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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

905とはずがたり:2009/10/15(木) 02:48:51
>>904
酒井氏@郵便局長とかくさくないっすかね?>民主・国民の共同推薦

906とはずがたり:2009/10/15(木) 14:18:35
川勝知事:東部の首長と意見交換 知事選対立図式から一転 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20091015ddlk22010304000c.html

 川勝平太知事は14日、県東部の21市町のうち19首長らと富士市役所で意見交換した。東部のほとんどの首長は7月の知事選で、川勝知事の対抗馬だった坂本由紀子・前自民党参院議員に出馬を働きかけるなど、全面支援した経緯がある。しかし会議の雰囲気は、約3カ月前の対立の図式とはほど遠く、対話ムードが漂った。

 会議は、伊豆市長、西伊豆町長、富士市長、小山町長が観光や道州制などのテーマで意見や要望を訴え、川勝知事が答える形となった。川勝知事の冗談に、首長らが笑顔をみせる場面もあり、和やかな雰囲気となった。

 川勝知事は、県東部の自治体が抱える医師不足などの医療問題にも配慮をみせ、「発表段階にはなっていないが、動いている」と発言。医科系大学の誘致などに向けて水面下で模索していることを示唆した。

 川勝知事は終了時「またやりましょう。中身のある話をしていきたい」と積極的に呼び掛け、「陳情合戦にならなかったのは素晴らしい」と出席者を持ち上げて見せた。

 一方、富士市の鈴木尚市長は「知事選のしこりはない。決着はつき、川勝さんは『ノーサイドにしよう』と話した。我々も東部の問題についてお願いしなければいけない。皆さん同じ考えだと思う」と強調し、対話路線を鮮明にした。

【田口雅士】
毎日新聞 2009年10月15日 地方版

907とはずがたり:2009/10/15(木) 15:37:06
<東海>静岡県

市町村合併:富士宮市議会、芝川町の編入議案を可決 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20091014ddlk22010215000c.html

 富士宮市議会の9月定例会は13日、芝川町を編入合併する合併関連議案を賛成多数で可決した。芝川町議会は既に合併議案を可決しており、両市町は14日、川勝平太知事に廃置分合を申請する。県議会で議案が可決されるなど手続きが進めば、人口約13万5000人の新しい「富士宮市」が来年3月23日誕生する。富士宮市議会では、合併議案について「住民サービスが低下する」などの反対討論と「財政基盤が強化される」などの賛成討論が行われ、採決の結果、賛成18、反対3の賛成多数で可決された。【松久英子】

毎日新聞 2009年10月14日 地方版

908とはずがたり:2009/10/15(木) 15:37:37

県東部首長:民主党政権受け、副総務相らと面談 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20091011ddlk22010114000c.html

 県東部の首長は10日、民主党の渡辺周副総務相(静岡6区)と細野豪志氏(同5区)の両衆院議員、国土交通政務官の藤本祐司参院議員を招き、沼津市内のホテルで非公開の会議を開いた。出席者によると、渡辺副総務相は地方分権について、マニフェスト(政権公約)で言及のない道州制は「喫緊の課題ではない」などと述べ、権限と財源移譲による地方自治の確立を優先する考えを示したという。

 会議後の会見で渡辺副総務相は「形がい化した陳情はやめて、もっと中身のある、話し合える機会をつくっていくようお願いしたい」と呼び掛けた。これに対し、三島市の小池政臣市長は「今後は、代表の首長が担当大臣や副大臣を訪ねて、地方の事情を訴えていきたい」と述べた。

 会議は、民主党政権になったことを受けて県東部の首長が、国と地方の関係を話し合う場として開催。県東部の21市町のうち、8市2町の首長と3市1町の代理が出席、7町が欠席した。【田口雅士】

毎日新聞 2009年10月11日 地方版

909神奈川一区民:2009/10/15(木) 17:14:17
>>903
橋下知事と組む可能性はないですかね。

910チバQ:2009/10/15(木) 19:48:30
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000910140001
県都のあした(上) 岐路に立つ区長制度
2009年10月14日

長野市で「区長」の役割が大きく変わろうとしている。これまでの区長会に代わって、すでに市内30地区にできた「住民自治協議会」が住民と役所のパイプ役を来年度から担う。市が「身近な住民自治」の仕組みを改めるのは、従来の区長制度が地域の民意を市政に必ずしも反映できなくなった、とみるからだ。


 長野市では8月の総選挙から、中山間地の投票所が大きく減った。市選挙管理委員会が、約700万円の経費削減を目的に市内の投票所を24減らし、95カ所に再編したためだ。とりわけ05年1月に長野市に編入した戸隠、大岡の両地区で集中的に削減された。


 戸隠地区は9減って6カ所になった。同地区の区長会は昨年7月、市選管から削減を提案され、具体的な再編案を15人の区長で作った。市選管は「地元の総意」として、その再編案を採用した。


 ところが、市選管が6月に再編を決めた後、投票所が遠くなることを知らなかった住民の間で困惑が広がった。市は説明会を開いて理解を求めたが、結局、投票所が遠くなった地域に配慮して、投票所行きの臨時バスを有料で運行した。市側にすれば、区長会を通しては見えない「もう一つの民意」だった。


    ■   ■


 市地域振興課は、現状の区長制度をこう分析する。「区長が市の意向をくんで活動して頂くのはありがたい。だが、一部の住民には『区長は住民の意見を反映していない』といった不満もある。行政側も、地域の合意形成に果たす役割を区長に頼りすぎる『甘え』があった」


 市は、住民自治協に対し、住民の多様な意見の集約と、市政への提案能力を期待する。いずれも、現在の区長制度では「弱い」と市が指摘する部分だ。


 住民自治協には現在、区長会や社会福祉協議会、環境美化連合会など、従来から地域を支えてきた団体の代表者らが参加するほか、公募の一般住民が加わる地区もある。


 来年1月に長野市に編入する信州新町と中条村でも、住民自治協の設立準備が進む。信州新町の池田浩太郎総務課長は「役場が遠くなることに対する住民の不安を解消できるよう、民意を市役所にしっかり届けられる組織にしたい」と話す。


 だが、区長側には「住民自治協の仕組みは市民に理解されていない」という不安が根強い。区長を十数年務める70代男性は「理念だけ先行し、住民が付いてきていない。むしろ市の支所に職員を増やしてもらい、地域の問題を市職員が現場で理解できるようにして欲しい」と求める。


    ■   ■


 住民自治協の本格スタートにあわせて、市内約460人の区長で組織する市区長会は今年度で廃止され、市長による委嘱もなくなる。区長制度は存続するが、「市のお墨付き」はなくなるわけだ。市には、住民自治協を「住民を代表する組織」と明確に位置づける狙いがある。


 区長は、市の広報誌の各戸配布や、ごみ集積所の設置場所の調整など、市政に広く貢献している。祭りを仕切るなど地域の世話も多い。ある区長は言う。「区長職が役所に軽く扱われるようで複雑な気分だ」


 しかしながら、近年は自治会活動に関心が薄い住民が増え、区長の担い手不足が深刻な地域もある。区長制度のほころびと、住民自治協の分かりづらさに向き合いながら、民意をくみ取る仕組みを再構築する具体的な制度設計が、次の市長に問われる。


    ×   ×


 18日に告示される長野市長選を前に市政の課題を探る。
 (この企画は、池田拓哉、竹花徹朗、西村宏治が担当します)

911チバQ:2009/10/15(木) 19:49:00
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000910140003
県都のあした(下)市民会館誘致で綱引き
2009年10月14日

 長野市役所の隣にある市民会館の建て替えをめぐり、市中心部での誘致合戦が熱を帯びている。
 候補地として市が6月に絞り込んだのは3地区。現在地=(A)=のほか、名乗りを上げたのは、古くからの繁華街として知られる権堂地区=(B)=と、長野駅前地区=(C)。「長野のシンボルをつくり、中心市街地の活性化につなげたい」といった陳情を重ねている。市は年内に1カ所に決めたい考えだ。
 両地区が誘致に熱心なのは会館とセットで大型商業施設を造り、地区の地盤沈下を食い止める狙いがあるからだ。
 権堂地区が描く青写真は、現在のイトーヨーカドー長野店を取り壊して会館を建て、併せてすぐ近くに商業施設や駐車場を造るというものだ。事業費は約100億円を見込み、このうち会館分は49億円とはじく。商業施設へはヨーカドーの入居を念頭に置く。
 地権者でつくる権堂地区再開発研究会の市村信幸さんは「ヨーカドーは今のビルの老朽化に伴って撤退する可能性もある。撤退となれば、権堂はゴーストタウン化する」と心配する。
 長野駅前地区では、空き地になっている商業施設「WALK」の跡地近くに会館、商業施設、マンション、ホテル、駐車場などが入る複合施設を建てる計画が浮上している。駅から施設への150メートルを歩道橋でつなぐ案で、事業費は68億5千万円を見込む。
 駅前地区権利者研究会の青沼寿一さんは「市内で一番アクセスの良い場所で、長野の顔にもなる。駅前に青空駐車場があるのでは活性化につながらない」と話す。
 2地区が共有するのは空洞化への不安だ。市は中心市街地の歩行者・自転車の通行量を、06年度調査の一日26万3903人から11年度に32万人に増やす目標を立てた。しかし、09年度調査では21万2416人で低迷は続いている。
 通行量の底上げに貢献していた市街地のマンション建設も停滞気味だ。市内の新設マンションの着工戸数は05〜06年度に年間500戸を超えていたが、07年度は252戸、08年度は313戸と失速。昨年12月以降は、今年8月まで1棟もない。「大型再開発を活性化の起爆剤に」という関係者の期待は大きい。
 ただ、大型施設を造れば維持費をどうするかという問題が生じる。さらに特定の施設に頼った活性化は、その施設が立ちゆかなくなった時に頓挫する。そごう、ダイエーの相次ぐ撤退で中心市街地が空洞化に悩まされているのは、県都・長野市の苦い教訓だ。
 市全体の市街地開発をどう進め、その中に市民会館の建て替えをどう位置づけるのか。市は「規模や用途などを候補地から聞いている段階」と、態度をはっきりさせていない。
 財源の問題もある。今のところ市は05年の4町村合併に伴う合併特例債を活用して建設を進める考えだ。国が事業費の大半を負うからだが、対象は14年度末までに完成する建設事業に限られている。市の担当課は「計画を早急に進めないと建設費を捻出(ねん・しゅつ)できなくなる」と焦りを隠さない。
 文化団体などには、「どう使っていくかをしっかりしなければ、単なるハコ。地区の利害関係の中での移転ではいけない」という声も多い。
 建設計画などを考える市の第三者機関「市民会館建設検討委員会」の堀内征治委員長=県松本文化会館長=は「市街地の活性化と、文化をどう育むかをあわせて考える必要があるが、長野市がどう文化を育てるのかというポリシーがまだ見えてこない。もっと明確で誰にでもわかるような長期ビジョンを出した方がいい」と注文をつける。

912チバQ:2009/10/15(木) 19:54:02
>>897-898 
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009101502000230.html
「ダム」応援?静観? 設楽町長選、周辺首長ら温度差
2009年10月15日 夕刊

 設楽ダム(愛知県設楽町)建設の是非が最大の争点になっている設楽町長選(18日投開票)で、周辺の自治体の応援に温度差が生じている。ダムで恩恵を受ける立場から積極的に推進派候補を支援する自治体もあれば、「町民が決める選挙だから」と一歩引くところも。地元選出の民主党国会議員も全3陣営に姿を見せ、立場を鮮明にしていない。

 推進派候補の出陣式に、足立守弘副市長を送り込んだ愛知県蒲郡市。金原久雄市長は公務の都合で欠席したが「4年前は特に何もしていないが、今回はダムが争点。推進の立場として応援しないと」と公言する。新城市の穂積亮次市長も「誰に勝ってほしいということはない」と言いつつも出陣式に顔を見せ、げき文を出した。

 一方、ダムによる農業関連への水需要が見込まれる田原市の鈴木克幸市長は「推進派に頑張ってほしいが、よそからとやかく言うのは良くないのでは」との立場。出陣式には副市長も含めて出席せず、距離を置いた。

 蒲郡市長時代からダム建設を強力に進めてきた愛知14区選出の鈴木克昌衆院議員は、推進派陣営の出陣式で「何としても推進したい」と持論を強調。だが同じ日にダム反対派を含めた2陣営の事務所にも顔を見せ、立ち位置のあいまいさがにじみ出た。

913チバQ:2009/10/15(木) 20:06:21
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000910150002
加賀市長選 市政の課題は
2009年10月15日


今年8月に新しい総湯(奥)が開業した山代温泉。以前の総湯はすっかり解体され、明治期の建物を復元した「古総湯」の建設に向けた整地が続いている=山代温泉

◆◇温泉・観光 どう再生◇◆


 新顔2氏が立候補し、激しい選挙戦を続けている加賀市長選。全国有数の温泉地が集まる同市だが、観光客、人口ともに減少傾向が続き、住民の不安も強い。18日の投開票日を前に同市の現状と課題を考えた。


(長田豊)


◇低所得者対策の急務◇


 「企業誘致の推進による雇用確保や、温泉再生に伴う市街地活性化などの施策で、人口減少に歯止めをかけたい」


 13日に市役所で開かれた都市計画マスタープランの策定検討委員会。プラン策定を担当する市職員は、集まった委員たちの将来人口についての質問に答えた。


 同市の10月1日現在の人口は7万4211人。85年の8万877人をピークに減少が続き、このままでは20年後に5万人を割り込む可能性があると推計されている。


 「マスタープランでは20年後の人口を推計より1万人以上多い6万人に設定する」と説明する市側。だが、人口減少を食い止める具体策を問う委員の質問への明確な答えはなかった。


 山代、山中、片山津の3温泉が集まり、20年前の89年には合計390万人もの観光客が訪れた同市だが、バブル景気の崩壊と団体旅行の不振などで観光客は減り続け、昨年は182万人余り。「去年秋以降の不況で、今年はもっと落ち込むのではないか。個人客や外国人旅行者の誘客も思うようには進んでいない」と旅館関係者。集客の落ち込みを反映して、しにせ旅館の営業停止や事業譲渡なども相次いでいる。


 主産業だった温泉街観光の落ち込みは、生活保護費の急増や税収納率の低下にもつながり、市財政を圧迫する一因となっている。


 昨年から市の財政状況を独自に分析し、年2回のペースで小冊子にまとめてきた市議らによると、同市の昨年度の生活保護受給者は725人で人口千人当たりの保護率は9・69%。県平均の4・7%の倍以上で、県内で最も高い。07年度決算の一般会計に占める生活保護費の割合は5%に上り、同じ南加賀地方の小松(2%)、能美(0・7%)、白山(0・8%)の3市と比較して極端に高いという。


 また、07年度決算の税収納率は市税94・8%、国保税89・1%で、いずれも県内10市で最低。最も収納率が高い珠洲市(市税98・8%、国保税98・4%)とは大きな差がある。市税滞納者のうち、年収200万円未満の低所得者の割合は84・6%に上る。


 分析にあたった市議の一人は「高齢化の進行とともに、温泉旅館の廃業や規模縮小などで職を失った低所得者層の増加が背景にある。かつて温泉旅館で働いていた人の中には無年金や健康保険未加入の人も多い。地場産業の雇用のあり方を見直していく必要がある」と指摘する。


 新市長には、人口減少と高齢化が進む中で、温泉など地場産業の振興と低所得者対策に取り組む難しい市政運営が求められそうだ。

914チバQ:2009/10/15(木) 20:16:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20091015-OYT8T00061.htm
民主の態度硬化、誤算 名古屋市会9月定例会
「議会軽視」会派内に不満
 河村たかし市長の“第2ラウンド”となった市議会9月定例会は、教育委員に塾理事長をあてる人事案が与党・民主も含め反対多数で否決され、市民税減税の基本条例案が再継続となるなど厳しい結果となった。

 市長の誤算は、民主の態度硬化だ。市長選圧勝を受け、民主党市議団は6月議会で減税基本条例案を除き、すべての議案に賛成して与党をアピールした。しかし、今回、民主も賛成し、着工直前だった「陽子線がん治療施設」の凍結を、市長が会期中に突然表明。度重なるパフォーマンスや事前の調整不足もあり、「与党の我々にも説明がない。議会軽視だ」との不満が会派内で噴出した。

 教育委員の反対については、吉田伸五団長は「議会としてチェック機能を果たしただけ」と説明するが、人事案は過去40年間否決はなく、市長の独断専行にくぎを刺したとの見方が強い。

 11月議会は、市長の公約の目玉でもある減税と地域委員会に関する条例案などが審議される「関ヶ原」(市長)だ。双方の感情論による議会の停滞は許されない。市民は、建設的な議論と速やかな施策の実行を期待している。(小山内晃)

(2009年10月15日 読売新聞)

915チバQ:2009/10/15(木) 20:21:55
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091015-OYT1T00055.htm
「教育委員に塾経営者」河村市長人事案、1対73で否決
 名古屋市議会は14日、学習塾理事長の教育委員選任案を、反対多数で否決した。


 河村たかし市長は「教育委員会を改革するため」としていたが、議会側は「公教育に営利目的の塾経営者を入れるのは問題だ」とする意見が大勢を占めた。同市議会事務局によると、記録が残る過去40年で、人事案が否決されたケースはなかったという。

 否決されたのは、学習塾「明倫ゼミナール」の杉藤清行理事長(65)の教育委員選任案。野党の自民、公明、共産に加え、与党の民主も反対し、1対73の大差だった。採決の結果を不満とした河村市長が発言を求めて議長席に詰め寄り、制止される場面もあった。

 議会終了後、記者会見した河村市長は「小中学生の7割が塾に通う中、議会は子供たちを向いていない。形骸(けいがい)化が叫ばれている教育委員会に塾関係者を入れることで、初めて教育改革は進む」と厳しく批判した。教育委員は現在5人で、法定数を満たしているため、河村市長は新たな委員を選任せず、杉藤理事長を市の経営アドバイザーに任命する考えを明らかにした。

(2009年10月15日01時16分 読売新聞)

916チバQ:2009/10/15(木) 20:31:55
>>867
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20091014-OYT8T01299.htm
新進石川、民主合流に合意
 県議会第2会派の新進石川が14日、議員総会を開き、民主党に合流することで合意した。23日に民主党県連に合流の申し入れを行う。新進石川の議員9人のうち、現在、民主党に党籍のないのは8人。後援会との相談が必要な議員は一部いるが、合流することで大筋で合意した。合流した場合、「新進石川」の会派名はなくなる。宇野邦夫幹事長は「民主党が政権与党となり、県から国へ要望を伝えるパイプ役となりたい」と話した。

 新進石川の県議9人は今月4日、都内で民主党の小沢一郎幹事長と会談し、合流への打診を受けていた。民主党県連内には、政策面での方向性の違いから合流に消極的な意見もあるが、党勢拡大を期待する声も大きい。同県連は24日に常任幹事会を開き、新進石川の合流について協議する。

(2009年10月15日 読売新聞)

917チバQ:2009/10/17(土) 21:28:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20091017-OYT8T00166.htm
加賀市を二分激戦に
市長選・市議選あす投票
 加賀市長選・市議選は18日、投開票される。市政刷新を争点とする市長選は、ともに新人で元高崎経済大教授の寺前秀一氏(60)と前市議の林茂信氏(59)が連日、個人演説会などで支持を訴えている。自民系市議が両陣営に分裂したほか、地元選出の県議も両派に分かれて文字通り「市を二分する戦い」を展開している。

 寺前氏陣営は「過去のしがらみから脱却した加賀市」を訴える。向出勉(自民)、若林昭夫(清風・連帯)の両県議が選対本部長を務め、現職の大幸甚氏(67)を批判して分裂した自民系に加え社民系の計11市議も支援している。

 13日に同市加茂町で行われた総決起集会には、福井県のあわら、鯖江の両市長も駆けつけ、旧運輸省時代の寺前氏の実績を強調。寺前氏は「現市政の継承では国や県との連携が取れない。刷新が必要」と気勢を上げた。

 一方、大幸市長が常任顧問を務める林氏陣営は、「現市政の良い部分を継承する」(林氏)との姿勢で、大幸氏の後援会の全面的な支援を受ける。宮元陸県議(自民)を始め、自民、民主系など7市議の支持を取り付けた。

 15日の同市小菅波町の総決起集会では、女性の会や青年部の代表者が「長年加賀市のために尽くした林さんに市政を託したい」と訴え、林氏も「大幸市長の政策を最後までしっかり継承していきたい」と決意を述べた。

 市議選は定数22人に対し、26人が立候補し、激戦を繰り広げている。

 投票は市長・市議選とも18日午前7時〜午後8時、市内36投票所で行われ、午後9時15分から加賀体育館で即日開票される。10日現在の有権者数は6万1556人。

(2009年10月17日 読売新聞)

918さんだーばー堂:2009/10/18(日) 15:14:06
>>905
この週末入善の隣町に滞在してましたが、偶然情報を入手。
酒井氏が民主・国民で間違いないようです。

