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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

3570チバQ:2012/04/26(木) 21:09:57
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120426-OYT1T00884.htm
スカイマーク効果?成田の国内線旅客が過去最多
 成田国際空港会社は26日、成田空港の2011年度の国内線旅客数は192万6072人で、1978年の開港以来、過去最多となったと発表した。


 月別でも3月は22万9209人と初めて20万人を超えた。低価格を掲げるスカイマークの新規就航が影響したとみられる。

 スカイマークは昨年10月、成田と札幌、旭川を結ぶ路線を開設し、3月までに成田発着便を計5路線に増やした。

 これに伴い、国内線の月別発着回数は、昨年10月から6か月間連続で過去最多を更新。11年度合計でも前年度比17%増の2万3011回と最多となった。

 一方、国際線は東日本大震災や原発事故の影響から、発着回数が前年度比4%減の16万4227回、旅客数は同13%減の2692万5841人にとどまった。

(2012年4月26日19時59分 読売新聞)

3572チバQ:2012/04/26(木) 21:10:54
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/34695.html
佐渡空路、ターミナルに専用窓口
新潟空港
 新日本航空(鹿児島県)が運航する佐渡―新潟空路の乗降場所が新潟空港旅客ターミナル(新潟市東区)に移り、26日午前、ターミナルで記念セレモニーが開かれた。ターミナルから直接乗り降りできるようになったほか、自然界で36年ぶりとなるトキのひな誕生との相乗効果で、佐渡観光の活性化を期待する声が上がった。

 佐渡空路は昨年7月に運航を再開。これまではターミナルから約150メートル離れた同社新潟運航所で搭乗手続きや乗り降りをしていた。同社は、ターミナル内に専用カウンターを設置。ターミナルで手続きなどができるようになったことで、他路線との乗り継ぎがスムーズになる。

新潟日報2012年4月26日

3573チバQ:2012/04/27(金) 22:10:15
http://flyteam.jp/news/article/10191
最も人気の高い席は「6E」-選ばれない席は「31E」

配信日:2012/04/27 20:58 - ニュースカテゴリー:サービス
飛行機に搭乗する際、最近は自分で自由に座席を選ぶことができるようになり、楽しみが増えた人も多いことでしょう。ただ、窓側派、通路側派に代表されるように好みもひとそれぞれ。そんな中でもちょっとした傾向があるようです。

イギリスの航空運賃比較サイト、スカイスキャナーが世界各国の1000名を対象に好みの座席を調査。それによると、窓側を好む人は60%、通路側は40%になったそう。どちらかというと、窓側の座席を取りたい人が多いので、窓側派は予約を早くして、座席を確保しないと、なかなかお好みの席を確保できなさそうです。

また、一番好まれる座席は「6A」だったそう。ちなみに航空機の前方座席をこのむ人が多く、実に45%が前方6列までに座りたいと回答。格安航空会社(LCC)のイージージェットはしっかりとそうした傾向を把握、これらの座席に課金しています。

調査では、最も好まれない席も判明。それが「31E」。機体の後方で両側を誰かに挟まれる席には座りたくない、ということでしょう。

ちなみに、最も後ろの座席を選ぶ、という人は7%。全員が降機した後に、ゆっくり降りたい方にはこの選択もオススメかもしれません。

今後、A380や787でも同じような調査が行われると、予約するときにもっと役立ちそうです。

3574チバQ:2012/04/28(土) 07:53:14
http://jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2012042701101
関空拠点航空会社向け奨励金制度創設=ピーチが申請へ−地元協議会
 関西国際空港の地元自治体や経済団体で構成する官民組織「関西国際空港全体構想促進協議会」(会長・森詳介関西経済連合会長)は27日、同空港を拠点とする航空会社を対象に着陸料の1〜3割を最大3年間で計2億円を上限として補助する「拠点化定着奨励一時金」を創設した。関西空港への航空会社の誘致・定着を目的とした制度で、同空港内に本社を置くピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)が申請を検討している。
 支援内容は、国際線の新規就航・増便につき着陸料の2割相当額を1年間支給。一定の要件を満たせば2年目以降にさらに1割が上乗せされる。(2012/04/27-19:25)

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3575荷主研究者:2012/05/05(土) 00:23:49

http://kumanichi.com/news/local/main/20120415002.shtml
2012年04月15日 熊本日日新聞
熊本空港の旅客微減275万人 昨年度国内線

 熊本空港の2011年度の国内線旅客数(速報値ベース)が275万2千人と、3年連続で300万人を割り込んだことが14日までに、県交通政策課のまとめで分かった。特に、昨年3月に発生した東日本大震災直後の4月は前年度比14・2%減、5月は同7・6%減と需要が落ち込んだ。ただ、7〜10月はプラスに転じ、最終的には0・6%減とほぼ前年並みで推移した。

 路線別では、昨年3月に全線開業した九州新幹線鹿児島ルートの影響で県が3〜4割減少すると試算していた大阪(伊丹)線と、神戸線も加えた関西線は56万1千人で前年度比7・2%減にとどまり、健闘した。

 “ドル箱”の東京線は前年度比1・4%増の188万9千人。10年度途中からスカイマークが新規参入して1日16便から19便に増え、増便効果が出た。12年3月には日航がさらに1便増便している。

 名古屋線(中部国際、小牧)は20万9千人で10・4%の増加。日航の撤退後、フジドリームエアラインズ(FDA)が1日2便就航したほか全日空が前年度比17・6%伸びて底上げした。天草線は1万3千人で1・2%減。沖縄線は6万6千人で5・5%減だった。

 交通政策課は「関西線は交流人口の拡大のほか、新幹線に比べ時間的優位性をある程度評価してもらった」と分析。「大動脈の東京線が増便しており、12年度は回復基調ではないか」とみている。(福井一基)

3576チバQ:2012/05/06(日) 16:18:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012050602000108.html
他社便へ振り替えなし ピーチ、欠航時に混乱
2012年5月6日 朝刊

利用客への対応に追われるピーチ・アビエーションの特設カウンター=先月19日、関西空港で


 格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションで、欠航時に一部の利用客の間で混乱が生じている。低価格運賃の実現のため他社便への振り替えがないためだ。世界的にみられるLCC流の対応だが、日本では知らずに利用する客も多く、専門家は「よく調べてから乗って」と注意を呼び掛けている。

 ピーチは関西空港を拠点とし、三月一日に就航。最初の一カ月の平均搭乗率は83%で、75〜80%とした予測を上回り、今のところ好調。徹底的なコスト抑制策で実現した低価格運賃が最大の魅力だ。

 しかし、日航など大手は、機材故障などの自社都合で欠航すると、他社便への振り替えのほか、ホテルを手配するケースもある。一方で、ピーチは自社便の中で振り替えるか、払い戻すしか選択肢がない。

 三月に長崎発関西行きの便が欠航した際は、福岡発の便に振り替え。長崎から福岡までの交通費は利用客の負担で「他社便は乗れないのか」「滞在費を負担して」と不満の声が相次いだ。

 同社はホームページで「他社便への振り替えはできない」と呼び掛けるが見落とす客も多く、手元に残る予約確認書にも記載する方向で検討に入った。

 LCCに詳しい桜美林大の丹治隆(りゅう)教授は「LCCはトラブル時に補償がない分、運賃が安い。欠航時などの対応を調べてから利用することが必要だ」と指摘している。

3578チバQ:2012/05/06(日) 16:29:35
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120501-OYT1T00908.htm
デルタ航空が製油所買収…燃料費負担減らす狙い

 【ニューヨーク=小谷野太郎】米航空2位のデルタ航空は30日、米ペンシルベニア州にある製油所を米石油大手コノコフィリップスから1億5000万ドル(約120億円)で買い取ると発表した。


 原油高に伴う燃料費の高騰で航空各社の厳しい経営が続く中、製油所を自ら確保して負担軽減を図る異例の取り組みとなる。

 デルタが取得するのは、同州フィラデルフィア市の南西約16キロ・メートルにあり、日量18万5000バレルの処理能力を持つ「トレーナー製油所」。設備を交換して飛行機用のジェット燃料を生産するほか、精製したガソリンや軽油をジェット燃料と交換する契約も他社と結ぶ。米国で必要な約8割の燃料を賄い、年間3億ドルの費用削減を見込む。アンダーソン最高経営責任者は、「製油所買収は画期的な取り組みだ」と述べた。

(2012年5月1日19時08分 読売新聞)

3579チバQ:2012/05/06(日) 20:15:45
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120424ddlk40010405000c.html
北九州市50年ものがたり:第3部・交通と街(続編)/1 旧空港で定期便再開 霧で欠航相次ぐ /福岡
毎日新聞 2012年04月24日 地方版

 70年代に急増した航空需要はその後も伸び、空の旅は大きなウエートを占めるようになった。一方、市民生活に密着したモータリゼーションの波に道路や橋の整備も着々と進んだ。「交通と街」の続編として空港や橋、道路、渡船の歴史と市民生活との関わりを振り返る。【松田幸三】

 「空の足に空白を作ってはならない」。91年3月、小倉南区曽根の旧北九州空港の定期便再開には「当時の末吉興一市長をはじめ行政や各界の強い思いがあった」。再開前後に北九州市新空港対策室の次長、室長を務めた現・門司港開発社長、奥野照章さん(69)は語る。

 既に苅田町沖の新空港計画が動き出している中で旧空港を整備することは「新空港の計画に水を差しかねない」という心配があった。だが、新空港の完成は10年以上も先。「空白をつくるな」との方向で国、市とが一致した−−と奥野さん。

 戦時中の1944年に陸軍曽根飛行場として建設された旧北九州空港。戦後、米軍が接収したが、53年の接収解除後は民間飛行場となり大阪、東京行きの民間機が飛ぶようになった。ただし滑走路はわずか1500メートルしかなく、ジェット旅客機には対応できない。この間、75年に国鉄が山陽新幹線を小倉、博多まで延伸。大阪へは新幹線を使う人が増え、旧空港の利用者が減った結果、大阪便は83年に運休に追い込まれ、旧空港の定期便はいったん途絶えた。

 一方で福岡市は新幹線の終着駅・博多を抱えるだけでなく、市街地の中に空港を持ち、発展を続けていた。北九州市にも空の玄関が何としても必要だった。そこで新空港までのつなぎ役として、旧空港の滑走路をかさ上げし100メートル延長。1600メートルとして91年、定期便再開にこぎ着ける。日本エアシステム(02年に日本航空と経営統合)が、羽田間にジェット機の定期便を飛ばすことになった。

 戦時中の1944年に陸軍曽根飛行場として建設された旧北九州空港。戦後、米軍が接収したが、53年の接収解除後は民間飛行場となり大阪、東京行きの民間機が飛ぶようになった。ただし滑走路はわずか1500メートルしかなく、ジェット旅客機には対応できない。この間、75年に国鉄が山陽新幹線を小倉、博多まで延伸。大阪へは新幹線を使う人が増え、旧空港の利用者が減った結果、大阪便は83年に運休に追い込まれ、旧空港の定期便はいったん途絶えた。

 一方で福岡市は新幹線の終着駅・博多を抱えるだけでなく、市街地の中に空港を持ち、発展を続けていた。北九州市にも空の玄関が何としても必要だった。そこで新空港までのつなぎ役として、旧空港の滑走路をかさ上げし100メートル延長。1600メートルとして91年、定期便再開にこぎ着ける。日本エアシステム(02年に日本航空と経営統合)が、羽田間にジェット機の定期便を飛ばすことになった。

 戦時中の1944年に陸軍曽根飛行場として建設された旧北九州空港。戦後、米軍が接収したが、53年の接収解除後は民間飛行場となり大阪、東京行きの民間機が飛ぶようになった。ただし滑走路はわずか1500メートルしかなく、ジェット旅客機には対応できない。この間、75年に国鉄が山陽新幹線を小倉、博多まで延伸。大阪へは新幹線を使う人が増え、旧空港の利用者が減った結果、大阪便は83年に運休に追い込まれ、旧空港の定期便はいったん途絶えた。

 一方で福岡市は新幹線の終着駅・博多を抱えるだけでなく、市街地の中に空港を持ち、発展を続けていた。北九州市にも空の玄関が何としても必要だった。そこで新空港までのつなぎ役として、旧空港の滑走路をかさ上げし100メートル延長。1600メートルとして91年、定期便再開にこぎ着ける。日本エアシステム(02年に日本航空と経営統合)が、羽田間にジェット機の定期便を飛ばすことになった。

 再開初日の3月27日は雨だった。滑走路拡張の完工式や新ターミナルビルの開館式も終えていた。管制官の濱田治樹さん(56)は、管制塔で羽田からの第1便を待ったが「飛行機は降りてこずに悔しい思いをした」。当日は霧でパイロットが着陸を断念、福岡空港へ向かったのだ。

 三方を山に囲まれた旧空港はしばしば霧に悩まされた。「いつも天気が心配だった」と濱田さん。やむを得ず福岡に着陸すると乗客をバスで北九州まで運ぶ。北九州から飛べずに福岡までバスで送ることもあり、航空会社には負担となる。新空港建設は急務だった。

〔北九州版〕

3580チバQ:2012/05/06(日) 20:17:46
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120425ddlk40010344000c.html
北九州市50年ものがたり:第3部・交通と街(続編)/2 新空港開港へ課題次々 空域調整に市長奔走 /福岡
毎日新聞 2012年04月25日 地方版

 「予算が付いていない」。90年暮れ、91年度予算の大蔵原案に新北九州空港の調査費が見送られたことは北九州市に衝撃を与えた。「夏の概算要求では実施調査費5000万円が計上されていたので安心していた」と市長だった末吉興一さん(77)=国際東アジア研究センター理事長=は振り返る。

 当時の防衛庁と運輸省との間で空域調整が済んでいないことが理由とされた。20キロ北に海上自衛隊小月航空基地(山口県下関市)があり「小月は経験の少ないパイロットが練習機に乗るので、空域からはみ出ることもあるとの防衛庁の言い分だった」と末吉さん。

 運輸省は新北九州空港など全国で数カ所、自衛隊基地との空域調整問題を抱えていた。防衛庁は「新北九州空港の例が既成事実化され、なし崩しになるのでは」と危機感を募らせ、新空港の滑走路を東西に造れば空域に引っかからないと主張。だが騒音問題などから運輸省は南北案にこだわった。

 旧建設省出身の市長が動いた。「運輸省の次官は大学の同級生、防衛庁の次官も研修の時に一緒で仲がよく、2人の間を私が走り回った」と末吉さん。「防衛庁は次第に空域が狭められることを嫌がっていた。互いの本音を伝えることで調整は前に進んだ」

 空域調整で2年足踏みしたが92年8月、運輸省案通り「南北方向に滑走路建設」で奥田敬和運輸相と宮下創平防衛庁長官との協議が決着した。

 新北九州空港計画の歴史は71年、北九州市が国に新空港建設を要望したのが始まり。すぐに運輸省第4港湾建設局が新空港試案を作成し77年、関門海峡のしゅんせつ土を処分する苅田沖土砂処分場の建設が始まった。

 「海上公園を造るとの名目だったが誰も信じていなかった」と末吉さん。「土砂処分場を飛行場にする計画で、71年当時の山下博通・第4港湾建設局長が知恵を出した」。94年、土砂処分場は正式に「新空港整備事業」に位置づけられ、着工した。

 漁業補償交渉や空域問題が決着し、残る課題は航空会社の参入。旧空港に定期便があった日航は期待できたが、他社から良い返事が来ない。そんな中、神戸市から北九州市に本社を移した新規航空会社「スターフライヤー」が北九州−羽田間に1日12往復の路線を決定。地元企業が出資し、県や市も補助金を出して支援した。

 新空港は当初、05年10月開港予定だったが地盤改良工事が難航。06年3月の開港を目指して準備を進めた。

〔北九州版〕

3581チバQ:2012/05/06(日) 20:19:32
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120426ddlk40010352000c.html
北九州市50年ものがたり:第3部・交通と街(続編)/3 新会社スターフライヤー参入 /福岡
毎日新聞 2012年04月26日 地方版

 ◇「眠らぬ空港」支える
 「初めから自分でエアラインの設立に関わりたかった」。スターフライヤー(本社・小倉南区空港北町)の客室部副部長、中島陽子さんは新空港開港の前年、05年5月入社だ。

 大阪出身。大手航空会社で客室乗務員を17年務めた後、仙台拠点の航空会社の設立に参加した。そんな中島さんにとって新空港でスタートする新航空会社は魅力的だった。

 キャリアを評価され客室乗務員室長として迎えられた。新空港開設、新路線就航まで1年足らず。導入するエアバスの訓練は米国マイアミであり、中島さんら6人がフランス人教官の指導を受けた。「フランスのトゥールーズへ新機を引き取りに行き、ドバイ、バンコク経由で羽田に戻った時は感激でした」。ぎりぎりまで新空港は使えなかったため、訓練飛行では羽田から大分に飛んだという。

 苦労も多かった。関係省庁との折衝で何度も上京。「旧空港から羽田便に乗ろうとしたら霧でよく欠航し、宇部や福岡空港を使った。緊急時の対応で深夜まで関係者と話し合うこともあった」

 そして迎えた06年3月16日。新北九州空港の開港当日。前夜から中島さんら客室乗務員は徹夜で準備した。「カートに飲み物をセットしていた。全て自分たちでやった。第1便を無事送り出した時はホッとしました」。ゆっくり休む間もなく、仮眠だけで「午後からはフライトで羽田に向かいました」

 総工費1024億円で海上に2500メートル滑走路を持つ新空港は、霧に悩まされた旧空港と違い就航率が高い。10年実績は99・1%。沖合の立地を生かした24時間運用が売り物だ。

 現在のスターフライヤー第1便は早朝5時半に出発して7時に羽田へ。午後10時55分発の羽田発最終便が深夜0時35分に着く。「東京へ日帰り出張が可能」(中島さん)なダイヤだ。4月は日本航空、スカイマークと合わせ18往復が飛ぶ。

 24時間運用を支えるのは空港スタッフや乗員らの陰の力だ。第1便に乗る客室乗務員は午前4時前に空港にやって来る。「起床は2時半」と中島さん。7月には初の国際定期路線の釜山便が就航するが「韓国語の研修も始めている。関係省庁との打ち合わせでまた忙しくなります」。新しい挑戦に中島さんの目が輝いた。

 新空港にバトンタッチし役目を終えた旧空港。跡地に病院、薬局が開業し、市が買収して整備した産業団地に自動車部品メーカーが進出した。残る約30ヘクタールは誘致が続く。

〔北九州版〕

3583チバQ:2012/05/07(月) 22:42:24
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001205070001
【フォーカス】空港利用 足踏み
2012年05月07日


国内線の利用者確保が課題となっている小松空港

◆新幹線開通まであと3年◆


 小松空港(小松市)と能登空港(輪島市)の利用者数が伸び悩んでいる。北陸新幹線金沢開業を3年後に控え、特に国内線の客足確保に向け、県もてこ入れを図っている。


〜*20年ぶり200万人割れ 小松*〜


 県がまとめた2011年度の利用状況によると、小松空港の利用者数は前年より約5万人減の199万7119人と、20年ぶりに200万人台を割り込んだ。


 国内線は3年連続で200万人を下回った。東日本大震災の影響で全国各地の空港の上半期の利用者数は落ち込んでおり、小松空港でも上半期の国内線が前年より10・8%減少したことが響いた。


 一方で国際線は善戦している。


 「台北便の増便は正しい決断だった」。4月17日、台北便を運航するエバー航空(台湾)の重役らが県庁を訪問した際、谷本正憲知事は上機嫌でこう話した。


 小松空港の国際線は、昨年10月に週2便から4便に増えた台北便が好調で、増便後も搭乗率は74・4%(前年77%)を維持している。知事の発言も、この成績を念頭に置いたものだ。


 国際貨物も全国的に低調傾向だったが、小松では北米路線の就航が後押しし、1万6140トンと、ほぼ前年並みだった。


〜*9年目過去最低水準 能登*〜


 能登空港の利用者数は、9年目となる2011年7月7日〜今年3月末の搭乗率が61・2%となり、震災で過去最低となった前年同期(57・9%)を除くと、最低の水準となった。昨夏〜秋は前々年の同期と比べ好調だったが、今冬に入り、日本海側の豪雪などの影響で、観光利用が低迷した。


 能登空港では、羽田便の搭乗率が目標(9年目は62%)を4ポイント下回った場合、運航する全日空に県が1席あたり約6千円の保証金を支払う契約を交わしている。8年目は搭乗率55・8%と条件を下回ったが、震災の影響で適用除外になった。


 9年目は前半が好調だったこともあり、もし目標を4ポイント下回っても、適用除外になるのは難しいという。保証金を支払うことになれば、開港後、初めてになる。


〜*危機感持って県がてこ入れ*〜


 危機感を持つ県は昨年度、小松空港活性化推進検討会を設けた。今年3月には、小松空港活性化アクションプランをつくった。5月にはプラン実施に向け、小松空港活性化委員会(仮称)を立ち上げ、空港の活性化に向けた取り組みを強める。


 4月23日には、谷本知事らが国土交通省や航空会社を訪れ、羽田発着枠の地方への優先配分や、乗り継ぎの利便性向上などを要望してまわった。


 能登空港については、県空港企画課は、経済状況などから地元業者らの利用増は難しいとして、地域の老人会や婦人会に空港利用を呼びかけている。「目標搭乗率に向けて全力で取り組みたい」としている。


