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仙台・宮城・陸奥
1519
:
荷主研究者
:2012/04/30(月) 11:51:58
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120415t12013.htm
2012年04月15日日曜日 河北新報
東北大片平キャンパスの一部 東北学院に売却へ
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120414026jd.jpg
東北大は14日までに、仙台市青葉区片平の片平キャンパスのうち、南側の電気通信研究所があるエリア(約5.5ヘクタール)の一部約0.8ヘクタールを学校法人東北学院に売却する方針を決めた。東北学院は購入する意向。測量で正確な面積を確定後、価格や利用方法などを東北大と協議し、早期の売買契約締結を目指す。
対象地は南側エリアの中でも東北学院大土樋キャンパスと隣接する南端の部分。建物はなく、テニスコートや駐車場として利用されている。
東北大は当初、電通研を青葉山新キャンパスへ移転させる予定で、東北学院が南側エリア全体を取得する方向で売買交渉を進めていた。地価低迷で電通研の移転費用を上回る売却益が見込めず、東日本大震災による大学全体の損害が約800億円に上ったため土地売却計画の見直しを迫られ、昨年6月断念した。
東北大によると、昨秋に東北学院から再検討を求められ、最終的に一部を売ることにした。
東北大資産管理課は「エリア全体の売却中止について理解を得た上で、東北大の研究活動に支障が出ない範囲で譲れる面積の土地を売ることにした」と説明する。
東北学院は当初、南側エリア全体を活用してキャンパス整備を計画していた。庶務部は今回取得する土地の活用について「全面取得を前提としていたので、もう一度、計画を検討し直したい」と話している。
東北大は震災を受け、新キャンパスの施設整備の一部を再検討する方針。農学部農学研究科は立地する雨宮キャンパスの売却と新キャンパスへの移転の方針に変更はない。片平キャンパス南側エリアの移転中止に伴い電気通信研究所は当面、現在地で研究を続ける。
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