したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/25(土) 14:40:47
統一地方選スレから中国・四国のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

2493チバQ:2015/03/15(日) 09:17:33
>>2461
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150314ddlk36040434000c.html
つるぎ町議選の選挙違反:別の公選法違反罪、町議追起訴−−地検 /徳島
毎日新聞 2015年03月14日 地方版

 昨年11月のつるぎ町議選の選挙違反事件で、徳島地検は13日、つるぎ町議の田村昭仁容疑者(65)=公職選挙法違反罪で先月20日に起訴=を別の公選法違反(物品買収、事前運動)罪で追起訴した。

 起訴状によると、昨年10月ごろ、町内に住む60代と80代の支持者の男2人と共謀し、町内に住む有権者3人の自宅を訪ね、田村被告への投票を依頼し、報酬として約1100円の菓子をそれぞれに渡したとされる。【数野智史】

2494チバQ:2015/03/16(月) 22:59:26
>>2371
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150312-OYT1T50121.html
生活実態なく失職、女性町議の不服申し立て棄却
2015年03月13日 17時42分
 徳島県藍住町議会から「町内に生活実態がなく、被選挙権を有しない」との決議を受け、4期目途中に町議を失職した西岡恵子氏(65)が決定を不服として県に審査を申し立てていた問題で、県は「電気、ガス、水道の使用量が著しく少なく、使用量が少ないことへの合理的な理由も見いだせない」などとして、11日付で申し立てを棄却した。


 西岡氏は3期目途中にも同様の理由で失職し、当時も県に審査を申し立てたが、棄却されている。西岡氏は読売新聞の取材に「裁判も視野に入れながら、弁護士と対応を検討する」としている。

2495名無しさん:2015/03/16(月) 23:51:53
行きがけの駄賃代わりに


相乗りの現職優勢=統一地方選・広島市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150314-00000081-jij-pol
>現職・松井とサッカーJ1サンフレッチェ広島の前社長・小谷野ら5新人の争い。与野党相乗りの松井が優勢だ。

造反模様を抱えつつも多くの組織の推薦を取り付けた現職
一方無党派選挙を繰り広げたい新人はいまいちサッカースタジアム以外の市政の具体像を提示できておらず
政策が浸透してない模様

対抗馬が取り沙汰されてた頃の前評判に反して盛り上がらない選挙戦になるかもしれません

2496チバQ:2015/03/17(火) 21:20:36
玉木雄一郎を支援したっぽいですね
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150317000173
筒井・三木町長除名/自民県連、民主応援反党行為
2015/03/17 09:47
メールで記事を紹介印刷する一覧へ

 自民党香川県連は16日までに、昨年末の衆院選で民主党の公認候補を応援したことが反党行為に当たるなどとして、三木町の筒井敏行町長(72)を除名処分とすることを決め、同日付で処分通知書を送付した。

 昨年12月末に三木支部が除名の嘆願書を提出し、県連で協議していた。嘆願書では、同支部顧問でもある同町長について▽昨年末の衆院選で民主党公認候補の決起大会に出席し、一方的な応援演説を行った▽過去の県議選でも自民党公認ではない候補者を支援した―などと指摘し、「反党行為である上、党勢の拡大に逆行し、支部の運営にも支障を来す」としている。

 県連は、筒井町長から届いた弁明書の内容やこれまでの貢献度を踏まえ、今年2月中旬にいったん戒告処分と決定。ただし、「今後の統一選や国政選挙で自民党の公認・推薦候補の当選に最大限の支援を行うこと」を約束する誓約書の提出がなければ除名とする方針を確認し、通知した。

 その後、期限までに誓約書が届かなかったため、県連は14日に党紀委員会を開催。全会一致で除名処分とすることが決まった。

 取材に対し、筒井町長は「町民にはさまざまな政党の支援者がおり、町長として選挙区の全ての現職議員を応援するのは当然。支援を自民党候補に絞れという内容の誓約書は受け入れられない」としている。

2497チバQ:2015/03/18(水) 21:45:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk32010546000c.html
’15統一地方選:知事選、戦いの構図 保守系候補一本化 「自公VS共産」過去2回と同じ /島根
毎日新聞 2015年03月18日 地方版

 任期満了に伴う知事選(3月26日告示、4月12日投開票)は、3選を目指す現職の溝口善兵衛氏(69)=無所属、自民・公明推薦=と、元県議の萬代弘美氏(65)=共産公認=が立候補を表明している。当初は保守系の首長経験者2人も出馬を探り、2003年以来の3人以上の候補による選挙戦も予想された。しかし、いずれも2月に出馬を断念し、過去2回と同じ「自公対共産」の構図が固まった。【曽根田和久】

 07、11年の知事選は、自民、公明両党の推薦を受けた溝口氏が、共産党新人をいずれも大差で退けた。前回の得票は、有効投票の88%となる26万9636票。東日本大震災の直後で原発政策に注目が集まり、溝口氏は「国にエネルギー政策の抜本的な見直しを求める」と訴えた。ただ、投票率は過去最低だった07年の65・86%を大幅に下回る52・70%を記録した。

 溝口氏は昨年11月の県議会本会議で出馬を表明。自民、公明両党の推薦を取り付け、年明け後は後援会を発足させた。後援会長には島根経済同友会の宮脇和秀代表幹事が就任し、県政与党と財界が支援する態勢を固めた。

 2月15日には松江市内で事務所開きをし、自民党県連会長の竹下亘復興相や農業、商工業、IT関連企業など各界からの出席者が会場を埋めた。溝口氏は国が進める地方創生と連動し、「住みやすく、活力ある地方の先進県しまね」をキャッチフレーズに国とのパイプを生かした地域づくりを掲げる。

 しかし、溝口氏のこれまでの県政運営には内部で不満の声も漏れる。昨秋には県選出の国会議員らと面会したが、自民党県連関係者は「出馬を明確に言わなかった」といい、溝口氏への批判がくすぶり続けていた。

    ◇

 そんな中、前安来市長で歯科医師の島田二郎氏(61)も立候補に前向きな姿勢を示し、昨年末に後援会を発足させた。

 島田氏は県選出の島田三郎参院議員(58)の兄で、自民党の県歯科医師支部長を務めている。保守分裂の可能性もあったが、党県連は溝口氏の出馬表明後、推薦作業などを手際よく終え、県連として「溝口支持」を鮮明に打ち出した。県連幹部の一人は「すべてを整え、島田氏が振り上げた拳を下ろしやすいようにした」と振り返る。

 島田氏は2月6日に記者会見し、出馬の取りやめを正式表明。「自民県連内が割れ、こっちに支援に来るという淡い期待があった」と述べ、溝口氏に不満を抱く勢力をまとめきれなかったことを示唆した。

 一方、前出雲市長の西尾理弘氏(73)も昨年6月、段階的脱原発などを掲げて立候補を表明。しかし2月9日に記者会見し、「政党の支援がなく難しい」と断念した。

 保守系候補は溝口氏に一本化され、自民党県連が溝口氏の後援会運営をほぼ一任し、自民主導で選挙戦を進める見込みだ。

    ◇

 共産党は、昨年末の衆院選後に候補者選びを本格化させた。当初、共産支持の市民団体などと無所属候補の擁立を目指した。しかし候補者選考が難航し、最終的に今期で県議を引退する予定だった萬代氏を選んだ。

 萬代氏の知事選挑戦は初めてで、2月17日に出馬会見を開いた。島根原発の再稼働反対や憲法9条の堅持、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)反対などを訴える。16日に県議を辞職した。

 共産党は県議選にも3人の候補を立てる予定で、党幹部は「知事選と県議選を連携させた選挙活動を展開したい」と狙いを語る。

    ◇

 民主党は独自候補の擁立を見送り、自主投票とする。

 昨年7月に県内を訪れた海江田万里代表(当時)は、候補選びを県連に一任していることを明言。県連側は候補の選定を進めたが、「立てるからには勝たなければ意味がない」(幹部)として2月の常任幹事会で断念を決めた。県議選に勢力を集中させるというが、知事選での擁立見送りは4回連続。自民に対抗する有権者の受け皿になっていないのが現状だ。

==============

 ■知事選の立候補予定者

溝口善兵衛 69 無所属、現職(2)=自民・公明推薦

萬代弘美  65 共産公認、新人

 ※敬称略。名前、年齢、政党、現職・新人、当選回数の順

2498チバQ:2015/03/18(水) 21:49:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk39010446000c.html
大寺・北川村長:健康上の理由で辞職へ 来月26日、村長選 /高知
毎日新聞 2015年03月18日 地方版

 北川村の大寺正芳村長(71)が健康上の理由で31日付で辞職する。村選管は17日、村長選を統一地方選後半戦の同村議選(4月21日告示、同26日投開票)と合わせて実施することを決めた。

 大寺村長は2014年11月、砂防工事などの視察のため札幌市を訪問中、宿泊先のホテルで脳内出血のため倒れ入院。今年1月には脊髄(せきずい)の手術も受け、現在も入院中で、毎日新聞の取材に「村長を続けるのは難しい」と述べた。外泊許可を得て村に戻り、今月13日に浜渦康雄村議会議長に辞表を提出し、受理されていた。村は職務代理者に上村誠副村長(52)を充てている。

 大寺村長は村収入役、助役を経て04年の村長選で初当選。現在3期目で、任期満了は16年10月26日だった。【上野宏人】

2499チバQ:2015/03/18(水) 23:14:19
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20150317-OYT8T50075.html
市長不合格論文、他大学に自薦…「博士論文に」
2015年03月18日 08時00分
 山口県下関市の中尾友昭市長(65)が下関市立大の大学院経済学研究科に提出した論文が不合格となり、学長に抗議していたことがわかった。


 市長は大学設置者の立場にあるため、「公私混同では」「非常識」との批判が出ている。

 16日に開かれた定例記者会見で市長自身が明らかにした。論文のテーマは「下関市における地域内分権への挑戦」。地方分権の先進事例や制度などを自身の業績とともに約550ページにまとめたが、今月4日に行われた学位授与の可否を検討する研究科委員会(33人)で、賛成が規定の3分の2に満たず不合格となった。

 これを不服とした市長は6日、秘書課長を伴って公用車で市立大を訪ね、吉津直樹学長に「判定には納得がいかない」などと直接抗議。9日には、自身が大学院生として2001年に修士号を取得した東亜大(下関市)を訪れ、櫛田宏治学長らに「論文を書き直し、東亜大の博士論文にできないか」と相談した。

 東亜大側は読売新聞の取材に、「他大学の修士課程に出した論文を受け付けるわけにはいかない。博士号取得には博士課程に進むことが必要だと話した」と説明している。

 中尾市長は下関市議、山口県議を経て09年に市長に初当選し、現在2期目。11年4月、市立大大学院に入学し、公務後に通っていた。

2500チバQ:2015/03/19(木) 21:13:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150317ddlk38010604000c.html
’15統一地方選:県議選の構図/1 東予 /愛媛
毎日新聞 2015年03月17日 地方版

 ◇西条は6人が激戦 今治・越智は現新8氏の混戦
 4月3日告示、同12日投開票となる統一地方選第1ラウンドの県議選(定数47)は、告示まで2週間余りとなった。60人前後の立候補が見込まれている全13選挙区の構図を紹介する。

 ●四国中央市

 定数は3。自民県議だった篠原実氏の四国中央市長転身で現在は欠員1。自民現職の森高、鈴木両氏と無所属新人で自民推薦の宇高氏の3人が、それぞれの地盤の旧土居町、旧伊予三島市、旧川之江市を中心に浸透している。無投票の可能性も残るが、出馬検討中の新人が街頭活動を始め予断を許さない。【中村敦茂】

 ●新居浜市

 定数は4。現職4人に新人1人が挑み混戦が予想される。現在1議席の自民は1人を公認、1人を推薦し2議席を狙う。

 自民現職の黒川氏は小集会にも足を運び、さらなる浸透を図る。社民県連幹事長で無所属現職の石川氏は、支持基盤の労組のほか企業回りも重ねる。無所属現職で民主推薦の西原氏は年末から街頭演説や支援者回り。無所属現職の古川氏は今月末に中村時広知事を迎えて総決起集会を開く予定で、県とのパイプを強調する。

 無所属新人の大石氏は自民が推薦。市議としての実績をアピールしている。【高谷均】

 ●西条市

 定数は4。前回トップ当選の青野勝氏が西条市長に転身し現在は欠員1。現職3人、新人3人による大激戦が見込まれ、今回の県議選の最注目区だ。

 自民現職の明比氏は、ミニ集会や小まめな支持者回りを続ける。地元の旧西条市以外も回る。自民現職の渡部氏は実績を強調、地元の東予・周桑地区を固めつつ旧西条市でも活動する。

 維新新人の森氏は、21日に江田憲司・党代表が来県予定。本部の支援を背に支持層固めを狙う。無所属現職の玉井氏は、支持基盤の労組だけでなく、保守層への浸透も図る。

 無所属新人2氏はいずれも西条市議からの転身を図る。近藤氏は地元漁協の推薦も受けて支持拡大を図る。塩出氏は今月からつじ立ちを始め知名度アップに注力している。【高谷均】

 ●今治市・越智郡

 定数は6。現職6人と新人2人が争う。自民現職は、本宮氏は農家を重点に、徳永氏がスポーツや障害者支援団体など、福羅氏は造船、海運関係の企業などに、それぞれ支持を訴える。民主現職の福田氏は連日、街頭演説を続けている。共産新人の井川氏は街頭演説で知名度向上を図る。社民現職の村上氏は連合愛媛の推薦を受ける。無所属現職で愛媛維新の会の越智氏は元今治市長の知名度を生かす。無所属新人の黒川氏は、生活の党の推薦が決まった。【伝田賢史】

==============

 ◇予想される顔ぶれ
 ●四国中央市

森高康行 57 県拉致議連長 自現

鈴木俊広 55 [元]衆議員秘書 自現

宇高英治 56 寝具販売業 無新

 ●新居浜市

黒川洋介 63 会社社長 自現

石川稔 59 医療生協参与 無現

西原司 36 福祉団体役員 無現

古川拓哉 36 PTA役員 無現

大石豪 39 新居浜市議 無新

 ●西条市

明比昭治 67 会社社長 自現

渡部浩 59 会社社長 自現

森夏枝 33 党県事務局長 維新

玉井敏久 51 四国電力社員 無現

近藤達也 52 漁業 無新

塩出崇 67 [元]県立高教諭 無新

 ●今治市・越智郡

本宮勇 61 農業 自現

徳永繁樹 45 団体役員 自現

福羅浩一 46 PTA連会長 自現

福田剛 45 党県副代表 民現

井川美千代 60 [元]看護師 共新

村上要 66 党県代表 社現

越智忍 57 [元]今治市長 無現

黒川美樹 38 農業 無新

2501チバQ:2015/03/19(木) 21:14:11
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk38010523000c.html
’15統一地方選:県議選の構図/2 中予 /愛媛
毎日新聞 2015年03月18日 地方版

 ◇松山・上浮穴、17人火花 伊予市は現新が一騎打ちか
 ●松山市・上浮穴郡

 定数は16。横山博幸氏が衆院議員に転じ欠員1。現職3人は今期で引退する。これまでの出馬表明は現職12人、新人5人の計17人。22人が乱立した前回選から一転、少数激戦となりそうだ。

 自民は現職7人のうち竹田祥一氏(79)が引退し、6人が臨む。西原氏は北条地区、寺井氏は農業団体に基盤を持つ。戒能氏は精力的にあいさつ回りをこなす。河野氏は久万高原町に地盤。三宅氏は20〜30人規模のミニ集会を重ねる。松尾氏は小野・久米地区に重点を置く。

 民主は元松山市議で県連幹事長の新人、松井氏が連合愛媛の推薦も受け挑戦。公明は現職3人が出馬予定。東部の笹岡氏、南部の木村氏、西部の中氏とすみ分ける。共産は現職の佐々木泉氏(64)が引退。後継新人の田中氏が昨年の松山市長選などに出馬した知名度を生かす。社民現職の逢坂氏は、女性議席の必要性を訴え連合愛媛も推薦。愛媛維新の会代表の横田氏は企業・団体回りに力。

 無所属では、前回トップ当選の現職、菊池氏が雄郡・石井地区で行事回り。新人の河上氏は三津浜地区、帽子氏は道後地区を拠点に活動。渡部氏は、引退する環境市民(1人会派)の阿部悦子氏(65)の後継として東温市議から転身を図る。【中村敦茂】

 ●東温市

 定数は1。3選を目指す自民現職の大西氏以外に動きはなく無投票の可能性がある。大西氏は敬老会や各団体の総会などに参加、後援会役員や各区長を回る。1日に事務所を開いた。【橘建吾】

 ●伊予郡

 定数は2。現在8期目の自民現職、山本敏孝氏(73)が引退。4選を目指す自民現職の住田氏と、山本氏の後継で自民公認を得た松下氏、松前町議から転身を狙う無所属の村井氏が争う。住田氏は農家へのあいさつ回りに注力。松下氏は山本氏や砥部町長が支援する。村井氏は支持者へのあいさつ回りで支持拡大を図る。【伝田賢史】

 ●伊予市

 定数は1。2013年4月の補選で初当選した自民現職の大西氏と、無所属新人で元伊予市議の平岡氏が立候補予定。出馬表明していた別の新人が今月に入り体調不良で断念。一騎打ちの構図となりそう。大西氏は企業や農協、漁協などを回り支持固めを図るほか、街頭演説にも力を入れる。平岡氏は連携する伊予市議らの応援を受けながら、街頭演説やミニ集会を繰り返して浸透を図る。【伝田賢史】

==============
 ◇予想される顔ぶれ
 ●松山市・上浮穴郡

西原進平 66 党北条支部長 自現

寺井修 63 農業 自現

戒能潤之介 52 [元]衆議員秘書 自現

河野忠康 64 [元]副議長 自現

三宅浩正 49 団体役員 自現

松尾和久 41 [元]衆議員秘書 自現

松井宏治 40 党県幹事長 民新

笹岡博之 59 党県代表 公現

木村誉 51 党県幹事長 公現

中政勝 60 党県副幹事長 公現

田中克彦 47 党地区委員長 共新

逢坂節子 64 党県副代表 社現

横田弘之 76 愛媛維新代表 愛現

菊池伸英 50 団体役員  無現

河上隆人 39 [元]参議員秘書 無新

帽子大輔 38 ホテル社長 無新

渡部伸二 55 環境団体役員 無新

 ●東温市

大西渡 68 [元]衆議員秘書自現

 ●伊予郡

住田省三 61 農業 自現

松下行吉 58 [元]砥部町課長 自新

村井慶太郎 56 松前町議 無新

 ●伊予市

大西誠 49 運輸会社社長 自現

平岡清樹 48 会社社長 無新

2502チバQ:2015/03/19(木) 21:14:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150319ddlk38010592000c.html
’15統一地方選:県議選の構図/3止 南予 /愛媛
毎日新聞 2015年03月19日 地方版

 ◇南宇和、定数1に3氏 宇和島・北宇和、5人が争う
 ●大洲市・喜多郡

 定数は2。自民現職の岡田、西田両氏以外に動きがなく、無投票の公算が大きい。自民県連幹事長代行の岡田氏は農林業を中心に組織を固める。旧長浜町長の西田氏は県政報告会を精力的にこなす。

 ●八幡浜市・西宇和郡

 定数は2。自民現職の清家俊蔵氏(66)は引退の予定。現職と2新人が立候補を表明し、さらに新人1人が出馬の準備を進めている。8年ぶりの選挙戦となる見込み。

 共産新人の遠藤氏は脱原発を掲げ、14日には党所属の参院議員を招いて演説会を開いた。愛媛維新の会副幹事長で無所属現職の梶谷氏は県政与党の立場で「南予に元気を取り戻す」と訴え、3選を目指す。無所属新人の高橋氏は元民主党衆院議員。一昨年の八幡浜市長選では落選した。保守系候補として挑む。

 ●西予市

 定数は1。前回は現職と新人の一騎打ちだったが、今回は再選を目指す無所属現職の兵頭氏以外に立候補の表明はなく、無投票となる公算が大きい。元西予市議の兵頭氏は前回選で若さをアピールし、自民現職を破った。中村知事とのパイプを強調し支持を固める。

 ●宇和島市・北宇和郡

 定数は4。自民現職4人と無所属新人1人が立候補を表明し、少数激戦が予想される。

 自民現職は、9選を目指す中畑氏が県議会議長や自民県連幹事長などの経歴をアピールし、支持組織を固める。赤松氏は農業を中心とした第一次産業の振興を強調。公明の推薦も受け5選を目指す。前回トップ当選の毛利氏は地盤の旧吉田町を中心に精力的にあいさつ回り。4選を目指す高山氏は林業など一次産業振興を訴え、鬼北町など北部地域を固める。

 前回2人が共倒れした民主は公認を見送り、推薦する無所属新人の二宮氏支援に注力する。二宮氏は「女性の力で南予を元気に」と訴える。枝野幸男・民主幹事長も来援した。

 ●南宇和郡

 定数は1。自民現職と無所属新人2人が立候補の準備を進めており、保守系の3人が1議席を争う見込み。

 自民現職の中田氏は防災・経済振興策としての高速道路の早期整備を訴え、3選を目指す。無所属新人の石川氏は「サラリーマン生活で得た人脈と経験を県政に生かす」と訴える。無所属新人で愛南町議の吉村氏は1999年に続く挑戦。医療充実を掲げる。【渕脇直樹】=おわり

==============

 ◇予想される顔ぶれ
 ●大洲市・喜多郡
岡田志朗 55 [元]県森連会長 自現

西田洋一 60 会社社長 自現

 ●八幡浜市・西宇和郡

遠藤綾 44 [元]機関紙記者 共新

梶谷大治 68 [元]会社役員 無現

高橋英行 43 [元]衆院議員 無新

 ●西予市

兵頭竜 38 会社役員 無現

 ●宇和島市・北宇和郡

中畑保一 65 党県副会長 自現

赤松泰伸 60 団体役員  自現

毛利修三 70 党県総務会長 自現

高山康人 48 県森連会長 自現

二宮美日 52 市民団体代表 無新

 ●南宇和郡

中田広 64 [元]西海町長 自現

石川秀夫 53 [元]会社員 無新

吉村直城 64 会社社長 無新

2503チバQ:2015/03/21(土) 19:54:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150320ddlk32010552000c.html
’15統一地方選:県議選の構図/上 松江、8年ぶりの選挙戦 仁多、邑智で無投票か /島根
毎日新聞 2015年03月20日 地方版

 統一地方選で実施される県議選の告示が4月3日に迫っている。12選挙区のうち、仁多、邑智の2選挙区は無投票の公算が高く、流動的な浜田選挙区を除く9選挙区では選挙戦となる見通しだ。定数37に対して49人が立候補に向けた準備を進めており、それぞれの地元ではあいさつ回りや総決起集会などが開かれ、熱の入った前哨戦が繰り広げられている。各選挙区の状況を2回に分けて紹介する。【曽根田和久、金志尚】

 2011年4月の前回選は14選挙区のうち、松江、出雲の両選挙区を含む8選挙区が無投票だった。八束選挙区(定数1)の東出雲町が11年8月に松江市、簸川選挙区(定数1)の斐川町が同10月に出雲市とそれぞれ合併し、選挙区も統合された。

 前回から定数は37で変わらないが、2010年の国勢調査に基づく選挙区の定数調整があった。出雲選挙区は旧簸川を含めて定数8から9に増え、雲南・飯石選挙区は定数3から2に減る。

 16日の立候補予定者説明会には49人が参加した。内訳は、現職31人▽元職3人▽新人15人。党派別では、自民18人▽民主4人▽維新1人▽公明2人▽共産3人▽諸派1人▽無所属20人。無所属のうち自民は5人、民主は6人、公明は4人、社民は5人を推薦する。

 ■安来市

 13年に参院議員に転身した自民の島田三郎が5期連続で維持していた議席が空き、無所属の3人による激戦が予想されている。各陣営とも当選ラインとみられる8000票以上を目指す。

 保守系で近藤宏樹・安来市長にも近い現職の嘉本は、県議会の自民党議連に所属する議員らが作る政策勉強会にも参加。安来選出の唯一の県議としての実績をアピールする。

 新人の田中は市議としての実績と、保守系の女性候補として議席獲得を目指す。

 市労働組合協議会の推薦を受ける藤原は、前回選で落選した民主元職の支援を受ける。NPO法人理事長として活動し、保守層を含めた幅広い支持獲得を狙う。

 ■松江市

 当初は2回連続の無投票も予想されたが、新人が出馬を表明。8年ぶりの選挙は少数激戦の様相となり、現職らは農業や建設などの業界団体、労働組合にも支援を要請する。8年前の最下位当選者の得票数は約5000票。各陣営とも積み上げを狙う。

 自民は現職の5人を公認。いずれも中堅・ベテランだが、支持者の高齢化もあり危機感を強める。新たに統合される旧八束選挙区を地盤にする元職、加藤を推薦した。

 民主は現職2人を公認し、岩田は事実上、初めての選挙戦。県職労が支援する白石を推薦する。旧八束選挙区で前回推薦し、当選した石原真一は1期で引退する。

 公明は5期務めた党県代表の三島治が引退し、新人の吉野が継承を狙う。共産は現職の尾村が4回目の当選を目指している。

 無所属新人の今岡は2月、無投票阻止を掲げて立候補を表明。自民党員でもあり、前回の松江市長選に出馬した川上大とも連携して支持拡大を図る。

 各陣営が注目するのは、旧八束選挙区の約1万人の票の行方。加藤だけでなく、8年ぶりの選挙戦に危機感を抱く現職らもこの地域での得票を狙う。

 ■出雲市

 自民公認の5人、民主、公明、共産の公認各1人、保守系で政党の推薦を受けない無所属3人の計11人が選挙準備を進め、攻防が激しい。

 ポイントとなりそうなのは、出雲選挙区で初めて候補を擁立する公明の動き。元出雲市議の遠藤を立て、支持母体の創価学会を中心とした票固めに力を注いでいる。それに対し、これまで公明票の受け皿となっていた保守系の各陣営は票の目減りを抑えようと組織の引き締めを図る。

 また、旧簸川選挙区が新たに統合し、旧斐川町域の約2万票の行方も注目される。自民現職、池田の地盤だが、地域の重なる無所属元職、矢野も出馬する。旧平田市を地盤にする無所属新人、高見も旧斐川町での活動を活発化させ、票の奪い合いが激化している。

 高見、民主現職の珍部、共産新人の大国はいずれも30代で、激戦の選挙区で中堅、ベテラン勢にどれだけ食い込めるかが注目される。大国は、知事選に出馬予定の萬代弘美の後任として党としての議席維持を狙う。(敬称略)

2504チバQ:2015/03/21(土) 19:54:51
>>2503

==============

 <県議選の立候補予定者>

 ■安来市3人(定数2)

嘉本祐一 51 英語教室代表 無現(1)

田中明美 50 化粧品販売業 無新

藤原常義 67 NPO理事長 無新

 ■松江市12人(定数11)

浅野俊雄 84 県農済連会長 自現(12)

細田重雄 77 県体協副会長 自現(12)

福田正明 66 漁業 自現(7)

五百川純寿 66 元議長 自現(6)

小沢秀多 65 松江柔連会長 自現(4)

角智子 60 党県副代表 民現(2)

岩田浩岳 39 党県幹事長 民現(1)

尾村利成 52 党県役員 共現(3)

白石恵子 65 県レク協顧問 無現(2)

加藤勇 62 会社社長 無元(1)

吉野和彦 51 党県役員 公新

今岡克己 61 IT会社役員 無新

 ■出雲市11人(定数9)

佐々木雄三 70 会社役員 自現(9)

森山健一 61 党県幹事長 自現(7)

原成充 70 党県総務会長 自現(6)

園山繁 58 会社社長 自現(3)

池田一 54 党県役員 自現(2)

珍部芳裕 37 党県代表代行 民現(2)

成相安信 62 会社役員 無現(8)

矢野潔 68 社福法人役員 無元(4)

遠藤力一 60 党県役員 公新

大国陽介 35 元市議 共新

高見康裕 34 料亭営業部長 無新

==============

 *名前、年齢、主な肩書、政党(無は無所属)、現職・元職・新人、当選回数

2505チバQ:2015/03/21(土) 19:55:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150321ddlk32010624000c.html
’15統一地方選:県議選の構図/下 各地で激戦の見通し 江津では「与野党対決」か /島根
毎日新聞 2015年03月21日 地方版

 20日に続いて県議選(4月3日告示、12日投開票)の選挙区ごとの現状を紹介する。【金志尚、曽根田和久】

 ■雲南市・飯石郡

 かつての大原、飯石の両郡域に分かれる選挙区。定数調整で定数が3から2に減る中、無所属3人が議席を争う。

 現職の足立は社民、民主から推薦を受け、連合島根のバックアップも受ける。地盤の旧大原郡を中心に回り、現職としての実績を訴える。

 自民、公明推薦の現職、山根は地盤の旧飯石郡と飯南町を精力的に回るが有権者数で旧大原郡より少なく、「高齢化で投票に行かない人も増える」(陣営幹部)と危機感は強い。1万票を最低ラインに積み増しを目指す。

 旧大原郡が地盤の新人、高橋は旧郡内でのあいさつ回りも2巡目。県議の任期途中で昨年亡くなった福間賢造の地盤である木次町など人口の多い地域を重点に置く。

 ■仁多郡

 自民現職、絲原が5選を目指す。他に動きはない。

 ■大田市

 3人が立候補を表明し、8年ぶりの選挙戦の見込み。

 自民現職、生越は企業や団体などを幅広く回り、若者の定住につながる雇用施策を主張する。民主元職、和田は昨年12月の衆院選に出馬するため県議を辞職。出身の市職労や後援会組織を生かし、県政復帰を狙う。新人の三谷は県内で初の維新公認。地盤がない中、街宣活動などを通じて「身を切る改革」を訴える。

 ■江津市

 3選を目指す自民現職、藤間に、社民、民主から推薦を受ける新人の山本が挑む「与野党対決」となりそう。

 藤間はミニ集会などで山陰道の早期全線開通への取り組みを訴えるなど2期8年の実績を強調。一方、山本は市議を4期務めた経験と、昨年12月の衆院選に出馬して得た知名度で対抗する。

 ■浜田市

 現職3人が立候補を表明。無投票の可能性があるが、出馬を検討している新人もいて流動的だ。

 自民の岡本は浜田港の活性化などを訴え、漁業、商業関係者らを中心に支持を呼びかける。同じく自民の大屋は連日ミニ集会を重ね、地域活性化の取り組みなどをアピール。無所属の須山は前回選で民主公認だったが、今回は民主、社民から推薦を受ける。

 ■益田市

 5人が立候補を表明。8年ぶりの選挙戦は、現職3人に新人2人が挑む激戦が予想される。

 自民現職、田中はかつて益田市長を務め、選挙戦を支えた後援会組織が健在。同じく自民現職、中島はミニ集会を50回以上開くなど、地盤の高津だけでなく他の地域にも浸透を図る。無所属現職、平谷は前回無投票だったため県議選は事実上初めて。民主、社民の推薦を受け、企業などの労組票にも期待する。

 共産新人、下寺は益田市議を約20年務めた経験などをアピール。無所属新人、松本は12年の市議補選で当選し、県議選にくら替え出馬する。地区ごとにミニ集会を開くなど支持拡大を図る。

 ■邑智郡

 7選を目指す自民現職、洲浜以外に動きはない。

 ■鹿足郡

 いずれも無所属で、現職の中村と新人の村上の一騎打ちの公算が高い。

 自民、公明推薦の中村は旧町村単位に残る後援会組織を活用し、支持拡大を図る。一方、自民党員の村上は、国会議員を務めた亀井久興に支援を要請し、保守票の切り崩しを狙う。

