭川市で開かれ、両氏が公明党との近さをアピールした。(報道センター 佐藤陽介、今井潤)

1328チバQ:2016/05/21(土) 23:19:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160521-00000544-san-soci
参院秋田「票は石井浩郎へ」 自民・御法川衆院議員が投票呼び掛け?
産経新聞 5月21日(土)20時12分配信

参院秋田「票は石井浩郎へ」 自民・御法川衆院議員が投票呼び掛け?
自民党の中泉松司参院議員の政治資金パーティーに来賓として出席した(左から)御法川信英、金田勝年、冨樫博之の3衆院議員と石井浩郎参院議員=21日、秋田市中通の秋田キャッスルホテル(渡辺浩撮影)(写真:産経新聞)
 今夏の参院選非改選の自民党、中泉松司参院議員の政治資金パーティーが21日、秋田市中通の秋田キャッスルホテルで開かれ、改選を迎える石井浩郎氏(51)の決起集会の様相を呈した。自民党秋田県連会長の御法川信英衆院議員は「票は石井へ」と、公選法が禁止する事前運動(投票呼び掛け)とも受け取られかねない発言を行った。

 来賓祝辞で御法川氏は「石井さんを何としても勝たせなくちゃならない。お金は中泉、票は石井ということでお願いしたい」と来場者に呼び掛けた。金田勝年衆院議員もそれを受け、「札(ふだ)は石井浩郎さん」と支援を求めた。

 参院選秋田選挙区には石井氏のほか、野党統一候補の民進党元職、松浦大悟氏(46)と幸福実現党新人の西野晃氏(39)も立候補を予定している。

1329チバQ:2016/05/22(日) 09:57:53
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20160522-077859.php
自民対非自民が鮮明に 参院選・福島選挙区、本番まで1カ月
2016年05月22日 (数字はいいね)   
 参院選は、有力視される6月22日の公示(7月10日投票想定)まであと1カ月に迫った。福島選挙区(改選数1)には21日までに、現職2人と新人1人が立候補を表明。公明党の推薦を受けて4選を目指す自民党現職と、共産、社民両党との共闘で3選を狙う民進党現職による「自民対非自民」の構図が鮮明となり、各陣営は準備に余念がない。各党は6月1日までの通常国会を前に、衆参同日選も視野に緊張感を高めている。



 立候補を表明しているのは、自民党現職で法相の岩城光英氏(66)=3期、民進党現職で元経済産業副大臣の増子輝彦氏(68)=2期、政治団体「幸福実現党」新人の矢内筆勝氏(54)。

 自民党は、安倍政権の中枢を担う現職閣僚の議席死守に懸命だ。県連の選対本部に加え、新たに農業、建設、医療関係など約160の友好支援団体による選対本部も結成、組織引き締めに力を入れる。野党の候補者一本化に県連幹部は「厳しさは増している」と危機感は強く、6月以降には党幹部の来県も計画している。政権与党としての安定感や復興施策などの実績をアピールする構えだ。

 民進党は一本化の合意以降、党員らに共闘の意義などを説明し理解を求めているが、一部には慎重論も残る。21日には福島市で総合選対事務所開きを行い、結束を強めた。選対は県連と増子氏の後援会、連合福島を中心に組む方向だが、共産、社民両党との具体的な協力の協議はこれからだ。県連幹部は「衆院解散の可能性はある」と警戒、同日選で態勢見直しを迫られないよう、慎重に作業を進める。

 矢内氏は選対本部を設けず、草の根の活動を展開しながら「福島安全宣言」などを訴え、支持拡大を狙う。

1330チバQ:2016/05/22(日) 09:58:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201605/20160522_11026.html
<参院選宮城>与野党、高まる対決ムード


会合終了後、支持者と握手を交わす熊谷氏(左)=21日、大和町
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市民団体のメンバーと意見交換する桜井氏(左)=21日、仙台市青葉区
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 6月22日の公示が濃厚な参院選まで1カ月。改選数が2から1に減る宮城選挙区は両現職の対決ムードが日増しに高まる。21日、再選を目指す自民党の熊谷大氏(41)は党支部会合で結束を呼び掛け、4選を狙う民進党の桜井充氏(60)は主宰する勉強会で政策を訴えた。

<党結束呼び掛け>
 熊谷氏は大和町まほろばホールであった宮城4区の国政報告会に出席。首長や県議、党員約120人を前に「自民党政治は安定感を増している。政治が間違った方向に進まないよう力を貸してほしい」と訴えた。
 出席者は桜井陣営への批判を強めた。党県連の伊藤信太郎会長は「選挙のために野合した候補者には、日本の未来を託せない」と断言。連立を組む公明党県本部の庄子賢一代表も「自衛隊の解散を訴える政党が力を貸す相手には負けられない」と力を込めた。
 仙台市青葉区の党県連事務所であった選対会議には党本部から茂木敏充選対委員長が駆け付け、「現職同士がぶつかり、どちらかがバッジを外す宮城は最重点区だ」と奮起を促した。

<市民と連携示す>
 桜井氏は、自らが代表を務める政策勉強会を青葉区のエル・パーク仙台で開催した。節目の150回目のゲストとして、安全保障関連法に反対する「SEALDs(シールズ)」「安保関連法に反対するママの会」のメンバーら4人を招き、パネル討論に臨んだ。
 ママの会の発起人の西郷南海子さん(28)は「娘から『戦争が始まるのか』と尋ねられた。強行採決した安倍政権は許せない」と強調。SEALDsの千葉泰真さん(24)は「安保関連法を巡り市民の政治意識は高まった。安保反対を訴え続けていく」と語った。
 相次ぐ与党批判に、桜井氏は「政策は一部の官僚や政治家が作るものではない。市民が動けば政治は変わる」と連携姿勢を見せた。
 宮城選挙区には幸福実現党の油井哲史氏(36)も立候補を表明している。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年05月22日日曜日

1331チバQ:2016/05/22(日) 09:59:10
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20160521-OYTNT50213.html
参院選、生き残り戦 自・民など定数1巡り
2016年05月22日
 政府・与党が6月22日公示、7月10日投開票を見込む夏の参院選のスタートまで1か月となった。改選定数が1に減った福島選挙区は、2013年に続いて複数の現職を含む激戦になる見通しだ。どちらかは必ず議席を失う選挙戦を前に、自民党現職の岩城光英氏(66)や民進党現職の増子輝彦氏(68)ら立候補予定者の動きは激しくなっている。


 岩城氏は21日、福島市で開かれた若者向けの啓発イベントなどに参加し、法相を務めていることをアピールしつつ、地元での活動について「国で一生懸命やろうとするほど、少なくなってしまうのが難しい」と付け加えた。閣僚であることは知名度アップにつながるが、公務で地元での活動が制約されるデメリットもあるためだ。

 過去3回の当選で一度もトップ当選がない岩城氏の陣営には危機感がある。さらに野党候補の一本化が実現し、陣営の焦りは強まっている。2014年衆院選での小選挙区の得票は、野党分の合計は約45万票。自民は約37万票にとどまる。4月下旬以降、福島市などに事務所を開き、県議や市町村議は後援者向け集会で支持を呼びかけ、業界団体や企業などを活発に回り始めている。

 21日に開かれた増子氏の福島市での事務所開きには、福島選挙区の立候補予定者を取り下げた共産党の久保田仁・県委員長が「飛び入り」として出席した。久保田県委員長と握手を交わした増子氏は「共産党、社民党の皆さんも『みんなで頑張ろう』と決断していただいた」と強調。23日からは民進、共産、社民3党で選挙協力の実務者協議を始める予定だ。

 増子氏は共産党演説会であいさつし、共産が党員らに配るビラに増子氏への支援が明記されているが、保守系支持者の心情に配慮し、共産から推薦をもらわず、政策協定も結ばなかった。民進の県連幹部の一人は「『共産と組むならもう支援できない』と言う支持者もいる」と連携の負の影響を心配する。

 福島選挙区には、幸福実現党新人の矢内筆勝氏(54)も立候補を予定している。

2016年05月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1332チバQ:2016/05/22(日) 10:06:48
http://www.sankei.com/region/news/160522/rgn1605220044-n1.html
2016.5.22 07:06

所沢の共産演説会に民進関係者 県連幹事会で批判相次ぐ

反応

反応



 共産党が夏の参院選に向けて所沢市で4月に開いた演説会に、民進党の元衆院議員、小野塚勝俊氏の秘書や地元市議が出席していたことが21日、分かった。参院選埼玉選挙区(改選数3)では民進、共産両党の候補が競合しており、さいたま市内で同日開かれた民進県連の常任幹事会では、小野塚氏らに対し批判の声が相次いだ。

 関係者によると、演説会には参院選に出馬する共産新人の伊藤岳氏(56)らが登壇。民進からは小野塚氏代理の秘書や県連副代表の赤川洋二・所沢市議が出席し、主催者側から紹介を受けたという。

 参院選で野党は改選数1の選挙区で統一候補の擁立を進めているが、埼玉選挙区は対象外。県内では共産側が「自民、公明対野党」を強調する一方で、民進側は「共産は競争相手」との姿勢を貫いている。

 幹事会では、共産演説会への出席について国会議員や県議らが「うやむやにできない」「県連として対応が必要」などと問題視。現職の大野元裕氏(52)が出馬する参院選に影響が出るとして、「自治体議員に出席しないよう文書で通知すべきだ」との声が上がった。

 参院選にはほかに自民党現職の関口昌一氏(62)、公明党現職の西田実仁氏(53)、幸福実現党新人の小島一郎氏(45)が出馬を予定している。

1333チバQ:2016/05/22(日) 16:33:29
共闘決まってないのは佐賀と三重だったか?
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160522ddlk41010182000c.html
<参院選>「野党共闘応じず」 民進県連、共産との接点模索 /佐賀
16:12毎日新聞

 民進党県連は21日の常任幹事会で、夏の参院選佐賀選挙区(改選数1)で共産党から申し入れがあった野党共闘に応じないことを決めた。終了後、大串博志代表が記者団に応じ、「共産党側が要請している候補者一本化の野党共闘をやることはない」と述べた。

 共産党県委員会は昨年12月に共闘に向けた話し合いを打診。民進党公認候補が決まった今月10日にも改めて共闘の協議を申し入れていた。

 大串代表は保守層の支持が薄れることなどを理由に「選挙事務所に一緒に入って戦ったり、集会を一緒にするような野党共闘はない」と説明した。一方で「安倍内閣の暴走を止めるという目標にできる限り支援の輪を広げていきたい」とも語り、共産党側との何らかの接点を探ることには「県連内部で話し合いをしている段階」と否定はしなかった。

 共産党県委員会の今田真人委員長は取材に、「(民進党側から)連絡を受けていないので何も言えない。最後まで野党共闘について努力するだけ」と述べた。【石井尚】

1334名無しさん:2016/05/22(日) 17:14:36
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160519/k10010526921000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_059
参院選の比例代表 説明会に16団体出席
5月19日 13時08分
夏の参議院選挙に比例代表の候補者名簿を届け出る予定の政党などへの説明会が総務省で開かれ、合わせて16の政党や政治団体の関係者が出席しました。
19日午前、総務省で開かれた説明会には16の政党や政治団体の関係者が出席し、総務省の担当者らが、届け出に必要な書類や今後のスケジュールなどを説明しました。
夏に行われる参議院選挙は、選挙区と比例代表で合わせて121の議席を争い、このうち比例代表では48議席を「非拘束名簿式」という方式で選びます。非拘束名簿式では、政党名か政党などが届け出た名簿に記載された候補者名を投票用紙に記入して投票し、各党の獲得議席は、政党名と候補者名を合わせた得票数に応じて決まります。そして、各党に配分された議席の中で得票数の多い候補者から順に当選が決まる仕組みです。
総務省は今月31日から、政党などの届け出書類の内容を確認する事前審査を受け付けることにしています。

1335名無しさん:2016/05/22(日) 17:15:06
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160520/k10010527931000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_038
参院選 7月10日投票 政府・与党が方針固める
5月20日 5時03分
政府・与党は夏の参議院選挙について、選挙権が得られる年齢を18歳に引き下げる法律が適用されて最も早い日程となる、7月10日を投票日とする方針を固めました。また、公示日は沖縄県の「慰霊の日」の6月23日と重ならないように、22日に前倒しする方向で、最終的な調整を進めています。
政府・与党は、この夏の参議院選挙について、選挙権が得られる年齢を18歳に引き下げる改正公職選挙法を適用させるため、法律が施行される来月19日以降に公示し、改選される議員が任期満了となる7月25日までに投票を行う日程で、検討を進めてきました。
その結果、投票日を通常の日曜日とした場合、連休の中日となる7月17日や、多くの学校が夏休みに入ったあとの7月24日にすれば、投票率が伸びないおそれもあるとして、18歳選挙権が適用されて最も早い日程となる7月10日とする方針を固めました。
ただ、この日程で、選挙期間をこれまでどおり、法律で定められている最も短い17日間とすると、公示日は沖縄県の「慰霊の日」の6月23日と重なり、地元の沖縄県などからは、「公示日にはなじまない」という指摘が出ていました。
このため、こうした地元の意見にも配慮し、公示日は22日に前倒しして、選挙期間を1日延ばす方向で、最終的な調整を進めています。

1336名無しさん:2016/05/22(日) 17:52:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052000996&amp;g=pol
野党共闘「混迷間違いなし」=山口公明代表

 公明党の山口那津男代表は20日、甲府市内での会合で、夏の参院選などの野党共闘について、政策の違いから「混迷間違いなし」と批判した。山口氏は「自衛隊を認めて生かそうというのが民進党、自衛隊は憲法違反だから廃止しろというのが共産党。もとが全然違う」と指摘した。
 山口氏は消費税増税に関しても、将来の必要性を認める民進党と、反対を唱える共産党は立場が異なると主張した上で、「統一候補は答えに窮すると思う」と語った。 (2016/05/20-23:51)

