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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

1503荷主研究者:2012/04/25(水) 00:47:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120331t12003.htm
2012年03月31日土曜日 河北新報
子ども服販売・ベリーズが再生法申請、負債37億円超 仙台

 子ども服販売のベリーズ(仙台市)は30日、仙台地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。代理人によると負債総額は約37億1900万円。今後、事業の譲渡先を探す方針で、当面は国内外の45店舗の営業を続ける。

 帝国データバンク仙台支店によると、同社は1997年「ゼオ・サプライ」として設立。オリジナルの子ども服を中国で委託生産するなど、企画、デザインから販売までを一貫して行ってきた。

 「ベリーズベリー」のブランド名で積極的に出店し、2009年には全国やフランス・パリなどに約110店を展開、ピーク時の同年3月期の売上高は約43億円に上った。

 その後、景気後退に伴う消費不振による客単価下落などで不採算店舗が増えた。為替リスク回避のために行っていた通貨オプション取引では、円高による為替差損が発生。11年3月期の売上高は約25億円に落ち込み、3期連続の純損失に陥るなどして経営に行き詰まった。

1508荷主研究者:2012/04/28(土) 15:56:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120402t11014.htm
2012年04月02日月曜日 河北新報
長春線7月にも再開 国際定期便すべて復活 仙台空港

 東日本大震災の影響で運休している中国南方航空の仙台−長春線の国際定期便が7月にも運航再開を目指していることが1日、分かった。仙台空港発着の国際定期便は、震災前に就航していた6路線のうち長春線を除く5路線が運航を始めている。長春線が再開すれば、全ての定期便が復活することになる。

 村井嘉浩宮城県知事と、中国吉林省の王儒林省長が同日、仙台市内で行われた県と吉林省の友好提携25周年共同宣言締結式で会談。村井知事が長春線の再開を要望し、王省長が「7月までに定期便を復活させたい」との見通しを示した。

 村井知事は会談後、「再開時期について明言を頂き、実現に期待している。ようやく震災前の仙台空港の機能を取り戻せる」と話した。

 仙台空港の国際定期便は、昨年9月にソウル線、10月にグアム線と台北線が再開。ことし3月には中国国際航空の仙台−北京線(上海経由、大連経由)の2路線が復活している。

1509荷主研究者:2012/04/28(土) 16:03:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120405t12028.htm
2012年04月05日木曜日 河北新報
来春開校「トヨタ東日本学園」 東北の高卒者15人採用

 トヨタ自動車は4日、宮城県大衡村に企業内訓練校として来年4月開校する「トヨタ東日本学園」の概要を発表した。セントラル自動車の敷地内に設け、定員は30人で、東北の工業高の新卒者を1年間、地元企業の従業員を最長1年受け入れる。初年度の新卒者は15人を採用する。

 トヨタは7月、セントラルと関東自動車工業(神奈川県横須賀市)、トヨタ自動車東北(宮城県大和町)を統合させ、「トヨタ自動車東日本」を設立する予定。訓練校に入る新卒者は新会社の社員との位置付けで、卒業後は全て生産現場に配属される。

 トヨタ東日本の初代社長に就任予定の白根武史トヨタ専務役員は4日、セントラルで記者会見し、「小型車生産で世界に勝てる人材を育てたい。(新会社も含め)地域に密着し、東北の一翼を担う」と述べた。

 訓練校に設けるのは製造設備科のみ。生産技術と設備の高度化への対応などを学ぶ。現セントラルの完成車製造ラインでの応用実習も重ねる。

 校舎はセントラル北側に建設する。鉄筋2階で太陽光発電設備なども備える。7月に着工し、12月の完成を目指す。総工費は約10億円。

 訓練生に学費はなく、社員の給与体系に合わせた「生徒手当」が支給される。全員が入る寮は大衡村内に新築する。1期生の募集は7月に開始する。

 トヨタによると、トヨタ東日本学園はグループ企業の主な訓練校としては12校目となる。

1510荷主研究者:2012/04/28(土) 16:06:29
>>903 >>1164
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120405t12001.htm
2012年04月05日木曜日 河北新報
スーパー西友・仙台勝山公園店が6月閉店、再開発計画の一環

 スーパーの西友(東京)が仙台市青葉区上杉2丁目の勝山公園店を6月10日で閉店することが4日、分かった。住友不動産が一帯で検討中の再開発計画の一環。店舗が入る勝山ボウリングクラブの建物を所有する勝山企業(同市)は今後、更地にして住友側に引き渡す。

 西友によると、東日本大震災後に勝山企業から「建物被害が大きい」と賃貸借契約解除の申し入れがあり、応じることにした。

 勝山公園店は2002年6月、勝山ボウリングクラブの1階の一部を改装し、テナントとして開店した。売り場面積は990平方メートル。24時間営業で、食料品や日用品を販売している。

 勝山企業と住友不動産は10年9月、勝山公園店の土地と隣接するスケート場跡地など約1万7000平方メートルの売買契約を締結した。勝山ボウリングクラブのボウリング場は大震災で天井や壁など、施設が大きな被害を受け、昨年4月10日に閉鎖された。

 住友不動産は取得する土地をマンションの開発用地などに活用する方向で検討しているが、同社は「具体的な開発内容や着工時期は未定」としている。

1511荷主研究者:2012/04/28(土) 16:08:03
>>1493
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120405t13010.htm
2012年04月05日木曜日 河北新報
東北大が「災害科学国際研究所」開設 防災研究を推進

災害科学国際研究所の看板を掲げる東北大の里見総長(左)と平川所長

 東北大は4日、工学部管理棟の玄関に、今月1日に開設された「災害科学国際研究所」の看板を掲げた。

 上掲式には関係者ら約30人が参加した。里見進総長は「文系理系を融合させた総合的な防災研究を進めたい」とあいさつ。初代所長に就任した平川新・教授は「災害に強い社会づくりに貢献したい」と述べた。

 研究所は東日本大震災を教訓に、発生メカニズムの解析、社会の備え、災害医学などを研究する。新たな研究棟は仙台市青葉区の青葉山新キャンパスに10月着工し、2014年2月に完成予定。それまで看板は管理棟前に設置し、約70人の研究者はそれぞれの拠点で防災研究に当たる。

1512荷主研究者:2012/04/28(土) 16:13:58
>>1320 >>1506
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120407t11030.htm
2012年04月07日土曜日 河北新報
三陸道・仙台港北−利府中IC間 7.8キロ、4車線化着工

着工式でくい打ちをする関係者

 三陸縦貫自動車道仙台港北−利府中インターチェンジ(IC)間7.8キロの4車線化工事の着工式が6日、多賀城市八幡で行われた。

 村井嘉浩宮城県知事、徳山日出男東北地方整備局長、郡和子復興政務官、菊地健次郎多賀城市長や工事関係者ら約90人が出席。村井知事は「4車線化は地域の発展に欠かせない事業。国や県、市町と関係機関が協力して進めたい」とあいさつ。くいを打って工事の安全を祈った。

 7.8キロのうち利府ジャンクション(JCT)−利府中IC間の幅員は既に4車線分あるが、暫定2車線で運用中。仙台港北IC−利府JCT間は4車線化工事が終わっておらず今回、高架橋を設ける。事業費は240億円。

 工期は最長10年で、新設される多賀城IC(仮称)周辺の埋蔵文化財調査の進行状況で変わる。東北地方整備局は「一日も早い開通を目指す」としている。

 仙台港北−利府中IC間は交通量が増加傾向にあるものの、車線が狭まるため渋滞が慢性化している状態にあった。

 三陸道は仙台港北−桃生豊里IC間(52.6キロ)で4車線化の事業が進められている。

1513荷主研究者:2012/04/30(月) 11:13:45
>>1410 >>1442-1443
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120411t12013.htm
2012年04月11日水曜日 河北新報
仙台・荒井東のスマートシティー構想 新たに大手5社参加

 日立製作所とNTTグループが仙台市若林区荒井東地区で検討中の環境負荷の小さい次世代型都市「スマートシティー」構想に、ゼネコン大手の清水建設(東京)をはじめ住宅や自動車部品の大手計5社が参加することが10日、分かった。各社は既に地元地権者と共に、実施母体設立に向けた準備会を発足。10以上の企業・団体で実現を目指すこととなった。

 新たに参加するのは清水建設のほか、住宅大手のトヨタホーム(名古屋市)とパナホーム(大阪府)、自動車部品最大手デンソー(愛知県刈谷市)、豊田通商(名古屋市)。日立とNTT東日本などNTTグループ4社を加え、参加企業は現段階で10社に上る。

 このうちトヨタホームは、デンソーが開発した制御システムを組み込んだ省エネ型住宅を販売している。他社も国内各地でスマートシティー構想に参加しており、今回の参加も事業展開の一環とみられる。

 参加企業・団体は10月、実施母体の「荒井東まちづくり協議会」を設立する方向。3月29日に発足した準備会では、地元の土地区画整理組合幹部が会長に、日立と清水建設が幹事に就任。仙台市も特別会員で加わった。

 清水建設は「事業内容の詳細などは未定」と説明。パナホームとトヨタホーム、デンソーは「東日本大震災からの復興に向け新たな街づくりに役立ちたい」としている。

 準備会顧問に就いた大村虔一元東北大大学院教授は「実現のためさまざまなアイデアを出し合っていきたい」と話す。

 構想は仙台市地下鉄東西線荒井駅(仮称)南側の区画整理事業用地約34ヘクタールが対象。東西線開業の2015年度を目標に、メガソーラー(大規模太陽光発電所)を中心としたシステムの実現を目指す。計画地は市沿岸部の津波被災者の移転候補地にもなっている。

1514荷主研究者:2012/04/30(月) 11:16:00
>>1333
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120413t12007.htm
2012年04月13日金曜日 河北新報
イトーヨーカドー仙台泉店、営業を継続 近く館内改装

震災後に客足が戻り、営業継続が決まったイトーヨーカドー仙台泉店

 セブン&アイ・ホールディングスが傘下のイトーヨーカドー仙台泉店(仙台市泉区)の営業継続を正式決定していたことが12日、分かった。2012年中の閉鎖を検討していたが、東日本大震災後の売り上げ回復を受けて判断した。近く館内を改装して集客力をさらに高める方針だ。

 閉店見直しについては、セブン&アイの村田紀敏社長が昨年10月の記者会見で言及した。同社によると、営業継続はその後に決まった。店舗建物を所有する住友商事とは既に、6月末で切れる予定だった賃貸借契約を延長した。

 改装に関しては現在、全館で行うかどうかなど規模を含めて検討している。同社は「新しい売り場で店全体の魅力を上げたい。なるべく早く実施したい」としている。

 仙台泉店は震災後、売り上げが堅調で、特に食品は震災前の2〜3割増で推移しているという。

 同社広報センターは「震災を機に品ぞろえの豊富さなどが再評価され、現在も店への期待感を持ってもらっている。再評価に甘えることなく、常に新鮮さを提供していく」と話している。

 仙台泉店は1992年開業で、セブン&アイ傘下の大手スーパー、イトーヨーカ堂(東京)が運営する仙台市内唯一の店舗。地上5階、地下1階で、売り場面積は1万3667平方メートル。個人消費の低迷による売り上げ減少などが響き、10年に撤退を検討していることが明らかになっていた。

1515荷主研究者:2012/04/30(月) 11:18:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120413t13019.htm
2012年04月13日金曜日 河北新報
ナスパ、6月にも閉鎖 東北電、施設復旧を断念 名取

 東日本大震災で被害を受けた宮城県名取市愛島の総合運動施設「名取スポーツパーク」(ナスパ)について、所有する東北電力が6月にも閉鎖することが12日、分かった。同社は震災による火力発電所の被災などで経営環境が悪化しており、多額の費用が必要な施設復旧を断念した。

 ナスパは震災で、主要施設の愛島陸上競技場や愛島球場が大きな被害を受け、テニスコートなど一部を除いて営業を休止していた。閉鎖に向けて、今月1日からは全面的に施設利用を停止した。

 東北電は震災で太平洋側の発電所被災に加え、原発停止に伴う火力発電燃料費も増大し、収支が悪化。2012年3月期連結決算の純損益は過去最大の2500億円の赤字が見込まれ、コスト削減を進めていた。

 東北電は「もともとは社員の福利厚生施設であり、収支が厳しい中で復旧は困難と判断した」と説明。施設の解体や跡地利用は現時点で決まっていないという。

 ナスパは1992年に主要施設が完成した。総面積は約72万平方メートル。一般にも開放され、01年のみやぎ国体では高校野球(硬式)、ラグビー(成年)の会場にもなった。愛島球場は高校野球県大会でも利用されてきた。

1516荷主研究者:2012/04/30(月) 11:20:00
>>1503
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120413t12004.htm
2012年04月13日金曜日 河北新報
子ども服販売のベリーズが破産手続き、民事再生を断念

 子ども服販売のベリーズ(仙台市)は12日、仙台地裁から破産手続き開始決定を受けた。同社は3月30日、約37億1900万円の負債を抱えて民事再生法の適用を同地裁に申請したが、その後、税滞納を理由に資産の一部を国に差し押さえられたため、同法による再建を断念した。

 破産管財人によると、同社は他社に事業を譲渡した上で、最終的に清算される。譲渡先については「既に決まっているものの、明らかにできない」としている。

 譲渡されるのは国内外45店のうち34店となる方向で、従業員約200人のうち100人弱が引き継がれる見通し。「ベリーズベリー」の商標権も引き続き使われる。

 帝国データバンク仙台支店によると、ベリーズは景気後退に伴う消費不振、為替リスク回避のために行っていた通貨オプション取引で生じた為替差損などで経営が窮迫した。

1518荷主研究者:2012/04/30(月) 11:35:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120414t11023.htm
2012年04月14日土曜日 河北新報
仙台市復興計画・エコモデルタウン実現へ 補助金8億円交付

 仙台市が震災復興計画に盛り込んだ災害に強い省エネ型の「エコモデルタウン」について、市は13日、総務省の2012年度補助金として約8億円の交付が決まったと発表した。宮城野区の田子西土地区画整理事業地で、情報通信技術(ICT)を駆使して電気と都市ガス、太陽光発電を最も効率のいい割合で提供できるエネルギーシステムを構築する。

 復興公営住宅の集合住宅4棟(計180世帯)、一般向け一戸建て住宅16棟の屋上や敷地に、太陽光パネル(出力計約40キロワット)を設置。公営住宅そばに(1)一括受電装置(2)大型のガスコージェネレーション(熱電併給)(3)太陽光発電用の蓄電池(約25キロワット)−などを備える「エネルギーセンター」を建設する。

 大規模災害時には集会所などにエネルギーを継続的に供給する。スマートメーター(次世代電力計)をはじめ電力の需給状況を可視化する機器も導入し、需給が逼迫(ひっぱく)した際の節電協力に対する優遇制度の実現可能性を探る。

 総事業費は約24億円。補助金以外の財源は震災復興特別交付税で賄い、市の一般財源からの持ち出しはない。エネルギーシステムは12年度中に完成予定で、市は7月をめどにシステムを管理運営する事業主体を募集、選定する。

 市産業プロジェクト推進課は「エコモデルタウンの実現を一歩進められる意義は大きい。ICTを活用した災害に強い街づくりを発信していきたい」と話している。

1519荷主研究者:2012/04/30(月) 11:51:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120415t12013.htm
2012年04月15日日曜日 河北新報
東北大片平キャンパスの一部 東北学院に売却へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120414026jd.jpg

 東北大は14日までに、仙台市青葉区片平の片平キャンパスのうち、南側の電気通信研究所があるエリア(約5.5ヘクタール)の一部約0.8ヘクタールを学校法人東北学院に売却する方針を決めた。東北学院は購入する意向。測量で正確な面積を確定後、価格や利用方法などを東北大と協議し、早期の売買契約締結を目指す。

 対象地は南側エリアの中でも東北学院大土樋キャンパスと隣接する南端の部分。建物はなく、テニスコートや駐車場として利用されている。

 東北大は当初、電通研を青葉山新キャンパスへ移転させる予定で、東北学院が南側エリア全体を取得する方向で売買交渉を進めていた。地価低迷で電通研の移転費用を上回る売却益が見込めず、東日本大震災による大学全体の損害が約800億円に上ったため土地売却計画の見直しを迫られ、昨年6月断念した。

 東北大によると、昨秋に東北学院から再検討を求められ、最終的に一部を売ることにした。

 東北大資産管理課は「エリア全体の売却中止について理解を得た上で、東北大の研究活動に支障が出ない範囲で譲れる面積の土地を売ることにした」と説明する。

 東北学院は当初、南側エリア全体を活用してキャンパス整備を計画していた。庶務部は今回取得する土地の活用について「全面取得を前提としていたので、もう一度、計画を検討し直したい」と話している。

 東北大は震災を受け、新キャンパスの施設整備の一部を再検討する方針。農学部農学研究科は立地する雨宮キャンパスの売却と新キャンパスへの移転の方針に変更はない。片平キャンパス南側エリアの移転中止に伴い電気通信研究所は当面、現在地で研究を続ける。

1520荷主研究者:2012/05/05(土) 00:18:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120416t11017.htm
2012年04月16日月曜日 河北新報
仙台市人口105万人割れ 年度末異動で11カ月ぶり減

 仙台市の1日現在の推計人口は104万9824人で、前月より3993人(0.38%)減り、11カ月ぶりに減少した。105万人を下回ったのは昨年10月以来。年度末の引っ越しシーズンで転出が転入を大きく上回ったのが要因。東日本大震災直後の前年同月比では、7771人(0.75%)増加した。