選挙後の会派構成も含めて結果が気になります。

919とはずがたり:2009/10/19(月) 13:00:30

長野市長選スタート 現新3氏の争い 25日投開票
10月19日(月)
http://www.shinmai.co.jp/news/20091019/KT091018ATI090003000022.htm

 任期満了に伴う長野市長選は18日告示され、新人で元県商工参事の小林計正氏(61)=入山、現職で3選を目指す鷲沢正一氏(68)=上松、新人で元外資系ホテル日本支社長の高野登氏(56)=戸隠豊岡=の無所属3人が立候補した。投開票は25日。

 民間活力導入を進めるなどした2期8年間の鷲沢市政への評価や、市が検討する長野市民会館建て替えへの対応、来年1月の上水内郡信州新町、中条村との合併後を見据えた地域づくりなどが争点となりそうだ。

 小林氏は、岡田町の選挙事務所前で第一声。「温かい市政実現のため市民と一緒に市政交代を目指す」と訴えた。
 鷲沢氏は、県町のホテル前で第一声。「環境対策を重視し、今後の4年を新たな気持ちで頑張る」と強調した。
 高野氏は、東和田の事務所近くで第一声。「長野を日本一と誇れる、喜びにあふれた街にしよう」と呼び掛けた。

 8月の衆院選後、県内では安曇野市に続く市長選。政党では民主党が小林氏を推薦。自民党は組織的な決定を見送り、党所属県議らが個々に鷲沢氏を支持する。公明党は市議団が鷲沢氏を推薦した。共産党は党長水地区委員会が加わる市民団体が高野氏支持を決めている。社民党は自主投票とした。

 市長選と同じ日程で行う市議補選(欠員定数1)も18日告示され、無所属新人2人が立候補した。
 17日現在の有権者数は30万6679人(男14万7122人、女15万9557人)。

飯綱町長選と町議選 あす告示 3氏が立候補予定
10月19日(月)
http://www.shinmai.co.jp/news/20091019/KT091017ATI090010000022.htm

 任期満了に伴う上水内郡飯綱町長選と町議選(定数15)は20日、告示される。町長選は表明順に、前副町長の峯村勝盛氏(60)=平出、会社員の中井寿一氏(51)=豊野、前町議長の相沢龍右氏(65)=芋川=の無所属新人3人が立候補を予定している。投開票は25日。

 峯村氏は「安心で元気なまちづくり」を目指すとし、子育て支援や教育環境の充実、財政基盤の確立を訴える。

 中井氏は「透明で納得の町政」を強調。子育てや高齢者福祉の充実による人口増や、農業の法人化を主張する。

 相沢氏は「閉塞(へいそく)感漂う町政の刷新」を訴え、民意を反映させた行財政改革や、町産品のブランド化推進を掲げる。

 旧牟礼村長を経て1期目の遠山秀吉町長(72)は引退する。

 今回から定数が3減となる町議選には現職12人、新人4人が立候補を予定。共産2人、公明1人のほかは無所属。女性は3人。

 6日現在の有権者数は1万517人(男5096人、女5421人)。

辰野町長選あす告示 現職と新人が立候補予定
10月19日(月)
http://www.shinmai.co.jp/news/20091019/KT091018ATI090004000022.htm

 任期満了に伴う上伊那郡辰野町長選は20日、告示される。現職で4期目を目指す矢ケ崎克彦氏(66)=下辰野=と、新人で自営業の赤羽公彦氏(64)=下辰野=の無所属2人が立候補を予定している。投開票は25日。

 矢ケ崎氏は5月の町議会臨時会で立候補を表明。保育料の10%以上軽減、福祉タクシー券の拡充、産業への助成や企業誘致などを訴えている。

 赤羽氏は5月の後援会総会で出馬表明。出産一時金の6万円増額、75歳以上無料の町内巡回バス運行、企業誘致や産業育成などを掲げる。

 今月1日現在の有権者数は1万7693人(男8581人、女9112人)。

筑北村長選あす告示
10月19日(月)
http://www.shinmai.co.jp/news/20091019/a-10.htm

 任期満了に伴う東筑摩郡筑北村長選と村議選(定数12)は20日、告示される。村長選は、現職の関森省吾氏(69)、新人で元団体職員の飯森紀元氏(68)の無所属2氏が立候補を表明、前回選と同じ顔触れによる一騎打ちとなる見通し。投開票は25日。
 村議選には12人が立候補を予定、ほかにも動きがある。内訳は現職6人、新人6人でいずれも無所属。
 7日現在の有権者数は4726人。

920とはずがたり:2009/10/19(月) 13:11:38
>>918
おお,情報提供感謝。結果は出てるけどネットのニュースでは未だっすかね。。

921カレンちゃん:2009/10/19(月) 14:50:11
ここって私しか知らないのかな?
↓    ↓    ↓
http://magiclien.com/?sk4

知ってる人が居れば情報ください!

922チバQ:2009/10/19(月) 21:26:06
>>807>>825
な・懐かしい名前が
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20091019/CK2009101902000010.html?ref=rank
山村氏が出馬意向 伊勢市長選
2009年10月19日

山村健氏


 伊勢市長の辞職による11月8日告示の出直し市長選に、元衆院議員(比例東海)の山村健氏(52)が無所属で立候補する意向を固めた。「伊勢市の再興を訴えるには今しかない」としている。

 山村氏は「活気のない伊勢市駅前の状態が、市の現状を象徴している。このまま伊勢神宮の式年遷宮を迎え、全国から訪れる人々を受け入れるのは恥ずかしい」と指摘。「市民に健全な選択をしてもらいたい」と語った。

 市長辞職の引き金になった市と中部国際空港を結ぶ海上航路整備事業については「計画段階から無駄な公共事業の典型だと考え、懸念していた」と反対の立場だ。

 志摩市志摩町の出身。2000年6月の衆院選で、民主公認で三重5区と比例東海に重複立候補し比例東海で復活、初当選した。1期務めたが、02年、民主党に離党届を提出、除籍処分になった。東京在住。

 出直し市長選には、辞職した前市長の森下隆生氏(59)、山村氏の元公設秘書で市議の鈴木健一氏(33)が既に出馬表明している。

 (谷知佳)

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091007k0000m040154000c.html
伊勢市長選:空港アクセス構想反対派の市議出馬へ 三重
 計画がストップしている中部国際空港(愛知県常滑市)への海上アクセス構想をめぐり、三重県伊勢市の森下隆生市長(59)が6日、市議会の大川好亮議長に辞職願を提出した。辞職は7日付。森下市長は「海上アクセスは観光政策になくてはならないインフラ」と述べ、出直し市長選で民意を問うと表明。これに対し、構想に反対する鈴木健一市議(33)も6日、「観光効果は全く望めない。事業から撤退する」として立候補する意向を明らかにした。

 公選法は「選挙を行う理由ができた翌日から50日以内に行う」と定めており、出直し選は11月15日に投開票される市議選と同日選になる可能性が高い。

 森下市長は辞職願提出後に会見し「市には課題が山積している。改めて出馬し、市民の支持を得たい」と述べた。海上アクセスを出直し選の争点にするとし「事業の必要性と現状、対応をしっかりと説明し、理解を得たい」と語った。

 この後、鈴木氏が会見し、出馬を表明。「アクセス構想に市民や議会が振り回され、本当の市政が成立しなかった。市民は賛成していないのに構想が進められてきた」と森下市長を批判。当選すれば事業から撤退することを約束した。【木村文彦】



三重5区
■2000年選挙得票

  1  藤波孝生     無所属    前       85,254  当選
  2  山村健      民主党    新       82,222  比例区当選
  3  黒木騎代春    日本共産党  新       17,168

923チバQ:2009/10/19(月) 22:01:04
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000910190006
強いムラ意識 乱立模様
2009年10月19日




◇◆合併後 埋まらぬ旧町間の溝◆◇


 紀北、南伊勢両町の町長選は20日、告示される。今のところ、紀北町長選に5人、南伊勢町長選に4人が立候補の意向を表明していて、激しい選挙戦が予想されている。両町は4年前の合併で生まれたが、それぞれ根強いムラ意識が残り、一体感のあるまちの姿を描ききれないでいることも「乱立」の背景にありそうだ。いずれも25日、投開票される。(月舘彩子、加藤真澄)


■紀北5人表明
 紀北町長選には、再選をめざす現職の奥山始郎氏(71)、いずれも町議の尾上寿一氏(55)と入江康仁氏(60)、会社経営の原隆伸氏(61)、NPO法人理事長の堀端克久氏(59)の5人が立候補の意向を表明している。9月2日現在の選挙人名簿登録者数は16531人。


 同町選挙管理員会の担当者は、05年10月に合併する前の旧紀伊長島、旧海山両町長選を含めても「こんなに多くの人が名乗りを上げたことはない」と話す。県選管によると、過去5年の県内の首長選では4人の候補者が最多だった。


 旧紀伊長島、旧海山両町の合併は、尾鷲市が途中離脱するなど紛糾した末に実現した。合併後初の町長選ではそれぞれの旧町を地盤にした3人が争った。それから4年がたったが、今回の立候補予定者の一人は「合併後の一体感がまるで感じられない」と指摘する。このことが立候補を決断した理由だという。


 象徴的なのが、合併協議会で決まっていながら実現していない新庁舎の移転問題だ。旧海山町庁舎でどんな行政機能を担うのか、旧町間の関係者の間で意見が分かれたままだ。また、主な産業である漁業が低迷して人口流出に歯止めがかからず、地元経済をどう立て直すのかも大きな課題だ。


 奥山、入江の2氏は旧紀伊長島町、尾上、原、堀端の3氏が旧海山町の出身。有権者数は、紀伊長島地区が約8500人、海山地区が約8千人と伯仲しているだけに、各氏ともまず出身地区の票を固めようと躍起だ。


■南伊勢は4人
 南伊勢町長選では、現職の稲葉輝喜町長(73)が高齢などを理由に引退を表明し、前町議長の倉田珠文氏(58)と前県病院事業庁長の小山巧氏(58)、前町議の橋本剛匠氏(61)、NPO法人職員の天野由紀子氏(45)の4人が立候補の意向を表明している。9月2日現在の選挙人名簿登録者数は1万4274人。


 同町は05年10月、南勢、南島両町が合併して発足した。南伊勢町選管によると、4人が立候補すれば、旧町の町長選を含めて最多の候補者数になる。


 町民からは「乱立の背景には、合併にともなう町政への不満がある」との声があがる。公共事業も、合併で少ないパイを奪い合う形になり、つぶれる建設会社も出ている。「公共事業の受注が偏っている」と漏らす業者もいる。


 旧南勢町内ではかつて合併反対運動があり、住民グループのリコールを受けて町長が辞職する混乱もあった。今回の町長選の立候補予定の4人のうち3人も「(当時は)合併に反対だった」と語る。必ずしも旧町間の融和は進んでいないとはいえ、基幹産業の漁業や農林業の振興、医療・介護体制の確立、行財政改革などは急務で、争点になりそうだ。


 選挙戦では、倉田氏が南勢地区、橋本氏が南島地区の地盤を固め、小山氏は出身の南勢地区に加え、稲葉町長の支援で南島地区の票の掘り起こしをめざす構えだ。


■志摩市議選29人立候補
 志摩市議選(定数22)は18日告示され、29人が立候補を届け出た。25日に投票、即日開票される。新旧別の内訳は現職19人、前職5人、元職1人、新顔4人。党派別では公明1人、共産1人、無所属27人。04年10月に5町が合併してから市議選は2度目。今回、定数は4減となった。


 投票は25日午前7時から午後6時まで、市内44投票所であり、開票は同日午後8時から志摩市阿児町神明の市阿児アリーナである。17日現在の選挙人名簿登録者数は4万8958人。

924 ◆ESPAyRnbN2:2009/10/20(火) 09:52:38
多いように見えるが、人柄が悪いと思ってるのは45%×不支持率9%=全体の4.05%。

河村市長の支持率63% 導水路「不要」は83%
2009年10月20日 09時10分

 河村たかし名古屋市長が28日に就任半年を迎えるのを前に、中日新聞社は17、18の両日、市内の
有権者500人を対象に電話世論調査(無作為抽出方式)を実施した。河村市長を「支持する」と答えた
人は63%に達し、議会との対立で足踏みが続く市政運営とは対照的に、依然として高い支持率を保って
いることが分かった。

 市長を支持する理由は「政策に期待できる」が44%で最高。「親しみを感じる」が2位の25%だった。

 河村市長が就任直後に撤退を表明し、民主党政権で凍結が決まった「木曽川水系連絡導水路事業」は
83%が「不必要」と答え、市内では不要論が支配的となっている。

 2大公約に掲げている「市民税減税」と「地域委員会」は、「福祉にしわ寄せがない」など条件付きも
含めると、それぞれ86%、56%が「導入すべきだ」と回答した。

 9月定例会で減税案が継続審査になり、教育委員の人事案が否決されるなど、対立が目立っている
議会との関係については「議会は市長に協力すべきだ」が47%で、「市長が議会の意見に耳を傾ける
べきだ」は24%だった。

 一方、河村市長を「支持しない」と答えた人は9%。理由は「人柄が好きになれない」がトップの45%を
占めた。河村市長に「投票した」と答えた270人中、「今は支持しない」のは1人だけだった。

 市長の名古屋弁は63%が「もう少し上品に」「やめてほしい」と否定的だった。

 過去最高の51万票を獲得した4月下旬の市長選での得票率は58・56%だった。

 <森正・愛知学院大准教授の話> これだけ支持率が高いのは驚き。ただ政策はまだ実現しておらず、
市長としての実績に基づく支持というより、人気だろう。何もやっていないからこそ、失敗もなく、期待が
持続している。期待値が高い分、有権者が裏切られたと感じた時の失望は大きく、危うさも感じる。

(中日新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009102090090459.html

925さんだーばー堂:2009/10/20(火) 19:20:55
>>920
ようやく毎日に載りました
4票差…orz

http://mainichi.jp/area/toyama/news/20091020ddlk16010724000c.html
選挙:入善町議選 新議員決まる /富山
 任期満了に伴う入善町議選(定数14)は18日、投開票され、同日深夜に新議員が決まった。今回は計17人が立候補。現職11人、新人2人、元職1人が議席を獲得した。投票率は79・93%(前回82・17%)だった。【蒔田備憲】
==============
 ◆開票結果
 ◇入善町(定数14−17)
 =選管最終発表
当 1690 笹島春人  60 無新=自=
当 1349 佐藤一仁  54 無元=自=
当 1346 元島正隆  56 無現
当 1322 五十里隆章 67 自現
当 1277 大橋美椰子 65 無現=公=
当 1178 松沢孝浩  47 無現
当 1048 鬼原征彦  68 無現
当 1043 谷口一男  59 自現
当 1029 野島浩   54 無新
当  940 中瀬範幸  64 無現
当  843 長田武志  69 自現
当  835 九里郁子  66 共現
当  823 山下勇   67 自現
当  795 松田俊弘  53 共現
   791 酒井尋充  52 無新=民・国=
   704 五十里忠茂 61 無新=社=
   661 上野等   61 無現=自=

926さんだーばー堂:2009/10/20(火) 20:26:35
>>465
http://www2.knb.ne.jp/news/20091020_21750.htm
2009 年 10 月 20 日 18:00 現在
夏野氏が県議辞職、市長選に出馬

 来月8日に告示される射水市長選挙に出馬を予定している夏野元志さん(36)が、20日県議会議員を辞職するとともに、会見で自らの公約について説明しました。
 夏野さんは20日午後、射水市内の後援会事務所で会見し、20日、県議会議員の辞職願いを議長に提出し、受理されたことを報告しました。
 夏野さんは平成15年に県議会議員に初当選し、現在2期目ですが、出馬を表明している来月の射水市長選挙に向けて活動するためとして、20日の辞職となりました。
 また会見では、市長選挙へのマニフェストの骨子として、365日24時間の窓口対応サービスの実現や、子どもの給食費を現在の半額にすること、また、現職の分家市長が計画している市の統合庁舎の建設を一旦、白紙に戻すことなどを説明しました。
 射水市長選挙には現職の分家静男市長(63)も立候補を表明していてマニフェストを発表しています。
 医療・福祉の面では子どもの医療費無料化を中学3年まで拡大し、第三子からの保育料を無料にするとしています。
 また、市役所の庁舎については2015年までに統合庁舎を新たに建設して、これに伴い年間1億円以上の経費を削減するとしています。
 射水市長選挙と市議会議員選挙は来月8日告示・15日投票です。

927とはずがたり:2009/10/20(火) 22:30:25
>>922
嘗ての部下が一念発起して市長選に出ようとしてるのに何処迄も周囲の迷惑考えられない奴だなぁ
>出直し市長選には、辞職した前市長の森下隆生氏(59)、山村氏の元公設秘書で市議の鈴木健一氏(33)が既に出馬表明している。

>>924
名古屋弁好きとしちゃー,辞めて欲しいと云う意見がおおすぎるのが心外だやぁ←掛川弁
方言でしゃべりゃーいいらぁー。

>>925
なかなか厳しいっすね。。自民公認多いなぁ。。

928神奈川一区民:2009/10/20(火) 22:36:02
>>922>>927
そうですよね。市長選にでるくらいなら、
8月の総選挙にみんなの党から東海ブロッ
ク単独比例にでてればとうせんしたのに。

929チバQ:2009/10/23(金) 18:55:19
http://mainichi.jp/area/nagano/archive/news/2009/10/20/20091020ddlk20010033000c.html
未完の38万都市:’09秋・長野市長選/上 観光振興 /長野
 ◇交通網整備で善光寺「通過点」に 新幹線延伸で競争激化
 回向柱に触れて御利益を得ようと、人々の行列が仲見世通りまで続いた。数えで7年に1度行われる今春の善光寺御開帳には、前回(03年)の約628万人を上回る過去最高の約673万人が押し寄せた。おひざ元の商店経営者が「善光寺さまさま」と言う、市内最大の観光資源だ。善光寺御開帳奉賛会の総会で、長野商工会議所の加藤久雄会頭は「不景気や新型インフルエンザにもかかわらず、無事終えられた」と満足そうに振り返った。

 一方、「人出は多いが売り上げが伸びない」という声もある。御開帳の日帰り客は61%だったのに対し、宿泊客は37・6%。泊まり客が減れば、必然的に地元へ落ちるお金は減る。

 5月の昼下がり。国道の大門交差点付近に止まった県外ナンバーの大型バスには、ツアー名に「和倉温泉」の文字が刻まれていた。「これから金沢です」。首都圏から訪れた60代の女性は急ぎ足でバスへ向かった。長野市は北陸と関東を結ぶ交通の要衝。だが高速交通網の整備は善光寺と金沢、善光寺と立山黒部アルペンルートといった広域ツアーを可能にし、善光寺は「目的地」から「通過点」に変わりつつある。

   ◇  ◇

 14年度に予定される北陸新幹線の延伸は、長野を経由して上越、富山、金沢までつながる計画だ。特に観光のライバルになる可能性があるのは、延伸後の終点・金沢市。長野市と同じ中核市だが、人口約45万人の北陸の拠点都市として「政令市が一つの目標」(金沢市企画調整課)。兼六園など観光資源も豊富で、民間シンクタンクが1000自治体を対象に行った地域ブランド調査では「魅力ある自治体」の第9位に入った。一方、長野市は76位だった。

 JR長野駅前で商店を経営する60代の男性は「金沢や他の都市にとられてしまう」と、不安がった。両市は観光客誘致で協力する協定を締結し、金沢市側は「長野市と互いに協力したい」とするが、観光客争奪戦の激化は避けられそうにない。

 午後6時前、日が沈みかけ、暗くなりかけた仲見世。長野駅前の店舗はまだ開店しているが、ここでは大半の店が既にシャッターをおろしていた。「こんな早く閉めるなんて。皆、いまだに善光寺に依存している」。ある住民は、人がまばらになった通りに冷ややかな目を向けた。

 長野市は飯綱や戸隠、鬼無里、松代を善光寺と並ぶ観光地にと売り込みに懸命だが、市内の観光客は御開帳と長野新幹線の開業が重なった97年の約1510万人をピークに減少傾向。08年は約1022万人にとどまった。

   ◇  ◇

 五輪開催都市、中核市、門前都市−−。38万都市・長野はこれまで多くの看板を掲げてきた。25日投票の市長選を経て、次のリーダーは未完のキャンバスにどんな絵を描くのか。市政の課題を探った。【福田智沙】

930チバQ:2009/10/23(金) 18:55:41
http://mainichi.jp/area/nagano/archive/news/2009/10/21/20091021ddlk20010126000c.html
未完の38万都市:’09秋・長野市長選/中 中心市街地の活性化 /長野
 ◇市民会館誘致、駅前・権堂名乗り 箱物「切り札」に疑問も
 JR長野駅善光寺口を出ると目に入る「ながの東急」西側にある駅前地区。長野大通りを北へ約1キロ先が権堂地区。その途中で右に折れた市役所脇に、長野市民会館が建っている。建て替え候補の3地点が描くいびつなトライアングルは、低迷する中心街を象徴するかのようだ。