(板倉吉延)

3584チバQ:2012/05/07(月) 22:45:59
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000001205070003
嘉手納基地に全日空機着陸
2012年05月07日

 羽田発那覇行きの全日空139便が2日午後11時10分ごろ、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に着陸した。那覇空港の滑走路が補修工事で閉鎖される午後11時までに到着できなかったため。同機は工事終了を待って2時間半後に那覇空港へ向かい、3日午前1時40分過ぎに到着した。


 乗客数は満席の405人だった。午後8時羽田発、同10時35分那覇着の予定だったが、座席に不具合が見つかり、整備を終えて50分遅れで出発した。


 那覇空港は午後11時〜翌1時半、滑走路を補修している。全日空によると、飛行経路などを変えて閉鎖前の到着を目指したが、離陸直後に間に合わない見込みが判明。那覇空港事務所に伝えたが、着陸が認められず、嘉手納基地での待機を決めたという。


 同事務所は「連休中で満員の乗客がいたために出発したのだろう。特例を許すと歯止めがきかなくなるので認めなかった」としている。

3585チバQ:2012/05/07(月) 22:47:33
GW中なんだからいいじゃんって気もするんだけど…

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-04_33329/
ANA機10分遅れで那覇着陸できず

ANA139便離陸〜着陸までの流れ

社会 2012年5月4日 09時53分



 羽田から那覇空港に向かっていた全日空139便が2日午後11時12分、約30キロ離れた米軍嘉手納基地に着陸した。滑走路の定期整備が始まる午後11時に、10分ほど間に合わないことから那覇空港への着陸を断られた。この便は整備が終わった翌3日午前1時43分、那覇空港に到着。約5時間の思わぬ長旅に、満席の乗客405人からは「少しも待てない工事だったのか」と不満の声が聞かれた。(福井悠介、富濱まどか)

 全日空によると、午後8時出発予定だった139便は、座席のリクライニングが壊れ、出発が50分遅れた。定刻だと午後10時35分着で、50分遅れると午後11時25分。滑走路が整備で閉鎖される午後11時には間に合わないが、普段よりスピードが出る低めの高度で飛んだり、飛行ルートを直線に近づけたりして急げば、大幅には遅れないと機長が判断して羽田をたった。

 しかし、結局、10分ほど間に合わずに着陸を断られた。航空会社関係者によれば「5分、10分なら待ってくれる空港が大半だが、那覇は厳しい」という。

 国土交通省那覇空港事務所の話では、毎日午後11時から午前1時半まで、滑走路の路面を整備したり、灯火を点検したりしている。

 深夜に飛ぶ全日空の貨物機やスカイマークの旅客機が増え、整備の時間に余裕がなくなってきたため、2009年に那覇空港独自の運用指針を決めた。悪天候などのやむを得ない事情がなければ整備時間は融通しない。今回も、座席の故障は全日空の都合だからと、指針通りに着陸を断った。

 那覇空港に向かう便が悪天候などの影響で嘉手納基地に着陸することは珍しくない。ただ、嘉手納では「外の写真を撮らないように」と指示する機内アナウンスがあったという。

 空港の到着ロビーには午前1時50分ごろ、ゴールデンウイークを沖縄で過ごそうと、ダイビング道具など大きな荷物を抱えた観光客らが次々と出てきて、タクシー乗り場に長い列をつくった。

3586チバQ:2012/05/07(月) 22:57:19
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205070030.html
'12/5/7
東京線50万人割る 出雲空港
 出雲空港(出雲市)の東京線の2011年度利用者数が、10年ぶりに50万人を割り込んだことが島根県のまとめで分かった。9月まで小型機だけの運航が続いたことや東日本大震災が影響した。県の集計では、11年度の東京線利用者は47万8452人で前年度比7・9%減だった。

 前後期別でみると、前期(4〜9月)利用者は22万2980人で前年同期比19%減。この期間は経営再建中の航空会社の方針で、1日5往復すべて2種の小型機(176、165座席)だった。県などの要請で中型機(261座席)の運航が一部再開した後期(10月〜今年3月)利用者は25万5472人で、前年同期比4・6%増となっている。

 県は前期の1機当たりの搭乗者数減少が、利用減の最大の要因とみている。

 震災直後の4月(前年同月比27・7%減)5月(同25%減)の落ち込みも目立った。

 東京線は1979年8月の開設以来、順調に利用者を伸ばし、02年度には初めて年間50万人を突破。だが最近は08年度の56万5594人をピークに減少が続いている。

3587チバQ:2012/05/09(水) 19:46:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120509-OYT8T00663.htm
新千歳―ホノルル直行便…11月就航


 米国・ハワイを拠点とするハワイアン航空は9日、今年11月1日に新千歳―ホノルル線を新規就航すると発表した。同航空によると、道内の空港からハワイへの直行便ができるのは2003年以来という。

 週3便の運航で、新千歳発は水、金、日曜午後9時。ホノルルに午前9時15分に到着する。機材はボーイング767(264席)を使用する。

 同航空は10年11月に国内初となる羽田線を就航。11年7月に関西、今年4月には福岡でも運航を始めた。同航空のマーク・ダンカリーCEO(最高経営責任者)は「就航を機に札幌の魅力をさらに大勢の人に紹介できることを期待している」とのコメントを発表した。

(2012年5月9日 読売新聞)

3588チバQ:2012/05/10(木) 21:41:08
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001205100006
9年ぶり ハワイ直行便 新千歳空港
2012年05月10日

■11月から、米ハワイアン航空
■タイ国際航空もバンコクへ初定期便


 米ハワイアン航空が11月から、新千歳空港とハワイ・ホノルル空港を結ぶ定期便を就航させることになった。ホノルルへの定期便は日本航空が2003年に廃止して以来9年ぶり。タイ国際航空も同時期に新千歳―バンコクの初の定期便を就航させることがわかり、秋からは道内からの海外旅行が身近になりそうだ。


 ハワイアン航空のホノルル便は週3往復。新千歳発は水・金・日曜の午後9時で、11月2日が第1便となる。ホノルル空港発は火・木・土曜の午後2時45分で、翌日の午後7時に新千歳に到着する。同航空のホノルル便開設は、羽田、関空、福岡に次いで国内4カ所目となる。


 タイ国際航空は10月末から、新千歳―バンコク・スワンナプーム空港との間に定期便を就航させる予定だ。計画によると、水・金・日曜の週3往復で、新千歳着が午前8時、出発は午前10時45分。当面は冬季ダイヤ期間中の3月末までの運航を予定している。

3589チバQ:2012/05/10(木) 22:58:04
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205110018.html
'12/5/11
空港利用者、ピーク時の8割
 中国地方5県の8空港を2011年度、利用した人は604万5千人で、ピークだった2003年度の8割に減ったことが、5県のまとめで分かった。東日本大震災の影響で東京線の乗客数が落ち込んだ影響が大きい。一方、アジア路線が好調な国際線は61万9千人と5年ぶりに過去最高を更新し、新たなけん引役となっている。

 広島▽山口宇部▽岡山▽出雲▽萩・石見▽隠岐▽鳥取▽米子―の8空港の利用者数を集計した。604万5千人で10年度に比べて4・9%減り、5年連続で前年度を下回った。754万6千人で過去最高だった03年度の80・1%にとどまる。

 10年度を上回ったのは、5万2千人で0・4%増だった隠岐だけ。残る7空港は、広島255万6千人(5・9%減)▽岡山127万人(3・0%減)▽山口宇部76万3千人(1・7%減)▽出雲63万7千人(6・9%減)▽米子42万5千人(5・3%減)▽鳥取27万7千人(6・6%減)▽萩・石見6万6千人(8・7%減)―と軒並み減った。

 各空港の主力である東京線の利用者数は4・3%減の478万5千人。東京線がない隠岐を除く7空港のうち、23・3%増の萩・石見を除く6空港で前年度を下回った。減少率は出雲の7・9%が最高だった。「震災後の昨年4月に3割近く減少したのが響いた」と島根県。昨年10月以降は4・6%増に持ち直したという。

 対照的なのは国際線。中国や台湾、韓国などの定期線が就航する広島、岡山、米子の3空港の利用者は5・1%増の61万9千人と、初めて60万人台に乗せた。広島は10・8%増の36万2千人、米子は2・4%増の3万人だった。中国の北京・大連線が昨年11月に運休した岡山は2・5%減の22万6千人。

3590チバQ:2012/05/10(木) 22:59:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120510-00000079-mai-pol
<沖縄振興基本方針>那覇空港に第2滑走路
毎日新聞 5月10日(木)21時14分配信

 政府の沖縄振興審議会(会長・伊藤元重東京大大学院教授)は10日、内閣府で会合を開き、今後10年間の沖縄振興の方向性を示す基本方針を提示し、了承された。沖縄県が財政支援を求めている那覇空港の第2滑走路について、「適切な財源の確保を前提に整備を図る」と明記した。従来より自由度が高い一括交付金(沖縄振興交付金)の創設も盛り込んだ。11日に野田佳彦首相が決定し、全閣僚が出席する沖縄政策協議会で報告する。

 基本方針は「東アジアの中心に位置する地理的優位性を生かした人・モノ・情報の拠点づくり」などを振興の理念に掲げ、今年度予算で初めて1575億円を計上した新たな交付金を、政府が今後10年間続ける制度として改めて位置付けた。

 那覇空港では近年の観光客増加で1本しかない滑走路が過密化し、昨年12月には共同使用している自衛隊機のトラブルで一時閉鎖された。このため首相が今年2月に沖縄を訪問した際、仲井真弘多(ひろかず)知事が第2滑走路の早期着工を求めた経緯がある。基本方針は沖縄に配慮し、政府の推進姿勢を明示した。

 3月に成立した改正沖縄振興特別措置法は、具体的な振興計画を作る権限を政府から県に移し、政府には計画の前提になる基本方針を示すよう規定している。政府は15日の沖縄の本土復帰40年を控え、基本方針の策定を急いでいた。

 振興計画が基本方針にそぐわない場合、政府が計画変更を求めることができる。ただ、今回の方針では個別の事業について「趣旨が合致すれば、(基本方針に)記載がないものも計画に記載することを妨げない」と明記し、県に大幅な裁量を認めた。【新垣和也】

3591とはずがたり:2012/05/11(金) 10:24:32
>>3585の融通の利かない運用は第二滑走路がない>>3590のも原因なんでしょうかねぇ?

3592チバQ:2012/05/11(金) 22:06:00
滑走路が一本だと整備点検があるんで完全24時間の運用は出来ないですね 昔の関空もそうでした
滑走路が二本あれば整備時間をずらすことで完全24時間運用が可能です

たしか那覇空港は深夜に貨物便(日本←→香港やタイ)の中継をやってたから整備か遅れるのは困るんでしょうが、、、、
硬直的な対応は単に管制官の判断と思います

3593チバQ:2012/05/11(金) 23:15:29
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20120511/CK2012051102000189.html
カギは乗り継ぎ増 小松空港活性化委が初会合
2012年5月11日

新幹線開業で苦戦が予想される小松空港活性化へ議論を始めた委員会の初会合=県庁で


新幹線見据え
割引料金周知図る
 二〇一四年度末の北陸新幹線金沢開業で、利用者減少が予想される小松空港の活性化を検討する委員会(委員長・山内弘隆一橋大大学院教授)の初会合が十日、県庁であった。県は、羽田経由で乗り継ぐ場合などに割引料金が適用される制度の周知を図るため、県など全国十一自治体が共同発起人となり夏ごろに「航空乗継利用促進協議会(仮称)」を設置する方針を明らかに。乗り継ぎ利用者増が生き残りのカギになるとの意見も出た。(室木泰彦)

 協議会の共同発起人は、県と金沢市、輪島市、小松市をはじめ、青森、福井、香川、高知、鹿児島の五県と釧路市、松山市。今後、さらに空港のある自治体や航空会社、旅行会社などに参加を呼び掛け、夏ごろ協議会をスタート。連携してインターネットで割引のPRをするほか、誘客促進へ各地の観光情報も発信する。

 県によると、乗り継ぎ割引が適用されると、目的地によっても違うが通常料金で五〜六万円かかるルートが早期予約などで三万円台で済む。会合で県の小森卓郎企画振興部長は「私も四国まで利用したが便利。乗り継ぎ割引は意外に知られていない。石川が音頭を取って全国組織をつくる大胆な取り組みだが、周知を図りたい」と説明した。

 委員からは「観光客がある程度新幹線にシフトするのは当然と考え、ビジネス客の利用をどう維持させるかが課題になる」との指摘が。また、新幹線で東京−金沢が二時間半に短縮されると、羽田便が苦戦する可能性が高いとの意見もあり、別の委員は「地方空港は九十八ある。これらの組み合わせで乗り継ぐ利用者を増やすことも、小松空港生き残りの一つの策になるのでは」と助言した。

 委員会は、昨年の検討会でまとめたアクションプラン(行動計画)を踏まえ、さらに実践的な対策を取るため開催。県は、委員の議論を見ながら、何らかの具体策をまとめるか検討し、一四年度末の新幹線開業に備える。

3594チバQ:2012/05/12(土) 00:48:40
国際4空港(成田・羽田・中部・関西)以外から東アジア(中国・韓国・台湾・香港)への直行便リスト


ユジノサハリンスク(サハリン航空)・・・成田便なし。国内から唯一の直行便
新千歳 2往復/週
グアム(全てコンチネンタル航空)
グアム・沖縄に需要があるのかすごい疑問
福岡  7往復/週
沖縄  4往復/週
新千歳 2往復/週
仙台  2往復/週
新潟  2往復/週
岡山  2往復/週
広島  2往復/週

ホノルル(ハワイアン航空)
福岡  7往復/週

マニラ(フィリピン航空)
福岡  5往復/週

ハノイ(ベトナム航空)
福岡  2往復/週
ホーチミンシティー(ベトナム航空)
福岡  2往復/週

3596名無しさん:2012/05/12(土) 16:25:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120511-OYT8T01456.htm
空港バス 路線維持へ懸命

利用平均3人の便も 県などがキャンペーン


利用者の低迷が続いている山口駅―山口宇部空港間の連絡バス(JR山口駅で)  県内の主要都市と山口宇部空港(宇部市)を結ぶ連絡バスの利用が低迷している。特にJR山口駅(山口市)便の1便あたりの乗客数はわずか3人程度。「路線維持のためにも、バスの知名度を上げたい」として、県などは今月から利用者に賞品が当たるキャンペーンを始めた。

 連絡バスは山口駅のほか、JRの下関駅(下関市)、宇部新川駅(宇部市)、新山口駅(山口市)をそれぞれ結ぶ3路線がある。このうち中国ジェイアールバス(広島市)と防長交通(周南市)が共同運行している山口駅便は、採算ラインを下回る状況が続いている。

 防長交通によると、山口駅便の採算の目安となる1便あたりの乗客数は7、8人。しかし、運行を始めた昨年8月は2人にとどまった。山口国体が行われた同10月は4人程度に増えたものの、最近は3人程度にとどまっているという。バスは試験運行で、運行期間は8月末までだが、同交通の担当者は「9月以降も継続したい」と話している。

 下関駅便も乗客確保に苦戦。運行しているサンデン交通(下関市)は「1便あたり15人程度の乗車が望ましいが、5人程度しか利用がない。キャンペーンが利用者増につながってほしい」と話している。

 県交通政策課によると、空港に無料駐車場があるため、利用者の大半は車で訪れるという。同課の担当者は「空港への連絡バスはすべて厳しい状況。キャンペーンを通じて利用を呼び掛けたい」と話している。

 キャンペーンの対象は4路線を6月30日までに利用した人で、抽選で10人に5750円分、100人に1100円分のバスカードが当たる。カードはほかの路線バスでも利用できる。

 申し込みは、空港やバス内にある用紙に必要事項を記入。バス会社から用紙に利用証明のスタンプを押してもらうなどしたうえで、空港内にある応募箱に投函(とうかん)するか郵送する。締め切りは7月6日(当日消印有効)。問い合わせは山口宇部空港利用促進振興会事務局(0836・31・2200)へ。

(2012年5月12日 読売新聞)

3597名無しさん:2012/05/12(土) 16:26:21
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120511-OYT1T00742.htm?from=main4&from=hochi
伊丹空港ビル売上200億、だれ運営…交渉難航
 7月の関西国際空港と大阪(伊丹)空港の経営統合に向け、第3セクター「大阪国際空港ターミナル」が保有する伊丹空港ビルを巡り、両空港を運営する新関西国際空港会社と3セク側の運営権交渉が難航している。

 新関空会社は高収益の伊丹空港ビルを一体化したいが、経営に不安のない3セク側には抵抗がある。両社で共同運営会社を設立する妥協案が浮上しているが、決着のメドはついていない。

 両空港の経営統合後、国が全額出資する新関空会社に、関空の滑走路とターミナルビル、国保有の伊丹空港の滑走路や土地の所有権が移る。現状の枠組みでは、伊丹空港ビルは大阪国際空港ターミナル所有のままで、“大家”が国から新関空会社に代わる格好だ。

 ターミナル社が運営を続けるには、新関空会社と7月までに今後の連携に関する協定や土地の賃貸借契約を結ぶ必要がある。国や新関空会社は「株式を取得して伊丹空港ビルの経営権を握りたい」(国土交通省幹部)のが本音だ。

 一方のターミナル社は、年間売上高が200億円規模、テナントからの賃貸料収入などで営業利益が10億円余りにのぼる優良企業で、身売り話には抵抗がある。

 そこで新関空会社が提案したのが、伊丹空港ビルを運営する共同出資会社の設立だ。これならターミナル社の株主も一定の影響力が残せる。両社で出資比率などを交渉中だが、どちらが過半数を握るかなど合意へのハードルは高い。

 関係者によると、国は両空港の運営権を2014年度にも売却したい意向で、ターミナル社は従業員の雇用に不安が残るため、簡単には譲歩できないようだ。

(2012年5月11日14時50分 読売新聞)

3598名無しさん:2012/05/12(土) 16:26:57
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/business/20120511-OYT8T00379.htm?from=navlk
関西空港「カフェ戦国時代」 大手チェーン出店続々

知名度アップも狙い、進出が相次ぐ大手コーヒーチェーン 関西空港で、大手コーヒーチェーンの出店が相次いでいる。旅行客の待ち時間にぴったりのコーヒーを気軽に楽しんでもらおうと、関空会社が続けた誘致活動の末、5月末には大手5社9店が空港内でひしめき合う状態になる。

 年約1400万人の空港利用者をターゲットにした「コーヒー戦争」は、激しさを増しそうだ。


 先駆けは1999年夏、2階の飲食店街に関空1号店をオープンさせた米シアトル発祥のスターバックスコーヒー。2006年までに国際線の到着フロアとチェックインフロア、国際線ゲート内へ出店し、現在は計4店舗を展開する。

 同社は、フライト待ちの間に見送りに来た人と過ごしたり、到着後に休憩したりと、店舗の場所によって異なる客層に着目。担当者は「様々な層を取り込める機会」と、複数出店の狙いを明かす。

 昨年6月には、同じくシアトル系のタリーズコーヒー(2店)が出店。国内大手からは、10年3月のプロント、今年4月26日にはサンマルクカフェが続き、一時撤退していたドトールコーヒーも、今月下旬に再出店の予定だ。

 大手チェーン側にとって、関空進出の魅力は国内外から訪れる大勢の観光客だ。中国などアジアからの利用者は増えており、「客層は国籍や性別、職業を問わず幅広い。ブランド名を発信できるチャンス」(タリーズの担当者)との期待がある。

 ターミナルビル内で営業する飲食店は現在約50店舗。関空会社も「国内外の旅行客に身近なブランド店を呼び込み、様々なコーヒーの味を」と営業に奔走。元々、同社が営業していた直営カフェなどに代わって、参入が進んだ。

 関空内には、大手チェーンのほか、近年コーヒー商品に力を入れるマクドナルドなどファストフード店や、大阪が拠点のカフェ英國屋などもあり、ライバルは多い。プロントの担当者は「競争相手が増えれば、利用者は真剣に品定めすることになる。強みのサイドメニューも生かして勝負したい」とする。

 韓国旅行に出発直前にコーヒー店を利用していた箕面市の女性会社員(25)は、「街角で見慣れたコーヒー店の看板を目にすると、気軽に『ちょっと寄ってみよう』という気分になります」と話していた。(諏訪部敦)

(2012年5月11日 読売新聞)

3599チバQ:2012/05/13(日) 20:26:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120513-00000127-mailo-l27
ピーチ・アビエーション:初のソウル便、歓声「アジアと日本、交流盛んに」 国際線、順調に往復 /大阪
毎日新聞 5月13日(日)12時54分配信

