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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1650チバQ:2012/08/19(日) 12:43:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1270133042428_02/news/20100401-OYT8T01313.htm
県都の未来 2010鳥取市長選 
<上>中心街再生へ市民力 

親子連れらでにぎわった昨年の実証事業(9月、JR鳥取駅前で) 「実証事業には、街が変わる可能性を感じた。広場が出来たら、若者向けの雑貨の出店など人を呼び込む仕掛けを考えたい」。JR鳥取駅正面の商店街「サンロード」で時計・貴金属店「中井脩」を営む中井晋さん(75)は力を込めた。

 サンロードには180メートルのアーケード下に約30店が並ぶが、うち約10店はシャッターを下ろしたままだ。

 郊外店の活況とは裏腹に、中心市街地の空き店舗は増え続けている。昨年10月時点で70か所。県都のど真ん中の再生は、市の積年の課題だ。

 サンロードは昨年9月、昔日のにぎわいを取り戻した。中井さんが希望を感じたという実証事業が行われた10日間のことだ。

 市や商店街が、交通量の減った目抜き通り2本の一部を広場として開放。カフェや音楽演奏の場として利用され、休日の人出は普段の2・4倍の約3万5000人を数えた。

 「効果があった」として、市は2本のうち太平線への広場常設を検討中。だが、実証事業の経費は、警備費など約3700万円。近くで商店を営む男性(62)は「物珍しさで一時的に人が集まっただけ。駐車場整備を急いだ方がいい」。足元の商店街でも賛否は分かれている。

□  ■

 米子市の商店街には3月、古いビルや蔵を再利用し、雑貨や服飾など個性的な店を集めた3か所の商業施設が一斉にオープンした。65事業で街の再生を図る市の「中心市街地活性化基本計画」の目玉企画だ。

 いずれも住民が運営会社を作り、同計画に基づく国の補助を受けた。「若者があこがれ、新規出店が相次ぐ街にしたい」。その一つの街づくり会社「DARAZ」社長の久保田孝さん(53)は意気込む。

 鳥取市も、61事業の同計画を実行している。街の回遊性を高め、居住者も増やすという狙いは同じ。国の認可を受けたのは2007年秋で、米子市より1年早かった。

 実証事業も計画の一つで、ほかに鳥取商工会議所が手がけた鳥取産業会館(本町)が完成、わらべ館(西町)に芝生公園を併設する事業なども動き出した。だが、「ここまでは元々実施予定だった行政や団体主導の事業が中心」と市の担当者。商店街の核施設への再生が期待される4階建ての空き店舗・旧県物産観光センター(末広温泉町)は、利用構想すら固まっていない。

 こうした中、1月に中心市街地では初めての住民主体の街づくり会社「いちろく」が発足した。1931年建設で現存する市最古の鉄筋建築「五臓圓(ごぞうえん)ビル」を憩いの場にしようと、地元商店街の有志らが出資した。カフェを開き、周辺の空き店舗も使って若手芸術家のアート展やコンサートを企画していく方針だ。

 社長の常村護さん(60)は「鳥取道が開通しても、魅力ある市街地でないと素通りされてしまう。文化や芸術をテーマに、街を楽しむ拠点に育てたい」。

 市は3月、同ビルの活用事業を活性化計画に追加した。地域資源と人の熱意をつなげる取り組みは、緒についたばかりだ。(鷲尾有司)



 鳥取市長選(4日告示、11日投開票)が目前に迫った。県人口の3分の1が住む県都の明日を考える。

(2010年4月2日 読売新聞)
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