1337チバQ:2016/05/22(日) 20:34:11
http://www.sankei.com/politics/news/160522/plt1605220001-n1.html
2016.5.22 11:00
【参院選・新潟】
「姑息なやり方だ!」 生活・小沢一郎代表の逆鱗に触れ、野党共闘となったものの…早くもほころび 民共にも深い溝

 夏に行われる参院選は、多くの選挙区で自民、公明両党と選挙協力を進める民進、共産両党など野党陣営との対決の構図となる。野党陣営は32の改選1人区のうちほとんどの選挙区で候補を一本化した。中でも今回から改選議席が2から1に減る選挙区は特に激しい議席争いが展開される。そのうちの一つ新潟選挙区は、生活の党と山本太郎となかまたちの元職を統一候補にしたまれな選挙区だ。「安倍政権打倒」でまとまる野党勢力だが、各党の思惑が絡み合い一枚岩にはほど遠く、「共闘」のほころびが見えた。

 「手を挙げるよりも下ろす方が難しい。民進党も共産党も素晴らしい候補が(立候補を)表明していたが、最後は英断だった」

 野党統一候補の森裕子元文部科学副大臣は今月15日、新潟県柏崎市で開かれた集会で支持を訴えたが、出馬を取り下げ森氏の支援に回った民進、共産両党への配慮を欠かさなかった。

 新潟選挙区で生活の党元職の森氏が統一候補に決まるまでには紆余曲折があった。当初、森氏のほか旧維新の党と共産党の候補者の計3人が立候補を表明していた。旧民主党の候補者選びが難航し、3人の中から統一候補を絞り込む機運が高まりつつあった今年1月末、突如、旧民主党が衆院議員の菊田真紀子氏の“くら替え”擁立を表明した。

 旧民主党の対応に生活の党の小沢一郎代表は「何を考えているのか。大義から全く外れた非常に姑息なやり方だ!」と猛反発した。結局は3月、旧民主党は参院選に合わせて衆院選も行う衆参同日選の観測が高まったことなどから、菊田氏の擁立を取り下げた。「重点選挙区」と位置づける新潟で、奇策を持ち出しながら最後は自前候補の擁立を断念するというドタバタ劇を演じた。

 4月下旬になって森氏が統一候補として無所属で出馬することが正式決定したが、野党陣営が一致団結しているとは言い難い。

 民進、共産、社民、生活の野党4党は森氏を推すにあたって「安保法の廃止」を柱に政策合意した。原発や消費税などの課題に関しては、引き続き協議していくことで足並みを揃えようとしたが、党内にさまざまな意見を抱える民進党が反対したため、合意に盛り込めなかった。

 基本政策の溝が埋められないままの野党共闘。民進党新潟県連内からは「共産党と連名で(合意書に)サインをするのは嫌だ」との声も漏れた。逆に共産党新潟県委員会は「民進党はただの駄々っ子だ」(幹部)と不快感をあらわにする。

 森氏は落選した3年前の前回参院選では反原発を声高に叫んでいたが、今回は民進党や同党の支持団体で東京電力労組などを抱える連合新潟に配慮し、持論を封印。かろうじて形を整えた共闘路線が瓦解しないように必死だ。

 民進党内には旧民主党議員だった森氏が離党した経緯に対する反発が今も根強く残る。そのため今年3月に森氏を統一候補とすることで合意してから、森氏の推薦を決めるまで実に1カ月以上の時間を要した。森氏を推薦するにあたり、玄葉光一郎選挙対策委員長は「しっかりと汗をかいてもらって、みんなが気持ちよく応援できるように努力願いたい」と森氏にくぎを刺した。

 今も民進党新潟県連は合同選対本部に人員を常駐させないなど一定の距離を置く。

 現職の中原八一氏を擁立する自民党陣営は野党統一候補について「脅威」(新潟県連幹部)としつつも、「安倍批判に終始しているが、せっかく民進党という政党ができたのだから、こういう日本をつくっていくということを訴えていけばいいのに」(同)と牽制する。

 ガラス細工の野党共闘。連合新潟の幹部はこう開き直る。「安倍政権の暴走を止めるという点で一致してる。政策の違いは置いておく。野合なら野合で結構だ」

(政治部 小沢慶太)

1338名無しさん:2016/05/22(日) 21:02:27
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051600596&amp;g=pol
参院香川、共産に一本化を=小池書記局長

 共産党の小池晃書記局長は16日の記者会見で、夏の参院選香川選挙区(改選数1)で同党新人の田辺健一氏(35)を野党統一候補にするよう民進党などに要請する意向を表明した。共産党が野党共闘のため多くの1人区で候補を取り下げたことから、小池氏は「一つは共産党候補でやれば相互協力が明確になる」と主張した。 
 民進党は香川選挙区で無所属新人の岡野朱里子氏(42)の推薦を決定している。(2016/05/16-17:17)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051600616&amp;g=pol
参院奈良、民進現職に一本化=民共社

 民進、共産、社民各党の奈良県組織などは16日、参院奈良選挙区(改選数1)で民進党現職の前川清成氏(53)を統一候補とする協定書を交わした。社民党は前川氏の推薦を既に決めており、共産も近く推薦を決める方針。 
 共産党は新人の和泉信丈氏(32)の擁立を取り下げ、比例代表に回す。同選挙区では、自民党が新人の佐藤啓氏(37)、おおさか維新の会が新人の吉野忠男氏(57)をそれぞれ公認している。(2016/05/16-17:34)

1339名無しさん:2016/05/23(月) 07:09:00
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051700861&amp;g=pol
自民・細田氏も「参院選7月10日」=派閥パーティーで

 自民党細田派は17日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開催した。会長の細田博之幹事長代行はあいさつで、派の結束を訴える一方、参院選の期日について「7月10日に行われる。もう50日ほどしかない」と明言した。
 あいさつで細田氏は、「消費税を10%にしなければ社会保障費が十分賄えないという数字もあるが、上げることで景気のマイナスが生じてはいけない。参院選後も、厳しい政策運営が待っている」と語った。
 パーティーには約4500人が参加。同派出身の安倍晋三首相は、熊本地震対応のため出席を見送った。 (2016/05/17-20:07)

1340チバQ:2016/05/23(月) 20:25:30
http://news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20160523008.html
【愛知】選挙区候補予定者 減税・維新のW公認に
18:57ABC NEWS 関西ニュース

【愛知】選挙区候補予定者 減税・維新のW公認に
【愛知】選挙区候補予定者 減税・維新のW公認に
(ABC NEWS 関西ニュース)
参院選での連携を目指す減税日本とおおさか維新の会は、愛知選挙区で擁立する候補予定者について、両党のダブル公認とすることで合意しました。

減税日本の河村たかし代表は23日、愛知選挙区の候補予定者を、おおさか維新の会との両党公認とすることを松井一郎代表に伝えたと明らかにしました。選挙管理委員会へは減税日本として届け出るとしています。松井代表は党の合流を打診していましたが、河村代表は、「大阪の名前では戦えない」と難色を示していました。河村氏は、「強い応援をいただく。それで行きましょうや」と話し、松井氏は、「愛知に河村さんを先頭にした仲間ができたことは大きい」としています。松井代表は25日、河村代表と揃って会見を開き、今後の連携について報告するとしています。

1341チバQ:2016/05/23(月) 20:25:58
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160523-134-OHT1T50102.html
横粂氏が参院選出馬表明 東京選挙区から無所属で
17:39スポーツ報知

 元衆院議員の横粂勝仁氏(34)は23日、都庁で会見し、今夏の参院選に東京選挙区から無所属で出馬することを表明した。「当選後は無所属、無報酬で議員をやります。舛添都知事へのアンチテーゼです」と話した。

 参院議員の1人あたりの歳費は2134万4529円で、この他、年3回に分けて支給される期末手当や文書通信交通滞在費などの経費が支給される。横粂氏は歳費のうち源泉徴収額などを差し引いた分の手取り全額を被災地の熊本などに寄付する考えだという。

 「議員報酬なしでも政治家はできるということを証明したいと思います」と話した。横粂氏は弁護士業もしており、弁護士としての収入と支給される諸経費だけで政治活動はできるとしている。

 横粂氏は2009年の衆院選で民主党から神奈川11区で出馬し、小泉純一郎元首相から地盤を譲り受けた小泉進次郎氏に挑んで敗れたが、比例復活で初当選。11年6月、菅直人内閣不信任決議案の採決で除籍された。12年の衆院選では菅氏の選出選挙区である東京18区にくら替えして出馬したが、落選。最近は弁護士業を行っていた。

1342チバQ:2016/05/23(月) 20:29:25
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160522ddlk41010181000c.html
<2016参院選・さが>選挙区情勢/上 与党 知事選、残るしこり 県農政協の推薦「未定」 /佐賀
05月22日 16:12毎日新聞

 「佐賀のために汗をかかせていただきたい」--。4月23日、佐賀市であった自民党現職の副内閣相、福岡資麿氏(43)の事務所開き。自民党の国会議員や県議、市町の首長をはじめ約200人が集まり、福岡氏のあいさつに拍手を送った。だがその中に、JAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」関係者の姿はなかった。

 県農政協は会員数約4万5000人。家族や関係者を含め10万票に影響力があるといわれる県内最大の政治団体だ。昨年9月には選対本部を設置、4月には石破茂地方創生担当相の来援と着々と準備を進める福岡氏の陣営。だが、旧来の支持組織のはずの県農政協との間で生じた亀裂が、影を落としている。

 経緯は「保守分裂」となった昨年1月の知事選にさかのぼる。農協改革に積極的で、自民、公明両党が推薦した新人候補への強い反発から、県農政協は元総務官僚の新人、山口祥義氏を組織を挙げて後押しし、約4万票の大差で当選をもぎ取った。山口氏を支援したある自民党員は「農業県・佐賀の底力だ」と激戦を振り返った。

 県農政協と争った当時の自民党県連の会長だったのが福岡氏。知事選後は会長を引き、新会長を中心に関係修復が図られてきたが、道のりはまだ半ばだ。

 県農政協には、福岡氏と、民進党が今月公認を決めた元職の中村哲治氏(44)がそれぞれ推薦願を出している。「やりづらい。知事選のしこりは『ない』と言っても『ある』」。JA幹部は、その取り扱いについて苦渋の表情で打ち明けた。自民党県連のある幹部も「水面下で接触しているが今のところ、(推薦の)見通しは立っていない」と声を潜めた。

 タッグを組む公明党も動向を注視する。事務所開き前日の22日、自民党県連との選挙協力協定を締結した公明党県本部の幹部は「(県農政協側にも)考えがあるだろうが、福岡陣営や自民党からすればお願いすべき団体」と話す。ただ一方で、推薦決定に苦慮する県農政協側の事情を見越し「自主投票になっても、対立候補を応援するということじゃあない」と農協票の取り込みをもくろんでいる。

    ◇

 第24回参院選は6月下旬公示、7月10日投開票が有力視される。1カ月後に迫った選挙戦を前に、佐賀選挙区(改選数1)の情勢を報告する。

1343チバQ:2016/05/23(月) 20:29:39
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160523ddlk41010197000c.html
<2016参院選・さが>選挙区情勢/下 野党 共闘の機運しぼむ 民進拒否「支持層に保守系も」 /佐賀
15:21毎日新聞

 「共産党と一緒になったという印象を与えると保守層の支持が薄れてしまう」。佐賀市内で21日あった民進党県連の常任幹事会。出席16人の大半から、共産党が求める候補者一本化に向けた野党共闘に、否定的意見が相次いだ。「共闘には応じない」--。これが結論だった。

 共産党県委員会の今田真人委員長は「全国的な流れ、県民のことを考えればどうすればいいのか決まってくる」と、なおも共闘をあきらめない姿勢だが、統一候補実現の可能性は、小さくしぼんだ。

 民進側の反応は当初から鈍かった。共産党県委員会は昨年12月から、擁立した党県常任委員の新人、上村泰稔氏(51)の取り下げも視野に共闘の協議を打診していた。全国的に共闘機運が高まる中、2月には安保法廃止に向けて一本化を目指す市民団体「市民連合さが」も発足し、共闘を呼び掛けたが、民進党県連は共産との協議に応じなかった。

 要因の一つは、民進党県連の原口一博、大串博志両衆院議員が培ってきた支持者の意向だ。県連幹部は「2人の支持層には保守系もいる。共闘したために支持者が離れ、戻ってこない恐れもある。10足す10が20にはならない」と党内の共産アレルギーを説明する。

 ただし、共産を袖にした民進党も、強気でばかりいられる状況ではない。候補擁立は難航し、大きな出遅れを喫しているからだ。

 県連代表の大串氏を中心に複数と交渉したものの、家族や仕事を理由に次々と断られ、目標時期は昨年内から2月、4月と先送り。投開票の有力日が2カ月に迫った今月10日、ようやく、奈良県出身の元法務政務官、中村哲治氏(44)の公認決定にこぎつけた。

 中村氏は衆参両院の国会経験を持つとはいえ、佐賀での知名度は低く、自ら「落下傘」と言うほどつながりも薄い。過去の選挙で協力関係がある社民党県連や連合佐賀は即座に推薦を決めたが、支持者への浸透には時間の壁も立ちはだかる。

 自民党が今回も擁立する福岡資麿氏(43)は、6年前には民主候補に11万票差で大勝している。こうした事情を考えれば、県内で2万〜3万票とされる共産票は魅力的だ。共闘を拒否しつつも、民進党県連幹部は「『野党分裂』だけは避けないといけない」と、別の形での協力を模索する。

 佐賀選挙区では他に、幸福実現党新人の党県役員、中島徹氏(41)が立候補を予定している。(この連載は松尾雅也、関東晋慈、石井尚が担当しました)

1344チバQ:2016/05/23(月) 20:35:01
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160523_31002.html
<参院選岩手>小沢王国vs自民 早くも前哨戦
10:35河北新報

