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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

3116チバQ:2011/08/15(月) 08:53:12
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110811/bsk1108110503000-n1.htm
【アジアの目】全日空「軒を貸して母屋…」の危険性 (1/2ページ)2011.8.11 05:00
.
7月21日に行われたエアアジア・ジャパン設立の発表記者会見では全日空の伊東信一郎社長(左)がエアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)と、笑顔を交わす場面もみられた(ブルームバーグ)【拡大】

 マレーシアを拠点とする格安航空(LCC)最大手のエアアジアが、マレーシアのナショナルフラッグキャリア、マレーシア航空(MAS)の経営支援に乗り出す。ロイター通信によると、エアアジアがMAS株20.5%を取得し、エアアジア・グループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)らがMASの取締役に就任する。エアアジアは先月、全日空と合弁で成田を拠点とする「エアアジア・ジャパン」を設立すると発表しており、大手航空会社との連携を通じ、アジアの空での覇権を目指しているようだ。

 飛ばすエアアジア

 マレーシア航空は手厚いサービスで、世界でも有数の高い評価を得てきたが、燃料費高騰に加え、同じクアラルンプール国際空港を拠点とするエアアジアの人気に押され、苦しい経営が続いている。

 現在、マレーシアの政府系ファンド、カザナ・ナショナルがMAS株式の70%を保有しているが、今回の提携に合わせてエアアジア株を10%取得する。MASは2006年に、マレーシア政府主導で国内96路線をエアアジアに委譲しているが、今回も政府の意向を受けたMAS救済策といえそうだ。

 すでに株式時価総額では、エアアジアの110億リンギット(約2800億円)に対し、MASは53億リンギットと半分。保有機数も、マレーシア航空が100機弱に対し、エアアジアは現在、グループ各社をあわせ93機を保有する。2015年までにエアバスA320型機175機の導入が決まっているが、さらにアジア域内での増便に対応するため、200機のA320を追加発注しており、単純合計で468機と圧倒的な差がある。

 昨年、羽田乗り入れに合わせて本紙のインタビューに応じたフェルナンデス氏は、アジアでの拠点を増やし、サービスを拡大する計画を明らかにした。今回の全日空との提携で、日本がエアアジアの経営戦略の新たな拠点に加わったことになる。

LCCから脱却へ

 さらにエアアジアは、単なるLCCからの脱却を目指す。今年開設したクアラルンプール−モルディブ路線は「富裕層をターゲットとした路線」(フェルナンデス氏)で、同様の高級リゾートを結ぶ路線をさらに増やす計画だ。また、ビジネスクラスを充実させ、日本や欧州など長距離路線でのビジネス客の取り込みにも力を入れる。

 7月21日に行われたエアアジア・ジャパン設立会見で、伊東信一郎全日空社長とフェルナンデス氏は共に「新規顧客獲得が中心で、全日空との競合はない」との認識を示した。来年8月から運航する路線についても短距離、中距離が中心だ。

 ただ、エアアジアはこれまで、アジア各地に子会社を設立し、そこをハブとして路線を拡大してきた。日本からの就航計画は明らかにされていないが、同社はかねて米国乗り入れに意欲を示しており、東京がエアアジアの米国への乗り入れ拠点となる可能性もある。いまもドル箱路線の日米間にLCCが本格参入すれば、全日空を含む大手航空会社にとっては大きな痛手となりかねない。

 日本に乗り入れるLCCの多くはカンタスやシンガポール航空など大手航空会社の子会社で、親会社との競合を避けてきたが、独立系のエアアジアには、そうした遠慮はない。

 かつて、マレーシア航空が拠点とするクアラルンプール空港のはずれを借りて営業を開始したエアアジアは、いまや、マレーシア航空を救済するまでになった。エアアジアとの提携が、全日空にとって、軒を貸して母屋を取られるようなことになる可能性もないわけではない。(編集委員 宮野弘之)

3117チバQ:2011/08/15(月) 20:14:40
>>2705
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110815-OYT1T00034.htm?from=navlp
本格的温泉と「ドラえもん」好調…新千歳空港

行列ができる「ドラえもん」のテーマパーク 新千歳空港国内線ターミナルビルの商業施設が新装開業して、15日で1か月になる。

 本格的な温泉施設、「ドラえもん」のテーマパーク、映画館など既存空港とは一線を画した魅力を創出し、乗客だけでなく周辺に住む人たちの取り込みも狙っているが、施設によって明暗が分かれている。

 国内空港では初となる本格的な温泉施設「万葉の湯」の利用は、1日平均で500人以上になっている。最多で約900人が利用した日もあり、予想を上回る盛況ぶり。石崎晋司支配人は「一晩過ごして、翌朝に出発するために施設を利用する人が多い。行程を組みやすくなった」と、旅行客に便利に利用されていると見ている。今後は、地域の人たちの利用を増やしたい考えで、石崎支配人は「入浴ツアーを企画するなどして地元の人に使ってもらいたい」と話す。

 ドラえもんのテーマパークは、千歳市や札幌市などからの来場者が多い。夏休みに入ってからは午前10時の営業開始前から行列ができ、施設の運営会社は「予想通りかそれ以上の人気です」と手応えを強調する。ドラえもんはアジアでの人気が高く、運営会社は、中国や韓国、香港でのPR活動を計画している。

 好調な施設が多い一方で、ビル4階の映画館は苦戦している。3D対応を含む3スクリーンで最新作も上映しているが、運営会社「えんれいしゃ」の広世治課長補佐は「来館者の目標を達成しているとは言えない」と話す。地域の人たちをターゲットにしているが、周辺の恵庭市や苫小牧市の映画館との競争は、厳しい状況。広世課長補佐は「認知度を上げるなどできることを一つ一つ積み上げて、支持してくれる人を増やしたい」と話している。

(2011年8月15日17時27分 読売新聞)

3118チバQ:2011/08/15(月) 20:16:16
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001108150008
新装・新千歳空港に明暗
2011年08月14日

■飲食店と温泉は好調
■映画館は浸透せず苦戦


 新千歳空港の国内線ターミナルビルの新装開業から、15日で1カ月。乗降客は東日本大震災の影響で前年同期に比べて減ったままだが、人気店が進出した飲食店は売り上げが3割増と好調な滑り出し。国内空港初の温泉施設と映画館は、温泉が好調な一方で、映画館は苦戦している。


 国際線ターミナルビルとの連絡橋3階部分を含めた増改築で、店舗は17店増の123店になった。うち67店が新規だ。ターミナルビルを運営する北海道空港によると、国内線の乗降客は前年同期に比べると1割減だが、物販店の売り上げは逆に1割近く増え、飲食店は3割も増えている。


 新規の回転ずしや豚丼の店、道内各地の人気ラーメン店を集めた「ラーメン道場」が好調。空港関係者は「乗降客以外の地元客にも足を運んでもらおうという狙い通りの展開」とみる。


 温泉施設「新千歳空港温泉・万葉の湯」は1日平均500人を超える好調ぶりだ。宿泊ルーム(11室)は満室の日も少なくない。一方、苦しんでいるのは映画館「じゃがポックルシアター」。3スクリーン(計377席)の入館者数は土・日曜でも200人ほどで、平日を含めた1日平均は100人を割り込んでいる。


 温泉は従来の乗降客からの集客も見込めるのに対し、時間の制約がある映画は地元客が頼り。「上映作品やスケジュール、地元割引を含めた料金体系のPRが、まだ浸透していない面もある」と空港関係者。周辺のシネコンに比べると、車で訪れる客にとっては駐車場料金(1時間150円)がかかることも影響しているとみられる。


 このほかの娯楽施設では、「ドラえもん・わくわくスカイパーク」が平日でも行列ができ、1日平均1千人の集客力がある。「シュタイフ・ネイチャーワールド」も1日400人近くを集めている。
(小西淳一)

3119チバQ:2011/08/15(月) 21:14:42
http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011081501000494.html
スターフライヤー、国内線拡大へ 羽田枠確保を視野に


 インタビューに答えるスターフライヤーの米原慎一社長
 新規航空会社スターフライヤー(北九州市、SFJ)の米原慎一社長は15日までに共同通信のインタビューに応じ、2013年の羽田発着枠拡大を視野に羽田と北九州、関西、福岡を結ぶ既存3路線に加え、新たな国内路線の就航を検討していることを明らかにした。

 米原社長は拡大後の羽田枠確保に全力を挙げるとともに「北九州線、福岡線の増便に加え、羽田と九州以外の地域を結ぶ路線への参入も計画している」と話した。

 また、7月に就航した羽田―福岡線については「目標をわずかに上回る収益を上げている」と手応えを口にした。

2011/08/15 17:03 【共同通信】

3120チバQ:2011/08/16(火) 22:23:25
http://www.asahi.com/business/jiji/JJT201108160065.html
2011年8月16日19時6分
「標準より4割安」に設定=低運賃を強調―日航出資の格安航空
 日本航空の大西賢社長と、オーストラリアのジェットスター・グループのブルース・ブキャナン最高経営責任者(CEO)は16日、9月に設立する新しい格安航空会社(LCC)「ジェットスター・ジャパン」について都内で記者会見した。ブキャナンCEOは新会社の運賃について、既存の大手航空会社などの標準的な価格に比べ、平均で4割安く設定する考えを表明した。

 さらに、同一路線に就航するLCCより運賃を1割安くする「最低価格保証」制度の導入を言明。競争が激化する航空業界で、低運賃で集客を図る姿勢を強調した。

 ジェットスターは、豪航空大手カンタスグループ傘下のLCC。日航、ジェットスターと三菱商事が出資する新会社は、2012年中に国内線の運航を開始する方針。国際線も、日本とアジアの主要都市との路線を開拓する考えだ。 


[時事通信社]

3121チバQ:2011/08/16(火) 22:23:59
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-08-16_22130/
7月沖縄 スカイ37%増、日航26%減
経済 2011年8月16日 17時14分

(5時間11分前に更新)

 航空5社は15日、7月の沖縄関係路線の搭乗実績をまとめた。上下線合わせた旅客数は前年同月比4・1%(5万2684人)減の123万3862人だった。

 日本航空は26・9%減の29万5197人。那覇―名古屋、福岡の運休に伴い提供座席数が減少しているため。羽田―那覇は10・2%減だが、搭乗率は提供座席数の前年実績を上回っている。伊丹―那覇が4・1%増と好調だった。

 全日本空輸は1・9%減の57万388人。那覇―伊丹(9・1%減)、神戸(7・9%減)は下回ったが、那覇―東京(4・9%増)、関空(8・2%増)で好調に推移した。日本トランスオーシャン航空は17%増、琉球エアーコミューターは18・8%増。新路線の参入があったスカイマークは37・9%増と大幅に伸びた。

3122チバQ:2011/08/16(火) 22:27:20
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110816/biz11081610000005-n1.htm
日航が格安航空の設立発表 2012年に国内線就航 低運賃競争激化へ
2011.8.16 10:00

ジェットスターグループ、日本航空、三菱商事が緊急会見。 日本航空は16日、豪州の格安航空会社(LCC)ジェットスター航空を傘下に持つカンタスグループと三菱商事の2社と、LCCの新会社「ジェットスター・ジャパン」を9月に設立することで合意した。日本航空の大西賢社長、ジェットスターグループのブルース・ブキャナンCEO、三菱商事・新産業金融事業グループの武英史CEOら=16日、東京都港区のコンラッド東京 (伴龍二撮影)
 日本航空と三菱商事、格安航空会社(LCC)ジェットスター航空を傘下に持つオーストラリアのカンタスグループの3社は16日、新たなLCC「ジェットスター・ジャパン」を設立すると正式発表した。2012年に国内線の運航を開始し、アジアの主要都市を中心に国際線への進出も目指す。

 LCCをめぐっては、全日本空輸もマレーシアのエアアジアと新会社の設立をするほか、関西空港拠点のピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)にも出資。国内の大手航空2社がLCCに参入することで、今後、外資を含めた低運賃競争が激しくなりそうだ。

 新会社の資本金は当初48億円で、3社がそれぞれ議決権ベースで3分の1ずつ出資。運航開始後には増資を含め120億円に資本を上積みする予定。

 3機の「A320型機(1クラス、180席)」で運航を開始し、東京(成田)、大阪(関西)を始め、札幌、福岡、沖縄などへの路線展開を図る。さらに数年間で航空機を24機まで増やす計画で、順次アジア地域を中心とした短距離国際線への就航も進める。

 運賃には、他社より安い運賃を提供する「プライス・ビート・ギャランティー」(最低価格保証)と呼ばれる仕組みを適用する方針で、常に競合より安い低価格運賃を提示し市場をリードする戦略だ。 

 ジェットスターは、2007年に初めてのLCCとして日本に就航し、これまで日豪路線において約200万人の顧客利用実績を上げている。

 日航は、ジェットスターの経営ノウハウと三菱商事の航空機リースサービスを活用することで、LCC事業を軌道に乗せ、新規需要を取り込みたい考えだ。

3123チバQ:2011/08/17(水) 23:00:17
http://www.sannichi.co.jp/kyodo/news2.php?genre=Economics&newsitemid=2011081701000777
格安航空の春秋、北京―上海線に
ドル箱路線、競争激化へ


 中国上海市の浦東国際空港で、春秋航空機に乗り込む人たち=6月2日(共同)


 【上海共同】中国の格安航空会社、春秋航空幹部は17日、同社が9月末に、ドル箱路線である北京―上海間に新規参入することを明らかにした。

 春秋航空は上海―茨城線で片道4千円の格安チケットを販売し、日本で急速に知名度を上げた。北京―上海線でも180人乗りの座席の1割に、高速鉄道運賃の半額以下となる199元(約2400円)の格安料金を設定する予定。中国の二大都市を結ぶ大動脈は乗客の争奪合戦が一段と激化しそうだ。

 春秋航空によると、北京―上海線は当面1日1往復。北京着は深夜、北京発は早朝になる計画。春秋航空は今後、増便を図る考えだ。

3124チバQ:2011/08/17(水) 23:03:09
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/saga/20110817-OYS1T00288.htm
赤字の佐賀空港、運営一部民営化へ調査


民営化の可能性が検討される佐賀空港 赤字が続く県営佐賀空港(佐賀市川副町)について、県は、運営の一部を民営化する可能性を探るために調査を始める。調査費は1700万円で、国が全額を補助する。結果を来年3月末までに国へ報告する予定。

 佐賀空港は、第3セクター会社が空港ビルを運営。それ以外の滑走路や駐車場の維持管理、PR、航空会社との交渉などは、県が直接行っている。

 県によると、土地と施設に関しては、県が直接管理を続ける方針で、〈1〉運営で民間に委託できる部分の有無〈2〉委託した場合のコスト削減の程度〈3〉受託した企業などが収益を上げられる可能性――などを調べるという。

 今回の調査について、県は6月、国土交通省が募集した先導的官民連携支援事業に申請。今月8日に選定された。

 佐賀空港は1998年開港。毎年度1億5000万〜1億7000万円の赤字が続いている。2009年度は、航空会社からの着陸料や土地の貸し付けなどの収入が1億2700万円にとどまったのに対し、維持管理や空港事務所の運営に2億7800万円かかり、1億5100万円の赤字だった。

(2011年8月17日 読売新聞)

3125チバQ:2011/08/17(水) 23:11:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110816-OYT8T01072.htm
成田「国内線」 競争激化へ

日航も格安航空参入
 日本航空が16日、成田空港に乗り入れて国内線を運航する格安航空会社(LCC=ローコスト・キャリアー)の設立を発表したことに、地元では格安料金の国内線が増える経済効果に期待が広がった。全日空は既に、成田を拠点とする国内線LCCの設立を表明、スカイマークも10月から成田に低価格の国内線就航を発表し、国際線中心だった成田が、様変わりしそうだ。(河合良昭)

■相次ぐLCC

 16日に発表されたのは、日本航空、豪カンタスグループ、三菱商事の3社で作る「ジェットスター・ジャパン」。2012年中から国内線の運航を始めるとして、成田と新千歳、那覇などと結ぶ路線を検討するとした。

 このほか、成田を拠点とするLCCの新設発表は相次ぎ、4月にスカイマークが新千歳、那覇など4路線の就航を発表。7月には全日空がマレーシアのLCC「エアアジア」と共同でLCCの設立を発表し、12年8月から成田を拠点に国際線と国内線の就航を目指すと表明した。

 スカイマークは、就航3か月までの料金について成田―旭川、成田―那覇など4路線を片道980円と発表、超低価格を打ち出した。ジェットスターは同日同時間帯の同一路線で他社の方が運賃が安いと利用者が申告した場合、それよりも10%安くする「最低価格保証」を検討するとしており、価格競争は必至だ。

■成田の危機感

 LCC設立の背景には、〈1〉羽田空港のハブ(拠点)空港化〈2〉成田発着枠の増加――の主に2点が挙げられる。

 成田発着の国内線を巡る議論が活発化したのは2009年10月、当時の前原国土交通相が「羽田空港を国際的なハブ(拠点)空港にする」という発言だった。

 さらにアジアのライバル空港との競争もあり、前原氏は、一部の地方空港が、韓国の仁川(インチョン)空港をハブにして、第三国に向かっているとして、「韓国の仁川が日本のハブになっている」と懸念を表明。国内線が充実する羽田に国際線を増やしてハブ機能を高め、地方から海外に行く流れを取り戻す狙いだ。

 この発言に危機感を抱いたのが成田国際空港会社。森中小三郎社長が、当時の国内線8路線を倍増させて16路線程度にして、地方空港から海外に行くハブ機能を成田も拡充させると表明した。

 さらに、弾みをつけたのが年間発着枠を14年度までに現在の22万回から30万回に増やす昨年10月の地元との合意。発着枠が増え、新規就航の余裕が生まれた。

■地元は期待

 地元経済界などで作る成田空港対策協議会の豊田磐会長は、「空港には車で来る人が多く、圏央道などが整備されると、国内線の利用者はさらに広がる。地方から成田に来る観光客を呼び込むチャンスも生まれるが、成田の魅力を理解してもらう活動が必要」と話した。

 成田空港騒音対策地域連絡協議会の成尾政美会長は、「目の前に空港があるのに北海道や九州に行くには羽田を利用してきた。空港があって良かったと思えるようになってほしい」と注文した。

 航空アナリストの杉浦一機氏は「成田までの交通料金を加えても、沖縄などの遠距離であれば安く旅行できる。運賃が高くて利用できなかった人たちの新たな需要が生まれる」と分析している。

(2011年8月17日 読売新聞)

3126チバQ:2011/08/18(木) 19:59:26
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110818-OYS1T00205.htm
競合空の便やっぱり苦戦、九州新幹線の開業余波


九州経済
 JR九州の九州新幹線鹿児島ルート全線開業(3月12日)のあおりで、競合する航空会社が苦戦している。福岡―鹿児島線の3〜6月の定期便乗客数は前年同期比で約6割減、大阪・伊丹―鹿児島線も約3割減。織り込み済みの数字で、機体の小型化など対策は打っているとはいえ、搭乗率は採算ラインとされる60%を下回るケースもみられる。

 九州新幹線は山陽新幹線と相互乗り入れしており、新大阪―鹿児島中央間の最短所要時間は3時間45分、博多―鹿児島中央間は1時間19分。開業前と比べると、それぞれ1時間17分、53分短縮された。

 これに対し、旅客機の大阪―鹿児島線の最短所要時間は1時間10分、福岡―鹿児島線は45分と大幅に短い。しかし、空港までの移動や搭乗手続き時間も必要で、料金は新幹線より高い。大阪―鹿児島線の3〜6月の乗客数は22万5500人と31・1%減、福岡―鹿児島線も1万9600人と57・0%減だった。

(2011年8月18日 読売新聞)

3127荷主研究者:2011/08/19(金) 13:45:13

http://www.shinmai.co.jp/news/20110802/KT110801ATI090002000.html
2011年08月02日(火)信濃毎日新聞
松本空港の2路線好調 FDA移行後で最多の利用率 観光需要伸びる

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は1日、県営松本空港(松本市)発着の札幌、福岡の2路線について、7月分の利用実績をまとめた。両路線とも夏場の観光需要に支えられ、札幌線は前年同月比4・6ポイント増の89・3%、福岡線は同25・1ポイント増の62・5%を記録。昨年6月の就航以来最高の利用率だった。

 延べ4221人が利用した札幌線は、FDAが全国で運航する全10路線の中で最も利用率が高かった。県内から北海道に向かう団体ツアーの利用者が大半を占めており、FDA松本空港支店は「東日本大震災後の4月に、札幌行きの団体ツアーのキャンセルが相次いだ。その時にキャンセルした人たちが、今になってツアーを組んでいる印象を受ける」としている。

 福岡線は延べ2954人が利用。月別利用率が60%を超えたのは初めて。松本発福岡行きの利用率は62・6%、福岡発松本行きは62・4%で、福岡行きの利用率がわずかに上回った。ただ、同支店によると、松本地域が舞台となっているNHK連続テレビ小説「おひさま」や、映画「岳―ガク―」の効果で、「福岡から松本に来る観光客が増えた。県や松本市の福岡での誘客活動も効いてきた」という。

 FDA企画部は「7月はもともと繁忙期だが、就航1年でFDAの認知度が上がってきたこともあるのだろう。8月は、帰省を含めてさらに利用が伸びてくるのではないか」と期待している。

