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国際政治・世界事情

2549チバQ:2011/05/17(火) 22:04:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011051702000028.html
ライバル自滅も沈黙 IMF専務理事逮捕で仏大統領
2011年5月17日 朝刊

 【パリ=清水俊郎】来年のフランス大統領選の有力候補とされたストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事(62)が米国で強姦(ごうかん)未遂容疑で逮捕された事件で、サルコジ仏大統領(56)は沈黙を保っている。最強のライバルの自滅となる可能性が高いとはいえ、それが大統領自身の“追い風”になるかは不透明な情勢だからだ。

 「ストロスカーンの問題について、われわれは余計なことを言わないでおこう」。十六日付の仏紙パリジャンは、サルコジ大統領が側近にこう指示したと伝えた。実際にバロワン政府報道官は国営テレビで「推定無罪の原則を尊重する」と慎重な発言に終始。大統領府も与党の右派・国民運動連合も声明を出していない。素早さが身上の大統領にしては珍しい対応だ。

 背景には、高失業率と閣僚の醜聞で20%台前半まで落ち込んだ大統領の支持率がある。リビア空爆など得意の外交面で国際的な主導権を発揮した今春も回復せず、ストロスカーン専務理事ら最大野党の社会党の有力候補だけでなく、極右・国民戦線の女性党首マリーヌ・ルペン氏(42)も下回った。

 ストロスカーン専務理事の失墜も今のところ「極右と中道政党を利するだけ」(社会党幹部)との観測が強い。さらに同専務理事が大統領選に向けて「謀略に巻き込まれた可能性」(ジャック・アタリ元欧州復興開発銀行総裁)も指摘されており、サルコジ大統領は現段階で目立った攻勢に出るべきではないと判断したとみられる。

 一方、社会党は十七日に執行部会を開いて対応を決めるが、左派の仏紙リベラシオンは十六日付の社説で「フランス人は政治家と芸術家の醜聞に寛容だが、今回は普通の愛人騒動ではなく暴力の疑いのあることにショックを受けている」とストロスカーン専務理事を切り捨てた。


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