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仙台・宮城・陸奥

1542荷主研究者:2012/05/27(日) 12:48:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120510t12007.htm
2012年05月10日木曜日 河北新報
アイシン鋳造工場完成 自動車部品を一貫生産 宮城・大衡

アイシン高丘東北が既存工場(左)近くに建設した鋳造工場

 トヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘東北(宮城県大衡村)が敷地内に建設していた鋳造工場が完成し、関係者を招いた披露式が9日、現地で行われた。新開発の溶解炉を導入したのが特徴で、7月の量産開始に向けて既に試験操業に入っている。

 鋳造から加工までブレーキ部品などの一貫生産が可能になったことで、生産コストは愛知県内で鋳造していた従来と比べ約1割下がる見通し。輸送経費分を含めると、さらに削減効果が見込める。

 披露式には、セントラル自動車(大衡村)など取引先の幹部ら約40人が出席した。アイシン高丘東北の天草治彦社長は「一貫体制が整い、競争力が備わった。東北の成長に寄与したい」と強調。トヨタ自動車東北(宮城県大和町)の杉山正美社長は「(東北の)自動車産業の集積に弾みがつく」と期待した。

 新工場は3月中旬、ブレーキ部品などの加工を行う既存工場横に完成した。一部2階、延べ床面積約1万平方メートルで、ブレーキ部品用で月19万個分の生産能力がある。投資額は約40億円。

 導入したのは親会社アイシン高丘(愛知県豊田市)が開発した「直接噴射連続溶解炉」。高性能バーナーで原料の鉄を溶かし、不純物を取り除く。コークスを使う従来方法と比べ、鋳造精度は高く二酸化炭素排出量も5分の1に抑えられる。

 ラインはブレーキ部品用と、高い強度が求められる駆動系部品用の2種類を設置。ともにラインを短くし、作業に関わる人員を削減した。

 アイシン高丘東北は地元を中心に新たに80人を採用。従業員数は110人になった。村井嘉浩宮城県知事は披露式で「雇用創出効果も大きく、県として最大限の支援をしたい」と述べた。


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