 自然動態は出生が779人、死亡が715人で64人増。社会動態は転入が1万1035人、転出は1万5120人で、4085人の転出超過だった。県外への転出(1万408人)と、県外からの転入(6256人)の差が転出超過に直結した形となっている。

 5区別の人口を見ると、前月比は全区で減少。前年同月比では青葉区が4857人(1.67%)、太白区が2732人(1.24%)、泉区が1912人(0.91%)増えたのに対し、津波被害を受けた宮城野区が1177人(0.62%)、若林区も553人(0.42%)減った。

 市広聴統計課は「3月の人口移動を反映した数字で、例年と同じ傾向にある。震災以降の流動は落ち着いてきており、5月の推計人口がどこまで戻るか推移を見守りたい」と話している。

1521荷主研究者:2012/05/05(土) 00:24:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120417t12017.htm
2012年04月17日火曜日 河北新報
夢メッセ、7月に再開 第1弾は自動車フェス 仙台

7月の再開に向けて復旧工事が急ピッチで進む「夢メッセみやぎ」

 宮城県は16日、東日本大震災で被災して休業していた仙台港近くの展示場「夢メッセみやぎ」(仙台市宮城野区)の復旧作業を6月中に終え、7月に再オープンすると発表した。再開第1弾のイベントとして、自動車の歴史と未来を紹介する「とうほく自動車フェスタ」(7月20〜29日)の開催も決まった。仙台港の商業機能回復に弾みがつきそうだ。

 メッセは東北、北海道で最大級となる床面積7500平方メートルの屋内展示場を持つ大型施設。震災による津波で、大量の車両やがれきが展示棟に流れ込んだほか、多くの電気設備が水没するなどの被害があった。

 県は「震災からの産業復興に不可欠」として昨年12月、総額約30億円を投じて全面復旧に着手。現在、連日200人以上の作業員がひび割れた壁の修復、空調設備の交換などを進めている。

 津波対策として、事務室や防災センターなどを会議棟2階に移設。電気室の床も底上げした。

 震災前のメッセは、セミナーや展示会など年間200件以上の利用実績があり、毎年40万人超を集客していた。村井嘉浩知事は16日の定例記者会見で「施設再開は仙台港のにぎわい創出につながる。被災地の復興ぶりを国内外に発信する拠点になってもらいたい」と期待感を示した。

 「とうほく自動車フェスタ」は、河北新報社など宮城県内の九つの企業、団体でつくる実行委員会が主催し、宮城県が共催する。昨年7月に夢メッセで開催予定だったが、震災で延期された。

 会場は「進化を知る」「近未来社会を展望する」など4ゾーンで構成。トヨタ自動車など国内外の車メーカー十数社の協力を得て、往年の名車やスポーツカーなど計約80台を展示する。未来の交通システムなど、東北大などよる自動車技術の研究成果も紹介する。

 復興支援の一環として、被災地の特産品や工芸品を販売する「みやぎ復興物産市」も実施。屋外会場では災害時に活躍する特殊車両を展示する。

1522荷主研究者:2012/05/05(土) 00:30:12
>>65
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120418t12023.htm
2012年04月18日水曜日 河北新報
ソマテック、フィルム工場完成 7月から本格生産

完成したソマテックの大和工場

 化学素材製造ソマール(東京)の子会社ソマテック(仙台市)は17日、宮城県大和町の大和リサーチパークに完成した大和工場の竣工(しゅんこう)式を現地で開いた。スマートフォン(多機能携帯電話)向けなどの高機能フィルムを7月から量産する。

 式には村井嘉浩宮城県知事ら約30人が出席。ソマールの曽谷太社長は記者会見で「世界で打ち勝つ最先端の製品を生産する拠点にしたい。建屋の増設や開発部門の設置も今後検討する」とさらなる増強に意欲を示した。

 大和工場は鉄筋2階、延べ床面積1万1200平方メートル。今月、試験生産を始めた。投資額は約55億円。従業員は地元採用の4人を含む14人で、7月の本格生産開始時には20人に増やす。

 当初は2009年度に着工する予定だったが、08年秋のリーマン・ショックを受けて延期。10年6月に着工したが、東日本大震災の影響で11年5月としていた操業開始が遅れた。

 この間に、生産品目を計画していた自動車関連向けの樹脂製品から変更した。導入する生産設備が変わった影響で、投資額は当初の約38億円から膨らんだ。

1523荷主研究者:2012/05/09(水) 23:43:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120420t12019.htm
2012年04月20日金曜日 河北新報
マンション供給40%減 震災、着工遅れ 11年仙台圏

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120419046jd.jpg

仙台市青葉区の新築マンション。空き室は残り少なく、看板には完売御礼の札が並ぶ

 仙台圏(仙台、多賀城、塩釜、名取各市)で2011年に新規供給された分譲マンションは674戸となり、前年の1134戸を460戸(40.6%)下回る大幅減となった。

 総合広告代理店DGコミュニケーションズ創芸カンパニー仙台支社がまとめたもので、前年に続いて1988年の調査開始以来の最低記録を更新した。一方で契約に至った割合に当たる最終契約率は97.5%に上り、統計がある93年以降で最高となった。

 仙台支社は「東日本大震災を受けて免震、耐震性の強化といった設計変更などによる着工の遅れが相次ぎ、安全性の高い新規物件を求める需要に追い付かなかった」と分析している。

 仙台圏のうち新規供給があったのは仙台市と名取市のみ。仙台は前年比41.5%減の651戸にとどまり、特に太白(56.6%減)、宮城野(55.7減)、青葉(43.7%減)の3区の落ち込みが大きかった。

 最終契約率はこれまで93年の93%が最高だった。11年は分譲開始1カ月以内で売れた「初月契約率」が高く、前年比21.6ポイント上昇の79.1%に達した。月別は震災前の2月が38.5%だったのに対し、5月に94.2%に跳ね上がって以降は70〜90%台で推移した。免震、耐震機能の高い物件を中心に売れたという。

 仙台支社は「購入者は高所得者層が中心で、安全性の高い都心の物件を求める傾向は今後も続く。供給数も回復が進み、13年には年間1000戸台に戻るのではないか」と予測している。

1524荷主研究者:2012/05/09(水) 23:44:56

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120420t12018.htm
2012年04月20日金曜日 河北新報
ヨドバシ仙台暫定店舗 予定前倒し26日開店

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120419047jd.jpg
26日の開店が決まったヨドバシカメラの新店舗

 家電量販大手ヨドバシカメラ(東京)はJR仙台駅東口に建設中の暫定店舗「マルチメディア仙台」を26日に開店させることを決めた。当初は29日を予定していたが、工事を早めに終える見通しが立ち、ゴールデンウイーク商戦に間に合うと判断、前倒しした。

 建設中の「仙台第2ビル」(地上8階、地下1階)のうち、1〜3階のヨドバシカメラが先行オープンする。テナントが入る4〜8階のオフィス用フロアの工事はその後の完成となる。

 売り場面積は約1万2000平方メートル。新店舗向かいで営業している既存店の2倍近い広さとなり、家電量販としては東北最大級という。

 1階はカメラ、時計、テレビ、2階は家電、ゲーム、美容グッズ、3階はパソコン、携帯電話などを扱う。商品数は従来より大幅に多い約50万点に上る。

 藤沢昭和社長は19日、河北新報社の取材に対して「豊富な品ぞろえで、東北の復興に役立ちたい。最新型の通信端末やテレビなどを取りそろえており、さまざまな提案ができる」と説明。懸念される付近の交通渋滞については「しっかり解決していく」と話した。

 既存店は暫定店舗オープン後に取り壊し、跡地には自社店舗を核にした大型商業施設を2014年春に開店させる計画。

1525荷主研究者:2012/05/09(水) 23:46:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120420t12020.htm
2012年04月20日金曜日 河北新報
宮田工業栗原に新工場 消火器、年産120万本

宮田工業が東北第2工場を開設する旧紡績工場

 消火器製造大手の宮田工業(神奈川県茅ケ崎市)が宮城県栗原市志波姫南郷に東北第2工場を整備し、最終製品化までの一貫生産を担う拠点とする計画が19日、分かった。年間120万本の出荷を目指す。23日に栗原市と工場立地協定を締結する。

 東日本大震災による防災意識の高まりに加え、消火器の規格省令などの改正に伴って交換需要が膨らむことに対応する。

 第2工場は栗原市志波姫にある東北工場から西へ約1キロ離れた旧紡績工場を活用。敷地面積は東北工場(約3ヘクタール)の1.5倍の4.6ヘクタール、建物の延べ床面積は同規模の6100平方メートル。今月中に改修工事に入り、来年5月に稼働させる予定。

 投資額は約10億円。雇用人員は約100人。東北工場の約120人と合わせ200人を超える規模になる。

 東北工場では現在、消火器の容器や構成部品などを生産。第2工場稼働後は東北地区で容器に薬剤を詰める工程も担い、部品から最終製品まで一貫生産する。

 消火器は安全対策強化を目的に、2011年に規格省令と耐圧性能など点検基準が改正された。古い消火器の交換が進むとみられるが、宮田工業の本社工場は既にフル生産のため余力がない。

 東北工場は、大手自転車メーカー宮田工業の子会社として1973年に設立された東北ミヤタ工業が前身。当初は自転車部品を生産していたが、約10年前から消火器にシフト。05年に宮田工業に吸収合併された。

 宮田工業は国内第1号の自転車、粉末消火器を製造するなど自転車、消火器の老舗。09年に消防車製造最大手のモリタホールディングス(大阪市)の完全子会社となり、10年に自転車部門を分社した。モリタグループの消火器のシェアはヤマトプロテック(東京)に次いで国内2位(28%弱)。

1526荷主研究者:2012/05/13(日) 15:29:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120421t12015.htm
2012年04月21日土曜日 河北新報
ゼビオ・あすと長町店開店 スポーツ施設隣接 仙台

初日から多くの買い物客が訪れたスーパースポーツゼビオあすと長町店=仙台市太白区

 スポーツ用品販売大手ゼビオ(福島県郡山市)は20日、仙台市太白区に大型店「スーパースポーツゼビオあすと長町店」をオープンした。仙台南部商圏の旗艦店と位置付け、スポーツ施設に隣接する立地を生かした商品販売を展開する。

 鉄骨3階で、売り場は1階の4600平方メートル。ゼビオやゴルフ専門のヴィクトリア、スポーツサングラス専門店など同社が展開する5種類の店舗が入っている。2、3階は駐車場など。同社としては宮城県内7店舗目となる。

 スポーツ複合施設エリアの一角に位置し、テニスコートなどが入る「エスアールジータカミヤ スポーツパークあすと長町」への来場者にも利用をPRする。

 ゼビオなどが整備を進めているゼビオアリーナ(仮称)は今秋の完成予定で、男子プロバスケットボール、bjリーグ仙台の本拠地となる。

 あすと長町店は昨年11月のオープン予定だったが、東日本大震災の影響で延期していた。

1527荷主研究者:2012/05/13(日) 15:31:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120424t11029.htm
2012年04月24日火曜日 河北新報
東松島市とJR東、仙石線で覚書締結

覚書を取り交わし、握手する阿部市長(右)と里見支社長

 宮城県東松島市とJR東日本は23日、東日本大震災で被災し移設を計画している仙石線陸前大塚−陸前小野間の復旧に関する覚書を締結した。現ルートと新ルートの用地を両者間で売買し、3年半後をめどに移設を完了させる。

 覚書は、JRが所有する現ルート(約6.4キロ)の一部と、市が取得する新ルート(約3.5キロ)を互いに有償で譲渡し、移設の際は線路と道路を立体交差化することなどを盛り込んだ。用地の売買価格は両者で調整している。

 JRや市によると、新ルートは現ルートより500メートルほど内陸寄りの高台を通る。区間内には東名、野蒜両駅を移設する。詳細なルートを確定させた上で、市が復興交付金を活用した区画整理事業で用地を買収、造成し、JRに譲渡する。

 造成完了までに1年半程度かかるとみられ、JRは線路や駅舎などの工期を2年間と見込んでいる。測量と設計作業は本年度中に着手する。

 現ルートはJRが線路を撤去後、市が買い取る。住民からは遊歩道やサイクリングロードとしての活用を求める意見が出ている。

 覚書締結式は市役所であり、阿部秀保市長は「用地買収は本来JRの役割だが、復興のスピードを考え、市で進めることにした」と話した。里見雅行JR仙台支社長は「早期復旧を望む地元の声に応えられるよう事業を急ぎたい」と述べた。

 仙石線で不通となっているのは高城町(宮城県松島町)−陸前小野間。JRは高城町−陸前大塚間(約5.3キロ)について、現ルートで復旧を目指す方針を示している。

1528荷主研究者:2012/05/13(日) 15:31:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120424t61031.htm
2012年04月24日火曜日 河北新報
県・新地町・JR東、常磐線内陸移設で覚書締結

 福島県と新地町、JR東日本は23日、常磐線の内陸移設を円滑に進めるため「常磐線の復旧に関する覚書」を締結した。

 覚書によると、新地町の常磐線の新ルートは現行ルートより約200メートル内陸側で、JRの用地買収に県と町が協力する。

 県は現行ルートの線路用地をJRから県道相馬亘理線の用地として買い上げる。町は現行ルートと国道6号の間に、新しい新地駅を含む市街地を形成する土地区画整理事業を行う。

 JRは新線開通の目標時期を「用地買収完了から約3年の工期を経た後」と説明している。

 覚書の締結式は県庁であり、熊本義寛JR水戸支社長、佐藤雄平知事、加藤憲郎町長が出席した。加藤町長は「仙台を生活圏とする町として1日も早い復旧を望んできたが、一歩前進できた」と述べた。

 現行ルートと新地駅は海岸線から約750メートル内側で東日本大震災の津波で流された。県道相馬亘理線は現行ルートよりも海側で、橋が流されて寸断されたままとなっている。県は土盛りの上に県道を通し、津波が海岸の堤防を超えても被害を抑える「二線堤」機能を持たせる。

1529荷主研究者:2012/05/13(日) 15:58:07
>>1357
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120425t72010.htm
2012年04月25日水曜日 河北新報
日本GE 仙台に東北本社開設 復興支援事業を展開

 米電機・金融大手ゼネラル・エレクトリックの日本法人、日本GE(東京)は24日、東北本社を仙台市に開設したことを明らかにした。東日本大震災の被災地で復興支援につながる事業の展開に力を注ぐ狙い。地域本社は他になく、東京に次ぐ重要拠点と位置付けた。

 日本GEは7月にも、多賀城市内の植物工場で、GEの発光ダイオード(LED)照明を使った効率的なレタス栽培の実証試験を始める予定。東北本社は「今後はオランダなどで導入しているガスエンジンを使う植物工場も被災地などで展開したい」としている。

 東北本社は1日付で仙台市青葉区一番町のビル内に開設した。従来の金融部門の出先部署に加え、持続可能な街づくり事業を担う「復興支援・サステナブルシティ推進本部」を新たに設けた。金融部門14人、推進本部2人の計16人体制でスタートした。

 GEグループはこれまで、環境や健康分野で宮城県内の自治体と連携し、シンポジウムなどを開催してきたほか、東北大と医療関連の共同研究にも取り組んできた。震災後は石巻市の復興プロジェクトにも関わっている。

 北川裕明復興支援・サステナブルシティ推進本部長は「岩手など東北の他県にも事業を広げていきたい」と話している。

1530荷主研究者:2012/05/19(土) 17:08:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120427t12025.htm
2012年04月27日金曜日 河北新報
仙台空港利用者3割減 11年度・震災で長期運休響く

 仙台空港の2011年度の定期便、チャーター便の利用者(速報値)は184万5681人で、前年度より29.6%減少したことが26日、県のまとめで分かった。東日本大震災の津波で被災し、就航していた定期便が長期間運休したのが要因とみられる。

 国内線の利用者は24.8%減の177万7078人。月別の利用者は昨年12月以降に震災前水準まで回復したが、全8路線あった定期便が最長4カ月にわたって運休したのが響いた。

 国際線は73.5%減の6万8603人に低迷した。6路線あった定期便のうち5路線は年度内に再開したものの、ことし2月までの利用者は前年同期実績の半分以下にとどまった。

 仙台空港は本年度、週3往復のソウル線が5月から週7往復に増便されるなど、いっそうの利便性向上が図られる。県空港臨空地域課は「海外向けのアピールを強め、宮城、東北に観光客などを呼び込みたい」と話す。

1531荷主研究者:2012/05/19(土) 17:08:56
>>1524
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120427t12007.htm
2012年04月27日金曜日 河北新報
ヨドバシ仙台暫定店舗 1〜3階が営業開始

大勢の買い物客でにぎわったヨドバシカメラの新しい「マルチメディア仙台」

 家電量販店大手ヨドバシカメラの「マルチメディア仙台」の暫定店舗が26日、JR仙台駅東口にオープンし、大勢の買い物客でにぎわった。

 建設中の「仙台第2ビル」(地上8階、地下1階)のうち、1〜3階が先行して開店した。東口駅前広場とデッキで結ばれた店舗3階入り口には、午前9時半の開店前から長い列ができた。客は各売り場で販売担当者から、目当ての商品の説明を受けた。

 売り場面積は、道路を挟んで立地する既存店の倍近い約1万2000平方メートル。既存店は今後取り壊し、跡地には自社店舗を核にした大型商業施設を2014年春に開店させる。