 駅前地区は古くからあった商業施設「WALK」が取り壊され、ぽっかりと空いた青空駐車場だ。歴史ある繁華街の権堂地区も「買い物客の肩と肩が触れた」過去のにぎわいはなく、住民には危機感が募る。そこへ浮上したのが市民会館の誘致だった。「市民会館を活性化の切り札にしたい」との思いが、両地区に共通している。

 市は国の合併特例債を主な財源に、早期の建て替えを目指す方向だ。特例債をもらった上、市街地活性化にもなる。さらに周辺の再開発と絡めれば、同館の10年度までの取り壊しを条件に「通常より手厚い補助が受けられる」(第一庁舎建設室)という「一石三鳥」が狙いだ。ただ特例債は14年度が期限で、市は早急に移転先を選ぶ必要に迫られている。

   ◇  ◇

 誘致に期待する住民は多いが、一方で「市民会館が本当に人の流れを変えられるのか」と、いわゆる「箱物」には疑問の声も根強い。

 00年、問御所町のそごうと新田町のダイエーが相次いで撤退。市はダイエーの空きビルを2億4000万円で購入して「もんぜんぷら座」、そごう跡地に総額約80億円を投入して「TOiGO(トイーゴ)」と2つの商業施設を作った。「活性化につながっている」と強調する市に対し、「魅力的な店が少なく、すぐに入れ替わる」との評もある。

 市財政の負担増も論点の一つだ。市民会館建て替え費用は現在地で約50億円と試算される。08年度末の市債残高は1454億円で、ピークの97年度末(残高1926億円)からは減少傾向にあり、「財政は健全」と市側は胸を張る。ただ、市内の長野五輪の遺産であるエムウェーブなどの6施設では、収支は赤字が続き、市の負担額は07年度に計約7億2000万円に上った。

   ◇  ◇

 市は昨年末、まちづくりに関するアンケートを実施、市民3292人が回答した。「魅力ある中心市街地が整備されているか」との問いに、「そう思わない」との答えが計68・1%に上った。国の改革でひも付きの補助金は減り、自治体の判断で使えるカネが増えた結果、都市間でも創意工夫する「勝ち組」と努力を怠った「負け組」が出る可能性がある。その分岐点にある長野市だが、急速な景気悪化の中、まちづくりの方向性はまだ見えない。【福田智沙】

931チバQ:2009/10/23(金) 18:56:03
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20091022ddlk20010005000c.html
未完の38万都市:’09秋・長野市長選/下 中山間地域 /長野
 ◇進む高齢化、荒れる農地 2町村との合併で市域の74%に
 長野市から西へ車で約30分、中山間地域に二つの町村が広がる。山際から日の光が注ぐ道や田畑で目につくのは高齢者ばかり。信州新町と中条村は来年1月1日、長野市に合併され、地図から名前が消える。計約7000人の「新市民」だ。

 若者の減少で急速な過疎化が進む両町村の課題は、市内の中山間地域とほぼ重なる。信州新町の高齢化率は4月1日現在で43・8%、中条村は47・5%。高齢者だけの世帯も多く、「子どもは上の家に4、5人いるだけ」と同町の女性(74)は嘆いた。

   ◇ ◇

 「中山間地域の農業はここ数年、急速にダメになっている。荒れる農地をどうするのか。年寄りはどうすればいいのか」

 今月2日、同町であった市側との意見交換会でこんな声が上がった。長野市の71%は中山間地域で、合併後は74%に増える。高齢化で農家は減り、市全体の耕作放棄地は08年度で1511ヘクタール。放棄された農地は荒廃の一途だ。「農業だけで暮らせる人なんていない。皆、年金にすがって生きていくので精いっぱいだ」。別の男性(73)の悲痛な声は、市内の中山間地域の高齢者の思いをも代弁していた。

 長野市と2町村の合併が正式決定したのは7月。今回の市長選では、両町村民に投票権はない。だが来年からの行政のトップは、自分たちが選んだのではない新市長だ。

 「(市長選が)やはり気になりますよ。候補者の話が聞きたい」。中条村の御山里地区でそばの収穫作業をしていた女性(68)は言った。同地区では今夏、水田に除草剤がまかれて農作物が一時出荷停止される騒ぎがあった。村の農家177戸の被害額は1017万円に上り、女性の家も水田が被害に遭った。新市長で生活はどう変わるのか。ここのようなへき地は忘れ去られてしまうのでは、と一抹の不安も抱く。

  ◇ ◇

 市も対策に乗り出してはいる。中山間地域を抱える住民自治協議会に対し、市職員OBらを派遣して助言する「地域活性化アドバイザー制度」を創設した。今年4月、中山間地がある市内の11地区に1人ずつ派遣され、市と協議会との橋渡しを行う。合併後は信州新町、中条村にも派遣される予定だ。

 また、10年度からは活性化を支援する「やまざと支援交付金」が1地区につき年60万円交付されるが、全国で拡大する中山間地の過疎化・高齢化を食い止める抜本策は、そうあるものではない。

 冬が近付くにつれて日は徐々に短くなり、農作業にいそしむ村人の手も自然とせわしくなる。「雪が降るまでに終えないと。ここが市になるころ、田畑は白くなっているだろうね」

 未来の市民の思いも乗せて、人口38万9583人、未完の都市・長野の次の担い手を選ぶ日が近付いている。【福田智沙】

932チバQ:2009/10/23(金) 19:07:58
http://www.shinmai.co.jp/news/20091023/KT091022ATI090001000022.htm
鷲沢、高野氏競り合い 小林氏も迫る 長野市長選終盤情勢
10月23日(金)


 無所属の現新3氏が争う長野市長選は、25日の投開票日まで2日。信濃毎日新聞社が期日前投票を済ませた有権者を対象に実施した出口調査や取材によると、現職で3選を目指す鷲沢正一氏(68)=上松=を、新人で元外資系ホテル日本支社長の高野登氏(56)=戸隠豊岡=が急速に追い上げ、激しい競り合いとなっている。新人で元県商工参事の小林計正氏(61)=入山=も2氏に迫っており、予断を許さない展開だ。

 鷲沢氏は、自民党県議や公明党市議団の支援・推薦を受けて両党の支持層をまとめているほか、年齢の高い世代から比較的厚い支持を集める。一方で、20〜40代や女性層への浸透には課題を残す。

 鷲沢氏は1日に約30の企業・団体を回るほか、同氏を推薦する市議会最大会派・新友会市議らが活動。街頭や集会などでは3期目の課題として公共交通網再生と中山間地の活性化を強調している。2新人の動きを警戒し、最終盤にかけて全市域に設けた後援会組織を引き締め直す。

 高野氏は、無党派層への浸透度で鷲沢氏を上回る。支援に加わる共産党支持層をほぼ固め、民主党支持層からも一定の支持を集める。ただ、2005年に合併した旧町村部などで苦戦も見られる。

 有志による勝手連が子育て世代などへ働き掛け、高野氏は知名度を上げようと市街地を中心に遊説を重ねる。長野市民会館の建て替え問題などを取り上げ「施設建設は誰のため、何のためなのか見直す」と主張。23日夜には無言館の窪島誠一郎館主を招いて総決起集会を開く。

 民主党が推薦する小林氏は同党支持層に広がりつつあるが、一部は高野氏に切り崩されている。終盤も同党や鳩山政権との連携を打ち出す構えで、どこまで党支持層をまとめられるかが鍵だ。

 党県連は公認候補並みの支援態勢を敷いており、23日には菅直人副総理兼国家戦略担当相や長島昭久防衛政務官が応援に入るほか、県選出国会議員や県議らもそれぞれの後援会を引き締める。小林氏は連日、選挙カーなどから「市民と一緒に市政交代を果たす」と訴えている。

 告示翌日からの期日前投票者数は05年前回選の約2倍のペースとなっている。前回過去最低の36・96%だった投票率がどこまで上がるかも結果を左右しそうだ。

933チバQ:2009/10/23(金) 19:33:01
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000490910170001
上越の明日は――市長選に臨み


(1)大和撤退へ
2009年10月17日


来春の撤退が発表された大和上越店が入るビル(左)。いまも高田地区の本町商店街の中心だ=上越市本町4丁目

■まち再構築 急な難題



 今月8日、金沢市内のホテル。上越市の木浦正幸市長は、大和の斉藤尚善専務に迫った。



 「次のテナントを探す時間がほしい。それまで何とか営業を続けていただけないか」



 金沢に本社を置き、県内と石川、富山で百貨店計7店舗を展開する大和から、上越店「閉鎖」の連絡を受けたのは5日。斉藤専務は「私どもが悪い」とわびるだけ。具体的な交渉にはならなかった。押し問答のような会談は30分ほどで打ち切りとなった。



 市によると、閉店情報は大和株のインサイダー取引につながる恐れがあるため「極秘に」という要請を受け、同店が入るビル会社役員にも伏せていたという。



   ◇



●連日役員会開く



 大和閉店の情報が駆けめぐった14日夕、ビル会社「イレブンビル」は緊急の役員会を開いた。社名は、敷地で商売をしていた11人の商店主が共同でビルを建設したことに由来する。



 「何とか新しいキーテナントを探せないか」「今の状況で集客力のある有名店を呼び込むのは難しい」



 関係者によると、役員会は15日も持たれたが、大和閉店後の方向性を定めることはできなかったという。小倉潔常務は「大和が出たあとも、残った専門店で営業を続けたい」と語るが、売り場の7割を占める跡地活用の見通しは立たない。



   ◇



●商店街再生に痛手



 オープンから34年たったビルは、空調や外観などに傷みが目立ちはじめている。14の専門店の中には「大和がいなくなれば、ほかの場所を探さざるをえない」と明かす経営者もいる。



 上越店は午後6時に閉まる。夜7時までの営業だったが、今年から中元時期の7月と歳暮・年末商戦の12月を除き6時までとなった。「営業効率のため」と同店はいうが、市外から訪れた人は、夏場でも早い閉店に驚く。



 大和に合わせるように、周囲の本町商店街では午後6時過ぎにシャッターを下ろす店が少なくない。



 市によると、08年の同商店街の歩行者数は95年に比べ65%も減った。空き店舗も増える傾向にある。



 人通り、売り上げ、店舗数がいずれも減る悪循環。これを断ち切るために、高田地区は昨年11月、国から中心市街地活性化基本計画の認定を受けた。02年に長崎屋が撤退したビルを再開発し、大和上越店とともに二つの核として周辺商店街を再生させる内容だが、構想は早くも狂いが生じた。



 「大和のあとは、家賃を安くして市内のやる気のある商店に入ってもらい、空いた土地は駐車場にするくらいの動きが必要ではないか」



 ある商店街関係者は、まち全体の再構築案を語った。またある市議は15日、同ビルの上階部分を市役所の分室にするプランを関係者に示した。



 「本庁舎の700人のうち、福祉や文化部門を中心に300人程度を移せば、職員が買い物をし、人通りも増える」



 上越店の撤退は来年4月末。中心市街地の活性化は、多くの地方都市の中期的課題だが、迅速な対応と結果が求められる喫緊の課題として浮上してきた。



 25日投開票の上越市長選に向け、県西部の中核都市の課題を探る。
(この連載は遠藤雄二と河畑達雄が担当します)

934チバQ:2009/10/23(金) 19:33:23
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000490910190001
上越の明日は――市長選に臨み


(2)新幹線開業
2009年10月19日


JR信越線脇野田駅のそばで建設が進む北陸新幹線=上越市大和5丁目




 「新幹線は上越にとってマイナスの方が大きいのではないか」


 北陸新幹線の開業まで5年半となった上越市の中心市街地、高田や直江津の住民からこんな声をよく聞く。限られた時間短縮効果に対し、停車本数や並行在来線など難題が山積しているからだ。


 加えて新幹線が既存の拠点駅に乗り込まないことが、まちづくりを難しくしている。新駅の仮称「上越駅」ができるのは妙高市境に近いJR脇野田駅のそばで、交通の要衝・直江津駅から約10キロ南の郊外だ。


 新駅周辺を「玄関口」にとどめるのか、妙高を含む上越地域の新しい「拠点」にするのか――。将来像をめぐり、行政と地元住民の間であつれきが深まっている。


 「玄関口」と位置づける市は、現在の市街地との機能分担を明確にした土地利用方針を6月に打ち出した。「商業・サービス機能は、直江津や高田など中心市街地を圧迫する広域集客の性格を有するものであってはならない」として、大型商業施設は造らない考えだ。


 これに地権者が反発した。有志でつくる土地利用研究会は7月、「新駅周辺は上越地域を牽引(けんいん)する重要拠点として、大きな視点での計画が必要。抑制的な記述は撤回すべきだ」とする意見書を市に提出。中心メンバーの男性は「市は高田と直江津に遠慮しているが、古い市街地に発展が望めるのか。新駅は頸城(くび・き)平野の顔であり、規制を解いて企業や商業施設を誘致し、住宅をはり付けるべきだ」と、新都心整備を主張する。


 脇野田駅前で薬局を経営する横山和明さんも「魅力のある施設ができないと、上越の人が買い物などに出て行くだけの駅になってしまうのではないか」と心配する。


 市には大型開発に踏み切れない事情がある。


 38年前に旧高田市と旧直江津市が対等合併し、中間の春日山地区に今の市役所ができた。市はその3地区を「都市拠点」と位置づけるが、高速道路のインター周辺や幹線道路に商業施設が集まり、「まちの拡散」が止まらない状況だ。さらに拠点ができれば、高田と直江津の一層の衰退を招きかねない。


 市が描く新駅周辺の将来像は、おおむねこうだ。


 ビジネスホテルやコンベンション(会議)施設、企業事務所、スーパーなどを立地させる。乗降客には信越線などに乗り換え、観光やビジネスで高田や直江津などに向かってもらおうというものだ。


 「新潟と金沢の真ん中に位置し、郊外で地価が安いというメリットを生かしたい。不況で営業所などの統合の動きもあり、オフィス機能を積極的に誘致する」(都市計画課)とし、近く話し合いの場を持ち地権者らの理解を得たい考えだ。


 とはいえ、郊外にできた新幹線駅周辺と旧市街地が、ともに発展した例は全国にほとんどないという。上越新幹線の燕三条駅周辺は、ホテルや郊外型店舗などが集積したが、三条と燕の旧市街地は空洞化が進んだ。南魚沼市の浦佐駅前(東口)は開発が進まず空き地が目立つ。


 上越は、手本のないまちづくりに挑むことになる。

935チバQ:2009/10/23(金) 19:33:42
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000490910200001
上越の明日は――市長選に臨み


(3)自然王国ほその村
2009年10月20日


笹だんごをパック詰めするリーダーの丸山かおるさん(左)ら=上越市安塚区細野

■過疎と今も向き合う



 上越市の中山間地域にある安塚区に、収益を集落に還元する事業を展開しているNPO法人がある。戸数24戸、住民60人ほどの細野集落だ。山と棚田の風景が見渡せる場所に「自然王国ほその村」の看板を掲げ、住民たちが交流宿泊施設などを運営している。



 午後4時。「六夜(ろくや)山荘」の調理室で、「副おかみ」の大日向アヤ子さん(71)と大日向春代さん(61)が、群馬から来た5人の宿泊客の夕食づくりに追われていた。地場の野菜の天ぷら、焼き魚、酢の物などのメニュー。「もう若い人と交代したいけど、じいちゃんと、ばあちゃんだけだもの」とアヤ子さん。



 5部屋24人が宿泊できる山荘は、96年に地元の要望を受けて旧安塚町が建てた。今は市の財産だが、住民たちが独立採算で運営している。営業部長の志賀賢一さん(73)は「宿泊客がある時だけ時間給で働いてもらっていて、収支はトントンです」。



 坂を少し下ると、笹(ささ)だんごの加工施設「かあちゃんの家」と、住民たちが木工製品をつくる「工房ほその村」の施設が並んでいる。ともに94年の開設。特に5人の女性たちが地元で採ったヨモギや笹の葉などでつくる笹だんごは人気で、リーダーの丸山かおるさん(58)は「『ほかの店のものよりおいしい』と言ってもらえる」と話す。悩みは後継者難という。



 関東などから農作業や農家民泊の「田舎体験」に訪れた子どもや一般客は、06年が延べ2400人、07年同2600人。笹だんごや宿泊などの売り上げは、年間1400万円〜2千万円に上る。



 30年前。さびれる集落に危機感を抱いた住民らが「あじさいクラブ」を結成、夫婦そろって地域おこしの先進地に出かけた。89年から六夜山(411メートル)で山菜まつりを開催。都会の人たちを山菜採りに案内し、田舎料理でもてなす。その喜ぶ姿に、住民らは「集落の資源」に自信を深める。都会の人を呼び込み、「雇用の場の確保・所得の向上・地域内消費の拡大」を目指す取り組みは、3戸を迎え入れ、集落を元気にした。だが高齢化で動ける住民は30人ほど。若者が定住する地域づくりは、今も大きなテーマだ。



 05年1月に周辺13町村を編入して今の上越市が誕生した。旧上越市と比べ、市域は約4倍の973・3平方キロに広がった。合併町村の多くが、市域の6割を占める中山間地域にあり、その多くが過疎と高齢化に直面している。



 旧安塚町の元助役で、住民の一人として「あじさいクラブ」結成時から活動してきた「自然王国ほその村」専務理事の丸山新さん(62)はこう話す。「何もしないでも行政側が手を差し伸べてくれる時代は終わった。合併後、それがより鮮明になっている。行政は意欲的な集落に、人的な支援態勢を整えてほしい」。

936チバQ:2009/10/23(金) 19:34:07
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000490910210001
上越の明日は――市長選に臨み


(4)「天地人」後の観光
2009年10月21日


今年の謙信公祭には、ドラマ「天地人」の上杉景勝役・北村一輝さんがゲスト出演し大勢の観衆が詰めかけた=8月22日、上越市春日山町

■「通過点」脱却めざし



 「親方様が中でお待ちしておる。ゆっくりと入られよ」



 「越後上越 天地人博」会場の上越市の直江津屋台会館に団体客が着くと、「愛」の前立の兜(かぶと)に鎧(よろい)をまとった男性が出迎える。



 3連休最後の12日、マイカーや観光バスが次々と駐車場に入り会場はにぎわった。



 当初目標が20万人だった天地人博の入場者は30万人を超え、夜桜で知られる高田公園の観桜会は過去最高の126万人に達した。NHK大河ドラマ「天地人」などの追い風で、今年の観光は絶好調だ。



 だが来年は反動が予想される。天地人博に首都圏などから訪れたバスの添乗員や運転手に、上越のイメージと、「天地人」終了後も上越に立ち寄るかどうかを聞いた。



 「北陸や佐渡への通過点のイメージ」と茨城県の女性添乗員。「来年は桜の時期以外、上越に寄る団体旅行は大幅に減るだろう」という見方が大勢だった。



 平日の16日も合わせバス10台の行程を尋ねたところ、金沢・能登、立山・黒部などを目的にした旅行が多く、上越市内に宿泊したのは1団体(宿泊先は鵜の浜温泉)、市内の飲食店で昼食をとったのは3団体。立ち寄っても上越に宿泊する旅行者は少ないといわれるが、それを裏付けるような結果だった。



 「天地人」後について、大手旅行会社の40代の男性添乗員は「歴史をテーマに史跡や寺をゆっくり歩きたいという年配者は多い。地元の人による案内があると満足度は高まる。その機会を増やすといい」とアドバイスした。



 それを実践している人たちがいる。市観光ボランティアの秋山卯吉さん(70)は17日、上杉謙信の居城だった春日山で10人ほどの観光客にガイドをした。



 「これは謙信公の財政を支えた青苧(あおそ)です」と中腹に生えた植物を手にして見せた。東京の60代の女性は「教えてもらわないと分からない。感激しました」。



 上越観光コンベンション協会によると、ボランティアガイドは60人。希望する観光客に派遣するなどしており、4〜9月の半年で、昨年度(約2万2千人)を上回る約2万5千人をガイドしたという。



 民間の上越観光案内協会も旅行会社からの依頼に大忙しだ。会長の永見完治さん(69)は「戦国ブームや歩く観光志向は続く。戦国の春日山城と江戸時代の高田城などをつなげて滞在時間を伸ばしたり、宿泊に結び付けたりする努力が大切」と話し、今後は個人や小グループにも力を入れる方針だ。



 米沢に移った上杉家は江戸幕府の命で高田城の新築を手伝った。かつて治めた地での仕事に、天地人の主人公直江兼続はどんな思いだったのだろうか。



 「物語性を持たせて上越を歩いてもらうためには、都市計画や文化などの縦割り行政を脱し、市のトップが観光ビジョンを明確に打ち出す必要がある」。いくつかの提案が各課との調整で実現しなかった経験があるという高田駅前のホテル社長田中正人さん(53)は、こう強調した。=おわり
(この連載は遠藤雄二、河畑達雄が担当しました)