3128荷主研究者:2011/08/19(金) 14:31:55

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201108060044.html
'11/8/6 中国新聞
広島港発など空港バス実験へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20110806004401.jpg

 広島県は、広島空港(三原市)と広島市を結ぶリムジンバスの新規路線の開拓に向けた社会実験を実施する方針を固めた。12月から、広島港(南区)と平和大通り(中区)周辺を発着する2路線を運行させる。広島空港への主要アクセスであるリムジンバスの路線網を広げ、広島空港の利用者増を目指す。

 社会実験は12月から約3カ月間を予定する。広島港ルートは広島高速1、2、3号と山陽自動車道を利用する。平和大通りルートは沿道のホテルを巡回し、ホテルと広島空港とを直結する。

 広島空港へのアクセス対策をめぐっては、県や経済団体でつくる県空港振興協議会が3月、行動計画を策定。大型連休や盆休みに渋滞する山陽道の代替ルートとなる幹線道路の早期整備をはじめ、新規バス路線の開発も盛り込んでいた。

3129チバQ:2011/08/19(金) 23:14:08
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20110819-OYT8T00305.htm
BA、日航と日欧路線


共同事業9月にも合意
 【ロンドン=森田将孝】英航空最大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の持ち株会社インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)のウィリー・ウォルシュ最高経営責任者(CEO)は17日、読売新聞などのインタビューに応じ、9月にも、日本航空と日欧路線の共同事業化で合意する見通しを明らかにした。

 日航は、世界的な航空連合「ワンワールド」に加盟し、既に、同連合の米アメリカン航空と日米路線で共同事業を始めている。同連合のBAとも合意すれば、ダイヤの調整や、運賃の共通化など2社間の路線の一体運営を日欧間でも行える。

 ウォルシュ氏は、「来月ごろには最終的な協定を決めたい。便利な路線網が広がり、運賃が安くなるなど顧客にもメリットがある」と強調した。日航への資本参加については、「日航が望むなら資金面の支援を検討する」と述べ、従来と同じ考えを示した。

 ウォルシュ氏は、ロンドン・ヒースロー空港で日航がBAと同じターミナルビルを利用できるよう調整していることも明らかにした。日航機からの乗り継ぎ時間が短縮され、「全日本空輸と独ルフトハンザ航空が進めている共同事業化にも対抗できる」と述べた。

(2011年8月19日 読売新聞)

3130チバQ:2011/08/20(土) 23:56:10
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110820/bsd1108200500000-n1.htm
【展望】「B787就航」を商機に 旅行業界は期待、警戒強める鉄道 (1/3ページ)2011.8.20 05:00

 米ボーイングの最新鋭中型旅客機「B787」が早ければ来月にも就航し、航空会社だけでなく旅行業界などの期待が高まってきた。世界初就航という先行利益を最大限にする戦略をとる全日本空輸に対し、日本航空は“ドル箱”の国際線のみに投入する予定。これを機に、787ツアーを計画する旅行会社もある。ボ社の開発遅延により当初予定より3年以上も遅れた次世代機の就航だけに、関係者にとって久々の朗報だ。一方で、旅客争奪で競合する鉄道会社からは警戒感も強まっている。

 「ビジネスチャンスを大きく変える機材」。全日空の伊東信一郎社長は7月4日、羽田空港で開かれた787のお披露目会見でこう期待感を示した。

 787は軽量・高強度の炭素繊維複合材を採用し、燃費効率は従来機に比べ20%高めた。航続距離が長いことから、距離の割に利用客が少ない効率の悪い国際線でも採算が取れる。空調や気圧など客室内の環境も大幅に改善され、乗り心地の良さも売り物だ。日航の大西賢社長も「経営のあり方を根本から変える決め手」と認める存在だ。

 両社の787導入計画を比べると、全日空の力の入れ具合が際立つ。同社は11年度に12機、12年度に8機を導入し、将来的には55機まで増やす計画。初フライトは羽田−岡山、広島の国内線が予定されている。

 国際線でも、来年3月をめどに欧州や米東海岸を結ぶ路線に投入する。主戦場は787の特長を生かした国際線で、15年度までに国際線の売上高を5000億円に倍増させるという同社の計画の牽引(けんいん)力となる。

 日航も10〜12月期に1号機を受け取る。国際線での就航が濃厚で、今年度中に5機を導入し、来年4月には8年ぶりの新規国際路線となる成田−米ボストン間で採用する。ボストンは現在、日本からの直行便がないが「787なら利益が出る」(同社)として、全日空に先駆けて就航が決まった。

 日航の狙いは、国際線に集中投入し収益性を高めること。東日本大震災の影響で国内・国際線の旅客数減少により、11年4〜6月期の営業利益は171億円と前年並みにとどまった。悲願の12年度中の上場に向け、12年3月期の営業利益計画757億円の達成は絶対条件。大西社長も「収支の妥当性が見いだせなかった新規路線の開拓に大きな変化をもたらす」と述べ、787を活用した計画を策定する。

                   ◇

 ■“便乗ツアー”計画 需要掘り起こし

 旅行各社にとっても「新型機効果」による需要掘り起こしが期待できる。ある旅行会社は「787に搭乗する海外ツアーを計画したい」と、早くも新型機に“便乗”する構えだ。旅行業界では、08年にシンガポール航空がエアバスの大型旅客機「A380」を就航させたときにツアーを組んだことがある。今回は日本の航空会社による運航だけに、関連ツアーが増えることは確実だ。

 一方で、787の就航は新幹線との利用客争奪戦の導火線となりそうだ。全日空が初就航を羽田から岡山、広島間に決めたことで、JR東海、西日本の新幹線との競合は必至。東京から岡山、広島までの区間は、これまでも航空機と新幹線の競争が激しかった。航空機対JRの輸送実績(2009年)を比較すると、東京から岡山までは鉄道が68%、航空機が32%、広島までは鉄道が60%、航空機が40%だ。航空2社が早期購入予約による料金割引率の高さで攻勢をかけているものの、これまでのところは鉄道の方がやや有利だ。

 ただ、全日空関係者は「787の乗り心地、室内環境の良さを分かってもらえれば、新幹線と十分勝負できる」とみる。これに対しJR東海は「何も決まっていない」と静観の構えだが、787の具体的なフライト予定が決まってくれば当然、対抗策を打ち出してくるとみられる。

 ただ、超円高が長引けば出張などのビジネス需要の先細りが懸念されるほか、訪日外国人も東南アジアからの客足が戻っておらず、日航の大西社長は「需要喚起策を打っているが、いつ戻るのか」と心配顔だ。787効果が期待通りにならなければ、旅客業界の失速につながりかねない。(鈴木正行)

3131チバQ:2011/08/21(日) 00:08:52
http://japanese.joins.com/article/971/142971.html?servcode=400&sectcode=400
中央日報 latest news仁川空港でスケート…世界初の空港アイスリンク
2011年08月20日09時56分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
仁川(インチョン)国際空港に世界で初めてとなる空港アイスリンクがオープンする。20日にオープンするアイスリンクは仁川空港鉄道を利用できる交通センターの1階ロビーにある。広さは981平方メートルで、一度に150人が利用できる。写真=仁川国際空港公社

3132名無しさん:2011/08/21(日) 10:11:06
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001108190001
紋別−羽田便 新千歳経由に 全日空
2011年08月19日

■10月30日から3カ月


 全日本空輸が紋別―羽田の直行便を、10月30日から来年1月末まで新千歳経由に切り替えることがわかった。全日空から説明を受けた紋別市によると、全日空は来年2月1日から直行便に戻す。同期間は搭乗率が例年低迷しており、収支改善の狙いがあるという。


 同路線の昨年度の搭乗率は51・9%だったが、11月から翌年の1月は40%台前半だった。新千歳―羽田線は収益が見込めるため、全日空は試験的に経由便にし、搭乗率の動向を検証する。来年以降、経由便化を定着させるかどうかは白紙という。


 紋別―羽田線は、1日1往復で運航するオホーツク紋別空港で唯一の定期便。経由便になることで、所要時間は1時間40分ほどから3時間ほどになるという。同市観光交流推進室は「地元住民や観光客の利便性を考えれば直行便を堅持してほしい」と話している。

3133チバQ:2011/08/23(火) 23:51:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011082300800
新千歳、福岡に1日計7往復=運賃は11月公表−ピーチ
 全日本空輸などが出資し、関西国際空港を拠点に就航する格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」は23日、運航当初の来年3月1日から24日までのダイヤを発表した。第1便は関西空港7時発の新千歳行きで、新千歳便は1日3往復、福岡便は同4往復設定した。(2011/08/23-19:52)

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http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110823/biz11082320380021-n1.htm
LCC「ピーチ」、来年3月から関空−新千歳、福岡便 5月に韓国・仁川便
2011.8.23 20:36
 全日本空輸などが出資する格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」(大阪府泉佐野市)は23日、来年3月1日からの運航計画を発表した。関西国際空港を拠点に新千歳(札幌)便は1日3往復、福岡便は同4往復運航する。第1便は午前7時の関空発新千歳行き。大手の半額程度を目指す運賃は今年11月ごろに発表する。来年5月には関空−韓国・仁川(ソウル)線を開設予定だ。

3134チバQ:2011/08/23(火) 23:52:16
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110823-OYT1T00759.htm
全日空、787で羽田―フランクフルト線開設へ


全日本空輸は23日、米ボーイングの次期主力中型旅客機「787」を使って、2012年1月に羽田―フランクフルト線を新たに開設すると発表した。


 全日空が羽田発着の欧州路線を就航させるのは初めてで、ルフトハンザ・ドイツ航空との共同事業の対象路線となる。フランクフルト線は週3往復で始め、2月からは週7往復に増やす。国内線では、今年11月1日から羽田―岡山、羽田―広島に787を投入する。

 787は、9月中にボーイングから引き渡される予定だ。10月下旬には成田―香港でチャーター便で運航するほか、成田発着の遊覧飛行も実施する。

(2011年8月23日17時43分 読売新聞

3135チバQ:2011/08/24(水) 19:32:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110824-00000016-yom-soci
成田2滑走路が同時離着陸へ、10月20日から
読売新聞 8月24日(水)15時21分配信

 成田空港の発着枠増につながるA滑走路(4000メートル)とB滑走路(2500メートル)の「同時平行離着陸方式」が、10月20日から実施されることが正式に決まった。

 国土交通省などが明らかにした。平行するA、B両滑走路で同時に離着陸を行うことで、同月30日から、年間発着枠を22万回から23万5000回に増やす。新方式導入で同空港が目標とする2014年度の30万回が可能となる。

 国交省によると、現在は安全確保のため、両滑走路から離着陸する際には航空機の間隔を5〜11キロに保っている。国交省は09年12月、「二つの滑走路の間が約2・5キロ離れており、同時平行離着陸方式も安全に導入できる」とした調査結果をまとめ、導入を検討してきた。導入後は出発便で、両滑走路合わせて1時間あたり最大32回から46回に増える。

3137荷主研究者:2011/08/28(日) 13:56:50

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/258842
2011年8月18日 00:46 西日本新聞
熊本空港 JR肥後大津駅 10月から無料乗り合いタクシー試験運行

 県は17日、熊本空港(益城町)と最寄り駅のJR肥後大津駅(大津町)間に乗り合いタクシー「空港ライナー」を10月から無料で試験運行すると発表した。現在、空港利用者の多くは自家用車かリムジンバスを使っており、県は「リムジンバスがカバーしていない豊肥線沿線や大分方面をターゲットに、鉄道を利用して空港に向かう新しい交通体系の定着を図る」としている。

 試験運行期間は10月1日−来年3月25日。タクシー会社3社に委託し、7−8人乗りのジャンボタクシーを1日45便走らせる。所要時間は最速12分。現在、熊本駅から空港まで、リムジンバスで約55分(670円)かかるが、JRとライナーを利用すると最速42分(JR料金450円)になる。

 県は昨年10月から半年間、熊本空港−肥後大津駅で有料(280円)のシャトルバスを1日25便、試験運行していたが、便数が少ない上、駅前にバス乗り場がなく不便という意見もあり、利用者は1日当たり平均25人(1便当たり1人)だった。

 今回は料金を無料にし、便数も倍増。駅前広場も9月末で改修工事が終わるため、空港ライナーへの乗り継ぎもスムーズになるとしている。蒲島郁夫知事は「1日当たり100人程度の利用を目指す」と話している。

=2011/08/18付 西日本新聞朝刊=

3138チバQ:2011/08/29(月) 21:50:12
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110829/biz11082921310022-n1.htm
関空商業施設でチェックイン 来年3月就航のLCC「ピーチ」
2011.8.29 21:30
 関西国際空港会社は29日、全日本空輸などが出資し、関空に来年3月に就航する格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」のチェックイン施設を、空港ターミナルビルに隣接する複合商業施設「エアロプラザ」に整備する方針を明らかにした。平成24年度下期にLCC専用ターミナルが完成するまでの暫定措置。

 乗客は、エアロプラザの2階でチェックインや手荷物検査、保安検査などを行い、1階に整備されるバス乗り場から飛行機の駐機場に向かう。チェックインカウンターで預けた荷物は直接、飛行機に運ばれる。

 エアロプラザはレストランやホテルなどが入り、ターミナルビルや鉄道の関西空港駅(JR西日本、南海電気鉄道)と連絡通路で結ばれている。関空会社によると、エアロプラザに飛行機のチェックイン施設を設けるのは初めて。現在就航中の海外のLCCについては引き続き、国際線カウンターなどで手続きを行う。

 ピーチは関空を拠点とし、来年3月から新千歳(札幌)、福岡便を運航し、5月には仁川(ソウル)便の就航を目指す。

 同社は、LCC専用ターミナル完成後に乗客が迷わないよう、建設予定地近くに暫定的なチェックイン施設の整備を関空側に求めていた。

3140チバQ:2011/08/29(月) 21:53:49
 私が乗った時には香港-ロンドン線だけだったが、その後は香港-バンクーバー線も開設するなど、好調に推移しているかに見えていた。

 ところが08年から雲行きが変わり、世界経済の悪化や燃油価格の高騰などで、同社の経営も急速に悪化。営業停止に追い込まれてしまった。ミラー氏が砕身していた燃油リスクが原因で、結局破綻してしまったというのは、何とも皮肉な結末だと思う。

成功する一握りのLCCの裏に死屍累々
 ここ数年で日本でも急速に認知されてきたLCC。ANA(全日空)が「ピーチ アビエーション」、エアアジアと組んだ「エアアジア・ジャパン」と立て続けに先行。JALもついにカンタスグループ、三菱商事と手を組み、「ジェットスター・ジャパン」で参入を発表した。

 JALの稲盛和夫会長は、事あるごとに「再生に際し、品格ある航空会社という路線は維持する」と話し、LCCに消極的な印象があっただけに、JALの参入は少し意外ではあった。大西賢社長は8月16日の共同記者会見で、「JALそのものがLCCをやるわけではない」と、今回はあくまで経営参画の形であることを強調。新たな「和製LCC」3社の初フライトは、いずれも来年以降の予定となっている。


 日本では比較的新しい存在として認識されているLCCだが、海外では一昔前から当たり前の存在だ。米国では独立系のLCC「サウスウエスト航空」が、アメリカン航空、ユナイテッド航空といった名だたる大手航空会社を抑えて、国内線の旅客数で世界No.1。ヨーロッパでは、アイルランド発の「ライアンエアー」や、ロンドンの郊外・ルートン空港をハブにする「イージージェット」が国際線の旅客数で世界第1位、第3位に輝いている(いずれも2009年)。サウスウエストの設立は67年、ライアンエアーは85年、イージージェットは95年と、いずれのLCCも15年以上の歴史を有している。

 だがその裏には、オアシス香港航空のように撤退を余儀なくされた数多の死屍もある。例えば米国ではサウスウエストなどの新興勢に対抗するために、ユナイテッド航空が「テッド」、コンチネンタル航空が「コンチネンタルライト」というLCCを立ち上げたが、いずれも失敗に終わっている。わずか半年で5つのLCCが破綻したこともある。

 ユナイテッド航空とコンチネンタル航空が昨年10月に合併して発足した、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス社長兼CEOのジェフリー・スマイゼック氏は本誌取材(「日経ビジネス」8月22日号)に対し、「(テッドやコンチネンタルライトは)ロー・コスト・キャリアではなく、単に運賃を安くしただけのロー・フェア・キャリアだった。コスト自体は非常に高かったため、ビジネスモデルとして非常に問題があった」と述懐する。

 私の印象ではLCC市場とは、成功するものは果てしなく栄華を極め、それ以外はたちどころに淘汰されてしまう、苛烈なマーケットであるように見える。

 ANAが67%出資するエアアジア・ジャパン、JALが33.3%を出資するジェットスター・ジャパンは、いずれも成田、関空などを拠点として国内線と国際線の両方を飛ばす予定だ。ちなみに、日本の空を国内線として外資系エアラインの資本が入ったキャリアが飛ぶのは初めてのこと。両社とも本業とは「ある程度のカニバリゼーション(共食い)はあるだろう」と話す一方で、ビジネスユースは羽田発のJALやANA、レジャー需要は成田発のLCCと棲み分けができるはず、と見ている。

 ここで根本的な疑問が沸く。本業と競合するのにもかかわらず、なぜ、あえて自社でLCCを立ち上げなければならないのだろうか。

3141チバQ:2011/08/29(月) 21:54:09
 国際線はまだ理解できる。オープンスカイが進み、成田の発着枠も拡大することで、今後は海外からのLCCの流入は避けられない。先んじて手を打ちたいという日系2社の思惑は納得できる。また、企業のアジア進出は今後も加速し、ビジネス用途で乗る人もいるだろう。レジャーも航空運賃が安くなれば、気軽に海外に行こうとする人も増えるはずだ。

 問題は国内線だ。例えばLCCで成田-沖縄線などができれば、「1万円安いのなら、頑張って成田まで行こう」という人も出てくるだろう。ただ国内線は、ほぼ日系2社が守り続けてきた“既得権益”。JAL、ANAとも売上高の半分以上を国内に依存しており、その傾向は近年さらに高まっている。

 おそらく国内線参入の背景には、カンタスグループ、エアアジアからの強い申し入れがあったと考えられる。JAL大西社長は会見の場で、「(JALとジェットスター・ジャパンの)カニバリゼーションを極小化できると判断したので設立合意に至った」としながらも、具体的な方法については「公開する代物ではないので控える」と言及しなかった。

 ドル箱の国内線をある程度明け渡してまでも、結果としてプラスになるという揺るぎない勝算があるのか。今のところその道筋は見えない。

怖いのは「消滅」よりも「膨張」
 JAL、ANAの目標は、本業とLCCとの共存にある。しかしながら、欧米の国内、近距離路線はLCCが席巻していることからも明らかな通り、国際的に見てもフラッグキャリアとLCCが共存できているケースは極めて稀だ。

 数少ない事例としてあるのが、前述の豪カンタスグループ。カンタス航空と、その100%子会社であるLCCのジェットスターは同じ国内の路線などを持ちながらも、うまく共存できているように見える。

 ただカンタスの場合は、日本の現状とはややLCCの成り立ちが異なる。オーストラリアはカンタスが一時期国内市場をほぼ独占していたなか、英ヴァージン・アトランティック航空がLCCの「ヴァージン・ブルー(現ヴァージン・オーストラリア)」を設立した経緯がある。ジェットスターを立ち上げたのはこれに対抗するという明確な意図があった。また、「オーストラリアの強い経済成長力や国内の観光市場などが2つのブランドの両立に一役買っている」(カンタスグループ広報)という点も見逃せない。

 一方の日本は、未だ黒船ならぬ外資の“黒い翼”が上空を飛んだことはない。まだ見ぬ海外勢に対して先手を打つというよりも、JALとANAがお互いを強烈にライバル視するあまり、ともにLCCを作って相手を牽制する、という構図にも見える。

 航空業界に詳しい早稲田大学アジア研究所の戸崎肇教授はLCCの開始自体を歓迎する一方で、「国内線は比較的収益は安定しているにもかかわらず、外資を連れてくるのは疑問。エアアジアらがライバルとして日本に本格参入するくらいなら、手を組んで手綱を少しでも握ったほうがいい、と判断したのではないか」と話す。

 前述したように、LCCは繁栄か淘汰かという二極化の印象が強い。ビジネスモデルとしての危うさが少しでもあれば、オアシス香港やテッドと同じ道を歩みかねない。

 いや、うまくいかずに消滅というのならばまだ良い。最悪のシナリオは、LCCが予想をはるかに超えて“膨張”し、JAL、ANAから顧客を奪い続け、本業がジリ貧になってしまうことだろう。

 日系2社が手を組んだエアアジア、ジェットスターは海外での実績も非常に豊富なLCCの勝ち組だ。この“用心棒”たちをJALやANAはうまくハンドルできるのか。彼らが日本の空における「獅子身中の虫」にならないことを願う。

3142チバQ:2011/08/29(月) 21:55:44
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110827/biz11082718010007-n1.htm
航空不況の“救世主”就航 日本上空で新鋭機バトル 
2011.8.27 18:00 (1/3ページ)


