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国際政治・世界事情

2476チバQ:2011/04/14(木) 00:10:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011041302000025.html
国民の分断解消課題に コートジボワール
2011年4月13日 朝刊

 【ロンドン=松井学】アフリカ西部コートジボワールの内戦は、昨年十一月の大統領選で敗れながら退任を拒否したバグボ氏が十一日に拘束され、同氏派の部隊に停戦を呼び掛けたことで、流血拡大の事態は当面避けられる見通しだ。内戦の背景には民族と宗教の対立があり、南北に分断された国の統一はワタラ新大統領にとって険しい道のりになる。

 バグボ氏は同国南部を支持基盤にし、昨年十一月の大統領選では南部コートジボワール人と、ワタラ氏の基盤である北部に流入した出稼ぎ移民との対立感情をあおった。カカオ豆農場で働く移民にはイスラム教徒が多く、南北紛争は宗教対立の側面もあった。

 「分断国家」を今後立て直すには、バグボ氏訴追が課題になる。国際刑事裁判所(ICC)はバグボ氏個人と支持部隊に対し、非武装の市民らを殺害した容疑で捜査する見通しだ。一方、ワタラ氏は国内での裁判を優先させる意向。大統領選は46%の国民がバグボ氏を支持し、刑事責任の追及は、国民の対立感情を一段と悪化させる可能性がある。刑事責任より国内の安定を優先させ、近隣国にバグボ氏を亡命させる選択肢もある。

 大統領選後の四カ月間の内戦で、コートジボワール全土で水や燃料不足、衛生状態の悪化が進み、「人道危機の恐れは続いている」(国連平和維持活動局のルロワ事務次長)。国連機関など国際社会の早急な支援は欠かせず、欧州連合(EU)は十二日の外相会議でコートジボワールのカカオ豆輸出の禁止制裁を解除し、経済復興を後押しする方針だ。

2477チバQ:2011/04/14(木) 23:13:47
http://www.asahi.com/international/update/0327/TKY201103270134.html
雪解け進む? 印パ両首相、クリケット代表戦共に観戦へ2011年3月29日7時32分

 【ニューデリー=武石英史郎】長く対立関係にあるインドとパキスタンの両首相が、両国代表チームが対戦するクリケット・ワールドカップ準決勝を一緒に観戦することになった。両国民にとって最大の人気スポーツを利用した「クリケット外交」で、関係を修復できるかどうか、注目されている。

 ワールドカップはインドで開催中。勝ち進んだ両チームが30日にインド北部モハリで対戦することが決まったことを受け、インドのシン首相がパキスタン首脳を招待する意向を表明。パキスタンからの報道によると、ギラニ首相が27日、招待に応じることを決めた。

 3度の戦争を経験し、核兵器を保有して向き合う両国は、2008年にインド西部ムンバイで起きた同時テロを機に関係が険悪化。先月になって、中断していた包括対話の再開で合意するなど、関係正常化を探る動きが出ていた。

2478チバQ:2011/04/15(金) 21:52:29
>>2137>>2151
http://www.asahi.com/international/update/0415/TKY201104150383.html
シーア派最大野党会派の解党に着手 バーレーン政府(1/2ページ)2011年4月15日20時9分
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バーレーン地図
 バーレーン政府が、反政府デモを主導したイスラム教シーア派の最大野党会派・イスラム国民統合協会(ウィファーク)の解党手続きに着手した。スンニ派王室が実権を握る政府が議会からのシーア派勢力排除を狙ったもので、民主化運動はさらに抑え込まれる形となりそうだ。

 法務・イスラム問題省は14日の声明で、ウィファークの解党を裁判所に申し立てたと発表。「憲法と法律に違反し、社会の平穏を乱した」ことを理由としている。結論が出るには1カ月ほどかかるとみられる。国営通信は15日、「(政府は)証拠が出そろうまで措置は取らない」と伝えた。

 ウィファークは穏健シーア派で、昨年10月の国民議会選挙(定数40)では最多の18議席を獲得。今回の措置に対して弁護士と対応に追われており、15日のイスラム教金曜礼拝後の抗議行動は呼びかけていない。

 バーレーンでは2月中旬から、ウィファークなど野党7団体が主導する民主化要求デモが始まったが、主張は「王制打倒」へと変化した。ハマド国王は3月中旬、サウジアラビアなどスンニ派の湾岸諸国に援軍を要請。非常事態令を宣言し、弾圧を強めた。

 これを受け、ウィファーク側はこれまで拒んでいた政府との対話を模索する姿勢を見せ始め、アリ・サルマーン事務局長は13日、朝日新聞の取材に、「真の立憲君主制の実現を求めており、王制打倒は目指していない」と強調。「数週間後にも王室と対話を始めたい」と述べていた。

 それだけに、解党は寝耳に水で、ウィファーク関係者は「対話どころではなくなった。最悪の展開だ」と反発している。

 ウィファークの説明によると、「王制打倒」の要求は、後にデモに合流した反体制組織や、インターネットでデモ参加を呼びかけた若者グループらによるものだったという。

 しかし、デモに対抗してつくられたスンニ派の政治組織・国民統合の会のマフムード議長は、「ウィファークは過激な連中の主張を止めようともしなかった。王制打倒という目的があるのは明らかだ」と不信感を隠さない。

 シーア派を国教とするイランがデモを扇動したとみるバーレーン政府は、国民の多数を占めるシーア派に支持されているウィファークの解党で、イランやシーア派の影響力拡大を食い止める狙いがあると見られる。(マナマ=北川学)

2479チバQ:2011/04/15(金) 22:14:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110415/mds11041508000004-n1.htm
政府軍がミスラタを攻撃、港閉鎖に 人道危機の懸念高まる
2011.4.15 07:59
 ロイター通信によると、リビア反体制派の報道官は14日、激戦が続く同国第3の都市、西部ミスラタの港が政府軍の攻撃を受けて破壊、閉鎖されたことを明らかにした。

 ミスラタは政府軍に包囲され激しい攻撃を受けており、人道危機の懸念が高まっている。港はミスラタに人道支援物資を搬入する唯一の窓口で、影響が出そうだ。

 報道官によると、港湾や隣接する住宅地がロケット弾200発以上の攻撃を受けたという。報道官は政府軍が意図的に港を攻撃したとしている。(共同)

2480チバQ:2011/04/16(土) 18:16:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011041602000029.html?ref=rank
シリアデモ 非難の応酬
2011年4月16日 朝刊

 【カイロ=内田康】シリアの反政府デモをめぐり、米国務省のトナー副報道官代行は十四日、ワシントンでの記者会見で「シリアのデモ鎮圧に、イランが手を貸していることを示す信頼すべき情報がある」と述べた。一方、シリア国営テレビは、隣国レバノンの親米勢力が、シリアのデモを扇動する「武装組織」に資金や武器を供給したと報じた。デモの混乱が長引くにつれ、「外国の関与」を訴える非難合戦も過熱してきた。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルも米高官の話として、イランがシリアに対し、デモ鎮圧や反体制派監視のための装備を提供していると報じている。シリア外務省は米側の指摘を「根拠がない」と否定した。

 シリアと米国はこの数年、関係が冷却していたが、オバマ米政権は、空席だった駐シリア大使を昨年末に任命。対シリア関係を改善することで、イランとシリアの友好関係にくさびを打ち込む思惑を抱いていた。三月中旬に始まったシリアの反政府デモを収束させるため、アサド政権がイランとの関係を深めることを米側は懸念しているとみられる。

 一方、シリア国営テレビは十三日、反政府デモを扇動する「武装テロ組織」メンバーとされる複数の男の証言を放映。メンバーは、武器や資金の提供元として、レバノンの反シリア・親米派サード・ハリリ暫定首相に近い国会議員を名指しした。国会議員は関与を否定している。

 レバノン政界は、ハリリ暫定首相ら反シリア・親米派と、イランやシリアに近いイスラム教シーア派組織ヒズボラなど反米派が対立している。シリアのアサド政権は、反シリア派勢力の関与を国民に強調し、デモを収束させたい思惑がある。

2481チバQ:2011/04/16(土) 18:17:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110415/mds11041522430007-n1.htm
したたかイラン 混乱利用し周辺国への影響力拡大狙う
2011.4.15 22:42 (1/2ページ)
 チュニジア政変を契機とする民衆デモが中東各地に広がる中、イランが友好国であるシリアのアサド政権によるデモ弾圧を支援、その一方で親米政権のバーレーンやイエメンでは反体制派に浸透しようとしているとの見方が強まっている。米国が、政権と民衆の衝突が激化するこれらの国々に明確な立ち位置を示せない中、イランとしては混乱状況を利用して影響力を強化する狙いがありそうだ。

 「シリアのデモ弾圧をイランが支援しているとの確かな情報がある」。米国務省のトナー副報道官代行は14日の会見でこう指摘。同日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルも、イランがシリアに対し、インターネットや携帯電話の使用を妨害する装置を提供しているなどと報道した。

 ただ、シリアとの関係改善を模索してきたオバマ米政権は、アサド政権に「平和的なデモへの抑圧を非難する」(カーニー大統領報道官)などとする声明を出すだけで、弾圧を食い止める手立てを打てていない。

 イランにとっては、アサド政権への支援がシリアの「イラン離れ」を阻止する絶好の機会となっている格好だ。イランは中東での孤立化を防ぐため、シリアに兵器を供与するなど関係強化に努めてきた。

 シリアの人権活動家(45)は「アサド政権は、2009年の大統領選後に起きた反政府デモを鎮圧したイランからノウハウを学んでいる」などとして、両者の関係が緊密化していると指摘する。

 イランが、イスラム教シーア派住民の不満がくすぶるペルシャ湾の島国バーレーンにも触手を伸ばしているとの見方も根強い。

 エジプトの湾岸専門家は「バーレーンのシーア派の家には(イラン最高指導者)ハメネイ師の肖像画がかかっている」と強調。イランの浸透が現実の脅威だとする認識は、湾岸地域のスンニ派政権に共通したもので、バーレーンでは最近、イラン人ら3人がスパイ容疑で訴追を受けた。

 バーレーンのシーア派住民の間では、治安当局による反政府デモの封じ込めを“黙認”する米国への反感が強まっているとの指摘もあり、混乱が長引けばイランの活動がさらに活発化する可能性もある。

 また、サレハ大統領の即時退陣を求めるデモ隊に対する政権側の弾圧が続くイエメンでも米国は、テロ対策で協力関係にあるサレハ氏が退陣した場合の混乱を懸念し、事態打開に向けた青写真を描けずにいる。

 イランは、イエメン北部を拠点とするシーア派の一派ザイド派の反政府勢力を支援、イエメンの隣国サウジに対する牽制(けんせい)に利用してきたとされ、最近の混乱の中でイランに有利な状況が生まれつつある。

(カイロ 大内清)

2482チバQ:2011/04/17(日) 17:05:04
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110416-OYT1T00791.htm
エジプト行政裁判所、ム政権旧与党に解党命令

. 【カイロ=田尾茂樹】エジプトの行政裁判所は16日、2月に崩壊したムバラク政権の旧与党、国民民主党(NDP)に解党を命じる判決を下した。


 NDPが保有する資金や不動産などの資産も政府に引き渡すよう命じた。ロイター通信などが伝えた。

 ムバラク前大統領を辞任に追い込んだ反体制デモでは、参加者が腐敗の象徴としてNDPの解党も強く要求。反体制派の弁護士が解党を求めて提訴していた。カイロにある党本部は1月末、デモ隊の放火でほぼ全焼している。

 NDPは1978年にサダト元大統領が設立。ムバラク政権時代は人民議会(国会)の議席をほぼ独占して独裁政権を支えた。NDPの若手党員の中には、秋に予定される人民議会選挙をにらみ、集団離党して新党を結成する動きも出ていた。

(2011年4月16日22時53分 読売新聞)

2483チバQ:2011/04/17(日) 17:05:51
http://www.asahi.com/international/update/0417/TKY201104160437.html
リビア政府軍、クラスター爆弾使用か 国際人権団体指摘2011年4月17日1時22分


 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW、本部・ニューヨーク)は15日、リビア政府軍が西部ミスラタの住宅地で非人道性が指摘されているクラスター爆弾を使ったと指摘した。少なくとも14日夜に3発が目撃されたとしている。

 HRWによると、爆弾の薬莢(やっきょう)を調べたところ、21発の子爆弾が飛び散るスペイン製のクラスター爆弾と判明したという。目撃情報によれば、ミスラタの病院から300メートルのところに着弾。死傷者が出たかは確認できていない。HRWは「リビアはクラスター爆弾の使用を直ちにやめるべきだ」と主張している。

 クラスター爆弾は、不発のまま残った子爆弾が一般市民に被害をもたらしてきたため、昨年8月に使用や製造を禁じる条約が発効したが、リビアは米ロ中などとともに加盟していない。(ニューヨーク=田中光)

2484チバQ:2011/04/17(日) 17:06:40
http://www.asahi.com/international/update/0416/TKY201104160403.html
報酬69万円・敵はアルカイダと言われ…リビア政府兵(1/2ページ)2011年4月17日7時56分
「敵はアルカイダだと言われた」と話すリビア人の捕虜。報酬も戦闘に加わった目的だったという=14日、ベンガジ、奥寺写す

 内戦状態に陥っているリビアで、反体制派の捕虜となったカダフィ政府軍の兵士に会った。反体制派の民兵は「カダフィ追放」のために戦っているが、政府軍兵士の大義は何だったのか。兵士たちが語ったのは、「(国際テロ組織)アルカイダや外国人部隊との戦い」、そして報酬だった。

 反体制派が拠点とするリビア東部ベンガジの郊外。高さ約3メートルの壁に囲まれ、看板のない施設がある。門そばの鉄格子の窓からは、自動小銃を構えた男が外を警戒している。2月に民衆デモが始まる前は、少年院だった。ここに今、数百人のカダフィ政府軍の捕虜が収容されている。

 ここに3日間通い、ようやく面会許可が出た。取材に応じるかは、本人次第と告げられた。しばらくすると、同国西部ベンワリド出身だというリビア人男性(21)が現れた。

 「前線部隊の支援が任務でした」。髪はボサボサで戦闘服姿のまま。最初の表情は硬かったが、およそ10分後、男性は話し始めた。

 3月上旬、最高指導者カダフィ大佐の出身地シルトの部隊に投入され、石油の輸出都市ブレガまで進軍した。荒野で武器などを監視していたら、反体制派に攻め込まれ後方へ撤退した部隊から取り残された。羊飼いの小屋で一夜を明かし、前線から逃れようと道路を歩いていたところ、反体制派に捕らえられたという。

 前線に来る前は、大学生だった。「国の東部にアルカイダがいる」。政府は国を守るためだと言って、学校や街中で若者をかき集めていたという。もともと地方都市は政府の締め付けが強いうえ、インターネットは制限され、国営テレビはカダフィ体制を賛美するばかり。敵は外国人部隊だという政府の言葉を信じ、部隊に加わった。

 さらに、「任務が終わったら十分な報酬を与える、とも言われた」。13人の兄弟がいる男性にとって、大きな動機だった。

 前線では、政府軍兵士が捕らえた反体制派民兵を殺し、砂漠に埋めるのも見た。部隊にはチャド人やアルジェリア人の外国人傭兵(ようへい)も大勢いて、彼らの報酬は1日3千ドル(約25万円)ともうわさされていた。

 チャド国籍の捕虜(21)にも面会許可が出た。この男性も指揮官に「敵は外国人部隊」と言われ、前線に送り込まれたという。両親もチャド人だというこの男性は、職業兵士だった。チャド国境に近い、リビア南部セブハの部隊に2006年入隊し、リビアの身分証を手に入れたという。

 反体制派幹部によると、カダフィ政権は以前から周辺のアフリカ諸国より豊かなリビアの身分証を与えるとの条件で、外国籍の若者を部隊に集めていたという。この男性もそうした兵士だったとみられる。

 前線投入の命令は絶対だったが、「戦いが終わったら、1万リビア・ディナール(約69万円)の報酬と乗用車が支給され、結婚相手も紹介すると上官に言われた」。厳しく統制された部隊の中では、リビアで民主化を求めるデモが起き、内戦状態になっているとは知らなかった。男性はいう。「捕まって失望した。まさか、敵がリビア人だったとは」

 2人の捕虜は、いずれも同じ事を打ち明けた。「捕虜になってしまい、家族がカダフィ政権に危害を加えられないか心配だ」と。(ベンガジ=奥寺淳)

2485チバQ:2011/04/17(日) 21:10:20
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110416-OYT1T00599.htm
ナイジェリアで大統領選、民主主義定着の試金石

. 【ヨハネスブルク=中西賢司】西アフリカのナイジェリアで16日、大統領選の投票が始まった。


 軍事政権から民政移管した1999年以来、政権を握る与党・国民民主党のグッドラック・ジョナサン大統領(53)の勝利が有力視されている。

 西アフリカでは、コートジボワール大統領選を巡る混乱があったばかりで、地域大国ナイジェリアの大統領選の成否は、地域の安定と民主主義定着の試金石として注目される。

 約20人が出馬表明しているが、3月の世論調査ではジョナサン氏が約60%の支持率を保って優勢だ。順調なら大勢は数日中に判明するが、AFP通信によると16日朝には北東部マイドゥグリで爆発が起きるなど、混乱も懸念されている。

(2011年4月16日21時19分 読売新聞)

http://www.cnn.co.jp/world/30002467.html
ナイジェリア大統領選、現職ジョナサン氏優勢
2011.04.17 Sun posted at: 09:34 JST

(CNN) 西アフリカのナイジェリアで16日、大統領選が行われた。与党・国民民主党(PDP)の現職大統領のグッドラック・ジョナサン氏が優勢とみられる。

昨年5月にヤラドゥア前大統領が死去した後、当時副大統領だったジョナサン氏が大統領に就任した。今回の選挙で対抗馬として有力視されているのは、漸進変革会議(CPC)からの立候補者、ムハンマド・ブハリ氏。

ナイジェリアの大統領は伝統的に、イスラム教徒中心の北部出身者とキリスト教徒中心の南部出身者が2期ずつ交代で就任している。ところが北部出身のヤラドゥア前大統領の死を受けて就任したジョナサン現大統領は南部出身だったことから、このバランスが崩れたため、北部出身者から大統領を選ぶべきとの声が与党内から上がっている。

16日の投票日には北東部都市のマイドゥグリで2回の爆発があったほか銃声も聞こえたが、死傷者は出ておらず、選挙はおおむね平和的に実施されたという。9日の議会選投票日には北部地域の投票所などで多数の爆発が起き、選挙が妨害された。

ナイジェリアはアフリカ最多の人口を有し、アフリカ有数の産油国でもある。米国の主要原油供給源で、多数の欧米石油企業が同国でビジネスを展開している。

2486チバQ:2011/04/17(日) 21:13:35
http://www.asahi.com/international/update/0417/TKY201104170215.html
キューバ共産党「平等主義」廃止へ 14年ぶり党大会2011年4月17日20時50分
 キューバ共産党の第6回党大会が16日、4日間の日程で始まった。国民生活を圧迫する経済危機を乗り越え、キューバ革命から半世紀続く社会主義を守り続ける策として、「平等主義」の廃止や市場経済の部分的導入を盛り込んだ経済社会計画を採択する予定だ。

 党大会の開催は1997年以来、約14年ぶり。65年の結党時から党トップの座にあるフィデル・カストロ第1書記(84)は病気療養中で大会を欠席した。今大会で正式に辞任する可能性があり、新たな党指導部人事で若手がどれだけ登用されるかが焦点になる。

 弟のラウル・カストロ第2書記(79、国家評議会議長)は開幕報告で、党と政府の要職を最長10年の任期制にする制度を導入する方針を表明し、世代交代を進める考えを明確にした。

 ラウル氏は昨年11月、今後5年間の国家運営の基本方針を定める経済社会計画の草案を発表。国家財政が極度に悪化している実情をふまえ、国民全体に富を等しく配分する「平等主義」からの脱却を明文化し、食糧配給制度の廃止や、働きに応じて賃金を増減させる成果主義を盛り込んだ。

 無駄が多い国営部門でのリストラを進め、自営業者など民間部門の雇用を増やす方針もうたっている。

 16日は、米国が後押しした1961年の革命政権転覆作戦(ピッグス湾事件)を受け、フィデル氏が社会主義宣言を出してからちょうど50年にあたる。党大会開幕に先立ち、首都ハバナの革命広場では同日朝に軍事パレードが行われ、党の発表によると50万人以上が参加した。(ハバナ=堀内隆)
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2487チバQ:2011/04/17(日) 21:14:59
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041701000335.html
EUの金融支援めぐり激戦 フィンランド議会選
2011年4月17日 20時50分

 【ヘルシンキ共同】フィンランド議会選(一院制、定数200)の投票が17日、始まった。即日開票され、18日未明にも大勢判明の見込み。財政危機に陥ったポルトガルに対し、欧州連合(EU)が検討中の金融支援の是非が最大の争点。最新の世論調査によると、四つの政党が支持率数ポイント差で競り合う大激戦となっている。

 台風の目は、反EUを掲げる保守政党の真正フィン人党。現在は少数政党だが、対ポルトガル支援問題を機に盛り上がった支援反対の世論を追い風に、支持を急速に拡大している。キビニエミ首相率いる中央党、穏健保守主義の国民連合、最大野党である社会民主党の三大政党に迫る勢いになっている。

 フィンランドでは、昨年6月に同国2人目の女性首相になったキビニエミ首相と、国民連合党首のカタイネン財務相のコンビで好調な経済を維持し、国民からも一定の評価を得ている。一方、財政危機に陥った国への支援が自国経済に打撃を与えるとして反EU感情が浸透しつつある。

2488チバQ:2011/04/17(日) 21:16:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110417-00000047-mai-int
<フィンランド>議会選投票始まる 注目は真正フィン人党に
毎日新聞 4月17日(日)19時2分配信

 【ロンドン笠原敏彦】任期満了に伴うフィンランド議会(1院制・定数200)選挙の投票が17日朝、始まった。事前の世論調査では、連立政権の一翼を担う中道右派の国民連合がややリードするが、過半数には遠く及ばない。一方で、反ユーロや反移民を掲げる右派「真正フィン人党」が大きく支持を伸ばす見通しで、波乱含みとなっている。

 小党乱立の同国では主要3党が選挙結果を受けて連立政権を主導するのが一般的。3党の支持率は拮抗(きっこう)しているが、カタイネン財務相の率いる国民連合が、キビニエミ首相の中道右派・中央党などを抑えて第1党になると予想されている。