 宮城県東松島市から訪れた東北学院大4年奥田駿資(しゅんすけ)さん(21)は「フロアは広く、明るい雰囲気。商品数もだいぶ増えた」と話した。

 下戸正己店長は「スマートフォン(多機能携帯電話)や携帯型端末などはハードのみならず、アクセサリーも充実させた」と説明している。

1532荷主研究者:2012/05/27(日) 11:17:28

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120502t11012.htm
2012年05月02日水曜日 河北新報
常磐線移設 宮城県が用地取得支援へ JR・山元町と覚書

 宮城県は1日、東日本大震災で被災したJR常磐線について、不通となっている同県山元町内の区間(約11キロ)の内陸移設に伴う用地取得業務を支援する方針を固めた。県と山元町、JR東日本が7日、復旧に関する覚書を結ぶ。JR線の復旧に向け、県と地元自治体、JRの三者が連携するのは宮城県内では初めて。

 県は、同町の復興には常磐線の早期復旧が不可欠と判断し、協力を決めた。JR、町とともに効率的な用地取得を進め、早期の復旧工事着手を後押しする。

 7日の締結式には、村井嘉浩宮城県知事、斎藤俊夫山元町長、里見雅行JR東日本仙台支社長が出席する予定。

 同町は町復興計画で、現行ルートから内陸側に1〜1.5キロ移設する土地利用計画案を策定。JRも被災区間のうち、駒ケ嶺(福島県新地町)−浜吉田(宮城県亘理町)間の約14キロを内陸側に移設して復旧することを決めている。

 JRは昨年10月、山元町議会で常磐線の内陸移設案に関して「用地買収完了後からおおむね3年で復旧できる」との見通しを示した。町などは、早ければ2015年度末の復旧を見込む。

 常磐線の復旧をめぐっては、福島県と同県新地町、JR東日本が4月23日、内陸移設を円滑に進めるための覚書を締結した。県が用地取得に協力した上で、移設後の現行線路用地を買い上げることを盛り込んだ。

 常磐線は、津波被害と東京電力福島第1原発事故の影響で、福島・宮城県境の相馬−亘理間、福島県内の広野−原ノ町間が不通となっている。

1533荷主研究者:2012/05/27(日) 11:22:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120503t15014.htm
2012年05月03日木曜日 河北新報
バンコク−仙台間のチャーター便再開 観光需要回復見込む

仙台空港に到着し、関係者の出迎えを受けるバンコクからのツアー客

 バンコク−仙台間のチャーター便が2日、2008年5月以来4年ぶりに仙台空港に就航した。タイの政変や円高などの影響で運航されていなかったが、両国の観光需要が戻りつつあると判断した旅行代理店がツアー再開に乗りだした。

 空港ロビーでは、宮城県と仙台市の関係者や観光PR隊「伊達武将隊」のメンバーら約30人が、バンコクからの乗客34人を歓迎。タイ語で「こんにちは」と呼び掛け、拍手で出迎えた。

 家族で訪れたカマラ・タナコンパリーさん(33)は「タイも洪水の被害があったが、今はすっかり立ち直った。東北にもう不安はない。きれいな景色が、今から楽しみだ」と話した。

 バンコク−仙台間のチャーター便は2000年に初めて就航。交流人口の拡大に向け、市とタイ政府観光庁は1月、06年に結んだ観光に関する相互協力協定を再締結した。

 今回のツアーは採算ラインを超える乗客を確保するため、人気が高い札幌(新千歳)を経由した。企画したエイチ・アイ・エス東北北海道事業部によると、次回のチャーター便は、ことし秋ごろを検討しているという。

1534荷主研究者:2012/05/27(日) 11:40:45
けっこう完成までに時間がかかるねぇ…
>国道4号の蔵王町宮〜大河原町金ケ瀬の3.7キロを片側1車線から2車線に広げる。…残る蔵王町内の区間1.6キロは16年度以降に完成する見通し

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120505t11023.htm
2012年05月05日土曜日 河北新報
県南の幹線道工事着々 大河原の大橋整備・国道拡幅進む

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120505003jd.jpg
建設が進む金ケ瀬さくら大橋

 宮城県大河原町金ケ瀬地区で幹線道路の整備が着々と進んでいる。町は併せて接続する町道整備も進めており、「幹線道路完成により、県南全体の交通事情に大きな変化がもたらされる」と期待を寄せている。

 本年度内に終了するのは金ケ瀬さくら大橋(全長248メートル)の整備工事と、国道4号金ケ瀬拡幅事業の大河原工区分。このうち、金ケ瀬さくら大橋と、その関連工事を含めた総事業費は24億5800万円で、2010年度に完成している大谷こ線橋(207メートル)とともに、来年4月から開通する予定だ。

 県が事業主体となっている仙南東部広域営農団地農道整備事業の一部。大橋が完成すると角田市毛萱から東北道村田インターチェンジ(村田町)まで14キロが、大河原町中心部を迂回(うかい)して結ばれる。

 金ケ瀬拡幅事業は総事業費84億円。国道4号の蔵王町宮〜大河原町金ケ瀬の3.7キロを片側1車線から2車線に広げる。昨年5月以降、大河原町側から順次供用を始め、年度内には町内の2.1キロが使用可能となる。

 拡幅区間では、早朝や夕方の時間帯には通勤・帰宅の車で渋滞が発生している。東北地方整備局によると、残る蔵王町内の区間1.6キロは16年度以降に完成する見通しだ。

 大河原町はこれらの幹線道路整備に合わせて、みやぎ県南中核病院へのアクセス道路など町道建設も進める。担当者は「幹線道路の完成で渋滞が緩和され、地域医療拠点への所要時間も短縮する」と話している。

1535とはずがたり:2012/05/27(日) 11:51:10
>>1534

仙南東部広域農道
http://www.pref.miyagi.jp/oksgsin/topics/news/news-H190523nn/news-H190523nn.html

1537荷主研究者:2012/05/27(日) 12:40:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120508t15013.htm
2012年05月08日火曜日 河北新報
仙台市内の12ホテル誘客へ連携 総支配人協きょう発足

 仙台市内の主要ホテルの総支配人12人が8日、「仙台ホテル総支配人協議会」を発足させる。実務トップが率直に意見を交換し、観光客増や国際会議誘致などに向けた戦略を練る。東日本大震災の復旧関係者の宿泊による震災特需後を見据え、連携強化に乗りだす

 設立するのはホテルメトロポリタン仙台、仙台国際ホテル、ウェスティンホテル仙台、江陽グランドホテル(いずれも青葉区)、仙台ロイヤルパークホテル(泉区)などのシティーホテルと一部ビジネスホテルの総支配人。

 隔月第2水曜に定例会議を開催。業界情報を交換するほか、(1)大型会議誘致に向けた行政、コンベンション協会との連携(2)観光客拡大の方策(3)婚礼事業での共同展開−について意見を出し合う。

 宮城県や仙台市、仙台商工会議所、仙台コンベンション協会、大手旅行会社などの担当者を講師に招き、誘客に向けた勉強会も随時開く。

 ホテルの業界団体は日本ホテル協会、全日本シティホテル連盟など複数あるが、地域単位の組織は全国的にも少ない。支配人会がある横浜市などは、国際会議誘致で強みを発揮している。

 仙台は震災特需を除くと、国内外の観光客は減少傾向で、中長期的なホテル需要には不透明感がある。婚礼事業も低価格、少人数のゲストハウスとの競争が激化しており、特需後は厳しい経営環境が予想される。

 呼び掛け人の一人、ホテルメトロポリタン仙台の紺野純一総支配人は「互いに営業面で競争はするが、全体の需要を増やさないと生き残れない。東北の玄関口のホテルとして共通認識を持ち、共存共栄できればいい」と話している。

 総支配人が参加する他のホテルは次の通り。

 ホテルモントレ仙台、三井ガーデンホテル仙台、ホテルJALシティ仙台、リッチモンドホテルプレミア仙台駅前、ホテルRICHFIELD仙台(青葉区)、ダイワロイネットホテル仙台(宮城野区)、ANAホリディ・イン仙台(若林区)

1538荷主研究者:2012/05/27(日) 12:40:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120508t11011.htm
2012年05月08日火曜日 河北新報
宮城県、山元町、JR東 常磐線移設へ覚書締結

覚書を取り交わした(右から)斎藤町長、村井知事、里見支社長

 宮城県、山元町、JR東日本は7日、東日本大震災で被災したJR常磐線の復旧について、県と町が鉄道の内陸移設に必要な用地取得に協力することなどを盛り込んだ覚書を締結した。

 覚書などによると、同町内の現行区間(11.5キロ)を内陸側に約1キロ移設し、新しい坂元、山下両駅を設ける。

 県は用地取得のノウハウを持つ県土地開発公社を通し、JRの用地取得を支援する。町は、町実施の土地区画整理事業の地区内にある移設予定地を確保。JRが取得する。

 現行区間については、移設後に県と町が道路用地としてJRから買い上げることも明記した。県と町は高さ2〜3メートルの盛り土を行い、国が復旧工事に着手した海岸堤防と合わせて、津波防御に活用する。

 新ルートと県や町が管理する道路などが交差する場所は、立体交差で整備する方針。事業費や着工時期は未定。

 宮城県庁で同日あった覚書の締結式では、村井嘉浩知事、斎藤俊夫山元町長、里見雅行JR東日本仙台支社長が、それぞれ署名した。

 記者会見で村井知事は「安全な鉄道を再開させるのは最重要課題の一つ。早期に住民が戻れる環境づくりを進めたい」と述べた。斎藤町長は「早期再開は町や沿線自治体の悲痛な願いだ。今回の締結で復興に弾みがつく」と歓迎した。

 里見支社長は「着工から3年以内の、可能な限り早い時期に運転を再開したい」と話した。

1539荷主研究者:2012/05/27(日) 12:42:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120509t11029.htm
2012年05月09日水曜日 河北新報
開放型広場で交流促進 仙台市の復興公営住宅整備概要

 仙台市は8日、東日本大震災の被災者向けに建設する宮城野区田子西や若林区若林西など4地区の復興公営住宅団地(計595戸)の整備概要を発表した。団地全体のバリアフリー化を進め、地域コミュニティーの活性化を図るため広場や福祉施設を設ける。ことし秋に着工し、2013年度中の入居開始を目指す。

 田子西地区(宮城野区)は中央部分が連結された4、5階建ての4棟計176戸(延べ床面積約1万5600平方メートル)を中庭を挟む形で配置。市が震災復興計画で掲げる「エコモデルタウン」構想に基づき、太陽光をはじめとした災害に強い省エネ型の発電システムを導入する。障害児親子通園施設も整備する。

 若林西地区(若林区)は民間との複合開発で、量販店などに隣接して建てる。住居は6〜8階の3棟計152戸(約1万4000平方メートル)で、地域住民との交流や災害時の避難の拠点となる開放型の広場も設ける。

 2期に分けて整備する荒井東地区(宮城野区)は、1期分の11階197戸(約1万3100平方メートル)を建設。鹿野地区(太白区)は5階の2棟計70戸(約5000平方メートル)で、知的障害者支援施設を併設する。

 間取りはいずれも単身用の2K(約35平方メートル)、2、3人家族用の3K(約50平方メートル)と4K(約65平方メートル)、4人以上の世帯向け4DK(約75平方メートル)の4タイプ。

 4地区の総事業費は田子西36億円、荒井東48億円、若林西29億円、鹿野10億円を見込む。

 市は14年度までに2800戸の復興公営住宅を整備する。うち約1700戸は17地区の建設場所をすでに決めている。ことし夏には入居者の募集方法を示す。

1540荷主研究者:2012/05/27(日) 12:45:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120510t15001.htm
2012年05月10日木曜日 河北新報
仙台港、中韓航路週2便に 国際コンテナ、ほぼ震災前水準

 宮城県は9日、仙台港(仙台市宮城野区)と中国・大連港、韓国・釜山港を結ぶ国際定期コンテナ航路が17日に就航すると発表した。東日本大震災で休止した中国・韓国航路は週1便から週2便に増える。

 仙台港の国際コンテナ航路が震災後に復活するのは4路線目。廃止された東アジアの航路を除くと4路線週4便となり、震災前の水準にほぼ回復する。

 今回就航するのは南星海運(ソウル)。17日は20フィートコンテナ962個を積載できる「スタークリッパー」(9520トン)が仙台港高砂埠頭(ふとう)に寄港する。

 同港は震災で高さ5メートルを超える津波に襲われ、港湾機能が停止した。国際コンテナ航路は昨年9月、別の海運会社が運航する中国・韓国航路が再開したのを皮切りに、ことし1月に北米航路、3月に韓国航路がそれぞれ運航を始めた。

 高砂埠頭は積み降ろし用ガントリークレーンが4月28日、震災前と同じ全4基の稼働を始めた。

 県港湾課は「荷主にとっては選択肢が広がり、物流コストの削減につながる。震災復興を目指す地域経済の後押しにもなる」と期待している。

1541荷主研究者:2012/05/27(日) 12:46:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120510t15003.htm
2012年05月10日木曜日 河北新報
中国東方航空、仙台−上海線開設へ 今冬めど、週2便以上

 中国航空大手、中国東方航空(本社上海市)が、仙台−上海線の国際定期便の開設を検討していることが9日、分かった。実現すれば、仙台空港への国際定期便の就航は、2007年の中国南方航空広州線(08年運休)以来5年ぶりとなる。

 中国政府民用航空局の幹部と中国の航空会社5社が同日、仙台市役所を訪問し、市幹部に開設の意向を伝えた。東方航空は早ければことし冬、遅くとも来年春までに週2便以上の運航を目指す。

 懇談では中国南方航空の幹部が、東日本大震災の影響で運休している仙台−長春線の国際定期便について、7月30日に再開する方針を伝えた。これで、震災前に就航していた国際定期便6路線全てが復活する。

 仙台空港と中国を結ぶ国際定期便は震災後運休が続いたが、中国国際航空の仙台−北京線(上海経由、大連経由の2路線)がことし3月に再開。比較的高い搭乗率で推移しているという。

 仙台市によると、10年に市内で宿泊した香港を除く中国人観光客は約7400人に上ったが、11年は震災や東京電力福島第1原発事故などの影響で7〜8割減った。

 市は本年度、中国向けプロモーション活動を本格化し、旅行者への情報発信に力を入れている。政府も東北の被災3県を訪れる中国人観光客のビザ発給基準を緩和し、被災地の観光業の復興を支援している。

1542荷主研究者:2012/05/27(日) 12:48:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120510t12007.htm
2012年05月10日木曜日 河北新報
アイシン鋳造工場完成 自動車部品を一貫生産 宮城・大衡

アイシン高丘東北が既存工場(左)近くに建設した鋳造工場

 トヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘東北(宮城県大衡村)が敷地内に建設していた鋳造工場が完成し、関係者を招いた披露式が9日、現地で行われた。新開発の溶解炉を導入したのが特徴で、7月の量産開始に向けて既に試験操業に入っている。

 鋳造から加工までブレーキ部品などの一貫生産が可能になったことで、生産コストは愛知県内で鋳造していた従来と比べ約1割下がる見通し。輸送経費分を含めると、さらに削減効果が見込める。

 披露式には、セントラル自動車(大衡村)など取引先の幹部ら約40人が出席した。アイシン高丘東北の天草治彦社長は「一貫体制が整い、競争力が備わった。東北の成長に寄与したい」と強調。トヨタ自動車東北(宮城県大和町)の杉山正美社長は「(東北の)自動車産業の集積に弾みがつく」と期待した。

 新工場は3月中旬、ブレーキ部品などの加工を行う既存工場横に完成した。一部2階、延べ床面積約1万平方メートルで、ブレーキ部品用で月19万個分の生産能力がある。投資額は約40億円。

 導入したのは親会社アイシン高丘(愛知県豊田市)が開発した「直接噴射連続溶解炉」。高性能バーナーで原料の鉄を溶かし、不純物を取り除く。コークスを使う従来方法と比べ、鋳造精度は高く二酸化炭素排出量も5分の1に抑えられる。

 ラインはブレーキ部品用と、高い強度が求められる駆動系部品用の2種類を設置。ともにラインを短くし、作業に関わる人員を削減した。

 アイシン高丘東北は地元を中心に新たに80人を採用。従業員数は110人になった。村井嘉浩宮城県知事は披露式で「雇用創出効果も大きく、県として最大限の支援をしたい」と述べた。

1543荷主研究者:2012/05/27(日) 12:58:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120511t11030.htm
2012年05月11日金曜日 河北新報
「アクセル」復旧にブレーキ 収益見込めず補修二の足

被災して閉鎖状態となっているアクセルの貸しスペース

 宮城県企業局が所有する多目的ビル「仙台港国際ビジネスサポートセンター(アクセル)」(仙台市宮城野区)が、東日本大震災から1年以上過ぎても全面復旧のめどが立たない。収益改善の見通しが立たず、貸しスペースフロアの補修に踏み切れないためだ。県などが対応策に知恵を絞っているが、妙案は浮かばない。

 5階建てのアクセルは仙台港近くにあり、震災では2メートル近い津波に襲われた。3階以上にあるオフィスフロアは昨年5月に再開したが、貸しスペースのホール、スタジオが入る1、2階は車両などの流入物を取り除いた状態のまま閉鎖が続く。

 貸しスペースは震災前から低稼働にあえいでおり、運営費などで年間4000万円程度の赤字を生んでいた。全面補修しても利用頻度が上がる可能性は低く、県企業局は「補修にかかる経費は億単位。回収の見込みが立たない」と嘆く。

 家賃収入目当てに貸しオフィスへの転用を図る手法もあるが、津波で被災した低層階への入居は敬遠されがち。原状回復、転用いずれの場合も再投資は免れず、ビルを共同所有する第三セクター「仙台港貿易促進センター」を交えた話し合いの結論は出ない。

