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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

930チバQ:2009/10/23(金) 18:55:41
http://mainichi.jp/area/nagano/archive/news/2009/10/21/20091021ddlk20010126000c.html
未完の38万都市:’09秋・長野市長選/中 中心市街地の活性化 /長野
 ◇市民会館誘致、駅前・権堂名乗り 箱物「切り札」に疑問も
 JR長野駅善光寺口を出ると目に入る「ながの東急」西側にある駅前地区。長野大通りを北へ約1キロ先が権堂地区。その途中で右に折れた市役所脇に、長野市民会館が建っている。建て替え候補の3地点が描くいびつなトライアングルは、低迷する中心街を象徴するかのようだ。

 駅前地区は古くからあった商業施設「WALK」が取り壊され、ぽっかりと空いた青空駐車場だ。歴史ある繁華街の権堂地区も「買い物客の肩と肩が触れた」過去のにぎわいはなく、住民には危機感が募る。そこへ浮上したのが市民会館の誘致だった。「市民会館を活性化の切り札にしたい」との思いが、両地区に共通している。

 市は国の合併特例債を主な財源に、早期の建て替えを目指す方向だ。特例債をもらった上、市街地活性化にもなる。さらに周辺の再開発と絡めれば、同館の10年度までの取り壊しを条件に「通常より手厚い補助が受けられる」(第一庁舎建設室)という「一石三鳥」が狙いだ。ただ特例債は14年度が期限で、市は早急に移転先を選ぶ必要に迫られている。

   ◇  ◇

 誘致に期待する住民は多いが、一方で「市民会館が本当に人の流れを変えられるのか」と、いわゆる「箱物」には疑問の声も根強い。

 00年、問御所町のそごうと新田町のダイエーが相次いで撤退。市はダイエーの空きビルを2億4000万円で購入して「もんぜんぷら座」、そごう跡地に総額約80億円を投入して「TOiGO(トイーゴ)」と2つの商業施設を作った。「活性化につながっている」と強調する市に対し、「魅力的な店が少なく、すぐに入れ替わる」との評もある。

 市財政の負担増も論点の一つだ。市民会館建て替え費用は現在地で約50億円と試算される。08年度末の市債残高は1454億円で、ピークの97年度末(残高1926億円)からは減少傾向にあり、「財政は健全」と市側は胸を張る。ただ、市内の長野五輪の遺産であるエムウェーブなどの6施設では、収支は赤字が続き、市の負担額は07年度に計約7億2000万円に上った。

   ◇  ◇

 市は昨年末、まちづくりに関するアンケートを実施、市民3292人が回答した。「魅力ある中心市街地が整備されているか」との問いに、「そう思わない」との答えが計68・1%に上った。国の改革でひも付きの補助金は減り、自治体の判断で使えるカネが増えた結果、都市間でも創意工夫する「勝ち組」と努力を怠った「負け組」が出る可能性がある。その分岐点にある長野市だが、急速な景気悪化の中、まちづくりの方向性はまだ見えない。【福田智沙】


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