全日空が世界初就航させるボーイング787
 全日本空輸が、米ボーイングの最新鋭中型機「B787」を11月1日に世界で初めて就航させる。愛称は「ドリームライナー」。軽量化によって燃費性能を20%改善し、構造不況にあえぐ航空業界にとって、“救世主”と期待されている。ライバルの仏エアバスが2007年に就航させた超大型機「A380」が、大量輸送による効率化を追求したのとは対極的だ。A380は、14年度をめどに国際線に参入するスカイマークが導入を予定しており、日本の空で雌雄を決することになる。


「世界初」最大活用


 「新しいビジネスチャンスをもたらす航空機だ」

 全日空の伊東信一郎社長は、7月4日に飛来したテスト機に大きな期待を寄せた。同社は04年に50機を先行発注し、航空機メーカーの開発の後ろ盾となる「ローンチカスタマー」と呼ばれる役割を担ってきた。

 B787は当初計画していた08年の納入が度重なるトラブルで3年以上遅れるなど、新鋭機の導入にはリスクを伴う。一方で、「世界初就航」の栄誉に加え、納入価格で優遇されるなどのメリットがある。

 全日空はまず11月1日に羽田−岡山、広島線で就航させ、来年1月には新設する羽田−フランクフルト線に投入する。成田−香港で記念チャーター便を運航するほか、成田発着の遊覧フライトも計画するなど、「世界初」を前面に打ち出し、旅客獲得につなげたい考えだ。

 日本航空も、今年度中に5機を導入し、来年4月に8年ぶりの新規国際路線となる成田−ボストン線に就航させる。日航の大西賢社長は「経営のあり方を根本から変える決め手になる」と、経営再建の切り札と位置づける。


温水便座も採用


 B787は、東レなどが納入した軽量・高強度の炭素繊維複合材を機体の50%に採用するなどの軽量化で燃費を20%改善。航続距離が大きく伸び、200〜300席の中型機では難しかった日本から米国東海岸や欧州への直行便が可能になった。

 「大量旅客が見込めない路線でも十分に採算が取れる」(航空業界関係者)ことが最大の武器だ。

 全日空の提案が広く採用され、窓の大きさは従来機の1・3倍と広く、解放感がある。機内の気圧降下やエンジンの騒音を抑えるなど、快適性を重視。極めつけは、日本特有の温水洗浄機能付きの便座まで備えている。

 B787とは対極的な思想で開発されたのが、“空飛ぶホテル”と称されるエアバスのA380だ。最大で850席超の席数を誇り、「大量輸送によって1席当たりの燃費効率を最大限に高める」(エアバス関係者)ことを目指した。

 新規参入航空会社のスカイマークは6機の購入を決め、国際線に参入する計画だ。エコノミークラスは値下げ合戦でほとんで利益が出ないが、ファーストクラスやビジネスクラスは収益性は高い。そこで、400席程度のゆったりした座席配置とし、「これまで割高だったビジネスクラスの大幅値下げで旅客の獲得を狙う」(業界関係者)との戦略がうわさされている。


MRJと天秤


 航空業界は燃料費の高止まりや世界的な景気減速による旅客低迷に加え、日本にも就航が相次いでいる格安航空会社(LCC)の台頭で競争が激化している。各社は新鋭機に生き残りを託すが、課題も多い。

 トラブルに加え、組合のストライキなどで開発が遅れたB787をめぐっては、「計画通りに生産できるのか」(航空機メーカー)との懸念が消えない。

 全日空では「全体のスケジュールに影響はない」とするが、来年度までの導入計画を最近になって24機から20機に引き下げた。

 A380は就航後、エンジンなどのトラブルが相次いでおり、新鋭機の運航リスクは高い。A380の価格は、1機約280億円と超高額。スカイマークの6機購入には1500億円近い資金が必要で、「身の丈以上の投資」(アナリスト)と懸念する声が強い。

 航空業界では、さらなる効率化に向け、ダウンサイジング(小型化)の動きが一段と加速している。国内線や近距離の国際線では三菱重工業が開発している「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」など100席前後の小型機の需要が増大。「B787とてんびんにかけている航空会社は多い」(業界関係者)という。

 旅客輸送の“盟主”をめぐるバトルの行方はなお混とんとしている。(鈴木正行)

3143チバQ:2011/08/30(火) 20:49:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110830-00000084-mailo-l15
FDA:新潟−福岡便、10月30日就航 /新潟
毎日新聞 8月30日(火)11時45分配信

 航空会社の「フジドリームエアラインズ」(FDA、本社・静岡市)は29日、10月30日から新潟−福岡便を就航させると発表した。毎日午後に1往復を運航、最安1万7800円で新潟から福岡へ向かうことができるようになるという。
 同社の同路線参入は初めて。76か84席の小型機で、午後2時5分福岡発同3時45分新潟着と、同4時15分新潟発同6時5分福岡着の2便を毎日運航する。現在の全日空の便と合わせ、1日あたり2往復計4便が運航することになる。
 大人運賃は、福岡行きが1万7800〜3万9000円、新潟行きは2万2000〜3万9000円。45日前までに予約したり、空席が多くある時に購入したりするほど安くなるという。【畠山哲郎】

8月30日朝刊

3144チバQ:2011/08/30(火) 20:50:28
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001108300002
静岡の航空会社参入
2011年08月30日

 静岡市の新規航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA)は29日、10月30日から新潟―福岡線を1日1往復就航させると発表した。同線は現在、全日空も1日1往復運航していて、FDAの参入で1日2往復になる。同社は「陸上の交通手段と比較して、十分競争力があると判断した」と話している。


 FDAは、静岡市の総合物流会社「鈴与」の子会社として2008年6月に設立。「地方空港間のネットワーク維持を目的」としていて、新潟―福岡線が、10路線目の就航となる。


 新潟―福岡線は、03年に日本航空システムが半年の運航で撤退。全日空も一時撤退を検討したが、08年4月から1日2往復から1往復に減らして運航している。


 FDAは午後2時5分福岡発と午後4時15分新潟発の1往復。座席数76席と84席の小型機を使う予定で、日本航空との共同運航に向けて調整しているという。


 県はFDAの参入について、「利用者の選択肢が増え、ありがたい」と歓迎している。(藤井裕介)

3146チバQ:2011/08/30(火) 20:55:44
http://www.at-s.com/news/detail/100056933.html
札幌、鹿児島線減便 静岡空港のFDA冬季ダイヤ(8/30 07:53)

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市清水区)は29日、静岡空港発着便を減便するなどの冬季ダイヤ(10月30日〜2012年3月24日)を発表した。毎日運航している札幌線を週3日、鹿児島線を週4日、毎日3往復の福岡線を2往復にそれぞれ減便する。これまでの5機体制を維持しながら福岡―新潟線を新たに就航し、新ダイヤは10路線16便となる。
 静岡路線について札幌線は月、水、金曜日の運航とし、昨季のような松本経由とせずに直行便を維持。鹿児島線は火、木、土、日曜日を運航。福岡線は昨年の冬季ダイヤと同じ1日2往復に戻す。
 FDAによると、7月の静岡発着便の搭乗率は札幌81・3%、福岡53・7%、鹿児島55・5%となり、福岡と鹿児島は大幅に搭乗率が上向いた。8月も福岡、鹿児島は65%前後、札幌88%を維持しているが、FDAは「札幌と鹿児島線は観光利用が多く冬季の需要減が予想され、曜日運航で搭乗率維持を図りたい」と述べた。川勝平太知事は「夏場に入り、全体的に利用者が戻っている中での減便決定は誠に残念」とコメントした。
 一方、新路線の福岡―新潟線について、同社は「利用者数が上向いている福岡空港から試験的に導入した」とし、路線が最も多い名古屋―新潟線の就航を視野に入れる。

http://www.shinmai.co.jp/news/20110830/KT110829ATI090032000.html
FDAが冬ダイヤ発表 静岡線再開ならず、福岡・札幌は早めに
08月30日(火)


FDA冬のダイヤ


 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は29日、県営松本空港(松本市)発着の札幌、福岡の2路線について、10月30日から来年3月24日までの冬ダイヤを発表した。福岡線の福岡発が現行より2時間15分早まって午前8時となり、同一機体を使う2路線の発着時間がそれぞれ前倒しされる。昨季の冬ダイヤに期間限定で開設された松本―静岡線は、今回は設置されなかった。

 福岡線をめぐっては、昨季の夏ダイヤで福岡の出発時間が午前7時40分と早く使い勝手が悪いとの指摘があったことから、昨季の冬ダイヤで13時45分発に、現行ダイヤで10時15分発にした経緯がある。

 今回の冬ダイヤで再び時間帯が早まったことについて、FDA企画部は「福岡から松本を訪れる観光客にとっては松本に早く着くので利便性は高まる」と説明。松本からの観光客の利用で好調な札幌線についても「札幌での滞在時間が長くなり、一層の利用増に結び付くはず」としている。

 昨季、冬場に低調な静岡―札幌、松本―札幌の両路線を静岡―松本―札幌に統合する形で開設していた静岡線は、静岡から札幌への直行便を望む声が静岡側に多く、再開はされなかった。

 松本市観光温泉課の寺沢和男課長は「昨年に比べると福岡からの搭乗者が増えており、ダイヤ変更で福岡の観光客が松本平の広域観光を余裕を持って楽しむことができる。九州の需要をさらに掘り起こしたい」と話している。

3147チバQ:2011/08/31(水) 22:33:06
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001108310001
福岡空港「テーマパーク化」
2011年08月31日


国際線の駐機場で記念撮影する参加者たち=福岡空港、福岡亜純撮影

 夜のバスツアーにストリートミュージシャンの演奏など、福岡空港へ地元の人を呼び込むイベントが相次いで催されている。搭乗や送迎でなくても空港を訪れ、施設に親しんでもらう。めざすは「空港のテーマパーク化」だ。


 28日、空港の制限区域を2時間にわたって見学する「プレミアムバスツアー」があり、79人が2回に分けて参加した。参加者が降り立ったのは国際線の駐機場。通常は搭乗手続きをしなければ入れない区域だ。


 79人は、福岡発着便に乗って空港で3千円以上の買い物などをした人を対象に募集し、190人の中から選ばれた。新宮小6年の守下諒(まこと)さんは「間近で飛行機を見られてうれしい。将来は飛行機にかかわる仕事をしたい」と笑顔で話した。


 7月30日早朝には「福岡空港ランウェイウオーク」があった。ふだんは立ち入り禁止の滑走路を歩いて広さや機能を体感する福岡空港初のイベントだ。空港事務所や航空各社でつくる九州ブロック航空利用促進協議会が企画した。


 午前4時、夜明けの滑走路を走りながら、子どもたちが歓声を上げる。「すっげー」「地面がギザギザだ」。30人の枠に991人の応募があった。参加費は東日本大震災の被災地支援にあてられた。


 企画を担当した大田正朗・広域空港管理官は「市街地から近い空港に地元の人がもっと親しんでほしい。空港をテーマパークのように楽しんで」と話す。


 今月19日には、国内線第3ターミナルビルのロビーで地元のアマチュアミュージシャン2組が演奏を披露した。ピアノとギターの女性2人組、津軽三味線とピアノのトリオが出演した。


 12月までの毎月第3金曜、福岡市の「ストリートパフォーマンス支援事業」に登録していたアーティストらが入れ替わりで登場する。企画した福岡空港ビルの担当者は「地域の文化を後押ししたい」と話す。


 空港ビルのデッキから離着陸を眺めてビールを楽しむビアテラスも、9月末まで営業中だ。ターミナルビルでの演奏の問い合わせは福岡空港ビル(092・623・0611)へ。(岩本美帆)

3149チバQ:2011/09/02(金) 21:27:40
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110902/myg11090220030004-n1.htm

2本滑走路で復旧する素案を了承  仙台空港の復旧・復興のあり方委 サブ滑走路廃止案覆る
2011.9.2 20:02 (1/2ページ)

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 国土交通省東北地方整備局が設置した「仙台空港復旧・復興のあり方検討委員会」(委員長・奥村誠東北大教授)は2日、2回目の会合を開き、現行の2本滑走路で復旧・復興を図る素案を了承した。

 仙台空港には旅客機はじめ大型機が利用する長さ3千メートルのメーン滑走路と、主に小型機やヘリコプターが利用する長さ1200メートルのサブ滑走路がある。ほぼ東西に伸びるメーン滑走路の中央で北西に伸びてきたサブ滑走路が交差する構造。

 当初、東日本大震災の復旧・復興案でサブ滑走路の廃止が浮上。仙台空港が大雨のたびに滑走路が冠水するため、復旧・復興の際、これを解消し、低地にあるサブ滑走路に調整池を設ける計画が立てられた。

 ところが、サブ滑走路は実用面でヘリのホバリングチェックやプロペラの小型旅客機の出力テスト、片方の滑走路が使用不能になった場合の危機管理上からも欠かせないとして、主にサブ滑走路を利用する民間航空事業者や個人利用者らが計画に反対していた。

 素案では、サブ滑走路を存続させ、敷地南東隅に計約2・1ヘクタールの2つの調整池を造ることにした。県が空港から受け入れる排水量を毎秒6・93トンから同9・47トンに増やす方針を示し、調整池の面積を大幅に縮小できることになった。素案では毎秒約1・5トンの水を排出できるポンプも新設する。

 委員会は国交省の担当官に加え、専門家、民間航空事業者、地元自治体、防衛省、海上保安庁らが参加しており、素案を了承した。

 これで東北唯一の複数滑走路が存続することになった。東北地方整備局は「現行の2本の滑走路で、その機能を確保できる案になった」としている。同局は10月に開く最後の委員会で復旧・復興計画を固める方針。

3150チバQ:2011/09/02(金) 21:29:58
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110902-OYS1T00645.htm
福岡―ホノルル便6年ぶり復活、12月から就航
九州経済
 米デルタ航空は2日、福岡―ハワイ・ホノルル線の定期便を12月28日から就航させると発表した。2005年10月の運休から6年ぶりの定期便復活となる。

 発表によると、運航は週4〜5往復で、年末年始など繁忙期は週7往復を予定している。座席はビジネスクラス35席を含めて計209席で、運航時間は片道8〜9時間。年間の搭乗率85%を目標に掲げる。

 福岡県空港整備課によると、運航していた日本航空は収益が出ないために運休に踏み切ったが、デルタ航空は九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に伴い、九州全体から乗客を見込めることなどから就航を決めた。

(2011年9月2日 読売新聞)

3151チバQ:2011/09/02(金) 21:31:55
http://www.nnn.co.jp/news/110902/20110902012.html
米子便運行に前向き 春秋国際旅行社が県内視察
2011年09月02日

 鳥取県が米子鬼太郎空港への就航を目指す中国・上海の格安航空会社「春秋航空」の親会社「春秋国際旅行社」の姜偉浩(ジャンウェイハオ)副社長が1日、鳥取砂丘や倉吉市の白壁土蔵群など県内の観光地を視察した。姜副社長は高松便で来日する中国人観光客を試験的に鳥取県にも送ることを明言し、同空港への就航の可能性についても「実現できるよう頑張りたい」と前向きな姿勢を示した。


白壁土蔵群周辺を歩く姜副社長(中央)=1日、倉吉市新町1丁目

 姜副社長は2日までの2日間で青山剛昌ふるさと館や水木しげるロード、大山などを視察する。1日は浦富海岸と鳥取砂丘を訪れた後、県庁で平井伸治知事と面談した。

 春秋航空は現在、高松−上海間で定期便を運航しているが、姜副社長は近く高松経由で鳥取県に観光客を送ることを約束。米子鬼太郎空港への就航に関しても「日本支社をつくるので、将来は(鳥取を)就航先としてPRしたい。大震災で旅行客が低迷した状況から戻れば、必ず実現するだろう」との見通しを示した。

 平井知事は、姜副社長の積極的な姿勢に驚いた様子で「まずはテスト商品を作り販売するところからスタートし、いずれは就航も視野に入るのでは」と期待感を示していた。

 その後、倉吉市内の白壁土蔵群周辺の視察では、赤瓦館や倉吉ふるさと工芸館で倉吉絣(がすり)の機織りの実演も見学。姜副社長は「砂丘や浦富海岸、白壁土蔵群などそれぞれに特色があり、歴史、文化、自然に魅力が感じられ、リピーターにとってもいい観光スポット。県の誠意も伝わった」と感想を話していた。

 春秋航空の就航をめぐっては、国内でも各地が誘致を目指しており、鳥取県でも7月に平井知事、8月に藤井喜臣副知事が相次いで上海の同社を訪れ、就航先としてアピールしていた。

3152チバQ:2011/09/02(金) 21:34:42
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110902/biz11090202070002-n1.htm
三菱MRJ、平成30年にも100席タイプ投入
2011.9.2 02:07


三菱重工が開発したMRJの模型
 三菱航空機(名古屋市)の江川豪雄社長は1日、産経新聞のインタビューに応じ、開発中の国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)に関し、早ければ平成30年にも100席クラスの派生機を市場投入する考えを明らかにした。

 欧州、アジアを中心に引き合いが強く、安定した受注が見込めるため。先行投入する90席、70席と合わせて機種の幅を広げ、目標とする20年間で千機の受注に弾みをつける。

 MRJ90席タイプ5機の購入を契約した香港の航空機リース会社、ANIグループホールディングスが「100席クラスが加われば、さらに20機追加発注したい」と表明するなど、小型ジェット機市場では100席タイプの需要が高まりつつある。

 また、欧州では、客室乗務員の人数配置基準が90席と100席では同数であるなど、輸送効率の点からも100席タイプが望まれていた。

 江川社長は「100席は手がけた方がいい。市場は欧州とアジア。70席タイプの投入にめどがつく30年以降になると思う」などと述べた。また、受注増に向け、来年夏にもアジアで販売拠点を設立することも明らかにした。

 MRJは今春に組み立てが始まり、24年初夏に初飛行、26年春に1号機が納入される。これまでにANIのほか、全日本空輸、米の地域航空会社トランス・ステーツホールディングスの3社から計130機を受注している。

3153チバQ:2011/09/02(金) 21:41:09
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110901/szk11090103070001-n1.htm
“静岡の翼”称号どこへ…1日3便に FDAまた減便
2011.9.1 03:07 (1/2ページ)

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札幌から到着したFDA4号機=静岡空港
 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は、静岡空港発着路線をさらに減便する冬季ダイヤ(10月30日〜12月22日)を国土交通省に届け出た。新たに福岡−新潟線を就航させる一方、静岡発着の鹿児島線と札幌線を曜日運航にして福岡線を減便しており、FDAの“静岡離れ”は顕著だ。同社の広報担当は「もともと冬季は需要が減る。全ての路線について検討し、対応した結果だ」と説明している。

 冬季ダイヤでは、現在毎日1往復の静岡−札幌が月・水・金曜の運航に減らされ、静岡−鹿児島も火・木・土・日曜のみとなる。静岡−札幌は全日本空輸が毎日運航しているが、鹿児島線はFDAの単独運航であり、週末を除いて1泊2日のツアーが組めなくなるなど旅行業界への打撃は大きい。さらに、現在1日3往復の静岡−福岡線も2往復に減便され、出張利用への影響が心配される。

 同社は今年8月から名古屋−青森、花巻(岩手)の定期運航を始める一方、3月末に静岡−小松、7月末には静岡−熊本から撤退。静岡空港開港に合わせ設立された同社は、日本航空から名古屋や松本の路線を引き継いだこともあり、2年余りで急拡大した。ところが全体の路線数は増える中で静岡便は減少の一途をたどり、10月末以降は1日15便のうちわずか3便となる。

 さらに、6月から静岡本社と名古屋本社の“2本社体制”に移行し、県内2拠点の計約100人に対し名古屋本社には約200人を配置するなど、他空港へのシフトは鮮明。すでに“静岡の翼”という称号は実態にそぐわないものとなっている。

 同社に対し「短期間の搭乗率に振り回されている」などとくぎを刺してきた静岡県の川勝平太知事は、減便決定に「FDAは少し足腰が定まらないところがある」と苦言を呈し「利用者が戻っている中での減便は誠に残念」とコメント。しかし同時に「とにかくFDAが黒字体質にならなければ。われわれも利活用促進を支えていきたい」とも述べ、改めてFDA抜きでは成り立たない静岡空港の脆弱(ぜいじゃく)さが浮き彫りになっている。

3155チバQ:2011/09/04(日) 16:10:07
http://www.chosunonline.com/news/20110904000012
ロシア極東路線がドル箱路線として浮上
 ロシア極東地域が、韓国の航空会社にとって黄金路線として浮上している。


 ウラジオストク、ハバロフスク、サハリンなど極東の主要都市には、大韓航空やアシアナ航空など韓国の航空会社とウラジオストク航空やサハリン航空などロシアの航空会社が就航している。仁川空港からこれらの都市までは飛行機で2‐3時間の距離だが、航空運賃は東南アジア水準の上、客室シェアも85%を超えており、航空会社にとってはまさに「ドル箱路線」となっている。最近の極東地域での搭乗客の増加を受け、航空各社は便数を増やし、追加の需要創出に乗り出している。大韓航空はウラジオストク行きの便を1994年は週1便だったが、2006年には週3便、08年には週5便、そして今年からは毎日運航している。また、ウラジオストク航空も、仁川空港に週5便、釜山には週1便それぞれ乗り入れている。


