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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1594チバQ:2012/07/22(日) 11:56:17
>>1578
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120718-00000275-mailo-l32
益田の課題:12年市長選/上 「非常事態」脱却へ道筋を /島根
毎日新聞 7月18日(水)17時5分配信

 ◇財政難筆頭に人口減、高齢化…
 任期満了に伴う益田市長選が22日告示、29日投開票される。経済情勢の好転の兆しが見えない中、人口減少や中山間地域における過疎、高齢化など多くの課題を益田は抱える。選挙戦を前に、地域の課題を探った。【江田将宏】
 ◆財政非常事態宣言
 人口約5万人の県西部の主要都市、益田市に重くのしかかるのが財政問題だ。
 宣言が出たのは05年12月。旧益田市と旧美都、匹見両町が合併(04年11月)した後、地域バランスへの配慮などから新市の歳出は膨らみ、06年度当初予算が歳入不足に陥る見通しとなった。
 予算は、市の蓄えにあたる財政調整基金などを約11億円も取り崩して成立したが、企業で言えば“倒産”の瀬戸際。市は歳出や市職員数の削減などに着手し、現在は「財政状態は厳しいが改善している」と強調する。
 市は昨年12月、中期財政計画(12〜16年度)をまとめた。
 人件費、公債費など必ず支出が必要な経常経費の歳出に占める割合を示す「経常収支比率」は14年度に危険ラインとされる90%を下回ると予測。歳入に占める公債費の割合となる「実質公債費比率」も同じく15%を下回りそうとなった。
 市の借金にあたる地方債残高(推計)も今年度は約375億円だが、13年度以降は減少に転じるとしている。地方交付税の措置分を除く実質負担は、06年度は約295億円に上ったが、今年度は約193億円の見通しという。
 ◆重い負担
 最悪の危機を脱するとしながら、非常事態宣言は今も取り下げられていない。「むしろ、今後はさらに厳しくなる可能性がある」。ある市幹部は漏らす。財政状況を巡る見通しを不安定にさせているのが、大規模インフラ整備などの後年度負担と、合併後、旧3市町での算定合計額が認められてきた地方交付税の算定替えなど交付税の減額だ。
 ケーブルテレビ施設建設や光ケーブル敷設などの地域情報通信基盤整備事業は約54億円。うち市負担約5億円の償還は14年度から始まる。老人ホームの建て替えや益田赤十字病院新築に伴う負担、学校給食センターの建設など、大規模投資が続く。
 今年度当初予算には中世港湾遺跡の保存活用に向けた事業が盛り込まれた。公共下水道は、18年度完了予定の第3期計画(処理区域155ヘクタール)が進むが、市下水道課は「完了時まで一般財源で毎年約2億円かかる」と指摘。全体計画は10倍の1113ヘクタールで、事業を進めれば同様の出費が続くことになる。
 ◆計画にない支出も
 築約50年の市庁舎の耐用年数は70年。8月以降に出る耐震診断の結果を踏まえて、庁内検討委が改修か新築の結論を出す。庁舎建設は全額を起債でまかなえないため、新築費を仮に50億円とすると、20億円近い「頭金」が必要となるが、確保の見通しは立っていない。改修でも一定の負担は生じる。
 財政計画にない歳出が控える一方、算定替えにより交付税は数年後に10億円近く減る。市幹部は「前年度の交付税は公債費の増加幅ほどは増額されなかった。歳出、起債額が膨らんだときにどうなるか」と不安視する。「非常事態」からの脱却に向けた道筋を示し、行財政改革を待ったなしで断行することが求められている。

7月18日朝刊

1595チバQ:2012/07/22(日) 11:56:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120719-00000220-mailo-l32
益田の課題:12年市長選/下 お金と人、外から呼び込め /島根
毎日新聞 7月19日(木)15時28分配信

 ◇「何もしなければ悔い残す」
 ◆急激な人口減
 「お金と人を外から呼び込まなくてはならない」。益田市幹部は口をそろえる。人口減少や高齢化が進む中、行財政改革を進めるだけでなく、観光振興や雇用の創出、U、Iターンの促進などが地域の活性化には不可欠との思いからだ。
 00年に約5万5000人だった市の人口は現在約5万人。国立社会保障・人口問題研究所の推計では35年には3万5000人を割り込む。一方、昨年12月末時点の高齢化率は30・7%。中山間地域では4割にも達する。
 「観光と産業を結びつけ仕掛けていく」。河上信男・市産業経済部次長はそのための取り組みとして、市内事業所などに対する販路拡大や商品開発などへの助成▽企業誘致とそれに伴う雇用創出▽豊かな農、海産物を生かした観光振興−−と強調する。
 だが、市の“外貨稼ぎ”には課題も多い。
 ◆観光客誘致
 萩・石見空港の昨年度の東京便利用者は6万人を突破。夏季の大阪便も約4500人だったが、市内観光への貢献度は物足りない。今月13日、初日の大阪便で訪れた団体観光客の宿泊先は山口県萩市内。観光関係者は「滞在型でないと観光収入は望めない」と嘆く。
 益田産の農、海産物は、大都市圏に大々的に出荷するだけの量がないことがネックだ。市は「これを逆手にとり、素晴らしい食材を益田に食べに来てもらうことを目指す」というが、道筋はまだ見えない。
 ◆ワサビ農家
 山間部でワサビを栽培する新規就農の農家も苦境に立つ。同市匹見町のIターン者からは「このままでは食べていけない。こちらが安易だった面もあるだろうが、現状や見通しについて市などからの説明も足りなかった」との声も聞かれる。
 匹見の山間部の傾斜地で栽培する谷ワサビは、ピークの63年には出荷量40トン、売り上げは1億2000万円に達したが、水害や農家の高齢化で78年以降は加工品用の畑ワサビに経営転換が進んだ。
 だが、「安価な加工用では経営が成り立たない。谷ワサビも収穫に3年かかり、今は収穫量も少なくて市場への出荷に適さないのが現状だ」という。
 谷ワサビ農家として定住、就農したIターン者はまもなく10人に達する。最初の3年間は生活費などの助成があるが、一部は生き残りをかけて独自に販路拡大などにも乗り出す。「今後の暮らしや担い手の高齢化を考えると、匹見ワサビを軌道に乗せるには今がぎりぎり」。
 ◆高齢化率45%
 旧匹見、美都両町に隣接する中山間地域の真砂地区。高齢化率は45%に達しており、定住者獲得を目指してホームページを開設。交流サイト「フェイスブック」でも地域に関する情報を発信する。地区振興センターの大庭完所長(67)は「遅いかもしれないが、何もしなければ悔いが残る」と語る。益田が活力を失わないために残された時間は、それほど多くないのかもしれない。【江田将宏】

7月19日朝刊

1596チバQ:2012/07/22(日) 11:57:15
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001207170010
職員、早期退職相次ぐ―上
2012年07月17日


行財政改革断行本部を発足させた福原慎太郎市長。行革推進課長は空席のままだ=5月1日、益田市常盤町

◆市役所改革/市政批判し辞めた人いない/「政策、具体策ないまま」◆


 「大阪市の橋下徹市長より先にやっていた」。再選に向けた4月の後援会事務所開きで福原慎太郎市長(39)は支援者らを前に、こう言って胸を張った。現業職場の廃止方針に触れた時だった。


 2008年、3選を目指した現職に対して「職員半減、サービス倍増」を公約に当選した。当時全国最年少35歳。その後、厳しい財政を立て直すためとして、市長給与削減の専決処分や新規採用の抑制、部長公募、事業仕分け――なども次々と打ち出した。


 職員は今年4月現在、491人から435人となった。人件費は約41億9千万円(08年度決算)が約39億5千万円(10年度決算)、財政の硬直性を表す経常収支比率は96・9%が90・6%となり、危険とされる90%脱却に近づいた。


 改善が進んでいるように映るが、職員との摩擦は絶えない。42人が早期退職、このうちの23人は部長や課長。副市長は4回、総務部長は5回代わった。肝いりで設けた行革推進課は、内示された職員が退職を申し出て課長が空席のまま3カ月が過ぎた。


 退職した幹部は「政策を練っても一晩で差し替えられた。具体策がないまま裏付けのない新しいことを指示された」と行政サービスが滞ることを心配した。


 福原市長は「早期退職希望者は面接で意思を確認している。市政を批判して辞めた職員はいない。職員は少数精鋭でいい」と言い切る。一方で「副市長が代わって、総務部長も固定できずに大変だった。腰を落ち着けて仕事ができたのはこの1年になってから」と打ち明けた。


     ◇


 益田市長選は22日に告示、29日に投開票される。福原市長の「改革」の手法から4年間を顧みる。(杉田基)

1597チバQ:2012/07/22(日) 11:57:39
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001207180006
批判の声 意に介さず―中
2012年07月18日


情報通信基盤整備事業で建てられたケーブルテレビ局「ひとまろビジョン」=益田市元町

◆議会との溝/議案はほぼ可決して頂いた/「独断専行」離れる議員◆


 福原慎太郎市長(39)は、再選に向けた公約の一つに議員定数を現行の26(欠員1)から20にすることを挙げた。1期目に掲げた財政立て直しを、さらに推し進めるためには議会も「聖域」ではないとの考えからだ。「身を削る覚悟が必要。あれこれやってくれという議員はいるが、削ってくれと言う議員はいない。2億数千万円もかけるだけの仕事をしているのか」と話す。


 福原市長が強気の姿勢を見せるのは、2008年からの1期目に議会へ提案した予算案など議案536件のうち、否決3件、修正はなし――という背景がある。「議案はほぼすべて可決して頂いた。議会は否決でも何でもできたはずだ」


 だが市議25人のうち、最大会派「清心会」(8人)会長の安達幾夫氏(72)は「議会が活性化委員会を立ち上げたばかり。定数削減も議論する。だれのための議会か」と市民の負託に応える立場から、一方的とも受け取れる手法に疑問を投げかける。


 2009〜10年度に市内に光ファイバー網を整えた情報通信基盤整備事業(総額54億円)では「議会への報告が数カ月後だった」と市議の反発を受けた。運営・管理の受注先のケーブルテレビ会社長から、前回選挙で100万円の寄付を受けたことも判明し批判も招いた。福原市長は「政治家だから色々な人から支援を受ける。やましいことはない」と意に介さない。


 こうした中、朝日新聞の取材に対し、市長選で福原市長を支持するとしている市議は6人。一方、立候補を表明している前市議の山本浩章氏(43)を支持するという市議は「どちらかと言えば」を含めて15人で、福原市長を支持しない理由に多くが「話を聞かない」「独断専行」を挙げた。

1598チバQ:2012/07/22(日) 11:58:01
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001207190004
自助自立、曖昧さ嫌う―下
2012年07月19日


公開討論会に臨んだ福原慎太郎市長(左)と山本浩章氏=益田市須子町

◆脱・行政頼み/全て役所がやる時代でない/市民に求める意識改革◆


 今回の市長選挙を前に、政党の多くは次期衆院選をにらみ、組織を割りかねないなどと表立った動きを控えている。民主、自民党各県連、公明党県本部、共産党県委員会、社民党県連合は自主投票。民主の支持組織・連合島根が、立候補表明している新顔で前市議の山本浩章氏(43)を推薦した。


 自民党県連益田支部は山本氏から推薦依頼を受けた一方、支部側から福原慎太郎市長(39)側に推薦依頼を出すように求めて双方に配慮した形を整えた。市長支持の県議もおり「市長選で組織を割るわけにはいかない」という判断だった。


 福原市長は「私自身はあらゆる推薦(依頼)は出さなくていいと考えていた」と言う。


 福原市長は、地元の農機具販売会社長の長男。高校時代に「得意のカルタで益田を有名にする」と出場した全国大会で準優勝。大学では自ら全国大会を立ち上げて優勝した。企業勤めを経て松下政経塾に進んだ。


 理想とする社会のキーワードは自助自立だ。職員には「リーダーは方向性を示す。自ら考えて具現化し、政策論争をして欲しい。異論があれば直接言って」と促した。市民にも「全てを役所がやってくれる時代ではない。責任も伴うが自由も大きい」と意識改革を求めてきた。


 曖昧(あい・まい)さを嫌い、オープンな議論を好む。議会側から共同の条例づくりを投げかけられた時には「協力はするが議会の皆さんでやればいい」と断った。「議会が責任を負わず行政頼み。全議員が執行部に入る『議院内閣制』のような制度にすれば、議員は5人程度でいい。素早く動けてコストもかからない」と言い切る。


 1期目について福原市長は「無我夢中に突っ走った。皆さんの声を十分に聞けていなかった面もあるかもしれない」と振り返った。(この連載は杉田基が担当しました)

1599チバQ:2012/07/22(日) 12:03:07
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7629-7630
□2008年7月27日実施の選挙の結果

◇益田市長選挙(島根県)開票結果 投票率73.25%(過去最低)
当15925 福原慎太郎(無新、35歳、初当選)
 14337 牛尾郁夫(無現、65歳)

1600チバQ:2012/07/22(日) 14:47:44
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207200007.html
'12/7/20
市長公約の給与半減また否決

 周南市議会は19日、本会議を開き、木村健一郎市長の給料を50%カットする条例案を賛成少数で否決した。昨年5月に就任した木村市長の公約だったが、昨年9月に続いて2度目の否決となる。

 木村市長は取材に「残念だが行財政改革を着実に進める」と述べ、再提案については「(否決の理由を)整理し、どうするかを考えたい」とした。

 条例案は木村市長が「行革への意気込みを示す」と提案し、月給97万円を任期満了の2015年5月まで半減する内容。討論で「意欲は尊重するが、行革の道筋や成果が分かりにくい」などの反対意見が出た。

 このほか、熊毛地区に都市計画税を13年度から導入する市税条例改正案、徳山動物園のゾウなどの購入費に充てる基金の設置条例案など15件を可決。四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の廃炉を国などに要請するよう求めた請願は継続審査とし、閉会した。

1601チバQ:2012/07/23(月) 21:51:25
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001207230004
財政焦点 現新対決か
2012年07月21日

◆益田市長選あす告示◆


 益田市長選挙・市議補欠選挙(被選挙数1)は22日、告示される。市長選は再選を目指す現職の福原慎太郎氏(39)と新顔で前市議の山本浩章氏(43)が立候補を表明している。山本氏の辞職に伴う市議補選には3人(元職1、新顔2)が立候補の準備を進めている。投開票は29日。


 今回の市長選は、財政再建が大きな論点だ。2005年に市が財政非常事態宣言を出したことを踏まえ、福原、山本氏とも職員削減と給与水準引き下げで足並みをそろえる。


 福原氏は「職員半減」を公約に「幹部報酬カットもしているが、数を減らすのが効果がある」と一層の合理化を主張する。山本氏は削減は必要としながら「数ありきの議論で職員の士気が落ちている。縮小前提ではなく人口増を目指す」と語る。


 市の財政は08、10年度で比べると、財政の硬直性を示す「経常収支比率」は96・9%が90・6%(危険水準90%以上)、自治体の「貯金」を示す「積立金現在高比率」は14・7%が16・9%(同30%未満)に改善した。


 しかし、予算全体の規模を示す決算額は144億6千万円から154億9千万円と10億円余り増。人件費削減(2億4千万円)を上回る高齢者福祉・生活保護の扶助費の増加(8億円)が影響している。


 それでも財政指数が改善したのは、景気対策などで地方交付税の配分が増額(8億円)され、歳入を押し上げたことが大きい。


 市は今後、合併に伴う交付税増額の見直しで9億円規模の歳入減が想定される。老朽化が目立つ庁舎を建て替える余裕もない。財政再建に向けたかじ取りはますます厳しくなる。有権者の判断が注目される。


 立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、市役所で受け付ける。6月2日現在の有権者数は4万1585人。(杉田基)

1602チバQ:2012/07/25(水) 23:56:48
山口知事選
<山口知事選>オスプレイ争点化、自民に逆風
毎日新聞 7月25日(水)21時43分配信

 新人4人の争いになっている山口県知事選の投開票が29日に迫り、自民党が推薦候補のてこ入れに全力を傾けている。米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの岩国基地搬入が争点化し、政府に向かうはずの逆風を自民党が受ける構図になっているとの危機感があるためだ。反原発を掲げる対立候補の存在も次期衆院選で警戒する「第三極」と重なり、知事選の行方が衆院解散戦略に絡むと見て党幹部を次々に投入している。

 「オスプレイは安全性が確認されるまで飛ばしてはいけない。原発も福島で大きな事故があり、新しい原発は造らない。この知事選は争点なき選挙だ」

 自民党の石原伸晃幹事長は25日、山口県宇部市の企業でこう訴えた。石原氏が強調したかったのは、対立候補が唱えるオスプレイ搬入問題と、中国電力上関(かみのせき)原発建設計画の是非は、知事選の争点にはならないとの主張だ。

 立候補者はいずれも無所属新人で、▽NPO法人所長の飯田哲也氏(53)▽元県課長の三輪茂之氏(53)▽元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦▽民主党衆院議員から転じた高邑勉氏(38)の4人。

 自民党がとりわけ警戒するのは「大阪維新の会」を率いる橋下徹・大阪市長のブレーンだった飯田氏。脱原発を掲げており、公明党幹部は次期衆院選をにらみ「この知事選は既成政党VS第三極の試金石だ。保守王国とされる山口で自公推薦候補が敗れたら脅威だ」と話し、組織の引き締めに躍起になっている。【念佛明奈、尾村洋介】

1603チバQ:2012/07/25(水) 23:57:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120722-00001128-yom-pol
山口知事選、山本氏先行・飯田氏追う…読売調査
読売新聞 7月23日(月)7時8分配信

 読売新聞社は29日投開票の山口県知事選について、世論調査と取材を基に情勢を分析した。

 自民、公明両党が推薦する元国土交通審議官・山本繁太郎氏が先行し、NPO法人所長・飯田哲也氏が追う展開となっている。ただ、有権者の約3割が態度を明らかにしておらず、情勢は流動的な面もある。

 山本氏は自民支持層の7割強と公明支持層の大半を固めた。民主支持層の2割程度から支持を得ているほか、無党派層の3割弱にも浸透している。

 飯田氏は民主支持層の2割程度に浸透しているほか、無党派層の3割弱から支持を得ている。年代別では20〜30歳代の支持が2割強に上っている。

 前民主党衆院議員・高邑勉氏は民主支持層の3割弱に浸透。元県課長・三輪茂之氏は伸び悩んでいる。

      ◇

 飯田(いいだ) 哲也(てつなり) 53無新

 NPO法人所長

 三輪(みわ) 茂之(しげゆき) 53無新

 (元)県課長

 山本繁太郎(やまもとしげたろう) 63無新

 (元)国交審議官〈自〉〈公〉

 高邑(たかむら)  勉(つとむ) 38無新

 (元)衆院議員

 (届け出順、四角囲みは推薦政党)

1604チバQ:2012/07/25(水) 23:58:32
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120725-OYT1T00636.htm
「維新」叫ぶ?触れない?思惑入り乱れる知事選


 山口県知事選(29日投開票)で、「維新」のフレーズが飛び交っている。

 橋下徹・大阪市長率いる「大阪維新の会」を連想させるが、県民にとっては、明治維新の志士を輩出した誇りをかき立てる言葉でもある。あえて触れない陣営もあり、維新を巡る思惑が入り乱れている。

 「エネルギー維新で地域の豊かさを取り戻す」

 20日夕、山口市。NPO法人所長・飯田哲也候補(53)は再生可能エネルギーの普及を維新と銘打った。会場には「維新のDNA」の文字。大阪市特別顧問も務めた飯田氏は維新の会との連携を否定するが、橋下市長のブレーンが次々と応援に入る。陣営は「維新の会を意識している」と明かす。

 「大阪で維新、維新と叫んでいるが、釈然としない。維新胎動の地は山口だ」

 21日午前、山口市内でこう演説した前民主党衆院議員・高邑勉候補(38)は、政策集を「俺たちの維新〜山口の夜明け」と名付けている。意識するのは、吉田松陰ら維新の志士たち。公約に掲げる官民連携ファンドは、高杉晋作にちなみ「奇兵隊ファンド」とした。

 一方、二井県政の継続を主張する元国土交通審議官・山本繁太郎候補(63)(自民、公明推薦)は、維新に触れない。19日に開いた山口市での集会では「現県政は厳しい社会状況で歯を食いしばった。産業再生や人材育成で山口を再起動する」と訴えた。陣営は「大阪に『維新の特許を取られた』と思っている県民も多い。多用すれば反感を招く」と冷ややかだ。

 元県課長・三輪茂之候補(53)も維新は使っておらず、「山口の歴史を象徴する言葉だが、選挙戦で使うのは抵抗がある」と話した。

(2012年7月25日15時15分 読売新聞)

1605チバQ:2012/07/26(木) 21:41:45
http://www.asahi.com/politics/update/0722/TKY201207220302.html
現在位置:朝日新聞デジタル政治地方政治記事2012年7月22日23時5分


山口知事選、山本氏やや先行 朝日新聞情勢調査関連トピックス中国電力原子力発電所
 29日投開票の山口県知事選について、朝日新聞社は21〜22日に有権者に電話調査し、取材による情報と合わせて情勢を探った。自民、公明が推薦する新顔で元国土交通審議官の山本繁太郎氏がやや先行。同じく新顔で「脱原発」を訴える環境NPO代表の飯田哲也氏が激しく追っている。

 有権者の半数、無党派層の6割が投票態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、山本氏は自民支持層の8割を固め、公明支持層にも支持を拡大。飯田氏は、民主支持層、無党派層のそれぞれ4割に浸透している。

 元民主党衆院議員の高邑勉氏は民主支持層にも浸透し切れていない。元県課長の三輪茂之氏は厳しい。

■オスプレイ搬入、7割「反対」

 一方、同時に実施した世論調査では、23日に予定される米新型輸送機オスプレイの米軍岩国基地(山口県岩国市)への搬入に「反対」は69%で、「賛成」の12%を大きく上回った。女性の「反対」は79%で、「賛成」はわずか5%。男性の「反対」は57%で、「賛成」は21%だった。

 また、中国電力が計画している上関(かみのせき)原発(同県上関町)の建設についても、「反対」が71%で、「賛成」の11%を引き離した。女性の「反対」は74%、「賛成」は8%。男性の「反対」は67%、「賛成」は15%だった。

     ◇

 《調査方法》 21、22の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、山口県内の有権者を対象に調査した。世帯用の電話