937チバQ:2009/10/23(金) 19:35:30
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000380910210001
「どちらか推薦」悩む民主県連
2009年10月21日

射水市長選に自民系2氏



 11月8日告示、15日投開票の射水市長選を前に、民主党県連が立候補予定者との距離のとり方をはかりかねている。立候補を表明している2人はいずれも自民系のため、これまではどちらにも推薦を出さずに「ノータッチ」でのぞむとの意見が多数だったが、政権交代を受けて「責任を持ってどちらかに推薦を出すべきだ」との声が強まってきたためだ。


 同市長選で再選を目指す現職の分家静男氏(63)は、前回の市長選では自民党新湊市連から推薦を受けて当選した。一方、すでに立候補を表明し、20日に県議を辞職した新顔の夏野元志氏(36)も、県議会では自民党会派に所属。衆院選では、両氏とも自民党公認で富山3区に立候補した橘慶一郎氏を支持する姿勢を明らかにしてきた。


 こうした経緯もあり、これまでは県連内でも両氏への推薦には慎重な意見が多数を占めていた。しかし、国政で同党が政権与党となったことで、県連は、自治体選挙で積極的に公認や推薦候補を擁立する方針を表明。同市長選への対応についても「与党として責任の所在を明らかにすべきだ」との意見が多くなっている。


 坂野裕一幹事長も「日和見が許される状況ではない」と話しており、月内にも開く予定の常任幹事会で、県連としての方針を決める予定だ。ただ、県連内には依然として自民系候補への推薦に慎重な声も根強くあるといい、別の県連幹部も「(方針決定は)非常に難しい問題だ」との見方を示している。(久保田一道)

938チバQ:2009/10/24(土) 10:23:58
>小林計正氏(61)(無所属=民主推薦)には〜岩國哲人前衆院議員が応援に来たほか
岩国は公認はずされたのに、民主党に忠義を尽くしている感じですね
>高野登氏(56)(無所属)〜コラムニストの勝谷誠彦氏、川田龍平参院議員、みんなの党の渡辺喜美代表ら著名人が続々駆けつけた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20091021-OYT8T01016.htm
長野市長選 3候補、支持訴え
 現職と新人2人による三つどもえとなった長野市長選では、3候補が25日の投票日に向け、それぞれの選挙戦術で支持を訴えている。

 元県参事の小林計正氏(61)(無所属=民主推薦)には、長野高校の同級生で、民主党の衆院議員、篠原孝氏(長野1区)が影のように張り付く。告示前日の17日夜、市内の小さなライブハウスで行われた3候補と若者との座談会でも、小林氏に付き添い、来場者を驚かせた。

 県選出国会議員以外にも、岩國哲人前衆院議員が応援に来たほか、22日に原口総務相、23日には菅国家戦略相も訪れる予定。民主党が推す候補であることを前面に出している。

 現職の鷲沢正一氏(68)(無所属)の陣営は、赤、青、黄、緑、桃色の衣装をつけた戦隊「ワシレンジャー」を結成。頭に「鷲」の文字、胸に「環境」「少子化対策」など公約を掲げた衣装は手作りだ。5人は街頭演説などに突如現れ、「親しみある人柄」をアピールしている。

 「他候補の悪口は言わない」「毎晩1時間は事務所で鷲沢氏本人が支持者の声を聞く」など、ソフトイメージを意識した戦略の一方で、支持企業・団体の組織票固めにも力を注ぐ。

 外資系ホテルチェーン元日本支社長の高野登氏(56)(無所属)の陣営は、組織に頼らず勝手連や草の根による活動が中心。支持者の人的ネットワークをフル活用しており、コラムニストの勝谷誠彦氏、川田龍平参院議員、みんなの党の渡辺喜美代表ら著名人が続々駆けつけた。

 県外からも、ベストセラーとなった高野氏の著書「サービスを超える瞬間」を読んでファンになった人たちが泊まりがけで応援に駆けつけ、ビラ配りのボランティアを買って出ている。

(2009年10月22日 読売新聞)

939イクケン:2009/10/24(土) 22:23:30
疑惑の○村健、何やら、銀座や東京の風俗に溺れて借金地獄になって再出馬しなかったとか?
歌舞伎町のピンクサロンで店長をしていると聞いていましたが。。。

940イクケン:2009/10/24(土) 22:23:47
疑惑の○村健、何やら、銀座や東京の風俗に溺れて借金地獄になって再出馬しなかったとか?
歌舞伎町のピンクサロンで店長をしていると聞いていましたが。。。

941つとし:2009/10/24(土) 22:43:24
Y元代議士はだめ!代議士時代も全く三重に帰ってこなく、
東京で泥酔生活。よくまあ、出馬表明したもんだ。。

942つとし:2009/10/24(土) 22:43:34
Y元代議士はだめ!代議士時代も全く三重に帰ってこなく、
東京で泥酔生活。よくまあ、出馬表明したもんだ。。

943つよし:2009/10/24(土) 22:45:25
Y元代議士は、代議士時代も、全く三重に帰ってこなく、
泥酔生活。東京で酒と女に溺れて破裂と聞いています。

944つよし:2009/10/24(土) 22:45:47
Y元代議士は、代議士時代も、全く三重に帰ってこなく、
泥酔生活。東京で酒と女に溺れて破裂と聞いています。

945つた:2009/10/25(日) 09:07:57
当選しても三重に帰って来ないで、議会に出ないで、
毎日飲み歩き、借金まみれになったYさん。
今更、また、選挙に出るの?まず、身の回りを整理しなさい。
元秘書軍団は、当然、S氏を支持。

946つた:2009/10/25(日) 09:08:13
当選しても三重に帰って来ないで、議会に出ないで、
毎日飲み歩き、借金まみれになったYさん。
今更、また、選挙に出るの?まず、身の回りを整理しなさい。
元秘書軍団は、当然、S氏を支持。

947とはずがたり:2009/10/25(日) 12:55:26
書き込み読んで山村候補の対立候補(少なくともその支持者)が駄目なんだなって思いを強くしました。
「元秘書軍団は、当然、S氏を支持」とか書いてるから鈴木陣営のレスかねぇ?

948名無しさん:2009/10/25(日) 23:19:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102500239

上越市長に村山秀幸氏が初当選(新潟)
 前副市長の村山秀幸氏(61)=無所属・新=が、元市長の宮越馨氏(68)=無所属・元=、会社役員の大島誠氏(49)=無所属・新=を破り初当選。(25日投開票)(2009/10/25-22:49)

949名無しさん:2009/10/26(月) 19:06:04
今更ですが、甲信越は長野新潟がこっちで、山梨が首都圏スレでよろしいんでしょうか?

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091026dde041010049000c.html

選挙:長野市議補選 無効2万3652票 大半が白票、投票数の16%
 ◇ダブル選、市長選に関心集中?
 25日投開票の長野市長選と同時に行われた市議補選(改選数1)で、2万3652票が無効票となる事態が起きた。うち約1万6000票が白票。市選挙管理委員会の担当者は「こんなに多いとは」と困惑している。

 同市議補選の無効票数は投票者数(14万8061人)の約16%。このうち「△」「×」など記号だけを書いた票も約4000あり、候補2人の名字と名前を組み合わせた票もあったという。

 市選管によると、前回05年の市議補選も市長選とのダブル選となり、1万118票の無効票(うち白票6600票)が出たが、2万を超えたのは通常の市議選も含め初めて。

 25日の長野市長選は当選と次点が651票差の激戦となった。市長選・市議補選とも投票率は前回を約12ポイント上回る48%台だったが、市長選の無効票は1083票と、市議補選の20分の1以下だった。市選管は市長選に関心が集中して投票率が上がった分、市議補選とのギャップが一層広がったとみている。

 総務省によると、25日投開票された参院神奈川、静岡補選の無効票はともに全体の1%台だった。同省選挙部管理課の担当者は「投票の2割近くが無効票という選挙は記憶にない」と話している。【福田智沙】

950名無しさん:2009/10/26(月) 19:13:48
静岡・自民川勝支持派が分裂!

http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8803106.html
県議会自民会派が分裂へ
(静岡県)県議会の最大会派「自民党」に所属する議員の一部が近く会派を離脱し、新たな会派を作る意向であることが26日までに分かった。関係者の話によると、今月7日に辞表を提出した自民党県連三役の一部を含む10数人が会派を離脱し、新しい会派を結成するという。
県連は25日に投票が行われた参院補選で擁立した候補者が敗北、知事選では一部の議員が民主が推薦した川勝平太氏の擁立に動くなどした。
また今月7日の県議会では県空港部廃止の条例改正案採決でおよそ10人が党議拘束を破って議案に賛成するなど、混乱が続いていた。[ 10/26 12:13 静岡第一テレビ]

951名無しさん:2009/10/26(月) 19:29:36
>>950
どうやら離脱するのは川勝批判派の模様。

>県議会の自民党は川勝知事に対し「多数野党」だが、中には川勝知事に同調的な議員が
>十数人いる。これに対し、今回新会派結成に動こうとしているグループは川勝知事に批判的。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20091026-OYT8T00122.htm

県議会自民会派分裂へ
選挙や空港部廃止巡りあつれき
 県議会の最大会派「自民党」(40人)に所属する議員の一部が近く会派を離脱し、新たな会派をつくる意向であることが25日、わかった。今月7日に辞任を表明した党県連三役の一部メンバーを中心とする十数人が新会派結成に参加する予定。党県連内では選挙への対応などを巡って不協和音が目立っていたが、知事選や衆院選での敗北に加え、25日の参院静岡補選でも敗れたことで党の求心力の低下、勢力の退潮が鮮明になったことが会派分裂の背景にあるとみられる。

 複数の県連関係者によると、三役の一部メンバーを中心に、1〜3期目の県議ら計十数人が新会派をつくる。党籍はそのままという。

 県連内では、知事選で川勝平太氏の擁立に動いたとして県議5人が文書による注意処分を受けたほか、衆院選では、浜井卓男・県議会議長が同党候補ではなく無所属候補を公然と応援したとして県連幹事長による戒告処分を受けた。さらに参院補選告示前日の7日の県議会本会議では、県連執行部が「反対」で党議拘束をかけた県空港部廃止の条例改正案の採決で10人程度が造反して賛成するなど、あつれきが目立っていた。

 県議会の自民党は川勝知事に対し「多数野党」だが、中には川勝知事に同調的な議員が十数人いる。これに対し、今回新会派結成に動こうとしているグループは川勝知事に批判的。新会派結成グループの一人は読売新聞の取材に「川勝県政へのスタンスをあいまいにしたくない。私たちが自民党会派を出るというより、新たな行動を起こすということ。信念をもって議会政治に臨む姿勢が今の自民党に求められる」としている。

 塩谷立・県連会長は25日夜、読売新聞の取材に「(分裂は)聞いている。口出しはするが、どうすることもできない」と語った。

(2009年10月26日 読売新聞)

952とはずがたり:2009/10/26(月) 19:36:32
>>949
その辺実は曖昧なんですが一応山梨県は衆院南関東ブロックと云う事で首都圏,東海ブロックと北陸信越ブロックが本スレと云う感じでやっております。
道州制とか仮に導入する様な状況になった際にこの辺はどの県がどの州に属すとか決めにくそうですね。。

>>950
おお。
あちこちの県議会で自民党会派は分裂・分裂傾向(山梨・福井・鳥取・広島etc)ですが此処から自民党離党に迄持っていきたいところですね〜。
さて分裂する面子はどんな感じになりましょうか。
どの記事だったか忘れましたけど参院補選で補選中は県外へ出るなと県連で申し合わせたけど応援ほったらかして出張してた自民県議も居たようですしバラバラですね。

953とはずがたり:2009/10/26(月) 19:38:40
>>952
なんと。筋を通す方が会派を出て行かざるを得ないような状況なんですね。。

954チバQ:2009/10/26(月) 20:07:47
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/091026/elc0910261930004-n1.htm
投票者数の16%が無効票 長野市長選と同日の市議補選
2009.10.26 19:29
 無所属新人2人が1議席を争った25日投開票の長野市議補欠選挙で、無効票が2万3652票に上り、投票者数(14万8061票)の15.97%に達したことが26日、分かった。市議補選は長野市長選と同日選だった。

 同市選挙管理委員会によると、市長選の無効率は0.73%。また補選ではなかった平成19年9月の市議選の無効率も1.32%で、今回の市議補選の無効率は異常な高さ。無効票のうち約1万6千票が白票だった。

 前回、現職が圧勝した長野市長選は一転して激戦となり、投票率も前回より11.86ポイント上昇した。市選管の担当者は、関心の高かった市長選と低かった市議補選のギャップが、無効票が多かった一因とみている。

955とはずがたり:2009/10/26(月) 20:12:07
>>949 >>954
凄いですねぇ・・。
此も選挙疲れの一結果でしょうかねぇ。

956チバQ:2009/10/26(月) 20:54:11
>>952
自分も衆院選のブロック別で貼ってますよ。

957とはずがたり:2009/10/26(月) 21:11:21
>>956
ご対応感謝っす〜ヽ(´ー`)/

958チバQ:2009/10/26(月) 22:18:51
>>847>>933-936
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000910260001
上越市長に村山市 市民、「安定市政」選択
2009年10月26日


初当選を果たし、木浦正幸市長(右)とともに歓声に応える村山秀幸氏=上越市新光町1丁目

 上越市長選は25日、投開票され、無所属で新顔の前副市長村山秀幸氏(61)が、新顔で地域紙前社長の大島誠氏(49)と元市長の宮越馨氏(68)=いずれも無所属=を破り、初当選した。「変革」よりも、財政健全化の継続や安定した市政運営の主張が支持された。当日有権者は16万6577人、投票率は65・09%(前回67・01%)だった。


   ◇


 村山氏は、県職員と副市長としての行政経験を強調。健全財政を維持するとしながら、大型事業の新水族館の建設検討や、高田地区への厚生産業会館建設など投資的な政策も打ち出した。


 「我慢だけでは市民は納得しない」として、財政健全化に力を注いだ木浦正幸市長(56)とは一線を画す姿勢を示した。旧13町村で合併に対する不満が出ていることに配慮し、地域自治区への活動資金2億円拠出も掲げた。


 選挙戦では、泉田裕彦知事の応援を得て県との連携もアピール。引退する木浦市長を支援してきた経済人や大半の市議らの支持を受けて組織戦を展開した。初当選した村山氏は「みなさんとの約束を守り、安心感と信頼感で結ばれた地域をつくる」と述べた。


 大島氏は、「行政が引っ張る時代は終わった」として、「ハコモノに頼らず市民の活力やアイデアを最大限に生かす」と強調。「企業経営の感覚で市政を変える」と訴えたが及ばなかった。


 宮越氏は、現市政は「行き詰まっている」とし、経験とリーダーシップによる「市政立て直し」を訴えた。自らきめ細かに地域を歩く「草の根選挙」を展開したが、返り咲きはならなかった。


   ◆ ◆ ◆


■「見える形」で事業の選別を


 新しいかじ取り役となる村山氏の第1の勝因は、多くの経済人や市議らに支えられた組織力だ。木浦市政からの転換を求める有権者が、大島、宮越両氏に割れたことも村山氏に有利に働いた。


 木浦市政を支えた村山氏は立候補表明の会見で「(木浦氏の)後継とは思わない。市長とは切り口が違う」と述べた。木浦氏は財政健全化を推し進めたが、停滞感を指摘する声は少なくない。それを知る村山氏は「ブレーキだけでなく、踏めるところはアクセルを踏む」と語り、凍結状態の新水族館建設などに前向きに取り組む考えを示した。


 ただ大型の建設事業に関しては、「副市長としてやってきたことと方向が違う」との見方が市の内部にあり、一部の市議などからは「支援企業の意向を受けた政策では」との憶測も出ている。


 厳しい財政の中で公約が実現できるのか。国政同様、市民に見える形での事業選別が迫られる。(遠藤雄二)

959チバQ:2009/10/26(月) 22:19:49
宮越惨敗やなあ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20091026-OYT8T00071.htm
上越市長に村山氏 「後継」前面に組織戦奏功


当選を決め万歳をする村山氏(25日午後10時41分、上越市新光町で) 上越市長選は25日、投開票が行われ、新人で前副市長の村山秀幸氏(61)(無所属)が、新人で地域紙「上越タイムス」前社長の大島誠氏(49)(無所属)、2005年の合併前の市長の宮越馨氏(68)(無所属)を破って初当選を果たした。当日有権者は16万6577人で、投票率は65・09%(前回67・01%)。

 村山氏は、今期限りでの引退を表明した木浦正幸市長の後継者を打ち出し、市議全48人中28人の支援を受けて組織戦を展開。県職員として36年間勤務した行政経験の豊かさをアピールし、財政の健全化や地域自治区への活動資金や権限の移譲などを訴えた。

 市政刷新を訴えた大島氏は、若手企業経営者や市民団体メンバーらが草の根の選挙運動を繰り広げたが、知名度不足が響いて伸び悩んだ。宮越氏も市長2期の実績を訴えたが、及ばなかった。

 村山氏の上越市新光町の事務所では、「当選確実」の知らせが入ると、集まった支持者から歓声が上がった。村山氏は日焼けした顔に満面の笑みを浮かべ、「多くの皆さんが託してくれた気持ちを、着実に実行していきたい」と抱負を語った。

(解説)独自性発揮問われる

 三つどもえの争いとなった上越市長選は、今期限りでの引退を表明した木浦正幸市長の支援を受けた村山秀幸氏が制した。多くの市民が現市政に一定の評価を下し、継承を望んだと言える。

 だが、今回の選挙戦で出馬した3人がそれぞれ訴えたのは、政治姿勢・信条が中心で、政策論争は低調だった。「行政経験の豊かさ」を誇示した村山氏も、どのように行政経験を生かして街づくりを進めるのかについて、具体的に語ることはなかった。上越市の将来像が見えなかっただけに、有権者には不満も残った。

 新市長が直面する最大の課題は、約1137億円もの市債残高(2008年度末現在)を抱える中、市土地開発公社が持つ土地の保有額約203億円(同)と借金約227億円(同)の清算。木浦市長が手がけた行財政改革を、評価すべき点は継承しながら、独自性をどう発揮するかが問われる。

(成海隆行)

当 53,071 村山 秀幸61無所属新

  30,400 大島  誠49無所属新

  24,020 宮越  馨68無所属元

(選管確定)

(2009年10月26日 読売新聞)

960チバQ:2009/10/26(月) 22:22:49
>>929-932>>938
http://www.shinmai.co.jp/news/20091026/KT091023ATI090025000022.htm
長野市長に鷲沢氏(68)3選 新人の高野氏651票及ばず
10月26日(月)


長野市長選で3選を果たし、肩車され笑顔で入場する鷲沢正一さん=25日午後11時4分、長野市岡田町

 任期満了に伴う長野市長選は25日投開票され、現職の鷲沢正一氏(68)=無所属、上松=が5万8379票を獲得、ともに新人で、5万7728票の元外資系ホテル日本支社長の高野登氏(56)=戸隠豊岡、3万1184票の民主党が推薦した元県商工参事の小林計正氏(61)=入山=の無所属2人を破り、3選を果たした。鷲沢氏と高野氏とは651票差の大接戦だった。投票率は48・82%で、過去最低だった2005年前回選の36・96%を11・86ポイント上回った。

 現新の三つどもえとなった選挙戦は、8月の衆院選と、国政での政権交代の影響も注目された。政党とは一線を画し「市民党」を掲げた鷲沢氏が当選した一方で、民主党県連が市政転換を訴えて擁立した小林氏は最下位に終わり、地方での足場づくりを目指した党県連は今後、求心力の低下を余儀なくされそうだ。

 鷲沢氏は、市議会6月定例会で出馬表明。議会最大会派の新友会や公明党市議団の推薦を受けたほか、複数の自民党県議も個人の立場で支援に回った。約200の企業・団体から推薦を取り付け、市内30地区ごとに後援会支部を設けるなど組織力や知名度を生かして先行した。

 選挙戦では、健全財政維持や中心市街地活性化など2期8年の実績を強調。公共交通網の再生や中山間地の活性化などを訴えて05年に編入合併した旧町村部にも浸透し、猛追する高野氏を辛くも振り切った。

 高野氏は、田中康夫前知事の元支援者ら、現市政に批判的な市民有志の要請を受けて立候補。共産党長水地区委員会などでつくる「市民が主人公の長野市政をつくるみんなの会」も支援した。現市政が検討する市民会館建て替えの白紙化など、市政の転換を強調。草の根型の運動で急速に追い上げたが、小林氏との間で現職批判票が割れたことも響いて及ばなかった。

 小林氏は、国政と市政との連携を打ち出し、民主党の篠原孝氏(衆院1区)らが全面支援した。だが、党県連が当初、高野氏の擁立を検討するなど候補者選びをめぐって迷走したことや、出馬表明が10月7日と出遅れたことなどから、衆院選で広がった党への期待感を生かせなかった。