 関西国際空港を拠点にする格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」が初の国際線となるソウル(仁川(インチョン))へ就航した。8日夜の第1便は、機長資格を持つパイロット2人が乗務するいわゆる「ダブル・キャプテン」での運航。操縦を担当した日本航空出身のベテランコンビは「久しぶりの国際線なので少々緊張したが、普段通りのオペレーションができた」とほっとした様子だった。【山田泰正】
 同社は3機のエアバスA320を導入、6月中旬には4機目が到着する。パイロットは第1期(8人)から10期(6人)までが入社済み。国内の航空会社に勤務していた経験者ばかりで、機長はいずれも飛行時間1万時間を超えるベテランぞろい。A320の資格取得訓練は全日空に委託して実施、一部は仏トゥールーズのエアバス本社で行った。
 ソウル行き第1便に乗務したのは二川(ふたがわ)之弘さん(59)、田鍋伸昭さん(58)の2人の機長と客室乗務員5人の計7人。二川さんが操縦を担当し、田鍋さんは管制との交信など副操縦士業務を担当した。7人は、ソウル便の前に長崎を1往復。初の国際線という大役ではあっても、そこは稼働に厳しいLCCらしくひと仕事してからソウル便の機内へ向かった。
 関西空港を午後6時半すぎに出発した第1便には133人が搭乗。仁川空港に40分ほど滞在後、折り返し便は韓国の旅行会社が手配した観光客ら163人が乗り込み、定刻の午後11時前に関西空港に戻った。
 ◇機内アナウンス、日英韓3カ国語
 北朝鮮から妨害電波が発射されているという情報もあり、GPSなどの航法機器や無線通信への影響も予想されたが、トラブルもなく順調に往復。「第1便に乗務できて光栄。韓国の管制官との交信で、私の名前を呼んで歓迎のメッセージを寄せてくれたのがうれしかった」と二川さん。機内はお祝いムードで、日英韓の3カ国語で「ピーチもやっと国際線のスタートを切れた」とアナウンスをすると、乗客から拍手がわいたという。
 副操縦士を務めた田鍋さんは日本航空でボーイング777の機長として海外路線を飛んでいた。ソウルへ飛ぶのは久しぶりだったこともあり、第1便の乗務が決まってから実際のフライトを想定してイメージトレーニングを重ねたという。「国内線の運航開始から時間をおかずに国際線を始めることができたが、これも関係機関や利用者の支援があってこそ。国際線は一層、気持ちが引き締まります」と話した。
 関西空港−ソウル間にはこれまで金浦(キンポ)空港発着便を合わせ6社が1日17便を運航してきたが、ピーチ社の参入で7社18便に増えた。ピーチ社は7月1日からは香港、9月30日からは台北への就航が決まっており、井上慎一社長は「安全に最善を尽くし、365日手ごろな運賃を提供してアジアと日本の交流を盛んにしたい」と目標を話す。

5月13日朝刊

3600チバQ:2012/05/14(月) 12:29:29
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120514/bsk1205140503002-n1.htm
米AMR、身売り選択肢検討 債権者委との合意に基づき今夏着手2012.5.14 05:00
 会社更生手続きを進めている米航空大手アメリカン航空の親会社であるAMRが、無担保債権者委員会との合意に基づき身売りの可能性を含めた戦略的選択肢を検討する方針を固めたことが、関係者の話で分かった。

 それによると、検討に着手する時期は今夏になる見通しだ。9月には、事業再編計画提出に関するAMRの排他的権利が期限切れとなる。AMRによると債権者委員会との合意は統廃合シナリオの検討を求めている。

 債権者委員会は、AMRが検討する選択肢に米USエアウェイズ・グループとの合併を加えるよう求めた。USエアウェイズは買収提案を提示するかどうか検討しているという。

 ホートン最高経営責任者(CEO)は、合併を検討する前に連邦破産法11条に基づく会社更生手続きを終えることを目指してきた、これまでの方針を転換し、戦略的選択肢を検討することにした。USエアウェイズがアドバイザーを起用し、アメリカン航空の労組から合併の支持を取り付け、債権者にも支持を求め始めたことにより、これまでの方針には見直しの圧力がかかっていた。(ブルームバーグ Jeffrey McCracken、Mary Schlangenstein)

3601チバQ:2012/05/14(月) 21:47:44
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005053225.shtml
大阪空港廃止検討を明記、兵庫県など反発 国交省素案 
 7月に予定する関西空港と大阪空港の経営統合に向け、国土交通省が策定している空港運営の基本方針の素案に、大阪空港に関し将来的な廃港を含め検討するとの内容が盛り込まれることが14日、分かった。地元自治体関係者が明らかにした。


 国は近く地元自治体と調整に入る方針で、6月中旬に方針を正式決定する。ただ神戸空港を含む3空港活用を訴える兵庫県などは反発、調整は難航しそうだ。

 関係者によると、国交省は14日中にも関係自治体に素案を提示する。5月下旬に開催予定の「関西国際空港・大阪国際空港運営協議会」の第2回会合で正式に提示、具体的な協議に入る。

 大阪空港をめぐっては、国交省が2010年5月、「成長戦略会議」報告書に、中央リニア新幹線の開業など環境の変化から、大阪空港の将来的な廃港・関空への一元化を検討すると明記。存続を求める地元自治体が反対姿勢を示していた。

 ことし4月の運営協議会の初会合では、大阪府の松井一郎知事が「廃港も含めて将来的な在り方を検討するとの文言を盛り込むべきだ」と主張。一方、兵庫県の井戸敏三知事は反発し、意見が分かれていた。


 兵庫県は「『廃港』という言葉を盛り込めば、両空港の有効活用という経営統合の趣旨に反するし、民間売却に向けた事業価値も下がる」と反対の立場を強調。「方針素案が示されれば、伊丹市など地元の意見を集約し、対応を検討していきたい」としている。

(2012/05/14 15:33)

3602チバQ:2012/05/14(月) 21:48:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120514-00000041-mai-bus_all
<伊丹空港>「将来的な廃港検討」国交省が地元に素案提示へ
毎日新聞 5月14日(月)13時52分配信


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伊丹空港=兵庫県伊丹市で2007年3月、本社ヘリから三村政司撮影

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港の7月の経営統合後の運用を定める基本方針に、将来的な伊丹の廃港を含め検討するとの文言を盛り込む方針を、国土交通省が固めたことが分かった。与党関係者が明らかにした。国は近く素案を地元自治体などに示し、両空港を7月から運営する新関西国際空港会社の運営協議会(25日)で合意を得たい考え。

 伊丹の廃港を巡っては、大阪都心部に近い伊丹の存在が関空の伸び悩みにつながっているとの意見や、45年とされるリニア中央新幹線の大阪までの開業で伊丹の利用は大きく落ち込むとの意見が強い。10年5月の国交省の成長戦略では、将来的なリニアの周辺状況の変化を見据え、伊丹の廃港や関空への一元化を検討するとの文言が盛り込まれていた。また、4月下旬の新関空会社の1回目の運営協議会では、大阪府の松井一郎知事が成長戦略に沿って、伊丹の廃港を基本方針に盛り込むよう求めていた。

 ただ、兵庫県の井戸敏三知事ら伊丹側の地元は、両空港の事業価値を上げるためには廃港すべきではないと反発しており、国が予定する6月中旬の基本方針の決定までには紆余(うよ)曲折が予想される。

 大阪空港廃港を持論にしてきた橋下徹・大阪市長は14日、「非常にうれしい。これまで周辺自治体は、大阪空港が存続し続けるという幻想を基にまちづくりをしていたんでしょうが、幻想は捨て去って現実を直視したまちづくりをしないといけない。これから周辺自治体の巻き返しが行われると思うので、最後まで安心できない」と述べた。一方、大阪空港の周辺自治体でつくる「大阪国際空港周辺都市対策協議会」(11市協)の会長、藤原保幸・伊丹市長は「基本方針案に『廃港』が明記されるならば、法の趣旨からして適切ではなく、削除するよう働きかける」とコメントした。

3603チバQ:2012/05/14(月) 21:48:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120509-00000169-yom-pol
橋下市長また伊丹空港廃止論…11市協分裂状態
読売新聞 5月9日(水)9時9分配信


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読売新聞

 関西空港と大阪(伊丹)空港の経営統合(7月)を前に、国際便の復活やジェット機の増便など、伊丹の存続と活性化を国に求めてきた周辺11市でつくる大阪国際空港周辺都市対策協議会(11市協)が事実上の分裂状態となった。

 構成メンバーでもある橋下徹大阪市長が就任後封印してきた「ライバル伊丹を廃止し、関空に路線を集約して拠点化する」との伊丹廃港論を再び主張しはじめたからだ。全会一致で運動方針を決める7月の11市協総会に向け、伊丹存続派は「身内の反旗」に神経をとがらせている。

 ◆両論併記◆

 「やっかいなのは伊丹だ」。橋下市長は4月19日の記者会見で「伊丹空港は中長期的には廃港の考えだ」と伊丹廃港の主張を再開した。

 伏線は3月30日、11市協が国土交通省に出した意見書だ。ジェット機の増便を要望する一方、「現状維持」を主張する大阪市の反対意見が両論併記された。

 11市協事務局の伊丹市幹部は「歩調を合わすように説得したが、大阪市が応じなかった」と明かす。

 橋下市長は知事からの転身後、「(広域の)空港問題は知事の仕事」として発言を控えてきたが、4月19日の会見では、「格安航空会社の就航で関空が拠点空港となり始めたのに、何をやっているのか」と、ジェット機増便を要望した11市協を批判した。

 4月26日、今度は「橋下路線」を継承する松井一郎大阪府知事が、経営統合後の運営主体となる新・関空会社と国、関係自治体などとの協議会で、「中央リニア開通に合わせ、伊丹廃港の時期を統合後の基本方針に盛り込むべきだ」と発言。

 これには伊丹存続派の井戸敏三兵庫県知事が「(空港会社の)価値を上げるためには(伊丹廃港を方針に)入れない方がいい」と反論した。会議後も報道陣に「お互いに足を引っ張り合わないことが基本だ」と、不快感をあらわにした。

 橋下市長は知事時代の2008年から伊丹廃港を掲げ、10年には会談した前原国交相(当時)から「将来的に伊丹廃港も考えざるを得ない」という発言を引き出した「実績」がある。

 ◆紛糾必至◆

 今回、伊丹の存続と活性化を掲げる11市協のメンバーの立場で橋下市長が廃港論を訴え始めたことで、11市協は機能不全に陥りかねない。毎年の総会では、2年続けて、ジェット機増便を求める運動方針を全会一致で決めてきたが、7月の総会に向けて大阪市幹部は「3月の意見書と同じ内容の運動方針案なら、反対せざるを得ない」と言い切る。

 11市協のほかの自治体も「空港を生かした街づくりを進めている中、伊丹廃港を繰り返し発言されると大きなマイナス」(大阪府豊中市)などと心配する。

 実際、両論併記の意見書を受け取った国交省幹部は「橋下市長が11市協に入って、その足並みが乱れたという印象だ」と語る。

 一方、関空周辺13市町の泉州市・町関西国際空港対策協議会は廃港論の再燃に歓迎ムードだ。

 事務局の大阪府阪南市の担当者は「橋下市長の言葉で『関空強化』の流れができる」と期待し、千代松大耕(ひろやす)・同府泉佐野市長も「橋下市長が伊丹廃港と打ち出してくれることは非常に心強い」と喜んでいる。

3604チバQ:2012/05/15(火) 01:16:19
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120514/bsd1205142031012-n1.htm
LCCの自信…将来的な真の主役は? 大手2社にとって最も怖いシナリオ2012.5.14 20:30
 ジェットスター・ジャパンは、当初の計画を5カ月も前倒しし、2012年7月3日から就航をスタートする。就航都市は、成田を拠点に関西、札幌、福岡、那覇の4都市。代表取締役社長の鈴木みゆき氏は「同じ日時、同じ条件で空席があれば、他社を下回る価格で提供する。原価割れもいとわない。ジェットスターはプライスセッターになっていく」と宣言した。自信の根拠はどこにあるのか。

 1つには、これまで培ったノウハウの活用だ。ジェットスターは空港使用料が高いオーストラリアやシンガポールで利益を上げてきた。同じように使用料が高い日本にノウハウを移植し、利益を出していく計画だ。2つ目はジェットスターグループのスケール。機材から備品、燃料や着陸料の交渉までグループでまとめて行えば、条件は有利になる。

 豊富なノウハウとスケールメリット。親会社とのカニバリゼーションをできるだけ軽減しながら、グループで儲けを出すノウハウ。これこそ、JALがジェットスター・ジャパンと手を組んだ理由にほかならない。ジェットスター・ジャパンは、JAL、三菱商事、ジェットスターの親会社であるカンタスグループが3分の1ずつ出資しているが、JALは投資しても口は出さない主義を貫くという。

 FSAの手法とは一線を画す。これは3社に共通する方針だ。FSAにいかに無駄が多いのかを各社とも自覚している証左といえる。徹底した低コストを追求する日本版LCC。だが、それは生き残りの絶対条件ではない。

 「低コストを実現したのに破綻したLCCの例は多い。重要なのは低コストに加えて、搭乗率を上げること。さらに経営者の理念を浸透させることです」(紀氏)

 FSAの搭乗率は60%台だが、成功しているLCCは75%以上をコンスタントにキープしている。ピーチの目標も75〜80%。エアアジア・ジャパンも80%を掲げている。

 しかし、この数字は新たな需要を喚起してはじめて実現する。ライアンエアーはアイルランド−イギリス間のフェリー客200万人やヨーロッパのユーロライン(鉄道)の利用客を、エアアジアはマレーシアの島々からクアラルンプールに移動するフェリー客を取り込んだ。対して日本はどうか。紀氏は言う。

 「日本の空を派手な飛行機が飛ぶインパクトはあります。LCCの登場を印象づけますからね。ただ、スカイマークと同じくらいだなという程度の価格では、長距離バスやJRから客を奪い、新規需要を開拓するのは難しい。インパクトのある価格でも枚数が制限されていたら意味がない。量が必要です」

 日本のエアラインには自分たちではコントロールできない重い足かせがある。日本とアメリカにしかない航空機燃料税や世界平均の3倍もの高額な着陸料、カウンター使用料など空港施設に関する諸々の経費、いわゆるジャパンコストだ(図)。高い公租公課はLCCの成長を妨げる。中距離路線のLCCであるエアアジアXも空港税や燃油税の高さから、クアラルンプール−ロンドン、パリ線からの撤退を余儀なくされた。

 もしジャパンコストが低減すれば、LCCはインパクトのある価格をより多くの客に提示できる。飛行機とは縁がなかった層がなだれ込むかもしれない。しかし、現実は茨の道だ。

 10年5月の国土交通省成長戦略会議では、LCC参入促進によるメリットを拡大するため、着陸料の再構築やLCCの参入促進などにつながる環境整備がテーマとして掲げられたものの、足踏み状態が続いている。時間帯別着陸料の交渉を持ちかけるなど個別交渉は進んでいるが、航空行政の動きは鈍い。ソウルの仁川国際空港が、新規就航や便数を増やすエアラインなどに対して、3年間の着陸料減免措置を実施し(初年度は無料)、国をあげて航空市場の活性化に努めている動きとは対照的だ。

 紀氏はこんなケースを予想する。

 「怖いのは日本のLCCがもたもたしている間に、外資のLCCがたとえばトヨタのような巨大な異業種企業と組んで国内線に進出すること。これは脅威です」

 折しも、茨城空港など国内3空港に乗り入れている中国の春秋航空が、東京、名古屋、大阪など路線拡大に意欲を燃やし、日本でLCCの合弁会社設立を検討しているというニュースが飛び込んできた。あくまで仮定だが、アジアに店舗展開するイオンが航空業界に乗り出す可能性も考えられる。

 日本の空は自由化した。航空運賃は下がり、これから利用者はぐんと増えるだろう。だが、そのとき真の主役は日本のLCCではないかもしれない。2年後、3年後、空を見上げたとき輝きを放っているのはどんな飛行機だろうか。

 ※すべて雑誌掲載当時(PRESIDENT Online)

3605チバQ:2012/05/15(火) 21:04:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012051502000091.html
日航、営業益2049億円 3月期
2012年5月15日 朝刊

 日本航空と全日本空輸の国内大手航空会社二社の二〇一二年三月期連結決算が十四日、出そろった。本業のもうけを示す営業利益は両社過去最高。経営再建中の日航は二千四十九億円を確保。全日空は前期比43・1%増の九百七十億円だった。

 好決算は、昨年三月の東日本大震災による旅行客の落ち込みが一時的にとどまり、円高で海外旅行が好調だったため。経費削減も利益確保につながった。

 日航は、会社更生手続き中だったため単純比較できないが、営業利益は一一年三月期の千八百八十四億円を上回った。一〇年一月の経営破綻(はたん)後の継続的な経費削減に加え、昨秋のタイ洪水で減便するなど需要に応じた体制で収益を落とさないようにした。

 日航は再建にあたり銀行などに約五千二百億円の債権(借金)を放棄してもらったほか、三千五百億円の公的資金を受け入れている。今秋にも株式の再上場を予定しており、安定した利益の出せる体質に改善できるかどうかがポイントとなる。

 一方、全日空は、売上高が4%増の一兆四千百十五億円、純利益は20・9%増の二百八十一億円。昨秋以降、最新鋭のボーイング787を国内・国際線に就航させて集客につなげている。

 一三年三月期の見通しでは、日航は燃料購入費増加や人件費増加で大幅減益を予想している。

3606チバQ:2012/05/15(火) 21:06:33
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120515/bsd1205150052000-n1.htm
日航、再上場後は課題山積 2期連続最高益更新でも  (1/2ページ)2012.5.15 00:51
 経営再建中の日本航空が14日発表した平成24年3月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が2049億円となった。23年3月期の営業利益1884億円を上回り、2期連続で過去最高を更新し、今秋の再上場に弾みをつけた。ただ、会社更生法をテコにしたリストラ効果は少しずつはがれ落ちている。破綻の教訓を肝に銘じ、堅実経営の実績を積み重ねなければ再上場後の“巡航飛行”は望めない。

 14日の決算会見で、植木義晴社長は「ブランド力やサービス、コスト競争力の向上を確実に行う」と述べ、収益体質のさらなる強化に決意を示した。

 売上高は前期比11・6%減の1兆2048億円と、東日本大震災の影響による旅客者の減少で落ち込んだが、不採算路線や大型機の廃止などによるコスト削減効果で増益を確保した。

 25年3月期は、売上高が1・3%増の1兆2200億円、営業利益は26・8%減の1500億円、最終利益は30・3%減の1300億円を見込む。

 日航の収益体質の改善は、順調なペースで進んでいる。22年1月の経営破綻前と比べて従業員を約3割削減する大量リストラや採算性の低い路線の廃止を実行してきた。

 しかし、再上場後の成長の道筋が描き切れているわけではない。業績の急回復は、金融機関の約5200億円に上る債権放棄や資産再評価による航空機リース料の軽減効果が大きい。リストラに伴う業務負担増や賃金カットで、一部の従業員にはリストラ疲れや繁忙感が強まっている。

 国内線で今夏までに相次ぎ就航する格安航空会社(LCC)3社とは、羽田や成田と、札幌や沖縄、福岡を結ぶドル箱路線で競合しており、「(業績に)どう影響するか分からない」(植木社長)と懸念する。欧州債務危機の再燃や燃料相場の高止まりなど、収益の圧迫要因は尽きない。

 「好業績であっても慢心してはならない」。14日の決算発表で、稲盛和夫名誉会長は、日航の破綻要因となった野放図な拡大路線に陥らぬよう戒めた。

3608チバQ:2012/05/16(水) 22:22:58
羽田札幌、羽田伊丹ではなくなってしまったのですねえ
http://japanese.joins.com/article/196/152196.html?servcode=300&sectcode=300
「済州−ソウル」 世界で最も利用客多い航空路線1位
2012年05月16日14時18分
[ⓒ 中央日報日本語版] comment5mixihatena0 世界で航空機が最も利用客が多い航空路線は済州(チェジュ)−ソウルであることが調査で分かった。

英経済週刊誌エコノミストは14日、航空情報技術関連会社「アマデウス」が調査した結果を伝えた。 済州は大都市ではないが、有名な観光都市で、多くの観光客が訪れている。 調査の結果によると、2011年基準でソウル−済州路線を利用した乗客は990万人だった。

2位はブラジルのサンパウロ−リオデジャネイロ路線で760万人、3位は日本の東京−大阪で750万人だった。

世界の大都市ではない「済州」が1位になったのは意外な結果だが、これは調査から飛行機が経由する都市が抜けたためと考えられる。 アマデウスは調査当時、全世界の路線のうち出発点と終着点に該当する都市だけを調査対象に含めた。

今回の調査によると、アジアと欧州路線の利用客数は昨年、前年比で9%増えた。 アジアの国際路線では香港−台湾が520万人で最も多く、ソウル−東京(310万人)、ジャカルタ−シンガポール(300万人)が後に続いた。

3609チバQ:2012/05/16(水) 22:25:09
http://japanese.joins.com/article/196/152196.html?servcode=300&sectcode=300
[FT]独ルフトハンザ、航空再編にらみ買収に意欲
(1/2ページ) 2012/5/16 14:00
 業界再編をリードする欧州航空大手のルフトハンザ・ドイツ航空が今度はポルトガル国営航空の買収に名乗りを上げた。


■急成長する中南米市場に強い基盤




ルフトハンザはTAPポルトガル航空の買収を検討している(5月8日、ケルンで開いた株主総会に参加したフランツCEO)=ロイター

 クリストフ・フランツ最高経営責任者(CEO)はフィナンシャル・タイムズ紙に対し、今年民営化されるTAPポルトガル航空の買収を検討すると語った。TAPは急成長する中南米市場に強い基盤を持っている。