1606チバQ:2012/07/28(土) 10:45:00
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207270016.html
'12/7/27
市議賛否掲載 2会派が反発

 東広島市議会の議会会報委員会は26日、6月の定例会で可決した国民健康保険税(国保税)を引き上げる条例改正案採決で、市議会だよりへの個々の議員の賛否掲載について再度協議した。2会派が賛否の公開を拒んでおり、さらに調整をして8月3日に掲載方法を最終的に決めることになった。

 同条例改正案をめぐっては、国保税を加入者平均で19・5%引き上げる原案に対し、一部議員が引き上げ率を11・5%に圧縮する修正案を提出。本会議で起立採決した結果、原案通り可決した。

 会報委は国保税への市民の関心の高さなどを考慮し今月6日に賛否掲載を決め、17日の市議会全員協議会でも報告していた。9月1日発行の市議会だよりに原案、修正案について採決に加わらない議長を除く31人の賛否を○×で表記する方針。

1607神奈川一区民:2012/07/29(日) 13:28:32
山口県知事選挙、前回より投票率は上回りそうですが、50%超えるかは微妙。
山口県の有権者の皆様には投票へ行って貰いたいが……。

1610チバQ:2012/07/30(月) 22:25:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012073001061
「第三極」伸長を警戒=山口知事選で不安残す−自公
 29日の山口県知事選で、自民、公明両党が推薦した山本繁太郎氏が勝利したものの、橋下徹大阪市長のブレーンを務めた飯田哲也氏に急速に追い上げられた。両党は「第三極」の伸長に警戒を強めている。自民党は、厚い支持基盤を持つ「保守王国」山口で飯田氏が票を伸ばした背景には、既成政党に批判的な無党派層の後押しがあったとみており、次期衆院選に向け不安を残した。
 自民党の大島理森副総裁は30日、選挙結果について「第三勢力的、市民運動的な大きな不満を私どもは直視しなければならない」と記者団に指摘。別の党幹部も「飯田氏の善戦は警鐘と受け止めなければいけない」と警戒感をあらわにした。
 選挙戦は民主党が自前の候補を擁立せず、山本、飯田両氏の事実上の一騎打ちの構図となった。自民党は衆院山口2区を除く全ての国会議席を占める地の利を生かし、業界団体の票を固める徹底した組織戦で臨んだ。
 それだけに、出馬表明が告示の1カ月足らず前と出遅れ、既存の組織ではなくボランティアの応援に頼った飯田氏に約6万7000票差まで迫られたことは衝撃的だ。実際、選挙戦終盤では、先行する山本氏が飯田氏に追い付かれそうだとの情報が広がり、自民党は谷垣禎一総裁ら幹部が相次いで現地にてこ入れに入らざるを得なかった。
 こうした結果に、自民党の山本一太前参院政審会長は記者会見で「無党派層が既存政党に不信感を持っているということだ。山口は特に保守が強い。むしろ飯田氏は善戦したと警戒すべきだ」と指摘。公明党幹部も「飯田氏が勝っていたら、第三極ブームにつながりかねなかった」と語った。
 今回の知事選は、橋下氏率いる「大阪維新の会」の国政進出が予想される次期衆院選の行方を占うと受け止められていた。第三極への支持の広がりが鮮明になったことで、民主党で衆院解散の先送りを求める空気が一段と強まることも予想され、今国会での解散を目指す自民党の戦略にも影響を与えそうだ。(2012/07/30-20:29)

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1611チバQ:2012/07/30(月) 22:32:18
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120730-OYT1T00720.htm
立会人「妨害行為」、点検打ち切る…山口知事選

 山口県知事選の宇部市俵田翁記念体育館で行われた同市の開票作業で、開票立会人の点検が長引き、同市選管が「妨害行為にあたる」として点検を途中で打ち切っていたことがわかった。

 確定時刻は予定より約1時間10分遅い30日午前1時40分までずれ込んだ。

 市選管によると、立会人は飯田陣営が選任した男性で、午後9時半から、「計数器が信用できない」などとして、有効票を1枚ずつ点検し始めた。さらに、男性が大声を出して投票用紙を机にたたきつけるなどしたため、市選管は「通常の開票作業が出来なくなる」と判断。点検時間を午前1時半までと男性に通告、飯田陣営から開票作業終了の同意を得て、選挙結果を確定させた。この遅れで、市職員45人の残業代が予定より計約30万円増えたという。

(2012年7月30日19時00分 読売新聞)

1612チバQ:2012/07/30(月) 22:33:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120730-00000155-mailo-l35
2012年知事選:県政かじ取り山本さん 多団体支持で激戦制す /山口
毎日新聞 7月30日(月)13時47分配信

 任期満了に伴う知事選は29日投開票され、元国土交通審議官の山本繁太郎さん(63)=自民、公明推薦=が、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也さん(53)ら3人を破り、初当選した。4期16年を務めた二井関成知事は今期限りで引退を表明。山本、飯田両氏と、医師で元県課長の三輪茂之さん(53)▽民主党衆院議員を辞職した高邑勉さん(38)の無所属新人4人が立候補した。選挙は二井知事から後継指名を受けた山本さんと、脱原発を掲げる飯田さんの事実上の一騎打ちとなった。山本さんは自公両党と、100以上の業界団体からの推薦・支持を得て、組織戦で先行。ツイッターなどネットも活用して短期間で無党派層の知名度を上げた飯田さんを振り切った。飯田さんは立候補表明の出遅れなどが響いた。三輪さんと高邑さんは、一騎打ちの構図の中で埋没した。投票率は過去最低だった前回の37・21%を上回る45・32%だった。【知事選取材班】
 山口市のJR山口駅前にある山本さんの事務所には、支持者や支援の県議、国会議員らが続々と集まった。
 相手の運動の広がりが見えず、苦戦が伝えられた選挙戦。支持者らは会場のテレビを見ながら待った。当選確実のテロップが画面に映し出されると、「やった」「よかった」などの声があちこちで上がり、事務所は喜び一色。拍手と歓声に包まれた。
 山本さんは妻久仁子さん(58)らと壇上に並び、満面の笑み。山本さんはお祝いの花束を受け取り、支持者らと万歳三唱をした。
 山本さんは支持者らを前に「皆様のおかげで難しい勝利を得られて感慨無量です。心から感謝しています」と喜びを語った。
 山本さんは他候補に先駆け、3月に立候補表明。自民、公明の推薦を受け、6月までは独走状態だった。
 しかし選挙戦では、「脱原発」の全国的なうねりに後押しされる飯田さんの激しい追い上げに苦しんだ。
 山本さんは「脱原発は当たり前」と強調したことに加え、経済不振にあえぐ県内を立て直すため、山陰道整備や産業づくりといった振興策を訴えたことで保守勢力の結集に成功、組織戦で逃げ切った。【佐野格】
 ◇飯田さん、保守地盤に阻まれる 「脱原発」は継続
 「県民の皆さんの期待を結果に結び付けられず残念」−−。飯田さんは落選が伝えられると、山口市の県婦人教育文化会館に集まった支援者に頭を下げた。
 出馬するかどうかぎりぎりまで迷い、告示1カ月を切った段階で立候補を表明。出遅れたことで知名度や政策が浸透できず、固い保守地盤に阻まれた。
 選挙では、中央官僚出身の知事が続く県政を批判し、脱原発と自然エネルギーへの転換を軸とする地域づくりを掲げた。出身地・周南市での徳山高校同窓生らを中心とする地域一体となった支援と、無党派層をターゲットにした「草の根」選挙を展開し、選挙の最終盤まで山本さんを追い上げ、苦しめた。
 飯田さんは「変化を求める県民の期待を肌で感じた」と選挙戦を振り返る一方、上関町祝島で進めている「自然エネルギー100%プロジェクト」に今後も関与するなど、県内での脱原発への取り組みは継続する姿勢を示した。【吉川雄策】

1613チバQ:2012/07/30(月) 22:34:10
 ◇高邑さん、独自性訴えたが
 「訴えが通じなかったのは、私の力不足。政治家として勝つまで戦い続けたい」。高邑さんは、周南市戸田の事務所で、支持者に深々と頭を下げ、敗北宣言をした。
 「脱既成政党」を掲げ、民主党衆院議員を辞職しての出馬だった。組織に頼らず、遊説では自ら自転車に乗って有権者と触れ合うなど、若さと行動力をアピールする地道な活動を展開。政策面では、「オスプレイは受け入れざるを得ない」などと、独自性のある訴えを続けたが、飯田、山本両候補が激しくしのぎを削る中、思うように支持が広がらなかった。【脇山隆俊】
 ◇三輪さん、支持が広がらず
 「数は少なくても、訴えは届いたはず」。17日間の選挙戦を、三輪さんは山口市内の自宅で振り返った。
 「選挙のため帰ってきた人に山口県は任せられない」と臨んだ選挙。地元に住み、職員として県政の課題を日々感じていた分、訴えには説得力があった。
 個人ベースの選挙戦はやがて、かつての同僚や同窓生などに支援の輪を広げた。だが、知名度を生かした草の根選挙と政党や団体が絡む組織戦という大きな争いに挟まれ、支持が広がらなかった。【井川加菜美】
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山本繁太郎(やまもと・しげたろう) 63 無新(1)
 [元]国土交通審議官[歴]熊本県企画課長▽建設省大臣官房審議官▽内閣府政策統括官▽国交省住宅局長▽内閣官房地域活性化統合事務局長▽自民党衆院山口2区支部長▽東大=[自][公]
〔山口版〕

7月30日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120730-00000048-mai-pol
<山口知事選>山本氏、上関原発関連の免許延長認めぬ方針
毎日新聞 7月30日(月)12時39分配信



 29日投開票された山口県知事選で初当選した山本繁太郎さん(63)は30日午前、記者団の取材に対し、中国電力(広島市)が計画する上関原発(同県上関町)の建設に必要な公有水面埋立免許の延長について、10月の期限切れ後の延長を認めない方針を示した。米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの問題も含め、二井関成知事の意向を踏襲する考えを強調した。

 山本さんは同日、知事選で山本さんを後継指名した二井知事と県庁で会談し、当選のあいさつをした。その後記者団に、二井知事が上関原発の埋立免許延長を認めない意向を示していることについて「二井知事の判断は重い。踏まえた上で対処したい」と述べた。

 また、同原発計画については「県内外の有識者の意見を聞いたうえで、県民の安心安全の観点から判断すべきタイミングがあれば判断したい」と述べた。山本さんは選挙期間中、「脱原発依存は当たり前」と訴える一方で、上関原発建設計画は「凍結」を主張し、建設再開の余地は残している。

 一方、選挙期間中に米軍岩国基地に強行陸揚げされたオスプレイについても「(政府に抗議した)二井知事の姿勢、方針を支持している。的確に対処したい」と話した。

 会談で二井知事は「みなさんの期待に応えてほしい。財政状況は厳しく、思い切ってできる部分は限られると思うが、山本カラーをしっかり出して」とエールを送った。【吉川雄策】

1614チバQ:2012/07/30(月) 22:34:56
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120730/plt1207301127000-n1.htm
永田町に“山口ショック”!橋下ブレーンに無党派票が大量流入2012.07.30


初当選を喜ぶ山本繁太郎氏(中央)だが、「脱原発」の勢いは既成政党を脅かしている【拡大】

 “山口ショック”が、永田町を震撼させている。29日投開票の山口県知事選は、保守王国を支える自民・公明両党が推薦した山本繁太郎氏(63)が、3新人を破って初当選したが、大阪市の橋下徹市長のブレーンで、「脱原発」を訴えた飯田哲也氏(53)に無党派層が大量に流れ、終盤で追い上げられたのだ。既成政党にとっては、次期衆院選での第3極躍進を予想させる結果となり、今後の政局にも影響しそうだ。

 山本氏は4期務めた二井関成知事の県政継承を訴え、自民、公明の両党組織票をまとめた。これに対し、飯田氏は中国電力が進める上関原発建設計画の白紙撤回を主張した。スローガンを「エネルギー維新」として、橋下氏率いる「大阪維新の会」との関係の近さをアピールし、名古屋市の河村たかし市長らを応援弁士に招き、「既成政党vs第3極」の構図を作り、7万票弱の差まで迫った。

 政党や報道機関が行った情勢調査では、山本、飯田両氏の差は「おおむね1カ月前の20ポイントから、告示日(12日)には10ポイント」(県政関係者)まで縮まった。投票率は45・32%で、過去最低だった前回を8・11ポイント上回り、選挙への関心も高まっていた。

 また、朝日新聞の出口調査では、無党派層に至っては、飯田氏53%、山本氏27%とダブルスコアだった。また、同じ調査で、70歳以上を除く女性票で山本氏と飯田氏が拮抗しており、女性の中で、既成政党不信、原発不信が広がっていることが浮き彫りになった。

 山口県は政権交代の嵐が吹いた前回衆院選でも、4つある選挙区のうち3つを自民党が勝利した保守王国だ。それだけに、今回の結果に既成政党は危機感を強めている。

 自民党の田瀬良太郎幹事長代行は、自主投票となった民主党に関して「不戦敗だ」と厳しく批判。一方で、「反原発、反消費税増税、反既成政党という逆風の中の選挙だったが(両党への)信頼感が表れた結果だ」と安堵しつつ、維新など「第3極」勢力への警戒感もにじませた。

 これに対し、みんなの党の渡辺喜美代表は29日、「新しい政治体制の始まりを意味している。次の衆院選の予兆が表れている」と述べ、第3極勢力への期待が高まっているとの認識を示した。

 来月半ばには「社会保障と税の一体改革」関連法案は成立する見込みだが、野田佳彦首相の解散・総選挙の時期をめぐる判断にも影響しそうだ。

1615チバQ:2012/07/30(月) 22:39:49
http://mainichi.jp/opinion/news/20120730ddm003010059000c.html
クローズアップ2012:山口県知事選 保守王国に動揺
毎日新聞 2012年07月30日 東京朝刊


 29日投開票の山口県知事選は自民、公明両党の推薦を受けた元国土交通審議官の山本繁太郎(やまもとしげたろう)氏(63)がNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也(いいだてつなり)氏(53)の追い上げを振り切る形で初当選を果たした。原発再稼働に反発する声が全国に広がる中、「脱原発」を掲げた飯田氏に無党派層の支持が集まり、既成政党批判が「保守王国」を揺るがした。不戦敗に終わった民主党内の衆院解散・総選挙に対する恐怖感も強まっている。

 ◇無党派票、半数飯田氏に
 飯田氏は29日夜、山口市で「保守王国の中で自公を追い詰める良い戦いができた。明日につながる足場はできた」と語った。

 選挙戦は自民、公明両党の推薦を受けた山本氏を、政党の支援を受けない飯田氏が追う展開となった。「大阪維新の会」を率いる橋下徹大阪市長のブレーンだった飯田氏は無党派層の支持を集め、山本氏を脅かした。投票率が45・32%にとどまり、組織票を固めた山本氏が選挙戦を制したが、飯田氏の善戦は原発政策などをめぐる既成政党批判が広がっていることを印象づけた。

 山本氏は原発推進の立場だったが、中国電力上関原発(山口県上関町)については「計画凍結」を打ち出し軌道修正。米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍岩国基地(同県岩国市)への陸揚げについても、山本氏を後継指名した二井関成・山口県知事が国に即座に抗議した。山本氏自身も陸揚げへの反対を強調した。

 原発やオスプレイなど国政レベルの問題の争点化を極力回避し、組織の強みを生かす戦略だ。選挙戦後半には飯田氏の追い上げを受けて組織の引き締めをはかり、自公両党や業界団体の組織をフル稼働して逃げ切った。


 毎日新聞とtysテレビ山口が実施した出口調査によると、自民、公明両党の推薦を受けた山本氏には、自民党支持層の76%、公明党支持層の85%が投票したと回答。一方、「支持政党はない」と答えた無党派層の53%が、飯田氏に投票したと回答した。山本氏に投票したと答えた無党派層は28%にとどまった。

 出口調査からは原発問題が飯田氏の勝利につながらなかった理由もうかがえる。

 上関原発計画については44%が「白紙撤回」と答え、次いで「凍結」が26%で、「推進」とした人は11%。推進と答えた人のうち68%が山本氏に投票したと回答、白紙撤回と答えた人の57%が飯田氏に投票したと答えた。

 しかし、投票の際重視した項目を聞いたところ、「人柄や知事としての素質」が49%と最多で、「上関原発計画へのスタンス」は17%にとどまった。また、上関原発計画について「白紙撤回」と答えた人でも31%が山本氏に投票したと回答。オスプレイ問題でも、岩国基地への陸揚げ反対が57%に上る一方、投票で「岩国基地問題」を「最も重視した」とした人は4%にとどまった。

 出口調査は県内の37投票所で実施。投票を終えた直後の計2467人から回答を得た。【尾村洋介】

1616チバQ:2012/07/30(月) 22:40:24
 ◇「第三極」に自公不安 早期解散戦略に影
 「全くの無党派選挙をやった候補があれだけの票を取ったのは既成政党批判と無縁ではない。国政の課題も一緒になり、ムード選挙の傾向が強かった」

 自民党の河村建夫選対局長(衆院山口3区)は自民、公明推薦の山本氏が政党の支援を受けない飯田氏に激しく追い上げられた選挙戦をこう振り返った。橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」が候補者擁立の構えをみせる次期衆院選へ向け「『既成政党』対『第三極』の試金石」(公明党幹部)と位置づける見方もあっただけに、早期の衆院解散・総選挙を求める両党内に不安も広がる。

 山口県は民主党が大勝した09年衆院選でも4小選挙区のうち3小選挙区を自民党が占めた「保守王国」。民主党の不戦敗で当初は楽勝ムードも漂ったが、全国的な「原発再稼働反対」のうねりにオスプレイ岩国搬入への反発が重なり、政権与党に向かうはずの批判が既成政党の代表格、自民党に向けられる構図になった。

 飯田氏は6月まで大阪府・市の特別顧問を務め、橋下氏の脱原発路線を支えた。維新の会の支援を受けてはいないが、維新の会の幹部は「組織も地盤もない中で既成政党を相手に健闘したのではないか。世論調査でも原発やオスプレイへの関心が高く、保守王国でも大きな意識改革が起きている」と分析し、第三極勢力の追い風になることを期待する。

 維新の会との連携を模索するみんなの党の渡辺喜美代表も「脱原発を訴えた飯田氏の善戦は、古い政治の終焉(しゅうえん)と新しい政治体制の始まりを意味している」と語り、「政権には解散をできるだけやりたくないというモチベーションが働くだろう」と与党をけん制した。

 自民党は選挙戦終盤、石原伸晃幹事長ら党幹部が相次いで現地に入り、組織固めを図った。河村氏は「自公協力の選挙で負けなかったことは大きい。今後も早期解散を求めていく」と強調したが、党幹部は「脱原発、反消費税、反既成政党の風が吹き荒れている証拠。負けていたら解散どころではなかった」と不安を隠さない。

 公明党の山口那津男代表は衆院解散時期への影響について「信を問えという声が強い中で注目される知事選だった。国政上の課題も取り上げられたために、今後の国政への影響は出るだろう」と述べるにとどめた。

 候補者を立てられなかった民主党の選対幹部は「これまで民主党に入っていた反原発の無党派層の票が飯田氏に行ったのだろう」と分析。原発再稼働への批判が野田政権に向けられる中、「解散恐怖症」が党内に広がる。ベテラン議員の一人は「知事選はずっと不戦敗が続いている。候補者を出せない政党って何なんだ」と嘆く。

 国民新党の下地幹郎幹事長は「民主党が候補を出さなかったことで、政権の力が弱まっていると見られる可能性がある」と懸念するコメントを出した。【佐藤丈一、平野光芳】

1617チバQ:2012/07/30(月) 22:43:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120729/stt12072923360002-n1.htm
安堵の自公、課題は先送り
2012.7.29 23:34 (1/2ページ)
 山口県知事選で29日、自民、公明両党が推薦する元国土交通審議官、山本繁太郎氏(63)が勝利したことで、両党幹部からは「反原発、反消費税増税、反既成政党という逆風の中の選挙だったが、自公両党への信頼感が表れた結果だ」(自民党の田野瀬良太郎幹事長代行)などと安堵(あんど)の声があがった。

 「有権者は風頼みの選挙に付和雷同せず、真剣に県政のことを考えてくれた。民主党に政権を与えた(前回衆院選の)『うっかり1票、がっかり4年』の結果、どうなったかと考えた有権者もいるだろう」

 自民党の河村建夫選対局長は産経新聞の取材に上機嫌でこう語った。

 安倍晋三元首相も同夜のツイッターで「地道な政策を訴え続けたことが勝利につながった。反原発という主張だけの候補には山口県の明日は託せないという冷静な判断を県民は下した」とコメントした。

 公明党の山口那津男代表は産経新聞の取材に対し「かなり追い詰められるという予測もあったが、県民の冷静な判断の結果が出た」と安堵の表情。その上で「衆院解散を求める声が強い中で、注目された知事選だった。国政への影響も出るだろう」と述べた。

 ただ、争点として注目された原発の是非などエネルギー問題や、米軍岩国基地に搬入された垂直離着陸輸送機MV22オスプレイへの対処など政治課題はいずれも先送りされた格好だ。

 選挙戦では「脱原発」を掲げたNPO代表、飯田哲也氏(53)が橋下徹大阪市長が率いる「大阪維新の会」でエネルギー分野のアドバイザーを務めていたことから、事実上の「既成政党vs維新」の構図になるともみられ、全国的な注目も集めた。

 自民党閣僚経験者は「山本氏が勝ったことで維新の勢いがどうなっていくか。自民党が信頼を取り戻したとは言い切れない」と述べるにとどめた。

 一方で、みんなの党の渡辺喜美代表は飯田氏が善戦したとして「新しい政治体制の始まりを意味している。次の衆院選の予兆が表れている」と述べた。

1618チバQ:2012/07/30(月) 22:46:08
山口で得票率5割を下回ったのは凄いですね

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120730-OYS1T00288.htm
山口知事に自公推薦の山本氏、脱原発の飯田氏ら破る

 山口県知事選は29日投開票され、無所属新人の元国土交通審議官・山本繁太郎氏(63)(自民、公明推薦)が、無所属新人の3人を破って初当選した。山本氏は自民党の国会議員らによる組織選挙を展開し、「脱原発」を掲げるNPO法人所長・飯田哲也氏(53)らを退けた。