 ■隠岐郡

 無所属の現職、新人が激突する。

 吉田政は前回無投票で初当選し、今回が事実上、初めての選挙戦。自民、公明から推薦を受け、党西郷町支部長を務める。一方、吉田雅は社会福祉法人理事長を務め、福祉を重点施策に掲げる。(敬称略)

==============

2506チバQ:2015/03/21(土) 19:56:07
>>2505
<県議選の立候補予定者>

 ■雲南市・飯石郡3人(定数2)

足立昭二 59 団体役員 無現(1)

山根成二 64 自民党県役員 無現(1)

高橋雅彦 62 農業 無新

 ■仁多郡1人(定数1)

絲原徳康 67 会社社長 自現(4)

 ■大田市3人(定数2)

生越俊一 58 農業法人役員 自現(1)

和田章一郎 67 党県代表   民元(3)

三谷健 56 会社員 維新

 ■江津市2人(定数1)

藤間恵一 64 市安協副会長 自現(2)

山本誉 57 元市議 無新

 ■浜田市3人(定数3)

岡本昭二 68 県体協副会長 自現(5)

大屋俊弘 63 党浜田支部長 自現(4)

須山隆 53 市職労役員 無現(2)

 ■益田市5人(定数3)

田中八洲男 71 元市長 自現(3)

中島謙二 58 歯科医師 自現(2)

平谷昭 68 元市議 無現(1)

下寺共子 72 元小学校教諭 共新

松本正人 63 元市議 無新

 ■邑智郡1人(定数1)

洲浜繁達 74 元党県幹事長 自現(6)

 ■鹿足郡2人(定数1)

中村芳信 61 郡体協会長 無現(4)

村上定陽 43 会社役員 無新

 ■隠岐郡2人(定数1)

吉田政司 67 漁業 無現(1)

吉田雅紀 56 社福法人役員 無新

 ※名前、年齢、主な肩書、政党(無は無所属)、現職・元職・新人、当選回数

2507チバQ:2015/03/25(水) 19:21:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150325ddlk31010672000c.html
’15統一地方選:知事選、あす告示 現職・平井氏、3党で主導権争いも 新人・岩永氏、出遅れて共産色鮮明 /鳥取
毎日新聞 2015年03月25日 地方版

 任期満了に伴う知事選(4月12日投開票)が26日告示され、統一地方選が始まる。3選を目指す現職の平井伸治氏(53)=自民、民主、公明推薦=と、新人で共産党県委員会書記長の岩永尚之氏(58)=共産推薦=の2人が立候補を予定している。投開票は4月3日告示の県議選と同じ12日。【高嶋将之】

 4月21日には日吉津村長・村議のダブル選と日野と日南町議選が告示され、いずれも26日投開票される。

 知事選の立候補の届け出は26日午前8時半〜午後5時、県庁1階の講堂。第一声は平井氏が午前8時40分から鳥取市戎町、岩永氏が午前9時から同市永楽温泉町の事務所でそれぞれ行う予定。

 「県民参画基本条例を制定したが、共産党は反対した」。21日に鳥取市で開かれた知事選立候補予定者の公開討論会で、平井氏は過去の県議会での採決を持ち出し、共産党県委員会役員の岩永氏を「反対勢力」と印象付けようとした。一方、岩永氏は「集団的自衛権の行使容認などを(平井氏に)問うても答えがない。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、消費増税なども国民の重大関心事だ」と主張。議場で繰り返されてきた知事と共産党議員の応酬と同じような展開になった。

 平井氏は県内4市長や自公民の3党から要請を受けて昨年11月に立候補を表明。「県民党的立場」を掲げ、15町村長でつくる県自治同志会や農協、連合鳥取など30以上の団体から推薦を受ける。週末開かれる県議の事務所開きや集会に顔を出すなど露出に余念がない。

 今回は初めて国政与野党の3党が相乗り。無所属の県議らも含めて支える構図には「オール与党体制」との批判もあるが、平井氏を支持する県議らは「(知事の施策を)無批判に受け入れてはいない」と口をそろえ、一定の距離感を強調する。

 一方、平井氏が東京出張中だった1月15日、公明党が3党の中でいち早く推薦を発表した。これに慌てた自民党県連は党本部で未発表だったその日夕方、急きょ「推薦内定」を発表。自民党県議は「足並みをそろえようと話していたのに、けしからん」と不快感をあらわにした。「平井さんは本当は自民党の候補」(自民党県連幹部)との本音も漏れる中、県議選では競合する3党の主導権争いも交錯する。

 岩永氏を擁立するのは過去の知事選と同じく「明るい民主県政をつくる会」(明るい会)だ。共産党県委員会の他、前回と前々回選に立候補した山内淳子氏が会長を務める新日本婦人の会県本部、県労連など13団体で構成する。当選できるだけの支持を広げるには共産党の色を薄める必要が指摘されるが、岩永氏は党公認で国政選挙に6回立候補した党県委員会幹部だ。

 選定・発表は今月9日。前回選でも3月15日とずれ込んだが、今回も今年に入るまで具体的な検討を始めず出遅れを繰り返した。立候補表明の記者会見後、党県委員会の幹部は「節目ごとに県政の検討をしてきていたら良かったとは思う」と反省。党県委員会外の人物も一時候補に挙がったが「政策が合わない」として断念し、過去にも知事選と鳥取市長選に挑んだ経験と知名度で岩永氏を担いだ。

 党公認以外で立つ選挙は初めての岩永氏は「13の団体に推された『共同』の戦いを広げていきたい」などと話し、支持を広げようと工夫する。【高嶋将之】

2508チバQ:2015/03/26(木) 19:58:32
http://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/feature/CO014811/20150324-OYTAT50077.html
<統一選>戦いのプレリュード 知事選15
<上>3選へ盤石 緩み警戒
2015年03月25日 05時00分
会場の出口で来場者らと握手する溝口(21日、奥出雲町で)
会場の出口で来場者らと握手する溝口(21日、奥出雲町で)

 「住みやすく、活力のある地方の先進県・島根に向け、全力を挙げる」

 21日、知事の溝口善兵衛(69)は奥出雲町三成の集会で、約400人を前にそう力を込めた。2期8年間で約130件の企業誘致を実現した実績などを饒舌じょうぜつに語り、同じ壇上に並ぶ県議を「次の議長に最も近い方」と持ち上げた。

 その余裕の背景には、溝口を取り巻く盤石な支援態勢がある。自らの後援会には、会長の県経済同友会代表幹事の宮脇和秀を筆頭に、JAしまね会長や県建設業協会長ら地元経済界のそうそうたる面々が、幹部として名を連ねる。自民党県連が全面的にサポートし、今回の選挙では、前回選並みの約180団体からの推薦を見込んでいる。

 溝口の動きも早く、事務所開きを行った2月以降既に、公務の合間を縫って県内のほぼ全域を回った。集会の各会場では、終了後に出口に立って来場者を見送り、姿勢を低くして一人一人と握手を交わす。こうした様子に党県連幹部は「知事選で波乱は起きない」と大差での勝利を確信する。



 ただ、溝口を後押しする党県連が当初から一枚岩だったわけではなかった。

 溝口の政治姿勢に対しては、かねてから不満がくすぶっていた。昨年6月の県議会本会議では、ベテラン県議の質問に、溝口がはっきりと方針を示さず、「検討します」を連発。その姿にいらだった県議が「今まで執行部が検討すると、大体(実現)しない」と、公然と苦言を呈する場面もあった。

 昨秋には、県議会11月定例会が間近に迫っても一向に選挙に臨む態度を明らかにしない溝口に、党県連内に不信感が広がった。その姿勢を疑問視する一部県議を中心に、一時、別の候補者擁立を視野に入れた<分裂>の可能性さえささやかれた。

 だが、11月に溝口が立候補を正式表明すると、不満は一気に影を潜める。

 「今の段階で現職を超える対抗馬がいない」

 特定組織を持たない“一匹狼”の溝口だが、財務官僚時代から親交を深めてきた経済界や中央政界が後ろ盾となり、党内に渦巻く批判をかき消した。

 昨年11月の沖縄、今年1月の佐賀の両県知事選で自民党推薦候補が相次いで敗北したことも、党県連内の結束を強め、溝口には有利に働いた。

 自民に分裂の兆しがあるとみて、知事選立候補の準備を水面下で進めていた島田二郎・前安来市長(61)の支持者の一人は「自民党県連は連敗の危機感から引き締めが強まり、内情を探ろうにも関係者への接触が難しくなった。瞬く間に外堀は埋められた」と振り返る。



 前回選を超える得票を目指して、順風満帆に進むかに見える溝口。ただ、それだけに「緩み」を警戒する声は少なくない。14日に浜田市で開かれた会合では、党県連会長の竹下亘復興相が、同席した溝口に視線をやり、こうクギを刺した。

 「勝つべき選挙できちんと勝つのは、意外に難しい。溝口さんには『圧倒的』な勝利を求めたい」(敬称略)

2015年03月25日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2509チバQ:2015/03/26(木) 19:58:49
http://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/feature/CO014811/20150325-OYTAT50032.html
<統一選>戦いのプレリュード 知事選15
<下>現職批判票 獲得カギ
2015年03月26日 05時00分
支持者から激励の花束を受け取る萬代(右、16日、松江市で)
支持者から激励の花束を受け取る萬代(右、16日、松江市で)

 「国の言いなりではなく、国に対してしっかりものを言う県政にしたい」

 共産党公認で知事選に立候補を予定している新人の党県常任委員・萬代ばんだい弘美(65)は16日に松江市袖師町で行われた事務所開きで、集まった支持者を前にきっぱりと言った。

 萬代が念頭に置いているのは、主に原発政策だ。中国電力が再稼働を目指す島根原発2号機が安全審査中であることや、国のエネルギー基本計画で原発の位置付けが定まっていないことなどから、態度を明確にしない現職を「国任せ」と批判。「県民の命を守る立場の県が、率先して原発ゼロを決断するべきだ」と主張する。

 萬代はこれまで、毎週金曜の夕方に反原発団体が県庁前付近で行っているパレードにも、積極的に参加してきた。こうした団体とも連携して、福島での事故後に広がった原発への不信感を票に取り込もうと、躍起になっている。



 だが、立候補の表明は出遅れた。党県委員会が候補者探しを始めたのは昨夏。当初は党派にこだわらず、原発に反対する層の支持を広く集めようと、無所属候補を推薦する形で擁立できないかを探った。大学教授や弁護士ら複数に打診したが色よい返事はもらえず、今年2月に結局、萬代を党公認候補として擁立することを決めた。

 白羽の矢が立ったのは、若手に後を譲ろうと本人が県議を辞する予定だったことに加え、出雲市議5期、県議1期という豊富な経験があったからだった。

 市議時代には、障害者医療助成の市独自の制度作りに尽力。県議時代にも、福祉医療費の1割負担導入を県に見直させた。国民保険料などの滞納者に対する県による差し押さえ実態の調査にも力を注いだ。

 党県委員長の後藤勝彦は「議員としての経験の豊富さ、実績は抜群。人当たりも良くて親しみが持て、女性票も期待できるだろう」と人選に自信を深める。



 萬代が立候補を表明した時点で、それまで出馬の構えを見せていた新人2人は、既に立候補を断念していた。となると、萬代と現職との一騎打ち。「むしろ、対決の構図が分かりやすくなり、プラスだ」。後藤は、ほかに立候補者が出ない選挙戦となることを歓迎する。

 陣営では、現職批判を強める戦術をとる。原発以外に、消費税増税や環太平洋経済連携協定(TPP)の問題でも、「国任せの姿勢が目立つ」と強調する。県予算でも、民生費の割合が全都道府県で最下位(2011年度)の一方、土木費が上位5番目(同)であることを「ゆがんだ配分」とする。

 萬代はこれまで、県議選で党公認候補を立てる予定の松江、出雲、益田地区を中心に、あいさつ回りなどを精力的に展開してきた。有権者数の多いこれらの地区で、少しでも票を上積みしようとしている。

 「現職に批判的な人は無党派に多い。無党派の人たちに我々の政策を理解してもらい、党派を超えて、どれだけ現職の批判票を取り込めるかがカギ」と、後藤は力を込める。

(敬称略)

2015年03月26日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2510チバQ:2015/03/27(金) 07:53:55
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150326-OYTNT50119.html
【統一選15】直島町議選定数割れ危機
2015年03月27日
定員割れの可能性が出ている直島町議会の議場
定員割れの可能性が出ている直島町議会の議場

 ◇定数10に予定者8 欠員2なら再選挙

 4月の統一地方選で実施される直島町議選で、立候補者が不足する可能性が高まっている。定数10に対し、出馬を準備しているのは8人。このまま4月21日の告示日を迎えた場合、欠員2を争う再選挙が必要になる。背景には、過疎・高齢化など地方の現状が見えてくる。(福永正樹)

 20日行われた立候補予定者説明会。出席したのは現職8陣営にとどまった。新人の姿はなく、欠席した現職2人は「年齢的に限界」と引退する意向だ。

 今のままだと、8人は無投票当選となるが、当選者の不足が定数の6分の1を超えるため、公職選挙法の規定で50日以内に再選挙を行うことになる。県選管によると、記録が残る1975年以降、県内で定数割れによる再選挙が実施された例はない。

 「アートの島」として世界的に知られる直島町。国内外から年間約40万人が訪れるが、人口は3141人(2月末現在)で、ピークの1959年の4割に減った。その35%が65歳以上。議員の最年少は55歳で、ほか9人は60歳以上だ。

 引退を決めた大谷智子議員(75)は、唯一の女性議員。後継擁立に動いたが、仕事や子育てを理由に断られたという。「住民の声を行政に届ける大切な仕事。ぜひ新しい人に出てほしい」と気をもむ。

 町は婚活支援や、町内に社宅を建てる企業への助成など、若者の定住に向けた取り組みを急ぐ。町議選の行方に、浜中満町長も「首長と議会は『車の両輪』。ともに難題に挑んでほしいのに、手を挙げる人が少ないのは残念だ」と話す。

 同町議選は、2007年の前々回、戦後初めて無投票となったが、11年の前回は13人が立った。今回、出馬の動きが低調な理由として、報酬面を挙げる関係者も少なくない。

 町が財政難にあえぐ中、町議会は12年4月、独自に経費節減を検討。県内自治体で最低だった議員報酬をさらに15%引き下げ、月額19万1000円(議長など除く)とした。

 ボーナスを含む年額は286万3000円で、職員の平均年収のほぼ半分。ある現職は「年金や兼業収入がないと、生活できない」と漏らす。

 全国町村議会議長会の会長を務める蓬よもぎ清二議長は「地方創生の時代に議員の職責は重い。最後は自分が(出馬を)説得して歩かないといけないかもしれない」と厳しい表情を見せた。

 ◇報酬減や年金廃止要因 栃木や京都でも

 議会の担い手不足は、各地の町村で表面化している。

 栃木県芳賀町は、前回統一選で定数16に対して出馬が15人にとどまり、初めて定数割れ。その後、定数を2減した。伊豆諸島に位置する東京都神津島村は、前回統一選後に欠員2が生じたが、2度の補選で1人しか埋まらず、今回から定数を2減の8にする。

 京都府伊根町も昨年11月の町議選(定数10)で立候補者が9人にとどまった。

 対策に動く議会も。長崎県小値賀町議会は今月、若手の立候補者を増やそうと、月額18万円の議員報酬を50歳以下に限り30万円に引き上げる条例案を全会一致で可決した。

 全国町村議会議長会によると、「平成の大合併」やその後の定数削減で、町村議の定数は2004年の3万6072人から、昨年7月には1万1485人へ3分の1に減っている。その中で定数割れが相次ぐ。

 関西学院大法学部の山田真裕教授(政治学)は、要因として▽議員報酬の削減や議員年金の廃止で、専業では務まりにくくなった▽過疎化で地域おこしに熱意を持つ若者が減った▽定数削減で当選ラインが上がり、合併自治体では活動範囲も広がって新人の負担が大きい――などを指摘。「地域の将来を議論すべき政治の担い手不足は、地方自治の危機だ」と話している。

2511チバQ:2015/03/29(日) 11:44:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150328ddlk34010565000c.html
’15統一地方選:広島市長選 あす告示 土砂災害復興、被爆70年… 課題山積 現新計5人立候補か /広島
毎日新聞 2015年03月28日 地方版

 任期満了に伴う広島市長選は29日、告示される。これまでに現職と新人の計5人が立候補を表明。広島土砂災害からの復興や被爆70年を迎える平和行政のあり方、さらに財政再建など市政を取り巻く課題は多く、4月12日の投開票日に向けた候補者の論戦が本格化する。【加藤小夜】

 これまでに立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、再選を目指す現職の松井一実氏(62)▽サンフレッチェ広島前社長の小谷野薫氏(52)▽広島民主商工会前事務局長の河辺尊文氏(60)▽横浜市の駐車場管理業、荒木実氏(72)▽元飲食店経営、橋本征俊氏(34)−−の5人。

 松井氏は前回の自民、公明両党に加えて、民主党と連合広島からも推薦を受けた。「世界に誇れるまちづくり」を掲げ、市政の継続と取り組みの加速化を訴える。土砂災害を契機とした防災、減災のまちづくりも主張する。

 小谷野氏は市民球場跡地へのサッカーや音楽イベントが開ける多目的スタジアム建設を前面に打ち出すほか、安佐市民病院(安佐北区)の現地建て替えなどで現職との政策の違いを強調。無党派層への幅広い浸透を図る。

 共産党の推薦を受ける河辺氏は、住民団体や労働団体を中心に運動を展開。広島高速5号線や広島駅周辺の再開発などを「無駄遣いだ」として見直し、代わりに福祉や暮らしに密着した事業を充実すべきと訴える。

 荒木氏は、核兵器廃絶と戦争のない世界の実現、平和政策を中心に掲げる。橋本氏は、経済振興と環境保護の両立が可能な循環型都市を目指そうと訴える。

2512チバQ:2015/03/29(日) 11:45:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150326ddlk34010711000c.html
117万人の選択:’15広島市長選/上 広島土砂災害 復興ビジョン、十分な説明を /広島
毎日新聞 2015年03月26日 地方版

 ◇被災者冷ややか「誰も責任取らない」
 「被災地域を災害に強い安全なまちによみがえらせます」

 昨年8月の広島土砂災害を受けて、広島市が25日発表した「復興まちづくりビジョン」に掲げた基本方針の一文だ。被災地での住宅再建を柱とした市の復興計画だが、被災者たちの反応は冷ややかだった。

 安佐南区緑井7の町内会「八敷福祉会」の関本正隆会長(70)は、「今もどれだけ避難世帯数がいるのかさえつかみようがない……」と困惑する。約600世帯で構成した町内会は、土砂災害で多くの家屋が土石流の被害に遭い、10人が亡くなった。土石流の不安から自宅に戻れない住民もおり、今も町内には空き家が目立つ。

 さらに国が進める砂防ダムの建設計画では、町内の約20軒が立ち退きの対象となった。無職の中丸益好さん(71)は「ダムの必要性は分かるが、30年以上暮らした自宅を手放すのは辛い」と話す。

 縦割りの行政にも苦労している。義援金などの支給手続きは市、立ち退き交渉は国と対応窓口が別れるため、中丸さんは「自分の担当でなければ、何を言っても無駄。誰も責任を取ろうとしない」と憤る。

 復興ビジョンには、被害の大きかった八木・緑井両地区に幅16メートルの広域避難道路を5〜10年で整備する計画が盛り込まれた。整備予定地には160軒程の家屋があり、立ち退きとなる可能性もある。地元住民からは「自宅に戻れない人がいるのに、復興なんて絵空事だ」との声が上がる。

 安佐南区八木4の「八木ケ丘町内会」では、民間団体から寄付を得て独自に防災サイレンと雨量計を設置した。土砂災害では避難勧告発令の遅れが指摘されるなど、市の初動対応をめぐる問題点が浮き彫りになっただけに、奥迫信治会長(77)は「二度と犠牲者を出さないためには、市の対応だけに任せてはいけない」と強調する。市が24日に発表した地域防災計画についても「住民が理解できるように、十分な説明が必要」と指摘する。市に求められているのは、被災者目線での復興支援だ。

    ◇

 広島市長選の告示が29日に迫った。現在の市政の課題を探った。

2513チバQ:2015/03/29(日) 11:45:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150327ddlk34010579000c.html
117万人の選択:’15広島市長選/中 市民球場跡地 解体3年、決まらぬ活用策 /広島
毎日新聞 2015年03月27日 地方版

 ◇盛り上がらぬ議論
 周囲約600メートルにわたり、広島市民球場跡地(中区)を取り囲む高さ3メートルの鉄製フェンスが今年2月、一部網目状のものに取り換えられた。大通りからでも中の様子が見えるようになり、跡地を管理する市緑政課は「イベントでのにぎわいづくりを市民に理解してもらいたい」と話した。

 市は2013年9月から、球場跡地を無償で民間にイベント会場として貸し出している。これまでに29件のイベントが開かれ、計100万人以上が訪れた。市はにぎわいづくりをアピールするが、球場の解体から3年以上が経過しながら、今も跡地の活用策は決まっていない。「もったいない話だよ。これだけの一等地が遊んでいるなんて」。前を通りかかった会社員の男性(44)はつぶやいた。

 球場跡地を巡っては、11年4月に就任した松井一実市長が、折り鶴の展示施設など秋葉忠利前市長が示した利用計画案を白紙撤回し、検討委員会を設置した。しかし、13年1月にサッカー専用スタジアムの早期建設を求める約37万人分の署名が市や県に提出されたことを受けて、活用策を一旦棚上げ。県や経済界など関係機関とサッカー専用スタジアム建設に向けて設置した協議会は、球場跡地とみなと公園(南区)の2カ所を候補地に選んだ。市と県、広島商工会議所が協議し、今夏には結論を出す予定だ。

 その一方で市は今年1月、市議会特別委員会で球場跡地に屋根付きイベント広場を整備する計画案を発表した。スタジアム候補地の協議が大詰めを迎える中、市は「(球場跡地が)候補地になった場合に比較検討するため」と説明するが、特別委を傍聴した東区の配送業、三宅富夫さん(53)は「既に結論ありきなのに、市はそれを隠そうとしているようだ」と不満を漏らす。

 市長選を目前にしても、立候補予定者の一人が「多目的スタジアムの建設」を掲げる以外、跡地利用の主張は聞こえてこない。活用策を市に提案してきた市民グループ「球場跡地利用市民研究会」代表の古池周文さん(48)は、盛り上がらない議論に危機感を募らせる。「市民球場跡は、市民が主役として集う場所でなくてはならない。市には、そのための協議を重ねてほしい」

2514チバQ:2015/03/29(日) 11:46:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150328ddlk34010579000c.html
117万人の選択:’15広島市長選/下 かき船移転問題 「慰霊」「観光」で立場割れ /広島
毎日新聞 2015年03月28日 地方版

 ◇被爆地のあり方問う
 今月23日、県被団協の坪井直理事長(89)と、もう一つの県被団協の大越和郎理事長代行(74)が広島市役所で顔をそろえた。分裂した両被団協のトップが並んだ“異例”の記者会見で、大越理事長代行が口火を切った。「広島の行政が、平和の問題として考えていないことが情けない」

 両被団協が指摘する「平和の問題」とは、カキ料理を主に和食で提供する「かき船」を原爆ドーム(中区)近くに移転する計画のことだ。被爆70年を前に浮上した移転計画に、「慰霊の場にふさわしいのか」と議論が起きている。

 かき船は現在、ドームから平和大橋をはさんだ元安川の下流約1キロにある。台風時に流され橋に衝突するなどしたため、川を管理する国土交通省中国地方整備局が移転を指導してきた。整備局は昨年11月、ドームに近い元安橋のたもと一帯を営業区域として認め、店側は翌月、河川の占用許可を受けた。今は工事許可を待つ段階だ。市は「かき船は広島の食文化で、観光客をひきつける魅力的資源」として、移転を推進する立場を取る。

 移転先は近くに原爆犠牲者の慰霊碑もあり、ドームの景観を守る緩衝地帯(バッファーゾーン)に当たる。被爆者や市民らは今年1月、「かき船問題を考える会」を結成し、公開討論会などを開いてきた。市に移転再考を求める署名は約3万7000筆にのぼり、世界遺産候補地を調査する「国際記念物遺跡会議」(イコモス)の国内委員会が懸念を表明し、移転見直しの声を上げたことで、さらに注目が集まった。

 ドームを取り巻く景観論争は、今回が初めてではない。市は1995年、世界遺産登録に合わせてドーム周辺を緩衝地帯に定め、建築基準を定めた要綱を策定したが、2006年に付近に完成した高層マンション建設をめぐって市民の反対運動が起きた。市は昨年、ようやく法的拘束力を持った市景観計画をまとめたが、「かき船は景観計画の対象外。ただ、目立つ看板をつけないなど配慮いただいている」と説明する。

 坪井理事長は、かき船移転を認めようとする市を「経済優先で、ヒロシマの心を理解していない」と批判する。犠牲者を悼み、祈りをささげる場所である平和記念公園や原爆ドームを、どのような形で維持していくべきか。かき船移転には、被爆地ヒロシマのあり方が問われている。

(この企画は加藤小夜と石川将来が担当しました)

2515チバQ:2015/03/30(月) 01:33:08
http://www.sankei.com/west/news/150329/wst1503290056-n1.html
2015.3.29 22:26
【統一地方選】
広島市長選“因縁の対決”…「スタジアム建設」「土砂災害」、争点浮上もかみ合わぬ論戦





(1/2ページ)

サッカースタジアムの建設候補地となっている旧広島市民球場跡地。建設の行方が広島市長選の争点の一つになっており、この日も街頭演説が行われた=29日午前、広島市中区
 無所属の5人が立候補した29日告示の広島市長選。現職で再選を目指す松井一実氏(62)に対し、新人でJリーグ・サンフレッチェ広島の元社長、小谷野薫氏(52)は、広島の活性化に向け、サッカースタジアム建設の必要性を強く訴えた。松井氏への批判が相次いだ昨年8月の土砂災害をめぐる対応も争点の一つだが、論戦がかみ合っているようにはみえない。

 小谷野氏は、市中心部の公園で第一声を終えると、スタジアム候補地の一つになっている旧広島市民球場跡地(同市中区)前で街頭演説。「市民球場がなくなってから、広島市の中心部が少しずつ寂れていくのを実感する」と、街の活性化のためにはスタジアム建設が欠かせないと強調した。

 スタジアムは、小谷野氏が社長を務めていたサンフレッチェ広島が、平成25年にJリーグを連覇したことで建設に向けた機運が上昇。これに対し松井氏が連覇の前に「2位でいてくれた方が(建設に向けた議論の)時間的余裕が生まれる」との趣旨の発言をし、陳謝した経緯がある。

 スタジアム建設について「事務方での結果を踏まえ、県などとの4者トップ会談で決める」との考えを繰り返してきた松井氏は、この日の第一声ではスタジアム建設について触れず、争点として正面から議論する姿勢はみせていない。

 一方、74人の死者が出た昨年8月の土砂災害をめぐり、災害当日の登庁時間が遅いとして松井氏への批判が相次いだ。対立候補からはこの点を追及しようとする動きもあるが、松井氏は批判には触れず、第一声では「安全、安心の確保をしっかりやる」と述べるにとどめた。

 市長選には、他に執筆家の荒木実氏(72)、元飲食店経営の橋本征俊氏(34)、共産推薦で市民団体役員の河辺尊文氏(60)の3新人も立候補している。

2516チバQ:2015/03/30(月) 18:38:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150330ddlk34010362000c.html
’15統一地方選:広島市長選告示 継続か刷新か、現新5人 土砂災害復興など争点 /広島
毎日新聞 2015年03月30日 地方版

 任期満了に伴う広島市長選(4月12日投開票)は29日告示され、現職、新人計5人が立候補を届け出た。広島土砂災害からの復興策や、被爆70年となる被爆地・広島の核兵器廃絶に向けた取り組みのほか、いまだ決まっていない旧市民球場跡地(中区)の活用方策、人口減少時代を迎えたまちの将来像などを争点に、現市政の継続か刷新か、市民に問う14日間の選挙戦がスタートした。【加藤小夜】

 立候補したのは、届け出順に現職の松井一実氏(62)▽横浜市の駐車場管理業、荒木実氏(72)▽サッカーJ1・サンフレッチェ広島前社長、小谷野薫氏(52)▽元飲食店経営、橋本征俊氏(34)▽広島民主商工会前事務局長、河辺尊文氏(60)の計5人。いずれも無所属での出馬だった。

 主要政党の動向は、自民、公明に加え、前回別候補の支援に回った民主も松井氏を推薦し、与野党相乗りで応援する。前回公認候補を擁立した共産は、河辺氏を推薦した。維新、社民は自主投票を決めている。

 28日現在の選挙人名簿登録者数は、94万8464人(男45万3927人、女49万4537人)。

 ◇原爆慰霊碑に思い伝え献花
 ○…被爆70年に向けて広島を導くリーダーを決める選挙とあって、各立候補者たちも原爆慰霊碑に足を運び、平和への思いを新たにした。出陣式を前に献花に訪れた立候補者は「出陣の前の心穏やかな時に、被爆された方の慰霊をしたかった。これまで以上に平和を伝えていきたい」と述べた。別の立候補者も「争いのない世界を真剣に考えてもらえる、そんな仕掛けを広島から発信したい」と誓った。

 ◇土石流現場で「被災者と共に」
 ○…広島土砂災害の復興施策も焦点となる今回の市長選では、第一声で被災者支援や防災対策を訴える立候補者の姿が目立った。安佐南区八木3の被災地を訪れた立候補者の一人は、土石流が家屋を押し流した現場に献花すると、その場にひざまずいて両手を合わせた。「ここに来ると言葉がない。痛みも苦しみも分かち合いながら、被災者と共に歩んでいく覚悟だ」と話した。

==============

 ◆選挙事務所

 ◇松井一実候補
 中区紙屋町2の2の2紙屋町ウツミ屋証券ビル(082・569・6614)

 ◇荒木実候補
 設置せず

 ◇小谷野薫候補
 中区立町6の13立町ビル1階(082・240・3911)

 ◇橋本征俊候補
 中区紙屋町1の4の25サエキビル3階

 ◇河辺尊文候補

 中区大手町5の6の12(082・545・8410)

==============

 ◇おことわり
 選挙期間中は公正を期すため、写真から政党名や候補者名などを消す場合があります。

2517チバQ:2015/03/31(火) 20:49:18
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150330000114
選択のとき 県議選を前に(上)丸亀、坂出、さぬき、木田
2015/03/30 09:35

 統一地方選のトップを切る県議選(4月3日告示、同12日投開票)は、投票まであと2週間。県内13選挙区は、複数の現職、新人がしのぎを削る丸亀市や東かがわ市、久しぶりの選挙戦が予想される善通寺市などで前哨戦が熱を帯びてきた。その一方で、常に激戦を展開してきた高松市は立候補表明者が定数ちょうどのままで、史上初の無投票の可能性が高まっている。注目選挙区の情勢を探った。

丸亀(定数4)現職、元職、新人が混戦
 4議席をめぐり現職、元職、新人の7人がつばぜり合いを演じ、今県議選の「最激戦区」となった。

 現職は自民の山田正芳、香川芳文、新井由泰の3人と社民の米田晴彦。元職は元県議会議長の山本直樹が返り咲きを狙う。新人では、共産の土岐一郎と、2013年の県議補選で次点だった保守系の浜西和夫が立候補を表明している。