 一方、真正フィン人党は反ユーロの立場から、財政危機に陥った加盟国への欧州連合(EU)による金融支援に反対。税金を他国への支援に使うことに反発する国民の不満を吸収して、前回07年総選挙の得票率4%から支持率を4倍近い16%前後まで伸ばしている。選挙結果次第で、EUのポルトガル金融支援に影響を及ばすとの指摘も出ている。

 選挙は比例代表制。即日開票される。

2489チバQ:2011/04/17(日) 23:13:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000015-cnn-int
英政府、王位継承法の見直し開始 「差別」是正にらみ
CNN.co.jp 4月16日(土)16時33分配信

ロンドン(CNN) 英国の王位継承権の問題で、同国政府が現在の関連法には「差別的」と受け止められかねない内容があるとして、これを修正する内部検討を開始したことが16日までに分かった。同国政府筋がCNNに明らかにした。

1701年に制定された王位継承関連法では、継承権は男女平等となっておらず、国王の直系の子孫に男子優先で与えられる。また、継承はプロテスタントに属する英国国教会教徒に限られている。

英内閣府当局者によると、非公開で進められている内部検討にはかつて英植民地だった諸国で構成する英連邦加盟国も参加している。英連邦の一部加盟国はエリザベス英女王を国家元首としている。

検討内容の詳細は明らかにしなかったが、王位の継承は国教会教徒のみに許されるとの宗教的な制限問題も対象にしているとみられる。この制限は1600年代にカトリック教徒の国王だったジェームズ2世がカトリック教徒を要職に重用した事実を反省して打ち出されていた。継承法の見直しには、18世紀に制定された内容は21世紀にそぐわないとの判断もあるとみられる。
英国では今月29日、王位継承順位で2位のウィリアム英王子と庶民出身のケイト・ミドルトンさんとの結婚式が予定されている。王子は継承順位1位のチャールズ皇太子の長男。仮に2人に女子、男子の順序で子どもが生まれた場合、男子の子がウィリアム王子に次ぐ王位継承権を持つことになる。ケイトさんがカトリック教徒なら、王子は王位継承権を失う可能性もある。

ウィリアム王子は最近、地元テレビITNの取材に応じ、最初はケイトさんとの「結婚生活をうまく進めることを考える。その後、子どものことを考える」とし、「家族が欲しい」とも語っていた。

英議会のバーズ議員は、ウィリアム英王子とケイトさんとの間に生まれる第1子が男子であることを祈るとしながらも、現在の継承法には問題があり改正されるべきだと主張。特に同法での差別的な部分を破棄する法案も提案した。

一方、バッキンガム宮殿の報道担当者は王位継承関連法とその改正は政府が対応する問題であると述べた。

2490チバQ:2011/04/17(日) 23:57:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110417/asi11041723120002-n1.htm
34年の共産勢力政権に終止符? インド西ベンガル州議会選
2011.4.17 23:10 (1/2ページ)
 インドで唯一、34年の長期政権を敷いてきた西ベンガル州の共産党政権が、18日から投票が始まる州議会選で敗北するのではないかとの見方が強まっている。他州に後れを取る経済や共産党の強権姿勢に辟易(へきえき)した住民が“変化”を求め始めたからだ。その急先鋒(せんぽう)に立つのが、「草の根会議派」(TMC)の女性党首ママタ・バナジー氏(中央政府鉄道相)で、「共産党打倒の歴史を作ろう」と有権者に訴えている。(西ベンガル州コルカタ 田北真樹子)


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 州都コルカタから車で1時間ほど北に進むと、道路脇にすすけた色の工場が林立するカルダー選挙区にたどり着く。

 「この15年で閉鎖した工場は20軒以上」。住民のひとり、アロック・クマール・ダスさん(50)はため息をついた。「州政府は産業推進派というが、じゃあ、なんで大量の工場が閉鎖するんだ?」。

 怒りは、同選挙区選出のアシム・ダスグプタ財務相に向かう。34年間の共産党政権の大半を財務相として居座ってきた人物だ。

 同選挙区は1962年以降、共産党以外の州議を選出したことのない共産党の牙城。隅々まで党員の監視の目があった。しかし、バナジー氏が2000年代に西ベンガル州で相次いで起こった土地収用への反対運動を率いてから、州全体の空気が変わった。ダスさんは「自分がTMC支持者であることを自由に言えるようになった」と語る。


□  □


 なぜ西ベンガルで共産主義が長期間支持されてきたのか。ベンガル地方はもともと英国植民地時代から反英的、反帝国主義だった。コルカタの名門ラビンドラ・バラティ大のロイチョードリー教授は「左派知識層の存在の大きさがある」と指摘する。「一般のベンガル人にとって左派であることはプライドに関わる事柄だった」という。

 1977年に共産党政権が発足したとき、「住民は大きなイデオロギー的勝利を体験した」(コルカタ大のミトラ教授)という。80年代前半まで行われた耕作人への土地分配は好評で、住民の喜びを増幅した。

 しかし、91年のインドの経済開放後、州政府がタタ自動車など大企業誘致に本格的に取り組もうとすると、強引な土地収用に土地所有者たちが立ちはだかった。インフラ整備のための土地収用さえ困難で、多くの企業が他州へ移った。土地配分政策は開発の“障害”として跳ね返ってきた。


□  □


 カルダー選挙区のダスグプタ氏の対抗馬に、TMCはインド商工会議所連盟(FICCI)の事務局長、アミット・ミトラ氏をぶつけてきた。FICCIはインドを代表する経済団体。独立運動の英雄チャンドラ・ボースの遠縁にあたるミトラ氏は、次期州財務相との呼び名が高い。

 だが、ミトラ氏の擁立は「打倒共産党」を意味するだけでない。バナジー氏が土地収用に反対したことでつきまとう、TMCの“反産業・開発”のイメージ払拭の狙いもある。

 共産主義者のマルクスや旧ソ連指導者のレーニンらの肖像画が見守るコルカタの共産党本部で会った同州選出の元下院議員、モハメド・サリム氏は、今回の選挙について「重大な政治闘争だ。共産主義がインドの地図から抹消されるかもしれない」と危機感を抱く。

 ロイチョードリー教授は「ほかの州は雇用、産業、生活様式、自由など諸々の面で先を走っている。変化が求められていることから、今回はTMCに有利ではないか」と予測する。

 投票は、治安維持や選挙妨害を防ぐための治安要員の投入を必要とするため、18日から5月10日まで6段階にわけて実施される。開票は5月13日。

2491チバQ:2011/04/18(月) 00:03:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110416/mds11041623010008-n1.htm
カダフィ政権の闇 「死の使者」クーサ前外相のナゾ
2011.4.16 22:59 (1/3ページ)
 【ロンドン=木村正人】リビアの最高指導者、カダフィ大佐の右腕としてリビアの光と闇を行き来する男がいる。かつて「テロの支配者」「死の使者」と呼ばれ、国際社会を震え上がらせたクーサ前外相だ。内戦下の3月に突然、カダフィ大佐を裏切り、英国に逃れたクーサ氏に対し米国と欧州連合(EU)は金融制裁を解いた。1988年に英スコットランド上空を飛行中の米パンナム機が爆破されたリビアによるテロで娘を失い、真相究明に生涯をささげる英国人医師は「クーサ氏はカダフィの密命を帯びている」と疑う。

    □ □

 英国の観光地コッツウォルズの中でも、「王冠の中の宝石」と呼ばれる景勝地チッピング・カムデンで余生を過ごすジム・スワイア氏(75)は、長女のフローラさん=当時(23)=を爆破事件で亡くした。

 91年12月、スワイア氏はジャーナリストの仲介でリビアの首都トリポリを訪れ、カダフィ大佐と面会した。事件の容疑者と特定されたリビアの元情報将校ら2人を国際社会の法廷に立たせるよう、遺族を代表して申し入れるためだった。

 スワイア氏を面接するため最初に現れたのが、クーサ氏だった。カダフィ大佐に危害を加える恐れがないか入念に調べた。クーサ氏は2つの電話で報告を受けては命令を下していた。カダフィ政権の中心人物であることが見て取れた。クーサ氏はすごみを漂わせ、スワイア氏は戦慄を覚えた。

 その後、窓ガラスが真っ黒に塗られた車に押し込まれた。車は高速でトリポリ郊外に移動し、真っ白な壁に行き着くと、壁はゆっくり上昇を始めた。壁の下には鋭利な鉄製のキバが不気味な光を放っていた。

 スワイア氏は中のソ連製戦車の前を横切り、真っ暗な待合室に案内された。同行してきたクーサ氏は次から次へたばこを吸った。医師のスワイア氏が「健康に悪い」と注意すると、クーサ氏は「私を殺すのはたばこではない。カダフィ氏だ」と返した。

 カダフィ大佐は特設テントの中で、ソ連製自動小銃AK47で武装した屈強な女性兵士約10人に護衛されていた。45分の会談中、大佐は友好的だが尊大に振る舞った。

 「爆破事件の原因に心当たりはない。人工衛星か強大なヒョウが落ちてきて旅客機にぶつかったのか」と首をかしげた。スワイア氏は娘の写真を渡し、「真実は必ず証明される」と刻まれたバッジを大佐の襟元に着けた。

 結局、元情報将校ら2人は99年、国連側に引き渡され、オランダで開かれた特別法廷は2001年、元情報将校に終身刑(09年に温情的措置で釈放)、残る1人に無罪を言い渡した。しかし、裁判資料を検討したスワイア氏は「真犯人は別にいる」との印象を強めたという。

 法廷は正義ではなく政治決着のため開かれたという氏の疑念を裏付けるように、スコットランド刑事事件再審委員会は07年、「(元情報将校には)アリバイがあり、誤審の可能性がある」と指摘した。末期がんの元情報将校をスコットランド司法当局が釈放した背景には、英石油大手BPによるリビア沖海底油田開発への配慮や、元情報将校に対する再審開始への懸念があったとささやかれる。

    □ □

 クーサ氏はパンナム機爆破事件のほか、北アイルランドのカトリック過激派、アイルランド共和軍(IRA)や日本赤軍への支援など、数々のテロ工作に関与した疑いが持たれる。

 欧米はカダフィ政権を瓦解(がかい)させるためクーサ氏に免罪符を与えようとしているが、スワイア氏は「クーサ氏は家族をトリポリに残している。カダフィの密命を帯びているのでなければ、家族は投獄されるか殺されるだろう」と指摘し、クーサ氏に疑惑のまなざしを向けている。

 リビアは2003年、米パンナム機爆破事件の遺族への補償金支払いを始めるとともに、大量破壊兵器開発計画を放棄するに至った。最高指導者カダフィ大佐の説得に当たったのがブレア元英首相で、両者はその後、親交を深めた。

 リビアにのめり込んだのは英石油大手BPやブレア氏だけではない。英名門大ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)は、カダフィ大佐の講義をビデオを通じて実施したことまである。だが、大佐の次男の博士号取得をめぐる不正や巨額寄付疑惑で、学長が3月に辞任している。

 1995年まで10年間LSEで教鞭をとった作家のマイケル・バーリー氏は、「BP元会長がLSE理事会の議長を務め、カダフィ氏との政治交渉に動いた英国の情報局保安部(MI5)関係者や情報局秘密情報部(MI6)長官がLSEで職を得ていた」と証言する。

2492チバQ:2011/04/18(月) 23:34:23
http://www.asahi.com/international/update/0418/TKY201104180054.html
反EU政党、議席6倍増で第3党に フィンランド総選挙2011年4月18日9時26分
 任期満了に伴うフィンランド総選挙(一院制、定数200)が17日投開票され、連立与党の一つである中道右派の国民連合が44議席を獲得し初めて第1党となった。一方、反欧州連合(EU)の姿勢を示してきた政党「真のフィンランド人(真フィン)」が現状の6倍以上の39議席を獲得し、第3党に躍進した。

 選挙戦では、ポルトガルなど財政難の国をEUが救済することの是非が大きな争点となった。見直しを求める真フィンに押され、与党の中央党と国民連合、野党の社会民主党の3大政党が議席を減らす結果になった。

 今後は国民連合を中心に連立交渉を始める。真フィンのソイニ党首は政権入りに意欲を示しているが、EUの救済策の扱いをめぐり難航も予想される。

 国民連合党首のカタイネン財務相は選挙後の共同記者会見で「我々は問題を引き起こすのではなく、解決しないといけない」と述べ、従来の姿勢を変えるべきでないとした。これに対して真フィンのソイニ党首は「新しい政府は独自の政策を持つべきだ。ポルトガルやアイルランドの救済について再交渉すべきだ」と語った。(ヘルシンキ=有田哲文)

2493栃木都民:2011/04/19(火) 11:22:14
>>2492
所詮、上から目線の政治屋には庶民の苦しさがわからんということでしょう。
放漫財政のツケをなぜ自分等がしなければならないか。
選挙にも神の手が動くのでしょうね。

2494チバQ:2011/04/20(水) 00:13:32
>>2485
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110419/t10015412881000.html
ナイジェリア 大統領選で混乱
4月19日 16時14分
西アフリカのナイジェリアで行われた大統領選挙で、18日、現職の大統領が再選されましたが、対立する候補を支持するイスラム教徒らが各地で暴動を起こして多数の死傷者が出ており、混乱の拡大が懸念されています。

16日に投票が行われたナイジェリアの大統領選挙で、現地の選挙管理委員会は、18日、現職のジョナサン大統領が57パーセントを得票し、かつての軍事政権下で国家元首を務めたブハリ元最高軍事評議会議長に26ポイントの大差をつけて当選したと発表しました。ナイジェリアは、アフリカで最も多い1億5000万人を超える人口を抱えていますが、キリスト教徒の多い南部とイスラム教徒の多い北部の住民が対立し、テロや衝突が続いています。今回の選挙では、キリスト教徒のジョナサン氏とイスラム教徒のブハリ氏が争うという南北の宗教対立の構図をそのまま反映する形となり、結果が注目されていました。ナイジェリアの赤十字によりますと、ジョナサン大統領の再選を受けて、イスラム教徒が多い北部の複数の州では、対立候補の支持者らがキリスト教徒の教会や住宅に火をつけるなど暴徒化し、多数の死傷者が出ているということです。ジョナサン大統領は事態の沈静化を呼びかけていますが、今後、混乱がさらに広がることが懸念されます。

2495チバQ:2011/04/20(水) 00:17:44
http://www.asahi.com/international/update/0419/TKY201104190518.html
ナイジェリア大統領選で現職当選 結果発表後に暴動2011年4月19日21時35分
. ナイジェリアの選挙管理委員会は18日、16日の大統領選で国民民主党の現職グッドラック・ジョナサン氏(53)が、総投票数の59%にあたる約2250万票を獲得して当選したと発表した。任期は4年。

 ジョナサン氏は、南部の産油地帯出身のキリスト教徒で、動物学者から政界に転じた。副大統領だった2010年5月、ヤラドゥア前大統領が病死し、大統領職を引き継いでいた。

 大統領選はジョナサン氏のほか、イスラム教徒の多い北部出身のブハリ元最高軍事評議会議長ら19人が立候補。ブハリ氏は不正があったとして結果受け入れを拒んでいる。

 結果発表後に北部各地で暴動が起き、地元赤十字によると270人以上が死亡した。ジョナサン氏の権力掌握に反発する北部の政治勢力が、暴動の背後にいると指摘されている。(アビジャン〈コートジボワール〉=古谷祐伸)
.

2496チバQ:2011/04/21(木) 00:44:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110420/mds11042018420006-n1.htm
エジプト若者グループ内部分裂 敵失い路線対立表面化
2011.4.20 18:41 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】ムバラク前大統領を退陣に追い込んだエジプトの反政府デモで、動員に大きな役割を果たした若者中心の民主化勢力「4月6日運動」が内部分裂を起こしている。「4月6日」は、「反ムバラク」の旗印の下、「小異を捨て大同につく」形でさまざまな考え方の人間を糾合してきた同国の民主化運動のシンボル的存在だったが、明確な「敵」を失い路線対立が噴出。求心力を維持できるか、岐路に立たされている。

 分裂の直接のきっかけは、米紙ニューヨーク・タイムズが14日、「4月6日」が米政府の支援を受ける団体から資金や訓練を受けていたと報じたことだった。

 この報道後、「4月6日」の一部メンバーが、「外国からの影響を排除する」として運動の創設者アハマド・マーヘル氏らの「除名」を発表。マーヘル氏らは報道内容を否定した上で、このメンバーらを「逆除名」した。

 両者の関係がここまでこじれた背景には、運動の将来像をめぐる路線対立がある。マーヘル氏が政治団体として組織化を目指しているのに対し、一部メンバーは「誰でも参加できる運動体のままでいるべきだ」と反発。政変後に一躍、メディアの寵(ちょう)児(じ)となったマーヘルへの反感も指摘される。

 19日に首都カイロで記者会見したマーヘル氏らは「敵・味方をはっきりさせる必要がある」と、“反乱者”への敵意をむき出しにした。関係者によると、「4月6日」で積極的に活動するメンバーは約3千人。「何人がこちらに残るかは読めない」という。

 エジプトでは最近、旧体制の一掃を求めるデモを受け、ムバラク氏をはじめとする前政権高官の拘束や訴追が相次いでいる。その一方で、全権を掌握する軍がどこまで民主化に取り組む意思があるのか測りかねるとの声も根強い。

 「4月6日」などの若者グループは、民主化の流れを定着させるために軍に圧力をかけ続けるべきだとの点では一致している。だが、ムバラク氏退陣という当面の目標を達成してからは、軍との距離の取り方などをめぐる意見対立も生じている。

2497チバQ:2011/04/21(木) 00:47:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000164-yom-int
産業ないのに贅沢三昧、王妃13人国王への憤り
読売新聞 4月20日(水)9時56分配信

スワジランドの国王ムスワティ3世(政府ウェブサイトから)

 【ヨハネスブルク=中西賢司】アフリカ南部スワジランドで、国王ムスワティ3世(43)の退任を求めるデモが散発的に発生した。
伝統を重んじ忠誠心が強いとされる国民の間に、贅沢(ぜいたく)三昧を続ける君主への憤りが芽生えている。

 中部マンジニで12日、1000人あまりがデモを行い国王退任などを求めた。治安部隊がゴム弾や放水で抑え込み100人以上を逮捕した。首都ムババーネでは3月、1万人規模のデモがあった。中東政変に触発された民主化グループが「国王の無駄遣いを許せば国は滅びる」と危機感を募らせ、交流サイト・フェイスブックでデモを呼びかけた。

 英国留学を終え1986年に18歳で即位した国王は司法、立法、行政の全権を握り、「アフリカ最後の絶対君主」とも呼ばれる。

 一夫多妻の伝統が残る同国で、国王は、数万人もの未婚の少女らが踊る年に1度の舞踊祭で見初めた女性を次々と王妃に迎え、今では少なくとも13人の王妃がいるという。

 散財ぶりも有名だ。王妃それぞれに宮殿と運転手付き高級車を与え、議会の反対を押し切って約37億円の自家用飛行機を購入。08年には独立40年と自身の40歳を祝う盛大な式典を開いた。その準備のため王妃8人がチャーター機でアラブ首長国連邦のドバイへ出かけ、約3億円の買い物をしたと報じられた。

 米誌フォーブスによると、ムスワティ3世は、資産総額が推定約165億円で「世界で最も裕福な王族15人」にランクイン。

 だが目立った産業がないスワジランドは、周辺国と作る関税同盟からの配当金が歳入の柱で、国際社会の経済支援も受ける。

 外交筋によると、王族予算は国家予算の2・5%に当たる約25億円。その一方、国民の7割が1日1ドル(約83円)以下で暮らす。

2498とはずがたり:2011/04/21(木) 11:52:39

産業ないのに贅沢三昧、王妃13人国王への憤り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000164-yom-int
読売新聞 4月20日(水)9時56分配信

 【ヨハネスブルク=中西賢司】アフリカ南部スワジランドで、国王ムスワティ3世(43)の退任を求めるデモが散発的に発生した。
伝統を重んじ忠誠心が強いとされる国民の間に、贅沢(ぜいたく)三昧を続ける君主への憤りが芽生えている。

 中部マンジニで12日、1000人あまりがデモを行い国王退任などを求めた。治安部隊がゴム弾や放水で抑え込み100人以上を逮捕した。首都ムババーネでは3月、1万人規模のデモがあった。中東政変に触発された民主化グループが「国王の無駄遣いを許せば国は滅びる」と危機感を募らせ、交流サイト・フェイスブックでデモを呼びかけた。

 英国留学を終え1986年に18歳で即位した国王は司法、立法、行政の全権を握り、「アフリカ最後の絶対君主」とも呼ばれる。

 一夫多妻の伝統が残る同国で、国王は、数万人もの未婚の少女らが踊る年に1度の舞踊祭で見初めた女性を次々と王妃に迎え、今では少なくとも13人の王妃がいるという。

 散財ぶりも有名だ。王妃それぞれに宮殿と運転手付き高級車を与え、議会の反対を押し切って約37億円の自家用飛行機を購入。08年には独立40年と自身の40歳を祝う盛大な式典を開いた。その準備のため王妃8人がチャーター機でアラブ首長国連邦のドバイへ出かけ、約3億円の買い物をしたと報じられた。

 米誌フォーブスによると、ムスワティ3世は、資産総額が推定約165億円で「世界で最も裕福な王族15人」にランクイン。

 だが目立った産業がないスワジランドは、周辺国と作る関税同盟からの配当金が歳入の柱で、国際社会の経済支援も受ける。

 外交筋によると、王族予算は国家予算の2・5%に当たる約25億円。その一方、国民の7割が1日1ドル(約83円)以下で暮らす。

2499チバQ:2011/04/21(木) 22:52:58
http://www.asahi.com/international/update/0421/TKY201104210416.html
ハイチ大統領に人気歌手マーテリー氏 決選投票で圧勝2011年4月21日20時52分
. ハイチの中央選管は20日、3月に行われた大統領選決選投票で、人気歌手のミシェル・マーテリー氏(50)が当選したと発表した。得票率は67.57%と、圧倒的多数。5月14日に就任する。

 昨年1月に起き、30万人を超す犠牲者を出したとされる大地震からの復興が最大の課題だ。20日に訪米したマーテリー氏と会談したクリントン国務長官は、米国がハイチの復興支援を続ける意向を表明した。

 マーテリー氏は米マイアミで建設労働者などとして働いた後、ハイチのダンス音楽「コンパ」の歌手としてデビュー、人気を集めた。政治腐敗に対する若者の不満を背景に、現プレバル大統領が推す候補や元大統領夫人の有力野党候補を抑えて当選した。(堀内隆)
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2500チバQ:2011/04/21(木) 22:54:00
http://www.asahi.com/international/update/0420/TKY201104190649.html
カストロ氏、公職から完全引退 党トップも退任(1/2ページ)2011年4月20日0時57分ハバナで18日、投票を前に投票用紙を読むカストロ第1書記=ロイター
 キューバ共産党は党大会最終日の19日に開いた全体会議で、病気療養中のフィデル・カストロ第1書記(84)が退任し、弟のラウル・カストロ第2書記(79、国家評議会議長)が昇格する人事を発表した。党大会は同日閉会した。

