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第24回参議員議員選挙(2016年)

1312チバQ:2016/05/21(土) 06:54:02
山形は因縁の選挙戦に
山形は因縁の選挙戦と言える。引退する自民党の岸宏一参院議員の後継として、自民党は全農出身の月野薫氏を擁立。無所属で元職の舟山康江氏と事実上の一騎打ちとなる。自民党県連会長を務める遠藤利明五輪相としては、昨年9月の山形市長選に続いて是非とも勝たなければばらない選挙。その証拠に、遠藤大臣が直接選挙指揮にあたっている。

よって、県内の首長の多くも支援に回る。月野氏の選挙事務所も、縁起を担いで勝利した山形市長選と同じ場所に立ち上げた。

一方で、動静が注目されるのは引退する岸氏と吉村美栄子山形県知事だ。岸氏は2009年の知事選で民主党や社民党、共産党などと一緒に吉村美栄子氏を擁立し、加藤紘一氏らが担いだ現職の斉藤弘知事を落選させた。また2012年の衆院選では、加藤紘一氏の山形3区に阿部寿一酒井市長を擁立し、2014年の衆院選では加藤氏の政治生命を絶っている。

また吉村知事は、昨年の山形市長選で野党候補を応援した。2013年の参院選では、当時みどりの党の現職だった舟山氏のマイクを握った。2014年の衆院選では、山形2区の民主党候補の事務所を訪問した。吉村知事は来年に改選を迎えるが、女性組織である「オレンジの会」を県内各地で立ち上げて3期目に備えている。全ての選挙が連動する中、各自の思惑により、新しい状況が作られる。

定数が2から1へと減った宮城を制するのは与党か、野党か――。

民進党の公認候補の中で、もっとも早く野党共闘が整ったのが櫻井充陣営である。今年2月22日に都内のホテルで行われた「櫻井みつる飛躍の集い」で、挨拶に立った輿石東参院副議長はにこやかにこう述べた。

「仙台発の永田町行き切符は1枚しかない」。自信を覗かせる言葉だが、実際には楽勝ムードに甘んじる余裕はない。たとえば昨年10月25日に行われた宮城県議選だ。共産党が4議席から8議席に倍増されたのに対し、民主党は2議席減らしてわずか5議席しか獲得できなかった。さらに2013年の参院選でも、民主党(当時)の岡崎トミ子参院議員がみんなの党(当時)の新人である和田政宗氏に大激戦の末に約5000票差で敗退しているのだ。

要するに、野党共闘によるリードは数字の上の話で、実際にはさまざまな要因が動く。共産党の助力がなければ当選ラインに到達しないが、共産党の助力を全面に出せば、保守層が逃げていくという次第だ。

近々の選挙でどう学習するか。それが民進党が勝利を手にするための秘訣といえるだろう。

民進王国の福島で増子氏は議席を死守できるか
福島は自民党現職で法務大臣を務める岩城光英氏と民進党の増子輝彦参院議員の事実上の一騎打ち。98年から3回当選している岩城氏は、定数2の福島選挙区で常に2位に甘んじてきた。

そもそも福島は、「民進党王国」だ。かつてはその中心に渡部恒三元衆院議員が君臨し、知事を務めていたのが玄葉光一郎衆院議員の義父である佐藤栄佐久氏だった。その佐藤氏が不祥事で知事を辞職すると、後任に就任したのが参院議員だった佐藤雄平氏。佐藤氏は渡部氏の甥であり、長年の秘書経験を認められて秘書会長も務めた。

佐藤雄平氏が知事選出馬のために参院議員を辞職すると、その後継になったのが衆院議員だった増子氏。増子氏は2005年の郵政民営化選挙で落選した。同時期、岩城氏にも知事選出馬が噂された。だが背後に渡部恒三氏が控える佐藤雄平氏に勝てる見込みが少なかったため、出馬を諦めたとも伝えられている。 

このように常に民主党(民進党)に先を越されてきた岩城氏だが、次期参院選ではこれに「野党共闘」がのしかかることになる。


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