 ロシア極東地域の搭乗客が増加している理由は、オイルダラーにより富裕層が増加しているためだ。これらは、毎年夏と冬に韓国で休暇を送る人々や、韓国を経てタイやシンガポールなどの東南アジアやオーストラリア、米国、欧州などに向かう乗り換え客たちだ。ひいてはモスクワに向かうのに韓国を経由するケースもある。ロシアの航空会社は航空機事故が多く、機内サービスに対する不満も高いためだ。また、最近では医療目的の観光客が増えたことで、新たな需要が創出されている。極東からロシアきっての病院が集まっているモスクワに行く場合、ハバロフスクから6時間、ウラジオストクからは9時間かかるが、仁川空港まではハバロフスクから2時間40分、ウラジオストクからは2時間しかかからない。韓国の医療水準が高く、サービスに優れているとのうわさが広まり、医療目的で韓国を訪れる外国人の数は年々増えている。


 バディム・スラプチェンコさん(37)は「チケットがなくて北京経由の航空券を買ったが、1000ドル(約7万6000円)もした。休暇シーズンに極東路線のチケットを購入するのは夢のまた夢」と話した。2009年上半期に極東から仁川空港への入国者は2万6605人だったが、今年は上半期だけで3万1508人がすでに入国している。


チョン・ビョンソン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

3156チバQ:2011/09/07(水) 00:22:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20110905-OYT8T01157.htm
不況で苦戦の新潟空港に朗報
FDA福岡便が参入

 不況で利用者の減少傾向が続いている上、東日本大震災の影響でロシア便が運休するなど苦戦している新潟の航空事情が好転する兆しが出てきた。静岡空港を拠点とする地域航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA、静岡市)が参入し、新潟―福岡便が10月30日から1日1往復が増加する。FDAの新潟空港進出は初。福岡便は全日空便と合わせて3年半ぶりに1日2往復となり、需要増が期待される。

 FDAは世界有数の旅客機メーカー、ブラジル・エンブラエル社の小型ジェット機(76または84席)を使用。福岡発午後2時5分、新潟着午後3時45分。新潟発は午後4時15分で午後6時5分に福岡に到着する。全日空はこれまでとほぼ同じ時刻で、夕方に新潟を発着する。料金は全日空と同程度。

 福岡便は2008年4月に1日2便から1便に減った。泉田知事は「福岡から、東アジア方面へ乗り継ぐことも出来る」と語るなど、旅行客、ビジネス客の利便性が高まることを期待している。

 FDAは、福岡空港を静岡、愛知・小牧空港と並ぶ同社の拠点の一つにしたい考え。県は航空会社への働きかけを活発化させ、FDA側は、新潟便は新幹線などと比較し、優位性があると判断した。当面は来年3月24日までの運航で、その後は「需要がどの程度あるか、慎重に検討したい」としている。

 県によると、新潟空港は4年連続で利用者が減少しており、2010年度の利用者数は92万652人で、前年度比で3・4%(3万2851人)減。長引く不況などが背景にあるとみられる。

 さらに東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、ロシア人の利用者が激減しているため、ロシアのウラジオストク航空は新潟―ウラジオストク、新潟―ハバロフスク便を運休した。

 このうちのウラジオストク便は7月15日〜8月26日の間に限って運航を再開したが、現在は再び運休している。県と新潟市は8月26日、ウラジオストクにあるウラジオストク航空本社に担当者を派遣するなどして、路線の再開を求めているが、再開の見通しは現時点で立っていない。

(2011年9月6日 読売新聞)

3157チバQ:2011/09/07(水) 00:22:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110905-OYT8T00964.htm
カーゴルックス、小松発着の新規貨物便就航へ

 ルクセンブルクに本社を置く「カーゴルックス航空」の神谷靖・日本地区総支配人が5日、県庁に谷本知事を訪問し、10月2日から小松空港と米国を結ぶ週1便の定期便を就航することを報告した。これにより、同社の定期貨物便は、週3便の欧州便(ルクセンブルク―小松)と合わせて週4便となる。

 同社によると、新規路線は、ルクセンブルク―香港―小松―シカゴ―ニューヨーク―ルクセンブルクで、世界を一周する形となる。この路線では、香港からは日本向けに、日本からはシカゴやニューヨーク向けに貨物を輸送できる利点があり、シカゴへは自動車部品、ニューヨークへは半導体関連の製造装置の輸送需要が見込まれるという。

 神谷総支配人は、新規路線開設の理由について「最近は、アジア市場が落ち込んでおり、それを補填(ほてん)する意味でも日本と北米、欧州をつなぐ便の開設が重要となっていた」と説明した。

 日本側の拠点に小松空港を選んだ理由については、「自動車部品の搬送元である東京、大阪、名古屋の三大都市圏との陸送のネットワークが進んでいるので、メリットが大きいと判断した」と述べ、「まずは週1便での運航を成功させ、便を増やしていくことで、顧客の利便性を高めていきたい」と展望を語った。

 谷本知事は「今後、増便になれば、小松空港の国際化の強化につながる。ぜひ、貨物が集まるよう努力をして頂きたい」と要望した。

(2011年9月6日 読売新聞)

3158チバQ:2011/09/07(水) 00:23:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20110905-OYT8T01078.htm
視界よし 新管制塔

名古屋空港、業務スタート


新管制塔で業務を行う自衛隊の管制官  航空自衛隊小牧基地に建設された新しい管制塔で5日、滑走路を共有する県営名古屋空港(豊山町)の航空管制業務が始まった。

 新管制塔は高さ37メートル。滑走路(長さ2740メートル)のほぼ真ん中にある基地側に今年6月建設された。従来の空港側にあった管制塔よりも窓が大きく取られ、視界がアップした。民間機と自衛隊機が併用する同空港では既に、航空管制は国土交通省から自衛隊に移管され、小牧管制隊が業務を担ってきた。

 午前7時から運用されている同空港で、新管制塔の業務開始後に最初に飛び立った定期便は同8時7分に出発したフジドリームエアラインズ(FDA)の福岡便。5人の管制官がキビキビと指示を出していた。

 基地管制隊班長の安田和彦3等空佐は「これまでは基地内を通っても、県営空港の管制塔までは30分かかったが、これからは不測の事態にも即応できる。安全運航にベストを尽くしたい」と話していた。

(2011年9月6日 読売新聞)

3159チバQ:2011/09/08(木) 21:20:51
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110908-OYT1T00572.htm
開業36年目の指摘、長崎空港近くに違法住宅?
 長崎県大村市の長崎空港A滑走路(長さ1200メートル、幅30メートル)に隣接する住宅などが、航空法で規定されている高さ制限を超えていることがわかった。


 国土交通省大阪航空局は大村市に違法状態であることを伝え、是正を求める意向だが、空港の開業から36年が経過しており、地元では「今さら言われても対応のしようがない」と戸惑いが広がっている。

 航空法では、空港周辺の制限区域にある建物や樹木などについて、航空機の飛行に支障が出るのを避けるため、一定の高さを超えてはいけないと規定している。

 同局が調査したところ、長崎空港のA滑走路周辺では、住宅10軒や樹木4本、電柱6本、街灯3本など約30件の高さが、上限の8・9〜26メートルを超えていることが判明。8月末に市に調査結果を伝えた。

 A滑走路は旧日本海軍の施設で、1975年に長崎空港が開業してからは、海上自衛隊大村航空基地として使用されている。

 周辺住民が騒音対策を求めているが、国交省所管のため防衛省による防音工事ができず、住民が改善を要望していた。

(2011年9月8日15時56分 読売新聞)

3160チバQ:2011/09/08(木) 21:22:53
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001109080004
佐渡―新潟航空便 搭乗率伸びず43%
2011年09月08日


佐渡―新潟を結ぶ新日本航空の小型プロペラ機=佐渡市秋津の佐渡空港

 佐渡―新潟間の航空便が約3年ぶりに再開され1カ月が過ぎた。この間の運航率は90%とまずまずだったものの、搭乗率は43%と伸び悩んだ。赤字になれば6400万円を上限に県と佐渡市が補助するが、路線維持には安定経営が不可欠。関係者はPRに懸命だ。


 再就航したのは新日本航空(本社・鹿児島県霧島市)の9人乗りプロペラ機。1日4往復(冬季3往復)で佐渡―新潟を25分で結ぶ。運賃は佐渡汽船のジェットフォイルに近い6500円(来月末までは5900円)で、佐渡市民は4500円となる。


 不安視された運航状況は、7月29日の運航初日こそ悪天候で全8便が欠航したが、8月中は計12便で済んだ。だが、利用者数は893人(うち市民389人)で搭乗率43・5%。採算ラインとされる50%を下回った。慢性的な赤字に苦しみ、2008年に撤退、解散した旭伸航空でも搭乗率は平均50〜60%だった。


 佐渡市交通政策課は「直前まで就航期日が決まらなかったこともあり周知不足だった」。市民に利用を呼びかけるとともに、トライアスロン大会などのイベント会場でPR。新潟空港から接続しやすい関西・中部での誘客も図るという。


 1機しかない飛行機を増やせるかも課題だ。飛行50時間ごとに機体整備をするので、現行では不定期に2日間の運休日ができてしまう。8月もお盆直後の16、17日が運休日となり、みすみす帰省客を逃した。同社は「旭伸航空時代と比べてビジネス客が少ない。島内企業を集中的に回り、便利さをアピールしたい」と話している。(川崎友水)

3161チバQ:2011/09/08(木) 21:26:29
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-09-07_23111/
日本−台湾、航空自由化へ
経済 2011年9月7日 09時37分

(35時間51分前に更新)

 航空会社が路線や便数を自由に決められるオープンスカイ(航空自由化)協定について、日本と台湾の窓口機関となっている交流協会(東京都・大橋光夫会長)と亜東関係協会(台北市・彭栄次会長)が協定締結に向けて調整していることが6日、分かった。22日にも大橋会長が台北を訪問して調印する見通し。実現すれば、現在は規制されている那覇―台北の増便や新規参入が可能になる。オープンスカイ協定の締結は米国、韓国、シンガポールなどに次いで9カ国・地域目となる。

 国際線の路線や便数は2国間の航空協定で決められるが、日台間は公式な国交がなく両協会で調整している。交流協会は「提携する方向で最終の調整を進めている」と説明。首都圏の空港を除いて、各航空会社は冬季スケジュールが始まる10月30日から、オープンスカイ協定に基づいた運航が可能となる見込み。国土交通省は「具体的な内容は分からないが、調整中であることは把握している」としている。

 現行の日台間の航空協定では、提供座席数や新規参入が制限されており、那覇―台北を運航しているのは中華航空(台湾)の週14便のみ。2009年12月に両協会の航空交渉でエバー航空(同)の参入は認められたが、中国―台湾の往来が拡充される時期と重なり、就航には至らなかったという。

 オープンスカイ協定では航空会社が路線や便数を自由に決められるため、中華航空の増便やそのほかの航空会社の参入の可能性が広がる。各航空会社の競争で航空運賃やダイヤの利便性が高まるなど、利用者のメリットも期待される。(榮門琴音)

[ことば]

 オープンスカイ協定 国際線の規制をなくす2国間協定。国際線の運航路線や便数は通常、政府間の航空協定で決められるが、オープンスカイ協定を締結すると航空会社で自由に決められようになる。日本政府は各国との航空自由化に向け取り組んでいる。

3162チバQ:2011/09/10(土) 09:48:01
http://www.sankei-kansai.com/2011/09/10/20110910-057564.php
780円!! 座席限定 関空発の札幌、那覇行き スカイマーク
 スカイマークは9日、平成24年5月に関西国際空港−新千歳(札幌)線、関空−那覇線をそれぞれ就航する、と発表した。大手航空会社の普通運賃3万5千〜4万円程度に対して、運賃は5800〜1万4800円に設定した。さらに、就航から3カ月間は1便当たり15〜20席限定で、780円のバーゲン価格を導入する。同社の関空就航は18年3月に羽田線から撤退して以来、約6年ぶり。

 関空−新千歳線は1日2往復で開始し、6月には4往復に増便する。関空−那覇線は1日1往復で始め、同月に3往復に増やす。また同社は仙台−新千歳線と仙台−成田線も来年4月に就航する。運賃は5800〜9800円で、就航から3カ月間は1便当たり15〜20席で980円のバーゲン価格を導入する。

 関空本社(大阪府泉佐野市)で会見したスカイマークの西久保慎一社長は、関空発の国際線就航についても「積極的に取り組む」と語った。国内と国際線を合わせた便数については「将来的には関空から少なくとも1日15便、できれば20便を飛ばしたい」と述べ、増便に意欲をみせた。現在、神戸空港を関西の拠点と位置付けるが、「関西の市場は大きく、神戸だけでは半分も取れない」(西久保社長)として、神戸と関空を関西の2大拠点とする方針も示した。

 関空−新千歳線は、全日本空輸などが出資する格安航空会社(LCC)の「ピーチ・アビエーション」も来年3月に就航を予定しており、価格競争が激化するのは必至だ。


(2011年9月10日 08:49)

3163チバQ:2011/09/10(土) 10:24:48
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110909-OYT1T00950.htm
スカイマーク仙台空港に初就航…来年4月から

 航空会社のスカイマークは9日、2012年4月から仙台―新千歳、仙台―成田の路線を新たに就航すると発表した。


 東日本大震災で被災した仙台空港に就航するのは初めてで、安い運賃で新規需要の掘り起こしを狙う。

 仙台―新千歳は1日3往復、仙台―成田は1日1往復運航する。運賃はいずれも大人1人の片道が5800〜9800円。12年5月からは、関西国際空港と新千歳、那覇を結ぶ路線も開設する。

(2011年9月10日00時57分 読売新聞)

3165チバQ:2011/09/10(土) 11:48:19
>>3103
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2044534.article.html
上海線、大盤振る舞い大丈夫? 経済効果当面望めず

 佐賀空港初の国際線となる上海線就航に向け、佐賀県は国際線ターミナルの新設や中国・春秋航空100+ 件への運航支援など、3年間で14億円超の県費を投じる。海外の格安航空100+ 件会社誘致は地方空港同士の競争が激しく、県は「成長戦略のために必要な投資」と強調する。ただ、格安航空の利用者が思惑通りに県内で消費してくれるのか、投資効果は不透明だ。

 

 同航空が日本で上海線を開設しているのは、昨年7月から週3便を運航する茨城空港と、今年7月から週2便が就航した高松空港(香川県)の2カ所。平均搭乗率は茨城が85〜86%、高松が88%(8月末現在)とかなり高い。

 

 両空港は関東や関西の拠点として、春秋航空100+ 件が“指名”した形だが、茨城は1回約8万円の着陸料の半額を補助、2番手の高松は着陸料6万円や管制塔からの情報利用料18万円の半額補助に加え、春秋航空の親会社の旅行会社に、上海からの宿泊客1人当たり2千円の補助を出すなど支援策を組んでいる。

 

 1年近くかけて誘致した佐賀県はさらに“大盤振る舞い”で、着陸料(4万円)と管制塔利用料(18万円)を全額補助し、宿泊補助は1人3千円。支援策は3年間で5億3900万円に上る。県幹部は「地方空港同士の競争は厳しく、春秋側も他の空港の例を持ち出し、交渉はしたたかだ」とこぼす。

 

 投資に対するリターンとして、県が描く経済効果は年間6億円。上海からの旅行客が県内に宿泊、土産を買うことで4億円の消費を見込む。

 

 ただ、先行する高松市を視察した県担当者によると、格安ツアー客は「宿泊は4千円ほどのビジネスホテルで、夕食は居酒屋」という財布のひもの堅さ。「当面は厳しいかもしれないが、もてなしの良さをアピールし、個人客や富裕層を増やしたい」と話す。

 

 一方で、上海線を長く維持するには中国からの集客だけでは足りない。座席の半分は団体客というプログラムチャーター便だけに、残る半分の席をどう埋めるか。佐賀から向かうビジネスや観光客を増やせるかも課題となる。

 

 「最安値で3千〜4千円という格安チケットは魅力だと思う。佐賀空港を隣県に売り込むチャンスと考え、営業に取り組みたい」と県交通政策部の横尾金紹副部長。開港から13年、佐賀空港にとって真価を問われる“海外フライト”となる。

3166チバQ:2011/09/10(土) 17:30:06
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110909/bsd1109090502001-n1.htm
航空・JR、値下げ秋の陣 競合路線で低価格競争が過熱2011.9.9 05:00

 航空各社と鉄道会社が入り乱れての運賃値下げ合戦が激しさを増している。全日本空輸が世界で初めて導入する米ボーイング社の最新鋭中型旅客機「787」の初便を飛ばす東京−岡山間などで提示する格安運賃に、JR西日本が割引切符で応戦。格安運賃が売りのスカイマークが参入する那覇−宮古線では、先行する日本トランスオーシャン航空と全日空が運賃引き下げで迎え撃つなど、低価格競争が熱を帯びてきた。

 全日空は11月1日に羽田−岡山線に787の初便を投入。同日中に羽田−広島線でも飛ばす予定だ。同社では10月以降の両路線の運賃について、片道9800円からに設定。昨年同時期の最安運賃は広島が1万1500円、岡山が1万1300円で、今回は約2000円安い。

 787が投入される11月1日の岡山線は全席で完売し、広島線も最安に設定された席は満席で、「787効果」(同社)は鮮明だ。日本航空も両路線では全日空と同様に、10月以降で最安9800円を提示している。

 これに真っ向勝負を挑むのがJR西だ。10月14日以降の新幹線「のぞみ」の利用で、広島発の東京往復が2万6000円から、岡山発の東京往復が2万4000円からと、通常より8000円前後格安の割引切符を発売する。現在、両路線では鉄道のシェアが航空機よりも若干高いが、787効果は脅威。最安運賃では航空機に分があるが、「本数や利用でのアクセスなどを考えれば戦える」(JR西)と自信をみせる。

 一方、スカイマークは9月15日に参入する那覇−宮古線を17日から最低運賃2800円で提供。これに対し、トランスオーシャンは今月から、全日空は10月以降、ともに最安運賃を通常の半額の3600円に引き下げる。

 来年には全日空が香港の投資ファンドなどと設立したLCCなど国内LCC3社が運航を始める。「格安移動」が当たり前の時代が近づいてきた。(中村智隆)

3167チバQ:2011/09/10(土) 19:46:18
http://www.asahi.com/national/update/0910/TKY201109100170.html
羽田空港駐車場大入り 8月は毎週末満車、値下げ影響?
平日午後も2カ所の駐車場が満車の表示になっていた=9日、東京都大田区の羽田空港


 羽田空港の駐車場が大混雑している。8月は毎週末に全駐車場が満車に。昨年秋の新国際線ターミナル開業を機に、駐車料金が引き下げられたためとみられる。17日から始まる連休に向けて、関係者は公共交通機関の利用を呼びかけている。

 羽田空港には国内線ターミナルに4カ所、新国際線ターミナルに1カ所の計5カ所、合わせて約9600台分の有料駐車場がある。

 国土交通省などによると今年8月、全ての駐車場が満車になったのは計9日間。昨年8月の4日間から倍増した。駐車場に入れず、飛行機に乗り遅れる乗客も相次いだ。

 空港に通じる道路にも渋滞が広がった。リムジンバスを運行する東京空港交通によると、乗客に途中下車して鉄道や徒歩でターミナルに向かうよう案内したこともあった。「都内はスムーズに流れていても空港近くで動かなくなるケースが今年は特に多かった」

 羽田空港では昨年10月に新国際線ターミナルが開業。2200台分の国際線駐車場がオープンした。24時間の駐車料金が1500円と、当時の国内線ターミナル(2500円)よりも安かったため、国内線が同じ料金に引き下げた。

 二つの駐車場を管理する日本空港ビルデングは今月、17〜19日と23〜25日に3連休が続くのを前に、ホームページ上で自家用車の利用を控える呼びかけを始めた。12日からは朝のラジオ番組でも呼びかける。「夏は大変な混雑で臨時駐車場も開設するほどだった。秋の連休はスムーズに運営したい」と言う。

 航空各社も、乗り遅れを防ぐため、バスや電車の利用を呼びかける考えだ。(宮嶋加菜子)

3168チバQ:2011/09/11(日) 21:02:28
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004456192.shtml
搭乗者数、25万人超える 8月の神戸空港 
 神戸市は10日、神戸空港の8月の搭乗者数が前年同月比34・9%増の25万4485人に上ったと発表した。3カ月連続で前年実績を30%以上上回った。搭乗者数が25万人を超えたのは、2008年3月以来。夏休みの需要増に加え、九州方面への新路線の定着が寄与したとみられる。


 全体の搭乗率は81・7%で、月別で過去最高だった前年同月と並んだ。機体の小さいスカイマーク便が中心であることも影響しているという。路線別では茨城線が87・2%(前年同月比0・2ポイント減)が最も高く、那覇線86・4%(同1・1ポイント増)、羽田線が84・8%(同0・8ポイント減)。航空会社別ではスカイマークが84%、全日本空輸が78%だった。


【特集】関西3空港

(2011/09/11 08:42)

3169とはずがたり:2011/09/12(月) 20:51:27

航空ジャンク市:操縦席の計器など5000点 千葉・芝山
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110911k0000e040012000c.html

 航空機操縦席の計器など約5000点を集めた恒例の航空ジャンク市が10日、千葉県芝山町の航空科学博物館で始まった。11日まで。

 空の日(20日)に合わせた成田空港フェスティバルの一環。開館前から200人を超す航空ファンが列をつくった。

 会場には、旅客機の操縦かんやサービスカート、出発便案内の電光掲示板など、普段手に入らない「お宝」が100円から数十万円の値をつけて並んだ。来場者は真剣に、お気に入りの品を選んだ。