 山本氏は当選後、「産業再生や人材育成に取り組み、二井関成(にいせきなり)知事が守ってきた県政をさらに発展させたい」と語った。

 選挙戦は、景気・雇用対策などを争点に、中国電力が同県上関町で進める上関原子力発電所建設計画への対応や、選挙期間中に米軍岩国基地(山口県岩国市)に搬入された米軍の新型輸送機MV22オスプレイの一時駐機に対する主張にも有権者の関心が集まった。

     ◇

 当日有権者数は118万5190人。投票率は45・32%で前回2008年(37・21%)を上回った。
当  252,461山本繁太郎 無新〈自〉〈公〉

   185,654飯田哲也 無新

    55,418高邑勉 無新

    37,150三輪茂之 無新

(2012年7月30日 読売新聞)

1619チバQ:2012/07/30(月) 22:47:58
>>1594-1601
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120730-00000197-mailo-l32
選挙:益田市長選/益田市議補選 市長選、山本氏が初当選 人口増訴え、幅広い支持−−投票率過去最低 /島根
毎日新聞 7月30日(月)15時21分配信

 任期満了に伴う益田市長選は29日投開票され、新人で前市議の山本浩章氏(43)=無所属=が、再選を目指した現職の福原慎太郎氏(39)=同=を破り、初当選を果たした。投票率は68・89%で、過去最低だった前回の73・25%を下回った。当日有権者数は4万1227人。また、山本氏の辞職に伴う市議補選では新人の松本正人氏(60)が当選した。【江田将宏、大西康裕】
 山本氏の同市乙吉町の事務所には多くの支持者が詰めかけた。山本氏は大きな歓声の中「対話によって発展する方向に大きくかじを取る。動乱の20年に終止符を打ちたい」と抱負を述べた。
 地元選出の自民県議や25人中15人の市議、連合島根、農業団体、企業など厚い組織に支えられた山本氏。福原市政を「削減、縮小、内部で対立といがみ合いが続いている」と厳しく批判。農林水産業の振興やU・Iターン促進などを図ることで年約400人のペースで減少傾向が続く市人口を「現在の約5万人から2020年に5万500人に増やす」と訴え、幅広い層から支持を獲得した。
 一方、4年前に市職員半減などを訴えて初当選した福原氏は今回、「市職員の給与体系を見直し、給与の官民格差をなくす。市議会の定数削減にも取り組む」と改革の継続をアピール。陣営は「市長を1期でころころ代えるな」と強調したが、市職員や市議会との対話不足や、市幹部人事の混乱などに対する批判的な見方が広がり、支持を伸ばせなかった。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆開票結果
 ◇益田市=選管最終発表
当 14645 山本浩章  43 無新
  13494 福原慎太郎 39 無現
 ◇益田市議補選(改選数1−3)=選管最終発表
当 9633 松本正人 60 無新
  9547 斎藤浩文 51 無新
  7370 下寺共子 69 共元
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 ◇益田市議補選(改選数1)
松本正人 60 無新(1) [元]医療器材会社社長[歴]シャープ社員▽益田工高
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 ◇益田市
山本浩章(やまもと・ひろあき) 43 無新(1)
 [元]市議▽益田商工会議所常議員[歴]益田青年会議所理事長▽介護・仏壇会社ひょうま社長▽東大

7月30日朝刊

1620チバQ:2012/07/30(月) 22:49:00
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207300011.html
'12/7/30
福山市長選、現新が一騎打ち
 任期満了に伴う福山市長選は29日告示され、3選を目指す無所属現職の羽田皓氏(68)=民主、自民、公明推薦=と、無所属新人の作曲家大戸博史氏(61)の2人が立候補した。8月5日の投開票に向け、7日間の選挙戦がスタートした。

 両陣営は立候補の届け出後、選挙事務所などで出陣式を開催。その後は選挙カーで市内に繰り出し、各地で街頭演説を開くなどして政策を訴えた。

 羽田氏は、3党のほか連合広島の推薦も得た。出陣式には地元経済界の有力者や多くの市議も出席。組織力をてこに、2期8年の実績をアピールする。

 大戸氏は組織戦を批判し、主宰するカラオケ教室の生徒を軸に支持拡大を狙う。市長給与や人件費削減を主張。現市政に批判的な票獲得も目指す。

1621チバQ:2012/07/30(月) 23:15:33
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001207300005
益田市長に新顔・山本氏
2012年07月30日


初当選を喜ぶ山本浩章氏=益田市乙吉町、大久保直樹撮影

◆市政批判で支持拡大◆


 益田市長選挙と市議補欠選挙(被選挙数1)は29日投開票され、市長選は新顔で前市議の山本浩章氏(43)が、現職の福原慎太郎氏(39)=共に無所属=を破り初当選した。当日有権者数は4万1227人。投票率は市長選が過去最低だった前回73・25%を下回る68・89%、補選は68・87%。


 山本氏の事務所(乙吉町)には支援者や推薦した連合島根幹部、応援した自民党の県議らが詰めかけた。当選が決まり、山本氏が姿を見せると拍手と歓声が起きた。山本氏は「市政は問題が山積している。かじ取りを託された者として責任の重さに身が引き締まる思いだ」などと決意を述べた。


 山本氏は昨年8月の市議選で当選したが、半年余りで辞職して立候補した。選挙中は「職員の早期退職や市長と議会との確執で、市は混乱と停滞を続けている」などと市政を批判。組織力を生かしたミニ集会などで知名度不足を補い、支持を広げた。


 福原氏は、全国最年少市長として当選した1期目に進めた職員削減や人事評価制度の導入、財政指数の改善などの実績を強調し「改革を止めてはいけない」などと訴えた。松下政経塾卒業生の国会議員や首長経験者らの応援も受けたが及ばなかった。


◆混乱、有権者に「失望」◆


 《解説》改革を訴える福原氏への4年前の期待は失望に変わった。全国最年少市長として就任直後、市長給与削減の専決処分を巡って議会と対立し、自らのブログで職員批判を繰り返した。副市長や総務部長の度重なる交代など、市政の混乱は有権者を動かした。


 「人の話に耳を傾ける。思いつきで政策をやらない。混乱の市政に終止符を打つ」という山本氏の訴えが受け入れられた。ただ市の置かれた状況は厳しいままで、市職員数削減と給与体系見直しでは福原氏と足並みをそろえた。


 山本氏は公約で「縮小前提ではなく、拡大を」と訴えて「人口拡大計画」を打ち出した。計画実現には8年で6500人の人口増が必要だ。U・Iターンの促進や産業振興で実現するという。今回の期待は「失望」に変わることはないか。有権者にも厳しい目が求められる。(杉田基)

1622チバQ:2012/08/02(木) 22:25:43
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201208030029.html
'12/8/3
福山市長選は暑さも強敵


 5日投開票の福山市長選は、無所属現職の羽田皓氏(68)=民主、自民、公明推薦=と無所属新人の作曲家大戸博史氏(61)が連日、熱い論戦を展開している。もう一つの相手はこの暑さ。市内は告示後の7月31日、今年最高の37・1度を記録した。2日の最高気温は36・0度。両陣営は対策に気を配りながら、真夏の決戦に臨んでいる。

 羽田氏は2日午後、芦田町で街頭演説に立った。告示当初は身に着けていた上着もネクタイもなし。告示後間もなく、切り替えたという。「1回の演説でシャツはびちゃびちゃ」と陣営幹部。選挙カーには凍らしたタオルを積んでいる。

 大戸氏は、選挙カーで市全域をくまなく巡る作戦が主体。街頭演説は人が集まりにくい暑い時間帯を避け、朝や夕方に集中させている。「冷房の効いた施設なら人が集まっているはず」(大戸氏)と暑さを逆手にとって大型商業施設の周辺を中心に展開している。車には飲料を積み、水分補給も欠かさない。

【写真説明】大型商業施設(奥)の近くで街頭演説する候補者

1623チバQ:2012/08/04(土) 09:46:06
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120804/news20120804283.html
西条市長選 青野県議出馬へ
2012年08月04日(土)

【写真】青野勝氏  任期満了に伴う11月11日告示、同18日投票の西条市長選挙で、旧東予市長の青野勝県議(55)=西条市区、自民、同市楠=が3日までに、立候補の意向を固めた。
 青野氏は同日、愛媛新聞社の取材に「週明けにも正式表明し、市政への抱負を明らかにする」と話した。

1624チバQ:2012/08/04(土) 23:28:04
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201208040156.html
'12/8/4
無免運転県議リコール申請へ


 道交法違反(無免許運転)罪で有罪判決が確定した正木篤県議(広島市安佐北区)に対する解職の直接請求(リコール)の準備をする同区の住民団体は今月下旬、広島県選管に署名集めを始めるための最終手続きに入る。26日午後6時半から、区民文化センター(可部)で決起大会を開く。

 住民団体は「正木篤県議のリコールを勧める有志の会」。請求代表者には、可部、高陽、安佐地区の自治会役員たち9人を予定する。県選管に、手続きに必要な解職請求代表者証明書を得るための申請書と、解職請求書を提出する。

 有志の会の梅田千秋代表(73)によると、署名を集める「受任者」が、目標の500人を確保できる見込みとなった。このため、署名集めの手続きに踏み切るという。

 6月上旬から7月下旬にかけて、高陽、可部、安佐の3地区で地元説明会を開催。計約220人にリコールの流れを説明し、受任者になるよう呼び掛けてきた。

 地方自治法によると、リコール手続きを進めるには、住民が解職請求書を提出後、県選管の告示から2カ月で同区の有権者の3分の1(約4万1300人)以上の署名を集める必要がある。

 26日は、リコール手続きの流れなどを説明する。梅田代表は「居座りは許さないとの区民の盛り上がりを感じる。絶対に成立させたい」と話している。

1625チバQ:2012/08/06(月) 00:14:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120731-OYT8T00125.htm
無党派の影組織に危機感



 「難しい勝利を得られて、感慨無量です」

 29日午後8時過ぎ、喜びに沸き返る山口市内の選挙事務所。当選確実の報を受けて元国土交通審議官・山本繁太郎氏(63)(自民、公明推薦)が発した言葉には実感がこもっていた。笑顔には疲労の色がにじんだ。

 4人が争った選挙で、次点のNPO法人所長・飯田哲也氏(53)に約6万6800票差をつけ、得票率(48%)は過半数に迫った。数字を見ると完勝と言っていいが、山本陣営幹部は「飯田氏は相当手ごわい相手だった」と口々に言う。

 飯田氏は告示前からインターネットで記者会見やミニ集会の動画を公開。選挙中は県外からも多くのボランティアらが飯田氏の支援に駆けつけた。投票3日前には新たな主張を盛り込んだ選挙ポスター約5000枚を一気に貼り替えた。

 「見たこともない人が外からわっと来た。組織を持たないボランティアは機動力があった」。ある自民党国会議員は飯田氏の選挙をこう振り返る。

 「相手がどこまで浸透しているのか、全く見えない」「一部の地域で飯田氏にリードされているらしい」。選挙中、山本陣営からは“無党派の影”におびえる不安の声が漏れ聞こえた。

 自民党県連幹部は「政党不信は山口でも広がっている。今回の25万票が現状での限界かもしれない」と話す。

     ◇

 選挙戦が後半に入った21日。岩国市内を遊説した山本氏の選挙カーは、畑の広がる道幅の狭い集落に分け入った。「ご支援ありがとうございます」。山本氏は空き地に集まった支持者と握手し、頭を下げた。

 山本陣営は当初、人通りの多い商業施設や公園などでの街頭演説に力を入れたが、中盤から自民党支持者の多い地域をきめ細かくまわり始めた。陣営幹部の1人は「組織票を固めるのに必死だった。無党派層の取り込みまで手が回らなかった」と明かす。

 今回の選挙で強まった危機感を前向きに捉える声もある。自民党選対局長を務める河村建夫元官房長官は「(次期衆院選に向けて)組織固めになった。無党派層に向けた著名人の応援やネットの活用など、飯田さんのやり方もヒントになった」と語る。

 一方、飯田陣営の選挙プランナーはこう分析する。

 「(選挙中の)1週間で固められた票は動かない。こちらが無党派に浸透する速度より、あちらが固める速度が速かった。さすがだと思った」

     ■

 混戦となった知事選は、組織戦を展開した山本氏が、無党派層にアピールした飯田氏を振り切った。選挙戦を振り返り、今後の影響を検証する。

(2012年7月31日 読売新聞)

1626チバQ:2012/08/06(月) 00:15:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120731-OYT8T01630.htm?from=popin
進む政党離れ、投票率低迷・・・知事選




坂本龍一さん(右)と対談する飯田氏(30日、山口市で)  「大きな手応えを感じたが、最後は保守のすさまじい壁にぶつかった」

 知事選が投開票された翌日の30日。山口市の県教育会館で開かれた対談イベントで、NPO法人所長・飯田哲也氏(53)が元国土交通審議官・山本繁太郎氏(63)(自民、公明推薦)に敗れた選挙戦を振り返った。

 対談相手は、音楽家で脱原発を主張している坂本龍一さん(60)。東京で起きている原発の再稼働に抗議する数万人規模のデモ行進に触れ、「従来の組織ではない一般の人が集まっている」とし、今回の選挙結果にも既成政党離れが反映したとする感想を述べた。

 得票は、山本氏の約25万2000票に対し、約18万6000票と及ばなかったが、飯田氏と同様に政党の支援を受けなかった前民主党衆院議員・高邑勉氏(38)と元県課長・三輪茂之氏(53)の票を合わせると、山本氏を2万票以上上回る。

 飯田氏の出身地・周南市を含む衆院山口1区エリア(3区の旧阿東町と、2区の旧熊毛町含む)に限ると、山本氏と飯田氏の差は約5700票差だ。飯田氏は「知事選で生まれたつながりを生かし、新しいネットワークを山口でつくる」と語った。

     ◇

 「アメリカの言いなりの官僚の言いなりでやってきた自民党、それをそのまま受け継いだ野田政権。その象徴としてオスプレイの問題がある」

 投開票があと2日に迫った27日。500人の市民で埋まった周南市のホールで、飯田氏は米軍岩国基地に搬入された新型輸送機MV22オスプレイに言及し、官僚や政権を激しく批判した。

 飯田氏は出馬表明時から「保守の人からも応援がある」として幅広い層からの支持を得ようとした。だが、選挙戦で有権者と接する中で「自民党に不満を持つ声が多く、民主党に期待する人も少ない」と方針を転換。終盤から自民党や民主党の批判を始めた。

 飯田氏の選挙プランナーは「国の政策と山口の関係を絡めて全国の注目が集まる選挙のイメージを出したかった」と振り返る。

     ◇

 「投票率次第で面白い結果になりそう。実感として、もう一歩何か足りない感じはするが」

 投開票日前日の28日。選挙プランナーは、今回の知事選のカギを握るとされた投票率を気に掛けた。

 結果は45・32%。二井知事と共産党系候補の一騎打ちとなり過去最低を記録した前回2008年の37・21%から8・11ポイントしか伸びなかった。

 読売新聞社が20〜22日に実施した世論調査では60%が「支持政党なし」としたが、投票所で行った出口調査で「支持政党なし」と答えたのは34%。無党派層の多くが投票所に足を運ばなかったとみられる。

 民主党を離党、衆院議員を辞職して立候補した高邑氏は投票率の低迷についてこう言う。「投票を棄権した人が多いのは、政治が期待されていないということ。有権者の不満や危機感は強まっているが、あきらめも広がっている」

(2012年8月1日 読売新聞)

1627名無しさん:2012/08/06(月) 17:53:55
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001208060002
福山市長に羽田氏3選
2012年08月06日


3選を決め、妻(右)らとともにバンザイする羽田皓氏(中央)=福山市明神町1丁目

福山市長選は5日、投開票され、無所属現職の羽田皓氏(68)=民主、自民、公明推薦=が、無所属で新顔の作曲家、大戸博史氏(61)を破り、3選を果たした。当日有権者数は37万5007人、投票率は過去最低の22・59%(前回29・34%)だった。
 1995年以来17年ぶりとなった現職と新顔の一騎打ち。開票は午後9時15分から同市草戸町5丁目の市体育館で始まった。
 同市明神町1丁目の羽田氏の事務所に当選の知らせが届くと、拍手と歓声が上がった。羽田氏は、支持者らとバンザイし、「福山市には大きな潜在力がある。市制100年の年には豊かさを実感してもらえるよう、4年間頑張って取り組みたい」と述べた。
 羽田氏は少子高齢化や人口減で税収が減る一方、歳出が増えても安定して運営できる「持続可能な市政」を合言葉に、市債を300億円以上減らした行財政改革の実績をアピール。市民活動を活性化させようと05年から取り組んできた「協働のまちづくり」をさらに進めると訴えた。
 推進してきた鞆(とも)の浦の埋め立て架橋計画が撤回されたことについては、選挙期間中、積極的に取り上げることはなく、争点化しなかった。
 今年2月、3選を目指して立候補すると市議会で表明。民主、自民、公明の相乗り推薦を受け、連合広島や地元経済界、40人中35人の市議からの支援も得て組織戦を展開した。大会場で個人演説会を重ね、幅広く支持を集めた。
 大戸氏は同市三吉町5丁目の事務所で「大きい票をいただいた。市民の意思をしっかりと受け止め、今後も運動を続けていきたい」と支持者にあいさつ。現市政を「無駄が多い」と批判し、市長や市幹部の給与削減や公開の事業仕分けの実施などを訴えたが、支持が広がらなかった。(奥田貫)

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1628チバQ:2012/08/06(月) 18:54:15
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20120806ddlk34010325000c.html
選挙:福山市長選 羽田さん、大差で3選 組織力をフル活用 投票率は過去最低22.59% /広島
毎日新聞 2012年08月06日 地方版

 任期満了に伴う福山市長選は5日、投開票され、現職の羽田皓氏(68)=民主、自民、公明推薦=が、新人の作曲家、大戸博史氏(61)を大差で破り3選を決めた。羽田氏は圧倒的に勝る組織力を背景に、2期8年の実績をアピール。現職批判に傾いた大戸氏を振り切った。投票率は過去最低の22・59%で、前回(29・34%)より6・75ポイント下がった。当日有権者数は37万5007人(男17万9866人、女19万5141人)。【稲生陽、豊田将志、高山梓】

 ◇「先頭に立ち頑張る」
 当選確実を決めた羽田氏は、同市明神町の事務所に拍手で迎えられ、笑顔で万歳三唱。「4年後の市制施行100周年に向け、引き続き市民の先頭に立って頑張りたい」と意気込みを語った。

 選挙戦では、共産党と無所属を除いた超党派の市議35人の協力で各地を細かく回り、これまでの実績や市民の力を利用した行政運営の効果などを強調。労組や企業、経済団体からも支援を受け、連日2会場で演説会を開くなど精力的に動いた。4カ所に開いた後援会事務所でも電話での投票呼びかけを続けるなど、組織力を生かした戦いを展開した。

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 ◆開票結果
◇福山市=選管最終発表
当 59411 羽田皓  68 無現

  23455 大戸博史 61 無新

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羽田皓(はだ・あきら) 68 無現(3)

 市長[歴]市総務課長・児童部長・同和対策部長・総務部長・助役▽青学大=[民][自][公]

1629チバQ:2012/08/06(月) 23:49:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012080602000093.html
山口知事選 脱原発の大波 選挙にじわり
2012年8月6日 朝刊

 首相官邸前で毎週行われる抗議活動など、脱原発を求める国民の声が広がっている。だが原発を争点に七月二十九日に行われた山口県知事選は、脱原発勢力が推す候補が負け、投票率は五割に満たなかった。同月八日の鹿児島県知事選も結果は同様で、世論の高まりと地方選に「ずれ」があるようにみえる。だが、分析すると「脱原発効果」は既に地方選に表れ始め、民意は反映されていることが分かる。 (関口克己、上野実輝彦)

 山口県では中国電力が進める上関原発建設計画がある。知事選では、NPO法人所長の飯田哲也氏が脱原発を掲げて出馬。自民、公明両党の推薦を受ける山本繁太郎氏と事実上の一騎打ちとなった。結果は山本氏が約二十五万二千票を得て当選。飯田氏は約十八万五千票。投票率は45・32%だった。

 明治学院大の川上和久教授(政治心理学)は、投票率が伸び悩んだ理由は、山本氏が原発建設の凍結を打ち出してエネルギー論争を避け「争点ぼかし」を図ったためとみる。

 ただ川上氏は「山本氏の『原発凍結』は、抗議行動の高まりによってもたらされた。こういう形で民意が反映されるのは、民主主義の一つの理想的な形」と強調。候補者の公約を修正させた意味で、脱原発勢力が勝ち取った面があるという見方だ。世論が脱原発を求め続ければ、次の衆院選に向け、各党マニフェストの政策に影響を及ぼすのを証明したともいえる。

 埼玉大の松本正生教授(政治意識論)は投票率について「前回より8ポイント以上上がったのは特筆すべきだ。これまで投票しなかった人が、原発問題をきっかけに意思表示すべきだと気付いた」と指摘。世論の「うねり」は投票率に表れたという見方だ。

 そのうねりが「争点ぼかし」などの選挙戦術に惑わされずに大きくなり50、60%となると選挙結果にも直結する可能性が十分ある。

1630チバQ:2012/08/07(火) 19:41:05
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201208070053.html
'12/8/7
福山市長選 投票しない理由



 5日投開票の福山市長選は投票率が22・59%と、中核市41市の市長選で過去最低となった。中国新聞は同日、市中心部で「投票しない」とした有権者20人にその理由を聞いた。組織型の選挙に対する1票の無力感や、市政そのものへの期待の薄さが浮き彫りになった。これらの結果に「投票は市民の役目」と、住民側からあらためて市民の自覚を促す声も上がっている。

 「現職の当選が分かり切っており投票は無意味。大半の市議、市職労などと組織を組み一般市民はのけ者だと感じる」。山手町の無職男性(67)は語気を強めた。「結果が明白」を理由にしたのは6人。久松台の無職男性(75)は「現職に不満はないが、投票するまでもない」。沖野上町の会社員男性(45)は「具体的な政策論争もなかった」と話した。

