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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1649チバQ:2012/08/19(日) 12:41:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1300537347459_02/news/20110323-OYT8T01020.htm
とっとりの課題<2011知事選>

<4>産業集積 積極策を

中国企業と進出協定の調印に臨む森田・大山町長。経済活性化と若者の定住に向け、企業集積は全県的な課題だ(1日、知事公邸で)  「鳥取の経済発展に役立ちたい」。知事公邸で1日、大山町への進出を決めた中国の食品包装材メーカーの経営責任者・金岩軍さんは胸を張った。同町の廃校に工場を構え、6月から包装材の製造を始める。

 中国企業が県内に現地法人を設立する初めてのケースだ。納入先は日本の企業が多く、金さんは輸送や通関コストを考えて進出に踏み切った。当面10人、将来的には20〜30人を地元から雇用するという。

 進出協定の調印式に臨んだ森田増範町長は「初の試みが、雇用や活性化のモデルになれば」と強い期待をにじませた。

 「新しい流れを生む注目すべきケースだ」。こう評価するのは、とっとり総研の千葉雄二ディレクター。「業績が伸びれば後に続く企業が出てくるだろう。固定資産税の減免といった従来型の誘致策にとどまらず、海外企業が活動しやすい仕組みづくりを急ぐべきだ」

     ◇

 県は昨年4月、電気自動車(EV)や発光ダイオード(LED)などの有望産業を「戦略的推進分野」と位置付けた「経済成長戦略」を打ち出した。こうした産業の集積を進めることで、10年後の2020年度には県内総生産を700億円積み増し、7000人の雇用創出を目指す。

 背景には、成長産業の誘致合戦が国内外で激しくなり、企業の生産合理化の動きも加速していることへの危機感がある。

 鳥取市では「エプソンイメージングデバイス」の液晶生産ライン閉鎖に伴い、従業員約200人が今月末で離職。パナソニックによる三洋電機の子会社化で、同市の生産拠点の行く末も不透明だ。手をこまぬいていれば、人口減少が続く県勢の停滞は避けられない。

 LEDについては、鳥取市などに関連企業が約40社。県は「三洋電機が培ってきた技術力が地域に根付いている」と分析。設備投資への助成などを進めている。

 同市津ノ井のLED製品メーカー「HRD」の原田宜明社長は、こうした行政の姿勢を評価しながらも「現状では、産業集積があるとはとても言えない」と手厳しい。「今は県外大手からLEDを買い、他のパーツと組み立てて商品にしている段階。他業種の技術も生かした商品開発力がないと、成長力を伴った集積にはつながらない」

 こうした課題は、米子市で量産計画が進むEVについても同様だ。県も「地元企業が参画するには『こんなパーツがあれば画期的なEVができる』と技術提案できるかどうかがカギ」と認識を一にする。

     ◇

 鳥取市では09年、様々な製造業者に研究機関も加わり、連携組織「鳥取テクノヒルズ」を発足させた。技術や人材を集め、開発力を高める狙いだ。

 事務局を担う省力化機器製造「鳥取メカシステム」の塩根透順(ゆきまさ)・管理部次長は「個々の企業では難しかった大手への情報発信やニーズ調査について、行政とも一つの窓口で連携していける」と期待する。

 国内外から企業と仕事を呼び込む橋渡しは、待ったなしだ。(高田寛)

おわり

(2011年3月24日 読売新聞)


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