 【長野市長選の出口調査から】 信濃毎日新聞社は25日投開票の長野市長選で有権者2000人を対象に出口調査を行った。日ごろの支持政党別では、現職の鷲沢正一氏が、自民党支持層の81%、公明党支持層の87%をまとめただけでなく、「支持政党なし」の40%、民主党支持層の20%にも浸透。全体で高野登氏、小林計正氏を上回る支持を集めた。

 全体の38%を占め、最も多かったのは民主党支持層だった。そのうち、同党推薦の小林氏に投票した人は36%にとどまり、高野氏が44%でトップ。新人2氏が同党支持層の得票を分け合う格好になった。全体の21%だった自民支持層では鷲沢氏が新人2氏を大きく引き離し、高野氏は12%、小林氏は7%。共産党、社民党支持層はともに高野氏の得票が最多だった。

 一方、全体の26%に上った「支持政党なし」の有権者の支持割合は、高野氏が48%でトップ。鷲沢氏が2番手につけ、小林氏は12%だった。

 最も重視した投票基準は「公約・政策」が31%で最多。そのうち高野氏を支持した人が50%で、小林氏は28%、鷲沢氏は22%だった。「実績・経験」を挙げた人は全体の28%。2期8年市長を務める鷲沢氏への支持が85%に達し、高野氏は11%、小林氏は4%だった。

 このほかの投票基準では「人柄」「年齢」などを基準に投票した人で高野氏の支持が最多。「政党や団体の推薦・支援」は小林氏が55%で最も多かった。

 年代別の支持では、60代〜70代以上で鷲沢氏がトップ。20代は鷲沢、高野両氏が並び、30代〜50代は高野氏がリードした。性別では鷲沢、高野両氏は女性からの支持が男性を上回り、小林氏は男性の方が多かった。

 地区別で見ると、鷲沢氏は2005年1月の合併前の旧長野市域で約4割の支持を集め、旧豊野町が60%、旧鬼無里村でも53%。高野氏は出身の旧戸隠村で65%を集め、トップだった。

 信濃毎日新聞社は25日の出口調査とは別に、19〜24日に期日前投票を済ませた有権者1860人を対象に出口調査も実施した。

961チバQ:2009/10/26(月) 22:24:51
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20091026/CK2009102602000021.html
長野市長に鷲沢氏3選 大接戦の末、高野氏ら破る
2009年10月26日

長野市長選で3選を果たしハイタッチをして喜ぶ鷲沢正一氏=長野市中御所岡田町のバスターミナル会館で


 長野市長選は25日、投開票され、無所属で現職鷲沢正一氏(68)が、ともに無所属新人で、元米国ホテル日本支社長高野登氏(56)、元県参事小林計正氏(61)=民主推薦=を破り、3選を果たした。

 鳩山政権発足後、中部の県庁所在地で初の市長選。衆院選で大勝した民主が同市長選で初の単独推薦候補を擁立したが、現職批判票が分散したこともあり敗北を喫した。

 鷲沢氏は、市街地活性化など2期の実績を強調。市全域に配置した後援会組織をバックに、市議会最大会派・新友会や公明市議団の推薦を受け、着実に票を伸ばした。

 高野氏は田中康夫前知事の支持者や共産党などでつくる市民団体が支援したが、鷲沢氏と651票差と当選まであと一歩及ばなかった。小林氏は、菅直人副総理らが応援に駆けつけたが出馬表明の遅れが響いた。投票率は48・82%で、前回選を11・86ポイント上回った。

 ◇長野市長選確定得票

当 58,379 鷲沢 正一 68 無現<3>

  57,728 高野  登 56 無新

  31,184 小林 計正 61 無新=民

                【全票終了】

◆誠実な訴えが評価される
 再選された鷲沢氏は、中心市街地活性化や財政健全化に取り組んだ2期の実績をアピール。有権者は鷲沢市政の「継続」を選択したが、背景には現職批判票が分散したことも勝因に挙げられる。今後の県都をどうかじ取りするか。3期目の手腕が問われる。

 祝勝会場となった同市中御所岡田町のバスターミナル会館。「当確」の一報が入ると、詰め掛けた大勢の支持者らから大きな拍手と歓声が沸き上がった。

 支持者に担がれて会場に入った鷲沢氏。「施策を誠実に訴えたことが評価された。8年間の経験を生かし、新たな気持ちで次の4年間に取り組む」と決意を語った。

 民主党が初の単独推薦候補を擁立し、政党色がにじんだ選挙戦となる中で、一貫して「市民党」の旗を掲げた。環境政策の拡充や中山間地域の活性化なども訴え、市全域の後援会組織などに支えられて手堅い選挙戦を展開した。

 元米国ホテル日本支社長の高野登氏(56)、民主推薦の元県参事小林計正氏(61)は苦杯を喫し、民主県連は戦略の練り直しを迫られそうだ。

◆問われる3期目の手腕
 <解説>現職の鷲沢正一氏の勝利は、2期の実績への評価と手厚い組織力が発揮された結果だろう。3期目は鷲沢市政の仕上げになるとの見方が強く、山積する課題にどうリーダーシップを発揮するかが注目される。

 鷲沢氏は6月にいち早く出馬を表明。しかし、同氏のこれまでの市長選で支持を受けていた民主が、衆院選大勝を受けて独自の推薦候補を擁立したため構図が一変。政党色がにじんだ選挙戦となった。

 鷲沢氏は「地方は国とは一線を画すもの」とけん制し、「市民党」を掲げて最後まで政党とは一線を画した。今後、選挙の“しこり”を残さずに市政をどう運営するかも課題に浮上する。

 50億円とも試算される市民会館の建て替え問題、信州新町と中条村の編入合併に伴う中山間地域の活性化などが待ち受ける。選挙戦で「市民の声を聴いて判断する」と繰り返した鷲沢氏。市民生活を見つめ、よりきめの細かい市政運営が求められる。

 (柚木まり)

962チバQ:2009/10/27(火) 09:03:30
>>958現職木浦より後継のほうが年上じゃないか
木浦は50代なのになぜ引退するんですかね?

963名無しさん:2009/10/27(火) 21:14:17
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20091027ddlk20010020000c.html

選挙:長野市長選 鷲沢氏が3選(その1) 651票差、薄氷の勝利 /長野
 ◇批判受け止め再出発
 25日投開票の長野市長選は、無所属現職の鷲沢正一氏(68)が、無所属新人で元外資系ホテル支社長の高野登氏(56)、民主推薦の無所属新人で元県参事の小林計正氏(61)の2人を接戦の末に破り、3選を果たした。2期8年の経験を訴えた鷲沢氏だったが、次点の高野氏とはわずか651票差という薄氷の勝利。高野、小林両氏の合計得票は鷲沢氏を上回っており、3期目の鷲沢市政はこの批判票を念頭に、一層幅広い政策的な目配りが課題となりそうだ。【福田智沙】

 鷲沢氏は選挙中、他2陣営からの批判を意識し、推進している市民会館の建て替えで発言を軟化させるなど、市民の声を幅広く取り入れる姿勢を強調してきた。今回の勝利は、2期8年で大きな失政もなく、財政の健全化などに取り組んだ手堅さと、14年度の北陸新幹線の金沢延伸や地方分権到来への期待の表れともとれる。

 自民系や公明の市議、県議の支援に加え、約200の企業・団体の推薦を得た鷲沢氏は、当初「現職有利」の予想を背に選挙戦に臨んだ。しかし、新人2氏の得票は合計8万8912票。鷲沢氏の得票を大きく上回り、市政に対する有権者の批判・不満も明確に表れた形だ。

 他陣営は鷲沢氏を「ワンマン」などと批判したが、そうした抽象的な言葉にとどまらない。現在の経済不況の中、例えば「ゴミの有料化」に代表される行政サービスの利用者負担の増大が、結果として市民の負担を増やすことへの不満は少なくない。また、公共交通機関などの赤字に公費を投入することを疑問視する声も聞かれた。

 さらに政権交代が実現した時代に、従来型のいわゆる「ハコモノ行政」を進めることへの批判も強かった。特に市民会館の建設では、財政悪化への懸念を背景に、新人2氏は公約で「白紙化」を打ち出しており、2氏の票には一定の「ノー」が含まれているとみられる。

 一方、実質3週間の選挙戦で次点となった高野氏の得票は、「自民対共産」といった政党対立や具体的な政策への支持というよりは、高野氏が持つ前向きなイメージやスタイルへの期待が大きかった。高野氏は「日本一の長野市」といった一点突破型のフレーズを発信し、無党派層を刺激した。変化を望んだ多数の有権者が、高野氏へ流れ込んだことが見て取れる。

 ただ、マニフェストに盛り込まれた具体的な政策を見ると、3氏がともに中山間地域の活性化や観光業振興、子育て支援、雇用、教育を列挙するなど、それほど差はなかったことも否定できない。

 「私は市民党と言ってきた。民主党や高野さんを支持した方々をはじめ、なるべく多くの皆さんに支援をもらいながら、いろいろな意見があることを承知して取り組みたい」。鷲沢氏は当選を決めた25日深夜、投票結果を踏まえて政策面で配慮する姿勢を見せた。マニフェストの具体化に市民の厳しい目が注がれる中、鷲沢市政は再出発することになる。

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 58379 鷲沢正一 68 無現

  57728 高野登  56 無新

  31184 小林計正 61 無新

==============

 ◇長野市長略歴
鷲沢正一(わしざわ・しょういち) 68 無現(3)

 市長[歴]建設会社社長▽市教育委員▽長野商議所副会頭▽長野都市経営研究所理事長▽早大

964名無しさん:2009/10/27(火) 21:14:45
>>963
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20091027ddlk20010013000c.html

選挙:長野市長選 鷲沢氏が3選(その2止) 高野氏、反現職票割れ響く /長野
 ◇出遅れ、猛追及ばず
 25日の長野市長選で鷲沢正一氏と大接戦の末、651票の小差で敗れた高野登氏(56)は、同日夜、同市東和田の事務所で支援者を前に、「(出馬表明から)3週間ちょっとでここまで来られたことは誇りにしたい」と敗戦の弁を述べた。共産以外の政党支援もなく、短期間の草の根選挙で現職に迫ったことは、衆院選に続く有権者意識の変化の兆しも垣間見せた。

 高野氏は、擁立を目指した民主県連と選挙手法などをめぐって協議が決裂、出馬表明が今月2日と出遅れた。田中康夫前知事の擁立にもかかわった市民グループや勝手連、共産系の市民団体が支援。スマートな人柄も加わって急速に知名度を上げ、民主支持層も取り込んで鷲沢氏を猛追した。しかし民主推薦の小林計正氏との間で反現職票が割れたことが、最後に響いた形だ。

 今後の政治活動について、高野氏は「4年後の市長選は全く意識していない。長野市で市民レベルの提案をしたい」と語るにとどめた。【竹内良和】

 ◇来夏へ態勢立て直し 小林氏擁立の民主県連
 長野市長選で民主推薦の元県参事の小林計正氏(61)は3位に終わり、政党色を前面に政権交代の勢いを持ち込もうとした同党県連は、出鼻をくじかれた格好だ。倉田竜彦・県連幹事長は「出馬の遅れが響き、県連、県議などの取り組みが足りなかった」と話し、候補擁立が難航し、小林氏の出馬表明が告示11日前だったことが敗因と分析。県連は来夏の参院選、知事選に向けて態勢の立て直しを迫られることになった。

 小林氏は25日夜、市内の事務所で「すべて私の力のなさの結果。支えてくれた皆さんにおわびしたい」と頭を下げた。同席した篠原孝衆院議員(長野1区)は「直前の衆院選に全力を挙げたため、市長選に対応できなかった。地方選は必ずしも政党の戦いではないが、最後は自民、共産と民主の戦いになった」と話した。一方、衆院選圧勝の「揺り戻し」との見方については、「時間が足りず(支持を)固め切れなかった」と否定的な見解を示した。【藤澤正和】

965チバQ:2009/10/27(火) 21:19:08
http://www.shinmai.co.jp/news/20091027/KT091026ATI090014000022.htm
長野市長選擁立候補落選 出直しの道険しい民主県連
10月27日(火)


 25日の長野市長選で、民主党県連が擁立した新人の小林計正氏(61)が最下位で落選したことを受け、同党の支持団体や支援者などから26日、候補擁立の経過に対する県連への不満や責任を問う声が相次いだ。現職の鷲沢正一氏(68)への批判票が割れ、高野登氏(56)、小林氏の両新人が「共倒れ」となった今回の選挙。県連は早期に常任幹事会を開き、選挙戦を総括する方針だが、「出直し」に向けた道のりは険しい。

 「候補擁立の際は、透明性の確保が大事だ」。民主党の支持団体だが、市長選で小林氏の推薦を見送った連合長野の近藤光会長はこう話し、最終的に幹部数人で候補擁立を進めた党県連への不満を隠さなかった。国政で連立政権を組む社民党長野総支部の竹内久幸代表も「長期的戦略を持ち、時間をかけた準備が必要だった」と振り返る。

 小林氏陣営は、民主党が衆院選で掲げたキャッチフレーズ「政権交代」になぞらえ「市政交代」をアピール。しかし、大接戦を演じた鷲沢、高野両氏の得票から大きく引き離された。党支援者の一人は「現職批判票が割れた責任は県連にある」と言う。

 擁立作業の中心だった篠原孝衆院議員(1区)は「出遅れが敗因。もっと早く準備をするべきだった」。他の党所属国会議員らも、告示まで2週間に迫った段階で「見切り発車」的に候補を決めた経緯について、一様に「対応ミス」と認める。

 県連の倉田竜彦幹事長は26日、早期に常任幹事会を開く方針を表明。独自候補を擁立する予定の来夏の参院選、知事選での勝利に向け、組織の再構築を図りたい考えだ。ただ、同日から臨時国会が始まり、所属国会議員が国会日程に縛られるため、常任幹事会の開催日程のめどは立っていない。

 倉田幹事長は「選挙総括が遅れれば、批判はさらに強まる可能性もある」とし、国会議員の都合を待たず、県連事務局主導で常任幹事会を開くことも検討している。

966チバQ:2009/10/27(火) 21:21:43
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000910270003
【長野市長選】 民主惨敗、党の看板に固執
2009年10月27日


支持者らを前にあいさつする(左から)民主党の倉田竜彦・県連幹事長、篠原孝衆院議員、小林計正氏=25日深夜、長野市中御所岡田町の事務所

 25日に投開票された長野市長選は、現職の鷲沢正一氏(68)が、元外資系ホテル日本支社長の高野登氏(56)を小差でかわし、3選を果たした。民主推薦で元県商工部参事の小林計正氏(61)は2人に大きく水をあけられた。


 25日午後11時前、小林氏の事務所に鷲沢氏の「当選確実」が伝えられた。その場にいた支持者は20人ほど。落胆の声が響いた。


 小林氏は「すべて私の至らなさが原因。力のなさをおわび申し上げたいと思います」と無念さをにじませた。篠原孝衆院議員は敗因を「出遅れたことに尽きる」と語った。


 「鷲沢市政に失政はないが、3期は長すぎる」として鷲沢氏の対立候補の擁立をめざした民主党県連だが、本格的に候補者選びに乗り出したのは総選挙の直後。しかも「党のマニフェストの施策が地方でスムーズに実行されるよう、理解のある人を擁立したい」と、「党の看板で勝てる人物」に強くこだわり、それが出遅れにつながった。


 総選挙で圧勝した勢いを受け、民主が最初に実施したのは候補者の公募だった。「党の看板の下で選挙に出たい人は多い」とみたからだ。


 ところが反応は鈍く、内部からは「就職活動先の一つと思われているようだ」というため息が漏れるほどだった。


 そこで、すでに立候補に意欲をにじませていた高野氏を担ごうとしたが、ここでも「党の看板」が高野氏側に受け入れられず決裂。看板の下にいるはずの同党の高島陽子県議にまで固辞された。


 結局、連合長野の推薦で市議補選に立候補する予定だった小林氏を立てたのは、告示のわずか11日前。不登校児や介護施設待機者を「ゼロ」にすると掲げたものの、政策の具体性に欠け、準備不足は明らかだった。選挙期間中は菅直人副総理や原口一博総務相といった看板閣僚も応援に呼び込んだが、当選させるほどの神通力はなかった。


 「現職の対立候補」としてみれば、小林、高野両氏の得票の合計は、鷲沢氏を大きく上回っている。鷲沢氏は「一騎打ちならば負けたかもしれない」。高野氏陣営の関係者は「民主が候補を立てなければ勝てた。なぜ独自候補にこだわったのか理解できない」と首をかしげる。


 鷲沢氏を支援した自民党県連の石田治一郎幹事長は、そんな民主に冷ややかだ。「地方自治は市民党がいい。無理して政党を押し込むと、このような結果になる」。鷲沢氏も、地方で政党色を強める民主を「私を独裁的と批判するが、自分たちのやり方こそ独裁的ではないか」と皮肉る。


 それでも、民主は来年の知事選をはじめ、今後の県内の首長選挙で民主色が強い候補を立てる姿勢を改めて強調している。篠原氏は言う。「我々は、政権与党になったことに行動が追いついていない。恐れずに、これまで以上にリーダーシップを発揮し、積極的に擁立に取り組みたい」(池田拓哉)

967チバQ:2009/10/27(火) 21:29:52
http://www2.knb.ne.jp/news/20091027_21819.htm
民主党県連、射水市長選は自主投票に


 民主党県連は27日、常任幹事会を開き、来月の射水市長選挙について特定の候補者を推薦せず、「自主投票」とすることを決めました。

 富山市のボルファートとやまで開かれた民主党県連の常任幹事会では、来月投票が行われる高岡市と射水市の議員選挙、そして、射水市長選挙について、対応を協議しました。

 このうち、射水市長選挙では、立候補を予定している現職の分家静男市長と新人の夏野元志元県議から民主党県連に対して推薦申請が出ていますが、2人とも自民党の支部から推薦を受けていることなどから、特定の候補者を推薦せず、「自主投票」とすることを決めました。

 一方、来年夏の参議院選挙について民主党県連は、政権与党の第一党として党公認候補を擁立する方針を改めて確認し、年末までに候補者調整を終えたい考えを示しました。

968名無しさん:2009/10/27(火) 21:32:35
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20091027ddlk22010219000c.html
県議会:自民県議団、分裂へ 選挙3連敗で足並みに乱れ 県連幹事長ら新会派 /静岡
 県議会(定数73)で40人が所属する最大会派・自民党県議団から十数人が離脱し、新たな会派を結成する方針を固めたことが26日わかった。複数の同党県議によると、今月7日に辞任を表明した県連三役のうち県議2人が中心で、若手が同調しているという。民主党推薦の川勝平太知事が初当選した7月の知事選、8月の衆院選、今回の参院補選と3連敗し自民党県連の足並みの乱れが一気に表面化した格好だ。

 複数の同党県連幹部によると、新会派の結成に動いているのは三役のうち小楠和男幹事長、大石哲司政調会長ら。いずれも党籍はそのまま残すという。

 同党県連は、方針に反し、知事選で川勝平太知事擁立に動いた所属県議10人を処分。続く衆院選でも、党の対立候補を公然と支援した浜井卓男県議(県議会議長)を処分した。また、参院補選告示前日の今月7日の県議会本会議では、約10人が空港部廃止条例案に対して「党議拘束」に造反して賛成に回り、県議団内の摩擦が激しくなっていた。

 新会派に加わる意向を示す若手の1人は「これまでに処分された県議の多くは、今回の参院補選で動かなかった。一緒にやっていけない」と話した。

 こうした事態を踏まえ26日、参院補選を総括する選対委員会でも県議団の分裂問題が議論に上った。しかし結論は出ず、県連会長の塩谷立衆院議員は記者団に「しっかり県議団内で議論して結論を出してほしい」と述べるにとどまった。【浜中慎哉】

http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20091027000000000009.htm
政策集団結成の動き 自民党県議団、分裂も
10/27 08:41
 県議会最大会派の自民党県議団(40人)の小楠和男、大石哲司両県議らが中心となり、今月中にも自民党再生を旗印に新たな政策集団の結成を目指していることが26日、分かった。新集団は自民党改革会議などの名称で十数人が参加し、会派分裂につながるとの見方もある。
 ただ、小楠氏らに賛同するベテラン議員の1人は「初めに新会派ありきではない。政策が大事」と述べるなど、新集団が県議団分裂の引き金になるのかどうかは、不透明な情勢だ。
 政策集団は基本方針に「保守本流を担う自民党」や「川勝県政に対する是々非々の立場」などを掲げる。小楠氏は「新しい自民党のイメージを打ち出すため、自分たちが行動する」と説明した。
 自民県連は、知事選で超党派で候補者擁立に動いた県議5人を、衆院選では公認候補以外を支援した1人をそれぞれ処分した。県議会9月定例会では空港部廃止条例案否決の党議拘束に反する動きが表面化し、参院補選告示前日に小楠氏ら三役は辞意を表明した。
 こうした混乱に、1期の若手県議を中心に「会派を割ってでも、自民党の立て直しを図るべき」との声が上がっていた。
 自民県連は26日、静岡市で選対会議を開催した。三役の後任選びや会派内の混乱をただす意見があったという。会議後、塩谷立県連会長は記者団に「前向きな議論をして一致協力することが一番良い」とし、11月2日にあらためて議員総会を開催する方針を明らかにした。
 会議には参院補選に公認候補として立候補し、落選した岩井茂樹氏が出席し、あいさつした。