 別の6人は「誰が市長でも同じ」と諦めを口にした。うち水呑町の主婦(50)は「常に同じような有力者や組織が力を持っており変革は望めない」と説明。引野町の主婦(60)は「税金の無駄遣いと思うことは多いが、両候補者とも大阪市の橋下徹市長のような改革への真剣さが伝わらなかった」と話した。

 さらに別の4人は、「中心部はどんどん寂れるが、行政に改善はできない」「どうせ市民の意見は反映されない」などと、市政への期待のなさを挙げた。

 JR福山駅前の広場整備や鞆港埋め立て・架橋計画の是非に一区切りついたのを受け、選挙戦について大半が「争点がない」「話題に上らない」などと感じていた。

 これらの結果について、市自治会連合会の貝田哲郎会長(80)は「全国でもまれな低投票率は残念だった。一人一人が選挙を通じて市政に参画する役目を自覚してほしい」と話している。

1632無口:2012/08/08(水) 22:21:39
落合南の梅田千秋という人物は、町内会で不明朗会計の説明責任や広島市の
土地に無許可で福祉施設の看板を建てさせたりして、可部の簡易裁判所から
是正勧告を受けているのに、他人の不正を追及できる資格があるのだろうか。
人間性の問題であるが、梅田千秋も住民を騙していることに変わりは無いと思う。
そんな人が代表のリコール運動の署名はしないほうが良いと思う。
正木さんの悪いことは認めるが、リコール投票には税金も使われる。経費の比較も必要かも。
いずれにしても梅田という人は、他人のことより自分のこれまでの所業を
反省して欲しい。

1633チバQ:2012/08/09(木) 23:34:07
>>1623
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20120809ddlk38010603000c.html
選挙:西条市長選 青野県議が出馬表明 「開かれた市にしたい」 /愛媛
毎日新聞 2012年08月09日 地方版

 任期満了に伴う西条市長選(11月11日告示、18日投開票)に、青野勝・自民党県議(55)=西条市選挙区=が無所属で出馬することを8日表明した。同市長選での出馬表明は青野氏が初めて。

 同市内で記者会見した青野氏は、伊藤宏太郎市長に対し、04年の合併時に新庁舎を西側に移転するなどの取り決めが守られていないなどと指摘。「市民への説明も不足しており、独断的な状態だ」と現市政を批判した。「自分は旧東予市長として合併を進めた立場。明るい市政にしてほしいとの期待に応えなければいけない」と出馬理由を説明した。

 公約は「まだ発表できない」としながら、民主的な市政運営、県や近隣市との連携強化などを挙げた。市内の県営黒瀬ダムが水源の工業用水を松山市の飲料水にする「松山分水」については、「西条の水は守る」と否定的な見解を示した。

 青野氏はJA周桑職員、東予市長を経て07年に県議に当選し、現在2期目。【高谷均】

1634チバQ:2012/08/10(金) 19:54:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20120809-OYT8T01355.htm
知事選向け 前哨戦じわり
 知事選の告示(10月11日)まで、11日であと2か月。現職の石井正弘氏(66)が5選不出馬を表明し、16年ぶりの新人による選挙戦になる見通しとなった。これまでに前民主党県議の一井暁子氏(42)、前天満屋社長の伊原木隆太氏(46)らが立候補を表明。草の根活動を展開する一井氏と、政党や団体の推薦を受けて大型選対を組む伊原木氏が、対照的な前哨戦を繰り広げている。衆院の「秋解散」・総選挙が取りざたされる中、知事選に向け、主要政党の県組織も対応を急いでいる。(竹上史朗)

◇対照的◇

 「しがらみや損得勘定を断ち切るためです」。2期途中で県議を辞職し、民主党も離党した一井氏は、2月の出馬会見で、政党や団体に推薦を求めない理由をこう述べた。かつて民主党衆院議員の公設秘書を務め、県連で幹事長代行を務めるなど中心的な役割を担っていただけに、一井氏の離党は衝撃を与えた。

 出馬表明後、一井氏は県内各地の知人を頼り、20人程度のミニ集会を繰り返し、直接政策を訴えている。岡山市北区に事務所を設けるが、事務所開きのようなセレモニーは行わない方針。陣営は「草の根の活動を繰り返し、支持を拡大したい」という。

 一方、7月30日に岡山市北区であった伊原木氏の事務所開きには、地元政財界の有力者が顔をそろえた。自民党、たちあがれ日本のほか、農協や県看護連盟など約100の政党・団体が推薦を決定。民主、公明両党にも推薦を依頼するなど、態勢づくりを進める。

 31歳で天満屋社長に就任し、経営感覚を生かした県政を訴える伊原木氏だが、「天満屋は有名でも、隆太の名前を知らない人が多い」と陣営幹部。事務所を北区のほか、告示までに津山、倉敷など17か所に置き、「組織を通して名前を浸透させる」構えだ。

◇主要政党◇

 民主党県連では、伊原木氏からの推薦依頼を巡り、意見が分かれている。一井氏の離党に続き、7月には姫井由美子・参院議員が離党し新党へ参加するなど足元のぐらつきも目立ち、県連幹事長の高井崇志・衆院議員は「自主投票は避け、何らかの形で統一行動をとれるようにしたい」と組織の引き締めに懸命だ。

 一方、自民党県連は、伊原木氏の事務所開きに県連会長の加藤勝信・衆院議員など地元選出の国会議員らが出席。8日夜、民主、自民、公明の3党合意で「近いうち」の解散・総選挙が明示されたことで、県連幹部は「解散を見据え、衆院議員は地元で活動する機会が増え、知事選でも熱心に動いてくれるだろう」と相乗効果に期待する。

 公明党県本部は態度を明確にしておらず、県本部代表の景山貢明県議も「まだ検討中」と話すが、県議5人のうち1人が伊原木氏の事務所開きに出席した。共産党県委員会などで構成する「民主県政をつくるみんなの会」は、独自候補擁立を10日に表明する予定。社民党県連合は「今は両氏の政策などを分析中」としている。

(2012年8月10日 読売新聞)

1635チバQ:2012/08/14(火) 16:48:30
http://www.asahi.com/national/update/0814/OSK201208140044.html
民主・岡山県連の広報車が全焼
 14日午前2時25分ごろ、岡山市北区南中央町の民主党岡山県連の南側駐車場で、ワンボックス車が燃えているのを通行人の男性が見つけ、119番通報した。火は約15分後に消し止められたが、車は全焼した。けが人はいなかった。

 岡山中央署によると、焼けたのは広報車で、当時事務所にはだれもいなかったという。付近に火の気はなく、署は放火の疑いもあるとみて調べている。

1636チバQ:2012/08/16(木) 21:01:24
2550 名前:チバQ 投稿日: 2012/08/16(木) 21:00:51
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120810/waf12081022110017-n1.htm
山口知事選で敗れた飯田氏、大阪府市の特別顧問に復帰へ
2012.8.10 22:09
 山口県知事選で敗れたNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也氏に対し、松井一郎大阪知事と橋下徹大阪市長が特別顧問への復帰を打診したことが10日、分かった。飯田氏も了承しており、今月末から府市エネルギー戦略会議に参加する。

 飯田氏は、今年1月に大阪府市の特別顧問に就任し、「脱原発依存」によるエネルギー戦略を担当。6月に山口県知事選出馬を理由に辞任し、無所属で出馬したが、自民、公明が推薦した元国土交通審議官の山本繁太郎氏に及ばず落選した。

1637名無しさん:2012/08/17(金) 13:43:44

政務調査費:地方議会改正案で、民主党県連に抗議声明文−−市民オンブズマン /岡山
毎日新聞 2012年08月17日 地方版

 市民オンブズマンおかやま(光成卓明代表)は16日、今国会で衆議院可決した地方議会の「政務調査費」を「政務活動費」に改称して交付目的を「議員の調査研究その他の活動に資するため」とした地方自治法の改正案に対して、「政務調査費を野放しにする」として民主党県連に抗議声明文を手渡した。他の各党県連本部、県選出の国会議員に抗議声明文を近く郵送する。

 会見した光成代表は「『政務活動費』の交付目的に『その他の活動』を加えると、調査研究とは関係のない党費や選挙費用などまで含まれる恐れがある。『議員の調査研究に資するため』という規定を逸脱している。地方財政は困難な状況にあるにもかかわらず、地方議員に大判振る舞いする改正案は許されない」と話している。【小園長治】

http://mainichi.jp/area/okayama/news/20120817ddlk33010384000c.html

1638チバQ:2012/08/17(金) 21:39:28
しょっぱいな話だなあ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120817-OYT1T00074.htm
町議が県管理用道路を不法占用、選挙カーを駐車

 徳島県石井町の山根由美子町議が自宅に隣接する県の管理用道路を不法に占用していた問題で、「市民オンブズマン とくしま」は16日、県に対し、山根町議と家族2人に占用料約17万円を返還させるよう求めて、地裁に提訴した。


 訴状などによると、山根町議らは、1969年8月〜2012年4月、県の管理用道路を無断で整地したり、選挙カーの駐車場に利用したりした。同オンブズマンは、県が山根町議から徴収できたはずの占用料は約17万円と算出。県に返還を求めるよう訴えている。

 県河川振興課は「訴状が届いた後、内容を精査し対応を検討したい」としている。山根町議は取材に「コメントすることはない」とした。

 また同オンブズは、修正案が衆議院本会議で可決された改正地方自治法について、政務調査費が「政務活動費」と改称され、使途の目的が拡大されようとしていると指摘。修正案の廃案を求める要求書を県選出の国会議員8人らに送付したことを明らかにした。

(2012年8月17日08時16分 読売新聞)

1639チバQ:2012/08/19(日) 12:22:19
統一地方選・高知
http://www.kochinews.co.jp/11senkyo/11tokuafte01.htm
11年4月14日付・朝刊

決戦のあと㊤ 明暗分けた二大政党


 「いま一度、私に懸けてください!」

 9日夕の室戸市、室津港。県議選最後の街頭演説に立った現職は、危機感もあらわに声を振り絞った。政権交代後に民主党のサポーターになった。初めて党推薦を受けて臨んだ選挙戦。だが、自民党新人の攻勢に焦りが募った。

 「推薦で新しい支援も得たが、民主党への逆風がすごくあった。もういかんかも…」。マイク収めを終えた現職は、胸中を吐露した。翌日の投開票。一騎打ちを制したのは、新人の方だった。

 ■「票が減る」

 民主党県連にとって今回の統一地方選は「風頼み」から脱却し、政権政党として県内の地域基盤を確立する戦いだった。しかし、県議選の結果は公認4人中1人、推薦8人中2人の当選にとどまる惨敗だった。

 告示前には東日本大震災の対応で自民党との大連立構想が浮上。「逆風が弱まった」。各陣営からはそんな声も漏れた。実際、共同通信社の3月末の全国世論調査では菅内閣の支持率が28・3%となり、2月中旬から8・4?上昇していた。

 それでも政権に対する有権者の不信感は、「震災で目立たなくなっていただけだった」(民主党系陣営)。若さと行動力を売りにした高知市の新人公認候補も、四万十市で前評判の良かった推薦候補も、逆風を前に伸び悩んだ。

 さらに、党県連の手勢不足から、公募を経て擁立した新人へのサポートは乏しく、候補者本人や家族が選挙を仕切らざるを得なかった。県選出の参院議員は、政府や党の震災対策でなかなか帰高できず、最終盤に応援に入ろうとしても複数の陣営から断られた。

 「こんな時期に来られても票が減るだけ」。推薦を受けた少なからぬ陣営が「民主党色」を薄めることに腐心していた。

 ■データと公明票

 一方の自民党は、公認13人全員と推薦8人中7人の計20人が当選する大勝を収めた。ただ、有権者の既成政党離れがいわれる中、強い追い風が吹いたわけではなかった。

 「データを徹底的に分析し、ポイントを絞っててこ入れする。対策は全てスピードを重視した」。党県連幹部は勝因をそう分析する。

 例えば、激戦の室戸市・東洋町区では、党独自の世論調査を3回実施した。「東洋町は2倍の差で劣勢」「高齢者対策が鍵」とみると、直ちに「高齢者の安心づくり」を強調したビラを作り、同町で配布。党衆院議員が候補者とともに街頭演説を重ね、党の宣伝カー2台も投入した。

 もう一つの勝因は、友党・公明党の存在だ。自民党は昨夏の参院選で公明の比例票獲得に協力する一方、県議選では高知市を除く選挙区で「お返し」を受ける〝時間差バーター〟を実施。これで「香美市や須崎市でも接戦に持ち込み、公明票で差し切る展開になった」(自民党県連幹部)。

 逆風の中、県連と陣営が一体感を持てなかった民主党。これに対し、打つべき手は全て打った自民党。明暗が分かれたのは必然だった。

【写真】自民党系候補者名の上に並んだ「当選のバラ」(高知市升形の自民会館)


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1640チバQ:2012/08/19(日) 12:22:44
http://www.kochinews.co.jp/11senkyo/11tokuafte02.htm
11年4月15日付・朝刊

決戦のあと㊦ 政党と離れ、近づき…


 自民党系候補が過半数の20議席を獲得し、「自民大勝」の印象が強い今回の県議選。だが、従来のような公認候補者数による勢力比較では、自民13、共産5、公明3、民主1、無所属17。自民党は前回2007年比で横ばいなのに対し、第1勢力となった無所属勢は今回、さらに議席数を一つ伸ばしている。

 ■回帰?

 無所属候補の立候補は03年の21人、07年の28人に対し、今回も33人と増加傾向が続いた。一方で自民、民主両党が推薦した無所属候補が03年、07年の各6人に対し、今回は16人と急増したのが特徴だ。

 自民党県連は昨年来、「公認、推薦は選挙区事情を考える」として議席獲得に有利な構図を最優先。その結果、党公認候補は過去最少の13人にとどまった。

 候補者側もさまざまな事情を抱える。「党籍はあるが、政党色を前に出すと逃げる票もある」と地域代表の側面を重視するケースも。前知事支持だった無所属現職が「政策実現」への新たな求心力を求め、自民、民主にそれぞれ「政党回帰」した例もあった。

 一方、有権者の選択基準はどうだったか。本紙が昨年末に実施した県民世論調査では、「政策」(27・1%)が初めて1位になり、次いで「人物」(25・9%)。「支持政党の公認・推薦」は6・2%にすぎなかった。

 「自民、民主で選ぶ有権者は少なかった」。自民党現職の一人は選挙戦で体感した有権者意識をそう分析し、「地域課題の解消へ、誰が期待できるかというイメージで決まった」と続けた。

 「政党政治の最前線」とされてきた県議会にも候補者、有権者双方の意識の変化が漂う。

 ■単独過半数

 「議会として何かできることはないか」。東日本大震災の発生から2日後の3月13日夜。県庁2階の会議室に急きょ集まり、南海地震対策再検討特別委員会の設置を話し合ったのは自民、民主、無所属の現職4人だった。

 尾粼県政の下、共産党を除く総与党態勢で推移する県議会。県政課題では、中央政界の対立構図がそのまま当てはまるわけではない。

 ただ、議会が「数の論理」で動くのも、また事実。今後は自民党会派が公認13人に無所属勢をどれだけ加え、単独過半数に達するかどうかが焦点になる。

 自民党県連幹部は、議会運営の主導権を強める立場に「責任」と「県民世論の反映」を強調する。しかし、ある会派の現職は「その気になれば、強硬な議会運営も可能になる」と警戒感を示す。

 共産党会派には「自民党への気遣いに拍車が掛かるのでは」と執行部の姿勢の変化を懸念する声も。県幹部の一人は「議会勢力が変わっても説明責任は軽くならない。尾粼知事は執行部方針に反対する会派が一つでもあれば納得しない。自民党にだけ、とはならないはずだ」と否定する。

 議会改革を求める民意の潮流を受け、議会基本条例も制定した県議会。投票率が過去最低に落ち込む中、県民に地方議会の新しい姿をどう示していくかが問われる。

 【写真】有権者の思いが託された1票に、県議会はどう応えるか(高知市の県民体育館)

1641チバQ:2012/08/19(日) 12:30:57
>>1627-1628
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/feature/hiroshima1342790206699_02/news/20120720-OYT8T01320.htm
2012 福山市の課題
<1>鞆・まちづくり・・・長年の停滞 振興策急務

埋め立て・架橋事業中止と代替案についての住民説明会冒頭で、湯崎知事(左)と向き合う架橋推進派の住民ら(9日、福山市立鞆小体育館で)  「わしらは説明会をボイコットする」。福山市鞆町の港湾埋め立て・架橋事業を中止し、代わりに山側トンネルなどを整備する振興策について、県が9日に開いた住民説明会。冒頭、最前列にいた事業推進派の住民が進行を遮り、湯崎知事に詰め寄った。住民が納得するまで説明会を続けることや、県と住民の信頼関係を修復する努力を求める抗議書を読み上げると、説明を聞かずに退席した。

 推進派は、1983年に計画が策定されてから約30年、事業の実現を願ってきた。橋を架け、埋め立て地に駐車場や港湾設備を整備することで、道の狭い交通事情は改善され、生活の利便性は高まり、過疎に悩む地域が活性化すると信じてきた。それだけに中止方針に強く反発する。

 鞆町出身の現職、羽田皓氏(67)は、住民の行動に理解を示す。羽田氏自身も事業推進のため県に「地べたを這いずり回って協力してきた」との思いがあり、中止方針に「裏切られた」と怒りを隠さない。代替案には反対し、一切、協力しない構えだ。

 しかし、事業主体の県が中止を決めた以上、市のかたくなな姿勢は地元の混乱に拍車をかけることも懸念される。

 湯崎知事は、住民説明会で山側トンネルに反対意見が相次いだことに、「反対が多いなら事業化をして押しつけるわけではない」と応じた。現段階で代替案の撤回は考えていないというが、状況によっては中止もやむなしとの発言だ。

 山側トンネルを含め、駐車場や護岸の整備など県が示す振興策全てが中止となれば、住民のあつれきは大きくなるだろう。時間を浪費するだけで結果として地元には何も残らない。

 市長選に立候補を予定する作曲家大戸博史氏(61)は、「現職の市長が地元を分断し、苦しめている」と批判し、「どうすれば住民の協力を得られるか考え、できることから実行するべきだ」と訴える。

 鞆町のまちづくりは、埋め立て・架橋の実現を前提にしてきたため、停滞してきた。住民の高齢化、過疎化は深刻で、振興策が急務となる中、市が独自に施策を進めるよりも、県と協力する方が効果は大きく、効率的だ。

 長年の確執を抱え、今すぐの連携は難しくても、鞆の10年、20年先を見据えた対応が求められる。

(2012年7月21日 読売新聞)

1642チバQ:2012/08/19(日) 12:32:18
2がない
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/feature/hiroshima1342790206699_02/news/20120723-OYT8T01270.htm
2012 福山市の課題

<3>小中学校の暴力・・・地域と連携 歯止め狙う

 6月中旬、福山市春日町の市立培遠中学校やその周辺の公園で清掃活動が行われた。「雑草はこうやって根元から抜くんよ」。地域の住民に教わりながら、1年生96人が路地や溝の雑草を丁寧に抜き、公園の花壇にバラ苗を植えた。培遠中が今年度から取り組む情操教育の一環だ。

 同中では生徒が授業中に歩き回る迷惑行為や、教諭に対する暴力、生徒同士での暴力が目立っていた。そこで、生徒に地域の住民らと触れあうことでコミュニケーション力を養い、達成感や地元愛を育んでもらおうと取り組みを始めた。

 校区内にある2小学校の6年生を招いたオープンスクールを開くなどして小中の連携を深め、“地域の頼りになるお兄さん、お姉さん”としての自覚、成長も生徒に促していく。

 福永得也校長は「清掃活動で住民に褒められて自信を持ち、落ち着きの出ている生徒もいるようだ」と手応えを見せる。

 生徒や児童の暴力行為は培遠中だけの問題ではない。市教委によると、福山市立の小中学校では2010年度、教諭の胸ぐらをつかんだり、学校の備品を壊したりする暴力行為が201件で、過去5年で最高。逮捕された生徒は43人で、09年度(23人)に比べて2倍近くに増え、11年度も42人に上った。

 各校が暴力行為に対して厳正に対処するため、警察などと連携した結果とみられるが、新たな課題として、同じ子供が繰り返して問題行動を起こすケースや、問題を起こす子供の低年齢化が顕著になっている。

 市教委は12年度、市内の中学校区ごとに小中一貫カリキュラム(教育課程)の作成に乗り出した。対象は市立福山中を除く計113の小中学校。小中で学力向上や生活改善の指導方針を統一し、中学進学時に環境の変化につまづく「中1ギャップ」や、子供の問題行動を防ぐ。

 市教委指導課の伊原秀夫課長は、「子供の問題行動は中学校に進学して突然起きるわけではない。小中の教諭が連携して情報やノウハウを交換し、小学校からきめ細かく対応することが大切だ」と話す。



 大津市でいじめへの対応を巡り、教育行政への信頼が大きく揺らいでいる。福山市内では6月、市立小学校の教諭が児童を盗撮する目的で校内にビデオカメラを設置して逮捕された事件が発生し、信頼回復が急務となっている。

 子供たちの教育環境をどう整備するのか。市の将来に直結する問題だ。

(2012年7月24日 読売新聞)

1643チバQ:2012/08/19(日) 12:32:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/feature/hiroshima1342790206699_02/news/20120724-OYT8T01359.htm
2012 福山市の課題
<4>駅前の衰退・・・ソフト面充実へ転換


JR福山駅南側に整備された地下送迎場や広場 JR福山駅南側に昨年7月、福山市が開設した地下送迎場。車で西側入り口のスロープを下りると、急な右カーブで旋回を強いられる。地下は薄暗く、乗降場7台分、駐車場13台分は窮屈な印象だ。工事前の試掘調査で福山城の外堀遺構が見付かり、形状の見直しを迫られたため、こうなった。

 不便さに周知不足も加わり、利用は低迷が続く。6月まで1日あたりの利用台数は298台で、伏見町再開発を含め駅周辺の整備完了後で見込む約2200台からはほど遠い。運営の委託料は年1400万円かかっている。

 3月には地上部分にバスとタクシーの乗降、待機場所、トイレなどを備えた駅前広場(約1万4000平方メートル)が完成。地下を含めて総事業費約30億円を投じた福山駅前整備だが、市民の目は厳しい。