<参院選岩手>小沢王国vs自民 早くも前哨戦
自民、公明両党の講演会で気勢を上げる田中氏(右から2人目)=22日、盛岡市
(河北新報)
 夏の参院選岩手選挙区(改選数1)は、野党4党と自民党による12年ぶりの新人対決となった。野党統一候補で達増拓也知事の元政務秘書木戸口英司氏(52)と自民党新人の元慶大ラグビー部監督田中真一氏(49)が激突する。木戸口氏は小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)の元秘書。与野党対決とともに「小沢王国VS自民」が色濃く浮かぶ。公示が有力視される6月22日まで1カ月を切り、前哨戦が熱を帯びてきた。
 木戸口氏は21日に立候補を表明。「岩手は全国に先駆け改革の必要性に気付き、政治の流れを変えてきた」と議席死守へ意気込みを示した。22日は、引退する生活現職主浜了氏(66)と共に後援会へのあいさつ回りをこなした。
 木戸口氏支援を鮮明にする達増知事は22日、民進党県連定期大会に招かれた。あいさつで野党各党の支援を受けた昨夏の知事選を振り返り「あのときの県民党的な結集を参院選に託してほしい」と強調。木戸口氏の名前は出さなかったが、参院選に積極関与する姿勢を重ねて示した。
 民進、生活両党間には2012年の民主党分裂で小沢氏が離れたときのしこりが残り、統一候補の協議は難航。木戸口氏擁立の代わりに、民進党が元生活衆院議員の畑浩治氏(52)を次期衆院選岩手2区に統一候補として立てることで決着した。
 同党県連の階猛幹事長(衆院岩手1区)は「野党共闘は衆参で進めてこそ意味がある」と強調。野党共闘の結束の流れを衆院選にもつなげる戦略だ。
 「日本の良識を問う選挙にしたい。自公政権こそが安定した政権を担える」。盛岡市で22日あった自民党県連と公明党県本部の合同講演会。自民公認の田中氏は約800人を前に支持を呼び掛けた。
 党本部もてこ入れを強める。21日に盛岡市であった県連選対会議に出席した茂木敏充選対委員長は「さまざまなことを決めてきた人が(野党統一候補を)ごり押しした感がある。岩手の代表は県民が決めることだ」と、小沢氏との対決の側面を暗に示した。
 自民党の岩手の参院議席は故椎名素夫氏が最後で、24年間取れずじまい。小沢氏率いる王国に圧倒されてきた歴史がある。
 今回は野党連合との初対決。共産、社民両党が加わり、野党票の分散が抑えられることにも危機感を募らせる。党県連の工藤勝子幹事長は「徹底した組織戦で対抗するとともに、無党派層の取り込みにも力を入れる」と戦略を練る。

1345チバQ:2016/05/23(月) 20:35:40
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1605230011.html
【7・10参院選】自民…57議席単独過半数狙う 民進…勝敗ライン示さず 社民…1議席危うし
10:09産経新聞

【7・10参院選】自民…57議席単独過半数狙う 民進…勝敗ライン示さず 社民…1議席危うし
(産経新聞)
 政府・与党が「6月22日公示、7月10日投開票」の日程で最終調整に入った参院選。各党の候補者擁立作業は最終段階に入り、6月1日の国会閉幕後は事実上、選挙戦がスタートする。自民、公明両党は過半数を維持し、改憲勢力とともに憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を獲得できるのか。民進党や共産党など野党は「統一候補」擁立で反転攻勢の足掛かりを築けるのか。与野党各党の選挙戦略を追った。

                   ◇

≪自民≫57議席で単独過半数

 27年ぶりの単独過半数に必要な57議席確保に向け全力を挙げる。麻生太郎副総理兼財務相は19日の麻生派の会合で「経済政策の安定性を維持するために参院選で単独過半数を取らなければならない」と強調した。

 46人を公認した選挙区で重視しているのは、勝敗を左右する改選1人区だ。参院選の前哨戦と位置づけられていた4月の衆院北海道5区補欠選挙では、公明党などから支援を受けた自民党公認候補が辛くも勝利したものの、民進党や共産党などの「野党統一候補」に猛追を受けた。

 参院選でも野党が擁立する統一候補とは32の1人区のほぼ全てで一騎打ちの構図が固まっており、茂木敏充選対委員長は18日の党会合で「ここで勝ちきれるかどうかで、参院選の勝敗が決まってくる」と述べ、力を入れる。

 公明党と競合しない北海道(改選数3)、千葉(同3)の複数区では2人を擁立。東京(同6)も2人目の候補擁立を急ぐ。

 一方、比例代表は政権復帰の勢いを維持して18議席を獲得した前回平成25年参院選の再現を狙い、24人を擁立。業界団体もフル稼働させ票の積み上げを図る。

 22年参院選から候補擁立を見合わせていた全国土地改良政治連盟の組織内候補として、元農林水産省課長を公認。ダンスボーカルグループ「SPEED」メンバーで歌手の今井絵理子氏は知名度の高さを生かして若者や無党派層に売り込み、比例票の掘り起こしも狙う。

                   ◇

≪民進≫勝敗ライン言及せず

 岡田克也代表は参院選で結果を残せば「引き続き代表として政権交代を目指す」と語る。戦果は9月に岡田氏の任期満了を迎える代表選の情勢も左右する。ただ、岡田氏ら幹部は勝敗ラインに関する言及を避けている。「及第点」の基準を前回の平成25年参院選とするか、今回の改選組が選出された22年とするかで大きく変わるからだ。

 25年の旧民主党は過去最低の17議席で、当時の細野豪志幹事長は引責辞任したが、海江田万里代表は続投した。菅直人政権だった22年は44議席。勝敗ラインとされた「改選54議席+α」に達しなかったが、菅氏はその後、1年以上居座り続けた。

 25年の17を勝敗ラインと位置づけるのは、さすがに厳しい。改選を迎える民進党議員は43人(統一会派の無所属議員含め47人)で、改選議席を半数以上割り込んでも代表を続投するのは「岡田氏の性格からして考えにくい」(参院ベテラン)からだ。

 状況を複雑にしているのが「野党統一候補」の扱いだ。30の1人区で事実上、一本化に合意したが、民進党公認は13人にとどまる。無所属の統一候補が当選しても民進党の議席に算入できない。ただ、岡田氏は「改憲勢力3分の2以上の阻止」を公言しており、他党や統一候補で計50議席程度を得ることを目標とすれば、民進党の勝敗ラインは下がる。

 支持団体の連合の組織内候補は比例代表12人。過去最多と強気だが、組織率低下が進む中で成果を挙げられるかは見通せていない。

1346チバQ:2016/05/23(月) 20:36:13
              ◇

≪公明≫

 選挙区で過去最多の7人、比例代表で6人を擁立した。兵庫と福岡は24年ぶり、愛知は9年ぶりだ。中でも兵庫は最重点区で、埼玉と神奈川も加えた5選挙区で自民党から推薦を取り付けた。比例代表は10人以上を擁立したい考えで、新進党解党を経て再結成した平成10年以降に最多だった13年参院選と並ぶ13議席以上を狙う。

 衆参両院で与野党の議席数が逆転する「ねじれ」を招いた過去の参院選を教訓に、今回の選挙を「日本の運命の分かれ道」(山口那津男代表)と訴え、与党としての過半数維持は最低限のラインと位置付ける。井上義久幹事長も「政治の安定の下で政策を継続する」と意気込む。

 重点政策には、若者・女性の働き方改革も盛り込み、働く女性のほか、選挙権年齢の「18歳以上」への引き下げも見据えて若者への浸透も目指す。

                   ◇

≪共産≫

 野党共闘を率先して呼び掛け、原則として全選挙区に候補を擁立してきたこれまでの方針を転換した。特に32の1人区では発表済みだった候補予定者を次々と取り下げ、野党候補の一本化に貢献した。

 香川選挙区では党公認候補への一本化を民進党に強く働き掛けた結果、同党が推薦を決めていた無所属の県議が出馬を取り下げた。志位和夫委員長は「相互支援で野党共闘が力を発揮する」と意気込む。

 平成25年の参院選は東京で12年ぶり、大阪と京都で15年ぶりに議席を獲得するなど、改選数2以上の選挙区での躍進も目立った。今回も勢いの持続を図る。

 比例代表は昨年1月に早々と過去最高の「850万票以上」を目標に設定。比例で5議席を得た25年の参院選後の26年衆院選でも公示前勢力の8議席から21議席に伸ばしており、今回は比例で8議席以上を目指す。

                   ◇

≪おおさか維新≫

 4月の衆院京都3区補選を除くと今回が国政選挙初挑戦となる。改選3議席以上の獲得が最重要課題。橋下徹前代表とともに大阪府・市で行った行財政改革などを国政でも断行する姿勢を前面にアピールし、党勢拡大を目指す。

 馬場伸幸幹事長は「大阪の改革をありとあらゆる手法で訴えていく。一人でも多く当選させたい」と意気込む。だが、橋下氏引退後の存在感低下は避けられていない。旧みんなの党代表の渡辺喜美氏や旧民主党出身者らも公認候補に取り込む苦肉の策で、自公でも民共でもない「第三極」としての生き残りを図る。

 選挙区は大阪など7選挙区で候補を擁立し、さらに数人増やす考え。特に大阪(改選数4)は本拠地だけに、公募で2人目擁立を目指す。比例代表は渡辺氏ら17人を公認している。大阪色が強い党名が全国に浸透するかがカギとなる。

                   ◇

≪社民≫

 いずれも比例代表で改選の吉田忠智党首と福島瑞穂副党首の2議席を死守するため、比例票250万票の獲得を目指す。だが党勢低迷から抜け出せず、1議席確保さえ危ぶまれている。

 国会議員は現在5人(衆院2人、参院3人)。今回の参院選で政党要件の「国会議員5人以上」を欠いても、平成25年参院選で得票率2%以上を達成しており政党要件は失わない。しかし、吉田氏の民進党との合流発言の余波がある上、他党との統一名簿方式も頓挫。前身の社会党結党から約70年の歴史を誇る護憲政党は瀬戸際に立っている。

                   ◇

≪生活≫

 参院選は文字通り党存続をかけた戦いとなる。国会議員は現在5人(衆院2人、参院3人)だが、前回の平成25年参院選は政党要件の一つである「得票率2%以上」に届かなかった上、議席はゼロだった。

 今回も得票率2%以上か「国会議員5人以上」をクリアできなければ「政党」から陥落し、政党交付金を受け取れない事態になる。

 改選組2人のうち、岩手選挙区の主浜了副代表は家族の介護を理由に引退。後継の元県議は無所属の「野党統一候補」となり、生活の選挙区の公認候補はゼロになる可能性が高い。

1347チバQ:2016/05/23(月) 20:36:27
                  ◇

≪日本のこころ≫

 改選議員はおらず、これまでに愛知、広島、福岡の各選挙区に1人ずつ、比例代表には元衆院議員ら5人の計8人を公認した。今後も東京や千葉、埼玉など複数区での擁立を模索しており、大都市圏での票の掘り起こしで比例代表300万票の獲得を目指す。

 中山恭子代表は3月の党大会で「小さな政党だが、日本にとってなくてはならない党だと多くの人に知ってもらい、参院選に向け、全てをかけて戦っていきたい」と決意を表明。ただ、昨年12月に「次世代の党」から変更した党名の浸透が課題だ。

                   ◇

≪改革≫

 唯一の現職、荒井広幸代表の議席死守が最重要課題。政党要件を満たす得票率2%を超える比例票117万票を獲得した平成22年参院選並みの得票が目標。

 東京選挙区で女優の高樹沙耶氏を公認し、比例代表では荒井氏のほか元職の1人と新人4人を公認した。今月10日には東京都内で荒井氏と高樹氏がそろって街頭演説を実施。女優としての知名度を生かして高樹氏の当選を目指すとともに、比例票の底上げを狙う。

 荒井氏は安倍晋三首相と近いことから、水面下での政権側からの“助け舟”にも期待がかかる。

1348チバQ:2016/05/23(月) 20:36:43
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1605230009.html
【参院選・長野】民共蜜月! 共産党大演説会に元TBSの民進・杉尾秀哉氏が登壇 「安倍政権打倒に野党共闘が最大の武器になる」
09:29産経新聞

【参院選・長野】民共蜜月! 共産党大演説会に元TBSの民進・杉尾秀哉氏が登壇 「安倍政権打倒に野党共闘が最大の武器になる」
共産党大演説会では、野党統一候補の民進党・杉尾秀哉氏の似顔絵を掲げる参加者もいた=22日、長野県松本市
(産経新聞)
 長野県松本市の松本城公園で「共産党大演説会」が開かれ、参院選長野選挙区(改選数1)に出馬を予定する民進党新人で「野党統一候補」の元TBSキャスター、杉尾秀哉氏(58)も登壇した。杉尾氏が共産党主催の大々的な会合に出席し、支持を直接訴えたのは初めて。共産党にとってもタッグを組む杉尾氏を“身内”に事実上お披露目する場となった。

 強い日差しが注ぐ中、演壇となった共産党の選挙カーに杉尾氏のほか同党の市田忠義副委員長、比例候補予定者の武田良介、唐沢千晶両氏らが次々登場した。

 杉尾氏が「安倍政権打倒には野党共闘が最大の武器になる。まずは長野県で勝ち、1議席でも多く獲得して政権交代につなげたい」と呼びかけると、会場は大きな拍手に包まれた。市田氏は「杉尾氏の力強い演説にほれぼれした。勝利のために党の死力を尽くして支える」と応じ、「民共」の“蜜月”ぶりをアピールした。

 この日は約3000人(共産党発表)の同党員・支持者らが集結し、会場となった国宝のお堀近くが異様な空気に包まれた。松本城公園内の一般通路や市博物館の敷地にもあふれた参加者たちが繰り返す「戦争法廃止を」「立憲主義回復を」の叫び声に、休日を楽しむ市民や内外の観光客がけげんな表情で通り過ぎて行く光景も見られた。