 フィデル氏は国家元首である国家評議会議長も2008年に退任しており、革命後のキューバを半世紀にわたって率いたカリスマ指導者が、公の職務から完全に退くことになる。

 ただ今回の党大会で、革命が生んだ社会主義体制の維持は確認されており、精神的支柱としての存在感が今後も残るのは間違いない。ラウル氏も、これまで同様にフィデル氏の助言を得ながら国家運営を続けていくとみられる。ラウル氏の後任には党序列で2人に次ぐ古参政治局員のホセ・ラモン・マチャド氏(80)が選ばれた。

 フィデル氏は党大会初日の全体会議は欠席したが、19日にジャージー姿で出席。会場に姿を見せると、満場の拍手で迎えられ、涙ぐむ代議員もいた。ラウル氏を第1書記に選ぶ人事が発表されると、フィデル氏はひな壇上で左隣のラウル氏に満面の笑みで拍手を送った。

 フィデル氏は1956年、チェ・ゲバラとともに革命闘争を始め、59年にバチスタ独裁政権を倒した。61年、米国の後押しを受けたカストロ政権転覆作戦(ピッグス湾事件)が失敗に終わると、ハバナで「社会主義宣言」を発表、冷戦体制を背景に、米国との対決姿勢を決定的にした。

 06年7月に腸の緊急手術を受け、評議会議長などの権限を一時的にラウル氏に譲った。昨夏以降、国会など公の場に再び姿を見せ始め、健康の回復を内外に印象づけた。

 キューバ共産党は18日の大会で、ラウル氏が提案した経済社会計画を満場一致で承認した。全国民に食糧を配給する制度を廃止し、市場主義や成果主義を部分的に取り入れて社会主義の延命を図る路線が、今後5年間の国家運営の基本と正式に定められたことになる。経済改革の実務責任者であるマリノ・ムリリョ前経済企画相(50)が新たに党政治局員に選ばれ、経済改革を推進するラウル氏の意志を印象づけた。

 配給制度やさまざまな補助金で国民を手厚く保護するフィデル氏の「平等主義」路線は国家財政を圧迫し、見直しが不可避だった。この点でも、キューバは「フィデル後」に向けて大きくかじを切ったことになる。(ハバナ=堀内隆)

2501チバQ:2011/04/22(金) 20:34:13
http://mainichi.jp/select/world/news/20110422dde002030036000c.html
ナイジェリア:暴動、泥沼 大統領選巡り、死者200人超
 【ヨハネスブルク高尾具成】大統領選結果を巡る西アフリカ・ナイジェリアの混乱で地元人権団体「人権会議」は21日までに、暴動による死者数が推計200人以上になったことを明らかにした。AFP通信が伝えた。

 ◇地域・宗教間対立に発展「内戦を想起」
 16日に実施された大統領選では、南部出身のキリスト教徒である現職ジョナサン大統領が58・89%を得票して再選。対立候補で北部出身のイスラム教徒、ブハリ元最高軍事評議会議長(得票率31・98%)は選挙後に不正を主張。宗教間対立に政治抗議が重なって18日の選管発表後、北部を中心に選挙に敗れたブハリ氏支持者らが暴徒化し、死傷者が多数出ている。

 一方、ジョナサン氏は21日、国営テレビを通じて、治安強化を前提に、26日の州知事選と州議会選を予定通りに実施する方針を示した。しかし、AP通信によると選管は北部の一部地域での投票延期を決定しており、混乱が懸念されている。

 同国では67〜70年、イボ人中心の東部州がビアフラ共和国として独立を宣言したことで内戦(ビアフラ内戦)に突入し、飢餓なども含めて推定150万人が犠牲になった。ジョナサン氏は、この内戦に言及し、「(今回の選挙後の)暴動は30カ月にも及んだ不幸な内戦を思い起こさせる。政治的抗議のレベルを超えており、受け入れられない」と非難した。

==============

 ■ことば

 ◇ナイジェリア
 人口は約1億6000万人でアフリカ最大。原油確認埋蔵量は世界第10位。1960年に英国から独立。250以上の民族からなり、主に北部にイスラム教徒、南部にキリスト教徒が集住、民族・宗教間衝突がしばしば発生してきた。軍事政権が続いたが、99年に民政移管した。移管後2人目のヤラドゥア大統領が昨年5月に病死、大統領代行だったジョナサン氏が大統領を継いでいた。

==============

 ■ことば

 ◇ビアフラ内戦
 ナイジェリア国内で人口の多い▽ハウサ=フラニ▽ヨルバ▽イボ−−の3大民族のうち、南東部に多く住むイボ人が「ビアフラ共和国」の分離独立を宣言したことで始まった内戦。ナイジェリア政府側を英国、ソ連(当時)、ビアフラ側を仏、中国などが支援し、ビアフラ側の降伏で終結した。

2502チバQ:2011/04/24(日) 18:16:58
http://www.cnn.co.jp/world/30002536.html
イエメン大統領、退陣受け入れへ 調停案で大筋合意
2011.04.24 Sun posted at: 09:14 JST

サヌア(CNN) イエメン当局者らが23日語ったところによると、サレハ大統領は同日までに、アラブ6カ国で構成する湾岸協力会議(GCC)の仲介による退陣交渉に応じる意向を固めた。

外務当局者が匿名を条件に語ったところによると、大統領と野党「合同会議党(JMP)」はともに、提示された調停案に大筋で合意した。同案には、大統領が30日以内に退陣すること、大統領や政権関係者に全面的な免責を保証すること、7日以内に挙国一致政権を樹立することなどが盛り込まれた。ただ、大統領はまだ正式に署名していないという。

JMP側は当初、調停案に大統領の即時退陣が明記されていないことを理由に受け入れを拒否していた。

サレハ大統領は合意後もJMPに対し、「政権打倒のために汚い金を受け取った」「民主主義の枠外で権力を握ろうとしている」との批判を展開している。

大統領は1978年に就任し、長期にわたって親米路線を堅持してきた。大統領退陣を求める大規模な反政府デモは1月から続いている。

http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042401000008.html
イエメン大統領が退陣案受け入れ 収束には曲折も


 22日、イエメンの首都サヌアで開かれた集会で支持者に手を振るサレハ大統領(ロイター=共同)
 【カイロ共同】中東の衛星テレビ、アルジャジーラなどによると、サレハ大統領の退陣を求める大規模デモが続くイエメンの政権与党、国民全体会議(GPC)の報道官は23日、サレハ氏が、野党側との合意後1カ月以内に退陣するなどとするペルシャ湾岸諸国の仲介案を受け入れたと明らかにした。

 仲介案は、サレハ氏が1カ月以内に大統領権限を副大統領に委譲、野党や無党派勢力も取り込んだ「挙国一致内閣」を立ち上げる一方、サレハ氏の訴追は免除するとの内容。サレハ氏退陣の道筋が明確化することで事態が収束に向け動きだす可能性もあるが、依然、不透明な部分も残りそうだ。

 与党側は湾岸諸国に仲介案受け入れの方針を伝えたという。AP通信によると、野党側も仲介案を歓迎したが、合意後7日以内に発足させることになっている挙国一致内閣については、サレハ氏が事前に辞任すべきだとして難色を示している。

2011/04/24 07:34 【共同通信

2503チバQ:2011/04/24(日) 18:19:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110424-00000008-cnn-int
リビア西部ミスラタで死者20人以上 政府側が撤退表明
CNN.co.jp 4月24日(日)11時3分配信

トリポリ(CNN) リビア西部ミスラタの住民がCNNに語ったところによると、同市内で23日、政府軍と反政府派の衝突により少なくとも22人が死亡した。一方、政府側は同市での対応を地元部族に引き継ぐ考えを表明した。

同住民によると、ミスラタの戦闘では65人が負傷した。死者の大半は、政府軍による市西部への砲撃で死亡した。また市中心部では不発弾により数人の死者が出たという。

同市では激しい市街戦の末、反体制派が中心部や主要道路を奪還した模様。同住民によれば、道路の閉鎖は不発弾処理後に解除される見通しで、通信網の復旧作業も進んでいる。

カイム外務次官はこれに先立ち、同市での戦闘や交渉には今後、部族指導者らが対応するとの申し入れがあったと述べ、引き継ぎの方針を示した。

一方、反政府派の報道担当者はこれを一笑に付し、ミスラタは「解放」されたが政府軍は敗退をごまかそうとしていると主張。一部の政府軍兵士は身の安全の確保と引き換えに、反政府派に武器を渡して投降する交渉を開始していると語った。

一方、米国防総省によると、米軍は同日午後、リビアで初の無人機攻撃を実施した。国防総省は通例により詳細を公表していないが、北大西洋条約機構(NATO)によると、政府軍がミスラタ住民らへの攻撃に使っていたロケット弾発射装置を破壊した。

2504チバQ:2011/04/24(日) 18:20:20
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011042301000749.html
リビア西部激戦地から政府軍撤退 「解放」と反体制派
2011年4月23日 23時21分

 【ベンガジ(リビア北東部)共同】ロイター通信によると、リビア反体制派の報道官は23日、政府軍と反体制派の激戦が続いていた第3の都市、西部ミスラタから政府軍が撤退、反体制派がミスラタを「解放した」と述べた。

 西部における反体制派の拠点だったミスラタは約2カ月にわたって政府軍の激しい攻撃を受け、人道危機への懸念が高まっていた。ただ、政府軍はミスラタ郊外に展開したままで、砲撃を再開できる態勢という。

 リビア政府のカイム外務次官は22日、政府軍がミスラタから撤退し、代わって周辺の部族が反体制派と戦闘を続けると明言。反体制派側に拘束された政府軍兵士のうちの一人も23日、制圧したミスラタ港から撤退するよう22日に命令が出たと述べていた。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチによると、15日までに市民ら少なくとも267人の死亡が確認された。

 ロイターによると、米軍は23日、リビアで初めて無人偵察機による爆撃を行った。標的や被害状況は不明。

2505チバQ:2011/04/24(日) 18:20:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110423/amr11042319410006-n1.htm
中国に気兼ねする米政府の思惑 イラン制裁、ダブルスタンダード
2011.4.23 19:40 (1/2ページ)
 【ワシントン=佐々木類】核開発疑惑の持たれているイランへの制裁をめぐり、米政府のダブルスタンダード(二重基準)が鮮明になってきた。日本など同盟国にイランのアザデガン油田開発から撤退させる一方、中国企業は制裁対象とせず経済活動を容認しているためだ。国連安全保障理事会での対リビア決議などで「中国の協力をとりつけるための取引」(日米外交筋)との見方が強い。日本の中長期のエネルギー政策が中国に気兼ねする米政府の思惑に振り回された形で、日米間に禍根を残しそうだ。

 イラン政策をめぐり「ダブルスタンダード」(日米関係筋)だと批判されているのは、国務省が3月29日に発表したイラン制裁に関する制裁対象企業のリストだ。

 対象企業には中国が含まれず、ベラルーシの石油関連企業1社が載せられたが、この企業は米企業との取引はなく、米メディアは「制裁対象にしても実害はゼロ。中国企業という巨人に目をつぶり、小さなハエを捕まえて外交成果だと自賛している」(ウォールストリート・ジャーナル紙)と米政府の対応を批判している。

 これまでに日本のほか、英、オランダ企業などが安保理の対イラン制裁決議や米国内法を受けてイランからの撤退を余儀なくされている。

 米下院外交委員会のロスレイティネン委員長(共和党)は3月29日、「中国企業が制裁対象に含まれていないのは大きな問題だ」との声明を発表。31日の外交委公聴会ではバーマン議員(民主党)が、イラン政策を主導するスタインバーグ国務副長官を前に、「失望を禁じ得ない。米政府の決定は、イランに対し(本気で制裁する気がないという)誤ったメッセージを与えてしまうことになる」と批判した。

 日本政府が出資する国際石油開発帝石(INPEX)は昨年10月、アザデガン油田に所有していた10%の権益放棄を発表。逆に中国はその約1年前、権益の70%取得でイラン政府と合意していた。

 日本政府が撤退を決めたのは、米国内でその年の7月にイラン包括制裁法(CISADA)が発効、アザデガン油田に権益を持っていたINPEXが制裁対象とされる恐れがあったためだ。9月には沖縄・尖閣諸島で中国漁船衝突事件があり、クリントン国務長官が日本支持の発言をしたことも撤退決断を後押しした。

 スタインバーグ国務副長官は藤崎一郎駐米大使にINPEXの撤退を数回にわたり強く要請、撤退しなければ制裁対象にすると圧力をかけていた。制裁対象になれば米金融機関との取引が禁止され、大きなダメージとなる。

 日本政府は国務省の発表後、中国が制裁対象に含まれていない理由の説明を求めているが、スタインバーグ氏は「イランで新しい事業を始めているわけではないから、制裁対象にする必要はない」などと釈明している。

 このため、日本側には「東日本大震災での『トモダチ作戦』はありがたいが、それとこれは別。米側に振り回された」(関係筋)との思いが強いようだ。

 米大手シンクタンク「ヘリテージ財団」のディーン・チェン研究員は、「確たる証拠はないが、リビアに対する安保理決議で、中国が棄権も含む協力的な態度を示したのはイラン問題と無関係ではないだろう」と述べている。

2506チバQ:2011/04/24(日) 18:25:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011042402000031.html
シリア 葬儀の列に発砲 再び鎮圧強行、13人死亡
2011年4月24日 朝刊


 【カイロ=今村実】シリア全土で発生した反政府デモから一夜明けた二十三日、各地で犠牲者の葬儀が行われたが、参列した市民に治安部隊が発砲し、AFP通信によると少なくとも十三人が死亡した。首都ダマスカスなどで参列者による大規模な抗議デモが拡大する中、アサド大統領が再び強硬姿勢で鎮圧に乗り出したことで、情勢は緊迫している。

 ダマスカスでは三人が射殺されたほか、近郊のドゥマでは地元のモスク(イスラム教礼拝所)から墓地まで大勢の参列者が行進していたところ、建物の屋根から狙撃兵に撃たれ五人が死亡。南部イズラでも葬儀の参列者らが死亡した。

 前日に治安部隊に射殺されるなどした犠牲者の葬儀は各地で営まれ、参列者ら数万人がそのまま抗議デモに参加。「政権打倒」を叫び、アサド大統領を「裏切り者」と名指しで非難するなどした。

 一方、人民議会の議員二人が「住民を守ることができなかった」として辞職したと、中東の衛星放送アルジャジーラに語った。多くの犠牲者が出た南部の選出という。

 ロイター通信は地元活動家の話として、金曜礼拝に合わせて決行された二十二日のデモの死者が、少なくとも百人に上ると伝えた。先月中旬に一連の反政府デモが始まって以降、最悪の惨事になったことから、反政府派の反発が一段と激化するとみられていた。

 同国では今月九日にも、ダルアーのデモで射殺された住民の葬儀で参列者に向けて治安部隊が発砲し、多数の負傷者が出るなどした。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011042302000182.html
シリア死者88人に
2011年4月23日 夕刊

 【カイロ=今村実】シリア全土で二十二日の集団礼拝後に発生した反政府デモで、治安部隊の発砲などによる死者は、少なくとも八十八人に上ることが明らかになった。三月中旬に反政府デモが始まって以来、最悪の惨事となり、長期独裁政権のアサド大統領(45)に対する反発が一層強まりそうだ。

 ロイター通信が、デモ参加者の証言として伝えた。政権の打倒を叫ぶ大規模デモは、首都ダマスカス近郊のドゥマ、南部ダルアー、西部ホムスなど各地で発生。治安部隊は排除に乗り出し、市民が銃弾を受けたり、催涙ガスを吸うなどして死傷者が続出した。

 反政府デモは、イスラム教の集団礼拝に合わせ、市民らがフェイスブックなどで呼び掛けた。アサド大統領は前日、強権支配を支えた非常事態法を半世紀ぶりに撤廃する懐柔策を発表したが、親子で約四十年の独裁政権や経済の低迷に不満を募らせるデモ隊を抑えられなかった。

 ダマスカス在住のフリージャーナリストは本紙の電話取材に「市内は厳戒態勢で取材は許されない。これまでになく犠牲者が多く、アサド政権は市民の怒りを増幅させた」と語った。

2507チバQ:2011/04/24(日) 18:31:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110424-00000102-san-int
シリア連日市民弾圧 22日の死者100人 2議員、抗議の辞職
産経新聞 4月24日(日)7時56分配信

 【カイロ=大内清、ワシントン=犬塚陽介】シリア各地では23日、前日のデモでの犠牲者の葬儀が行われ、全土で数万人が参加した。フランス通信(AFP)がシリアの人権活動家らの話として伝えたところによると、首都ダマスカス周辺や南部イズラアでは、葬列などに対して治安部隊が発砲、少なくとも13人が死亡した。

 中東の衛星テレビ局アルジャジーラは23日、シリア人民議会の議員2人が、アサド政権によるデモ弾圧に抗議するため辞職したと報じた。3月の反政府デモ発生以来、議員の辞職が伝えられるのは初めてで、体制内部でもデモ弾圧への批判が表面化してきた。

 ロイター通信はシリアの人権活動家の話として、22日のデモ弾圧による死者が100人に達したようだと伝えた。死傷者が連日出ていることで国内は緊迫した空気に包まれている。

 一方、オバマ米大統領は22日発表した声明で、「アサド大統領は国民の意向よりも個人的な利益を優先している」と明確にシリアを非難した。包括的な中東和平の実現とイランの孤立化のため、米政府は表立ったシリア批判を控えてきたが、深刻化するデモ弾圧に圧力強化を余儀なくされた形だ。

 オバマ大統領は、「非道な暴力」の即刻停止を要求。さらに「イランが使ったものと同様の残忍な市民弾圧の手段を用いるため、イランに支援を求めている」と、異例の表現でアサド政権を批判した。

 オバマ政権はこれまで、クリントン国務長官がアサド大統領を「改革者」と呼ぶなど、直接的な批判を避ける形でシリア政府に反体制派との対話を促してきた。

 シリアは1980年代以降、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを支援しており、米国は、イスラエルの安全保障に加え、中東和平を実現する上でもシリアの動向を重視してきた経緯がある。

 イランの孤立化を図る上でも“シリア接近”には利点があり、「親密にならなくとも、関係改善を対外的に示すこと自体に大きな意義があった」(中東外交筋)とされるが、今回の事態を受け、米政府高官はシリア情勢への「対応策を検討している」と話している。

2508チバQ:2011/04/24(日) 19:34:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000082-san-int
候補者乱立気味の仏大統領選
産経新聞 4月20日(水)7時56分配信

【パリの屋根の下で】山口昌子

 「DSKは出るのか出ないのか」−約1年後に迫ったフランス大統領選で注目を一身に集めているのが仏社会党の重鎮、ドミニク・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事(61)。DSKは名前の頭文字。

 専務理事の任期は2012年11月まで。社会党は公認候補を7月の予備選で決めるので出馬するなら、その前に辞任する必要がある。IMF専務理事は通常2期が約束されているとされる。国家元首級の座を捨てて、確実な勝利が約束されていない大統領選に出馬するのか否か−。

 DSKの支持率は週刊誌パリ・マッチの最新の世論調査では前月比6%減とはいえ69%で4位(シラク前大統領が75%で1位)。元人気キャスターの夫人がブログで「専務理事として2期目は狙わない」と書いたところから出馬説が濃厚になっている。

 社会党の予備選出馬表明組はフランソワ・オランド前第1書記(56)が65%で9位。前回07年の社会党公認候補のセゴネル・ロワイヤル氏(57)は35%で35位。若手のマニュエル・バル国民議会(下院)議員(48)やアルノー・モントブール下院議員(48)も出馬表明済みだが肝心のマルチヌ・オブリ第1書記(60)は未表明で支持率も56%で12位とふるわない。

 一方、再選を狙うニコラ・サルコジ大統領(56)は33%で42位。他の世論調査では07年5月の就任以来、最低の27%を記録したが、世論調査は得票率とは直結しないといわれるだけに意欲満々だ。

 ただ、「大統領党」といわれる与党の右派政党、国民運動連合(UMP)から最近、ジャンルイ・ボルロー前エコロジー・エネルギー・持続的開発相(60)が離党。中道右派政党の急進党党首として出馬の可能性が指摘されている。支持率は68%で7位と好位置についているだけに出馬すればサルコジ氏を脅かす存在になりそうだ。

 極右政党、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(42)は34%で39位。02年の大統領選では父親のジャンマリ・ルペン氏が決選投票に進出してシラク氏と争ったが、今回も決選進出を予測する調査結果がある。

 台風の目になりそうなのが環境派で人気ドキュメンタリー番組の主演者兼制作者で作家のニコラ・ユロ氏(55)。出馬宣言を受けた支持率は前月比5%減だが、それでも71%、2位と出馬表明組の中では最高位だ。

 環境派では社会党政権時代の汚職事件でデュマ元外相らを起訴(2審で無罪判決)した辣腕(らつわん)予審判事だった欧州議会議員のエバ・ジョイ氏(67)も出馬宣言した。支持率は48%で20位だ。

 ちなみに他の最近の世論調査ではフランス人の会話のテーマは福島第1原子力発電所事故を含む東日本大震災が92%でトップ。リビアへのフランスの軍事介入が74%で2位、大統領選は60%で3位だ。換言すれば東日本大震災と原発事故への関心がいかに高いかを物語っているといえる。

2509チバQ:2011/04/24(日) 19:34:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000099-mai-int
<フランス>大統領選まで1年…サルコジ氏苦境
毎日新聞 4月23日(土)22時1分配信

 【パリ福原直樹】フランスの次期大統領選まであと1年となり、与党・国民運動連合(UMP)や最大野党・社会党など各党は、候補者選定に本格的に乗り出した。UMPからはサルコジ大統領の出馬が確実視されるが、世論調査の支持率では、社会党からの出馬が取りざたされるストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事が大統領を大きくリード。極右政党「国民戦線」の伸長も著しく、大統領にとっては苦しく長い選挙戦になりそうだ。

 仏リベラシオン紙の最近の調査では「次期大統領にふさわしい人物」として、ストロスカーン氏が45%とトップ。大統領は23%と6位で、UMPのフィヨン首相(30%)や社会党のオブリ第1書記(29%)にも引き離された。大統領の支持率は前回選挙時(07年)の約70%が、最近は30%を切った。