 山田は地盤の市北東部を中心に、南部への支持拡大にも努める。香川は強固な地盤の旧飯山、綾歌地区を徹底して固める戦術。市北西部が地盤の新井は、前市長の父親の人脈も生かし、あいさつ回りに奔走。共産新人の出馬で危機感を強める米田は、労働組合などの支持層固めに汗を流す。

 山本は県議6期のキャリアをPRして幅広い浸透を図り、土岐は党支持層に加え、現県政批判票の取り込みで上積みを狙う。浜西は中小企業の若手経営者らに支持を訴えている。

 各候補とも「人口が多い南部の郡家、垂水、川西地区での得票が鍵」とみており、取り込みに躍起だ。

坂出(定数3)
 尾崎道広、有福哲二、西川昭吾の3現職と、新人の山条真嗣が出馬を予定しており、3回連続で同じ顔合わせとなりそうだ。

 尾崎は地盤の市中心部や島しょ部で精力的に県政報告会やあいさつ回りを重ねる。有福は有権者の多い市東部の地盤を徹底して固めつつ、全域への支持拡大を図る。自民を離党し無所属で臨む西川は、市南西部や、前回得票率が高かった宇多津町を中心に支持層をまとめる。初議席を狙う山条は、市東部を軸に、福祉団体などへの浸透を図っている。

さぬき(定数2)
 白井昌幸、十河直の自民現職2人に対し、民主が現さぬき市議の木村篤史を擁立し、初の議席をうかがう。8年ぶりの選挙戦。

 8選を目指すベテランの白井は、有権者の多い海手の地盤・志度、津田地区をくまなく歩き、手堅く票を固めている。十河は長尾、大川、寒川の旧山手3町を中心に会合などにこまめに顔を出し、地域代表として議席の死守に懸命だ。さぬき市議から転身を期す木村は、旧長尾町出身。党選出国会議員の支援も受け、世代交代をアピールする。

木田(定数1)自民と民主系一騎打ち
 3選を期す自民現職の松原哲也に、民主が推薦する無所属新人の友保陽子が挑む。自民から除名された三木町長が友保支援を公言しており、注目の選挙区。
 松原は地盤の三木町中心部を軸にあいさつ回りで支持を固めている。「1人区は落とせない」と党県連からの応援も次々に入り、票の掘り起こしに努める。
 初挑戦の友保は、女性目線による県政の活性化が訴えの中心。地元の井戸地区のほか、子育て支援団体など女性のグループへ支援を呼び掛けている。

(文中敬称略)

2518チバQ:2015/03/31(火) 20:49:42
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150331000122
選択のとき 県議選を前に(下)善通寺、東かがわ、仲多度1、仲多度2
2015/03/31 09:36

善通寺(定数2)17年ぶり選挙戦予想
 自民現職の辻村修、社民元職の高田良徳、無所属新人の三浦敦司が立候補を表明している。長らく自民と社民が1議席ずつを分け合う「無風状態」が続いてきたが、1998年の補欠選挙以来、17年ぶりの選挙戦が予想されている。

 党議員会幹事長を務める辻村は、初当選した補選以来の選挙戦。久しぶりの「実戦」に備え、後援会組織を引き締めつつ、こまめに市内を回っている。

 高田は、連合香川の推薦を受け、社民・民主支持層をまとめる。昨年末に県議を辞職して衆院選に出馬しただけに、「逆風はある」と支持固めに躍起だ。

 知名度アップが課題の三浦は、元市議を後援会長に迎え、市南部を軸に浸透を図る構えをみせている。

東かがわ(定数2)2現職 3新人名乗り
 自民・花崎光弘、社民・砂川保の2現職に対し、元引田町長の安倍正典、元富士通部長の鎌田紳二、元市総務部長の松村秀樹の3新人が挑戦する構図。12年ぶりの選挙戦は、激しい競り合いになりそうだ。

 初当選した2003年以来の選挙戦に臨む花崎は、1日200〜250件のペースで、全戸を目標にあいさつ回りに汗を流し、支持の拡大を図っている。

 党県連代表を務め、県議8期の実績がある砂川は「政策実行力」をアピール。5人による混戦となったことに危機感も募らせ、支持固めを急いでいる。

 安倍は、出馬表明は最後となったが、知名度の高さと首長・議員経験を強みに準備を進めている。

 民間企業出身の鎌田は、市民、事業者、行政の協調を呼び掛け、産業振興や福祉の充実を訴える。

 松村は、市職員OBらを中心に後援組織を整え、全域をくまなく回って顔と名前を売り込んでいる。

仲多度1区(定数2)
 5選を目指す五所野尾恭一、再選を期す氏家孝志の自民現職2人と、前回も出馬した無所属新人が準備を進めており、選挙戦の可能性が高まっている。

 五所野尾は、有権者の3分の2を占める地盤のまんのう町を中心に、活力にあふれた地域づくりを公約の柱に掲げ、精力的にあいさつ回りを進めている。

 氏家は、琴平町を中心に各種会合に参加し、知名度のアップに奔走。公約では、安心して子育てできる環境の整備や、教育県香川の復活などを強調している。

仲多度2区(定数1)
 3選を目指す自民現職の新田耕造に対し、2月の多度津町議選に出馬した無所属新人の大西賢治が立候補の意欲を示している。

 新田は、地場企業の活性化や少子化対策が訴えの中心。県政報告会の開催のほか、地域の会合にこまめに顔を出すなど、着実に浸透を図っている。

 大西は、少子化対策の充実や、拠点駅を核にした市街地の活性化、学校給食の地産地消などを訴える。(文中敬称略)

2519チバQ:2015/03/31(火) 23:16:46
http://news24.jp/nnn/news8785503.html
今治市議が懇親会でほかの議員に暴行
(愛媛県)


■ 動画をみる
 今月、今治市議会議員が懇親会でほかの議員と口論となり襟首をつかんで引っ張るなどし、居合わせた議員らが止めに入っていたことが分かった。
 口論となって他の議員の襟首をつかみ引っ張るなどしたのは、今治市議会の堀田順人議員(68)。その場に居合わせた議員らによると今月26日、今治市内の飲食店で新しい議長の就任祝いなどの目的で、議員や市長らおよそ50人が参加して懇親会が開かれた。堀田議員はビールなどを飲み、ほかの議員と会話していたが、その議員が会派を抜けたことなどから口論になり、議員の襟首をつかみ引っ張るなどしたという。周辺にいた議員らが暴力を止めさせようと間に入るなどしてその場を収め、襟首をつかまれた69歳の議員にケガはなかったという。この議員は「被害届を出すつもりは無い」と話している。
 松岡一誠議長は「市民の信頼を取り戻すため今後の対応を協議したい」と話し、来月2日に協議することにしている。
[ 3/31 17:01 南海放送]

2520チバQ:2015/04/01(水) 19:50:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150329ddlk36010413000c.html
’15統一地方選:県議選の情勢/上 徳島、前回上回る激戦 鳴門、小松島・勝浦など無投票の可能性 /徳島
毎日新聞 2015年03月29日 地方版

 統一地方選で実施される県議選(定数39)が4月3日に告示される。今回から定数が2減となり、議席争いの激しさが増す選挙区がある一方、複数の選挙区が無投票となりそうだ。各選挙区の情勢を2回に分けて紹介する。投開票は知事選と同じ4月12日。【統一地方選取材班】

 ◇徳島(定数10)=徳島市、佐那河内村
 現職9、元職1、新人2の計12人が立候補を準備。各政党の公認候補が並び、活発な前哨戦を展開している。定数1減となり、前回を上回る激戦になりそうだ。政党別では、自民5、民主1、公明2、共産2、無所属2。前回2人を擁立した民主は1人しか立てられず、たちあがれ日本とみんなの党の公認だった候補は、それぞれ無所属で出馬する。

 衆院議員に転じた福山守氏と昨年死去した竹内資浩氏が前回獲得した計1万7000票余りの行方が鍵になりそうだ。公明の大西章英氏は引退し、共産の古田美知代氏は知事選に出馬した。

 ◇鳴門(定数3)=鳴門市
 5人で争い12年ぶりに選挙戦となった前回から一転、今回は無投票になりそう。自民現職の川端正義氏と岡田理絵氏、無所属現職の黒崎章氏の3人が立候補を表明。他に目立った動きはない。

 ◇小松島・勝浦(定数3)=小松島市、勝浦、上勝町
 自民現職の岡本富治氏と中山俊雄氏、無所属現職の長池文武氏の3人が準備を進める。こちらも5人が立候補した前回から一転して無投票の公算が大きくなっている。

 ◇阿南(定数4)=阿南市
 現職3人に、新人2人が挑む構図になりそうだ。党派別では自民2人、民主と共産、無所属が各1人。昨年、政務活動費の不正受給で県議が辞任した影響がどう出るのか注目される。

 ◇吉野川(定数2)=吉野川市
 6選を狙う自民現職の樫本孝氏と無所属新人の原井敬氏が立候補を予定。他に目立った動きはなく、2回連続で無投票の公算が大きい。

 ◇阿波(定数2)=阿波市
 自民現職の丸若祐二氏、無所属現職の寺井正邇氏が出馬を決めた。前回に続き無投票となる可能性がある。

 ◇美馬第1(定数2)=美馬市
 自民現職の藤田元治氏と無所属元職の木下功氏が立候補を準備する。自民党県連会長を務める現職の藤田豊氏は当初出馬の意向だったが、健康面の理由で引退する方向に。無投票の可能性が高まっている。

2521チバQ:2015/04/01(水) 19:50:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150401ddlk36010621000c.html
’15統一地方選:県議選の情勢/下 定数減・板野は激戦必至 三好第1は初の選挙戦へ /徳島
毎日新聞 2015年04月01日 地方版

 ◇三好第1(定数2)=三好市
 現職1、新人2の計3人が出馬を表明しており、三好第1選挙区となった2007年以降、初の選挙戦となりそう。7選を狙う自民現職の来代正文氏に対し、自民新人の井下泰憲氏、元民主党衆院議員で党県連代表も務めた新人の高井美穂氏が無所属で挑む。

 ◇名西(定数2)=石井、神山町
 政務活動費の不正受給を巡り、区選出の自民党県議が昨年11月に辞職。現職1に加え、新人3の計4人が出馬を表明しており、激しい前哨戦を展開する。自民現職の岩丸正史氏は神山町を地盤とする一方、いずれも無所属新人の永岡栄治氏、山西国朗氏、松尾誠作氏は石井町が地盤。4月後半の統一地方選で実施される石井町長選と連動した動きもみせている。

 ◇那賀(定数1)=那賀町
 いずれも保守系の現職と新人が激突する構図となりそう。県議会議長も務めた自民現職の杉本直樹氏と、自民党参院議員の秘書だった無所属新人の仁木基裕氏が立候補を予定する。

 ◇海部(定数2)=牟岐、美波、海陽町
 いずれも自民現職の西沢貴朗氏、重清佳之氏に、無所属新人の宮原英夫氏が挑む構図だ。西沢氏は牟岐町、重清氏は海陽町、宮原氏は美波町をそれぞれ地盤としており、地元票の取り込みに力を入れる。

 ◇板野(定数4)=松茂、北島、藍住、板野、上板町
 現職3、元職1、新人2の計6人が出馬を準備。今回から定数が1減となり、激しい争いになりそう。現職は自民の北島勝也氏と木南征美氏、無所属の臼木春夫氏。自民新人の眞貝浩司氏は、今期で引退する森田正博県議会議長の後継として出馬する。共産新人の手塚弘司氏、無所属で出馬する元共産県議の扶川敦氏は、革新系による「分裂選挙」の様相だ。

 ◇美馬第2(定数1)=つるぎ町
 立候補を表明した自民現職の南恒生氏以外に動きはなく、前回に続いて無投票の可能性が出ている。

 ◇三好第2(定数1)=東みよし町
 自民現職の元木章生氏が出馬を表明する。他に目立った動きはなく、2回連続で無投票の公算が大きい。

   ×  ×

 県議選は3日告示。投開票は知事選と同じ12日。

2522チバQ:2015/04/01(水) 20:03:51
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150401-OYT1T50031.html
「生活実態なく」2度目失職の町議、また提訴
2015年04月01日 08時07分
 徳島県藍住町議会が「町内に生活実態がなく、被選挙権を有しない」と決議し、4期目途中に町議を失職した西岡恵子氏(65)が、町に処分を取り消すよう求める訴訟を徳島地裁に起こした。


 3月27日付。

 訴状によると、西岡氏は町議選の3か月以前から同町内での生活実態があり、被選挙権はあったと主張。光熱水費の使用状況から判断した町議会の処分は誤っているとしている。

 町議会の佐野慶一議長は「訴状が届いておらず、コメントできない」とした。

 西岡氏は町議会の決議について県に不服申し立てをしたが、3月11日に棄却されている。

 代理人の弁護士によると、西岡氏は3期目途中にも同様の理由で失職。町議会の決定取り消しを求める訴訟を起こし、2012年11月に地裁では認められたが、14年3月に高松高裁で請求が棄却され、同年7月に最高裁で確定した。

2523チバQ:2015/04/01(水) 20:40:06
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150331-OYTNT50143.html?from=ycont_top_txt
県議選丸亀など激戦、高松は初の無投票か
2015年04月01日


◇53人出馬準備

 統一地方選で行われる県議選(定数41)の告示が3日に迫り、立候補予定者の顔ぶれがほぼ固まった。今のところ53人が出馬の準備を進めており、丸亀市、東かがわ市両選挙区はいずれも3人超の激戦となりそう。一方で、高松市など5選挙区(計24議席)は無投票で決まる可能性が高い。各選挙区の情勢をみた。(文中敬称略)

◇高松市=定数15(高松市、直島町) 各党が現有議席の維持を目指す格好となり、初めて無投票となる可能性が高まっている。出馬を準備している15人中14人が現職だ。

 自民党は綾田福雄、鎌田守恭、平木享、宮本欣貞、大山一郎、高木英一、松本公継の7人。公明党も都築信行、広瀬良隆で2議席確保を目指す。

 前回4人を立てた民主党は、6期務めた村上豊が引退。後継に新人の市議・岡野朱里子を立て、山本悟史と2議席を死守する構え。共産党公認の樫昭二、白川容子、社民党推薦の竹本敏信、三野康祐の顔ぶれも前回と同じだ。

 ◇丸亀市=定数4(丸亀市) 前回まで2回連続の無風区から一転、3人超の激戦となりそうだ。

 自民党現職の山田正芳、香川芳文、新井由泰に加え、保守系の無所属として、2013年の市長選に出て敗れ、県議への返り咲きを目指す山本直樹、同年の補選で涙をのんだ元市議・浜西和夫が出馬。社民党現職の米田晴彦、共産党新人の土岐一郎も議席を狙う。

 ◇坂出市=定数3(坂出市、宇多津町) 自民党の尾崎道広、有福哲二、無所属の西川昭吾の現職3人と、無所属新人の元市議・山条真嗣が出馬を予定。3回連続で同じ顔ぶれの戦いとなる見通しだ。

 ◇善通寺市=定数2(善通寺市) 自民党現職の辻村修と、昨年の衆院選に出馬した社民党元議員の高田良徳が立候補を予定する。ほかに無所属新人が出馬の動きを見せている。

 ◇観音寺市=定数3(観音寺市) 自民党現職の石川豊、佐伯明浩、高城宗幸のほかに動きはなく、無投票となりそうだ。

 ◇さぬき市=定数2(さぬき市) 自民党現職の白井昌幸、十河直に、民主党新人の市議・木村篤史が挑む。白井は7期、十河も3期の実績を強調。木村は秘書を務めた同党衆院議員の支援を受け、支持拡大を図る。

 ◇東かがわ市=定数2(東かがわ市) 前回まで2回連続で無投票だったが、新人3人の出馬で激戦となりそうだ。自民党の花崎光弘、社民党の砂川保の現職2人に、元市幹部の松村秀樹、元引田町長の安倍正典、会社役員の鎌田紳二が無所属で挑む。

 ◇三豊市=定数3(三豊市) 自民党の斉藤勝範、山下昭史と、社民党の森裕行の現職3人のほかに、立候補の動きはない。

 ◇小豆郡=定数2(土庄町、小豆島町) 出馬は黒島啓、谷久浩一の自民党現職2人に限られ、2回連続の無投票となりそうだ。

 ◇木田郡=定数1(三木町) 自民党現職の松原哲也に、民主党、社民党が推薦する元会社員・友保陽子が挑む構図となる見通し。

 ◇綾歌郡=定数1(綾川町) 自民党現職の水本勝規のほかに動きはない。

 ◇仲多度郡第1=定数2(琴平町、まんのう町) 自民党現職の五所野尾恭一、氏家孝志に、前回に続いて無所属新人の会社員・黒木健二が挑む選挙戦となりそう。

 ◇仲多度郡第2=定数1(多度津町) 前回、無投票当選を果たした自民党現職の新田耕造のほか、無所属新人の漁業・大西賢治が立候補の準備を進めている。

2015年04月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2524とはずがたり:2015/04/02(木) 16:16:04

<’15統一地方選>県議選の構図/上 鳥取市 自民系乱立「異常な」争い /鳥取
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150331ddlk31010600000c.html
毎日新聞2015年3月31日(火)14:16
 ◇元市議多く、戦後最大の混戦

 定数を9上回り、戦後最多となる21人が立候補する大激戦の見込みだ。最大の原因が自民党系の乱立で、当選者が6人だった前回と定数は同じなのに、公認の現職4人▽推薦の新人3人の他にも、党籍のある4人が立って計11人を数える。背景には昨年4月の市長選も保守分裂で迎えた党県連の求心力低下があり、市議からのくら替えが6人もいて、そのうち5人が自民系であることも混戦に拍車をかける。

 まず、自民系では、元市議5人のうち、旧気高郡の青谷町に中島、気高町に湯口がいる。旧気高郡では前回5選を果たした元議長の鉄永幸紀が任期途中で辞職して昨年の鳥取市長選に出馬し、中島、湯口の2人も支援した。市長選では県連会長らが支持した深沢義彦市長が当選したが、その後も2人は「県連には思うところがある」と一定の距離を置き、党推薦も申請しなかった。

 これに対し、深沢を支援した有松、島谷、中西は党推薦を受ける。有松は3期で勇退する議長の野田修と同じ国府町、島谷は5年前に小玉正猛が亡くなってから空白だった賀露地区、中西は国府町に隣接する岩倉地区がそれぞれ地盤だが、いずれも各地盤を固めるだけでは当選は難しいとみて市中心部への食い込みを図る。

 一方、現職の山口、藤縄、前田、浜崎の4人は地元や支援団体を固めるのに懸命で、新人による切り崩しに危機感を強める。他にも元職の福本は公認・推薦を得られなかったが日進地区を地盤に返り咲きを期す。もう1人、党籍のある新人で青年会議所役員などを務めた山根は経済関係者や元鳥取大学長らから支援を受ける。自民系同士の混戦に、ある現職の陣営からは「異常な票の奪い合い」との声も漏れる。28日に党推薦の新人の集会に出席した石破茂・地方創生担当相も「全国でこれだけ激戦のところは他にない」と述べた。

 次に民主系は党推薦の現職の坂野に、党公認の元市議で新人の木村が加わり、議席倍増を目指す。2人を推薦する連合鳥取の支援は、市職労や電力総連などが坂野、県職労や農団労などは木村にと割り振られ、部落解放同盟も初めて2人を推薦する。ただ、党への逆風は依然強く、木村は鹿野町が地盤で、同じ旧気高郡から出る自民党員の元市議2人と計3人でしのぎを削ることになる。

 公明は現職の銀杏、浜辺の2議席維持、共産も現職の市谷の1議席の維持を図る。いずれも自民、民主系と比べて「大丈夫と言われる」安泰ムードを警戒。「厳しい戦い」と訴え、引き締めに躍起だ。市谷は党推薦の知事選立候補者との連携も狙う。

 これら政党とは無関係の無所属・諸派は現職2、新人3の計5人。現職では砂場がNPOや若者、女性グループなど独自の個人応援団の支持を受け、谷村は11回目の当選を目指す自民党現職との対決色を強め批判票の受け皿も担う。新人では元民放アナウンサーで昨年の市長選にも出た福浜に知名度があり、他陣営に警戒されている。足田は地域政党鳥取ルネサンスを旗揚げし、平井県政批判を強めながら文化芸術関係者への浸透を図る。25歳と最年少の西尾は若さとしがらみのなさを武器に住宅地を歩く。(敬称略)【高嶋将之】

   ×  ×

 知事選と同じ4月12日に投開票される県議選(定数35)の告示が同月3日に迫った。全9選挙区のうち、選挙戦となる見込みの6選挙区を中心に戦いの構図を3回に分けて紹介する。

2525とはずがたり:2015/04/02(木) 16:16:26
>>2524-2525
………………………………………………………………………………………………………

 ◇県議選立候補予定者

【鳥取市(定数12)】

山口享 81 自現(10)

藤縄喜和 63 自現(3)

前田八寿彦 71 自現(3)

銀杏泰利 59 公現(3)

浜崎晋一 60 自現(2)

市谷知子 47 共現(2)

浜辺義孝 57 公現(1)

坂野経三郎 31 無現(1)

砂場隆浩 51 無現(1)

谷村悠介 36 無現(1)

福本竜平 44 無元

木村和久 64 民新

足田晃 61 諸新

有松数紀 60 無新

島谷龍司 55 無新

中島規夫 57 無新

中西照典 61 無新

西尾幸司 25 無新

福浜隆宏 49 無新

山根康穂 40 無新

湯口史章 57 無新

 *順に氏名(敬称略)、年齢(投開票日翌日の13日)、政党公認の有無、当選回数

2526とはずがたり:2015/04/02(木) 16:16:42
<’15統一地方選>県議選の構図/中 倉吉市 西伯郡 八頭郡 /鳥取
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150401ddlk31010613000c.html
毎日新聞2015年4月1日(水)16:41
 ◆倉吉市

 ◇勇退議員票、争奪へ

 現職は無所属と民主公認の各1人、新人は自民公認と無所属の各1人、さらに無所属元職1人の計5人が立候補を予定し、定数を2上回るのは2003年以来の激戦。前回は自民公認で2番目の6956票を集め3選を果たした後、13年の参院選の対応で党員資格停止となった伊藤美都夫が勇退。伊藤票の争奪や、自民の議席回復が成るかも注目される。

 前回トップ当選の長谷川は市議5期と県議3期、市長2期で知名度は高い。従来通りの「どぶ板選挙」で、市全域のあいさつ回りは3巡目だ。

 自民公認の新人、西村は経済団体や企業から推薦を集め、東伯郡選出の県議で倉吉市内にも影響力を持つ藤井省三らの支援も受けて組織戦を展開。伊藤が得てきた自民支持層の取り込みを進め、公明の推薦も受ける。

 民主公認で現職の興治は連合鳥取や企業労組など約20団体が推薦。農業関連の実績をアピールし、農村部から支持が厚かった伊藤の票も狙う。

 一方、伊藤が後継指名したのは無所属の川部だ。元市議で09年の市長選にも出馬して一定の知名度があり、地元明倫地区の街づくり団体などの人脈もある。伊藤後援会の全面支援を受け、伊藤票の継承を図る。

 元議長の村田は自民県連から公認を得られず無所属で立つ。従来の後援会を基盤に返り咲きを目指す。

 ◆西伯郡

 ◇16年ぶり手探りの争い

 過去3回連続の無投票から一転、定数1減で16年ぶりの選挙戦となる。元議長で自民公認で5期務めた小谷茂が引退するが、残る現職2人と新人2人で定数を2上回る激戦。各陣営は「票が読みにくく手探りだ」と声をそろえる。

 4人中3人は、3町1村の選挙区で最も有権者が多い大山町が地盤。旧名和町には5選を目指す自民公認の現職上村と、無所属新人で元町議の竹口。旧中山町には無所属新人だが自民推薦を受ける元町議長の鹿島が立つ。残る現職で民主公認の福間は南部町が地盤。伯耆町と日吉津村は空白で4人が入り乱れる。

 上村は企業や親戚を中心に支持を固める。33歳の竹口は若年層、子育て世代への浸透を目指し、特定の支援団体はなくフェイスブックを活用する。県農業共済組合理事や大山森林組合副組合長を務める鹿島は「16年ぶりの戦いで現職が新規に掘り起こしておらず、付け入る隙(すき)がある」とみて南部町や旧大山町にも入り、農林業を中心に支持を得ようとしている。

 JR西労組出身の福間は事務局長を務めた連合鳥取の支援の他、伯耆町と日吉津村の支持者を足がかりに南部町外にも目を向ける。チラシを大山町向けとそれ以外に分けるなど工夫を凝らす。

 現職2人は支援者の高齢化も課題。陣営は「亡くなっている支持者もいて現職といえど受けて立つ環境ではない。攻めていかなければならない」と話す。

2527とはずがたり:2015/04/02(木) 16:16:57

>>2526-2527
 ◆八頭郡

 ◇自民2議席狙い智頭で新人推薦

 自民党が公認と推薦で2議席を独占するかどうかが焦点。現職の福田は八頭町を中心に足場を固め、トップ当選した前回以上の得票を目指す。智頭町からは無所属現職の国岡に対して、推薦の新人、西川をぶつける。国岡は親戚や知人らのつながりを生かす「手作り選挙」で「反自民票」も取り込み、元町議長の西川は自民系の町議や林業関係者が支える「組織戦」で挑む。(敬称略)【真下信幸、高嶋将之】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇県議選立候補予定者

【倉吉市(定数3)】

興治英夫 58 民現(3)

長谷川稔 68 無現(3)

村田実 77 無元(7)

西村博文 51 自新

川部洋 49 無新

【西伯郡(同2)】

福間裕隆 73 民現(5)

上村忠史 70 自現(4)

鹿島功 60 無新

竹口大紀 33 無新

【八頭郡(同2)】

福田俊史 45 自現(1)

国岡智志 44 無現(1)

西川憲雄 63 無新

 *順に氏名(敬称略)、年齢(投開票日翌日の13日)、政党公認の有無、当選回数

2528とはずがたり:2015/04/02(木) 16:17:17
<’15統一地方選>県議選の構図/下 境港市 米子市 岩美郡 東伯郡 日野郡 /鳥取
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150402ddlk31010501000c.html?fr=rk
毎日新聞2015年4月2日(木)14:55
 ◆境港市

 ◇「脱原発」を公明推薦

 前回は無投票当選した自民公認の安田と無所属の森岡が準備を進める中、元市議で無所属新人の浜田が無投票阻止を掲げて昨年10月に参戦を表明。前回は民主公認だった森岡は脱原発を前面に掲げ、今回は公明県本部から推薦を受ける。全域が中国電力島根原発のUPZ(緊急防護措置区域、30キロ圏内)に入る選挙区で、これまで他の2人に原発に絡む主張は少ないが、選挙戦でどう議論されるかも注目される。

 「自民党公認の女性」を掲げる安田は地元の新屋町を中心に女性や企業の支持が厚い。国直轄としてほぼ決定した境港の貨客船ターミナル事業などを実績や国政への太いパイプとしてPRし、現職知事の平井伸治も3日の出陣式に駆け付ける。父で県議や市長を歴任した故安田貞栄の代からの支持者も多い。

 境地区が地盤の森岡は民主の政権運営に失望して2012年5月に離党し、県議会では無所属議員らの会派「希望(のぞみ)」に所属。昨年10月に始めたミニ集会を今年2月以降は毎週末に開き、「原発事故が起きれば水産など基幹産業は壊滅的打撃を受ける」などと訴え、共産支持層への浸透も視野に入れる。今回は公明に推薦を要請し、3月26日に認められた。「票を固めるため」と説明するが、他の2陣営には衝撃で、自民の安田陣営は「おかしな話」と反発する。

 外江地区が地盤の浜田は14年2月の市議選で1263票を集め上位で3選を果たしたが、「県議選が無投票では活力が失われる」としてくら替え。縁のある企業やスポーツ関係者、PTAなどを基盤に支持拡大を図る。後援会のつながりで支援者には中村勝治市長の姿も。「市西部からは県議が出たことがない」との待望論も追い風だ。これまで自民の選挙を応援してきたが、党員ではなく、現職2氏が政党色を出す中で無党派層への浸透も狙う。

 ◆米子市

 ◇定数1超、各党が激突

 前回は自民公認で1万873票を集め1位当選した広江弌(はじめ)が13年に死去し、定数も1増となるが、市議からのくら替えで自民系の3人が新たに立ち、前回と同じ定数1超の少数激戦となる。残る現職7人は全員が政党公認で出馬し、民主、公明、共産が議席を維持するか、自民系が増やすかが焦点となる。

 自民現職は3人。斉木は市南部の農業関係者などの支持が固く首位当選を目指す。稲田は福米、福生、車尾地区などが地盤で市遺族会なども支持。五千石地区などが地盤の内田は36歳と最年少で、同世代へ浸透を図る。

 市議からくら替えの3人のうち自民推薦は2人。10年の市議選は3141票でトップ当選した松田は、空白となっている旧淀江町から。同じ選挙で2890票、3位当選の野坂は河崎地区から出る。2人とも国政選挙や青年会議所などで関係が深かった広江の支持基盤を分かち合うが、一部は他の自民候補に流れるとみられる。もう1人の元市議、小林は自民党員だが推薦はなく、義方地区から出る。

 民主は浜田と森の2議席維持を目指す。連合鳥取の支援で組織票の確保を狙う。

 公明は沢の3選を図る。周囲から「トップ当選」とささやかれ、緩みを警戒する。

 「現状では当選ラインに届いていない」と危機感を募らせるのは共産の錦織陣営。前回は最下位当選で、党は14年の市議選でも2議席減らした。3月28日に開いた決起集会では党県委員会の小村勝洋委員長が駆け付け、支持拡大に躍起だ。

 ◆岩美郡

 ◇3選挙区の無投票濃厚

 自民会派に加わる無所属現職の広谷の他に立候補の動きはなく、8年ぶりの無投票当選の公算が大きい。

2529とはずがたり:2015/04/02(木) 16:17:35
>>2528-2529
 ◆東伯郡

 現職2人と新人1人で、03年以来の無投票の公算が大きい。9期務めた藤井省三が勇退し、後継として長男一博が自民公認で出馬。自民の党員資格停止中の横山は公明県本部の推薦を受けた。民主県代表の伊藤は連合鳥取の推薦を得ている。

 ◆日野郡

 現職の自民公認、内田の無投票4選が濃厚。無投票となれば3回連続となる。(敬称略)【高嶋将之、真下信幸】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇県議選立候補予定者

【境港市(定数2)】

安田優子 69 自現(3)

森岡俊夫 55 無現(2)

浜田一哉 55 無新

【米子市(同9)】

斉木正一 67 自現(4)

稲田寿久 69 自現(3)

浜田妙子 70 民現(3)

沢紀男 59 公現(2)

錦織陽子 63 共現(2)

内田隆嗣 36 自現(1)

森雅幹 55 民現(1)

小林重喜 58 無新

野坂道明 58 無新

松田正 41 無新

【岩美郡(同1)】

広谷直樹 62 無現(1)

【東伯郡(同3)】

伊藤保 62 民現(4)

横山隆義 70 無現(4)

藤井一博 37 自新

【日野郡(同1)】

内田博長 68 自現(3)

 *順に氏名(敬称略)、年齢(投開票日翌日の13日)、政党公認の有無、当選回数

2530チバQ:2015/04/02(木) 21:37:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150402ddlk33010533000c.html
’15統一地方選:県議選/岡山市議選 問う地方創生 あす告示 /岡山
毎日新聞 2015年04月02日 地方版

 統一地方選前半戦の県議選と岡山市議選が3日告示される。これまでに、県議選(定数55)は19選挙区で68人、岡山市議選(定数46)は61人が立候補を表明している。東日本大震災があった2011年の前回選から4年。政権交代や消費増税などを経て、人口減少対策や地方活性化策の地方創生などが問われている。投票は12日、即日開票される。【前本麻有、五十嵐朋子】

