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第24回参議員議員選挙(2016年)

1324チバQ:2016/05/21(土) 07:07:39
福岡は自民盤石、公明が独自候補

続いて九州。福岡から見ていこう。自民党の目標は70万票。過去の実績からいって、これは不可能な数字ではない。ましてや1人擁立では、容易に達成するだろう。

公明党は定数が2から3に増員されたことをうけ、元外務官僚の高瀬弘美氏を擁立した。もともと福岡選挙区が3人区時代には、独自候補を擁立していた公明党。24年ぶりの独自候補を擁立するため、九州全土から応援部隊が集められることになっている。

引退する大久保勉参院議員の後継として民主党が公募で選任したのは、元福岡放送アナウンサーの古賀之士氏だ。福岡選挙区は2010年に比例区で当選した西村正美氏も狙っていた。夫の山本剛正元衆院議員が福岡県を地盤としていたからだ。しかし所定数の推薦人を集められなかったため、選挙区からの出馬を断念。次期参院選も比例区からの出馬の予定だ。

おおさか維新の会は32歳の森上晋平氏を擁立したが、浸透度が課題だ。2014年の衆院選では橋下徹維新の党共同代表(当時)が福岡にやってきて演説したが、現場を取材した記者によると、「立ち止まって聞く人は少なかった」という。それでも過去2回の選挙で獲得した票数は、共産党を上回る。共産党は苦しい闘いになっている。

村山富市元首相を生みだした大分は、社民党の勢力が強い。よって民主党(当時)と社民党と連合が協議し、民主党(当時)と社民党が交互に候補を出しあう「大分方式」という非自民の共闘が行われてきた。次期参院選で出馬するのは、民進党の足立信也参院議員だ。

2013年の参院選では、第3極と言われるみんなや維新も参加できる候補の擁立を試みたが、選定過程のもつれから、社民党系の候補が擁立されたものの、連合と民主党(当時)は推薦未満の支持や自主協力だった。

次期参院選も共産党から協力をもらうことの抵抗感から、共産党と社民党は推薦を出さず、彼らは足立氏に対して実質的な支援にとどめる予定だ。

地震の影響で自民党有利に
熊本では昨年12月、市民グループと野党との最初の結集として、弁護士の阿部広美氏が立候補を表明。共産党は候補を降ろしている。

2010年の参院選ではこの度改選になる自民党の松村祥史参院議員、2013年は自民党の馬場成志参院議員が勝利している。しかし2010年の参院選で野党が獲得した票を合計すると、松村氏が獲得した票より多かった。こう考えると阿部氏は善戦しそうなものだ。

ところが、4月の大震災がこれを変える。いまだに1万人近くの人が避難所での生活を余儀なくされており、一刻も早い復旧が望まれている。そういう場合に頼りにできるのはやはり与党で、自民党にとって有利な展開になる可能性がある。

与野党の対決よりも、常に自民党内での対決が見ものなのが宮崎だ。古くから中山成彬氏・江藤拓氏・長峯基氏対上杉光弘氏・坂元裕一氏の争いがあった。とりわけ長峯氏と上杉氏は同じ参院平成研にいたにもかかわらず、その争いは激しかった。

長峯氏は2期目を目指した2001年の参院選では、現職であるにもかかわらず上杉氏によって公認を外される。その仕返しが3年後の参院選で、長峯氏は自民党公認の上杉氏ではなく、かつての秘書で無所属の松下新平氏を猛烈に応援した。そのせいで上杉氏は落選したが、長峯氏も県連から除名されたのだ。

このような人間関係のややこしさは、次期参院選も続いている。野党統一候補の読谷山洋司氏は総務省出身で元内閣府参事官。読谷山氏は2010年自民党県連の公募に応募したが、松下氏に敗退。2013年も応募したが、長峯誠参院議員に負けている。そこで3度目には野党を狙い、念願の出馬となったという次第だ。


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