 仏メディアによると、大統領不人気の理由は、イスラム教徒や少数民族ロマに対する過激な排斥政策▽アラブ独裁者との癒着など閣僚のスキャンダル−−など。経済政策にも批判が集中し、ルモンド紙は、前回選挙時の大統領の公約13のうち、企業減税や投資促進など七つが「実現されないか放棄された」と批判した。

 一方、ストロスカーン氏について仏各紙は「IMF専務理事として欧州財政危機や、IMF改革で手腕を発揮した」と評価。国際派なうえ経済問題にも詳しく、保守支持層にも食い込んでいる。同氏はまだ出馬表明していないが、社会党は10月の予備選挙で統一候補を決める方針だ。

 大統領にとってもう一つの脅威は移民排斥を訴える極右「国民戦線」の台頭だ。同党は今年、ジャンマリ・ルペン氏が娘のマリーヌ氏に党首を譲り、その後、過激な表現を避け「ソフトな極右」を演出。一部の穏健右派票を取り込み始めた。

 仏の大統領選は2回投票で、1回目の上位2人が決選投票に臨む。だがパリジャン紙の最近の調査では、ストロスカーン氏出馬の場合、同氏が得票率23%、マリーヌ党首が24%で決選投票に進出。大統領は1回目投票で敗退するとの結果が出た。

 選挙日程は10月に正式に決まるが、第1回投票が来年4月22日、決選投票が同5月6日となる可能性が高い。

2511チバQ:2011/04/28(木) 00:25:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110427/mds11042721100007-n1.htm
シリア 続く市民への徹底弾圧 アサド政権権力維持に恐怖支配選ぶ
2011.4.27 21:08 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】反政府デモ鎮圧に軍を投入したシリアのバッシャール・アサド政権が、国際社会からの非難を無視し市民への武力行使を続けている。南部ダルアーでは27日も軍による包囲が続き、AP通信によると25日からの無差別攻撃による死者は少なくとも34人に達した。政権側には、米欧諸国がシリアに軍事介入することはないとの読みがある上に、国民の怒りが増す中、権力維持には徹底した弾圧を強めるしかないと判断したとみられる。

 シリアの人権活動家(45)は産経新聞の電話取材に「ダルアーでは通信網や電気、水道が遮断され、食糧不足の懸念もある」と指摘。軍が派遣された北西部ジャブレや西部ホムスなども同様の状況で、数百人が拘束されたという。同国の人権団体によれば、一連のデモ発生後の死者は全土で400人を超した。

 シリアは現大統領の父ハフェズ・アサド前大統領時代の1982年、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団の拠点だった中部ハマなどを武力弾圧し数千から数万人の市民が虐殺された。

 当時は情報統制によって虐殺の実態が外部に漏れにくかったが、携帯電話やインターネットが普及した現在では、各地の様子が少しずつではあるが外国メディアにもたらされている。シリア問題では露骨な批判を控えてきた米国も、当局による市民への無差別攻撃を受けてアサド氏やその側近に対する制裁の検討に着手、ヘイグ英外相も26日、制裁の可能性に言及した。

 それでもアサド政権が弾圧の手を緩めないのはまず、アフガニスタンとイラクに軍を派遣し、対リビア軍事作戦にも参加する米国や欧州各国には、シリアに本格介入する余力はないと踏んでいるためだ。

シリアのジャアファリ国連大使は26日、「デモが平和的であれば武力を使うことはない。何も隠していない」とうそぶき、政権のデモ弾圧を正当化した。

 さらに、アサド氏はこれまで、非常事態令解除などデモ隊の要求に一応はこたえる姿勢を示してきたが、デモが勢いを増す中、権力維持には、徹底弾圧による恐怖支配以外の選択肢が現時点ではないのが実情だ。

 リビアやイエメンのケースと同様、多数の市民が殺害されたシリア国民の怒りは大きい。アサド氏としては、この段階で暴力を停止するなどの譲歩姿勢をみせれば、各地の政権転覆を求める声がさらに強まり、自身の首を絞めることにつながりかねない。このため、政権側がデモ拡大の懸念を払拭できるまでは弾圧が続くという見方も出ている。

2512名無しさん:2011/04/28(木) 12:37:53
http://mainichi.jp/select/today/news/20110428k0000e030013000c.html
シリア:与党バース党員が離党 政権基盤揺らぐ恐れ
2011年4月28日 10時20分

 【カイロ鵜塚健】反政府デモによる混乱が続くシリアで、政権与党のバース党員233人が離党したと、中東の衛星放送アルアラビーヤが27日伝えた。アサド大統領を支える同党員の離反が今後拡大すれば、強硬路線を突き進む政権の基盤が内部から揺らぐ可能性もある。

 インターネットの交流サイト「フェイスブック」上の反体制派とみられるページには、南部ダルアー周辺や北西部バニヤースの党員約200人が署名した文書が掲載されており「党の姿勢に反対し、離脱を表明する」としている。

 バース党はアラブ統一と社会主義を掲げ、1963年に政権を握って以降、シリアの強固な支配体制を支えてきた。

 また、アルアラビーヤは27日、ダルアーでのデモ弾圧に投入された軍の一部が離反して市民側に回り、軍内部での衝突に発展したと報じた。米民間情報機関ストラトフォーは、未確認情報として、この軍内部の対立で兵士50人が死亡したと伝えたが詳細は不明だ。ダルアーは一連のデモが最初に起きた町で、23日には地元選出の国会議員2人が政府に抗議して辞職している。

2513名無しさん:2011/04/29(金) 00:22:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110428-00000026-jij-int
反原発「緑の党」、初の州首相に=社民党と連立合意―ドイツ
時事通信 4月28日(木)8時17分配信

 【ベルリン時事】ドイツ南西部のバーデン・ビュルテンベルク州で3月に行われた州議会選挙で、第2党となった90年連合・緑の党と第3党の社会民主党は27日、連立政権の樹立で合意した。これにより、緑の党の州首相候補ウィンフリート・クレッチュマン氏(62)を首班とする連立政権の誕生が確実になった。反原発を党是とする同党から州レベルで首長が出るのは初めて。
 クレッチュマン氏は記者会見で、「再生可能エネルギーのモデル州とならなければならない」と決意を語った。

2514名無しさん:2011/04/29(金) 00:26:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110428/mds11042822230006-n1.htm
政権党員200人が離党 シリア南部、将校5人離反
2011.4.28 22:20

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28日、混乱を逃れて隣国レバンノに避難するシリア人の家族ら(AP)
 ロイター通信によると、シリアの大規模反政府デモの中心地、南部ダルアー周辺で27日、アサド政権を支える支配政党、バース党の党員約200人がデモ鎮圧に抗議して集団離党を表明した。同日には北西部バニヤスでも党員約30人が離党を表明した。

 また、AP通信が複数の住民の話として伝えたところによると、軍の戦車などが展開したダルアーでは将校少なくとも5人がデモ隊側に離反。一部の兵士らは検問所で市民を拘束する命令を拒否しているという。

 ダルアーでは25日、戦車などとともに市内に配置された治安部隊が無差別発砲を行い、市民ら多数が死亡。水や電気、電話回線などが切断されているといい、離党を表明したダルアー周辺の党員らは「治安部隊の手によって数百人の死者と数千人の負傷者」が出たことに抗議する声明を出した。(共同)

2515チバQ:2011/05/04(水) 08:05:18
>>2400
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000074-mai-int
<カナダ>総選挙で与党が過半数獲得
毎日新聞 5月3日(火)20時9分配信

 カナダ下院(任期5年、定数308)の総選挙は2日、投開票が行われ、ハーパー首相率いる与党保守党が過半数を獲得した。カナダの総選挙で第1党が過半数を占めるのは00年の自由党以来。ハーパー首相は党首として4度目の総選挙で初の過半数獲得。第2党(野党第1党)には左派の新民主党が議席数を大幅に増やして躍進した。【ニューヨーク】

2517チバQ:2011/05/04(水) 08:26:00
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aZoPf3LTMgYw
カナダ総選挙:与党保守党が初の単独過半数−減税、歳出抑制に信任
  5月3日(ブルームバーグ):カナダ総選挙が2日に投開票され、ハーパー首相率いる与党の保守党が初めて下院で単独過半数を獲得した。追加減税により景気回復を確実なものとし、歳出抑制で財政赤字を削減するという同党の政策が信任された。

  連邦選挙管理局のウェブサイトに掲載された開票状況によれば、ニューヨーク時間午前2時36分(日本時間午後3時36分)現在、保守党は定数308議席のうち167議席を獲得。ジャック・レイトン党首率いる労働者寄りの新民主党は102議席、マイケル・イグナティエフ党首率いる自由党が34議席、ケベック連合が3議席などとなっている。

  カナダでは7年にわたり少数与党政権が続き、その間に政府歳出が膨らんでいた。ハーパー首相は2014年までにカナダ予算を均衡させる方針を表明している。一方で、景気拡大を維持するため個人と法人の所得税減税に向けた取り組みを進めている。

  マクリーン・アンド・パートナーズ(カルガリー)で運用に携わるポール・マ氏は、「一貫した計画を通すことのできる過半数議席を持つ政権の誕生は、市場にとり大変な安心材料だ」と述べた。

2518チバQ:2011/05/04(水) 08:28:05
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2011050300266
保守党、悲願の過半数=安定政権へ−カナダ総選挙
 【ニューヨーク時事】2日投票のカナダ下院(定数308)総選挙は即日開票され、ハーパー首相率いる少数与党・保守党が2006年の政権奪回以降初めて、過半数となる155を超える議席を獲得した。これまで厳しい議会運営を強いられてきたが、ようやく安定政権が実現する。
 カナダの公共放送CBCによれば、保守党が選挙前の143から167に伸長。野党第3党だった左派・新民主党は36から102へと大幅に議席を増やし、初めて野党第1党に躍り出た。保守党と二大政党政治の歴史を築いてきた自由党は、77から34へと減らし、野党第2党に転落。ケベック州が地盤のケベック連合は47から4に大幅減となった。
 今回の選挙は自由党が提出した内閣不信任案可決後の下院解散に伴うもの。事前予想では保守党の過半数獲得は微妙とみられていたが、ハーパー政権の手堅い経済政策が有権者の支持を得た結果となった。(2011/05/03-16:36)

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2519チバQ:2011/05/04(水) 08:42:49
開票前の報道
http://www.asahi.com/international/update/0502/TKY201105020533.html
カナダ総選挙、与党が苦戦の見方も 投票始まる2011年5月3日3時34分

 カナダ下院の総選挙は2日朝(日本時間2日夜)、投票が始まった。ハーパー首相率いる与党保守党は、目標とした過半数に届かない情勢で、苦戦を強いられている。野党の間では、政権交代を狙った連立構想が急浮上している。

 カナダ下院は定数308。直近の情勢調査によると、保守党が第1党の座を維持するものの、過半数の155議席には届かない見通し。野党側では、レイトン党首率いる左派の新民主党が「減税」や「環境」を訴えて支持を拡大しており、現有36議席を倍加する勢い。地元メディアは、新民主党が、イグナティエフ党首率いる中道・自由党と連立する公算が大きいと報じており、実現すれば5年ぶりの政権交代となる。

 ハーパー政権は2006年に発足。議会で過半数を制することのないまま、08年選挙でも辛勝。親米路線を掲げ、政権を維持してきた。約400億カナダドル(約3兆4千億円)もの財政赤字を抱えながら、法人税減税や高価なステルス戦闘機購入を盛り込んだ予算案を作ったことに野党が猛反発。3月末に不信任決議を可決され、首相は議会を解散。2年半ぶりの選挙戦となった。(トロント=山中季広)

2520チバQ:2011/05/04(水) 08:51:44
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201105020079.html
欧州、ゆらぐ生活大国 金融・財政危機で福祉見直し2011年5月2日10時54分


 軍事大国でもなければ経済大国でもない。生活大国のはずだった欧州に変化が出ている。金融や財政の危機が、早く引退して老後を楽しみ、ゆったりと働くスタイルの見直しを迫る。

■早期退職制度、縮小が焦点

 福祉国家の代表格デンマークで年金改革論議が白熱している。支給開始年齢の65歳から67歳への引き上げとともに、60歳で早期退職できる制度を段階的に縮小し、現在45歳の人からは全廃する方針が焦点だ。

 コペンハーゲンのビル改装現場。建設労働者のヘニング・ラスムセンさん(43)は「これでは引退したら死ねといっているような感じだ」と憤る。

 改革はラスムセン首相が年初の演説で表明。野党、社会民主党のニック・ヘカロップ副党首は国会で何度もかみついた。「こんなものはデンマークの福祉国家制度でないと多くの人が思っている」。年内にある総選挙の争点になりそうだ。

 早期退職は1979年に導入された。目的は二つ。若者に早く仕事を譲ることと、若いときから働く肉体労働者に報いることだった。だが、コペンハーゲン大学のハンス・ヨルゲンビッタヤコブソン教授はどちらの看板も色あせたとみる。

 「労働人口を減らし、若者の失業率はかえって高くなった。最初は単純労働者のための制度だったが、対象が広がって中産階級のための制度に変わった」

 財政問題が政府に改革を急がせる。約10年間、財政黒字をほぼ一貫して続けたデンマークも、金融危機後の2009年から財政赤字に転落。今年の政府債務は国内総生産(GDP)比55%と他国より高くないが、赤字の定着は危険信号だ。

 デンマークの税負担はGDP比で48%。日本28%、米国26%と比べて高負担が際立つ。ヤコブ・ハル財務次官は「増税で問題を解決することはできない。医療機関の選択制を導入したり、待ち時間を短縮したりして、医療費がかさんでいるのだが」と話す。

 右派新党、自由同盟のアノス・セムエルスン党首は、なお不十分だとして公務員の大幅削減などを掲げる。「このままではいつかギリシャのようになる」

 南欧諸国の財政危機に背中を押されるのはフランスも同じ。60歳だった法定退職年齢は欧州連合(EU)の主要国で最も若い。ミッテラン社会党政権が82年の行政命令で65歳から一気に引き下げた。社会の連帯を象徴する目玉政策だった。

 しかし、いまの右派政権は昨秋、退職を62歳にする年金制度改革の関連法を成立させた。年金の満額受給も2年遅い67歳となる。

 サルコジ大統領は議論のさなか「ミッテラン氏が遠慮していれば問題はずっと少なかったはずだ」と過去の政策を批判。福祉社会への挑発と受け止めた社会党などが反発し、ストライキやデモが繰り返された。

 財政問題は欧州全体も動かす。EU首脳会議は3月に「ユーロプラス協定」を採択。ユーロ圏の財政規律を強めようと退職年齢や年金制度の統合を進める。デンマークなどユーロ圏外6カ国も参加の意向という。

■休憩時間短縮に労働者反発

 イタリア北部トリノ。自動車大手フィアットの本部工場で1月、従業員の投票があった。

 マルキオンネ最高経営責任者が「現代では通用しない過去の労働慣行を引きずっている」と主張し、それまでなかった深夜勤務や土曜勤務を新設することや、仮病での欠勤に罰則を重くすることなどを求めたためだ。結果は賛成54%でからくも認められた。

 労働者の反発が強かったのは、昼食の時間を作業が終わってからにすること、食事の後の休憩時間を10分間削ることだった。反対派は「仕事は生きるためにするのであって、体をこわすためにするのではない」(労組FIOMのジョルジョ・アイラウド支部書記長)と抵抗した。

 だが、イタリア産業連合幹部のジョルジョ・ウサイ氏は言う。「国際競争のなかで他の企業でも変化が出てくるはずだ」(コペンハーゲン=有田哲文、パリ=稲田信司)

2521チバQ:2011/05/04(水) 09:37:23
>>2502
http://www.asahi.com/international/update/0501/TKY201105010256.html
イエメン大統領が退陣案拒否 湾岸諸国の調停、暗礁に2011年5月1日21時13分
 イエメンのサレハ大統領は4月30日、反政府デモの収束を目的にペルシャ湾岸諸国が提示していた自らの退陣や訴追免除を含む調停案への署名を拒否した。調停案は政権与党と野党勢力がともに基本合意していたが、事態は一転して暗礁に乗り上げた。

 調停役として首都サヌアを訪問していた湾岸協力会議(GCC)のザヤニ事務局長は30日、署名を得られないまま出国。サウジアラビアのリヤドで1日に予定されていた与野党双方による公式の署名式も延期された。退陣の条件などをめぐる詳細部分でまとまらなかった模様だ。同国には、南部の分離独立運動や南部を拠点とする国際テロ組織アラビア半島のアルカイダ(AQAP)など多くの不安定要素があり、サレハ氏が退陣した場合、こうした動きがさらに活発化するおそれもある。

 湾岸諸国は今回の事態を最終的な決裂とはみておらず、今後もサレハ氏への説得を続けるとみられる。

 野党側の指導者もロイター通信に対し「湾岸諸国がサレハ氏を説得できるなら望ましいことだ」と述べ、当面は調停の行方を見守る考えを示した。(カイロ=石合力)

2522チバQ:2011/05/04(水) 15:08:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011043002000026.html
移民 パリで数百人野宿 北アから流入
2011年4月30日 朝刊

 【パリ=清水俊郎】チュニジア政変とリビア内戦の混乱で、北アフリカから地中海対岸の欧州に出稼ぎ移民と難民が押し寄せている問題で、フランス政府は無秩序な入国に危機感を強め、二十八日までに不法入国の疑いがある百人以上の移民らを拘束した。

 フランスとイタリア国境の入国制限をすり抜けて流入した移民ら数百人は、パリの公園や南部マルセイユの広場に集まって野宿するなど治安問題にもなりかねず、仏警察当局は野宿中の移民らを強制捜査。伊政府は移民らに臨時の滞在許可証を交付しており、拘束した移民はイタリア側に戻す方針だ。

 仏政府はイタリアからフランスに入国を求める北アフリカ移民に限り、滞在のために必要な一日当たり六十二ユーロ(約七千五百円)の所持を義務付けている。だが、所持金が少ない移民らは伊仏間の鉄道車内に隠れるなどし、続々と仏国内に入っているという。

 最大野党・社会党に属するパリのドラノエ市長は「人道的なやり方ではない」と政府を批判し、野宿する移民らに食事を提供する臨時予算十万ユーロ(約千二百万円)を計上。来年の大統領選に向け与野党の争点の一つにもなりそうだ。

 AP通信によると、一月のチュニジア政変後、約二万六千人がイタリアにボートで漂着。伊政府は政治難民として欧州への亡命を求める約六千人を除く二万人に臨時の滞在許可証を交付している。

2523チバQ:2011/05/04(水) 15:18:07
http://www.asahi.com/international/update/0503/TKY201105030165.html
カナダ総選挙、与党が過半数 ハーパー政権3期目へ2011年5月3日23時5分
 カナダの下院総選挙(定数308)は2日、投開票され、ハーパー首相率いる与党・保守党が、悲願だった単独過半数を獲得した。2006年の発足以来、ハーパー政権が過半数を制するのは初めて。3期目となる今後は、積極的な政権運営に乗り出す。

 「強く安定した多数派保守政権をついに我々は手にした。選挙続きで不安定だった過去7年はもう閉じて、新しいページへ移る時だ」。3日未明、ハーパー首相は、西部カルガリー市内で勝利を宣言した。

 CBCテレビの集計によると、主要3党の獲得議席は、保守党167(改選前143)、新民主党102(同36)、自由党34(同77)。

 カナダでは過去7年間に4度も総選挙があった。時の与党の議席が下院の過半数に届かず、政権基盤が弱かったからだ。保守党も06年と08年の選挙で勝ったものの少数与党にとどまり、政権運営は綱渡りの連続だった。

 今回の選挙は、ハーパー首相にとって勝算のない戦いだった。野党が3月、不信任案をちらつかせると、「日本が前代未聞の震災で苦しんでいる今、選挙などしている場合か」と日本を引き合いに出して野党を牽制(けんせい)した。

 不信任決議を突きつけられ渋々受けて立った選挙戦だったが、遊説先では、リーマン不況をいち早く脱出した実績を強調。法人税率の引き下げを掲げて経済界の支持を固めた。「保守党が多数を制すれば、無用な選挙はなくなる」と選挙に疲れた有権者心理にも巧みに訴えかけた。

 野党では、「万年第3党」のあだ名で知られる左派の新民主党が、レイトン党首の人気に乗り、議席を解散前の3倍近くまで伸ばし、野党第1党に躍り出た。他方で、中道の名門・自由党は、議席を半分に減らした。イグナティエフ自由党首が「英米暮らしが長く、カナダのことを知らない」と保守党に狙い撃ちされ、反撃できなかった。

 選挙戦終盤では、有力メディアが保守党の苦戦を予想し、勢いに乗る新民主党が自由党と連立を組む政権構想が語られたが、自由党の退潮が著しく、5年ぶりの政権交代は実現しなかった。(トロント=山中季広)

2524チバQ:2011/05/04(水) 23:50:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110504/erp11050418510005-n1.htm
英選挙制度めぐり5日に国民投票 二大政党制に影響も
2011.5.4 18:48
 日本の二大政党制の手本とされる英国で5日、下院の選挙制度を単純小選挙区制から変更すべきかどうかを問う国民投票が行われる。開票は翌6日夕からで、同日中にも結果が判明する見通し。

 最近の世論調査では「変更に反対」との意見が優勢だが、賛成が多数となった場合、英国伝統の二大政党制崩壊に拍車が掛かる可能性があり、日本の選挙制度の議論にも影響を与えそうだ。

 国民投票では、候補者を1人だけ選ぶ現在の投票方法から、候補者に優先順位を付ける「優先順位付き連記投票制」(AV)へ変更することの是非を問う。現在の制度は保守、労働の二大政党に有利な仕組みだが、AVでは少数政党のチャンスが広がるとされる。(共同)

2525チバQ:2011/05/05(木) 00:13:08
http://www.asahi.com/international/update/0430/TKY201104300369.html
独立間近のスーダン南部、やまぬ戦闘 産油地の帰属火種(1/2ページ)2011年4月30日21時34分
 7月に独立を控えたスーダン南部で、戦闘が頻発している。産油地帯の帰属をめぐって争う、北部を拠点とする中央政府が介在しているとの見方が出ている。財政を支える石油生産も滞り、南部の今後に影を落としている。

 現地からの報道によると、スーダン南部自治政府軍の報道官は29日、北部に隣接するユニティ州とジョングレイ州で19日以降、南部軍と武装勢力の戦闘が続き、巻き添えの住民を含む計266人が死亡したと発表した。

 南部では、1月の住民投票で北部からの分離・独立が決まって以降、戦闘が増えている。国連の推計では、今回の衝突とは別に、800人が犠牲になり、10万人が家を追われた。