1349チバQ:2016/05/23(月) 20:38:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1605230006.html
【参院選・東京】ライバルは“身内”にあり…2議席目に苦しむ民進・自民
07:59産経新聞

【参院選・東京】ライバルは“身内”にあり…2議席目に苦しむ民進・自民
安全保障関連法に反対する学生グループ「SEALDs(シールズ)」のメンバーらが参加した集会で演説する民進党の小川敏夫参院幹事長=22日、東京都杉並区(早坂洋祐撮影)
(産経新聞)
 初夏の日差しに包まれた東京都杉並区。夏の参院選で、東京選挙区から4選を目指す民進党の小川敏夫参院幹事長は22日、安全保障関連法廃止を求める学生グループ「SEALDs(シールズ)」が参加する対話集会で熱弁をふるった。

 「若い人に行動していただけるのは本当に感激している。若い人に負けずにみんなで頑張って声を上げ、悪い政治にははっきりノーと示さなくてはいけない」

 集会では、民進党の菅直人元首相らがシールズと共闘するドキュメンタリー映画も流され、共闘ぶりが盛んにアピールされた。

 小川氏はこれまでの選挙戦で、旧民主党衆院議員の個人組織や、党最大の支持団体である連合などと連携。知名度が高く浮動票狙いの蓮舫代表代行とすみ分け、組織票を徹底的に固めて議席を守ってきた。

 そんな小川氏が、今回はなぜ無党派層狙いとも取れる動きを強めるのか。

 「平成22年参院選では、都内に25ある衆院選挙区の大半に民主党の衆院議員がいた。昇り竜のようだったかつての民主党のような勢いは、今はない」

 小川氏は自嘲気味に環境の厳しさを打ち明ける。旧民主党は25年参院選で東京の議席を失い、勢いの陰りは隠しようがない。今回の小川氏の動きは挽回のための「窮余の一策」なのだ。

 さらに小川氏を実質的に苦しめるのが、今回も若手候補を擁立する共産党の動きだ。両党は全国の改選1人区で共闘を進めるだけに、東京の有権者には両党の違いが分かりづらい。

「一緒に議席取る」

 「若い世代を代表して、政治を変える先頭に立って頑張ります。野党共闘を呼びかける共産党を大きく伸ばしてください」

 20日夕、共産党新人の弁護士、山添拓氏はJR立川駅前の街頭演説で、若さと野党共闘の意義を訴えた。

 山添氏は被選挙権を得たばかりの31歳。25年参院選で、30歳ながら12年ぶりに東京で共産党として当選した、吉良佳子参院議員とイメージが重なる。

 山添氏は、毎回の演説に若者問題を必ず取り入れる。陣営幹部は「共産党の支持層は高齢化しており、積極的に若者票の開拓を進める狙いもある」と語る。

 山添氏は小川氏ら他の野党候補について「ライバルというより一緒に議席を取る関係」と指摘。民進党批判は封印し、陣営は「東京の6議席中、安全保障関連法の反対勢力で4つ取る」と目標を掲げる。小川氏の陣営も「共産党との違いより、戦うべき与党との違いを際立たせる方が大切だ」と語るが、山添氏とのはざまで埋没感は否めない。

1350チバQ:2016/05/23(月) 20:38:57
埋没感を強く警戒

 一方、自民党でも埋没感を警戒する候補がいる。3選を目指す中川雅治元参院議院運営委員長だ。

 17日に東京・新橋で開かれた中川氏の事務所開きは、自民党の支持団体幹部など数百人でごった返した。事務所の壁面は、各団体の推薦状などがびっしりと貼られていた。

 「政治の安定が日本の将来にとって何よりも必要」

 中川氏は事務所開きで、今回の参院選の意義をこう強調。同席した下村博文党総裁特別補佐は「47都道府県で最も恵まれている候補だ」と持ち上げたが、直後に森喜朗元首相が「選挙はいつも厳しいものだ」と楽観ムードをたしなめた。

 自民党幹部は「東京で知名度の高い2人目の公認候補を擁立するメドが立った」と打ち明けるが、擁立発表は6月まで遅らせる方針だ。党幹部は「中川氏が支持団体票を固めるまで待つ」と戦術を語る。

 自民党が慎重な態度を取る背景には、19年参院選の苦い経験がある。当時は組織票中心の保坂三蔵元経済産業副大臣と新人だった丸川珠代環境相を擁立したが、結果は保坂氏が落選。党東京都連幹部は「保坂氏の当選は堅いと繰り返し報じられ、組織の動きが鈍った」と振り返る。

 東京では、公明党も竹谷とし子参院議員が再選を目指し出馬するが、党の支持母体の創価学会幹部は「自民党を支援できるほどの余裕はない」とも強調する。

 党都連関係者は「自民の2人目が過剰に集票すれば中川氏の埋没感が高まり、野党候補と横並びになる」と指摘。東京では、安保関連法に賛成した日本を元気にする会の松田公太代表らも出馬するだけに「自民が2議席を当然視するのは早計だ」と戒める。(豊田真由美)

                   ◇

 ◇東京選挙区立候補予定者(1増・6-13)
 中川雅治 69 総務会長代理 自(細)現
 小川敏夫 68 元法相    民   現
 蓮舫 48 党代表代行  民   現
 竹谷とし子 46 元財務政務官 公   現
 山添拓 31 弁護士    共   新
 増山麗奈 39 映画監督   社   新
 高樹沙耶 52 女優     改   新
 松田公太 47 元気会代表  諸   現
 鈴木信行 50 新風代表   諸   新
 マック赤坂 67 政治団体代表 諸   新
 佐藤香 48 女性団体代表 無   新
 鈴木達夫 75 弁護士    無   新
 横粂勝仁 34 元衆院議員  無   新

1351チバQ:2016/05/23(月) 20:50:48
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160523-00000018-pseven-soci
田中角栄長男・京氏 参院選出馬の意向について聞いた
NEWS ポストセブン 5月23日(月)16時0分配信

 出版業界はいま空前の「角栄本」ブームに沸いている──。昨年以降、田中角栄に関連する本やムックが相次いで出版された。

 ブームのきっかけとなったのが、〈できることはやる。できないことはやらない。しかし、すべての責任はこのワシが負う。以上!〉などの名台詞を収録した『田中角栄100の言葉 日本人に贈る人生と仕事の心得』(宝島社)だ。

 さらに若手議員時代は「反田中」の急先鋒とされた作家・石原慎太郎氏(83)が一人称で角栄を描いた『天才』(幻冬舎)もベストセラーになり、それぞれ50万部を突破するという脅異の売り上げを記録している。

 このブームの波に“相乗り”しようとしている男がいるという。角栄と神楽坂の芸者の間に生まれた長男・田中京氏(64)だ。京氏は幼い頃、角栄に後継者として期待されるなどかわいがられたが、正妻の子である長女・真紀子氏に遠ざけられ、表舞台に出ることはなかった。その京氏が政界進出に乗り気になっている、ともっぱらの噂なのだ。政界に詳しいベテランジャーナリストは話す。

「実は京氏は7月の参院選出馬を狙っていて、今年に入ってから角栄氏の顔が利く中国絡みの集まりに頻繁に顔を出すなど活発に動いている。自民党の公認を得るべく、自民党の大物議員にも会いに行っている」

 ただし、「東京育ちの彼は角さんのお膝元の新潟に縁がなく、地盤がない。経営していた飲食店が倒産するなど、金銭トラブルが過去に報じられたこともあり、厳しいでしょう」(同前)と甘くない。京氏に出馬の意向について聞いた。

「オヤジのあとを継いで日中友好のために活動はしていますが、出馬は考えていません。僕は政治があまり好きじゃないんですよ。が出ると周囲は単純に期待してしまうかもしれませんがね」

 と政界進出については否定しつつも、「実はオヤジについて書いた本を6月か7月に出す予定です」とさりげなく出馬ではなく出版を“事前運動”する京氏。

 妾の子にも深い愛情を注いだ角栄氏の“遺産”は没後23年経ったいまも効果絶大のようだ。

※週刊ポスト2016年6月3日号

1352チバQ:2016/05/23(月) 20:53:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160522-00010003-saga-l41
民進佐賀連、共産と「共闘」せず
佐賀新聞 5月22日(日)12時51分配信

県連幹事会 政策の違いで反発も
 民進党佐賀県連は21日、常任幹事会を開き、夏の参院選佐賀選挙区(改選1)で共産党と選挙協力する「共闘」をしない方針を決めた。野党の候補者一本化は今後、共闘を呼び掛けている共産党の対応が焦点になる。ただ、共産党は野党間の協議をせずに候補者を取り下げることには否定的で、統一候補を巡る動きは混迷を深めそうだ。

 常任幹事会では、共闘の必要性を訴える声がある一方、共産党との政策の違いなどから従来の支持者が離れる懸念で共闘に反発する声が多く上がった。

 会議後の会見で県連代表の大串博志衆院議員は、共産党との共闘について「選挙事務所を同じにしたり、同じ集会を一緒に持ったりして、党と党が手を取り合ってやるイメージの共闘はしない」と明言した。全国で1人区の共闘が進む中での決定に、「それぞれの県にはそれぞれの事情がある」と語った。

 一方で、「安倍政権の暴走を止める」目標に向け「右から左まで幅広い支援を広げることは必須。一致している部分はあるので努力は続けたい」と候補者一本化には含みを持たせた。今後、共産党と協議のテーブルに着くのかどうかも含め「内部で話し合っている状況は続いており、分からない」と繰り返した。

 今回の決定に共産党県委員会の今田真人委員長は取材に「野党が分裂していては勝てない」と戸惑いを示し、「候補者と会わずに、自主的に引くことはあり得ない。正式な話を待つだけ」と述べた。共産党は昨年末、党公認の上村泰稔氏(51)を擁立しつつ、安保関連法廃止を公約に掲げることを条件に候補を取り下げる方針も決めている。

 民進党は10日、元参院議員の中村哲治氏(44)が党公認として立候補することを表明、連合佐賀と社民党が推薦を決めた。佐賀選挙区では他に、自民党現職で内閣府副大臣の福岡資麿氏(43)=佐賀市・1期、政治団体幸福実現党新人の中島徹氏(41)=佐賀市=が出馬を表明している。

1353チバQ:2016/05/23(月) 21:03:48
http://www.sankei.com/politics/news/160523/plt1605230036-n1.html
2016.5.23 20:32

三重は民進現職に一本化 参院選で共産取り下げ

 民進、共産、社民各党の三重県組織は23日、夏の参院選三重選挙区(改選数1)で、民進党現職の芝博一氏(66)に野党候補を一本化することで合意した。共産党県委員会は新人の釜井敏行氏(34)の擁立を取り下げ、比例代表の候補にすると発表した。32ある1人区の野党候補の一本化は佐賀選挙区を残すのみとなった。

 3党と野党共闘を呼び掛ける県内の市民団体は同日、安全保障関連法廃止を柱とした政策協定書にそれぞれ調印した。共産、社民両党は芝氏を応援するが、党としての推薦や支持は見送る方針。

 民進党県連副代表の三谷哲央県議は記者会見で「安倍政権の暴走阻止のため、それぞれの立場で、芝氏の当選に向けて進みたい」と話した。

1354チバQ:2016/05/23(月) 21:34:35
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201605/0009113545.shtml
2016/5/23 21:05神戸新聞NEXT

参院選兵庫選挙区 自民県連、公明と協力に拒否感
 夏の参院選兵庫選挙区で、競合する公明党候補への推薦を決めた自民党本部の対応を巡り、自民党兵庫県連の役員らが23日、会見を開いた。かねて県連の地方議員を中心に反発があったが、あらためて「公明を支援する余裕はない」と選挙協力への拒否感を表明。「対野党」で中央では結束を強める両党だが、兵庫での亀裂の深まりを示す格好となった。

 今夏から改選数が1増となる兵庫選挙区では、公明党が24年ぶりに候補擁立を決定。現職の自民、民進両党のほか、共産党や、おおさか維新の会なども公認候補を立て、激戦の様相を呈している。

 自民党本部は3月下旬、全国32の改選1人区を中心に公明から推薦を受けるかわりに、兵庫など5選挙区で公明への推薦を決めた。

 会見は自民の兵庫県議、神戸市議ら6人が出席。安倍晋三首相と公明候補の写真が刷られた街頭ポスターなどについて「公明側は『党本部同士が決めたこと』と言うが、行き過ぎだ」「自民支持者にも、余裕があるように誤解される」とした。

 また長年、公明との協力関係から候補擁立を見送っている衆院兵庫2区(神戸市兵庫、長田、北区)と8区(尼崎市)に、次回選挙では候補を立てる用意があることも明かした。(黒田勝俊)

1355チバQ:2016/05/23(月) 21:35:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_all/article/247089
1人区、争点隠す与野党 改憲、原発…共闘に影 九州の選挙区
2016年05月23日 16時42分

 夏の参院選は、九州の改選1人区で野党候補が一本化して自民候補と争う構図がほぼ固まった。野党側は安全保障関連法の廃止をよりどころに政権批判票の取り込みを狙うが、原発や環太平洋連携協定(TPP)などに対する立場の違いは脇に置いたまま。アベノミクスなど政権の「実績」を前面に掲げる与党側も、安倍晋三首相が「悲願」とする憲法改正を持ち出すことには慎重だ。与野党ともに機微に触れるテーマは避けたい「争点隠し」の思惑が透ける。

 「鹿児島の政治史上、歴史的快挙」「安倍政権打倒に向けた大きな一歩だ」。全国で唯一、原発が稼働する鹿児島県では、民進、共産、社民各党の統一候補が実現。記者会見で各党幹部は高揚気味に自賛の声を上げたが、自ら原発問題に触れることはなかった。

