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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

933チバQ:2009/10/23(金) 19:33:01
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000490910170001
上越の明日は――市長選に臨み


(1)大和撤退へ
2009年10月17日


来春の撤退が発表された大和上越店が入るビル(左)。いまも高田地区の本町商店街の中心だ=上越市本町4丁目

■まち再構築 急な難題



 今月8日、金沢市内のホテル。上越市の木浦正幸市長は、大和の斉藤尚善専務に迫った。



 「次のテナントを探す時間がほしい。それまで何とか営業を続けていただけないか」



 金沢に本社を置き、県内と石川、富山で百貨店計7店舗を展開する大和から、上越店「閉鎖」の連絡を受けたのは5日。斉藤専務は「私どもが悪い」とわびるだけ。具体的な交渉にはならなかった。押し問答のような会談は30分ほどで打ち切りとなった。



 市によると、閉店情報は大和株のインサイダー取引につながる恐れがあるため「極秘に」という要請を受け、同店が入るビル会社役員にも伏せていたという。



   ◇



●連日役員会開く



 大和閉店の情報が駆けめぐった14日夕、ビル会社「イレブンビル」は緊急の役員会を開いた。社名は、敷地で商売をしていた11人の商店主が共同でビルを建設したことに由来する。



 「何とか新しいキーテナントを探せないか」「今の状況で集客力のある有名店を呼び込むのは難しい」



 関係者によると、役員会は15日も持たれたが、大和閉店後の方向性を定めることはできなかったという。小倉潔常務は「大和が出たあとも、残った専門店で営業を続けたい」と語るが、売り場の7割を占める跡地活用の見通しは立たない。



   ◇



●商店街再生に痛手



 オープンから34年たったビルは、空調や外観などに傷みが目立ちはじめている。14の専門店の中には「大和がいなくなれば、ほかの場所を探さざるをえない」と明かす経営者もいる。



 上越店は午後6時に閉まる。夜7時までの営業だったが、今年から中元時期の7月と歳暮・年末商戦の12月を除き6時までとなった。「営業効率のため」と同店はいうが、市外から訪れた人は、夏場でも早い閉店に驚く。



 大和に合わせるように、周囲の本町商店街では午後6時過ぎにシャッターを下ろす店が少なくない。



 市によると、08年の同商店街の歩行者数は95年に比べ65%も減った。空き店舗も増える傾向にある。



 人通り、売り上げ、店舗数がいずれも減る悪循環。これを断ち切るために、高田地区は昨年11月、国から中心市街地活性化基本計画の認定を受けた。02年に長崎屋が撤退したビルを再開発し、大和上越店とともに二つの核として周辺商店街を再生させる内容だが、構想は早くも狂いが生じた。



 「大和のあとは、家賃を安くして市内のやる気のある商店に入ってもらい、空いた土地は駐車場にするくらいの動きが必要ではないか」



 ある商店街関係者は、まち全体の再構築案を語った。またある市議は15日、同ビルの上階部分を市役所の分室にするプランを関係者に示した。



 「本庁舎の700人のうち、福祉や文化部門を中心に300人程度を移せば、職員が買い物をし、人通りも増える」



 上越店の撤退は来年4月末。中心市街地の活性化は、多くの地方都市の中期的課題だが、迅速な対応と結果が求められる喫緊の課題として浮上してきた。



 25日投開票の上越市長選に向け、県西部の中核都市の課題を探る。
(この連載は遠藤雄二と河畑達雄が担当します)


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