 南部自治政府に反発する武装勢力は七つあり、南部側は、中央政府が支援していると批判している。南部が北部に疑いを抱くのは、南北間で未解決の問題が山積し、対立感情が消えていないうえ、境界エリアの産油地帯アビエイの帰属問題がくすぶっているためだ。

 中央政府のバシル大統領は28日、政治集会で「アビエイを新国家の領域内に含める試みがあれば、我々は新国家を認めない」と演説した。南部自治政府が4月まとめた暫定憲法の草案に、アビエイが南部の一部だと書かれていると、報じられたためだ。

 アビエイには南部の主流民族ディンカが定住するが、年に数カ月間、家畜の遊牧でアビエイを通る北部系遊牧民も住民としての権利を主張している。そこへ埋蔵石油をめぐる南北の利害対立が絡む。

 南北どちらの領土なのかは、アビエイ住民を対象にした住民投票で1月に決めるはずだった。ところが、有権者の定義をめぐって紛糾し投票は実施されないまま。南部の独立後も火種として残りそうだ。

 戦闘の影響で、日量8万4千バレルの石油を産出するユニティ州では4月、油田で働く北部出身の労働者百数十人が北部へ避難、産油量が減少している。2005年までほぼ20年続いた内戦のせいで、南部は技術者が不足し、石油精製も北部側に依存している。南部自治政府予算のほとんどを賄う石油収入は北部頼みだという現実を、戦闘は突き付けている。

 加えて、近年の干ばつや北部からの帰還者の急増で、南部は食糧不足にも直面している。治安の悪化で、ジョングレイ州とレーク州では27日、世界食糧計画(WFP)の23万5千人を対象にした食糧援助活動が止まってしまった。(ナイロビ=古谷祐伸)

2526チバQ:2011/05/05(木) 00:13:38
http://www.asahi.com/international/update/0427/TKY201104270148.html
内戦の犠牲、動物園SOS コートジボワール2011年4月27日23時7分
やせこけた雌ライオン「ララ」=アビジャン、古谷写す
 アフリカ西部コートジボワールの最大都市アビジャンで、国立動物園の動物たちが、次々飢え死にした。昨年11月の大統領選をめぐる混乱のためだ。

 動物園前には「SOS」と助けを求める看板。園内は死臭が漂う。飼育員が案内した先には、骨と皮ばかりの雌ライオン。よたよた立ち上がり、すぐに転がった。18歳の「ララ」だ。どの動物も、元気がない。

 勤務歴16年のフェリクス・ウフエさん(53)は「今年はエサ代も職員の給料ももらっていない。人間は助け合える。動物は違う。このままでは墓場だ」。

 アビジャンでは3月末から市街戦が続き、職員は出勤できなかった。戦闘がほぼ終わった今月中旬に職員数人が戻ると、12歳の雄ライオン「シンバ」や鳥、サル、ワニなど数十匹が餓死していた。フェリクスさんは「人間が招いた最悪の事態に、何もできなかった」と涙を流した。

 大統領選の混乱は収束に向かい、国際社会が当選を認めたワタラ元首相が国家再建に乗り出した。だが、動物たちへの対応にはまだ手が回らない。ごくまれな来訪者が持ち寄るわずかの食糧が、動物たちの生命線だという。(アビジャン=古谷祐伸)

2527チバQ:2011/05/06(金) 12:12:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110506/mds11050600540000-n1.htm
「連絡調整グループ」が反体制派への財政支援で一致
2011.5.6 00:53
 【パリ=山口昌子】リビアに軍事介入した多国籍軍参加国などからなる「連絡調整グループ」の第2回会議が5日、ローマで開かれ、リビアの反体制派組織「国民評議会」を財政的に支援することで一致した。会議にはクリントン米国務長官ら22カ国の外相級と欧州連合(EU)、イスラム諸国会議機構(OIC)など6国際機関の代表が出席。世界銀行など金融関係の6機関もオブザーバーとして参加した。

 イタリアからの報道によると、財政支援について米国は、国連が凍結しているリビアの最高指導者カダフィ大佐とその家族の海外資産(約300億ドル=約2兆4000億円)の活用を主張した。凍結資産の活用には法的な問題を解決する必要がある。

 一方、軍事情勢に関しては仏英が先に、反政府派への武器供給などは見合わせる方針で一致したが、伊レプブリカによると、議長国のイタリアのフラティニ外相は会議で、「自衛に必要な装備の(「国民評議会」への)供与は国際的に正当化されるとの結論に至った」と述べた。

 リビア北西部の反体制派の拠点ミスラタは、カダフィ氏側軍部隊の猛攻撃に遭っているが、多国籍軍側では「数週間、長くても数カ月で解決する」(ジュペ仏外相)との見方が支配的だ。

 「連絡調整グループ」は3月29日にロンドンで開かれた多国籍軍参加国などによる外相級会合で創設され、第1回会議は4月13日にカタールで開かれた。次回は6月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催の予定。

2528チバQ:2011/05/06(金) 22:17:53
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011050601000895.html
英地方選、与党第2党が大敗 スコットランド独立派躍進
2011年5月6日 20時08分

 【ロンドン共同】昨年5月の連立政権発足後初めてとなった英国統一地方選の大勢が6日判明、中道左派の与党第2党、自由民主党が南部イングランドの各地方議会選で議席を大幅に減らす大敗を喫した。野党の中道左派、労働党は復調の兆しを見せた。

 中道右派の第1党、保守党に譲歩を迫られることが多い自民党の不人気ぶりが証明された形で党首のクレッグ副首相には大打撃だが、連立政権の枠組み自体がすぐに変わることはない。

 スコットランド議会選では、改選前の第1党で英国からの独立を目指す地方政党スコットランド民族党(SNP)が過半数を獲得する勢いで躍進。党首のサモンド行政府首相は、課税権限の拡大などさらなる地方分権や英国からの独立の是非を問う住民投票実施に意欲を示した。

 自民党はクレッグ党首のお膝元イングランド・シェフィールドの議会で第1党の座を労働党に奪われた。クレッグ氏は「(選挙結果は)打撃だ。教訓を学ばなければいけない」と述べた。

 ウェールズ議会で地方政党、ウェールズ民族党と連立を組んでいた労働党は、今選挙で同議会の過半数を得るとみられている。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110506/erp11050617330001-n1.htm
英統一地方選、連立政権側が苦戦、労働党が躍進
2011.5.6 17:28 (1/2ページ)
 【ロンドン=木村正人】英国で昨年5月、保守党と自由民主党の連立政権が誕生してから初の統一地方選の投票が5日行われた。開票の結果、クレッグ党首のおひざ元で自民党は第1党の座を労働党に奪われるなど、連立に埋没した自民党が大幅に議席を減らし、労働党が躍進している。保守党は現状維持が精いっぱいの状態で、今後の政権運営にも影響を与えそうだ。

 5日の統一地方選は、イングランド地方の279議会と5市長選、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの各議会選が行われた。

 イングランド地方で自民党は、クレッグ党首の地盤である北部シェフィールドのほか北東部ハルでも労働党に議会過半数を奪われ、リバプール議会でも大幅に議席を減らすなど大苦戦を強いられている。6日午前10時現在、自民党295議席減▽労働党339議席増▽保守党37議席増。

 クレッグ党首は「連立政権の緊縮財政策に厳しい審判が下された」と敗因を分析したが、自民党内からは辞任要求が上がっている。

 キャメロン政権は2015年までに810億ポンド(約10兆7千億円)の財政赤字を削減する方針で、日本の消費税に当たる付加価値税(VAT)の引き上げや公共部門の人員削減を実施している。自民党は選挙公約で大学授業料廃止を掲げていたが、政権入りすると一転、授業料値上げに賛成したため、クレッグ党首の人気は急落した。

 一方、スコットランド議会選では地方政党のスコットランド民族党(SNP)が議席を大幅に増やして第1党の座を守り、SNP党首のサモンド行政府首相は「歴史的勝利」と表明、続投する見通しだ。英国伝統の二大政党を支える選挙制度を改革すべきか否かを問う国民投票も行われたが、否決される見通しだ。

2529チバQ:2011/05/06(金) 22:18:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110506/mds11050621060007-n1.htm
対イスラエル政策踏襲せず エジプト大統領有力候補
2011.5.6 21:03
 エジプト次期大統領の有力候補、アラブ連盟のムーサ事務局長は米紙ウォールストリート・ジャーナルに対し、今秋に実施される大統領選で当選した場合、ムバラク前大統領の対イスラエル政策を「踏襲する必要はない」と述べた。同紙電子版が6日伝えた。

 ムバラク氏はパレスチナ、イスラエルの仲介役として中東和平プロセスを推進。ムーサ氏はこの政策は「機能しなかった」とし、「国民合意を反映」した政策が必要と主張。イスラエルへの反感が強い国民感情が反映されればパレスチナ側に軸足を置き、イスラエルには強い姿勢で臨むことになりそうだ。(共同)

2530チバQ:2011/05/07(土) 10:32:23
http://www.asahi.com/international/update/0507/TKY201105070107.html
英国の小選挙区制、変更「反対」7割 国民投票が否決2011年5月7日10時18分

 英国で5日に実施された下院の選挙制度を単純小選挙区制から変える是非を問う国民投票は、6日の開票の結果、反対票が約7割を占めた。制度の変更は否決され、保守党、労働党の二大政党に有利な現行制度への支持の根強さが浮き彫りになった。

 英BBCによると、反対は約69%、賛成は約31%で投票率は約41%だった。選挙制度改革を悲願とする自由民主党党首のクレッグ副首相は6日夜、「政治改革の必要性を信じる我々にとって痛手だ」と述べた。

 昨年5月の総選挙では二大政党がいずれも過半数を取れず、保守党が第3党の自民党と戦後初の連立政権を樹立。自民党は保守党との連立協議の過程で、死票が少なく、小政党が議席を得やすくなるとされる「優先順位付き連記投票制」の是非を問う国民投票の実施を約束させた。

 自民党は「より公平な制度を」と呼びかけ、世論調査でも一時、賛成が上回った。しかし、保守党党首のキャメロン首相らが「新制度は複雑で非民主的だ」と反対運動を展開。連立政権内で保守党に妥協し、増税や緊縮策を進めた自民党の不人気も響いた。

 保守党、自民党間の亀裂は深刻だが、支持率が低迷する自民党が連立を離脱するメリットはない。クレッグ氏は「経済を立て直すための仕事は続く」と述べ、連立にとどまる考えを示した。(ロンドン=伊東和貴)

2531チバQ:2011/05/07(土) 22:41:11
http://www.asahi.com/international/update/0507/TKY201105070324.html
英の連立2与党、地方選で明暗 公約違反に批判集中2011年5月7日20時11分
 英国の統一地方選は7日も開票が続き、与党第2党の自由民主党が南部イングランドの地方議会選で大敗し、連立相手の保守党は議席を微増させた。野党労働党は大幅に増やした。

 昨年5月にできた保守、自民両党による戦後初の連立政権が審判をうける初の大型選挙。保守党に譲歩し、大学学費値上げなどの公約違反を繰り返した自民党に批判が集中した。

 自民党首のクレッグ副首相は「人々に(教育費カットなどの緊縮策を進めた)サッチャー時代の記憶が強く残っていた」と、保守党への接近が敗因と認めた。

 保守、自民は連立政権を維持する方針だ。ただ、党勢回復を図る自民が独自路線を強めれば、連立が揺らぐ可能性も残っている。

 英BBCによると、イングランド地方議会選は9割以上の270選挙区の開票が終わった時点で、保守党81増、労働党800増、自民党695減となった。

 スコットランド議会選(定数129)では、第1党のスコットランド民族党が過半数の69議席を獲得。サモンド党首は、4年以内に英国からの独立を問う国民投票を実施する考えを示した。ウェールズ議会選(定数60)では労働党が4議席増の30議席を得た。(ロンドン=伊東和貴)

2532チバQ:2011/05/07(土) 22:44:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110507/erp11050718080008-n1.htm
英国民投票 選挙制度改革を大差で否決 「連立政権のわかりにくさ」を嫌気
2011.5.7 17:50 (1/2ページ)


6日、ロンドンで。英国国民投票の集計結果を張り出した掲示板の前に立つ市民。国民の多くが、選挙制度改革に反対した(ロイター)
 【ロンドン=木村正人】英国の二大政党による政権交代を可能にしてきた選挙制度を変えるか否かを問う国民投票で6日、選挙制度改革案が予想以上の大差で否決された。英選挙制度は勝者総取りのシステムで、死に票の山が築かれることから昨年5月の総選挙を機に見直しを求める声が強まった。しかし英国民の選択は二者択一でわかりやすく、「強い政府」を生み出す現行制度の継続だった。

 国民投票の結果は選挙制度改革に反対が67・9%、賛成が32・1%。昨年5月の世論調査では、各候補者に順位を付けて投票し、得票率が50%を超える当選者が現れるまで各候補者の得票を最下位から順次振り分ける投票(AV)制度の導入に賛成する声が56%にも達し、現状維持派を18ポイントも上回っていた。

 イタリアの政治学者サルトリ氏は、効果的に機能する民主主義の一つとして英国型二大政党制を挙げる。単純小選挙区で各選挙区の最多得票者が当選する英国の選挙制度は、選挙公約を遂行する力を政権に与えてきた。

 「イングランドは連立を好まない」と英保守党の政治家ディズレーリ氏が見抜いたように、英国は歴史的に密室で政策が決まる連立政権を嫌い、二大政党による単独政権を好んできた。その効用は大英帝国や、2つの戦争に勝利した歴史を振り返れば一目瞭然だ。

 しかし第二次大戦後、二大政党で95%を超えていた得票率は昨年の総選挙で65%まで下がり、戦後初の連立政権が誕生。「有権者は二者択一に飽き飽きしている。第3の選択肢が必要」と選挙制度改革を唱えた第3党・自由民主党のクレッグ党首が脚光を浴びた。

 保守党との連立で、クレッグ党首は選挙制度改革を問う国民投票の実施という最大の成果を挙げたものの、財政再建実行のため、選挙公約で廃止を明言していた大学授業料の値上げに賛成せざるを得ず、有権者の支持を失った。

 皮肉にもクレッグ党首が英国民の嫌う「連立政権のわかりにくさ」を体現する形となり、現状維持派の格好の攻撃対象となった。AV制度の複雑さも英国の有権者にはなじめなかった。

 これで選挙制度改革の機運は一気に沈静化した。

 しかし、二大政党の支持率が今後も低落を続け、どの政党も単独過半数を獲得できない中ぶらりん状態が、昨年5月の総選挙に続いて何度も出現するような事態に陥れば、時代に合わせて伝統を少しずつ変えてきた英国は、違った答えを導き出すのかもしれない。

2533チバQ:2011/05/07(土) 22:46:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110507/erp11050712450004-n1.htm
英国民投票1910万人「伝統の選挙制度維持」 政権運営にしこり
2011.5.7 12:45
 【ロンドン=木村正人】英国の二大政党による政権交代を可能にしてきた選挙制度を変えるか否かを問う国民投票は、6日の開票で「変更に反対」が67・9%となり、現行制度が維持されることになった。連立を組む保守党は現行制度維持、自由民主党は選挙制度改革を唱えたため、今後の政権運営にしこりを残すことが懸念されている。

 英国での国民投票は欧州連合(EU)の前身である欧州経済共同体(EEC)加盟を支持した1975年の国民投票以来36年ぶり。

 1910万人が投票し、単純小選挙区制で各選挙区の最多得票者が当選する伝統的な選挙制度を維持することが決まった。キャメロン英首相は「国民の意思が明らかになった」と述べる一方で、「国民投票の結果は連立に影響しない」と強調した。

 保守党と労働党の得票率はかつて合計で95%を超えていたが、昨年の総選挙で65%まで下落し、選挙制度の見直しを求める声が強まっていた。

 国民投票にかけられたのは、各候補者に順位をつけて投票し、得票率が50%を超える当選者が現れるまで各候補者の得票を最下位から順次振り分ける投票制度の導入。この投票制度が導入されれば、少数政党が議席を得やすくなり、英国に連立政権が根付くきっかけになるともいわれていた。

2534チバQ:2011/05/08(日) 11:24:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110506/mds11050619120006-n1.htm
コートジボワール 戦争と平和 蔓延する武器 やまぬ混迷
2011.5.6 19:10 (1/3ページ)

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SANKEI_EXPRESS__2011(平成23)年5月5日付EX(16、17面(見開き))
 ■シーン1

 昨年の大統領選の結果をめぐり内戦状態に陥った西アフリカ・コートジボワールの混迷は、大統領職に居座ったローラン・バグボ氏(65)がアラサン・ワタラ元首相(69)側部隊に拘束され、一応の収拾をみた。ただ、この間、武器が国民の間に蔓延、バグボ氏拘束後も最大都市アビジャンでは何度も銃声が聞こえた。支持者間の対立感情も深刻で、治安回復の難しさを心配する声が上がっている。

 アビジャンのココディ地区の邸宅地下壕に立てこもっていたバグボ氏の拘束から一夜明けた4月12日。ワタラ氏が臨時執務室を置くアビジャンの「ゴルフホテル」にあるテニスコートには、約50人のバグボ派兵士がほぼ裸で尋問を受けていた。ほとんどが若者で、恐怖からか泣きだす人も。

 激戦が繰り広げられたバグボ氏の邸宅には、現地の国連平和維持活動(PKO)部隊や駐留フランス軍のヘリ攻撃で破壊された戦車が放置されていた。周辺でフランス軍やPKO部隊がパトロールを続ける。「パン、パン」。発砲音の後、煙が上がった。略奪しようとする住民を追い払うため催涙弾を撃ったという。

 一方、戦闘時は家から出られなかった市民が市内各所で恐る恐る外出し、食料を買い求めるなどしていた。ワタラ派兵士の検問も行われている。ワタラ氏支持者のコネ・ムサさん(42)は「平和が必要。バグボ氏は拘束されたが、まだ問題は多いよ」とため息をついた。

 ■シーン2 激戦の爪痕に「混乱はもううんざり」

 正門に配備された戦車は燃え尽き、銃弾の薬莢(やっきょう)が大量に散乱する−。大統領選結果をめぐる混乱が戦闘に発展したコートジボワール。大統領職に居座ったバグボ氏が拘束されるまで立てこもった最大都市アビジャンの邸宅は崩れ落ち、大統領就任が確実となったワタラ元首相の部隊と激戦が繰り広げられたことを物語っていた。

 各国大使のあか抜けた公邸が並ぶアビジャンのココディ地区。バグボ氏の広大な邸宅の正門には、国連平和維持活動(PKO)部隊と駐留フランス軍のヘリコプターからの攻撃で破壊されたとみられる戦車2台が無残な姿をさらす。

 正門の治安部隊の詰め所など複数の建物が崩壊。邸宅入り口には機関砲が設置され、未使用の砲弾が何発も放置されていた。

 「大量の重火器が残っている。邸宅内には入れられない」。警備のPKO部隊員が、付近で見つけた手榴弾(しゅりゅうだん)を見せながら語った。「地雷が埋められている恐れもある。私の後に従って歩いてくれ」と厳しい表情を見せた。

 ココディ地区に暮らすユベルトさん(30)は「爆発音や銃声がとどろき、眠れない日々が続いた。バグボ氏が拘束され、やっと眠れる」とほっとした様子。ただ、「電気が途絶えたままだ」と嘆く。

 ■路上に兵士の遺体

 両陣営が攻防戦を展開した邸宅付近の国営テレビ局も壁は崩れ落ち、近くの路上には兵士の遺体が転がったままだった。

 市内の大半の商店は閉鎖されたまま。窓ガラスが割られるなど略奪の爪痕を残す店も多い。携行式ロケット砲を持ったワタラ派兵士を乗せた車が道路を行き交う。

 一方、ワタラ氏支持者が多く暮らし、バグボ派治安部隊との衝突が頻発したアボボ地区の露天市場は活気を取り戻しつつあった。露天商の女性シラ・アフーさん(35)は、治安部隊のデモ隊への攻撃で弟と妹を失った。「混乱はもううんざり。和解と平和が訪れてほしい」と力を込めた。(アビジャン 共同/撮影:共同、フォトジャーナリスト 中野智明/SANKEI EXPRESS)

2536チバQ:2011/05/09(月) 22:59:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110508/mds11050820500006-n1.htm
ジハード団指導者 元過激派、政治に野心
2011.5.8 20:45 (1/2ページ)

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エジプトの首都カイロ近郊のギザのアパートでインタビューに応じるジハード団指導者アッブード・ズムル元受刑者(大内清撮影)
 【カイロ=大内清】1980〜90年代のエジプトで数々のテロ事件を起こし、その後、武装闘争放棄を宣言したイスラム主義組織「ジハード団」や「イスラム集団」が、政治参加の動きを活発化させている。約30年にわたり強権体制を敷いたムバラク前政権の崩壊でかつてない自由が訪れる中、これまで当局の監視下に置かれてきた「元過激派」が政治的な野心をみせ始めた動きといえる。

 81年のサダト大統領(当時)暗殺に関与したとして約30年間服役し、3月に釈放されたジハード団指導者の一人、アッブード・ズムル元受刑者(64)は、産経新聞のインタビューに対し、ジハード団を母体とした新党「安寧と発展党」を結成し、「(9月の)議会選で議席確保を目指す」と言明した。すでに政党結成を表明しているイスラム集団などと統一会派を組む構想も明らかにした。

 軍情報部の将校だったズムル元受刑者はサダト氏暗殺後、実刑判決を受け、「収監中の97年に武装闘争放棄を宣言した」。同時期に相次いだ獄中指導部の「転向」後、ジハード団やイスラム集団のメンバーは当局から、政治・社会活動を制限されるのと引き換えに生活面では一定の自由を保証されてきたとされる。

 宣言は組織内に反発も生み、98年にはジハード団幹部だったアイマン・ザワヒリ容疑者一派が、ウサマ・ビンラーディン容疑者の国際テロ組織アルカーイダと合流した。ザワヒリ容疑者は、ビンラーディン容疑者殺害後、後任の指導者として取り沙汰されている。

 ズムル元受刑者は「メンバーの社会参加の意欲は消えなかった」と語り、新党が目指すのは「全エジプト人が平等に扱われる社会」だと強調。イスラム国家化を目指すイデオロギーを放棄するかどうかについては、「ムバラクが去り、新しい考えを持つようになった」と述べるにとどめた。

 政党綱領案も「宗教を通じ善行を促し、悪行を禁じる」などとするだけで、新党が目指す具体的な社会像には触れていない。

 一方、元受刑者は、事実上の最大野党であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団とも「連携はありえる」と語った。ただし、すでに強固な地盤を持つ同胞団が応じる可能性は低い。