 この意思表明で、TAPを巡る買収合戦の火蓋が切られた。英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の親会社、インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)もすでに関心を示している。

 ルフトハンザは2005年以降、業界再編の中心的役割を果たし、スイス航空、オーストリア航空、英ブリティッシュ・ミッドランド航空(BMI)などを傘下に収めてきた。

 フランツ氏は昨年初めに売上高で欧州首位の同社CEOに就任し、今年4月には赤字続きのBMIをIAGに売却するなど、グループ全体の事業見直しに精力的に取り組んできた。

 同氏は「価値のあるターゲットならば、いつでも買収する用意がある。その可能性を排除しない」と語り、ブラジル路線の運航に強みを持つTAPがルフトハンザにとって魅力があることを強調した。ルフトハンザとTAPはともに航空連合「スター・アライアンス」に加盟している。


■中南米の新グループも影響


 「TAPは中南米の玄関口を押さえる主要航空会社の1つ。TAPから打診があれば話を聞く価値は十分ある」とフランツ氏は言う。もしルフトハンザがTAP買収に成功すれば、IAGには深刻な打撃となる。IAGは傘下のスペイン子会社イベリア航空を通じ、中南米市場の取り込みに熱心だからだ。

 「スター・アライアンス」とBAやイベリア航空が加盟する「ワンワールド」は中南米で設立される航空グループ「LATAM」にそれぞれ接近を試みている。チリ航空最大手のLAN航空とブラジル大手のTAM航空が持ち株会社「LATAM」のもとで経営統合する計画を進めている。LATAMが航空連合への加盟をどう判断するかが、おそらくルフトハンザとIAGのTAP争奪戦にも影響するだろう。

 先週、IAGのウィリー・ウォルシュCEOはTAP買収の意向を表明したが、同時に関心が低下していることを示唆した。

 TAPが発表した10年の決算報告によると、23億ユーロの売上高に対し、5710万ユーロの純損失を計上した。


■「業界再編は新段階に」


 フランツ氏は欧州には航空会社が多すぎると指摘。過去10年に相次いだ企業合併が一巡し、業界再編が新段階に入ったとの見方を示した。

 同氏は今年破綻したハンガリーのマレブ航空やスペイン大手のスパンエアーを例に挙げ、新たな航空再編の中でさらに複数の破綻企業が出てくると予測した。

3610チバQ:2012/05/16(水) 22:25:51
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20120516-OYT8T00399.htm
「ANAホールディングス」に


来年4月設立 全日空持ち株会社
 全日本空輸は15日、2013年4月に設立する持ち株会社の社名を「ANAホールディングス」とすると発表した。

 傘下の航空事業会社は「全日本空輸」とする。傘下には、8月に就航する子会社の格安航空会社(LCC)「エアアジア・ジャパン」なども入る。持ち株会社制に移行することで、ANAブランドとLCCを合わせたグループ経営を強化する。

(2012年5月16日 読売新聞)

3611チバQ:2012/05/17(木) 22:34:41
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120517/bsd1205171929012-n1.htm
全日空社長「公平公正な市場を」日航業績急回復で懸念2012.5.17 19:28

 全日本空輸の伊東信一郎社長は17日の定例会見で、経営再建中の日本航空が好業績を残したことについて、「再生に向けた努力に敬意を表したい」としながらも、「公平公正なマーケットになっているのか」と疑問を投げかけた。

 日航が法的整理に伴う支援効果をテコに経営体質を強化したことについて、全日空は「競争環境がゆがめられる」と懸念を示したとみられる。

 日航の2012年3月期決算の最終利益は1866億円で過去最高を更新したのに対し、全日空は281億円と大きく水をあけられた。

 日航の好業績は、破綻時に発生した多額の赤字を次年度以降に繰り越し、利益と相殺して法人税の負担が軽減できたことや、会社更生法適用に伴って減価償却費負担が減ったことも要因となっている。

 伊東社長は「(日航が)合法的に再建したことは十分認識しているが、正直言ってあの利益レベルには届かない」と述べたうえ、「フェアな立場で切磋琢磨することは消費者のためになる」と苦言を呈した。

3612チバQ:2012/05/17(木) 22:53:02
http://diamond.jp/articles/-/18621
LCCの1円セールが売れ残る
日本人の生真面目すぎる性格
12 今年は国内航空線に相次ぎLCC(格安航空会社)が参入する“LCC元年”だ。

 このLCCが得意としているのが、格安料金をさらに下げる各種キャンペーン。そして、ついに「1円路線」が登場した。

 7月3日に就航を開始するジェットスター・ジャパンが、日時限定で売り出したものだ。

 4月17日の正午から14時までの2時間限定で、9月5日〜12月4日搭乗分の合計1万席を片道1円で売り出したのである。同社のサイトには2時間で13万アクセスがあったが、意外なことに一部の座席が売れ残った。

 同様のキャンペーンは、ジェットスター・ジャパンに出資しているジェットスターグループの本拠地、オーストラリアでもこれまでに実施されているが、売れ残るというのは前代未聞という。

 なぜ、日本では1円という破格の航空路線が売れ残ったのか。

 まずは、知名度やSNSの普及率があげられよう。

 LCCが仕掛けるキャンペーン情報は、インターネットやSNSを通じて瞬時に広まる。

 ましてや2時間限定ともなれば、そうして情報を拾わなければ、取り逃がしてしまう可能性のほうが大きい。

 日本においては、ジェットスターのfacebook会員は4.5万人、これに対してオーストラリアでは15万人だ。総人口は日本は1億3000万人弱だが、オーストラリアは2100万人強しかいない。人口におけるfacebook会員の普及率は、オーストラリアが140人に1人なのに対して、日本では2900人に1人という密度だ。

 本拠地オーストラリアで行うのに比べ、キャンペーン情報は思いのほか拡散しなかったというわけだ。

 そして、もう一つの要因が「国民性による性格の違い」(航空業界関係者)にありそうだ。1円であれば、たとえ当日行けなくなったとしても、損をするのはたったの1円である。ジェットスター・ジャパンの今回のキャンペーンでは手数料が200円かかったため、キャンセル時の実質的な費用負担は201円になるが、それでも微々たるもの。

 ならばとりあえず座席を押さえてしまえばいいものを、生真面目にも期間中の自身の予定などを確認しているうちに、キャンペーン時間が終わってしまったようなのだ。オーストラリア人の感覚からすれば、日本人は馬鹿正直すぎるかもしれない。

 とはいえ、多くの日本人ユーザーにとっては初めての体験。LCCはイベントが大好きで、さまざまなキャンペーンを仕掛けてくる。

 利用者のほうも、こうしたLCCの手法に慣れて賢く対応すれば、お得にチケットを入手できるチャンスが格段に広がりそうだ。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 須賀彩子)

3613とはずがたり:2012/05/18(金) 12:13:05
伊丹廃止して神戸強化して行くのが一番だと思うんだけどなんで誰も云わないんだ?
当然神戸高速鉄道の神戸空港乗り入れも込みで♪伊丹跡地は宏大な都市再開発の資源となる。阪急とJRも乗り入れよお☆人口増加時代の発想が抜けきれない俺w
そもそも関空があんな所へいっちゃったのが問題なんだけどそれをいっちゃあお仕舞いだよな。。

関空・伊丹:経営統合 伊丹廃港は「絶対反対だ」 兵庫知事ら反発
http://mainichi.jp/area/news/20120515ddn008020037000c.html
毎日新聞 2012年05月15日 大阪朝刊

 国土交通省が関西国際空港と大阪(伊丹)空港の経営統合後の運用を定める基本方針の素案に伊丹の将来的な廃港の検討を盛り込む方針を固めたことについて、井戸敏三・兵庫県知事は14日の記者会見で、「絶対反対だ」と強く反発した。

 「(運営権を)民間の運営会社に高く買い取ってもらわないといけない状況にもかかわらず、『もうやめてしまってもいい施設なんだ』と自らおとしめるのはいかがなものか」とし、25日の「関西国際空港・大阪国際空港運営協議会」で示された場合、文言の削除を求める考えを示した。

 また、大阪空港の周辺自治体で作る「大阪国際空港周辺都市対策協議会」(11市協)の会長を務める藤原保幸・兵庫県伊丹市長は14日、空港周辺の商工会議所などが同市内で開いた懇親会で、「寝耳に水であり、極めて遺憾だ。断じて許容できない」と反発。「素案の内容を確認後、記者会見で反論する。国交省は説明責任を果たしてほしい」と述べた。【桜井由紀治、生野由佳】


関西総合特区:大阪府知事と兵庫県知事、神戸空港の規制緩和巡りバトル 「関空ハブ化が先」「のけ者にするな」
http://mainichi.jp/area/news/20120419ddn012020029000c.html
毎日新聞 2012年04月19日 大阪朝刊

 大阪・兵庫・京都の3府県が国に求める規制緩和策を協議する「関西国際戦略総合特区」の会合が18日、大阪市内で開かれ、神戸空港の運用を巡り、松井一郎・大阪府知事と井戸敏三・兵庫県知事がやり合う場面があった。

 同空港の発着枠(1日30便)撤廃と運用時間(午前7時?午後10時)拡大を盛り込んだ事務局の規制緩和案について、松井知事が「関空(関西国際空港)がハブ(拠点)にならなければならない」と撤回を要求。井戸知事は「神戸の医療産業の発展には必要だ。神戸空港だけ、のけ者にしなくてもいいじゃないか」と気色ばんだ。

 これに対し松井知事は「のけ者じゃない。関空をしっかりハブにしてから、神戸空港のあり方を考えたい」と反論。井戸知事も「特区を支えるインフラとして必要だ」と食い下がった。

 同席していた関西経済連合会の森詳介会長が見かねて、「(神戸空港に関する規制緩和申請の)タイミングは改めて考えたい」と引き取り、その場を収めた。【熊谷豪、新宮達】

3614チバQ:2012/05/18(金) 19:26:49
むしろ神戸空港という名前を捨てて

関空神戸ターミナルと第三滑走路っていう立場にするのはいかがです?

3615荷主研究者:2012/05/19(土) 17:00:46

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/297576
2012年4月17日 01:09 西日本新聞
北九州空港、国際線落ち込む

 北九州市は16日、2011年度の北九州空港の利用状況を市議会経済港湾委員会で報告した。東日本大震災の影響で国際線が一時運休したことなどが響き、旅客数が前年度比1万3552人減の117万2996人となり、06年3月の開港以来、最低となった。

 市空港企画室によると、11年度は韓国人旅行客が激減したため、北九州−仁川(ソウル)を週3往復している済州航空が5月20日から約2カ月間運休。国際線の旅客数は同6399人減の3万3187人だった。国際チャーター便も同9033人減の8303人となった。一方、国内線は北九州−羽田便が好調で、113万906人と前年度から5200人増えた。

 12年度は済州航空が定期便を運休させるものの、スターフライヤーが7月12日から釜山便を毎日2往復就航させる。市は国際線の旅客数が増えると見込んでおり「今後も路線誘致に努めたい」としている。

=2012/04/17付 西日本新聞朝刊=

3616荷主研究者:2012/05/19(土) 17:12:14

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_133479815337.html
2012年04月19日 10:06 大分合同新聞
大分空港の利用者 10万人減で最低に

ソウル線の運休も利用者減少に影響

 2011年度の大分空港の利用者総数は138万3143人で、10年度から6.8%(約10万人)減少した。記録が残る1990年度以降で最低を更新。東日本大震災後のビジネス、レジャー旅行を控える風潮で主力の東京(羽田)線が振るわず、大阪(伊丹)線も使用機材の小型化と減便で減少した。ソウル線の運休も響いた。下半期は回復基調になったが「本格的な回復には時間がかかる」との声もあり、厳しい状況に追い込まれている。

 大分県が18日に発表した。東京線(112万3千人)は約2万人減少した。震災直後の4月の利用者は前年同月比79.9%に落ち込んだ。11月以降は各社が機材を大型化したことも手伝い、最終的に前年度実績に近づいた。大阪線は18万1千人(約4万人減)、名古屋線は6万5千人(約2万人減)。

 航空関係者は「今年の春休みは回復傾向だったが、落ち込みが終息したとは言えない」(日本航空大分支店)「レジャー客が戻らないと本格的な回復は難しい」(全日空大分支店)と厳しい見方をしており、回復基調が続くかは不透明だ。

 加えて福岡空港(福岡市)に格安航空会社(LCC)が参入するなど近隣空港との競争は激しさを増すとみられる。大分就航から1年半のソラシドエア(スカイネットアジア航空)は「LCCの大分就航の可能性がある以上、存在感と独自性の確立を急ぐ」(本社広報)としている。

 空港の利用促進は県政の重要課題でもあり、県交通政策課は「首都圏と関西圏での情報発信を強化し、飛行機の利用につなげたい」としている。

 ソウル線は昨年12月末に再開後、3月までの月別搭乗率(座席数に対する利用者数の割合)が72〜81%台で推移している。

3617チバQ:2012/05/20(日) 16:07:19
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120520/bsd1205200700001-n1.htm
【底流】国内LCC、値引き合戦勃発 価格競争際限なし (1/4ページ)2012.5.20 07:00
 今春から国内路線が相次ぎ就航している日系格安航空会社(LCC)の間で、早くも「空の価格破壊」が始まった。すでに福岡、新千歳(札幌)、那覇などの「ドル箱路線」では運賃の値引き合戦が勃発、LCC同士の消耗戦の様相を呈してきた。安値を武器に新幹線や高速バスの顧客を奪うという思惑とは裏腹に、際限のない価格競争の幕が開いた。

 ■最低価格「1円」

 日本航空系のジェットスター・ジャパンが4月17日に開いた国内線運賃の発表会は、この手の発表会とは一風変わった雰囲気が漂っていた。何しろ発表場所は流行発信の街、東京・秋葉原。「絶対に何か仕掛けてくる」。業界関係者の多くはそう感じ、メディアに混ざり、ライバルの全日本空輸関係者もお忍びで姿を見せた。

 業界関係者の予感は的中する。カンパニーカラーのオレンジ色の看板に示された運賃は国内最安値の「1円」。発表後、すぐにインターネットのウェブサイトを通じて、1万席分の片道航空券が発売された。驚く出席者を前に、鈴木みゆき社長は「低運賃の提供により、観光業に新たな事業機会を創出し、就航都市に経済効果をもたらしたい」と、してやったりの表情を浮かべた。

 同時に発表された最低運賃(片道)は、7月3日就航の成田−新千歳線が4590円、成田−福岡線は5590円。関西空港−福岡線の3590円は、3月1日に関西空港を拠点に就航した全日空系のピーチ・アビエーションの運賃を190円下回った。

 ■後出しじゃんけん

 同区間の運賃は、ピーチの井上慎一最高経営責任者(CEO)が「高速バスより安い料金にしたい」との判断で、高速バスの安値(約4千円)に見劣りしない価格に設定した。後出しじゃんけんに負けた格好のピーチは7月以降の関西−福岡線の最低運賃をジェットスターと同額まで引き下げざるを得なかった。

 大手旅行会社の幹部は「『ジェットスターがLCCで最も安い』というイメージが消費者に刷り込まれた」とみており、ジェットスターは一気にLCCの主役に躍り出た。

 両社で繰り広げられた価格競争について、鈴木社長は「低運賃を提供することで、お互いが市場を拡張できると考えている」と述べ、旅行者にとって選択肢が広がるとみる。

3618チバQ:2012/05/20(日) 16:08:05
 実際、3月1日のピーチ就航から1カ月間の平均利用率は83%、大型連休の4月27日〜5月6日の利用率も90・8%だった。利用者からは「乗り心地は思ったより良く、従来の飛行機と遜色ない」(大阪府の男性会社員)などと好評だ。高速バスや新幹線を利用する「飛行機未体験者」がピーチを利用したとみられ、今のところLCCは巡航飛行を続けている。

 ■露呈した弱点

 一方で、LCCの先行きを暗示するかのようなトラブルも発生している。ピーチが第1便を飛ばした3月1日、自動チェックイン機のシステム障害が相次ぎ、最大1時間ダイヤが遅延。同28日には長崎空港で発生した機体トラブルで、関空から長崎、福岡の2路線で計9便が欠航した。

 LCCは、少ない機材を短距離路線で効率よく運航し、往復回数、利用率を高めて収益を確保する。だが、いったんトラブルが発生すると代替機が工面できず、後続便に遅れや欠航が出るという弱点が露呈してしまう。海外のLCC事情に詳しい東洋大の島川崇准教授は「日本の利用者は乗り継ぎの利便性など高いサービスを望んでおり、LCCが受け入れられるかどうかは未知数だ」という。

 さらに、LCCの生命線といえるコスト削減を阻む要因もある。新たに雇用したパイロット、整備士は、経営破綻した日航など大手からの転職組が多く、人件費もそれなりに高い。客室乗務員をすべて契約社員とし、「転職を容認する」(ピーチ)など人件費抑制に努めているが、業界関係者の間には「安全運航にしわ寄せがくるのでは」と懸念する声もある。

 国際線に目を転じれば、航空会社が路線や便数が自由に決められる「オープンスカイ」が25年度からスタートし、成田空港を中心に参入する海外LCCとの競争が待っている。だが、今のところ、国内LCCには安さ以外の武器はなく、このままでは際限のない価格競争に巻き込まれることは必至だ。

 8月から成田を拠点に就航する全日空系のエアアジア・ジャパンの岩片和行CEOは「安いだけではすぐにあきられる」と肝に銘じている。LCCが日本の空で大きく飛躍するためには、いかに付加価値を付けるかにかかっているが、各社ともその答えをまだ持っていない。(鈴木正行)

3619チバQ:2012/05/20(日) 17:32:54
>>3496>>3595
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001205180003
HAC再建 道民負担、視界開けず
2012年05月18日

■道が監査法人報告受け経営検討委
■道民負担、視界開けず


 北海道エアシステム(HAC)の筆頭株主の道は17日、経営検討委員会を開き、監査法人が示した六つの運航パターンをもとに経営再建策の議論を始めた。当座の資金繰りも厳しく、策定は待ったなし。ただ、存続には追加の財政支援が不可欠なのに、道民にどれだけ負担を求めるべきなのか、という本質的な議論は手つかずのままだ。


■路線撤退なら地元反発も


 道は監査法人に委託し、HACが作った事業計画の妥当性や存続に向けた経営課題を調査。路線の現状維持や離島路線への特化など六つの運航パターンが示されたが、いずれも最大で年間1億〜2億6千万円の営業赤字を見込んだ。


 道の経営検討委は5月中に再建策を固めたい考えだ。財政支援なしに存続はほぼ不可能な状況で、HACの「道民の翼」としての公共的な役割にどれだけ道民のお金をつぎこむべきか、が大きな論点だ。


 ただ、17日は監査法人の報告書をもとに論点整理案を示しただけ。パターンごとに道の財政負担がどれほどか、検討されなかった。


 札幌や函館、釧路など、出資している就航先の自治体からも意見を聞く考えだが、その日程すら決まっていない。路線廃止に踏み込めば地元の反発は必至で、調整は難航が予想される。


 報告書の試算では、HACの手持ち資金は6月が4600万円、今年度末が2100万円。監査法人は「資金繰りに大きな懸念がある」と指摘したが、道は17日の会見で対策を問われても「ちょっと思いつかない」と述べるだけだった。


■函館と女満別 収益力に明暗


 道は17日、監査法人の詳細な調査報告書を公表した。道内路線の収益力の比較は明暗が分かれた。最も象徴的な路線が、丘珠―函館と丘珠―女満別だ。


 丘珠―女満別は昨年度の営業赤字が1億6700万円。4月の利用率は36・8%で3月から12・7ポイント落ちた。全日空と日本航空(JAL)も1日3便ずつ就航しており、「成長を図ることは難しく、運航余地はほとんど無し」とされた。


 路線の廃止が議論される可能性は高く、出資する北見市は「早急な地元説明を道に求める」としている。


 一方、昨年度、赤字が8300万円だった丘珠―函館。4月の利用率は63・5%で「1便あたりの収益力が最も高い路線」とみる。


■日航との協力 継続向け協議


 監査法人は、社長や社員の出向によるJALの協力がなくなった場合、離島路線に特化せざるをえないと指摘。丘珠―利尻、函館―奥尻の離島路線と、基幹路線の丘珠―函館の3路線を残すパターンを示した。


 3機体制から1機体制に縮小し、1日3往復のダイヤにする。機体整備の委託先である日本エアコミューター(鹿児島県)に運航も委託する内容だ。


 ただ、道はHAC自らが運航することも選択肢に入れる考え。17日の検討委では、協力の継続についてJALと協議を続けていることも確認された。


 委託をしても、しなくても、監査法人は年間の営業赤字を約2億円と試算。さらに、国や道から約3億円の補助金が入ることが前提だ。そのうち、道の負担額はいくらなのか。道は17日の会見で「確認していない」と答えた。


■三沢線の新設 「潜在的需要」


 六つのパターンで唯一黒字の可能性があるとされた丘珠―三沢(青森)の新設については、現在の機材で就航可能なほかの空港を検討した中で、競合相手がなく、水産関係を中心にビジネス需要が見込めるため選んだという。