 隣接する県の大型展示場「夢メッセみやぎ」が7月に営業再開することもあり、関係者には焦りの色も浮かび始めた。県企業局は「仙台港全体が震災前の機能を取り戻しつつある。地域の印象を良くするためにも、一日も早く復旧方針を固めたい」と話している。

1544荷主研究者:2012/06/03(日) 13:14:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120518t12023.htm
2012年05月18日金曜日 河北新報
カタログハウス、仙台に業務拠点を開設

 季刊誌「通販生活」などを発行する通信販売のカタログハウス(東京)は、注文情報の入力などを行う業務拠点を仙台市青葉区に開設した。東日本大震災を受けた被災地の雇用拡大などが狙いで、仙台市や周辺から約30人を新規雇用した。

 開設は1日で、東京都内にあった機能を移転した。注文情報を端末に入力し、メーカーや自社の物流センターに発注する役目を担う。商品の申し込みはがきやファクスは本社で受け付け、いったん機械で読み取り、仙台の新拠点に送信する。

 注文の6割を占める電話のほか、電子メールでの申し込みは、東京の本社コールセンターで引き続き受け付ける。

 同社はこれまでも岩手、宮城、福島3県で生産された商品を「メード・イン・東北」シリーズとして重点的に販売し、被災地の企業を支援してきた。

 同社広報室は「被災地での雇用環境は厳しい。長期的に働く場を創出することが、最大の支援につながると考えた」と話している。

1545荷主研究者:2012/06/03(日) 13:14:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120518t15017.htm
2012年05月18日金曜日 河北新報
仙台港、中韓週2便就航 震災前水準ほぼ回復 国際コンテナ

輸出品が積み込まれる中国・韓国航路のコンテナ船「スタークリッパー」

 仙台港(仙台市宮城野区)と中国・大連港、韓国・釜山港などを結ぶ国際定期コンテナ航路が17日、就航した。中国・韓国航路は週2便に増える。同港の国際コンテナ航路は4路線、週4便となり、東日本大震災前の水準にほぼ回復した。

 南星海運(ソウル)のコンテナ船「スタークリッパー」(9520トン)が同日午前7時20分、高砂1号埠頭(ふとう)に着岸。化学薬品を積んだコンテナ12個を陸揚げし、パルプ、タイヤなど輸出品のコンテナ119個を船に積み込んだ。

 埠頭であった歓迎式典で、宮城県仙台塩釜港湾事務所の平塚智所長は「中国・韓国航路の就航は港のポートセールスにとって貢献度が大きい」とあいさつ。週2便を運航する南星海運ジャパンの朴英鎮(パク・ヨンジン)社長は「震災前の体制を回復できた。東北の復興につなげたい」と強調した。

 仙台港は震災の津波で、港湾機能が停止した。国際コンテナ航路は東アジア航路が廃止されたが、昨年9月に中国・韓国航路が再開。1月に北米航路、3月に韓国航路がそれぞれ運航を始めた。

1546荷主研究者:2012/06/03(日) 13:18:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120519t15034.htm
2012年05月19日土曜日 河北新報
仙台・将監、2万平方メートル「空き地」に 再開発求める声

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閉鎖した将監ふれあい市場(左)と撤退する真如苑仙台支部

 仙台市泉区の将監地区で、新たな商業施設の誘致など再開発を求める声が高まっている。東京の宗教法人が東日本大震災を踏まえて撤退を決め、敷地を売却する方針を固めた。隣接する市有地に建つ商業施設「将監ふれあい市場」も閉鎖されており、併せて約2万平方メートルの「空き地」が住宅地に出現した。地域住民は「市が中心になって地域一帯を整備してほしい」と要望している。

 将監8丁目にある真如苑(本部・東京)仙台支部は、建物の内部が東日本大震災で大きく損傷。今年から解体工事に入った。真如苑広報課によると、新築はせず、3カ所の駐車場を含め敷地の売却を検討している。移転先や売却先は「未定」としている。

 真如苑の敷地に囲まれる位置に、将監ふれあい市場がある。仙台市の公設市場があった市有地を、2003年12月から将監商業協同組合が賃借してふれあい市場を運営してきた。10年9月末、売り上げ不振のため営業を停止。清算手続きが現在進んでいる。

 真如苑と市場の敷地を併せた面積は約2万66平方メートル。地元の高齢者を中心に「ここに新たな商業施設の誘致はできないか」と期待感が高まっている。

 将監地区は高齢化が急速に進んでいる住宅地。市の統計では、将監小学区の人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)が昨年4月1日現在で28.26%と、泉区(18.10%)、全市(19.97%)を大きく上回る。

 ふれあい市場の営業停止後、地元住民は買い物に不便を強いられており、マイカーの運転が難しく「買い物難民」化する高齢者も増えつつある。

 ふれあい市場は市有地でもあり、市は「民間のスーパーマーケットを呼べればいい」と利活用に前向き。真如苑の土地については「購入は、財政が厳しい時勢であり難しい。真如苑の意向も分からない」(市地域産業支援課)と、一体的な再開発には難色を示す。

 将監中央町内会の高橋節子会長は「高齢者だけではなく、若い人が喜んで来られる施設が地域活性化には必要だ。市が十分に考えてほしい」と望んでいる。

 真如苑は1995年に進出。立体駐車場の建設計画をめぐり、地元では反対運動も起きた。

1547荷主研究者:2012/06/03(日) 13:18:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120519t12037.htm
2012年05月19日土曜日 河北新報
石巻の書店、震災後初の新規出店 仙台に24日オープン

24日の開店を前に、準備が進むヤマト屋書店仙台三越店

 宮城県石巻市のヤマト屋書店は24日、仙台市青葉区の仙台三越定禅寺通り館地下2階に仙台三越店をオープンさせる。東日本大震災による津波で、石巻市の2店が閉鎖に追い込まれた同書店にとって、震災後初の新規出店。仙台市地下鉄勾当台公園駅の改札口に近い立地を生かし、デパートの買い物客、通勤通学客らの利用を見込む。

 出店場所は地下フードコートがあったスペース。売り場面積は約1155平方メートルで、書籍や雑誌は計20万冊を店頭に並べる。

 官公庁やオフィス街が近いため、ビジネス、法律、技術分野など人文・自然科学系の専門書は3万冊以上をそろえる。文具や玩具も扱う。

 同書店は震災前、石巻市に4店、仙台市に2店を展開していた。津波で石巻市内の3店が被災し、石巻中里店は再開できたものの、他の2店は営業再開を断念した。

 新店舗は5店舗目で、仙台市内では3店舗目。仙台三越が被災企業支援と地元企業との連携強化の一環で誘致した。

 ヤマト屋書店の阿部博昭社長は「仙台市中心部での大きなチャレンジになる。規模と品ぞろえを生かし『大きい、楽しい、まちなか書店』を目指したい」と話す。

 仙台三越の村上英之社長は「書籍や文具はお客さまのニーズが高い。より気軽に利用できる百貨店としてお役に立ちたい」と出店効果に期待する。

 開店以降の24、26、27日は、宮城、福島両県在住の作家・漫画家(いがらしみきお、和合亮一、熊谷達也、瀬名秀明、井上(き)みどりの各氏)のサイン会を開く予定。

 営業時間は午前10時〜午後8時。連絡先は同書店仙台三越店022(393)8541。

1548荷主研究者:2012/06/03(日) 13:38:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120521t11012.htm
2012年05月21日月曜日 河北新報
場当たり分散、タコ足庁舎 仙台市役所、コストめぐり賛否

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仙台市役所の仮庁舎と分庁舎

 仙台市役所の庁舎分散化が場当たり的に進んでいる。本庁舎(青葉区国分町)がもともと手狭だった上に、東日本大震災で事務量が増大し拍車が掛かった。本庁舎周辺に計10カ所の庁舎が点在、仮庁舎の賃料は年3億円を超え、7月にはもう1カ所増える。復興事業優先の財政事情を考えると、本庁舎の建て替えをはじめ、抜本的な打開策を見つけるのは難しい状況だ。

 市が建物を所有する分庁舎、民間ビルに入居する仮庁舎の状況は地図と表の通り。

 4月に約170人規模の復興事業局が新設され、市民局の大半が本庁舎から「アーバンネット勾当台ビル」に移転した。仮庁舎6カ所の賃料は年約3億2000万円にも上る。7月には、税務部門の集約化に伴い、北庁舎の教育局が「東二番丁スクエア」に移る。年間約1億円もの賃料が維持管理費として上積みされることになる。

 庁舎の「膨張」に対し、市役所内ではコストや効率の面で賛否両論の声がある。

 本庁舎から約400メートル離れた環境局(小田急仙台ビル)に勤務経験がある幹部は「市長や副市長に判断を仰ぎたくても、すぐに行けるとは限らない。何より、本庁舎の『空気』が分からないのが困る」と明かす。

 「執務環境がいい民間ビルに入居し、ワンフロアになったおかげで局内のまとまりが出てきた」。こう評価するのは、北庁舎の4、5階から2011年9月に仙台パークビルヂングに移った経済局の若手職員。「本庁舎に行かないと取れない情報は確かにあるが、足で稼げば問題ない」と話す。

 市は、震災で使用不能になった旧上杉分庁舎(7階建て)を14年度までに建て替える方針。新分庁舎(10階建て程度、概算事業費20億円)の事務室はこれまでの2倍以上の広さとなる見込みで、仮庁舎の解消に一定程度貢献しそうだ。

 抜本的な解決策となる本庁舎建て替えは見通せない。藤井黎元市長は04年に建て替え方針を表明したものの、200億〜300億円に上る費用がネックとなり翌05年、約9億円を投じて耐震補強工事による延命策に転換した経緯がある。

 耐震補強が奏功し、1965年完成の本庁舎が震災で受けた被害は軽かった。約1億8000万円をかけた復旧工事もほぼ終了。市は少なくとも今後10年程度は使い続ける計画だ。

 市庁舎管理課は「コンクリート建築は60年が限界とされている。本庁舎や北庁舎の建て替えに対する問題意識はあり、本年度中に課題を整理したい」と話す。

1549荷主研究者:2012/06/03(日) 13:47:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120522t12019.htm
2012年05月22日火曜日 河北新報
高速バスに無線LAN 東北初の試験導入 宮城交通

 宮城交通(仙台市)は仙台発着の一部路線の高速バスで、東北初となる「公衆無線LAN」のサービス提供を試験的に始めた。スマートフォン(多機能携帯電話)などを使えば、バス車内で移動中も早い通信速度でインターネットを楽しめる。

 ソフトバンクモバイルが提供する「Wi−Fiスポット」を車内に設置した。同じ環境で通常のパケット通信を使う場合に比べて通信速度が速く、パケット通信料も不要になる。ソフトバンクの携帯電話か、同社と通信契約したパソコンなら利用できる。

 設置路線は東北自動車道を経由する「仙台−福島線」(1日10往復)と、「仙台−郡山・須賀川線」(7往復)。ともに比較的渋滞に巻き込まれやすい路線で、利用者の反応を検証する。

 3〜4カ月をめどに導入効果を見極め、他の高速バス18路線や仙台市内の路線バス、仙台高速バスセンター(青葉区)などでの提供も検討する。

 宮城交通は「車内で大容量データ通信が可能になり、スマートフォンで配信の音楽や映像を楽しんでもらえる。震災では電話回線よりデータ回線が有効だったため、非常時の連絡手段の役割も期待できる」としている。

1550荷主研究者:2012/06/03(日) 13:47:28

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120522t12014.htm
2012年05月22日火曜日 河北新報
アシアナ航空「仙台−ソウル線」 毎日運航を再開

 アシアナ航空は21日、国際定期便仙台−ソウル線の毎日運航を再開した。同定期便は昨年9月25日、東日本大震災で被災した仙台空港が全面オープンしたのに合わせ、週3便で運航を再開。搭乗率が好調に推移していることを受け、震災前と同水準の週7往復に戻した。

 仙台空港内であった記念セレモニーには、三浦秀一宮城県副知事、李凡淵駐仙台韓国総領事、鎌田宏仙台空港国際化利用促進協議会長ら約40人が出席した。社員旅行でソウルに向かう仙台市宮城野区の会社社長山口聡子さん(41)らに花束を贈り、出発を見守った。

 アシアナ航空の柳光熙専務は「毎日運航を再開でき、宮城の観光活性化に少しは役立てたと思う。韓日両国の多くの人に定期便を搭乗してほしい」と語った。

 三浦副知事は「日韓の交流を深めるのに大事な路線だ。6月早々にも韓国などアジア向けの仙台PRを始め、需要を掘り起こしたい」と述べた。

 仙台−ソウル線は現在、震災前より小型の機体を使って運航。このため輸送客は震災前まで回復していないが、搭乗率は1〜4月の平均で89.7%に上る。

 アシアナ航空は今後も85%以上の搭乗率が維持できれば、震災前の機体に戻すことを視野に入れる。玄東実副社長はセレモニー後、「毎日運航は一つの過程で、機体の大型化や1日2往復の実現に努力したい」と話した。

1551荷主研究者:2012/06/03(日) 13:52:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120523t13025.htm
2012年05月23日水曜日 河北新報
三陸道・利府中−松島海岸IC間 7月上旬に4車線化

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 三陸自動車道の仙台松島道路利府中−松島海岸インターチェンジ(IC)間の4車線化工事が7月上旬に完了し、利用開始されることが22日、明らかになった。同区間で整備中の春日パーキングエリア(PA)は8月上旬に開業する。仙台市内であった県復興道路連絡調整会議で、県道路公社が説明した。

 同区間は4.0キロ。4車線化の目安となる1日1万台の通行量を大きく上回ることなどから、2008年度に着工した。ことし3月に工事が完了する予定だったが、東日本大震災の影響で時期がずれ込んでいた。

 春日PAは利府中ICから1キロ付近にできる。上り線は小型車48台分と大型車13台分、下り線は小型車63台分と大型車21台分の駐車場をそれぞれ確保する。商業施設にはコンビニエンスストアが入るほか、産地直売所を設置する計画もある。

 仙台松島道路の4車線化事業は松島海岸−松島北IC間(7.5キロ)でも進んでおり、14年3月の完成を目指している。利府中−松島北IC間の事業費は計150億円。

1552荷主研究者:2012/06/03(日) 13:53:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120523t11024.htm
2012年05月23日水曜日 河北新報
気仙沼5地区、集団移転へ 復興整備協、区画整理事業を了承

 宮城県気仙沼、東松島両市の復興整備協議会が22日、県庁であり、気仙沼市で初となる防災集団移転促進事業と、東松島市の土地区画整理事業を盛り込んだ復興整備計画をそれぞれ了承した。両市は今月下旬に計画を公表し、正式決定する。

 気仙沼市によると、集団移転事業を進めるのは大沢(52戸、229人)、舞根2(31戸、89人)、階上長磯浜(78戸、254人)、登米沢(5戸、18人)、小泉町(95戸、346人)の5地区。2012〜15年度に事業を行う。総事業費は83億5200万円。

 同市は5地区を含む計34地区の約700戸で集団移転の協議を行っているが、中心市街地の集団移転に向けた動きは遅れているという。

 協議会に出席した大江真弘副市長は「市内全地区の計画がいつ決まるか、見通しを示す段階にない。拙速にせず、着実に進めたい」と強調した。

 東松島市では、野蒜北部丘陵地区土地区画整理事業が進むことになる。被災したJR仙石線から500メートル程度内陸の高台91ヘクタールを整備。事業費は約300億円で、12〜16年度の実施を予定している。野蒜海岸に近い地区や同線沿線から約2300人が移転する見通し。

 移転後の跡地利用も計画に盛り込み、農地や水産加工施設などの産業用地、再生可能エネルギーの活用の場を想定する。

 県内の集団移転はこれまで、石巻市13地区、岩沼市6地区の事業実施が決まっている。

1553荷主研究者:2012/06/03(日) 14:15:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120524t15032.htm
2012年05月24日木曜日 河北新報
旧村支えた遺構を後世に 仙台・「冠川根白石発電所」

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発電所出水口跡を確認する地元住民ら=5月上旬、仙台市泉区福岡

 1920年代に仙台市泉区福岡の七北田川で稼働していた水力発電所「冠川(かむりがわ)根白石発電所」を、後世に伝えていこうと、地元住民が保存団体の設立を進めている。現在でも、取水用のせきや水を通したトンネルの跡が残っている。地元住民は「地域の文化遺産を子どもたちに知ってほしい」と話している。

 発電所跡の保存や管理を行う住民組織づくりを進めているのは、泉区根白石の上の宿町内会の会長庄司一史さん(73)と副会長渋谷満さん(67)たち。

 冠川根白石発電所は、旧根白石村(現在の泉区西部)の村誌などによると、1920年8月に地元選出の県議らが電気会社を設立し、着工した。

 21年1月に営業発電を開始。当時の根白石村と宮床村(大和町宮床)の443戸に送電した。29年8月、電力需要が高まり各地に発電所が開設された影響で廃止された。

 発電所が稼働していた当時から近くに住む農業鴇田豊吉さん(89)によると、発電所の社宅に電気で沸かす風呂があり、毎日のように入りに行ったという。「電気を川に流して魚を捕っていた」との思い出もある。

 現在は、取水用のせきの一部が七北田川に残る。そこから約500メートル南東にトンネルが延び、コンクリート製の出水口の遺構がある。発電用モーターが設置されていたとみられる出水口部分は低木や草で覆われ、ごみも詰まっている。

