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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

936チバQ:2009/10/23(金) 19:34:07
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000490910210001
上越の明日は――市長選に臨み


(4)「天地人」後の観光
2009年10月21日


今年の謙信公祭には、ドラマ「天地人」の上杉景勝役・北村一輝さんがゲスト出演し大勢の観衆が詰めかけた=8月22日、上越市春日山町

■「通過点」脱却めざし



 「親方様が中でお待ちしておる。ゆっくりと入られよ」



 「越後上越 天地人博」会場の上越市の直江津屋台会館に団体客が着くと、「愛」の前立の兜(かぶと)に鎧(よろい)をまとった男性が出迎える。



 3連休最後の12日、マイカーや観光バスが次々と駐車場に入り会場はにぎわった。



 当初目標が20万人だった天地人博の入場者は30万人を超え、夜桜で知られる高田公園の観桜会は過去最高の126万人に達した。NHK大河ドラマ「天地人」などの追い風で、今年の観光は絶好調だ。



 だが来年は反動が予想される。天地人博に首都圏などから訪れたバスの添乗員や運転手に、上越のイメージと、「天地人」終了後も上越に立ち寄るかどうかを聞いた。



 「北陸や佐渡への通過点のイメージ」と茨城県の女性添乗員。「来年は桜の時期以外、上越に寄る団体旅行は大幅に減るだろう」という見方が大勢だった。



 平日の16日も合わせバス10台の行程を尋ねたところ、金沢・能登、立山・黒部などを目的にした旅行が多く、上越市内に宿泊したのは1団体(宿泊先は鵜の浜温泉)、市内の飲食店で昼食をとったのは3団体。立ち寄っても上越に宿泊する旅行者は少ないといわれるが、それを裏付けるような結果だった。



 「天地人」後について、大手旅行会社の40代の男性添乗員は「歴史をテーマに史跡や寺をゆっくり歩きたいという年配者は多い。地元の人による案内があると満足度は高まる。その機会を増やすといい」とアドバイスした。



 それを実践している人たちがいる。市観光ボランティアの秋山卯吉さん(70)は17日、上杉謙信の居城だった春日山で10人ほどの観光客にガイドをした。



 「これは謙信公の財政を支えた青苧(あおそ)です」と中腹に生えた植物を手にして見せた。東京の60代の女性は「教えてもらわないと分からない。感激しました」。



 上越観光コンベンション協会によると、ボランティアガイドは60人。希望する観光客に派遣するなどしており、4〜9月の半年で、昨年度(約2万2千人)を上回る約2万5千人をガイドしたという。



 民間の上越観光案内協会も旅行会社からの依頼に大忙しだ。会長の永見完治さん(69)は「戦国ブームや歩く観光志向は続く。戦国の春日山城と江戸時代の高田城などをつなげて滞在時間を伸ばしたり、宿泊に結び付けたりする努力が大切」と話し、今後は個人や小グループにも力を入れる方針だ。



 米沢に移った上杉家は江戸幕府の命で高田城の新築を手伝った。かつて治めた地での仕事に、天地人の主人公直江兼続はどんな思いだったのだろうか。



 「物語性を持たせて上越を歩いてもらうためには、都市計画や文化などの縦割り行政を脱し、市のトップが観光ビジョンを明確に打ち出す必要がある」。いくつかの提案が各課との調整で実現しなかった経験があるという高田駅前のホテル社長田中正人さん(53)は、こう強調した。=おわり
(この連載は遠藤雄二、河畑達雄が担当しました)


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