969名無しさん:2009/10/27(火) 21:34:13
>>950-953
>>968

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20091026-OYT8T01190.htm
「自民会派分裂」巡り意見噴出
県連が選対会議11月2日の議員総会で議論
 自民党県連は26日、静岡市葵区のホテルで選対会議を開いた。県議会会派「自民党」から一部の議員が離脱し、新たな会派をつくる動きについて、一部の出席者からこの場での議論を求める声が出たが、「会議の目的は参院補選の総括」として、11月2日に議員総会を開き、会派のあり方について議論することになった。

 会議には同党県議40人のうち31人と、塩谷立・県連会長(衆院比例選東海ブロック)ら計33人が出席。出席者によると、会議では塩谷会長が参院補選の結果について、「野党の厳しさを感じたが、当初の予想より良い結果が出た」などと感想を述べたが、新会派結成も話題に上った。

 今月7日に辞任を表明した党県連三役の一部メンバーを中心とする十数人が、新会派の結成に向けて動いていることに関して、ベテラン県議から「新聞で『会派が分裂する』と出ていたが、なぜそうなるのか。この会議を議員総会に切り替えて議論すべきだ」と発言。1期目の県議も「夜を徹してでも自民党の再生に向けた議論をすべきだ」と述べた。

 これに対し、県連選対副委員長で、7日に県連幹事長の辞任を表明した小楠和男県議が「きょうは選対会議として招集した。総会に切り替えることはできない」と説明。11月2日に議員総会を開くことになった。

 新会派結成に向け動くグループは、川勝知事に批判的な議員ら。川勝知事と協調的な同じ会派の議員十数人との対立が顕在化しており、新会派結成グループの一人は「川勝県政へのスタンスをあいまいにしたくない」と会派を離脱する理由を話している。

 これに対し、総務会長を辞任すると表明した吉川雄二県議は会議途中で退席し、読売新聞の取材に「何で党を割って出なければならないのか。逆境の時こそ真価が発揮される。ここは泰然自若とすべきだ」と会派分裂に否定的な意見を述べた。

 小楠県議は会議後、「野党になった自民党だから、これからいろいろなことが起きるだろう」と話した。塩谷会長は「県連も改革が必要だろう。いろいろ議論して新しい動きが出てくるか出てこないか、今のところわからないが、議論は必要だ」と述べた。

 一方、川勝知事に同調的なスタンスの県議の一人は「私たちは川勝県政に是々非々で臨んでいるが、(新会派をつくる)彼らは“反知事”だけ。基本的な考え方が違うので、一緒にやるのはもう無理」と話した。

(2009年10月27日 読売新聞)

970名無しさん:2009/10/28(水) 20:50:50
篠原踏んだりけったり。

http://www.shinmai.co.jp/news/20091028/KT091027ETI090006000022.htm

民主党県連 長野市長選の総括を
10月28日(水)

 長野市長選の立候補者擁立をめぐり、民主党県連に対する風当たりが党内外から強まっている。県連が立てた新人候補が最下位で落選したのに加え、擁立過程が分かりにくかったことへの批判である。

 市民グループが擁立した別の新人候補が、現職と接戦を演じただけに、市政の変革を目指した市民の間では、県連への不信感も広がっている。

 政権を担う民主党が自治体レベルの政治課題とどう向き合うか、長野市長選は課題を突きつけた。

 現職の鷲沢正一氏に、元外資系ホテル日本支社長の高野登氏と、民主党推薦の元県商工参事の小林計正氏が挑む選挙だった。結果は、鷲沢氏と高野氏が激しく競り合い、小差で現職が3選を果たした。小林氏は両氏に大きく水をあけられた。

 信濃毎日新聞社の出口調査によると、民主党支持層の票を高野、小林両氏が分け合ったことがうかがえる。擁立候補を一本化していたら、市政の政権交代が実現した可能性も否定できない。

 民主党県連は今月の安曇野市長選では当選した宮沢宗弘氏を推薦している。県都の長野市長選で独自候補を立て、次期参院選や県知事選に向けて足場を強くする狙いがあったのだろう。

 問題は、擁立のプロセスが市民には不透明に映ったことだ。

 県連は一時、高野氏を支援する方向でまとまりかけていたが、最終的に断念。その後、土壇場で小林氏を担ぎ出した。決裂理由については、双方に言い分の食い違いがある。浅川ダム問題や主導権をめぐる溝があったとされる。

 民主党は政権党である。地方政治の現場でも説明責任は野党だったときよりも重い。なぜ高野氏を断念し、小林氏の擁立へと至ったのか、有権者に丁寧な説明がないままに選挙戦に突入したのはまずかった。

 支持団体である連合長野からも、不透明さを突く声があがっている。県連幹部による拙速な対応と批判されても仕方ない。

 民主党は国レベルでは、大きな政策転換を試みている。ダムなどの公共事業の見直し、子育て支援の強化など、地方自治体に影響する政策も少なくない。

 民主党県連は、こうした課題に地方レベルでどう対応していくのか。首長選のあり方を含め、方向性が求められる局面に入った。

 まず長野市長選をきちんと総括し、県民に説明するところから始める必要がある。

971名無しさん:2009/10/28(水) 21:00:52
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091028/lcl0910282023004-n1.htm
名古屋の河村市長対決色鮮明に、議会解散なら辞職で同時選
2009.10.28 20:22
 公約の市民税減税をめぐり名古屋市議会と対立を深めている河村たかし市長は28日、市長の支援者らが準備を進める解散請求(リコール)で市議会が解散した場合、「市長も皆さんの判断を仰ぐのが自然だ」と述べ、自らも辞職し、市長と市議の同時選に臨む意向を表明した。

 減税条例に難色を示す市議会に揺さぶりをかけるのが狙いだが、局面打開は困難な見通し。名古屋市の場合、地方自治法により、有権者約36万5千人以上の署名を1カ月以内に集められれば、解散の可否を問う住民投票が実施される。過半数の賛成で議会は解散、40日以内に市議選が行われる。

 市長を支援する「河村たかしと名古屋を考える会」は31日、同市の中小企業経営者らを集め、設立総会を開く。11月議会で減税条例案の成立が難航した場合、署名集めを始める方針。出直し市議選に向け、河村市長を支持する候補者擁立の準備も進める。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009102890153832.html
「民主主義」市民に問う 河村市長、決意あらためて強調
2009年10月28日 16時06分

 議会の解散請求(リコール)が成立した場合、辞職して同時選挙に臨む考えを示した河村たかし名古屋市長は28日、報道陣に対し、「(議会との対立を)ずるずるやっていても、かえって市民に迷惑をかける。民主主義について根源的な問いをするときが来た」と述べ、市民に信を問う決意をあらためて強調した。

 河村市長は、市議会財政福祉委員会が自分たちの了承なしに市民税10%減税の広報をしないよう申し入れたことを指して「議会の本質が崩れている。こんな議会では市民はほっておかれるまま」と指摘。「議会と市民の根本的なあり方を問う。早く決着をつけた方がいい」と対決姿勢を際立たせた。

 議会解散後に同時選挙となれば、来年4月からの市民税10%減税など公約実現は不可能になるが、市長は「法人税を(減税対象から)なくすとか、裏で偽りの妥協をする方が、かえって市民に不誠実。市民生活に影響はないようにする」と理解を求めた。解散に必要な36万人の署名が集まらない場合の進退は「分かりません」と述べるにとどめた。

(中日新聞)

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091028k0000e010080000c.html
名古屋市長:減税で議会と対立「解散成立なら辞職」

名古屋市の市指定文化財を視察する河村たかし市長(左)=名古屋市千種区で2009年10月28日、岡崎大輔撮影 市民税10%減税などをめぐり議会との対立を深める河村たかし名古屋市長は28日、市民のリコール(解散請求)で議会が解散されれば自らも辞職し、出直し市長選に出馬する考えを明らかにした。市議選との同日選とすることで争点を「河村市政の是非」に誘導し、河村派として擁立する市議候補を当選させて市政を仕切り直すシナリオとみられる。

 市長は来月20日から始まる11月議会を「関ケ原」と位置付け、新たな減税条例案のほか、地域委員会を創設する条例案、議会定数と議員報酬を削減する条例案の提出準備を進めている。これらを議会が否決・棚上げすることを前提に、市長支持グループがリコールに向けた署名集めに入る態勢を整えつつあり、母体となる政治団体も今月31日に発足する。

 市長は28日、市議選とともに市長選を実施する狙いについて記者団に「セットになって名古屋の街でどういう民主主義を作っていくかという根源的な問いをする時期に来た」と説明。時間を費やして議会との接点を探る努力を「偽りの妥協」とし、独自の手法を貫く意思を示した。

 一方、首長である自らと議会との関係について、国政を引き合いに言及。「総理大臣(首相)は与党の党首だから総理が言うと議会はだいたいそうなる(従う)が、今の名古屋市議会と市長の関係は議会の方が上」であり、市長の提案が通らないと指摘した。市長の狙いは、この関係を逆転させることにあるようだ。

 河村市長は市長選立候補時から、市議会の改革を自らの仕事の本丸と位置付けていた。最大公約である減税実施を議会が容易に認めない現状を逆手に取り、当初の目標である議会改革を一気に成し遂げようとしている。

 ただ、国の統治の仕組みが議院内閣制であるのに対し、地方自治体は首長と議員が共に選挙で選ばれる2元代表制で、根本的に異なる。そろって民意を得ている以上、地方自治では議論により接点を探る努力が両者に一層求められるが、市長の発言は国と地方の制度を一緒くたにし、その努力を放棄しているようにも映る。【岡崎大輔】

973チバQ:2009/10/28(水) 22:29:03
メモ
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20091028ddlk15020061000c.html
日本郵政:取締役に加茂市長が就任へ 亀井担当相と同級生 /新潟
 日本郵政の取締役に加茂市の小池清彦市長(72)が起用されることが27日、固まった。東大法学部時代の同級生で親友の亀井静香金融・郵政担当相から直接要請を受けたという。元大蔵官僚の斎藤次郎氏の社長起用などで物議を醸す亀井担当相だが、小池市長は毎日新聞の取材に「亀井さんとはことごとく意見が一致してきた。日本郵政を良くするよう全力で助けたい」と意欲を語った。

 小池市長によると、亀井担当相から25日に電話があり、取締役就任を要請されたという。地方での郵便局の運営が課題の一つになり、取締役の一人に市町村長が必要だと言われ、応諾したという。

 小池市長は、今後の郵政改革への考えについて明言を避けたが、小泉純一郎元首相が進めた従来の郵政改革路線には終始反対だったという。

 小池市長は元防衛官僚で、95年の同市長選に初当選し、現在4期目。【小川直樹】

974チバQ:2009/10/28(水) 22:39:52
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000910270006
鷲沢市政へ「不満票」?
2009年10月28日

 票差は651票、得票率にしてわずか0・5ポイント。25日の長野市長選で3選を果たした鷲沢正一氏だが、元外資系ホテル日本支社長の高野登氏にギリギリまで迫られた。


 「市長を2期8年も務めれば不満はマグマのようにたまってくる。これは仕方ない。でも、選挙戦では不満が何なのか、具体的にはわからなかった」。鷲沢氏は当選後、苦戦の原因を、こう片づけた。


 高野陣営の感じ方は違う。関係者は「事務所に寄せられた課題は色々ある。でも、それに共通していたのは『市役所はもっと市民の声を聞いて欲しい』という声だった」と振り返る。


 高野氏の立候補表明は10月初めと遅く、選挙戦の準備は十分ではなかった。それでも支持が広がった理由について、高野氏を担いだ市民グループ「わくわく! ながの」の中心メンバー、弓場法さんもこう分析する。「高野さんなら、もっと意見を聞いてくれると思ってもらえた」


 高野氏は「市民の意見をとことん聞き、議論して結論を出す姿勢を大事にしたい」と繰り返した。20年間の米国生活の経験から「民主主義は議論をケチってはいけない」とも語った。有権者に寄り添うそんな姿勢が共感を得たと、「わくわく」の関係者はみている。


 候補者3人の中で最も若い56歳という年齢や、サービス業出身という経歴も目を引いた。これまでの長野市長は、鷲沢氏を含めて地方議員や地元企業といった「政官財のトライアングル」の中にいた人が大半だったからだ。


 鷲沢氏も結果は意識せざるを得ないようだ。


 27日、市長選後初の定例記者会見では「市民会館の建て替えを議論する『市民会議』を11月16日に開く。賛成、反対双方の意見を聞きたい。選挙の結果を見ても、意見の聴取の仕方について考えた方がいいかなと思う」と述べた。


 建設候補地は、10月30日に非公開で1カ所に絞られる予定だったが、市民会議を経て12月に決めることになった。ただ、この変更について市は「市長の意向は関係ない」と説明している。


 一方の高野氏。25日夜、落選が決まった直後にこう言った。「新しい風を起こすのが目的。もっと草の根からの動きを大切にしたい」。今後も長野市民の声に耳を傾ける活動は続けるという。(池田拓哉)

975チバQ:2009/10/29(木) 00:15:41
思い切って高野を観光庁長官に据えてみるってどうよ?

976名無しさん:2009/10/29(木) 19:28:17
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20091029ddlk20010066000c.html
民主党:党勢拡大に躍起 2市長選1勝1敗、組織足腰固めが課題に /長野
 民主党が県内でも党勢拡大に乗り出している。衆院選大勝の勢いに乗る県連は、政党色を前面に打ち出して浸透させる戦術をとり、地方選で積極的に推薦を出し始めた。しかしともに候補を推薦した10月の安曇野、長野両市長選の結果は1勝1敗。来夏の知事選への対応も未定で、かねてから地方組織の弱さが指摘される同党の模索は当面続きそうだ。

 「マニフェストを県下に行き渡らせるためには、政策に理解ある人を擁立して地域に浸透するようにしたい」

 衆院選で圧勝した翌日の8月31日、北沢俊美県連代表は、地方選へ党の候補を積極的に擁立する姿勢を明確にした。

 今月11日の安曇野市長選では、推薦した前県議の宮沢宗弘氏(69)が初当選。幸先のいいスタートを切った。だが最も重視していた25日の長野市長選は、候補の公募が不調に終わるなど、反現職の一本化に失敗。急きょ推薦した小林計正氏(61)は3位に終わった。全国では同党は参院神奈川、静岡補選と2勝したが、長野以外の地方選も推した候補が敗れたケースがあった。

 同市長選について県連幹部は「出馬表明から時間が足りなかった」(篠原孝衆院議員)と衆院選圧勝の「揺り戻し」を否定するが、県内での基盤に不安が残るのは事実。連合との一層の協力など、「風」に頼らない組織拡充が課題となる。

 しかし県連の司令塔である北沢氏は、防衛相として沖縄の普天間基地移転問題など国政の懸案に集中せざるをえない状況だ。このため県連代表代行となった羽田雄一郎参院議員らが県内の調整役に回り、5議席を独占した党の衆院議員も選挙区内の首長らから要望を聴く会合を開くなど、来夏の知事選、参院選に向け足元を固める動きを始めている。【福田智沙】

977名無しさん:2009/10/30(金) 16:24:28
選挙:裾野市長選 原県議が出馬表明 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20091030ddlk22010224000c.html
 任期満了に伴う裾野市長選(来年1月17日告示、24日投開票)に、県議の原文雄氏(66)が29日、記者会見し、無所属で立候補する意向を表明した。年内にも県議を辞職する予定だという。同市長選には、大橋俊二市長(72)が5選出馬を既に表明している。

 原氏は同市出身。旧国鉄職員、参院議員秘書を経て99年の県議選で初当選。3期目で、県議会の民主党系会派・平成21に所属している。原氏は会見で政策課題として行財政改革や社会資本の整備、教育改革などを挙げた。【田口雅士】

978とはずがたり:2009/10/30(金) 18:53:00
>>975
それ面白そうですね〜。

民主が高野氏に乗れなかったのは高野氏が支援を拒絶したからなんでしょうか?

と,思って調べたら
>>862
> 関係者によると、高野氏は民主党県連代表の北沢俊美防衛相と9月24日に都内で懇談。この際、公募に他薦で応じた高野氏を同党が推す方向で調整することになった。だがその後、党が全面的に主導する形での擁立を目指す同党側と、高野氏に出馬を要請してきた市民グループとの間で、選挙態勢や政党の関与の仕方をめぐって溝が生じたという。
か。

市民グループと民主双方の妥協が足りなかったからなんですね。惜しいところ。
総選挙の結果で民主が強気に行きすぎた面もありそうだ。。

979名無しさん:2009/10/30(金) 21:07:23
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20091030ddlk22010224000c.html

選挙:裾野市長選 原県議が出馬表明 /静岡
 任期満了に伴う裾野市長選(来年1月17日告示、24日投開票)に、県議の原文雄氏(66)が29日、記者会見し、無所属で立候補する意向を表明した。年内にも県議を辞職する予定だという。同市長選には、大橋俊二市長(72)が5選出馬を既に表明している。

 原氏は同市出身。旧国鉄職員、参院議員秘書を経て99年の県議選で初当選。3期目で、県議会の民主党系会派・平成21に所属している。原氏は会見で政策課題として行財政改革や社会資本の整備、教育改革などを挙げた。【田口雅士】

980名無しさん:2009/10/31(土) 10:03:15
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20091031000000000010.htm

斉藤熱海市長が再選出馬の意向
10/31 07:46
 熱海市の斉藤栄市長(46)は30日、任期満了に伴い来年9月に実施予定の次期市長選に出馬する意向を明らかにした。市内で開かれた市長タウンミーティングの席上、「この3年間ではまちづくりができていない。当然、来年も2期目を目指したい」と述べた。
 静岡新聞の取材に斉藤氏は「今後は財政再建にめどをつけ、住みたくなるまちづくりや教育にも力を入れたい」と語った。
 斉藤氏は旧国土庁職員、参院議員秘書などを経て2006年の市長選で初当選し、現在1期目。次期市長選への出馬を表明したのは斉藤氏が初めて。

981名無しさん:2009/10/31(土) 11:13:16
>>950-953
>>968-969

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20091030-OYT8T01307.htm

県会自民会派 浜井議長離脱へ
 県議会の最大会派「自民党」(40人)に所属する浜井卓男議長(浜松市西区、6期)は、近く会派を離脱する意向を固めた。自民党は7月の知事選、8月の衆院選、先の参院静岡選挙区補欠選挙と3連敗し、今月7日に辞任を表明した党県連三役の一部メンバーを中心とする十数人が新会派を結成する動きが出ているが、個人で離脱する動きが具体的に明らかになったのは初めて。議会のトップが離脱すれば、党の求心力の低下を一層印象づけることになりそうだ。

 会派を離れる決意を固めたことについて、浜井議長は読売新聞の取材に対し、「自民党会派が党議拘束などで所属議員を縛ろうとすると、議長として公平・公正な議会運営ができなくなる。(会派の決定に)反した行動をして処分されると、議長の権威をおとしめることにもなる」と説明した。党籍を残すかどうかは未定という。浜井氏は衆院選の際、静岡7区で同党候補ではなく、無所属の対立候補を公然と応援したとして、9月半ばに県連幹事長による戒告処分を受けた。

 また、県空港部を廃止する条例改正案を県議会9月定例会で審議した際も、常任委員会で審議が始まった直後に同党が「反対」を決め、党議拘束をかけたことに浜井氏は反発。読売新聞の取材に「議会制度を否定する行為だ」などと述べ、県連三役らを批判していた。

 条例改正案の採決では、川勝知事に協調的な同党の10人程度が造反して「賛成」に回った。この議員らとの対立が決定的となり、同党県連の幹事長の小楠和男氏と、政調会長の大石哲司氏がそれぞれ辞任を表明。1〜3期の議員ら十数人で新会派の結成を目指している。

(2009年10月31日 読売新聞)

982チバQ:2009/10/31(土) 15:03:06
>>923
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20091026-OYT8T00136.htm
激戦制し小山氏が初当選 「町の刷新に力尽くす」
南伊勢町長選
 任期満了に伴う南伊勢町長選は25日投開票され、無所属新人で元県病院事業庁長の小山巧氏(58)が、元町議会議長の倉田珠文氏(58)や元町議の橋本剛匠氏(61)、NPO法人職員天野由紀子氏(45)の無所属新人3人を破り、初当選を果たした。小山氏は同町五ヶ所浦の選挙事務所で支持者のバンザイの声に包まれ、「期待に応えるよう全力を傾けたい」と語った。当日有権者数は1万4146人、投票率は83・15%だった。