 近くのホテルに宿泊して朝早くから並んだ横浜市南区の会社員、愛宕慎司さん(37)は「ほしい模型を20個買えました。満足です」と笑顔だった。【清藤天】

毎日新聞 2011年9月11日 10時16分(最終更新 9月11日 14時58分)

3171チバQ:2011/09/13(火) 20:49:18
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110913/biz11091316540020-n1.htm

ハワイアン航空、来年4月に福岡−ホノルル就航へ
2011.9.13 16:53
 米ハワイアン航空は13日、福岡空港と米ハワイ州ホノルルを結ぶ直行便を2012年4月に就航すると発表した。ハワイアンの定期便が日本に乗り入れるのは羽田空港、関西空港に続き3例目となる。

 九州新幹線鹿児島ルートの全線開通で九州各地から集客が期待できるほか、福岡に近い韓国や中国から旅行者の利用も見込む。

 1日1往復。福岡発は午後9時で、ホノルルにはその日の午前10時に到着する。ホノルル発は午後1時20分で、福岡着は翌日の午後6時40分の予定。

 米航空大手のデルタ航空も、今年12月28日から福岡空港とホノルルを結ぶ直行便の運航開始を発表している。

3172チバQ:2011/09/13(火) 20:50:59
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110912/biz11091220290027-n1.htm
関空、国際貨物の強化着々 アジアの拠点目指し
2011.9.12 20:27 (1/2ページ)

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8月下旬から関空−香港線を増便した香港航空の貨物機(関空提供)
 関西国際空港会社が、貨物事業を強化している。アジアと北米を結ぶ航空貨物は需要の拡大が予想されており、関空は両地域をつなぐ好位置にある。8月には香港航空(中国)が関空−香港線の貨物便を増便したが、関空会社はアジアの拠点を目指すうえで、中距離路線の比重が大きい貨物便を取り込むことが運営上重要とみてさらに路線の拡大を図っていく。

 香港航空は「貨物の取扱量が増え続け、増便が必要になった」として、関空−香港線の貨物便を週2便から3便に増やした。関空からの出発時刻を従来の午後4時15分から同7時45分にずらし、荷主企業の当日出荷の要望に応えた。

 関空会社では「日本で唯一、4千メートル級の滑走路を2本持っており、航空会社からのスケジュール変更の要請に柔軟に対応できる」と自信を深める。2本の滑走路により、保守点検による閉鎖時間のない、完全な24時間運用ができることも、夜間の発着便が多い貨物事業の強みだ。

 6月には台湾のチャイナエアライン(中華航空)が関空発着の貨物便で、既存の米ロサンゼルス便に加え、新たにニューヨーク、アトランタの2地点に就航。台北−関空−北米の路線を拡充した。同社は「関空をアジアと北米を結ぶハブ空港と位置づけ、今後も増便を検討する」という。

 このほか関空では空港の24時間運用だけでなく、空港内で医薬品や生鮮食品を保管する冷蔵倉庫など、貨物設備の整備・拡大を進め、貨物便の積極的な誘致を図っている。

 貨物航空は旅客便より荷重が重く、燃料の消費が大きい。このため長距離路線より、中・短距離路線のほうが多い特徴がある。中継地となる空港の必要性は高く、貨物設備や24時間化などの利便性向上により、多くの路線で中継地に選ばれれば、結果的に形態的にはハブ空港化が実現できるとにらむ。

 関空に乗り入れる国際貨物便の就航都市の約60%はアジアが占める。同社では「関空は成田空港よりもアジアに近く、韓国の仁川空港より北米に近い」と地理的な優位性も強調した。

3174チバQ:2011/09/15(木) 22:42:32
http://www.asahi.com/travel/news/TKY201109150472.html
2011年9月15日19時12分
出発ゲート内に新商業施設 改装進む羽田空港第1ターミナル

 秋の観光シーズンを控え、日本航空(JAL)やスカイマークが主に発着する第1ターミナルのリニューアルが進んでいる。16日からは保安検査場を通過したあとの出発ゲート中央に新しい商業施設がオープン。展望デッキも改装し、発着する飛行機を見ながら東京の地ビールを飲めるお店も開店する。(アサヒ・コム編集部)

 第1ターミナルは1993年にオープンした。開業から20年近くがたち、2004年にできた第2ターミナルや昨年できた国際線ターミナルと比較して少し古い印象となっていたため、今年はじめから改装工事を進めていた。

 ターミナル2階の出発ロビーは天井部分を改装して自然光を採り入れることができるようになり、明るい雰囲気になってきた。また、展望デッキも壁面や床に落ち着いた黒に近い色調の木材を使ってお色直しを実施。駐機場や滑走路を見渡すフェンスもこれまでのものから見通しやすいワイヤ式に交換して飛行機を眺めたり撮影したりしやすくなっている。

 また、展望デッキに向かう途中の6階屋上には新たに品川区内で醸造された地ビール「羽田スカイエール」を飲むことができる軽食コーナーもできた。ビールを片手に飛行機を眺めるのも楽しそうだ。

 ターミナルのほぼ中央に完成した出発ゲートの「CAPTAIN'S TOKYO」(キャプテンズトーキョー)は搭乗直前に買えるちょっとした手土産類が充実。テーマは「東京の今」で、人気のある新旧の東京の和洋菓子を集めた物販エリアが話題になりそうだ。

 人気パティシエの辻口博啓さんが手がけた新感覚の豆のお菓子をそろえた「Fève」(フェーヴ)は東京・自由が丘の人気店。豆を「おいしいスイーツ感覚のサプリメントとして食べてほしい」というコンセプトで、羽田空港限定の「カシュー×マンゴー・フランボワーズ」はカシューナッツにマンゴーや木イチゴの衣で味をつけた新感覚の豆菓子。約20種類の豆菓子は小ぶりのパッケージに入っていて、自由に組み合わせて自分好みのお土産パックがつくれる仕組みになっている。

 国内線の場合、機内の無料サービスはお茶や水だけといったところがほとんどのため、機内でお茶を頼めば手軽におやつとして食べられる和菓子類も充実させた。上野の「岡埜栄泉総本家」の豆大福、吉祥寺の「吉祥寺あまの」の揚げまんじゅう「揚萬念」などを買うことができる。

 飲食コーナーもリニューアル。北海道の豚丼、湘南の釜揚げしらすを使ったしらすおろしうどん、愛知のみそカツ丼などの全国ご当地グルメから立ち食いの本格的なにぎりずしを朝6時半から楽しめるすし店「又こい家」も開店する。

 変わったところでは、秋葉原や二子玉川に出店して人気を集めている焼き菓子のプレッツェルの専門店「アンティ・アンズ」も出店した。ガラス張りのキッチンでスタッフが一つひとつ手でひねって成形しているのを見ることができるのも人気で、アーモンドやシナモンの風味のプレッツェルが人気、という。

 ビジネス客のニーズにこたえるため、書店の「有隣堂アネックス」や文具・雑貨の「南青山Shosaikanアネックス」は午前6時から開店している。Shosaikanではビジネス用の文具、デザイン文具のほかにも遊び心満載の「なつかしい文房具」「実用的なミニ文具」のコーナーを設けた。

 CAPTAIN'S TOKYOの主な店舗は16日朝、開店する。

3175チバQ:2011/09/16(金) 21:45:25
http://www.at-s.com/news/detail/100061442.html
日航、和解勧告受け入れを決定 搭乗率保証訴訟(9/16 09:31)

 日本航空が県に運航支援金約1億5300万円の支払いを求めた訴訟をめぐり、日航は15日の取締役会で、東京地裁の和解勧告を受け入れることを決めた。
 県が13日に勧告受け入れを表明したことを受け、日航も和解を受け入れる姿勢を示していた。日航広報部は取締役会の決定について「和解勧告が静岡県と交わした覚書に沿った内容で、主張が認められたと判断したため」とした。
 県は21日開会の県議会9月定例会に、和解への同意と、勧告に示された和解金約1億5千万円を盛り込んだ補正予算案を提出する。県議会が両議案を可決すれば、10月中にも和解が成立する。
 県文化・観光部は日航の決定を受け、「県議会に説明し、十分に審議していただく」とした。

3176チバQ:2011/09/18(日) 20:37:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110917-00000117-san-soci
羽田、飛行計画ネット流出 異動なし管制官、他にも 規則無視黙認の空気醸成か
産経新聞 9月17日(土)7時55分配信

 羽田空港の50代の男性主任航空管制官が米大統領専用機などの情報をインターネット上に流出させた問題で、30年間一度も異動がなかったこの管制官と同様、20〜30年間にわたって異動せず同空港に勤務している管制官が、他にも複数いることが16日、国土交通省への取材で分かった。

 “ベテラン”管制官は、他の空港などにもいるという。今回の問題では、こうした異例の人事が業務中の写真撮影というルール違反の黙認につながった可能性も指摘され、国交省は今後、一カ所に長期間とどまる人事を禁止する方針。

 国交省によると、管制官は航空保安大学校で研修を受けた後、4、5年単位で地方を含めた空港や航空交通管制部に異動する。羽田空港の場合は管制する航空機の数が多いため難易度が高く、「一人前になるのに時間がかかるため、通常よりやや長い期間とどまるケースはある」(同省幹部)。

 しかし、問題の管制官は昭和56年に羽田空港へ配属後、本人の希望もあり、一度も異動していなかった。管制室での写真撮影は禁止されているのに、問題の管制官は、管制卓に座って業務中の同僚の姿を撮影したり、自分の写真を同僚に撮ってもらうなど、規則無視の行動を繰り返していた。

 国交省は、長期間、一カ所にとどまるベテランには意見しにくい空気が生まれた可能性があるとみて、「こうした人事は認めないよう、内規で規定する必要もある」としている。

 国交省は16日、管制官の業務適正化検討委員会を開き、再発防止について協議。前田武志国交相も同日の記者会見で「看過できない不祥事。徹底的に調査中で、結果を踏まえて厳正な処分をする」と話した。

 また、流出した他国の政府専用機といった飛行計画の取り扱いは、機密情報に当たる「レベル3」ではなく、機密性はないが非公開とする「レベル2」だった。国交省は機密指定に改めることも検討している。

 一方、問題の管制官の自宅にあった私物パソコンからは、民間航空機の飛行計画やレーダー図、管制施設内の写真などが100点以上見つかったことも判明。国交省は今後、管制室へのカメラ持ち込みを原則禁止とするほか、カメラ付き携帯電話を業務で使う際は公用を使用させる方針だ。

3177チバQ:2011/09/18(日) 20:38:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110918-00000010-mai-soci
<管制官>相次ぐ不祥事 業務取り巻くさまざまな問題浮かぶ
毎日新聞 9月18日(日)9時22分配信


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羽田空港の管制塔(右)。左は旧管制塔=東京都大田区で2011年9月16日

 空の安全を守る管制官の不祥事が相次いでいる。国土交通省は有識者で構成する「航空管制事務適正化検討委員会」を設け再発防止策の検討に乗り出したが、モラル低下の背景には管制業務を取り巻くさまざまな問題が浮かんできた。【川上晃弘】

 「こんなに問題になるなんて思わなかった。驚いた」。米大統領専用機「エアフォースワン」の飛行計画などをブログに掲載していたことが9日明らかになった羽田空港の50代管制官は、省内の調査にこう話したという。国交省幹部は「大変なことをしたという自覚がない。こんなところから教えなければいけないのか」とため息をつく。

 16日に開かれた検討委の4回目の会合。「管制官へのコンプライアンス(法令順守)の徹底が必要だ」「組織のあり方を見直さないと、また同じことが起こる」。不祥事が続く理由について、各委員が問題点を挙げた。

 検討委は全国の管制官645人にアンケートを実施し、571人から回答を得た。「他の職員の安全意識や緊張感が希薄になっているか」との問いに34.5%が「しばしばある」「時々ある」と回答。「私語が多い」「業務への慣れから緊張感が薄れている」といった記述もあった。「組織の規律が緩んでいると感じるか」との質問には「大いに感じる」「時々感じる」が43.3%を占めた。

 航空需要の高まりにより、国内の空港で管制官が離着陸などを指示、誘導する航空機の数は急増。94年に約333万9000機だったが08年には1.5倍の約511万8000機に。この間、管制官の数は1666人から1978人と2割増どまり。特に羽田空港の管制業務は激務で、1分30秒に1度のペースで離着陸する航空機を8人程度の管制官が取り仕切る。検討委では委員から「人数を増やせないのか」との質問も出たが、公務員の定数は法律で決められており、同省幹部は「(他の部署よりは)優遇されている」と答えた。

 「大多数はまじめに頑張っているが、仕事量が増えても給料は上がらず、不満を抱く同僚も少なくない」と話すのは羽田空港での勤務経験のある40代管制官。羽田は24時間勤務で早番、遅番、夜勤、夜勤明け、公休、昼番が続き、土日の休みはほとんどない。職場でも管制官以外との接触は乏しく、閉鎖的な人間関係になりがちという。「こうした生活で常識的な感覚を失うことが背景の一つかもしれない」。コンコルドの飛行計画をコピーし記念に持ち帰った同僚もいたと明かす。

 航空評論家の清水喜由さんは「有資格者だけの特殊な世界。人事交流も少なく、なれ合いが起きやすい」と指摘。「大きな事故が起こる前に、外部の目できちんと監査できる体制を整えることが必要だ」と訴える。

 ノンフィクション作家の柳田邦男さんはツイッターやブログによる不祥事が目立つことに注目。「自分で気付かぬうちにネット世界に依存している人が増え、現実社会の常識やモラルが通用しなくなっている。越えてはいけない一線があいまいになり、結果として職業倫理に反する行為をしてしまったのではないか」と話し、情報社会の進展を踏まえた規範作りを求める。

 ◇最近の管制官による主な不祥事◇

10年10月 福岡航空交通管制部の管制官が職場体験中の中学生2人に無線交信を読み上げさせる

11年5月 福岡空港の管制官が離着陸しようとしていた2機に対し、着陸と離陸を同時に許可

同年7月 東京航空交通管制部の管制官が短文投稿サイト「ツイッター」で施設見学ツアーを企画していたことが発覚

同年9月 羽田空港の管制官が米大統領専用機「エアフォースワン」などの飛行計画をブログに掲載していたことが発覚

     那覇空港の管制官が業務中に居眠りし、12分間応答不能に

3178荷主研究者:2011/09/19(月) 11:05:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110824t43018.htm
2011年08月24日水曜日 河北新報
全日空、秋田―伊丹線を開設 12月から2往復運航

 全日本空輸は23日、2011年度下期の国際線・国内線航空輸送事業計画の一部変更を発表した。東北関係では新たに秋田―伊丹線を開設。12月16日から1日2往復を運航する。秋田―羽田線は10月30日から1往復増やし、5往復とする。

 仙台―伊丹線(1日7往復)、仙台―中部線(4往復)は10月30日以降、それぞれ1往復減便する。

 日本航空グループも23日、11年度下期の路線便数計画の一部変更を発表。東北関係では花巻―札幌線を現行の1日2往復から3往復に、秋田―羽田線を1日3往復から4往復に増便する。ともに10月30日から実施する。

3179荷主研究者:2011/09/19(月) 11:16:18

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/26509.html
2011年8月26日 新潟日報
ウラジオストク線が運休 新潟空港

 新潟空港発着のウラジオストク線が26日、夏季に予定した運航を全て終えた。極東空路は再開の見通しが立たないまま、またも全面運休に。利用者からは「このまま路線がなくなるのでは」と心配する声も聞かれた。

 搭乗手続きを待っていた日本語教師のコワレワ・ガリナさん(49)は「ハバロフスク線が止まっている。ウラジオ線まで運休したら、友好関係は続けられるのか」と不安げ。新潟市北区の会社員五十嵐博和さん(35)は「路線が止まれば成田か韓国経由しかなくなる。妻がロシアに里帰りする来夏までに再開してほしい」と話した。

3180チバQ:2011/09/20(火) 20:40:02
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=50381
タイ国際航空、関空発夕刻便を新設へ、中部も増便
2011年9月19日(月)  タイ国際航空(TG)は冬スケジュールで、関空/バンコク線と中部/バンコク線の増便を予定している。関空/バンコク線では、11月16日から関空午後5時発のフライトを新たに週3便設定。バンコクに午後9時30分に到着するスケジュールだ。これにより、同路線は週17便運航となる。また、中部/バンコク線は現在週3便で運航しているが、2012年1月6日に1便増便し週4便で運航する。成田/プーケット線はプーケット経由バンコク行きで運航していたTG671便を成田発バンコク行きTG643便として運航する。

 このほか、11月17日から週3便でバンコク/ブリュッセル線に新規就航する。バンコク/オスロ線は週5便からデイリーへ、バンコク/モスクワ線は週3便から週4便へ、増便する。バンコク/カトマンズ線もフライトを新たに導入するため週10便での運航となる。

 バンコク/厦門線は週3便から週4便へ、バンコク/成都線は週4便から週5便へ、バンコク北京線は週10便から週11便へと中国路線も充実する。

3181チバQ:2011/09/20(火) 20:40:28
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=50379
日本/カナダ、オープンスカイと成田増便合意、以遠権自由化も
2011年9月19日(月)  日本とカナダの航空当局間協議が9月13日から14日にかけてカナダで開催され、2013年夏に予定される成田の発着枠27万回化のタイミングでの成田関連路線のオープンスカイの実現と、増便による航空輸送の拡大について合意した。また、首都圏空港以外の空港について、現在の二国間輸送の自由化に加えて、以遠地点への輸送についても相互に自由化することで合意した。

 なお、現在は日本航空(JL)が成田/バンクーバー線をデイリーで、エアカナダ(AC)が成田/バンクーバー線、トロント/成田線をデイリーで、またカルガリー線を週3便で運航している。

3182チバQ:2011/09/20(火) 23:35:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110920-00000523-san-bus_all
関空・伊丹統合は来年7月1日 4月に運営会社、政令決定
産経新聞 9月20日(火)13時0分配信

 政府は20日、5月に成立した関西空港と大阪(伊丹)空港の経営統合を定めた法律に基づき、新たな運営会社を来年4月1日に設立し、同7月1日に経営統合することを定めた政令を閣議決定した。

 政府は、全額出資で両空港の滑走路や大阪空港の土地、関空のターミナルビルを保有する「新関西国際空港会社」を設立。経営統合後、事業運営権を早期に民間に売却することを目指す。

 統合は、黒字が出ている伊丹空港と一体的に運用することで、約1兆3千億円に上る関空の有利子負債を早期解消し、首都圏空港と並ぶ国際拠点空港として再生するのが目的。空港統合は国内で初となる。

 運営権は期間を30年以上に設定し、27年度までに売却する。両空港の所有権は新関空会社に残る。国土交通省では、負債総額とほぼ同額で売却できるとみているが、東日本大震災の影響で航空需要が落ち込む中、経済情勢によっては時期がずれ込む可能性もあり、売却自体の実現を疑問視する声も出ている。

3183チバQ:2011/09/23(金) 17:20:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110923/CK2011092302000048.html
成田空港一坪共有地訴訟 未買収地、解決になお時間
2011年9月23日


 成田市の成田空港敷地内で、空港予定地となっている土地を反対派が所有する「一坪共有地」をめぐり、明け渡しを求める訴訟の判決が千葉地裁で相次いでいる。成田国際空港会社(NAA)が六カ所の共有地計約〇・三ヘクタールについて、二〇〇九年九月に提訴した。いずれも登記簿上の地権者に共有持ち分に応じた賠償金を支払い、土地の譲渡を求める内容。二十二日の判決でもNAAが勝訴した。判決によって、未買収地の問題はどうなるのか、現状をまとめてみた。 (小沢伸介)

 Q 一坪共有地とは。

 A 四十年以上前の空港建設反対運動で、地元農家が用地買収に抵抗し、互いの土地を持ち合ったのが始まり。その後、反対派支援団体が土地の再共有化を進め、権利関係が複雑化した。一人当たりの持ち分はごくわずかで、八百人もの地権者がいる共有地もある。

 Q 訴訟の行方は。

 A 共有地は持ち分に応じた面積で分割するのが原則。だが、土地の性質や共有割合、利用状況によって、共有者の持ち分を価格賠償する代わり、土地の引き渡しを認める判例がある。訴訟の対象地はいずれもNAAの持ち分が八割以上で、空港という公共性の高い施設内でもあり、今月十六日の判決をはじめ、三カ所の判決で今のところNAAが勝訴している。でも、反対派の反発は強く控訴も辞さない構えで、勝訴しても即解決ということになりそうもない。

 Q 一部で和解も成立したようだ。

 A 一カ所は昨年十二月、地権者が価格賠償に応じてNAAが用地を取得した。もう一カ所は今月十三日、反対派が共有持ち分を維持しつつ、建造物を撤去し更地を共同管理する形で成立した。

 Q 一坪共有地以外にも、空港内には民有地があるのか。

 A 用地買収が済んでいない土地は一坪共有地を含め、B滑走路周辺を中心に計三・四ヘクタールある。今回の六件の訴訟対象を除いても、約三・一ヘクタールが残る。横堀団結小屋など「団結小屋」と呼ばれる闘争拠点など反対派の建造物が六棟、反対派住民が暮らす民家が二軒、畑などの農地、道路、神社、墓地が点在し、空港内に「集落」を抱え込んでいる。

 Q 反対運動の現状は。

 A かつては空港施設への破壊行為、空港関係者への襲撃や関係者宅への放火など、死傷者も出る事件が起きた。近年は集会やデモを通じたアピールと法廷闘争が中心となっている。関連した訴訟は、一坪共有地以外に五件が係争中だ。

 Q 空港の運営に支障はないのか。

 A B滑走路が本来の計画より北側に延び、東側誘導路が大きく迂回(うかい)するなど非効率的な運用になっている。首都圏の航空需要に対応した発着枠の拡大に向け、NAAは運用効率を改善するため新たな用地を取得し、未買収地を避ける形で西側誘導路を建設している。未買収地に関しては、話し合いで取得する意向のNAAに対し、今のところ反対派の姿勢に大きな変化はない。用地問題の全面解決にはなお時間がかかりそうだ。

3184チバQ:2011/09/24(土) 19:44:31
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110924/biz11092418000008-n1.htm
関空にLCC就航続々 格安のわけ
2011.9.24 18:00 (1/3ページ)

エアアジアXのアズラン・オスマンラニCEO(中央)。キャンペーン価格3931円を設定した=8月10日、大阪市中央区
 飛行機は高いもの、という常識を覆すニュースが最近の航空業界をにぎわしている。関西国際空港に、格安航空会社(LCC)の就航が相次ぎ決定。全日本空輸などが出資するピーチ・アビエーションは来年3月から新千歳(札幌)便と福岡便を飛ばす。スカイマークは同5月、新千歳便と那覇便で約6年ぶりに関空に再就航。国際線でも、マレーシアのエアアジアXが今年11月末、週4便でクアラルンプール便を就航する。大手航空会社も巻き込んだ運賃の値下げ競争は過熱するばかりだ。

 「お客さんは乗ることが目的ではなく、移動にはお金をかけたくない。日本航空というリーディングカンパニーが破綻(はたん)したのは時代の変わり目」

 9月9日、関空就航の発表会見で、スカイマークの西久保慎一社長は明快に語った。

 スカイマークは関空−新千歳便と関空−那覇便の運賃を大手の普通運賃3万5千〜4万円程度に対し、5800〜1万4800円に設定した。「運賃を下げることで、まず旅行会社が動く。今までになかった需要を掘り起こせる」と西久保社長は確信を込める。

 一方、ピーチはまだ運賃を発表していないが、大手の正規運賃の半額程度を目指している。

 井上慎一CEO(最高経営責任者)は、平成20年のリーマン・ショックで大手航空会社の業績が急速に落ち込むなど、航空会社の経営が外部要因(イベントリスク)に左右されやすい点を指摘し、「だからこそ確固たるローコストの仕組みをつくらねばならない」と強調する。


□    □


 LCCが大手の半額以下という格安の運賃を提供できるのはなぜか?