 候補者となる無所属新人は、九州電力労働組合を抱える連合鹿児島の出身。川内原発の停止、即時廃炉を訴える共産県委員会の野元徳英委員長は、立場の違いを会見で問われ「今の日本政治に必要なのは、憲法に基づいた政治運営をしていくことだ」と述べるにとどまった。

 九州での野党候補の一本化は、政策合意書や確認書といった文書を交わし、民進か無所属の候補に一本化し共産が擁立を見送る形をとるが、文書は「安保法反対」などの「最大公約数」的な内容にとどまる。「原発などに触れると共闘が崩れかねない」(鹿児島県の民進関係者)事情があるからで、同県の政策合意書は九州有数の農業県にもかかわらず、TPPについても何ら触れていない。

 具体的な共闘態勢づくりを巡っても、各地で互いの距離感が露呈している。

 共産からの候補者一本化の申し入れを受け入れる方針を確認していた民進佐賀県連は21日、常任幹事会での正式決定を見送った。選挙事務所を同じにしたり、ともに集会を開いたりという「共闘」では保守票が離れることを懸念する異論が噴出したためだ。

 民進新人に一本化した長崎でも、同党県連が「共同候補」の名称にこだわる。「統一候補だと共産党も選対に入れないといけない」(県連幹部)などの理由からだ。長崎や鹿児島では、候補予定者側が推薦を求めないにもかかわらず、共産の県委員会が推薦を決定。一方、宮崎では民進側の「緩やかな連携」の求めに応じて推薦を見送るなど、共産側の対応もまちまちとなっている。

    ◆    ◆

 「アベノミクスの効果は宮崎でも一定の評価をいただいている」。宮崎市で14日に事務所を開いた自民現職は、あいさつの大半を経済政策や熊本地震への対応に割き、憲法改正には触れずじまいだった。

 ほかの5選挙区でも、憲法改正を前面に出して訴える自民候補はいない。「野党の『戦争法案』『立憲主義の破壊』というレッテル貼りに付き合う必要はない」(大分県の新人の後援者)。野党の土俵に引き込まれることを避ける判断だ。

 一方で、全員が推薦を受けている公明への配慮ものぞく。「仮に9条改正を主張してくれば政権離脱だ」(公明関係者)との警戒感は強く、「首相が改憲への意欲を語っているだけ。国民的な盛り上がりにもなっておらず、言及する意義はない」(長崎県連関係者)とやり過ごす構えだ。

 6選挙区では、政治団体「幸福実現党」が新人の擁立を発表している。


=2016/05/23付 西日本新聞朝刊=

1356沖縄無党派:2016/05/24(火) 16:46:13
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052400581&amp;g=pol
参院埼玉に新人=おおさか維新

 おおさか維新の会は24日、夏の参院選埼玉選挙区に新人で飲食店経営の沢田良氏(36)を擁立すると発表した。 (2016/05/24-15:21)

1357チバQ:2016/05/24(火) 20:05:38
http://www.sankei.com/politics/news/160524/plt1605240050-n1.html
2016.5.24 18:51
【2016参院選】
北海道選挙区に政治団体「支持政党なし」の会社員が出馬

 政治団体「支持政党なし」の北海道地区代表で会社員の中村治氏(63)が24日、夏の参院選北海道選挙区(改選数3)に立候補すると表明した。中村氏は「選挙に関心を持ってもらい、投票率を上げたい」と述べた。

 支持政党なしは、平成26年12月の衆院選比例代表北海道ブロックで、社民党の約5万3千票を上回る約10万票を獲得して話題を呼んだ。

1358チバQ:2016/05/24(火) 20:06:50
http://www.asahi.com/articles/DA3S12372808.html
(2016参院選 注目区から)「復興加速化」訴え苦慮 福島選挙区
2016年5月24日05時00分
 2011年3月の東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から5年余り。参院選福島選挙区(改選数1)は自民、民進両党の現職が激突。政権を担った両党の「復興と原発」のこれまでと、これからを問う選挙となりそうだ。

 「政権を奪還し、目に見える形で復興が進んできた」

 自民党現職、岩城光英氏は4月下旬の事務所開きで、「復興加速化」に胸を張った。応援弁士からは震災復興の「評価を決する戦いだ」との声が飛んだ。

 ■「実績」PR合戦

 岩城氏は現職の法相でもあり、選挙準備は自民福島県連が下支えしている。事務所の出入り口付近に積まれた県連の政策パンフレットには、復興公営住宅の整備や除染の進捗(しんちょく)といった「実績」がズラリと並ぶ。自民は震災から1年9カ月後に政権に復帰。「政権に返り咲いてから復興は飛躍的に改善した」(市議)との声が上がる。

 岩城氏が演説で強調しているのは「オール福島」という言葉だ。東電による賠償額は地域によって異なり、住民間に「分断」を生む一因とされてきた。岩城氏はこれを「農林水産、商工業の再生」「スポーツの振興」などを通じ、「被災者の自立」につなげたいと訴えている。避難区域や賠償の縮小を目指す安倍政権の方針に沿ったものでもある。

 復興の「加速化」は、東電による賠償や国の財政支援が徐々に減っていくことと裏腹の面がある。

 たとえば福島県が12年10月から始めた18歳以下の県民医療費無料化。当初は国が支援する基金を活用していたが、13年度からは県が年約35億円の費用を負担。国会でも福島選出の森雅子氏が「なぜ支援を打ち切ってしまうのか」と食い下がったが、政府側に「特定の県の住民のみ無償化するのは難しい」とかわされた。

 こうした点について、民進党現職の増子輝彦氏の陣営は批判の矛先を向ける。5月14日、増子氏を支援する共産党の演説会で、穀田恵二国会対策委員長は「賠償打ち切りは許せない」と批判。増子氏も「自民党候補が勝てば、今の自民党の政策でいいんだと容認することになる」と述べた。

 原発事故後、増子氏は与党議員として、地元の要望を政権中枢につなぐ「パイプ」役を果たしたため、やはり「実績」が売りだ。

 「新しくいいものができた」

 5月13日、国見町であった国政報告会で増子氏は、地震で壊れた町庁舎の再建で、従来は認められなかった国の支援に道筋を付けたことを強調した。予算化は安倍政権になってからだが、同席した町長は「(事故)当時の政権与党の支援のお陰だ」と謝意を示した。

 建設業協会や医師会、歯科医師会、遺族会といった本来は自民系の団体にも増子氏を推薦する支部がある。

 ■実感乏しい現場

 しかし、被災地には「加速化」の実感がなかなか広がらないのも現実だ。典型例が、除染で出た汚染土の処分問題。中間貯蔵施設の建設が遅れ県内各地からの搬出が進まない。施設に運ぶまでの仮置き場も住民の反対で設置ができず、自宅の庭に埋まったまま――という光景が広がっている。

 13年11月まで福島市長を務め、民主、自公両政権と復興に取り組んだ元自民党福島県議、瀬戸孝則氏は「政権交代で復興が加速化したとは思わない。それほど放射能災害への対応は難しい」と言う。震災後に政権を担ったどちらの政党も越えられていない課題が残っているのだ。

 増子氏は自民との違いを出すため、党公約でもある「2030年代原発ゼロ」を強調する構えだ。演説会では「(福島県内の原発)全基廃炉を実現しよう」とも主張した。

 だが、県内の全原発廃炉は、自民福島県連も主張しており、両陣営に差はない。民進は原発再稼働を容認した過去があり、共闘を組む共産、社民両党との温度差も否めない。

 (鹿野幹男、伊沢健司、関根慎一)

 ■福島選挙区

 (改選数1。敬称略。カッコ内数字は当選回数。)

岩城光英 66 自現(3) 法相

増子輝彦 68 民現(2) 〈元〉経産副大臣

矢内筆勝 54 諸新    幸福実現党役員

1359チバQ:2016/05/24(火) 20:07:44
http://www.sankei.com/politics/news/160524/plt1605240032-n1.html
2016.5.24 11:36
【参院選・山形】
TPP、与野党明暗 農家、根強い不信感

夏の参院選は、東北地方の自民党候補が苦戦する傾向が目立つ。背景にあるのは、昨年大筋合意した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に対する農家の根強い不信感だ。

 ◆JA幹部でも苦戦

 サクランボの王様「佐藤錦」の産地で知られる山形県上山市。参院選山形選挙区から初出馬する自民党の月野薫氏は21日早朝、同市の選対事務所に地元農家ら約30人を集め、月野流の農業政策を説いた。

 「各地の課題は同じ県内でも異なる。農業の現場を直接見てきた私は、地域に軸足を置く政治を目指す」

 月野氏は全国農業協同組合連合会(JA全農)の元山形県本部副本部長。自民党県連が月野氏を擁立したのは、TPPをめぐりJAの政治団体・県農協政治連盟(農政連)と続けてきた対立を終わらせるためだ。

 県農政連は平成25年の参院選で、今回野党の統一候補として出馬する舟山康江元参院議員を推薦した。舟山氏は落選したが、当選した自民党の大沼瑞穂氏に約2万票差まで迫った。共産党候補の約3万票を加えれば、舟山氏が逆転した計算になる。

 県内にはJA正准組合員約15万人がおり、県農政連は絶大な集票力を持つ。長年国政選挙で自民党候補を推薦したが、民主党政権の22年参院選は自主投票。25年参院選はTPP交渉参加を決めた安倍晋三政権に猛反発し、大沼氏の推薦依頼を断った。以後、両者の冷戦は尾を引いていた。

 両者の橋渡し役を担う月野氏は「TPPを批判するだけではだめ。山形のためにどうすればいいのか、現場の声を直接国に届ける」と訴え、農家を細かく回る。ただ、自民党が先月行った世論調査は「舟山氏が月野氏に大差をつけた」(党県連幹部)といい、支持はなかなか拡大しない。

 山形は全国的にみてもTPPの影響が大きい。例えば生産量全国一を誇るサクランボの関税率(8・5%)は、TPP発効後に段階的に下げられ、6年目に撤廃される。年間の国内生産量1・9万トンに対し輸入量は1万トンもあり、影響は座視できないのだ。

 政府が聖域を守ったとうたう県内のコメや畜産農家も、支援の動きは鈍い。自民党の山形県議は「政府の農業対策や農協改革の真の狙いを説明するが、簡単に通じない」と頭を抱える。

◆交渉の過去触れず

 「TPPで国のあり方がすべて壊されるようなことは阻止する。間違った政権にブレーキをかける」

 舟山氏は21日、JR山形駅前で街頭演説に立ち、TPPで大筋合意した安倍政権を執拗(しつよう)に攻撃した。

 共産党の小池晃書記局長も駆けつけ、「自国民が食べる食料は自分たちで作る。国の形を破壊するTPPをストップさせる」と強調。沿道には同党支持者が頻繁に掲げる「アベ政治を許さない」のプラカードが林立した。

 舟山氏はかつて旧民主党に在籍し、TPP交渉参加を最初に言い出した菅直人政権で農林水産政務官を務めた。だが今の舟山氏は往時の経緯を口にせず、反TPPを声高に叫ぶ。

 TPPは昨年10月に大筋合意し、自民党には反TPP熱の沈静化を期待する向きもあった。ただ今国会でTPP承認案と関連法案の成立が見送られ、舟山氏を支援する農業関係者は「巻き返すチャンスができた」と逆に追い風を感じる。

 県農政連は17日、TPPの国内対策のあり方などに関する質問状を山形選挙区の各参院選候補に送付。回答を見て、30日に推薦者を決めるという。自民党県連幹部は「今回は月野氏を推薦するだろう」と期待するが、不安感は消えないままだ。(力武崇樹)



 ◇山形選挙区立候補予定者(1-3)

 月野薫 60 元会社社長  自 新 【公】
 城取良太 39 元会社員   幸 新
 舟山康江 49 元農水政務官 無 元 【民】【共】【社】

1360チバQ:2016/05/24(火) 20:08:35
http://www.sankei.com/west/news/160524/wst1605240054-n1.html
2016.5.24 15:45

余裕ない? 参院選で自公協力「難しい」 自民党兵庫県連が見解

 今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)をめぐり、自民党兵庫県連は23日、党本部が推薦を決定した公明党候補への選挙協力について、「県連としては自民党候補の支援に精いっぱいで、協力は事実上、困難」とする見解を示した。県連の山本敏信幹事長らが、神戸市内で会見して明らかにした。

 自民党は3月、参院選の兵庫など5選挙区で、公明党の公認候補への推薦を決定。兵庫選挙区では、自民党は現職の末松信介氏(60)、公明党は新人の伊藤孝江氏(48)の擁立を決めている。

 山本氏は会見で、公明党候補への推薦を「否定するものではない」としながらも、「兵庫選挙区は、おおさか維新や民進などが強力な候補を立ててくる。厳しい戦いの中、協力する余裕がない」と説明。党本部には県連として公明党との選挙協力は難しいと伝えたという。

1361チバQ:2016/05/24(火) 20:12:32
http://www.sankei.com/region/news/160524/rgn1605240034-n1.html
2016.5.24 07:07

米長氏、参院選に無所属で出馬表明 与野党の対決構図に影響も
3年前の参院選にみんなの党から立候補して落選した元参院議員、米長晴信氏(50)は23日、甲府市内で会見を開き、夏の参院選に無所属で立候補すると正式に表明した。「議員経験を生かし、国と県のパイプ役を果たしたい」と抱負を述べた。

 参院選には、自民党公認で公明党が推薦する高野剛氏(67)▽民進党公認で野党統一候補の宮沢由佳氏(53)▽幸福実現党公認、西脇愛氏(31)-の3人の新人も立候補を表明している。

 米長氏は、自民、民進両党の公認候補らとの選挙戦を「本当に厳しい選挙」とするが、「両候補にない6年間の国会議員の実績を生かしてほしい」という支持者の声に押され、立候補を決めたとしている。

