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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2574チバQ:2015/04/16(木) 23:16:51
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150414000133
東かがわ市の課題 ダブル選を前に(上)若年層の流出
2015/04/14 09:27
 統一地方選後半の東かがわ市長、市議選が19日に告示される。市長選には3選を目指す現職の藤井秀城氏(63)と、新人で前市民部長の元行馨氏(59)の2人が出馬の意向を示しており、一騎打ちとなる公算が大きい。2003年の3町合併で新市が誕生して12年。歯止めの掛からない人口減少や地域経済の衰退、公共施設の老朽化など選挙戦を前に市を取り巻く課題を探った。

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 東かがわ市の人口は、1日現在で3万2759人。合併当初から5千人以上減った。10年4月には市全域が過疎地域の指定を受け、昨年5月に日本創成会議が公表した10〜40年の20〜30代女性の減少率の試算では、県内市町で2番目に高い不名誉な数字(65・5%減)が示された。

 なぜ、急激な人口減少が続いているのか。

 市の調査によると、1999年と2009年の人口を比べた時、99年は15〜19歳が2172人なのに対し、09年は25〜29歳が1191人となり、単純に10年間で同世代が半減したという結果になった。また、市外転出者を対象に転出の時期を尋ねた別の調査では、(1)結婚(2)高校卒業(3)就職―が上位となり、人生の比較的早いタイミングで市を離れていることが明らかになった。

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 若年層の流出―。人口減少の理由はこれが占めるところが大きい。

 もちろん、市はこの状況をただ傍観していたわけではない。11年度には市ふるさと就職推進センターを立ち上げ、若者の市内企業への就職などをサポートしている。

 また、若者が住みやすい街にしようと、市内で住宅を取得する際の補助制度などを充実させた。未婚率の上昇も人口減少の一因ととらえ、未婚男女の婚活を支援する「縁むすび事業」にも14年度から乗り出した。

 ただ、これらの取り組みも大きな成果にはつながっていないと指摘せざるを得ない。就職推進センターは3年半の事業期間で延べ482人が登録しながら、センターを通じて就職したのはわずか32人。縁むすびの1年目の実績は、「カップルになりそうな男女が数組」(市商工観光課)にとどまった。

 これまで市が人口減少問題をいち早く大きな課題ととらえ、市出身の若者を呼び戻そうと積極的に動いてきた姿勢は評価できる。一方、昨今は国全体が人口減少社会に突入し、地域が「人」を巡って競い合う時代。かねてから過疎化に苦しんできた市が地域間競争から一歩抜け出すことは容易ではない。

 人口が集中し、交通インフラや多彩な経済活動に恵まれた都市部に便利さや刺激の面で歯が立たないのは明らか。東かがわ市ならではのセールスポイントを見つけ、前例にとらわれない思い切った施策で、若い世代に魅力あるメニューを訴えていくことが肝心だ。


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