 各社に共通しているのは大手が10種類前後(約50〜500席)の異なる機体を運航しているのに対し、単一機種の機体を採用し、さらに1機当たりの運航頻度を増やすことで効率を上げていることだ。

 スカイマークは18年、300席前後の大型の飛行機の搭乗率を確保できず、関空からの撤退を余儀なくされた苦い経験がある。現在は約170席のボーイング737−800型を運航し、安い運賃で乗客数を確保。「閑散期でも黒字を確保している」(西久保社長)という。

 神戸空港で同社は1日11便(国内線)を飛ばしているが、全日空は那覇行きの3便だけだ(9月ダイヤ)。ピーチも、エアバス320−200型(180席)の単一機種を10機体制で運航開始する予定。同機種で全日空が166席を設置しているのに対し、通路など空いたスペースを詰めて座席数を増やす。

 このため、「長時間の飛行は無理で、片道4時間が限度」(井上CEO)として、将来の就航を予定する国際線は中国・香港付近までを想定する。

 クアラルンプールから東南アジア、中国などに長距離路線を運航しているエアアジアXは、エアバス330−300型(377席)の単一機種で、1機の平均飛行時間は18時間。大手の12〜14時間より長い。機内食を希望者のみの購入制とし、チケット販売ではインターネットによる直販を活用している。

3185チバQ:2011/09/24(土) 19:44:48
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 LCCは料金があまりに安いことから国内では「サービスが切り捨てられるのでは」「安全性が不安」などの声が聞かれる。

 これに対し、ピーチの井上CEOは「安かろう悪かろうでは決してない。品質面でも大手に負けないレベルを維持している」と説明する。

 LCCの先駆的な航空会社、ライアンエアー(アイルランド)の定時出発率は90%で、ブリティッシュ・エアウェイズ(英国)の83%より高い。手荷物事故発生率も、大手の1千個当たり10〜15個に対し、ライアンは0・6にとどまる(2009年の統計)。

 「機体数が少ない分、新しい機体を購入でき、快適な乗り心地を提供できる」と井上CEO。機内サービスでは「日本や関西ならではの独自性を打ち出したい」と具体策を検討していることを明らかにした。

 人命にかかわる機体整備については、全日空に有償で委託する方針。7月には社内に安全推進委員会を設置し、「安全にこだわる組織風土を醸成する」としている。

 一方、関空会社は平成24年度下期にLCC専用ターミナルを建設予定で、関空を拠点(ハブ)と位置づけるピーチの利用を想定する。ピーチは専用ターミナルにより、機動的な運航を可能にするのが狙い。関空が4千メートル級の滑走路を2本供用できることも、運航本数を増やしたいLCCには魅力だ。

 関空会社は1兆3千億円に上る有利子負債を抱える。来年7月の大阪(伊丹)空港との統合と将来の民間売却を控え、少しでも多くの路線を誘致したいところで、営業活動を活発化させている。(牛島要平)

3186チバQ:2011/09/25(日) 18:51:22
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/09/30-2.php
エアライン
CAは30歳以下の美人に限る航空戦略
How to Keep Air Hostesses Young and Cute

女性キャビンアテンダントは30歳までに定年退職させるというアジアの航空会社の経営(?)戦略とは

2011年09月07日(水)16時38分
パトリック・ウィン
 アジアの大半において、女性のキャビンアテンダント(客室乗務員、CA)は、ただ礼儀正しくて乱気流の中でもこぼさず飲み物を注げればいい、というわけではない。彼女たちには、男性誌のセクシーモデルばりの美貌まで要求される。

 ではCAを常に若い美人ぞろいにしておくため、航空会社はどんな手段をとっているのだろうか。

 答えは彼女たちを30歳までに「定年退職」させることだと、タイのバンコクポスト紙のビジネス特集記事は報じている。

 いつでも魅力あふれる女性CAを取り揃えていると胸を張るタイの格安航空会社ノックエアのCEOが同紙に語ったところによると、同社の女性キャビンアテンダントは30歳までに退職する。その後は別の航空会社に転職できるよう、会社が斡旋をするのだという。

 そうすれば彼女たちは、まだ十分魅力的な状態で他の航空会社に転職できる、と彼は言う。もちろん、ノックエアほどルックスの要求が高くない会社に、だ。この方針は「性差別とはまったく無関係で、マーケティングの問題だ」と彼は同紙に語った。

募集枠の100倍の美女が殺到
 この方針を知り、20代前半のタイ人女性たちが大挙してノックエアに押し掛けている......抗議のためではなく、採用試験を受けるためだ。

 最近の人員募集では、たった41人の枠に4000人の応募が殺到。喜びを爆発させる合格者たちの様子はYouTubeでも見ることができる。

 美を厳しく要求されることで、CAといえばセクシーという「社会的評価」はますます強固なものになっている。アジアのメロドラマで、恋のお相手やセクシーな性悪女にCAが多いことからもそれがうかがえる。

 すでに1980年代には、シンガポール航空が自社のCAに「シンガポール・ガール」のキャッチコピーをつけ、積極的に宣伝していた。当時のテレビCMでは、魅力的な若いCAが、フライトの合間にキャンドルの明かりを点し、出会いに思いをめぐらすように遠くをじっと見つめている。

(GlobalPost.com特約)

3187チバQ:2011/09/27(火) 23:00:30
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001109270001
ロシア線 再開険しく
2011年09月27日


新潟空港内のウラジオストク航空の事務所も閉鎖されている=新潟市東区

 新潟とロシアのウラジオストク、ハバロフスクを結ぶ航空路線が運休している。ただでさえロシアからの利用客が減っていたところ、福島第一原発事故による放射能汚染への警戒感がだめ押しとなって、運航が止まってしまった。県は両路線を運航するウラジオストク航空に定期便の再開を求めて交渉を進めているが、難航している。


   ◇


 ハバロフスク線は新潟空港初の国際線で、かつてハバロフスクから日本への定期便は新潟にしかなく、ウラジオストクからの定期便も新潟と富山にしかなかったため、県はロシアとの航空路線を「オンリーワン路線」と位置づけて、重要視してきた。


 ハバロフスク線は2006年度から、ウラジオストク線は08年度から、利用者数は前年度割れが続いている。同社が両路線の昨年10月末〜今年3月末の運休を決めた際、県と新潟市は目標搭乗率(67〜69%)を下回った場合、1便あたり最大200万円を支援することで運航を再開させた。


 県によると、昨年12月〜今年3月に運航したハバロフスク線26便、ウラジオストク線22便の平均搭乗率は約28%で、利用者は増えなかった。この間の県と新潟市の支援金は計7741万円、1便あたりでは161万円に上った。


 さらに今年3月の原発事故後、チェルノブイリ原発事故を経験したロシア人の警戒感が強まって利用者が激減し、ハバロフスク線は3月末から運休。ウラジオストク線も3月末から一時運休し、7月15日に週1往復で再開したが、8月下旬からまた運休した。


 同社は「九州や沖縄も含めロシアから日本への渡航が減っていて、定期便は難しい」と、来年3月末までは年末年始などに限って不定期で運航する予定。冬季より利用者の多い夏季には「できるだけ定期便を運航したい」と説明するが、「原発事故が落ち着きロシア人の警戒感がなくなれば」との条件つきだ。


 泉田裕彦知事はロシアとの航空路線についてこれまで「何らかの形でルートを維持できる方向にならないかという思いを持っている」としつつ、「経済的に合わないものを動かせと言うのは難しい部分がある」とも語っている。


 県が再び支援金を出す可能性について「ウラジオストク航空にだけいつまでも出すわけにはいかない」(県幹部)との声もあり、難しい判断が迫られている。

3188チバQ:2011/09/28(水) 21:46:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110928-00000134-mailo-l15
FDA:新潟−福岡便 副社長「ダイヤ改定も検討」 ANAと客分散懸念 /新潟
毎日新聞 9月28日(水)12時52分配信

 航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA、本社・静岡市)の新潟−福岡便が、10月30日から就航する。現行の全日空(ANA)便と合わせ同区間では1日あたり2往復計4便が運航することになるが、2社の便の発着時間はいずれも2時間程度しか離れておらず、利用者が分散してしまう懸念も残る。FDAの内山拓郎副社長は27日、県庁に泉田裕彦知事を訪ね、3月末以降、ダイヤの改定を検討することを明らかにした。【畠山哲郎】
 「来年にダイヤの組み替えをやるので、もう少し使い勝手をよくしていきたい」。内山副社長は、泉田知事との面会後、記者団にこう答えた。知事からは面会で「朝便があると需要がかなり掘り起こせる」と要望を受けていた。
 同社が新規就航する便は、昼過ぎから夕方にかけ新潟−福岡間を往復するもので、ANAの便と時間帯的に近い=表。機体繰りの関係で同時刻でしか旅客機が飛ばせなかったためといい、FDAは今後新たに84人乗りの1機を調達して計6機に増やし、3月末以降、ダイヤを組み直すという。
 FDAの狙いは、九州から新潟へのスキー客の掘り起こしで、旅行代理店とツアーなどについて話し合いをしている。同区間のANA便は昨年度の搭乗率は62・7%にとどまっているが、内山副社長は「搭乗率65%程度がとりあえずの目標。(ANA便と時間帯が近くても)何とか客を増やしていきたい」と強調した。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆FDAとANAのダイヤ比較◆
 〈FDA〉
福岡14:05→新潟15:45
新潟16:15→福岡18:05
普通運賃片道3万9000円
 〈ANA〉
福岡16:00→新潟17:30
新潟18:00→福岡19:45
普通運賃片道4万1100円

9月28日朝刊

3189チバQ:2011/09/28(水) 21:47:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110928-00000072-san-l15
新潟空港、福岡便が増便 活性化へ“薄日”差すか
産経新聞 9月28日(水)7時55分配信

 利用者減に歯止めがかからない新潟空港(新潟市東区)に、“薄日”が差した。静岡空港を拠点とする地域航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA)が新規参入し、10月30日に新潟−福岡便を1日1往復就航する。これで同路線は全日本空輸(ANA)の既存便と合わせて1日2便体制となり、需要増も期待されるという。ただ、既存路線の拡充が空港利用者の増加につながるかどうかは不透明。県など関係者は薄日を本晴れに変える「次の一手」を模索している。

 FDAは新潟発が午後4時15分、福岡着午後6時5分。福岡発は午後2時5分で午後3時45分に新潟に着く。当面は来年3月24日までの計画で運航する。

 同一路線に2社が就航する「ダブルトラック」となることで、輸送能力が倍増し、需要増につながるとの期待は強い。しかし、ANAの新潟発着がFDAより2時間ほど遅いとはいえ、ほぼ同じ時間帯を運航する以上、心配されるのは共倒れの危険だ。

 27日、就航前のあいさつで県庁を訪れたFDAの内山拓郎副社長は、記者団に「来春以降は運航状況をみて検討する」と述べ、目標搭乗率として掲げる65%を下回った場合の撤退に含みを持たせた。

 「300万人の利用を想定した」とされる新潟空港の利用者数は、不況とバス以外のアクセス手段がない不便さなどがネックとなり、平成21年度に100万人を割り込み、22年度は前年度比3・4%減の92万人にまで落ち込んだ。7月末に約3年ぶりに再開した新潟−佐渡便は、最初の1カ月間の搭乗率が目標の50%を下回り苦戦。東日本大震災の影響で極東ロシア便が運休し、外国人客もさらに減少しかねない。このため県は、空港駐車場の無料化、県を訪れる外国人観光客の中で最多の台湾を結ぶ直行便の開設などを念頭に利便性の向上を急ぐ構えだ。

3190とはずがたり:2011/09/29(木) 17:59:36
日系貨物6社が罰金36億円、日米航空貨物の価格談合で
2011.9.29 15:06
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110929/biz11092914480014-n1.htm

 【ワシントン=柿内公輔】米司法省は28日、日米間の航空貨物輸送をめぐる談合事件で、日本通運や近鉄ワールド・エクスプレスなど日系貨物6社が司法取引に応じ、計4680万ドル(約35億8千万円)の罰金を支払うことで合意したと発表した。

 司法省によると、6社は2002年9月から07年11月まで、日本から米国への航空貨物の燃油特別付加運賃(サーチャージ)や保険料の取り決めで価格談合を働いていたとしている。

 罰金を支払うのは日通と近鉄のほか、阪急阪神エクスプレス、西日本鉄道、バンテック、日新。

3191チバQ:2011/09/29(木) 20:48:47
http://www.skymark.co.jp/ja/company/investor/110929_press.pdf
2011 年12 月1 日〜12 月15 日期間の運航ダイヤについて
〜成田シャトル「成田-那覇線」就航および「成田-旭川線」増便〜
2011 年9 月29 日
スカイマーク株式会社は、2011年12月1日(木)〜12月15日(木)ご搭乗分の運航ダイヤについて、計画
の概要を以下にお知らせいたします。
 成田シャトル「成田-那覇線」を新設
2011 年12 月8 日(木)より「成田-那覇線」を1 日2 往復4 便体制にて新規就航いたします。沖縄への路
線を新設することでビジネスやレジャーなど、お客様の利便性向上と新たな需要喚起を図りたいと考えて
おります。
【運航ダイヤ:2011 年12 月8 日〜12 月15 日】
☆成田→那覇 ☆那覇→成田
便名 運航時刻 便名 運航時刻
853 12:10 - 15:30 852 07:50 - 10:15
859 19:05 - 22:25 856 16:05 - 18:25
 成田シャトル「成田-旭川線」を1 日1 往復2 便増便
2011 年12 月8 日(木)より「成田-旭川線」を1 日3 往復6 便体制に増便して運航いたします。今回の増
便により、お客様のご移動の選択肢がさらに広がるものと考えております。
【運航ダイヤ:2011 年12 月1 日〜12 月15 日】
☆成田→旭川 ☆旭川→成田
便名 運航時刻 便名 運航時刻
861 07:30 - 09:15 862 09:50 - 11:30
865※ 10:55 - 12:40 866※ 13:40 - 15:20
867 15:25 - 17:10 868 17:50 - 19:30
※865 便、866 便は、12 月8 日からの運航開始となります。

http://www.skymark.co.jp/ja/company/investor/110929_press_fares.pdf
2011 年12 月1 日〜12 月15 日ご搭乗分 各種運賃を届出
〜12 月8 日就航「成田-那覇線」WEB バーゲンを980 円に設定〜
〜「那覇-宮古線」WEB 割7 を2,800 円に設定〜
2011 年9 月29 日
スカイマーク株式会社は、2011 年12 月1 日(木)〜12 月15 日(木)ご搭乗分の各種運賃を国土交通省
に届出ました。概要は以下の通りです。
. 成田シャトル「成田-那覇線」の「WEBバーゲン」を980円に設定
新路線「成田-那覇線」を含め成田シャトル各路線の「WEB バーゲン」を980 円に設定し、その他各種割引
運賃も大変お求めやすい価格帯に設定いたしました。また、期間中の日曜日をハッピーサンデーキャンペ
ーンといたしまして、大人普通運賃を10,000 円とし皆様のご利用をお待ちしております。

2011.12/8〜12/15 ご搭乗分 成田-那覇線
WEB バーゲン 980 円
WEB 割21 5,800 円
WEB 割10 9,800 円
WEB 割7(*1) 10,800 円
WEB 割3(*1) 12,800 円
日曜日 ハッピーサンデーキャンペーン 10,000 円
大人普通運賃
月〜土曜日16,800 円
※:上記期間中、「成田-那覇線」の身体障害者割引運賃は11,000円、小児普通運賃は12,500円になります。
(12月4日、11日ご搭乗分の身体障害者割引運賃と小児普通運賃は10,000円になります。)
*1:期間中の月曜日〜土曜日の設定となります。
 「那覇-宮古線」の「WEB割7」を2,800円に設定
「那覇-宮古線」において、「WEB 割7」を2,800 円に設定いたしました。また、予約変更が可能な大人普通
運賃も5,800 円と大変お求めやすい価格に設定しましたので、ぜひご利用ください。
【1 区間片道税込】
2011.12/1〜12/15 ご搭乗分 全日
WEB 割7 2,800 円
大人普通運賃 5,800 円
※上記期間中の「那覇-宮古線」の身体障害者割引運賃と小児普通運賃は2,800 円になります。

3192チバQ:2011/10/01(土) 09:41:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20111001-OYT8T00096.htm
成田第2ターミナル4階全面改修
人気店など30店集結


スーツケース姿の旅客が通り過ぎる以外は、ショッピングセンターのような雰囲気に変貌している商業フロア(9月、成田空港第2ターミナルビルで)  成田空港ターミナルビルが、5万人近くいる従業員や、付近住民らの利用増を狙い、ショッピングセンター化を進めている。第2ターミナルビル4階の商業エリアで進む全面改修に伴い、人気の専門店などを導入。約50店の出店スペースがある同エリアで、既存店の刷新も含め、30店以上がオープンした。

 平日正午の第2ターミナル4階。8月にオープンしたラーメン店「空海」前に利用客のほか、社員証などを掲げた従業員らが行列を作る。勤務先の第1ターミナルから来た外資系航空会社の男性整備士(42)は、「昼食のバリエーションが増えるのは楽しい」と歓迎する。

 成田国際空港会社によると、第2ターミナルの改修は1992年の開業以来、初めて。同エリアでは、3月から改装を始め、6月までに10店が開店。7月1日には14店が開店し、8月にも9店が開店した。目玉となるのは、国内の空港ビルでは初出店となる6店で、空海もその一つ。駅ビルなどに展開する靴下専門店「靴下屋」や、アクセサリー、雑貨店「ルイナス・エル・ディア」なども出店した。

 同空港は年間約3000万人の旅客が利用するが、旅客は震災や為替相場などで利用者が左右されやすく、売り上げの増減も大きい。そこで、約5万人もいる従業員や地元住民らに着目した。

 全面改修を仕掛けた同社リテール事業部マネジャーの牧山耕己さん(41)は、「旅客の需要から離れず、仕事帰りにも楽しめる店」を目指し、昨夏から既存店への店舗改装や、新規出店の交渉を進めてきた。

 昨年末から今年初めには同空港で初めてという全店のセールを実施。福袋のチラシを新聞に折り込み広告で入れると、地元からも多くの買い物客が訪れた。「魅力的なお店があれば来てもらえる」と牧山さんらは自信を深め、近隣住民の取り込みも狙うことにした。

 同空港は、60歳以上の地元住民を対象に、1000円以上の買い物で3時間まで駐車料金が無料になるなどの「N・PASS」を発行してきたが、今年4月には年齢制限を撤廃。気楽に買い物を楽しめるように工夫している。