 監査法人によると、2007年10月まで就航したJALの新千歳―三沢の旅客数は、HACの1機の総座席数(36席)を上回る1便あたり50人前後だった。


 また、三沢空港振興会(事務局・三沢市)が今年2月に報告した周辺800事業所へのアンケート結果で、就航を希望する空港を聞いたところ、丘珠と新千歳への希望が約4割にのぼった。「札幌への潜在的需要は十分ある」とみる。


 (諸星晃一、小林直子、加賀元)

3620チバQ:2012/05/21(月) 22:36:59
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001205210005
新ダイヤ呼び水になるか 新潟空港
2012年05月19日


新ダイヤで午前便が増便された全日空の福岡便。奥で飛んでいるのは午前出発に変更されたFDAの福岡便=新潟空港

 新潟空港でこの春、新路線の就航や増便が相次ぎ、県は「新ダイヤで空港が使いやすくなった」と、企業や学校に「営業活動」を展開している。空港利用者数は昨年度まで5年度連続で減り続け、今回のダイヤ改定は「空港の岐路」と位置づけているからだ。PR攻勢で、多くの利用者を呼び込めるか。


     ◇


 「ますます新潟空港がにぎやかになることを願います」。今月7日、フジドリームエアラインズ(FDA、本社・静岡市)が3月に就航させたばかりの名古屋(小牧)線が、1往復から2往復に増便された。記念式典で大野裕夫副知事は満足そうにあいさつした。


 3月下旬からの新ダイヤで、県空港課の担当者は「便数が増え、昨年と比べて利用者も増えている。この勢いに乗っていきたい」。日本旅行新潟支店は、福岡往復の航空券と宿泊をセットにしたフリープランの売れ行きが増えるなど、「全体的に航空券の需要が高まっている」という。


 使いやすくなった路線の一つが福岡線だ。全日空が1往復増やし、昨秋に就航したFDAは新潟発の便を午後から午前に変更。旧ダイヤでは午後のみの運航だったが、新ダイヤでは2便が午前中に福岡に到着する。日帰り出張が可能になり、その日のうちに九州各地の観光地に行ける。


 全日空は成田線も就航させ、新潟から海外へ行く人の搭乗を見込む。中国東方航空は週2往復だった上海線を「この2〜3年間の運営状況から、観光以外にビジネスの需要が高まった」として、週4往復にした。


 県のまとめによると、昨年度の新潟空港利用者数は前年度比6・7%減の85万8876人。東日本大震災や福島第一原発事故によって旅行を控える人が多かったことや、ロシア線の運休が響いた。利用者減は2007年度から続いている。


 新ダイヤになる前、大野副知事は県内の旅行会社を集め、「誰も乗らないと航空会社は便を減らしてしまう。そうなったらもう新潟空港はダメ。伸びていくのかダメになるのか、大きな岐路にさしかかっている」と、利用者増への協力を呼びかけていた。


 「出張で使って下さい」「修学旅行で利用して下さい」。県空港課の職員は連日、増便を知らせるチラシを持って企業や学校、旅行業者に売り込みを続ける。群馬県や山形県にも足を延ばし、商工会議所や旅行会社を訪ねる。今後もPRに力を入れるつもりだ。

3621チバQ:2012/05/22(火) 00:17:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120521-00000502-fsi-bus_all
「病気欠勤」スト、進まぬリストラ… エア・インディア、やまぬ混乱
フジサンケイ ビジネスアイ 5月21日(月)10時44分配信

 インド国営航空エア・インディアが揺れている。操縦士による長期ストライキでデリー−東京便など国際線を中心に大量の欠航便を出す事態になっているからだ。今月7日以来、約200人が断続的に「病気」を理由に欠勤。2週間が経過しても解決のめどが立たない事態は、世界の成長を引っ張る新興国でありながら、社会主義の影を色濃く残し、構造改革が一向に進まないインドのアキレス腱(けん)をまざまざと示している。

 エア・インディアの操縦士の要求はいずれも理不尽なものばかり。2007年に国際線を運航するエア・インディアが国内線のインディアン航空と吸収合併した後、それぞれを母体とする操縦士同士が反目。同社が、新規に導入されるボーイング787型機の操縦訓練を元インディアン航空の操縦士にも課そうとしたところ、元エア・インディア(合併前)の操縦士で作る「インド操縦士協会」が、新型機は自分たちだけが運航すべきだと主張した。

 同協会は経営者側と操縦士が10年たっても機長になれない場合は、能力に関わらず自動的に機長になれるとの合意をすでに結んでいるが、今回は10年の期間を6年に短縮するよう求めている。シン民間航空相は「ストライキは違法」だとして、操縦士側が業務に戻るよう繰り返し要求し、操縦士協会の承認を取り消す事態になった。デリー高裁も9日、ストを違法と認定し、操縦士らの病気欠勤やデモを禁止した。エア・インディアは一部の操縦士を解雇する強硬手段に訴えている。インディアン航空との合併後のトラブルは、こうした操縦士間の対立にとどまらず、経営面でも顕著になっている。

 すでに別の航空会社に吸収された格安航空会社の設立者、ゴピナト氏が15日付のタイムズ・オブ・インディア紙に寄稿した記事によると、エア・インディアは、4000億ルピー(約5800億円)もの累積赤字を抱えているにもかかわらず、リストラはほとんど進んでいない。航空機1機に対する従業員の数は475人。インド航空6社のうち、2008〜11年の間に利益を計上できたのは、格安航空会社のインディゴ航空だけだが、同航空の場合は70人で6倍以上の開きがある。月120万ルピーにも及ぶとされる操縦士の高額な給与などがエア・インディアの経営を圧迫し続けているのが現状だ。こうした現状にメスを入れる必要性は明らかだが、政府にはとても、痛みを伴う抜本策に踏み込む気配はない。それどころか、逆にエア・インディア救済のために3000億ルピーの拠出を決めた。ゴピナト氏に言わせれば「ブラックホールにほうり投げるようなものだ」。

 インドの航空業界が抱える問題は多い。一つは高い税金が上乗せされた燃料費だ。アジア太平洋航空センターのカピル・カウル所長は「インドのジェット燃料の価格は、世界で最も高額な部類に入る。航空会社の運用コストの約半分を占め、財務体質を悪化させている」と指摘する。昨年11月にインド紙が報じたところでは、国際航空運送協会(IATA)は、インドでの燃料の価格は1トン当たり1560ドルで、国際平均(約1028ドル)を大きく上回った。航空会社が支払う空港整備料も経営に重くのしかかる。デリー国際空港は10年の新ターミナル完成後、空港整備料は2度も値上げされている。

 さらに、経営に苦しむ民間航空会社はいずれも、外国企業の投資による経営参加を望んでいるものの、インドの外資規制がそれを阻んだままになっている。シン民間航空相は本紙の取材に「外国企業投資問題は間もなく解決する。エア・インディアの財政強化策も練っている」と話したが、具体策はまるで見えてこない。一方、民間航空会社については「政府による支援はない」と強調するばかり。インドの空の混乱はまだまだ続きそうだ。(ニューデリー 岩田智雄)

3622チバQ:2012/05/22(火) 00:17:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120514-00000025-fsi-bus_all
国営航空再建に最大で4470億円 印政府が救済へ
フジサンケイ ビジネスアイ 5月15日(火)8時15分配信

 インド政府は慢性的な赤字に苦しむ国営航空会社エアインディアの救済に乗り出した。

 2021年までに最大で3000億ルピー(約4470億円)を投じ、経営効率化を進めて再建を目指す。現地紙インディアン・エクスプレスなどが報じた。

 エアインディア幹部によると、同社の現在の年間赤字額は約170億ルピー。再建策実施と政府による支援で17年までに年間赤字を2億3000万ルピーに縮小し、18年には黒字転換を目指す計画。再建策では整備部門や貨物などを取り扱う地上サービス部門を分社化、現在は約2万8000人の従業員数を1万9000人まで削減する。これによって同社の1機当たりの従業員数は、現在の224人から100人になるという。

 一方、燃料費の削減につながる新機材の導入を積極的に進める。米航空機大手ボーイングの最新鋭旅客機787「ドリームライナー」をはじめ、今後5年以内に130機の新機材を導入し、保有機数を現在の約2倍となる200機強に引き上げるとしている。(ニューデリー支局)

3623チバQ:2012/05/22(火) 00:23:49
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/373798.html
津波から3日で離着陸再開 6空港で復旧計画作成へ(05/20 16:48)
 国土交通省は20日、大規模地震で大きな津波被害を受ける恐れのある羽田など6空港について、災害発生から3日以内に自衛隊機などの離着陸を再開できるようにするための復旧計画をつくる方針を決めた。倒壊建物に取り残された人らの救命率が大幅に下がるとされる72時間より早い復旧を目指し、救急活動や支援物資輸送の拠点として活用する。

 来年3月までにまとめる。対象は仙台、羽田、中部、関西、高知、宮崎の6空港。海上や沿岸部にある空港のうち、利用客の多さと、発生確率が高いとされる宮城県沖地震や、「南海トラフ」の巨大地震による津波で浸水の恐れが高いことを考慮した

3624チバQ:2012/05/22(火) 00:25:15
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/eeb6ac1d07a8642076819ca975cd8331/
成田と羽田の空港間競争、格安エアライン就航を促す(1) - 12/05/16 | 16:18
「成田(成田国際空港)の30万回がなかったら、エアアジア・ジャパンのベースを成田に置くという考えはなかった」

 そう語るのは、8月に就航するエアアジア・ジャパンの岩片和行社長だ。成田の30万回というのは、2012年3月末時点で25万回の年間発着枠(容量)を、1年後の12年度末に27万回へ、そして早ければ14年度中に30万回に拡大するという計画だ。

 人口が集中する首都圏という恵まれたエリアにある成田と羽田(東京国際空港)。需要に対して容量が足りないといわれてきた両空港で、数年前から抜本的な拡大が進行している。国際空港の成田は韓国の仁川空港と比較されることが多く、両社の対決ではほぼ互角となるが、成田と羽田を合わせて首都圏空港とみれば、その規模は今でもアジアの中でトップといえる。そして、両空港の容量は、拡大前に比べて4割以上増える。

 10年10月、新国際線ターミナルビルが開業し、32年ぶりに国際空港として復活した羽田は、もともと主軸だった国内線だけでなく、国際線の拡充が注目されている。

 現在の羽田の発着枠は39万回。うち国際線は6万回で、内訳は昼間3万回、深夜早朝3万回だ。これまで、昼間の国際線は近距離アジア路線に限られていたが、これから増える昼間の3万回に関しては、欧米を含む高需要路線が認められている。大手エアラインにとっては、実にうまみがあるところであり、これこそ、成田を刺激したポイントだ。

 国際空港の成田が地元合意を得たうえで、30万回に拡大という大決断を下したのは、こうした羽田の国際線拡充が背景にある。航空ジャーナリストの杉浦一機氏は「羽田の国際化で、成田に初めて危機感が生まれたのではないか」と指摘する。現在、関西地区では関空と伊丹の一体運営が話題になっているが、首都圏ではむしろ「こうした空港間競争があったほうがいい」(関西学院大学の上村敏之教授)と見る向きは多い。千葉県でも、成田空港を軸にした経済活性化に向けて、官民挙げた取り組みも始まっている。

 成田では、3月末に首都圏初のビジネスジェット専用ターミナルが誕生。7、8月にはジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンの格安航空会社(LCC)2社が就航するなど、これまで国際線主体で手薄だった国内線の拡充も進む。また、成田は航空会社が自由に路線や便数を設定できるオープンスカイの対象に加わる予定で、まさに、さまざまな航空需要に対応する体制が見えてきたところだ。

3625チバQ:2012/05/22(火) 00:25:46
LCCが成田に要望するローコストの専用施設

 今夏の就航を前に、LCCの担当者は、成田や就航先の空港を飛び回る日が続いている。LCCの生命線、ローコスト経営を追求できるかどうか、瀬戸際に立っているのだ。

 「他社との絡みがあるので、LCCだけに施設料や着陸料を下げるのが難しいというのはわかる。であれば、LCCに見合った施設を提供してほしいとお願いしている」(ジェットスターの片岡優日本支社長)

 エアアジア・ジャパンも、専用で使えるターミナルビルをローコストで造ってもらう方向で交渉中だ。今年は暫定施設でのスタート。いずれ、本格的なLCC施設を造ってほしいという要望は両社共通している。

 考えてみれば、成田はLCCにとって使いづらい空港である。採算性から見ると、LCCの理想は1日4往復だが、成田は24時間空港ではないし、午前や夕方の離発着集中時に、入り込む余地は残されていない。

 つまり、好きな時間帯に飛ばせる自由がほとんどないのだ。エアアジア・ジャパンの岩片社長はピークを平準化するため「朝、昼、晩の空いている時間帯は、着陸料を安く設定してはどうか」と提案しているが、実現はなかなか難しそうだ。

 ジェットスター・ジャパンの鈴木みゆき社長は「今後、お客の誘致という点で、LCCに期待が寄せられているのを感じる。空港側も、LCC対応が重要な課題だと認識しているようだ」と話す。LCCの要望に対して、成田はどのような解を見いだしていくのだろうか。
 空港の容量拡大とは飛行機の発着枠拡大のことだが、この実現を支えるのが管制方式の高度化だ。

羽田の通称“井げた”滑走路運用の制約

 発着枠を拡大させるため、4本目となるD滑走路が完成した羽田。現在では、“井げた”といわれる4本の滑走路を使った運用が行われている。図に示したように、南風の時にはBとDの滑走路を着陸に使い、AとCの滑走路を離陸に使うというように、2本ずつを組み合わせて使っている。

 井げたは量がさばける反面で、交差を防ぐことが重要な課題になる。南風時でいえば、Bに降りてくる飛行機があるのに、Aには出発が近い飛行機があるとする。もしAの離陸機がエンジン出力を最大にしたときに、Bに降りた飛行機が後ろを通過したら、その飛行機はひっくり返るおそれがある。したがって、管制官は着陸機と離陸機が交差しないように、タイミングを見計らわないといけないのだ。

 現在、井げたの運用方式を習熟するために、「昼間の1時間当たり発着枠回数を35回に抑えているが、これを44・7万回に拡大する際には、40回を目指す」(国土交通省航空局の石川誠・航空管制調査官)計画だ。

3626チバQ:2012/05/22(火) 00:26:36
 2本の滑走路を持つ成田はどうか。11年10月に同時並行離着陸方式を導入したばかりだが、成田の滑走路は4000メートルと2500メートルの2本で、搭載燃料の都合から、2500メートルだと長距離便を飛ばせないという制約がある。長距離便が集中する時間帯で、離陸までに時間がかかることがあるが、これは4000メートルの滑走路に飛行機が集中するため。ちなみに、着陸時だと燃料はカラに近くなるので2500メートルでも大丈夫だ。混雑する時間帯が羽田よりも集中しているため、誘導路が足りなくなるという問題も抱えている。

 このような制約があるとはいえ、成田、羽田の滑走路の発着枠拡大という受け皿が作られたことは、LCCを含む日本の航空業界にとって画期的なこと。このまたとないチャンスを生かせる航空会社が、激動の時代に勝ち残ることができるだろう。
(週刊東洋経済2012年4月7日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

3627チバQ:2012/05/22(火) 00:27:42
http://www.toyokeizai.net/business/regional_economy/detail/AC/91da9f4eb1c5fb723f6a80942c9b7f1b/
北海道、青森、茨城、能登… 独自の活性化策で利用客を増やす地方空港(1) - 12/05/22 | 00:07
 空港内にシネコン、温泉、テーマパークがある。こんな驚きの空港が、2011年7月にリニューアルされた新千歳空港だ。

 国際線ターミナルビルの新規オープンに伴い、国内線ターミナルビルを増築し、国内・国際両ターミナルビルをつなぐ連絡施設も新設。これらのスペースにさまざまな施設をオープンさせた。

 「飛行機利用者だけでなく、地元の人に楽しんでもらえる施設を目指した」と、ターミナルビルを運営する北海道空港の小澤徹営業第二部長は語る。空港ビルは近隣のアウトレットモールと無料バスで結ばれて、土日には多くの地域住民がバスに乗って空港にやって来る。

 しかも、リニューアルには隠された狙いがある。シネコンの収容人員は377人。温泉施設には、100畳の大広間がある。仮眠や休憩に利用できるリクライニングチェア約280席を備える。これらは地域住民や、通常時の空港利用客の利用を見込むが、さらに「欠航時に利用客が寝泊まりできる施設が欲しかった」と、小澤氏は明かす。冬の新千歳空港は大雪で除雪が追いつかずに欠航することもある。そのため空港内で夜を明かす人も多い。温泉施設の大広間やリクライニングチェア、あるいはシネコンのふかふかな座席は、非常時には寝泊まり用の設備としての役割も果たす。つまり、新千歳空港のリニューアルとは単なる商業上の理由だけでなく、空港機能を向上させる役割も果たしているのだ。

 日本の狭い国土には100近い空港が存在しており、その多くが利用者低迷に苦しんでいる。「政府の方針として多くの空港が整備されたが、それらの空港をどのように活用していくかという議論が、地方空港においては未熟である」と、航空行政に詳しい北海道総合研究調査会の切通堅太郎主任研究員は指摘する。

 地方空港を取り巻く環境は厳しいが、一方で、独自の活性化を試みている空港も少なくない。知恵と行動力があれば、活性化は不可能ではない。何より、そうした空港の多くでは、「地元で航空政策を真剣に検討している」(切通氏)。こうした空港活性化の取り組みを紹介する。

茨城空港の低コストが航空会社に大人気

 巨額の投資で客を呼び込む新千歳空港とは対照的に、お隣の旭川空港では、むしろ節約や合理化で活性化をもくろむ。

 旭川空港は「特定地方管理空港」。土地などの財産は国が所有しているが、管理運営は旭川市が行うという特殊な形態である。旭川以外に秋田、山口宇部など五つの空港が特定地方管理空港に指定されている。

 市の財政が悪化し財政健全化に迫られた旭川市では、経費削減策として市の施設に指定管理者制度を適用して人員削減に踏み切った。だが、国が財産を所有する特定地方管理空港では同制度が適用できない。そこで実態的に指定管理者制度に近い「総合的民間委託」制度を07年度に全国で初めて導入した。

 具体的な委託業務内容は、滑走路の状態や灯火のチェック、草刈り、除雪など。それまで14人いた空港管理事務所員を7人に減らす計画だ(現時点では9人)。

 さらに、それまで無料だった駐車場を有料化することで年間1100万円の収入が得られる(写真)。駐車場の有料化は利用者の利便性を損なうのでないか。こんな見方については、「有料化でマナーの悪い客が減ったので歓迎されている面もある」(旭川空港管理事務所)という。駐車料金も1時間100円、1日の上限は500円と低めに抑え、それまで散見されていた長期間駐車、ルール無視の駐車がなくなったという。

 民間委託の成果は利用者には見えにくいが、これらの制度導入で、5年間で3億8000万円の収支改善効果が出るとみられる。前例のない制度は、まさに旭川市の知恵と行動力の賜物である。

3628チバQ:2012/05/22(火) 00:28:11
 「無駄な空港」と、10年3月の開港前にさんざん批判された茨城空港だが、開港後は千客万来。当初はアシアナ航空のソウル便が1日1便しか飛んでいなかったが、その後、スカイマークと中国・春秋航空が就航。スカイマークは札幌線と神戸線を就航当初の各1日1便から2便へ、春秋も上海線を週2便から週5便へと増便した(現在アシアナのソウル便は運休)。

 便数の増加に伴い、搭乗者数も増えた。10年度の実績は21万人だったが、「11年度は26万〜27万人、12年度は40万人はいけるのでは」と、渡邊政美・茨城県空港対策監は期待する。空港内では連日さまざまなイベントが開催され、活気にあふれる。これも認知度向上策の一環だ。

 「あらゆる点で低コストの日本初のLCC対応ターミナル」(渡邊氏)を目指し、随所に工夫を凝らした。まず、航空機はバックできないので専用車で牽引してもらう必要があるが、茨城空港ではバックせずに自走して移動できるレイアウトにした。このため専用車のコストが不要になった。また、出発ロビーをターミナルビル1階にした。利用者はタラップを使って搭乗するため、ボーディングブリッジも不要に。さらに、チェックイン、出発、到着などをビル1階に集約したことで、地上職員もほかの空港よりも減らせた。

 羽田空港へのアクセスが不便な茨城県民を中心とした集客を見込む。「このエリアは車社会。空港への往復に車を利用してもらえれば、その便利さに満足するはず」(渡邊氏)。車で茨城空港に来て飛行機に乗るまでわずか数十メートル。鉄道を乗り継いで羽田空港に着いて、飛行機に乗るまでに何百メートルも歩くことを考えれば、この便利さは貴重だ。

 さらに東京駅と空港を結ぶ往復バスの運賃を、航空機利用者なら500円と割安に設定した。割安な旅を好むLCC利用者に大好評だ。

 次は福岡線や沖縄線をぜひ就航させたいと渡邊氏は意気込む。実現すれば、開業前は「過大」と一蹴された80万人の需要予測ががぜん、現実味を帯びてくる。

青森空港は時間延長で東北新幹線に対抗

 10年12月の東北新幹線新青森駅開業で1日6往復の青森―羽田便が打撃を受けた青森空港。東日本大震災による新幹線の運休中は大健闘したものの夏以降は落ち込み、11年度は1月時点で前年同期比11%減。岩手県では1982年の東北新幹線盛岡開業後、花巻空港の羽田便が85年に撤退してしまった。青森空港を管理する青森県では、「同様の事態は避けたい」(県交通政策課の山谷良文課長)と、懸命な努力を続ける。