 ジハード団やイスラム集団には、究極的には厳格なイスラム国家を志向していると受け止められていることや、「テロ組織」とのイメージから、国民の警戒心はなおも強い。

 それでも元受刑者は「エジプトは完全に自由になった。自由がある限り誰も暴力に戻らない」と述べ、政治参加こそが暴力との決別への道だと強調。「われわれの活動を妨げるものはなくなった」と語り、勢力拡大に意欲を見せた。

2537チバQ:2011/05/10(火) 00:46:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110510-00000500-san-int
イスラム教徒、コプト教会襲撃 “ムバラク後”急進派活発化 エジプト 
産経新聞 5月10日(火)0時3分配信

 エジプトの首都カイロの貧困地区インババで起きたイスラム教徒によるキリスト教会襲撃事件で、同国の全権を握る軍部は9日までに、事件に関与した約190人を拘束した。独裁体制を敷いたムバラク前大統領の退陣後、一部の急進的なイスラム教徒が行動の自由を得た結果、同国の人口の約1割を占めるキリスト教の一派、コプト教徒との対立が先鋭化。今後は軍が重い腰を上げ治安維持に強権を振るい始めるのではないかとの観測も出ている。(カイロ 大内清、写真も)

 「ひげを長く伸ばした男たちが『イスラムを守れ!』と叫んでいた」。同地区に住むイスラム教徒のマーギド・オスマンさん(40)は、事件当時の恐怖をこう振り返った。

 コプト教からイスラム教に改宗した女性が幽閉されている−。こんなデマ情報をもとに、イスラム教徒数百人がインババに押し寄せたのは7日夜。一団は教会や隣接するビルを襲撃し、女性らがいないことを知ると火を放って周辺の商店などを略奪、怒ったコプト側との衝突に発展した。衝突による死者は、双方で計12人に達した。

 インババは政府要人や観光地へのテロが相次いだ1980〜90年代、当時の過激派組織「イスラム集団」の根城として知られた。だが、その後のムバラク政権による取り締まりで「過激派はインババからほぼ姿を消した」(オスマンさん)とされる。

 90年代終盤にイスラム集団などが武装闘争を放棄し穏健化する中、近年のエジプトで存在感を増しつつあるのが、イスラム教の預言者ムハンマドの時代への回帰を唱える排他的なサラフィー主義者だ。

 ムバラク前政権末期には「コプト教からイスラム教に改宗した女性を教会が拉致した」などと主張し各地で反コプトデモを繰り返した。この「改宗問題」では昨年11月、イラクの国際テロ組織アルカーイダ系武装勢力が、エジプトのイスラム教徒にコプトへの攻撃を呼びかける声明を出している。

 ムバラク前政権はこうした勢力を監視下に置き、反コプト行動の拡大を防いできた面があった。しかし、民衆デモでムバラク氏が辞任に追い込まれるとサラフィー主義者らは勢力拡大を狙って活動を活発化。3月のカイロのコプト居住区での暴動などにも関与したとみられている。

 今回の衝突を受け、軍は現場周辺に外出禁止令を発令し道路を封鎖。シャラフ内閣も8日、「宗教への攻撃に反テロ法を適用する」と、治安維持に全力を挙げる姿勢を強調した。

 ただ、いったんエスカレートしたサラフィー主義者らの反コプト感情がすぐに収束するかは不透明だ。現場近くに住むコプト教徒の男性(43)は「安全だったムバラクのころのほうがましだ…」とつぶやいた。

2538チバQ:2011/05/10(火) 21:47:11
http://www.asahi.com/international/update/0510/TKY201105100209.html
デモ強硬鎮圧のシリア、それでも国連人権理事国に立候補2011年5月10日14時19分
 市民デモへの強硬鎮圧を続けるシリアが、国連人権理事会(本部・ジュネーブ)の理事国選挙に立候補し、国際社会や人権団体が反発を強めている。当選の可能性があり、理事会への信頼が失われるとして、立候補辞退を求める声も出始めた。

 人権理事会は先月29日、反政府デモ参加者への武力鎮圧を理由にシリアを非難する決議を採択した。西側諸国のある外交官は「非難決議を受けた国が理事国になれば、理事会の信頼が失われる。シリアは立候補を辞退すべきだ」と朝日新聞に語った。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部・ニューヨーク)も「シリアを当選させることは被告を陪審席に座らせるのと同じ」という声明を出した。

 国連は20日の総会で、人権理事会の理事国15カ国を選挙で決める。シリアは反政府デモ弾圧が本格化する前の3月中旬にアジア(中東含む)枠で立候補を表明。同枠は4カ国で他はインド、インドネシア、フィリピン。枠と立候補国数が同数なのはアジア・中東諸国で調整された結果だ。

 各国は地域ごとにその枠数分を投票し、国連加盟国の過半数(97票以上)を得票した国が当選する。秘密投票で行われる。

 人権理事会を創設した2006年の国連総会決議では理事国に「最高水準」の人権状況を求めている。あるアジアの外交官は「正直、シリアでいいのか、という疑問はある」と話す。

 複数の外交筋によると、米国がシリアに投票しないように呼びかけており、同じ中東のクウェートやオマーンをシリアの対抗馬に立てる動きもあるという。(ニューヨーク=春日芳晃)

     ◇

 〈国連人権理事会〉 「人権の砦(とりで)」として2006年6月に発足し、加盟国の人権状況の定期審査を実施している。前身の人権委員会は非民主国家が委員になるなど批判が強かったことを踏まえて、理事国となる国には「最高水準」の人権状況を求めている。

2539チバQ:2011/05/11(水) 23:00:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110511/asi11051122230006-n1.htm
中国 孤立感強めるパキスタンと蜜月 インド警戒
2011.5.11 22:22 (1/2ページ)

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11日、ビンラーディン容疑者の隠れ家近くを警備するパキスタン陸軍兵士と警察官(AP)
 【ニューデリー=田北真樹子】国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者の殺害をめぐり、容疑者のパキスタンでの潜伏生活を支援していたのではないかとしてパキスタンが国際的に孤立感を強める中、中国が友好国パキスタンへの強力な支持を表明し、両国関係の蜜月ぶりをアピールしている。中パ両国と微妙な関係にあるインドは警戒感を強めている。

 「米国とパキスタンが不和の中、存在を見いだす中国」。インドでは、今週に入ってから、ビンラーディン容疑者殺害をめぐる中国のパキスタン支持を注視する報道が相次いでいる。

 きっかけは、中国のトーンの変化にある。中国外務省報道官は2日の会見で、容疑者の殺害を「国際的なテロとの戦いにおいて重要で前向きな展開だ」として米政府に理解を示した。しかし、「パキスタンの立場を理解し支持する」(3日)、「主権と領土は尊重されるべきだ」(5日)と、徐々にパキスタンの主張に歩調をあわせていった。

 中国の支持に対し、ギラニ首相は9日の演説で、「中国は、パキスタン国民にとって刺激と力の源泉だ」と中国を持ち上げた。また、政府が同容疑者殺害以降「機能マヒ」(パキスタン紙)と揶揄(やゆ)される中、ギラニ首相は17日から4日間の訪中を予定通り行い、民生原子力協力などについて協議するという。

 今回の中国によるパキスタン擁護について、インド国内では「驚きに値しない」(外務次官経験者)、などとして冷静に受け止められている。だが、内心穏やかでないはずだ。

 中国問題に詳しい関係筋は、インドが警戒する背景のひとつとして、同国北部カシミール地方のパキスタン管理地域における最近の中国の開発加速をあげる。中国の投資は2000年代後半に飛躍的に増加したという。「将来的に中国が同地域統治を視野にいれた動き」ともいわれ、今回の支持も、パキスタン内の親中ムード醸成の一環ではないかとの見方も出ている。

 一方、インドにとって、同容疑者殺害はパキスタンが「テロリストの聖地になっている」との確信を強くするものだった。だが、パキスタンを必要以上に追い込めば、軌道に再び乗りつつある印パの対話路線にパキスタンが反発し、結果的に中国がさらなる影響を及ぼす余地を作りかねない。インドは当面抑制的な対応を迫られそうだ。

2540チバQ:2011/05/13(金) 00:03:30
>>2538
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000043-mai-int
<国連>「シリアが辞退」…人権理事国の立候補
毎日新聞 5月12日(木)13時22分配信

 【ニューヨーク山科武司】国連のアジア地域グループは11日の会合で、国連人権理事会(本部ジュネーブ)理事国への立候補をシリアが辞退し、代わりにクウェートが立候補する方針を了承した。国内で反政府運動への弾圧を強めるシリアに対して西欧を中心に批判が強まっており、「辞退」で批判をかわす狙いがあると見られる。

 シリアは今月20日に予定される国連総会での選挙を経て11〜13年、理事国を務める予定だったが、14年から3年間、理事国を務める予定のクウェートと協議し、順番を入れ替えた。

 ライス米国連大使は記者団に「自国民を迫害する国を支持しないというアジア地域グループの意思の表れだ」と評価した。

2541チバQ:2011/05/13(金) 22:50:24
>>2490
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011051301001046.html
西ベンガルなどで左派惨敗 印の地方選、政府与党躍進
2011年5月13日 21時19分

 【ニューデリー共同】4〜5月に投票が実施されたインドの4州と1連邦政府直轄地の議会選の開票結果が13日発表され、西ベンガル州とケララ州で政権を握っていた左派政党が惨敗、中央政府与党の国民会議派系が躍進した。インドメディアが報じた。

 国民会議派は、中央政府マンモハン・シン政権の幹部や与党議員らをめぐり相次いで発覚した汚職疑惑やインフレなどの影響で苦戦が予想されたが、有権者は同党が進める産業推進策などを評価。シン政権にとっては2014年の総選挙に向けた好材料となった。

 西ベンガル州では34年続いた共産系政権が終わり、国民会議派系の「草の根会議派」が第1党となった。ケララ州やアッサム州、直轄地ポンディシェリーでは国民会議派系が勝利。タミルナド州では国民会議派とは一線を画す野党系の地域政党が第1党となった。

2542チバQ:2011/05/13(金) 22:59:44
http://www.asahi.com/international/update/0513/TKY201105130142.html
フィンランドの反EU第3党、新政権への不参加表明2011年5月13日10時47分

 フィンランドで、反欧州連合(EU)姿勢を掲げ、対ポルトガル金融支援などに反対して先月の総選挙で躍進し、去就が注目されていた第3党「真のフィンランド人」が12日、新政権への不参加を表明した。

 同党を除く主な政党はポルトガル支援賛成で合意しており、13日の議会委員会で承認される見通し。EUは16日のユーロ圏財務相会合で全加盟国の承認を経てポルトガル支援を正式に決める。フィンランドは事前の議会承認手続きが必要なため、同党の動向に注目が集まっていた。

 反EU姿勢を掲げる同党は4月の総選挙で議席を6倍以上増やして第3党に躍進。第1党になった国民連合と連立協議をしていたが、ポルトガル支援をめぐる意見の対立が解けず決裂した。ソイニ党首は12日の記者会見で「考え方が違いすぎる」と述べた。(ヘルシンキ=沢村亙)

2543チバQ:2011/05/13(金) 23:08:14
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110513-OYT1T01099.htm
大地震多発地帯、止められぬ「最も危険な原発」


運転開始から30年を超えて操業を続けるアルメニア・メツァモール原発=貞広貴志撮影

 福島第一原発事故を受けて、地震国アルメニアのメツァモール原発が国際的関心を集めている。

 ソ連時代に運転開始し30年を超えた原発は、過去に何度も大地震が起きた危険地帯に位置する。

 「陸の孤島」のエネルギー事情から、原発を止めたくても止められない状況だ。

 首都エレバンから車で西に30分。桃やブドウ畑のかなたに4基の冷却塔が見えてきた。敷地周辺の荒れ野では、羊が草をはむ。牧歌的な風景にとけ込んだ古ぼけた施設が、「世界で最も危険な原発」(米誌)とも呼ばれるメツァモール原発だ。

 1986年のチェルノブイリ事故後、国際社会は繰り返しメツァモール原発の閉鎖を求めてきた。国境から原発まで約15キロ・メートルしか離れていないトルコは「いつ爆発するかわからない原爆」とまで呼び、即時停止を求め始めた。ソ連時代のずさんな操業実態も最近明らかになり、88年の大地震では運転員の多くが逃げ出し、別の原発から人員を急派してしのいだ。

 アルメニア政府は、追加安全策を講じるとともに、より安全な原発を新設し運転中の原発を停止できるよう国際社会に支援を求めている。エネルギー天然資源省のアレグ・ガルスチャン副大臣は「過去最大の地震などあらゆる事態への対応策をとった」と強調する。

 アルメニアが原子力発電を続ける背景には、化石燃料が入ってこない事情がある。領土や歴史問題で対立するアゼルバイジャン、トルコとの国境は封鎖中。グルジアとロシアの対立のとばっちりで北からの資源も確保できない。イランへの過度の資源依存には警戒感が先立つ。四面楚歌(そか)の中、「燃料を空輸すればしばらく補給せずに済む原子力」(ガルスチャン副大臣)に総電力の45%を頼る。

(2011年5月13日21時34分 読売新聞)

2544建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2011/05/15(日) 14:50:46
「ビンラーディン潜伏先に大量ポルノ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110515-00000094-san-int
産経新聞 5月15日(日)7時56分配信
 ロイター通信は13日、現職や元職の米政府高官の話として、米海軍特殊部隊シールズが
国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者の潜伏先から、
大量のポルノビデオを押収していたと報じた。映像はビデオ録画された現代風のもの。(ワシントン 犬塚陽介)

2545チバQ:2011/05/17(火) 21:51:32
http://www.afpbb.com/article/politics/2800433/7214508?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
「全インド恋人党」、愛を阻む壁に挑戦
2011年05月17日 16:44 発信地:チェンナイ/インド

【5月17日 AFP】キューピッドの矢に射止められたハートの中央には愛を象徴するタージマハル(Taj Mahal)廟─35歳のメークアップ・アーティスト、クマル・スリ・スリ(Kumar Sri Sri)氏が党首を務める「全インド恋人党」(All India Lovers Party、ILP)の存在は、政治的な多様性を誇るインド政界にあっても異色だ。

 クマルさんは、カースト(身分階級)や宗教、社会的地位の違いを理由に親に結婚を反対されるカップルをサポートしようと、2008年に同党を結成した。インドでは社会規範から外れた結婚をする者は親から縁を切られたり、最悪の場合には家族の誇りや評判を傷つける者として、親戚による「名誉殺人」の犠牲となることさえある。

 ILPは党の要綱で、家族の支援を受けられない結婚したカップルのために、職場での優遇措置や、無料の住宅や保育サービスの提供を掲げている。

 インド南部タミルナド(Tamil Nadu)州の州都チェンナイ(Chennai)にあるつつましい党本部で取材に応じてくれたクマルさんは、「2014年までに少なくとも10人を議会に送り込むのが私の目標」だと語った。

■映画スター志望から恋人党結成へ

 映画スター志望だったクマルさんは1989年、学校を中退してタミル語映画の一大拠点チェンナイに来た。しかし、映画界へ入り込むにはコネがすべてだった。「村から出る時に、ビッグスターにならなければ、一生帰って来ないと宣言してきたんだ」。ウェイターやビデオショップ店員などを渡り歩き、メークアップ・アーティストのアシスタントの職にたどり着いた。

 同僚だったのが、映画村の仕立て職人の娘だった現在の妻、マンガデヴィ(Mangadevi)さんだった。しかしクマルさんの両親は「20万ルピーとか50万ルピー(約36万〜90万円)といったたくさんの持参金を持って嫁いでくる裕福な家の娘と、僕を結婚させたがっていた」

 結局2人はスリ・スリ氏の両親に告げずに結婚した。「カーストや資産によって結婚を決めたがる家族たちの存在によって、恋人たちが直面する問題に気が付いたんだ。そういう恋人たちのために政党を作りたいって言った時には、みんなに笑われた。けれどこの国には、僕に投票してくれる恋人たちがたくさんいると思う」

 現在ILPには、ポスターを貼ったりパンフレットを配るボランティアが20人ほどいる。党の資金は、メークアップ・アーティストと牛乳配達の2足のわらじを履くクマルさんの持ち出しだ。「毎日、うちの党を支持したいという電話が15〜20件」あり、すでに10万人程度の支持者がいるというが、その数え方は定かでない。

■ゴールインさせたカップルも

 恋人党を立ち上げて数か月後、クマルさんは23歳の女性と36歳の男性のカップルの結婚の手助けをした。男性の父親は誰もがうらやむ政府の鉄道関連の職を持っていたが、女性の父親は貧しい労働者だった。

 男性の父親が2人の結婚に反対したため、ポスターで恋人党の存在を知った女性の父親がクマルさんに助けを求めてきた。

 クマルさんは2人の両親同士を会わせ、2人はまだ若いのだから一生懸命働けばお金の心配はいらない、と男性の両親を説得した。こうして2人は2008年8月に結婚し、恋人党にとって初の成功事例となった。

 一方で、恋人党の掲げる政策は「インドの伝統や文化に反し、この国の家族制度を破壊するものは芽のうちに摘み取らねばならない」と敵対姿勢を鮮明にするヒンズー系の保守派政党も存在する。

 クマルさんの政治的野心が花開くにはまだ時間がかかるだろう。13日に開票されたインド地方議会選の結果でILPの得票はわずか数百票にとどまり、クマルさんは立候補したチェンナイ選挙区で議席を獲得できなかった。

 それでも情熱は薄れない。「全然問題ないよ!今回は初めての立候補。まだこれから何度もある。僕は、愛がなければ何事も成功しないし、愛がなければ何事もできないということだけは確信してるんです」(c)AFP/Ammu Kannampilly

2546チバQ:2011/05/17(火) 21:54:20
>>1771>>2439>>2499
http://www.asahi.com/international/update/0515/TKY201105150155.html
人気歌手から大統領に、ハイチで就任式 議会対策カギ2011年5月15日19時50分
ハイチの首都ポルトープランスで14日、大統領に就任したミシェル・マーテリー氏(前列左)=ロイター
 2010年1月に大地震に見舞われた中米ハイチで14日、人気歌手から政界に転じたミシェル・マーテリー氏(50)が大統領に就任した。プレバル前大統領の下で進まない復興と広がるコレラ禍に、不満を高めてきた若者らから、期待を一身に集めての船出だ。

 AP通信によると、就任式が開かれた首都ポルトープランスの議事堂周辺には、1千人以上の支持者らが集まった。マーテリー氏は就任演説で「手を取り合って協力し、我々がハイチを変え、この国を立て直そう」と結束を呼びかけた。

 だが、議会はなお前大統領派が多数で、道のりは平らかではない。マーテリー氏は国家的和解の意味を込めて、かつて親子2代の独裁体制を敷いたデュバリエ氏、亡命したアリスティド氏、2人の元大統領も就任式に招いたが、いずれも姿を見せなかった。

 マーテリー氏は米マイアミで建設労働者などとして働いた後、1980年代後半から母国で歌手に。10年11月、請われて大統領選に立候補、住宅整備や災害対応可能な軍の構築、子供の教育無償化などを公約に掲げ、人口の大半を占める若者の支持を得て、決選投票の末に当選した。当選後は国内の視察を重ね、閣僚経験者らを招いて議会対策などを練っている。

 ハイチは10年1月の大地震で二十数万人が犠牲になったとされ、今も数十万人がテントで暮らす。10月にはコレラも発生、4500人以上が死亡した。(ロサンゼルス=藤えりか)

2547チバQ:2011/05/17(火) 22:01:28
>>2508-2509
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK890172720110515
WRAPUP2: IMF専務理事が性的暴行容疑で訴追、フランス・IMFに衝撃

 [ニューヨーク/パリ 15日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事(62)が、ニューヨーク市内のホテルで女性従業員に性的暴行を加えようとしたとして、15日までに逮捕・訴追された。
 同専務理事は来年の仏大統領選の有力候補。ユーロ圏債務危機の対応に追われるIMFはトップ不在という異常事態に追い込まれた。


 ニューヨーク市警によると、専務理事はニューヨークのジョン・F・ケネディ空港でパリに向け出発直前のエール・フランス機内にいたところを警察に身柄を拘束された。

 性的暴行を受けたと話しているのはニューヨークのホテルの客室係の女性(32歳)。

 警察のスポークスマンは「ストロスカーン氏は携帯電話を置き忘れており、NY市警は彼が逃亡したと認識した。エール・フランス機に搭乗したことが分かったので、同機から彼を降ろした。現在警察に拘束されて事情聴取を受けている」と述べた。


 事件があったのはタイムズ・スクエア近くのホテル「ソフィテルニューヨーク」。客室係の女性は軽傷を負っており、EMS(緊急医療サービス)によってルーズベルト・ホテルに運ばれ、治療を受けたという。

 宿泊していたのは一泊3000ドルのスイートルーム。IMFによると、ニューヨークは個人的な用事で訪れていたという。

 同専務理事は2007年11月にIMF専務理事に就任。2008年10月には部下の女性と性的関係を持ったとして、この女性や妻、IMFの職員などに対し謝罪していた。

 

 事件を受け、IMFではリプスキー筆頭副専務理事が専務理事代行に就任。ただ、国際経済システムを監視するIMFにとって、トップの逮捕・訴追は大きな汚点となった。

 ストロスカーン専務理事は、来年4月のフランス大統領選挙に野党・社会党から出馬するとみられていた。世論調査でも、再選を目指す現職のサルコジ大統領を大きく引き離していた。

 専務理事は15日にメルケル独首相と会談し、16日のユーロ圏財務相会合に出席する予定だった。

 

 弁護士によると、専務理事は15日中に出廷し、無罪を主張する見通し。
 警察によると、性的暴行容疑は外交特権が適用されず、有罪が確定すれば、15年─20年の禁固刑が科される可能性がある。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、警察は現場となったホテルのスイートルームからDNAを採取した。

 専務理事は、故マイケル・ジャクソンの児童虐待裁判など、ポップスターやスポーツ選手の裁判で辣腕(らつわん)をふるった弁護士ベンジャミン・ブラフマンと契約。著名テレビジャーナリストのアン・シンクレア夫人も「夫の無実を信じて疑わない」との声明を発表した。

 

 専務理事は経済学教授や財務相を歴任。数カ国語を操り、演説や舞台裏での交渉も巧みだった。

 IMFでは、金融危機時の緊急融資のほか、新興国の議決権拡大など広範な改革を実施。

 今回の欧州債務危機でも、アイスランド、ハンガリー、ギリシャ、アイルランド、ポルトガルの支援策策定で指導力を発揮しており、特に欧州諸国の間に懸念が広がるとみられている。