 近くの宮通り商店会の前田美都子会長(67)は、「人が集ったり休憩したりする場所もなく、にぎわい創出につながっているとは思えない」と嘆く。



 福山駅前を取り巻く環境は厳しさを増している。商業地として広島、岡山両市などと競争が激しくなり、福山市内でも神辺町など郊外への商業施設の進出が増えている。駅前の商業施設では「キャスパ」が1月末に閉店、「福山ロッツ」の運営会社が来春での撤退を決めた。伏見町再開発は地権者に反対が根強く、計画は進まない。

 市などの流動客調査でも中心市街地の衰退は明らかだ。駅周辺の休日の流動客は1999年度の21万人から2011年度は12万人に減った。従来の<駅前>を中心にしたまちづくり自体が転機を迎えている。

 福山市は12年度、中心市街地のにぎわい創出の調整役を、コミュニティーデザイナーとして知られる山崎亮氏に託した。過疎に悩む離島などで地域振興に携わった手腕に期待し、意欲のある商店主や市民団体のネットワーク化などを進める計画だ。25日には第1回「福山の未来づくりワークショップ」を開く。

 山崎氏への委託は、箱物行政からソフト面の充実へと政策の重点を移す動きと言える。同氏は5月に市役所を訪れた際、「私は救世主ではない」と強調した。あくまでもまちづくりの主役は住民で、その思いを市がいかに結実させられるかが、重要になってくる。

(おわり)

 (この連載は石原敦之、向井友理が担当しました)

(2012年7月25日 読売新聞)

1644チバQ:2012/08/19(日) 12:37:17
>>1619とか
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/feature/matue1342273610735_02/news/20120714-OYT8T00941.htm
2012 益田市長選
<上>職員削減

◇「数字ありき」疑問の声も



職員数の大幅な削減計画を打ち出している益田市役所。財政再建は進むのか。 「なぜ250人なのか、根拠がわからない」。6月5日、市役所で開かれた市行財政審議会。委員から疑問の声が出た。益田市が打ち出している職員削減計画。人件費を抑えて市の財政を再建するため、434人(4月1日現在)いる市職員を2025年度までに250人に減らすという内容だ。ところが、市の担当者は「数字が先行しているのは認める」と苦しい答弁に終始した。

 益田市は04年、旧益田市、美都町、匹見町の3市町が合併して生まれた。「地域の格差をなくそう」と、旧市町を結ぶ市道などを整備。市立保健センターや市民学習センターも設けた。多額の市債を発行し、基金を取り崩した。その結果、財政難に陥った。

 市によると、今年3月末現在で、市の借金にあたる市債残高は約364億8000万円。市民1人あたり約73万円の借金を抱えている計算だ。一方で、市の貯金にあたる財政調整基金の残高は約3億9500万円で、市民1人あたり約7900円。同基金の残高は県内8市では最低水準で、「突発的な災害などに対応できるか不安」(財政課)という。

 市は05年12月、「財政非常事態宣言」を発表。翌年には財政再建計画を策定し、歳出削減に乗り出した。職員削減計画は、その目玉政策として今年3月、策定された。4年前に福原慎太郎市長が初当選した際の公約でもある。

 計画では、新規採用を抑え、市の業務をできるだけ民間に委託していく。ただ、それによってどれぐらいの歳出削減につながるのか、市の幹部は「まだ試算中だ」と打ち明ける。

 異論は多い。市職員労働組合の幹部は「きめ細かい対応ができなくなるのでは。業務の効率化をどう進めるのかという具体策も見えない」と反発する。

 益田市の職員数は元々、県内の他市に比べて少ない。県市町村課によると、昨年4月時点で、人口約6万人の浜田市が734人、約4万人の大田市が755人。人口約2万5000人の江津市は291人。益田市の人口は約5万人だ。

 市内に住む無職男性(72)は「歳出削減は大切だが、職員を大幅に減らして業務に悪影響を及ぼさないのか。行政サービスが滞ってしまっては本末転倒だ」と心配する。

(2012年7月15日 読売新聞)

1645チバQ:2012/08/19(日) 12:37:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/feature/matue1342273610735_02/news/20120715-OYT8T00947.htm
2012 益田市長選

<下>経済振興

◇遺跡保存観光復活なるか



市が全面保存する方針の中須東原遺跡を見学する市民ら(今年3月、市教委提供) 「かつての益田が繁栄していた証しだ」。益田市は今年2月、益田川河口近くで見つかった中世(鎌倉〜室町時代)の港湾遺跡「中須東原(なかずひがしはら)遺跡」を全面保存する方針を打ち出した。

 遺跡は2005年度からの調査で発見された。石を敷いた船着き場。中国やタイ、ベトナム製の陶器片。当時、一帯を治めた豪族・益田氏がアジアと積極的に交易していた様子を伺わせる遺物が次々に出土した。かつて、この地が世界に向けて開けた拠点都市だった事実を伝えていた。

 今の益田の街に、当時の面影はない。市などによると、益田地区(益田市、津和野町、吉賀町)の有効求人倍率は5月、0・80倍と低迷。1998年から1倍を下回ったままだ。市内の主な観光地を訪れる観光客は11年、約94万人で、5年前の約100万人から落ち込んでいる。

 「雪舟、柿本人麻呂、石見神楽――。既存の観光資源を工夫してPRすることも大事だが、観光客の獲得競争に勝つには新たな名物も必要だ。全国に通じる知名度を求めていきたい」。益田市の観光関係者はつぶやく。

 保存を決めた中須東原遺跡について、市は「全国屈指の学術的価値があり、観光客誘致にもつながる」と期待する。しかし、約4ヘクタールの用地取得や整備にかかる総事業費は約27億円が見込まれる。

 「国の補助金を受けるなどして実質的な負担額は約12億円」と市は説明するが、市内の農業男性(40)は「多額の税金を使うのに、それに見合う経済効果があるのだろうか。事業規模をもっと抑える手もあるのでは」と疑問を抱く。

 市は経済対策の一環で、市内の競馬場跡地に学校給食センターを新設する事業計画も進めている。市内に分散している給食調理場を1か所に集約し、新しい施設で地産地消を進め、市内の農業振興を図る狙いがあるという。

 総事業費は約19億円を想定。建設後は運営を民間に委ねる公設民営方式にするとの計画だ。ただ、雇用を増やすためには、今まで通り分散しておいた方がいいとの反対意見もある。

 市外から人を呼び寄せる要所の石見空港も苦しい。02年に東京便が1本減って1日1往復になり、11年1月には大阪便が運休した。東京便の搭乗率は05年度から6割以下にとどまっている。

 市財政が切迫する中、地域経済の活性化は難しい問題だ。産業振興を図り、市外から人を呼び寄せる。中世のような繁栄を取り戻すことができるのか。選択の日が迫っている。(小林隼)

(2012年7月16日 読売新聞)

1646チバQ:2012/08/19(日) 12:39:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1300537347459_02/news/20110319-OYT8T00741.htm
とっとりの課題<2011知事選>
<1>巨大地震 想定外の津波

地区防災マップを見つめる永井さん。東北を襲った津波の規模は、想定外だった(鳥取市の賀露地区公民館で)  濁流が家並みや車ごと陸地をのみ込んでいく。巨大地震が起きた11日午後、鳥取市・賀露町自治会の永井清会長(73)は、テレビで繰り返し流れる津波の映像を、体が凍りつく思いで見つめていた。「こんな津波は考えたこともない」

 沿岸の低地に位置する同地区では1999年から、鳥取地震(43年)が起きた9月10日に津波を想定した住民の避難訓練を続けている。永井さんはリーダー役として、迅速な避難の必要性を住民に説き続けてきた。

 64年、田後港(岩美町)で港湾工事に従事中、新潟地震による数十センチの津波で多くの小型船が損壊するのを目撃した。「地元で何より心配なのは津波」との思いに駆られたのが活動のきっかけだ。高台などの避難場所を示した防災マップも独自につくり、全戸に配布してきた。だが――。

 「5メートルを超える津波がくれば、地区はひとたまりもない。住民の高齢化が進んでおり、すぐに逃げられない人もいる。避難所へのルートを見直さないと」

     ◇

 95年の阪神大震災や2000年の県西部地震を教訓に、県は02年度から3年をかけて防災対策の基礎資料となる震災の被害想定を行った。

 津波については、県沖でマグニチュード7・4の地震が起きると仮定。震源を東部から西部にかけての3地点に分けて分析したが、高さは最高で2・1メートル。家屋の全壊はゼロ、半壊が72棟、死者は4人としている。

 担当者は「県沖は水深が浅く、津波は大きくならないと考えられてきた」。だが、鳥取大の松原雄平教授(海岸工学)は、12日にあった県の緊急会議の中で「震源によっては、かなりの規模の津波が来る可能性は否定できない」と指摘した。

 市町村の対策も「鳥取」「西部」のような内陸型地震が優先され、沿岸9市町村のうち、予想される浸水地域や避難場所を住民に示す「津波ハザードマップ」を作成済みなのは、境港市だけだ。

 そのマップも、県の想定に基づく。同市の担当者は「10メートルを超える津波が来れば3階建ての市庁舎ものまれる。対策を見直すべきなのか……」と悩ましげだ。

     ◇

 「福島の事故で、原発の安全神話は崩壊した」。米子市議の中川健作さん(62)は憂慮する。長年、島根原発(松江市)の安全対策の強化を中国電力に求め続けてきた。

 同じ沸騰水型の福島第一原発事故では、半径20キロ圏内に避難指示が出され、20〜30キロも屋内退避の対象に。島根原発の20キロ圏内には境港市の一部、30キロには同市全域と米子市の一部が含まれる。

 両市はこれまで、事故の速報などを電力会社に義務づける安全協定を結ぶよう中国電力に再三要望してきたが、同社は、国が示した防災計画の範囲(EPZ、8〜10キロ)から外れているとして、応じていない。

 同社は今回の地震後、福島原発事故の原因となった非常用発電施設の故障に備え、高圧発電車2台を新たに配備するなどの津波対策を取った。だが、中川さんは「現状では(プルトニウムを混ぜた核燃料を使う)プルサーマルの実施にも、鳥取側から何も発言できない」と指摘する。

 県は来年度、地域防災計画を見直す。津波や原子力を含め、防災対策の総点検を迫られることになりそうだ。(野口英彦)

     ※

 県知事選の告示が24日に迫った。県が直面している課題を点検する。

(2011年3月20日 読売新聞)

1647チバQ:2012/08/19(日) 12:40:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1300537347459_02/news/20110320-OYT8T00583.htm

とっとりの課題<2011知事選>

<2> 「梨王国」 今や5位
二十世紀梨の木のせん定をする伊沢さん。急傾斜地での作業は厳しい(湯梨浜町で)  「年だけぇ、ここでの作業はきつぅてなぁ。あと何年続けられるか……」。県最大の梨産地・湯梨浜町東郷。伊沢昭敏さん(77)は、急斜面で足を踏ん張りながら、二十世紀梨の木のせん定に追われていた。

 祖父の代から約100年続く梨農家。この時期からは、農薬散布の作業が殊のほか厳しい。20年前、農地が近い15軒でふもとから農薬をくみ上げるスプリンクラーを共同で整備したが、その後、離農が相次ぎ、3年前に2軒にまで減った。農薬が無駄になるとしてスプリンクラーを止め、以来、すべてを手作業で行っている。

 明治期に青梨の二十世紀梨を全国に売り出し、「梨王国」として知られた鳥取県。生産量は1999年に全国首位から転落し、2009年には千葉、茨城などに次いで5位に。消費者の好みが糖度の高い赤梨に移った影響もあるが、何より高齢化で離農が進んだことが大きい。

 ピークの70年に1万1000戸を数えた梨農家は今、2000戸を切った。東郷地区でもここ数年、年20戸のペースで減少が続く。

 長年、アルバイトを雇っていた袋がけ作業も、地元で頼める人が減り、伊沢さんは昨年、初めて夫婦だけで行った。

          ◇

 梨産地の復活へ、県は08年度に「梨ビジョン」を打ち出し、新品種開発に乗り出した。県園芸試験場が開発した青梨の「なつひめ」、赤梨の「新甘泉(しんかんせん)」はいずれも糖度が高く、8月下旬に出荷期を迎える。9月が旬の二十世紀梨と時期をずらせるため、担当者は「収入アップにつながるはず」と期待する。

 「なつひめ」など七つの新品種への切り替えに補助制度も用意しているが、栽培面積は、10年度末でまだ69ヘクタール。梨全体(1090ヘクタール)の1割に満たない。

 いずれも、収穫量が安定する成木に育つまでに8年程かかる。伊沢さんは「新品種の導入は、高齢化した農家には荷が重い。産地を建て直すには、意欲的な若い後継者の確保が不可欠だ」と話す。

          ◇

 県の08年度の調査では、県内の耕作放棄地は1094ヘクタール。全農地の4%を占める。梨に限らず、農業の未来のためには後継者の育成が急務だ。

 県は09年度からU・Iターンをした人ら就農希望者を1年間、外郭団体の職員として雇用し、農家などで研修してもらう「アグリスタート」事業を行っている。月給約11万円で各種手当がつくなど、これまでにない好待遇を用意したつもりだった。しかし、1期生15人のうち、実際に就農したのは6人にとどまった。

 県の担当者は「研修生を受け入れる農業法人の確保など〈卒業後〉のフォローが甘かった」と認める。来年度からは、期間を2年間にするなどの改善を進める考えだ。

 01年に東京都から鳥取市に移住した金田透さん(35)は、梨農家で2年半学んだ後に独立した。「研修はできれば3年間は必要。栽培技術の習得はもちろん、地域での人脈づくりなどにも時間がかかる」と指摘する。

 ただ、金田さんは悲観していない。「とくに梨づくりは今、何十年も大切に育てられてきた木を受け継いで就農するチャンス。そのことをもっと全国にPRしてほしい」(上田貴夫)

(2011年3月21日 読売新聞)

1648チバQ:2012/08/19(日) 12:41:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1300537347459_02/news/20110321-OYT8T00688.htm

とっとりの課題<2011知事選>
<3>税で維持 海・空の便

境港に到着した貨客船から降り立つ観光客ら。航路の経済効果に対する期待は高い(18日)  金曜日の11日。国際旅客ターミナルが立つ境港の岸壁に、DBSクルーズフェリーの白い船体が接岸した。続々とタラップを降りてくる乗客の中には、韓国からの登山ツアーの一団も。

 「大山には既に登ったお客さんも多いから、今回は氷ノ山に登る。船賃が安くてリピーターに人気だよ」。21人を連れてきた男性ガイドは笑顔で話した。

 境港と韓国・東海(トンヘ)、ロシア・ウラジオストクを結び、2009年6月に就航したDBSの貨客船。境港を「北東アジアの玄関口」とPRする県は、環日本海交流の新しい航路に期待し、周辺5市町と共同で運航経費の1割を負担する支援策を打ち出した。就航から3年で終了予定だが、県の負担は今年2月までで計8700万円に上る。

      ◇

 手厚い支援の根拠は、県が見込んだ経済効果だ。週2回の寄港で、就航3年目には貿易と観光を合わせて年間100億円とはじいた。だが〈皮算用〉に過ぎなかったことが昨年10月に分かる。DBSは突然、赤字解消を図るためとして週1回に減便。輸送量が半減し、県は経済効果を3年間で75億円と3分の1に下方修正した。

 DBSの尹奎漢(ユンギュハン)副社長は「入港日に折り返していた旧ダイヤに比べ、翌日出航になったことで韓国人客が鳥取県内で1泊できる。経済効果が高まる面もあるはず」と説明する。

 確かに韓国からのツアー客を中心に乗客は年間目標を約1万人上回るペースを維持している。だが、貨物の取扱量は、昨年より増えたものの、目標の3割の水準だ。県の担当者は「実際の経済効果を計算するのは難しい」と言葉を濁す。

 さらに1月、京都や大阪など外国人に人気の観光地に近い福井・敦賀港への航路延長の可能性も表面化した。福井県によると、東海市が今春の試験運航を提案しており、具体化すれば貨物集めを支援するという。境港が素通りされる懸念さえ出てきている。

     ◇

 4月に就航10周年を迎えるアシアナ航空の米子―ソウル便も課題を抱える。

 採算ラインとされる搭乗率70%を超えたのは就航した01年度(74%)だけで、翌年度には60%台にダウン。50%台に落ち込んだ07年8月、アシアナ航空は運休する方針を県に伝えた。

 県は“カンフル剤”として、空席1席に9000円を支払う半年間の緊急支援を決め、同社から「運休保留」の約束を引き出した。このほか韓国の旅行業界へのPRや修学旅行の誘致にも励み、この10年間の県の運航支援経費は、7億5000万円に達している。

 それでも搭乗率は60%余りなのが現状だ。

 地域間競争の中で、航路や航空便を維持するための地方自治体の補助金は、公共投資にも似る。しかし、相手企業の経営判断によっては、投資が〈捨て金〉になる危険性をはらむ。

 鳥取大の小池淳司(あつし)准教授(公共投資評価)は「単純競争では大都市に負けてしまう地方にとり、路線維持への投資は必要な政策の一つではある。一方で路線バスの維持や地域福祉を優先してほしいという声もあるはずで、首長には政策の軽重を判断する力と説明責任が求められる」と指摘している。(桑田睦子)

(2011年3月22日 読売新聞)

1649チバQ:2012/08/19(日) 12:41:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1300537347459_02/news/20110323-OYT8T01020.htm
とっとりの課題<2011知事選>

<4>産業集積 積極策を

中国企業と進出協定の調印に臨む森田・大山町長。経済活性化と若者の定住に向け、企業集積は全県的な課題だ(1日、知事公邸で)  「鳥取の経済発展に役立ちたい」。知事公邸で1日、大山町への進出を決めた中国の食品包装材メーカーの経営責任者・金岩軍さんは胸を張った。同町の廃校に工場を構え、6月から包装材の製造を始める。

 中国企業が県内に現地法人を設立する初めてのケースだ。納入先は日本の企業が多く、金さんは輸送や通関コストを考えて進出に踏み切った。当面10人、将来的には20〜30人を地元から雇用するという。

 進出協定の調印式に臨んだ森田増範町長は「初の試みが、雇用や活性化のモデルになれば」と強い期待をにじませた。

 「新しい流れを生む注目すべきケースだ」。こう評価するのは、とっとり総研の千葉雄二ディレクター。「業績が伸びれば後に続く企業が出てくるだろう。固定資産税の減免といった従来型の誘致策にとどまらず、海外企業が活動しやすい仕組みづくりを急ぐべきだ」

     ◇

 県は昨年4月、電気自動車(EV)や発光ダイオード(LED)などの有望産業を「戦略的推進分野」と位置付けた「経済成長戦略」を打ち出した。こうした産業の集積を進めることで、10年後の2020年度には県内総生産を700億円積み増し、7000人の雇用創出を目指す。

 背景には、成長産業の誘致合戦が国内外で激しくなり、企業の生産合理化の動きも加速していることへの危機感がある。

 鳥取市では「エプソンイメージングデバイス」の液晶生産ライン閉鎖に伴い、従業員約200人が今月末で離職。パナソニックによる三洋電機の子会社化で、同市の生産拠点の行く末も不透明だ。手をこまぬいていれば、人口減少が続く県勢の停滞は避けられない。

 LEDについては、鳥取市などに関連企業が約40社。県は「三洋電機が培ってきた技術力が地域に根付いている」と分析。設備投資への助成などを進めている。

 同市津ノ井のLED製品メーカー「HRD」の原田宜明社長は、こうした行政の姿勢を評価しながらも「現状では、産業集積があるとはとても言えない」と手厳しい。「今は県外大手からLEDを買い、他のパーツと組み立てて商品にしている段階。他業種の技術も生かした商品開発力がないと、成長力を伴った集積にはつながらない」

 こうした課題は、米子市で量産計画が進むEVについても同様だ。県も「地元企業が参画するには『こんなパーツがあれば画期的なEVができる』と技術提案できるかどうかがカギ」と認識を一にする。

     ◇

 鳥取市では09年、様々な製造業者に研究機関も加わり、連携組織「鳥取テクノヒルズ」を発足させた。技術や人材を集め、開発力を高める狙いだ。

 事務局を担う省力化機器製造「鳥取メカシステム」の塩根透順(ゆきまさ)・管理部次長は「個々の企業では難しかった大手への情報発信やニーズ調査について、行政とも一つの窓口で連携していける」と期待する。

 国内外から企業と仕事を呼び込む橋渡しは、待ったなしだ。(高田寛)

おわり

(2011年3月24日 読売新聞)

1650チバQ:2012/08/19(日) 12:43:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1270133042428_02/news/20100401-OYT8T01313.htm
県都の未来 2010鳥取市長選 
<上>中心街再生へ市民力 

親子連れらでにぎわった昨年の実証事業(9月、JR鳥取駅前で) 「実証事業には、街が変わる可能性を感じた。広場が出来たら、若者向けの雑貨の出店など人を呼び込む仕掛けを考えたい」。JR鳥取駅正面の商店街「サンロード」で時計・貴金属店「中井脩」を営む中井晋さん(75)は力を込めた。

 サンロードには180メートルのアーケード下に約30店が並ぶが、うち約10店はシャッターを下ろしたままだ。

 郊外店の活況とは裏腹に、中心市街地の空き店舗は増え続けている。昨年10月時点で70か所。県都のど真ん中の再生は、市の積年の課題だ。

 サンロードは昨年9月、昔日のにぎわいを取り戻した。中井さんが希望を感じたという実証事業が行われた10日間のことだ。

 市や商店街が、交通量の減った目抜き通り2本の一部を広場として開放。カフェや音楽演奏の場として利用され、休日の人出は普段の2・4倍の約3万5000人を数えた。

 「効果があった」として、市は2本のうち太平線への広場常設を検討中。だが、実証事業の経費は、警備費など約3700万円。近くで商店を営む男性(62)は「物珍しさで一時的に人が集まっただけ。駐車場整備を急いだ方がいい」。足元の商店街でも賛否は分かれている。

□  ■

 米子市の商店街には3月、古いビルや蔵を再利用し、雑貨や服飾など個性的な店を集めた3か所の商業施設が一斉にオープンした。65事業で街の再生を図る市の「中心市街地活性化基本計画」の目玉企画だ。

 いずれも住民が運営会社を作り、同計画に基づく国の補助を受けた。「若者があこがれ、新規出店が相次ぐ街にしたい」。その一つの街づくり会社「DARAZ」社長の久保田孝さん(53)は意気込む。