 県議選は前回までの「津山市・苫田郡」(定数4)、「勝田郡」(同1)の2選挙区が合併して一つの選挙区となり、定数が1減、19選挙区で全体の定数55となる。これまでに現職、新人の計68人が立候補を表明。前回選の74人より減少する見通しで少数激戦となり、6選挙区で無投票が見込まれる。

 岡山市議選は、政令市移行から2度目の選挙。全体で定数が6減り、新たな定数は北区20、中区9、東区6、南区11。現職、元職、新人の計61人が立候補を表明し、いずれの選挙区も、激しく議席が争われそうだ。

 統一選後半戦は、5市町村議選がある。19日に津山市議選(定数28)と玉野市議選(同20)、21日に里庄町議選(同10)、新庄村議選(同8)、西粟倉村議選(同8)が告示を迎え、いずれも26日に投開票される。

2531チバQ:2015/04/02(木) 21:40:42
http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20150401-OYTNT50347.html

県議選あす告示 76人準備
2015年04月02日
 ◇13選挙区で無投票か 広島市議選は80人


 統一地方選前半戦の県議選(定数64)と広島市議選(同54)が3日、告示される。県議選は、定数が前回より2減。過去最少だった前回(85人)を大幅に下回る76人が立候補を予定しており、13選挙区で無投票の公算が大きい。広島市議選は、前回より定数1減。80人が準備を進め、全8選挙区で選挙戦が予想される。投開票はいずれも12日で、広島市では市長選とのトリプル選となる。

 県議選では現職9人が引退を表明し、1人が尾道市長選への出馬のために辞職した。立候補を予定している76人の内訳は現職56人、新人15人、元議員5人。党派別では自民32、民主、公明各6、維新4、共産2、無所属26。女性は現職4人、新人2人、元議員1人の計7人。立候補者数は、1991年と並んで過去最少だった前回より9人減り、無投票選挙区もほぼ倍増する見通し。

 定数変更は4選挙区。人口増の広島市安佐南区(定数5)で1増、呉市(同5)、尾道市(同3)、福山市(同10)が各1減。

 呉市では、現職5人と新人2人、福山市では現職7人と新人4人の争いとなる見込み。定数増の安佐南区でも現職3人と新人4人の計7人が立つ予定だ。

 府中市・神石郡(同1)では、旧府中市選挙区で94年に行われた補選以来、21年ぶりの選挙戦となりそう。5回連続で無投票当選の自民現職に無所属新人が挑む構図だ。広島市中区(同3)では現行の選挙区となった83年以降、初の無投票となる見通し。

 広島市議選では現職5人が引退を表明しており、立候補予定者は前回より3人少ない。内訳は現職47人、新人27人、元議員6人。党派別では自民25、公明、共産各8、維新6、民主5、社民2、次世代1、無所属25。

 選挙区別では西区(定数9)と安佐南区(同10)が15人で最多。昨年8月の土砂災害からの復興や、今後のまちづくりが最大の争点となる安佐南区では現職8人、新人6人、元議員1人が立つ見込みで、安佐北区(同7)では現職6人、新人4人、元議員1人の計11人の争いとなりそうだ。

2532チバQ:2015/04/04(土) 21:50:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150404ddlk37010662000c.html
’15統一地方選:県議選告示 6選挙区激戦 過去最少の候補者数、新人減り51人に 高松で史上初の無投票 /香川
毎日新聞 2015年04月04日 地方版

 統一地方選の前半戦となる県議選(定数41)が3日告示された。全13選挙区で前回(55人)を4人下回る過去最少の計51人が立候補した。高松市選挙区を含む7選挙区の27人が無投票当選した。高松での無投票は史上初。無投票率は65・85%と過去最高となった。他の6選挙区では選挙戦がスタート。人口減少や景気対策など待ったなしの課題が山積する中、有権者はどの候補に思いを託すのか。12日の投開票までの9日間、候補者は各地を回り県民に香川の将来像を訴える。【鈴木理之】

 立候補の届け出は午前8時半〜午後5時まで、13選挙区ごとに県庁や自治体庁舎などで受け付けた。

 立候補者51人の内訳をみると、現職39人(うち女性1人)▽元職2人(同0人)▽新人10人(同2人)。新人候補者は前回から5人減り低調だった。党派別では、自民28人▽社民4人▽民主3人▽共産3人▽公明2人▽無所属11人となった。

 主要政党の勢力図は、県議会の与党最大会派の自民と第2会派の社民は新人を立てず、現職・元職全員の再選を目指す。民主、共産は空白区に各1人ずつ擁立して議席拡大を目指す。公明は現職2人で議席の死守を図る。また、前回まで無投票だった丸亀市(4)▽さぬき市(2)▽東かがわ市(2)では選挙戦となり、現職、新人らの対決が注目を集めそうだ。

 一方、前回県議選は投票率が50・04%と過去最低を記録。今回は候補者数が過去最低となるなど前哨戦も盛り上がりに欠けており、投票率が注目される。

 ◇県内随一、7人立つ
 ◆丸亀市(定数4)

 12年ぶりの選挙戦となった丸亀市選挙区では、現職4人、元職1人、新人2人の計7人が立候補。県内随一の激戦区となった。

 元職候補は出陣式で、「こんなにも大変だと思ったことはない」と危機感を募らせ、医療費の無料化の拡大を主張し、支持を訴えた。ある現職候補は第一声を中心部の商店街前で実施。「商店街の再生に向けて汗をかきたい。議員として成長させてほしい」と呼び掛けた。ある新人候補は街頭演説で、「東京は景気が良くなったが丸亀では聞かない。投票日、変えようという気持ちを届けてほしい」と語りかけた。【道下寛子】

 ◇12年ぶり一転5人
 ◆東かがわ市(定数2)

 12年ぶりの選挙戦となった東かがわ市選挙区では、自民、社民の現職2人に加え新人3人が立候補。無投票時代から一転し、激戦模様となった。

 ある新人候補は事務所前で第一声。休耕田対策や地域振興などの政策を掲げ、「これまでの人生経験を生かし、力を尽くしたい」と訴えた。ある現職候補は、選挙カーで市内を回りながら、人口減少対策などに力を注ぐとし、「このままでは自治体が消滅する。これまでの経験があるからこそ、政策を実行、実現できる」と支持を呼び掛けた。【鈴木理之】

 ◇現職と新人が舌戦
 ◆木田郡(定数1)

 3選を目指す自民現職で公明県本部推薦の松原哲也候補と、民主、社民県連、連合香川推薦の無所属新人、友保陽子候補が立候補。両候補の出陣式には自民、民主の国会議員も駆けつけ、激しい選挙戦に突入した。

 松原候補は三木町鹿伏の商業施設の駐車場で出陣式。約450人(主催者発表)を前に、子育て環境の整備や地域活性化、地場産業の振興、防災対策に取り組むことを訴え、「全力で頑張りたい」と誓った。

 友保候補は三木町井戸の事務所敷地で出陣式。約400人(同)の聴衆を前に、「女性の声、お母さんの声を届けたいとの思いで挑戦する。県政に送り出していただきたい」と呼び掛けた。【深尾昭寛】

 ◇過去に県議選で無投票となった選挙区の推移◇
 (省略)

2533チバQ:2015/04/05(日) 11:27:50
http://www.nnn.co.jp/news/150404/20150404003.html
2015年4月4日
鳥取県議選、各選挙区の動き 県東部
鳥取市 激烈極まる9人超
出陣式で集まった支援者と握手を交わし、支持拡大を訴える候補者(中央手前)=3日、鳥取市内候補者の出陣式でこぶしを突き上げて気勢を上げる支援者ら=3日、八頭郡内
 鳥取市選挙区は定数12に現職10人、元職1人、新人10人の計21人が出馬。「世代交代」をめぐる現職と新人との舌戦は、初日から激烈を極めた。

 「県議会自民党は平井県政に遠慮しすぎている。時には否決もして、駄目なものは駄目と言うべきだ」。元市議で旧気高郡を地盤とする無所属新人が、出陣式で声を荒らげた。自民党支部長を務めるこの新人は「旧態依然とした党を変える」と意気込む。

 別の市議経験のある新人は、米子鬼太郎空港の東京便6便化などに触れ、「県の政策は西部を向いており、このままでは東部は陸の孤島になる」。県東部の現職県議は頼りないと言わんばかりに、「県政に物申す姿勢」をアピールした。

 乱立する新人の挑戦を受けて立つ自民党現職は、出陣式で「1、2カ月で得た知識で、政策が作れるのか。地方創生は緊急性の高い仕事だ」と皮肉る。応援の元県議も「議会を誘導する人材が他にいない」と現職の存在感の大きさを力説した。

 別の現職は、ラッキョウや二十世紀梨の産地でもある福部町へ。集まった農家に「専門家との人脈を築き、梨やラッキョウについて勉強している」と支持を訴えた。

 合併前は岩美郡だった同町。同郡選挙区を地盤とした現職候補の実兄も同行し、「政治家には人脈が必要。初めて県議会に出るようでは仕事にならん」と新人をけん制した。

 自民の新旧対決をよそに、共産党現職は鳥取駅前で第一声。「安倍政権は集団的自衛権を閣議決定し戦争する国造りを進めようとしている」と対決姿勢を強調。無所属の新人は出陣式で「一人一人の力を結集し新しい鳥取を一緒につくっていこう。さあ、手をつなごう」と呼び掛け、支援者との一体感を醸成する演出が際立った。

八頭郡 2枠に現新3人
 2期目を目指す現職2人に新人1人が挑み、三つどもえで2議席を争う。前回トップ当選の福田俊史(45)=自民現=は有権者が最も多い八頭町から立候補。国岡智志(44)=無所属現=と西川憲雄(63)=無所属新=がともに出馬した智頭町での得票が選挙戦の行方を占う。

 国岡は事務所前に集まった約100人の支援者を前に第一声。林業再生などに取り組んだ実績を強調し、「若い女性や母親世代が働ける企業誘致、病児病後児保育を充実させ、若い人も高齢者も安心して暮らせる地域をつくる」と意気込んだ。

 約300メートル離れた場所で行われた西川の出陣式には、寺谷誠一郎智頭町長や各団体トップら約200人が集結。西川は林業への精通ぶりを前面に「山から木を出せば売れる。地方創生の武器は町の基幹産業である林業」と熱弁を振るった。

 福田は、事務所前に集まった約500人の支援者に「地方創生の一丁目一番地は大臣の地元である八頭郡」と呼び掛け、公設秘書を務めた石破茂地方創生担当相とのパイプを強調。「思い切った発想と選択で地方創生を成し遂げる」と訴えた。

(文中敬称略)

2534チバQ:2015/04/05(日) 11:28:07
http://www.nnn.co.jp/news/150404/20150404008.html
2015年4月4日
鳥取県議選、各選挙区の動き 県中部
倉吉市 変わる構図 2超激戦
満開を迎えた桜並木のそばで、詰めかけた支援者に支持を訴える候補者=3日、倉吉市内
 定数3をめぐり、興治英夫(58)=民主現=、長谷川稔(68)=無所属現=、村田実(77)=無所属元=、西村博文(51)=自民新=、川部洋(49)=無所属新=の5人がつばぜり合いする大激戦区。従来の構図は大きく変化しており、重複する支持層や保守票の行方も注目される。

 4期目を目指す興治は「子育て支援や産業、農業振興、医療や介護の充実などに取り組みたい」と持論を強調し、「皆さんの声を県政に反映させる掛かりつけ議員、代弁者として県政に送り出してほしい」と訴えた。

 前回選で涙をのみ、返り咲きを狙う村田。「雪辱したい。皆さんの心を大切にしながら取り組む決意を新たにしている」と熱弁。長い議員経験と実績豊富な点を前面に、「しっかりと取り組む」と力を込めた。

 公明党も推薦し、初選挙に挑む西村は「地方創生は、何としても成功させなくてはいけない。最後のチャンスだ」と強調。「倉吉にはいない政権与党の県議として、県議会に送り出してほしい」と支持拡大を求めた。

 初当選を目指す川部は開口一番、「倉吉を元気にする」とアピール。「論より行動、チャレンジする」を信条に、「農業や高齢者の生活など課題は多い。笑顔と元気さを忘れずに倉吉の新しい未来を描く」と意気込む。

 4期目を狙う長谷川は「地域から地方再生を生み出す役割を果たしたい」と主張。これまで通り子育て環境の整備や福祉の充実、農業振興などを掲げ、「エネルギー問題の転換や脱原発を目指す」と声を張り上げた。

(文中敬称略)

2535チバQ:2015/04/05(日) 11:28:26
http://www.nnn.co.jp/news/150404/20150404004.html
2015年4月4日
鳥取県議選、各選挙区の動き 県西部
西伯郡 16年ぶり舌戦 票読みに苦心
候補の訴えを真剣に聞く有権者たち=3日、西伯郡内
 定数が1減の2に対し、福間裕隆(73)=民主現=、上村忠史(70)=自民現=、鹿島功(60)=無所属新=、竹口大紀(33)=無所属新=の4人が立候補した。16年ぶりの選挙戦で、日野郡選挙区から編入された旧溝口町地区は初の選挙。かつての支援者が高齢化するなど各陣営は票読みに苦戦している。

 5期目を目指す上村は「初心に帰り、モットーでもある『郷土に誇りと発展を』で頑張りたい」と力説。森田増範大山町長と石操日吉津村長が駆け付け「県内で最も厳しい選挙」と警戒感を強める陣営を鼓舞した。

 元大山町議の竹口は西伯郡内1万5千世帯を「自分の足で1軒1軒歩いた」と若さと行動力をアピール。教育・子育て支援の充実などを公約に「これまで築き上げてきたもので9日間を戦い抜く」と決意を示した。

 同じく元大山町議の鹿島は大山、伯耆両町で演説し、山間部の集落の現状に「早急なカンフル剤が必要」と指摘。基幹産業の農林漁業の重要性を主張しながら「すべての声を県政に届ける」とマイクを握った。

 6選に挑む福間は、JR西労組の関係者や南部町の坂本昭文町長らが駆け付ける中、中山間地振興や労働問題などで持論を展開。「戸別所得補償制度を復活させ、公共交通ネットワークの再整備が必要」と訴えた。

境港市 支持層が重複 独自色前面に
 定数2に対し、安田優子(69)=自民現=、森岡俊夫(55)=無所属現=、浜田一哉(55)=無所属新=の3人が立候補。8年ぶりの選挙戦は支持層が重なり合う混戦模様で、出陣式では三者三様の主張を繰り広げた。

 県議選初挑戦の浜田は「立ち位置は保守系無所属。ぐらぐら動かない、しっかりと地に足を着けた政治をやるという決意だ」とアピール。「市民と同じ目線で、県政をもっと身近なものにしたい」と主張を展開した。

 3選を目指す森岡は「島根原発から境港市は最短で17キロ。何かあれば二度とこの地に帰れない。原発に物言える議員が必要」と強調。「原発に代わり、メタンハイドレートのエネルギー政策を進めたい」と訴えた。

 4期目を狙う安田は自民公認唯一の女性候補として「子育て王国の推進は、女性の施策の推進につながる」と強調。「女性が生き生きと暮らせ、社会進出できるなどの環境の整備をしていきたい」と支持拡大を求めた。

米子市 自民過半数へ 2新人を推薦
 定数は1増の9。現職7人、新人3人の計10人が立候補した。党派別では自民3人、民主2人、公明1人、共産1人、無所属3人。自民は新人2人を推薦し、過半数を狙う。民主、共産の議席維持も焦点となる。

 実績をアピールする現職が目立ち、公明候補は「小さな声を吸い上げてきた成果」と説明。対する新人は即戦力を掲げ、元県職員の候補は「県政時代の人脈を生かして米子を発展させる」と声を上げた。

 市の課題をめぐっては、自民現職が「JR米子駅南北一体化と医療都市米子を推進する」と強調。3人程度が脱原発を掲げ、ある現職は産廃処分場建設の反対も唱えた。

 野党側は県議会での発言力確保を訴える。民主現職は「いかに弱い立場の人への政治ができるかが課題」と述べ、共産現職は「オール与党では県政をチェックできない」と指摘した。

(文中敬称略)

2536チバQ:2015/04/07(火) 21:09:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150405ddlk39010368000c.html
’15統一地方選:県議選 激戦の構図/上 自民、上積み目指す 民主、議席奪還狙う /高知
毎日新聞 2015年04月05日 地方版

 統一地方選前半戦の県議選は3日告示され、各候補者は12日の投開票日に向けて9日間の舌戦を県内各地で繰り広げている。無投票となった須崎市▽香美市▽奈半利町・田野町・安田町・北川村・馬路村−−の3選挙区を除く、13選挙区の激戦の構図を3回に分けて紹介する。【上野宏人】

 ◆高知市区(定数15−20)

 選挙人名簿登録者数が約27万6000人と県内有権者の4割強を占める。定数は選挙区中最多で、立候補者は2011年の前回選より1人多い20人。

 自民は現職1人が引退し、三石、桑名、西内の現職3氏と高知市議から転じた上田、土居央両氏を公認候補として擁立。さらに無所属新人の久保氏を推薦。改選前の4議席からの上積みを目指す。

 民主は新人の前田氏を県議選唯一の公認候補として擁立。推薦する新人の武政氏とともに、大石宗・県連幹事長の衆院選出馬で失った議席奪還を狙う。

 公明は現職の池脇、黒岩、西森の3氏を引き続き公認し、現有議席の維持を図る。共産は塚地、米田、中根、吉良の現職4氏を公認、現有議席確保を目指す。社民は公認候補を擁立せず無所属現職の坂本氏を推薦した。

 無所属では他に現職の高橋、土居正治両氏が出馬。新人では大崎、藤島両氏も初当選を目指す。

==============

 ◆立候補者届け出順

 ◇高知市(定数15−20)
桑名龍吾 52 副議長 自現

米田稔 62 医療生協委員 共現

黒岩正好 62 党県幹事長 公現

久保博道 60 [元]県部長 無新

三石文隆 60 [元]中学校教諭 自現

西森雅和 52 党県役員 公現

塚地佐智 58 党中央委員 共現

上田貢太郎 46 [元]高知市議 自新

土居央 43 [元]高知市議 自新

大崎博士 38 県青年団会長 無新

吉良富彦 61 党県文教部長 共現

坂本茂雄 60 [元]県職員 無現

土居正治 57 農業 無現

高橋徹 63 県猟友会長 無現

前田強 31 党県政調会長 民新

西内隆純 33 [元]衆議員秘書 自現

中根佐知 59 党県女性部長 共現

池脇純一 65 党県代表 公現

武政重和 40 [元]球団社長 無新

藤島利久 52 [元]衆議員秘書 無新

2537チバQ:2015/04/07(火) 21:11:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150406ddlk39010293000c.html
’15統一地方選:県議選 激戦の構図/中 南国市、現新4人激戦 香南市、保守3人争う /高知
毎日新聞 2015年04月06日 地方版

 ◆室戸市・東洋町区(定数1−2)

 再選を目指す自民現職の弘田氏に、無所属新人の山崎氏が挑む。

 ◆安芸市・芸西村区(定数1−2)

 6選を目指す自民現職の樋口氏に、無所属新人の野町氏が挑戦。

 ◆南国市区(定数2−4)

 自民現職の坂本氏に、保守系の無所属新人、田中、山中両氏が参戦。さらに共産新人の岡田氏が加わる激戦。

 ◆香南市区(定数2−3)

 自民現職の梶原氏と、ともに無所属新人の浜田、中元両氏が出馬し保守系3人が争う。

 ◆長岡郡・土佐郡区(定数1−3)

 再選を目指す自民現職の川井氏と、無所属新人の金岡、大石両氏が1議席を争う。

 ◆吾川郡区(定数2−4)

 前回の無投票から一転。無所属現職の上田氏に対し、自民が横山、伊藤の新人2氏を擁立。無所属新人の井上氏も参戦し混戦。【上野宏人】

==============

 ◇立候補者(届け出順)
 ◇室戸市・東洋町(定数1−2)
山崎吉年 71 衣料品店経営 無新

弘田兼一 58 党市支部長 自現

 ◇安芸市・芸西村(定数1−2)
樋口秀洋 65 [元]地方紙記者 自現

野町雅樹 49 [元]県職員 無新

 ◇南国市(定数2−4)
坂本孝幸 64 [元]県警察官 自現

田中徹 36 [元]南国市議 無新

山中良成 39 [元]南国市議 無新

岡田芳秀 57 党地区委員長 共新

 ◇香南市(定数2−3)
浜田豪太 41 [元]衆議員秘書 無新

梶原大介 41 [元]参議員秘書 自現

中元源一 63 水産加工業 無新

 ◇長岡郡・土佐郡(定数1−3)
大石睦 60 建設会社員 無新

金岡佳時 61 [元]土佐町議 無新

川井喜久博 66 林業 自現

 ◇吾川郡(定数2−4)
伊藤浩市 50 [元]いの町議 自新

上田周五 65 [元]伊野町助役 無現

横山文人 37 [元]会社社長 自新

井上正臣 66 [元]いの町議 無新

2538チバQ:2015/04/07(火) 21:12:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150407ddlk39010552000c.html
’15統一地方選:県議選 激戦の構図/下 土佐市、現職一騎打ち 高岡郡、定数減り混戦 /高知
毎日新聞 2015年04月07日 地方版

 ◆土佐市区(定数1−2)

 定数1減となり、自民の森田氏と無所属の中内氏の、5選を目指す現職の一騎打ち。

 ◆宿毛市・大月町・三原村区(定数2−3)

 自民が現職の加藤氏と新人の今城氏で議席独占を狙う。無所属新人の蜷川氏が無投票阻止で急きょ参戦。

 ◆土佐清水市区(定数1−2)

 元市議の橋本氏と元副市長の吉村氏の無所属新人同士の争い。

 ◆四万十市区(定数2−3)

 9選を目指す自民の土森氏と、再選を期す共産の岡本氏の現職2人に、無所属新人の石井氏が割り込めるか。

 ◆高岡郡区(定数3−6)

 定数が1減。自民は武石、明神の現職2氏と新人の岡林氏を擁立。共産新人の橋元氏や、民主と社民が推薦する無所属新人の大野氏が対抗し、さらに女性で無所属新人の森下氏も加わり混戦に。

 ◆黒潮町区(定数1−2)

 いずれも新人の自民、山本氏と無所属、下村氏が初当選を目指す。【上野宏人】

==============

 ◇立候補者(届け出順)
 ◇土佐市(定数1−2)
森田英二 63 党県政調会長 自現

中内桂郎 75 [元]漁協組合長 無現

 ◇宿毛市・大月町・三原村(定数2−3)
今城誠司 51 建設会社役員 自新

加藤漠 31 [元]衆議員秘書 自現

蜷川澄村 63 映画製作業 無新

 ◇土佐清水市(定数1−2)
吉村博文 62 [元]副市長 無新

橋本敏男 56 [元]市議 無新

 ◇四万十市(定数2−3)
土森正典 71 社福理事長 自現

岡本和也 59 党県委員 共現

石井孝 42 [元]市職員 無新

 ◇高岡郡(定数3−6)
橋元陽一 64 [元]高校教諭 共新

岡林祐一 58 [元]県職員 自新

明神健夫 66 [元]津野町長 自現

大野辰哉 47 [元]町職員 無新

武石利彦 57 [元]党県幹事長 自現

森下敬子 43 ジャズ歌手 無新

 ◇黒潮町(定数1−2)
下村勝幸 49 教育会社社長無新

山本久夫 59 [元]建設会社員自新

2539チバQ:2015/04/09(木) 21:17:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150407ddlk31010517000c.html
激戦の現場から:’15県議選/上 倉吉市 勇退議員の票「うちが取る」 /鳥取
毎日新聞 2015年04月07日 地方版

 ◇倉吉市(定数3)
興治英夫 58 党県幹事長 民現(3)

村田実 77 [元]議長 無元(7)

西村博文 51 会社社長 自新

川部洋 49 会社役員 無新

長谷川稔 68 [元]倉吉市長 無現(3)

 =届け出順

==============

 「みんなが伊藤さんの票を取ろうと争って予測が付きにくい」と、各陣営が口をそろえる。現職2▽新人2▽元職1と、定数を2上回る計5人が立候補した倉吉市。前回自民公認で6956票(有効投票の26%)を得て当選しながら、2013年の参院選で非自民候補を支援した無所属議員と会派を組み党員資格停止処分を受けた伊藤美都夫(77)の勇退に伴い、情勢は混沌(こんとん)としている。

 「地域の人が活性化に取り組む動きを育てたい。伊藤さんのバトンをつなぎ倉吉を県を元気にする」。元市議でまちづくり団体でも活動した無所属新人の川部が5日、同市みどり町の自宅前の演説で訴えた。隣には川部を後継指名した伊藤が寄り添う。「彼の地域活性化に全力を尽くす姿勢こそ県議に必要。自民を敵に回しても推したい」と昨年末から共に市内を回り、票の継承を図ってきた。川部自身のつながりからも現職市議らを通して支持を広げ、個人演説会も数多く開いている。

 3日の出陣式で最も多い300人を集めたのは自民公認の新人で元建設会社社長の西村だ。推薦した公明の市議や各種団体の役員らの姿もあった。「『伊藤さんの票』と言われるが、多くは自民の票。その部分はうちがいただく」と陣営は話し、建設や医療など幅広い業界の支援で組織戦を展開。当初は知名度に不安があったが、元倉吉市長や旧関金町長らと共に市内を回り「自民の候補者として浸透してきた」。市街地を中心に遊説し、川部の地元の明倫地区にも積極的に足を運ぶ。

 民主公認の現職、興治は告示後の週末、旧関金町など西部を中心に選挙カーを走らせ「農村を守る」と訴えた。3日の第一声でも「厳しい中山間地で耕作を維持する農家への支援を求めたい」と強調。陣営は「川部は街の出身で、農村部で強かった伊藤さんの票がスムーズに移るとは思えない。こちらも狙う」と話す。過去の選挙では川部と共闘し「支持層が重なる部分もある」(陣営)が、告示前から農村部での活動を増やし、農家への助成制度導入などを実績としてアピールする。

 同市見日町で5日、無所属現職の長谷川は雨にもかかわらず車から身を乗り出して「草の根の活動を続け、市民に寄り添う政治をする」と訴えた。強力な支援組織は無いが、代名詞の「どぶ板選挙」で市長選や県議選で当選を重ねてきた。今回は「新人の勢いは怖い」と言いながら、「自分は普段からあいさつに回っている。選挙だからと変えることはない」。告示後も草野球会場や地元・上北条地区の行事に顔を出すなど各地を細かく回っている。緩みを警戒し、票固めに余念はない。

 無所属元職の村田は4日午前7時半過ぎ、西倉吉町の事務所前に立ち、通行車両に黙々と手を振っていた。かつて福祉業界を基盤に組織戦を展開し、自民公認で議長も務めたベテランだが、参院選での対応を巡り党員資格停止となった前回は無所属で落選。今回も推薦すら得られず、「危機感をバネに、かつて無いほど自らあいさつに回っている」(陣営)。地盤の福守町など小鴨川以西が中心。個人演説会では「初心に帰って有権者の声を大切にし、力いっぱい戦う」と必死さがにじむ。(敬称略)【真下信幸】

2540チバQ:2015/04/09(木) 21:18:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150408ddlk31010491000c.html
激戦の現場から:’15県議選/中 境港市 保守層を割る三つどもえ /鳥取
毎日新聞 2015年04月08日 地方版

 ◇境港市(定数2)
浜田一哉 55 会社社長 無新

森岡俊夫 55 海事代理士 無現(2)

安田優子 69 行政書士 自現(3)

 =届け出順

==============

 山陰の海と空の玄関口で、水木しげるロードを中心に年間270万人の観光客が訪れる境港市。市全域が中国電力島根原発の30キロ圏に入るリスクでも注目される選挙区は8年ぶりの選挙戦となった。4期目と3期目を期す2人の現職に有力な新人が挑む激戦を、ある陣営は「メダルは金と銀しかない。銅ではだめだ」となぞらえる。公明の自民離れも表面化し、混戦に拍車がかかっている。

 「現職の壁は非常に高いが、実行力、行動力では負けない」。市議3期目でくら替えに挑む無所属新人の浜田は6日夜、地盤の渡地区で開いた個人演説会で力を込めた。無投票阻止を掲げて昨年10月に参戦を表明。渡地区に外江地区を加えた市西部出身の県議がこれまでいなかったこともあり、今月3日の出陣式では150人を前に「県との連携を強めなくてはならない」と訴えた。

 元後援会長は中村勝治市長の兄で元市議長の竹内祐治だ。3日の街頭演説で竹内は「(今回無投票であれば)8年間の白紙委任をすることになるため、(浜田に出馬を)決断してくれと頼んだ。これから3、4期やれる可能性がある」と訴えた。現職市議の一部も浜田の支援に回っている。市西部では現職2人の票田を塗り替えつつあり、脅威とみられている。

 前回は民主公認、今回は無所属現職の森岡は告示の8日前の3月26日、他陣営に衝撃を与えた。公明による「推薦」だ。同党県本部幹部は「今まで国政選挙の比例代表で(森岡に集票で)お世話になった恩返し」と説明しつつ、「政策も似通う」と陣営と口をそろえる。森岡が脱原発の旗幟(きし)を鮮明にしたのもその一つ。3日の同市渡町のスーパー前での演説では東京電力福島第1原発事故で一変した福島の水産業の惨状に触れ、「境港の議員が原発容認であってはならない」と訴えた。

 陣営は「あくまで保守系無所属」とバランスに配慮し、自衛隊官舎前でもマイクを握らせる。公明支持票は2000票前後と目されるが、陣営は「急な推薦に戸惑う人もいる」と過剰な期待を戒める。9日夜には中心的な支持者を集めた個人演説会で引き締める。

 「うわさでは3番目です」。自民現職の安田は1日夜、地元の中浜公民館に約90人を集めて危機感を訴え、後援会も「優子が危ない」とあおった。今回の選挙について陣営の市議は「保守・自民支持者が割れているのが最大の特徴」と指摘。市議会の会派も森岡を加えた3人に割れている。

 ただ、安田には元市長の父貞栄(故人)から続く固い支持基盤があるとみられ、「激しい巻き返しがある」と他陣営を警戒させる。安田は「最後に頼るのは市民の良識」と述べ、実績や国政へのパイプを強調。3期目の中村市長の浜田への接近についても「次の(市長)選挙には出ないと言う意味だろう。(国や県とのパイプとして)なおさら自民の安田が当選する必要がある」(陣営)と追い風に変える。11日には石破茂・地方創生担当相が応援に駆け付ける予定だ。(敬称略)【高嶋将之、小松原弘人、小野まなみ】

2541チバQ:2015/04/09(木) 21:19:11
>>2541
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk31010555000c.html
激戦の現場から:’15県議選/下 鳥取市 自民系、仁義なき戦い 当落線上では「団子状態」 /鳥取
毎日新聞 2015年04月09日 地方版

 ◇鳥取市(定数12)
浜辺義孝 57 党県役員 公現(1)

山根康穂 40 会社役員 無新

銀杏泰利 59 党県代表 公現(3)

坂野経三郎 31 予備自衛官 無現(1)

湯口史章 57 設計事務所員 無新

福浜隆宏 49 [元]民放職員 無新

浜崎晋一 60 団体役員 自現(2)

中西照典 61 [元]鳥取市議長 無新

砂場隆浩 51 [元]全国紙記者 無現(1)

中島規夫 57 学習塾経営 無新

足田晃 61[ 元]県職員 諸新

前田寿彦 71 県木材協会長 自現(3)

西尾幸司 25 [元]選挙事務員 無新

谷村悠介 36 [元]会社員 無現(1)