 政策面では、リニア関連の開発に伴う「マスタープラン」を立てるほか、旧民主党離党のきっかけとなった消費税率引き上げに関しては、「現行税法が社会保障の部分できちんとできているかのチェックを含め増税議論をすべきだ」との考えを示した。

 各候補も今後、動きを活発化させる。自民の高野氏は28日に選挙対策本部を発足し、6月3日には昭和町内に選挙事務所を開設する。4、5日には県内7カ所で遊説し、7日には同町内で約170の支持・友好団体が参加し、「元気やまなし絆の会」の決起集会を開催する予定だ。

 複数の自民関係者は「米長氏参戦で民進票も減るはずだが、自民票がどのくらい取られるかにも注視している」と警戒感を高める。

 民進の宮沢氏は連合所属の単組などの会合に出席を重ねるほか、JR酒折駅前などで大学生の帰宅時間に合わせて若年層へ支持を訴える。「輿石(東・参院副議長)さんの後継として地盤を引き継ぎつつ、女性票、若者票などに食い込めれば勝機はあるはず」(総合選対本部担当者)としている。

 幸福の西脇氏も27日、JR甲府駅南口で党本部の加藤文康幹事長と街頭演説し、核兵器保有による国防力強化などを訴える。6月1日をめどに甲府市中小河原の県本部近くに選挙事務所を開設し、公示日に決起集会兼出陣式を行う。

1362チバQ:2016/05/24(火) 20:12:54
http://www.sankei.com/region/news/160524/rgn1605240028-n1.html
2016.5.24 07:05

「民共」連携に自公警戒 くすぶる「同日選」に各党苦慮 栃木

反応

反応



 夏の参院選で予想される公示日まで1カ月を切り、各陣営は準備作業を加速させている。ただ、衆参同日選の可能性がくすぶるだけに、両にらみを余儀なくされるなど関係者は気もそぞろだ。野党統一候補を推薦する民進、共産の両党は同日選の場合、衆院選挙区の調整も進めており、自公は警戒感を強めている。 (楠城泰介)

 参院選は、自民現職の上野通子氏(58)に民進、共産などが推薦する無所属新人の田野辺隆男氏(56)が挑む構図。幸福新人の三觜(みつはし)明美氏(54)も立候補を予定している。

 「同日選の可能性はいったんしぼんだが、また高くなってきた。準備を始めた」

 予想される参院選の公示まで1カ月を切っても定かでない同日選の準備に振り回される状況に、自民党県連の幹部は頭を悩ませる。参院選の態勢にも影響するからだ。

 上野氏の陣営は、自公の組織票に加え、前回、前々回の参院選で20万票以上を獲得した旧みんなの党票に的を絞る。4月には旧みんな系県議も含めた自公県議らとの「議員の会」を設立し、旧みんなの渡辺美知太郎参院議員も自民会派入りの意向を表明するなど、優位に進める。

 ただ、共産党が次期衆院1区での擁立見送りを検討するなど、「民共」の協力関係は想像以上に進んでいるようで、「なりふり構わずは怖い」(自民党県連幹部)と動向を注視する。

 一方、民進党の県連幹部は、同日選がある場合の対応について、「運動量が変わるし、態勢も組み直さないといけない。ただ、準備しないわけにもいかない」と苦慮する。

 田野辺氏の陣営は、反安倍晋三政権で一致する野党の結集に力を入れ、市民団体とも連携するが、新人ゆえに知名度アップに躍起だ。

 陣営内では、確執のある民進党最大の支持団体の連合と共産党の連携に懸念もあったが、選対には共産関係者を入れないことですみ分け。浮動票の獲得に全力を注いでいる。

 民進県連幹部は「共産党との連携は問題なく順調だ。4月までは、軍艦(上野氏)と小舟(田野辺氏)だったが、どんどんスケールアップしている」と民共連携に自信をみせた。

 投開票は7月10日が有力で、通常なら公示は6月23日だが、沖縄戦終結の「慰霊の日」を避け、政府・与党は22日で調整中だ。

1363チバQ:2016/05/24(火) 20:13:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201605/20160524_31006.html
<参院選岩手>4野党が知事に支援要請


野党4党幹部から木戸口氏支援の要請を受ける達増知事(右)
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 夏の参院選岩手選挙区(改選数1)で、達増拓也知事の元政務秘書木戸口英司氏(52)を統一候補として擁立する野党4党は23日、達増知事に支援を要請した。知事は「岩手から日本を変えるためにも一緒に頑張りたい」と述べ、協力を約束した。
 野党各党の県組織幹部が県庁を訪問。代表して生活の党県連の佐々木順一幹事長が「知事にも仲間の一人として力添えを頂きたい」と要請した。
 達増知事は野党各党の支援を受けた昨夏の知事選を振り返り「県民党的な結集に力を発揮してくれた木戸口氏は、かけがえない友人。一緒に頑張る気持ちでいる」と語った。
 知事はまた、同日の定例記者会見で木戸口氏との関係を「一心同体」と述べ、「知事選は私がコインの表、木戸口氏が裏だった。今度はコインをひっくり返して戦う」と全面支援の姿勢を強調した。
 木戸口氏が小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)の秘書だったことにも触れ「改革の政治の本流の中で政治に取り組んできた。人と人をつなぐ手腕がある」と評価した。
 同選挙区には、自民党が2013年参院選に続き元慶大ラグビー部監督田中真一氏(49)を擁立する。幸福実現党県副代表石川幹子氏(51)も立候補する。


関連ページ:岩手政治・行政参院選とうほく
2016年05月24日火曜日

1364チバQ:2016/05/24(火) 20:14:03
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/news/20160523-OYTNT50205.html
3人区に8人が名乗り 福岡選挙区 参院選公示まで1か月
2016年05月24日
立候補予定者の街頭演説を聞く有権者ら(福岡市・天神で、画像の一部を修整しています)
立候補予定者の街頭演説を聞く有権者ら(福岡市・天神で、画像の一部を修整しています)

 夏の参院選の公示まで約1か月となった。福岡選挙区(改選定数3)では、これまでに8人が出馬に名乗りを上げている。1増となった議席を巡り、焦点は与野党での過半数争い。ただ、各党の思惑は様々で混戦の様相を呈している。

 「1票の格差」を是正する公職選挙法の改正に伴い、福岡選挙区の改選定数は従来の2から3に増える。これまでに主要政党などの公認を得た8人の擁立が発表された。自民、民主(現民進)の両党で議席を二分してきた構図は崩れ、与野党によるしれつな過半数争いが予想される。

 自民党は再選を目指す大家敏志氏(48)が、70万票での「トップ当選」(県連幹部)に挑む。民進党は現職の大久保勉氏(55)の不出馬に伴って、元民放アナウンサーの古賀之士氏(57)を公募で選んだ。公明党は改選定数1増を受け、24年ぶりに候補を立てた。自民党の推薦も得て、元外務省職員の高瀬弘美氏(34)で臨む。共産党は党県平和部長の柴田雅子氏(32)を擁立し、議席獲得を狙う。

 おおさか維新の会は人材紹介会社員の森上晋平氏(32)、社民党は元高校教諭の竹内信昭氏(63)、日本のこころを大切にする党はNPO理事長の石井英俊氏(39)、諸派の幸福実現党は党員の吉冨和枝氏(57)の公認をそれぞれ決め、選挙戦の構図がほぼ固まった。

■与党は足並みに乱れ

 自民党県連は、大家氏の選対本部長に麻生副総理・財務相を迎えた。水面下でくすぶっていた2人目の候補者擁立は立ち消えとなり、党本部の指示で4月下旬になって大家氏の一本化で決着。公明党公認の高瀬氏を推薦することも、党本部主導で決まった。

 主戦論者の1人だった鳩山邦夫元総務相は20日、地元の久留米市で開いた集会で「候補者を見つけることができなかった」と打ち明けた。「公明は女性(候補)を出す。自民の推薦です。(自民と公明の)2人が勝てますように」とも述べ、与党で2議席獲得を目指す考えを強調した。

 ただ、公明党への推薦に、自民党県連は戸惑いを隠せない。

 公明党県本部は5月に入り、安倍首相と高瀬氏が並んだポスターの掲示を始めた。「自民に近い層の一部を取り込みたい」(幹部)として、自民党機関紙の号外にも高瀬氏を登場させた。

 一連の動きについて、自民党県連の幹部は「票の奪い合いではいけない」と会合の度に言及し、公明側をけん制。機関紙の内容にも「自民票が公明側に流れる。党員に見せられるはずがない」(県連関係者)との声も漏れる。現場での協力関係は見えにくい。

 一方で公明党県本部は、過去の衆院選で応援した自民党現職の一部に対し、高瀬氏の後援会申込書の配布や回収などを依頼。県本部の幹部は「汗をかいてくれた分だけ、衆院選でお返しをする」と含みを持たせ、対応を注視している。

 与党での過半数獲得を標榜する自民、公明の両党だが、選挙区での連携の成否はこれからの動きにかかっている。

1365チバQ:2016/05/24(火) 20:14:22
■野党共闘ならず乱立

 全国的に1人区で野党統一候補の擁立が進む中、3人区の福岡選挙区では野党が乱立。全国で五つある3人区の中でも、最も混戦となりそうだ。

 野党の主要政党が公認候補を発表していなかった昨年11月、安保関連法などに反対する市民団体「みんなで選挙ふくおか」が民主、共産、社民の3党に共闘を持ちかけていた。

 最近5回の参院選で、福岡の2議席は自民、民主の両党が独占。今回増える1議席を巡って、安保関連法への賛成派、反対派のどちらが勝つかを演出する狙いを立てていた。

 ただ、1人区で候補者を取り下げてきた共産党も「複数区では独自候補を立てる」とし、間もなく柴田氏の擁立を決めた。党県委員会の幹部は「選挙で競い合う中で票を伸ばし、自公に対抗していく」と訴える。

 民進党の公認は、昨年12月に発表した元民放アナウンサーの古賀氏で、知名度は高い。県連幹部は「現有議席の確保が最優先事項だ」として、野党共闘には終始消極的だった。

 一方、社民党は年明けの1月まで可能性を探った。九州を地盤とする吉田党首(全国比例)が改選を迎え、比例票の掘り起こしが必要。県連幹部は「統一候補とする人物次第では、竹内氏を降ろす考えはあった」と打ち明けるが、共闘の枠組みは整わなかった。

 市民団体の幹部は「民進党の候補が強く、そもそも他党の協力を得る必要がなかった」と、共闘が頓挫した要因を分析する。野党第1党を巻き込めなかったことが、立候補予定者の乱立を誘発した格好となった。

 今月に入り、おおさか維新の会が森上氏、日本のこころを大切にする党が石井氏の擁立を相次いで発表。幸福実現党の吉冨氏も含め、他党との施策の違いを訴える選挙戦を展開し、存在感を出していく構えだ。

2016年05月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1366チバQ:2016/05/24(火) 20:16:20
661 :チバQ :2016/05/24(火) 20:16:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160524ddlk02010239000c.html
<2016参院選>各陣営、臨戦態勢 「同日選」巡り戸惑いも /青森
12:18毎日新聞

 6月22日公示、7月10日投開票の日程で調整が進む参院選まで1カ月を切り、県内の各陣営は臨戦態勢に突入している。青森選挙区(改選数1)は自民党公認の現職・山崎力氏(69)=公明党推薦=と、民進党公認で共産党も支援する新人の田名部匡代・元民主党衆院議員(46)=社民党推薦=の事実上の一騎打ちになる見通しだ。一方、国会では消費増税先送りなどを巡り、衆院を解散して参院選と同時に衆院選も行う「衆参同日選(ダブル選)」の可能性も取りざたされている。仮に夏の同日選が見送られても、結局「年内解散」で数カ月先には衆院選が実施されるとの見方もあり、県内各陣営からは戸惑いも見え隠れする。【宮城裕也、佐藤裕太】

 ◇「すみ分け」に苦心

 今月20日午後、東京から青森市内の事務所に戻った自民の山崎氏は打ち合わせを済ませると、背広を着て早速支持者回りに向かった。国会会期末は6月1日だが、合間を見て頻繁に地元入り。同日選の可能性について山崎氏は「中央では『ダブルはないのでは』との臆測も出ているが、どちらになってもやることをやるだけ」と話す。

 衆院青森1〜4区全てで現職を擁する自民は、同日選になれば衆参両議員の連携で相乗効果が見込めるとの期待もある。一方、全県区の山崎氏が衆院の選挙区を回ることで、衆院議員側の印象が薄れることを懸念する声もあり、衆参双方の「すみ分け」は容易ではない。陣営関係者は「有権者に衆参の候補を区別させないといけない。衆院選挙区に入る時は気を使う。遊説日程の見直しも考える」と明かす。

 2014年12月の前回衆院選では、青森1区で自民の津島淳氏が6万6041票で当選したが、維新の党(当時)の升田世喜男氏が3787票差に迫り、升田氏の比例復活を許した。今回、民進と共産が参院同様に衆院選でも選挙協力すれば、升田氏に「共産票」が加わる可能性もあり、津島氏の当選も脅かされる。自民県連幹部は「選挙に奇策なんてない。組織を固めて政策を訴えるしかない」と気を引き締める。

 ◇「空白区」決まらず

 一方、民進の田名部氏陣営は「同日選になれば、参院単体での勝負より厳しくなる」と分析。県内全域に支部を張りめぐらせる自民に比べ、各地域で組織力に濃淡がある民進は自民ほどの相乗効果が期待できないからだ。

 民進は「衆院青森1〜4区全てに候補者を擁立したい」(田名部定男・民進県連代表)との方針で、1区に現職の升田氏、4区に県連幹事長の山内崇氏の出馬が予定されている。一方で2、3区は候補者が決まっていない。過去に3区で何度も自民現職の大島理森・現衆院議長に敗れている田名部氏は、今回の参院選くら替え出馬を決断する際、迅速に自身の3区の「後任候補」を考えるよう県連に要請。地方議員なども含め候補者の選考が急がれており、多くの県連関係者は「3区で出さない選択はない」との見方だ。

