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国際政治・世界事情

2476チバQ:2011/04/14(木) 00:10:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011041302000025.html
国民の分断解消課題に コートジボワール
2011年4月13日 朝刊

 【ロンドン=松井学】アフリカ西部コートジボワールの内戦は、昨年十一月の大統領選で敗れながら退任を拒否したバグボ氏が十一日に拘束され、同氏派の部隊に停戦を呼び掛けたことで、流血拡大の事態は当面避けられる見通しだ。内戦の背景には民族と宗教の対立があり、南北に分断された国の統一はワタラ新大統領にとって険しい道のりになる。

 バグボ氏は同国南部を支持基盤にし、昨年十一月の大統領選では南部コートジボワール人と、ワタラ氏の基盤である北部に流入した出稼ぎ移民との対立感情をあおった。カカオ豆農場で働く移民にはイスラム教徒が多く、南北紛争は宗教対立の側面もあった。

 「分断国家」を今後立て直すには、バグボ氏訴追が課題になる。国際刑事裁判所(ICC)はバグボ氏個人と支持部隊に対し、非武装の市民らを殺害した容疑で捜査する見通しだ。一方、ワタラ氏は国内での裁判を優先させる意向。大統領選は46%の国民がバグボ氏を支持し、刑事責任の追及は、国民の対立感情を一段と悪化させる可能性がある。刑事責任より国内の安定を優先させ、近隣国にバグボ氏を亡命させる選択肢もある。

 大統領選後の四カ月間の内戦で、コートジボワール全土で水や燃料不足、衛生状態の悪化が進み、「人道危機の恐れは続いている」(国連平和維持活動局のルロワ事務次長)。国連機関など国際社会の早急な支援は欠かせず、欧州連合(EU)は十二日の外相会議でコートジボワールのカカオ豆輸出の禁止制裁を解除し、経済復興を後押しする方針だ。


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