木村和久 64 [元]鳥取市課長民新

山口享 81 党県会長 自現(10)

藤縄喜和 63 党県政調会長 自現(3)

福本竜平 44 運輸会社役員 無元(1)

市谷知子 47 党中央委員 共現(2)

島谷龍司 55 [元]鳥取市課長 無新

有松数紀 60 農業 無新

 =届け出順

2542チバQ:2015/04/09(木) 21:19:26
==============

 定数を9上回り戦後最多の21人がひしめく鳥取市選挙区。自民系は公認・推薦を得ていない党員も加えると過半数の11人を数え、新人6人中5人は市議からのくら替えだ。地盤や支持層などが重なり、党内でも票を奪い合う「仁義なき戦い」を展開する。民主は党勢回復のため倍増2議席(推薦含む)を狙い、公明は2、共産は1の議席維持が至上命題で、さらに有力な無所属新人らが絡む。16人で争った前回は4000票台だった当落線が、今回は3000票台に下がる可能性も。混戦ゆえにチャンスも広がる「団子状態」となっている。

 ■自民系11人

 「市庁舎問題が未解決のまま(県議選に)手を挙げたのは無責任だ」。湖山町北で自民現職が3日開いた出陣式で、支援するベテラン市議は地盤を脅かす自民系元市議の新人を批判した。別の元市議の新人がベテランの後を継ぐ国府町でも7日夜、別の現職が個人演説会を開いて「問われるのは議員の質だ」と述べ、くら替えを暗に批判。計4人の自民現職は互いの地盤にも足跡を残し合い、「前回こちらだった企業があちらに移った」との声も漏れる。多選批判を受けるベテランは7日、地盤の用瀬町で「すぐ仕事ができる人間が必要」と反論に力を込めた。

 自民推薦の3新人は全員が元市議。賀露地区、岩倉地区、旧国府町がそれぞれ地盤だが、いずれも自民現職の支持者がいて他地区に攻め入る。1人は3日、スーパーの前で「新人の我々が声を上げることで、見えなかった課題が見える」と強調。別の1人は「市と県のパイプ役」を訴える。

 残る元市議の2人は、前回トップ当選しながら市長選に挑んだ鉄永幸紀が地盤とした気高、青谷の旧町から出る。ともに党員だが、市長選で県連幹部らと異なり鉄永を支持。今回もあえて推薦を求めなかった。「県議会に新しい風を吹かせる」と訴え、意識的に周辺の自民現職の地盤を攻める。

 推薦を得られなかった党員の新人は家族や親戚が多い用瀬町などを中心に選挙カーを回す。党員の元職はライバルの現職の地盤も含めて「誰よりも歩いた」。逆に切り崩されることも警戒する。

 ■民主系2人

 民主は公認新人と推薦現職が連合鳥取などの支援組織を分け合う。8日は前原誠司・元外相が駆け付けた。現職は政務活動費の全額返還など清潔さをアピール。元市議の新人は1日20カ所以上街頭に立ち「地方から(国も)変える」と訴える。

 ■公明2人

 公明は現職が1人ずついる市の東と西に、5人の市議を分割配置。党支持者がいる地域を中心に数十人の動員をかけて演説し、「小児医療費の拡大を(平井伸治)知事に実現させたのは公明」と強調するなど、社会福祉分野を中心に訴える。

 ■共産1人

 共産現職は5日にミニ決起集会を開き約60人を集めた。党推薦の知事選候補者と連携し、平井県政批判を展開している。

 ■その他5人

 5年前の市長選にも出た無所属現職は6日からテーマを会場ごとに変える個人演説会を連日開き、議論重視で独自色を出す。別の無所属現職は自民現職の多選批判の受け皿を狙っている。昨年の市長選に出た無所属新人は知名度があり、街頭で若者や子育て世代に訴える都市型の活動を展開して「台風の目」になっている。最年少の無所属新人は「若い力で頑張ります」と市全域を回る。諸派の新人は平井県政批判の急先鋒(せんぽう)で、現議会も「オール与党だ」と批判する。(敬称略)【高嶋将之、川瀬慎一朗】

2543チバQ:2015/04/11(土) 00:43:31
http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20150407-OYTNT50202.html
<統一選15>県議選 大接戦
2015年04月08日
 ◇13選挙区とも定数1人上回る


 ◇区割り再編、12年ぶり選挙 戦い方は違うけど・・・

 統一地方選前半の投開票が行われる12日に向け、県議選の13選挙区では、計59人が舌戦を展開している。今回はいずれも定数を1人上回る接戦。選挙区の再編、支援団体の動向など、各候補はそれぞれの事情を抱えながら終盤戦に突入した。注目される3選挙区の動きを追った。(統一選取材班)

■合区、再び

 「再び選挙区が広がり、票がまったく読めない」。津山市・苫田郡・勝田郡(定数4)で激戦を繰り広げる自民現職3人と、同新人1人、無所属新人1人の計5陣営は口をそろえる。

 前々回2007年に津山市(2)、苫田郡(1)が合区されて定数は1増に。ところが今回、勝田郡(1)が加わっただけでなく、定数が1減となったからだ。

 郡部が地盤の陣営幹部は「地元を固めるだけでなく、選挙区全体を見なければならない。他陣営の食い込みにも気を配らなければ」と頭を痛める。

 07年の合区を経験した候補は「当時よりも票読みが難しい」と表情を曇らせ、陣営幹部も「大票田の津山で票を取れるかが鍵だ」と力を込める。

 別の陣営は国会議員の応援を受け、支援団体など組織を引き締める。個人演説会も精力的にこなし、「他候補との政策の違いをアピールする」と息巻く。

 組織戦、浮動票の取り込みと戦略は異なっても、各陣営が気をもんでいるのが投票率。「前回より有権者の反応は鈍い」といい、50%前後との見方が多数を占めている。

■一騎打ち

 浅口市・浅口郡(1)は、8選を目指す自民現職に無所属新人が挑む構図で、12年ぶりの選挙戦となった。有権者の関心も高く、両候補は約79平方キロと小さい選挙区内をくまなく回っている。

 無所属新人は「浅口から岡山の未来を創造したい」などと演説。陣営幹部は「新人なので顔を見てもらい、政策を知ってもらいたい」と、選挙カーでの街宣活動に力を入れる。

 自民現職は「普段から活動報告の冊子を配るなどしており、これまでと同じ思いで戦っている」と強調。「地方創生は、ベテランでなければ実現できない」と実績をアピールする。

■つばぜり合い

 前回無投票だった玉野市。2議席を争う無所属現職、自民現職、無所属新人の3人は、一部で支援団体が重なる。ある団体の関係者は「自主投票にしている」と言い、各陣営も政策の違いで票の取り込みを図る。

 「女性の代表という点を強調し、市議時代よりも幅広い支持を集めたい」と語るのは、無所属新人の陣営幹部。街頭でも「母親の声を県政に届ける」と、他候補との違いを打ち出す。

 無所属現職は、議会改革に取り組んだと強調。「瀬戸中央道と、市を結ぶ道路の拡充で活性化を図る」と訴える。陣営は「演説会の参加も、前回並みで順調だ」とする。

 自民現職は与野党2党から推薦を得ており、「思い通りの組織戦を展開できそうだ」と陣営幹部。連日の個人演説会では「玉野を今後も発展できる街にする」と声をからす。

2015年04月08日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2544チバQ:2015/04/11(土) 01:07:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk31010498000c.html
’15統一地方選:県議選・西伯郡16年ぶりの投票 激戦ながら戸惑いも 旧溝口町「知らない人ばかり」 /鳥取
毎日新聞 2015年04月10日 地方版

 12日投開票の県議選で、前回まで3回連続無投票だった西伯郡選挙区(定数2)は16年ぶりの選挙戦だ。定数1減の上に新人2人が立候補して計4人が争うが、陣営からは有権者への浸透に不安の声も漏れる。特に伯耆町溝口地区では合併の影響により同郡の県議を選ぶのは初めて。なじみの薄い候補者の顔触れに有権者からは戸惑いの声も聞こえる。

 選挙区は大山▽日吉津▽南部▽伯耆の3町1村。候補者4人中3人は大山町が地盤で、5選を目指す自民現職と無所属新人が旧名和町、自民推薦の無所属新人が旧中山町から。6期目を狙う民主現職は南部町が地盤だ。

 元々は日野郡だった旧溝口町は2005年に西伯郡の岸本町と合併して現在の伯耆町に。合併後、溝口地区の住民が西伯郡の県議を選ぶのは初めてだ。

 「選挙カーはよく来るが、知らない人ばかり」。JR伯耆溝口駅前で9日、70代の女性が話した。近くの商店の女性は「候補者1人の名前は知っているけど、お客さんから県議選の話は出ない」。電気工事関係の男性は「どの候補者からも(投票を)頼まれたことがない。伯耆町議選ではあちこちから頼まれたけど」と言う。

 商店主の男性は「西伯郡選挙区と言われてもピンとこない人も多い。溝口地区は草刈り場になるはずだが、それほどは盛り上がってない」。60代の男性も「候補者を見ても、『えー、どこの人なの』といった気分。知り合いの間で県議選の話は出ない」と話し、「高齢化で年金頼りの人が多く、県議選に気持ちが向かない面もある」とも指摘した。

 一方、3人の候補者が出た大山町。選挙カーが走る町役場前で、JA鳥取西部の職員は「久しぶりに関心は高いと思うが、無投票が続いたため選挙戦にピンときていないのではないか。激戦の割には静か」。町役場に期日前投票をしに来た男性(71)も「あちこちの選挙事務所から電話があるので各陣営は燃えているみたいだが、周囲では話題にならず静かなもの」と話した。

 こうした状況に、ある現職の陣営は「1、2期目に携わってくれた支援者は今でも議員の仕事に理解があると思うが、若い世代となるとどうか」と話す。伯耆町や日吉津村などにも後援会組織はあったが、「選挙がなく手薄になっていたため思うように機能していない」と明かした。【小松原弘人、高嶋将之】

2545チバQ:2015/04/11(土) 01:08:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk35010505000c.html
’15統一選やまぐち:県議選下松市区 人口増都市8年ぶり選挙戦 /山口
毎日新聞 2015年04月10日 地方版

 ◇現職2人が与党票を二分 新人若手は子育て層狙い
 単独市政を堅持し、県内13市6町の中で唯一、人口増が続く下松市。小学3年生までの医療費助成で子育て世代を引きつけ、宅地開発が進み大型商業施設が集積する。地域振興策などを競うことなく連続して無投票だった県議選は一変、8年ぶりに選挙戦となった。自民現職2人に民主推薦の無所属新人が挑む構図で、三つどもえの激戦を繰り広げている。【蒲原明佳】

 「市民と県とのパイプ役として」。自民現職の国井益雄氏(65)の事務所前で幟(のぼり)がはためく。3選を狙う国井氏は、前々回の2007年にトップ当選した余裕を見せない。「県議の仕事は見えにくい」と陣営の市議がこぼす。頼りは、市生活環境部次長だった国井氏を担ぎ出した井川成正市長の支持だ。徳山市(現周南市)との合併を望まず、単独市政を選んだ井川市長は二人三脚をアピールするように集会に駆けつける。国井氏も「県と市が連携して市民の安心安全を守る」と市長との絆を強調する。

 「新人の勢いがある」。そう国井陣営が警戒するのが古賀寛三氏(45)だ。平岡秀夫・元民主党衆院議員の秘書を務めたキャリアを誇る。「無投票はあってはならない」と、市議を3期途中で辞職して臨む選挙戦。推薦する民主と連合山口の支援を受ける。週末は選挙カーを降りて、市中心部から家族連れでにぎわうショッピングセンターまで3時間歩き、「若さ」をアピール。「県内で育った子どもが帰ってこられるように雇用の場を守り、つくる」と子育て世代に支持を訴えた。

 6選を目指す守田宗治氏(63)は自民党の吹田アキラ・元衆院議員の秘書を20年務めた「ずっと自民党」。かつて徳山市との合併を推進した経緯と、「知事や市幹部からの信頼」の自負から、井川市長と国井氏の連携よりも「もっと太いパイプ役」と対抗する。道路や橋などの整備を挙げ「市外からの交流人口が大きい下松のまちづくりに、道路は大切なもの」と県議20年の成果を力説。個人演説会には古くからの自民党支持者が集まり、「私の政治生活を信じてほしい」と頭を下げていた。

 昨年12月の衆院選比例代表で、市内で自民・公明の政権与党に投じられたのは1万4302票。民主党は4323票を獲得した。いずれも基礎票といえる。

 自民現職を支援する市議は「与党票を2人で取り合って7000票。投票率次第でその他の票がどうなるか。横一線」と気を引き締める。一方、古賀氏が当選するには、守田氏が前々回2位当選した8206票が一応の目安となる。民主の基礎票から4000票近く上積みする必要があり、無党派層の支持獲得が鍵になる。

 下松市区の有権者は約4万5500人。「街中に子どもたちの姿が見え、いきいきしている。問題点といっても……」。図書館に本を返しに来た主婦(60)は考え込んだ。「でも選挙になってよかった。いろんな政策を聞きたい」。選挙戦は終盤に入り、12日の投票を迎える。

==============

 ◇県議選下松市区(定数2−3・届け出順)
古賀寛三 45 無新

国井益雄 65 自現

守田宗治 63 自現

〔山口東版〕

2546チバQ:2015/04/11(土) 01:21:20
非会員で読めるとこだけ
http://www.nnn.co.jp/news/150410/20150410005.html
2015年4月10日
鳥取県議選 選挙区の情勢(下)
米子市
 定数9に現職7人、新人3人がしのぎを削る。沢と斉木がリード。稲田、野坂、内田、森が上位をうかがう。浜田、錦織、松田、小林が食い込みを狙う。各陣営は投票率を50%台前半、当選ラインを4千〜5千票と分析している。

 沢は公明や創価学会の組織を固め、1万票を目指す。陣営は「減らす」との危機感から引き締めに躍起だ。市南部が牙城の斉木は農家票の受け皿として全域で支持を集め、淀江や建設関係にも浸透している。

 車尾、福米、福生が地盤の稲田は遺族会や歯科医師会などの人脈でもてこ入れ。野坂は弓浜部に10の後援会支部をつくり、足場を固める。商工会議所青年部や医療・福祉関係も取り込む。五千石、崎津、加茂に拠点を置く内田は新たに地域選対を立ち上げ、組織網をフル回転させる。

 森と浜田は民主や連合の組織固めを急ぐ。市職労や部落解放同盟が支援する森は地元自治連の推薦も得て地盤を強化。浜田はJRや流通系の労組に加え、女性勝手連とも連携。前回選で落選した党候補の労組も支援する。

 共産の錦織は原発や産廃処分場に反対する党支持以外の取り込みを図る。松田は地元の淀江で出遅れの挽回に懸命。在職中に死去した広江弌の組織や青年経済団体が大号令をかけた。義方が地盤の小林は県職員や市議で培った人脈をつてに支持を掘り起こす。

2547チバQ:2015/04/11(土) 01:45:40
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150410-OYT1T50071.html?from=ytop_ylist
えり首つかんだ市議の辞職勧告決議案提出へ
2015年04月10日 18時49分
 愛媛県今治市議会(定数34)の堀田順人よしと市議(68)(無所属)が宴席で、別の会派の男性市議(69)(同)のえり首をつかんで引きずるトラブルを起こした問題で、有志の市議が9日、臨時議会の招集を求める書面を菅良二市長へ提出した。


 臨時議会が開かれれば、堀田市議に対する辞職勧告決議案を出すとしている。

 宴席に出席した市議によると、市議会議長の就任を祝う会が3月末に市内で開かれ、堀田市議がトラブルを起こした。堀田市議も事実関係を認め、「反省を表したい」として所属していた「しまなみ会」を脱会し、無会派となった。

 臨時議会招集に賛同する市議は全8会派のうち、しまなみ会を除く7会派と、無会派を合わせた25人。うち24人が堀田市議に対する辞職勧告決議案の提出に同意しているという。

 書面提出後、市議6人が記者会見し、「議員は24時間公人だ。信頼を取り戻すためにも、議会として襟を正す必要がある」などと説明した。菅市長は「臨時議会を開会する方向で受け止めなければならない。議会が市民の信頼を得る努力に取り組み、正常化することを望む」と話した。

2015年04月10日 18時49分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2548チバQ:2015/04/11(土) 08:57:16
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150408-OYTNT50077.html
<県議選>保守系分裂「1票争う」
2015年04月09日
 ◇激戦区をみる 丸亀市


 「保守系にとっても革新系にとっても分裂選挙。ここまで難しくなるとは」

 丸亀市区のある陣営幹部は、思わず顔をしかめた。前回まで2回連続の無投票から一転、4議席を7人で争うことになった遠因は、2013年の市長選にある。

 前市長が勇退した後に、社民県議だった梶正治と自民県議だった山本直樹が辞職して出馬。元市議会議長との三つどもえの戦いは、梶が勝利を収めた。

 その1か月前には、2人の辞職を受けた県議補選があり、社民の米田晴彦と、いずれも自民の新井由泰、浜西和夫の3新人が激戦を展開。米田と新井が議席を得た。

 今回、無所属で山本が返り咲きを期し、浜西も再挑戦を決めたことで、保守系だけで5人と定数を超える。共産新人の土岐一郎の参戦で、さらに混戦に拍車がかかった格好だ。

 自民の現職3人のうち、12年間選挙を戦っていない2人の危機感は強い。補選などをきっかけに、かつての支持層が他候補を推すケースが懸念されるからだ。

 「必ず1票を争う展開になる」と話す山田正芳は、ただ一人、公明の推薦を得た。「5期目には、より責任のある立場に立てる」と、支持者の期待を引きつける戦いだ。

 旧飯山、綾歌町が地盤の香川芳文は、農村票が強み。演説会でも「農地を守る取り組みを進める」との訴えに注力。陣営幹部は「この地域の代表者が絶対に必要だ」と引き締めを図る。

 一方、2年前に補選を戦い抜いた新井は、その後も今回の選挙をにらんであいさつ回りを続けてきた。前市長だった父の知名度も力に「人口減に立ち向かう」と訴える。

 山本は「出馬すべきか悩んだが、市長選でいただいた約1万5000票に恩返しがしたい」との思いを強調する。「行財政改革や教育の充実に、今一度取り組みたい」

 補選で約300票差の次点となった浜西は、旧市時代を含めて市議を3期務めた。「パイプ役として県政へ声を届ける」。街頭演説にも注力し、若さをアピールしている。

 米田は補選でトップ当選。今回、ポスターから社民の名を外した。演説会では「正規雇用の確保など皆さんが望む政策の実現に汗をかき、党への信頼を取り戻す」と訴えた。

 土岐は、政務活動費の領収書全面公開といった議会改革に共産会派が寄与してきたと強調する。「安倍政権・浜田県政にものいう政治を」。平和と福祉、教育を巡る主張を重ねている。(敬称略)



 12日の投開票に向けて後半戦に突入した県議選。注目区の構図をみた。

2015年04月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2549チバQ:2015/04/11(土) 08:57:42
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150409-OYTNT50143.html
【県議選】現新一騎打ち町を二分
2015年04月10日
 ◇激戦区をみる 木田郡、さぬき市


 自民現職と無所属新人の一騎打ちとなった木田郡区。三木町単独の1議席を巡り、町内の政治勢力を二分する様相を見せている。

 「女性、母親の声を県政に届けたい」と訴える新人の友保陽子は、民主、社民の推薦を受けた。数年前、一人の住民として指定ゴミ袋をレジ袋のような手提げ型にすることを町に提案。採用されたことをきっかけに「政治も住民の声で変えていこう」と思い立ったという。

 その友保の出陣式には、子育て支援を施策の柱とする町長の筒井敏行が陣取った。元はこの選挙区で5回連続当選した自民県議。昨年の衆院選で、香川2区で当選した民主の玉木雄一郎を応援したとして先月、自民県連から除名された。

 「筒井町政で町が変わり始めた。新しい流れを確実にするため、友保を県政へ」。応援に駆けつけた玉木は、筒井を持ち上げることも忘れなかった。

 一方、現職の松原哲也は国とのパイプを強調する。

 29歳で町議となり、県議に転じて既に2回の当選を重ねてきた。山間部で開いた演説会で、自民衆院議員・瀬戸隆一は「地域の意見を国に届けるため、住民の声を聞くのは松原先生からだ。地域活性化は、与党がしていかなければ」と力を込めた。

 松原も「皆さんの話を聞いたら、すぐに安倍(首相)さんに電話できるくらいのパイプをつくりたい」と応じ、子育て支援や景気対策を訴えている。

 無投票当選を決めた他区の自民現職が応援に駆けつけ、党三役を経験した衆院議員の来援も決まった。国政選挙並みの支援で勝ち抜く構えだ。

 松原の後援会長は、筒井が県議を辞めて2010年の町長選で初当選した際の対立候補だった。直後の県議補選で筒井が推す候補を破ったのが、松原だ。筒井は「町長選の延長戦だ」と対抗心を隠さない。こうした経緯も背景に、選挙戦は白熱の度合いを増している。

 ◇玉木支持者の動き警戒

 玉木が瀬戸を破った衆院香川2区を三木町などと構成するさぬき市区。ここにも民主新人の木村篤史が立ち、8年ぶりの選挙戦となった。

 木村は玉木の元秘書。同じ同市寒川町に事務所を開き、全面支援を受ける。「県政に新しい風を」と書かれた紙が貼られた演説会場で、弁士の一人は自民現職2人が70歳を超えていることにふれ「1人は若い行動力のある人間が必要だ」と訴えた。

 8選を狙う白井昌幸は、当選すれば最高齢県議となる。旧志度町議から県議に転じて約30年の実績を武器に、自治会の集会をこまめに回るなど支持固めに余念がない。陣営関係者は「本人は集大成の選挙と話していた。こつこつとやるだけだ」。

 白井は市の海側、十河直は山側を地盤とする。十河も「新人は『年寄りはいらん』と主張するだろうが、マイペースでやる。手応えはいい」と言い切る。それでも「玉木支持者がどう動くかは気になる」と警戒感をあらわにした。

(敬称略)

2015年04月10日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2550チバQ:2015/04/11(土) 08:58:03
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150410-OYTNT50108.html?from=ycont_top_txt
【県議選】「まちの危機」3新人攻勢
2015年04月11日
 ◇激戦区をみる 東かがわ市


 引田、白鳥、大内の旧3町が合併して2003年4月に誕生した東かがわ市は、急激な人口減にあえぐ。合併当時の約3万8000人から、その後の12年間で約3万3000人に1割以上も減った。1960年と比べると7割の水準だ。

 10年には県内8市で唯一、全域が過疎地域に指定された。国や民間の研究機関「日本創成会議」の推計では、いずれも2040年には2万人を切る。

 「このままでは、東かがわがダメになる。何とかしなきゃと立候補が相次いだ」。同市区の各陣営に共通する声だ。2議席を巡り、現職2人と無所属の新人3人がしのぎを削る。選挙戦となったのは、合併直後に行われた03年以来のことだ。

 新人3人のうち、元引田町長の安倍正典は合併後の市議、松村秀樹は市の幹部職員として市政にかかわってきた。安倍が「(現職候補が)『人口予測にびっくりした』と言う。今まで何をしてきたのか」と言えば、松村も「県議が市と政策調整をしたことはほとんどない」と批判を展開する。

 安倍は11年まで3度の市長選にも出馬。いずれも落選したが前回8700票余りを得た。地盤の引田地区を中心に高い知名度を誇る。ポスターにはスポーツウェア姿や上半身裸で登場、若い世代へ熱意を訴えている。

 松村は定年5か月前の昨年10月に退職し、準備をスタート。支持基盤は持たず、「周囲も選挙経験のない素人ばかり」(陣営幹部)。市職員OBや知人に支援を頼み、草の根型の活動で「即戦力」とPRしている。

 同じく新人の鎌田紳二も「このままでえーんな?」をキャッチフレーズに、産業支援や福祉の充実を訴える。大内地区在住で「(市役所のある)白鳥地区だけが栄える流れを変える」とも主張している。

 新人の攻勢に対し、現職2人はこれまでの実績をアピールする戦いだ。

 9選を目指す社民の砂川保は「多選批判を聞くが、政策を県に求め、実現できるようになるまでに20年はかかる」と強調。「県議の仕事は住民との長年の信頼関係があってこそ」と、新人への対抗心をあらわにする。

 自民の花崎光弘は公明の推薦を得た。「定住を進めるためのインフラ整備などを進めてきた」。12年ぶりの選挙戦だが、陣営幹部は「国政選挙のたびに後援会を動かしてきた。心配はしていない」と話す。

 「人口減」という地域の課題がはっきりしている分、どの候補もインフラ整備や1次産業、観光の振興、福祉の充実などを唱え、主張に大きな差はない。

 「孫や子の世代が安心して暮らせる地域に」と願う有権者の心を、どれだけつなぎ留められるか。選挙戦は11日、最終日を迎える。

(敬称略)

 (この連載は新居重人、中筋夏樹、萩原大輔が担当しました)

2015年04月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2551名無しさん:2015/04/12(日) 16:26:21
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150411-00010009-footballc-socc
広島市長選はあす投開票。前サンフレ社長小谷野氏と現職が一騎打ちの様相に
フットボールチャンネル 4月11日(土)11時21分配信

 サンフレッチェ広島の佐藤寿人が10日、自身のブログを更新して「有権者の皆さん、週末は是非、投票所へ」と呼びかけた。

 その週末、12日には広島市長選挙が行われるのだ。現職の松井一実氏をはじめとした5人の候補の動向と現状を分析する。

 まず、地元メディアでは有力候補が松井一実氏と前サンフレッチェ広島社長の小谷野薫氏の2人に絞られたと報じられている。

 期日前投票の出口調査では松井氏が若干優勢と見られているが、広島市選挙管理委員会は、8日の時点で期日前投票数が2万9845人で前回2011年から3割増えていると発表した。

 このように前回投票しなかった人が多く投票することで浮動票が動いて小谷野氏に有利に働くという見方もあり、まだ勝負の行方はわからない状況だ。

 しかし、期日前投票の増加とは裏腹に市民の関心は伸びていない。市長選と同時に行われる県議会議員選挙がテレビCMを放映している一方で、市長選はそのような広報戦略を展開しておらず、市民の関心を引けていないという。

 前回の市長選は49.08%という低い投票率で、市民の関心の低さが問題視されていたが、今回大きく改善されたということはなさそうだ。

 有力2候補の動向はというと、松井氏は組織票固めに積極的だ。自民党、公明党、民主党から推薦を受けている同氏だが、市議会内でも票が割れており、そういった地元有力者たちの組織票を集めるべく躍起になっているとのこと。

 対する小谷野氏は選挙区内をくまなく廻って有権者と直接対話し、地道に支持を獲得している。現職の松井氏に不満を抱く層は多く、“まちづくりの停滞”が叫ばれる現状を打破しようとする小谷野氏への支持は徐々に拡大している。

 いわゆる無党派層の投票が少なかった前回に比べ投票率が伸びれば、無党派無所属で、癒着やしがらみのない小谷野氏が有利になり、松井氏を逆転する可能性も十分にある。

 佐藤はブログで「ここ何年か投票率が下がっていて、特に若者が選挙に行く意識も低下していると耳にします。自分達の将来は自分達で考えることが大切です」と語りかけたが、まさにいまがその時だ。

 どのような結末が待っているのかは誰にも予測できないが、広島の未来がどんなものになるかは有権者の一票にかかっている。

フットボールチャンネル編集部

2552チバQ:2015/04/12(日) 20:22:01
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150411ddlk38010623000c.html
’15統一地方選:県議選ルポ 西条市、分水争わない激戦 宇和島・北宇和、自民VS結集の野党 /愛媛
毎日新聞 2015年04月11日 地方版

 12日の投開票に向け、10選挙区で論戦が続く県議選。西条市選挙区(定数4)と宇和島市・北宇和郡選挙区(同)の激戦の様子を報告する。【高谷均、渕脇直樹】

 「傍観しているだけでは水問題は解決しない」。県議選が告示された3日、県営黒瀬ダム(西条市)から松山市に水を供給する「松山分水」計画に反対を表明している西条市選挙区の新人は声を張り上げた。

 自民現職も4日夜の個人演説会で「地域感情をあおるのは間違いだが、松山の水の問題は松山市が考えることだ」と分水反対を訴えた。温度差はあるものの、全候補が分水に反対。市民の関心事の水問題は、明確な争点となっていない。

 旧西条市世帯の上水道普及率(2015年度)は約21%。残る約8割が生活用水を地下水に頼る。このため、同市内では分水への反対論が根強い。2007年には市連合自治会が、分水への反対を決議した。10年には県と松山、西条、新居浜市による協議も始まったが、西条市は「地下水維持には加茂川の一定の流量が必要だ」として分水に慎重な姿勢を崩さない。分水賛成では戦えない−−そんな事情が垣間見える。

 それでもここは今回の県議選で屈指の激戦区だ。4議席を6人で奪い合う構図。その上、複数回の当選経験がある3現職に、市議選や国政選挙で一定以上の得票能力を示した3新人という顔ぶれ。「強い候補ばかりがそろった」。各陣営とも危機感をあらわにする。

 水問題では対立軸の見えない静かな状況が続く中、選挙戦は激しさを増す一方だ。

    ◇

 「オール沖縄で自民を破った(昨年12月の)衆院選に学び、戦おう」

 鬼北町での無所属新人、二宮美日(みか)候補(52)の出陣式。社民の岩城泰基(ひろもと)・宇和島市議が訴えた。二宮候補は民主が推薦。だが実態は「公認以上の体制」と、都築旦(はじめ)党県連代表代行は話す。宇和島市・北宇和郡選挙区は自民が強く、2回連続で4議席を独占。民主は前回選で公認2人が共倒れした反省から女性候補1人に絞る一方、公認は見送った。他の野党も候補は立てておらず、都築代行は「共産も個人レベルで支援している」と野党結集に期待する。

 対する自民。現有27議席と県議会最大会派で、今回は推薦の無所属3候補を含む28人全員の当選を目指す。宇和島市・北宇和郡選挙区には党県連幹部を含む現職4人が立候補。高山康人候補(48)は北宇和郡、赤松泰伸候補(60)が旧津島町、中畑保一候補(65)が旧宇和島市、毛利修三候補(70)が旧吉田町と、地盤が分散。

 4氏は基礎票固めに力を注ぐとともに、東日本大震災直後の前回選でできなかった票の掘り起こしに奔走する。ある候補は「新人の票が読めない」と戸惑いつつ「疲弊する南予の活性化には国とのパイプが不可欠」と、政権与党の優位性を強調する。

2553チバQ:2015/04/12(日) 20:22:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk37010524000c.html
激戦区ルポ:2015県議選/上 東かがわ市 12年ぶり選挙戦、若者の動向が鍵 /香川
毎日新聞 2015年04月09日 地方版

 「30代前半の若者は今まで県議選で候補者の名前を書いたことがない。それがどう影響してくるのか。全く読めないよ」。東かがわ市選挙区のある陣営幹部は戸惑いを隠さない。2期連続で無投票当選が続いたが、新人3人が立候補を表明。一転して12年ぶりに選挙戦に突入した。長年、議席を分け合う自民と社民の牙城だったが、新たな有権者も増え、新人が風穴を開けられるか注目される。

 「今までになく厳しい選挙になる」。社民現職で8期務めるベテランの砂川保は4日に市内であった演説会で支持者らを前に語った。後援会組織も高齢化が進み万全の体制とはいえない中、「8期務めたからこそできることがある」と実績を強調。人口減少対策などに加え、世相を反映し「戦争反対」を掲げる独自色を出し、若者への支持拡大を狙う。

