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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

934チバQ:2009/10/23(金) 19:33:23
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000490910190001
上越の明日は――市長選に臨み


(2)新幹線開業
2009年10月19日


JR信越線脇野田駅のそばで建設が進む北陸新幹線=上越市大和5丁目




 「新幹線は上越にとってマイナスの方が大きいのではないか」


 北陸新幹線の開業まで5年半となった上越市の中心市街地、高田や直江津の住民からこんな声をよく聞く。限られた時間短縮効果に対し、停車本数や並行在来線など難題が山積しているからだ。


 加えて新幹線が既存の拠点駅に乗り込まないことが、まちづくりを難しくしている。新駅の仮称「上越駅」ができるのは妙高市境に近いJR脇野田駅のそばで、交通の要衝・直江津駅から約10キロ南の郊外だ。


 新駅周辺を「玄関口」にとどめるのか、妙高を含む上越地域の新しい「拠点」にするのか――。将来像をめぐり、行政と地元住民の間であつれきが深まっている。


 「玄関口」と位置づける市は、現在の市街地との機能分担を明確にした土地利用方針を6月に打ち出した。「商業・サービス機能は、直江津や高田など中心市街地を圧迫する広域集客の性格を有するものであってはならない」として、大型商業施設は造らない考えだ。


 これに地権者が反発した。有志でつくる土地利用研究会は7月、「新駅周辺は上越地域を牽引(けんいん)する重要拠点として、大きな視点での計画が必要。抑制的な記述は撤回すべきだ」とする意見書を市に提出。中心メンバーの男性は「市は高田と直江津に遠慮しているが、古い市街地に発展が望めるのか。新駅は頸城(くび・き)平野の顔であり、規制を解いて企業や商業施設を誘致し、住宅をはり付けるべきだ」と、新都心整備を主張する。


 脇野田駅前で薬局を経営する横山和明さんも「魅力のある施設ができないと、上越の人が買い物などに出て行くだけの駅になってしまうのではないか」と心配する。


 市には大型開発に踏み切れない事情がある。


 38年前に旧高田市と旧直江津市が対等合併し、中間の春日山地区に今の市役所ができた。市はその3地区を「都市拠点」と位置づけるが、高速道路のインター周辺や幹線道路に商業施設が集まり、「まちの拡散」が止まらない状況だ。さらに拠点ができれば、高田と直江津の一層の衰退を招きかねない。


 市が描く新駅周辺の将来像は、おおむねこうだ。


 ビジネスホテルやコンベンション(会議)施設、企業事務所、スーパーなどを立地させる。乗降客には信越線などに乗り換え、観光やビジネスで高田や直江津などに向かってもらおうというものだ。


 「新潟と金沢の真ん中に位置し、郊外で地価が安いというメリットを生かしたい。不況で営業所などの統合の動きもあり、オフィス機能を積極的に誘致する」(都市計画課)とし、近く話し合いの場を持ち地権者らの理解を得たい考えだ。


 とはいえ、郊外にできた新幹線駅周辺と旧市街地が、ともに発展した例は全国にほとんどないという。上越新幹線の燕三条駅周辺は、ホテルや郊外型店舗などが集積したが、三条と燕の旧市街地は空洞化が進んだ。南魚沼市の浦佐駅前(東口)は開発が進まず空き地が目立つ。


 上越は、手本のないまちづくりに挑むことになる。


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