2548チバQ:2011/05/17(火) 22:03:13
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-21142620110517
情報BOX:次期IMF専務理事候補
2011年 05月 17日 14:51 JST
[ベルリン 16日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事が性的暴行容疑で米国で訴追され、退任する可能性が高くなった。
 専務理事職は慣例的に欧州から選出されている。以下は後任候補。

 ◎トルコのケマル・デルビシュ元経済財務担当相:欧州出身者以外から選ばれる場合の有力候補。2001年のトルコ金融危機の際、困難な改革を進め、IMFから多額の救済資金を得た功績で知られる。

 1978年に世銀に入り、96年には副総裁に就任。2001年に閣僚としてトルコに戻る。

 国連開発計画(UNDP)の前総裁で、現在はワシントンのシンクタンク、ブルッキングス研究所で世界経済・開発計画担当ディレクター。

 ◎クリスティーヌ・ラガルド仏経済・財政・産業相。55歳。欧州出身者から選ばれる場合の最有力候補。ただ、過去33年間のうち26年間にわたりフランス人が専務理事の座にあり、ストロスカーン専務理事もフランス人だったことから拒否反応が出る可能性もある。

 ◎南アフリカのトレバー・マニュエル元財務相。55歳。96―2009年に財務相を務め、08年のムベキ大統領辞任後の安定した政権移行に向けて重要な役割果たした。

 ◎メキシコのカルステンス中銀総裁。中銀のチーフエコノミストを経て2010年1月総裁就任。52歳。

 2003―06年にIMF副専務理事、政府の経済政策調整担当者としてメキシコに戻り、その後財務相も務めた。

 世銀は米国出身のゼーリック総裁が務めているため、同じ米州(南北アメリカ)出身者として不利となる可能性がある。

 ◎インドのモンテク・シン・アルワリア大統領顧問。1980年代半ば以降、インドの経済改革で重要な役割を果たす。2004年以降、計画委員会の副委員長を務める。世銀とIMFに勤務経験。ただ67歳と高齢。 

 ◎スタンレー・フィッシャー元IMF筆頭副専務理事(94―2001年)。2005年からイスラエル中銀総裁を務める。経済学者としても知られ、マサチューセッツ工科大学(MIT)で教鞭をとっていた時には、バーナンキ現連邦準備理事会(FRB)議長の論文助言を行った。

 67歳と高齢であることや、中銀総裁就任時にイスラエル国籍を取得したが、米国のパスポートも保有し、実質的に米国籍も保有しているとみられることが専務理事就任に障害となる可能性。

 ◎パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)のモハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)兼共同最高投資責任者。52歳。80―90年代にIMFで15年間勤務し、副局長となる。その後ソロモン・スミス・バーニー(その後シティグループ)に務める。

 ニューヨークで、エジプトの外交官とフランス人の間に生まれる。

 欧州債務危機の際に歯に衣着せぬ発言をしており、欧州から嫌われる可能性も。

 ◎ドイツのシュタインブリュック元財務相。64歳。2005―09年のメルケル首相の大連立政権下で社会民主党出身の財務相となる。

 メルケル首相は欧州出身者が好ましいと発言しており、シュタインブリュック氏を推す可能性がある。そうなれば2013年の選挙での政敵を排除することにつながる。

 ◎アクセル・ウェーバー前ドイツ連銀総裁。54歳。政治・外交的配慮をせずに率直に発言する傾向。一流のエコノミストであり、来年シカゴ大学で教鞭をとる方針を公表しているため、政策担当者になるよりも学究の道を選ぶとの見方もある。

 ◎ゴードン・ブラウン前英首相。60歳。しかしキャメロン現首相が先月、「債務否定論者」だとして適任ではないとの見方を示し、インドや中国の台頭により欧州以外から後任を選ぶべきとの見解を示した。

2549チバQ:2011/05/17(火) 22:04:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011051702000028.html
ライバル自滅も沈黙 IMF専務理事逮捕で仏大統領
2011年5月17日 朝刊

 【パリ=清水俊郎】来年のフランス大統領選の有力候補とされたストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事(62)が米国で強姦(ごうかん)未遂容疑で逮捕された事件で、サルコジ仏大統領(56)は沈黙を保っている。最強のライバルの自滅となる可能性が高いとはいえ、それが大統領自身の“追い風”になるかは不透明な情勢だからだ。

 「ストロスカーンの問題について、われわれは余計なことを言わないでおこう」。十六日付の仏紙パリジャンは、サルコジ大統領が側近にこう指示したと伝えた。実際にバロワン政府報道官は国営テレビで「推定無罪の原則を尊重する」と慎重な発言に終始。大統領府も与党の右派・国民運動連合も声明を出していない。素早さが身上の大統領にしては珍しい対応だ。

 背景には、高失業率と閣僚の醜聞で20%台前半まで落ち込んだ大統領の支持率がある。リビア空爆など得意の外交面で国際的な主導権を発揮した今春も回復せず、ストロスカーン専務理事ら最大野党の社会党の有力候補だけでなく、極右・国民戦線の女性党首マリーヌ・ルペン氏(42)も下回った。

 ストロスカーン専務理事の失墜も今のところ「極右と中道政党を利するだけ」(社会党幹部)との観測が強い。さらに同専務理事が大統領選に向けて「謀略に巻き込まれた可能性」(ジャック・アタリ元欧州復興開発銀行総裁)も指摘されており、サルコジ大統領は現段階で目立った攻勢に出るべきではないと判断したとみられる。

 一方、社会党は十七日に執行部会を開いて対応を決めるが、左派の仏紙リベラシオンは十六日付の社説で「フランス人は政治家と芸術家の醜聞に寛容だが、今回は普通の愛人騒動ではなく暴力の疑いのあることにショックを受けている」とストロスカーン専務理事を切り捨てた。

2550チバQ:2011/05/17(火) 22:05:52
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-21124720110516
仏大統領選有力候補のIMF専務理事逮捕、有権者にも衝撃
2011年 05月 16日 18:35 JST
 [パリ 15日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)の専務理事、ストロスカーン容疑者(62)が、性的暴行の疑いで逮捕・訴追された事件は、同容疑者が来年の仏大統領選に関する各種世論調査で高い支持を得ていただけに、フランスの有権者にも衝撃が広がった。
 最大野党・社会党の有力候補と目されていたストロスカーン容疑者は、米ニューヨーク市内のホテルで、客室係の女性従業員に性的暴行を加えようとしたなどとして逮捕された。

 パリにある同容疑者の自宅近くに住む画家のオディールさんは、「フランスにとって惨めな出来事だ。フランスには知的能力に優れ、プロフェッショナルな男が2人いる。トリシェ(欧州中央銀行総裁)と彼だ。セックススキャンダルでキャリアを台無しにするのは残念だ」と事件の感想を語った。

 同じく同容疑者の自宅近くに住むエリック・モレルさんは、「彼(ストロスカーン容疑者)は世論調査の支持率でトップだった。サルコジ大統領の座を引き継ぐのは彼しかいないと思っていた」と話した。

 ストロスカーン容疑者とサルコジ大統領のライバル関係についての著書を昨年出版したフィリップ・マルティナさんはロイターテレビに対し、「社会党の予備選と大統領選では、もはや彼が歩む道はなくなってしまった」と述べた。

2551チバQ:2011/05/17(火) 22:06:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110516/mds11051608410002-n1.htm
アラブ連盟事務局長にアラビ・エジプト外相 域内外交の要職を死守
2011.5.16 08:39

 【カイロ=大内清】アラブ連盟(本部カイロ)は15日、退任するエジプト出身のアムル・ムーサ事務局長の後任に、同国のアラビ外相を選出した。アラビ氏は最近、パレスチナ主流派ファタハと、イスラエルに敵対するイスラム原理主義組織ハマスとの和解交渉をまとめるなど、イスラエル寄りだった前政権下のエジプトの外交政策を転換し、アラブ世界で評価が高まっていた。

 今回のアラブ連盟事務局長選は、エジプトの元外交官ムスタファ・フィキ氏とカタール出身のアブドルラフマン・アティヤ元湾岸協力会議(GCC)事務局長の一騎打ちになるとみられていた。

 しかし、フィキ氏は2月に退陣したエジプトのムバラク前大統領と近く、同国の民主化勢力から「アラブの顔にふさわしくない」との批判が噴出。このためエジプトは15日になって突如、アラビ氏を候補に指名し、それを受けてカタールがアティヤ氏の立候補を取りやめた。

 「アラブの盟主」を自任するエジプトとしては、フィキ氏に代えて人気のあるアラビ氏を指名することで、域内外交の要であるアラブ連盟事務局長のポストを死守した格好だ。

 退任するムーサ氏は今後、11月に予定されるエジプト大統領選への出馬準備を加速するとみられる。アラビ氏の後任のエジプト外相が誰になるかは不明。

2552チバQ:2011/05/19(木) 00:37:45
http://www.asahi.com/international/update/0518/TKY201105180102.html
「上院に公選制を」英政府が改革案 定数300に2011年5月18日11時59分

 英政府は17日、上院に300議席の定数を設け、その8割を公選制にする改革案を発表した。世襲貴族や首相推薦の一代貴族で構成される今の上院には非民主的との批判が強かったが、改革案にも「(公選制の)下院との摩擦が起きかねない」と「ねじれ」を危惧する見方がある。

 改革案によると、240議席は任期15年で、5年ごとに3分の1ずつ改選。残りの60議席は指名で選ばれる。

 改革案を発表したクレッグ副首相は「(立法院としての)下院優位の原則は変わらない」と強調。「2015年に最初の上院選挙を実施したい」と意気込む。ただ、約800人の現職議員の多くは実現すれば議席を失うため、改革案に否定的。改革推進派からは「いっそ上院を廃止したら」との声もある。(ロンドン=沢村亙)

2553チバQ:2011/05/19(木) 12:56:34
IMF専務理事訴追 加速する後任人事
産経新聞 5月19日(木)7時55分配信

 【ワシントン=柿内公輔】国際通貨基金(IMF)専務理事のストロスカーン容疑者が性的暴行の疑いで訴追されたことで、後任人事をめぐる観測が加速してきた。「指定席」を死守したい欧州に対し、IMFでの発言力拡大を狙うアジアや新興国は人心一新につながる人事を模索。各国の思惑が交錯する背景には、IMFの組織運営をめぐるせめぎ合いがある。

 ストロスカーン容疑者の辞任は不可避の情勢。後継を探る素早い動きを見せるのが、専務理事ポストを独占してきた欧州勢だ。

 同容疑者の逮捕直後の16日、ドイツのメルケル首相は「欧州出身者がトップを維持するのが望ましい」との見解を披露。オランダやスペインからも同様の声が相次ぎ、欧州の信用不安への対処には欧州の指導力が必要との主張も聞かれる。

 「ポスト・ストロスカーン」の本命とみられてきたのが、フランスのラガルド財務相。20カ国・地域(G20)議長国として財務相会合などでの指導力が評価されるが、「容疑者と同じフランス出身者は厳しい」(国際金融筋)との見方があり、シュタインブリュック元独財務相やブラウン前英首相を推す声もある。

 一方、IMFは欧州、世銀は米国の出身者が就く慣習に反発するのがアジアや中南米などの新興国。後任には、トルコのデルビシュ元財務相や、メキシコ出身のグリア経済協力開発機構(OECD)事務総長など複数の候補が取り沙汰されている。

 IMF最大の出資国の米国も、「虎視眈々(たんたん)とトップの座をうかがっている」(国際機関関係者)とされるが、世銀総裁を米国出身のゼーリック氏が務めておりハードルは高い。日本は序列3位の副専務理事ポストを確保してきたが、トップ候補は見あたらない。

 トップ人事をめぐるせめぎ合いには、先進国と新興国の綱引きが影響している。経済成長に見合った待遇を求める新興国に対し、先進国側は発言力に直結する出資割当額の引き上げに応じるなどして、新興国を懐柔してきた。

 しかし、日米欧が依然主導するIMFの組織運営に新興国の不満は根強い。中国外務省は17日、今回の不祥事を受けて「トップの選定における問題が提起された」とし、「公平性や能力の原則に基づくべきだ」とのコメントを発表して、さっそく先進国を牽制(けんせい)した。前代未聞の不祥事は、IMFが抱える構造問題をも浮き彫りにしている。

≪IMF専務理事の主な後任候補≫
 欧州:ラガルド仏財務相、シュタインブリュック元独財務相、ブラウン前英首相、ウェーバー前ドイツ連銀総裁

 新興国:デルビシュ元トルコ財務相、グリアOECD事務総長(メキシコ)、アルワリア・インド国家計画委副委員長、マニュエル元南アフリカ財務相

 米国:サマーズ前米国家経済会議委員長

2554チバQ:2011/05/19(木) 18:27:35
http://www.asahi.com/international/update/0519/TKY201105190249.html
ストロスカーン氏、IMF辞任へ 逮捕・収監で続行困難
2011年5月19日13時36分
 国際通貨基金(IMF)トップのストロスカーン専務理事が18日、辞任を申し出た。滞在先のニューヨーク市で、性的暴行容疑で逮捕され、収監されており、職務続行はできないと判断したものとみられる。今後の焦点は後任人事に移る。

 ストロスカーン専務理事は14日、私的な用事で滞在していたニューヨークのホテルの自室での、ホテルの女性従業員(32)に対する性的暴行容疑などでニューヨーク市警に逮捕されていた。

 16日に、ニューヨークの法廷で保釈を認めるかどうかが審理されたが、国外逃亡のおそれがあるとして、保釈申請は却下され、専務理事業務に戻れる見通しはたっていなかった。

2555チバQ:2011/05/19(木) 19:49:23
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110517-OYT1T00869.htm
逮捕のIMF専務理事、孤島の独房に収容

 【ニューヨーク=柳沢亨之】ニューヨークで女性従業員に性的暴行を加えたとして逮捕された国際通貨基金(IMF)専務理事のドミニク・ストロスカーン容疑者が16日、市内のイーストリバーに浮かぶ孤島、ライカーズ島の拘置所に収容された。米メディアが伝えた。


 金網に囲まれた約1・7平方キロの同島は未決拘置者ら約1万数千人を抱える全米最大規模の収容先となっている。米CNNによると、専務理事が収容されたのは独房で3メートル×4メートルの広さという。

(2011年5月17日19時51分 読売新聞)

2556チバQ:2011/05/19(木) 21:55:35
>>2359
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110519/chn11051921380008-n1.htm
「中パ接近」中国、中央アジアでの存在感拡大狙う?
2011.5.19 21:37 (1/2ページ)
 【北京=矢板明夫】中国を訪問中のパキスタンのギラニ首相は19日、北京で行われた中国とパキスタンの企業家フォーラムに出席し、エネルギー、金融など各分野の中国を代表する企業家らと会談、パキスタンのインフラ整備などで資金援助と技術協力を受けることを確認した。米議会でパキスタンへの援助削減を求める声が高まる中、中国政府は逆にパキスタンを全面的にサポートする姿勢を示しており、中央アジアでの中国の存在感を拡大する狙いがあるとみられる。

 パキスタンと米国の関係をめぐっては、国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者がパキスタン国内で米軍に殺害され、パキスタンが同容疑者の潜伏を支援していたのではないかとの疑念が米国から突きつけられている。ギラニ首相がこの時期に訪中したのは、中国との連携を強化し、国際的孤立を避けたいとの思惑がある。 

 これに対し、中国はパキスタンに全面支援の手を差し伸べた。パキスタン国内で高まっている反米感情を利用して、同国での米国の影響力を減らす好機ととらえているようだ。

 18日に行われた首脳会談で中国の温家宝首相は、「パキスタンの独立と主権、それに領土の保全は尊重されなければならない」と述べ、パキスタン側にビンラーディン容疑者殺害を事前に通告しなかった米軍の作戦を批判、パキスタンを擁護する姿勢を強調した。

 中国人学者の分析によると、米国はビンラーディン容疑者を殺害したことで、中央アジアにおける反テロの戦いが一段落し、今後、パキスタンなど周辺国に対する米国の支援は減少してゆくという。駐アフガニスタン米軍の撤退が本格化するなか、同地域での米国の影響力後退とともに、中国は政治、経済面でパキスタンへの支援をさらに強化している。

 また、パキスタン国内には、中国国内の新疆ウイグル自治区の独立を目指すウイグル族に同情的な部族が多い。パキスタン政府を通じ、これらの部族のウイグル人支援の動きを抑え込むことも中国当局のもう一つの目的だと指摘される。

2557チバQ:2011/05/19(木) 21:56:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011051902000189.html?ref=rank
イエメン 調停案交渉物別れ
2011年5月19日 夕刊

 【カイロ=今村実】反政府デモが続くイエメンで、サレハ大統領(69)の一カ月以内の辞任を盛り込んだ湾岸協力会議(GCC)の調停案に関する交渉は十八日、サレハ氏と野党側が最終的な署名方法をめぐって対立し、物別れに終わった。ロイター通信が伝えた。

 野党関係者は同日、サレハ氏が調停案の受け入れに合意したと語っていた。ところが交渉は大詰めの段階で、調停案に署名する野党側の代表者を誰にするかについて、サレハ氏と野党の主張が折り合わなかったという。

 政府関係者は「まだ希望はある」と語ったが、交渉が再開される見通しは不透明だ。

 サレハ氏は、四月にもいったん調停案の受け入れに合意したが、署名を控えた土壇場で一転して拒否。今回は米国も説得に加わり、調停案を修正して交渉が進んだが、またも最終段階で失敗した。

 調停案は、デモの弾圧を続けるサレハ氏の訴追免除が辞任の条件となっており、反政府派は反発している。

2558チバQ:2011/05/19(木) 21:59:41
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110519-OYT1T00160.htm
露大統領、出馬に意欲…でも首相と協議してから

18日、スコルコボで記者会見するメドベージェフ露大統領=ロイター 【モスクワ=寺口亮一】ロシアのメドベージェフ大統領は18日、モスクワ郊外のスコルコボで内外の報道関係者を集めて記者会見を開き、2012年に予定される大統領選について「出馬するなら、これまで私を推してくれた勢力を基盤にしたい」と述べ、間接的表現ながら立候補の意欲を示した。候補者については「近く発表される」と述べるにとどまり、出馬するかどうかは明言を避けた。

 大統領は候補者決定について「政治ショーではない。明確で賢明なシナリオに従い行われなければならない」と述べ、事実上の最高実力者であるプーチン首相と協議して決める道筋を示した。

 対立が指摘される首相との関係について「重要な戦略に関する立場は非常に近い」と述べ、「2頭体制」の不和説を否定した。

(2011年5月19日07時15分 読売新聞)


http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-21184720110519

ロシア大統領、首相との違い示すも再出馬の明言避ける
2011年 05月 19日 11:49 JST
 [スコルコボ(ロシア) 18日 ロイター] ロシアのメドベージェフ大統領は18日、就任以来で最大規模となる記者会見を開き、経済近代化政策や服役中の元石油王ホドルコフスキー氏に対する姿勢などについてプーチン首相との違いに言及した。ただ、両者のどちらが2012年の大統領選に出馬するかについての明言は避けた。
 大統領は「このような決定の発表には、記者会見とは異なる形式が選ばれるだろう」と述べた。ただ、決定はまもなく発表されると約束した。

 2時間以上に及ぶ記者会見は全国に生中継された。会場には800人を超える記者が集まった。

 メドベージェフ大統領とプーチン首相が公の場で対立する場面がみられることから、大統領が再出馬の準備を進めているとの見方が強まっている。

 大統領は会見で、首相とは同志だと語り、不仲説の火消しに努める一方、「これはわれわれがすべての見解で一致していることを意味しない」と述べた。

 また、「誰も永遠には権力の座にとどまれない。このような幻想を抱く人間はたいていひどい結末を迎える」と語り、プーチン首相の批判とも取れる発言を行った。

 大統領は、産業の多様化を進める経済近代化政策について、プーチン氏が描くよりも速いペースで進められるとの見解を示した。

 また、プーチン政権と対立し、2003年に逮捕され、マネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で服役中のホドルコフスキー氏について、同氏の釈放は社会にとって「全く危険ではない」と語り、同氏をアル・カポネになぞらえ、「刑務所にいるべき盗賊」と語るプーチン氏との見解の相違を浮き彫りにした。 

 米政府が欧州で展開予定のミサイル防衛計画については、大統領は強硬な姿勢を示し、米国が計画に対するロシアの懸念に耳を傾けない場合にはロシアは核攻撃能力を高めていく、と表明。「これは非常に悪いシナリオだろう。われわれを冷戦時代に逆戻りさせるシナリオだ」と語った。

2559チバQ:2011/05/20(金) 20:42:45
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21208220110520
次期IMFトップ最有力の仏経済相、法的問題が就任妨げも
2011年 05月 20日 11:27 JST
 [パリ 19日 ロイター] 女性への性的暴行容疑で逮捕されたストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事の辞任を受け、ラガルド仏経済・財政・産業相が後任の最有力候補に浮上しているが、同相をめぐる法的問題が女性初のIMFトップの誕生を妨げる可能性が出ている。
 ラガルド氏をめぐっては、元議員でビジネスマンのベルナール・タピエ氏と政府間の争いを調停に付した手続きの合法性が問題視されており、検察当局はラガルド氏に関する調査を勧告。この問題は最短でも6月前には片付かない見通しだ。

 サルコジ大統領の友人でもあるタピエ氏は、1993年にスポーツ用品メーカー、アディダスの株式を売却した際に、国有銀行だったクレディ・リヨネ(のちにクレディ・アグリコルに買収)が詐欺を働いたとして政府を提訴した。

 ラガルド氏は長期に及ぶ政府とタピエ氏との争いを終わらせるため、法廷での決着を諦め、経済・財政・産業省内の意見に取り合わずに調停委員会に同件を提出。これについて、野党からはラガルド氏の職権乱用と非難する声が上がってた。

 検察当局は、ラガルド氏は調停手続きが合法かどうかの確認を促す勧告を無視し、多額の賠償金決定に対し上訴する勧告も拒否したと主張。

 検察当局は今月10日、タピエ氏への2億8500万ユーロの賠償金支払い決定におけるラガルド氏の関与について全面的な調査を勧告した。 

 特別法廷は6月半ばに、全面調査を命じるかどうか決定するとみられる。

 ラガルド氏は違法行為を否定している。

 ただ、この問題によって、同氏のIMF専務理事への任命が遅れる、あるいは前専務理事の不祥事で傷ついたイメージの回復を図るIMFがラガルド氏を適任と判断しない可能性はある。

 ある仏議会筋は「このような問題の渦中にある人物をIMF専務理事に就任させるとは思えない。タピエ氏の問題がなければ、ラガルド氏は正当な専務理事候補だっただろう」と述べた。