 4期目を目指す自民現職の花崎光弘は徹底した組織戦を展開する。特産の手袋関連などの地場企業や農家らに支持を求め、票固めに躍起。「国は地方創生。私は古里創生。このままでは明日はない」と雇用対策などに取り組む姿勢を打ち出す。

 対する新人3人はどう戦うのか。

 IT関連業を営む無所属新人の鎌田紳二は、人口流出が止まらない市の現状に危機感を抱き立候補。特色を生かす街づくりや地場産業の支援などの政策を掲げ、「無投票は良くない。市民が候補者を見極めてほしい」と市内をくまなく回り支持を訴える。

 「今までの経験を皆さんの役に立てたい」。東かがわ市で総務部長や事業部長を務めた無所属新人、松村秀樹は市職員OBらの支援を受けながら「草の根選挙」を展開する。「県政を身近なものにする」と選挙カーから手を振り東奔西走。票の掘り起こしに必死だ。

 旧引田町長などを務めた無所属新人、安倍正典は、東かがわ市長選に出たこともあり、地元での知名度は抜群。40種類の選挙ポスターを貼り出し、話題作りに懸命で、ジャージー姿で親しみやすさもアピール。「有権者に関心を持ってもらわなければ始まらない」と、地盤の引田地区を中心に演説を続ける。

 県内8市のなかで唯一、過疎指定される東かがわ市。選挙戦が熱気を増す一方で、個人演説会に足を運ぶ若者の姿は少ない。市内の30代男性は「人口減少や雇用対策など若者がメインの政策が多いが、票を投じる有権者のほとんどが高齢者。現実と理想は違う」と冷めた口調で話した。(敬称略)【鈴木理之】

==============

 ◇東かがわ市(定数2−5)
砂川保 71 党県代表 社現

花崎光弘 60 農業 自現

鎌田紳二 66 ソフト開発業 無新

松村秀樹 60 [元]市部長  無新

安倍正典 68 [元]引田町長 無新

2554チバQ:2015/04/12(日) 20:23:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk37010578000c.html
激戦区ルポ:2015県議選/中 木田郡 “与野党対決”町を二分 /香川
毎日新聞 2015年04月10日 地方版

 定数1の木田郡選挙区(三木町)には、3選を目指す自民現職で公明県本部推薦の松原哲也と、民主、社民県連、連合香川推薦の無所属新人、友保陽子が立候補し、一騎打ちとなっている。公認・推薦の状況から、県議選は与野党対決の様相も呈しており、両陣営は互いに一歩も譲らぬ激戦を展開している。

 「党本部の茂木敏充選挙対策委員長も『絶対に勝たなければならない』と話している」。7日夜、松原の個人演説会。マイクを握る自民の瀬戸隆一衆院議員が一層力を込めた。国会の合間を縫って松原の応援に入るため、寝台列車と飛行機で東京まで往復したという。自民の国会議員や無投票当選を決めた同僚県議が続々と選挙区入り。自民現職である松原の「県、国へのパイプ役」としての役割の大きさをアピールしている。

 松原は2010年10月の県議補選で初当選。過去2回の選挙戦を制した。「4つのいちばん」と題して、子育て環境の整備や地域活性化、地場産業の振興、防災対策への注力を誓い、若さもアピール。「地元を愛する思いは誰にも負けない」と力を込める。10日の総決起大会には、野田聖子衆院議員が駆け付ける予定だ。

 「町に協力していただける人を待ち望んでいた」。3日夜、雨の中を集まった聴衆の前で、今回、友保陣営の選対本部長に就任し、注目を集める筒井敏行・三木町長がマイクを握っていた。

 統一地方選の告示が迫る先月、自民県連は、党員だった筒井町長を除名処分にした。昨年末の衆院選で対立候補を応援するなどの反党行為があったとの理由だった。その一件は県議選にも影を落とす。

 和室の会場はそれほど大きくないが、応援に駆け付けた民主の玉木雄一郎衆院議員の姿も。筒井町長は「人口減対策は基礎自治体の最大の課題」と指摘。「(地元から女性県議が誕生すれば)鬼に金棒だ」と友保を持ち上げた。

 初めての選挙に挑む友保は、「女性のチカラを県政に」とアピールする。選挙前、定数41の県議のうち女性議員は1人だけ、三木町議会には1人もいない。「生活での疑問点や不安には女性ならではというものがある。女性、母親の視点を政治に届けたい」と訴える。コミュニティーバスの充実など、町政と連携しての政策充実なども誓う。

 筒井町長が友保の選対本部長となる一方で、三木町議は両陣営に分かれる。町を二分する選挙戦は一層激しさを増している。(敬称略)【深尾昭寛】

==============

◇木田郡(定数1−2)
松原哲也 37 [元]三木町議 自現

友保陽子 44 [元]会社員 無新

2555チバQ:2015/04/12(日) 20:23:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150411ddlk37010596000c.html
激戦区ルポ:2015県議選/下 丸亀市 横一線、保守票奪い合い /香川
毎日新聞 2015年04月11日 地方版

 丸亀市選挙区は2003年以来、12年ぶりの選挙戦。立候補した7人のうち5人が保守系で、現職3人のほか、元職、新人各1人が立候補。保守票を奪い合っている。一方、革新系も社民現職に加え、共産新人が出馬し、激戦になっている。

 社民現職の米田晴彦は「(共産新人が出たのは)革新系として足り得ないと思われたからだと受け取っている。どれだけアピールできるか」と話した。個人演説会や総決起集会には、梶正治・丸亀市長も参加。「大成してほしい」とエールを送った。一方で、陣営は「自民系の争いが注目され埋没しないか心配だ」と語る。

 台風の目となった無所属元職の山本直樹は、自民県議6期を重ね、議長や党県連副会長など経験したベテラン。2013年、丸亀市長選に立候補して落選。今回は、自民党県連の公認が得られず、無所属に。支持者からも当初、反対されたという。山本は「地方議員はしょせん『自分党』。どれだけ地域の人と話したかだ」と経験値を前面に出す。

 「横一線で逼迫(ひっぱく)している。最後まで予断なく戦ってほしい」。自民現職の山田正芳の陣営は5日の集会で呼び掛けた。地元の土器町からも新人候補が出ており、山田は「県政の課題をもっと責任の強い立場で関われる」とアピールに懸命だ。

 自民現職の香川芳文は前回選挙戦のあった03年、綾歌郡選挙区から立候補し、当選。その後、無投票が続き、今回は合併後の丸亀市選挙区で初の選挙戦となった。香川は「過去の選挙を比較できない」と危機感をあらわにする。地元の飯山、綾歌両地域には、他候補が「攻めてくる」(陣営)状況。防戦一方ではいられず、旧丸亀市内でも支持を訴える。

 「みんなの力で息子を育ててください」。自民現職、新井由泰の父哲二・前丸亀市長は、8日の個人演説会で訴えかけた。今回は、市長時代の支援者も取り込みながら、親子で二人三脚の選挙戦。由泰は「票を上積みしないと当選は難しい。何とか勝たせてほしい」と語った。

 共産新人の土岐一郎は、毎日、街頭演説を約30回行い、「オール与党の県政ではチェックできない」などと訴える。共産党が国政選挙でも支持を増やし、「これまで手が届かなかった人たちにも目を向けてもらえるようになった」(陣営)と追い上げに懸命だ。

 無所属新人の浜西和夫は約10年間、丸亀市議を務め、「市と県のパイプ役になりたい」と2013年、県議補選に立候補し、落選。今回は、現職候補と地元が重なるため、フェイスブックやラインなどSNSを活用、若者に支持を訴える。浜西は「無党派層がどれだけ支持してくれるかだ」と力を込めた。(敬称略)【道下寛子】

==============

 ◇丸亀市(定数4−7)
米田晴彦 56 党県副代表 社現

山本直樹 67 会社役員 無元

山田正芳 51 党県会計監査 自現

香川芳文 65 不動産業 自現

新井由泰 42 運送会社役員 自現

土岐一郎 62 党県役員 共新

浜西和夫 41 [元]丸亀市議 無新

2556チバQ:2015/04/13(月) 21:52:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015041302000289.html

愛媛で海上タクシー火災 投票箱運搬の職員、1人死亡1人不明

2015年4月13日 夕刊


 十二日午後九時半ごろ、愛媛県今治市大下島の大下港内で、海上タクシー船(一九トン、長さ一四・二五メートル)から火が出ていると一一八番があった。乗っていた男性五人が海に飛び込み、うち同日あった県議選の投票箱運搬のため乗船していた市職員村上国広さん(53)=同市=は救助後、搬送先で死亡した。溺死だった。
 このほか、県議選で投票管理者をしていた同市の日下善広さん(66)が行方不明で、今治海上保安部などが十二日夜に続き、十三日も朝から捜索を続けた。
 同市の藤沢太船長(88)は低体温症のため一時意識不明となった。広島県呉市に住む今治市職員川本正彰さん(57)、県議選で立会人を務めた今治市の一般男性(64)ら二人は無事。
 今治市によると、船は市内の「ふなだ海上タクシー」の所有。市内の大下島、岡村島にそれぞれ一カ所ある投票所の投票箱を市中心部の開票所に届けた後、県議選に関わった四人を帰宅させるため港を出て約五十メートル沖で火災が発生し、沈没した。選挙結果に影響はない。

2557チバQ:2015/04/13(月) 21:55:38
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150413-OYT1T50045.html
全国最多13選の84歳「体力は全く問題ない」
2015年04月13日 10時15分
 現職9人、新人2人、元議員1人の12人が争った島根県議選の松江選挙区(定数11)は激戦の末、当選者が決まった。


 自民現職の浅野俊雄氏(84)が高齢、多選批判をはねのけ、現職の都道府県議としては全国最多の13選を果たした。無投票だった2011年の前回選を除き、通算12回目のトップ当選はならなかったが、厚い支持基盤の健在ぶりを見せつけた。

 選挙戦では市内全域をくまなく回り、1日10〜20か所で街頭演説。「体力は全く問題ない。これまで培った経験や人脈、実行力で県民の期待に応えられる」と強調、後期高齢者福祉の推進やJR伯備線への新幹線導入、農業振興などを訴えた。

 松江市寺町の事務所では、当選確実の報告が入ると、集まった支持者らと万歳三唱し、「全国最多の13期目にふさわしい政策を各論で提案、実現させたい」と、気持ちを新たにしていた。

2558とはずがたり:2015/04/14(火) 17:21:15

(高知県)
自民党勢拡大厳しく 公認6人落選…県議選一夜明け
http://www.yomiuri.co.jp/local/kochi/news/20150413-OYTNT50257.html?from=yartcl_popin
2015年04月14日

◇「有権者の意向多様化」 

県議選(定数37)は最大勢力の自民の公認候補が17議席にとどまった。現職3人を含む公認6人が落選、告示前の21議席を割り込んだ。当選した無所属3人が会派入りすると20議席となり、過半数は維持する見込みだが、「党勢拡大」は達成できなかった。民主は推薦を含み2議席を獲得、公明は3議席を守ったが、共産は1減の4議席となった。(夏井崇裕)
2015年04月14日

2559チバQ:2015/04/14(火) 21:37:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk38010613000c.html
’15統一地方選:県議選 自民全勝で主導権 議会運営、混乱なく /愛媛
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 12日投開票された統一地方選第1ラウンドの県議選(定数47)は、自民が擁立した全候補を当選させ、引き続き単独過半数を得た。第2会派の愛媛維新の会なども議席を保った。議会運営に当面波乱はなさそうだが、従来の南海トラフ巨大地震対策などに加え、女性議員の減った議会で女性の声をどう反映させるかや、政務活動費の透明性向上など、新議員たちが取り組むべき課題は山積している。【中村敦茂】

 自民は推薦3人を含め28人が全勝。候補不在の選挙区もあり、前回の公認・推薦計31人には届かないが、議会の主導権を保った。

 民主は公認の現新2人が勝利し、前回当選者の離党で失っていた松山市・上浮穴郡選挙区での議席を回復。推薦2人は落選した。

 公明は現職3人が盤石で続投。共産は松山市・上浮穴郡選挙区で現職の後継新人がトップ当選したが、他の選挙区で2人が敗れ、増員は果たせなかった。

 社民は推薦1人を含む現職3人が勝利し、勢力を維持。第2会派の愛媛維新の会は、現職5人(公認1人、無所属4人)がそろって当選。維新は新人1人が次点に終わり、初の議席に届かなかった。

 各党派・会派に大きな変動はなく、共産など一部を除いて中村時広知事に与党的立場が大勢を占める議会構成が続く形になった。

 一方、投票率は4回連続で過去最低を更新し、関心回復も大きな課題。原子力規制委員会の審査が事実上終了した四国電力伊方原発の再稼働で、論戦が盛り上がることはなかった。

 ◇“ガラスの天井”破れず 新人女性候補は全敗
 今回の県議選には現職1人、新人5人の女性6人が挑んだ。しかし社民現職の逢坂節子氏(65)が再選した以外、新人は全敗した。

 「すみません」。12日夜、宇和島市・北宇和郡選挙区(定数4)で落選が決まった無所属新人の二宮美日氏(52)は、鬼北町の事務所で頭を下げた。争った自民現職4氏は全員男性。「多様性ある政治を」などと女性を前面にアピールし、陣営も「有権者の半分は女性」と期待したが、現職の地盤は固かった。

 西条市選挙区の維新新人、森夏枝氏(33)や今治市・越智郡選挙区の女性2氏のように党組織や若さを生かして数百票差以内に詰め寄った候補もいたが、“ガラスの天井”は破れなかった。

 毎日新聞の調査では、選挙前の女性2人でも全国の都道府県議会では最低に近い水準だった。「女性の活躍」を掲げる安倍政権だが、県議選では当の自民の公認・推薦候補28人全員が男性で、かけ声倒れだった。【中村敦茂】

 ◇共産は「上げ潮ムード」 新人田中氏、トップ当選 無党派層の受け皿に
 今回の選挙のもう一つの注目点は、18人が立候補した松山市・上浮穴郡選挙区で、共産新人の田中克彦氏(47)がトップ当選したことだ。

 前回、同選挙区には22人が立候補し、共産現職は8623票で11位だった。今回、その後継として立った田中氏は5542票増の1万4165票を獲得した。「反原発票」を上積みしたことに加え、昨年11月の松山市長選など地方選、国政選に過去9回立候補し、知名度もあったことも票の伸びにつながった。田中氏は「戦争する国づくりを進める安倍政権への警戒感が支持につながったのでは」との見方を示した。

 愛媛大法文学部の中村悦大(えつひろ)准教授(政治学)は「反原発など主張が明快で、無党派層の受け皿になった。他政党は有権者の不信をぬぐえなかった」と分析している。

 党本部のまとめによると、全国41道府県議選のうち、県庁所在地を含む選挙区でのトップ当選は愛媛などの8選挙区▽2位当選は青森などの7選挙区▽3位当選は鹿児島などの14選挙区。昨年の衆院選に続く共産の「上げ潮ムード」が引き続き示された形となった。【伝田賢史、橘建吾】

2560チバQ:2015/04/14(火) 21:37:20
==============

 ■視点

 ◇更なる政活費透明化を
 兵庫県議の「号泣会見」でクローズアップされた議員の政務活動費(政活費)。愛媛県議会もガラス張りとは言い難いのが実情だ。引き続き第1、第2会派となった自民と愛媛維新の会には、積極的な改善が求められる。

 政活費は県議1人あたり月33万円。2013年度分からはすべての支出が領収書添付の対象になり、交通費や事務用品代など細かな支出まで報告が求められるようになった。

 ただ領収書があっても、具体的な使途が不透明な支出も残る。13年度の報告書をみると自民の各議員は月4万円を、歴代県連幹事長が代表を務める「えひめ地域政策研究所」に支出している。選挙前だと所属議員が27人いたため年間支出は約1300万円。だが、各領収書は「政務調査活動における共通経費」と記されているだけだ。

 愛媛維新も、所属5人が月2万円を「愛媛調査研究会」に調査委託費として支出している。年間計120万円。使途の見えにくさは自民と同じだ。他会派にこうした支出は見られない。

 両会派によると、セミナーや勉強会費、共通の事務費などが使途という。議会事務局も「会派が大きいほど、合同で活動する方が効率的」とするが、公金である以上、効率性だけでなく透明性も求められる。自民は会計士に収支のチェックを受けるなどの改善策を検討している。愛媛維新も「求めがあれば領収書の公開にも応じたい」とする。

 気になる支出は他にもある。議員が加入する団体の月会費や年会費。ほとんどの会派でこれらを支出する議員がおり、会費が月1万円、年間12万円に上る例も散見された。能力向上や人脈作りには有益でも、どれだけ政策に生かされたかは測りにくい。「お付き合い」程度の支出もチェックしようがなく、議会全体であり方を見直す時期に来ているといえる。【中村敦茂】

2561チバQ:2015/04/14(火) 21:37:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk37010602000c.html
’15統一地方選:県議選 自民、得票率で圧倒 議会勢力、変化の要素も /香川
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 12日に投開票された県議選(定数41)は、投票率が過去最低の48・64%(前回50・04%)を記録し、低調な選挙戦となった。現職26人が当選した最大会派の自民は、政党別得票率でも56・61%(同57・23%)と他を圧倒して1強体制を維持した。ただ、現職が落選するなど議席の増減がある会派もあり、初当選した候補者の去就によっては議会勢力が変わる可能性も残っている。【鈴木理之】

 自民以外の政党別得票率は、社民9・22%(同2・16%)▽民主5・57%(同6・93%)▽共産1・25%(同4・95%)。他は無所属で27・34%(同17・41%)。公明は立候補者全員が無投票で当選したため記録はなかった。

 また、県議会の会派構成を新議員41人の所属政党などで見ると、自由民主党議員会26人(選挙前比2人減)▽社会民主党・県民連合5人(増減なし)▽民主党議員会3人(同1人増)。議席の変わらない公明党議員会と日本共産党県議会議員団は各2人で、無所属は3人となる見通し。選挙前と勢力に大きな変化はないとみられる。

 ただ、4議席以上の会派には本会議で代表質問ができるため、無所属の新人議員らがどこに所属するかで、資格のある会派が増えるなど変化がある可能性もある。

2562チバQ:2015/04/14(火) 21:38:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk36010596000c.html
’15統一地方選:県議選 自民堅調23議席 開票トラブルで確定遅れ /徳島
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 12日投票された県議選の開票は、徳島市開票所で実際の票数が投票者数より5票多いトラブルが起き、定数10の徳島選挙区(徳島市、佐那河内村)の結果確定が13日午前3時15分まで遅れた。無投票当選を含めた39人の内訳は現職29、元職2、新人8。党派別では自民23、民主1、公明2、共産3、無所属10。自民は前回の21から伸び、逆に民主は前回の4から後退した。

 開票トラブルは、12日午後11時半ごろ、数えた票数(8万1102票)が投票者数(8万1080人)より22票多いことが判明。市選管が候補者の得票を改めて集計した結果、うち17票は票を束にする際に多く数えていた。

 無効票なども数え直したが、5票多い理由は特定できず、市選管は県選管と協議の上、食い違ったままで選挙結果を確定した。市選管の山口啓三事務局長は13日未明、「有権者や候補者に大変申し訳なく思っている。引き続き原因を調べていく」と謝罪した。

 開票終了後、立会人を務めた徳島市住吉、会社員、林拓也さん(37)は「原因が分からないまま票を確定してしまうのは残念。しっかり原因を追究してほしい」とあきれた様子だった。【立野将弘】

==============

 ◆県議選開票結果

 ◇徳島選挙区(定数10−12)=選管最終発表
当 8057 庄野昌彦 57 民現

当 7793 岸本泰治 57 自現

当 7663 須見一仁 41 自現

当 7284 古川広志 53 公新

当 7124 井川龍二 54 自現

当 6935 長尾哲見 64 公現

当 6601 岡佑樹 38 無現

当 6487 喜多宏思 72 自現

当 6424 山田豊 64 共元

当 6198 上村恭子 57 共新

  5040 笠井国利 66 自現

  4744 森本尚樹 62 無現

==============

 ◆喜びの当選者

 ◇徳島選挙区(定数10)
庄野昌彦 57 民 現(6)

 党県幹事長▽県獣医師会顧問[歴]県職員▽麻布大

岸本泰治 57 自 現(3)

 党県副幹事長[歴]百貨店社員▽同志社大

須見一仁 41 自 現(2)

 [元]参院議員秘書[歴]建設会社員▽福山大

古川広志 53 公 新(1)

 [元]県職員▽創価大

井川龍二 54 自 現(2)

 [元]徳島市議[歴]食品加工会社員▽中央学院大

長尾哲見 64 公 現(7)

 党県代表[歴]建設会社員▽徳島大

岡佑樹 38 無 現(2)

 [元]参院議員秘書[歴]自動車販売会社員▽甲南大

喜多宏思 72 自 現(3)

 阿波おどり保存協会長[歴]徳島市職員▽徳島市議▽中大

山田豊 64 共 元(5)

 党県副委員長[歴]徳島市議▽徳島大

上村恭子 57 共 新(1)

 党県委員・徳島地区副委員長[歴]看護師▽徳島大

2563チバQ:2015/04/14(火) 21:40:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk31010532000c.html
’15統一地方選:県議選 自民、過半数達せず 民主1増 公明・共産は維持 無所属は4増の12人 /鳥取
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 12日投開票された県議選(定数35)では、選挙戦となった6選挙区(同30)に立候補した46人のうち、現職21人と新人9人の計30人が当選した。無投票当選を含めた内訳は現職25人、新人10人。落選した現職は無所属の4人で、鳥取市2▽八頭郡1▽境港市1だった。各党は来年の参院選も見据えて選挙戦を展開し、自民が得た議席は公認・推薦を合わせて計16人(前回と同じ)で県議会の過半数に達しなかった。民主は改選前より1増の7議席(推薦含む)を得て党勢拡大の足がかりを作った。公明は3、共産は2の議席維持となった。無所属は前回より4増の12人を数え、会派構成をめぐる攻防も今後、本格化する。(敬称略)【高嶋将之、川瀬慎一朗、真下信幸、小松原弘人、小野まなみ】

 選挙戦での自民系の当選者は公認10人▽推薦4人▽公認・推薦のない党員1人。無投票当選の公認2人を合わせて自民系は17人となり前回得た16議席を上回った。

 公認では無投票を含め12人が当選したが、倉吉市で議席回復を図った新人が落選。倉吉市は党員資格停止中の伊藤美都夫が勇退し、自民は空白のままとなる。推薦では3人が落選した。

 選挙戦で前回より2人減った公認候補11人の合計得票率は28・85%で10・37ポイント減った。

 民主は激戦の鳥取市で市議からくら替えの公認新人、木村が初当選。現職は公認と推薦合わせて6人全員(無投票当選1人含む)が当選し、計7議席の目標を果たした。

 伊藤保県連代表は12日深夜、木村の事務所でほっとした表情を浮かべ「連合鳥取に無理を言って候補者を立て、部落解放同盟も含めて組織力を一つにできた」と勝因を分析。「(党への逆風が残る)厳しい中で大きな意味があった」と述べた。

 選挙戦で前回より1人減った公認候補5人の合計得票率は12・37%で1・68ポイント減った。

 公明は鳥取市で2、米子市で1の現職3人の議席を維持した。選挙戦での合計得票率は9・04%で1・45ポイント減。推薦候補では境港市の無所属現職と倉吉市の自民公認新人の2人がいずれも落選した。

 共産は鳥取、米子両市で計2議席を維持。米子市で得票を伸ばし、合計得票率も4・85%と0・3ポイント増やした。

 無所属の当選者12人(無投票2人含む)は現職4、新人8。推薦や党籍でみると自民系5▽民主系1▽その他6だった。選挙戦での24人の合計得票率は44・62%で、前回より13・8ポイントも増えた。

 ◇当落線下がり3700票台
 ◇鳥取市
 定数9超の戦後最多の激戦で、前回4600票台だった当落線が3700票台に下がった。自民系の乱立や、昨年の鳥取市長選に出馬した有力新人の福浜が戦後の県議選で最多となる1万4098票を集めたことも要因。

 民主公認の新人木村は連合鳥取や部落解放同盟の支援で票を固め、鹿野町出身では初の県議となった。自民は公認・推薦のない党員も含めると計11人で票を奪い合い、現職はいずれも票を減らした。元市議では賀露が地盤の島谷と、前回トップの鉄永幸紀の地盤・青谷町に立った中島が初当選。組織が固い公明現職2人は1500票以上、共産現職も500票以上それぞれ減らしたが当選した。

 ◇1万4098票の重みかみしめ 鳥取市、過去最多得票の福浜氏
 鳥取市で最多得票の福浜は13日、「1万4098の負託にどう応えるか、良い意味でプレッシャーを感じたい」と話した。

 「鳥取には新しい風が必要」と訴え、子育てや雇用を中心に若者や主婦層にアピール。元民放アナウンサーの知名度も生かし、草の根の活動を展開した。

 得票要因を「県や鳥取市の現状、将来への不安や不満、現職ではダメだという思いが寄せられた」と分析。「政治と皆さんの生活との距離を縮めたい」と意気込んだ。会派所属については各派の話を聞き、後援会とも相談して決めるという。【川瀬慎一朗】

 ◇女性2人票伸ばす
 ◇米子市
 定数1超の少数激戦で現職7人が全員当選。前回首位当選ながら2013年に亡くなった自民の広江弌(はじめ)の空席と定数1増の枠には市議からのくら替えで自民推薦の松田と野坂が初当選した。前回1万票の大台に乗せた公明現職の沢らが得票を減らす中、民主現職の浜田と共産現職の錦織の女性2人が数百票伸ばした。

2564チバQ:2015/04/14(火) 21:41:07
◇現職2人手堅く4選
 ◇倉吉市
 定数2超の激戦は現職2人が手堅く票をまとめてともに4選を果たし、勇退議員の後継の無所属新人が滑り込んだ。自民は公認の新人が及ばず議席を回復できなかった。

 無所属現職の長谷川は元市長の知名度と市内をくまなく回る選挙戦で前回選に続きトップ当選。民主公認現職の興治は組合票を固め、農村部での活動も強化して前回並みの得票率を維持した。元市議で無所属新人の川部は、勇退した伊藤美都夫の後継として共に活動し、支持層を引き継いで初当選。自民の西村は建設業界や公明などの推薦を得て組織戦を展開したが、票を固めきれなかった。

 ◇無所属新人が初当選
 ◇境港市
 8年ぶりの選挙戦で「公明の自民離れ」が表面化するなどして注目されたが、自民公認現職の安田が選挙戦最終日の11日に石破茂・地方創生担当相の応援を受けるなど最後まで支持者固めに力を尽くし、前々回とほぼ同じ票を固めて首位で4選を果たした。「無投票阻止」を掲げて参戦した無所属新人の浜田は市議時代の人脈をフル活用。「(中村勝治)市長の側の人の応援も受けて」市西部の外江、渡地区初の県議となった。公明県本部推薦を得た無所属現職の森岡は脱原発も訴えたが前々回から2000票も減らし「自分の力不足だが、何が有権者に浸透しなかったのかよくわからない。手応えがないわけでもなかった」と振り返った。

 ◇自民系が2議席独占
 ◇八頭郡
 ともに智頭町が地盤の無所属現職の国岡と自民推薦新人の西川の対決が注目されたが、西川が国岡に3町全てで競り勝ち計361票差の辛勝。自民現職の福田は地盤で大票田の八頭町で有効投票の7割余りの6894票を獲得するなど前回から248票上積み。自民系で2議席独占を果たした。

 ◇16年ぶり選挙戦 現職2人が当選
 ◇西伯郡
 現職2人と新人2人が立候補し、16年ぶりの選挙戦となったが、現職で民主の福間と自民の上村が地盤の固さで当選した。元町議で33歳の無所属新人、竹口も健闘したが及ばなかった。

==============

 ◇県議選開票結果
 ◇鳥取市(定数12−21)=選管最終発表
当 14098 福浜隆宏 49 無新(1)

当  6209 銀杏泰利 59 公現(4)

当  5647 市谷知子 47 共現(3)

当  5425 浜崎晋一 60 自現(3)

当  5238 山口享 81 自現(11)

当  4727 浜辺義孝 57 公現(2)

当  4558 島谷龍司 55 無新(1)

当  4468 坂野経三郎 31 無現(2)

当  4451 藤縄喜和 63 自現(4)

当  4076 木村和久 64 民新(1)

当  3865 前田八寿彦 71 自現(4)

当  3784 中島規夫 57 無新(1)

   3486 湯口史章 57 無新

   3165 有松数紀 60 無新

   2924 中西照典 61 無新

   2888 砂場隆浩 51 無現<1>

   2593 福本竜平 44 無元<1>

   2006 谷村悠介 36 無現<1>

   1122 山根康穂 40 無新

    893 西尾幸司 25 無新

    609 足田晃 61 諸新

2565チバQ:2015/04/14(火) 21:41:24
 ◇米子市(定数9−10)=選管最終発表
当 9529 沢紀男 59 公現(3)

当 8927 斉木正一 67 自現(5)

当 5888 浜田妙子 70 民現(4)

当 5782 松田正 41 無新(1)

当 5681 野坂道明 58 無新(1)

当 5573 稲田寿久 69 自現(4)

当 5537 森雅幹 55 民現(2)

当 5353 内田隆嗣 36 自現(2)

当 5330 錦織陽子 63 共現(3)

  4245 小林重喜 58 無新

 ◇倉吉市(定数3−5)=選管最終発表
当 7226 長谷川稔 68 無現(4)

当 5435 興治英夫 58 民現(4)

当 5026 川部洋 49 無新(1)

  4182 西村博文 51 自新

  1722 村田実 77 無元<7>

 ◇境港市(定数2−3)=選管最終発表
当 6754 安田優子 69 自現(4)

当 4896 浜田一哉 55 無新(1)

  4177 森岡俊夫 55 無現<2>

 ◇八頭郡(定数2−3)=選管最終発表
当 8927 福田俊史 45 自現(2)

当 3902 西川憲雄 63 無新(1)

  3541 国岡智志 44 無現<1>

 ◇西伯郡(定数2−4)=選管最終発表
当 7086 福間裕隆 73 民現(6)

当 6662 上村忠史 70 自現(5)

  5042 竹口大紀 33 無新

  3852 鹿島功 60 無新

 *<>数字は落選者の過去の当選回数

2566チバQ:2015/04/15(水) 00:08:25
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150413000151
【香川県議選】山本さん執念、返り咲く/丸亀
2015/04/13 09:41

 2003年以来、12年ぶりの選挙戦となった丸亀市選挙区は、定数4をめぐって7人が激しい攻防を繰り広げた。保守系だけで現職、元職、新人の5人が乱立する中、元職の山本直樹さん(67)が執念の返り咲きを果たした。4枠目での滑り込みに「みなさんの支援のおかげ」と満面の笑みで支援者に頭を下げた。
【→参照記事】

 6期務めた香川県議を辞し、13年の丸亀市長選に出馬して落選。だが、獲得した約1万5千票を重く受け止め、県議への再挑戦を決意した。厳しい状況が伝えられていたが、議員としての豊富なキャリアが最後の一押しを呼び込んだ。

 山本さんは「上から目線でなく、みなさんと同じ目線に立って仕事をしていく」と約束。県とのパイプ役として「丸亀をよくするよう頑張っていきたい」と抱負を述べた。

 保守の激戦をしり目に混戦をトップで抜け出したのは社民現職の米田晴彦さん(56)。13年の補選で当選した直後から街頭演説や市民との対話を重ねた。選挙戦突入後も労働組合など支持層をまとめる一方、精力的な街頭活動で無党派層への浸透を図った。