 「発電所廃止後、トンネルの中は遊び場だった」と振り返る庄司さん。団体設立により、発電所跡に表示板や案内板の設置を検討するほか、地元住民や市に協力を呼び掛け、現場周辺の清掃や子どもたちに伝える活動を展開したい考えだ。

 渋谷さんは「地域にあった発電所を歴史に埋もれさせておくのはもったいない。エネルギーへの関心が高まっている今こそ、多くの人に知ってほしい」と話している。

1554荷主研究者:2012/06/03(日) 14:20:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120526t15017.htm
2012年05月26日土曜日 河北新報
宮城・亘理の常磐線浜吉田−亘理 JR東、先行復旧検討

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 東日本大震災で被災したJR常磐線相馬−亘理間(27.6キロ)のうち現行ルートでの復旧が決まっている宮城県亘理町内の浜吉田−亘理間(5.0キロ)について、JR東日本が他区間に先行して復旧させる方向で検討していることが25日、分かった。仙台支社は河北新報社の取材に対し、「ルート移設が必要な浜吉田駅以南とは位置付けが異なる」と説明した。工事着手や運行再開の時期に関しては「現時点では白紙」とした。

 JRは同区間での災害発生時の乗客の避難場所、避難経路を亘理町と協議しており、「輸送の安全が守られる状況になってきた」と話した。

 先行復旧の場合、浜吉田駅で折り返し運転となり、信号の制御設備が必要となる。津波で海水に漬かった線路の大幅改修も欠かせず、仙台支社は「復旧工事は着手から1年弱かかる」とみている。

 同区間については地元の住民組織が昨年6月、浜吉田駅の早期再開を求める署名を町に提出した。仙台支社は取材に「浜吉田駅再開の要望が強いことは十分認識している。先行復旧は(大きな)選択肢だ」と説明した。

 被災による不通区間のうち、内陸側にルートを移設する予定の駒ケ嶺(福島県新地町)−浜吉田間は用地取得が必要で、運転再開の見通しは立っていない。現行ルートで再開を目指す相馬−駒ケ嶺間は現段階で先行復旧は検討されていない。

1555荷主研究者:2012/06/14(木) 23:44:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120526t72003.htm
2012年05月26日土曜日 河北新報
東北の上場36社の2、3月期 29社黒字、11社最高益

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 東北6県の上場企業の2012年2、3月期決算は、36社(金融除く)のうち29社が連結純損益で黒字を計上した。このうち26社は前期比で増益または黒字転換となり、11社は過去最高益を記録した。東日本大震災関連の損失がかさんで赤字11社、減益10社だった前期から、復興需要を追い風に改善が一気に進んだ。13年2、3月期も景気の回復傾向は続くとの見方が多く、33社が黒字を予想する。

 36社の内訳は2月期8社、3月期28社で、各社の決算状況は表の通り。純損益は前期比で18社が増益、8社が黒字に転換した。減益は3社、赤字は7社となった。

 売上高は25社が増収となり、前期の19社を上回った。うち10社は過去最高に達した。減収は11社だった。

 好調が目立ったのは、商社、物流、小売りなど。カメイは重機用軽油が好調で純利益は65億7700万円と、東北36社で最高額となった。流通、包装用資材卸の高速(仙台市)は食品加工向け需要が伸び、売上高、経常利益、純利益ともに過去最高に上った。

 復興需要が顕著だった小売りでは、ヤマザワ、酒販チェーン大手やまや(仙台市)が売上高、経常利益、純利益ともに最高を更新した。ホームセンターではダイユーエイト(福島市)、サンデー(八戸市)が経常利益、純利益ともに過去最高となった。

 製造業は円高や受注減から、化学メーカーの日本化成(いわき市)など4社が経常減益となるなど苦戦した。

 純損失は東北電力の2319億円が最大。被災した火力発電所の復旧費や原発停止に伴う火力発電の燃料費増が響き、同社としては過去最大の赤字額となった。常磐興産(いわき市)の88億5300万円が次いで多く、基幹施設のスパリゾートハワイアンズの休業が影響した。

 13年2、3月期は東北電、ユアテック、ソフト開発のワイズマン(盛岡市)の3社を除く33社が黒字予想。増益18社、黒字転換4社の計22社が業績改善を見込む。減益は11社の見通し。東北電は電力需要や原発再稼働の見通しが不透明なため「未定」とした。

1556荷主研究者:2012/06/14(木) 23:45:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120526t11022.htm
2012年05月26日土曜日 河北新報
仙台市の道路かさ上げ満額 復興交付金2次配分

 25日に発表された復興交付金の第2次配分で、仙台市には全国の被災市町村で最も多い約373億円が交付された。焦点の一つだった沿岸道路のかさ上げは満額回答だったものの、丘陵部の被災宅地復旧などに伴う市独自の支援策は不採択だった。

 配分額の内訳は2012年度が約178億円、13年度は約141億円。認められた16事業のうち最も額が大きいのは、防災集団移転促進事業の約287億円。ソフト向け事業費にも約54億円が計上された。

 1次申請で計上を見送った県道塩釜亘理線と市道を約9キロにわたって6メートル盛り土する道路のかさ上げには、調査費など約5億円が認められた。本年度中に測量・設計に入り、計画通りにいけば15年度にも工事が終わる。

 集団移転事業費は移転先の用地取得などに充てられ、住民合意が得られた地区から順次進められる。復興公営住宅は青葉区愛子地区の上原、太白区の芦の口の2カ所を約11億円かけて建設。蒲生北部地区に成長産業を集積する土地区画整理事業の計画案策定には約4億円が盛り込まれた。

 一方、効果促進事業として要求した津波浸水域の宅地かさ上げや移転費用助成(申請額約26億円)、丘陵部の被災宅地復旧に伴う市の独自支援策(約18億円)は国の既存制度に上乗せする内容のため、全く認められなかった。

 奥山恵美子市長は取材に対し「集団移転やかさ上げに事業費を措置してもらい、被災者の暮らし再建を加速できる」と評価。独自支援策のゼロ査定については「大変残念。他の自治体と連携し、時間をかけてもう一度精査したい」と述べた。

1557荷主研究者:2012/06/14(木) 23:45:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120526t11015.htm
2012年05月26日土曜日 河北新報
「ろっけんパーク」オープン 仙台市、商店街の活性化狙う

オープニングセレモニーに続き、物産市が開かれた東北ろっけんパーク

 東北6県の物産品や観光地を紹介する仙台市の施設「東北ろっけんパーク」が25日、青葉区中央2丁目のクリスロード商店街にオープンした。約1キロしか離れていない商店街にも同様の機能を持つ市の施設があり、両施設の初年度の事業費は4億円を超える。多額の経費を、狙いとする「東北の復興支援」と「商店街のにぎわい創出」に結び付けられるか、課題となりそうだ。

 ろっけんパークは商店街の空きビル(3階建て)を借りて開設。1階で石巻市や気仙沼市の被災者が作ったTシャツなどを販売。金曜〜日曜は東北各地の名産品も売る。2階には起業家向けの販売ブースを設けた。

 オープニングセレモニーで奥山恵美子市長は「震災以来『東北は一つ』と考え、先陣を切ってきた。東北の全てが分かる場所を目指したい」と力を込めた。

 市は昨年8月、一番町4丁目商店街に仙台や東北の観光情報を発信する「仙台なびっく」を開設し、物産市も月1回開いてきた。物産市には3日間で最大8000人が集まったこともあるが、平日に限れば利用者は100人に満たない。

 両施設は、地元の9商店街などで組織する共同企業体が市の委託を受けて運営。年間事業費4億3000万円のうち、国の復興基金から約3億円、残りの約1億3000万円を市が負担する。

 機能が似通った両施設が物産市の客を取り合う可能性について、市の担当者は「販売する商品を分けたほか、両施設を回ってもらうためにスタンプラリーを検討している」と話す。

1558荷主研究者:2012/06/15(金) 00:30:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120529t65005.htm
2012年05月29日火曜日 河北新報
高速バス「仙台−相馬」線、来月増便 1日12往復に

 宮城交通(仙台市)と福島交通(福島市)は6月1日、共同運行する高速バス「仙台−相馬線」のダイヤ改正を行い、通勤・通学時間帯を中心に増便し、現行の1日8往復から12往復にする。

 最終バスの発車時刻も大幅に繰り下げ、仙台駅前発(福島交通運行)は1時間50分遅い午後9時に、相馬市役所発(宮城交通運行)は1時間15分遅い午後8時に変える。

 運賃の見直しも行い、仙台駅前−相馬市役所間は片道1200円から1000円、仙台駅前−新地町役場間は1200円から800円に引き下げる。いずれも現在実施中の最大36%引きキャンペーン価格と同額にする。国土交通省と宮城、福島両県からの助成に伴い、1、3、6カ月の各通勤・通学定期券も導入。1枚1000円の6枚つづり回数券は廃止する。

 東日本大震災でJR常磐線相馬−亘理間が不通のため、同区間の高速バスを利用する通勤・通学客は多く、両社は同路線の利便性向上を図った。

1559荷主研究者:2012/06/15(金) 00:31:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120530t15013.htm
2012年05月30日水曜日 河北新報
「塩釜水族館」東北最大に 建設構想、推進協が発表

水族館の外観イメージ。ランドマークになる屋根は漁船の網をイメージした

 民間企業でつくる塩釜水族館建設推進協議会(稲井善孝代表)は、宮城県塩釜市に建設を予定する水族館の構想をまとめた。4階建てで延べ床面積は東北最大。2階分の高さのある巨大水槽を備える。29日、塩釜商工会議所の「塩釜のみなとを考える会」で報告した。

 構想によると、塩釜市港町1丁目のマリンゲート塩釜の隣接地に建設する。水族館の延べ床面積は1万6700平方メートルで、アクアマリンふくしま(いわき市)、葛西臨海水族園(東京都江戸川区)をしのぐ。次世代型の水族館をコンセプトとし、大水槽のほか、自由なレイアウトが可能な水槽を設ける。中央部にはイルカのショーなどを行うプールを配置する。

 3Dの海洋映像を観賞するシアターホールや物産館、キッズコーナーも備える。2階エントランスと、フェリーターミナルのあるマリンゲート塩釜を連絡通路で結ぶ。

 東日本大震災の教訓を生かすため、3階以上に複数の緊急退避スペースや食料などの備蓄倉庫を用意する。屋上にはヘリポート、ソーラーパネルを備え、緊急時医療などにも対応する。

 構想づくりは、水族館の大型アクリルパネル製造・販売で世界最大シェアを持つ日プラ(香川県三木町)の関連会社が担った。

 協議会によると、建設費は数十億円に上る見込みで、1〜3期に分けて建設を進める予定。震災支援で建設資材の提供を受ける。出資を表明しているのはカメイ、弘進ゴム、日プラ、塩釜ガス、藤崎の5社。

 水族館は塩釜市の「千賀の浦観光推進特区」の核施設として期待されている。税制上の優遇措置などを受けられる特区の指定に向け、市との協議を6月に始める。秋には運営母体となる新会社を設立し、建築確認申請を経て、着工は来年春以降になる見通し。

 協議会は「行政や金融機関との協議次第では、着工が前倒しになる可能性もある。展示する魚類などは検討中だが、塩釜の個性を生かしながらグローバルな内容にしたい」と話している。

1560荷主研究者:2012/06/15(金) 00:32:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120530t12027.htm
2012年05月30日水曜日 河北新報
仙台空港鉄道、初の黒字 累積赤字は61億円 2011年度

 仙台空港アクセス線を運営する第三セクター「仙台空港鉄道」(宮城県名取市)は29日、取締役会を開き、2011年度の通期決算を承認した。純利益は1100万円で、2007年3月開業以来、初の黒字となった。東日本大震災で被災した施設の復旧に対する国や県の補助金を11年度に繰り入れたためで、累積赤字は61億2000万円に上る。

 震災後、アクセス線は昨年9月30日まで運休した。営業収入4億1500万円(前年度比35%減)に対し、営業経費は12億1800万円(8%減)。営業損失は8億200万円に達した。

 運転再開した10月1日以降の輸送人員は約159万人。前年度の約229万人を下回った。

 鉄道施設復旧に関する補助金は25億2400万円。特別利益として計上した結果、単年度黒字を達成した。前年度決算の純損失は26億6600万円だった。

 11年度に同社が所有する橋脚や駅舎を県に売却して得た約85億円は、長期借入金の返済などに充てた。長期借入金は78億5900万円まで圧縮した。

 震災で、仙台空港鉄道は運輸司令室などがあった仙台空港駅1階が津波により水没。架線や架線柱にも大規模な被害が出た。

1561荷主研究者:2012/07/01(日) 10:22:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120603t11024.htm
2012年06月03日日曜日 河北新報
仙台市バスの民間委託半数に 15年度の完全移行で到達

 仙台市交通局は、市バス霞の目営業所(若林区)の運行関連業務を2013年度から段階的に民間事業者に委託する。バス事業の累積赤字を圧縮するため進めてきた民間委託の総仕上げで、市地下鉄東西線が開業する15年度には、市交通局が走らせる路線バスの半数が民間委託となる。7日開会の市議会6月定例会に関連議案を提出する。

 市東部の8路線を運行する霞の目営業所のバスは約80台で、8カ所ある営業所・出張所で3番目に多い。運転手約120人が働く。

 13年度以降、民間委託するバスの台数を徐々に増やし、東西線開業に伴い路線が減る15年度中に完全移行する。民間委託が完了している新寺出張所(若林区)を統合し、17年度までの5年間で約11億円の経費削減効果を見込む。

 市交通局の累積赤字は10年度末で52億円を超える。経費の半分以上を占める人件費圧縮のため、06年度の白沢出張所(青葉区)を皮切りに、岡田(宮城野区)と七北田(泉区)の両出張所と東仙台営業所(宮城野区)で民間委託を進めてきた。

 公営企業が民間委託できるバスの運行台数は、道路運送法に基づく国の通達で全体の2分の1以下と定められている。本年度の委託割合は36%で、霞の目営業所の民間委託が計画通りに進めば、15年度には上限の約半分に達する。

1562荷主研究者:2012/07/01(日) 11:08:59

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2012/06/05 建設新聞
青葉区一番町・住友不動産 超高層「仙台一番町計画」に10月着工
30F約1万5168㎡、三井住友建設で

 住友不動産マンション事業本部仙台事業支店(仙台市青葉区花京院1丁目4の25)は、仙台市青葉区一番町に建設する超高層分譲マンション「仙台一番町計画」(仮称)について、三井住友建設の設計・施工で10月初めの着工を予定している。

 建設場所は、仙台市青葉区一番町1丁目2の2地内の敷地面積1890.49㎡で、市内中心部のメーンストリートの1つである南町通に面したところ。

 建設する施設は、免震構造を採用したRC一部S・B1/30F延べ1万5168・35㎡規模の都心型超高層(高さ99・98㍍)の分譲マンションで、総戸数は144戸。

 完成は2015年2月末を予定している。

2012/06/05付1面に掲載

1563荷主研究者:2012/07/01(日) 11:09:30
>>1562
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120606t12023.htm
2012年06月06日水曜日 河北新報
仙台・一番町に30階超高層マンション 住友不動産建設

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120606009jd.jpg

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120606008jd.jpg
住友不動産の高層マンション建設予定地

 住友不動産は仙台市青葉区一番町1丁目に、地上30階、高さ約100メートルの超高層マンション「シティタワー仙台一番町」(仮称)を建設する。144戸を分譲予定で、ことし10月に着工し、2015年2月の完成を目指す。

 建設場所は南町通に面し、輸入食品などを扱う明治屋仙台一番町ストアーが入る仙台NSビル東側。住友不動産が10年に取得し、これまで駐車場として利用してきた。

 敷地約1890平方メートルで、延べ床面積約1万5200平方メートル。免震構造を備え、屋上には植栽のスペースも設ける。

 仙台市内にある同社のマンションでは、青葉区のシティタワー仙台五橋(28階)、シティタワー仙台花京院(29階)と同程度の高さという。

 分譲はことし末から来年初めにかけて開始する予定。住友不動産マンション事業本部仙台事業支店は「東日本大震災以降、中心部の安全性の高い物件を求める傾向が続いている。幅広い年代をターゲットに販売したい」としている。

1564荷主研究者:2012/07/01(日) 11:11:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120607t12014.htm
2012年06月07日木曜日 河北新報
事業所数、2年連続増 仙台商議所の会員減に歯止め

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120606029jd.jpg

企業の支店長や所長らが参加した「交流懇談会」。こうした場が販路拡大などにひと役買っている=1月23日、仙台市青葉区の江陽グランドホテル(仙台商工会議所提供)

 仙台商工会議所の会員事業所数が2年連続で前年を上回り、減少傾向に歯止めがかかりつつあることが6日、分かった。2011年度末時点は7168事業所で、過去最少となった09年度末から6.3%増えた。全国的に商議所会員が下降線をたどる中、ビジネス交流会の開催や商談会への参加を増やす取り組みが、「販路拡大に役立つ」と奏功している。

 仙台商議所の会員事業所数の推移はグラフの通り。長引く不況などの影響で03年度に1万を割り込み、09年度までの10年間で約3分の2に落ち込んだ。10年度は反転し、前年度から405事業所増えた。11年度も微増となった。

 新規会員の加入はこれまで、既存会員の紹介に頼りがちだった。このため、仙台商議所は10年度、東京の営業コンサルタント2人を加えた6人の勧誘プロジェクトチームを設置した。

 職員は勧誘ノウハウを吸収しながら未加入事業所を回り、公共事業や備品調達など幅広い入札情報の提供を含む会員向けサービスの説明に力を入れた。昨年11〜12月の訪問数は約1200事業所に上ったという。

