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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

923チバQ:2009/10/19(月) 22:01:04
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000910190006
強いムラ意識 乱立模様
2009年10月19日




◇◆合併後 埋まらぬ旧町間の溝◆◇


 紀北、南伊勢両町の町長選は20日、告示される。今のところ、紀北町長選に5人、南伊勢町長選に4人が立候補の意向を表明していて、激しい選挙戦が予想されている。両町は4年前の合併で生まれたが、それぞれ根強いムラ意識が残り、一体感のあるまちの姿を描ききれないでいることも「乱立」の背景にありそうだ。いずれも25日、投開票される。(月舘彩子、加藤真澄)


■紀北5人表明
 紀北町長選には、再選をめざす現職の奥山始郎氏(71)、いずれも町議の尾上寿一氏(55)と入江康仁氏(60)、会社経営の原隆伸氏(61)、NPO法人理事長の堀端克久氏(59)の5人が立候補の意向を表明している。9月2日現在の選挙人名簿登録者数は16531人。


 同町選挙管理員会の担当者は、05年10月に合併する前の旧紀伊長島、旧海山両町長選を含めても「こんなに多くの人が名乗りを上げたことはない」と話す。県選管によると、過去5年の県内の首長選では4人の候補者が最多だった。


 旧紀伊長島、旧海山両町の合併は、尾鷲市が途中離脱するなど紛糾した末に実現した。合併後初の町長選ではそれぞれの旧町を地盤にした3人が争った。それから4年がたったが、今回の立候補予定者の一人は「合併後の一体感がまるで感じられない」と指摘する。このことが立候補を決断した理由だという。


 象徴的なのが、合併協議会で決まっていながら実現していない新庁舎の移転問題だ。旧海山町庁舎でどんな行政機能を担うのか、旧町間の関係者の間で意見が分かれたままだ。また、主な産業である漁業が低迷して人口流出に歯止めがかからず、地元経済をどう立て直すのかも大きな課題だ。


 奥山、入江の2氏は旧紀伊長島町、尾上、原、堀端の3氏が旧海山町の出身。有権者数は、紀伊長島地区が約8500人、海山地区が約8千人と伯仲しているだけに、各氏ともまず出身地区の票を固めようと躍起だ。


■南伊勢は4人
 南伊勢町長選では、現職の稲葉輝喜町長(73)が高齢などを理由に引退を表明し、前町議長の倉田珠文氏(58)と前県病院事業庁長の小山巧氏(58)、前町議の橋本剛匠氏(61)、NPO法人職員の天野由紀子氏(45)の4人が立候補の意向を表明している。9月2日現在の選挙人名簿登録者数は1万4274人。


 同町は05年10月、南勢、南島両町が合併して発足した。南伊勢町選管によると、4人が立候補すれば、旧町の町長選を含めて最多の候補者数になる。


 町民からは「乱立の背景には、合併にともなう町政への不満がある」との声があがる。公共事業も、合併で少ないパイを奪い合う形になり、つぶれる建設会社も出ている。「公共事業の受注が偏っている」と漏らす業者もいる。


 旧南勢町内ではかつて合併反対運動があり、住民グループのリコールを受けて町長が辞職する混乱もあった。今回の町長選の立候補予定の4人のうち3人も「(当時は)合併に反対だった」と語る。必ずしも旧町間の融和は進んでいないとはいえ、基幹産業の漁業や農林業の振興、医療・介護体制の確立、行財政改革などは急務で、争点になりそうだ。


 選挙戦では、倉田氏が南勢地区、橋本氏が南島地区の地盤を固め、小山氏は出身の南勢地区に加え、稲葉町長の支援で南島地区の票の掘り起こしをめざす構えだ。


■志摩市議選29人立候補
 志摩市議選(定数22)は18日告示され、29人が立候補を届け出た。25日に投票、即日開票される。新旧別の内訳は現職19人、前職5人、元職1人、新顔4人。党派別では公明1人、共産1人、無所属27人。04年10月に5町が合併してから市議選は2度目。今回、定数は4減となった。


 投票は25日午前7時から午後6時まで、市内44投票所であり、開票は同日午後8時から志摩市阿児町神明の市阿児アリーナである。17日現在の選挙人名簿登録者数は4万8958人。


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