 鳥取市も、61事業の同計画を実行している。街の回遊性を高め、居住者も増やすという狙いは同じ。国の認可を受けたのは2007年秋で、米子市より1年早かった。

 実証事業も計画の一つで、ほかに鳥取商工会議所が手がけた鳥取産業会館(本町)が完成、わらべ館(西町)に芝生公園を併設する事業なども動き出した。だが、「ここまでは元々実施予定だった行政や団体主導の事業が中心」と市の担当者。商店街の核施設への再生が期待される4階建ての空き店舗・旧県物産観光センター(末広温泉町)は、利用構想すら固まっていない。

 こうした中、1月に中心市街地では初めての住民主体の街づくり会社「いちろく」が発足した。1931年建設で現存する市最古の鉄筋建築「五臓圓(ごぞうえん)ビル」を憩いの場にしようと、地元商店街の有志らが出資した。カフェを開き、周辺の空き店舗も使って若手芸術家のアート展やコンサートを企画していく方針だ。

 社長の常村護さん(60)は「鳥取道が開通しても、魅力ある市街地でないと素通りされてしまう。文化や芸術をテーマに、街を楽しむ拠点に育てたい」。

 市は3月、同ビルの活用事業を活性化計画に追加した。地域資源と人の熱意をつなげる取り組みは、緒についたばかりだ。(鷲尾有司)



 鳥取市長選(4日告示、11日投開票)が目前に迫った。県人口の3分の1が住む県都の明日を考える。

(2010年4月2日 読売新聞)
関連記事・情報

1651チバQ:2012/08/19(日) 12:43:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1270133042428_02/news/20100402-OYT8T01178.htm
県都の未来 2010鳥取市長選 
<中>「行革」旧町村に重く

35万人が詰めかけた昨年の「世界砂像フェスティバル」(昨年4月、鳥取砂丘で)  「町を彩るぼんぼりは、ボランティアが手作業で修繕して20年以上使っています。お金がないですから」。旧暦の3月3日(今月16日)に行われる鳥取市用瀬町の伝統行事「流しびな」。森尾充実行委員長(63)は、経費のことを考えると、ちょっぴり憂うつになる。

 「流しびな」への市の補助金は、年々減少してきた。合併【クリップ】前の2004年は約200万円だったが、08年には約170万円に減り、09年からは約160万円に。メーン会場の河川敷の整備や流しびなの材料代などを賄うのがやっとで、祭りムードを盛り上げるため、前日から町内各戸の軒先につるす桃の花や短歌を記したぼんぼりの新調は、とてもままならない。

 減少の理由は、市が06年度から実施した行財政改革。イベント事業を中心に補助金が一律5%カットされ、旧町村の行事は打撃を受けた。河原地区の「あゆ祭り」や、気高地区の「貝がら節祭り」の予算も、合併前と比べて70万〜180万円削られた。

 一方で、市は砂丘関連イベントには予算を重点投下している。

 06年度に始まった「砂の美術館」の事業費は、第1期の約900万円から、08年度の第2期以降は7000万円台に増大。昨年4〜5月に開催された「世界砂像フェスティバル」をメーンイベントとした鳥取・因幡の祭典にも、約4660万円の補助金を出した。

 市観光コンベンション推進課は「砂丘イベントは経済効果が大きく、投資価値がある」。確かに砂像フェスには約35万人が集まったが旧町村エリアに十分な波及効果があったとは言えず、住民からは「支援が偏り過ぎている」との声も漏れる。

     □  ■

 補助金が削られる一方、旧町村の住民負担は増える傾向にある。住民税率や検診費用が、04年度から段階的に旧鳥取市の水準に引き上げられているからだ。10年度は16項目を改定。固定資産税率のほか、がん検診費用や公営住宅の家賃水準が統一される。

 気高町に住む男性(75)は合併後、地区を代表して河川の整備や道路の修繕を市役所支所に何度も要望してきたが、町役場時代に比べて反応が鈍くなった気がしてならない。支所に予算権限はなく「本庁に聞いてみます」と繰り返されるばかりで、返事が来ないことが多い。

 「税負担などの平準化は、一つの市になったのだから仕方ない。その代わり、地域への目配りも平等にしてほしいと思う」

 こうした現状に、とっとり地域連携・総合研究センターの千葉雄二ディレクターは「このままでは旧町村の活気は失われ、中心部への人の流出は避けられないだろう。ばらまきを防ぎつつ必要な財源の再分配を行い、支所の権限強化などで独自性を伸ばす工夫が必要だ」と指摘する。

 16日の流しびな本番に向け、準備に忙しい用瀬町の森尾さんは訴えた。「支援とはお金だけではない。地域を一緒に盛り上げていくという姿勢を、我々に見せてほしい」(高山千香)

 【クリップ】合併 鳥取市は2004年11月に国府町、福部村、河原町、用瀬町、佐治村、気高町、鹿野町、青谷町の旧8町村を編入合併。人口は20万人を超え(現在は約19万8000人)、05年10月には特例市に移行した。県内ではこのほか、04年9月の琴浦町の誕生を手始めに九つの組み合わせで「平成の大合併」が進み、合併前の39市町村は19市町村に減った。

(2010年4月3日 読売新聞)

1652チバQ:2012/08/19(日) 12:44:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1270133042428_02/news/20100403-OYT8T00899.htm
県都の未来 2010鳥取市長選 
<下>可燃ごみ処理どこで



新焼却場の予定地近くに立てられた建設反対派の看板(鳥取市河原町で) 「ごみ焼却場建設反対」「くるな! つくるな!」

 田園や丘陵が続く鳥取市河原町国英(くにふさ)地区に、白地に赤と黒の文字が大書された看板が3か所に立つ。県東部5市町でつくる県東部広域行政管理組合(管理者=鳥取市長)が「ごみ処理広域化実施計画」に基づいて建設する大型可燃ごみ焼却場の予定地だ。

 2006年に現計画が明らかにされたが、住民との協議が進まず、当初予定で13年4月だった操業は、4年以上ずれ込む見通し。県東部の可燃ごみを処理しきれなくなる恐れも出てきている。

 看板を立てたのは、2月に住民が結成した国英地区ごみ焼却場建設反対協議会。会長の浦林幸範さん(52)は「突然、国英が候補地となって驚いた。十分な説明もなかった」と、同組合の対応を批判する。

 さらに事態を複雑にしたのが、住民と行政側が結んだ協定の存在だ。同地区に1971年から昨年6月まであった焼却場を巡り、運営主体の八頭東部環境施設組合(現八頭環境施設組合)と住民が01年、「次期施設は本施設及びその周辺には設置しない」と約束を交わしていた。

 浦林さんは「行政側の『もう作らない』との約束を信じ、38年間我慢した。また施設ができるのは納得できない」と憤る。

 東部広域の担当者は「説明不足だったのは確か」と認める。ただ、副管理者の深沢義彦副市長は協定について「東部広域が交わしたものではない。住民に理解してもらうための努力を続けるだけ」との姿勢だ。

 国英地区に建設を計画する焼却場について、東部広域は今年度、環境調査を含む建設費2億2930万円を計上したが、住民の反対で調査は進んでいない。

□  ■

 交渉が難航する間、市は新たな悩みも抱え込んだ。市営可燃ごみ焼却場・神谷(かんだに)清掃工場がある同市西今在家の住民組織「神谷清掃工場運営協議会」と昨年4月、稼働期限を13年3月末とする覚書を交わしたためだ。

 同工場は1日当たりの焼却可能量が270トンで、県東部最大。市内に残る3施設はいずれも同25トン未満と小さい。同工場が覚書通り閉鎖されると、国英地区の新焼却場が稼働しない限り、県東部の可燃ごみは行き場を失う。

 市は、同協議会に稼働期限の延長を申し入れている。担当者は「県外搬出の手もあるが、現実的ではない」と説明する。だが、同協議会の前会長・山岡昭男さん(63)は「現段階で受け入れるかどうかの話はすべきではない」と慎重だ。

 協定や覚書が絡み、膠着(こうちゃく)状態に陥っている焼却場建設問題。国英地区でも、建設反対派と賛成派が混在する。建設容認の立場にある総区長の山懸重雄さん(71)は悩ましげに話す。「ごみ問題がきっかけで、地区が真っ二つに割れるのは絶対に避けたい」

 ごみ処理を滞らせず、住民の不信感を募らせないためにも、管理者の市長に強いリーダーシップが求められる。(田中和民)

 <ごみ処理広域化実施計画> 2001年の策定時は千代川の右岸と左岸の2か所に焼却場を建てる計画だったが、有識者らの提言を受けて06年に変更。1日当たり約330トンを処理できる焼却場を整備して5市町の可燃ごみ処理を集約し、神谷清掃工場など他の施設は順次廃止することになった。東部の中心地で交通の便利▽丘陵地で土地造成が容易――などの理由で国英地区を建設予定地に選定。1か所に集約することで、20年間で維持管理費などを約94億円節約できるという。

(2010年4月4日 読売新聞)

1653チバQ:2012/08/19(日) 20:29:26
>>13
前回は民主推薦
http://news24.jp/nnn/news8702569.html
光市長選に元市議が出馬表明
(山口県)任期満了に伴い10月に行われる光市長選挙に、元市議会議員の河村龍男さんが出馬することを表明した。河村龍男さん60歳は、1990年に光市議会議員に初当選し18年、市議を務めた。そして4年前の光市長選挙に立候補したが、落選している。河村さんは、5月末に閉鎖したシルトロニック・ジャパン光工場の離職者への雇用対策の強化や、市内にある2つの市立病院の医療体制の充実などを訴えている。また、脱原発を基本姿勢として、上関原発建設計画には反対すると述べている。任期満了に伴う光市長選挙は10月21日に告示され、28日に投開票が行われる。光市長選挙にはこれまでに、現職の市川煕さん(64)が再選をめざし立候補を表明している。
[ 8/19 15:45 山口放送]

1654チバQ:2012/08/22(水) 20:44:45
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201208220023.html
三原市庁舎移転の白紙撤回を

 三原市の五藤康之市長と市議会の白須均議長が21日、市役所で、JR三原駅前への市庁舎移転・新築計画について非公開で協議した。白須議長は市の計画に反対の意思を示した議会の判断を尊重し、計画を白紙撤回するよう主張。五藤市長は態度を明らかにしなかった。

 2人によると、協議は約30分間。白須議長は、計画を認める調査特別委員会の報告が6月の定例会本会議で反対多数で否決されたことの重みを強調。議会が反対の立場であることを明確に伝え、計画の白紙撤回を求めた。

 その上で、庁舎の建て替えと中心市街地の活性化の問題を切り離して考えるべきだと訴えた。

 五藤市長は、態度を明確にせず、計画の今後についても触れなかったという。五藤市長は、中国新聞の取材に「今後のことは現段階では分からない。計画続行も含め、方向性を探るために議会と協議を続けたい」と述べた。

1655チバQ:2012/08/23(木) 23:23:33
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201208230012.html
'12/8/23
正木県議リコールへ手続き


 広島市安佐北区の住民団体「正木篤県議のリコールを勧める有志の会」は22日、道交法違反(無免許運転)罪で有罪判決が確定した正木広島県議に対する解職の直接請求(リコール)の手続きを、県選管で行った。26日には決起大会を開催。早ければ29日から署名集めを始める。

 請求代表者となる予定の自治会役員たち9人のうち、5人が県選管を訪れた。梅田千秋代表(73)が、手続きに必要な解職請求代表者証明書を得るための申請書と解職請求書を、県選管の増田茂伸事務局長に手渡した。

 書類の審査後、県選管が告示。署名用紙などの準備を進め、29日にも区内で署名集めを始めるという。梅田代表は「2度の辞職勧告決議にも従わず、放任することはできない。効率的に署名を集め、成立させたい」と話した。

【写真説明】増田事務局長(右)に解職請求書などを手渡す梅田代表

1656チバQ:2012/08/24(金) 21:27:45
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20120824ddlk33010484000c.html
選挙:高梁市長選 竹井氏が出馬表明 「汗を流したい」 /岡山
毎日新聞 2012年08月24日 地方版

 任期満了に伴う高梁市長選(9月23日告示、同30日投開票)に、新人でコンサルタント会社代表、竹井宏氏(71)が23日、無所属で立候補を表明した。

 竹井氏は4歳から同市で育ち、文部省を退職後、社団法人・アジアフォーラム日本会議理事長などを務めた。同級生らからの要請で出馬を決意、東京から同市に転居した。竹井氏は市が進める市庁舎建て替えやJR備中高梁駅周辺整備の再検討を掲げ、「大好きな高梁で皆さんと知恵を絞り、汗を流したい」と述べた。

 同市長選には現職の近藤隆則氏(53)が無所属で立候補を表明している。【山本麻美子】

1657チバQ:2012/08/24(金) 23:35:24
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001208230002
山本新知事 就任早々の療養謝罪
2012年08月23日


県職員の出迎えを受け、初登庁する山本繁太郎新知事=県庁

◆「9月以降 県政担う自信」


  新知事に就任して初登庁した山本繁太郎氏(63)は22日、県庁で記者会見に臨み、優先的に取り組む課題として産業振興と人材育成を挙げ「県のさまざまな課題に常に先頭に立って取り組みたい」と語った。一方で、肺炎と気胸を患ったため、23日から約2週間療養することを明らかにした。


  山本氏によると、今年初めに肺炎を患い、投薬治療を続けていたが選挙期間中に悪化。さらに選挙後の検査で気胸が見つかり、7月31日から入院していた。9月7日まで入院の予定だが職務代理者は置かず、必要に応じて登庁したり、病院から指示を出したりするという。通常業務は岡田実副知事が取りまとめる。


  山本氏は「県政の一番大事なタイミングに申し訳ない」と謝罪。「9月以降は責任をもって県政を担う自信を持っている」とした。
(高田正幸)

1658名無しさん:2012/08/29(水) 11:43:21
谷村県議が不穏当な文書 山口自民県連会長宅に
2012年08月29日

 鳥取県議会の谷村悠介議員(34)=鳥取市選出、1期=が、仏前の供え物用の掛け紙の裏に「窮鼠(きゅうそ)猫を噛(か)み殺す」「合掌」などと不穏当な表現を含む文章を印刷し、自民党鳥取県連会長の山口享議員(78)=同、10期=の自宅に送っていたことが28日、分かった。山口氏と同県連は「人に死を強要する内容だ」と激怒しており、刑事告訴も検討している。

裏側に不穏当な文言が書かれた掛け紙(右)と自民党県連が送った文書2通(左)が茶封筒(中央)に封入され郵便受けに入っていたという=同県連提供(画像の一部を加工しています)

 27日、山口氏の鳥取市内の自宅の郵便受けに入っていた切手のない茶封筒の中に、同県連が過去に谷村氏へ送付した文書2通と、供え物用の掛け紙1枚が入っており、問題の文章は掛け紙の裏に印刷されていたという。

 掛け紙の裏には「受け取るいわれはない」と同県連の文書2通を返送する理由のほか、同県連に対して「老害恐怖政治を行う自民党鳥取県支部にはもはや未来はない」などの批判がつづられていた。

 さらに山口氏に関しても「閻魔(えんま)様からのお引き取りになる『お迎え』が来られることを心よりお祈り申し添えます」などと書いてあり、最後は「合掌」と結ばれていた。

 山口氏や同県連は文書について「議員としての品位を疑う」としている。警察関係者によると、掛け紙の内容は、名誉毀損(きそん)罪や侮辱罪などに問われる可能性もあるという。

 谷村氏は本紙の取材に対して「いまの段階では軽はずみなことは言えない」と語り、自ら封筒を持参したかどうかについても「ノーコメント」とした。

 同県連は、昨年12月と今年2月に、同氏から提出された自民党大阪府連から鳥取県連への党籍移籍願を認めないとする文書などを同氏に送っていた。掛け紙と一緒に返送された文書2通について、同県連事務局は「送ったものに間違いない」としている。

http://www.nnn.co.jp/news/120829/20120829046.html

1659チバQ:2012/08/29(水) 21:03:37
>>1658
谷村悠介は
11年選挙は無所属
会派は県議会とっとりという一人会派

だけど、自民党大阪府連に党籍があるつんことですね

1660チバQ:2012/09/03(月) 22:42:03
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001209030004
安来市長選に勝部市議出馬へ
2012年09月02日

 安来市長選挙(10月14日告示、21日投開票)に、市議の勝部幸治氏(53)が無所属で立候補する意向を固めたことを1日、明らかにした。現職の近藤宏樹氏(67)も5月に、再選に向けて立候補することを表明している。


 勝部氏は2001年10月の合併前の旧安来市議選で初当選し、合併後の市議選で2期連続で当選している。議会では、自民党系の最大会派「燦友会(さん・ゆう・かい)」(11人)の会長を務めている。


 勝部氏は朝日新聞の取材に対し、「市庁舎の建設問題をはじめ、現市政は停滞して職員がやる気を失っている。市庁舎は住民投票で場所を決め、総合庁舎か分庁舎のどちらにするかを再度議論し直したい」と立候補する理由を説明した。(藤家秀一)

1661チバQ:2012/09/03(月) 23:20:37
>>1418とかも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120903-00000239-mailo-l38
えひめ志高塾:中村知事の政治塾が開講、多彩な顔ぶれ集結 /愛媛
毎日新聞 9月3日(月)15時5分配信

 中村時広知事が設立し、2日開講した政治塾「えひめ志高塾」には、県内外の政治家から学生まで多様な顔ぶれが集まった。地方議員の参加も党派を超えて70人以上と目立ち、県政界の動向や各種選挙をにらんで関心の高さをうかがわせた。
 熟生総数は206人で、この日は183人が会場の松山市のホテルに集まった。中村知事自らが講師を務め、「戦後の中央集権は全国の社会基盤整備には有益だったが、地域の自立は削がれた」と持論を展開し、地方分権の必要性を力説した。
 四国中央、大洲、上島、愛南の4市町長の他、自民党や愛媛維新の会、民主党など県議24人、市町議約50人が参加。大阪維新の会は維新政治塾で衆院選候補者養成を進めるが、中村知事は連携を繰り返し否定しており、自民党の岡田志朗県議は「互いにスキルアップできれば。擁立はないと思う」と受け止める。ただし、公明党県本部は「党として研修の仕組みがある」と参加せず、社民党県議も不参加。参加を見送ったある県議は「衆院選擁立はないだろうが、本当の狙いは分からない」と警戒する。
 聴講した松山市出身で東京大1年、鈴木史佳さん(20)は「市民の声を聞く政治が地方分権と感じた」と感想。今治市の団体職員、渡部裕哉さん(32)は「今治市の疲弊を感じている。塾で学び、どういうアプローチができるか考えたい」と意気込んでいた。【中村敦茂】

9月3日朝刊

1662チバQ:2012/09/03(月) 23:21:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20120902-OYT8T00820.htm
知事政治塾183人聴講 松山で開講

 中村知事が2日、地域リーダー育成を目的に松山市内で開講した政治塾。書類選考を通過した市議や学生ら183人が出席し、地方分権をテーマにした中村知事の講演に聴き入った。中村知事は「今は歴史の転換点。志を高めよう」とあいさつし、塾名「えひめ志高(しこう)塾」と大書した看板を除幕。次期衆院選の候補擁立については明言を避けたが、塾生同士が連携して政治活動をする可能性があるとして「新たな動きが出てくるかもしれない」と述べた。(蛭川眞貴、都築建)

 開講式で中村知事は「独立自尊をキーワードに(自身を)高める人間塾にしたい」と呼びかけた。約2時間の講義は報道陣に非公開で行われ、中村知事は「地方分権の政治が、行政のあるべき姿で、(地方の)自立に向けてのスタートになる」などと話したという。

 講義終了後に報道陣の取材に応じた中村知事は、親交のある橋下徹・大阪市長が率いる地域政党「大阪維新の会」の政治塾との連携について、「今のところない」と否定。次期衆院選については「(塾生が)ネットワークを作るのは自由で、新たな動きが出てくるのかもしれない」と述べた。

    ◇  ◇    

 会場で出席者に政治塾への参加動機を尋ねた。

 西条市丹原町の会社員永井政志さん(38)は政治家志望。地元経済の冷え込みを日々実感しているといい、「経営者の講義から地域経済活性化のヒントを見つけ、人脈を作りたい」と意気込む。

 県内出身の東京大1年鈴木史佳さん(20)は「いま愛媛で何が起こっているのかを知り、職業選択の参考にしたい」と話し、松山市水泥町のパン教室経営鎌田淳子さん(65)は「塾で地方分権を学び、賢い有権者として政治をチェックしたい」と語った。

 講義を聴いた松山市出身の同志社大4年勇泰輝さん(22)は、「地方から国に地方分権を訴えかける知事の視点に共感した」と感想を話した。

 政治塾には書類選考を通過した19〜80歳の学生や主婦、首長、県議や松山市議らも参加。1人年間6万円の受講料で、月に1回ずつ講義を受ける。事務局によると、企業経営者や教育関係者が講師として登壇予定で、塾生から募るアイデアも反映して運営するという。

(2012年9月3日 読売新聞)

1663チバQ:2012/09/03(月) 23:24:35
>>1661-1662
えひめ志高塾  ↓も参加

四国中央、井原巧
大洲、清水裕
上島、上村俊之
愛南 清水雅文

の4市町長

1664チバQ:2012/09/04(火) 22:55:48
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120904/news20120904649.html
梶谷県議が自民離党へ 会派 維新に合流
2012年09月04日(火)
 自民党の梶谷大治県議(66)=八幡浜市・西宇和郡区、2期=が離党の意思を固めたことが3日、関係者の話で分かった。中村時広知事と関係の深い県議会会派・維新の会(横田弘之代表)に加わる見通しで、維新は4人の単独第2会派に浮上する。自民からの合流は初めてとなる。
 梶谷氏は、3日までの愛媛新聞社の取材に「関係者に相談はしているが、まだ答えられない」と述べた。ただ迷走する国政への不満や、大阪維新の会を率いる橋下徹大阪市長への期待感が背景にあるとみられる。2日に開講した中村知事の塾にも参加した。
 梶谷氏は後援会の最高幹部から離党への理解を得ているとされ、5日にも自民に離党届を提出する。12日に大阪市で開かれる大阪維新の会のパーティーに政治団体・愛媛維新の会、松山維新の会とともに出席する方向だ。