 交流会や商談会の充実は、事業所訪問で「販路や人脈を拡大したい」との声が多かったのを受けて決めた。開催ペースは09年度の4回から10年度は9回に、11年度は12回に増やした。

 本年度は他県で開かれる商談会への参加を含め16回に上る予定。このうち東京、大阪、名古屋の各商議所は東日本大震災の被災地の出展企業枠などを設けており、大都市圏でのビジネスマッチングの可能性も広がった。

 こうした活動が入会の呼び水になっている。最近では「販路拡大につながるメリットが大きい」との入会動機が最も多いという。

 仙台商議所は今後の会員増にも期待する。中小企業支援部は「震災による売り上げ減や経費削減で一定程度の退会はあるだろうが、12年度末時点では7500事業所まで増えるのではないか」としている。

 全国の各商工会議所の会員数は不況を背景にした事業所の廃業、業界再編に伴う合併・統合などで減少傾向が続く。仙台商議所によると、政令市で増えているのは、仙台以外では名古屋や京都、広島などわずかという。

1565荷主研究者:2012/07/01(日) 11:13:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120607t12015.htm
2012年06月07日木曜日 河北新報
ホテルコムズ仙台アネックス 7月14日営業終了

7月14日に営業を終了するホテルコムズ仙台アネックス=仙台市青葉区中央2丁目

 仙台市青葉区中央のビジネスホテル「ホテルコムズ仙台アネックス」が7月14日で閉館することが6日、分かった。建物を所有する明治安田生命との賃貸借契約が同日で満了を迎えるため。運営するグランビスタホテル&リゾート(東京)は「2002年のオープン時から契約更新しない方針を決めていた」と説明している。

 同社のホテルでは、近くの「ホテルコムズ仙台」(旧三井アーバンホテル仙台)が、東日本大震災で建物に大きな被害が出て営業を休止中。このホテルについては「時期は未定だが、再開に向けた準備を進めている」としている。

 アネックスの宿泊は7月14日のチェックアウト分まで受け付ける。レストラン2店舗も6月14日までに順次、営業を終える。従業員数は明らかにしていないが、全員を同社の別ホテルなどに異動させる。

 建物は震災で若干の被害を受けた程度で、営業継続に支障はなかった。同社は「営業終了と震災は全く無関係。稼働率も悪くなく、当初方針に沿っただけ」と話す。明治安田生命は「今後の建物の運用方法は検討中」としている。

 アネックスは02年4月、「三井アーバンホテル仙台アネックス」としてオープンし、08年4月に名称を変更した。地下1階、地上10階で、客室数は118。

1566荷主研究者:2012/07/01(日) 11:13:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120608t12009.htm
2012年06月08日金曜日 河北新報
JR仙台駅に新店舗「イベントステーション仙台」オープン

仙台駅2階にオープンした「イベントステーション 仙台」

 JR各駅で売店「KIOSK」を運営するJR東日本リテールネット仙台支店(仙台市)は7日、JR仙台駅2階の中央改札口北隣に新店舗「イベントステーション 仙台」をオープンさせた。出店者が月単位や季節ごとに替わる。

 面積は約28平方メートル。女性に人気のスイーツを中心に、有名店の逸品や話題性のある商品を提供する。首都圏には約20店あるが、東北で展開するのは初めて。

 6月は軽い口当たりが人気の「ブリオッシュパン」を販売するヴィクトワール(東京)が営業する。7月はわらび餅が有名という香川県の和洋菓子店「松風庵かねすえ」が出店を予定する。

 リテールネット仙台支店は「県外の人気店を積極的に引っ張ってくるつもり。通勤・通学客だけでなく、仙台駅を訪れる多くの利用者に足を運んでほしい」としている。

 営業時間は午前10時〜午後9時。年中無休。連絡先はJR東日本リテールネット仙台支店022(222)3770。

1567とはずがたり:2012/07/02(月) 13:30:12
スレ立て逃げされたのを削除につき此処に転載

【杜の都】仙台都市開発議論VOL43【瑞鳳殿】
1 :いちごちゃん:2011/10/16(日) 02:03:41
【杜の都】仙台都市開発議論VOL43【瑞鳳殿】
(本文)
東北の拠点都市であり、学都・楽都とも称される和み深い仙台市。
建設的で有意義で希望ある語り合いをしましょう。

前スレ
【杜の都】仙台都市開発議論VOL42【定禅寺】
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/chiri/1315361830/

1568荷主研究者:2012/07/08(日) 14:28:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120614t15027.htm
2012年06月14日木曜日 河北新報
旧金属博物館解体へ 震災で損傷復旧困難 仙台

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120614006jd.jpg
解体が決まった旧金属博物館

 かつて金属をテーマにした世界唯一の展示施設として開設された旧金属博物館(仙台市青葉区荒巻)が取り壊されることになった。博物館閉館後の2004年に企業の研究拠点に生まれ変わったが、東日本大震災で再び閉鎖に追い込まれていた。損害の激しさから、施設を所有するみやぎ産業振興機構(仙台市)が復旧は困難と判断した。

 旧博物館は鉄筋2階、延べ床面積約1140平方メートル。日本金属学会(仙台市)が1975年に学会付属博物館として建設した。03年の閉館に伴って機構が建物を取得し、企業向け研究施設「あおばインキュベーションスクエア」に改修、使用していた。

 震災では、内壁や外壁のガラスが崩落するなどの深刻な被害が発生。復旧策を探ったものの利用率の低迷もあって、昨年秋に断念した。解体時期は未定で、入居中だった2社は既に撤退しているという。

 機構は今後、ソニーが多賀城市内に設けた研究拠点「みやぎ復興パーク」などで企業育成を進める考え。博物館を運営していた金属学会は「取り壊しは残念だが、損害を考えれば仕方がない」と話している。

 旧金属博物館は、金属材料や考古資料など約1万点を収蔵。ピーク時の入場者は年間約1万人に達し、閉館まで約12万人が訪れた。資料は東北大に無償で譲渡された。

1570荷主研究者:2012/07/08(日) 14:52:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120615t12011.htm
2012年06月15日金曜日 河北新報
眼鏡「JINS」、仙台に旗艦店 7月、東北初の路面店に

 眼鏡専門店「JINS(ジンズ)」を展開するジェイアイエヌ(前橋市)は東北初の路面店「仙台一番町店」を7月7日、仙台市中心部にオープンさせる。東北の旗艦店との位置付けで、百万都市の繁華街で知名度アップを図り、出店攻勢につなげる方針だ。

 新店の所在地は青葉区一番町3丁目。東一番丁通に面した2階建ての賃貸物件に入る。売り場面積は1、2階合わせて220平方メートルで、眼鏡2000個を扱う。

 価格は4990円、5990円、7990円、9990円の4タイプ。フレーム価格にレンズ分も含まれ、加工料金などは発生しない。

 同社は現在、首都圏を中心に約150店を展開する。大半は商業施設などにテナントとして入っており、路面店は珍しいという。

 仙台市中心部への出店は、宮城県外からの買い物客を含め人通りが多く、東北全体へのPR効果が大きいと判断して決めた。宮城県内で一般募集した市民約1600人が出演する広告やテレビコマーシャルも開店に合わせて展開し、知名度アップにつなげるという。

 同社は5年間で、全国の店舗を500店に増やす考えで、「仙台の旗艦店を足がかりに、これまで当社の知名度が低い東北でも、出店を加速させたい」としている。

 JINSは宮城県内では2008年に仙台市泉区に仙台プレミアムアウトレット店がオープン。東北では他に秋田、山形、福島、郡山の各市に1店ずつあり、いずれも駅ビルなどに入っている。

1571荷主研究者:2012/07/08(日) 15:01:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120616t13029.htm
2012年06月16日土曜日 河北新報
三陸道・利府中−松島海岸IC間の春日PA、8月8日開業

 県は15日、三陸自動車道の仙台松島道路利府中−松島海岸インターチェンジ(IC)間(4キロ)で整備中の春日パーキングエリア(PA)が8月8日正午に開業すると発表した。同区間の4車線化工事も完了し、7月12日午前6時に利用が開始される。

 春日PAの愛称は「むすび丸春日PA」。利府中ICから1キロ付近に設置される。三陸道で初めてとなる物販施設ができ、コンビニエンスストアや飲食スペース、地場産品の直売施設が入る。上り線は小型車48台分と大型車13台分、下り線は小型車63台分と大型車21台分の駐車場を設ける。

◎7月12日、4車線利用開始

 仙台松島道路の4車線化事業は、今回利用が始まる区間を含む利府中−松島北IC間(11.5キロ)で進められている。総事業費は150億円。2013年度中の完成を目指している。

1572荷主研究者:2012/07/08(日) 15:02:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120616t11028.htm
2012年06月16日土曜日 河北新報
1700世帯移転、始動へ 仙台市事業を国が同意

 仙台市は15日、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた沿岸部で進める防災集団移転促進事業計画について、国の同意を得た。単独計画としては、現時点で全国最大の約1700世帯を対象とした集団移転事業が本格始動する。

 国交省によると、震災による集団移転は石巻、岩沼両市のほか、岩手県野田村、相馬市などの計画が認可されている。仙台市は、国の同意を得た7番目の自治体となる。

 移転促進区域は宮城野区の蒲生・港、若林区の荒浜、藤塚など計7地区で、対象は1706戸、約4700人。移転先として、仙台東部道路の内陸側を中心に、宮城野区田子西、若林区六郷など計14地区(約40ヘクタール)を整備する。

 事業費は約567億円。移転跡地の買い取り予定面積を精査した結果、計画策定時と比べ約4億円減った。市は今後、用地取得や造成工事に着手。宅地造成を終えている荒井公共区画整理地区(若林区)など3地区82戸は、ことし秋以降に住宅建設が始まる見通し。2015年度までに全地区の移転を完了させる。

 防災集団移転促進事業は住居移転や用地買収に強制力がないため、対象者の合意が前提となる。住宅再建資金の確保や、移転後のコミュニティー形成に不安を訴える被災者も多く、事業推進に向けた取り組みは、これからが正念場となる。

1573荷主研究者:2012/07/08(日) 15:03:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120616t12007.htm
2012年06月16日土曜日 河北新報
イケア、あすと長町に用地1.8万平方メートル取得 仙台

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大型店出店に向け、イケアが取得した用地

 スウェーデン家具大手イケアグループの日本法人、イケアジャパン(千葉県)は15日、仙台市太白区の大規模再開発地「あすと長町」に、大型店の出店用地1万8300平方メートルを取得したと発表した。出店が実現すれば同社としては東北初の大型店となる。

 着工時期や規模などは「未定」としているが、開店は2013年度以降になる見込み。取得用地は国内他店の敷地面積より狭く、店舗は比較的コンパクトとなる可能性もある。

 用地は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が所有する「あすと長町土地区画整理事業16街区」で、JR東北線長町駅東口近くの国道4号沿い。機構が12日に実施した公開競争入札で落札した。落札額は非公表。

 イケアは現在、国内で6店を展開する。いずれも敷地は数万平方メートルで、売り場面積は4万平方メートル前後。仙台の新店舗について同社は「(売り場面積は)既存店の規模に近づけたいが、建物の構造にもよる。今後、具体的に検討する」としている。

 仙台への大型店出店は、ミカエル・パルムクイスト社長が3月、仙台市内で記者会見して表明。あすと長町を選んだ理由について同社は、公共交通機関や道路アクセスなどの利便性の高さを挙げている。

 イケアは「新店は宮城県外からも集客を想定する。開発が進む地域への出店で、街づくりにも寄与できる。従業員は積極的に地元採用したい」と説明。東日本大震災からの復興支援を掲げ、仙台市泉区に昨年9月にオープンした小型店「仙台ミニショップ」については「(継続するかどうか)決まっていない」としている。

1574荷主研究者:2012/07/25(水) 23:25:11

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120622t15018.htm
2012年06月22日金曜日 河北新報
ユナイテッド 仙台−グアム週4便 震災前水準に回復

 米航空大手のユナイテッド航空は21日、週2往復で運航中の国際定期便仙台−グアム線について、10月1日から東日本大震災前と同水準の週4往復に増便すると発表した。円高を背景にグアム方面の需要が増加。平均搭乗率も震災前を上回っており、さらに利用増が見込めると判断した。

 同社の高橋享日本地区営業統括マネージング・ディレクターが同日、宮城県庁を訪れ、村井嘉浩知事に「宮城、東北の人にグアム線をぜひ使ってほしい」と増便を報告。村井知事は「グアム線は財産。増便は大変ありがたい」と歓迎した。

 現在の運航は木曜と日曜。10月以降は月曜と金曜日にも飛ばす。機材は現在のボーイング737−700型(124席)を使用。往路は仙台発午前11時50分、グアム着午後4時45分、復路はグアム発午前7時50分、仙台着午前10時50分で変わらない。

 同社は震災後、グアムへのチャーター便運航を経て昨年10月に週2往復で定期便を再開。現在までの平均搭乗率は80%台で、震災前の70%前後を超えている。

 高橋ディレクターは取材に「週4往復を維持しながら、年末年始や春休みなどに、期間限定で増便できれば東北に貢献できる。今後の需要動向を注視したい」と語った。

1575荷主研究者:2012/07/25(水) 23:25:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120622t12015.htm
2012年06月22日金曜日 河北新報
仙台に家具店、30日オープン ナフコ

オープンに向けた準備が進むナフコの店内

 西日本を中心にホームセンターなどを展開するナフコ(北九州市)は30日、家具やインテリア関連を扱う店舗を仙台市泉区大沢3丁目にオープンさせる。同社として初の東北進出となる。

 名称は「ナフコ ツーワンスタイル仙台泉店」で、アークランドサカモト(新潟県三条市)が運営する「ホームセンタームサシ仙台泉店」2階の一部に入る。売り場面積は約3000平方メートルで、家具やベッド、寝装品やカーペットなどをそろえる。

 ツーワンスタイルは家具などを扱う店舗ブランド。国内外のメーカーと共同開発した商品などが特徴という。仙台泉店は同社としてはホームセンターを含め305店目、ツーワンスタイルとしては全国88店目となる。

 深町圭司常務は「まずは仙台での出店で知名度を上げ、お客さまの反応をみて、今後の東北での展開も考えていきたい」としている。

 ナフコは1970年設立で、2003年にジャスダックに上場した。

1576荷主研究者:2012/07/25(水) 23:41:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120626t62016.htm
2012年06月26日火曜日 河北新報
アウトレット家具販売・まつもと、富谷町に代替店 7月開店

開店準備が進むB家具・ABCアウトレットマツモト仙台富谷店

 アウトレット家具販売のまつもと(福島県双葉町)は、福島第1原発事故の警戒区域内にあり、営業を停止している「B家具・ABCアウトレットマツモト双葉店」(同)の代替店を宮城県富谷町に出店する。オープンは7月14日の予定。

 代替店は「B家具・ABCアウトレットマツモト仙台富谷店」で、富谷町ひより台2丁目の旧カインズホーム富谷店の跡に入る。売り場面積約3300平方メートル。ショールーム展示品や廃番品などのアウトレット家具を扱う。年商3億円を目指す。

 双葉店は原発から約4キロにあり、営業停止で従業員約10人を解雇。相馬店(相馬市)のみで営業を続けていた。

 いわき市や福島市など福島県内での出店の道を探ったが、条件の合う賃貸物件が見つからず、商圏の大きい仙台圏への進出を決めた。松本光典社長(48)は「競合店は多いが、大手が扱わない優良アウトレット家具を売り出して差別化を図りたい」と話している。

1577荷主研究者:2012/07/25(水) 23:42:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120626t11027.htm
2012年06月26日火曜日 河北新報
人口 宮城、13年ぶり転入超過 3〜5月 復興で企業進出

 総務省は25日、今年3〜5月期の人口移動報告を公表した。東日本大震災で被災した宮城県は、復興需要による企業進出などで13年ぶりに転入者が転出者を逆転。福島県は9779人の転出超過となったが前年同期と比べ約4割減で、被災地からの人口流出が鈍化した形だ。一方、液状化被害が出た千葉県は53年ぶりの転出超過となった。

 報告は住民基本台帳に基づいて集計した。宮城県は転入が転出を1249人超過。1万188人の転出超過だった前年同期と比べ、転入者が8077人増えたことが影響した。総務省は「復興需要で企業が人を送る動きが続いている」と分析。転入元は東京都の2962人が最も多かった。ただ、東京都へは転出者も多く、差し引きでは1607人の転出超過。福島県からは1473人の転入超過だった。

 福島県は転出が1万9018人に対し、転入は9239人。転出超過は、東京電力福島第1原発事故直後だった前年同期の1万7524人から44%減った。転出先で最も多いのは東京都の3586人だった。岩手県は3225人の転出超過で、前年同期の4040人から大きな変化はなかった。

 千葉県は226人の転出超過となり、前年同期の転入超過4376人から一変した。原発事故後、県内に放射線量が比較的高い地点があったことや、液状化被害が影響しているとみられる。

1578荷主研究者:2012/07/25(水) 23:43:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120628t12015.htm
2012年06月28日木曜日 河北新報
ウエーブ、仙台進出 9月稼働、150人採用

 通信販売型の印刷会社「ウエーブ」(滋賀県守山市)が、仙台市泉区小角に新工場を設けることが27日、分かった。東日本大震災後、仙台市内に製造業が進出するのは初めて。ことし9月に稼働する計画で、来年度までにデザイナーなど計150人程度を正社員採用する。