 ラガルド氏は、誰かが自身の評判を落とそうとしていると主張。タピエ氏のとの争いを調停に付す最終決定を下したのは大統領府だったと明らかにした。

2560チバQ:2011/05/20(金) 21:30:05
http://jp.wsj.com/Economy/Global-Economy/node_238900
単純なようで単純でないIMF専務理事後任選び−本物の選挙戦か?
2011年 5月 20日 8:55 JST
 スキャンダルまみれの辞任となった国際通貨基金(IMF)のストロスカーン前専務理事の後任選びは、IMFが第二次世界大戦後の1945年に発足して以来初めて、裏交渉抜きの文字通りの選挙戦となりそうだ。

 それゆえ今回の選出過程はある意味単純だ。選挙で多数を獲得した候補が専務理事になるということだ。

 だがつぶさに見れば、実態はかなり複雑だ。というのも187に上るメンバー国の意思は24人で構成される理事会によって代表される。これら187カ国それぞれが自国経済の世界経済に占める割合にほぼ比例する形で投票権を付与されている。この投票権の比重は時の経過とともに調整されはするが、大戦後しばらくはアジア地域に比べ経済が圧倒的に大きかったヨーロッパにまだ大きく割り振られている。

 現在の割合はヨーロッパが35.6%、アジア・太平洋地域が20.93%、米国は一つの国としては最大の16.8%だ。

 理論上は欧州各国がまとまって、アメリカと組めば意中の人間を誰であれ専務理事にすることができる。これまではIMFのトップはヨーロッパ人でナンバー2がアメリカ人、姉妹機関の世界銀行はトップがアメリカ人というのが暗黙の了解だった。

 しかし、このしきたりは怪しくなりつつある。最近世界経済問題で発言力を増している20カ国・地域(G20)のリーダーたちは、その中には欧米先進国のリーダーも含まれているが、かねてからIMFや世界銀行のトップはあくまで候補者の能力本位で決め、出身国は考慮しないことを宣言している。これがどう影響するか、今のところ不透明だ。これまでのところヨーロッパは専務理事の指定席維持を目指し、フランスのラガルド財務相を推すことでまとまりつつあるかにみえる。

 IMFは新専務理事の選出で各国が合意できる人間を探したいとしている。過去においてはどうにか合意を作り上げてきたものの今回は難しそうだ。

2561チバQ:2011/05/21(土) 09:51:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110520-00000035-mai-int
<フランス>大統領選の混迷必至 IMF前トップ起訴で
毎日新聞 5月20日(金)11時8分配信

 【パリ福原直樹】フランス次期大統領選(来年5月)で最有力候補だった国際通貨基金(IMF)前専務理事のストロスカーン被告が強姦(ごうかん)未遂罪などで起訴されたことを受け、同被告の所属する野党第1党・社会党では事実上の「後継者」争いが始まった。事件の性質から同被告の立候補は難しいとの判断からだ。だが、社会党にはストロスカーン被告のように右派のサルコジ大統領を大きくしのぐ候補はおらず、大統領選は混戦になりそうだ。

 事件後、社会党では有力候補としてオブリ第1書記やオランド前第1書記、ロワイヤル元家庭担当相(07年大統領選候補)などの名前が挙がっている。党関係者によると、社会党の有力国会議員数十人は18日、オブリ氏支持で一致。ストロスカーン被告支持者の一部も毎日新聞にオブリ氏支持を表明した。一方、すでに立候補を表明したオランド氏の陣営も活動を続けている。

 だが問題はオブリ、オランド両氏らの支持率だ。ストロスカーン被告は事件前、世論調査でサルコジ大統領を2倍近く引き離し、社会党としてはミッテラン政権(81〜95年)以降、保守に奪われてきた政権を奪取する勢いだった。18日の調査ではオブリ、オランド両氏の支持率はそれぞれ23%とサルコジ大統領と拮抗(きっこう)。19日の別の調査では両氏の支持率は27、29%。大統領の21%をリードしたものの「ストロスカーン不在」は大きな影響を及ぼしている。

 ストロスカーン被告の出馬問題について、社会党内には真相究明まで判断を控えるべきだとの意見が出ていた。だが仏紙は「社会党はサルコジ大統領をしのぐ唯一の候補を失った」(リベラシオン紙)と伝えるなど一斉に政治生命の「終えん」を指摘。社会党は今秋の予備選で統一候補を選ぶが、立候補締め切りは7月上旬に迫っており、早急な対策が迫られている。

 一方、事件が「追い風」になった形のサルコジ大統領側は、フィヨン首相が「もし(暴行の)事実が判明したら弁解はできない」と話すなど、政権として初めてストロスカーン被告の有罪可能性に言及。事件を機に今後、大統領の与党「国民運動連合」や、移民排斥を訴え支持を伸ばす極右「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首らが攻勢に転じるのは確実だ。

2562チバQ:2011/05/22(日) 15:11:19
http://www.afpbb.com/article/politics/2801605/7246404?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
イエメン野党勢力、湾岸協力会議の調停案に署名 反政府デモの混乱収束へ
2011年05月22日 10:39 発信地:サヌア/イエメン
【5月22日 AFP】イエメンの野党勢力は21日、アリ・アブドラ・サレハ(Ali Abdullah Saleh)大統領の権力移譲などを内容とする湾岸協力会議(Gulf Cooperation Council、GCC)の調停案に署名した。

 多くの野党勢力指導者は、22日に発表があるとして、調停案に署名した事実の確認を避けた。ある匿名の野党関係者は、複数の野党指導者が21日に湾岸協力会議のトップおよび米国、英国、EU、アラブ首長国連邦(UAE)の大使と面会したと述べた。

 反政府デモは国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)を助けるクーデターだと野党勢力を非難していたサレハ大統領だが、国家のために調停案を受け入れると表明していた。サレハ大統領が率いる与党・国民全体会議(General People's Congress、GPC)の報道官は、サレハ大統領は22日に調停案に署名すると発表した。

 調停案によればサレハ大統領は署名の30日後に副大統領に権限を移譲する。野党側から選ばれた首相が挙国一致内閣を組閣し、サレハ氏の辞任から60日後に大統領選挙が行われる。議会はサレハ氏とその側近を刑事免責する。

 イエメンでは1月下旬から反体制デモが続き、活動家や医療関係者の報告を総合すると、これまでに治安部隊によるデモ鎮圧によって少なくとも80人が死亡した。

 21日にも首都サヌア(Sanaa)の西にあるホデイダ(Hodeida)で反政府デモを行ったホデイラ大学(Hodeida University)の学生らが治安部隊と衝突し、目撃者と医療関係者によると、学生3人が銃で撃たれて死亡した。(c)AFP/Hammoud Mounassar

2563チバQ:2011/05/22(日) 15:12:42
http://www.afpbb.com/article/politics/2801607/7248341
スペイン各地でデモ、地方選前日も続く 失業・歳出削減に抗議
2011年05月22日 11:48 発信地:マドリード/スペイン
【5月22日 AFP】スペイン各地で前週末の15日に始まった失業と経済危機に抗議するデモは、地方選投票日を翌日に控えた21日も続いた。デモ主催者側は投票日当日の22日に会議を開き、投票日以降のデモ継続を決める方針だという。

 投票前日のデモが禁止されているスペインの選挙管理委員会は19日、週末の21日と22日に予定されているデモは憲法で保障されたデモの権利を逸脱するもので違法だと宣言したが、不動産バブルがはじけた2008年以降では最大規模となったデモを止めることはできなかった。

 2011年第1四半期のスペインの失業率は、先進工業国で最悪の21.19%に上昇した。2月の25歳未満の失業率は44.6%に達した。

 厳しい雇用情勢と歳出削減を受け、世論調査ではホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ(Jose Luis Rodriguez Zapatero)首相率いる与党・社会労働党が大敗する情勢で、与党が強いバルセロナ(Barcelona)、セビリア(Seville)、カスティーリャ・ラ・マンチャ(Castilla-La Mancha)州での与党敗北も予想されている。(c)AFP/Denholm Barnetson

2564チバQ:2011/05/22(日) 15:15:53
http://www.afpbb.com/article/politics/2801041/7232376
クウェート議会で殴り合い大げんか
2011年05月19日 11:58 発信地:クウェート

クウェート議会で18日、テロ容疑者の処遇をめぐってイスラム教シーア派とスンニ派の議員らが殴り合いの大げんかを繰り広げ、月末まで議会が休会となる騒動があった。

クウェート国民議会ではこの日、キューバ・グアンタナモ(Guantanamo)米海軍基地の施設に収容されているクウェート人容疑者2人の釈放を米国が拒否していることについて議論していた。しかし議論が白熱するなか、1人のシーア派議員が容疑者2人を「アルカイダの戦闘員」と呼んだことに、スンニ派議員らが激高。「アルカイダについてではなく、グアンタナモ収容者についての議論だ」と反論し、シーア派2議員、スンニ派4議員を巻き込んだ大げんかに発展した。

クウェートでは最近、シーア派とスンニ派の対立が激化しつつある(2011年5月18日撮影)。(c)AFP/YASSER AL-ZAYYAT

2565チバQ:2011/05/23(月) 12:40:46
http://www.afpbb.com/article/politics/2801743/7243000
湾岸協力会議がイエメン仲介を停止、大統領の署名拒否をうけ
2011年05月23日 09:40 発信地:リヤド/サウジアラビア
【5月23日 AFP】アラブ首長国連邦(UAE)など中東6か国で構成される湾岸協力会議(Gulf Cooperation Council、GCC)は22日、サウジアラビアのリヤド(Riyadh)で開いたイエメン情勢を協議する外相会議で、イエメン与野党間の仲介を一時停止を決定した。

 アリ・アブドラ・サレハ(Ali Abdullah Saleh)大統領の権力移譲などが盛り込まれた調停案への署名を、サレハ大統領が同日、拒否したため、仲介に向けて「好ましい状況にない」と判断したという。野党勢力側は前日、調停案に署名していた。

 その一方で、湾岸協力会議は、調停案は「現状を乗り越える最適な方法だ」と述べ、最終的にはサレハ大統領が署名に応じるとの期待を示した。(c)AFP

2566チバQ:2011/05/23(月) 12:41:39
http://www.asahi.com/international/update/0523/TKY201105230061.html
スペイン統一地方選で与党が大敗 財政緊縮策に不満噴出
2011年5月23日10時22分
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マドリード中心部のプエルタ・デル・ソル広場は22日、二大政党や経済政策に抗議する市民に占拠された=AP
 スペインの統一地方選は22日投開票され、右派の最大野党の国民党が、サパテロ首相率いる左派の社会労働党を得票率で大幅に上回り、来年3月の総選挙に向け弾みをつけた。政府の財政緊縮策に対し国民の不満が噴き出した。ただ、長引く不況で失職した若年層を中心に、二大政党への批判も急速に高まっている。

 AFP通信によると、全国の8千超の市議選の結果を集計した得票率は、国民党が約37%で社会労働党の約27%を引き離した。国民党は首都マドリードで圧勝した一方、南部アンダルシア州のセビリアをはじめ、社会労働党が伝統的に強い選挙区でも勝利した。

 サパテロ氏は22日の記者会見で「多くの国民が経済危機で苦しんでいることを理解する」と敗北を認めたが、「改革を続ける」として総選挙の前倒しはしない考えを示した。

2567チバQ:2011/05/23(月) 12:42:33
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aPQjO8.fU.WM
メルケル独首相率いる与党、ブレーメン州で第3党に後退−SPD勝利
 5月22日(ブルームバーグ):ドイツのメルケル首相率いる与党キリスト教民主同盟(CDU)はブレーメン州での州議会選挙で第3党に後退した。最大野党の社会民主党(SPD)が再び勝利した今回の選挙について、CDUは欧州債務危機への対応を余儀なくされた結果だとの見解を示した。

  テレビのZDFが22日報じた出口調査によると、SPDの得票率は38%で、64年にわたるブレーメン州での支配力を強固にした。緑の党は23%で第2党。緑の党は過去4年にわたりSPDと連立を組んでいる。メルケル首相率いるCDUの得票率は21.5%と、1959年以降で最悪の結果となった。ドイツで最も小さい州であるブレーメンには自動車輸出の拠点であるブレーマーハーフェン港などがある。

  ドイツの失業率は19年ぶりの低水準となり、昨年に続き今年も3%の経済成長が見込まれているものの、今年行われた5回の州選挙は全て、CDUが支持を失っていることを示す結果となった。メルケル首相は福島第一原子力発電所の事故後、従来の原発推進政策からの転換を図る方針を示しているが、有権者を納得させるには至っていない。また、危機的状況が1年余り続くユーロ圏高債務国への支援継続の必要性についても有権者の理解を得にくい状況だ。

2568チバQ:2011/05/23(月) 22:59:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000101-mai-int
<スペイン>地方選で与党・社会労働党が大敗 右派が伸びる
毎日新聞 5月23日(月)20時27分配信

 【パリ福原直樹】スペインは22日、地方選の投開票を行い、サパテロ首相の中道左派の与党・社会労働党が、野党第1党の中道右派・国民党に歴史的大敗を喫した。23日に確定した結果では、社会労働党の得票率は約28%で、約38%の国民党に10ポイントも引き離され、多くの地域で政治的主導権を奪われた。

 08年以降、深刻な経済危機に悩む同国では、サパテロ政権が緊縮財政策を取ったが効果がなく、25歳以下の失業率が約45%に到達。15日以降、数万人の若者が全国で座り込み運動を続けるなど、若年層を中心に政治不信がまん延していた。

 同地方選は、全国のほぼ各地域で行われ、約8000の市長や約7万人の地方議会議員を選んだ。サパテロ首相は22日夜、大敗を認めたが、来春の任期まで首相にとどまる意思を表明した

2569チバQ:2011/05/23(月) 23:11:20
>>2567
http://www.asahi.com/international/update/0523/TKY201105230387.html
ドイツ緑の党、また躍進 ブレーメン州で第2党に2011年5月23日21時23分
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. ドイツ北部ブレーメン州で22日、州議会選挙があった。「脱原発」の追い風に乗る緑の党が、メルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)を初めて得票率で上回り、第2党になる見通し。第1党は社会民主党(SPD)。同州で連立を組むSPDと緑の党の政権枠組みが維持される。

 23日昼の州選管の推計によると、緑の党の得票率は22.6%で、前回より6.1ポイント伸ばした。CDUは5.3ポイント減の20.3%。SPDは1.8ポイント増の38.5%。メルケル政権の連立与党・自由民主党は2.5%で、議席獲得に必要な5%に達しなかった。
.

2570チバQ:2011/05/23(月) 23:13:58
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011052301000238.html
ホンジュラス、米州機構復帰へ 追放セラヤ氏と和解
2011年5月23日 10時43分

 【ロサンゼルス共同】2009年のホンジュラスのクーデターで大統領を解任されたセラヤ氏と、同国のロボ大統領が22日、コロンビア北部カルタヘナで会談し、セラヤ氏の帰国などを認める合意文書に署名した。

 署名にはコロンビアのサントス大統領と、ベネズエラのマドゥロ外相が証人として同席。この和解により、ホンジュラスは近く、参加資格を停止されている米州機構(OAS)への復帰が認められる見込みとなった。AP通信などが伝えた。

 クーデターを強く非難してきたベネズエラの反米左翼チャベス大統領は「この合意を覆そうとする勢力もまだ存在する」として、合意順守を監視する考えを強調した。

 合意では、ホンジュラス政府がセラヤ氏や支持勢力に対する迫害をせず、今後の選挙に参加させることを約束。6月5〜7日にエルサルバドルで開かれるOAS総会で、ホンジュラス復帰が正式に認められる見通し。

 セラヤ氏は05年の当選後、ベネズエラの影響を受け左傾化。これを警戒する勢力の後押しで09年6月、軍がセラヤ氏を国外へ追放した。その後、セラヤ氏の本来の任期満了に合わせて大統領選が行われ、10年1月にロボ大統領が就任した。

2571チバQ:2011/05/23(月) 23:19:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110523/asi11052301070000-n1.htm
セーシェル大統領選、現職が3期目当選
2011.5.23 01:05
 ロイター通信などによると、インド洋の島国セーシェルで19〜21日に大統領選の投票が行われ、選挙管理委員会は22日、現職のジェームズ・ミシェル大統領(66)が当選したと発表した。3期目となる。任期は5年。

 選管によると、大統領選には4人が立候補し、ミシェル氏は約55%を得票した。有権者は約5万8000人で、投票率は約83%だった。

 ミシェル氏は2004年、ルネ前大統領の任期途中の引退に伴い、副大統領から大統領に就任、06年に再選されていた。

 セーシェルは観光業が主産業。AP通信などによると、4月に結婚式を挙げた英国のウィリアム王子とキャサリン妃が今月、新婚旅行で訪れた。(共同)

2572チバQ:2011/05/24(火) 22:15:53
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011052401000054.html
部族勢力と治安部隊衝突 イエメン、仲介拒否で混乱
2011年5月24日 06時10分

 【カイロ共同】サレハ大統領の辞任を求める反政府デモが続くイエメンの首都サヌア郊外で23日、反体制派に転じた部族勢力と治安部隊が武力衝突、AP通信によると自動小銃や戦車、迫撃砲まで用いられた戦闘で部族民ら少なくとも6人が死亡、約40人が負傷した。

 イエメンでは22日、サレハ大統領が混乱収拾に向けた湾岸協力会議(GCC)の仲介案への署名に対し、3度目の拒否をしたばかり。サレハ氏辞任への道筋が遠のいたことで反体制派の不満は高まっており、イエメン情勢はさらなる混乱が予想される。

 APなどによると、戦闘は3月に反体制派に転じた有力部族指導者の自宅近くで発生。付近のイエメン航空の建物が燃えたほか、内務省庁舎からも煙が上がった。国営サバ通信ビルの一部も破壊されたという。

 在イエメン米国大使館は23日、治安悪化を理由として領事部門の一時閉鎖を決めた。

 サレハ氏が署名を拒否する前の22日夕には、サヌアで大統領支持派数百人が署名に反対してデモ。武装した支持派が、仲介役が滞在するアラブ首長国連邦(UAE)大使館を一時包囲する事件も起きた。

2573チバQ:2011/05/24(火) 22:21:46
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21263220110524
仏大統領選、ストロスカーン被告脱落でもサルコジ大統領の苦戦続く
2011年 05月 24日 15:32 JST
[パリ 24日 ロイター] 調査機関BVAが実施した世論調査によると、2012年のフランス大統領選挙で野党社会党の有力候補になるとみられていたストロスカーン前国際通貨基金(IMF)専務理事が強姦未遂罪などで起訴され、候補から脱落したにもかかわらず、サルコジ大統領は再選が厳しい状況が続いている。

 社会党の大統領候補としては、ストロスカーン被告に代わり、オランド元第1書記かオブリ第1書記が有力視されている。

 ストロスカーン被告の逮捕から約1週間後に当たる20─21日に実施された調査によると、オランド元第1書記が社会党の大統領候補に選ばれた場合、第1回投票で得票率27%を獲得し、サルコジ大統領の21%を上回る見通し。

 オブリ第1書記が選ばれた場合も同24%を獲得し、やはりサルコジ大統領の22%を制するとみられている。

 第2回投票については、オランド元第1書記の場合は62%を獲得し、サルコジ大統領の38%に勝利する見込み。

 オブリ第1書記が候補となった場合も、59%を獲得してサルコジ大統領の41%を制する見通しとなった。

 大統領選は、2012年4月22日に第1回投票、5月6日に決選投票が行われる予定。

2574チバQ:2011/05/25(水) 21:51:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110525/mds11052521270007-n1.htm
イエメン38人死亡 政権と最大部族の戦闘続く
2011.5.25 21:25 (1/2ページ)

【カイロ=大内清】反政府デモが続くイエメンの首都サヌアで発生したサレハ大統領側と、反サレハ派の最大部族ハシド族との戦闘は25日も続き、同日までに双方に少なくとも計38人の死者が出る事態となった。サレハ氏は同日、「(反サレハ派との)対話の枠組みの中で権力移行の用意がある」と表明する一方、「今回の危機は国内問題」だとして近隣諸国や国連安全保障理事会の介入を拒否、国際社会からの退陣圧力には屈しない姿勢を示した。

 現地からの報道によると、ハシド族側は25日、国営通信社の建物を包囲。戦闘が長引けば、他の部族なども巻き込んだ内戦状態に陥る懸念も強まっている。

 これまで武器使用を控えてきたハシド族側が今回、政権側との戦闘に踏み切ったのは、政権側が部族側に挑発とも受け取れる攻撃を始めたためだ。サレハ氏は22日には、1カ月以内の退陣などを柱とする湾岸協力会議(GCC)主導の仲介案も拒否している。

 サレハ氏が強気の態度を崩さないのは、地域の不安定化を懸念するGCCや米欧諸国の足元を見透かしているからだ。サレハ氏は、部族同士の利害が複雑に絡み合う部族社会のイエメンを曲がりなりにもまとめてきた自分が退陣すれば、「権力の空白」が生じて、情勢が一気に流動化しかねないとみている。

 この危機感を煽るように、サレハ氏は2月のデモ発生以来、「いま退陣すれば内戦状態になる」との警告を繰り返してきた。

 またサレハ氏は軍などの要職に一族を配置しており、不本意な形で退陣を余儀なくされればこれらの勢力が“暴発”する可能性もある。GCCが、デモ隊からの反対にもかかわらず仲介案に訴追免除条項を盛り込みサレハ氏に配慮を示しているのはこのためだ。

 エジプト政府系シンクタンクの湾岸専門家は「サレハ氏は自ら危機を演出し自身を排除しづらい環境を作ろうとしている」と指摘。ロンドン発行の汎アラブ紙クドゥスルアラビー(電子版)は24日付で、「サレハ氏は危険な賭けに出ている」と論評している。

2575チバQ:2011/05/27(金) 00:34:16
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110526-OYT1T00914.htm
エジプト、ガザ境界全面開放…独自外交色強める
 【カイロ=田尾茂樹、テヘラン=五十嵐弘一】エジプト政府は25日、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザとの境界にあるラファ検問所を28日に開放すると発表した。


 検問所はハマスがガザを武力制圧した2007年にエジプトが閉鎖し、人道目的などを除き往来できなかった。今回の決定は親米ムバラク政権崩壊後、エジプトが対外政策で独自色を強める動きの一つとして注目される。

 政府系の中東通信によると、エジプト政府は今回の決定を、パレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハとハマスによるパレスチナ自治区の「分断を終わらせ和解を達成する一環」と位置づけた。エジプトは両者の和解協議を仲介し、4月末には合意に導いていた。

(2011年5月26日21時17分 読売新聞)


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