 小山氏は同町出身で、今期で引退する稲葉輝喜町長から「しがらみのない立場で、一体感のある町づくりをしてほしい」との要請を受けていた。自らも「行政経験を生かして町の刷新に力を尽くしたい」とし、町民が参画できる町政や、医療と介護の充実などを掲げ、幅広い支持を得た。

(2009年10月26日 読売新聞)

983チバQ:2009/10/31(土) 15:11:14
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000910310003
志賀町議会 否決一転 町長選のしこり?
2009年10月31日

◆補正予算案を可決◆


 志賀町議会は30日、26日に一度否決した約5億2千万円の一般会計補正予算案を可決した。9月に就任した小泉勝町長(43)が「選挙時の公約」として小学校統合のための建設基金積立金をゼロにしたことに一部議員が反発。結局、小泉町長が「予算の趣旨を十分説明せず、誤解を招いた」と陳謝して収まった。


 背景に、町長選で旧志賀町時代から19年間町長を続けた細川義雄氏(76)を破った小泉町長と、細川氏を支援した議員たちとの「しこり」があったとみる声がある。


 問題の積立金は、旧志賀町の7小学校を13年度を目標に統合するための1億円で、3月に可決された当初予算に入っていた。ところが、小泉町長は「小学校の統合を再検討する」として、就任後初の10月議会に、1億円を削除して教育用パソコン購入費(5千万円)や防火水槽整備費に充てる補正予算案を提出。議員側から「一度可決したものを何の説明もなく削るとは」と批判が出て、26日の本会議で9対7で否決された。


 30日の本会議で、小泉町長は積立金について「議会の意見を十分聞いて検討する」と釈明。基金に1千円だけを積み立てるという修正予算案を提出し、今度は全員一致で可決された。


 小泉町長は本会議後、10月末に締め切られる国への交付金申請には使途を明確にする必要があり、選挙で見直すとした学校統合の予算をのせれば、町民にうそをついたことになる、と説明。「就任直後でばたばたしていて、議会に十分な説明をしなかった」と述べた。


http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20090907101.htm
志賀町長に新人・小泉氏 現職の細川氏破る 43歳、県内最年少首長

支持者とともに何度も喜びの万歳をする小泉氏=6日午後10時40分、志賀町町
 任期満了に伴う志賀町長選は6日、投票が行われ、即日開票の結果、新人の前石川県議で会社役員小泉勝氏(43)=町、無所属=が1万29票を獲得し、初当選した。現職の細川義雄氏(76)=高浜町、無所属、1期=は6698票、新人で市民団体「オンブズマン志賀」代表幹事の西孝夫氏(61)=小室、無所属=は357票。投票率は85.15%だった。小泉氏は県内現職首長で最年少となる。
 4年前の旧志賀、富来両町合併後初の選挙戦となった今回は、町発注工事の談合事件をめぐる混乱から2年半が経過し、現町政の継続か刷新かが問われた。

 小泉氏は若さを前面に打ち出し「町民本位の町政を実現させる」と変革を求めて女性や青年層を中心に幅広い支持を集めた。

 細川氏は旧志賀町長を含め19年間の実績を強調し、合併新町の融和醸成などを訴えたが及ばなかった。

 小泉氏の任期は25日から4年間となる。

984チバQ:2009/10/31(土) 15:14:40
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20090624102.htm
小泉氏が出馬表明 志賀町長選 「町民の視点で町政を」

 9月1日告示の志賀町長選で、前石川県議の小泉勝氏(42)=町=は23日、同町役場で会見し、「町民の視点に立った町政を目指す」と正式に出馬を表明した。
 小泉氏は「現町政は、町民の思いが十分に反映されていると思えず、偏った政治が行われている」と指摘した。その上で、約2年前の町発注工事をめぐる談合事件の問題について「現職は、一度は町政を投げ出そうとした。(現職の)在任期間が長いことによる弊害もある」と述べ、町民本位の町政を実現させるとした。会見には町議2人が同席した。

 小泉氏は旧志賀町議を経て2003年4月、県議選羽咋郡北部選挙区で当選した。07年4月の同選挙では落選した。

 同町長選では、現職の細川義雄氏(75)=無所属、1期、高浜町=、市民団体「オンブズマン志賀」の代表幹事で会社役員西孝夫氏(60)=小室=が出馬を表明している。

http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000550909110001
近藤氏、保守に攻勢
2009年09月11日

◆首長ら取り込みへ◆


 3区で初当選した民主党の近藤和也氏が、「攻勢」をかけている。同党中心の連立政権誕生が確実になり、予算陳情などを受ける「与党」の力を背景に、保守系の首長や議員の取り込みを図る。「選挙が終わればノーサイド。自民党だけに頼っている時代は終わった」と、能登地域の勢力地図塗り替えを狙う。


(大畠正吾)


 =自民候補に「檄」=


 6日に投開票された志賀町長選。現職の細川義雄氏の決起集会で、比例で復活当選した北村茂男氏に続き、近藤氏の祝電が読み上げられた。最後に名前が告げられると、会場には「ほーっ」と小さなどよめきが起こった。


 自民党志賀町支部長を務める細川氏は「選挙事務所には(必勝を祈る)檄(げき)ビラも届いた。民主党からもらったのは初めてなので、どうするか迷った」と戸惑いを隠さない。檄ビラは同支部顧問の相手候補、小泉勝氏の事務所でも「一等地」にはられていた。


 近藤氏は自民系の両者にビラを送った意図を「政権与党の国会議員として、町長になる方たちに『党というものを脱ぎ捨てて、一緒にこの地域をよくしていきませんか』という思いで送った」と語る。


 一方、現職の市長や町長への姿勢はやや異なる。近藤氏が当選あいさつに行ったのは「市民派」の武元文平・七尾市長と山辺芳宣・羽咋市長ら3人だけ。「年齢が下のものがあいさつにいくべき、という批判はあるかもしれないが」と言いながら、自民党支部長や北村氏の後援会幹部を務める首長のところへは原則自分からは行っていない。


 =地元で立場複雑=


 これに対し、首長らの立場は複雑だ。近藤氏の出身地、中能登町の杉本栄蔵町長も自民党支部長。地元の国会議員誕生を「力を持つ人が出たのはうれしい」と率直に歓迎しながらも、「近藤氏の所へも陳情には行くが、等距離外交というわけにはいかないだろう」と自民党重視の姿勢だ。


 近藤氏は議員や業界団体への働きかけも始めた。「県議や市議の中には『政権党だから』という理由で何となく自民党を名乗っている人もいる。そういう人はこちら(民主党)に来てもおかしくない」と秋波を送る。


 8日には七尾市古府(ふるこ)町に地元事務所を構え、2人の秘書も決まった。「リーダーは(地域を)引っ張っていかなければならない。謙虚さを忘れず、動きを起こしていく」と意気込む。

985チバQ:2009/11/01(日) 13:33:35
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20091101ddlk23010094000c.html
追跡2009:河村たかし・名古屋市長就任半年 解散戦略、シナリオ通り /愛知
 名古屋市長に河村たかし氏が就任して半年が過ぎた。最近の市長は、市民税10%減税など公約が実現できないのは議会のせいだと批判を重ね、自ら対立のレベルを上げている。市長にとって一連の攻防はほぼ想定通りだが、議会の動きを逆手に取り、思い描いていた議会改革のシナリオを早送りしているようだ。【月足寛樹、岡崎大輔】

 ◇1枚の文書で加速「こりゃ、面白れえ」
 何回も広げ、幾人にも見せたのだろう。紙はボロボロだ。

 最近、市長が肌身離さず持ち歩いている1枚の文書。わずか7行に過ぎないが、市長に「議会改革待ったなし」の名分を与えるのには十分だった。

 民主市議は話す。

 「市長は行く先々でポケットの紙を出し、『これどう思うかね?』とやっているようだ」

 文書にはこう記されている。

 <減税にかかる市民への情報提供は継続審議中であることから行うべきではない。(略)提供を行う場合は委員会の了承を得なければならない>

 減税の条例案を審議する財政福祉委員会の江口文雄委員長と2人の副委員長が名を連ね、住田代一副市長に文書を手渡したのが10月15日。これを知った市長はみるみる怒りをあらわにした。

 が、関係者によると市長はこんな一言も漏らしたという。

 「こりゃ面白れえ」

 議会が自ら進んで問題点を示してくれた、これは使えるという計算が働いたのだろう。この後ボルテージを一気に上げていく。

 16日 記者を集め「言論封殺で、民主主義の崩壊だ」と議会の文書を痛烈に批判。

 23日 議会定数と議員報酬を削減する条例案の準備を進めるよう事務方に指示。

 25日 11月議会で減税条例案などが通らなければ、議会解散に動く考えを毎日新聞の取材で明かす。

 28日 市民の議会解散請求(リコール)が成立すれば、自らも辞任し出直し市長選に出ると表明。

 さらに25日には、名古屋市内の大学が企画した芸能リポーター梨元勝氏との対談で、議会をこうののしった。

 「クソムカつく」

 異色の顔合わせに会場はほぼ満席。梨元氏がすかさず「ムカつく議員をイニシャルで教えて」と突っ込むと会場は沸き、名古屋市議会は学園祭の笑いのネタになった。

986チバQ:2009/11/01(日) 13:34:12
 ◇5月に「選挙準備を」
 市長就任から日が浅い5月のことだった。市長の衆院議員時代の秘書、則竹勅仁(くにひと)市議は市長から何気なく話しかけられた。2人で地元のイベントに向かう道すがらのことだ。

 「いつ選挙になってもええように準備だけはしといてちょうよ」

 念頭にあったのは市議会の解散だ。

 実は市長が解散を思い描くようになったのは最近ではない。まだ市長選への出馬が見えなかった昨年9月、議員として新書本を出版し、こう記している。

 <私は2005年の名古屋市長選に出馬を表明した。(略)数多くのハードルを越えられなかったため断念したが、あれはまさしく地方議会の改革が目的だった。(略)なによりも重要なのは議会解散までもっていって、そこで次に候補者を立てられるかどうか、ということだろう>

 10月31日に発足した市長を支える政治団体は、まさにこの考えに沿ったもので、今のところ事態は市長の思惑通り進行している。その前提に立てば、減税をめぐり議会が副市長に提出した文書は、市長のシナリオを加速させる効果しか持たなかった。

 さらに支援者の次のような証言もある。

 「市長は就任前から『何をしても議会はすべてノーだからよ』と言っていた」

 表面化している議会との対立はすべて織り込み済み。むしろ、市長自らがシナリオに沿って状況を作り出しているとも言える。ベテラン市議は「早晩市長がこの話(解散)をするのは分かっていた。子供がそのまま60歳になったような人だから」と苦笑した。

 ◇戦闘モードに懸念も
 戦闘モードに入った河村市長には、出身母体の民主党からも懸念が出ている。

 「自分だけが民意を代表し、議会のすることはすべて悪とするのは結局、天につばするようなものだ」

 愛知県選出の民主党衆院議員はそう話す。同党県連幹部の県議も「有権者は冷静だよ。けんかを吹っかけるような政争には乗ってはこない」と市長の言動に異議を唱えた。

 地方自治は、首長と議会がともに選挙で選ばれる「二元代表」で成り立っている。双方とも民意を得ている以上、見解が異なれば議論により妥協点を見いだすしかない。

 だが「庶民革命」を旗印にする市長は、議会との妥協をみじんも示さない。市民の代表として市政の方向を決めるべき議会が、高給を得ながらその機能を果たしていないとみる立場から、28日には「偽りの妥協はしない」とまで言い切った。

 一方の議会。ベテラン市議は「市長に言われっぱなしはいかん。各会派は意見を集約して反攻に出るべきだ。まあ11月議会を楽しみにしておいて」と話すが、今のところ具体的な動きはない。

 前のめりの市長と議会の冷めた反応。接点なき二元代表制が今の名古屋市政の姿だ。

 ◇市政が停滞する−−児玉克哉・三重大教授(社会学)の話
 市長の言動は二元代表制の否定であり、このままだと市政は泥沼化し停滞する。本来リコールは議会や首長に不正が生じた時に市民が請求するもの。それがない今、36万人の署名を集めるのは厳しいのではないか。

987チバQ:2009/11/01(日) 13:34:32
 ◇議会のがん出てきた−−市長に聞く
 −−就任半年を迎えた感想を。

 ◆ものすげえ時間がたったように思える。

 −−市役所での仕事はやりやすいですか。

 ◆やりやすいですよ。役人はいろいろと言うけど、ワシの庶民革命を理解してくれていると思いますよ。一気には変わらなくても、政策の浸透は進んでいると思っとる。

 −−減税基本条例案が2度、議会で継続審議になりました。想定内のことですか。

 ◆ええことではないけど……。特に民主党市議団は許し難いわ。時間かけて市長選のマニフェストをすり合わせ、民主市議団はOK出してるんだから。

 −−「市議会は民意の縮図でない」という発言は本音ですか。

 ◆いつわらざる気持ちですな。議会は民意の縮図だから機能するんですよ。民意とは、減税を早くやれです。

 −−議会解散は?

 ◆ありとあらゆる方法を考えないといけない。市民にとっては何のために選挙で(私に)投票したということになる。地方自治法の規定でリコールとかありますからね。役所と完全にネゴ(裏交渉)してしまっている議会体質を変えないといけない。

 −−11月議会は不退転の決意だと。

 ◆当たり前だがね。前からずっと言っているだろ。議会改革は不可避なんですよ。

 −−首長も市議も選挙で選ばれる地方自治体の二元代表制の問題をどう考えますか。

 ◆「政治の職業化」というもっと深い問題があるんですよ。長く議員で暮らそうとする政治の職業化という深い問題。これまでは職業議員に対し、ほとんど首長が折れてきた。

 −−議会が制度的に上ということ?

 ◆明らかに上ですよ。予算が否決されても市長は議会を解散できないんですから。法律で設置できるとされている政務秘書だって、議会は否決できる権利を持っている。だから私は政治のボランティア化を主張している。

 −−議会はどうにもならないと。

 ◆そうですね。議会の委員会が副市長に申し入れた(市民に情報提供しないよう求める)文書を皆さん軽くみているけど、アメリカなら市民が立ち上がり大変なことになってますよ。想定外だったが、がんの病巣が向こうから正直に出てきてくれた。名古屋から日本の政治がよくなるチャンスだと思う。

 ◇番記者が見た河村さん 自分流と独善、紙一重−−岡崎大輔
 担当記者として河村たかし市長を追い続けている。市長の言葉を借りれば「どえりゃあ時間が過ぎた感がある」が、まだ半年だ。

 私が河村さんを初めて見たのは約3年前、京都の山中でだった。名古屋刑務所の受刑者放水死事件を「冤罪(えんざい)だ」と主張していた河村さんは、弁護側の実験で自らお尻に放水を受けた。型破りに驚いたが、そのスタイルは今も変わらない。

 名古屋市内の市長宅前。昼間物議を醸した発言の真意を探るべく帰宅を待っていると、ネクタイを最大限緩めた千鳥足の人影がぬうっと現れた。酔客かと思いきや市長だ。

 「お、大ジャーナリスト様がなんぞ用かな?」。こんな調子に気勢がそがれる。市民が写真撮影を求めれば気さくに応じるし、人心掌握術は天才的だ。

 そんな市長だが、公約のイの一番の市民税10%減税も、地域委員会も、秘書・教育委員人事も思うように進んでいない。そのせいか大好きな焼酎の量が増えているらしい。おなかは突き出し、まるでひょうたんのようだ。

 「挫折して自分が悪いと思うと結構落ち込む。その時は世の中が悪いと思う」をモットーにする市長。今は「世の中」を「議会」に置き換えているのかもしれない。市長を追いかけながら、自分流と独善は紙一重だな、とつくづく思う。

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988チバQ:2009/11/01(日) 13:34:56
 ◇河村市長と議会との攻防
 <4月>

26日 51万票を得て当選。2大公約「市民税10%減税」と「地域委員会」の実現を約束

28日 市長に就任

30日 6月定例会に減税基本条例案を提出すると表明

 <6月>

19日 6月定例会開会。所信表明演説で「庶民革命による『自立する市民の街』を精神的基柱にする」と述べる。約束通り減税基本条例案を提出

 <7月>

 7日 減税基本条例案の採決を見送り、継続審議に。政務秘書設置と市長公用車(軽ワゴン車)購入の両条例案を否決

 <8月>

20日 市議会に「市民3分間議会演説制度」創設を申し入れ

 <9月>

 2日 財政福祉委員会に出席し「無駄遣いの見直しで必ず減税を実現させる」と強調

 3日 市当局が減税財源確保に向けた扶助費一律15%カットなどを明らかにする

10日 9月定例会開会

 <10月>

 5日 減税に所得制限を設けない方針を示す

13日 市当局が減税規模を236億円から161億円に圧縮すると表明

14日 教育委員人事案を73対1で否決。減税基本条例案の採決は再び見送り

15日 財政福祉委が「減税に関する市民への情報提供は行うべきでない」とする文書を副市長に提出

16日 市長が緊急会見し「信じられない」と激怒

23日 11月定例会に向け議会定数と報酬削減の条例案作成を事務方に指示/議会解散の可能性などに触れた著書「名古屋から革命を起す!」を出版

25日 毎日新聞のインタビューに減税条例案が成立しなければ議会解散も辞さない考えを示す

28日 記者団に「議会解散なら自らも辞職して市民の判断を仰ぐ」と述べる

989チバQ:2009/11/01(日) 13:35:57
>>971
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091101k0000m010107000c.html
河村名古屋市長:支援の政治団体発足 リコール母体機能も
 河村たかし名古屋市長を支援する政治団体「河村たかしと名古屋を考える会」の設立総会が31日、同市内のホテルであった。政治資金集めと政策研究が目的だが、市政刷新を目指す市長が市議会の解散を決断すれば、解散請求(リコール)の母体として機能させようとする動きもある。総会後の講演で、市長は議会批判を展開した。

 総会に出席したのは大手飲食チェーンの創業者ら経済人や市長の支援者ら約80人。非公開で行われ、会の規約などを承認し約15分で終わった。会長は空席、会長代行には市内の弁護士が就いたが、出席者や会長代行以外の役員名は公表されなかった。事務局は「公表すれば迷惑がかかる場合もあるため」と説明している。

 引き続き行われた河村市長の講演はメディアにも公開された。

 市長は「地方自治は、市長と議会の双方が市民から選ばれる『二元代表制』と言われるが全くのうそだ。議会に決定権があり、市長には提案権しかない。二元代表制なら市長にも決定権を与えるべきだ」と現行制度への不満をまくしたてた。

 さらに、減税などを巡る議会との対立を念頭に「地方自治法は市民による(議会の)リコールを規定している。市民は武器を持っている。ワシには公約を守る責任があるので、よく考えてもらいたい」と、リコールを含めた協力を求めた。

 ただ、会長代行になった平野保弁護士は記者団に「会の趣旨はあくまで政治資金集めと政策研究」と火消しとも言える発言をし、会の中に温度差があることもうかがわせた。【岡崎大輔】

990名無しさん:2009/11/01(日) 15:21:23
>>989
>大手飲食チェーンの創業者ら経済人や市長の支援者ら約80人。
誰ですかね?名古屋といえば世界のやまちゃん とか?