 約1万平方メートルの用地と、鉄筋2階の空き工場(延べ床面積約2400平方)を購入する。投資額は約5億円。印刷機のほか裁断機、製本装置を備え、名刺やポスター類の印刷を手掛ける。滋賀県の本社工場に集約しているデザイン部門も置く。

 ウエーブは営業部門を持たず、インターネット上で契約やデザインデータの授受を行う通販型の経営手法を採る。受注増への対応に加え、関西電力管内の電力不足を回避する狙いもあって東北進出を決めた。

 同社は将来的に仙台の新工場で電子書籍の製作、ウェブデザインなども行う考え。白子善久社長は「技術系の学生を多く採用できるのが仙台の魅力。通販型印刷の市場は拡大が予想されており、さらなる工場建設も検討する」と話した。

1579荷主研究者:2012/07/25(水) 23:46:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120627t11025.htm
2012年06月27日水曜日 河北新報
地下鉄東西線・荒井駅、国際センター駅 駅舎デザイン決定

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120627006jd.jpg
公表された上が荒井駅、下が国際センター駅の完成イメージ図

 仙台市は26日、2015年度開業予定の地下鉄東西線13駅のうち、地上駅となる「荒井駅」「国際センター駅」(いずれも仮称)の駅舎デザインを明らかにした。外観は、周辺景観や地域の歴史に配慮した。両駅とも年内に建築工事に着手する。

 荒井駅(若林区)は、周辺に広がる田園風景や点在する居久根(いぐね)がモチーフ。白を基調とした外壁で、壁面緑化も取り入れる。地上3階、地下1階で、子育て支援施設や市民交流活動のための貸室も設ける。駅ホームも含めた床面積は約6150平方メートルとなる。

 国際センター駅(青葉区)は、ガラス張りを多用した開放感あふれる造り。市博物館や東北大などが近隣に立地し、学術・文化の拠点となる地域イメージを表現した。地上2階、地下1階で、床面積は約4310平方メートル。情報提供コーナーや多目的スペースを備える。

 市は、東西線全駅の建築工事の発注を年度内に終える予定。

1581荷主研究者:2012/07/26(木) 00:13:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120629t11030.htm
2012年06月29日金曜日 河北新報
美田園駅北を要望 名取・北釜の集団移転先で決議

 東日本大震災で被災した宮城県名取市下増田地区の防災集団移転促進事業について、仙台空港東側にある北釜地区(120世帯)住民でつくる集団移転協議会(高橋学会長)は28日、同市美田園第2仮設住宅集会所で全体会議を開き、集団移転先に仙台空港アクセス線「美田園駅北側」を市に要望することを決議した。

 北釜地区は同市沿岸部で集団移転を希望している4地区で、最大の集落。市内で移転先を決めたのは同地区が初めて。

 会議では市が今月中旬に実施した地区の個別意向調査の結果が報告された。高橋会長は「移転先を決めて次の課題を解決する時期だ」と述べ、採決の結果、賛成多数で移転先を決定した。

 市の意向調査によると、「集団移転したい」のうち借地・建物建築は38.4%、土地購入・建物建築が10.5%、災害公営住宅は23.3%。「分からない・検討中」が8.1%、「個別移転したい」が16.3%だった。

 移転先希望については美田園駅北側が96.9%、仙台東部道路西側が3.1%だった。

 高橋会長は「震災から1年3カ月がたち早く移りたいといら立つ住民が多い。安全と安心が実現できるよう市に要望していく」と話している。

 美田園駅北側は市街化調整区域で現況は水田。市は他地区の動向も踏まえて移転計画を策定し、用地買収に入る方針。

1582荷主研究者:2012/08/12(日) 21:02:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120702t12019.htm
2012年07月02日月曜日 河北新報
トヨタ東日本発足 売上高、東北2位に 宮城・大衡

 トヨタ自動車グループ3社の合併によるトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)が1日、発足した。トヨタが国内第3の拠点と位置付ける東北で、世界と対抗できる小型車生産を担う。売上高は3社の2011年度単体決算の単純合計で約6780億円に上り、東北では東北電力に次ぐ大企業の誕生となった。

 関東自動車工業(神奈川県横須賀市)が存続会社となり、セントラル自動車(大衡村)、部品製造のトヨタ自動車東北(宮城県大和町)を吸収合併した。資本金は68億5000万円、社員数は約7800人。

 社長には元トヨタ専務役員で、直前に関自工社長となっていた白根武史氏が就任。副社長には葛原徹セントラル社長と石井善章関自工副社長がともに就いた。

 セントラルは新会社の本社と宮城大衡工場、トヨタ東北は宮城大和工場に変わる。岩手県金ケ崎町にある関自工の完成車工場は岩手工場の名称のまま変わらない。

 このうち岩手は小型ハイブリッド車「アクア」など、宮城大衡は新型カローラ2車種などをそれぞれ製造。「ラクティス」などを造る東富士工場(静岡県裾野市)を含め、生産能力は計約62万台に上る。

 宮城大和はブレーキ部品などのほか、12月には敷地内で本格稼働する新工場でエンジン製造も担当する。

 トヨタは東北を中部地方、北部九州に続く国内拠点と位置付け、東北への小型車生産の集約を進めており、新会社設立で競争力を一段と高める方針。トヨタ東日本は今後、部品の現地調達率アップなどを図る方向で、地元企業の自動車分野への参入拡大なども期待される。

1583荷主研究者:2012/08/12(日) 21:03:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120702t15013.htm
2012年07月02日月曜日 河北新報
熱い音楽 最後まで ゼップ仙台、惜しまれ閉館

ゼップ仙台最後のライブイベントに駆け付けた大勢のファン=1日午後4時50分ごろ、仙台市宮城野区榴岡

 JR仙台駅東口にあるライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」が1日、営業を終了した。最終日のイベントには大勢のファンが詰め掛け、2000年の開館から12年間にわたり東北の音楽シーンを盛り上げてきた同ホールの閉幕を惜しんだ。

 閉館は、土地を所有するJR東日本との定期借地契約が7月末で終了するため。ゼップ側が建物を解体し、JRに返却する。

 イベントにはスガシカオさんやロックバンド「サンボマスター」らが出演し「最後の夜を伝説になるほど盛り上げよう」と呼び掛けた。

 仙台市青葉区の専門学校生近藤真菜さん(18)は「高校生のときに初めて来て以来、何十回と足を運んだ。なくなるなんて信じられない」と涙声で語った。

 後藤宏行支配人は「お客さんが盛り上がってくれてよかった。個人的にも愛着があり、閉館は寂しい」と話した。

 ゼップ仙台は2000年8月、最大約1500人収容の東北初の本格的なライブホールとしてオープンした。JRとの定期借地契約は当初、10年7月末までだったが、2年間延長されていた。

1584荷主研究者:2012/08/12(日) 21:03:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120702t12033.htm
2012年07月02日月曜日 河北新報
仙台・青葉通、4年連続下落 路線価、下げ幅は縮小

 仙台国税局は2日、2012年分の土地の路線価を発表した。宮城県内の最高路線価は仙台中税務署管内の仙台市青葉区中央1丁目、さくら野百貨店仙台店前の「青葉通」で1平方メートル当たり168万円となった。前年から16万円(8.7%)下がり、4年連続の下落。下げ幅は東日本大震災からの復興需要による商況の改善で1.5ポイント縮小した。路線価は1月1日時点の評価で、震災の影響を踏まえた公表は今回が初めて。

 さくら野百貨店仙台店前の路線価推移はグラフの通り。全国の県庁所在地別の最高路線価額で、仙台は前年の10位から11位に下がる一方、下落率は3位から4位になった。

 県内2位は仙台北税務署管内の青葉区本町2丁目「広瀬通」の90万円で、8万円(8.2%)下落した。仙台南税務署管内の最高路線価は仙台市太白区長町南3丁目の「太白区役所前通」の15万5000円で5000円(3.1%)下がった。

 県内10税務署ごとの最高路線価では、石巻だけが上昇した。津波被害を受けた石巻市鋳銭場の「石巻駅前通り」の評価が下がり、最高路線価地点は1000円(2.1%)上昇した同市蛇田新金沼の「石巻工業港曽波神線通り」に移った。

 気仙沼税務署管内は横ばい。気仙沼市本郷の「県道26号通り」は津波被害が「軽微だった」(国税局)といい、交通アクセスの良好な立地が評価された。その他の8税務署は下落した。

<路線価>1月1日時点の主要道路に面する1平方メートル当たりの土地評価額。相続税や贈与税の税額算定基準になる。宅地の標準地点は全国約36万5000(2012年)で、国土交通省が発表する公示地価の約2万6000地点(同)より多い。公示地価をベースに売買実例や不動産鑑定士の意見などを参考に算出。同一地点の路線価は公示地価の8割が目安。

1585荷主研究者:2012/08/12(日) 21:04:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120702t15024.htm
2012年07月02日月曜日 河北新報
陸奥国分寺跡に見学施設 仙台市教委、整備基本計画を策定

 仙台市教委は、国史跡「陸奥国分寺跡」(若林区)の整備基本計画を策定した。近接する地下鉄東西線薬師堂駅(仮称)の2015年度開業を見据え、多目的広場や見学施設を新設する。計画に基づき市は13年度、整備事業に着手する。

 計画によると、史跡約9.15ヘクタールを「導入」「主要寺院」「将来の発掘調査」の3ゾーンに区分けした。うち、「導入」「主要寺院」の2ゾーンの整備方針を示した。

 史跡の入り口に当たる導入ゾーンには、寺跡の史料や解説パネルなどを展示する見学施設を16年度内に設置。仙台城跡(青葉区)や瑞鳳殿(同)など東西線沿線の主要遺跡を紹介するブースや、ボランティアガイドの控室を併設する。

 国の重要文化財「薬師堂」などの遺物が多数残る主要寺院ゾーンでは、15年度から樹木の刈り込みを行う。空き地の部分は、地域や学校の行事に使える「多目的広場」として整地する。

 陸奥国分寺跡は1922年、国史跡に指定された。市は財政難からハード整備を見送ってきたが、市の「地下鉄東西線沿線まちづくり基本方針」に史跡の活用が盛り込まれ、事業化が決まった。

 市文化財保護課は「街づくりの核となるような施設を目指し、史跡の恒久的な保存管理につなげたい」としている。

1586荷主研究者:2012/08/12(日) 21:16:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120706t12022.htm
2012年07月06日金曜日 河北新報
「H&M」11月東北進出 さくら野仙台店改装

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120705026jd.jpg
11月まで改装するさくら野百貨店仙台店。ペデストリアンデッキ側の2階入り口付近にH&Mが東北初出店する=仙台市青葉区

 さくら野百貨店仙台店を運営するエマルシェ(仙台市)は5日、11月までに婦人関連商品の売り場を改装すると発表した。既に工事に入っている。目玉はファストファッションの世界的なチェーン「H&M」(スウェーデン)。11月のオープン予定で、東北初出店となる。エマルシェは4年後の創業70周年に向け、大型テナントの入居で収益力強化を図る方針だ。

 H&M「仙台さくら野店」は、現在若者向け婦人服・化粧品売り場がある2階東側に入る。売り場面積は約2000平方メートルで、女性や子供用の割安な衣類、アクセサリーをそろえる。営業は午前10時〜午後9時の予定。

 JR仙台駅に近く、ペデストリアンデッキから直接入店できる好立地を生かし、東北一円からの集客を見込む。内装のほか外装も改修する。

 このほか改装は1〜4階の婦人服やアクセサリー売り場などを中心に行う。うち2階の化粧品売り場は1階に移し、婦人雑貨などと一体となった売り場を構成する。

 8階のイベントスペースも拡大。8月後半のオープニングイベントとして「ザ・ローリングストーンズ展」を開く。

 エマルシェは2002年2月期から赤字が続き、前身「丸光」の創業70周年に当たる16年2月期の黒字転換を目指す。佐々木敏夫社長はH&Mの高い集客力に期待し「大型テナントの賃料は収益の安定化につながる。黒字化の大きなてこになる」としている。

 改装工事に伴い、ペデストリアンデッキ側の2階入り口は11日から閉鎖する。

 H&Mは、最新の流行に合わせた新商品を割安価格で次々と投入するファストファッションの代表的な存在。2008年に東京・銀座に進出し、国内に19店ある。

1587荷主研究者:2012/08/12(日) 21:19:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120707t12042.htm
2012年07月07日土曜日 河北新報
仙台オフィスビルの空き室率 3ヵ月ぶりに悪化 6月末時点

 ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめによると、6月末時点の仙台市内オフィスビルの平均空き室率は、前月比0.55ポイント上昇の15.04%で、3カ月ぶりに悪化した。

 5地区別ではJR仙台駅東が5.10ポイント上昇の19.46%と大きく悪化。駅東口に完成した「ヨドバシカメラ仙台第2ビル」のオフィス用フロアの募集開始が全体の空き室率上昇につながった。

 他の4地区は全て低下した。仙台駅前は0.24ポイント低下の15.31%、青葉区一番町周辺は0.08ポイント低下の14.46%、宮城県庁・仙台市役所周辺は0.45ポイント低下の12.25%、泉区などの周辺オフィス地区は0.17ポイント低下の12.07%。

 ヨドバシカメラのビルは地上8階、地下1階で、4〜8階のオフィス用は延べ床面積約1万6000平方メートル。6月に募集を始め、現段階では成約に至ったケースはない。

 三鬼商事仙台支店は「(ヨドバシカメラのビルは)駅近くの立地で企業の注目度は高く、今後は引き合いが出るだろう。市内全体の空き室率も改善に転じるのではないか」とみている。

 調査対象は新築3棟を含む延べ床面積990平方メートル以上のオフィスビル361棟。

1590荷主研究者:2012/08/13(月) 22:32:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120718t12008.htm
2012年07月18日水曜日 河北新報
西友台原店の解体始まる 仙台・被災し休業

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建物の解体工事が始まった西友台原店

 西友は東日本大震災で被災、休業していた仙台市青葉区の台原店の建物の取り壊し工事を始めた。解体作業は11月ごろまでに終える予定。跡地利用については検討中で、「新店舗建設も選択肢の一つ」としている。

 台原店は鉄筋3階。1階に生鮮食料品や日用品売り場があり、2階にテナントとしてゲームセンター、3階にボウリング場とビリヤード場などが入居していた。

 被災後は全館で営業を見合わせた上で、「すぐに解体する必要はない」と判断し、再使用の可能性も検討した。しかし、老朽化と建物の損傷が激しいため、再使用を最終的に断念し、今月上旬に解体工事に着手した。

 広報室は「現段階では土地の売却は考えていない。営業再開に向けて積極的に動いているが、具体的な検討内容はまだ公表できない」と説明している。

 台原店はエンドーチェーンの店舗としてオープンし、いったん閉店後、1996年に西友の店舗として営業を再開した。

 西友はことし3月、震災で被災した仙台泉店(泉区)の営業を再開する一方、勝山公園店(青葉区)を再開発計画に伴い6月で閉めた。東北での現在の店舗数は台原店を除き、宮城、福島両県で計20店。

1591荷主研究者:2012/08/13(月) 22:33:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120721t12013.htm
2012年07月20日金曜日 河北新報
仙台・中央通、日曜の通行量7.5%増 商議所調査

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 仙台商工会議所は、仙台市と共同で5月25日(金曜)と27日(日曜)に実施した2012年度の市中心部の通行量調査結果(速報)をまとめた。東日本大震災前の前回調査(10年度)に比べ、日曜の中央通3地点の平均が7.5%増となったのに対し、一番町3地区は横ばいにとどまった。

 仙台市内ではJR仙台駅周辺に集客施設が続々とオープンしている。仙台商議所は「新たな施設立地が中央通の通行量増につながったのではないか」とみている。

 調査地点は図、それぞれの通行量と前回調査比は表の通り。日曜の中央通3地点の平均通行量は5万1795人で、前回調査に続いて上昇した。金曜は平均4万2875人で10.3%増えた。

 これに対し一番町3地点の平均は日曜が3万2918人で0.7%増、金曜が2万6444人で4.6%減った。

 日曜の通行量トップは「仙台駅・東西自由通路」で3回連続。前回と比べ9.6%減だが、前回はプロ野球東北楽天戦が日本製紙クリネックススタジアム宮城であったことによる反動とみられる。今回と同様に楽天戦がなかった08年度比では6.1%増えた。「松澤蒲鉾店前」は増加幅が2割を超えた。

 金曜は東西自由通路と中央通3地点がいずれも前回より増えた。一番町では、農産物直売市「マルシェ・ジャポン」が開かれた「イオンバイク前」が増え、他の2地点は減った。

 仙台駅周辺では10年以降、複合商業施設「EDEN(エデン)」や仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール、家電量販店ヨドバシカメラの新店舗などがオープンしている。

 調査は例年金曜、日曜の午前9時〜午後8時に実施。今年は効率化のため、調査地点を前回の18から7に減らした。天候は金曜が曇りのち雨、日曜が晴れ。震災のあった昨年は実施を見送った。

1592荷主研究者:2012/08/13(月) 22:37:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120720t15021.htm
2012年07月20日金曜日 河北新報
仙台・折立の被災丘陵部 コミュニティー、見えぬ再建

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被災した住宅の解体が進み、更地が目立つ仙台市青葉区折立5丁目

 東日本大震災で大規模な地滑り被害が発生した仙台市青葉区折立5丁目の住民が、コミュニティーの維持に苦心している。公共事業による丘陵部の宅地復旧は2013年度中に完了する見込みだが、高齢世帯が多く、資金面から自宅再建をためらう被災者が少なくないからだ。