 まず、それまで21時30分までだった空港運用時間を30分延長して22時までとした。このため羽田から青森に向かうJAL最終便の出発時刻が19時45分から20時10分へと25分繰り下がり、新幹線の最終便(東京20時4分発、新青森23時38分)に対抗できるようになった。むろん、運用時間の延長は無料ではない。冬場の除雪費用などで年間3000万円の費用増となる。

 客数減の理由は、JALが機材を変更して座席数を減らしたという面も少なくない。1便当たりの座席数が減ると団体客が利用しづらいし、割引運賃の適用枠も減るため航空運賃の割高感が際立ってしまうのだ。そこで県とJALは協議の末、最終便を機材変更して定員を160人から261人に増やした。さらに大阪便では1日2往復から4往復へと便数を倍増させる。朝夕の便が増えるので日帰りが容易になる。運休中の福岡便の再開や沖縄への直行便などの夢はあるが、当面は知恵を絞って羽田6往復体制を死守する考えだ。

 地方空港の成功モデルといわれる能登空港。注目を集めているのが全国初の「搭乗率保証制度」である。事前に地元が搭乗率を保証し、目標(一定のバッファー含む)に満たなければ県が航空会社(ANA)に対して保証金を支払う。逆に目標を上回れば航空会社が地元に対して販売促進協力金を支払うというものだ。

3629チバQ:2012/05/22(火) 00:28:35
 滑り出しは上々。初〜3年目はANAから総額で1億3300万円の協力金を受け取った。逆に10年度は東日本大震災の影響で客足が落ち、目標未達に。ただし震災という特殊事情が考慮され、保証金支払いは免除された。9年目の今年は、現時点で61・4%。目標に若干未達だ。「4、5、6月に全力で巻き返す」と、石川県空港企画課の表正人課長は気を引き締める。

 「掛け声だけでなく行動する」。能登空港の利用者を増やすために地元の老人会や婦人会も一致協力する。2カ月に1度集まり、利用者増に知恵を絞る。穴水町老人クラブ連合会の松田栄四郎会長は「東京スカイツリー見学ツアーなど、数多くの企画を作って、とにかく空港を利用してもらう」という。搭乗率が厳しいときは、各自が客集めに奔走する。

 松田氏には苦い経験がある。第三セクターののと鉄道が01年に輪島―穴水間を廃止した際、反対はしたものの、具体的な行動を起こさなかった。「だから能登空港を維持するためには、声を上げるだけでなく、どんどん行動する」。

 3月のある日、根室市、中標津町、羅臼町など中標津空港周辺の自治体職員たちが能登空港の視察に訪れた。中標津空港もほかの地方空港同様、利用客低迷に悩む。能登空港の取り組みについて説明を受けた中標津町の菅野三夫空港対策室長は、「びっくりした」と驚きを隠さない。「声を出すだけでなく行動が必要ということがよくわかった」。

 能登空港の搭乗率保証は単なる知恵。地域ぐるみの具体的な行動が、地元の空港を活性化するのだ。
(週刊東洋経済2012年4月7日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

3630チバQ:2012/05/22(火) 00:30:23
1700 名前:チバQ 投稿日: 2012/05/22(火) 00:29:45
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005064839.shtml
搭乗橋を5本に増設 来年6月に神戸空港 
 神戸市は18日、神戸空港ターミナルビルの搭乗橋を1本増設し、計5本にすると発表した。2013年6月に完成する。朝夕の混雑時に搭乗橋が不足し、乗客が地上を歩いて飛行機に乗り込んでおり、航空会社が増設を求めていた。事業費は数億円の見込み。


 搭乗橋は06年の開港時に3本だったが、同年中に4本にしており、増設は2回目。最近は利便性向上のため早朝に出発便が集中し、夜間の到着便がそのまま駐機する傾向にある。現在も、午前7時台と午後8時台のスカイマーク計2便が搭乗橋を使えない状態が続いている。

 同空港の1日当たりの発着数は28便。(高見雄樹)

(2012/05/18 21:45)

3631チバQ:2012/05/22(火) 00:31:05
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120518/cpd1205180503002-n1.htm
英ヒースロー空港、五輪後に恐々 (1/2ページ)2012.5.18 05:00
 ロンドン五輪開幕まで約2カ月。世界各国が大会への期待に胸を膨らませるこの時期、すでに閉幕後のことで頭がいっぱいの人たちがいる。同都市の空の玄関口であるヒースロー空港の関係者だ。閉会式の翌日に予想される選手やファン、報道陣らの出国ラッシュに備えなくてはならないというのがその理由。過去の事例で露呈した乗客処理能力の低さを改善すべく、あらゆる対策がコスト度外視で進められている。

 英航空管制会社のNATSによれば、五輪とパラリンピックが行われる今年7月27日から9月9日にかけて、英国の空港利用者の数はその他の時期よりも50万人あまり増えるという。ヒースロー空港へはそのうちのおよそ8割が押し寄せる見通しで、とりわけ五輪閉会式の翌日は同空港の歴史始まって以来の混雑が予想される。

 スペインの建設大手フェロビアル傘下の空港管理会社、BAAで五輪関係の計画立案責任者を務めるニック・コール氏はインタビューに答え「出場選手はもちろんスポンサーや報道陣など、五輪で英国を訪れていた人たちの65%が大会閉幕の翌日に一斉に帰国すると考えられる。利用客数の激増で混乱が生じれば、ヒースロー空港の評価に傷が付くことは避けられない」と、緊張感をにじませた。

 ブリティッシュ・エアウェイズやバージン・アトランティックをはじめとする英国の大手航空各社は今年3月、政府のグリーニング運輸相に書簡を送り、五輪の期間中にロンドンの各空港で「深刻な運航の遅延」が発生するリスクがあるとの懸念を表明している。

 BAAによれば、大会期間中にヒースロー空港を利用する五輪出場選手、パラリンピック出場選手の数はそれぞれ1万2850人、7000人。五輪閉会式翌日の8月13日には13万8000人が同空港から出国するとみられている。同日に空港が処理する手荷物の数は20万個以上。この中には、やり投げ競技用のやりやカヌー、自転車など、サイズの大きな競技用具も含まれる。

 BAAのコール氏は、空港に選手専用出発ターミナルを臨時に増設し、ボランティア・スタッフに対する特別な訓練も実施することを明らかにした。これらの準備費用の総額は「優に2000万ポンド(約25億5700万円)を超える」という。

 コール氏は「五輪期間中の旅客輸送をスムーズに行えるかどうかでヒースロー空港の評価が決まる。コストの問題ではない」と言い切る。過去10年にわたり、投資に見合う乗客処理能力の改善が果たせなかったことから同空港の評判は低下の一途をたどった。2008年の第5ターミナル開業直後には、手荷物処理システムなどのトラブルにより機内預け荷物1万数千個が紛失または積み残し状態となり、BAAに批判が集中した。(ブルームバーグ Kari Lundgren)

3632チバQ:2012/05/22(火) 00:31:52
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201205/2012051800128
新ベルリン空港、開港は来年3月
 【ベルリン時事】ドイツのベルリン郊外に建設中のベルリン・ブランデンブルク国際空港の運営会社は17日、同空港の開港を、予定していた6月3日から来年3月17日に延期すると発表した。
 同社は今月8日、防火設備の整備が間に合わず、開港を8月以降に延期すると発表していたが、大幅に遅れることになった。新空港の開港は、当初予定されていた2011年10月から繰り返し延期されている。(2012/05/18-07:59)

3633チバQ:2012/05/22(火) 19:07:32
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201205220041.html
豪カンタス航空、国際部門と国内部門に会社分割へ[PR]

 [シドニー 22日 ロイター] オーストラリア最大の航空会社、カンタス航空は、国際部門と国内部門に会社を分割する計画。両部門がそれぞれ最高経営責任者(CEO)を置き、決算も別々に発表するという。7月1日付で実施する。

 同社が証券取引所に提出した文書によると、これは会社立て直しを目指した5カ年計画の一環で、コスト削減と、損失を計上している国際航空部門の黒字化を目指す。

 カンタスのアラン・ジョイスCEOは「(国際航空部門の)カンタス・インターナショナルは偉大な航空会社で伝統ある歴史を持っているが、損失を出しており、持続的なリターンを上げることができない」とした上で、「昨年発表した5カ年計画に基づき、会社を立て直す決意だ。それはグローバルなゲートウェイへの路線、提携強化、賢明な投資、規律ある資本管理を通じて達成される」と語った。

 同社は前日、年間最大で1億豪ドルのコストを削減するため、3つの重整備拠点の統合とメルボルンのタラマリンにある施設での重整備作業を停止し、500人を削減する計画だと発表している。

 カンタスは2010/11年度に税引き前で5億5200万豪ドルの実質利益を上げたが、国際部門は2億豪ドルを超す損失を計上した。

3634チバQ:2012/05/22(火) 22:03:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120522-00000109-mai-soci
<スカイマーク>国交省が厳重注意 安全上の支障が6件
毎日新聞 5月22日(火)21時9分配信

 国土交通省は22日、スカイマークが2〜5月に管制の指示した航路を逸脱したり操縦士に超過勤務をさせたりするなど、安全上支障のある事態が6件あったとして厳重注意した。6月5日までに改善策を報告するよう求めている。

 国交省によると、問題の事態は▽成田空港で2月26日、出発時に航行を管理するシステムに航路の入力を完了せず離陸し、予定の航路を逸脱▽3月27日の成田空港着陸時、管制の指示通り航行管理システムに航路を入力せず航路を逸脱▽茨城空港で4月22日、2本の滑走路のうち管制の指示と異なる滑走路に着陸▽4月30日〜5月1日、国交省の通達で国内線では操縦士に24時間中8時間を超える乗務を禁じているのに、1人に対し9時間36分乗務をさせた。勤務時間も社内で13時間以内と定めていたが、15時間34分勤務させた−−など。

 スカイマークは10年4月、操縦士が飛行中の操縦室内で記念撮影していたなどとして業務改善勧告を受けている。【桐野耕一】

3635チバQ:2012/05/22(火) 22:05:52
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/82807

航空機騒音の苦情増加 ルート変更、新たな被害懸念 羽田再拡張
2012年05月22日 10:54
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 羽田空港再拡張に伴う航空機騒音問題で、千葉市民から千葉市に寄せられる苦情が1月の2件から4月の33件と増えている。南風好天時に市上空を通過する飛行ルートが、2月に変更されたことで新たな騒音被害発生も懸念されており、市は引き続き県などと連携して国に抜本的対策の実施を求めていく。

 市環境規制課などによると、市上空を通過する南風好天時の昼間(午前6時〜午後11時)の飛行ルートは2月9日に変更された。市の北側と南側から入ってくる2ルートの交差部分が、中央区仁戸名町周辺上空から千葉東金道路大宮インターチェンジ(若葉区)付近に約3キロ移動した。

 今年に入り市に寄せられた苦情件数は、1月2件、2月20件、3月25件、4月33件と増加する傾向にあり、「騒音がひどい」「騒音の軽減を実施してほしい」などの意見があった。昨年4月の苦情件数は25件で若葉区からは4件だけだった。今年の33件中、若葉区は18件と半数以上で、新交差部分近くの大宮台周辺の住民からの苦情もあり、飛行ルート変更により新たな騒音被害が発生している可能性もある。


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3636チバQ:2012/05/23(水) 22:23:37
>>2985
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120523/ngn12052319470001-n1.htm
松本空港と松本駅結ぶ直行バス 夏の多客期前に運行再開へ 長野
2012.5.23 19:43 (1/2ページ)

JR松本駅との直行バスの運行再開で利便性向上が期待されている県営松本空港
 長野県営松本空港の利用率向上に向けて、大きな課題となっていた空港とJR松本駅を結ぶ直行バスが、遅くても7月1日までには運行が再開される見通しとなった。県や市町村、フジドリームエアラインズ(FDA)など99団体で構成する「信州まつもと空港(県営松本空港)利用促進協議会」が運行経費の一部を補助する形で実現する。「福岡や札幌からの観光客、山梨県内から空港を使う利用者に対して大きな利便性が確保される」と、関係者の期待が高まっている。

 運行主体となるのは、平成20年1月まで同区間で直行バス「エアポートシャトル」を走らせていた松本電鉄を前身とするアルピコ交通(松本市)。空港を発着する福岡線、札幌線の定期航空2路線の発着にあわせて1日2往復を10月27日まで実証実験の形で運行する。その後は利用者の状況をみながら本格運行への移行を目指す。

 以前の直行バスは当時、定期航空便を運行していた日本航空が19年10月に空港発着の札幌、福岡線を減便したのに伴いバス利用者も減り、休止を余儀なくされた。その後は生活バス路線が空港を経由する形でカバーしているが、沿線住民の利便が優先されるため、空港に到着した県外からの利用者はタクシーなどに頼らざるを得ないのが現状だ。このため関係者の間で直行バス運行再開を探る動きが続いていた。

 協議会は、運行経費から運賃収入を差し引いた「赤字分」の半分から3分の1程度を補(ほ)填(てん)する計画で、今年度補助金として100万円を予算計上。運行維持にあたっては他の団体からも補助を受ける計画で、準備が整い次第、運行が再開される。

 「直行バスにより新たな旅客需要が見込める」(協議会)として、今年度新たに山梨県内への広報宣伝事業を実施。再開を県内外にPRしながら、利用率向上に結びつけていく方針だ。

3638チバQ:2012/05/25(金) 20:47:25
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120525-OYO1T00649.htm?from=main1
関空に航空貨物フェデックスの拠点…大筋合意
 航空貨物世界最大手の米フェデラルエクスプレス(フェデックス)が、関西国際空港をアジアの集荷拠点とすることで関空会社と大筋合意した。利用条件など細部を詰め、フェデックスが来週にも正式発表する。

 フェデックスは関空を、貿易量が急増している米国と中国間を結ぶ貨物路線の中継基地と位置付ける。現在はピーク時の8月に週36便を運航させている便数を大幅に増やす方針だ。関空会社とフェデックスは荷さばき用施設の増設などを協議している。

 関空は24時間運用のメリットを生かし、航空貨物のアジアの拠点(ハブ)空港を目指している。フェデックスが関空発着便を増やせば、空港利用料などの増収も期待できる。

 フェデックスは現在、アジアのハブ空港を中国・広州の白雲空港に置いているが、アジアの経済成長に伴う貨物需要増加に備え、拠点を増やしたい考えだ。

(2012年5月25日 読売新聞)


http://www.sankeibiz.jp/business/news/120525/bsd1205251252011-n1.htm
フェデックスが関空に拠点 北東アジアの集荷施設2012.5.25 12:51

 米航空貨物大手のフェデックスが、北東アジアの集荷拠点を関西空港に置く方向で最終調整に入ったことが25日分かった。関西国際空港会社と詰めの協議をしており、近く正式に合意する見通し。

 関空会社によるとフェデックスは現在、週36便を運航している。集荷拠点とするため、荷さばきの施設などが整備されるとみられる。海外から関空を経由する貨物が増え、関空の利用促進につながりそうだ。

 フェデックスはアジア太平洋地区の物流拠点を中国・広州に置いている。今後増加が見込まれる航空需要の受け皿として、関空と韓国の仁川空港を候補に絞り、選定を進めてきた。

.

3639チバQ:2012/05/26(土) 00:24:10
>>1396>>2800>>3187>>3155
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120525/biz12052517410044-n1.htm
成田−ハバロフスク線を就航 アエロフロートが6月から週2便
2012.5.25 17:40
 ロシア最大手のアエロフロート・ロシア航空は25日までに、ロシア極東ハバロフスクと成田を結ぶ定期便を6月19日から火曜と木曜に各1往復ずつ就航させることを決めた。同社関係者が明らかにした。子会社のウラジオストク航空との共同運航便となる。

 成田−ハバロフスクは、月曜と金曜に週2往復しているシベリア航空(S7)と合わせ、週4便になる。しかし、同路線は旅客需要が多くはないため、空路の過剰供給となる恐れもある。

 アエロフロートは3月下旬から運休させている成田−ウラジオストク、成田−ユジノサハリンスクのロシア極東各路線も、定期便として7月下旬をめどに週2往復ずつで再開する予定で、ロシア航空当局などとの調整を進めている。

3640チバQ:2012/05/26(土) 00:25:37
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001205240007
HAC再建策 集約を先送りに
2012年05月24日

■検討委 公共性さらに議論


 経営難に陥った北海道エアシステム(HAC)の再建策を練るため、筆頭株主の道は23日、3回目の経営検討委員会を開き、大学教授2人が新たに議論に加わった。就航する自治体から議論が採算性に偏っているとの不満が強く、公共路線としての存在意義の議論に厚みを持たせる狙いだ。ただ、今月中としていた再建策のとりまとめは来月上旬にずれ込むことになった。


 議論は監査法人が示した運航パターンをもとに進めている。パターンには路線の現状維持のほか、離島特化や道外への就航なども盛り込まれている。再建策をまとめる上で、丘珠―女満別や旭川―函館など採算をとることが難しいとされた路線は、減便や撤退の議論が出る可能性が高い。


 道は21、22日、HACに出資する北見市や釧路市などの地元自治体や商工会議所を訪問。監査法人の検証結果や検討委での議論の経過を報告した。


 「事業性に特化されている。公共性について十分な議論をしてほしい」「公共性を考えて出資した。できるだけ長い目で見て飛ばし続けてほしい」。路線廃止を危ぶむ地元自治体からは、こうした不満の声が相次いだという。


 HACは、地域経済の活性化や医師派遣などで地方を支える「公共性」が存続の根拠とされてきた。それだけに、採算性中心の議論には地元の不満が根強い。


 道は公共性の議論を深めるため、道幹部からなる経営検討委に大学教授2人を新たに迎えることにした。


 室蘭工業大の田村亨教授(交通工学)は「個別路線の議論ではなく、条件が不利な地域の交通確保という観点で投資すべきか否か、道民に問うべきだ」と指摘。釧路公立大の佐野修久教授(地域経済学)は「赤字ならやめるという短期的な視点ではなく、安全性や定時運航の視点を優先するべきだ」と意見を述べた。


 経営検討委はこの日の会議後、「議論がまとまっていない」と判断。再建策をまとめる時期が6月上旬にずれ込むことが決まった。


 道は30日の次回検討委までに地元自治体を再度訪問し、さらに詳しく意見を聴く。また、HACが就航している地方の医療機関を対象に、札幌市やその近郊から派遣されている医師の利用実態を調査。公共性を検討する材料にして、再建策の方向性を示す考えだ。


 (小林直子、諸星晃一)

3641チバQ:2012/05/26(土) 00:51:02
>>3639
>>3155ソウル-極東ロシアはドル箱になっているって言うんだから
成田-極東ロシアだって儲けのネタになるはずなんだが・・・
わずか3時間だし

3642チバQ:2012/05/26(土) 00:59:07
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20120525hog00m010003000c.html
新千歳:初のバンコク定期便 10〜3月
毎日新聞 2012年05月25日 22時02分


新千歳−バンコク線で使用予定の航空機=タイ国際航空提供
拡大写真 タイ国際航空は25日、冬期間限定で新千歳−バンコク線の定期直行便を就航すると発表した。03年からチャーター便を年数回運航してきたが、「南国タイでは冬の北海道観光の人気が高い」(同航空)として定期便化を決めた。北海道と東南アジアを結ぶ定期便の就航は初めて。

 同社によると、10月30日〜来年3月29日、週3往復運航。新千歳発が水・金・日曜の午前10時45分、バンコク発は火・木・土曜の午後11時45分(現地時間)。片道所要は約7時間。エアバス社製A330−300型機(305席)を使用する。

 運賃(往復)はエコノミー3万9000円〜15万9000円、ビジネス14万9000円〜27万8000円(諸費用除く)。12月20日出発分まで、就航記念の特別割引チケットも発売する。

 25日、道庁を訪れた同航空幹部らに、高橋はるみ知事は「通年の就航も検討してほしい」と要望。パンディット・チャナパイ筆頭副社長は「状況をみながら前向きに検討したい」と述べた。

【岸川弘明】

3643荷主研究者:2012/05/27(日) 12:15:22

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/20120505000107
2012/05/05 09:34 四国新聞
20年ぶり低水準/11年度高松空港利用者

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/img_news120505.jpg
高松空港の利用状況

 高松空港の定期路線の2011年度利用者数は131万5688人で、前年度に比べ4・6%減少し、開港直後の1991年度以来20年ぶりの低水準となったことが県の集計で分かった。上海線の就航で国際線は2万人以上増えたが、主力の東京線が東日本大震災の影響で大幅に落ち込んだ。

 まとめによると、国内線(2路線)の利用者数は前年度比6・4%減の126万81人、昨年7月に上海線が就航した国際線(2路線)は同68・7%増の5万5607人。合計では前年度を6万3150人下回った。

 利用者総数の85%を占める東京線の利用者数は同6・4%減の113万4235人。搭乗率は58・9%と同5・5ポイント低下し、89年の開港以降初めて60%を下回った。