 一方、共産も衆院全選挙区で候補擁立の準備があるという。ただ、党本部で衆院選での選挙協力を模索する動きもあり、共産党県委員会の畑中孝之委員長は「できるだけ協力して一本化へ向かえれば」と話す。

 同日選の可能性が消えない中、まずは参院選に全力を注ぐ各陣営。青森選挙区からは幸福実現党新人の三国佑貴氏(31)も出馬を表明している。比例代表では、共産党新人の吉俣洋氏(42)が立候補する予定だ。

 ◇判断はサミット後

 政府・与党は参院選投開票日を7月10日とする方針で、公示日は6月22日で調整している。選挙期間は通常は17日間で、これを適用すると公示日は6月23日になるが、この日は沖縄戦の組織的戦闘が終結した「慰霊の日」に当たるため、1日前倒しする方向だ。

 安倍晋三首相は今月26、27日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)後、同日選に踏み切るかどうかを最終判断する見通し。公選法の規定では今国会会期末にあたる6月1日に衆院を解散した場合、7月10日の同日選が可能となる。

1367チバQ:2016/05/24(火) 20:16:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160524k0000m010104000c.html
<民進党>「統一名簿」で迷走 票が分散、再検討を求める声
00:16毎日新聞

<民進党>「統一名簿」で迷走 票が分散、再検討を求める声
比例統一名簿を巡る野党の構図
(毎日新聞)
 民進党は参院選比例代表の「統一名簿」構想に参加しない方針だ。衆参同日選になった場合、比例の投票先が混乱するとの判断からだ。一方、統一名簿を提唱した小林節慶応大名誉教授は政治団体を設立して立候補を表明。このままでは野党票が分散しかねず、再検討を求める声が党内でくすぶっている。【野口武則、松本晃】

 「小林氏が追い込まれて団体を立ち上げたら、選挙区の野党共闘の意味がなくなる」。10日の民進の常任幹事会で、北沢俊美元防衛相が執行部に対応を促した。9日に小林氏が政治団体「国民怒りの声」の設立を表明。岡田克也代表は黙ったままで、北沢氏が個別に小林氏と接触することになった。

 北沢氏は参院民進党の重鎮。党安全保障総合調査会長も務め、4野党が安保法廃止で共闘する足場を作った功労者が小林氏だとの思いがある。

 2013年参院選では、比例代表に日本維新の会など非自民勢力が乱立し、民主党(当時)は7議席に落ち込んだ。今回も同じ構図になれば、政権批判票が分散して「惨敗する」(北沢氏に近い議員)との懸念は強い。参院改選議員にも「票をどう増やすか考えるべきだ」と参加に前向きな声がある。

 北沢氏は19日、東京都内で小林氏と会談したが、平行線だった。小林氏は9日の記者会見で野党共闘が実現すれば立候補を取りやめる考えを示したが、岡田氏がその後に「(小林氏の出馬は)理解に苦しむ。話を聞くことはない」と発言。小林氏はこれに不満を示したという。

 岡田氏が統一名簿に否定的なのは、同日選になれば比例代表は衆院が「民進党」、参院が「さくらの木」(統一名簿団体の名称案)で争うことになり、分かりにくいためだ。岡田氏は「5割以上の確率で衆参ダブル選だ」と見て、準備を急いでいる。

 北沢氏は20日、民進の参院議員総会で「打開するために動かないといけない」と呼びかけた。岡田氏は23日、東京都内で生活の党の小沢一郎共同代表と会談。小沢氏も統一名簿を求めており、実現の可能性について意見交換したとみられる。

 ◇比例統一名簿

 参院選で複数の政党が一つの政治団体を結成し、各党の比例代表候補を一本化した名簿に登載すること。参院比例では1議席獲得するのに約100万票が必要で、議席に反映されない「死に票」が出やすい。統一名簿は小政党が票の受け皿を一つにまとめ、死に票を減らすメリットがあるとされる。1983年参院選で新自由クラブと社民連(いずれも当時)が統一名簿で1議席を獲得した例があり、当選後は元の所属政党で活動した。政治団体が統一名簿で戦うには、候補者10人以上で公選法上の確認団体となる必要がある。

1368チバQ:2016/05/24(火) 20:26:27
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1605240033.html
【2016参院選】おおさか維新、埼玉選挙区に新人擁立
16:09産経新聞

 おおさか維新の会は24日、夏の参院選埼玉選挙区(改選数3)で、新人の沢田良氏(36)を公認候補として擁立すると発表した。

1369チバQ:2016/05/24(火) 20:33:34
http://www.sankei.com/politics/news/160524/plt1605240039-n1.html
2016.5.24 16:40
【2016参院選】
新党改革、比例に2人


 新党改革は24日、参院選比例代表に会社役員の田中大助氏(62)、飲食店経営の福田晃三氏(39)を公認候補として擁立すると発表した。

1370沖縄無党派:2016/05/24(火) 20:34:53
http://www.sankei.com/politics/news/160524/plt1605240040-n1.html
新党改革、比例に2人

 新党改革は24日、参院選比例代表に会社役員の田中大助氏(62)、飲食店経営の福田晃三氏(39)を公認候補として擁立すると発表した。

1371チバQ:2016/05/24(火) 20:57:21
おおさか維新は
4人区の埼玉・愛知(減税との『ダブル公認』)・大阪に立ててるけど
東京には立てないんですかね?

松田公太なのか?

あとは近畿でも京都を立てるかどうか
(和歌山は立てても案山子でしょう)

1372さきたま:2016/05/25(水) 08:48:18
>>1371
わが埼玉は3人区なのです。
4人区だったらもっと面白いのですが…

1373チバQ:2016/05/25(水) 11:31:32
>>1372
あっ、失礼しました、、、

1374チバQ:2016/05/25(水) 21:11:53
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1605250028.html
【2016参院選】日本のこころ 東京選挙区に新人、鈴木麻理子氏擁立
17:44産経新聞

 日本のこころを大切にする党は25日、夏の参院選東京選挙区に、新人で会社役員の鈴木麻理子氏(31)を公認候補として擁立すると発表した。

1375チバQ:2016/05/25(水) 21:13:39
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160525ddlk44010302000c.html
<2016参院選・おおいた>与野党、運動活発化 公示まで約1カ月 一騎打ちへ前哨戦 /大分
13:19毎日新聞

 6月22日公示、7月10日投開票で調整が進んでいる夏の参院選。大分選挙区(改選数1)には、自民新人の古庄玄知(こしょうはるとも)氏(58)▽民進現職の足立信也氏(58)▽幸福新人の上田敦子氏(49)--が立候補を表明した。議席奪還を狙う自民に対し、民進、共産、社民の野党3党は足立氏に候補を一本化。事実上、与野党による一騎打ちとなる見通しだ。近づく本番に各陣営とも運動を活発化させ、前哨戦にしのぎを削る。【西嶋正法、池内敬芳】

 ◇古庄氏、知名度上げ議席奪還へ

 農業や商工、各種業界の96団体から推薦を取り付けた自民の古庄氏。新人ということもあり、知名度アップに力を注ぐ。

 衆院選とのダブル選も視野に入れ、県選出の衆院議員らが地元で開く集会に同席。「『ふるしょう』ではなく『こしょう』です。調味料のこしょうです」などと、ユーモアを交えて呼び掛け、自民支持層への浸透を図る。

 公明との関係も良好で、公明は古庄氏を推薦し、自民は県連レベルでは初めて九州を地盤とする公明の比例代表予定者を推薦した。古庄氏は5月、公明の集会に数回出席しており、「選挙区は古庄、比例は公明」とする協力関係を確認した。

 知名度を上げて組織を固め、議席奪還に挑む。

 ◇足立氏、共闘実現で支持層拡大

 3選を目指す足立氏は、県商工会連合会など約20の団体や連合大分の推薦を受ける。週末を中心に大分に戻り、各地でミニ集会を開催。2期12年の実績を強調する一方、4月の事務所開きでは「自民1強を崩すため、ウイングを広げて支援の輪を広げたい」と、幅広い支持獲得を目指す意気込みを見せた。

 野党3党は今月10日、野党5党首が合意した4項目を県レベルでも順守することを文書で確認、足立氏を「共同候補」とすることで合意した。野党共闘の実現で、これに伴い共産新人の山下魁氏(39)は大分選挙区から比例代表に転出。社民、共産とも足立氏のリーフレットを支持者に配るなどして「選挙区は足立氏」と、浸透を図っている。

 ◇ミニ集会重ねる 幸福・上田氏

 また幸福の上田氏は22日、大分市に後援会事務所を開設。ミニ集会などを重ね、教育の充実や経済成長、憲法9条改正を訴えている。

1376チバQ:2016/05/25(水) 21:14:28
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160525ddlk05010268000c.html
<2016参院選>任期満了まで2カ月 3氏出馬へ、前哨戦過熱 /秋田
11:12毎日新聞

 今夏に改選を迎える参院議員の任期満了(7月25日)まで2カ月に迫った。秋田選挙区(改選数1)では、これまでに自民現職の石井浩郎氏(51)、民進元職の松浦大悟氏(46)、諸派新人の西野晃氏(39)の3人が立候補を表明。公明は石井氏を推薦し、社民と共産は松浦氏の推薦を決め、対決の構図が固まった。各党の幹部が相次いで来県し、各氏への支持を呼びかけるなど、前哨戦が過熱している。【川村咲平】

 ◇「議席死守」訴え 自民・石井氏

 石井氏は国会審議の合間を縫って県内入りし、こまめに党の地域支部の会合に出席している。4月下旬には農業視察のため来県した小泉進次郎衆院議員も応援に駆け付け、国政報告会を開いた。5月14日には秋田市で事務所開きを行い、石井氏は「議席を死守する」と2回目の当選へ意気込みを語った。

 前回13年の参院選では自民候補を推薦した県農協政治連盟(県農政連)が6年ぶりに自主投票を決めるなど、票の行方には流動的な要素を含む。石井陣営は党県連会長の御法川信英衆院議員(秋田3区)が選対本部長を務め、党組織や県選出国会議員を動員して集会を開くなど、組織力を生かした選挙戦を進める方針だ。

 ◇4者連携が課題 民進・松浦氏

 松浦氏は、民進、社民、共産の3党と市民団体「安保法制廃止、立憲主義の回復を求める秋田ネット」(あきた立憲ネット)による4者協議を経て、「野党統一候補」としての出馬が決まった。

 陣営幹部は「各党、団体との調整や連携が大きな課題になる」と話す。松浦氏は社民や共産の関係者が出席する集会に積極的に顔を出し、「政党の枠を超えて、安倍政権にストップをかけたい」と訴える。

 24日には社民の又市征治幹事長が来県して開かれた演説会に参加するなど、他党との連携をアピールする「セット戦術」を展開する。選対本部には各政党、団体間の調整窓口となるポストを設け、垣根を払った運動を模索する考えだ。

 ◇党首迎え大会 幸福・西野氏

 幸福実現党の県本部副代表を務める西野氏は、前回13年の参院選に続き、2回目の立候補となる。消費減税による経済対策や憲法改正、道徳教育の充実を公約の柱に据え、5月上旬には釈量子党首を迎えて大会を開いた。

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 ◆参院選秋田選挙区

過去3回の各候補の得票数

<2007年> 

松浦大悟 無新 当319,631

金田勝年 自前  276,694

鈴木知  共新   38,394

<10年> 

石井浩郎 自新 当328,771

鈴木陽悦 民現  226,217

藤田和久 共新   36,320

<13年> 

中泉松司 自新 当260,846

松浦大悟 民現  194,497

佐竹良夫 共新   36,371

西野晃  諸新    6,736

 ※左から▽氏名▽党派▽現職・前職・新人の別▽得票数(数字の前の当は当選)。政党名は自=自民、民=民主(当時)、共=共産、諸=諸派、無=無所属

1377チバQ:2016/05/25(水) 21:17:07
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160525-134-OHT1T50009.html
7月参院選へ「1強」自民党に立ちふさがる「9年目のジンクス」
07:10スポーツ報知

 内閣支持率は40%台をキープし、7月の参院選へ「1強」状態の自民党。だが党関係者の間では「9年目のジンクス」がささやかれている。1989年以降、9年おきに自民党が大敗し首相交代が続いた。今年はその敗北する年にあたる。

 消費税、リクルート問題などで逆風が吹いた89年、当時の宇野宗佑首相は参院選に挑むも、獲得したのは過去最低の36議席(改選126議席)。開票翌日に退陣した。野党の日本社会党は土井たか子委員長の活躍で46議席を獲得、与野党逆転を収める「マドンナ旋風」を巻き起こした。土井氏は「山が動いた」と語った。

 9年後の98年に橋本龍太郎首相が臨んだ参院選は、当初圧勝とみられていたが、住専問題に加え恒久減税をめぐる首相の発言のブレも影響し大敗。44議席(改選126議席)まで減らし、引責退陣に追い込まれた。

 次の9年後の2007年。第1次安倍政権は、年金記録問題や「政治とカネ」にまつわる問題で逆風を受けた。わずか37議席(改選121議席)にとどまり、自民党は参院第1党から初の転落。政権も秋の臨時国会で退陣した。

 ジンクスが始まる9年前の80年は、ハプニング解散で衆参同日選に突入。選挙期間中に大平首相が急死する事態もあり自民党が大勝を収めた。あれから36年。安倍首相は、長らく続く負の連鎖を断つことができるか注目される。

1378チバQ:2016/05/25(水) 21:26:18
http://www.sankei.com/politics/news/160525/plt1605250035-n1.html
2016.5.25 20:10
【2016参院選】
共産・志位氏と生活・小沢氏が揃い踏み演説 共闘成立後初
 共産党の志位和夫委員長と生活の党の小沢一郎代表は25日、金沢市で街頭演説した。石川など夏の参院選で32ある改選1人区全てで野党共闘が成立する見通しとなった後、野党党首がそろって演説するのは初めて。志位氏は「1人区全てで自民、公明両党を打ち負かそう」と訴えた。