1665チバQ:2012/09/05(水) 22:06:37
>>1580
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120904-OYT8T01594.htm
最下位当選無効の裁決…周南市議選で県選管

 県選管は4日、5月27日に投開票された周南市議選(定数30)で、次点で落選した福田秀夫氏(58)が、最下位当選した田村勇一氏(70)の当選無効を求めた審査申し立てを認める裁決をした。市選管が6月に異議申し出を棄却したため、福田氏が申し立てていた。確定までに6時間20分を要した開票作業のずさんさが改めて明らかになった。(長田泰弘)

 県選管が市町村選管の決定を取り消したのは1967年以来、45年ぶり。

 市議選には福田姓が3人、田村姓が2人立候補したため、姓だけが書かれた投票用紙について、得票に応じて比例配分する案分票が生じた。市選管によると、案分票を含めないと福田氏が1485票、田村氏が1484票だったが、含めた得票は田村氏が2・529票上回っていた。

 県選管がすべての投票用紙を再点検した結果、無効票とされていた2票(資料1、2)、福田氏の氏名が書かれているのに別の福田姓候補の得票に数えられていた2票(資料4、5)の計4票が、福田氏の得票と認められた。田村氏の票には間違いがなく、福田氏の票を下回った。

 資料1は福田氏の氏名の下に傍線が引かれていたため、市選管は「他事記載」と判断したが、県選管は「不用意に筆記具の先端が触れたもので有効」とした。資料2について、市選管は当選した友田秀明氏の氏名を混同して書いたと解釈したが、県選管は「福田氏に投票する意思があるのに、夫を明(あき)と書き間違えた」と判断した。

 資料3も無効票とされていたが、当選した福田文治氏の有効票と改めた。さらに落選者の1票が、別の当選者の票に数えられているミスも明らかになった。

 裁決に不服の場合、県の告示から30日以内に広島高裁に提訴することができる。田村氏は取材に対し、「提訴するかどうか、裁決の内容をよくみて検討したい」と述べた。

〜周南市選管の委員長が陳謝〜

 県選管の裁決を受けて記者会見した周南市選管の西村幸昌委員長は「開票作業の信頼を損なう結果となり、関係者と市民の皆様に深くおわび申し上げます」と陳謝した。

 福田氏の得票を別の福田姓候補の票として数えたことについて、西村委員長は「許されないこと。十分に点検が行われていなかった。どこで間違えたのか検証したい」と述べたが、無効と判断した票は「県選管との見解の相違」とした。

 福田氏の異議申し出を棄却した際、再点検しなかったことについては、「開票手続きに誤りがなく、再点検する理由がなかった」と釈明した。

 県選管の裁決後、福田、田村両氏に面会して「弁解の余地がない不手際で申し訳ありません」と謝罪したことも明らかにした。

 また、今週中に選挙管理委員と市職員らでつくる調査委員会を設置し、原因を究明して再発防止策を講じる考えを示した。

(2012年9月5日 読売新聞)

1666チバQ:2012/09/05(水) 22:42:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120905-00000185-mailo-l35
選挙:周南市議選 「ひでお」→「文治」票に、当選者入れ替わり ノロノロ開票、お粗末選管 /山口
毎日新聞 9月5日(水)12時59分配信

 当選者が入れ替わるという異例の事態となった5月の周南市議選。県選管は4日、落選した新人の福田秀夫氏(58)=無所属=の審査申し立てを認め、最下位で当選した田村勇一氏(70)=同=の当選を取り消す裁決を出した。6時間以上もかかった開票作業が、得票を入れ間違えるなど、中身もお粗末だったことが明らかになった。市は誤りが起きた経緯を検討する調査委員会を週内にも設置し、今月中に再発防止策を決めることを明らかにした。【遠藤雅彦、蒲原明佳】
 「開票作業の信頼を損なう結果になった」。この日記者会見した市選管の西村幸昌委員長らは深々と頭を下げた。
 県選管の再点検の結果、「ふくだひでお」と明らかに書かれている票が、2位で当選した福田文治氏の得票となっていた。このほか、別の落選候補の得票1票が当選候補の得票になっていたことも判明。当落に影響はなかったものの、2人は姓名が全く異なっており、申し開きのできない誤りだった。無効票から福田氏の得票と判断された2票については、西村委員長は「県選管との見解の相違」と強調した。
 票を全く点検せず、6月に福田氏の異議申し立てを棄却したことについて、西村委員長は「開票作業は適正に行われたと確信しており、点検する理由がなかった」と釈明した。
 市議選は開票作業も手間取った。6時間20分と03年の合併以降行われた選挙で最も時間がかかり、終了時間も最も遅くなった。08年の前回選挙に比べ総投票者数は約4500人減ったものの、2時間近く長くかかった。開票遅れについて市選管は当時、「疑問票の確認に時間がかかった」と説明していたが、今回、票の入れ間違いが判明したことで、開票作業のお粗末さが際立つ結果となった。
 一方、この日開かれた市議会の会派代表者会議では「極めて重大な事態。県・市選管の判断はどう違ったのか」と市に説明を求める声が相次ぎ、市は6日の本会議で経緯を報告することになった。
………………………………………………………………………………………………………
 ●再点検後の周南市議選の得票数●
(関係者のみ。敬称略)
福田文治 2383票→2382票
兼重元  2018票→2017票
福田秀夫 1489票→1493票
田村勇一 1492票→1492票
久保忠雄 1045票→1046票
(兼重氏の当選と久保氏の落選は変わらず)
〔山口東版〕

9月5日朝刊

1667名無しさん:2012/09/06(木) 11:14:15
梶谷県議が自民離党届 愛媛維新に10日にも合流
2012.9.6 02:24

 愛媛県議会の梶谷大治県議(八幡浜市・西宇和郡)は5日、所属する自民党県連に離党届を提出した。横田弘之県議が代表を務める県議会会派・維新の会に10日にも加わる予定で、維新の会は4人となり自民党に次いで単独で第2会派となる。

 県連の清家俊蔵幹事長に離党届を手渡した後、報道陣の取材に応じた梶谷氏は、離党理由について「今の自民党の政治で国を立て直せるのかと考えた」と説明。維新の会を選んだ理由については、「地方分権、道州制が国や地方を変えることに繋がると確信した」と述べた。

 また梶谷氏は、地域政党・大阪維新の会の代表を務める橋下徹大阪市長に強い刺激を受けたとした上で、「力強いリーダーシップがあり、日本を変える人」と評価。12日に大阪市で開かれる大阪維新の会のパーティーに出席することを明らかにした。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120906/ehm12090602240002-n1.htm

1668名無しさん:2012/09/06(木) 17:04:48
公明、参院神奈川に新人
2012.9.6 16:52

 公明党は6日の中央幹事会で、来年の参院選神奈川選挙区に新人の弁護士、佐々木さやか氏(31)を公認候補として擁立することを決定した。引退表明した松あきら副代表の後任。10月28日投開票の岡山県知事選で新人、伊原木隆太氏(46)の推薦も決定した。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120906/stt12090616540009-n1.htm

1669チバQ:2012/09/07(金) 23:04:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120907-00000196-mailo-l36
小松島市火葬場改築事業:白紙に 市長、議会の中止意見書受け /徳島
毎日新聞 9月7日(金)15時56分配信

 小松島市が民間の資金やノウハウを活用して整備する方針だった市火葬場改築事業を巡り、市議会が事業の中止を求めていた問題で、稲田米昭市長はこのほど、事業を白紙にする考えを示した。
 今月3日に開会した9月定例議会で表明した。稲田市長は、8月27日に開かれた臨時議会で事業の中止を求める意見書案が全会一致で可決されたことから、「可決の事実を重く受け止め、事業を白紙化する」と述べた。
 また6日にあった一般質問では、稲田市長は「火葬場の早期整備は必要」との見方を示した上で、整備手法から改めて検討し直す考えを示した。【阿部弘賢】

9月7日朝刊

1670チバQ:2012/09/08(土) 10:15:13
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120908/news20120908694.html
菊池県議自民に復党 当面は無会派で活動
2012年09月08日(土)
 2010年の松山市長選への出馬に際し、自民を離党していた菊池伸英県議(松山市・上浮穴郡区、1期)が7日までに政党支部を設立し復党した。
 菊池氏は11年県議選で初当選以来、県議会では無所属(無会派)で活動している。自民会派への合流については、取材に「しばらく様子を見たい」と述べた。

1671チバQ:2012/09/08(土) 12:30:59
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120907ddlk35040336000c.html
訴訟:美祢市議、裁決取り消し求め訴え 県選管を相手取り /山口
毎日新聞 2012年09月07日 地方版

 美祢市と事業委託契約を結ぶ会社の役員を務める同市の男性市議(74)の当選は無効とする審査申し立てを棄却した県選管の裁決を不服として、坪井康男同市議(73)が6日、県選管を相手取り、裁決取り消しなどを求める訴えを広島高裁に起こした。

 訴状は6日付。それによると、男性市議は市と配食サービスの委託契約を結ぶ会社の代表取締役を兼業。地方自治法では、公共団体の請負を主な業務とする法人の役員を議員が兼ねることを禁止。公職選挙法は、当選した場合、5日以内に兼業関係を解消した旨の届け出をしなければならないと定めているが、男性市議は届け出をしておらず当選は無効−−などと主張。

 坪井市議は6月、県選管に男性市議の当選無効の審査を申し立てたが「市選管の審理で市に対する請負比率は4分の1以下であることが確認されており、業務の主要部分を占めているとは認めがたい」と棄却された。

 県選管は「訴状が確認できておらずコメントできない」としている。【井川加菜美】

〔山口版〕

1672チバQ:2012/09/11(火) 22:45:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120911-OYT8T00062.htm
飯田氏 地域政党発足へ 県内に拠点次期知事選目指す

7月の知事選で次点で落選したNPO法人環境エネルギー政策研究所所長、飯田哲也氏(53)が次期知事選出馬を目指して県内に拠点を置く地域政党を発足させる意向を明らかにした。近く県選管に政治団体の届け出をし、30日に周南市で設立総会を開く。

 関係者によると、地域政党は「やまぐち未来ネットワーク」。県政の課題や政策を学ぶ勉強会や、市民出資による自然エネルギー普及事業を行う。月に1回程度、飯田氏が講演会などを開き、次期知事選に向けて支持層拡大を目指す。国政選挙への立候補や候補擁立はしない。

 飯田氏は「知事でなくてもできることをやる。知事選で生まれた有権者との関係を発展させ、4年後の知事選で当選を目指す」と話した。飯田氏は知事選で約18万5600票を獲得したが、約6万6800票差で山本知事に敗れた。

(2012年9月11日 読売新聞)

1673チバQ:2012/09/11(火) 22:48:45
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001209110001

新顔ら準備着々/告示まで1カ月
2012年09月11日
 10月11日告示、28日投開票の知事選まで1カ月に迫った。4期目の石井正弘知事が立候補しないことを表明し、今のところいずれも新顔で、前県議の一井暁子氏(42)、前天満屋社長の伊原木隆太氏(46)、元共産党県副委員長の大西幸一氏(72)らが立候補の準備を進めている。


■一井氏/県民と座ぶとん会


 一井氏は最も早い2月に立候補を表明。新庄村を出発点に、すでにすべての市町村を一巡した。「しがらみを捨てて県民のために働きたい」と訴える。県議時代に所属していた民主党は離党し、政党や団体の推薦を求めていない。


 8月ごろから「座ぶとん会議」と呼ぶ集会を毎日のように開く。多くの場合参加者は少人数で、一緒に意見を交わす。8日夜には備前市伊部で集会を開き、約100人を前に「現場に答えがある。それを形にしていくことこそ、声の届く県政だ」と語りかけた。
 公約の柱には「新しい教育づくり」を掲げ、いじめや不登校に対応する新しい仕組みを作りたいという。


■伊原木氏/団体・企業からの推薦状


 伊原木氏はJR岡山駅西口の近くに後援会事務所を立ち上げた。7月の事務所開きには国会議員や県議らが集まった。天満屋の社員らも事務所のスタッフを務めている。


 事務所の壁には、各団体などの推薦状がずらりと貼られている。県建設政治連盟や連合岡山などのほか、個別の企業からも多くの推薦を得ているという。


 6月5日の立候補表明以降、県内各地で街頭演説やミニ集会などを開き、経済活性化などを訴えている。8日朝には、玉野市のスーパーの駐車場で街頭演説に立ち、「雇用を増やし、産業の振興や教育の立て直しに取り組みたい」と呼びかけた。


■大西氏/労組・団体にあいさつ


 大西氏は、共産党県委員会や市民団体でつくる「民主県政をつくるみんなの会」が擁立。共産党の推薦を受ける。


 9日、岡山市南区に事務所を開いた。県議や共産党県委員会の幹部らが出席。大西氏は「県民に信頼される政治と、希望の持てる岡山県に変えるために全力を尽くす。住民の豊かな暮らしを優先する県政に変えたい」とあいさつした。


 岡山市職労などの各労組や民主商工会、新日本婦人の会などへのあいさつ回りを重ねている。8日夕にあった女性団体の集会では、「国や財界のいいなりの県政を変えよう」と呼びかけた。今後、積極的に街頭に立って訴えていくという。


 ほかに医師の山崎俊一郎氏(46)が立候補の意向を示している。また、「岡山維新の会」も候補者の擁立を検討しているという。(吉村治彦、逸見那由子)

1674チバQ:2012/09/11(火) 22:49:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20120910-OYT8T01086.htm

浜田知事2年 道半ば


就任後の2年間を振り返る浜田知事(県庁で)  浜田知事が2010年9月5日に就任してから、任期の折り返し点となる2年が過ぎた。昨秋の「うどん県」キャンペーンで県の知名度をアップさせる一方、自身が「最重要課題の一つ」と位置づける豊島の産業廃棄物処理は思うように進展していない。浜田知事は10日の記者会見で「いろいろ種をまき、芽が出て育ちつつあるが、まだ道半ば」と総括した。(小野隆明)

◇「うどん県」全国発信、豊島の産廃進展なし

 ■豊  島 

 地中から新たに廃棄物が見つかるなどし、総量は66・8万トンから4割増えて93・8万トンに増えた。7月末までの処理量は、まだ全体の58%にとどまっている。

 スピードアップするため、県は産廃直下にあり、重金属に汚染された土を水洗浄する方針を打ち出したが、施設のある大津市の住民の反対に立ち往生した。

 浜田知事は「豊島は日本の最先端の(産廃)処理をしている」との自負から「豊島を特別視した(大津市側の)住民運動は納得できない」と訴えたが、理解は得られなかった。県は現在、汚染土壌のセメント原料化も選択肢として検討しているが、開始のメドはたっていない。

 ■二  兎 

 国は、本四高速の通行料金について、値下げを望んできた県など地元自治体の意向を聞き入れ、14年度から他の高速と同水準にする方針を打ち出した。自治体側が追加負担に難色を示していた建設費の償還も、他の高速と一元化する。

 一方、瀬戸大橋と競合する宇高航路では、2社のうち1社が運航休止を決定。大橋の料金が下がれば、もう1社にもダメージだ。浜田知事は災害時の代替交通網として航路を残したい考え。「交通基盤に国の支援はあってしかるべきだ」との意向も鮮明にしている。

 ■うどん県 

 「うどん県。それだけじゃない香川県」を掲げた昨秋からのキャンペーン。ネットを意識し、県出身の有名人を起用した斬新なPRが注目を集めたが、効果は限定的との声もある。昨年に県外から訪れた観光客は、東日本大震災の影響もあって前年比1・1%減と6年ぶりに減少した。

 県は新たに「アート県」を打ち出し、来春から始まる瀬戸内国際芸術祭の盛り上がりにつなげる考えだ。

 ■評  価 

 これまでの2年について、ある県議は「トップセールスに懸命に取り組んでいるが、自分でなんでもやろうとし過ぎな面も」。別の県議は「『うどん県』や高松空港への上海便誘致など、注目を集めるプロジェクトには熱心だが、福祉や医療施策にもっと力を入れるべきだ」と指摘している。

◇「交流人口増やしたい」

 浜田知事は10日の定例記者会見で、知事就任後2年間の評価や今後の抱負について、次のように語った。

 ――これまでの成果は。

 「本四架橋の問題では、(香川を含む)関係10府県市が協力して国土交通省と話をし、2014年度以降、通行料金を全国共通水準にするという成果を得られた。『うどん県。それだけじゃない香川県』プロジェクトは予想以上の反響で、香川の魅力を全国に発信することができつつある」

 ――今後の県政運営に向けた意気込みは。

 「大きな方向性としては順調だが、交通死亡事故、校内暴力などの問題については、まだまだ取り組みが必要だ。豊島の産廃についても、(2017年3月の)期限までにきちんと処理しなくてはいけない」

 ――今後の少子・高齢化、経済活性化への取り組みについては。

 「生産年齢人口(15〜64歳)が減っていることで、いろいろな問題が生じている。定住人口を増やすのはなかなか難しいので、観光などで県を訪れる交流人口をまず増やしたい。雇用や税収が伸びるよう改めて成長戦略を検討し、産業を活性化させることが人口問題(の解決)につながる」

(2012年9月11日 読売新聞)

1675チバQ:2012/09/12(水) 22:11:53
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120912/oky12091202040004-n1.htm
維新政治塾生の本間氏出馬表明 県議補選 岡山
2012.9.12 02:04
 知事選に出馬する一井暁子氏(42)の辞職に伴う県議岡山市中区選挙区補選(10月19日告示、28日投開票)に、大阪維新の会の「維新政治塾」塾生で介護資格者養成校学院長、本間裕康氏(51)=同区=が11日、出馬表明した。

 同会による新党「日本維新の会」が結成されれば、みんなの党とともに公認や推薦を求めるという。

 本間氏は鳥取大農卒で、漢方薬メーカー岡山支店長などを経て平成15年に同校設立。会見で「高齢者の生きがいを創出するよう、社会全体でコミュニティーを復活させたい」と語った。

1676チバQ:2012/09/12(水) 22:48:10
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209120030.html
'12/9/12
姿消す「黒塗り」市長車

 島根県内の市長公用車で、高級車の「黒塗りセダン」の利用が減っている。益田市の山本浩章市長は11日、黒塗りの売却方針を示した。燃費の良いハイブリッド車(HV)や、定員の多いミニバンを導入する事例が増えており、黒塗りは県内8市で松江、出雲、大田市の3市になる見通しだ。

 益田市の市長専用車は2002年にリースで導入し、11年に購入したHVのトヨタ・クラウン。7月の市長選で初当選した山本市長は「市長専用車の廃止」を公約しており、市議会一般質問で「専用車を近く売却したい」と答弁した。現在は一般職員用のミニバンを利用している。

 江津市は、8市で最も早く黒塗り市長車を廃止した。05年からミニバンのトヨタ・エスティマをリースで使用。県内で唯一、市長専用でない「幹部共有車」として運用する。

 江津市管財課は「市長の自宅送迎を取りやめた際に、使い勝手がよい車に替えた」という。浜田、雲南両市もミニバンを導入。マツダ・MPVを10年に購入した浜田市は「マツダの協力企業も市内に進出しており、地元企業を応援する気持ちもある」(管財課)とする。

 環境性能に優れたHVを導入する市も出始めた。安来市は08年から一般職員用のトヨタ・プリウスを市長専用車に転用。昨年買い替えた新車もプリウスにした。松江市は黒塗りセダンのHVの日産・フーガを導入している。

【写真説明】浜田市が市長専用車としているミニバン
【写真説明】益田市が売却方針を示した黒塗りの市長専用車

1677チバQ:2012/09/13(木) 22:48:24
3809 :名無しさん:2012/09/13(木) 13:23:48
ページ更新時間:2012年09月13日(木) 13時17分
■愛媛・松山維新が合流

 新党「日本維新の会」の傘下に、「愛媛維新の会」と「松山維新の会」の2つの団体が入ることで合意したことが分かりました。

 12日夜、大阪市内のホテルで新党「日本維新の会」の結党が宣言された後、同じホテルの一室で、「大阪維新の会」幹部と「愛媛維新の会」、「松山維新の会」のメンバーが会談しました。

 「我々、本当に非力ですけど、ぜひ一緒にこれからも力を合わせて、維新が前進できますように」(松山維新の会 池本俊英市議)

 幹部によりますと、「維新八策」などの基本理念は共有できていて、新党「日本維新の会」の傘下に両団体が入ることで合意したということです。

 「『全国の地域政党や地方議員を束ねてください』ということを、今井副代表に指示を出したわけです」(大阪維新の会 橋下徹代表)

 今後、候補者の公募など具体的な連携策を協議していくということです。

(09/13 12:19)
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE120913113700609593.shtml

1678チバQ:2012/09/14(金) 23:32:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120914-00000240-mailo-l31
県総合事務所:東部・八頭は本庁移管、日野は西部に統合 一部機能残し、県が素案示す /鳥取
毎日新聞 9月14日(金)16時37分配信

 県内5カ所(東部、中部、西部、八頭、日野)にある県総合事務所の見直しを検討してきた「県政推進に向けた県組織のあり方検討会議」(谷本圭志座長)の最終会合が13日、県庁であり、(1)東部と八頭の機能は一部を残し、本庁に移管(2)日野の機能は大半、西部に統合(3)日野は一部機能を「日野振興センター」として残す−−とした県の素案が改めて示された。今回も委員から反対の声は特に上がらなかったため、今後は県議会などと協議して10月をめどに最終案の取りまとめを行う。
 今回の素案には、本庁内に東部の広域振興を担う「東部振興課」を、日野地区のことを地域で即決できるように日野振興センター内に「日野振興局」を設けることなどを追加。そのほか、市町村からの要望が多かった「県職員の派遣制度」も盛り込んだ。
 今後は、県議会の9月定例会に検討会の結果を報告。県議の意見のほか、パブリックコメントなどで県民の意見も反映させた上で、最終案をまとめる意向という。11月定例会での報告を経て、来年度当初予算に盛り込めるものから議案化し、2月定例会に提出するという。【田中将隆】

9月14日朝刊

1679チバQ:2012/09/15(土) 00:31:55
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209140164.html
'12/9/14
脱原発の坂本氏に配慮要請へ

 山口市の山口情報芸術センター(YCAM)が2013年度に開く10周年記念事業を統括するアーティスティックディレクターで音楽家の坂本龍一氏が「脱原発」の活動をしていることについて、市は近く坂本氏に「配慮」を求める方針を明らかにした。

