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国際政治・世界事情

2496チバQ:2011/04/21(木) 00:44:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110420/mds11042018420006-n1.htm
エジプト若者グループ内部分裂 敵失い路線対立表面化
2011.4.20 18:41 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】ムバラク前大統領を退陣に追い込んだエジプトの反政府デモで、動員に大きな役割を果たした若者中心の民主化勢力「4月6日運動」が内部分裂を起こしている。「4月6日」は、「反ムバラク」の旗印の下、「小異を捨て大同につく」形でさまざまな考え方の人間を糾合してきた同国の民主化運動のシンボル的存在だったが、明確な「敵」を失い路線対立が噴出。求心力を維持できるか、岐路に立たされている。

 分裂の直接のきっかけは、米紙ニューヨーク・タイムズが14日、「4月6日」が米政府の支援を受ける団体から資金や訓練を受けていたと報じたことだった。

 この報道後、「4月6日」の一部メンバーが、「外国からの影響を排除する」として運動の創設者アハマド・マーヘル氏らの「除名」を発表。マーヘル氏らは報道内容を否定した上で、このメンバーらを「逆除名」した。

 両者の関係がここまでこじれた背景には、運動の将来像をめぐる路線対立がある。マーヘル氏が政治団体として組織化を目指しているのに対し、一部メンバーは「誰でも参加できる運動体のままでいるべきだ」と反発。政変後に一躍、メディアの寵(ちょう)児(じ)となったマーヘルへの反感も指摘される。

 19日に首都カイロで記者会見したマーヘル氏らは「敵・味方をはっきりさせる必要がある」と、“反乱者”への敵意をむき出しにした。関係者によると、「4月6日」で積極的に活動するメンバーは約3千人。「何人がこちらに残るかは読めない」という。

 エジプトでは最近、旧体制の一掃を求めるデモを受け、ムバラク氏をはじめとする前政権高官の拘束や訴追が相次いでいる。その一方で、全権を掌握する軍がどこまで民主化に取り組む意思があるのか測りかねるとの声も根強い。

 「4月6日」などの若者グループは、民主化の流れを定着させるために軍に圧力をかけ続けるべきだとの点では一致している。だが、ムバラク氏退陣という当面の目標を達成してからは、軍との距離の取り方などをめぐる意見対立も生じている。


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