991チバQ:2009/11/03(火) 02:12:56
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20091102/CK2009110202000013.html
自民、民主ともに分裂 岐阜市長選、市議の支持
2009年11月2日

 来年2月7日に投開票される岐阜市長選挙で、出馬表明している細江茂光市長(61)の選挙対策本部設立集会が1日開かれ、市議会の自民と民主双方の親細江氏の会派の市議が役員に就任した。一方、自民と民主の別会派はともに、対立候補の会社社長浅野真氏(40)支持を明確にし、自民と民主系市議は分裂したまま市長選に臨む構図が鮮明になった。

 市議会の自民党は立命館中高一貫校の誘致計画をめぐり、4月に分裂。親細江氏の市政自民党議員団(自民団・12人)の所属市議は、全員が1日の集会で細江陣営幹部に名前を連ねた。

 反細江氏の市政自民党(自民・12人)は対立候補の擁立を模索したが、浅野氏支持9人と同僚市議の浅野裕司氏(55)を推す2人にいったん分裂。10月31日のクラブ総会で、裕司氏が「細江氏を倒す上で候補者の乱立はよくない。出馬を断念する」と表明し、真氏支持で足並みをそろえる方針を確認した。

 一方、立命館問題で昨年11月に分裂した民主系市議は、親細江氏の民主・未来(3人)の全員が細江氏選対幹部に名前を連ねた。反細江氏の市民ネットクラブ(4人)は、自民が真氏支持で一本化したことを受けて、真氏支持の方針が固まった。

 市議会には「いつまでも立命館問題を引きずるべきじゃない」との批判がある一方で「8年間の細江市政に対する評価そのもの。仕方がない」との声も出ている。

 (竹田佳彦)

992チバQ:2009/11/03(火) 02:16:53
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20091102/200911020849_9212.shtml
岐阜市長選、分裂選挙の様相 両陣営走り出す
 2009年11月02日08:49 
 任期満了に伴う岐阜市長選(来年1月31日告示、2月7日投開票)まであと3カ月となった。3期目を目指す現職の細江茂光氏(61)は1日、選挙対策本部を立ち上げ、新人で経営コンサルタントの浅野真氏(40)も同日、市内に後援会事務所を開設。両陣営とも選挙戦に向けて準備を本格化させた。

 市内で開かれた細江氏の選対本部設立集会には、後援会幹部や細江氏を支持する市議らが出席。上松忍JAぎふ組合長(76)を本部長とする選対組織の構成を決定。

 細江氏は「改革を継続しなければ、元のもくあみになってしまう。さらに発展できるよう全力で頑張りたい」と決意を述べ、上松氏も「細江市長への批判の声があるが、改革には必ず反対者が出る。支持者がしっかりと後押ししていこう」と結束を強調。市内50地区ごとに後援会組織をつくり、女性部や青年部の組織強化、各種団体へ推薦を求めていくことを決めた。

 一方、浅野氏は後援会事務所を同市加納御車町から同市神田町の市役所付近のビルに移転した。16日の事務所開きに向け支持者と準備に追われる中、市議らが激励に訪れた。浅野氏は「市民のために政策を考える拠点が整った」と気を引き締めた。浅野氏は10月に無所属での出馬を表明、街頭活動で知名度アップに取り組んでいる。

 細江氏に批判的な市議会会派の市政自民党、民主系の市民ネットクラブなどは細江氏不支持を決め、中には浅野氏支援に動く市議も出はじめており、次期市長選は市議の党派を超えた分裂選挙の様相を呈している。

993名無しさん:2009/11/03(火) 10:34:55
関連>>981

以下のような感じになうんでしょうか。

自民党新会派約20名(アンチ川勝、アンチ城内)
自民党旧会派約20名(そのうち川勝派約10名)
浜井議長(城内派、会派離脱)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20091102-OYT8T01179.htm

県議会自民分裂 19日に新会派
発起人会小楠氏ら約20人
 県議会最大会派「自民党」(40人)に所属する小楠和男、大石哲司両氏らは2日、会派を離脱して新会派を結成する考えを正式に表明した。新会派の規模は「20人以上になるのは間違いない」としている。7月の知事選、8月の衆院選、先の参院静岡補選と3連敗した自民党の亀裂は決定的となり、来夏の参院選をにらんだ党再生への道のりは険しいものとなるのは確実だ。

 小楠氏は県議会9月定例会の本会議で、県空港部を廃止する条例改正案を巡り、県連幹事長として「反対」で党議拘束をかけたが、会派内の10人程度が造反して「賛成」に回り、改正条例は可決された。小楠氏は10月7日、政調会長の大石氏らとともに県連の役職の辞任を表明。その後、2人を中心に新会派結成の動きが水面下で進んでいた。

 自民党県議団は2日午後、静岡市葵区のホテルで総会を開いたが、小楠氏らはその後、同じホテルで新会派の発起人会を開いた。約20人が出席し、発起人代表には小楠、大石両氏ら1〜4期の6人が名前を連ねた。10月末から審査が行われている県議会決算特別委員会が終わる今月19日に新会派の設立総会を開き、20日にも会派結成を届け出る。

 新会派の結成について、小楠氏は読売新聞の取材に対し、「県議団総会に出席したが、この先具体的に何も進まないと感じた。自民党の再生と改革のために行動を起こす」と語った。大石氏も「川勝県政に対し、会派内で統一した姿勢が見えなくなった。川勝知事への情実などで妥協せず、新しい活動をしていきたい」と述べた。

 一方、同党の県議団総会は非公開で1時間余り開かれ、36人が出席。浜井卓男議長ら4人は公務や病気を理由に欠席した。

 天野一・県議団総会長らによると、総会では、知事選で同党の候補でなく川勝平太氏の擁立を目指した一部の県議への批判や、衆院選静岡7区で同党候補でなく無所属の対立候補を公然と応援したとして処分を受けた浜井議長への批判が出た。空港部廃止を巡り、党議拘束に反して造反したことを認めている県議に対し、出席者の一人が「会派を出ていったらどうか」と詰め寄り、県議が「除名するなら従う」と言い返す場面もあったという。

 総会後、天野氏は記者団に対し、会派分裂の動きについて「若手を中心にそうした動きがあるのは決して悪いことではない。党の枠内で分かれて切磋琢磨(せっさたくま)する方が、これからの時代は柔軟な政治活動ができると思う」と述べた。

 県連は20日前後に会合を開き、空席となっている県連幹事長ら三役の人事などについて協議する。

(2009年11月3日 読売新聞)

994名無しさん:2009/11/03(火) 10:38:01
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/091103/szk0911030240002-n1.htm
県議会自民会派が分裂へ 静岡
2009.11.3 02:39
 静岡県議会の最大会派「自民党県議団」(40人)に所属する一部の県議が2日、同会派を脱退し、別の新会派を結成する方針を固めた。自民党県連幹事長で、役職辞任を表明している小楠和男県議らが新会派結成の声明文を発表し、すでに同県議団の20人以上が会派離脱に賛同しているという。

 小楠県議によると、声明文では「党の現況を憂い、改革を志した同志が立ち上がる」との新会派結成の理念がうたわれ、さらに賛同者を募る方針。

 この日、静岡市内で開かれた議員総会後、新会派結成に賛同する天野一県議は「自民党という大きい枠は同じ」と分裂後も党籍を残す方針を強調、「政策集団が2つに分かれてもいい。党の活力のためには、こういう動きがあった方がいい」と意義を語った。

 自民党は7月の知事選の際、一部県議が民主党県議とともに川勝平太氏の擁立に乗り出し、自民党県連から処分を受けた。また、県議会9月定例会に提出された空港部廃部条例案をめぐり、自民党県連が「条例案反対」の党議拘束をかけたにもかかわらず、一部議員が造反して賛成に回った。

http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20091103000000000017.htm
自民県議団が分裂 若手ら19日に新会派
11/03 08:58
 県議会最大会派の自民党県議団(40人)の若手を中心とした県議が、19日に新会派の設立総会を開くことが2日、分かった。1〜6期の県議二十数人が賛同するとみられる。自民党籍は残すという。
 新会派は自民再生を前面に、「保守本流の自民の自覚と責任」「川勝県政への是々非々の立場」「政策集団としての活動」などを掲げる。
 静岡市内で2日開いた発起人会で方針を固めた。発起人代表は小楠和男、大場勝男、大石哲司、杉山盛雄、山田誠、中沢公彦の6県議が務め、新会派の名称や役員などについて協議する。
 発起人会後に会見した小楠県議は「自民党は野に下った。政権交代可能な政党として踏ん張ることが必要。地方組織としてアピールしていく」と述べた。
 自民県連では、知事選の候補者擁立作業や衆院選をめぐって県議を処分。また県議会9月定例会で空港部廃止条例案否決の党議拘束に反する動きが表面化するなど、県議団内のあつれきが激しくなっていた。

995チバQ:2009/11/03(火) 12:00:11
>馳会長は「正直、5期20年は長い。あえて挑戦するなら、5期目に何を掲げ、何を成し遂げようとするのかだ」
強制引退もあるか?でも新進石川は現職支援だっけ?
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20091103-OYT8T00076.htm
知事、自民に推薦要請
来春知事選 県連会長「意見集約し判断」
 来春の知事選で5選出馬を表明している谷本知事は2日、自民党県連を訪れ、知事選での自らの推薦を求めた。同県連の馳浩会長は「11月中に意見を集約し、12月の議会中にも最終的な対応を決めたい」と回答した。

 会合には馳会長や福村章幹事長ら県連幹部が出席。谷本知事は「体力にも恵まれ、まだ県民の役に立てると思っている。自民党県連の皆様方にまたご推薦をいただければ」と要請し、その後の非公開の会合は1時間にも及んだ。

 終了後、谷本知事は「北陸新幹線開業に向けた対応や経済、雇用対策など、次の4年間の課題を率直に意見交換した」とし、「ご理解いただけたのでは」と述べた。

 馳会長は「正直、5期20年は長い。あえて挑戦するなら、5期目に何を掲げ、何を成し遂げようとするのかだ」と述べ、今後、地域支部での意見交換や県議から個別に話を聞いた上で推薦の是非を判断するとした。

(2009年11月3日 読売新聞)

996とはずがたり:2009/11/03(火) 12:04:26
谷本氏は一応新進直系ですので自民としては多選を理由に引き摺り下ろしたいんじゃないでしょうかね?

997名無しさん:2009/11/03(火) 12:19:16
このへんですね。

>>806
>谷本知事は、1994年の知事選で、新進石川を中心とした勢力の支援を受け、自民党推薦候補らを破って初当選した。
>2選目からは自民党も相乗りとなったが、党内には「自前の知事」を望む声は残っている。

998名無しさん:2009/11/03(火) 13:02:33
康夫みたいのに既得権益荒らされたらかなわんということか。

http://mainichi.jp/area/nagano/news/20091103ddlk20010010000c.html
連合長野:知事選、民主と連携慎重 前回は現職支持 参院選は協力を /長野
 連合長野の近藤光会長は10月30日の定期大会後の会見で、来夏の知事選で候補擁立に意欲を示す民主県連との選挙協力について、「民主が決めたからそのまま支持というわけにはならない」とし、「どういうスタンスで臨むかまだ決められない」と述べた。前回知事選では、連合長野が自民党衆院議員だった村井仁知事を事実上支援する一方、民主は自主投票に回った。連合は次期知事選でも慎重に対応する意向とみられる。

 近藤会長は前回選で支持した村井氏を「特段問題があるとは感じない」と評価。一方で「政権交代をはじめ政治状況は4年前から変化している。組織内で慎重な議論が必要になる」と語った。

 同じく来夏に予定される参院選について、連合が支援する民主の比例代表議員が改選を迎えるため、「早期に選挙区候補を決定してもらい、選挙区と比例の活動を連動させたい」と協力する姿勢をみせた。【福田智沙】

999チバQ:2009/11/03(火) 20:50:45
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20091103/CK2009110302000030.html?ref=rank
「議会は王様」と非難 河村市長、解散に理解求める
2009年11月3日

「これ以上、どうしたらいいんですか」と、解散請求を強くにじませる河村市長=名古屋市役所で


 名古屋市の河村たかし市長は2日の定例会見で、公約実現のために決意を固めている議会の解散請求(リコール)に触れ「地方自治の二元代表制は立法者の制度ミスではないか。今は議会が王様。(リコール以外)ほかにどうしたら良いのか」と、自身の決断に対する理解を市民に求めた。

 【議会解散】二元代表制は市長も議員も直接、市民に選ばれることを指す。議院内閣制の国会なら、議員の選挙によって首相が決まる。今の国政で言えば、鳩山・民主党政権が提出した法案が、同党が多数を占める国会で成立しないことはまずあり得ない。

 市長が「制度ミス」と指摘したのは、この点。市長が条例や予算案を提出しても、議会が反対したら、対抗手段がない。「今のように民主も含めた各会派が話し合って党議拘束をかけられたら、市長はなにもできない。減税も地域委員会もマニフェストに明記している。私にはこれを貫く政治的な義務がある」

 市長は「『市長は横暴』という意見も聞くが、とんでもない。横暴なのは議会。今の議会は王様」とも。議院内閣制の地方導入や、市長に議会の解散権を認めたり、逆に党議(会派)拘束を認めないようにしたり、改革の必要性を指摘。現状では解散請求しかないとの思いをにじませた。

 議会との話し合いがさらに必要との声もある。ただ「これまでものすごく話し合っている。私の仕事は尽くした。任期は4年あると言うが、公約は1年で実行しないと。減税も地域委も2、3年後なんてありえん」。

 さらに「偽りの結婚をずるずる続けるよりも」「(対立が深刻化し、当初予算が議論できない状態になっても)暫定予算を組めば、当面の市民生活に影響ない」など“決意”の固さをうかがわせる発言が飛び出した。

 【裏金】456万円が新たに発覚。調査を継続すれば、さらに増える可能性もあるが「血税の使途だからこのまま済ますことは許されない。ただ、今の調査手法はいったん区切りを付けたい」。

 職員の処分や弁償を検討し、原因究明や再発防止の報告を求める。一方、新たな調査手法として、内部告発や、税金の使途を改善する提言に対し報奨金を出す制度の導入にもあらためて言及した。

 【定額給付金】5月上旬以降、96万5000世帯から申請済みだが、なお7万4000世帯が未申請。締め切りは今月11日までで、送付された申請書に振込先の銀行や署名、押印などして至急返送するように求めた。

 (豊田雄二郎)

1000チバQ:2009/11/05(木) 00:18:55
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8803152.html
平成21、自民党県議団と連携模索
(静岡県)
■ 動画をみる 県議会の民主党系会派平成21は4日、議員総会を開き、分裂することになった自民党県議団との連携を模索することが許可された。議員総会では、自民党県議団の分裂に伴い、会派としての今後のあり方などが話し合われました冒頭、三ツ谷金秋 会長は「議員総会の許可をいただいて、他会派とも手を組んで川勝知事県政を支えていきたい」と述べ、自民党との連携を模索する方針を示した。
現在の県議会は議員定数74に対し、自民党が40、平成21がこれに次ぐ21を占めているが、平成21では自民党の一部の議員などを取り込んで過半数の37を確保したい考え。
三ツ谷会長のもとにはすでに自民党の県議からアプローチがあり、4日午後、1回目の話し合いを行ったということ。
[ 11/4 17:38 静岡第一テレビ]

1001名無しさん:2009/11/06(金) 23:31:46
http://www2.knb.ne.jp/news/20091106_21922.htm
2009 年 11 月 06 日 20:47 現在
高岡市議会の自民系会派統合

 分裂している高岡市議会の自民系会派が統合することになり、6日午後、議会事務局に会派結成届けが提出されました。

 統合されるのは高岡市議会の「自民クラブ」と「自民高岡・新市民クラブ」の2つの会派で、新しい会派は「自民党議員会」です。

 議会の定数30に対し、新会派の議員数は20人で6日午後、高岡市議会の事務局に会派結成届けが提出されました。

 会長には舘勇将議員、幹事長には畠起也議員、政調会長には向栄一朗議員、総務会長には大井正樹議員が就きます。

 高岡市議会の自民系会派はおととし、役員人事をめぐる対立から当時最大会派だった「自民クラブ」が、「自民クラブ」と「自民高岡」に分裂し、その後、議会でのポストや主導権争いを繰り広げてきました。

 しかし、分裂に対する厳しい声や来年夏の参院選へ向けてより一体した活動が必要との声があり、今月1日の市議選後、統合へ向けた具体的な協議が進められてきました。

 会派の正式な結成は、新たな任期が始まる今月20日です。

1002チバQ:2009/11/06(金) 23:43:13
>>989
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091106k0000m040158000c.html
河村名古屋市長:新支援団体設立 中小企業経営者ら70人
 河村たかし名古屋市長を支援する中小企業経営者ら約70人が5日夜、同市で任意団体「新生名古屋政策研究会」の設立総会を開いた。会長には西川俊男ユニー特別顧問が就任した。市長を支援する新たな団体は二つ目だが関係者によると互いの接点はないという。

 研究会は、河村市長を資金面から支援し、名古屋の発展を図るのが目的。研究会幹部によると、自ら市長報酬を年800万円に削減した河村市長をバックアップするため、1カ月ほど前から設立準備を進めていた。研究会自体は資金を集めず、規約で会員個人が河村市長の資金管理団体に年12万円の政治献金をするよう定めている。

 会員には減税を巡って河村市長と対立する市議たちと親しい人もおり、議会の解散請求(リコール)に向けた署名活動は考えていないという。

 出席した河村市長は「減税をやれば行政改革ができ、名古屋を変えられる。支援してくれたご恩は忘れない」とあいさつした。総会後には記者団に「支援はありがたい。企業は広がりが大きいので(会の活動に)期待している」と話した。【丸山進】

1003チバQ:2009/11/06(金) 23:53:18
http://www.nara-np.co.jp/20091106111404.html
「除名に相当」追及の声 - 自民県連の服部幹事長
2009年11月6日 奈良新聞

 自民党県連(田野瀬良太郎会長)は、先の衆院選惨敗による責任問題と組織再生が求められているが、県議団分裂を主導し反党的行動をとった服部恵竜幹事長(79)に対して「除名処分に値する」と、厳しく責任を問う声が大きい。あす7日には、奈良市油阪町の党県連事務所で役員会が開かれ、来月3日に任期満了となる県連会長の選考をめぐる話し合いと、公募中の次期参院選候補者の選考についての中間情勢が報告されるが、既に辞表も提出されているとされる服部幹事長の処遇が焦点となりそうだ。

 惨敗した自民党にとって、最大の課題は「党一丸」の組織再生。

 県初の党三役となる総務会長に就任した田野瀬県連会長は「政権交代が現実となった今、私に課せられた使命はいち早く党内を取りまとめること」と支援者などに送ったあいさつ文で決意を述べている。

 服部氏は党をまとめるべき立場の幹事長就任後の昨年4月、県議会最大会派「自民党」(当時23人)を分裂させ、少数会派「自民党改革」(7人)を発足、事実上主導的役割を果たした。福田政権下での衆院解散含みと政権交代を叫ぶ民主党が攻勢を強めるなかでの分裂劇主導は「幹事長による反党的行動」と批判を浴び…

1004チバQ:2009/11/06(金) 23:55:30
7月の記事ですが
http://www.nara-np.co.jp/20090703095217.html
県会に新時代か - 自・民の正副議長誕生
2009年7月3日 奈良新聞


 6月定例県議会(1日閉会)は自民党(17人)、民主党(9人)の2大会派が結び付き、県政初の自・民の正副議長が誕生した。「中央と地方は事情が違う。相争う関係でなく、より幅広い県民の意見・ニーズを吸い上げ、開かれた議会を一層推進したい」と安井宏一議長(67)と田尻匠副議長(52)。この枠組みが定着すれば、2会派による体制樹立との見方も出てくる。一方で、残されたままの自民党分裂問題、少数会派の議会運営への参画など、火種がくすぶる可能性もある。

 「自公対民主。この枠組みでうちは考えてきたが、今回のことは土壇場の裏切り。衆院選の対応も白紙。再検討とさせてもらう」

 公明党の岡史朗県議(党県本部代表)は2日午前、田野瀬良太郎自民党県連代表からの電話にかみついた。公明党は3人の少数会派ながら、「新創NARA」(3人)と自民とで主流派を形成。昨年、自民の7人が分派して自民党改革を立ち上げた以降も過半数維持に貢献してきた。

 岡氏は「よりによって衆院選直前のこの時期、民主と組めば奈良市長選の推薦問題にも影響が出かねませんよ」とくぎを刺していただけに怒り心頭。正副議長選後、自民側が示した委員会ポストの配分も固辞し、執行部との「距離」を示した。

 悲哀を見たのは「新創NARA」も同じ。梶川虔二氏は「大会派が組んだからうちまで回らなかったのだろう。(主導権争奪に)負けた者だから仕方がない」と肩を落とした。

 また、自民党改革は蚊帳の外に。「自民党からは何の働き掛けもない。うちは独自で行くだけ」(服部恵竜氏)と正副議長選挙には独自候補を立てた。

 自民会派には新創NARAの出身者も含まれることから、さらなる分裂を懸念する声もある。ただ安井議長は自・民の枠組みの定着に期待も示しており、まずは新体制の求心力が問われそうだ。


●幹事長辞職に値する−役員改選への対応


【解説】評価は分かれるだろうが、議会の第1会派と第2会派から正副議長が選出されたことは、政治的な思惑を排除した賢明な判断だった。

 昨年の自民党県議団の分裂劇が、いかにお粗末だったかを証明した。過半数の23人(当時)を擁していた自民党から、7人が離脱して「自民党改革」なる会派を立ち上げた。その代表に党県連幹事長の服部恵竜氏が就いたのだから、驚くとともにあきれた。

 服部氏は元県連会長でもあり、県議会議長も務めた。政治的逆風のなかで、厳しい局面にある自民党を、最も支えなければならない立場にありながら、逆行した。「改革」とは名ばかりで、この1年間、改革らしいことは何もしてこなかった。

 当時も批判されたが、「県会議長のポスト欲しさの分裂劇」との見方が当たっていたといえよう。今回も「自民党から何の相談もない」との理由で、独自候補を出した。全く筋の通らないものだ。この役員改選の対応は、幹事長職を辞するに値する内容だ。口先だけの「党県連の改革」に、だまされてはなるまい。

 そして自民党会派(17人)と「改革」会派(7人)から、それぞれ1人が民主党入りの動きが表面化したことも大きい。「まさか地元紙に漏れる」とは想像していなかったろうし、今の時点では不発かもしれないが、当事者は分かっているし、爆弾を温存した形にもなった。総選挙を控えて、国政も先鋭化するなかで、どう動いていくかしっかり見ていきたい。(論説委員・武智功)


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