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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

963名無しさん:2009/10/27(火) 21:14:17
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20091027ddlk20010020000c.html

選挙:長野市長選 鷲沢氏が3選(その1) 651票差、薄氷の勝利 /長野
 ◇批判受け止め再出発
 25日投開票の長野市長選は、無所属現職の鷲沢正一氏(68)が、無所属新人で元外資系ホテル支社長の高野登氏(56)、民主推薦の無所属新人で元県参事の小林計正氏(61)の2人を接戦の末に破り、3選を果たした。2期8年の経験を訴えた鷲沢氏だったが、次点の高野氏とはわずか651票差という薄氷の勝利。高野、小林両氏の合計得票は鷲沢氏を上回っており、3期目の鷲沢市政はこの批判票を念頭に、一層幅広い政策的な目配りが課題となりそうだ。【福田智沙】

 鷲沢氏は選挙中、他2陣営からの批判を意識し、推進している市民会館の建て替えで発言を軟化させるなど、市民の声を幅広く取り入れる姿勢を強調してきた。今回の勝利は、2期8年で大きな失政もなく、財政の健全化などに取り組んだ手堅さと、14年度の北陸新幹線の金沢延伸や地方分権到来への期待の表れともとれる。

 自民系や公明の市議、県議の支援に加え、約200の企業・団体の推薦を得た鷲沢氏は、当初「現職有利」の予想を背に選挙戦に臨んだ。しかし、新人2氏の得票は合計8万8912票。鷲沢氏の得票を大きく上回り、市政に対する有権者の批判・不満も明確に表れた形だ。

 他陣営は鷲沢氏を「ワンマン」などと批判したが、そうした抽象的な言葉にとどまらない。現在の経済不況の中、例えば「ゴミの有料化」に代表される行政サービスの利用者負担の増大が、結果として市民の負担を増やすことへの不満は少なくない。また、公共交通機関などの赤字に公費を投入することを疑問視する声も聞かれた。

 さらに政権交代が実現した時代に、従来型のいわゆる「ハコモノ行政」を進めることへの批判も強かった。特に市民会館の建設では、財政悪化への懸念を背景に、新人2氏は公約で「白紙化」を打ち出しており、2氏の票には一定の「ノー」が含まれているとみられる。

 一方、実質3週間の選挙戦で次点となった高野氏の得票は、「自民対共産」といった政党対立や具体的な政策への支持というよりは、高野氏が持つ前向きなイメージやスタイルへの期待が大きかった。高野氏は「日本一の長野市」といった一点突破型のフレーズを発信し、無党派層を刺激した。変化を望んだ多数の有権者が、高野氏へ流れ込んだことが見て取れる。

 ただ、マニフェストに盛り込まれた具体的な政策を見ると、3氏がともに中山間地域の活性化や観光業振興、子育て支援、雇用、教育を列挙するなど、それほど差はなかったことも否定できない。

 「私は市民党と言ってきた。民主党や高野さんを支持した方々をはじめ、なるべく多くの皆さんに支援をもらいながら、いろいろな意見があることを承知して取り組みたい」。鷲沢氏は当選を決めた25日深夜、投票結果を踏まえて政策面で配慮する姿勢を見せた。マニフェストの具体化に市民の厳しい目が注がれる中、鷲沢市政は再出発することになる。

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 58379 鷲沢正一 68 無現

  57728 高野登  56 無新

  31184 小林計正 61 無新

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 ◇長野市長略歴
鷲沢正一(わしざわ・しょういち) 68 無現(3)

 市長[歴]建設会社社長▽市教育委員▽長野商議所副会頭▽長野都市経営研究所理事長▽早大


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