 米田さんは「地域再生は待ったなしの課題。県民の中に飛び込み、一緒になって汗を流し、強者が弱者を助ける政策を県政で訴えていく」と力強く宣言した。

 2位当選は自民現職の香川芳文さん(65)。選挙戦は旧綾歌郡選挙区で初当選した03年以来で、合併後の新市になって初めてだったが、地盤の飯山、綾歌地区を中心に手堅く支持を固めた。香川さんは「地区の発展のため、少子化対策や安全安心といった課題にしっかり取り組んでいきたい」と4期目の決意を新たにした。

 自民現職の山田正芳さん(51)は3位で5選を果たした。「ご恩に報いるためにも新しい気持ちで県政の諸課題に取り組んでいきたい」と意欲を述べた。

◇丸亀市(定数4−7)
 =選管最終発表

当 8160 米田晴彦 56 社現

当 7647 香川芳文 65 自現

当 6620 山田正芳 51 自現

当 6336 山本直樹 67 無元

  5498 新井由泰 42 自現

  5097 浜西和夫 41 無新

  1590 土岐一郎 62 共新

2567チバQ:2015/04/15(水) 00:09:09
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150413000148
【香川県議選】木村さん自民牙城崩す/さぬき
2015/04/13 09:40
 世代交代の訴えは、最高の形で実った。3人が2議席を争ったさぬき市選挙区では、民主新人で前同市議の木村篤史さん(42)が自民現職との激しい競り合いを制し、同選挙区で初となる民主の議席をトップ当選で獲得した。当初の出遅れを取り戻し、県政に新風を求める市民の期待を幅広く集めた。
【→参照記事】

 出馬を決意したのは、今年に入ってから。加えて相手はベテランの自民現職2人。準備不足を懸念する声もあったが、「働き世代の代表として、県政に若い力を届けたい」と訴え市内を何度もくまなく回り、有権者一人一人に支持を呼びかけた。地元選出の民主国会議員の支援を全面的に受けながら終盤一気に他候補を追い上げ、初陣を飾った。

 同市寒川町の事務所には、午後7時ごろから勝利を信じる支援者らが次々と訪れ、開票速報のニュースを見守った。3候補が横一線で並ぶ中、13日午前0時すぎ、当確の一報が入ると、「やった、勝ったぞ」「よっしゃー、当選だ」-。熱気は最高潮に達した。

 大きな拍手に迎えられた木村さん。涙で目を真っ赤にしながら、万歳三唱で喜びを爆発させた。「本当に厳しい選挙戦だったが、みなさんに支えられた。いただいた声を県政にしっかり反映し、住んでよかったといわれるまちづくりに一生懸命取り組みます」と力強く決意を述べた。



◇さぬき市(定数2−3)
 =選管最終発表

当 7086 木村篤史 42 民新

当 6667 十河直 73 自現

  6285 白井昌幸 77 自現

2568チバQ:2015/04/15(水) 00:09:58
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150413000144
【香川県議選】激戦制し松村さん堂々トップ/東かがわ
2015/04/13 09:37
 新しい力と現職の経験に託す―。定数の3分の2が無投票で埋まる異例の事態となった今回の香川県議選。経験豊富な現職が強さを発揮する一方で、自民・社民の2現職と3新人による混戦となった東かがわ市で、元市総務部長の新人・松村秀樹さんが議席を獲得。さぬき市でも民主新人の木村篤史さんが勝利し、新風を吹き込んだ。現職、元職、新人の7人による混戦となった丸亀市は、現職3人に続き、元職で県会議長経験者の山本直樹さんが返り咲き。自民現職と民主推薦の新人がぶつかった木田郡、自民・無所属の3現職と無所属新人が立った坂出市、自民の2現職と新人が争った仲多度1区は、いずれも現職が新人を振り切った。
【→参照記事】

松村さん堂々トップ 行政経験アピール実る 東かがわ
 行政経験豊富な市役所の元部長が、「現職有利」の前評判を覆してトップ当選を果たした。12年ぶりに選挙戦となった東かがわ市選挙区。見事初出馬で当選を飾った無所属の松村秀樹さん(60)は、「みなさんからのご期待を背に、県政の場で地元のために力を尽くしたい」と詰め掛けた支持者とともに喜びを爆発させた。

 知名度不足をばん回するため、「身近な県政の実現」を合言葉に支持を訴え、妻や3人の娘と一緒に選挙区全域を何度もくまなく回った。演説会では「地元の明日を一緒に考えよう」と声をからした。しかし、なかなか手応えをつかめず、不安の中の選挙戦。確定票が出るまで、結果は実感できなかった。

 出身地の旧白鳥町役場に入り、旧3町合併後の東かがわ市役所では総務部長、事業部長を歴任した。

 行政に携わる中で、地元の衰退を目の当たりにしてきた。育ててくれた古里へ恩返しをするため、定年退職前に職を辞して、出馬に踏み切った。昨年の11月半ばから準備を始め、「役所の職員との間に築いたネットワークは、県政に必ず生きる」と切々と訴えてきた。

 政策には、人口減少対策を最優先課題に挙げる。県外への流出はもちろん、県内人口の一極集中も食い止め、「ぬくもりある古里を必ず守る」と言い切る。

 午後9時55分、同市松原の選挙事務所に当選の知らせが入ると、駆け付けた約200人の支持者から万雷の拍手が沸き起こった。松村さんは支持者や家族と喜びを分かち合った後、すぐに表情を引き締め、「やっとスタートラインに立てた。これからの仕事ぶりをみていてほしい。東かがわ市から香川を変えたい」と力強く誓った。



◇東かがわ市(定数2−5)
 =選管最終発表

当 6170 松村秀樹 60 無新

当 3870 花崎光弘 60 自現

  3565 砂川保 71 社現

  2257 安倍正典 68 無新

   427 鎌田紳二 66 無新

2569チバQ:2015/04/15(水) 00:10:59
>>2567-2568
【香川県議選】重鎮2人苦杯/砂川さん、白井さん
2015/04/13 09:38
 現職の重鎮2人がまさかの苦杯をなめた。さぬき市選挙区の元県議会議長で自民の白井昌幸さん(77)と、東かがわ市選挙区を戦った社民党県連代表の砂川保さん(71)。いずれも躍進した新人の勢いにのみ込まれ、長年守り続けた議席を失った。
【→参照記事】

 今回の顔ぶれで最多タイの9選を目指した砂川さんに厳しい審判が下った。敗戦の一報が伝わった午後10時すぎ、集まった支持者を前に疲れ切った表情をみせ、「私の不徳の致すところ。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と肩を落とした。

 定数2を現職と新人5人で争う激戦区。陣営は多選批判への対抗策として「大工の棟梁になるにも20年や30年はかかる。これから、いい仕事ができる」などと強調。培った人脈と経験を前面に押し出し、なりふり構わず訴え続けたが、新人の勢いに屈し、2位の自民現職にもわずかに及ばなかった。

 8年ぶりの選挙で8選を狙った白井さん陣営も、よもやの敗戦に声を失った。

 過去になく苦しい選挙戦。民主新人が勢いを増す中、陣営は「票が読めない」と危機感をあらわに。地盤の志度エリアを中心に経験と実績を懸命にアピールしたが、無情にも届かなかった。

 重苦しい空気に包まれた事務所。白井さんは、落胆する支持者1人1人に「本当に申し訳ありません」と声を掛けて回った。

2570チバQ:2015/04/15(水) 00:14:46
http://www.kochinews.co.jp/15senkyo/150413senkyo10.htm
黒潮町で下村勝幸さんが「草の根」支持を得る


 高知県の黒潮町は町議会の元正副議長の一騎打ち。激戦を制した元副議長の無所属新人、下村勝幸さん(49)は「住民から遠い県議像を変えたい」との訴えを実らせた。

 旧大方町を含め10年間務めた町議時代から県議の役割に疑問を抱き、県政と住民の距離を近づけようと出馬した。事務所は「身近な県議」を象徴する実家の理髪店。約50回のミニ集会で住民の声に耳を傾け、草の根の支持を広げた。

 パソコン関係の職業訓練などを手掛ける2社を経営する。ミニ集会では、ビジネスで培った実行力や事業評価への自信を基に「自分」という商品を売り込んだ。2013年から高知大大学院で地域協働について学ぶ。旧大方町での道の駅建設活動や、障害者雇用の取り組みにも触れながら、「地方創生は得意分野」と訴えた。

 当選が決まり、笑顔の支持者を前に「今日が始まり。皆さんの期待を裏切ることのないよう頑張ります」と決意を新たにした。

 【写真】激戦を制し、支持者とがっちり握手する下村さん(高知県幡多郡黒潮町上川口)


◇黒潮町(定数1−2)
 =選管最終発表

当 3814 下村勝幸 49 無新

  3549 山本久夫 59 自新

2571チバQ:2015/04/15(水) 00:15:31
http://www.kochinews.co.jp/15senkyo/150413senkyo03.htm
土佐市は75歳の中内さんが激戦制す 結束の勝利


 定数が2から1に減り、ベテラン現職の一騎打ちとなった高知県土佐市。市を二分する戦いを制したのは、無所属の中内桂郎さん(75)だった。

 2014年11月と出遅れた出馬表明、そして県内屈指の激戦区。厳しい構図がかえって、陣営を奮い立たせた。過去の選挙戦は全て2位当選。「2番手でもいいとの甘い体質」は今回、「絶対に1番にならなければ」という固い結束に変わった。

 選挙カーで小まめに回って街頭演説を繰り返す地道な選挙戦だった。「力を注いできた」という波介川河口導流路事業や南海トラフ地震対策など、4期16年の実績を強調。県遺族会長を務める経験から「反戦」「平和」も訴えた。温厚で誠実な人柄はじわじわ浸透していった。

 当選が伝えられた事務所は歓喜が爆発。中内さんは「皆さまと共に頑張った結果だと思う。土佐市にある課題を市長と話し合い堅実に歩んでいきたい」。候補者の中で最高齢だが、声は力強かった。

 【写真】激戦を制し、笑顔で抱き合う中内さん(高知県土佐市高岡町甲)

森田さん5選ならず

 議長経験もある自民現職の森田英二さん(63)は、定数減のあおりで5選を逃した。

 4期16年の実績を背景に、「県政に責任を持つ」との決意で挑んだ選挙戦。2014年10月から地道に地域を回り、「地方創生で地域の知恵を出していく」と声をからした。

 当初は相手陣営に先行。「負ける気はしない」と強気を押し出す一方、「不安もいっぱい」と漏らすことも。初当選した16年前と同じように、農家や会社員など個人のつながりを頼りに支援を広げたが、自民党支持層以外には浸透し切れなかった。

 支援者を前に森田さんは「県政課題の解決に向け思い途中だが、申し訳ない結果になった」と悔しさをにじませた。

◇土佐市(定数1−2)
 =選管最終発表

当 6516 中内桂郎 75 無現

  6409 森田英二 63 自現

2572チバQ:2015/04/15(水) 00:16:02
http://www.kochinews.co.jp/15senkyo/150413senkyo02.htm
安芸市・芸西村で「元気な地域」目指す野町雅樹さん初当選


 高知県の安芸市・芸西村では無所属新人の野町雅樹さん(49)がベテランとの一騎打ちを制し、初当選を決めた。

 27年間勤めた高知県庁では、主に施設園芸や果樹などの農業振興を担当。土佐市や高知市への転勤もあったが「地元大好き人間だから」と出身の安芸市に住み、PTA活動などにも力を入れた。2014年11月に住民有志が出馬を打診。悩んだ末、「精いっぱいの恩返しになれば」と決断した。

 地域を回り、独居老人の多さ、空き家の増加を実感。「元気を取り戻したい」と県庁時代とは違う決意を抱いた。

 1月からつじ立ちを続け、告示後は「人脈を生かし、地元と国・県をつなぐパイプ役になる」と、毎日30カ所以上で現職との政策の違いを訴えた。

 「女性を中心に草の根的に、毎日支援の輪が広がっていくのを感じた」。事務所で拍手に包まれた野町さんは「人口減に歯止めをかけ、安心安全に暮らせるよう、地域の声をしっかり県政に届ける」と力を込めた。

 【写真】支持者と当選を喜ぶ野町さん(高知県安芸市庄之芝町)

自民現職の樋口秀洋さん6選ならず

 6期目を目指した自民現職の樋口秀洋さん(65)が、高知県職員だった新人の勢いと組織力に敗北した。

 20年間の議員生活。住民の声をすくい取るため、地域をミニバイクや車で細やかに回ってきた。今回は高知農業高校OBらが新人支持に回ったが、「余裕はいつもない。うちなりの選挙を」と腰を据えた。

 選挙戦を通じ、地方創生など重要な局面ではベテランが力を発揮すると訴え続けたが、届かなかった。

 じりじりとした状況の中で開票の状況を見守った樋口さん。「敗因は全く自分の力不足。多選批判は前回の選挙よりも強かった。時代が若い、新しい流れを求めたということではないか」と語った。

◇安芸市・芸西村(定数1−2)
 =選管最終発表

当 5936 野町雅樹 49 無新

  4256 樋口秀洋 65 自現

2573チバQ:2015/04/15(水) 00:40:29
http://www.sankei.com/politics/news/150413/plt1504130006-n1.html
2015.4.13 00:29
【統一地方選】
島根の2県議が全国最多の13選 「感激と責任」「初心忘れず」





【統一地方選2015】
 島根県議選松江選挙区で12日、共に自民党現職の浅野俊雄氏(84)と細田重雄氏(77)が、全国最多となる13回目の当選を果たした。

 2人は昭和42年に初当選し、それぞれ県議会議長を経験。後に国政に転じた自民党の青木幹雄元参院議員会長も同期だ。選挙戦で浅野氏は高齢者福祉の充実を訴え、細田氏は地域振興を強調した。

 当確が報じられると、浅野氏は「全国1番の当選回数で感激と責任の重大さを感じている」と話し、細田氏は「初心を忘れることなく、県民とともに歩んでいきたい」と意気込んだ。


 ◇松江市(定数11−12)=選管最終発表
当 10564 福田正明 66 自現

当  9885 吉野和彦 51 公新

当  9009 岩田浩岳 39 民現

当  8327 浅野俊雄 84 自現

当  7425 五百川純寿 66 自現

当  7299 細田重雄 77 自現

当  6526 角智子 60 民現

当  6209 尾村利成 52 共現

当  5765 白石恵子 65 無現

当  5727 小沢秀多 65 自現

当  4898 加藤勇 62 無元

   3875 今岡克己 61 無新

2574チバQ:2015/04/16(木) 23:16:51
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150414000133
東かがわ市の課題 ダブル選を前に(上)若年層の流出
2015/04/14 09:27
 統一地方選後半の東かがわ市長、市議選が19日に告示される。市長選には3選を目指す現職の藤井秀城氏(63)と、新人で前市民部長の元行馨氏(59)の2人が出馬の意向を示しており、一騎打ちとなる公算が大きい。2003年の3町合併で新市が誕生して12年。歯止めの掛からない人口減少や地域経済の衰退、公共施設の老朽化など選挙戦を前に市を取り巻く課題を探った。

   ■   ■

 東かがわ市の人口は、1日現在で3万2759人。合併当初から5千人以上減った。10年4月には市全域が過疎地域の指定を受け、昨年5月に日本創成会議が公表した10〜40年の20〜30代女性の減少率の試算では、県内市町で2番目に高い不名誉な数字(65・5%減)が示された。

 なぜ、急激な人口減少が続いているのか。

 市の調査によると、1999年と2009年の人口を比べた時、99年は15〜19歳が2172人なのに対し、09年は25〜29歳が1191人となり、単純に10年間で同世代が半減したという結果になった。また、市外転出者を対象に転出の時期を尋ねた別の調査では、(1)結婚(2)高校卒業(3)就職―が上位となり、人生の比較的早いタイミングで市を離れていることが明らかになった。

   ■   ■

 若年層の流出―。人口減少の理由はこれが占めるところが大きい。

 もちろん、市はこの状況をただ傍観していたわけではない。11年度には市ふるさと就職推進センターを立ち上げ、若者の市内企業への就職などをサポートしている。

 また、若者が住みやすい街にしようと、市内で住宅を取得する際の補助制度などを充実させた。未婚率の上昇も人口減少の一因ととらえ、未婚男女の婚活を支援する「縁むすび事業」にも14年度から乗り出した。

 ただ、これらの取り組みも大きな成果にはつながっていないと指摘せざるを得ない。就職推進センターは3年半の事業期間で延べ482人が登録しながら、センターを通じて就職したのはわずか32人。縁むすびの1年目の実績は、「カップルになりそうな男女が数組」(市商工観光課)にとどまった。

 これまで市が人口減少問題をいち早く大きな課題ととらえ、市出身の若者を呼び戻そうと積極的に動いてきた姿勢は評価できる。一方、昨今は国全体が人口減少社会に突入し、地域が「人」を巡って競い合う時代。かねてから過疎化に苦しんできた市が地域間競争から一歩抜け出すことは容易ではない。

 人口が集中し、交通インフラや多彩な経済活動に恵まれた都市部に便利さや刺激の面で歯が立たないのは明らか。東かがわ市ならではのセールスポイントを見つけ、前例にとらわれない思い切った施策で、若い世代に魅力あるメニューを訴えていくことが肝心だ。

2575チバQ:2015/04/16(木) 23:17:09
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150415000121
東かがわ市の課題 ダブル選を前に(下)公共施設再編
2015/04/15 09:40
 「この栽培で得た収益を使い、行政に頼らない地域おこし活動ができれば」。3月下旬、市東端の相生地区で地域住民が共同で薬用作物の栽培をスタートした。地区内の耕作放棄地の解消を図るとともに利益で地域活動の原資を賄う試み。一連の動きに市内各地から注目が集まっている。

 活動の主体は、地区内の各自治会や婦人会、老人会を束ねる「相生ふるさと協議会」。冒頭のコメントは、協議会の大字正数会長が活動への意欲を示したものだ。

 協議会は2013年4月に設立。11年3月で閉校した旧相生小学校跡を活用して整備された相生コミュニティーセンターの管理運営を行う受け皿として活動を始めた。

 西端の丹生地区でも閉園した旧丹生幼稚園跡に昨年4月、丹生コミュニティーセンターが完成。13年3月で閉校した丹生小跡の体育館や運動場と一体的に運用しており、管理運営は地域住民らでつくる丹生地区活性化協議会が担っている。

■   ■

 少子化の進展や施設の老朽化を受け、市内では小学校や幼稚園の統廃合が進む。相生小と丹生地区の幼小のほか、13年は誉水小が閉校し、丹生小とともに大川中学校の敷地内に整備した大内小へ統合。本年度は誉水小跡に整備した大内こども園に、誉水、三本松両幼、中筋、西町両保育所の計4施設が統合された。

 教育施設以外にも近く改築や廃止を検討しなけらばならない公共施設は少なくない。公営住宅やポンプ場、消防団屯所などを除く公共施設89カ所のうち、既に築30年以上が経過した施設は約半数の45カ所。多くは公民館や集会所、体育館など、これまで市民が定期的に集ってきた場所だ。

■   ■

 市は本年度、施設の統廃合や改修などの方向性を定める「市公共施設等総合管理計画(仮称)」を策定する方針。人口減少社会を迎えた今、市の財政状況も踏まえれば、むやみに建て替えなどはできず、施設数や規模の縮小は不可避として議論せざるを得ないだろう。

 では、何を残し、何を整備するのか。公共施設の再編はどれだけ市民の声を吸い上げられるかが鍵だ。せっかく多額の投資をしても、無用の長物となっては意味がない。

 相生、丹生両地区でのコミュニティーセンターの整備は、小学校の閉校を機に行政と住民とが対話を重ねる中で浮上したものだ。施設の管理運営を住民グループに委ねることによって、新しい地域づくりのかたちが芽生えてきている。

 人口減少が続き、まちの活気が低下する中、市は市民のよりどころとなる公共施設の再編も進めなければならない厳しい局面に立つ。新しいリーダーには、より多くの市民を地域づくりに巻き込む「モチベーター」的な役割が求められている。

(東讃支局・宮川豪介)

2576チバQ:2015/04/16(木) 23:17:51
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150414-OYTNT50137.html
【高松の課題】<上>市街地集約 周辺に不安
2015年04月15日
  高松市南部の塩江町では、5月に地域ぐるみの運動会を開くのが恒例だ。園児からお年寄りまでがふれあう貴重な機会。毎年数百人が参加する。


 「もっと多くの人に来てもらうため送迎バスを走らせては」との提案が、主催するコミュニティ協議会の会合のたびに上がる。だが「広いエリアを1軒ずつ回るのは無理。バス停まで出てきてくれるお年寄りが何人いるか……」。今年も見送る方針だ。

 元は2005年9月に高松市と合併した旧塩江町。06年1月には牟礼、庵治、香南、香川、国分寺の5町も加わり、市の面積は約2倍の375平方キロ・メートル、人口は1・3倍の42万人になった。

 塩江町は面積では2割を占めるが、人口は約2850人で1%に満たない。山間部に集落が点在し、65歳以上が4割を超える。民間バスは町中央部で折り返すため、市が年間800万円の赤字を補助するコミュニティーバスが集落をつなぐ。

 今月、町内の小学校3校が統合され、児童数115人の塩江小が開校した。大半がスクールバスやタクシーで通学する。廃校になった上西小近くに住む70歳代の女性は「子供が減り、空き家は増えた」と寂しそうだ。

 市は、将来の人口減少を見据え、拡散の一途をたどってきた都市構造の転換を進める。中心市街地と、周辺部の16か所に公共施設や住居を集めた拠点を作る「コンパクトシティー」構想だ。インフラの維持補修費など行政コストを削減し、持続可能なまちを作るのを目的としている。

 だが、塩江町に拠点が整備される計画はない。

 構想では北側の香川町に拠点が設けられるが、塩江で自治会幹部を務める男性は「この辺の住民はそこに行けばいいと考えているのだろうか」と話す。

 一方で、市西部の国分寺町はこの10年間、2万5000人前後の人口を保つ。JR予讃線の2駅が立地する利便性に引かれ、若い世代の移住も多い。

 コンパクトシティーの拠点の一つに位置づけられるが、ここでも「将来、町が衰退したら、さらなるコンパクト化で見放されるのでは」(コミュニティ協議会関係者)との声が上がる。

 こうした不安に対し、市まちづくり企画課は「人口流出を防ぐ過疎対策も同時に進めていく。コンパクトシティーは、周辺部の切り捨て策ではない」と強調する。

 合併した旧6町の住民にとって、今回が初めての市長選だ。「生まれ育った場所での暮らしが『コスト』に左右されるようになるのか。何もかも行政に頼る時代ではないが、魅力ある地域づくりをどう進めるのかを、しっかり聞きたい」。地域おこしにかかわる塩江町の70歳代の男性は話した。



 統一地方選で12年ぶりに行われる高松市長選を前に、課題を見つめた。

2015年04月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2577チバQ:2015/04/16(木) 23:18:10
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150415-OYTNT50117.html?from=ycont_top_txt
【高松の課題】<下>繰り返す職員不祥事
2015年04月16日


 今月8日、高松市内で市長選と市議選に向けた開票事務の研修会が開かれた。約60人の市職員が選管職員の説明を受けながら、投票箱を開ける手順や票の自動読み取り機、計数器などの操作方法を確認した。

 票の集計を担う男性職員は「候補者は約50人と見込まれ、似た名前の人もいる。緊張感を持ってミスを防ぎたい」と表情を引き締めた。

 職員にとって苦い記憶となっているのが、2013年の参院選で起きた票不正操作事件だ。市は再発防止策を検討する第三者委員会を設け、昨年の知事選や衆院選のたびに「お目付け役」の幹部職員の配置など再発防止策に関する提言を受けてきた。

 市選管は「公正・的確な作業が求められている。今回も強い意識を持って臨んでほしい」と呼びかけ、研修会を締めくくった。

 不祥事は、選挙事務にとどまらない。2006〜09年度に21人だった懲戒処分者は、10〜13年度は33人に増加。飲酒運転による事故のほか、被害額が1億円以上に上る同僚のカードを悪用した窃盗・詐欺事件も起きた。14年度は票不正操作事件にかかわった6人を含め9人が処分されている。

 なぜ続発するのか。昨年10月、若手職員らの「市コンプライアンス(法令順守)推進チーム」が実施した職員アンケートには「ダメなものはダメと言える組織風土がない」「都合の悪い情報は隠すような雰囲気がある」などの意見が寄せられた。

 一方で、票不正操作事件について107人もの職員が「自分にはあまり関係ない」と回答。チームの報告を基に市がまとめた再発防止策には「不祥事を自分のこととして捉えていない」「市民のために働いているという認識が必要」など、当たり前にも感じられる言葉が並んだ。

 市内のOBの男性(71)は「仕事への誇りと責任感があれば、不祥事は起きないはずなのに」と首をひねる。

 再発防止策の一環として、市は4月、綱紀粛正を図る「コンプライアンス推進課」を設置。弁護士資格を持つ伴野修一さん(30)を採用した。既に多くの部署から講演の依頼が相次いでいるという。

 昨年度末には市立小の教諭による飲酒ひき逃げ事故があり、伴野さんは5月初旬、講演の第1弾として校長らを集めた研修会に出席する。全国のよく似た不祥事の裁判記録を取り寄せて活用する予定だ。「過去の事例や経緯に学び、リーガルマインド(法にかなう精神)を養成したい」と話す。

 同課の森田大介課長は「市民の目は厳しい。不祥事撲滅へ向けた職員の意識改革は、終わりのない取り組みだ」と力を込めた。

 (この連載は花田祥瑞が担当しました)

2015年04月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2578チバQ:2015/04/17(金) 23:51:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk36040552000c.html
つるぎ町議選の選挙違反:被告、町議辞職 /徳島
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 昨年11月のつるぎ町議選で有権者に投票を依頼するため菓子を渡したとして、公職選挙法違反(物品買収、事前運動)罪に問われた町議の田村昭仁被告(65)=徳島地裁で公判中=が16日、小坂重夫議長に議員辞職願を提出し、許可された。

 田村被告は1989年から旧半田町議を4期務め、合併後のつるぎ町でも町議に3回当選した。【数野智史】

2579チバQ:2015/04/18(土) 00:01:25
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150417-OYT1T50034.html?from=ytop_main9
手にペンで候補者名…介護施設理事らが投票干渉
2015年04月17日 18時00分

 愛媛県警捜査2課と四国中央署は16日、愛媛県議選で特定の候補者に投票をするように促したとして、公職選挙法違反(投票干渉)容疑で逮捕した四国中央市土居町の介護施設「くりのみ土居」理事三木智喜(67)と、妻のパート従業員スマ子(70)、同市土居町の同理事坂上大恭(76)の3容疑者を送検した。

 同課などは、介護施設を捜索して資料などを押収した。

 この日午後、捜査員約10人がくりのみ土居を訪れ、捜索を行い、関係書類を詰め込んだケースを捜査車両に積み込んだ。施設の従業員や利用者らは不安そうな表情で、捜査員の出入りを見ていた。

 同課などによると、三木、坂上の両容疑者は、12日投開票の県議選四国中央市選挙区でトップ当選した鈴木俊広氏(55)(自民)の後援会役員で、スマ子容疑者は運動員。施設に通う同市内の無職女性(84)を6日、施設のマイクロバスに乗せて期日前投票所へ連れて行き、女性の手に鈴木氏の名前をペンで書くなどして、投票に干渉した疑いで、15日に逮捕された。

 3容疑者は「鈴木氏を支援していたので、やった」などと供述しているという。同課などは、同様の手口でほかにも数十人を期日前投票所へ連れて行き、投票に干渉したとみて余罪を調べている。

 鈴木氏は、3容疑者の容疑について「一切知らず、びっくりしている。私自身、そのようなことを言ったこともない」と驚き、「皆様にはお騒がせして申し訳ないです」と話した。

2015年04月17日 18時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun



 ◇四国中央市(定数3−4)=選管最終発表
当 9936 鈴木俊広 55 自現

当 9221 宇高英治 56 無新

当 6362 森高康行 57 自現

  1829 宮崎清 65 無新

2580チバQ:2015/04/19(日) 12:20:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk35010400000c.html
周南転換点:’15市長選を前に/上 中心市街地 「集客の中心」閉店から2年 /山口
毎日新聞 2015年04月15日 地方版

 ◇活性化へ若手も挑戦
 周南市のJR徳山駅前に広がる商店街で、県東部唯一のデパート「近鉄松下百貨店」が閉店して2年余。お膝元だった「みなみ銀座」は集客の中心を失ったまま、人通りは回復していない。買い物中の主婦(68)が「ちょっとぜいたくする時は松下だった」と振り返る。食品も「車に乗らないから商店街が頼り」と、キャリーバッグを引いて通う。高齢者に限らない。多様な世代が集えるまちに−−。市長選を前に、中心市街地の活性化の取り組みが動き出した。

 1993年開業のザ・モール周南(下松市)をはじめ、相次いだ大型商業施設の郊外出店で、シャッターが降りたままの店舗が目立つ。前々回の市長選以降、徳山駅ビルへの大型店誘致も浮上したが実現せず、空洞化に歯止めがかかっていない。市は10年、徳山商工会議所や商店街と協力し、まちづくり会社「まちあい徳山」を設立。中心市街地活性化協議会を組織し、官民共同で新しいまちの姿を探ってきた。

 13年3月、多様な世代が集う「公園都市(パークタウン)」をテーマにした中心市街地活性化基本計画を策定。国の認定で、助成を優先的に受けられるようになった。今年度の民間図書館の誘致を進めている徳山駅ビルの建て替え工事や、銀南街のアーケード撤去など民間を含め70を超える事業が着手される。

 若い世代の挑戦も始まった。近鉄松下跡のそば、水色の壁が鮮やかな「Cafe Minna(カフェ ミナ)」には中高生や子ども連れの女性がおしゃべりを楽しむ姿がある。まちあい徳山など出資の運営会社「minna」が13年8月に開いた。店長の松本健一朗さん(33)は「いまのまちに足りない、時間を気にせずに過ごせる場所」を目指す。

 松本さんは2010年10月、家族で妻の実家のある周南市にやってきた。東京の広告代理店で働いた経験を生かし、徳山商工会議所でまちづくりの関係機関を橋渡しする「タウンマネジメント」を1年半務めた。「自分の子どもが育っていくまち。プレーヤーとして活性化に携わりたい」と、minnaのプロジェクトに参加した。

 利用客の要望を聞きながら、店内の段差をなくしたり、近鉄松下閉店でなくなった手作りパンの販売を始めるなど、リニューアルを重ねた。パークタウンを実践するように中高生からお年寄りまで、1日平均約200人が来店するように。「商業規模は縮小したかもしれない。でも、まだここにはまちの中心としての可能性がある」と手応えを感じている。

 松本さんは「次のステップ」として、旧西京銀行銀南街支店のビルに小規模複合型商業施設を出店する。若い世代がまちに滞在できるよう、中心街に少ない雑貨の物販を中心に、スープカフェの店など、放課後や仕事を終えた夕方からもくつろげる場にする計画だ。活性化基本計画に沿って国の補助が決まった。7月オープンを目標に準備を進める。

 16年1月には、近鉄松下跡のビルに市役所の仮庁舎が入り、367人規模の職員が移ってくる。新庁舎完成の18年度には新徳山駅ビルが完成する。「人の流れが大きく変わるチャンス」と松本さん。「お年寄りに偏っているまちの利用者を、子育て世代、若者へと広げて、子どもが大人になっても、持続して愛されるまちにしたい」と夢を語った。