 志位氏は同時に「勝つために必要なことは何でもやる」と強調。小沢氏は「力を合わせるためには各党が譲り合わなければいけない」と応じた。

 これに先立つ記者会見で、志位氏は「百戦錬磨の小沢氏と一緒にできるのは頼もしい」とした上で、衆院選での共闘に関し「急いで態勢をつくりたい」と述べた。小沢氏も「衆院選も参院選と同じだ。野党が力を合わせて頑張っていると理解してもらえないと勝てない」と同調した。

1379チバQ:2016/05/25(水) 21:47:18
http://www.sankei.com/region/news/160525/rgn1605250037-n1.html
2016.5.25 07:07
【参院選】
九州・山口 野党共闘足並みに乱れ 民進に共産アレルギー根強く
 夏の参院選で、野党各党は勝敗のカギを握る「1人区」で統一候補の擁立を進めている。九州・山口は全国32ある1人区のうち7選挙区を抱えるが、野党共闘の実態はまだまだ手探りだ。民進、共産両党執行部が数合わせ優先で自民、公明との対決姿勢を強めているのに対し、現場で“地上戦”を繰り広げる民進党の地方組織や、その支持団体に共産党アレルギーが根強いためだ。 

 九州・山口は福岡選挙区(改選3)以外の7県が1人区となっている。24日までに、このうち佐賀を除く6選挙区で「野党統一」が実現した。

 ただ、候補者を一本化できても、具体的な共闘態勢となると政党間に温度差が見られる。

 熊本選挙区では昨年12月、全国に先駆けて市民派の弁護士、阿部広美氏(49)が野党5党の統一候補になった。

 擁立作業は社民党や連合熊本が主導し、安全保障関連法に反対する48の市民団体が阿部氏を支援する。

 だが、ここにきて民進党支持者から「(市民団体の)実態は共産党系の組織ばかりで、近寄りがたい」と敬遠ムードが広がりつつあるという。

 知名度不足の阿部陣営にとって、選挙戦では「電話作戦」が欠かせない。しかし、民進党系の県議や市議の後援会は、電話作戦に必要な会員名簿の阿部陣営への提出に、二の足を踏む。

 このあたりの事情について民進党県連幹部は「衆参ダブル選になれば、共産党との共闘どころではない。外交や安全保障政策といった国の根幹にかかわる問題で考え方がまったく違う。共産党系組織に早々と名簿を渡すことで、民進党を支持する保守票に逃げられたらかなわないからね」と解説した。

 阿部氏は無所属だが、それを意識するあまり、会合に野党各党議員らが顔を出しても、議員の紹介すらしないという。「各党で500万ずつ資金提供しているのに感謝の表明すらない」(民進党県連幹部)との不満もくすぶる。

 長崎選挙区では民進党が故・西岡武夫元参院議長の長女、秀子氏(52)を公認候補として擁立する。

 共産党は「自主的」に候補者を取り下げ、西岡氏に推薦を出した。

 西岡氏の選対幹部は「正式に政策協定を結んだ社民党とは違う。共産からは片思いのラブコールが来ているだけ。こちらの選対には入れない」と、けんもほろろだ。この幹部は「共産党と連携などしたら、共産嫌いだった西岡氏の父親も、草葉の陰で泣くことだろう」と語った。

 どこまでも冷たくあしらわれる共産党だが、同党長崎県委は「安保関連法廃止に向けた野党連立政権実現のためには構わない」と意気軒高だ。

 自民党の現職、金子原二郎氏の選対幹部は「西岡陣営は共産党と距離を置いているように装っているが、実際は、共産系の団体の会合に出て、票集めに余念がない」と語り、警戒心を強める。

 鹿児島でも、立候補予定の無所属新人に対し、共産党県委員会が「一方的」に推薦を出した。

 佐賀の民進党も、共産と一線を画す。「共産系の2万票以上に、保守票が離れては元も子もない」(民進党県連幹部)ためだ。

 とはいえ、これは表向きのポーズで、水面下で共産票集めに力を注ぐとみられる。

 民進党佐賀県連代表の大串博志衆院議員は、今月21日の常任幹事会の後、報道陣に「共産党と選挙事務所を同じにしたり、同じ集会を開くような共闘はしない」としつつ、「安倍政権の暴走を止めるためにも、幅広い支援を広げる必要はある」と述べた。

 党綱領に「21世紀の早い時期に民主連合政府の樹立」を掲げる共産党と、理念も政策もバラバラな「モザイク政党」(自民党関係者)と揶揄される民進党が、うまく足並みをそろえることができるのか。

 共産党と民進党が反安倍で結束できたとしても、旧民主党が小沢一郎代表率いる旧自由党に「庇を貸して母屋を取られた」ように、選挙後に小が大を飲み込まない保証はどこにもない。(村上智博、中村雅和)

1380チバQ:2016/05/26(木) 22:10:27
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160526ddlk17010256000c.html
<2016参院選>野党党首合同演説 志位、小沢両氏、統一候補を応援 金沢 /石川
13:59毎日新聞

 夏の参院選を控え、共産党の志位和夫委員長と生活の党の小沢一郎共同代表が25日、県内入りし、JR金沢駅前で、野党統一候補の無所属新人、柴田未来(みき)氏(45)=民進、共産、社民、生活推薦=の応援演説にそろって臨んだ。

 参院選の「1人区」では、民進、共産、社民、生活の4党が候補者を調整し、石川を含む全32選挙区で一本化のめどが立った。一本化が実現した1人区で、野党党首が合同で、統一候補の街頭演説に臨んだのは初めて。

 志位氏は「安倍政権がやっていることはあまりに危険だ。立憲主義、民主主義、平和主義を取り戻すという1点で共闘しないといけない」と強調。

 小沢氏は「政治の役割は、国民がどこに住み、どんな職に就いても安定して暮らせることだ。安倍政権は国民の命と暮らしを無視している」と主張した。

 演説では、民進、社民の両党県連の代表もあいさつした。

 石川選挙区では、自民現職の岡田直樹氏(53)と、幸福実現党新人の宮元智氏(56)の2氏も立候補を表明している。【金志尚】

1381チバQ:2016/05/26(木) 22:11:40
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160524ddlk10010093000c.html
<揺れる足元>2016参院選/上 自民・中曽根氏と長男「親子2議席」に冷視線 関係者「若返りチャンス逃した」 /群馬
05月24日 14:41毎日新聞

 「少ないな」。壇上で気勢を上げる候補者や後援会幹部を尻目に、党関係者の一人は心の中でつぶやいた。今月11日に前橋商工会議所で開かれた「中曽根弘文参院議員を激励する会」。500人規模想定の会場に集まったのは約400人(主催者発表)。開始直前まで空席も目についた。

 「今回は野党共闘で向かってくる厳しい選挙。初心に帰って戦いたい」。今夏の参院選で6選を目指す自民現職、中曽根弘文元外相(70)が出馬の決意を述べると、応援に立った後援会幹部は「最後に大きく花を開かせられるように」と次回任期での引退まで示唆し、支援を呼び掛けた。

 言葉の盛り上がりとは対照的に、会場の支持者の数は、先に開かれた館林や太田での激励会に見劣りした。両市ではそれぞれ500人以上が集まり、会場の外に立ち見が出たほど。有権者27万人の大票田で、かつ約30年前から事務所を置く前橋では、それ以上の出席者が予想されていただけに、自民党内ではこんなささやきが漏れた。「1区の問題が影響しているんじゃないか」

   ■   ■

 「1区の問題」とは、衆院群馬1区(前橋市など)の次期候補者を巡る騒動だ。発端は、昨年12月、現職の佐田玄一郎元行政改革担当相(63)の女性問題に関する週刊誌報道。衆参同日選がささやかれる中、後継候補を決めるため1区の県議団は今年4月、選考委員会を設置した。

 名乗りを上げたのは、中曽根氏の長男で秘書の康隆氏(34)と、比例(北関東ブロック)選出の尾身朝子衆院議員(55)。5月3日、選考委員による多数決(7対2)で尾身氏に決まったが、ある県議は「あくまでベターで、ベストではない」と明かす。

 「ベスト」ではなかった一因には、父弘文氏の存在が絡む。多数決の数日前、康隆氏を推すある若手経営者はひそかに訪ねた選考委員にこう言われた。「親子で県内2議席はまずい。俺よりも父親(中曽根氏)を説得したら」。父親の「引退」が条件と受け取った。だが、参院選が迫る中、それは非現実的だった。「20年、30年先の群馬を一緒に作っていける人を出すべきなのに……」

 群馬の「三大派閥」のうち福田、小渕家はそれぞれ達夫氏(4区)、優子氏(5区)が地盤を受け継ぎ「世代交代」が進む中、中曽根家もその時期を迎えている。県の「顔」ともいえる1区に、元首相を祖父(康弘氏)に持つ“サラブレッド”を望む声は若手経営者らの間で根強い。選考のさなかの4月18日夜、康隆氏を支持しようと、1区の有志が開いた集会には約1000人が集まり、その期待ぶりを見せつけた。

 ある党関係者はこんな本音をのぞかせる。「父親が引退してくれれば……。1区だけが若返りのチャンスを逃した」

   ■   ■

 参院選に向け、各地で中曽根氏の激励会が開かれ、「1区の問題」の影響は収まったかに見える。「衆院と参院は別」と中曽根氏は「親子2議席」批判も意に介さない。選考委員長を務めた中沢丈一県議はこう強調する。

「参院選への影響はない」。しかし、衆院1区を巡る康隆氏の動きに対し党県連内には「父親の参院選を控え、『よろしくお願いします』って頭を下げて回る時期に、何やってんだ」との不満もくすぶる。長年、党県連を支えてきた男性は口惜しそうに言う。「長い目で見ると、自民党内に禍根を残したんじゃないか」【鈴木敦子】

 6月22日とされる参院選の公示まで1カ月を切った。全国の「1人区」で与野党対決の構図が固まる中、県内でも実現した野党統一候補が、自民現職に挑む事実上の一騎打ちになる見通しだ。選挙戦はすでに本格化しているが、各陣営とも内部にほころびもみえる。「揺れる足元」の背景を探る。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇予想される顔ぶれ◇

中曽根弘文 70 [元]外相    自現(5)

堀越啓仁  36  作業療法士   民新

安永陽   68  幸福県副代表  諸新

1382チバQ:2016/05/26(木) 22:12:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160525ddlk10010081000c.html
<揺れる足元>2016参院選/中 民進/「ガラス細工」の野党共闘 一枚岩に、課題は山積 /群馬
05月25日 11:48毎日新聞

 ◇堀越氏擁立で二転三転

 会場には乾いた空気が漂っていた。今月17日に前橋市内であった連合群馬の執行委員会。今夏の参院選の野党統一候補として、初めてあいさつに訪れた堀越啓仁(けいにん)氏(36)はひとしきり支援を呼びかけた後、会場を出ると、待ち構えていた記者に開口一番、心情をこう吐露した。「これまでで一番緊張しました」

 その空気を象徴するように、連合はこの日、堀越氏への支援を最上位の「推薦」より一段低い「支持」に決めた。堀越氏は民進党公認候補。党最大の支持組織の異例の対応は、組織内に根強い「共産アレルギー」に配慮した結果だ。

 「推薦にすると、一枚岩になりづらかった」。富沢誠会長は、困惑した表情で内幕を説明した。

 県内の国政選挙で初めて実現した「野党共闘」。しかし、その道のりは平坦ではない。

   ■   ■

 4月12日、民進党の黒沢孝行・県連会長(県議)ら幹部は謝罪のために走り回っていた。

 その3日前の9日、民進、共産、社民野党3党と市民団体の4者会議で、市民団体代表の堀越氏を「無所属」で擁立することで合意したにもかかわらず、11日の民進党県連常任幹事会が「党公認で擁立する」と決定。それを幹事会直後、記者発表したからだ。

 市民団体側からは批判が噴出した。「無党派層など広く支持を得るため党派色を消したい」との思いがあっただけに「約束違反」と映った。独自候補を取り下げてまでも共闘の道を選択した共産も「市民団体の反応を見守る」と静観の構えを見せ、破談の空気さえ流れた。

 「資金力や陣立てなどの点で寄り合い所帯では選挙にならない。公認というお墨付きがあれば、連合の協力も得られ、しっかりした選挙戦となる」。黒沢氏ら幹部がひたすら謝罪と説明を繰り返し、安保関連法の廃止を目指すことや安倍政権打倒など6項目の協定を条件に、4月22日にようやく4者が合意。野党と市民団体の代表らがそろって、堀越氏の「お披露目」会見に臨んだ。

   ■   ■

 「難産」の末、手を結んだ野党だが、すき間風も吹く。

 今月9日夜に前橋市内の民進党県連で開かれた常任幹事会。県連顧問の角田義一元参院副議長はこう檄(げき)を飛ばした。「野党共闘で臨む次期参院選は民進党の存在価値が問われる選挙だ。共産党に比例票で負けたら県民に笑われる」

 共闘のため自党候補の取り下げなど「譲歩」してもらった共産党への対抗意識と、「野党第1党」としての自負をむき出しにした。

 しかし、民進党も16日の県連結党大会で、会計問題を巡ってしこりが残る旧維新の党の石関貴史衆院議員(比例北関東ブロック)を招待しないなど「一本化」の課題を抱えたままだ。

 そして、市民団体への説得材料として民進党側が持ち出した「連合群馬の協力」は結局、「支持」どまり--。社民党県連合の小林人志代表は自虐的にこう評する。「ガラス細工の共闘だ」

 それでも無党派層を中心に初の野党共闘に期待する声は少なくない。巨大与党候補に一枚岩となって立ち向かえるのか。与野党決戦は間近に迫っている。【吉田勝】


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