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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2550チバQ:2015/04/11(土) 08:58:03
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150410-OYTNT50108.html?from=ycont_top_txt
【県議選】「まちの危機」3新人攻勢
2015年04月11日
 ◇激戦区をみる 東かがわ市


 引田、白鳥、大内の旧3町が合併して2003年4月に誕生した東かがわ市は、急激な人口減にあえぐ。合併当時の約3万8000人から、その後の12年間で約3万3000人に1割以上も減った。1960年と比べると7割の水準だ。

 10年には県内8市で唯一、全域が過疎地域に指定された。国や民間の研究機関「日本創成会議」の推計では、いずれも2040年には2万人を切る。

 「このままでは、東かがわがダメになる。何とかしなきゃと立候補が相次いだ」。同市区の各陣営に共通する声だ。2議席を巡り、現職2人と無所属の新人3人がしのぎを削る。選挙戦となったのは、合併直後に行われた03年以来のことだ。

 新人3人のうち、元引田町長の安倍正典は合併後の市議、松村秀樹は市の幹部職員として市政にかかわってきた。安倍が「(現職候補が)『人口予測にびっくりした』と言う。今まで何をしてきたのか」と言えば、松村も「県議が市と政策調整をしたことはほとんどない」と批判を展開する。

 安倍は11年まで3度の市長選にも出馬。いずれも落選したが前回8700票余りを得た。地盤の引田地区を中心に高い知名度を誇る。ポスターにはスポーツウェア姿や上半身裸で登場、若い世代へ熱意を訴えている。

 松村は定年5か月前の昨年10月に退職し、準備をスタート。支持基盤は持たず、「周囲も選挙経験のない素人ばかり」(陣営幹部)。市職員OBや知人に支援を頼み、草の根型の活動で「即戦力」とPRしている。

 同じく新人の鎌田紳二も「このままでえーんな?」をキャッチフレーズに、産業支援や福祉の充実を訴える。大内地区在住で「(市役所のある)白鳥地区だけが栄える流れを変える」とも主張している。

 新人の攻勢に対し、現職2人はこれまでの実績をアピールする戦いだ。

 9選を目指す社民の砂川保は「多選批判を聞くが、政策を県に求め、実現できるようになるまでに20年はかかる」と強調。「県議の仕事は住民との長年の信頼関係があってこそ」と、新人への対抗心をあらわにする。

 自民の花崎光弘は公明の推薦を得た。「定住を進めるためのインフラ整備などを進めてきた」。12年ぶりの選挙戦だが、陣営幹部は「国政選挙のたびに後援会を動かしてきた。心配はしていない」と話す。

 「人口減」という地域の課題がはっきりしている分、どの候補もインフラ整備や1次産業、観光の振興、福祉の充実などを唱え、主張に大きな差はない。

 「孫や子の世代が安心して暮らせる地域に」と願う有権者の心を、どれだけつなぎ留められるか。選挙戦は11日、最終日を迎える。

(敬称略)

 (この連載は新居重人、中筋夏樹、萩原大輔が担当しました)

2015年04月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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