     ◇

 12年前の2市2町合併で生まれた周南市。人口減や経済環境の変化の中、まちづくりは転換点にある。19日告示・26日投開票の市長選を前に報告する。

〔山口東版〕

2581チバQ:2015/04/19(日) 12:20:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk35010394000c.html
周南転換点:’15市長選を前に/中 新産業 水素を生かしたまちづくり /山口
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 ◇先行投資に支援必要
 周南市の徳山動物園で3月21日、電気と熱を生む燃料電池コージェネレーションシステムが稼働した。燃料の高純度水素は臨海部に広がるコンビナートで生産された、いわば市の特産品。発生した熱は早速、スリランカゾウの温水シャワーに使われ、来園の子どもたちが2頭にかけて歓声を上げた。今夏の燃料電池自動車向け水素ステーション完成に先行して、市が推進する「水素を生かしたまちづくり」が市民に姿を見せた瞬間だった。

 「製造課程で大量に発生する純度の高い水素に付加価値をつけて売りたい」。8年前、コンビナートの一角を占める大手化学メーカー、トクヤマで基幹製品の苛性ソーダを担当する化成品第一製造部が模索し始めた。

 ガス大手の岩谷産業(本社・大阪市)が注目した。トクヤマ徳山製造所内に2013年、気体より大量運搬が容易な液化水素の製造工場「山口リキッドハイドロジェン」を完成させた。供給先の一つとして、中四国初となる水素ステーションも周南市地方卸売市場に建設中だ。

 水素は従来、半導体製造やコンビナート内の自家発電に使われるのが主で、需要が限られていた。それが11年3月の東日本大震災を契機に、代替エネルギーとして脚光を浴びる。14年12月に市販が始まった燃料電池車も水素で走る。「水素は周南の特産。地域活性化の材料になる」と、化成品第一製造部の田中宏樹部長は力を込める。

 15万人を割ってなお続く人口減に悩む周南市にとって、水素は雇用を生む新産業の期待がかかる。市の発展とともにあったコンビナート企業群が、石油化学製品の国内需要減と国際的な価格競争から生産拠点の集約を迫られているからだ。14年には出光興産が石油精製を停止。ポリエステル繊維を生産する帝人徳山事業所は17年度までの閉鎖を決めた。市は県とともに、中小企業に水素関連事業への進出を働きかけている。

 実証プラントである動物園のコージェネレーションシステムでは、県が研究開発費の3分の2を助成。開発や製造に、県内中小企業の参加を条件とした。

 大手3社のシステムに参加したのは、石油給湯機を手掛ける下関市の長府工産。発電に伴う熱で沸かした湯が足りなくなった時に、水素を燃やして湯を追加する水素ボイラー付き貯湯ユニットの製造を担当する。完成すれば、世界でも初めて完全に水素だけをエネルギーにしたシステムになる。伊奈紀道社長は「技術の勉強をさせてもらい、製品化されれば水素産業のトップを走ることができる」と事業参加の魅力を語る。そして「確立していない水素市場に中小企業が先行投資するには、行政の支援が欠かせない」と期待する。

 周南市は水素ステーション誘致にあたって、運営する岩谷産業に市有地を無償提供した。企業立地促進条例を制定し、固定資産税の減免で市外企業の新規立地や市内企業の設備拡大を促す。産官学で「水素を生かしたまちづくり」の展開を考える市水素利活用協議会も組織。企業からの問い合わせが続く。

 協議会長を務める山口大大学院技術経営研究科の稲葉和也教授は「2030年までは、燃料電池車の普及も進まず、水素産業を担う企業には厳しい時間になる」とみる。「水素ステーション設置だけで終わらせてはいけない。周南が地方都市初の水素のまちづくりのモデルになれるように、市は資金的な支援に加えて、企業同士の連携づくりや市民が関心を持てる広報などソフト面にも力を入れなければならない」と提言する。

〔山口東版〕

2582チバQ:2015/04/19(日) 12:21:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk35010376000c.html
周南転換点:’15市長選を前に/下 市役所 建て替え、16年度着工か五輪後か /山口
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 ◇合併特例債巡り火花
 徳山、新南陽、鹿野、熊毛の2市2町が2003年4月に合併して誕生した周南市。19日の市長選告示を前に、2期目を目指す現職の木村健一郎氏(62)と、返り咲きを狙う前市長の島津幸男氏(69)が市役所本庁舎の建て替えを巡って論戦を繰り広げている。16年度着工を推進する木村氏に対し、島津氏は20年の東京五輪終了まで先延ばして見直しを主張。有権者はリーダーとともに、「まちの顔」となる市役所の選択を迫られる。

 新庁舎は合併以来の課題だった。JR徳山駅から北へ歩いて10分ほど、市中心部に位置する市役所に1954年完成の本館、西本館、北別館が並ぶ。いずれも築60年を超え、大地震で倒壊の危険性が指摘されている。増築を繰り返しても必要な規模を確保できず、合併もあって市庁舎は、本庁舎の他に市内6カ所に分散配置となった。市は集約による市民の利便性向上と、維持管理費や職員の移動コストを抑えるために建て替えを検討してきた。

 島津氏が市長だった10年3月、本館と西本館を耐震改修し、2棟(延べ床面積1万9000平方メートル)を新たに建てる基本調査がまとまった。事業費は95億7000万円を見込んだ。

 木村氏は11年4月に島津氏を降して市長に就任すると、基本調査を覆す。経費的に改修と新築に大差はないとして、バリアフリー化のために全面的な建て替えを表明した。

 市は学識経験者や公募委員らでつくる庁舎建設検討市民委員会を設置。14年2月、総事業費94億円をかけ、現在地で18年度完成を目指す建設基本計画を作成。15年2月公表の基本設計案では、庁舎棟は吹き抜け構造の6階建て。会議室やレストランを設けて市民活動にも開放する別棟は2階建てのガラス張りとした。

 今度は島津氏が「待った」をかけた。今年1月の出馬表明などで、「94億円の市庁舎は豪華すぎる」と批判。東京五輪が終わるまで全国的に建設資材や人件費が高止まりするとして「建設を五輪後に先延ばし、規模も構造も見直して事業費を45億円に抑える」と訴える。コスト削減で生み出した財源で、子育て支援策として小中学生の給食費無料化や、高校生までの医療費全額補助を打ち出した。

 庁舎の建設は通常、自主財源や起債に頼るが、周南市の場合は18年度完成ならば合併特例債を主な財源に据えることができる。金融機関などが引き受ける合併特例債は「借金」ではあるが、償還額の70%を国が地方交付税として補填(ほてん)する。

 「市民の安心安全は先送りできない」と木村氏は18年度完成を固持。基本計画は事業費94億円のうち、60億円を合併特例債で賄うとした。残りは積み立てた基金や一般財源を充てる。60億円に利子を含めた70億円から、国負担70%の49億円を差し引いた21億円が市の借金に。20年で返すとして、市は年1億円ほどの負担と試算。5月にまとめる基本設計で、延べ床面積の縮小を図って建設費を抑えたい、としている。

 合併特例債について、島津氏は「ほころびが目立つ道路や橋といったインフラの整備に使うべきだ」と主張。建て替えは「借金せずに自前でやる」と述べ、民間資金の導入や、財源として命名権による広告料など市有財産の活用を上げた。

 両氏の対決は合併以来、3度目になる。人口減少の中、6割が築30年を超える公共施設を抱えて市の財政は楽観できる状況にない。将来にわたる負担について、市民に判断を求める丁寧な説明が必要だ。(この連載は蒲原明佳が担当しました)

〔山口東版〕

2583チバQ:2015/04/19(日) 13:05:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150418ddlk34010480000c.html
’15統一地方選:尾道・三次市長選、あす告示 呉、尾道、東広島市議選も /広島
毎日新聞 2015年04月18日 地方版

 統一地方選後半戦の尾道、三次両市長選と呉、尾道、東広島の3市議選が19日告示される。21日は大崎上島町長選と熊野、坂両町議選も告示される。いずれも26日に投票、即日開票される。

 尾道市長選は現職と新人2人が立候補を表明している。三次市長選は、17日の時点で現職以外に出馬表明者はおらず、無投票になる可能性が高まっている。

 呉、東広島、尾道の3市議選は前回より定数が減った。【植田憲尚、高田房二郎、小原勝】

 ◇尾道市長選
 現職で3選を目指す平谷祐宏氏(62)と、いずれも新人の元県議、吉井清介氏(56)、元県部長、後藤昇氏(61)の3人がいずれも無所属での立候補を表明。三つどもえの選挙戦の公算が大きい。

 平谷氏は、1月から市政報告会を約40回開いてきた。2期8年の実績を前面に出し、まちづくり施策の継続や子育て支援、教育の充実などを訴えている。

 吉井氏は、年明けからミニ集会を50回程度開催。県とのパイプを生かした連携の強化をてこに、産業振興や子育て、福祉施策の充実などを訴えている。

 後藤氏は朝のつじ立ちなどを続けるほか、ミニ集会を開いている。豊かな行政経験や、市庁舎新築反対やまちづくり施策の充実などを訴えている。

 ◇三次市長選
 再選を目指す現職の増田和俊市長(68)が立候補を表明しているが、他に動きはなく無投票の公算が大きい。

 増田氏は合併前の作木村職員、助役、村長などを歴任。合併後の副市長も務め「これからもまっすぐ、ひたすら実行」をスローガンに掲げ、生活最優先の市政推進に力を入れる。

 ひとづくり▽くらしづくり▽仕事づくり▽環境づくり▽しくみづくりの五つのビジョン推進の先頭に立ち、市民感覚の対話型市政の実行を目指している。

「不妊治療費の全額補助」など子育てと定住対策に特化した公約を掲げている。

 ◇呉市議選
 今回から定数が2減って32となり、現職26人、元職1人、新人8人の計35人の立候補を見込む。現在の呉市になった05年以降、定数に対する立候補者数が最も少なくなる。地区別では、旧呉市で最多の25人が立候補する予定。人口減対策や教育・福祉の充実などが争点になりそうだ。4月2日現在の有権者数は19万5436人。

 ◇尾道市議選

 尾道市議選は、前回より定数が3削減され、29議席で争われる。現職26人、新人6人の計32人が準備を進めており、少数激戦が予想される。立候補予定者はそれぞれの地元で事務所開きを済ませ、動きを活発化させている。

 ◇東広島市議選
 前回から2減の定数30に対し、現職23人、元職1人、新人16人の計40人が立候補を予定している。現在の東広島市になった05年以降、定数に対して最も多い候補者が出る予定で、激戦が予想される。4月2日現在の有権者数は14万3440人。

2584チバQ:2015/04/19(日) 13:07:43
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150419000100
2市長選19日告示/5市議選131人出馬へ
2015/04/19 09:41
 香川県内統一地方選の後半戦となる高松、東かがわの両市長選と、高松、坂出、善通寺、さぬき、東かがわの5市議選は19日に告示され、7日間の選挙戦に突入する。市長選は2市ともに現職、新人による一騎打ちが濃厚。市議選は5市合わせた115議席をめぐり、これまでに計131人が立候補を予定している。投開票は21日告示の4町議選と同じ26日に行われる。


 人口減少危機の克服策や地域活性化策などが主な論点となる。有権者にとっては最も身近な選挙なだけに、統一選前半戦の県議選で過去最低を記録した投票率の行方も注目される。

 県都のリーダーを決める高松市長選は、過去2回無投票が続いており、今回が12年ぶりの選挙戦となる見込み。3選を期す現職の大西秀人氏(55)に、元共産党市議で新人の多田久幸氏(69)が挑む構図。将来の人口減が避けられない中、未来を見据えた都市ビジョンや社会保障施策などをめぐる論戦が展開される。

 東かがわ市長選には、3選を目指す現職の藤井秀城氏(63)と新人で前市民部長の元行馨氏(59)が出馬を予定。同市は県内8市で唯一、全域が過疎指定を受けるなど人口減少が続いており、若者の人口流出防止策や地域活性化策、福祉施策などが争点となりそう。

 市議選をみると、高松市は定数(40)を10人上回る50人が立候補を予定しており混戦模様。今回定数を削減した坂出、さぬきなど他市では定数を1〜2人上回る立候補が見込まれ、少数激戦が予想されている。

 各市選管では18日までに立候補受け付けのリハーサルなどを行い、本番に備えた。立候補の受け付けは19日午前8時半から午後5時まで各市選管で行う。

2585チバQ:2015/04/19(日) 13:47:11
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/yamaguchi/20150418-OYS1T50054.html
周南市長選 現・前職3度目の一騎打ちか
2015年04月18日
 統一地方選後半戦の周南市長選、同市議補選、宇部市議選が19日、告示される。前半戦の県議選でこれまで最低の47・52%となった投票率の動向も注目される。和木、平生両町議選の告示は21日。いずれの選挙も26日に投開票される。

 周南市長選には、再選を目指す現職の木村健一郎氏(62)と、前市長の島津幸男氏(69)(ともに無所属)の2人が立候補を予定。3回連続で同じ2人による一騎打ちとなる公算が大きい。

 最大の争点は、2016年度の着工が予定されている市庁舎の建て替え。両氏とも集会を重ね、激しい前哨戦を繰り広げている。

 木村氏は老朽化した庁舎が災害時の防災拠点になることを踏まえ、「市民の安全安心を最優先する。先送りできない」と訴える。

 島津氏も建て替えには賛成だが、「資材が高騰している今、急ぐべきではない。吹き抜けの構造や規模を見直す」と主張する。

 市議補選(被選挙数1)は島津氏の市議辞職に伴うもの。共産1人、無所属2人のいずれも新人女性3人が立候補を表明している。

 市長選、市議補選とも、立候補の届け出は19日午前8時半〜午後5時、市選管会議室で受け付ける。期日前投票は20日〜25日、市選管会議室など4か所で。投票は26日午前7時〜午後8時(一部繰り上げ)、98か所で行われ、同9時15分からキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで開票される。

 選挙人名簿登録者数は2日現在、12万1684人。

2015年04月18日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2586チバQ:2015/04/19(日) 13:52:42
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150416-OYTNT50194.html
【市長選東かがわ課題】人口減対策決め手乏しく
2015年04月17日
市が分譲中の宅地。住宅取得補助制度ができて以降、売れ行きは好調という(東かがわ市引田で)
市が分譲中の宅地。住宅取得補助制度ができて以降、売れ行きは好調という(東かがわ市引田で)

 統一地方選後半の東かがわ市長選が19日に告示、26日に投開票される。厳しい人口減に直面する市の現状を報告する。(萩原大輔)

 「従業員が10人ほどいた時期もあったが、今は私1人。自分の代で終わるんかな」。東かがわ市で鉄工所を営む男性(64)は、ため息をついた。

 祖父の代から続く3代目。地場産業の手袋業界を得意先に、製造用機械や金型などを受注生産してきた。だが、1990年代以降、手袋の生産現場は海外移転が進んだ。鉄工所の売り上げはピークの80年代初めに比べ、5分の1程度に減った。

 「うちに限らず、働く場が少なくなった」と男性。4人の子供は、いずれも市外で働く。「近所にも、子供が外に出たまま戻ってこない家が多い」と寂しそうだ。

 引田、白鳥、大内の旧3町が合併して2003年に発足した東かがわ市。当時、3万8000人だった人口は今、3万3000人と1割以上も減った。

 民間研究機関「日本創成会議」の推計では、10〜40年の30年間で、出産の中心世代となる20〜39歳の女性が65・5%も減って約1000人になり、「消滅可能性都市」の一つとされた。減少幅は県内8市で最も大きい。

 男性の実感通り、雇用の場も減っている。総務省の12年経済センサスでは、事業所は09年の1845か所から14%減の1581か所に、従業者数は1万4286人から11%減の1万2709人に落ち込んだ。

 「大学進学時や就職、結婚を機に市外へ転出するケースが目立つ」と市政策課。その中で、市は人口流出を食い止めるための対策を近年、矢継ぎ早に打ってきた。

 11年には就職先の紹介などを行う「ふるさと就職推進センター」を開設。40歳以下の人が住宅を取得する際には最大で100万円を補助する制度も導入し、14年度までに200世帯以上が利用した。

 市内4か所では市有地を宅地として分譲しており、住宅取得補助が始まった翌年の12年には4区画、13年には7区画が売れた。担当者は「補助が追い風になっている。市外からの転入だけでなく、転出を防ぐ役割も果たしている」と話す。

 今年度からは、14年度以降に婚姻届を出した新婚世帯を対象に、最大月額1万円の家賃補助も始めた。市民に男女の出会いのサポート役を頼む「縁結び事業」などの取り組みも続く。

 だが、香川大の村山卓教授(地域公共政策)は「各地で企業誘致や定住促進のセールス合戦が激しいが、似たような内容で決め手に欠ける」と指摘する。

 「例えば手袋業界で、他にない技術をいかしたり、新たな流通形態を導入したりして事業を創出し、雇用を生む工夫も必要だ」

 地域資源を活用しながら、市の将来像をどう描くか、首長の手腕が問われる。

2015年04月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2587チバQ:2015/04/19(日) 13:53:51
http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/feature/CO015291/20150415-OYTAT50036.html
<尾道市長・市議選 課題を追う>
<上>合併10年一体感創出を
2015年04月16日 05時00分
3月に協同組合が解散したしおまち商店街(尾道市瀬戸田町で)
3月に協同組合が解散したしおまち商店街(尾道市瀬戸田町で)

 「合併して、役所が遠くなった」。尾道市瀬戸田町のせとだ本町商店街(しおまち商店街)で土産物店などを営む鹿田恭一さん(66)はこぼす。「地元で観光パンフレットを作ろうと、瀬戸田支所に行くと『その内容のものは本庁で対応する』と言われる。一本化してほしい」

 同商店街協同組合(約45人)は今年3月、加盟店の廃業続きや後継者不足で解散した。理事長だった鹿田さんは「市の幹部と密にコミュニケーションを取れる環境が身近にあれば、もう少し粘れたのに……」と残念がる。

 尾道市は、2005年3月に御調、向島両町と、06年1月に因島市、瀬戸田町と合併。それから10年。旧市町の役場は支所として残ったが、多くの機能が本庁に集約された。職員も因島総合支所が50人(06年)から28人(15年)、瀬戸田支所も41人が同時期に半分以下、20人に減った。

 支所の規模縮小に不便さを感じる市民も多い。岡田正弘・御調支所長は「要望は本庁に取り次ぎ、不便を感じさせないように気を付けている」と理解を求める。

 合併後の市は、国が債務の70%を補填する「合併特例債」を活用。旧御調町で上水道、旧因島市で本因坊秀策囲碁記念館や因島南中、旧瀬戸田町で瀬戸田サンセットビーチや斎場などの施設を整備し、合併の利点が感じられるよう努めてきた。

 合併特例債の発行期限が、20年度末まで5年間、延長されたことで、新たに本庁舎と因島総合支所、御調、百島各支所の建て替えなどを決めた。だが、整備費は計約83億円、市の負担は約30億円に上る。「建て替えは、耐震改修よりも長く使えて、安く済む」「人口減のため、将来は財政難が予想され、後世につけを残す」と、評価は分かれる。

 一方、合併でアピールポイントは増した。従来の市街地の「映画の街」「坂の街」に、「村上水軍」(旧因島市)や「レモン」(旧瀬戸田町)が加わり、中山間地から港町、島嶼とうしょ部と、市は多様な顔を持つ。しかし、市内のある経営者は「ただくっついただけで、それぞれを組み合わせて、新しい魅力を生むといったことはできていない」とみる。

 山根広史・市政策企画課長は「農林水産業の6次産業化や外国人観光客の誘客など、活性化の具体策を考えていく」と説明する。

 旧市町の個性を伸ばしつつ、一体感のある町づくりをどう両立させるのか。厳しい財政事情の中、巧みなかじ取りが期待される。

 ◇

 尾道市長選、市議選(定数29)は19日告示される。両選挙とも激戦が予想されている。合併後10年を経た市のあり方や人口減少など、市の抱える課題を追った。

2015年04月16日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2588チバQ:2015/04/19(日) 13:56:23
http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/feature/CO015291/20150416-OYTAT50021.html
<尾道市長・市議選 課題を追う>
<下>人口減 切り札は「観光」
2015年04月17日 05時00分
千光寺山の斜面に家が立ち並ぶ山手地区。尾道を代表する景観だが、空き家が3割近くある
千光寺山の斜面に家が立ち並ぶ山手地区。尾道を代表する景観だが、空き家が3割近くある

 尾道市の千光寺山、西国寺山、浄土寺山の麓に広がる山手地区。斜面に約1200戸の家々が立ち並び、坂の町・尾道を代表する風景だ。しかし、300戸以上は空き家だという。

 総務省の住宅・土地統計調査によると、市内全域の空き家(2013年、賃貸・分譲用などを除く)も推定8500戸で住宅全体の12・3%。国平均(5・3%)、県平均(7・3%)を大きく上回る。中山間地や島嶼とうしょ部などの周辺部はさらに厳しい状況にある。

 3月末現在、約14万3000人の人口も2025年には約12万5000人、35年には約11万人に減ると予測される。65歳以上の高齢化率も約33%(全国平均26%)。35年には約37%に達する(いずれも国立社会保障・人口問題研究所調べ)。

 歴史があり、風光明媚めいびな尾道を代表する山手地区では、移住に関心を持つ人も多い。市は09年からNPO法人尾道空き家再生プロジェクト(豊田雅子代表)に空き家解消の取り組みを委託。同地区の約150戸の改修などを手がけ、入居希望者に紹介してきた。現在も1か月に10人以上を案内し、1件のペースで入居するという。新田悟朗専務理事(29)は「入居者は、30歳代も多い。商店街が近く、自家用車がなくても暮らせるという環境が受けている」と話す。

 市は14年度から、旧御調、瀬戸田町でも空き家や空き店舗の紹介を始め、若手職員による少子化対策プロジェクトチームを結成し人口減対策に取り組むが、有効な具体策はまだこれからだ。

 生き残り策として、市は観光による交流人口の増加に期待する。市外からの観光客は、07年の411万人から13年の483万人と増加。今年3月に全線開通した中国横断自動車道尾道松江線(中国やまなみ街道)により、西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)と合わせて山陰から四国につながる道路ネットワークの利点を生かそうとやっきだ。

 中谷武・尾道市立大学長(経済学)は「インターネット環境が整い、買い物など、地方でも都会と同様の生活を享受できるようになり、地方を志向する若者は増えている。観光で人を呼び込み、定住につなげる必要がある」と話す。

 パリの大学院生で、尾道観光協会で就業体験中のアナイス・カブレさん(22)は、尾道について「山の斜面に古寺が並ぶ、欧米にはない風景」と感動を口にする。

 佐藤顕治・市産業部長は「『尾道』ブランドを効果的に伝え、より多くの付加価値を生む方法を考えたい」と語る。

 文学や映画、景観など、観光資源に恵まれた尾道。市には豊富な資源を積極的に活用し、魅力をよりアピールする仕掛け作りが求められる。(この連載は藤岡博之が担当しました)

2015年04月17日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2589とはずがたり:2015/04/19(日) 16:49:23
吉野川・阿波…定数2自民独占無投票,まあ仕方が無いけど。

徳島県議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh36.html

徳島 定数10 - 候補12(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,057(10.0%) 庄野 昌彦 57 民主(社) 現 6 党県幹事長
当選 7,793(9.7%) 岸本 泰治 57 自民 現 3 党県副幹事長
当選 7,663(9.5%) 須見 一仁 41 自民 現 2 (元)参院議員秘書
当選 7,284(9.1%) 古川 広志 53 公明 新 1 党県局次長
当選 7,124(8.9%) 井川 龍二 54 自民 現 2 (元)市議
当選 6,935(8.6%) 長尾 哲見 64 公明 現 7 党県代表
当選 6,601(8.2%) 岡 佑樹 38 無所属(維・次) 現 2 (元)参院議員秘書
当選 6,487(8.1%) 喜多 宏思 72 自民 現 3 (元)市会議長
当選 6,424(8.0%) 山田 豊 64 共産 元 5 党県副委員長
当選 6,198(7.7%) 上村 恭子 57 共産 新 1 党地区副委員長
□ 5,040(6.3%) 笠井 国利 66 自民 現 農業
□ 4,744(5.9%) 森本 尚樹 62 無所属 現 (元)徳島新聞記者

鳴門 定数3 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 黒崎 章 61 無所属(民) 現 3 民主党県役員
当選 川端 正義 61 自民(公) 現 5 医療法人理事長
当選 岡田 理絵 49 自民(公) 現 3 NPO役員

小松島・勝浦 定数3 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中山 俊雄 51 自民(公) 現 2 建設会社役員
当選 岡本 富治 66 自民(公) 現 6 少年野球会長
当選 長池 文武 45 無所属(民・社) 現 2 (元)会社社長

阿南 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,040(27.3%) 岩佐 義弘 43 無所属 新 1 農業
当選 7,533(25.6%) 嘉見 博之 67 自民(公) 現 5 党県幹事長
当選 5,172(17.6%) 島田 正人 47 自民(公) 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 4,345(14.8%) 達田 良子 64 共産 現 3 党地区委員
□ 4,328(14.7%) 松崎 清治 66 民主(社) 現 党県副代表

吉野川 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 原井 敬 35 無所属(自・公) 新 1 (元)木材会社社長
当選 樫本 孝 68 自民(公) 現 6 党県政調会長

2590とはずがたり:2015/04/19(日) 16:49:49
>>2589-2590
阿波 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 寺井 正邇 67 無所属(自・公) 現 3 農業
当選 丸若 祐二 61 自民(公) 現 3 住宅会社社長

美馬第1 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 藤田 元治 53 自民(公) 現 2 党県総務副会長
当選 木下 功 72 無所属 元 3 保険代理店会長

三好第1 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 5,997(34.5%) 高井 美穂 43 無所属(民) 新 1 (元)文科副大臣
当選 5,878(33.9%) 来代 正文 69 自民(公) 現 7 党県常任総務
□ 5,483(31.6%) 井下 泰憲 35 自民(公) 新 雑貨販売会社長

名西 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 5,809(38.3%) 山西 国朗 29 無所属 新 1 (元)石井町議
当選 4,686(30.9%) 岩丸 正史 62 自民(公) 現 3 農業
□ 4,169(27.5%) 永岡 栄治 43 無所属 新 塾講師
514(3.4%) 松尾 誠作 66 無所属 新 ビル清掃業

那賀 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 3,248(53.2%) 杉本 直樹 73 自民 現 6 林業
□ 2,852(46.8%) 仁木 基裕 40 無所属 新 (元)参院議員秘書

海部 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 4,572(37.1%) 重清 佳之 54 自民(公) 現 5 党県幹事長代行
当選 3,933(31.9%) 西沢 貴朗 64 自民(公) 現 7 建材会社社長
□ 3,830(31.0%) 宮原 英夫 66 無所属 新 行政書士

板野 定数4 - 候補6(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 6,892(23.0%) 北島 勝也 72 自民(公) 現 7 党県副会長
当選 6,538(21.8%) 木南 征美 70 自民(公) 現 5 党県副会長
当選 5,330(17.8%) 臼木 春夫 67 無所属(民・社) 現 5 労組特別執行委
当選 4,764(15.9%) 真貝 浩司 54 自民(公) 新 1 清掃会社役員
□ 3,839(12.8%) 扶川 敦 58 無所属 元 (元)県議秘書
□ 2,653(8.8%) 手塚 弘司 54 共産 新 党地区副委員長

美馬第2 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 南 恒生 56 自民(公) 現 3 建材会社社長

三好第2 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 元木 章生 43 自民(公) 現 3 党県副幹事長

2591とはずがたり:2015/04/19(日) 16:52:31
高松で無投票とわ。。

香川県県議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh37.html

高松市 定数15 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 竹本 敏信 67 無所属
(社) 現 4 (元)国分寺町議
当選 松本 公継 41 自民 現 2 (元)衆院議員秘書
当選 広瀬 良隆 61 公明 現 3 党県幹事長
当選 高木 英一 65 自民 現 2 (元)牟礼町長
当選 岡野 朱里子 41 民主 新 1 (元)市議
当選 大山 一郎 55 自民 現 4 党県広報副委長
当選 白川 容子 48 共産 現 4 党中央委員
当選 平木 享 67 自民 現 6 党県幹事長
当選 山本 悟史 46 民主 現 2 党県常任幹事
当選 宮本 欣貞 59 自民 現 6 県会議長
当選 都築 信行 49 公明 現 4 党県代表
当選 綾田 福雄 68 自民 現 9 党県副会長
当選 三野 康祐 58 無所属(社) 現 4 (元)県職労書記長
当選 鎌田 守恭 66 自民 現 7 (元)県会議長
当選 樫 昭二 65 共産 現 4 党県副委員長

丸亀市 定数4 - 候補7(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,160(19.9%) 米田 晴彦 56 社民 現 2 党県副代表
当選 7,647(18.7%) 香川 芳文 65 自民 現 4 (元)飯山町議
当選 6,620(16.2%) 山田 正芳 51 自民(公) 現 5 (元)衆院議員秘書
当選 6,336(15.5%) 山本 直樹 67 無所属 元 7 (元)県会議長
□ 5,498(13.4%) 新井 由泰 42 自民 現 党県青年局次長
□ 5,097(12.4%) 浜西 和夫 41 無所属 新 (元)市議
1,590(3.9%) 土岐 一郎 62 共産 新 党地区委員長

坂出市 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,744(43.4%) 有福 哲二 48 自民 現 4 党県副幹事長
当選 7,424(27.4%) 尾崎 道広 69 自民 現 7 党県副会長
当選 4,541(16.8%) 西川 昭吾 56 無所属 現 4 (元)市議
□ 3,354(12.4%) 山条 真嗣 47 無所属 新 (元)市議

善通寺市 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 高田 良徳 54 社民 元 5 党県幹事長
当選 辻村 修 53 自民 現 6 (元)県会副議長

2592とはずがたり:2015/04/19(日) 16:52:53
>>2591-2592
観音寺市 定数3 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 佐伯 明浩 54 自民 現 3 (元)衆院議員秘書
当選 石川 豊 73 自民 現 5 党県広報委員長
当選 高城 宗幸 63 自民(公) 現 4 (元)市議

さぬき市 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 7,086(35.4%) 木村 篤史 42 民主 新 1 (元)市議
当選 6,667(33.3%) 十河 直 73 自民 現 4 県監査委員
□ 6,285(31.4%) 白井 昌幸 77 自民 現 党県副会長

東かがわ市 定数2 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 6,170(37.9%) 松村 秀樹 60 無所属 新 1 (元)市事業部長
当選 3,870(23.8%) 花崎 光弘 60 自民(公) 現 4 県会経済委員長
□ 3,565(21.9%) 砂川 保 71 社民 現 党県代表
□ 2,257(13.9%) 安倍 正典 68 無所属 新 (元)引田町長
427(2.6%) 鎌田 紳二 66 無所属 新 情報処理会社長

三豊市 定数3 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 山下 昭史 48 自民 現 2 党県政調副会長
当選 斉藤 勝範 58 自民(公) 現 4 党県政調会長
当選 森 裕行 58 社民 現 2 党県常任幹事

小豆郡 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 黒島 啓 73 自民(公) 現 5 (元)内海町議
当選 谷久 浩一 47 自民 現 3 冠婚葬祭会社長

木田郡 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 6,856(54.9%) 松原 哲也 37 自民(公) 現 3 (元)三木町議
□ 5,621(45.1%) 友保 陽子 44 無所属(民・社) 新 (元)婚礼会社社員

綾歌郡 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 水本 勝規 65 自民(公) 現 6 (元)県会議長

仲多度郡第1 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 5,173(50.3%) 五所野尾 恭一 69 自民(公) 現 5 党支部長
当選 4,172(40.5%) 氏家 孝志 50 自民(公) 現 2 (元)琴平町議
946(9.2%) 黒木 健二 43 無所属 新 建設会社社員

仲多度郡第2 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 新田 耕造 65 自民 現 3 (元)衆院議員秘書


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板