 坂本氏が、7月29日投開票の知事選で「脱原発」などを掲げたNPO法人代表の飯田哲也氏を支援したことに一部の市議が反発し、問題視していた。

 12日の市議会一般質問で「坂本氏は税金を使って活動するのだから、政治活動を慎むよう申し立ててほしい」と議員が指摘。これに対し、伊藤和貴・総合政策部長は「思想言論の自由は基本的に尊重されるべきだ」とする一方「(坂本氏は)著名で影響力も大きい。記念事業が国内外から高い評価を得られるよう、本人に配慮いただくようお伝えしたい」と述べた。

1680名無しさん:2012/09/15(土) 22:40:40
議員の名前は出ないんですね。

1681チバQ:2012/09/18(火) 22:25:50
>>1658-1659
http://news24.jp/nnn/news8752562.html
谷村鳥取県議に「辞職勧告」
(鳥取県)■ 動画をみる 「窮鼠(きゅうそ)猫を噛(か)み殺す」などといった文書を他の議員に送ったとされる鳥取県議会の谷村悠介議員に対する辞職勧告決議案が18日の県議会に提出され可決された。谷村議員は先月、自民党の県議会議員に対して「窮鼠(きゅうそ)猫を噛(か)み殺す」「合掌」などといった文書を送ったとされ、理由としては谷村議員が自民党県連への党籍移籍を要望したが、県連が拒否したことへの報復と見られている。辞職勧告決議案は自民党の県議により提案され可決された。これに対し谷村議員は「一方的な決議で大変な暴挙。辞職は毛頭考えていない」と反発している。なお決議に法的拘束力はない。
[ 9/18 16:51 日本海テレビ]

1682チバQ:2012/09/18(火) 22:26:28
http://news24.jp/nnn/news8782280.html
西条市長選挙に稲井大祐さんが出馬表明
(愛媛県)18日、稲井大祐さんは会見を開き、次の西条市長選挙に出馬する意向を表明した。稲井大祐さんは旧西条市出身の73歳。現在の市政を批判して、赤字財政の健全化と職員が市民の目線で働くよう市役所を改革したいと話した。任期満了に伴う次の西条市長選挙は、今年11月11日告示、18日投開票が行われる。なお、次期西条市長選挙には県議の青野勝さん(55)と現職の伊藤宏太郎さん(69)が、これまでに出馬の意思を表明している。
[ 9/18 16:37 南海放送]

1683チバQ:2012/09/20(木) 21:14:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120920-00000263-mailo-l37
選挙:丸亀市長選 県議の山本氏が出馬意向を表明 /香川
毎日新聞 9月20日(木)15時39分配信

 任期満了(13年4月23日)に伴う丸亀市長選に、県議の山本直樹氏(65)=同市選挙区=が19日、立候補を表明した。政党推薦は受けず、無所属で立候補する意向。同市長選への立候補表明は、県議の梶正治氏(59)、市議の横田隼人氏(52)に次いで3人目。
 県庁で記者会見した山本氏は「良いところは伸ばし、変えるべきところは変える。そういう行財政改革を行い、中讃の中核である丸亀市を今まで以上に発展させたい」と述べた。地域防災計画の見直しなどを盛り込んだ安全・安心策や保育料減額などの子育て支援策など六つの目標を掲げ「市民が良いまちだなと思える市にしたい」と抱負を語った。
 山本氏は県職員を経て、90年に県議に初当選。副議長、議長も歴任し、現在6期目。来年の2月県議会前に辞職する考え。【久保聡】

9月20日朝刊

1684チバQ:2012/09/20(木) 22:03:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120920-00000548-san-soci
みんなの党の市議、酒気帯び運転で摘発 広島
産経新聞 9月20日(木)14時22分配信

 酒を飲んでオートバイを運転したとして、広島県警広島東署は20日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、広島市議会の関藤雄姿(せきとう・ゆうじ)議員(38)=広島市西区古田台=を摘発した。

 県警によると、20日午前2時20分ごろ、広島市中区の市道で酒気帯び状態でオートバイを運転したとしている。

 関藤議員はみんなの党に所属。平成23年4月に初当選し1期目。前日午後10時ごろから、同市内で知人らと飲食し、一度帰宅して再び外出していた。「ビールやワイン、日本酒を飲んだ」と飲酒運転を認めている。




http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209210019.html
'12/9/21
関藤市議は辞職を 議会各派


 広島市議会の関藤雄姿市議(38)=西区選挙区=が酒気帯び運転で摘発された20日、各会派から辞職を求める声が相次いだ。進退を「支援者と相談し決めたい」とする関藤市議に対し、辞職勧告決議案の提出に向けた動きも出ている。

 この日、種清和夫議長から招集された各会派の幹事長は、関藤市議から説明を受けた。注ぐ視線は厳しく、市政改革ネットの八條範彦幹事長は「飲酒運転をなくすため汗を流す立場。潔く辞めるべき」。市民連合の若林新三幹事長も「今まで通り活動できると思えない」と批判した。

 市議会は7月、飲酒運転撲滅のための広島県条例制定を求める意見書案を可決。公明党の渡辺好造幹事長は「直後の不祥事で市民を裏切った」。爽志会の今田良治幹事長は「議会への信頼を大きく損なった」と憤った。

 辞職勧告決議案の提案を検討する動きも。最大会派の自民党保守クラブの山田春男幹事長は「自発的に辞めなければ勧告せざるを得ない」。共産党の村上厚子幹事長は「一刻も早く辞職を」と、決議案に賛成する姿勢だ。

【写真説明】報道陣の質問に答える関藤市議(左)

1685チバQ:2012/09/23(日) 20:16:22
>>21-22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120923-00000184-mailo-l38
選挙:新居浜市長選 前副市長・石川氏が出馬表明 財界・議会が支援 /愛媛
毎日新聞 9月23日(日)14時19分配信

 任期満了に伴う新居浜市長選(11月4日告示、11日投開票)に、前副市長の石川勝行氏(64)が21日、無所属で立候補することを表明した。同市内で記者会見した石川氏は「これまでの行政経験と古里・新居浜を思う情熱を持って取り組みたい」と抱負を述べた。現在のところ、石川氏以外に目立った動きは見られない。
 同市長選では、佐々木龍市長が今期限りでの引退を表明した後、地元財界や市議会各会派などが統一して、石川氏の立候補を要請。年齢面や政治経験から態度を保留していた石川氏も「(選挙ごとに対立しがちな財界や議会の)接着剤的な役割ができた」と出馬表明に踏み切った。政策について石川氏は佐々木市政を継承するとともに、幹線道路整備や住友系企業各社や地元経済界との連携、市独自の統一テスト実施による小中学生の学力向上−−などを挙げた。
 石川氏は70年に県庁入庁後、県民環境部長や西条地方局長を歴任し、07年4月から今月21日まで新居浜市副市長を務めた。【高谷均】

9月23日朝刊

1686チバQ:2012/09/24(月) 21:27:42
>>1656
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001209240002
高梁市長選2氏立つ
2012年09月24日
■市議選には22人立候補


 任期満了に伴う高梁市長と市議選(定数20)が23日、告示された。市長選にはいずれも無所属で、新顔の教育顧問業、竹井宏氏(71)と、現職の近藤隆則氏(53)の2人が立候補を届け出た。今回から定数が2減となった市議選には22人が立候補した。


 竹井氏の出陣式には、支持者ら約200人(陣営発表)が参加。県議会副議長の岸本清美氏らが出席し、「ガンバロー」を三唱して気勢を上げた。


 近藤氏の出陣式には、支持者ら約350人(陣営発表)が集まった。国民の生活が第一の姫井由美子参院議員、石垣正夫・新見市長らが駆けつけた。


 市議選には現職16人、前職1人、新顔5人が立候補した。政党別でみると、共産2人、公明1人、無所属19人。


 投票は30日午前7時〜午後6時、市内44カ所で。午後8時15分から元高梁市民会館で即日開票され、深夜に結果が判明する見通し。


 期日前投票は24〜29日の午前8時半〜午後8時。投票所は元高梁市民会館や各地域局の市内5カ所に設けられる。22日現在の選挙人名簿登録者数は2万8568人。(神田剛、逸見那由子)



■候補者の第一声


◆竹井 宏 候補 ――農畜産業を再生・強化


 高梁市政は、財政などの課題が山積している。現職のかじ取りで、これからの4年間を過ごせば、大きなマイナスが生まれる。


 農業、畜産業を再生し、強化しなければならない。知恵を出し、私たちの夢を一つ一つこなしていけば、小さな試みが大きな流れになり、川になると確信している。
 市民のみなさんと、新しい市政に向かって一緒に進んでいきたい。


◆近藤 隆則 候補 ――駅改修、今ならできる


 4年間、懸命に頑張ってきた。子どもたちが大きな夢を持ち、若者が感動を覚え、市民が笑顔で暮らす街をめざして、リーダーシップを発揮したい。


 喫緊の課題であるJR備中高梁駅のバリアフリー化は今ならできる。5年先、10年先の財政をしっかり見据えると、市庁舎の整備も可能だ。福祉や定住対策などの課題も解決し、4年先に「変わったな」と言ってもらえる高梁にしたい。

1687チバQ:2012/09/24(月) 21:39:04
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120922/smn12092202150003-n1.htm
安来市長選 勝部元市議、出馬を表明 島根
2012.9.22 02:15
 任期満了に伴う安来市長選(10月14日告示、21日投開票)に21日、元市議の新人、勝部幸治氏(53)が立候補を表明した。「産業振興、雇用創出などを図り、都市計画を策定したい」としている。同市長選には再選を目指す近藤宏樹市長(67)が出馬表明している。

 この日、市議を辞職して市役所で会見した勝部氏は「人口減に歯止めがなく、市長は実行が伴わない。市民ぐるみで都市計画を作りたい」と述べた。

 勝部氏は、会社員を経て平成13年に旧安来市議に初当選。16年に合併で新市になって以降も2期連続で当選し、副議長も務めた。

1688チバQ:2012/09/25(火) 22:33:10
>>1684
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209240112.html
'12/9/24
関藤広島市議が辞職へ


 道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで20日に摘発された広島市議会の関藤雄姿市議(38)=みんな・西区=は24日、辞職の意向を固め、種清和夫議長に伝えた。辞職願は今定例会最終日の26日までの本会議に諮られ、辞職が正式に決まる。

 関藤氏は24日午前、種清議長と面会後、「飲酒運転は絶対にいけない。社会的責任を取る」と説明した。進退の判断がこの日になったことに「議員の役割を果たす責任もあると思い、葛藤していた」と述べた。

 議会内では、関藤氏が24日までに辞職を表明しなければ「辞職勧告決議をするべきだ」との意見が大勢だった。

 広島東署によると、関藤氏は20日午前2時20分ごろ、中区八丁堀の市道で酒を飲んでバイクを運転した疑い。パトロール中の署員が職務質問し、飲酒検査で呼気1リットル中0・3ミリグラムのアルコールが検出された。

 同署は、関藤氏が容疑を認め、逃走や証拠隠滅の恐れがないとして逮捕を見送り、交通切符(赤切符)を交付した。近く書類送検する。

 関藤氏は昨年4月の市議選西区選挙区にみんなの党公認で立候補し、初当選した。

1689チバQ:2012/09/26(水) 19:45:54
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120926/oky12092602040003-n1.htm
自民、県議補選に花岡氏を擁立へ 岡山
2012.9.26 02:04
 自民党県連は25日、県議岡山市中区選挙区補選(10月19日告示、28日投開票)に、党公認候補として会社役員、花岡栄太郎氏(46)=同区=を擁立すると発表した。同補選への立候補予定者は2人目。

 花岡氏は同区出身。近畿大卒業後、建築会社員などを経て平成18年から葬儀会社役員に就任。父は同市議を9期務めた薫氏。会見で、「教育を立て直し、明日の子供たちのために尽くしたい」と述べたほか、防災対策を強化し、「安全、安心な岡山の実現を目指す」と語った。

1690チバQ:2012/09/29(土) 13:47:14
8319 :名無しさん:2012/09/29(土) 05:23:56
2012.9.29 05:02
“身内”の自民県議、安倍新総裁への暴言発信

 自民党の来代(きただい)正文・徳島県議(66)が、党の新総裁に選ばれた安倍晋三元首相(58)の健康状態を中傷する内容の書き込みを自身のツイッターに行っていたことが28日、分かった。2007年に安倍氏が首相を辞任した際の病状をからかい「今度は何時投げ出すんですか」とつづったもので、来代氏の自宅などに全国から批判が殺到。来代氏は謝罪した上でツイッターやブログを閉鎖した。

 総裁選での決選投票で逆転勝利を収めた安倍氏が、党員の“標的”になってしまっていた。

 「安倍総裁さん、今度はいつやめる、いや、何時投げ出すんですか!? 今度の理由は下痢から便秘ですか? そんな夢を見ていました! ひょっとして正夢〜!!」

 来代氏がツイッターに書き込んだのは、総裁選があった26日の夜。安倍氏が2007年に首相を辞任した際の潰瘍性大腸炎の病状をからかった内容だ。

 これに対して、直後から非難する書き込みが相次いだ。一夜明けた27日には、朝から自宅や党徳島県連事務所などにも抗議が殺到し、本格的に“炎上”。来代氏は27日朝からツイッターで謝罪を繰り返し、「すみません! ツイッターもブログも止めます! 許してください! お願いします! また」「ふんぞり返っているどころか、土下座に近いお辞儀です。もうイジメないでください」などとつづった。

 同日午後、ツイッターを削除。それでも“鎮火”はせず「27日も28日も電話が鳴りっぱなしで、計100件以上。8割以上が抗議の内容」(県連関係者)だったという。

 来代氏は閉鎖前のツイッターで「地方の声を無視された腹いせに、新総裁の悪口を言ったらおこられました。新総裁に地方の切り捨てがないようお願いと、失礼をお詫びいたします!」と釈明した。総裁選の1回目投票で、徳島県連の持ち票4票はすべて石破茂前政調会長(55)が獲得しており、県連関係者は「支持していた石破氏が選ばれず、地方の声が無視されたと思って批判したつもりだったようだ」と話す。

 来代氏は28日午前、県連に「迷惑をかけて申し訳ない」という内容の電話を掛けてきて、反省した様子だったという。(紙面から)

http://www.sanspo.com/geino/news/20120929/pol12092905030000-n1.html


8320 :名無しさん:2012/09/29(土) 05:36:43
ツイッターで総裁批判 来代・自民県議離党

 自民党県議の来代正文氏(66)が党総裁に再選出された安倍晋三氏について、自身のツイッターに安倍氏を中傷する内容を書き込み、県連や県議会などに電話やファクスなど370件以上の批判が殺到した。これらの事態を受け、来代氏は28日、「迷惑をかけた」などとして離党届を党県連に提出、受理された。

 来代氏は26日夜、ツイッターに「安倍総裁さん、今度はいつやめる、いや、何時投げ出すんですか!?」と投稿。さらに、首相を辞めた原因となった病気を引き合いに皮肉った。

 これを受け、県連や議会事務局に「議員としての品位がない」「難病患者に対し、配慮の欠けた発言だ」などの電話やファクスなどが寄せられた。来代氏は既にツイッターを閉鎖している。来代氏は「地方を無視しないでとの思いを込めた。申し訳ない」と述べた。

 来代県議は総裁選で安倍氏に決選投票で敗れた石破茂氏を支持していたという。

(2012年9月29日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20120928-OYT8T01581.htm

1691チバQ:2012/09/29(土) 13:51:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120929/stt12092900460000-n1.htm
「論功行賞」色濃く 高村副総裁には対中パイプ役期待
2012.9.29 00:44 (1/2ページ)

党役員を決めた総務会の後、記者会見した安倍晋三総裁=28日、自民党本部(古厩正樹撮影)
 自民党の安倍晋三総裁が28日決めた党役員人事は総裁選での「論功行賞」が色濃い陣容となった。主要な役員には総裁選で安倍氏を支えた中心メンバーのほか石破茂幹事長らが起用されたが、安倍氏と議員票を激しく争った石原伸晃前幹事長を支援した派閥からの起用はゼロで、勝ち組と負け組が明確となった。ただ、執行部は「安倍系」と「石破系」に二分され、今後の党のかじ取りに不安の種を残した格好だ。

 「お友達内閣と揶揄されたときは若い人が入っていたが、今回は次期衆院選に勝ち抜くため、この批判を避けることにも配慮した」

 安倍氏は28日の記者会見で、党役員を多くの世代から戦略的に選んだことを強調したが、総裁選の論功行賞は実行された。

 第一回投票で石原氏を支持した額賀派は、水面下で「決選投票で勝てたのはわが派のおかげ」として、安倍氏に派閥会長の額賀福志郎元財務相らの三役起用を求めて猛烈な働きかけを行ったが、朗報が届くことはなかった。

 他方、安倍氏は決選投票で支援を受けながらも今回登用を見送ったベテラン議員に「衆院の総選挙後に(閣僚ポストなどで)対応する」と電話するなど、総裁選での支援に報いた。

 また、日中友好議員連盟会長として中国と太いパイプを持つ高村正彦元外相は27日、北京滞在中に安倍氏から副総裁就任を打診された。

 緊張が高まる対中外交への配慮や、安倍氏が自身の「対中強硬派」のイメージを和らげたい思惑があるのはもちろんだが、高村氏が総裁選で終始、安倍氏を支えた論功行賞との意味合いもある。

 一方、政調会長の甘利明元経済産業相は総裁選で安倍選対の本部長、菅義偉幹事長代行は安倍内閣で総務相を務めた「身内」にあたる。党員票で圧勝した石破氏を幹事長に登用せざるを得なかったため、主要ポストを信頼できる「安倍系」で固めた格好だ。

 実は政調会長人事をめぐって、石破氏は28日昼、人事の全容が明らかになる直前まで「甘利氏の政調会長登用はないと思うよ」と漏らしていた。

 しかし、フタを開けてみると起用されたのは甘利氏だった。高村氏を副総裁に据え、菅氏を幹事長代行に置いたのも、政権奪還後を視野に、幹事長として党務全般を司ることになる石破氏に対する「お目付け役」との見方も流れる。

 執行部が「安倍系」「石破系」にほぼ二分されたなかでの党のかじ取りは容易ではない。船出した“安倍丸”の前途は決して順風満帆とはいえないようだ。(水内茂幸)

1692チバQ:2012/09/29(土) 14:10:42
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120929/hrs12092902040003-n1.htm
無免許運転の正木県議リコール運動 1カ月で署名3万7237人 広島
2012.9.29 02:03
 道交法違反(無免許運転)罪で有罪判決が確定した正木篤県議(広島市安佐北区選出)に対するリコールの署名運動で、住民グループ「正木篤県議の解職リコールを勧める有志の会」は28日、1カ月で3万7237人の署名が集まったことを明らかにした。

 リコールでは、県選管の告示から2カ月で安佐北区の有権者の3分の1(約4万1300人)以上の署名が必要。

 その後、署名審査を経て県選管に本請求、解職投票が行われ、投票した有権者の過半数の同意で正木県議は失職する。

 有志の会の梅田千秋代表は「予想以上の署名が集まっている。さらに1万人を集めたい」と述べた。

1693チバQ:2012/09/29(土) 14:57:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20120925-OYT8T01470.htm
<選択 知事選2012>戦いの構図固まる

 16年ぶりに新人同士の争いとなる知事選(10月11日告示、28日投開票)は、支援を巡る主な政党の立場が明らかになり、戦いの構図が固まった。現在は4人が出馬を表明しており、うち前天満屋社長・伊原木隆太氏(46)(無所属)は、自民、公明、たちあがれ日本の推薦を受けて強固な組織戦を展開する構えだ。一方、前民主党県議・一井暁子氏(42)(同)は「政党の支援を受けない」としているが、自主投票の民主や伊原木氏の推薦を決めた連合岡山の中には一井氏の応援を表明する関係者もおり、選挙の行方は混沌(こんとん)としている。(辻田秀樹)

     ■揺れた民主

 民主県連が自主投票を決めたのは、今月23日の常任幹事会。伊原木氏は7月に推薦を要請しており、対応をどうするかが主な議題だった。伊原木氏を推薦しなかった理由について、柚木道義代表は「意見の一致をみなかった」と説明。一井氏は2月に離党しているものの、「勝手連的に支援するべき」と訴える幹部もいたという。

 支持団体の連合岡山はこれに先だち、8月末、伊原木氏の推薦を決定した。民主県連と連合岡山の対応の違いについて、高橋徹・連合岡山会長は「これまでの選挙でも違いが出たことはあった。問題はない」とするが、ある関係者は「労働組合の足並みはそろわない。一部労組は一井氏のポスター配布などで支援を始めている」と明かす。

 また、一井氏は嘉田由紀子・滋賀県知事と今月面会し、支援の約束を取り付けた。新たな女性票の流れも注目される。

 一方、伊原木氏陣営。幹部は民主からの推薦が得られなかったことについて「影響は分からない。これまで通り、支持してもらっている政党とともに闘っていきたい」とする。

 伊原木氏はすでに1000以上の企業、団体などからも推薦を得ており、着々と支持基盤を固める。女性約1900人が参加した今月の集会には、自民、たちあがれ日本の国会議員の妻らも集まった。

 将来の岡山・広島による「隣県連携」も視野に入れ、伊原木氏は10月上旬、米国・スタンフォード大への留学当時からの友人である湯崎英彦・広島県知事を招き、演説会を開く予定という。

 共産推薦の元共産党県委員会副委員長・大西幸一氏(72)(無所属)は共産党と関係が深い団体などを回り、支持を求めている。

    ■論戦スタート

 今月24日夜、倉敷市で開かれた立候補予定者による公開討論会(日本青年会議所岡山ブロック協議会主催)。出席したのは、一井氏と大西氏。伊原木氏は「予定の調整がつかなかった」(陣営幹部)として欠席した。

 一井氏は、県事業として全ての子どもに田舎体験をしてもらう考えを披露。「多くの子どもたちが訪れることになれば、地域の雇用を増やすことにつながる」とした。また、小学校の担任を2人制にする案なども明らかにした。

 大西氏は石井県政の行財政改革とオール与党体制を批判。さらに、介護保険制度への独自支援や子どもの医療費を中学3年まで拡充することなどを訴え、「住民の声を反映した地域活性化が大事だ」と述べた。

(2012年9月26日 読売新聞)


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