(2011年10月1日 読売新聞)

3193チバQ:2011/10/03(月) 20:51:12
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111003/bsg1110031926004-n1.htm
中国南方航空 関空発着の中国路線を倍増
2011.10.3 19:25

 中国南方航空は3日、冬季スケジュール(今月30日〜平成24年3月24日)で、関西国際空港発着の中国路線を現在の週17便から週33便に倍増させると発表した。関空−広州線は、現在の1日1便から1日2便に増やし、午前便と午後便を設ける。また、ハルビンと長春に直行便を新設。ビジネス、観光両面の需要を見込む。

3194チバQ:2011/10/03(月) 20:52:03
http://haneda.keizai.biz/headline/876/
羽田〜オーストラリア線、開設可能に−オープンスカイに向けた航空協議合意で
(2011年10月03日)
 国土交通省は9月30日、日本とオーストラリアによる航空輸送の自由化「オープンスカイ」の実現を目指す協議が合意し、羽田空港の発着枠などの設定を認めたと発表した。

 今回の合意により深夜早朝時間帯における羽田空港とオーストラリアを結ぶ路線の枠組み、2013年夏季に予定される成田空港の発着枠27万回化のタイミングでの成田空港関連路線のオープンスカイ実現、首都圏空港以外の空港からの輸送における「以遠権」の自由化などが認められた。

 羽田空港発着の新路線については深夜早朝時間帯(23時〜翌朝6時)に使用されていない他路線の発着枠を有効活用するかたちで実現する。「以遠権」の自由化では、相手国で旅客・貨物を載せ自国を経由して第三国へ輸送する路線設定などが可能になる。

 日本と世界各国とのオープンスカイを目指す航空協議は、政府による新成長戦略に基づくもの。これまでに東アジア・ASEAN諸国・アメリカ・カナダなどとの間で協議が続けられており、完全自由化の合意や合意予定の確認などが行われている。オーストラリアとのオープンスカイ合意・羽田発着枠開設については、同国系のLCC(格安航空会社)が積極的に日本路線を拡大することなどからも、オーストラリア政府などは旅客数の大幅な増加に期待を寄せている。

3195チバQ:2011/10/04(火) 21:49:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111004-00000717-yom-soci
千葉市民の騒音苦情殺到…羽田飛行ルート変更
読売新聞 10月4日(火)14時38分配信


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読売新聞

 羽田空港の再拡張に伴う航空機の飛行ルート変更により、千葉市民からの騒音苦情が同市に殺到している。

 昨年10月から今年9月までの1年間で200件の苦情が寄せられ、市は国土交通省との個別協議で被害軽減に乗り出した。だが、飛行ルート設定には制約が多く、ルート変更など抜本的な解決策は難しい情勢だ。

 航空機が千葉市上空を通過するのは「南風の好天時」。年間の37%を占め、D滑走路へ向かう北側ルート(高度約1200メートル)と、B滑走路へ向かう南側ルート(同約1500メートル)の着陸機が同市中央区の上空をそれぞれ通過する。便数は1時間あたり最大40機に達し、市は年間約7万2000機が通過すると推計する。

 市環境規制課によると、飛行ルート直下の住民から、「うるさい」「テレビの音が聞こえない」などの苦情や意見があり、特に南寄りの風が多く吹く4〜7月は計86件と多かった。

 航空機の騒音の目安となる「W値」(うるささ指数)は、中央区の2地点で58〜62と、環境基本法で定める基準値70を下回る。ただ、別の騒音指標(デシベル)では、2地点で度々70デシベルを超える高い数値が確認されている。

3196チバQ:2011/10/05(水) 21:17:01
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111005/mcb1110050500007-n1.htm
米航空業「失速」破綻も リセッション確率5割超の観測 (1/3ページ)2011.10.5 05:00

 米国の景気変動と密接に関係している米航空業界の経営不振が鮮明になってきた。週明け3日のニューヨーク株式市場では赤字が続いている3位アメリカン航空の親会社AMRの経営破綻観測が強まり、同社株は大暴落した。航空需要減退見通しが強まるなか、市場関係者らの間には、米経済がリセッション(景気後退)に逆戻りする確率が5割を超えたとの見方も出始めた。

 ◆株価暴落41%安

 3日のAMRの株価は一時、前週末比41%安の1.75ドル(約134円)と、過去8年余りの最安値を記録。1時間足らずの間に売買自動停止措置(サーキットブレーカー)が7回発動される異常事態となった。終値は前週末比33%安の1.98ドルだった。アメリカン航空は人件費の上昇に加え、機材が古く燃費性能が悪いため、燃料価格の上昇で利益が圧迫されている。

 AMR株の下落に伴い、ブルームバーグ米航空株指数を構成する航空10社のうち、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス、USエアウェイズ・グループ、デルタ航空株も3日、2桁を超える下げ幅を記録した。

 マキシム・グループのアナリスト、レイ・ニードル氏(ニューヨーク在勤)は3日、株価下落と業績悪化でAMRの破綻観測が一段と強まったと指摘。「景気低迷で投資家は航空旅客需要が落ち込むとの見方を強めている。リセッションに突入する確率は50%より大きく、そうなれば来年にかけて航空需要が軟調になる可能性がある」と話した。

 米航空大手各社は旅客輸送が中心だが、旅客需要の先行指標となる貨物需要がここへきて減少している。アメリカン航空の貨物輸送は5月以降減少を続け、昨年、ユナイテッド航空とコンチネンタル航空の合併によって誕生したユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスの8月の貨物輸送量は前年同月比で17%減少。4カ月連続で下げ幅が10%を上回った。デルタ航空の貨物部門は8月まで3カ月間横ばいだ。

 米銀コメリカの主任エコノミスト、ロバート・ダイ氏は「経済が減速し、リセッションに近づきつつあることを示す数多くの指標に、航空貨物部門の業績悪化が付け加わった」と述べ、航空会社の貨物部門の低迷は8月に急落した消費者心理と連動しているとの見方を示した。

 失業率が2年間にわたって9%超で推移し、消費者心理や個人支出を圧迫しているため、アナリスト、投資家らはリセッション再来の兆しを慎重に見守っている。

 ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズの主任エコノミスト、マーク・ヴィトナー氏は「東日本大震災の影響による貨物需要の落ち込みが一段落したにもかかわらず、貨物輸送部門は引き続き低迷したままだ」と話す。

 ◆航空貨物も減少

 デルタ航空の最高貨物部門責任者ニール・シャー氏は「経済全体で消費者心理が悪化している。日本と中国からの輸出が減少し、米国内での輸送需要も縮小している」と説明。顧客とのやり取りから、例年であれば年末商戦で需要がピークを迎える10〜12月も今年は伸び悩む恐れがあると述べた。

 国際航空運送協会(IATA)によると、航空貨物需要は世界的にみても最新統計の7月まで3カ月連続で減少している。

 ドイツ銀行のアナリスト、マイケル・ライネンバーグ氏(ニューヨーク在勤)によれば、「貨物輸送は3〜6カ月先のプレミアムクラス(ビジネス、ファーストクラス)の旅客需要を、プレミアムクラスの旅客需要はさらに3〜6カ月先の観光旅客需要を示すかなり正確な先行指標」だ。

 一部の航空会社はすでに旅客需要の減少を織り込み、座席供給量を縮小し始めている。デルタ航空は来年の運航本数を2〜3%減らすと発表。アメリカン航空は10〜12月期の座席供給量を0.5%減らし、来年については検討中としている。ユナイテッド航空とデルタ航空は年内の便数をすでに削減済みだ。

 デルタ航空のシャー氏は「貨物需要は炭鉱のカナリア。旅客輸送の需要はかなり順調に持ち直しているが、コストと輸送能力については各社とも慎重な姿勢を見せている」との見方を示した。(ブルームバーグ Mary Jane Credeur、Mary Schlangenstein)

3197チバQ:2011/10/06(木) 21:56:54
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004528503.shtml
スカイマークが神戸に本社機能 羽田と2極化 
 航空会社のスカイマーク(東京)は6日、東京・羽田にある本社機能の一部を神戸に移したことを明らかにした。路線運航やパイロット、客室乗務員らの管理、整備機能の一部を神戸で担い、羽田と2極体制を敷く。

 同社は神戸空港を西日本の拠点と位置づけて格納庫の建設も進めており、来年1月までに運用を始める。会社設立当初に比べ就航する空港が約3倍となり、羽田を経由しない路線も増えたことから、管理機能を拡充することにした。東日本大震災を受けてリスクを分散し、バックアップ機能を強化する狙いもある。

 9月に神戸空港ターミナルビル内の神戸事業所に、羽田から運航と整備関連の社員約10人を移し、今後、増員する計画。(高見雄樹、石沢菜々子)

(2011/10/06 14:51

3198チバQ:2011/10/06(木) 22:39:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111005-00000005-ryu-oki
愛称は「南ぬ島」 新石垣空港13年に開港
琉球新報 10月5日(水)10時5分配信

 【石垣】新石垣空港早期建設を進める郡民の会(宮城隆会長)は4日、新石垣空港の愛称とマスコットキャラクターを決める審査委員会を開き、空港の愛称を「南ぬ島」に決めた。マスコットキャラクターは八重山に生息する国の天然記念物カンムリワシを題材にした複数の候補作に絞り、デザインを詳しく審査する。
 愛称は「サザンクロス(南十字星)」や八重山方言で美しい羽を意味する「あやぱに」などの候補があり、親しみやすさ、覚えやすさ、分かりやすさ、地域PRの観点から審査した。審査委員が各項目を5点満点で評価し、全項目で得点が1位だった「南ぬ島」が選ばれた。マスコットキャラクターはデザインが決まり次第、名称を公募する。
 宮城会長は「親しみやすく覚えやすい愛称になった。国内外にPRし、愛称として定着できるよう取り組みたい」と語った。
 新石垣空港は2013年3月7日に開港する。

3199チバQ:2011/10/06(木) 22:43:02
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110929/biz11092918280022-n1.htm
成田空港、LCC専用ターミナル完成は14年夏 羽田と差別化
2011.9.29 18:25
 成田国際空港会社の森中小三郎社長は29日の会見で、建設を計画している格安航空会社(LCC)専用ターミナルビルの完成時期について、2014年夏をめどに検討していることを明らかにした。

 成田空港は発着枠の拡大について、現在の年間22万回から12年度には27万回、最終的に30万回に拡大する。国際化した羽田空港との差別化を図るため、低コストで利用できるLCC専用ターミナルビルを建設する準備を進めてきた。

 森中社長は会見で、来年夏に成田空港への就航を公表したアジアや欧州のLCCに対し、第2ターミナルビルでの運航を打診しているとしたうえで、「LCC各社もいろんなサービスをなくすことでコストを下げたいと考えている」と述べた。同社は今後、LCCの参入状況を踏まえながら、専用施設のあり方を検討していく。

3200チバQ:2011/10/08(土) 17:52:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20111004-OYT8T01251.htm
庄内空港20年(上)

見えない地域経済効果

 庄内空港が開港して今月1日で20周年を迎えた。交通手段が少なく、「陸の孤島」と呼ばれていた庄内地方で、空港は、どのような役割を果たしてきたのか。その課題と将来像を検証する。(本田克樹、大前勇)

 「庄内島」――。

 かつて庄内地方は、こう呼ばれていた。東京までは列車で約5時間。県内の空港は山形空港(東根市)のみで、飛行機に乗ろうとしても、一般道で片道2時間以上もかかった。1991年10月1日に開港した庄内空港は、地元にとって待ちに待った存在だった。

 誘致活動が本格化したのは開港10年前。地元の経済団体が中心となり、地域を巻き込んだ運動を展開した。

 「たばこを我慢して募金を」を合言葉に、庄内全戸から500円ずつ集めようと町内会が奔走。大雪の中、タスキ姿の女性が募金を呼びか/ける様子をテレビで見た運輸省(現・国土交通省)の職員は、人々のあまりの熱心さに驚かされたという。

 集まった署名は、当時の庄内地方の人口の約7割となる約23万人分。募金も目標額の5億円を超える額が寄せられた。当時、鶴岡青年会議所のメンバーとして誘致活動に携わった荘内神社(鶴岡市)の石原純一宮司(53)は「庄内全体が空港を求める熱気を感じていた」と振り返る。

     ◎

 県によると、庄内空港の定期便乗降客数は、97年以降、年間40万人前後で推移。2009、10年は約35万人だったが、県交通政策課は「比較的堅調に推移している」と分析する。

 それを裏付けるのが需要予測だ。00年度の需要予測は約31万人。国交省によると、08年度時点で予測を上回る実績を残した空港は、庄内空港を含め1割程度しかないという。

 一方で、期待ほどの成果が出ていないのも現状だ。10年度の庄内地方の観光客数は約1231万4000人で、開港前の90年度とほぼ同じ。開港日現在、32万7467人だった人口は、10年には1割減の29万4171人となり、流出が続く。

 空港から車で15〜20分の距離にある鶴岡市の鶴岡大山工業団地。空港開港を受け、総事業費約29億9000万円をかけて整備したが、分譲予定地18・4ヘクタールのうち、今でも8割以上が空き地のままだ。市開発公社の竹野宏事務局長は「空港が追い風だと思ったが、経済状況の変化で思った通りにいかなかった」とため息交じりに打ち明ける。

 同団地に進出した精密部品加工会社「ナンバ」(東京都大田区)は、関東以外での営業所新設を検討している時、同団地の存在を知った。本社は羽田空港に近く、庄内空港からの近さは魅力的だった。精密部品の空輸にも活用している。

 鶴岡営業所の難波力取締役(40)は「経費削減が迫られる中、固定費が都心より安い鶴岡は、東京よりも生産性が良い」とプラス面を強調する一方で、空き地が目立つ現状に「工業団地に魅力がないわけではないが、経済状況の悪化で企業が進出できなくなっているのだろう」と話す。

 「ミスター庄内空港」と呼ばれ、誘致活動の中心となったものの開港5年前に80歳で亡くなった元酒田商工会議所会頭前田巌さんの長男、直己さん(66)は、最近の地域を見て考えることがある。「開港時と比べると、今は一体感も盛り上がりもない。あの熱気を思い出して、もう一度、庄内全体で地域を真剣に考える必要がある」

(2011年10月5日 読売新聞)

3201チバQ:2011/10/10(月) 13:00:21
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004535765.shtml
格安競争本格化 「和製LCC」が来年、関空に 

ソウルに向かう韓国系LCC。小型機でピストン輸送している=大阪府泉佐野市、関西空港
 全日本空輸と日本航空の参入で注目を集める格安航空会社(LCC)。2012年には、両社がそれぞれ設立した新会社が関西国際空港に就航し、関西でも空の格安競争が本格化する。通常運賃が既存の大手航空会社に比べて3〜7割安く、「空飛ぶバス」とも形容される。関西経済へのインパクトは‐。(小林由佳)


 各航空会社の計画などを基に「和製LCC」の旅を想像してみた。

 関空のLCC専用ターミナル。鉄骨むき出しで倉庫のようだが、飲食店や免税店は充実している。友人と韓国・仁川(インチョン)行きにチェックイン。荷物を預けようとしたら、有料だった。機内へは搭乗橋でなく、タラップで。事前の座席予約も有料なので、友人と並んで座るのはあきらめた。離陸後、やはり有料のコーヒーを飲んでいると、約2時間で到着した。

 指定席に追加料金を払い、飲料も弁当も売店で購入して乗る電車やバスのような感覚。サービスは徹底して切り詰められている。関空に本社を置く全日空系LCC「ピーチ・アビエーション」の井上慎一社長は、11月ごろに発表する運賃について「あっと驚くような価格にしたい」と話す。

     ◇      

 日本に就航しているLCCは外資9社。そこへ全日空が「ピーチ」と「エアアジア・ジャパン」の2社を、日航が「ジェットスター・ジャパン」の設立を表明した。

 関空にはピーチの本社のほか、ジェットスターも拠点を置く。同空港に路線を持つLCCは現在の5社から国内最多の8社になる。「誘致は関空だけでなく関西全体にとっての成長戦略でもある」と関空会社の福島伸一社長。10月下旬には専用ターミナルの建設に入る。

     ◇

 「欧州ではLCC普及で新規旅客が増えた。当社も潜在需要を掘り起こし、国内外から人を関西へ呼び込みたい」とピーチの井上社長は語る。

 流通科学大(神戸市西区)の森隆行教授(国際物流論)は「国内路線は競合する新幹線の運賃が下がる可能性があり、消費者の選択肢は確実に増える」とみる。

 地元の経済界や自治体が期待を掛けるのは、アジアからの観光客の増加だ。中国人の海外旅行者全体のうち、訪日割合は2%にとどまり「伸びしろは大きい」(大竹伸一・関西経済同友会代表幹事)。小売業界などからは「帰国前の買い物を関西でしてもらうよう、関空出国ツアーを増やして」との声が上がる。

 森教授は、別の視点からLCC活用の“お手本”に韓国を挙げる。

 日本就航の韓国系LCC4社のうち3社は、韓国政府が国際ハブ(拠点)化を進める仁川空港と日本の地方空港を結ぶ。日本から仁川経由で欧米などに向かう乗客は多い。つまり、LCCが仁川のハブ化に貢献しているのだ。

 森教授は「航空ネットワークの中でLCCをどう位置づけるか、日本も戦略が必要だ。急がないと、コンテナ貨物が国内地方港から韓国・釜山港に流出し、国際競争力を失った港湾の二の舞になりかねない」と指摘する。


【LCC(ロー・コスト・キャリアー)】機内サービスの有料化、航空機の統一による整備効率化と稼働率向上、着陸料の安い郊外空港の使用などで安い運賃を可能にしている。航空自由化を背景に1980年代に北米で生まれ、アジアでは90年代以降に増えた。

(2011/10/09 12:20)

3202チバQ:2011/10/13(木) 21:49:06
skyの成田線今月末就航なのにまだ認可降りてなかったんだ
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=50497
ピーチ、国内線運航許可下りる−スカイマーク成田線も
2011年10月13日(木)

 運輸審議会審理室は、ピーチ・アビエーションとスカイマーク(BC)が運航許可申請していた案件について、「許可することが適当である」との結論を出し、10月13日付けで国土交通大臣に対し答申した。

 ピーチが申請していたのは、関空/札幌線の1日3便と関空/福岡線の1日4便。2012年3月1日からエアバスA320-214型機を利用して運航することが可能となった。運輸審議会審理室は、関空で設けた発着調整基準に合致しており、新千歳空港の航空保安業務提供時間と福岡空港の利用可能時間からも妥当と判断し、安全上適切であると認められた。

 また、関空/札幌線は全日空(NH)が1日5便、日本航空(JL)が1日4便、関空/福岡線はNHが1日2便を運航しているが、ピーチの就航が低価格運賃による国内線ネットワーク拡充をはかるもので、多頻度運航と競争促進につながることから利用者利便が向上すると判断した。

 BCが申請していたのは、成田/旭川線の1日2便、成田/札幌線の1日1便、成田/福岡線を1日2便、成田/那覇線を1日2便。成田/旭川線、成田/札幌線は2011年10月30日から、成田/那覇線は2011年12月8日から、成田/福岡線は2012年2月1日から、いずれもボーイングB737-800型機での運航が可能となった。

 運輸審議会審理室は、成田が設けた発着調整基準に合致することや、航空機整備などの所要時間と各空港の航空保安業務提供時間などからも妥当であると判断した。また、成田/旭川線は現在本邦航空運送事業者の運航がおこなわれておらず、BCによる当該路線の運航はネットワーク拡充と利用者利便の向上に寄与するとした。

3203チバQ:2011/10/13(木) 22:37:29
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111013/mcb1110130505032-n1.htm
ヴァージン、BMI統合検討 短距離路線ネットワークを補完 (1/2ページ)2011.10.13 05:00

 英ヴァージンアトランティック航空は、独ルフトハンザ航空傘下の英ミッドランド航空(BMI)との事業統合を検討していることを明らかにした。

 ヴァージンのリッジウェイ最高経営責任者(CEO)は11日のインタビューで「BMIは事実上売りに出されているも同然で、当社は買い手として名乗りをあげており、両社の事業を統合させる方法があるのか見極めたい」と述べた。

 ルフトハンザのフランツCEOがBMI売却の可能性を示唆したことを受け、ヴァージン創業者のリチャード・ブランソン氏は10年余り前に示したBMI取得の意向をあらためて表明している。

 ヴァージンが運航する長距離路線とBMIの短距離路線網が統合されれば、BMIはヒースロー空港で最大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)に次ぐ航空会社になる。リッジウェイCEOは2005年の時点で「合理性を考えれば両社の統合は、航空業界で最大の未成立案件」と述べていた。

 同CEOは11日のインタビューで「両社の業務はお互いを補完するもの。統合の可否、株主の利益を見極めなくてはならない。現時点では何も決まっていない」と述べた。

 一方、競合するBAは先月、BMIが保有していたヒースロー空港の発着枠6枠を取得。BAの親会社、インターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループの広報担当ローラ・グーズ氏は、BAは依然としてBMIに「関心がある」とし「常にヒースローでの発着枠の拡大をめざしている」と説明した。

 ルフトハンザは先月、BMIについて売却か再建作業の続行かを判断するため、専門の金融機関を顧問に迎えた。同社の広報担当クラウディア・ランゲ氏は「現在、可能な選択肢を見極めている最中。買い手候補や時期に関してコメントはできない」と述べた。