 震災でビジネスや観光の需要が低下し、4、5月の利用者数はともに前年同月より約2万5千人減。6月以降は回復傾向がみられ、10月からの半年間の利用者数は前年度と同水準だった。

 那覇線の利用者数は同0・1%増の12万5846人。四国唯一の沖縄直行便として夏場を中心に人気を集め、2年連続で過去最高を更新した。ただ、松山―那覇線が運航を開始した10月末以降は苦戦が続いており、利用者数、搭乗率とも前年度を下回った。

 ソウル線の搭乗率は71・8%で同5・4ポイント上昇し、11年ぶりに70%を超えた。震災直後は旅行の自粛ムードで伸び悩んだものの、7月以降は堅調に推移。金曜午前の高松発便が設定された昨年3月末のダイヤ改正で観光面の利便性が向上したことに加え、円高ウォン安も追い風となった。

 7月に就航した上海線も好調。利用者数は2万2899人で、搭乗率は高松空港全4路線で最も高い84・8%を記録した。

 チャーター便は前年度より27便少ない30便が運航。利用者は同44・9%減の4376人だった。

3644荷主研究者:2012/05/27(日) 13:17:33

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205070030.html
'12/5/7 中国新聞
東京線50万人割る 出雲空港

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/Tn20120507003001.jpg

 出雲空港(出雲市)の東京線の2011年度利用者数が、10年ぶりに50万人を割り込んだことが島根県のまとめで分かった。9月まで小型機だけの運航が続いたことや東日本大震災が影響した。県の集計では、11年度の東京線利用者は47万8452人で前年度比7・9%減だった。

 前後期別でみると、前期(4〜9月)利用者は22万2980人で前年同期比19%減。この期間は経営再建中の航空会社の方針で、1日5往復すべて2種の小型機(176、165座席)だった。県などの要請で中型機(261座席)の運航が一部再開した後期(10月〜今年3月)利用者は25万5472人で、前年同期比4・6%増となっている。

 県は前期の1機当たりの搭乗者数減少が、利用減の最大の要因とみている。

 震災直後の4月(前年同月比27・7%減)5月(同25%減)の落ち込みも目立った。

 東京線は1979年8月の開設以来、順調に利用者を伸ばし、02年度には初めて年間50万人を突破。だが最近は08年度の56万5594人をピークに減少が続いている。

3645荷主研究者:2012/05/27(日) 13:27:04
>>3128 >>3300 >>3333
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205100020.html
'12/5/10 中国新聞
試行リムジンバスの利用低迷

 広島市中心部から広島空港(三原市)へのアクセス向上のため、広島県や市、県バス協会などでつくる実行委員会が昨年12月から3カ月の期限付きで試験運行したリムジンバス(定員43人)2路線の利用結果がまとまった。PR不足などのため1便当たりの平均乗車人数は2・7人と低迷した。

 中区の白神社付近を発着する平和大通り線(1日3往復)と南区のグランドプリンスホテル広島を発着する宇品線(同5往復)。県、市が約1千万円ずつ助成し、料金を中区の広島バスセンターなどを発着する既存路線と同じ片道1300円にした。

 平和大通り線は計1507人が利用し、1便当たりの乗車人数は空港行き3・3人、市内行き2・3人。宇品線は計2456人が利用し、空港行き2・8人、市内行き2・6人にとどまった。

 市都市交通部は、低迷の理由を「実施が決まったのが昨年9月末で、特にメーンの東京便を使う首都圏の利用者に十分周知できなかった」と分析する。

 ただ、ホテルのチェックアウトの時間帯の空港行きは平和大通り線で5・0人、宇品線で4・0人と他に比べて利用が多かった。県と市は採算が見込めるジャンボタクシーでの運行を民間業者に働き掛ける。

3646荷主研究者:2012/05/27(日) 13:34:58

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205110018.html
'12/5/11 中国新聞
空港利用者、ピーク時の8割

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/Tn20120511001801.jpg
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/Tn20120511001802.jpg

 中国地方5県の8空港を2011年度、利用した人は604万5千人で、ピークだった03年度の8割に減ったことが、5県のまとめで分かった。東日本大震災の影響で東京線の乗客数が落ち込んだ影響が大きい。一方、アジア路線が好調な国際線は61万9千人と5年ぶりに過去最高を更新し、新たなけん引役となっている。

 広島▽山口宇部▽岡山▽出雲▽萩・石見▽隠岐▽鳥取▽米子―の8空港の利用者数を集計した。604万5千人で10年度に比べて4・9%減り、5年連続で前年度を下回った。754万6千人で過去最高だった03年度の80・1%にとどまる。

 10年度を上回ったのは、5万2千人で0・4%増だった隠岐だけ。残る7空港は、広島255万6千人(5・9%減)▽岡山127万人(3・0%減)▽山口宇部76万3千人(1・7%減)▽出雲63万7千人(6・9%減)▽米子42万5千人(5・3%減)▽鳥取27万7千人(6・6%減)▽萩・石見6万6千人(8・7%減)―と軒並み減った。

 各空港の主力である東京線の利用者数は4・3%減の478万5千人。東京線がない隠岐を除く7空港のうち、23・3%増の萩・石見を除く6空港で前年度を下回った。減少率は出雲の7・9%が最高だった。「震災後の昨年4月に3割近く減少したのが響いた」と島根県。昨年10月以降は4・6%増に持ち直したという。

 対照的なのは国際線。中国や台湾、韓国などの定期線が就航する広島、岡山、米子の3空港の利用者は5・1%増の61万9千人と、初めて60万人台に乗せた。広島は10・8%増の36万2千人、米子は2・4%増の3万人だった。中国の北京・大連線が昨年11月に運休した岡山は2・5%減の22万6千人。

3647荷主研究者:2012/05/27(日) 13:43:04
>>3055 >>3596
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205130004.html
'12/5/13 中国新聞
空港―駅のバス乗客3人以下

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/Tn20120513000402.jpg

 山口宇部空港(宇部市)とJR山口駅(山口市)を結ぶ路線バスが存続のピンチだ。昨年8月中旬に運行を始めたが、1便の平均利用者数は3人以下と目標の半分にも届かない。運行を支援する山口市は「周知不足」と説明するものの、空港利用者はマイカー志向が強く、両市を結ぶ有料道路の無料化も「逆風」になっている。

 1日6往復で山口県庁や湯田温泉などを経由、ダイヤ通りだと全行程を59分で走る。定員45人、運賃1500円。山口市中心部と空港を結ぶ初の空港連絡バスとして開設され、バス会社は1便平均6〜8人が利用する黒字路線とみていた。

 しかし、4月末までの利用者数は1便平均2・9人。山口市交通政策課によると、月別の利用者は昨年9月以降、1500〜900人で推移。国体があった10月が最多で、12、1、4月は千人を切った。平均1人以下という便もあり、「とても採算が合わない」状況という。

 同課は利用低迷の理由の第一に、路線の周知不足を挙げる。特に東京線で訪れる首都圏からの利用者の認知度が低いとみる。年初に実施した乗客対象のアンケートでは「周知が足りない」「乗り場が分かりづらい」などの意見が寄せられた。

 1500台を収容する空港の無料駐車場の存在も大きい。駐車場にマイカーを置いたまま、ビジネスや旅行に飛び立つスタイルが定番化し、県の調査でも県内在住者の8割強はマイカー利用という。

 共同運行する防長交通(周南市)、中国ジェイアールバス(広島市南区)とも「県都と空港をつなぎ、基幹路線になりうる便。できる限り継続したい」というが、開設1年の節目を過ぎる9月以降は「今後の利用状況を見極めて判断する」と明言を避ける。山口市と2社で協議し、6月中をめどに今後の方針を決める予定だ。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/Tn20120513000401.jpg
【写真説明】山口県庁前のバス停を出発する山口宇部空港行きの路線バス。昼すぎの便に乗客の姿はなかった(10日)

3648チバQ:2012/05/27(日) 17:09:41
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012052701001506.html?ref=rank
春秋航空、タイ・韓国へ新路線 
2012年5月27日 16時06分

 中国の上海浦東国際空港で、茨城行きの春秋航空機に乗り込む乗客ら=20日(共同)


 【上海共同】中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空(本社・上海市)が7月にタイ、8月に韓国への新規路線開設を決めたことが27日までに分かった。茨城、高松、佐賀の各空港に乗り入れている同社が日本以外の国際便を就航させるのは初めて。王正華会長ら首脳が共同通信に明らかにした。

 経済発展が続く中国でリゾート観光への需要の高まりを受け、今後、マレーシア乗り入れも計画。春秋のアジア戦略が本格化することで、日本、韓国、マレーシアなどのLCC参入で激しさを増すアジアの空をめぐる競争が一段と激化するのは必至だ。

3649チバQ:2012/05/27(日) 17:12:27
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20120526101.htm
北米便の2便化検討 カーゴルクス副社長
ハウゼン氏(左から4人目)に北米便の増便を要請する谷本知事(同3人目)と深山(同2人目)、和田(左端)両会頭=ルクセンブルクのカーゴルクス航空本社(坂野洋一撮影)
 【ルクセンブルク=坂野洋一】谷本正憲知事ら石川県訪欧団は25日、ルクセンブルクのカーゴルクス航空整備センターを訪れ、ヘニングツア・ハウゼン上級副社長と会談した。谷本知事が小松空港の北米便を現在の週1便から増やすよう要請したのに対し、ハウゼン氏は週2便化を検討する意向を表明した。2便体制になれば、積み荷の安定確保につながり、国際物流基地として拠点性が一段と高まる。
 カーゴルクス航空の小松−北米便は昨年10月に就航した。ただ、週1便の体制では欠航や積み残しがあった場合、翌週まで待たなければならず、谷本知事は「リスクが大きく、荷主企業のニーズに十分こたえられない。早急に増便を実現してほしい」と求めた。

 これに対し、ハウゼン氏は「市場を正しく

分析し、傾向を見極めた上で増便を検討していかなければならない」と述べた。小松空港のカーゴルクス便の貨物取扱量は昨年度、10月から北米便が開設されたにもかかわらず、欧州債務危機や歴史的円高の影響などから、前年度をやや下回った。

 谷本知事は「分析結果を早く出して決断の環境を整えてほしい」と促した。同席したカーゴルクス航空の神谷靖日本地区総支配人は「すでに検討を進めている。日本の経済情勢が好転するなど、あとはタイミングだ」と語った。

 小松−北米便はルクセンブルクから香港、小松、シカゴ、ニューヨークなどを経由してルクセンブルクに戻る世界一周ルート。カーゴルクス便はこのほか、ルクセンブルクから小松、ソウルを経由して戻る既存路線を週3便運航している。

 深山彬金沢商工会議所会頭、和田衞小松商工会議所会頭、森久規小松市副市長、岡田靖弘北陸国際航空貨物ターミナル社長、上田真小松空港活用型ビジネス展開推進プロジェクト委員長らが同行した。

3650チバQ:2012/05/27(日) 20:31:30
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120526-OYO1T00499.htm?from=main1
伊丹空港11市協、分裂含み…吹田市も脱退検討

 大阪(伊丹)空港の廃港を訴える橋下徹大阪市長が、伊丹の存続と活性化を求める空港周辺11市で構成する「大阪国際空港周辺都市対策協議会(11市協)」からの脱退検討を表明したことを巡り、大阪府吹田市の井上哲也市長は26日、「11市協からの退会を検討している」と発表した。「廃港」派の2市長が相次いで脱退検討を明らかにしたことで、今年度の運動方針を決める7月の総会は分裂含みとなり、長年、空港行政に存在感を示してきた11市協の影響力低下は必至だ。

 井上市長は昨年4月、橋下市長が代表を務める地域政党「大阪維新の会」公認で初当選した。

 読売新聞の取材に、井上市長は「中央リニア新幹線が大阪まで開通すれば、東京便などが多い伊丹空港の需要は減るので、将来的な廃港には賛成だ」と述べた。

 2市長の「脱退検討」表明は、11市協が今月23日に国に提出した要望書が発端だ。要望書では、関空・伊丹の経営統合後の基本方針素案から「将来的な伊丹廃港検討」の文言を削除するよう求めている。11市協は、大阪、吹田両市などが加わらない役員会5市で要望書提出を決定しており、橋下市長は「ひきょうな手続きだ」と反発、7月の総会で脱退するかどうかを判断するとしている。

 11市協会長の藤原保幸・兵庫県伊丹市長は読売新聞の取材に対し、「脱退するかどうかは各自治体の判断だ。11市協はこれまで通り、伊丹活性化を求める活動方針を続けていく。仮に、2市が脱退しても影響はない」と語った。ただ、加盟市の担当者は「国への影響力が弱まらないかが心配だ」と話している。

(2012年5月26日 読売新聞)

3651チバQ:2012/05/27(日) 20:32:26
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201205260021.html
大阪・吹田両市、伊丹空港周辺自治体の11市協を脱退へ2012年5月26日


 大阪市の橋下徹市長は25日、同市など大阪(伊丹)空港の周辺自治体でつくる大阪国際空港周辺都市対策協議会(11市協)について、7月の総会後に脱退すると表明した。大阪府吹田市の井上哲也市長も同日、朝日新聞の取材に脱退する意向を明らかにした。伊丹空港存続で足並みをそろえてきた11市協の分裂が確実になった。

 11市協は1964年、伊丹の騒音問題への対応を目的に結成。しかし関西空港の開港で利用者が激減し、国が関空支援のために伊丹の機能縮小を次々と打ち出したため、ジェット機増便や国際線の復活を国に求めてきた。加盟市が脱退すれば初めてとなる。

 橋下氏は関空との統合後の運営方法をまとめた基本方針素案をめぐり、11市協会長の藤原保幸・兵庫県伊丹市長らが23日、役員以外の市長と事前協議をせずに「将来の伊丹廃港の検討」の文言削除を国に申し入れたことに反発。25日には、藤原市長らの対応を「卑怯(ひきょう)な手続き」と批判し、7月の総会で役員らの反応を見極めたうえで脱退すると明言した。「環境対策で始まった11市協は役割を終えたのでは。空港問題に首を突っ込むような11市協はもういらない」と述べた。

3652チバQ:2012/05/28(月) 12:38:27
サイパンダ!
http://www.afpbb.com/article/economy/2880431/9010260
サイパンエアー、常夏の楽園に新航空会社 日本や中国に運航
2012年05月28日 10:21 発信地:東京
【5月28日 Relaxnews】南太平洋、北マリアナ諸島(米国自治領)の小さな島サイパン(Saipan)を拠点とする新空会社サイパンエアー(Saipan Air)が7月1日、就航を開始する。年間5万人の観光客を常夏の楽園サイパンに呼び込む効果が期待される。

 7月1日からの就航路線は、成田国際空港(Narita International Airport)路線が毎日1便、北京(Beijing)路線が週4便。さらに8月からは、大阪路線が毎日1便、中国遼寧(Liaoning) 省の瀋陽(Shenyang)路線が週3便加わる。

 使用機材はボーイング(Boeing)757-200型機とボーイング737-400型機。将来的には香港や台湾の台北(Taipei)、名古屋、福岡をつなぐ便も計画している。

 サイパンエアーが最も期待をかけるのが、中国で台頭する富裕中間層だ。同航空を所有するタンホールディングス(Tan Holdings)のジェリー・タン(Jerry Tan)社長は、「今日の世界では、どこに行っても必ず中国人観光客に出会う。実際、近い将来に中国人相手の市場は最も重要となる」と語っている。(c)Relaxnews/AFPBB News

3653チバQ:2012/05/28(月) 19:10:00
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120528/bsk1205281822006-n1.htm
モンゴル便独占の大韓航空に是正命令 韓国の公取委2012.5.28 18:22

 韓国の公正取引委員会は28日までに、大韓航空がモンゴル航空と運航する両国間の直行便の独占を維持するため、モンゴル政府に不当に働き掛けたとして、両社に是正命令を出した。

 同委などによると、両社はアシアナ航空など他社の新規参入を阻む目的で、モンゴルの航空当局者らを済州島に招待して旅費を負担するなどの接待をし、影響力を行使しようとした。

 大韓航空はモンゴル航空とともに仁川−ウランバートル便を独占的に運航しているが、同様の距離の他の便と比べて運賃が高い。旅行シーズンの夏には座席が不足していた。(共同)

.

3654チバQ:2012/05/28(月) 21:53:10
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001205280004
県営名古屋空港 旅客40万人割れ
2012年05月28日


県営名古屋空港に駐機するFDAの2機

●日航撤退影響 FDAは上向き


 2011年度の県営名古屋空港の旅客数が、前年度比で2割以上減ったことが県の調査で分かった。日本航空が11年3月に撤退、コミューター航空路線が大幅に減ったためで、21%減の31万7684人。中部国際空港の開港で県営空港となった直後の05年度(30万6千人)以来、6年ぶりに40万人を割り込んだ。
 10年10月の名古屋―福岡便から運航を始めたフジドリームエアラインズ(FDA)は徐々に路線、便数を増やしてきた。11年度の路線別搭乗率は福岡65・7%、熊本(就航11年3月)54・2%、いわて花巻(同5月)64・9%、青森(同7月)63・8%、新潟(同12年3月)42・9%だった。
 1日5往復の福岡便の旅客数は約19万5千人で、全体の6割超を占める。FDAによると、搭乗率は当初50%台だったが、CMなどで認知度が上がるとともに上向いたという。いわて花巻と青森便は昨年10月末から1日2往復に増便。震災復興や観光に加え、日帰り出張のビジネス需要も生まれ、「目標の65%に近づいている」という。
 新潟便は統計上、就航から7日間だけの数字。4月は30%台と落ち込んだが、2往復への増便と割引運賃の導入で、今月から巻き返しを図っている。
 定期便以外の民間機、自衛隊機を含めた着陸回数は2万9710回で、前年度に比べ9・5%減った。自衛隊機は1万2770回で微減だが、定期便は3050回で、前年度の6130回から半減した。

3655チバQ:2012/05/29(火) 21:12:28
http://jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012052900830


ドバイ−成田線など増便合意=日・UAE航空協議
 国土交通省は29日、アラブ首長国連邦(UAE)と28日まで行った航空当局間協議で、ドバイ−成田、アブダビ−成田の両路線の運航便数の上限を、それぞれ双方、各週14便(1日2便)に倍増させることで合意したと発表した。現行上限は両路線とも双方、各週7便(1日1便)。成田空港の発着回数が年間27万回に増える2013年3月末以降に実施する。(2012/05/29-19:23)

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3656チバQ:2012/05/30(水) 20:42:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120530-00000145-jij-bus_all
経済
経済総合市況株式産業..このエントリーをはてなブックマークに追加Facebookmixiチェック
.エアアジア、成田―新千歳4580円=ジェットスターも対抗値下げ
時事通信 5月30日(水)19時0分配信

 全日本空輸の子会社である格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパンは30日、8月1日から就航する成田発着の国内線の運賃を発表した。成田―新千歳線は片道最低運賃(支払手数料150円は別途)が4580円、福岡線は5180円。8月3日就航の那覇線は6680円。これに対抗し、7月に就航する成田拠点のLCC、ジェットスター・ジャパンは30日夕、この3路線の運賃を100〜500円引き下げると急きょ発表。新運賃はエアアジアを下回り、早くも価格競争が始まった格好だ。
 エアアジア・ジャパンは10月に韓国の仁川と釜山に国際線も就航させる。記者会見した岩片和行社長は「今後1年間で100万人を運びたい」と述べ、中国や台湾などへの就航を検討していることも明らかにした。
 就航特別記念運賃として、新千歳、福岡、那覇の各線で片道5円の航空券1万席をインターネットを通じて販売する。「ご縁」にちなんだ価格設定で、販売期間は今月31日〜6月3日の4日間。

3657チバQ:2012/05/30(水) 20:43:02
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120529-00000009-pseven-soci
スカイマークのコストダウン戦略 丁寧な言葉使い義務付けず
NEWS ポストセブン 5月29日(火)7時5分配信

 飛行機に乗ってふと目を落とすと、座席の前にこんな紙が入っていたから、思わず二度見した。

〈機内での苦情は一切受け付けません。ご理解いただけないお客様には定時運航順守のため退出いただきます〉

〈従来の航空会社の客室乗務員のような丁寧な言葉使いを当社客室乗務員に義務付けておりません。(中略)安全管理のために時には厳しい口調で注意をすることもあります〉

 日本でも、本格的な格安航空会社(LCC=ロー・コスト・キャリア)時代が到来。今年3月に就航した、全日空が出資するピーチ・アビエーションも好調で、今夏には日本航空系のジェットスター・ジャパンと全日空系のエアアジア・ジャパンも就航予定だ。

 そうしたなか、格安料金の航空会社の先駆け、スカイマークの徹底したコストダウン戦略が話題となっている。特にサービス面において、「そこまでやるか!」との声が利用者からあがっているのだ。

 冒頭は、同社のサービスコンセプトで全8項目。他にも次のような文言が続く。

〈客室乗務員は収納の援助をいたしません〉

〈客室乗務員の服装については会社支給のポロシャツまたはウインドブレイカーの着用だけを義務付けており、それ以外は「自由」にしております〉

〈客室乗務員の私語等について苦情を頂くことがありますが、客室乗務員は保安要員として搭乗勤務に就いており接客は補助的なものと位置付けております。お客様に直接関わりのない苦情についてはお受けいたしかねます〉