 「戻る人は半分程度でこのままでは虫食い状態。公費で宅地を直してもらってもゴーストタウンになったら無意味だ」

 約60世帯でつくる「折立団地東部町内会被災復興の会」の新村庸治さん(67)は表情を曇らす。

 市が2月に行った意向調査では、回答した55世帯のうち、元の場所での生活を望んだのは28世帯にとどまった。

 14世帯はすでに転居済みか団地を離れる意向を示した。

 団地は1970年代前半に売り出され、被災地区の世帯主はほとんどが70歳前後。丘陵部では、住宅再建への公的支援は、主に被災者生活再建支援金(最大300万円)だけで、多くの住民が新築資金の捻出に悩む。

 新村さんは約40年暮らした自宅を解体し、みなし仮設住宅に住む。一時は現地再建を考えたが、周囲のほとんどが転居を決めてしまった上、費用確保のめども立たず諦めかけている。

 「年齢を重ねれば、大きな病気になりやすく、多額の治療代も必要になる。なけなしの財産を家につぎ込んだら、安心して暮らせない」

 復興の会は、住民が提供した土地に市が一戸建て復興住宅を建設したり、被害が少なかった場所にまとまって住むアイデアを検討したりしているが、具体化していない。

 市は原状回復の方針を崩していない。担当者は「財産の大半を失った津波被災地との支援のバランスもあり、追加支援は難しい」と話す。

 自宅を直す高橋俊一さん(69)は「多くの人が折立に戻り、新たな住民も迎えられる団地にしたい。行政も知恵を貸してほしい」と訴える。

 メモ 仙台市で二次被害の恐れがある丘陵部の被災宅地は5080区画。約7割が公共事業の対象で、宅地の原状回復と耐震性確保のための復旧工事が行われる。各戸の擁壁部分の復旧は1割が自己負担。折立5丁目では現時点で58区画が対象で、10月に着工予定。公共事業が適用されない地区では、所有者が行う工事に市が独自に助成金を出して支援する。

1593荷主研究者:2012/08/13(月) 23:32:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120725t12032.htm
2012年07月25日水曜日 河北新報
大京、仙台駅東にマンション 中間免震構造を採用

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120725007jd.jpg
大京のマンション完成予想図。1階と2階の間に免震装置を設置する

 マンション分譲の大京(東京)は大規模災害への備えを強化した分譲マンションの建設を、JR仙台駅東側の再開発地区で始めた。基礎部分ではなく、低層階の間に免震装置を設置する「中間免震構造」を採用したのが特徴だ。

 マンション名は「ライオンズ仙台レジデンス」で、仙台市宮城野区東九番丁に建てる。鉄筋コンクリート13階建て。敷地面積は約2200平方メートル。108戸を分譲予定で、来年12月の完成を目指している。

 住居部分は2階以上で、この下の1階共用部分との間に免震装置を設置し、基礎から1階部分は耐震構造を採用する。通常の「基礎免震」で発生する恐れのある地表付近での設備被害と、免震装置の水害による影響を避けられ、点検や補修も行いやすいという。

 このほか、停電時にエレベーター1基を動かす専用の自家発電も設ける。各戸に配布する水用タンクなどを保管する倉庫も整備する計画だ。

 住居は全戸オール電化とし、充電設備を備えた電気自動車用の駐車場も数台分を準備する。

 販売価格は、約70平方メートルの3LDKが約3000万円前後となる見通し。10月に入居者の募集を始める。

 同社の仙台市内のマンションとしては計195棟目で、中間免震の採用は市内で3棟目。広報室は「東日本大震災をきっかけに、顧客の安全重視の姿勢が強まっていることもあり、今後は中間免震の採用を増やしていく」としている。

1594荷主研究者:2012/08/15(水) 09:59:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120726t11013.htm
2012年07月26日木曜日 河北新報
仙台市地下鉄東西線利用者、予測3割減 1日8万人に修正

 仙台市は25日、2015年度開業を目指し建設を進める市地下鉄東西線(動物公園−荒井駅、全長14.4キロ)について、1日当たりの利用者を当初予測の11万9000人から3割減の8万人に下方修正した事業の再評価結果を公表した。予測修正に伴い、単年度黒字の達成は、1年遅れの開業10年目(24年)、累積欠損の解消は4年遅れの24年目(38年)になった。

 市は03年、国の鉄道事業許可を受けた際、開業時の人口を107万6000人と見込んで需要を予測した。今回は、少子高齢化の進展を考慮し、推計人口を105万1000人に修正した。

 全13駅沿線の推計人口は、当初の35万3000人から8.6%減の32万2000人に減少。動物公園駅(太白区)を整備する八木山地区の人口減が特に進むと予想した。

 一方、東日本大震災で被災した市東部沿岸地区の住民の多くが荒井駅(若林区)周辺に移転し、利用しやすくなるとして、荒井地区の利用者数は数百人増と見込んだ。

 景気低迷によるビジネスマンらの移動距離の減少など社会情勢の変化も考慮し、利用者数の減少を算定した。

 事業費は経費節減を実現する新技術導入などで437億円圧縮し、2298億円と見込んだ。事業効果を計る国の基準に「快適性」「定時性」など新たな指標が加わったことで、費用と効果の比率「費用便益比」は1.62から1.59の微減にとどまった。

 市交通局東西線建設本部管理部の鈴木昭部長は「社会情勢の変化に基づき算定した結果で、当初の見込みが甘かったとは思わない。事業効果を高めるため、人件費抑制などに努める」と話した。

 再評価は前年度中に行う予定だったが、震災の影響でずれ込んだ。結果は8月9日に開かれる市公共事業再評価監視委員会で示し、同月中に国へ報告する。

1595荷主研究者:2012/08/15(水) 10:00:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120726t13021.htm
2012年07月26日木曜日 河北新報
地下鉄東西線予測修正、採算性に懸念「パンダ効果」期待も

 仙台市が25日公表した地下鉄東西線の需要予測修正は、当初見込んだ1日の利用者11万9000人が33%も減少し、8万人に落ち込んだ。市交通局は建設費を16%圧縮できる点などを挙げ「安定的な経営は確保できる」と強調したが、再評価の信頼性や開業後の採算性をめぐり、巨大プロジェクトへの不安や疑問があらためて渦巻いた。

 市議会の中堅議員は「市は費用対効果では問題ないと言うが、減少率で見たら大変厳しい数字。当初の見通しも甘かった」と批判した。

 それでも沿線の八木山動物公園(太白区)へのジャイアントパンダの受け入れが実現することを想定し、「8万人を上回る可能性がある」と期待を寄せた。

 仙台市民オンブズマン代表の千葉晃平弁護士は「開業してしまえば、赤字の垂れ流しが続く。建設を中止すべきだ」と求めた。オンブズマンが建設差し止めを求めた訴訟は敗訴が確定したが、「市は少なくとも今立ち止まり、中止と続行のメリット、デメリットを市民に提示してほしい」と注文を付けた。

 2005年に開業した福岡市の地下鉄七隈線では、需要予測の再評価で1日15万人から11万人に下方修正されたが、実際の利用者数は6万人前後にとどまる。

 1日15万人が利用する仙台市の地下鉄南北線も予測(22万人)を大幅に下回り、累積欠損額は10年度決算時で1042億円に上る。

 仙台市交通局は「運賃収入は減少するが、建設費の縮減や人件費の抑制といった経営努力で補う」と説明する。

1596荷主研究者:2012/08/15(水) 10:02:14

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2012/07/26 建設新聞
新日本建設 仙台市青葉区 上杉2丁目マンションに11月着工
RC14F5499㎡、福田組の設計・施工

 新日本建設(千葉市美浜区ひび野1丁目4の3 金綱一男代表)は、仙台市青葉区上杉で同社では仙台圏初の分譲マンション開発となる「上杉2丁目マンション」(仮称)の建設計画を進めており、福田組の設計・施工で11月初めの着工を予定している。

 建設予定地は、東北大学雨宮キャンパス(農学部)南西向かいの青葉区上杉2丁目55の155の4地内の敷地面積1220.95㎡で、北六番丁通に面したところ。

 施設規模は、RC14F延べ5499.61㎡で、総戸数は64戸を見込んでおり、2014年3月末の完成を予定している。

 同社は、JR仙台駅東口エリアで、オフィスビルの「AI・Premium」と「エクセレントスクエア仙台」の開発実績を持つ。分譲マンション開発事業は「エクセレントシティ」などのブランド名で首都圏で多くの開発実績を持つが、仙台圏での新規計画は今回が初めて。

2012/07/26付1面に掲載

1597荷主研究者:2012/08/15(水) 10:04:11

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120727t15019.htm
2012年07月27日金曜日 河北新報
JR常磐線 浜吉田−亘理、来春再開「津波避難対策にめど」

 JR東日本仙台支社は26日、東日本大震災で被災した常磐線相馬−亘理間(27.6キロ)のうち宮城県亘理町の浜吉田−亘理間(5.0キロ)で、8月上旬にも復旧工事を始め、来春に運転を再開すると正式に発表した。

 浜吉田−亘理間はルートを移設せず、現位置に復旧させる方針。住民の通勤や通学の利便性を考慮し、他区間に先行して早期再開を図る。相馬−亘理間の代行バス輸送は継続する。

 復旧工事は、津波で海水に漬かった線路の交換や浜吉田駅の改修、同駅での折り返し運転に対応した信号設備の設置などを行う。順調に進めば来春完了の見通し。3月のダイヤ改正に合わせ運転を再開する可能性もある。

 現行ルートで復旧する同区間は、津波からの避難対策が不可欠。JRと亘理町は協議を重ね、沿線2カ所の集会所などを避難場所に指定し、付近を通る盛り土構造の常磐自動車道に駆け上がれる階段も設置した。

 里見雅行仙台支社長は同日の定例記者会見で、「乗客の安全を確保する対策にめどが付き、運転再開しても問題ないと判断した。地域の足を一日も早く復活させるために努力したい」と述べた。

 相馬−駒ケ嶺(福島県新地町)間も現行ルートで再開させる方針だが、現段階で先行復旧は検討しておらず、里見支社長は「ルート移設区間と一緒の運転再開になる」との見通しを示した。

 移設区間の駒ケ嶺−浜吉田間は、新ルートの用地取得に向けた測量作業などを進めている。JRは「工事着手から3年で運転を再開できる」としているが、用地取得に一定の時間を要するとみられ、めどは立っていない。

1598荷主研究者:2012/08/15(水) 10:04:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120727t11029.htm
2012年07月27日金曜日 河北新報
美田園駅北に集団移転 名取・下増田地区、市が選定

 東日本大震災で被災した宮城県名取市下増田地区の防災集団移転促進事業について、市は26日、市議会震災復興調査特別委員会で、集団移転先を仙台空港アクセス線美田園駅北側に選定する方針を明らかにした。

 市によると、移転先の開発区域は「なとりりんくうタウン」北側に隣接する同市下増田前田、飯塚の水田5.5ヘクタール=地図=。集団移転する被災世帯が購入・借地する一戸建て用宅地80区画と、災害公営住宅40世帯分(集合住宅1棟含む)を整備する。

 対象は集団移転を要望している4地区のうち、北釜地区(120世帯)と広浦地区(36世帯)の希望者。住民の意向次第で今後、区域拡大も検討する。市は既に移転先となる地権者12人に計画を説明した。

 市は本年度中に整備計画などを策定して農地転用手続きや用地買収に入り、国などの同意を得る。2013年春に造成工事に着手、14年3月の完成を目指す。

1599荷主研究者:2012/08/17(金) 01:00:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120728t13049.htm
2012年07月28日土曜日 河北新報
仙台市地下鉄東西線 八木山トンネル掘削工事が完了

到達式で八木山トンネル貫通を知らせるブザーのボタンを押す工事関係者

 2015年度中の開通を目指す仙台市地下鉄東西線(全長14.4キロ)の建設工事で「八木山トンネル」(太白区、約720メートル)の掘削工事が完了し27日、現地で「到達式」が行われた。これで西の起終点の動物公園駅(太白区)から川内駅(青葉区)までのルート上にある三つのトンネル(計約4キロ)が全て貫通した。

 工事関係者や地元住民ら約80人が出席。市から工事を受託した鉄道建設・運輸施設整備支援機構の職員が貫通を宣言し、万歳や鏡開きなどで工事の節目を祝った。市東西線建設本部の木村哲也本部長は「八木山トンネル貫通は全線開通に向けた大きな一歩だ」と話した。

 八木山トンネルは09年10月着工。工事費は約33億6000万円。4月下旬に貫通予定だったが、震災による工事中断の影響で3カ月遅れた。今後は内壁の補強などを施し、13年11月に工事が完了する見込み。

1600荷主研究者:2012/08/17(金) 01:02:09
>>1422
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120728t12022.htm
2012年07月28日土曜日 河北新報
「アイリス青葉ビル」ほぼ完成 医療モール年内診療開始

今月初めに先行オープンした地下1階のシンプルスタイル

 アイリスオーヤマが取得したJR仙台駅前の旧仙台三和ビルディング(仙台市青葉区)の改修工事がほぼ完了し、一部で利用を始めた。目玉施設の医療モールは当初規模をやや縮小。テナントとして入る医療機関が年内に診療を始める予定だ。

 ビル名は「アイリス青葉ビル」(地上9階、地下2階)で、延べ床約1万3000平方メートル。耐震補強を行い、全フロアに発光ダイオード(LED)照明を設置した。

 地下1階には同社運営のインテリア店「シンプルスタイル」が今月1日付で開店した。インテリアやホームセンター向け生活関連商品をそろえ、アンテナ店と位置付けた。6〜8階オフィスフロアには関連会社2社が入り、30日業務を始める。

 医療モールは4階のみで、2フロア使用予定を見直した。内科、外科、婦人科、歯科などの診療所が入居する方向で、11月以降にオープンする見通し。1〜3階は9月中旬、三井住友信託銀行が仙台、仙台あおばの両支店を開設する。

 アイリスオーヤマ広報室は「テナント募集の結果などを受け、当初計画と変更した部分もあるが、ビルのオープンで仙台駅前の活性化につなげたい」としている。

 ビルは1960年完成。アイリスオーヤマは昨年9月、所有者の大手金融機関から土地建物を取得し、同秋から改修工事を行っていた。

1601荷主研究者:2012/08/17(金) 18:18:09
>>1411
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120731t15034.htm
2012年07月31日火曜日 河北新報
仙台の福島美術館12月再開 震災修復工事が来月終了

福島美術館の壁を修復する作業員。工事は8月中に終了する予定だ

 東日本大震災で被害を受け休館中の福島美術館(仙台市若林区土樋)が12月下旬に再開することが30日、分かった。当初は資金難が見込まれたが、同館が呼び掛けた募金に協力の輪が広がった。

 福島美術館は社会福祉法人共生福祉会が運営。ことし6月中旬に始めた修復工事は8月に終了する見通しで、内部を整理した上で再開する。

 再開記念企画展として、縁起物の絵画などを集めた正月恒例の「めでた掛け」を予定。再開に先立ち、「被災地の文化財を守れ 仙台市・福島美術館所蔵の絵画」展が31日〜8月26日、仙台市博物館で開かれる。

 福島美術館の修復費は約1300万円に上り、1口2000円以上で募った寄付は6月末までに約600万円が集まった。応じてくれた人には、収蔵品の中からめでたい図柄を選んで作った「絵はがきセット」を贈った。協力者の中には、震災で自宅が壊れた女性もいたという。

 同館は仙台藩伊達家や黄檗(おうばく)宗関連の資料をはじめ、近世から昭和初期までの絵画や書、工芸など約3000点を収蔵。入居する鉄筋4階の建物は震災で壁に亀裂が入るなどし、休館を余儀なくされていた。連絡先は福島美術館022(266)1535。

1602荷主研究者:2012/08/24(金) 00:19:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120812t11014.htm
2012年08月12日日曜日 河北新報
仙台塩釜、石巻、松島の3港湾区域 宮城県、国に統合申請

 宮城県が仙台塩釜、石巻、松島の県内3港湾区域の統合を国に申請したことが11日、分かった。国の運輸審議会で協議され早ければ今月中に同意が得られる見通し。関係省庁と県は、港の機能や規模を盛り込んだ港湾計画を審議し、順調に進めば年内に統合が決定する。

 申請は7日付。統合港湾の名称は「仙台塩釜港」となる見込み。港湾区域は現在の仙台塩釜港に石巻、松島両港を加え、仙台、塩釜、石巻、松島の4港区に変更する。

 統合後は、各港区が果たす役割を分担。仙台港区は物流拠点と位置付ける。トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)が7月に誕生するなど東北への産業集積の加速を見据え、国内外の海上コンテナ貨物の需要に対応する。

 塩釜港区は水産加工など小型ばら荷、石巻港区は紙・パルプや飼料など大型ばら荷の取り扱いに重点を置く。松島港区は広域観光の中心にする。

 県は、統合港湾を東日本大震災からの復興の象徴と捉え、東北の中心的な国際拠点港湾として機能を強化していく。今後、港湾の管理や運営を一体的に進める体制整備に乗り出す。

 4港区を抱える8市町と連携し、港湾の管理運営に関する協議会をつくる。国や県、市町、港湾利用団体で構成する利用促進協議会も設け、統合港湾の将来像を探る。統合港湾をめぐっては震災前の2010年7月、国が集中的に整備する重点港湾の選定で石巻港が外れたのを機に、県内で統合の議論が活発化。県地方港湾審議会はことし3月、石巻、松島両港の港湾区域を廃止し統合する案を承認した。


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