 アイルランドの証券会社デービー・ストック・ブローカーズのアナリスト、スティーブン・ファーロング氏は、ルフトハンザはBMI部門を「比較的短期のプロセス」で売却するだろうと予測。取引は年内に完了する公算が大きいという。同氏は、ヴァージンは長距離路線へ乗り継ぐための、自社の短距離路線ネットワークが不足しており、特にBMIに魅力を感じているはずだと語った。

 BMIは10年7〜9月期(第3四半期)に利益を計上したが、今年1〜6月期(上期)は1億2000万ユーロ(約125億1960万円)の営業損失となった。(ブルームバーグ Steve Rothwell)

3204チバQ:2011/10/14(金) 21:59:09
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_131855530739.html
東京線てこ入れ 大分空港の「ドル箱路線」
[2011年10月14日 10:20]

基幹の東京線に各社がてこ入れする大分空港。需要喚起の取り組みが求められそうだ(2009年9月)
 大分―東京(羽田)線を運航する航空各社は利用者回復に向け、10月末の冬ダイヤ開始に合わせて機材の大型化や新型機の導入、ダイヤ改善といったてこ入れをする。東京線は昨年10月末に3社体制になったが、東日本大震災の影響で本年度上半期の利用者は前年度を下回っている。大分空港の「ドル箱路線」の需要喚起のため県も観光客誘致のPRに力を入れている。

 日本航空は1日6便(片道)のうち、3便の機材を150〜176席から261席に変更。1日の座席数は現在(29日まで)の約30%増になる。1月からは6便とも大型化して座席数は現在より60%以上増える。
 昨年10月末の全社的な機材見直しで、大分―東京線は座席数を30%以上減らした経緯がある。13日に来県した大西賢社長は「(現在の小型機6便では)復興で観光・ビジネスの需要が増える中では需給が合わないと判断して段階的に大型化することにした」と説明。割引運賃も充実させて利用者の取り込みを狙う。
 就航1周年になるソラシドエア(スカイネットアジア航空)は、今年7月から導入を始めた新型機(ボーイング737―800、174席)を、大分線(3便)の朝の1便に投入する。特に東京発の早朝便の搭乗率が低かったため、新型機の効果を期待している。
 全日空(4便)は午前中の大分発便の出発時間を繰り上げて「東京で午後の会議に間に合う」(大分支店)形に。早期購入の割引運賃も見直した。
 ただ経済情勢の先行きが不透明な中、各社の取り組みが奏功するかは見通せない。県によると、東京線の月間利用者数は震災が発生した3月に前年度比76%に落ち込み、8月まで前年度実績を下回っている。県交通政策課は「需要をつくる努力が大切。特に観光客誘致に関係者と連携して力を入れていく」としている。

3205チバQ:2011/10/14(金) 22:46:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000078-mailo-l35
岩国錦帯橋空港:ターミナルビル、勝井建設など共同企業体が落札 /山口
毎日新聞 10月14日(金)11時28分配信

 ◇10億3000万円 13年1月完成予定
 米軍岩国基地の軍民共用化により12年度の開港を目指す岩国錦帯橋空港で、旅客ターミナルビルなどを運営する第三セクター「岩国空港ビル」(本社・岩国市、柏原伸二社長)は13日、旅客、貨物ターミナルビルの建設について、11月上旬に着工し、13年1月上旬の完成を目指すことを明らかにした。市内で会見した松永博男副社長は「工期は開港時期に合わせて弾力的に対応したい」と述べた。
 旅客、貨物ターミナルビルは同市旭町、三角町の基地北部の民間空港エリアに建設。鉄骨2階建てで、建築面積約4000平方メートル、延べ床面積約3600平方メートル。12日に実施した一般競争入札には、大手ゼネコンと県内企業の共同企業体6グループが参加し、清水建設(本社・東京都港区)と地元の勝井建設(同・岩国市)の共同企業体が10億3000万円(予定価格15億6900万円)で落札した。岩国空港ビルは13日、役員会を開き、落札者を正式に決定した。【大山典男】
〔山口東版〕

10月14日朝刊

3207チバQ:2011/10/17(月) 22:40:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111017-00000078-mai-soci
<運航支援金>静岡県と日航で和解成立 1.5億円支払い
毎日新聞 10月17日(月)20時26分配信

 静岡−福岡便から10年3月末で撤退した日本航空が、同便の運航支援金約1億5300万円の支払いを静岡県に求めた訴訟は17日、県が和解金約1億5000万円を月内に支払う内容で、東京地裁で和解が成立した。地裁が9月8日に和解案を示し双方が受け入れた。

 同便を巡って両者は09年6月、搭乗率70%未満の場合、空席分の収益を支援金で穴埋めするとの覚書を締結。撤退までの搭乗率が約65%だったため日航は支払いを請求したが、県は「一方的に撤退した」として拒否。このため日航が昨年11月提訴していた。【仲田力行】

3208チバQ:2011/10/17(月) 23:47:02
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001110170011
大分空港移転40周年/利用客減脱却へPR
2011年10月17日


飛行機を降りた客にチラシを配って観光PRする各市町長ら=大分空港

 大分空港が国東市に移転してから16日でちょうど40周年を迎えた。空港2階ロビーで記念式典があり、二日市具正副知事が「多くの皆様に愛される空港になるよう努めていく」と広瀬勝貞知事のあいさつを代読した。県内10市町長らが利用客に県産品などを配り、観光PRも行った。


◆記念式典


 大分空港はもともと大分市青葉町(現大洲総合運動公園)にあったが、1971年に現在地に移転し、10月16日に供用を始めた。利用客は1997年度をピークに減少傾向となり、昨年度は東日本大震災も響いて、初めて150万人を切った。


 16日は、空港のある国東市の三河明史市長をはじめ、県内の首長らが40周年の謝恩と観光PRのため、乗降客計260人に県産品や観光パンフレットを配布した。空港ビルを管理する大分航空ターミナルは、40周年の節目に多くの人に足を運んでもらうため、今後、空港の歴史を紹介する写真展やロビーコンサートなどを企画している。(城真弓)


■大分空港のあゆみ


1938年 旧大分海軍航空隊基地として大分市青葉町に開設
 57年 国内線空港として供用開始(滑走路1080メートル×幅30メートル)
 64年2月 富士航空機が着陸失敗し墜落、20人が死亡
 71年10月 国東市に移転し供用開始(滑走路2000メートル×幅45メートル)。ホーバークラフト就航
 79年 年間乗降客数が100万人を突破
 81年 検疫飛行場に指定。シンガポールへチャーター便記念運航
 88年 滑走路を延長し3000メートル供用開始
 91年 大分空港道路開通
 92年 初の国際定期便として大韓航空ソウル線就航
2009年11月 ホーバークラフト運休
 10年12月 大分空港道路無料化

3209チバQ:2011/10/18(火) 20:46:05
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001110180004
搭乗率保証 霧の中
2011年10月18日


静岡空港から福岡に向けて飛び立った日本航空の一番機=2009年6月4日、牧之原市、本社ヘリから

 ■運航支援金訴訟 県と日航和解


 日本航空福岡線の運航支援金をめぐる訴訟は17日、県が約1億5千万円を支払うことで双方が和解に合意した。日航が静岡空港から撤退を表明して2年。一連の法廷闘争は終結を迎えるが、川勝平太知事が「倫理的、道義的に公平でない」と評する搭乗率保証がどのように結ばれたのかは不明のままだ。


          ◇


 県が日航に支払う運航支援金は、2007年10月と静岡空港開港前日の09年6月3日に交わした覚書に基づく。ここで福岡線の搭乗率が目標の70%を下回った場合、県が1席あたり1万5800円を払うと約束した。


 日航は静岡空港撤退後、運航支援金の支払いを県に請求。開港後に就任した川勝知事は「日航は十分な協議もなく撤退した」として支払いを拒否。日航は昨年11月、約1億5300万円の支払いを求めて提訴し、法廷闘争に発展していた。


 ■異例・高額の契約


 搭乗率保証制度を結ぶ路線は極めて異例だ。日航は静岡空港だけ。全日空も能登空港(石川県)だけで締結している。


 かつて鳥取県は、アシアナ航空が米子空港とのソウル便の運休を表明したことを受け、緊急運航費支援として目標搭乗率(70%)を下回った時には保証金を支払う覚書を6カ月間の限定で交わした。北海道旭川市も鳥インフルエンザの流行で旭川空港の搭乗率が落ち込んだ際、やはりアシアナ航空(ソウル便)との間で3カ月間限定の支援を打ち出した。


 静岡県が約束した支援金は、他空港より高額な1席あたり1万5800円。しかも、石川県が全日空と結んだような、目標搭乗率を上回った場合の自治体側への利点もない。
 川勝知事は「日航が強い立場にあって、県が弱い立場になった片務的な覚書だ」と話す。この条件になった理由は「釈然としないことがある。(覚書に至った)情報が共有されていないものがある」として、不明な点があることを自認した。


 ■背景に「新幹線」


 ただ、新幹線との競合が背景にあることは県も県議会も一致する見方だ。


 新幹線を使えば静岡―博多間は約5時間で約2万円。一方、空路では静岡―福岡間は約1時間30分で3万1500円(普通運賃)。利便性を図るために「1日3往復」を確保したい県と、リスクを避けたい日航との間で浮上したという背景は誰もが認める。


 ただ、1万5800円の算出根拠や、県と日航のどちらが支援制度を持ちかけたのかなどの実態が県民に明らかにされないまま、今回の和解を迎えた。


 県議会も当時は「目標搭乗率を大きく下回ると予知した際は、速やかに対応策を協議すること」などとの条件は付けたものの、最終的には搭乗率保証の導入を可決した。


 今回の和解金の支出を認めた9月定例県議会では、県議からは「議会も責任を認めないといけない」「制度締結に至った経緯を検証、分析してもらいたい」などと反省や注文の言葉が相次いだ。


 県文化・観光部の君塚秀喜部長代理は「当時の政策判断」としつつ、「今後は、今回のような形の搭乗率の保証はやらない」と答弁。今後も新たな形での搭乗率保証の実施に含みを持たせた。


 川勝知事は13年をめどに県史を発行し、その中で制度が結ばれた経緯を明らかにするという。第三者の学者に執筆依頼のための「接触を始めている」とした。(阿部朋美)

3210チバQ:2011/10/18(火) 20:50:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20111017-OYT8T01441.htm
青森空港 赤字6億円


機体小型化で着陸料大幅減昨年度


5月末で青森空港から姿を消した日本航空のエアバス機(290人乗り)。同空港を発着する機体はすべて定員200人以下の小型機となった  県営青森空港が2010年度の収支で約6億円の赤字となることがわかった。経営再建中の日本航空が機体の小型化を進めたことによる着陸料減少など経営面で明るい兆しは乏しく、赤字の深刻化を懸念する県は11月、空港の効率的な運営を模索する検討委員会を設置する。

 県は青森空港の各年度の収支を明らかにしてこなかった。しかし、14日の県議会決算特別委員会で大沢健治・県土整備部長は「経営改善に向けて、計画的に経営効率化を進める」と厳しい表情で語った。

 県側が示した同空港の10年度収支見込みは、支出が除雪費や施設の維持管理費などで計約14億8000万円。一方、収入は国庫補助や着陸料などの空港使用料4億3000万円などを合わせても約9億円止まりで、大幅な赤字となる見通し。

 県は昨年度、約5億円超の使用料収入を見込んでいたが、日航が全国の各空港で機材小型化を進めたことで、機体の重量に応じて決まる着陸料が約8000万円少なくなった。

 同空港発着の日航便は昨年度下期(10月末〜)から東京、大阪、札幌発着の全24便が順次小型化され、名古屋便は休止。今年6月からは全便が小型機となり、今年度の着陸料はさらに減ることが予想される。

 同じく日航便の小型機化が進んだ近隣県の担当者も一様に今年度、着陸料が大幅に減ることを不安視。計18便が対象となった秋田県建設交通政策課の担当者も「機材が中型に戻らない限り、しばらくは厳しい状況が続く」と予測する。

 ■濃霧に弱く、欠航増

 不安材料はそれだけにとどまらない。濃霧対策の計器着陸装置「カテゴリー3」に多くの小型機が対応しておらず、今年度に入り欠航が続出しているためだ。

 濃霧欠航は10年度に2便だったのに対して、今年度は9月までに44便。現在、日航機は東京便を除いて対応できる機材が搭載されておらず、24便の半数で運用できない。欠航が続出すると、客離れを招く恐れがあり、県はもとの中型機に戻すよう要請している。しかし、日航側は「現時点では検討できる状況ではない」(青森支店)と慎重だ。

■除雪の効率化模索

 このため、県は来月、航空行政に詳しい大学教授などの専門家ら6人で構成する検討委員会を設置して、経営についての初会合を開催。年度内には改善策をとりまとめる。

 主な検討対象は、約5億3000万円と支出の約3割を占める除雪の効率的な方法。利用客の減少傾向で空車が目立っているとして、特別委員会でも「空きスペースを利用したイベントを開催しては」などと活用方法が提案された有料駐車場についても議論するという。県港湾空港課は「多角的に空港の現状を分析・検討して、少しでも収入の増加につなげたい」としている。

(2011年10月18日 読売新聞)

3211とはずがたり:2011/10/19(水) 13:22:35

東京便利用者8カ月連続増 9月の秋田空港
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20111019b

 県は18日、9月の秋田空港の利用者が前年同月比3・1%(3023人)減の9万5859人だったと発表した。主要路線の東京便はビジネス、旅行需要とも堅調だったが、他の国内3路線がいずれも減少した。

 東京便は6・8%(4441人)増の7万218人と8カ月連続でプラス。大阪便は35・7%(4252人)減の7651人、名古屋便は31%(2673人)減の5947人、札幌便は13・2%(1266人)減の8299人だった。東京便以外の3路線は機材の小型化や減便に伴い、提供座席数が減少したことが要因。

 大館能代空港の東京便は10・4%(1016人)増の1万822人。秋田空港の東京便と同じく8カ月連続で前年同月を上回り、9月の利用者としては2007年以来、4年ぶりに1万人を超えた。
(2011/10/19 08:38 更新)

3212チバQ:2011/10/19(水) 22:43:39
>>3135
http://www.asahi.com/national/update/1019/TKY201110190562.html
成田の発着可能回数1.4倍に増加 滑走路2本同時使用

 より多くの飛行機が離陸・着陸できるようにするため、成田空港は20日から、2本の滑走路を同時に使う発着方式を始める。1時間あたりに離陸、または着陸ができる回数が、それぞれ現在の最大32回の1.4倍にあたる46回に増えて、より多くの便が利用できるようになることから、国土交通省は旅行客には便利になるとしている。

 これまでは2本の滑走路を同時には使わない運用だった。国交省によると、管制官を新たに配置したり、航空自衛隊百里基地(茨城県)が管轄する空域の一部を変更したりして同時発着に対応できるようにした。

 成田には出発便と到着便が集中する時間帯がそれぞれある。出発のラッシュは欧州方面中心の午前10〜11時台と、アジア便が多い午後6〜7時台。到着は午後2時〜4時台に主に北米便が集中する。ラッシュ時には、10便程度が発着枠が空くのを待っている状態だ。今回の発着方法の導入で、人気のある時間帯により多くの便数が発着できるようになる。

3213チバQ:2011/10/19(水) 22:45:04
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111019-OYO1T00748.htm?from=main4
関空で格安航空会社専用のターミナルビルなど起工
 関西国際空港の2期島で19日、国内初となる格安航空会社(LCC)専用ターミナルビルなどの起工式があった。2012年秋に完成する予定で、関空を拠点に12年に就航するLCC「ピーチ・アビエーション」が利用する。

 起工式では、関空会社の福島伸一社長が「関空の成長戦略のけん引役としてLCC事業を拡大、強化したい」とあいさつした。この後、福島社長ら関係者10人が盛り土にくわを入れ、工事の安全を祈願した。

 専用ビルは維持管理費を抑えるため、エレベーターやエスカレーターが不要な平屋建て(鉄骨造り)で延べ約3万平方メートル。9機分の駐機場や給油設備も整備する予定で、総事業費は100億円近くになる見通しだ。

 ピーチ社は12年3月から福岡線と新千歳(札幌)線、5月から韓国・仁川線を運航する。

(2011年10月19日 読売新聞)

3214チバQ:2011/10/19(水) 22:48:14
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111019/bsk1110190502003-n1.htm
エールフランスCEO更迭 収益悪化と事故で求心力低下2011.10.19 05:00
 欧州最大の航空会社エールフランス・KLMは17日、ピエールアンリ・グルジョン最高経営責任者(CEO)を更迭し、ジャンシリル・スピネッタ会長がCEOを兼務する人事を発表した。同社は収益の落ち込みに加え、墜落事故で操縦士のミスが発覚したことへの対応に苦しんでいる。

 2009年1月からCEOを務めていたグルジョン氏(65)は、13年までの予定だった任期の途中で辞任する。代わりにスピネッタ会長(68)が、エールフランス・KLMが同年に単一の企業構造を採用するまでCEOを務める。グルジョン氏が務めていたエールフランス部門CEOには、政府当局者のアレクサンドル・ドジュニアク氏(48)が就任する。

 収益見通し悪化を手掛かりに年初来の株価下落率が60%と欧州で最悪のパフォーマンスを記録しているほか、09年に228人が死亡した事故の要因として操縦士訓練が専門家から指摘されていることで、グルジョン氏の立場は弱くなっていた。

 オド・セキュリティーズのアナリスト、ヤン・デロクル氏(パリ在勤)は「グルジョン氏は投資家にさほど評価されていなかった。新たな経営体制は信頼感の構築に貢献し、同社に一種の電気ショックを与えるかもしれない」と述べた。(ブルームバーグ Andrea Rothman)

3215チバQ:2011/10/20(木) 00:57:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111019-00000118-san-soci
関空「格安の翼」 アジアへ攻勢 専用ターミナル起工式
産経新聞 10月19日(水)15時32分配信

 ■着陸料無料…コスト増不安視も

 関西国際空港活性化の起爆剤として期待される国内初の格安航空(LCC)専用旅客ターミナルの起工式が19日、2期島で開かれた。東日本大震災の影響で外国人観光客らが減少する逆風下、アジア空港間の競争に勝ち残るのが狙いだが、LCC誘致は旅客数の拡大につながる一方、着陸料を実質無料化することによるコスト増といったマイナス面も伴う“もろ刃の剣”。大阪(伊丹)空港との経営統合まで9カ月と迫るなか、お膝元の自治体では「期待」と「不安」が交錯する。(宇野貴文、藤原由梨)

 ◆成功に自信

 「日本初のLCC専用ターミナル。関空会社の成長戦略として今後もLCCを強化し、これまでにない低運賃で新たな需要の創出を目指す」−。起工式に出席した関空会社の福島伸一社長は、LCCターミナルの成功に自信を示した。

 建物は平屋建て延べ3万平方メートルで来年度下期の完成を目指す。免税店や飲食店は設けるが、ボーディングブリッジ(搭乗橋)はなく、利用客は建物から徒歩でタラップに向かうなど簡素化を図り、建設費を約30億円に抑えた。

 関空会社の幹部は「日本の空の歴史を塗り替える、新しいビジネスモデルになる」と感慨深げだ。

 ◆2年後に400万人

 関空にとって長らく懸案事項であり、平成19年に滑走路と誘導路などの供用を開始した2期島。4千メートル滑走路は国内最長だが、国内線利用客の伸び悩みなどから全面竣工(しゅんこう)には至っていない。

 しかし、世界的なLCCの躍進を背景に、今年に入って全日空などが関空を拠点に日本初のLCC「ピーチ・アビエーション」を設立し、来年3〜5月に福岡と新千歳、韓国・仁川に就航する。また関空では、すでに豪ジェットスター航空など5社のLCCが乗り入れており、国内最多となっている。

 こうした動きを受け、関空会社は今年5月、2期島起死回生の策としてLCCターミナル建設を表明。関係者は「大阪空港に利用客が流れている国内線の立て直しや、アジアからの旅行客増が見込める」と大きな期待を寄せる。

 1期島の年間ターミナル利用者が約1400万人(22年度)の中、ピーチが航空機10機態勢で就航する2年後は、2期島だけで約400万人が利用すると試算されている。

 ◆2期島推進を

 ただ、ターミナル建設で関空の未来が開けたと考えるのは早計だ。約1兆3千億円に上る有利子負債を抱える関空は、アジアの主要空港よりも着陸料が数倍高い状態で、立場は極めて不利。関空の旅客便に占めるLCCの割合は約8%にすぎず、旅客数全件の約2割がLCCのシンガポール・チャンギ空港との差は歴然だ。関空は国際線の新規就航で1年目の着陸料を実質無料とするサービスを開始。しかし、この誘致策は同時に関空の収益を圧迫するもので、成否が注目される。

 一方、施設の建設場所は大阪府田尻町域で、同町は固定資産税として24年度から約1億円、25年度からさらに約1億円の増収を見込む。町担当者は「町にとって大きなプラス」と歓迎するが、ビル完成後も2期島で供用される土地は約290ヘクタールと約5割にとどまっており、同府泉佐野市は「未整備の2期島の他の部分も、早く利用法を決めてほしい」としている。


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