 客室乗務員に声をかけることすらはばかられる気がするが、格安を実現するにはここまで徹底しなければならないのか。

 航空評論家の杉浦一機氏は、次のように解説する。

「スカイマークは格安料金ですがLCCではありません。でも、これだけLCCが台頭してくると、さらなる低料金化が迫られる。そうした中で、サービスの簡素化を大胆に実施することで、コスト削減を図るのでしょう。

 イギリスのLCCにはトイレの有料化や立ち席も検討するなど、さらにサービスをドライにしているところもあります。日本人はフルサービスに慣れており、至れり尽くせりから脱却できていない。だからこそ、スカイマークのようにあえて明文化しなければいけないのかもしれません」

 このサービス方針に対し、スカイマークは、

「これまで実施してきておりますサービスのコンセプトを、お客様にわかりやすく表記したものになります。(中略)スカイマークの定時運航及び安全管理の順守の為、皆様にご理解をいただければと思います。(サービスコンセプトは)先週末から搭載を開始したばかりですので、(苦情の)お声はまだ頂戴しておりません」

 と説明した。

※週刊ポスト2012年6月8日号
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3659チバQ:2012/05/30(水) 23:37:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120530-00000079-mai-bus_all
<格安航空>国内3社運賃出そろいテークオフ
毎日新聞 5月30日(水)21時11分配信

運賃を発表したエアアジアのトニー・フェルナンデスCEO(前列右から3人目)と岩片和行エアアジア・ジャパン社長(同4人目)=東京都港区で30日午後1時50分、宇田川恵撮影

 全日本空輸などが出資する格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパンが30日、8月に就航する成田−福岡など3路線の運賃を発表した。航空大手の正規料金の2割〜半額程度となる。3月に就航した同じ全日空系のピーチ・アビエーション、7月に就航する日本航空系のジェットスター・ジャパンを含め、これで国内LCC3社の運賃が出そろい、日本の本格的なLCC時代が幕開けする。

【社長に聞く】「あの日、あの時……」エアアジア・ジャパン社長 岩片和行(54)

 「日本では飛行機は特別な人のための特別な乗り物だった。バスや電車と同じ感覚で飛行機に乗る時代が来た」。エアアジアの岩片和行社長は記者会見でこう語った。

 同社は8月1日から成田−福岡、新千歳の2路線、3日から成田−那覇線を運航する。就航記念特別運賃として6月3日まで片道5円の航空券を1万席分販売する。

 エアアジアの参入で、低価格をうたうLCC各社の運賃競争は激化しそうだ。エアアジアの3路線はジェットスターと競合する。エアアジアは最低運賃をジェットスターより低く設定したが、エアアジアの記者会見後、ジェットスターは急きょ、エアアジアより低い新たな運賃を発表した。

 一方、ピーチは国内初の本格的LCCとして知名度を上げ、大型連休中の利用率は全路線で90.8%と大手航空の国内線利用率(7割程度)を大きく上回った。ジェットスターは同一路線でピーチより低価格を提示。ピーチは7月から関西−福岡線の最低運賃をジェットスターと同額に引き下げる。

 LCC時代に向け、大手航空はさまざまな戦略を打つ。全日空はLCC対策の一環として来年4月、持ち株会社制に移行する。傘下の二つのLCCブランドとANAブランドを共存させるため、持ち株会社が全体を統括する体制に整える。

 日航は「あくまでジェットスターの一株主」との立場で、LCCとは一線を引き、サービス重視に徹する構えだ。8月には羽田−沖縄線に新たにファーストクラスを導入する。

 一方、鉄道各社には危機感もある。山陽新幹線で競合するJR西日本は「LCCの便数が増えれば脅威」と不安を隠さない。LCCに対抗する形で7月から3カ月間、会員向けに特別価格の往復切符の発売に踏み切る。大阪−福岡で片道当たり9000円(通常1万4870円)など史上最安値。沿線の携帯電話不感対策も急ぐ。

 東海道新幹線を抱えるJR東海は冷静だ。「新幹線は座席数が豊富で、数分前に券を買っても乗車できる。利用者の大半はビジネス客で、LCCの利用者とはそもそも目的が違う」という。

 高速バス各社は様子見姿勢だ。西日本鉄道系の西鉄高速バスは大阪−福岡で運行するが「夜行バスなので車中に1泊して早朝から動ける利点がある。すみ分けは可能」と、状況を見守る。

 LCC側にも不安はある。ある関係者は「日本人はとにかくサービス重視。LCCでも安全、清潔、笑顔、時間厳守が欠かせず、受け入れられるかは未知数」という。高速ツアーバス事故を機に乗り物の安全への関心が高まっている。エアアジアの岩片社長は「安全安心の提供には一切、手を抜くつもりはない」としたが、価格以上にユーザーを納得させる安全対策も求められそうだ。【宇田川恵】

3660チバQ:2012/05/31(木) 12:39:36
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120531ddlk12020189000c.html
エアアジア・ジャパン:着陸料など減免を求め「空港は変化か、死か」 LCC首脳陣が成田の現状批判 /千葉
毎日新聞 2012年05月31日 地方版

 8月から成田空港を拠点に国内線を就航させる格安航空会社(LCC)「エアアジア・ジャパン」の首脳陣が、30日に東京都内で開いた運賃発表の記者会見の席で「成田空港は変わってもらうか、死ぬかだ」と発言。痛烈な表現で着陸料や空港ビルの家賃などの減免を成田国際空港会社(NAA)に求めた。

 同社はマレーシアのLCC「エアアジア」と全日空の合弁会社。8月1日に成田−新千歳、福岡線、3日に那覇線の運航を始める。

 エアアジアグループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は会見で、カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長と前日に会ったエピソードを披露。「社長室のポスターには、チェンジ・オア・ダイ(変化か死か)と書いてあった。成田も同じ」と述べた。

 同社の岩片和行社長も「成田の着陸料は高い。滑走路が混雑している時間帯は無理でも、『空いている時間帯を値下げすれば、たくさん客を呼べて空港

の利益にもなる』とNAAに提案しているが、実現していない」と発言。現在、京成線で2駅離れた公津の杜駅ビル内に入居している事務所について「空港第2ビルに移りたいとNAAと交渉中だが、家賃次第だ」と述べ、賃料の高さを批判した。

 さらに、NAAが約200億円をかけ、15年3月完成を目指して建設するLCC専用ターミナルについて、岩片社長は「関西空港が造る専用ターミナルよりコストがかかる。私たちが求めている内容とは違うので、NAAにも『変えて』とお願いした」と語った。出国する乗客がNAAに払う旅客サービス施設使用料(保安サービス料を含めて大人2540円)も「高い」と値下げを求めた。

 ■都心へ格安バス運行

 また、岩片社長は、成田と結ぶ格安バスの運行について京成バス(東京都)と交渉中だと明らかにした。他社のバス路線は成田から東京駅まで大人3000円、羽田空港まで同3600円するが、「運賃は1000円を切ってほしい」と要望している。【早川健人】

3661チバQ:2012/06/01(金) 23:59:15
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120601/mca1206012043024-n1.htm
空の規制100項目見直し LCCの要望受け国交省2012.6.1 20:42
 国土交通省の航空分野の安全面に関する有識者会議は1日、副操縦士への昇格試験でフライトシミュレーター(模擬飛行装置)を使えるようにするなど、海外と比べて厳しかった100項目の規制の見直しを盛り込んだ報告書をまとめた。

 参入が相次ぐ格安航空会社(LCC)などの要望に対応した。会議は昨年12月から随時、見直し項目を公表しており、それに合わせて国交省も今年3月末までに50項目の見直しを実施済み。残りの項目も本年度内に通達や規則を改正する。

 このほか正、副操縦士がともに60歳以上でも運行できるようにしたり、乗客が機内にいても一定条件を満たせば給油できるようにする。

 前田武志国交相は1日の記者会見で、規制の見直しに関し「安全の確保が大前提」と強調、航空会社の経営効率化に期待感を示した。

3662チバQ:2012/06/02(土) 00:03:42
CAに何か期待していることが前近代的である
所詮、飛行機だって単なる移動手段にすぎない
そう思わないのであれば、相対的に高い費用を払うべきであることは自明
http://www.j-cast.com/tv/2012/06/01134106.html
スカイマーク「客室乗務員は保安要員。乗客サービスに気使うな」
2012/6/ 1 15:02
運賃の安い航空会社のさきがけ、スカイマークが機内の客席に配布している「サービスコンセプト」なる文書がけっこうな話題だそうな。「とくダネ!」はサンケイエクスプレス記事をもとに伝えたが、それからすると、この文書の主眼は、誤解されている客室乗務員の本来について無知な乗客に周知することである。なにしろ大事なのは、客室乗務員は「保安要員」だということ。そしてスカイマークの保安要員というのは、乗客のすぐ近くで補助的な接客業務を行うことがあるにせよ、外見や言葉遣い、私語などにたいして気を使わなくてOKということである。

手荷物収納なども客の仕事。機内で苦情受け付けない
なんでもメイク、ヘアスタイル、ネイルアートなどは自由。入れ墨も自由――とは書いてなかった。服装は会社のポロシャツ、またはウィンドブレーカーを着れば、あとは自由。客の手荷物の収納などはノンオブマイビジネス。それは乗客の仕事である。客に丁寧な言葉遣いをする必要などない(反対に、必要とあらば厳しい口調で注意する)。

また機内での苦情は一切受け付けない。具体的には、幼児の泣き声の苦情、乗務員の私語に関する苦情が挙げられている。機内の不満は後で「お客さま相談センター」か「消費生活センター」へどうぞ。

「すごいですよね」
司会の小倉智昭が皮肉な口調で口を尖らせた。「保安要員だから私語をしてもご勘弁くださいと」

スカイマークのお客さまセンターにとっては幸いなことに、オグラはスカイマークに乗ったことがないそうで、おそらくは今後も利用しなさそうだ。しかし、ひょっとしたら、いまごろこのコンセプトについての苦情がセンターに殺到してたりして!?

3663チバQ:2012/06/02(土) 10:39:08
>>3619>>3640
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001206010005
離島路線は存続へ HAC再建 経営検討委
2012年06月01日


道幹部や大学教授らによる経営検討委員会で、HACの再建策が話し合われた=道庁




■多い通院「貴重な生活の足」


 北海道エアシステム(HAC)の再建策を練っている道は31日、経営検討委員会を開き、丘珠―利尻線と函館―奥尻線の離島路線の重要性を確認した。両路線の継続を前提に、残る4路線の存廃を見極める。ただ、必要性の根拠とされる医療目的の利用は、アンケートで7%と振るわなかった。どこまで採算性を求め、いくらを税金で賄うか。肝心の議論は深まらぬままだ。


 離島2路線の利用率は40%を割っており、採算性は期待できない。昨年度は国や道が「離島航空路維持対策事業補助金」として、離島路線に約8500万円を支出。2008〜10年度も毎年1億5千万円前後の税金が投入された。


 ただ、道は検討委後の記者会見で「他路線に比べ、通院をはじめとした生活の足としての利用が多く、島民のライフラインとして重要な役割を果たしている」とし、存続が必要との認識を示した。


 奥尻島に就航するフェリーは江差町、せたな町の2航路。1日1、2往復で、片道2時間10分かかる。両町には心臓外科や産婦人科を扱う病院がなく、診察を受けるには函館市内の病院へ行く必要がある。バスの時間も合わせれば同島から5、6時間かかるが、HACなら30分ですむ。


 利尻島も事情は同じだ。札幌まではフェリーとJRで6時間半だが、HACなら1時間で着く。検討委では、こうしたデータをもとに「HACが両島の孤立化を防いでいる」「高齢患者の負担も軽減している」との意見が出たという。


 さらに、道が存続の根拠としたのが、利用者へのアンケート結果だ。4月25日〜5月16日の22日間で集計。利用目的で「通院」と答えた人は、利尻便が17・6%、奥尻便が7・6%。全体平均の3・4%を上回った。


 道は両島と礼文島の4町にも意見を聞いたが、「路線維持は全町民の願い」(奥尻町)「赤字の大きさを理由にした廃止の検討は遠隔地、離島に住む者を無視した行為」(利尻町)と、地元も存続を強く求めているという。


 道は離島路線の存続を前提にしながら、6月前半の次回検討委で残る4路線の存廃を判断する。


  ◇


■採算性や税金負担、議論なく


 その4路線についても、道は「一定の公共性がある」と説明した。根拠としたのが、医師や看護師ら医療従事者の利用だ。これまでも、医師不足が著しい地域医療にHACが貢献していると訴え続けてきた。


 だが、利用者アンケートでは、医療従事者の利用は11・8%。医療目的での利用に限ると7・1%だった。丘珠―女満別は11・4%、丘珠―函館は7・1%、丘珠―釧路は6・3%にとどまっている。


 だが、道は「1人の医師は派遣先の病院で1日に何十人かの患者を診ている」と公共性の高さを強調。就航先の自治体や商工会議所への聞き取りでも「医療福祉の観点から出資した。存続してほしい」(美幌町)などの声があり、この日の検討委で「地方への医師派遣に役割を果たしていると(委員で)共通認識を持てた」と結論づけた。


 一方、医師らが利用するのはHACだけではない。道は函館、釧路、女満別の3空港近くの14病院を対象に、札幌市内からの派遣医師の昨年度の交通手段も調査した。航空機を使ったのは78・6%だったが、HACの利用は25%。新千歳空港から日本航空や全日本空輸を使った医師は53・6%にのぼった。


 だが、道は「HACを廃止した場合、(医師派遣の足を)民間だけでカバーできるのか」と強調した。


 ただ、監査法人の試算では、離島路線に特化しても他路線を残しても、最大で年間1億〜2億6千万円の赤字が見込まれる。税金負担の前提となる公共性と、航空ビジネスとしての採算性の折り合いをどう付けるか。再建策を左右するポイントだが、この日の検討委での議論はなかった。


 (諸星晃一、小林直子)

3664荷主研究者:2012/06/03(日) 13:09:58

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20120511/CK2012051102000189.html
2012年5月11日 中日新聞
カギは乗り継ぎ増 小松空港活性化委が初会合

新幹線開業で苦戦が予想される小松空港活性化へ議論を始めた委員会の初会合=県庁で

新幹線見据え

割引料金周知図る

 二〇一四年度末の北陸新幹線金沢開業で、利用者減少が予想される小松空港の活性化を検討する委員会(委員長・山内弘隆一橋大大学院教授)の初会合が十日、県庁であった。県は、羽田経由で乗り継ぐ場合などに割引料金が適用される制度の周知を図るため、県など全国十一自治体が共同発起人となり夏ごろに「航空乗継利用促進協議会(仮称)」を設置する方針を明らかに。乗り継ぎ利用者増が生き残りのカギになるとの意見も出た。(室木泰彦)

 協議会の共同発起人は、県と金沢市、輪島市、小松市をはじめ、青森、福井、香川、高知、鹿児島の五県と釧路市、松山市。今後、さらに空港のある自治体や航空会社、旅行会社などに参加を呼び掛け、夏ごろ協議会をスタート。連携してインターネットで割引のPRをするほか、誘客促進へ各地の観光情報も発信する。

 県によると、乗り継ぎ割引が適用されると、目的地によっても違うが通常料金で五〜六万円かかるルートが早期予約などで三万円台で済む。会合で県の小森卓郎企画振興部長は「私も四国まで利用したが便利。乗り継ぎ割引は意外に知られていない。石川が音頭を取って全国組織をつくる大胆な取り組みだが、周知を図りたい」と説明した。

 委員からは「観光客がある程度新幹線にシフトするのは当然と考え、ビジネス客の利用をどう維持させるかが課題になる」との指摘が。また、新幹線で東京−金沢が二時間半に短縮されると、羽田便が苦戦する可能性が高いとの意見もあり、別の委員は「地方空港は九十八ある。これらの組み合わせで乗り継ぐ利用者を増やすことも、小松空港生き残りの一つの策になるのでは」と助言した。

 委員会は、昨年の検討会でまとめたアクションプラン(行動計画)を踏まえ、さらに実践的な対策を取るため開催。県は、委員の議論を見ながら、何らかの具体策をまとめるか検討し、一四年度末の新幹線開業に備える。

3665荷主研究者:2012/06/03(日) 13:34:19

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20120519/CK2012051902000170.html
2012年5月19日 中日新聞
富山空港利用者 21年ぶり90万人割れ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/PK2012051902100072_size0.jpg

昨年度 震災で台湾人客減

 県は、二〇一一年度の富山空港の利用状況をまとめた。利用者数は前年度比6%減の八十八万五百二十六人。一九九〇年度以来、二十一年ぶりに九十万人を下回った。東日本大震災や福島第一原発事故の影響で、台湾からの観光客が減った。(山田晃史)

 国際線のうち、チャーター便は百六十二便減り四十五便に落ちこんだ。利用者数は二万一千五百八十九人少ない五千五百四十八人で、二割程度となった。福島第一原発事故による放射性物質汚染を心配して、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」の時期(四〜六月)に、台湾からの便が激減した。

 ほかの国際線は4・7%減の七万百九十八人。ウラジオストク便の運休に加え、前年の上海万博の反動で上海便が伸び悩んだ。大連便は北京延伸と増便により増加したが、搭乗率は50・7%で8・8ポイント減少。当初予定していた毎日運航は二カ月余りで終わり、週五便となっている。上海便の搭乗率は41・8%で9・3ポイント減った。

 国内線は3・7%減の八十万四千七十七人。搭乗率は羽田便が68・1%で横ばいだったが、新千歳便は2ポイント減の60・6%。

 県総合交通政策室は、一二年度は震災の影響の薄れに加え、四月からの台北便の就航で、増加に転じるとみている。

3666チバQ:2012/06/04(月) 21:44:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120604-00000002-maiall-bus_all
<成田空港>旅客ビル営業時間延長へ 「変化か死か」の言葉には反論
毎日新聞 6月4日(月)16時47分配信

 成田国際空港会社(NAA)の森中小三郎社長は31日の定例記者会見で、格安航空会社(LCC)が希望する早朝・深夜の運航のため、旅客ターミナルビルの営業時間を前後に延長する考えを示した。

 同空港の離着陸は騒音対策のため、地元との合意で午前6時〜午後11時に限られ、旅客ビルもこの時間帯しか営業していない。森中社長は「サービスの時間を増やすことは、飛行機の運航とは関係ない」と述べた。同空港には7月3日にジェットスター・ジャパンが、8月1日にエアアジア・ジャパンが国内線を就航させる。

 また、エアアジア・ジャパン首脳陣が30日の記者会見で「成田空港は変わってもらうか、死ぬかだ」と着陸料などの減免を求めたことに対し、森中社長は「あまり言われたくない言葉。直接『変化か死か』と言われたら、私も議論する」と反論した。

 その一方で、滑走路がすいている時間帯の着陸料値下げについては「国内(線)であれば、それなりの対応ができるエリアはある。国とも十分に打ち合わせて、よく対応していきたい」と柔軟な姿勢を示した。国際線の着陸料値下げについては「極東に位置する日本で、どれだけできるか」と話し、時差と旅客需要のバランスから難しいとの見方を明らかにした。【早川健人】

3667チバQ:2012/06/04(月) 21:44:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012060402000234.html
旅客機墜落150人死亡 ナイジェリア
2012年6月4日 夕刊

 【ロンドン=有賀信彦】西アフリカ・ナイジェリアで三日、民間航空会社ダナ航空の旅客機が同国最大都市ラゴスの空港近くの人口密集地に墜落して建物に激突、乗客や乗組員全百五十人が死亡した。英BBC放送がナイジェリア航空当局の話として伝えた。

 在ナイジェリア日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていないが、さらに確認を進めている。

 旅客機は首都アブジャからラゴスに向かっていた。建物には、ほとんど人がおらず、地上の市民らの被害は最小限で抑えられたという。

 BBC放送は同じボーイングMD83が五月に故障でラゴスに緊急着陸しており、同じ航空機の可能性もあると指摘している。

 ジョナサン大統領は事故原因の徹底調査を指示するとともに三日間、喪に服するとの声明を発表した。

3669チバQ:2012/06/04(月) 21:49:09
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012060490120205.html
市内に本社なら補助 成田市が格安航空支援策
2012年6月4日 12時02分

 千葉県成田市は、市内に新たに本社を立地した企業に対し、市内在住の正社員を一年以上雇用した場合、一人につき十万円を補助する方針を決めた。成田空港を拠点に今夏に就航する格安航空会社(LCC)への支援の一つ。

 市によると、本社で正社員が百人以上が勤務していることが条件で、補助額は一年間の実績に基づき算出する。二年目以降は増えた社員の分だけ補助する。期間は三年間。市企業誘致条例の改正案に盛り込み、一日開会の市議会に提出した。

 県も立地企業に対する同様の補助制度を設けており、企業側は市民一人を正規雇用すると二十万円、非正規雇用すると十万円が得られることになる。

 八月に就航するエアアジア・ジャパンは、本社を同市の京成公津の杜駅ビルに置く予定で、今回の補助対象となる見通し。七月から運航を始めるジェットスター・ジャパンも市内への本社移転を検討しているという。

(小沢伸介・東京新聞)


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