したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2509チバQ:2015/03/26(木) 19:58:49
http://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/feature/CO014811/20150325-OYTAT50032.html
<統一選>戦いのプレリュード 知事選15
<下>現職批判票 獲得カギ
2015年03月26日 05時00分
支持者から激励の花束を受け取る萬代(右、16日、松江市で)
支持者から激励の花束を受け取る萬代(右、16日、松江市で)

 「国の言いなりではなく、国に対してしっかりものを言う県政にしたい」

 共産党公認で知事選に立候補を予定している新人の党県常任委員・萬代ばんだい弘美(65)は16日に松江市袖師町で行われた事務所開きで、集まった支持者を前にきっぱりと言った。

 萬代が念頭に置いているのは、主に原発政策だ。中国電力が再稼働を目指す島根原発2号機が安全審査中であることや、国のエネルギー基本計画で原発の位置付けが定まっていないことなどから、態度を明確にしない現職を「国任せ」と批判。「県民の命を守る立場の県が、率先して原発ゼロを決断するべきだ」と主張する。

 萬代はこれまで、毎週金曜の夕方に反原発団体が県庁前付近で行っているパレードにも、積極的に参加してきた。こうした団体とも連携して、福島での事故後に広がった原発への不信感を票に取り込もうと、躍起になっている。



 だが、立候補の表明は出遅れた。党県委員会が候補者探しを始めたのは昨夏。当初は党派にこだわらず、原発に反対する層の支持を広く集めようと、無所属候補を推薦する形で擁立できないかを探った。大学教授や弁護士ら複数に打診したが色よい返事はもらえず、今年2月に結局、萬代を党公認候補として擁立することを決めた。

 白羽の矢が立ったのは、若手に後を譲ろうと本人が県議を辞する予定だったことに加え、出雲市議5期、県議1期という豊富な経験があったからだった。

 市議時代には、障害者医療助成の市独自の制度作りに尽力。県議時代にも、福祉医療費の1割負担導入を県に見直させた。国民保険料などの滞納者に対する県による差し押さえ実態の調査にも力を注いだ。

 党県委員長の後藤勝彦は「議員としての経験の豊富さ、実績は抜群。人当たりも良くて親しみが持て、女性票も期待できるだろう」と人選に自信を深める。



 萬代が立候補を表明した時点で、それまで出馬の構えを見せていた新人2人は、既に立候補を断念していた。となると、萬代と現職との一騎打ち。「むしろ、対決の構図が分かりやすくなり、プラスだ」。後藤は、ほかに立候補者が出ない選挙戦となることを歓迎する。

 陣営では、現職批判を強める戦術をとる。原発以外に、消費税増税や環太平洋経済連携協定(TPP)の問題でも、「国任せの姿勢が目立つ」と強調する。県予算でも、民生費の割合が全都道府県で最下位(2011年度)の一方、土木費が上位5番目(同)であることを「ゆがんだ配分」とする。

 萬代はこれまで、県議選で党公認候補を立てる予定の松江、出雲、益田地区を中心に、あいさつ回りなどを精力的に展開してきた。有権者数の多いこれらの地区で、少しでも票を上積みしようとしている。

 「現職に批判的な人は無党派に多い。無党派の人たちに我々の政策を理解してもらい、党派を超えて、どれだけ現職の批判票を取り込めるかがカギ」と、後藤は力を込める。

(敬称略)

2015年03月26日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板